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新関脇に大栄翔、遠藤が小結復帰/新番付アラカルト

大栄翔(2020年7月28日撮影)

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。

<秋場所番付アラカルト>

▽変わらず 横綱、大関の顔触れは変わらず。大関で朝乃山と貴景勝の東西が入れ替わった。

▽新関脇 東西の正代、御嶽海はそのまま。大栄翔が新たに就いた。埼玉県出身は若秩父以来57年ぶり。3関脇は17年九州場所(御嶽海、嘉風、照ノ富士)以来で大関経験者なしの3関脇は11年秋場所(琴奨菊、稀勢の里、鶴竜)以来。

▽返り咲き 小結は先場所西の隠岐の海が東、西は遠藤が2場所ぶり復帰。

▽明暗 先場所幕尻優勝の照ノ富士が一気に16枚番付を上げて東前頭筆頭に。出場停止処分の阿炎は9枚下げ西前頭14枚目。

▽新入幕 翔猿は追手風部屋から10人目の幕内。兄英乃海との史上11組目の兄弟幕内。元横綱朝青龍を叔父に持つ豊昇龍はモンゴル出身では27人目、外国出身では50人目の幕内力士。

▽新十両 王輝は新潟県出身では戦後17人目、錦富士は青森県出身では戦後65人目。

遠藤(2020年1月12日撮影)

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前場所V照ノ富士が東前頭筆頭「その分責任もある」

秋場所の番付発表で東前頭筆頭となり、リモートでの会見に臨む7月場所優勝の照ノ富士

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。

  ◇    ◇    ◇

7月場所で復活優勝を遂げた照ノ富士は、幕尻から東前頭筆頭まで番付を上げた。

「かなり予想より上がった感じ」と本人も驚いた様子で、「その分、責任もある。頑張らないといけない」と気持ちを新たにした。優勝に浮つくことなく稽古もすぐ再開したという。「昔、安治川親方(元関脇安美錦)に今場所が終わったら、来場所は始まっていると言われた。この1、2年はそれを意識してやっている」とぬかりはない。

秋場所の番付が発表されリモート会見に臨む、2場所連続優勝を狙う照ノ富士

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新関脇大栄翔「相撲と一緒で徐々に」嫁取りも意欲?

埼玉県草加市の追手風部屋で秋場所の番付表に記載されている自身のしこ名を指さす新関脇の大栄翔(右)と新入幕の翔猿

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。

   ◇   ◇   ◇

新関脇大栄翔が嫁取りにも意欲!? 先場所は11勝の好成績で「目標にしていた」という関脇に昇進した。大関候補にも浮上し、「現役でいる以上はさらに上を目指して、欲を出して頑張っていきたい。(大関は)未知の世界だが今の自分にとって最大の目標」と意欲を示した。

同じ埼玉栄高出身で、仲のいい大関貴景勝が婚約を発表。「最近知った」と明かし、自身については「相撲と一緒で徐々に頑張っていきたい」と照れながら話した。

秋場所で新関脇昇進を果たし、リモートでの会見に臨む大栄翔

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新入幕の翔猿「自分も」炎鵬刺激に小兵力士旋風誓う

埼玉県草加市の追手風部屋でリモートでの会見に臨み、自身のしこ名が記載された秋場所の番付表を指さす新入幕の翔猿

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。

   ◇   ◇   ◇

新入幕の翔猿が「小兵力士旋風」を起こす。幕内最軽量の炎鵬の活躍に「小さいとか言い訳できない。自分も暴れたい」と意欲を示した。175センチ、131キロで大きな相手に技を駆使して対抗してきた。「相手を翻弄(ほんろう)してトリッキーな相撲を見せたい」。最近は炎鵬をはじめ石浦、照強ら小柄な力士が存在感を示している。翔猿もその一端を担う。

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大相撲、ガイドライン第二版発表 諸注意など記載

両国国技館の外観(2020年5月4日)

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(9月13日初日、両国国技館)を、7月場所同様に上限を各日約2500人とする有観客で開催することを決めた。

新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ「直近の情勢や、専門家のアドバイスを受け検討した結果」と説明。入場券は9月1日から、チケット大相撲WEBで受け付ける。「より一層の感染防止策を図り『安全安心な』大相撲九月場所を迎える所存です」とプレスリリースで発表した。

また34ページに及ぶ「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の第二版も発表。日常生活の諸注意など細かに記されており、7月13日の初版から一部改訂された2ページ増のものとなっている。

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新入幕の豊昇龍、立ち合い磨き目標は「2桁で三賞」

豊昇龍(2020年7月22日撮影)

大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付が8月31日に発表され、新入幕を果たした西前頭16枚目の豊昇龍(21=立浪)が、リモートでの会見に臨んだ。

先場所は2桁10勝をあげ、十両を4場所で卒業となった。「上がれないかと思っていたが、上がれてよかった。入門した時から幕内の土俵で相撲をとりたいと思っていた」。おじの元横綱朝青龍は十両を2場所で通過。「新十両で負け越した時(7勝8敗)はそんなに早く上がれないかと。来年ぐらいに上がれればと思っていた」と明かした。

朝青龍氏には、師匠の立浪親方(元小結旭豊)がメールで連絡したという。「『幕内に上がりましたよ』と連絡入れたら『おめでとう』と。そのぐらいですよ」と立浪親方。十両昇進時はほめられたという豊昇龍だが「おじさんはまだまだ怖いです」と苦笑いした。

師匠が「常におじさんの影を追ってるんで」と話した通り、幕内の土俵ではより比較、注目度が高まってくる。「子どものころ、テレビで(取組を)見てすごいと思っていた。そのおじさんがほめてくれるようにならないと」。

新入幕の目標を「2桁で三賞」と明確に掲げた。そのために立ち合いを磨くという。「スピードのある立ち合いをしたい。まだまだ遅い」。立浪親方は「もっと鍛えないと。筋力をつけて、体重もほしい。最終的には150キロぐらい」と注文をつけた。

幕内優勝25回のおじの背中を追いかける戦いの始まりとなる。「お相撲さんになる前から(朝青龍の)動画はよく見ていた。わくわくして体が熱くなった。それぐらいになりたい、その気持ちがあったから、自分はここにいると思う」。幕内の土俵に新たな「個性派」が加わる。

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秋場所も有観客「引き続き感染防止強化」八角理事長

八角理事長(20年3月22日)

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。新型コロナウイルスの影響を受け、7月場所同様に上限を各日2500人とする有観客での開催となる。入場券は9月1日から、チケット大相撲WEBで受け付ける。

決定を受け、八角理事長(元横綱北勝海)が以下のコメント(原文まま)を発表した。

皆さんこんにちは。

日本相撲協会理事長八角です。

新型コロナウイルス感染症の拡大から約半年、当協会は感染症専門の先生の指導のもと、感染防止策の強化をはかり、体調不良者には抗原検査、PCR検査を行い、日々の感染予防に努めております。

本日の理事会で、九月場所は13日に初日を迎えますが、七月場所同様にお客様をお迎えして行うことが決定しました。

昨日も全協会員を集め、感染防止に関する講習会を開きました。感染症に対する一人一人の予防の知識を深め、九月場所も引き続き感染防止策を強化し、お客様が安心・安全にご覧いただける環境を整えてまいります。大相撲を支えていただいているたくさんの皆さまのご期待に添えるよう、力士は猛暑の中、各部屋において、各自が稽古に邁進しております。初日から迫力ある取組を見せてくれることを願いつつ、皆様方には大いに期待していただきたく存じます。

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大相撲秋場所は日程通り9・13から開催 有観客で

秋場所の番付発表で東前頭筆頭となり、リモートでの会見に臨む7月場所優勝の照ノ富士

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。

新型コロナウイルスの影響を受け、7月場所同様に上限を各日2500人とする有観客での開催となる。入場券は9月1日から、チケット大相撲WEBで受け付ける。

既に発表している通り、新弟子検査は9月8日に行う。東京場所前恒例の、横綱審議委員会による稽古総見は中止。場所後の明治神宮土俵入りと、全日本力士選士権大会の中止も発表されている。

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照ノ富士、東前頭筆頭「責任もある。頑張らないと」

秋場所の番付発表で東前頭筆頭となり、リモートでの会見に臨む7月場所優勝の照ノ富士

大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付が8月31日に発表され、7月場所で復活優勝を遂げた照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)が幕尻から一気に東前頭筆頭へ上がった。

オンラインで会見に臨んだ照ノ富士は「かなり予想より上がった感じ。これぐらい上げてもということだから、その分、責任もある。頑張らないといけない」と気持ちを新たにした。

7月場所は8月2日が千秋楽だった。間が短く、場所を迎えることになるが、先場所が終わってすぐ稽古を再開したという。「安治川親方(元関脇安美錦)に今場所が終わったら、来場所は始まっていると言われている。この1、2年はそれを意識してやっている。けがしてる人にしか分からない。2日、3日と休むと逆に痛くなる。長く休まないように、すぐ次の場所を意識している」。

両膝のけがに加え、内臓疾患もあり大関から序二段まで落ちてはい上がってきた。その生活はストイックを突き詰める。優勝後も浮かれることなく、「(自分への褒美は)特にない」と話し、「筋トレをしている時が楽しい」。膝の痛みに耐えるためにも、筋力トレーニングに取り組む。生活のすべてを相撲に捧げる。

秋場所は上位陣と総当たりになる。「相手がだれでも関係ない。自分がやってきたことを信じて、ぶつけていくだけ」。目標については「まず勝ち越して、そこから2桁。さらにその上を意識していきたい」。三役復帰がかかる場所でもあるが、「戻りたい、上がりたい意識はない。毎日、集中してやる。それに結果がついてくればいい」。地獄を味わっただけに、精神面は達観している。「(優勝は)支えてくれた人に少しでも恩返しできた。次の場所も頑張らないといけない」という思いだけで、土俵に臨む。

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照ノ富士は前頭筆頭、阿炎は前頭14枚目/新番付

7月場所で幕尻優勝を果たし賜杯を手にする照ノ富士(2020年8月2日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

先場所、両膝のケガによる手術、糖尿病など内臓疾患を克服し、14場所ぶりに返り入幕を果たし、幕尻で2度目の幕内優勝を果たした照ノ富士(28=伊勢ケ浜)は、東前頭17枚目から番付を一気に16枚上げて、東前頭筆頭にまでアップした。上位総当たりとなる今場所も活躍が期待される。

また、新型コロナウイルスの感染拡大の中、不要不急の外出で出場停止処分を受けた阿炎(26=錣山)は、東前頭5枚目から西前頭14枚目に番付を下げた。

うれしい新入幕は2人。翔猿(とびざる、28=追手風)は、追手風部屋からは現師匠(元前頭大翔山)が部屋創設後としては、剣翔以来、1年ぶり10人目の幕内力士となった。東京都出身でも剣翔以来、戦後31人目で、日大からも剣翔以来38人目。十両英乃海(31=木瀬、最高位は西前頭12枚目)が兄で、14年春場所の千代丸、千代鳳(ともに九重)以来、史上11組目の兄弟幕内誕生となった。

第68代横綱・朝青龍を叔父に持つ豊昇龍(21=立浪)は先場所、東十両6枚目で10勝5敗の成績で新入幕を果たした。立浪部屋からは、現師匠(元小結旭豊)の部屋継承後では、18年名古屋場所の明生以来、4人目の幕内力士輩出。モンゴル出身では今年初場所の霧馬山(24=陸奥)以来27人目、外国出身では50人目の幕内力士誕生となった。

再入幕は明生(25=立浪)が2場所ぶり、旭大星(30=友綱)が11場所ぶり、逸ノ城(27=湊)が4場所ぶりの復帰を果たした。

既に番付編成会議で発表になっていた十両昇進力士は4人で、うれしい初の関取の座を射止めた新十両は2人。王輝(24=錣山)は、錣山部屋からは現師匠(元関脇寺尾)が部屋創設後、昨年夏場所の彩以来、5人目の関取。新潟県出身では16年九州場所の小柳(現豊山)以来、戦後17人目の新十両だ。錦富士(24=伊勢ケ浜)は、伊勢ケ浜部屋からは、今年春場所の翠富士以来の新十両で、青森県出身では17年秋場所の大成道以来、戦後65人目。近大からは翠富士以来、14人目の関取輩出となった。

再十両は先場所、西幕下12枚目で7戦全勝優勝を果たした幕内経験者の千代の国(30=九重)が7場所ぶりの復帰を決めた。北■磨(34=山響)は17年秋場所以来、3年ぶりの十両復帰を果たした。

秋場所は通常通りの日程でいけば、9月11日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。13日の初日を迎える。

※■は石へんに番

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大栄翔加わり「3関脇」17年九州場所以来/新番付

大栄翔(2020年7月28日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

横綱は4場所連続で、東に白鵬(35=宮城野)、西に鶴竜(35=陸奥)が就いた。7月場所では、白鵬が13日目から、鶴竜は2日目から休場。ともに復帰をかける土俵で、白鵬は2場所ぶり45回目、鶴竜は昨年の名古屋場所以来6場所ぶりの優勝を目指す。

大関は東西が入れ替わり、東が朝乃山(26=高砂)、西が貴景勝(24=千賀ノ浦)。新大関として臨んだ7月場所で優勝次点の12勝3敗だった朝乃山は、7場所ぶり2度目となる大関初Vを目指す。7月場所で、かど番を脱出し12日目から休場した貴景勝も、婚約発表を機に10場所ぶり2度目となる大関初優勝を狙いたいところだ。

関脇は先場所、ともに11勝4敗の好成績を残した正代(28=時津風)と御嶽海(27=出羽海)が、東西で変わらない。正代は3場所連続の関脇在位(三役も)で、御嶽海は2場所連続の関脇在位(三役も)。

今場所はさらに、東の序列2番目の関脇に、大栄翔(26=追手風)が就いた。先場所は東小結で11勝4敗の好成績を収めた大栄翔は、今年初場所の朝乃山以来の新関脇。追手風部屋からの新関脇は、2000年九州場所の追手海以来20年ぶり。埼玉県出身でも久々の新関脇誕生で、63年名古屋場所の若秩父以来、57年ぶり戦後2人目となった。

なお3関脇は、17年九州場所(御嶽海、嘉風、照ノ富士)以来のこと。大関経験者不在の3関脇となると、11年秋場所(琴奨菊、稀勢の里、鶴竜)以来となる。

小結は先場所、西小結で9勝6敗の隠岐の海(35=八角)が東に、西は先場所、東前頭筆頭で8勝7敗の遠藤(29=追手風)が2場所ぶりの小結復帰を果たした。

秋場所は通常通りの日程でいけば、9月11日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。13日の初日を迎える。

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佐渡ケ嶽1位、木瀬2位 部屋別力士数/新番付

佐渡ケ嶽部屋の琴奨菊(2020年7月28日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

新番付にしこ名が載った力士総数は44部屋に、7月場所から12人減の683人。部屋別、出身地別のナンバーワンはどこか…。データを紹介します。

【部屋別力士数】

相撲通の方なら1位と2位はあの部屋…と推測できるでしょう。ここ数年、常にトップを競うあの部屋です。

1位は佐渡ケ嶽部屋の37人。十両へ2人が陥落したものの、幕内力士3人も追手風、伊勢ケ浜、宮城野に並びトップだ。2位は7月場所から3人減ったものの、32人で木瀬部屋が続く。関取予備軍ともいわれる幕下の13人は群を抜く。関取数6人は追手風部屋の7人に続き、九重部屋と並ぶ2位につける。

3位以下は<3>玉ノ井部屋28人<4>九重部屋27人<5>境川部屋24人<6>高田川部屋、高砂部屋、八角部屋の各23人<9>追手風部屋22人と続き、ここまでが20人以上の部屋になる。

【出身地別力士数】

やはり日本全国の人口比率に準じているのか。1位は東京都の55人。以下<2>大阪府(37人)<3>愛知県(35人)<4>兵庫県、福岡県(各34人)で、本場所開催4都府県が予想通りにベスト5入り。以下<6>神奈川県(29人)<7>千葉県、鹿児島県(各28人)<9>埼玉県(25人)<10>熊本県(24人)と続く。幾多の横綱を輩出した“相撲どころ”の北海道は11位の21人、やはり多くの名力士を輩出した相撲どころの青森県は10人(21位タイ)となっている。なお日本の最少は2人で福井県、滋賀県、鳥取県の3県になっている。

国別ではモンゴルの20人がダントツで、ジョージアが2人、残るブラジル、ロシア、ブルガリア、ハンガリー、フィリピン、ウクライナが各1人となっている。

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北勝富士あと横綱2人 金星獲得10傑入り/新番付

北勝富士(2020年1月14日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

現役力士の今場所達成可能な歴代10傑入りなどの記録は以下の通り(在位したことで達成済みも含む)。

【通算勝利数】

既に横綱白鵬(35=宮城野)が1170勝で歴代トップに君臨。どこまで伸ばせるか注目だ。ちなみに現役2位は琴奨菊(36=佐渡ケ嶽)の825勝。歴代10位の寺尾(元関脇=現錣山親方)まで35勝だ。

【幕内在位場所数】

今場所で白鵬が歴代5位の96場所。11月場所在位で高見山(元関脇=元東関親方)、安美錦(元関脇=現安治川親方)に並ぶ同3位に浮上する。琴奨菊は安芸乃島(元関脇=現高田川親方)に並ぶ同7位タイの91場所。現役3位は横綱鶴竜(34=陸奥)の81場所。ちなみに歴代1位は元大関魁皇(現浅香山親方)の107場所。

【幕内出場回数】

琴奨菊が歴代6位の1321回、白鵬が同8位の1265回。現役3位は鶴竜の1027回。なお歴代1位は、元関脇旭天鵬(現友綱親方)の1470回。

【幕内勝利数】

白鵬が1076勝で、2位の魁皇に197勝もの差をつけ歴代トップ。歴代6位に琴奨菊(716勝)が名を連ねる。同5位の元横綱大鵬までは、あと30勝で届く。

【通算連続出場】

初土俵以来、無休の「鉄人記録」の歴代9位に1271回の玉鷲(35=片男波)が入っている。04年春場所の序ノ口デビューから足かけ17年の「皆勤賞」だ。

【金星獲得】

現役力士で歴代10傑入りは不在だが、今場所チャンスがあるとすれば現在7個の北勝富士(28=八角)。横綱2人を倒せば通算9個で10位タイに滑り込む。東前頭2枚目まで番付を上げ、上位総当たりは確実だが果たして…。

なお8個で現役トップの逸ノ城(27=湊)は再入幕だが、上位とは当たらない幕尻の東前頭17枚目。ただ「幕尻の17枚目」といえば、今年1月の春場所で西の徳勝龍が、7月場所では東の照ノ富士が、アッと驚く幕尻優勝を果たしている。両者とも、両横綱が途中休場したため横綱戦はなかったが、大関戦は組まれた。もし逸ノ城が快進撃の末、優勝争いに加わり横綱対戦が実現すれば…。1つでも勝てば歴代10傑入りする。なお7個で追う遠藤は、返り三役のため金星のチャンスはない。

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大栄翔は序列2番目の東関脇 幕内十両一覧/新番付

大栄翔(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

<東>  <西>

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

 【関  脇】   

正  代    御嶽海

大栄翔

 【小  結】

隠岐の海    遠  藤

 【前  頭】   

照ノ富士 <1>  隆の勝

北勝富士 <2>  玉  鷲

妙義龍  <3>  照  強

豊  山 <4>  栃ノ心

霧馬山  <5>  宝富士

高  安 <6>  輝

竜  電 <7>  碧  山

徳勝龍  <8>  若隆景

炎  鵬 <9>  阿武咲

佐田の海 <10>  琴恵光

千代大龍 <11>  琴奨菊

琴勝峰  <12>  魁  聖

明  生 <13>  石  浦

翔  猿 <14>  阿  炎

志摩ノ海 <15>  松鳳山

旭大星  <16>  豊昇龍

逸ノ城  <17> 

 【十  両】   

勢    <1>  錦  木

琴勇輝  <2>  琴ノ若 

若元春  <3>  千代丸 

千代翔馬 <4>  大奄美 

大翔丸  <5>  旭秀鵬 

千代ノ皇 <6>  天空海 

美ノ海  <7>  東  龍

水戸龍  <8>  剣  翔

英乃海  <9>  千代鳳 

明瀬山  <10>  翠富士 

白鷹山  <11>  千代の国

木崎海  <12>  大翔鵬 

王  輝 <13>  錦富士 

富士東  <14>  北■磨

※■は石へんに番

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降下の勢は東十両筆頭、千代丸は西十両3/新番付

勢(2020年7月23日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

【降下】

<幕内から十両>

勢(33=伊勢ノ海)西前頭9枚目→東十両筆頭

錦木(30=伊勢ノ海)東前頭16枚目→西十両筆頭

琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)西前頭17枚目→東十両2枚目

琴ノ若(22=佐渡ケ嶽)西前頭13枚目→西十両2枚目

千代丸(29=九重)西前頭15枚目→西十両3枚目

<十両から幕下>

貴源治(23=千賀ノ浦)東十両13枚目→東幕下筆頭

千代の海(27=九重)東十両14枚目→東幕下2枚目

朝弁慶(31=高砂)西十両10枚目→東幕下4枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

<幕下>

旭蒼天→玉正鳳(たましょうほう=片男波)

北勝陽→北勝輝(ほくとうき=八角)

福山→海乃島(かいのしま=藤島)

松山→出羽大海(でわたいかい=出羽海)

<三段目>

深澤→城雄力(じょうゆうりき=山響)

藪ケ崎→白旺灘(はくおうなだ=山響)

<序二段>

千田→禎ノ花(つぐのはな=阿武松)

鎌田→備巌山(びがんざん=山響)

北島→志摩錦(しまにしき=朝日山)

木山→旭天稜(きょくてんりょう=友綱)

大國里→大国岳(おおくにだけ=追手風)

福田→勝桂馬(しょうけいま=木瀬)

吉澤→大国山(おおくにやま=朝日山)

<序ノ口>

山本→錦丸(にしきまる=朝日山)

坂下→八百ツ富士(やおつふじ=伊勢ケ浜)

江面→良ノ富士(かずのふじ=伊勢ケ浜)

川口→千代烈士(ちよれっし=九重)

財部→千代天照(ちよてんしょう=九重)

中郷→千代泉志(ちよせんし=九重)

古澤→千代大和(ちよやまと=九重)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

深澤颯斗→城雄力颯人(じょうゆうりき・はやと=山響)

鎌田航海→備巌山雄一(びがんざんゆういち=山響)

旭蒼天万来→玉正鳳萬平(たましょうほう・まんぺい=片男波)

大國旭亮→大国岳翔太郎(おおくにだけ・しょうたろう=追手風)

松山大海→出羽大海友和(でわたいかい・ともかず=出羽海)

福田匠馬→勝桂馬大也(しょうけいま・ひろや=木瀬)

【出身地変更】

欧鈴木千晴(東京都葛飾区→千葉県鎌ケ谷市=鳴戸)

【引退年寄襲名】

蒼国来→荒汐

豊ノ島→井筒

栃煌山→清見潟

【引退】

希善龍、寺尾、青狼、徳真鵬、豪頂山、荒虎、白虎、旭勇幸、倉橋、駒木龍、勝武士(死去)、阿光、萬國、琴陸山、栄富士、照道、貴正樹、龍雅、峰雲、旭勝力、若青雲、山川

千代丸(2020年7月30日撮影)

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会食休場の阿炎、場所前から複数回キャバクラ通い

24日、幕内土俵入りを行う阿炎

知人らと会食に行くなどして大相撲7月場所7日目の25日から休場している東前頭5枚目阿炎(26=錣山)が、場所前からキャバクラに複数回行っていたことが26日、関係者の話で分かった。また初日から休場していたにも関わらず、幕下以下の力士1人が会食に同席していたことも判明。本場所開催に向けて日本相撲協会が一丸となり、新型コロナウイルス感染防止を徹底してきた中での騒動に、協会内からは怒りの声が上がっている。

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突然の休場から一夜明けたこの日、阿炎の会食事情が明らかとなった。報道陣の電話取材に応じた協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのかは分からない」と説明。回数についても「場所前と場所中と2回」と話した。しかし関係者によると、実際は接待を伴うキャバクラに場所前から複数回行っていたという。しかも、阿炎とは別の部屋に所属する初日から休場していた幕下以下の力士が同席していた。

協会は場所前に「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」などのルールを定めたガイドラインを各部屋に配布。感染防止に向けて一丸となっていた。それだけに会食が発覚した25日に「さんざん何回もやらかして、世の中がどんな状況か考えてほしい。子どもじゃないんだから」と激怒していた芝田山広報部長は収まらない。「幕内の関取が場所中にああいう形で休場することにおいて1つの事案として場所後の理事会で報告されるのは間違いない。情状酌量の余地もない」と断言。場所後の理事会で議題に挙がることとなった。同じ違反でも通常なら関取より軽い処分となる幕下以下の力士についても、協会内では厳罰を求める声が上がっているという。

阿炎は25日に37度6分の熱を出し、同日に行った新型コロナウイルスの抗原検査の結果は陰性。幕下以下の力士も25日に37度以上の熱を出すも、同検査の結果は陰性だった。両力士はこの日も抗原検査を受けて再び陰性だったが、阿炎に対して「自業自得」と「懲罰休場」させた錣山親方(元関脇寺尾)と幕下以下の力士の師匠ともに、弟子の再出場を否定しているという。

同広報部長は「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」と説明。6日目までに対戦した力士や、錣山部屋の力士、幕下以下の力士が所属する部屋の力士らは休場しない。6月に結婚したばかりで、初優勝を目指していたはずだった阿炎らの場所前、場所中のキャバクラ通い。入念に準備をし、場所中も細心の注意を払ってきた協会を裏切る行為となった。

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◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆日本協会のコロナ対策ガイドライン 「日常生活における感染予防」の項目の1つに「外出の自粛」がある。「不要不急の外出を自粛する。近隣以外への緊急な外出や必要な外出は、師匠が協会に相談した上で行う」と書かれている。また「協会員の移動」の項目の中にも「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」「人との接触の機会を減らす」とある。なお外出する場合は「マスクを着用し『いつ、だれと、どこに』を明確にし、師匠に報告する」と明記している。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▽3月22日 史上初の無観客開催となった春場所が千秋楽を迎えて15日間の日程を終了。

▽4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▽同7日 政府が緊急事態宣言を発令。

▽同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▽同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▽同27日 相撲協会が夏場所の新番付を発表。

▽同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▽5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▽同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▽同18日 希望する協会員を対象に新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▽同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▽7月6日 検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▽同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▽同19日 7月場所開始。

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新大関朝乃山7月場所へ「体を作るだけ、気合を」

角界初のリモート会見を行う新大関朝乃山

新大関の朝乃山(26=高砂)が6日、オンライン会議システム「Zoom」による、報道陣とのリモート取材に応じた。

本来なら、この日は開催を目指す大相撲7月場所(19日初日、両国国技館)の番付発表日。だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け5月の夏場所が中止されたため、番付は据え置きのまま。7月場所の新番付は作られず、番付発表は見送られた。

無観客開催だった3月の春場所で大関昇進を決め、お披露目するはずだった5月の夏場所は中止。仕切り直しとなる7月場所に向けての抱負や近況などを語った。

約2週間後に控えた初日に向けては「あとは初日に向け体を作るだけ。あと2週間、気合を入れます」と語った。6月に入り申し合いや、ぶつかり稽古を再開。当初は「立ち合いの動作とか鈍かったけど、修正してだいぶ戻りました」と回復。部屋の関取は朝乃山以外に再十両の朝弁慶しかいないが、幕下に力のある力士がおり、稽古には不自由していないようだ。出稽古で他の部屋の関取衆と申し合いなどで力を付けるのが、最近の調整法だった。それも出来ないが「不安はありません。大丈夫」と頼もしく語った。

自粛生活が続くが「ストレスをためるのは体によくない」と、映画観賞などでストレスを発散。キアヌ・リーヴス主演のアクション映画「ジョン・ウィック」などを鑑賞し「気持ちを切らさず高めている」という。また大鵬、北の湖、北天佑、師匠の朝潮ら歴代横綱、大関のビデオも見て「どうやったら右四つになれるか、右四つになれなかったらどうやって対処するか」と研究にも余念がなかったという。そんな中でも最も「すごいな」と印象に残っているのは「千代の富士さん」という。

Zoomによる会見形式の取材対応は「ひじょうにやりにくいです」と苦笑いしながらも、約30分にわたり1つ1つの質問に丁寧に対応。本場所で「大関朝乃山」とコールされることを熱望しているのでは…という問い掛けに「それを一番、望んでいるのはお客さん。土俵の上から白星を届けるのが恩返しだと思っています」とファンへのメッセージも忘れなかった。

朝乃山(2020年3月16日撮影)

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高田川親方ら4月末に退院/これまでの角界主な動き

3月22日、大相撲春場所千秋楽で協会挨拶を行う八角理事長

日本相撲協会が新型コロナウイルス感染拡大の影響により、24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)を中止する方向で調整していることが3日、関係者の話で分かった。角界ではこれまでに、高田川親方(元関脇安芸乃島)や十両白鷹山ら計7人の感染者が判明。政府発令の6日期限の緊急事態宣言が、31日まで延長される方向となったこともあり実施は厳しい状況となった。本場所が中止となれば、八百長問題の影響を受けた11年春場所以来、9年ぶり3度目となる。

<これまでの角界の主な動き>

▼3月1日 春場所の史上初の無観客開催を決定。

▼8日 春場所初日。

▼22日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼4月3日 夏場所、名古屋場所開催の2週間延期を決定。

▼10日 幕下以下の力士が「陽性」と判明。角界で陽性反応を示したのは初。

▼23日 高田川親方がPCR検査を受け、都内の病院に入院。

▼24日 高田川親方のPCR検査の結果が「陽性」と判明。弟子の十両白鷹山もPCR検査を受けて「陽性」が確認される。

▼25日 白鷹山が入院。他に幕下以下の力士4人がPCR検査で「陽性」と判明。協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、接触を伴わない稽古の継続を通達。

▼27日 協会が夏場所の新番付を発表。

▼30日 協会が高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▼5月1日 安倍晋三首相が緊急事態宣言延長を4日に決める意向を表明。

土俵が片付けられた両国国技館内の全景
高田川親方(19年6月24日撮影)

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鶴竜「いい準備を」開催不透明も夏場所へ基礎運動

鶴竜(2020年1月13日撮影)

大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)が28日、日本相撲協会を通じて談話を発表し、夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)に向けた調整について「今できること、やるべきことを行ってきた。四股、すり足など基礎運動を中心に行っている」と話した。

前日27日に夏場所の新番付が発表され、西の横綱に就いた。3場所連続休場明けとなった3月の春場所では、12勝3敗で優勝次点。夏場所では5場所ぶり7度目の優勝を目指す。

本来28日は力士会が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により取りやめとなった。力士会会長を務める鶴竜も「手洗い、うがい、消毒などを継続して行っている」と感染予防に注力している。2週間延期となった夏場所は開催が不透明な状況だが「常にいい準備をしておくことが大切」と、力強く語った。

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白鵬が五輪に思い「中止ではなく延期。また狙える」

白鵬(2019年7月19日撮影)

日本相撲協会は27日、2週間延期にした大相撲夏場所(5月24日初日・両国国技館)の新番付を発表した。2場所連続45度目の優勝を目指す横綱白鵬(35=宮城野)は電話取材に応じ、現役続行の目安とする東京オリンピック(五輪)の1年延期に初めて言及。計7人の協会員が新型コロナウイルスに感染するなど、夏場所が開催できるか不透明な状況の中でも、感染予防に務めながら稽古場での調整を進めている。

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先行きの見えない状況だけに、3場所連続で東の正位に就いた白鵬は「番付が出たということは、素直にうれしいかな」と心境を語った。本来なら先場所の優勝力士として会見が行われるが、感染予防のため電話での対応となった。

現在は都内の部屋で調整を進めている。稽古場では「上から横から扇風機を回して、ドアや窓を全部開ける」と換気を徹底。免疫力を下げないため、食事もサラダを多めにとり、ビタミンを積極摂取。アルコール消毒スプレーも、常に持ち歩いているという。

感染拡大もあり、東京五輪が1年間延期となった。18年に死去した父ムンフバトさんは、レスリングで64年の東京五輪に出場している。敬愛する父を追うように、数年前から東京五輪を現役続行の目安と公言していただけに、発言が注目されていた。延期に初めて言及し「モチベーションもまた1年延びた」と言い切った。

延期を「残念」としつつ、「自分よりオリンピック選手、特にベテラン選手は最後だという選手もたくさんいたと思う。でも中止ではなく延期。またオリンピックを狙えるという希望がある」。五輪選手と重ねるように、自らを鼓舞した。

夏場所は2週間延期となっており、初日まで約1カ月ある。「あまりやりすぎないように、まだまだ時間はあるので、自分をおさえながらやっている」。場所の開催、そして1年後を見すえ、汗を流している。【佐藤礼征】

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