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悪役演じ…本当は優しい/木村花さん訃報反応まとめ

木村花さん(2020年1月13日撮影)

恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演する女子プロレスラー木村花さん(享年22)が23日に亡くなった。

死因など詳細については明かされていない。同番組への出演に関し、木村さんのSNSには誹謗(ひぼう)中傷のコメントが多く寄せられていたとされており、多くのプロレスラーや著名人がツイッターなどで、木村さんへの思いをつづった。

以下は主な著名人のコメント(ツイッターなどから。敬称略)

◇プロレス・格闘技

▼ロッシー小川(スターダムエグゼクティブ・プロデューサー)花は勝ち気そうで実はナイーブな女の子でした。きっともっともっとプロレスをやりたかったのだろう。ジュリアとの対決はまだまだ見せたかった。私の誕生日には「まだまだ自粛が続くので、今度小川さん邸でご飯作らせてください!一緒に食べたいです」というLINEをくれた。合掌!

▼星輝ありさ(24=元スターダム)今までごめんね。ありがとう。生きてね。がほとんど会話しない私に来た最後の言葉だった。謝るならちゃんと直接言ってほしかった。ありがとうも直接言ってもらいたかった。私はあなたこそ生きたほうがいいよと返したけどもう既読付くことはない。でも本当に気持ちは分かるんだ。死ぬという覚悟が決まると怖くなくなるものだよ。やった側の人間は「ちょっと」かもしれないけど、やられた側の感覚は「もの凄く」だからね。生きてる意味も分からなくなる。自分がやったことは大きく自分に返ってくる。この件も含めて本当に相手への言動や行動をまじで改めて欲しい。全部狂ってる。

▼岩谷麻優(27=スターダム)最後の試合になっちゃった。もう1回やろうって言ったのに

▼長与千種(55=マーベラス)SNS書き込みは言葉で人を殺める事が出来るツールではないはず。顔隠し言論の自由として狂気のナイフを振り飾した奴って絶対的に人事にするはず。言っておく!! これからの選手、これからのプロレスラーだった。悪役を演じただけ。本当の彼女は礼儀も優しさも兼ね備えた後輩でプロレスラーだったから。

いまいちどだけ。殺め言霊の主人公の方々様へ 消すくらいなら 書くな 知らぬ存ぜぬは するな。これは歴とした事件です。ツイッターが悪いのではない。道徳心無き言霊の綴りで追い込んだ主人公の問題 逃げても 真実に時効無くついて回るはず。皆悲しんで心の憤りしかないんだよ!

▼紫雷イオ(30=WWE)やりきれない気持ちです。美しく才能あふれていたあの子の、輝かしい未来が消えてしまった。22歳、これからもっと輝くべき人でした。その選択だけはして欲しくなかったと思うけど、そうせざるを得ないほどに辛かったのだと思うと心が痛みます

今となっては、彼女が苦しむ理由も相談も、誰もきいてあげられない。自分を愛してくれてる人のために生きてほしかった。せめて今度こそ、彼女を愛してくれる人の想いが届いてほしい。どうか、どうか安らかに

▼カイリ・セイン(31=WWE)心にぽっかりと穴があき、この現実を受け入れることが今は難しい

▼永田裕志(52=新日本)明るくて礼儀正しい選手でした。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします

▼中西学(53=元新日本)言葉にならない、信じられない。まだ22歳やぞ、ご冥福を心よりお祈り致します

▼天山広吉(49=新日本)本当に残念です。まだこれからという時に……心よりご冥福をお祈り致します

▼スペル・デルフィン(52=プロレスラー、大阪・和泉市議。自身が社長を務める沖縄プロレスに冠テレビ番組が誕生した際、当時中学生だった木村さんが、アイドルグループの一員に)花ちゃんとプロレスしたかった。合掌(ツイッターには、木村さんが「花 ママはプロレスラー」と自己紹介文を記したアイドルグループ時代のCDジャケットを掲載)

◇芸能・文化人

▼クロちゃん(43=安田大サーカス)木村花さんが22歳という若さで亡くなるなんて。ジムで一緒にトレーニングしてた花ちゃんが夢だったプロレスラーになり活躍してるのを良かったな、凄いなーって思ってたのに。早すぎるよ、トップレスラーになるの楽しみにしてたのに。もう会えなくなるなんて。御冥福をお祈りいたします

▼前澤友作(44=実業家)まだ22歳。。悲しすぎる。(合掌の絵文字)

▼乙武洋匡氏(44=作家)知り合いだったらなあ。相談してもらえてたらなあ。心から、そう思う。お会いしたこともないけれど、とてもつらいです。あなたがいないことが、とてもつらいです。あなたのことを大切に想ってきた方々は、どんなにつらい思いをされていることでしょう。そのことを思うだけで、胸が張り裂けそうです

◇テラスハウスのスタジオキャスト

▼山里亮太(43=南海キャンディーズ)謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました。それは木村さんのことを考えると、直ぐに言葉の整理ができませんでした。そのような不安定な状態で、自身の発した言葉がどのように解釈されるのかが分からず、しばらく言葉を発することに躊躇をしてしまいました。今、現実を受け止めて、なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿の裏にある苦悩に気づけなかったのか、何かできることはなかったのかと強く感じています。ご冥福を心よりお祈り申し上げます

▼トリンドル玲奈(28)花ちゃんの訃報に関して、何らかの方法で花ちゃんを守ってあげることができたのではないかと、心を痛めております

▼葉山奨之(24)あまりに突然のことでいまだ信じられず、言葉が見つかりません。花さんの純粋で優しく仲間思いで真っ直ぐな部分と、プロレスに命を懸けて闘ってる姿がとても印象的でした。まだ気持ちの整理がついていませんが、このようなことがあってはいけないという悔しい気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます

◇テラスハウスのキャスト

▼新野俊幸(30=会社経営)ただただ悔しい。俺が袋だたきにされた時、真っ先に心配してくれた花の優しさを絶対に忘れない

▼水越愛華(22=出演時は大学生)あの日の夜中、たまたま遅くまで起きていて 彼女がストーリーを更新していて 何気なくDMを送りました。彼女からの返信はいつもと様子が違くて、途中から返信も来なくなって、気になってTwitterの投稿を見て異変に気づき、すぐに自宅を飛び出し彼女の家に向かいました。病院に着いたら、変わり果てた彼女が居ました。向かっている最中、私はどこかで生きてるだろうと思い込んでいました。そして、何事もなかったとしても抱きしめようと思っていました。“あなたが、こういう状況になったらいつでも駆けつける仲間がいるんだよ”って、“あなたが自分に傷を付けてもいいのはリングの上だけだよ”って伝えようと思っていました。プロレスの試合中のあなたはほんとうにかっこよかった。でも、恋愛をしている姿は本当に可愛かった。もう、あなたに会えないと思うと辛くてたまりません。どうか、どうか安らかに眠ってください。ゆっくり、休んでね。もうあなたを傷付ける人はいないよ。出会ってくれて、ありがとう。助けられなくて、ごめんなさい

▼田渡凌(26=バスケットボール選手)もっと寄り添えれば良かった。お互い意地を張らず仲良くしておけば良かった。自分の思いを伝え彼女の思いも聞いてまた仲良くできれば良かった(深夜に8ツイートを連続投稿)

▼鈴木志遠(23=モデル)花ちゃんはいつも僕が落ち込んでいたらすぐ心配してくれたね。『大丈夫?』とか『元気ないね、どうしたの?』など人の変化にすぐ気づける優しい女性だね。僕は花ちゃんが苦しんでいる状態から救えなかった。本当に悔しい。本当にごめんなさい。正直まだ信じられないよ。東京ドームで見た景色のこともっと話してよ。夜食で餃子食べようよ。みんなでマリカーやろうよ。1週間前にコロナ落ち着いたらタコパするって約束したじゃん。前に進まなければならないことはわかってる。花ちゃんに言われた『一生懸命やらないと恥ずかしい』『自信を持って努力しろ』とかが勇気付けてくれている。もっともっと頑張るから見ててね。これからもずっと友達だよ

▼金尾玲生氏(27=プロサーファー)何も整理がつかないよ。花… 今日は信じたくなくて携帯をあまり見たくなくて放置してました。何も考えることができず、ぼーっとしてました…起きてしまった事実は残念ながら変えることはできないので、花のトレードカラーのピンク色の花束をささげてきました。花は海も好きだったので海にも来てるかなーって思って。この事を無駄にはしない。絶対。ご冥福をお祈りします。ありがとう。花(ピンク色のカーネーションやカスミソウの花束を海に手向ける数枚の写真を添え)

▼ロン・モンロウ(25=タレント)昨日昼までラインをしてたけど、もう返信できないことに気付きました。辛いけど今伝えなければならないから。どうしても信じたくなかったんです、ハナがどうしてあの世界へ行ってしまったのか、ということを。最近、また新しい料理レシピを作ったんです、その料理で6人で一緒に食事したかったから。ハナはどんな激辛でも平気な人だった。本当にびっくりでしたよ。見た目は気が強いハナは、私がかわいいねとほめる時には、シャイな表情が見えて、そんな感じがすてきでしたよ。ハナが教えてくれた日本語、今もこうやって使っているんだから、わたしは一生忘れないから。もっとあなたに早く好きな気持ちをしっかりはっきり伝えたかった。それもできない私、悔しくて泣いていました。あの世界へ行っても、たくさんの人々に愛されていることを、信じてください

▼田辺莉咲子(22=トレーナー、共演なし)誰かが傷つけられた昨日の涙は、今日誰かがまたそれを笑っている。今日笑われた心の傷はまた明日誰かに傷つけられる。優しさで周りがかけてくれる言葉も追い込まれる気持ちになる。そうやって毎日が続いていく。毎秒涙を堪えるのに必死で生きている。苦しい、刺さるほど気持ちが伝わって涙が溢れてくる。でもそれを越えたら、楽しいことがたくさんある。その経験をする前よりもっと楽しくてキラキラしてる大きい世界がたくさんある。それを知って欲しかった。同じ場所にいた同じ歳の女の子にそれを伝えたかった。そんな思いをしている人を守れる人になりたい。そんな思いをさせてしまっている人に幸せを教えてあげたい。誰も傷つけず戦ったかっこいい女性へ。ご冥福をお祈りします

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蝶野デビュー35周年 長州「もう辞めてたの?」

蝶野プロレスデビュー35周年を記念して行われた新型コロナウイルス啓発トークショーでトークを繰り広げた蝶野正洋と長州力

蝶野正洋(56)のプロレスデビュー35周年を記念した新型コロナウイルス啓発トークショーが10日、都内で行われ、蝶野と新日本プロレス時代の先輩、長州力(68)が面白トークを繰り広げた。

蝶野は、感染予防や地域防災、AED救急救命フォーラムを行った後、第2部で長州と、第3部ではカジサックとトークショウーを行った。その間に取材に応じたが、35周年と聞いて長州が「もう辞めてたの?」と切り出すと「分からないように引退してます」(笑い)と回答。すると長州は「最後はきっちりやった方がいいよ」とアドバイスを送った。

新型コロナウイルス感染拡大で、緊急事態宣言が続く中、お互いの過ごし方を聞かれると、長州は「オレ、近所のコンビニに行くくらい。(新日本の)道場に夜遅い時間に行って体を動かすぐらい」と話した。また「孫も来れないけど、家に夏に遊べるようにプールを買ったんだ。夏にプールができればいいな」と、笑顔で話していた。また、コロナ禍が収束したら、どこへ行きたいかを問われ長州は「どこか暑い島に行きたいな。奄美大島かな」。蝶野は「海外旅行に行きたい。米国とかドイツとか。でも、いつ行けるようになるか分からない」と話した。トークショーの模様は、後日ユーチューブの「蝶野チャンネル」にて配信される。

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新日本の米MSG大会、21年に延期と発表

新日本プロレスは7日、新型コロナウイルス感染拡大の状況をふまえ、8月22日に予定していた米ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン大会を21年に延期すると発表した。

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新日本「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」中止

新日本プロレスは6日、新型コロナウイルス感染拡大の状況をふまえ、5月12日から6月6日の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」シリーズ全19大会の中止を発表した。

同シリーズは毎年恒例のジュニアヘビー級の祭典で今回が27度目となる予定だった。

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内藤哲也、小声で「デ・ハ・ポン!」大合唱は再開後

4日夜に配信された新日本プロレスの「テレプロレスリング」。16年5月のIWGPヘビー級選手権内藤石井戦をテレワークで生解説する内藤哲也(右下)。右上はテレビ朝日野上慎平アナ、右中央はミラノコレクションA.T.

新日本プロレスのIWGPヘビー級、同インターコンチネンタル王座の2冠王者内藤哲也(37)が4日、珍しいメガネ姿で「テレプロレスリング」に出演し、コロナ収束後の大合唱を約束した。

テレプロは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から興行を中止している新日本の新しい配信サービスで、過去の名試合を出場選手、実況、解説者がテレビ会議システムを通じて語り合う内容。この日はゴールデンウイーク恒例の福岡興行「レスリングどんたく」で過去に行われた5試合が放送され、最後に内藤が登場。テレビ朝日の野上慎平アナ、解説でおなじみミラノコレクションA・T・とともに16年5月3日のIWGPヘビー級選手権対石井智宏戦をふり返った。

内藤は終始のらりくらりと野上アナ、ミラノを挑発し、肝心の試合については終盤に少し触れたのみ。それでも、最後は真面目に画面の向こうのファンに向けてメッセージを送った。「きょう緊急事態宣言の延長が決まり、まだまだ我慢する日々が続きますが、いまできることを1人1人が実行すること。きついですけど、それしかないと思うので。苦しい状況は続きますがみんなで一緒にこの苦難を乗り越えましょう。そしてプロレスが再開された時、また会場で笑顔でお会いしましょう」と前向きに言葉を連ねた。

最後におなじみの「デ・ハ・ポン」の大合唱を求められた内藤は、「視聴者のみなさまはご自宅で見られている。会場では大合唱ではいいですけど、自宅だと近所迷惑になっちゃいますから、きょうは小合唱でどうですか」と提案。「大合唱はプロレスが再開された時、会場でやりましょうよ」と話し、控えめのトーンの「デ・ハ・ポン!」で締めた。

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ゼロワンが「お助け隊」に 無償で送迎、買い物支援

タッグを組んだゼロワンの大谷晋二郎(左)と「レッツレンタカー」の下瀬駿社長(プロレスリングゼロワン提供)

“プロレスラーお助け隊”の出動だ。決して裕福ではない経営状態でありながら、常にチャリティー活動に力を入れてきたプロレスリング・ゼロワンがコロナ禍の中、再び立ち上がった。大田区のレンタカー会社「レッツレンタカー羽田空港店」とタッグを結成。外出制限で困っている老人、体の不自由な方らを対象に、5月7日から無償の送迎、買い物サービスをスタートさせる。

   ◇   ◇   ◇

“プロレス界で最も熱い男”こと大谷晋二郎(47)率いるゼロワンが、人助けのために立ち上がった。ゼロワンはこれまでも、いじめに悩んでいる人や被災者を助ける活動を続けてきたが、ウイルス感染のリスクがある今回は下手に動けない。そこで考えたのが、車を使った「お助け隊」活動だ。

大谷 テレビで、病院へ行きたいけど『往復のタクシー代がかりすぎて無理』と言っている方や、『宅配のお金がかかりすぎて頼めない』と言っている方の姿を目にして、「コレだ!」と思いました。すぐみんなに、相談して動き始めました。

コロナショックで使用車に余裕が出た「レッツレンタカー羽田空港店」とタッグを結成。選手が体温測定、マスク着用など感染防止に努めた上で運転手となり、高齢者や体の悪い方を対象に無償で送迎、買い物の手伝いサービスを行うこととなった。

依頼を受けた「レッツ-」の下瀬駿社長は「お話をいただき、大谷選手とお会いするまではプロレスラーは怖い、というイメージでした。でもお会いしたら優しい笑顔で礼儀正しくて。『困った人のためになりたいんです!』の言葉に胸打たれました」。大谷の姿に心動かされ、協力を決めた。

ゼロワン自体も興行再開の目処が立たず、苦しい状況にある。それでも大谷らがチャリティー活動に励むのは、それがプロレス、プロレスラーの強さと魅力を伝えることにつながると信じているからだ。大谷は「僕の思うプロレスラー像は、強くて優しい。今は試合ができず、選手も力がみなぎっている。どんな重たいものでもドンと来い!です」と自らを奮い立たせた。

お助けの対象は、病院への足がない、高齢でテイクアウトを取りに行けないなど困っている方。出張範囲は都内の中央、港、品川、目黒、世田谷、大田の6区内と川崎市の川崎、幸、中原、宮前、高津の5区内。利用希望の方は、前日までにプロレスリング・ゼロワン 044-201-9750まで電話を。【高場泉穂】

◆大谷晋二郎(おおたに・しんじろう)1972年(昭47)7月21日、山口県山口市生まれ。92年に新日本プロレスに入団し、同年6月にデビュー。ジュニア戦線で活躍する。01年、橋本真也が創設した団体「ZERO-ONE」に移籍。05年から団体代表。主なタイトルはIWGPジュニアヘビー級王座、ゼロワン世界ヘビー級王座など。得意技は顔面ウォッシュ。181センチ、95キロ。選ばれし者だけが読める「プロレスの教科書」を持っており、時折リング上で教科書の言葉を披露する。

◆プロレスリング・ゼロワン 01年、新日本を退団した故橋本真也さんが「ZERO-ONE」を創設。04年に橋本さんが活動休止を発表し団体を去るが、大谷らが「ZERO1-MAX」として再出発。09年に現団体名に改称。21年3月14日に両国国技館で旗揚げ20周年大会を予定している。

<ゼロワンの主なチャリティー活動>

★いじめ撲滅運動 07年ごろからスタート。小、中学校、高校、商店街、ショッピングモールなどで無料興行を行い、いじめ撲滅を訴える。訪問した学校の生徒宅にホームステイすることも。09年、バラエティー番組「アメトーク」のゴールデン特番でこの活動が取り上げられ、依頼が増えた。

★被災地支援 11年3月の東日本大震災時は、すぐに水、生理用品など4トン分の救援物資を集め、車で直接福島・郡山市内の避難所へと届けた。同5月には宮城・亘理町で震災後初となるプロレス興行を無料で実施。試合と炊き出しを行った。16年4月の熊本地震時は、ちょうど熊本巡業中で市内で被災。翌日から、がれき撤去など力仕事のボランティアを行った。以来毎年熊本でチャリティープロレスを実施している。

レンタカーで試運転し、気合を入れる大谷晋二郎(プロレスリングゼロワン提供)

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棚橋と内藤が名勝負語る、新日本が新規動画を配信

棚橋弘至(左)と内藤哲也

新日本プロレスは1日、毎年恒例の福岡興行「レスリングどんたく」予定日だった3、4日に、新規コンテンツ「TelePro-Wrestling(テレプロレスリング)」を配信すると発表した。

選手が生出演し、過去の名勝負の試合を見ながら語るという内容。3日は棚橋弘至(43)、4日はIWGPヘビー級、同インターコンチネンタル王座2冠王者の内藤哲也(37)が出演し、両日とも午後7時から動画サービス「新日本プロレスワールド」で放送する。他の出演者、試合内容は当日発表される。

新日本は、この新企画の狙いについて、「『喜怒哀楽の共有』をテーマに激闘の数々を実況者、解説者、さらに選手も交えて「同時視聴」して、興奮や感動をツイッターでつぶやき合ったり、家族や友人、ファン同士リモートシステムをつなげて楽しむ時間を共有できる機会なってくれたらと考えています。色あせることのない名勝負や語り継がれる伝説の闘いなど、目の前で繰り広げられる試合に興奮しながら、試合に出場した選手による場面場面での駆け引きや心理状況、裏話など交えながら見るプロレスは、一味違う面白さを感じて頂けると思います」と説明した。

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プロレス界で広がる「♯お家でフルコスチューム」

棚橋弘至(2019年1月4日撮影)

新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛が続く中、プロレス界では試合時の衣装に着替える様子をSNSで公開する「♯お家でフルコスチュームに着替えてみた」がブームとなっている。始めたのはDDTプロレスリングの大石真翔(まこと、41)。

今月7日に大石がツイッターで動画をあげると団体を問わず広がりをみせ、17日現在までに新日本プロレスのエース棚橋弘至(43)、マーベラス代表長与千種(55)、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケ(50)ら30人以上のレスラー、ものまね芸人らが企画に参加している。

考案者である大石に取材すると、「ミラクルが起きてますね」とブームの広がりに驚いている様子。家でトレーニング動画を撮影しようとした時にふと「コスチュームでも着てみようか」と思いついたのがきっかけだった。

「無観客でも試合が難しい状況で、自分たちレスラーもコスチュームを着る機会がない。ファンの方も見たいかなと思ってやってみました」

すぐに2AW旭志織(42)ら知人レスラーにバトンをつなぎ、それが棚橋のものまねをする棚ボタ弘至を通じて、棚橋にもつながった。「さまざまな団体の方にやっていただきたいとは思っていましたが、まさか棚橋さんにまでいくとは…」とうれしい誤算。棚橋からYOH(31)、SHO(30)にもつながるなど、新日本でも広がりそうな勢いだ。

大石は外国人選手も参加しやすいよう、DDTスタッフと相談し、英語のハッシュタグ「#WearGearChallenge」も用意した。「ぼくの知らない人たちにもぜひやってほしい」とプロレス界だけでなく、他のスポーツ、エンターテインメント界にも広がってほしいと願う。

「今までは写真撮影でコスチュームに着替える時など、めんどくさいなと思うこともありました。でも試合をできない今の状況でコスチュームを着て、やっぱり気持ちがいいし、テンションが上がりました。早く試合のためにコスチュームを着て、ファンの方々に生で見てほしいです」。衣装で気持ちを奮い立たせて、興行再開の時を待つ。【高場泉穂】

大石真翔

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新日本など7団体が馳浩議員に休業補償など要望書

馳浩衆議院議員(右)に要望書を提出するブシロード木谷高明取締役(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で馳浩衆議院議員(58)に要望書を提出した。

発起人は新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロードの木谷高明取締役(59)。無観客試合実施や興行再開時に必要となる簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点について要望した。

各団体を代表して、新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が、それぞれ現状に言及した。

新日本プロレスは3月1日から約1カ月半、興行を中止している。棚橋は「選手は試合再開の時を待ちながら、道場で時間を分けて選手が集中しないようにして練習に励んでいます」と現状を説明した。

棚橋はその上で、「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいいんじゃないかと思っている。プロレスができるようになる時にエンタメ、スポーツ業界が復活という形になるかと思います」と覚悟を示した。

約30分の会合を終え、馳議員は簡易検査キットの導入に関しては「医療機関を受診した後に活用されるもの」と慎重な姿勢を示しつつ、補償支援については「企業、選手、興行に対してそれぞれのメニューがある。つなぎ役をさせていただく」と協力を約束した。

また「苦言を呈するようですが…」と、プロレス界の統一組織の創設を要望。「まとめ役の木谷さんに宿題としてお伝えしたい」と団結を求めた。

木谷氏は「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにもあったほうがいい。音頭をとりますよ」と“プロレス協会”実現へ前向きだった。

要望書を受け取り話をする馳浩衆議院議員(撮影・中島郁夫)
新日本プロレス棚橋弘至(撮影・中島郁夫)
東京女子プロレス坂崎ユカ(撮影・中島郁夫)

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新日が新たに2大会の中止発表、4月以降の開催未定

新日本プロレスは23日、31日の両国国技館、4月11日相模原の2大会を中止すると公式ホームページで発表した。

既に2月26日に発表された新型コロナウイルス感染拡大による政府からのイベント中止・延期要請を受け、3月1日から21日までの16大会を中止していたが、中止期間を延長した。

4月12日以降の大会開催については未定。新日本は、大会を開催できない代わりに、「新日本Togetherプロジェクト」と題し、動画サービス「新日本プロレスワールド」でさまざまなコンテンツを提供している。

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引退の獣神サンダー・ライガーがYouTuberに

引退試合を終えた獣神サンダー・ライガー(2020年1月5日撮影)

今年1月の新日本プロレス東京ドーム大会を最後に現役引退した獣神サンダー・ライガーが14日、YouTubeチャンネルを開設した。

ライガーは新日本を通じ、「このたび、YouTubeデビューしました獣神サンダー・ライガーです! プロレスラーでは初の登録者100万人を目指して、いろいろなことにチャレンジしていきますので、みなさん是非よろしくお願いいたします!」とコメントした。

獣神サンダー・ライガー(2015年2月14日撮影)

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新日本、新たに16日から21日までの5大会中止に

新日本プロレスは10日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月16日から21日までの5大会を中止すると発表した。

2月26日に政府が出したイベント中止・延期要請を受け、同日に3月1日から15日までの11大会中止を決定。この日、政府、専門家会議から自粛要継続要望が出たため、さらに中止期間を延ばした。22日以降の大会開催可否は、状況をみながら追って発表する。

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大会中止で内藤哲也、ヒロムが無観客トークショー

対戦予定だった内藤哲也(左)と高橋ヒロムが、無観客の後楽園ホールでトークショーを行った(撮影・酒井清司)

新日本プロレスは4日、後楽園ホールでIWGPヘビー、同インターコンチネンタル2冠王者内藤哲也(37)とIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロム(30)による異例の無観客トークショーを行った。

ホールの中央部に設けられた台の上に2人と司会者計3人が座り、約2時間トーク。その模様は動画サービス「新日本プロレスワールド」で生配信された。

新日本は2月26日に発表された新型コロナウイルス感染拡大による政府からのイベント中止・延期要請を受け、3月1日から15日までの11大会を中止。楽しみにしていたファンのための特別コンテンツ第一弾として、3月3日旗揚げ記念日大会でシングル対決する予定だった内藤、高橋のトークショーが企画された。

ダンスしながら予防を訴えるなど終始自由にふるまった高橋は、収録を終え「届けたいものはリングの上と同じ。見ている人が笑顔になってくれれば。楽しかった」。内藤は「見慣れている後楽園ホールの雰囲気とは違う。試合するのは想像できない」と無観客の違和感を語り、「常にお客様で埋まっているのが幸せだとあらためて感じた」と話した。【高場泉穂】

対戦予定だった内藤哲也と高橋ヒロムが、無観客の後楽園ホールでトークショーを行った(撮影・酒井清司)
カメラに向かって「手洗い、うがい」をコールする高橋ヒロム(撮影・酒井清司)

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新日、11大会中止で内藤インタビューなど動画配信

内藤哲也(2020年1月7日撮影)

新日本プロレスは29日、3月1日から15日の11大会を中止したことを受け、「新日本Togetherプロジェクト」と題し、さまざまな企画を提供すると発表した。

第一弾は、3月3日の旗揚げ記念大会で対戦予定だったIWGPへビー、インターコンチネンタル2冠王者内藤哲也、IWGPジュニアへビー級王者高橋ヒロムのインタビュー。動画サービス新日本ワールドで、3月3日にスペシャルインタビュー、同4日に生配信でのスペシャルトークを届ける。

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中西学は最後も背骨折り…27年幕「感謝しかない」

引退セレモニーで新日本プロレスの選手たちに胴上げされねぎらわれる中西(撮影・河田真司)

<新日本:後楽園大会>◇22日◇東京・後楽園ホール

新日本の“野人”中西学(53)が27年間のプロレスラー人生に幕を下ろした。

22日の東京・後楽園ホール大会で同じ第三世代の永田裕志、天山広吉、小島聡と組み後藤洋央紀、飯伏幸太、棚橋弘至、オカダ・カズチカ組と対戦。最後は棚橋に抑え込まれたが、札止め1720人の前で全力のラストファイトを披露した。

先陣を切ってリングインし「最高のパートナーに助けられ、最高の相手4人」と渡り合った。永田に誤爆されると、得意のアルゼンチン式背骨折りを2度繰り出す。棚橋も担ぎ上げて仕留めにいくが、最後はハイフライフローに沈んだ。

引退セレモニーでは坂口征二顧問から「一番最高やった」、藤波辰爾から「まだいい体なのに」、馳浩専大OB会長に「面白かった」と惜しまれた。10カウントゴング後、選手に3回胴上げされリングをおりた。

五輪出場、G1優勝にIWGPヘビー級王座も手にした。首のケガが引退を早めたが「みんなに感謝しかない」と涙ぐんだ。「死ぬまでプロレスラー。トレーニングも続けて携わっていきたい」。家業の茶栽培を手伝いながら、新日に恩返しをしていくつもりだ。

◆中西学(なかにし・まなぶ) 1967年(昭42)1月22日、京都市生まれ。専大時代にレスリング全日本選手権4連覇。92年バルセロナ五輪代表。同年8月に新日本に入団。97年に小島聡とIWGPタッグ王座獲得。99年G1優勝。09年IWGPヘビー級王座。得意技はアルゼンチン式背骨折り、原爆固めなど。186センチ、120キロ。

引退セレモニーで新日本プロレスの選手たちにとポーズを決める中西(中央)(撮影・河田真司)
引退セレモニーで10カウントゴングに臨む中西(撮影・河田真司)

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棚橋弘至、飯伏幸太組が新王者「無限に防衛する」

<新日本:後楽園大会>◇21日◇東京・後楽園ホール

IWGPタッグ選手権で挑戦者棚橋弘至(43)、飯伏幸太(37)組が、王者タンガ・ロア、タマ・トンガ組を破り、新王者となった。棚橋は約14年半ぶり3度目で、飯伏は初戴冠。夢の“ゴールデン☆スター”タッグが誕生した。

棚橋はタマにハイフライフローを決めるも、カウント2で邪道が海野レフェリーを襲い、3カウントはすんでで奪えず。さらにタンガにIWGPのベルトで殴打される。だが、飯伏がタマに蹴り、さらにカミゴェを決め、流れを取り戻す。そこに棚橋が2度目のハイフライフローをタマに決め、勝利をもぎ取った。

マイクを持った棚橋は「ぼくの願いは1つなんです。プロレスを見ている時だけは楽しんでください」とあいさつ。さらに飯伏との新タッグで「無限に防衛するから」と宣言した。だが、締めぜりふの「愛してまーす」を言い終わらないうちにタイチ、ザックの2人に乱入され、ボコボコにされる結末に。棚橋、飯伏の2人は両脇を抱えられながら控室へ。大団円を邪魔された棚橋は「くそぉ…」とつぶやいた。

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中西学、引退前日にようやく勝利「ホー!」も披露

中西学(右から2番目)は22日のラストマッチ前に悲願の勝利。左から天山広吉、小島聡、1人おいて永田裕志(撮影・高場泉穂)

<新日本:後楽園大会>◇21日◇東京・後楽園ホール

22日に引退する中西学(53)がラストマッチ前に勝利をつかんだ。8人タッグマッチで第三世代の盟友永田、天山、小島と組み、ヒール軍団バレットクラブ組と対戦。途中集中攻撃を浴び、邪道に竹刀で背中をたたかれたが、びくともせず。最後は外道にアルゼンチンバックブリーカーを決め、ギブアップさせた。

1月7日に引退を発表して以来、勝利したのは11日の全日マット参戦時のみ。中西は試合後、四方のコーナーによじのぼり、「ホー!」と雄たけび。「やっと取れた」と充実の表情を見せ、「あすも勝利をもぎ取りに行きます!」とラストマッチへ気持ちを高めた。

22日の引退試合もパートナーを務める永田は「27年間ずーっとこの男のそばにいたけど、本物の中西学をまだ出してない」とさらなる覚醒を要求。「怒れる野人、荒ぶる野人を、この手で披露します」と覚醒を導くサポートを約束した。

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迫る引退、中西学が貫く「野人道」と後進への願い

中西学

新日本プロレスの“野人”中西学(53)が2月22日の後楽園ホール大会で引退する。11年に脊髄を損傷して以来、本来の力を取り戻せず苦しんできたが、1月からの引退ロードでは歓声を背に、大暴れしてきた。2・22ラストマッチを前に、中西に思いを聞いた。

   ◇   ◇   ◇

中西は1月7日に引退を発表した。以来、東京、大阪や地方の会場で大暴れし野人ぶりを見せつけてきた。「細かいこと言わんで、お客さんに喜んでもらわんと。注目してもらっているとしたら、思いっきりアピールして、楽しんでもらえれば」。がむしゃらにリングに全てをぶつける。

11年に脊髄を損傷した。復帰後もそれまでの動きは取り戻せていないが、日本人離れした巨体は健在。アルゼンチンバックブリーカーなど豪快な技で観客を魅了。大きな体を維持してきた秘訣(ひけつ)もまた、豪快だ。「プロテインはおなか壊してしまうし、決まった時間に飲むのを忘れるので飲みません。それより、3食しっかり食べている方が、免疫力も上がる。天気が良かったら、河原で上半身裸で走ったりもするから」。ヒンズースクワットなど、伝統の基礎メニューを大事にしてきた。

現役で唯一、五輪レスリングを経験した選手で、日本人屈指のパワーファイター。大日本プロレスの関本大介と岡林裕二を「体張ってやってるレスラーの代名詞」と後継者に“指名”。一方で「そういう選手が新日本にいないのはさみしい」。新日マットにも「外国人の大きいやつらとガンガンできる、当たり負けしないやつ。とんでもなくでかいやつが来ても、必ず俺が相手するという選手が出てきてほしい」と願った。

今後は実家、京都・宇治の茶農家を手伝いながら、プロレス関連の仕事をするプランがある。だが「引退までは先のことを考えない」とマットに集中。「お客さんが主役。不細工でもいい。リングで戦うことが一番の仕事」。22日のラストマッチまで野人を貫く。【取材・構成=高場泉穂】

◆中西学(なかにし・まなぶ)1967年(昭42)1月22日、京都市生まれ。専大時代にレスリング全日本選手権4連覇。92年バルセロナ五輪代表。同年8月に新日本に入団し、10月13日に藤波辰爾と組みS・ノートン、S・S・マシン戦でデビュー7年5月に小島聡とIWGPタッグ王座獲得。99年G1優勝。09年5月IWGPヘビー級王座。得意技はアルゼンチン式背骨折り、原爆固めなど。186センチ、120キロ。血液型A。

09年 トップロープから棚橋弘至(手前)の顔面にけりを浴びせる中西学

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タイガー服部「もう時間」レフェリー生活44年で幕

引退セレモニーでオカダ(左)から花束を受け取り労われるタイガー服部レフェリー(撮影・河田真司)

タイガー服部(74)が44年のレフェリー生活に幕を下ろした。

19日、新日本プロレス後楽園大会のセミ、メイン2戦を裁き、メイン後の引退セレモニーでは10カウントゴング、胴上げで送られた。

76年に米国でレフェリーデビュー。以来、95年北朝鮮・平壌でのアントニオ猪木-リック・フレアー戦、99年1月4日の橋本真也-小川直也戦などプロレス史に残る数々の試合を裁いてきた。

優秀な海外選手を招くなど、コーディネーターとしても新日マットを支えた。レフェリーが引退試合を行うのは異例。それだけ選手からの信頼は深かった。

セレモニーには、ザ・グレート・カブキ、馳浩、武藤敬司、長州力ら豪華ゲストが来場。天龍源一郎、アントニオ猪木からはビデオメッセージが届き、猪木氏からは「長い間本当にご苦労さまでした」とねぎらわれた。

会場は1600人の超満員。マイクを取った服部レフェリーは「コロナという不気味なものに負けないで、これだけたくさん来られて感謝しております」とまずあいさつ。

そして、「自分はこのユニークなスポーツに出会えて、一生プロレスというものを愛し、だけど自分の人生という感じがします。素晴らしいことも友情もいろいろありますが、裏切りもあります、悲しいこともあります。まるで自分の人生みたいな感じがします」とプロレスと自分の人生を重ねた。

選手、スタッフ、ファンに感謝を述べ、「こういう思い出は一生忘れないように頭の中に刻んで生きていきたいと思います」と目を潤ませた。10カウントゴングの後、米国時代の盟友、故マサ斎藤さんの入場テーマが流れる中、選手らに胴上げされた。

レフェリーとしての哲学は「選手を邪魔しない。無駄な場所にいないこと」。それがうまくできなくなったため、「もう時間だな、と思って」と自ら引退を決めた。

最後の3カウントをたたき、「やり切った感があった。燃え尽きました」。1年新日本との契約を延長し、米国での興行、イベントを裏方で支える予定だ。

【高場泉穂】

引退セレモニーでタイガーマスク(左)と握手を交わすタイガー服部レフェリー(撮影・河田真司)
後藤(右奥)にオコーナーブリッジを仕掛けるSANADA(手前右)にカウントをとりにかかるタイガー服部レフェリー(撮影・河田真司)
タイガー服部レフェリー(中央)引退セレモニーでリングに上がり写真に納まる、左から武藤敬司、長州力、1人おいてザ・グレートカブキ、馳浩(撮影・河田真司)
引退セレモニーでアントニオ猪木のサプライズビデオメッセージを見つめるタイガー服部レフェリー(右)(撮影・河田真司)

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中西学が全日参戦で大暴れ「えも言えぬ雰囲気」ある

全日本後楽園大会に参戦し、あいさつする新日本プロレスの中西学(手前)。後方左から西村修、吉江豊、秋山準

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

2月22日に引退する新日本プロレスの“野人”こと中西学(52)が全日本プロレスに参戦し、大暴れした。

専大レスリング部後輩で全日本GMの秋山準、かつて新日本でともに戦った西村修、吉江豊とタッグを組み、田村男児、TAJIRI、崔領二、ヨシタツ組と対戦。アルゼンチンバックブリーカーで田村を持ち上げ、その体勢のまま田村の足でTAJIRIを退け、毒霧攻撃を阻止。そのまま絞め上げ、勝利をおさめた。

試合後は大歓声を浴びながら、「温かい声援ありがとうございました」とあいさつするにとどまらず、「19日から22日まで4日間新日本で試合をさせてもらいます」とアピール。横にいる秋山に「ごめんな、宣伝させてもらって」と謝り、笑いを誘った。

バックステージでは、いつもと違う全日マットの雰囲気について語った。「新日本育ちで新日本が好きですけど、えも言えぬ雰囲気がありますね。優しさばかりじゃなく厳しさもあって、精いっぱいやったやつに声援がくる。何ともいえない。いい感じの。新日本も見習ったほうがいいかもしれないですね」。全日本をたたえるコメントに、秋山は「大丈夫ですか?」とツッコミ。中西は「さっき(リング上で新日本を)宣伝しちゃったから、上げておかないと」と笑った。

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