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YOSHI-HASHI、王座戦オメガ挑戦失敗

YOSHI-HASHI(7月15日撮影)


 新日本プロレスのYOSHI-HASHI(35)が、新日本のIWGPUSヘビー級王座に初挑戦し、王座獲得に失敗した。

 15日(日本時間16日)米シカゴで開催のROH・新日本合同大会で王者ケニー・オメガに挑戦。善戦したものの最後は王者の得意技、片翼の天使を食らいフォール負けした。YOSHI-HASHIはオメガが初防衛した9月24日の新日本・神戸大会で挑戦を表明していた。(デーブ・レイブル通信員)

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来年1月4日、オカダ・カズチカと内藤哲也が激突

来年1月4日の東京ドーム大会メインでIWGPヘビー級王座をかけて戦うことが決定した王者オカダと挑戦者内藤


 新日本プロレスは10日、都内のテレビ朝日で会見し、来年1月4日の東京ドーム大会メインで、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)と挑戦者内藤哲也(35)の試合を行うと発表した。オカダは前日9日の両国国技館大会でEVILの挑戦を退け、8度目の防衛を果たした。東京ドームが9度目の防衛戦で、同大会のメインを務めるのは4年連続5度目。内藤は同じく前日の大会で、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証をかけて石井智宏と戦い、石井の挑戦を退け、念願の初めてとなる東京ドーム大会メインを手に入れた。内藤はオカダについて「去年の6月の大阪城ホール大会でオレからIWGP王座を奪って1年4カ月ぐらい防衛を続けている。偶然の勝利でこれまで防衛できるわけがなく、オカダにそれだけの力があるから防衛している。すばらしいチャンピオンで、ボクの東京ドーム大会の相手としてはふさわしい。また、目標の1つだった東京ドームのメインで、感慨があるといえばある。ただ、今のオレの実力、影響力からしたら当然の舞台」と話した。一方のオカダは「ボクも東京ドームのメインでは16年の棚橋戦で初めて勝った。東京ドームというのは、簡単に結果を出せないところ。そのへんを内藤さんは初めて体験するんじゃないでしょうか」と自信の笑みで答えた。

 会見に先立ち、新日本の菅林会長は今回の大会キャッチフレーズを「みんなでプロレス イッテンヨン」を決めたことと、コンビニ大手ローソン・HMVと包括提携パートナーシップを結んだことを発表した。

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王者オカダ・カズチカ、EVIL下し8度目の防衛

EVILを倒し8度目の防衛に成功したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ

<新日本:両国大会>◇9日◇両国国技館◇観衆9234人(満員)


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、メインでEVILを下し8度目の防衛を果たした。

 8月のG1で、この1年で唯一シングル対決で敗れたEVILとのリベンジ戦。EVILからは「超人の倒し方はいろいろある。IWGPは新日本を支配するために不可欠なもの」と挑発されてきた。試合では、EVILに非情の攻めを見せるオカダに対し、国技館の場内からブーイングも飛んだ。それでも、EVILのワザを受けきり、最後はツームストン・パイルドライバーからレインメーカーで33分26秒の熱戦に決着をつけた。

 試合後は、リングに東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で石井を退けた内藤を呼び込んだ。場内の歓声では内藤に分があったが「なぜだか分からないがブーイングされた。誰かオカダを止めてくれという思いを感じるが、強いんだからしょうがない」と、絶対王者の自信をのぞかせた。またEVILについては「EVIL、これがIWGPの戦い、そして勝ち方だ。覚えておけ!超人は倒せても、オレは倒せないんだよ」と話していた。

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内藤哲也、悲願1・4メイン決定!オカダと決戦へ

内藤哲也

<新日本:両国大会>◇9日◇両国国技館◇観衆9234人(満員)


 内藤哲也(35)が、悲願の来年1月4日の東京ドーム大会メイン出場を正式に決めた。セミで、7月の米国大会、8月のG1と2連敗した石井智宏と、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証をかけて対戦。23分56秒に及ぶ壮絶な戦いを制した。

 内藤は、やられてもやられても立ち上がる石井に大苦戦。それでも、変形デスティーノ、成長デスティーノを繰り出し、粘る石井を粉砕した。13年にG1に優勝した際は、東京ドーム大会のメインを中邑-棚橋のIWGPインターコンチネンタル選手権に譲った。しかし、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンで確固たる地位を築き、ついに実力でプロレス入りしてからの夢を実現させた。

 内藤は、メインの試合後、8度目の防衛を果たしたIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカからリングに呼び入れられた。リング上からマイクで「オレは聞きたい。EVILを倒したオカダと、石井を倒したオレが、2018年1月4日の東京ドームのメインイベントで、IWGPヘビー級王者オカダ対内藤でよろしいでしょうか?」と呼びかけると、大歓声に迎えられた。

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棚橋弘至vs飯伏幸太ベルトかけ次期シリーズ対戦へ

<新日本:両国大会>◇9日◇両国国技館◇観衆9234人(満員)


 IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至と、飯伏幸太のベルトをかけた戦いが、次期シリーズで実現する可能性が高くなった。

 2人は第6試合のタッグマッチで対戦。8月のG1クライマックス鹿児島大会で、飯伏が棚橋にシングル初勝利し、そのときの決め技を「カミゴエ」と命名したことで、新たな因縁が生まれていた。2人は、スタートでいきなりリング上で火花を散らした。飯伏がキック3連発をお見舞いすれば、棚橋はハイキックを受け止めてからのドラゴンスクリューで応戦。一歩も引かない戦いで会場を沸かせた。試合は、飯伏組のジュース・ロビンソンが棚橋の相棒、真壁刀義から3カウントを奪い勝利した。

 試合後、棚橋は「オレとしては、早く棚橋-飯伏を組んでほしい。やるからには、しっかり前哨戦を戦い抜いて、棚橋がなぜ棚橋であるかをたたき込んで、その上で飯伏の覚悟を見ます」と話した。一方の飯伏は「まだまだたくさん絡みたいと思います。次期シリーズは全部出て、最後に勝ってやりたいと思います。棚橋さんが持っているベルトは、昔中邑(真輔)さんが持っていたベルトでもあるので、是非ベルトを取りたいと思います」と、ベルト奪取への意欲を見せた。

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オスプレイ「最高」英国人初IWGPジュニア王者

<新日本:両国大会>◇9日◇両国国技館◇観衆9234人(満員)


 IWGPジュニアヘビー級選手権は、挑戦者のウィル・オスプレイが王者KUSHIDAを破り、新王者となった。

 オスプレイは英国人として史上初のIWGジュニアヘビー級王者になった。過去4戦して全敗と分の悪いKUSHIDAに、試合前半はワザを返される場面も見られた。しかし、オスプレイは粘り強くKUSHIDAに食らいつき、最後は相手のすきをついてオスカッターを決め、勝利を奪った。

 試合後は、同じ英国人のマーティー・スカルからさっそく挑戦を要求された。オスプレイは「言葉がない。ゆっくり勝利をかみしめたい。史上初めて英国生まれのチャンピオンになった。KUSHIDAには4回戦って4回負けていた。5回目に勝てて、5という数字はボクのラッキーナンバーになった。泣きそうな気分。人生最高の時だ。KUSHIDAが自分を押し上げてくれた」と感激たっぷりに話していた。

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新間寿氏が12・7後楽園大会をプロデュース


 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰するリアルジャパンプロレスが3日、都内で会見し、12月7日の後楽園大会を、新間寿氏(82)プロデュースで開催すると発表した。

 新間氏は、新日本時代にアントニオ猪木対ムハマド・アリの異種格闘技戦を実現させるなど「過激な仕掛け人」としてプロレス界では有名。「昭和の新日本プロレスの道場のような、原点回帰のプロレスをお見せしたい」と新間氏。佐山は「リアルジャパンは12月7日から改革を行います。従来の興行スタイルとはまるで違うものをお見せする」と話した。「大鵬三世」納谷幸男(23)のデビュー第2戦で、新間氏がどんな対戦相手を用意するか楽しみだ。

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鈴木みのる英国RPW参戦、写真入りポスターも公開

鈴木みのる(14年8月8日撮影)


 新日本プロレスのNEVER無差別級王者鈴木みのる(49)が11月の英国プロレス団体RPWと新日本の合同大会に参戦すると16日、RPWが発表した。

 3年連続の両団体合同大会は、11月9、10日の2日間、ロンドンで「グローバル・ウォーズUK」と銘打って開催される。RPWは鈴木のにらみをきかせた写真入りポスターも公開し、第1弾として鈴木の参戦を発表した。(デーブ・レイブル通信員)

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内藤哲也が石井智宏挑発「オレの言動響いちゃった」

<新日本:後楽園大会>◇9日◇後楽園ホール

 1・4東京ドームメイン出場・IWGPヘビー級王者挑戦権利証を保持する内藤哲也(35)が、10月9日の両国大会で権利証をかけて対戦する石井智宏を挑発した。

 セミの6人タッグでIWGPヘビー級王座に挑戦するEVIL、SANADAと組み、オカダ・カズチカ、矢野通、石井組と対戦。オカダ-EVILがリング上で火花を散らす中、内藤と石井はリング上、場外と激闘を繰り広げた。試合は、SANADAが矢野のお株を奪う急所攻撃から矢野を丸め込み勝利。試合が決まった後も、内藤は石井を挑発し、場外乱闘となった。内藤は「石井が言っていたよ。内藤の言動はレスラーには響かないって。ふだんはしゃべらない石井がオレに対しては長々としゃべるよね。オレの言動が石井に響いちゃったんじゃないの」と、石井を痛烈に皮肉った。

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オカダ「大阪大会より厳しくなる」EVILに苦杯

<新日本:後楽園大会>◇7日◇後楽園ホール

 10月9日の両国大会でEVILの挑戦を受けるIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、EVILに苦杯をなめた。

 メインの敗者が次々と退場していき、最後まで1人でも残ったチームが勝ちとなる5対5イリュミネーションマッチでEVIL、内藤哲也らのロスインゴベルナブレス・デ・ハポン組と対戦した。

 IWGPヘビー級王座挑戦・1・4東京ドーム大会のメイン出場権利証争奪戦で対戦する内藤哲也と石井智宏は、内藤が石井を道連れに場外へ転落する形で早々と脱落。両軍敗者が次々と退場していく中で、オカダはEVILと激戦の末、場外に落とされ敗退。チームも、最後はEVILが1人残りで、勝利を奪われた。

 オカダは試合後「EVILはすごい調子よさそうだな。(G1で敗れた)大阪大会より厳しくなる」と表情を引き締めていた。

 また、権利証争奪戦に挑戦する石井は「内藤、オレの名前を出した時点で、お前の東京ドームメインは終わってるんだよ」と内藤を挑発した。

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中邑真輔 王座獲得ならず AJスタイルズと激闘

中邑真輔(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 WWEスマックダウンの中邑真輔(37)のUS王座獲得はならなかった。

 3日(日本時間4日)の米アイオワ州大会で、中邑は抗争を繰り広げるバロン・コービンを含めた3WAY戦で王者AJスタイルズに挑んだ。新日本時代に激闘を繰り広げ、WWEではタッグを結成したAJスタイルズと激闘を展開。最後はAJスタイルズがコービンを抑えて王座を防衛した。(デーブ・レイブル通信員)

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高山善広「リハビリ頑張る」、支援団体も立ち上げ

高山善広(2012年9月17日撮影)

 DDTプロレスは4日、都内で会見を開き、5月の大阪大会で頸椎(けいつい)を負傷した「プロレス界の帝王」高山善広(50)の状況を説明した。公式ホームページによると、高山のマネジャーの石原真氏は「お医者様から頸椎完全損傷、回復の見込みは現状ないと言われております」と報告。意識ははっきりしており呼吸も可能だが、肩から下の感覚がない状態だと説明した。

 高山は5月4日の試合中に負傷。大阪市内の病院に搬送された際は首から下の感覚がなく人工呼吸器をつけている状態だったという。同8日に手術を行って8月中旬に関東の病院に転院。石原氏は「少しでも良くなる望みをもってリハビリを頑張っている」とした。

 会見にはDDTの高木三四郎社長、高山の盟友である鈴木みのるも出席。高山を支援する団体「TAKAYAMANIA(タカヤマニア)」を立ち上げ、募金箱の設置など活動を始める。高山は、石原氏を通じて「首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり術後の経過が思わしくなく、なかなか皆様にご報告できる状況にありませんでした。リハビリ頑張りますので、今後ともよろしくお願いします」とコメントした。

 ◆高山善広(たかやま・よしひろ)1966年(昭41)9月19日、東京・墨田区生まれ。高田延彦が設立したUWFインターで92年デビュー。新日本、全日本、ノアのプロレス3大団体のシングルとタッグの王座を唯一獲得した。総合格闘技では02年PRIDEでフライと激闘など0勝4敗。04年8月に脳梗塞を発症し、約2年間休養した後、リングに復帰した。196センチ、125キロ。

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大仁田厚、グレート・ニタ封印は自身引退のけじめ

 プロレスラー大仁田厚(59)が、「さよならグレート・ニタ新木場大会」から一夜明けた28日、ニッカンスポーツコムの単独取材に応じた。大仁田は、自身の分身グレート・ニタが試合後に東京・台場から海に帰った=“封印”した真意は、10月31日にプロレスラーを引退する、けじめだったと明かした。

 大仁田 大仁田がいる限り、ニタの魂は生き返る。大仁田がリングを去ると本当に決めた時に、グレート・ニタも去るべきだと思った。浮遊霊みたいなものだから…大仁田がいる限り、生き続けて、いつも背面にいて、何かがあれば出ていきたいわけですよ。大仁田が本当に辞めると決心した表れは、さよならグレート・ニタ。だから、海に帰るべきなんだと。

 グレート・ニタは、1994年(平6)12月1日のFMW広島グリーンアリーナ大会で初登場。ターザン後藤の化身ホー・チー・ウィンとタッグを組み、今年6月に亡くなったミスター・ポーゴさん(本名・関川哲夫、享年66)と大矢剛功組と対戦した。当時、新日本プロレスに所属した武藤敬司(54)の化身・グレート・ムタを見て「メジャー新日本に対するアンチテーゼとして」(大仁田)生み出したものだった。

 当初は広島大会1回限りの存在と考えていたが、同大会直後に、いじめに苦しんでいた子どもから「ニタを見ていて励まされた。いじめを乗り越えた」と書かれた手紙が届いたという。大仁田は、その出来事をきっかけに、ニタを分身として生かす決意をした。1999年(平11)8月28日の新日本プロレス神宮球場大会での電流爆破マッチでムタに負けた後、ニタが自ら棺おけに入りながら、その後、現世に“復活”したのも、手紙に突き動かされ続けたからだという。

 大仁田 子どものファンから手紙が来た時、ニタを続けていいんだ…続けていこうと思った。そこから湧き上がった思いから、ニタは基本的に弱いやつら、いじめっ子の味方になった。いじめられたら、石をつかんでも反撃するしかない…でも、石じゃしょうがないから武器を鎌にした。神宮球場でムタに負けたし、その時点でサヨナラだったのかも知れないけれど。

 通算7回目の引退だけに、周囲からは懐疑的な声も聞こえてくる。大仁田は「人生にはto be continued(続き)がある。プロレス界じゃない、他の世界に行くかも知れない。その引退の意思の表れだから、試合の後、海に帰したんだ」と、10月31日の後楽園ホール大会での引退を、あらためて明言した。【村上幸将】

「さよならグレート・ニタ新木場大会」の試合後、肩を抱き合って喜ぶグレート・ニタとタム兄妹(撮影・村上幸将)

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小島聡「尊敬してる」諏訪魔と7年越し因縁対決制す

諏訪魔との因縁対決も、不完全燃焼に終わった小島は、複雑な表情で会見した(撮影・桝田朗)

<全日本:両国大会>◇27日◇両国国技館

 小島聡(46=新日本)が諏訪魔(40)との因縁の対決を制した。

 かつて全日本で先輩、後輩でともに戦い3冠ヘビー級王座にも輝いた盟友の2人。06年には諏訪魔の3冠ヘビー級王座初挑戦の相手となったのが小島だった。

 7年前、小島が退団した際に「逆境から逃げた」と諏訪魔から批判された。小島も「7年間、積もりに積もった思いがある」と、遺恨を抱えての対決となった。

 しかし、試合前にドーリングの襲撃を受け首を負傷した諏訪魔は、小島の敵ではなかった。終始攻勢の小島が、得意のラリアットで諏訪魔を沈めた。試合後、小島は諏訪魔に握手を求めたが拒否された。

 小島は「なんて切ないんだ。せっかくの7年越しの試合なのに。普通は次なんて考えてやらないが、全日本の管理体制の問題なのか。ただただ切ない。諏訪魔は本当に強い男。あいつの全てがむかついて嫌いだけど、あいつのことをプロレスラーとして尊敬している」と話した。

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諏訪魔vs小島聡、全日本45周年試合へ一触即発

27日の全日本両国大会で小島(左)が全日本退団以来の試合を行う、諏訪魔と小島は、感情むき出しで写真撮影に応じる

 27日に創立45周年記念の両国国技館大会を開催する全日本プロレスが25日、都内の後楽園ホール展示場で、出場選手による記者会見を行った。45周年記念試合として8人タッグに登場する社長の秋山準は「ごった煮感は否めないが、こういうところからいろんな物語が始まっていく。誰が目立つか。45周年記念試合は、オレが目立ってやろうかなと思います」と宣言した。

 アジアタッグ選手権でTAKAみちのく、ブラック・タイガー7の挑戦を受ける王者組の青木篤志は「全日本のジュニアヘビー級を活性化させるためにも、しっかり防衛したい」とコメント。同じく王者の佐藤光留も「相手のような急造チームに全日本の2トップがやられることがあれば、すべてを否定される。どんな状態になって負けない」と話した。

 セミで全日本45周年記念試合として対戦する諏訪魔と新日本の小島聡は、バチバチの一触即発ムード。7年前に全日本を退団した小島を批判した諏訪魔は「自分としては特別な試合。でもG1で1勝しかできないとか、今のフニャフニャな感じが腹が立つ。残念な先輩を両国でたたきつぶします」と宣言。小島が「7年間で何も成長してなかったと思うと本当に残念」と返し、最後は乱闘寸前になった。

 メインの3冠ヘビー級選手権は、全日本のホープ、宮原健斗が、第56代王者石川修司に挑戦する。宮原は「プロレス界で最高のチャレンジャー宮原が、最高のプロレスラー石川とリング上で向き合います。8月27日は、第57代3冠ヘビー級王者宮原健斗の誕生日です」と王座奪取を宣言。石川は「チャンピオンとしてメインイベントに立てるのは光栄。最高の試合をして、自分が最強であることを証明したい。まだ、ベルトを手放したくないし、防衛を続けたい」とこちらも絶対の自信をのぞかせた。

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中邑真輔すでに圧倒的人気、なお高まる王座獲得機運

中邑真輔(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:サマースラム>◇20日(日本時間21日)◇米ニューヨーク州ブルックリン・バークレイズ・センター

 WWEヘビー級王座に初挑戦した中邑真輔(37)が王座獲得に失敗した。「インドの怪人」と呼ばれる王者ジンダー・マハルに挑戦。得意の蹴りなどで試合を優位に進めたが、乱入した王者側の仲間を蹴散らした後のスキを突かれ、敗れた。日本人初のベルト獲得とはならなかったが、看板興行の「スマックダウン」初登場から約4カ月で頂点にあと1歩までたどり着いた。

 世界最大のプロレス団体WWEでの中邑人気はすさまじい。傘下のNXT時代から登場が待ち望まれ、今年4月に「スマックダウン」に昇格。WWEは世代交代の時期に差しかかっており、看板レスラーのシナやレスナーらに続く新たなスターとして迎え入れられた。初登場からわずか4カ月での、日本人約13年ぶりのWWEヘビー級王座挑戦は期待の証しだ。

 欧米で絶大な人気を誇るWWEは新たな市場としてアジアに目を向けている。そんな中で今年5月には、「インドの怪人」マハルが王者となった。しかし、新日本時代から、そのカリスマ性やプロレス技術が高く評価されてきた中邑の人気は、すでにマハルをしのぐほどとなっている。9月16日にはWWEの大阪公演がある。アジアでの人気をけん引していくためにも、中邑の王座獲得の機運が高まっていると言っていい。【桝田朗】

<中邑の「スマックダウン」昇格からの経緯>

 ◆衝撃デビュー 5月20日、シカゴでのPPV大会「バッククラッシュ」で公式戦デビュー。元ヘビー級王者ジグラーを撃破。

 ◆抜てき 6月18日のPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク」で開催された王座挑戦権争奪戦の出場6人に抜てきされる。最後はAJスタイルズと争うが、コービンに横取りされた。

 ◆高評価 7月25日のバージニア州大会でコービンに勝利。ブライアンGMが、中邑と看板選手のシナとのWWEヘビー級王座挑戦者決定戦を発表。

 ◆挑戦権獲得 8月1日のオハイオ州大会で王座挑戦者決定戦に臨み、シナをキンシャサ(ボマイェ)で撃破。初のWWE王座挑戦権を手にした。

※すべて米国時間

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中邑真輔は日本人13年ぶり挑戦、過去に猪木幻王者

アントニオ猪木(1979年8月26日撮影)

<WWE:サマースラム>◇20日(日本時間21日)◇米ニューヨーク州ブルックリン・バークレイズ・センター

 WWEヘビー級王座に初挑戦した中邑真輔(37)が王座獲得に失敗した。「インドの怪人」と呼ばれる王者ジンダー・マハルに挑戦。得意の蹴りなどで試合を優位に進めたが、乱入した王者側の仲間を蹴散らした後のスキを突かれ、敗れた。日本人初のベルト獲得とはならなかったが、看板興行の「スマックダウン」初登場から約4カ月で頂点にあと1歩までたどり着いた。

 WWEの前身WWF時代の79年11月には、新日本徳島大会でアントニオ猪木が、王者バックランドを下しヘビー級王座を獲得している。だが、WWEは猪木を歴代王者には認定していない。80年にはWWF王座にキラー・カーンが挑戦。WWFの前身WWWF王座にはジャイアント馬場、ストロング小林も挑んだ。WWE王座にはTAKAみちのくが1回、TAJIRIが2回挑戦した。王者はいずれもトリプルH。中邑の挑戦は日本人としては04年4月26日のTAJIRI以来だった。

 ◆WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント) 1963年設立のWWWFが前身。72年にWWFに改称。01年にライバルのWCWを買収、02年にWWEと改称する。WWEのテレビ番組は毎週1400万人の米国人が視聴し世界170カ国以上、35以上の言語で放送されている。93年開始の「ロウ」と99年開始から「スマックダウン」が2大看板番組。ロウは生、スマックダウンは相手をたたきのめすという意味。

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内藤G1史上最長制覇、死闘34分35秒の「運命」

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇13日◇東京・両国国技館

 Aブロック1位の内藤哲也(35)が、13年以来4年ぶり2度目のG1クライマックス制覇を果たした。優勝決定戦で、Bブロック1位のケニー・オメガ(33=カナダ)と対戦。G1史上最長の34分35秒の死闘を必殺のデスティーノ2連発で制した。これで来年1月4日、東京ドーム大会のメイン出場権利証を獲得。4年前にはかなわなかった最大の夢をほぼ手中にした。

 どちらに転ぶか分からない運命を「運命」と名付けた技で引き寄せた。デスティーノ(スペイン語で運命)=後方宙返り式リバースDDT。何度もオメガの蹴りを食らいながら折れなかった内藤は、スイング式デスティーノに正調デスティーノと連続で決め、死闘に決着をつけた。34分35秒。G1史上、最も長い戦いの末に運命をつかみ取った。

 「ロスインゴベルナブレスに出会ってから2年。あの出会いが、オレのすべてだった。まさに、デスティーノ。思っていることは声に出して言わないと誰にも伝わらない。まずは自分自身が楽しむこと。メキシコに行って、ロスインゴ-の仲間に教えてもらった」

 まさに、この2年の戦いが、内藤のプロレス人生を大きく変えた。棚橋2世と言われ、将来のエースを期待されながら伸び悩んだのは14年まで。15年夏のメキシコ遠征でロスインゴ-に出会い、運命が開けた。制御不能と言われた振る舞いや、奔放な発言。最初は戸惑っていたファンの支持も徐々に広まり、大きなムーブメントになった。

 この日の両国国技館での大声援が内藤時代の到来を物語っていた。試合後、観客とお約束の「デ・ハポン」の大合唱。内藤は「新日本の主役はオレだ!」と絶叫した。4年前、G1制覇でIWGPヘビー級王座オカダとの試合が決まった。しかし、中邑-棚橋のインターコンチネンタル選手権試合にファン投票で敗れ、セミファイナルに降格となった。今後、防衛戦や権利証をかけた戦いが行われるが、このままいけばIWGP王者オカダとの戦いが待つ。実力と揺るぎないファンの支持で、内藤は今度こそ、メインの座を勝ち取る。【桝田朗】

 ◆内藤哲也(ないとう・てつや)1982年(昭57)6月22日、東京都足立区生まれ。05年11月に新日本の入団テストに合格。06年5月にプロデビュー。13年8月のG1クライマックスで初優勝も、翌年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座オカダに敗れ失速。しかし、16年にメキシコから制御不能のユニット「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」を持ち込み大ブレーク。4月にIWGPヘビー級王座初戴冠を果たした。180センチ、102キロ。得意技はデスティーノ。

G1歴代優勝者

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オカダがEVIL防衛戦を熱望「借り返してやる」

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇13日◇東京・両国国技館

 IWGPヘビー級王者オカダが、EVILとの防衛戦を熱望した。

 セミの8人タッグで、5日の大阪大会で敗れたEVILと対戦。そのときに負傷させられた首に集中攻撃を浴び、試合も敗れた。EVIL戦がG1制覇を妨げた最大の要因となったことでオカダは「EVIL、しっかりお前には借りを返してやる」と、リベンジのための防衛戦の可能性を口にした。

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内藤哲也4年ぶりG1制覇「新日本の主役はオレ」

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇13日◇両国国技館

 Aブロック1位の内藤哲也(35)が、Bブロック1位のケニー・オメガ(33=カナダ)を破って、13年以来4年ぶり2度目のG1クライマックス制覇を果たした。

 メインの優勝決定戦は、両者譲らぬ大熱戦。ペースの握り合いから、内藤がエプロン、場外とネックブリーカーを連発。さらに、場外の中継席のデスクにパイルドライバーを放つなど、危険なワザでオメガを追い詰める。しかし、オメガも場外へのダイビングやミサイルキック、ジャーマン、青の衝動などで猛反撃。24分には、オメガのパワーボムを内藤がフランケンシュタイナーで返す大技を披露するなど、G1史上に残る名勝負を展開した。最後は、内藤が浴びせ蹴りからドラゴンスープレックス、さらにスイング式デスティーノ、正調デスティーノと流れるように技を繰り出し、オメガを仕留めた。34分35秒はG1史上最長だった。

 試合後内藤はマイクを握り、満員の大観衆と「デ・ハポン」の大合唱。そして「新日本の主役はオレだ!」と言い放った。優勝者インタビューでは「ロスインゴベルナブレスに出会ってから2年。あの出会いがオレの全てだった。まさにデスティーノ。思っていることは言わない誰にも伝わらない。まずは自分自身が楽しむこと。メキシコでロスインゴの仲間たちに教えてもらった」と話した。優勝で、来年1月4日、東京ドーム大会のメイン出場権利証を獲得。4年前にはかなわなかった最大の夢を、今度は実力でつかみ取る。

内藤は顔面にオメガのヒザをまともに食らう(撮影・山崎安昭)
優勝した内藤はクールにポーズを決める(撮影・山崎安昭)

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小島聡、EVILに轟沈で幕 来年以降も出場目指す

<新日本G1クライマックス27:両国大会>◇12日◇両国国技館◇観衆7591人(札止め)

 Bブロック予選リーグ最終戦で、ベテラン小島聡(46)が、EVILに敗れ、1勝8敗の勝ち点2で大会を終えた。EVIL戦も勝利への闘志をむき出しに、激戦を展開。もう1歩まで追い詰めたが、最後はラリアット合戦の末、ヘッドバットからEVILを食らい轟沈(ごうちん)した。

 同じ第3世代と呼ばれる永田裕志(49)が、前日のAブロック最終戦を最後にG1からの卒業。小島は「今回の成績を受けて、私はG1に出場する資格のない選手だということが分かった。しかし、来年のG1まで頑張って努力すれば、もしかしたら出場する資格が出てくるかもしれない」と、こちらは来年以降の出場を目指していく考えを示した。

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オメガ大技連発でオカダ粉砕!2年連続V決定戦へ

<新日本G1クライマックス27:両国大会>◇12日◇両国国技館◇観衆7591人(札止め)

 Bブロック予選リーグ最終戦で、昨年覇者のケニー・オメガ(33=カナダ)がIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)を破り、2年連続優勝決定戦進出を決めた。

 オメガは、5日の大阪大会のEVIL戦で首を負傷し万全ではないオカダに非情の首攻撃。リバースのフランケンシュターナーを2度繰り出し、ジャーマンスープレックス、タイガースープレックスと、後頭部からマットにたたきつける大技を連発。

 最後はVトリガーから、片翼の天使でオカダを粉砕した。1月4日の東京ドーム大会では46分45秒の死闘の末敗れ。6月11日の大阪城ホール大会では60分時間切れ引き分けと、いずれも王座戦ではね返されたオカダに、三度目の正直で勝利。

 外国人としてG1史上初の連覇を目指し、13日にAブロック1位の内藤哲也(35)と対戦する。オメガは「内藤、お前は強くてセクシーだが、オレには劣る。明日は、カナダの国旗が会場にはためくことになる」と連覇を宣言した。

試合に敗れ決勝進出を逃したオカダ(中央)はうなだれた表情で会場を去る(撮影・滝沢徹郎)

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永田裕志男泣き終戦「永田の挑戦は終わりません」

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇11日◇両国国技館

 今大会でG1クライマックスを卒業する19年連続19度目出場の永田裕志(49)が、最後の夏を終えた。Aブロックでバッドラック・ファレと死闘を展開。かつての教え子の体に、貫き通したストロングスタイルをたたき込んだ。1勝8敗と過去最低の結果も、試合内容で「永田ここにあり」を示し、完全燃焼した。

 リングに大の字にのびた永田の表情が、放心状態から笑みに変わった。自身のプラカードがリング周辺を埋め尽くし、ファンの声援が会場を包んだ。リングに座り込んで泣いた。19年連続19度目、G1最多の歴史を刻んできた永田の最後の試合が終わった。

 「最後まで現実は厳しかった。こんな成績は初めてだけど、戦った全員が誰ひとりすかすことなく、真っ正面からオレをつぶしに来てくれた」と最後のG1を振り返った。今年限りと決意して臨んだ大会。「最後の花道に」と野心を持って挑んだが、結果は1勝8敗。それでも、棚橋や内藤らと互角の戦いを演じ、そのストロングスタイルを相手の体に刻みつけた。

 99年初出場から団体の中心を走りだした。1年目から3年目まで予選1位。3年目の01年には初優勝。武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋の闘魂三銃士に続く世代として、長州力に鍛えられた「第3世代」の旗手として新日本を引っ張った。特にG1への思い入れは強く、両国国技館ですら満員にならない苦境に、今や定番となったあの手この手の公開練習で話題作りもした。

 近年は結果を残せず、IWGP王座などベルト戦線からも遠ざかった。それでも若手の指導役を買って出て、その育成に取り組んだ。「今育てている若手の中にいい選手が出てきた。彼らをG1の舞台で活躍させるために身を引くのもいいかと」と、節目の20年にこだわらず卒業宣言した。「G1は今年で終わりだが、永田の挑戦は終わりません」と、晴れ晴れとした表情で言った。【桝田朗】

 ◆永田裕志(ながた・ゆうじ)1968年(昭43)4月24日、千葉県東金市生まれ。日体大レスリング部で92年に全日本選手権で優勝後に新日本入団。同年9月にプロデビュー。01年にG1初制覇、02年4月にIWGPヘビー級王座奪取。同王座10度防衛は棚橋の11度に次ぐ記録。14年2月にはノアのGHCヘビー級王座も獲得。得意技は白目式腕固め。弟克彦氏(43)は00年シドニー五輪レスリング・グレコローマンスタイル69キロ級で銀メダルを獲得。183センチ、108キロ。

試合後、感極まり涙を見せる永田(撮影・滝沢徹郎)
G1クライマックス星取表

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内藤哲也「予想通りの結果」棚橋破り優勝決定戦進出

内藤(上)は棚橋にコーナーポストからデスティーノを決める(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇11日◇両国国技館◇観衆7495人(札止め)

 Aブロックの予選リーグ最終戦で、内藤哲也(35)が、勝ち点12点で並ぶIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至を破り、13日の優勝決定戦進出を決めた。

 大阪城ホール大会でベルトを奪われた棚橋に、徹底して右膝を攻撃された。内藤も棚橋の痛めている右腕を攻めてお返し。互いに勝利への執念を見せ合い、ビンタやエルボーの応酬もあった。最後は、棚橋のツイスト&シャウト3連発を脅威の粘りで返した内藤が、デスティーノ2連発を放って勝利をもぎ取った。内藤は「みなさまの予想通りの結果でしょう。会場のお客様がオレの優勝を望んでいる。優勝決定戦で勝って、ロスインゴ創設以来の大合唱が起こるかも」と不敵な笑みを浮かべた。

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永田裕志「厳しかった」G1過去最低1勝も完全燃焼

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇11日◇両国国技館◇観衆7495人(札止め)

 19年連続19度目出場と最多記録を持つ永田裕志(49)が、最後のG1クライマックスを終えた。

 Aブロック予選リーグ最終戦で、かつての教え子バッドラック・ファレと死闘を展開。その巨体に、貫き通したストロングスタイルをたたき込んだ。キック、張り手、エルボー、バックドロップホールドなど、持てる技を駆使して勝利への執念を見せたが、最後はバッドラック・フォールに沈んだ。

 1勝8敗と過去最低の結果も、試合内容で「永田ここにあり」を示し完全燃焼。永田は「最後まで優勝を目指して戦ったが、現実は厳しかった。こんな成績初めて。G1出場は今日で終わりだが、永田の挑戦は終わりません。ここから自分の真価が問われると思います」と、今後もリング上で存在感を示すことを約束した。

永田(上)はバッドラックの腕を極める(撮影・滝沢徹郎)
試合後、永田(右)の敬礼のポーズにバッドラックは頭を下げる(撮影・滝沢徹郎)

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飯伏幸太G1予選敗退も「自分の中では大満足」

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇11日◇両国国技館◇観衆7495人(札止め)

 Aブロック予選リーグ最終戦が行われ、2年ぶり出場の飯伏幸太(35)は、後藤洋央紀に敗れ、5勝4敗の勝ち点10で3度目のG1を終えた。

 飯伏は、予測不能の反撃で後藤を追い詰めたが、最後は裏GTRから正調GTRの連発に沈んだ。飯伏は試合後「いい経験をさせてもらった。自分がやれることはやったつもり。自分は爆発した。自分の中では大満足」と長い戦いを乗り切り、笑顔で戦いを振り返った。

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オメガがSANADA撃破「オカダに勝って優勝」

<新日本:G1クライマックス27横浜大会>◇8日◇横浜文化体育館◇観衆4761人

 Bブロックの第8戦が行われ、昨年優勝のケニー・オメガ(33)が、SANADAを下し6勝2敗で勝ち点12に伸ばした。

 オメガは、身体能力の高いSANADAと競い合うように、飛びワザを連発。SANADAの絞め技スカルエンドに何度もつかまったが、最後は、SANADAが肩に乗ってきたところを、逆に体をロックし、そのまま片翼の天使で切り返し勝利した。

 オメガは「反対のブロックでは飯伏は決勝に上がって来れないようだが、オレには使命がある。プロレス史上最高のレスラーになるために、オカダに勝って優勝する」と宣言した。

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小島聡「最後は勝利したい」トンガに敗れ連勝逃す

<新日本:G1クライマックス27横浜大会>◇8日◇横浜文化体育館◇観衆4761人

 Bブロックで、5日の大阪大会で今大会初勝利を挙げた小島聡(46)は連勝を逃した。

 タマ・トンガの動きの速い攻撃に苦戦したものの、持ち前のパワーでじわじわと反撃した。右腕のサポーターを外し、決めのラリアットにいったが、逆に右腕に集中攻撃を浴びて失速。逆にトンガのガンスタンでマットにたたきつけられ、大の字にのびた。

 「最後のG1で一花、二花咲かせたいと思ったが、現実をつきつけられていることに憤り、悔しさ、情けなさを感じます」と唇をかんだ。それでも「今、自分の心の中を支配しているのは元気の2文字。その元気をみなさんに届けられるよう、最後は勝利したい」と前を向いた。

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オカダ・カズチカ鼻折られた 鈴木みのるに大苦戦

<新日本:G1クライマックス27横浜大会>◇8日◇横浜文化体育館◇観衆4761人

 Bブロックの決勝進出争いは、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)と昨年覇者ケニー・オメガ(33)の2人に絞られた。

 オカダはメインでくせ者・鈴木みのるを迎え撃った。体格で勝るオカダだが、すきを見せると鈴木の絞め技に捕まる展開で、なかなかリズムに乗ることができない。終盤は壮絶な張り手合戦。鈴木のビンタ14連発に崩れ落ちると、場内からはなんと「鈴木コール」がわき起こった。

 これも絶対王者の宿命か。オカダも、ドロップキックやレインメーカーで鈴木にダメージを与えるが、驚異的なスタミナを誇る鈴木にはね返される。最後は、攻め手を欠き30分時間切れ引き分け。オカダは勝利を奪えず、6勝1敗1分けで勝ち点13となった。

 試合後オカダは「全勝すると言ってEVILに負け、このベルトが1番だと見せつけるといって鈴木に勝てなかった。このG1で散々伸びていた鼻を折ってもらったよ。でもこんなんで調子乗っているのをやめることできない。オメガに勝って優勝して、オカダのすごさを見せつけてやる」と、負けん気の強いところを見せた。

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会心「ゼアッ!」G1卒業宣言の永田裕志が初勝利

<新日本:G1クライマックス27浜松大会>◇6日◇アクトシティ浜松

 新日本プロレスのG1クライマックス27浜松大会が6日、アクトシティ浜松でAブロック第8戦を行い、今大会でG1卒業を宣言した永田裕志(49)が、ついに今大会初勝利を挙げた。開幕戦で棚橋に土をつけたセイバーJrと激闘を展開。序盤からキックの連打を浴びせ、ナガタロックなど持てる技を総動員して勝利への執念を見せた。最後は得意のバックドロップホールドで勝負を決めた。

 試合後は会場のファンに向かって敬礼し、会心の「ゼァッ!」。19年連続19度目の出場という記録を持つが、これほど勝利に見放された大会はなかった。「どれも負ける試合じゃなかった。でも、現実に勝ちを取るってことがあるかないかで全然違うということを今日の試合で感じた」としみじみ。それが、永田が19年戦ってきたG1への実感だった。IWGPインターコンチネンタル王者棚橋は、石井を破り6勝目。勝ち点12で内藤と首位で並んでいる。