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五輪ボクシング代表入江聖奈「緊張」入学式で大役

ファイティングポーズを見せるボクシング東京五輪女子フェザー級代表の入江(撮影・平山連)

ボクシング東京オリンピック(五輪)女子フェザー級代表の入江聖奈(20=日体大3年)が3日に日体大世田谷キャンパスで行われた入学式に出席し、在校生代表として新入生に歓迎の言葉を送った。来月にはロシアで開催される国際大会に派遣予定となっている入江は「1年2カ月ぶりとなる外国人選手との戦いになり、海外選手の圧力や距離感を経験したい」と意気込みを語った。

大役を終えて入江は「オリンピック予選くらい緊張した」と笑みを交えて振り返り、「オリンピックでは金メダルを取ることしか考えてないので、夏に向けて突っ走っていきたいです」と今夏に迫る東京大会に向けた意欲を見せた。

今春、体育学部3年に進級した。教職を取りながら、文武両道の学生生活を送っている。新入生に向けて「大学は自分で考えて行動しないといけない。先生の言葉を待っているだけではいけないので、これから4年間で『考える力』を磨いてほしい」と先輩の威厳を見せた。

先月24日に53歳で亡くなった古賀稔彦さんは母校の大先輩で、入江が目指す金メダルを獲得した1人。「オリンピック予選を経験して、メダルを取るすごさを身に染みて感じた。母校にそんな偉大な先輩がいると実感し、より身が引き締まった」と語っていた。【平山連】

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石崎拓馬の三段目付け出しを承認 学生相撲で3位

高砂部屋入り口(2021年2月26日撮影)

日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、日体大相撲部出身で昨年の全国学生相撲選手権で3位となった石崎拓馬(22=高砂)の三段目100枚目格付け出しを承認したと発表した。夏場所(5月9日初日、両国国技館)でデビューする。

高砂部屋の入門は、昨年の11月場所後に部屋を継承した高砂親方(元関脇朝赤龍)と同じ高知・明徳義塾高出身だったことが縁。日体大では主将を務めていた。

元関脇朝赤龍の高砂親方(2018年2月4日撮影)

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妙義龍4連勝 好調の要因「分かったら苦労しない」

玉鷲(左)を引き落としで破る妙義龍(撮影・中島郁夫)

<大相撲春場所>◇4日目◇17日◇東京・両国国技館

“荒れる春場所”で34歳のベテランが主役に躍り出るか。幕内在位53場所目の西前頭4枚目・妙義龍(境川)が、平幕でただ1人の勝ちっぱなし。玉鷲を絶妙なタイミングで引き落とし、昨年7月場所以来の4連勝。5場所連続横綱不在の混戦場所で、修羅場を生き抜いてきた経験を生かす。大関復帰を目指す関脇照ノ富士も4連勝で、全勝は早くも2人だけとなった。

   ◇   ◇   ◇

技能賞を5回獲得している妙義龍の技が光った。過去5勝10敗と苦手の玉鷲に攻められたが、絶妙なタイミングで引き落とし。「向こうは当たりが強いんで、負けないように踏み込んでいった」。無傷の4連勝は平幕でただ1人となった。

好調の要因を聞かれると「分からない。分かったら苦労しない」と苦笑い。ただ1つ。「体調管理して万全で初日を迎える。プロとしてやるべきことをやっている。今場所だけやなくて毎場所です」と言った。

兵庫県高砂市出身。高校から埼玉栄、日体大と関東圏だがバリバリの関西弁。本来は準ご当地の大阪場所だった。初日の取組後に「大阪に行きたかったけどしゃあないです。東京で一生懸命やっている姿を(関西のファンに)見てほしい」と話していた。その言葉を土俵の上で実践する。

三役を13場所務めている実力者。一方で幕内在位中に2度、十両に落ちながらはい上がる泥くさい経験もしている。「荒れる春場所」は大阪開催だけでなく、東京でも同じか。優勝争いを聞かれた妙義龍は「勘弁してください」。その上で「毎場所違う人が優勝しているのは目で見ている。そこは1番1番、勝っていかないと話にならないんで」。横綱が消えた寂しい土俵は生粋の関西人が盛り上げる。【実藤健一】

妙義龍(左)は玉鷲を引き落としで破る(撮影・小沢裕)

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友風「歩けたら」から手術4回、1年4カ月ぶり復活

若一輝(右)を突き落としで破る友風(撮影・河田真司)

元幕内で西序二段55枚目の友風(26=尾車)が、1年4カ月ぶりの奇跡の復活を遂げた。

自己最高位、西前頭3枚目の19年九州場所2日目に右膝に大けがを負ってから、序二段まで番付を下げての土俵。若一輝(二所ノ関)を突き落とし、白星で飾った。

「約1年半なんで。いろいろ思うことはたくさんあった。土俵に上がれたのは素直にうれしい。内容は全然だめだったが、1勝できたのはよかった」

けがをした当初、医師からは「歩けたらいい」と通告されたという。右膝から下は皮膚と内側靱帯(じんたい)、血管1本がつながっていただけ。友風も自身の足を見て「無理だな」と思った。「皮膚、靱帯、血管でつながっている状態であとはぶらぶら」。3病院を移り、手術は4回を重ねた。「歩けるのか心配で相撲のことなど考えられなかった」という状況からの土俵復帰だった。

日体大相撲部をへて、17年夏場所で初土俵。翌18年九州場所で新十両昇進を果たし、その場所で十両優勝。19年春場所で新入幕、同年名古屋場所で11勝をあげて殊勲賞と順調すぎる相撲人生が一気に暗転した。「自分の中でけがをした瞬間、心が折れた。そんな自分にまわりが声をかけてくれて、やりきったか? と言われたらやりきれていない。引退は自分でやりきってからだと思った」。

入院期間は4カ月に及んだ。「けがのゴールが見えない。何よりそれがつらかった」。母親をはじめ、自身も大けがを克服した師匠の尾車親方(元大関琴風)からの言葉が励みになった。「師匠は頻繁に電話、ラインをくれた。『まだやれる』と言ってもらえたことが励みになっている」と感謝した。

「恐怖しかない。今日も土俵に上がって『高いな』と思った。頭の中にはけがをした時の映像が常に残っている。音も耳から離れない」

今も「粉々になった」という大腿(だいたい)骨をつなぐボルトが入り、日常生活にも気をつかう。それでも、復活の1歩を記せた。「とにかく今場所を無事に終える。その中で徐々に本場所の感覚を戻していきたい」。黒まわし、ちょんまげからの再出発。それでも悪夢しか見られなかった友風にとっては、うれしい門出だった。【実藤健一】

若一輝を突き落としで破り、土俵から引き揚げる友風(撮影・河田真司)
塵手水を切る友風(撮影・河田真司)

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日体大・石崎拓馬が高砂部屋入門「相撲うまい」親方

高砂親方(2018年2月4日撮影)

昨年の全国学生相撲選手権で3位となった石崎拓馬(日体大4年)が大相撲の高砂部屋に入門することが10日、分かった。

昨年の11月場所後に部屋を継承した高砂親方(元関脇朝赤龍)と同じ高知・明徳義塾高出身だったことが縁。石崎はインカレの成績により三段目最下位格付け出しの資格を得ており、順調にいけば5月の夏場所でデビューする。

この日は師匠となる高砂親方が東京・世田谷区の日体大を訪問し、松浪健四郎理事長らが同席のもと、あいさつが行われた。石崎は日体大では主将を務め、現在は相撲部の土俵で稽古を重ねている。石崎を高校時代から知る高砂親方は、電話取材に応じ「背は大きくない(173センチ、123キロ)けど相撲がうまい。相撲に対する熱意もある。将来が楽しみ」と期待を寄せた。部屋に住むのは4月以降になる見通しという。

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「感謝」忘れない北勝富士の相撲道/プロに聞く

2020年11月 11月場所で土俵入りする北勝富士

各界のプロフェッショナルの子ども時代や競技との出会いなどに迫る「プロに聞く」。今回は、大相撲の幕内で活躍する北勝富士(28=八角)です。角界入りして6年。最高位は小結で金星を7個獲得。現在は新大関昇進を目指して奮闘している。埼玉栄高、日体大出身とアマチュア相撲のエリート街道を歩んできた北勝富士は、周囲への感謝の思いを胸に土俵に上がっている。

     ◇    ◇    ◇

相撲との出会いは小学2年生の時だった。地元の埼玉・所沢市で開催されたわんぱく相撲に、何げなく出場。おむつをつけている時からやっていたスキーの腕前は、3歳の頃から上級者コースで滑るほどだったが、相撲は初心者。それでも2位に輝き、3年時も2位だった。「2年連続で同じ相手に負けた。それが悔しくて。それに、優勝した子がもらった大きなトロフィーを自分も欲しいなって」。優勝トロフィー欲しさに、小学4年から地元の相撲クラブに通い始めたのが、相撲道への入り口だった。

めきめきと成長を遂げ、小学6年生の時には「県内で敵なしでした」と胸を張る。中学3年時には、全国都道府県相撲選手権大会の個人戦で優勝。埼玉栄高では3年時に団体戦で優勝し、個人戦は高校横綱に輝いた。それでも「おごることはなかったです」と話す理由には、結果を出すたびに、ある思いが湧き上がってきたからだった。

北勝富士 高校で初めて実家を離れて寮生活をして、今まで当たり前だったことが当たり前ではないと知った。周囲からの支えがなければ何もできないし、相撲ができているのも周囲の支えがあってからこそだと感じた。感謝の気持ちと相手を思いやる気持ちを学びました。この気持ちがあったからこそ、今もプロでここまでやれているんだと思います。

実家にいれば当たり前のように用意された食事や、両親による掃除や洗濯などの家事全般。全国各地で開催される大会に、必ず足を運んでくれた両親。高校で寮生活をして初めて、これまで当たり前だった日常や両親に対しての感謝が芽生えた。

その気持ちは日体大進学後も変わらず。3年時に国体の個人戦で優勝し、1年間しか行使できない幕下15枚目格付け出し資格を取得した。しかし、「せっかく大学に入れてくれた両親に申し訳ない。ちゃんと4年間通って卒業したい」と中退しての角界入りは見送った。4年時はタイトルに恵まれず、幕下格付け出しの資格を得られずに前相撲からの出発となった。それでも「後悔はない。4年間大学に通わせてくれた両親に感謝です」と話す。その、周囲への感謝の気持ちを、子どもの時から持てれば、競技にもプラスになると考えている。

北勝富士 感謝の気持ちが出始めてから、より一層、競技に打ち込むことができました。支えてくれた周囲の人へ恩返しをしたいと思うようになりましたし、そういった思いが人間性にもつながったと思います。競技がうまくなることに越したことはありません。ただ、競技はもちろん、人として成長できるかも重要ではないでしょうか。競技を引退しても、人生は続くのですから。

角界入りした現在も、感謝の思いを持ち続ける。稽古で指導してくれる師匠の八角親方(元横綱北勝海)や、本場所中は毎日連絡をくれる両親。身の回りの世話をしてくれる付け人や後援会関係者など、多くの人に支えられながら土俵に上がっている。「結果を出せば出すほど、支えてくれた人のことが頭に浮かびます。これからも自分だけではなく、みんなのために土俵に上がり続けたい」と口にする。

周囲への恩返しの1つ目は、大関に昇進することだ。「やっぱり力士は番付を上げてなんぼ。コロナの影響で会えない人もたくさんいる。吉報を届けたい」と話す。今日も周囲のことを思い、土俵に上がる。【佐々木隆史】

◆北勝富士大輝(ほくとふじ・だいき)1992年(平4)7月15日生まれ、埼玉・所沢市出身。本名は中村大輝。小4から相撲を始め埼玉栄高3年で高校横綱、日体大2年で学生横綱。八角部屋から15年春場所で初土俵。16年九州場所の新入幕を機にしこ名を大輝から改名。師匠の八角親方が現役だった当時の師匠、北の富士勝昭氏(元横綱)にちなむ。19年春場所で新小結に昇進。家族は真美夫人。185センチ、162キロ。

2015年12月、大輝として八角部屋に入門
2016年5月、新十両昇進が決まり師匠の八角理事長と握手を交わす大輝
2017年7月、北勝富士(左)は名古屋場所3日目に横綱鶴竜を押し出して初金星
2019年9月、秋場所初日に横綱白鵬(右)を寄り切りで破る
2020年1月、初場所3日目、横綱鶴竜(左)を破る
2020年1月、技能賞を受賞した北勝富士(前列左から2人目)

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リオ銀太田忍ほろ苦デビュー 勝者所に寝技指導願う

1回、所(左)にバックハンドブローを見舞う太田(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN26>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

16年リオデジャネイロ五輪レスリング銀メダルの太田忍(27=フリー)が格闘家デビュー戦で完敗した。3年半ぶりの参戦となった所英男(43=リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)に2回2分24秒、腕ひしぎ逆十字固めで敗れた。RIZIN初出場となったユーチューバーのシバター(35)は、元Krush65キロ級王者のHIROYA(28)に2回2分28秒、TKO勝ちした。

   ◇   ◇   ◇

ほろ苦い格闘家デビューとなった。太田はキメられた右腕を押さえながら「対策を十分とっていて、分かっていたけど強かった」と悔しさをにじませた。2回に寝技の攻防から一瞬のスキを突かれ、得意の形に持ち込まれてタップアウト。「自分も上からプレッシャーをかけていたし、まだ大丈夫だと思っていたところでキメられた。所選手の能力が高かった」と完敗を認めた。

開始からスピードとパワーのあるタックルで積極的に仕掛け、優位に立つ場面もあった。だが、下から腕をキメられ、顔面に蹴りを食らうなどダメージを受けた。持ち味を出せないまま終わり、試合後、所と抱き合う時もぼうぜんとした表情だった。「まだデビュー戦。始めたばかりの子どもと同じで今は伸びしろしかない」と前を向いた。

19年のレスリング全日本選手権で初戦敗退し、東京五輪への道が断たれたことで、かねて興味のあった総合格闘技への参戦を決意し、慣れない打撃を含めて強化してきた。「試合の作り方、戦術も含め、足りないものを補って強くなれたらいい」。五輪メダリストのプライドを捨て、試合後には所に「寝技の指導をしてください」と頭を下げ、了承を得た。

「負けん気は強い方なので、殴られて闘争心がわく。勝てれば、判定でもいい」と勝ちにこだわり続ける。試合巧者の洗礼を浴びたが、日本レスリング界の頂点を極めた男の戦いは、まだ始まったばかりだ。【松熊洋介】

◆太田忍(おおた・しのぶ)1993年(平5)12月28日、青森県生まれ。レスリングで全国少年大会4連覇、青森・倉石中では全国中学選手権連覇。山口・柳井学園高時代は新たに挑戦したグレコローマンで全国高校選手権連覇。日体大入学後は本格的にグレコに転向し、15年ハンガリーGP優勝。16年にリオデジャネイロ五輪で銀メダル。19年の全日本選手権では人生初の初戦敗退を喫し、東京五輪の道が閉ざされた。

2回、太田(左)から関節技で一本勝ちする所(撮影・滝沢徹郎)
入場で叫ぶ太田(撮影・滝沢徹郎)

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学生横綱デルゲルバヤル、鳴戸部屋で角界イロハ研修

日体大のデルゲルバヤル(中央)(2020年11月20日撮影)

全国学生相撲選手権で学生横綱に輝いたデルゲルバヤル(日体大4年)が、角界入りに向けて大相撲の鳴戸部屋で研修を開始したことが22日、分かった。外国出身者が新弟子検査を受けるためには、相撲部屋での研修が必須。協会関係者によると、研修期間は半年から1年だという。モンゴル出身のデルゲルバヤルは、まずは鳴戸部屋で角界のイロハを学ぶことになった。

鳴戸親方(元大関琴欧洲)と同じ日体大が縁で、同部屋での研修が実現した。研修はすでに21日から開始。電話取材に応じた鳴戸親方は「これからいろいろなことを教えないといけない。アマチュアとプロの違いだったり、相撲部屋での生活やしきたりなど、教えることはたくさんある」と話した。半年以上の研修期間を経て、私生活などに問題がなければ、鳴戸部屋所属として新弟子検査を受ける見込みとなっている。

デルゲルバヤルは学生横綱になったことで、幕下15枚目格付け出しの資格を持つ。鳴戸親方は「強いだけではダメ。やっぱり日本人から愛される力士にならないといけない」と人間性も重視した。

◆プレブスレン・デルゲルバヤル 1997年4月9日生まれ、モンゴル出身。千葉・日体大柏高3年時にインターハイのレスリング男子120キロ級で優勝。日体大で相撲を始め、3年時に全国大学選抜宇佐大会個人で優勝、4年時に全国学生選手権個人に優勝して学生横綱に輝く。187センチ、155キロ。

デルゲルバヤル(手前)(2020年12月6日撮影)

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花田秀虎が36年ぶり2人目!大学1年でアマ横綱

第69回全日本相撲選手権を制して大学1年生でのアマチュア横綱に輝いた花田秀虎(撮影・佐藤礼征)

<相撲:全日本相撲選手権>◇6日◇東京・両国国技館

第69回全日本相撲選手権が6日、東京・両国国技館で行われ花田秀虎(日体大1年)が36年ぶり史上2人目となる大学1年でのアマ横綱となった。

準決勝で大学の先輩の松園(日体大4年)を破ると、決勝では山口(近大4年)に快勝した。立ち合いですぐにもろ差しになり、一気に攻めて土俵際で一押し。勝負が決しても表情を崩さず、ガッツポーズも控えた。「興奮するけどそこをどう抑えるか。相撲は国技で礼儀を尊重する。横綱、大関もガッツポーズをしないので」。歓喜の瞬間はあえて感情を抑え込んだ。

和歌山商高2年時には世界ジュニア個人無差別級で優勝した実績を持つ。四つでも取れるが、大学入学後は同大相撲部の斎藤一雄監督の指導方針で押しを磨いているという。「まわしを探る動きが多かったが、取り口が変わった。全日本でも押しが光った」と手応え。斉藤監督は「非常に真面目で勝つことに貪欲。まだまだ進化途中」と大きな期待を寄せる。

コロナ禍で4月の入学直後に部活動は休止となり、故郷の和歌山に戻ったが、鍛錬は怠らなかった。帰省中は実家近くの高校のレスリング部や陸上部の練習に参加。瞬発力を養うトレーニングなどを行い「それが全部つながっているのかなと思う」と、他競技の動きを取り入れた。

36年前の84年に大学1年でアマ横綱となった久嶋啓太さんとは、同じ和歌山県出身で実際に指導を受けたこともあり縁がある。大相撲では久島海(元前頭)のしこ名で活躍した久嶋さんは現役引退後、田子ノ浦部屋を創設。当時の田子ノ浦部屋は春場所での宿舎を和歌山県に構えており、花田も相撲を始めた小学校2年生のときに稽古に参加したことがあった。「当時は小さかったので分からなかったけど、のちのちすごい人だと分かった。(久嶋さんが優勝した)全日本の動画も見たことがある。目標にしていた」。久嶋さんは12年に46歳で死去したが、思いを受け継いで快挙を果たした。

大学卒業後はプロ入りを志望している。あこがれは第58代横綱千代の富士。「自分の長所はスピード。さらに上の、プロでもっと上を目指したい」と意気込んだ。

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学生横綱デルゲルバヤルは初戦敗退、本来の力出せず

全日本相撲選手権の予選トーナメント1回戦で日大の竹内に押し出される日体大のデルゲルバヤル(手前)

<相撲:全日本相撲選手権>◇6日◇東京・両国国技館

第69回全日本相撲選手権が6日、東京・両国国技館で行われ、11月の全国学生相撲選手権で学生横綱に輝いたデルゲルバヤル(日体大4年)は、予選トーナメント1回戦で竹内宏晟(日大4年)に押し出しで敗れた。

インカレ直後の稽古で左足首を痛めた影響で、本来の力を発揮できなかった。患部にはテーピングを施し、痛み止めも処方。「稽古ができていなかった。(出場は)一昨日まで悩んだ。歩くのもつらかった」と万全ではなかったが「最後の試合なので」と、同大学相撲部の斎藤一雄監督にも背中を押されて出場を決意した。

不完全燃焼で学生最後の大会を終えたが、幕下15枚目格付け出しの資格は獲得している。斉藤監督によると入門部屋などについては「12月中」には決めるという。デルゲルバヤルは「しっかり(左足首を)治して大相撲で頑張りたい」とプロでの活躍を誓った。

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学生横綱デルゲルバヤルが財団訪問、選手権Vを報告

「安田奨学財団」に全国学生相撲選手権の優勝報告に訪れた日体大のデルゲルバヤル(前列左から3番目)。前列左端が日体大の松浪健四郎理事長、後列右から2番目が相撲部の斎藤一雄監督(撮影・佐藤礼征)

全国学生相撲選手権で学生横綱に輝いたモンゴル出身のデルゲルバヤル(日体大4年)が20日、都内の公益財団法人「安田奨学財団」を訪れ優勝を報告した。

同財団は国内でディスカウントストアを展開する「ドン・キホーテ」が主催。選考で認められた留学生を対象に奨学金を支給しており、デルゲルバヤルも大学進学後に支援を受けていた。

デルゲルバヤルは優勝報告の席で「(大学)最後の年に優勝できてうれしかった」と喜びを語った。同席した日体大の松浪健四郎理事長も「結実できたのはひとつこの財団のおかげ」と感謝。日体大柏高ではレスリング部に所属し、全国高校総体の男子120キロ級で優勝。日体大進学後に相撲を始めて、競技転向4年目で学生横綱のタイトルを手にした。

幕下15枚目格付け出しの資格も獲得し、今後の角界入りも明言している。入門部屋は未定だが、同席した相撲部の斎藤一雄監督によると、早ければ来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査を受ける。斎藤監督は教え子の将来性について「(いま)十両でやっても10勝します」と太鼓判を押した。

デルゲルバヤルは12月6日に両国国技館で行われる全日本相撲選手権にも出場する。

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日体大・デルゲルバヤルが学生横綱「うれしい」

<全国学生相撲選手権:個人戦>◇7日◇埼玉県立武道館

第98回全国学生相撲選手権が7日、埼玉県立武道館で行われ、個人戦で日体大のデルゲルバヤル(4年)が初優勝を果たし、学生横綱に輝いた。

準々決勝では18年に同大会を制した中大の菅野陽太(4年)、準決勝では昨年の全日本選手権で準優勝だった日大のイェルシン(4年)に勝って決勝進出。決勝では中大の西川登輝(4年)をはたき込みで破った。

NHKのインタビューに応じたデルゲルバヤルは「うれしい。最後の年だったので自信を持って当たった」と笑顔を見せた。大相撲の幕下15枚目格付け出しの資格を獲得したが、「まだ(12月に東京・両国国技館で行われる)全日本(選手権)がある。全日本が終わったらお相撲のことは考える」と今後の進路については未定とした。

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元嘉風の中村親方が佐伯市など提訴 右脚に大けが

元関脇嘉風の中村親方(2019年9月16日撮影)

大相撲の中村親方(38=元関脇嘉風)が、大分県佐伯市などに損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが19日、分かった。佐伯市が明らかにした。同親方は現役だった昨年6月、故郷の佐伯市での合宿中、市のPRのためのキャニオニング(渓流下り)で右脚に大けがを負った。右足首にはまひが残り、そのまま土俵に復帰できず同年9月に引退を発表していた。

引退会見の場では地元への愛情を口にし「誰かを責めているわけではありませんし、誰も憎んでいません。市長からはできる限りのことはすると言ってもらった」と明かしていた。補償問題について双方の弁護士が話し合い、同親方は当初から和解を望んでいたが、裁判に発展した。

中村親方は日体大3年でアマチュア横綱に輝き、2004年初場所で初土俵。06年初場所に新入幕を果たし、16年初場所で新関脇に昇進した。三賞受賞は10回、金星は8個。今年10月3日に引退相撲(両国国技館)を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期(日時未定)を発表していた。

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朝青龍のおい豊昇龍、新入幕での三賞でおじ超え狙う

秋場所の番付表に記載されている幕内力士となった自身のしこ名を指さす豊昇龍

今度こそおじ超えだ! 日本相撲協会は31日、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の番付を発表し、豊昇龍(21=立浪)の新入幕昇進を決めた。

元横綱朝青龍のおいっ子は、序ノ口デビューから幕内までの出世スピードでおじより3場所遅れたものの、おじが果たせなかった新入幕での2桁勝利と三賞獲得に意欲を燃やした。また、この日行われた理事会で秋場所の開催が正式に決定した。

   ◇   ◇   ◇

「ドルジ」のDNAが幕内に戻ってくる。都内で行われたリモート会見で、豊昇龍の笑みが自然とこぼれた。「(昨年九州場所の)新十両で負け越して、おじさんみたいに早く上がれないと思っていた。こんなに早く上がるとは」。序ノ口デビューから所要14場所、2年半での新入幕。スピード出世だが、おじは所要11場所で幕内に駆け上がった。会見に同席した師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「常におじさんの影を追っているので、もっと早く上がりたかったのでは」と弟子の心中を察した。

あこがれのおじに認めてもらいたい。新入幕が決まり、ドルジの愛称で知られる元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏からは、師匠を通じて「おめでとう」と祝福の連絡があった。モンゴルに住んでいた少年時代、テレビで活躍していたおじは輝かしかった。今でも映像を見返すと「おじさんの相撲はワクワクして、いきなり体が熱くなる。自分もこの人みたいになりたい」と興奮は止まらない。普段は「めちゃくちゃ怖い」と厳しいおじ。「そんな人に褒めてもらいたい」と気持ちを高ぶらせた。

新入幕場所の目標は「2桁勝って三賞を取る」と明確に掲げた。おじが新入幕で9勝止まりだったことについては「それは知らなかった」と笑顔で反応。「幕内でも相手に動き負けないようにしたい」。初土俵から2年半で体重は30キロ近く増加し、直近2場所痛めていた腰の状態も上向いてきた。おじと同じくスピードが自慢の21歳が、待ち望んでいた幕内の土俵を迎える。【佐藤礼征】

◆豊昇龍智勝(ほうしょうりゅう・ともかつ)本名ビャンバスレン・スガラグチャー。1999年(平11)5月22日、モンゴル・ウランバートル出身。11歳からレスリングを始め、高校から来日して千葉・日体大柏高ではレスリング部に入部するも、両国国技館で本場所を観戦して相撲への転向を決意。高1途中から相撲部に入部し、3年時の高校総体個人の部で準優勝。17年九州場所で初土俵を踏み、19年九州場所で新十両。20年秋場所で新入幕。186センチ、131キロ。得意は右四つ、寄り、投げ。

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ボクシング女子代表、五輪までの1年は「伸びしろ」

女子フライ級の並木月海(2020年2月10日撮影)

富山県内で強化合宿中のボクシング東京オリンピック(五輪)女子日本代表らが28日、オンラインによる取材に応じた。約5カ月ぶりの合宿で、24日から開始していた。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自宅でのトレーニングを余儀なくされていたが、この合宿では久しぶりの対人練習も行えた。フライ級代表の並木月海(21=自衛隊)は「課題は対人練習で感覚を取り戻すことでした。目標は五輪での金メダル。それまでに、どれだけ練習をできるか」と1年後の夢舞台を見据えた。

フェザー級代表の入江聖奈(20=日体大)は、仲間との合同練習に「このメンバーは意識が高い人たちばかり。一緒に過ごして、刺激を受けています。先輩たちみたいに頑張っていきたい」とはきはき答えた。

2人とも軽量級が強いアジアで結果を残し、メダル候補に挙げられる。残り1年を「伸びしろ」と捉え、練習に励んでいく。合宿は29日まで行われる。

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日体大出身の欧鈴木ら10人が新序出世披露

新序出世披露の記念撮影に臨む、前列左から秋良、欧鈴木、高野、安西、馬渕、後列左から川口、財部、中郷、古沢、下山

<大相撲7月場所>◇8日目◇26日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は7月場所8日目の26日、新序出世力士13人(再出世3人を含む)を発表。日体大出身の欧鈴木(22=鳴戸)ら10人が新序出世披露を行った。

秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)から番付にしこ名が載る。

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7月場所新弟子検査、10人全員が体格基準満たす

新弟子検査で身体測定に臨む受検者

7月場所の新弟子検査が13日、両国国技館で行われ、日体大出身の鈴木千晴(22=鳴戸)ら受検した10人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。

内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

新弟子検査で背筋力を測る受検者(右)

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諏訪魔が初防衛 全日初、無観客3冠ヘビー級選手権

3冠ヘビー級選手権で挑戦者芦野祥太郎を高く持ち上げる王者諏訪魔(全日本プロレス提供)

<全日本プロレス:テレビマッチ>◇6月30日◇会場非公開

全日本プロレス史上初となる無観客での3冠ヘビー級選手権が行われ、王者諏訪魔(43)が挑戦者芦野祥太郎(30)を下し、初防衛を果たした。

188センチの諏訪魔に対し、芦野は174センチ。体格差では有利だが、元日体大レスリング部で馳浩氏にスカウトされプロレス界入りした芦野のパワーと技術に苦戦した。低空ドロップキックやアンクルロックで足を徹底的に攻められるが、ジャーマン連発で流れを引き寄せ、最後は芦野を高々と持ち上げてラストライドでマットにたたきつける。そのまま3カウントを奪い、27分59秒で勝利を決めた。

諏訪魔は3月23日の後楽園大会で前王者宮原健斗から王座を奪取。以来3カ月ぶり、しかも無観客での3冠戦はベテラン諏訪魔をも緊張させた。「3冠ベルト守ったぞ、オイ。全日本プロレス史上初めて無観客で3冠戦やって、勝ったぞ。ベルトと全日本の看板を守れてよかったよ」と報告した。

全日本は7月13日から有観客興行を再開する。諏訪魔はファンの前で世界タッグを保持する盟友石川修司に“究極の5冠戦”をやろうと持ちかけた。2つの統一王座である世界タッグと3冠ヘビーの5冠を諏訪魔は同じ5冠の資格がある石川との究極の戦いを以前から求めていた。「お客さんいれるのが決まったんだから、俺の夢である究極の5冠戦をやりたい」と呼びかけると、石川は「7月25日、俺とそのベルトをかけて、これぞ全日本という戦いをしませんか」と約4カ月ぶりの聖地後楽園ホールを舞台に指定した。諏訪魔は「ボロボロになるまで正々堂々と勝負したい」と話し、2人は固く握手した。

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「頑丈な体を」DDT選手の家庭教師レッスン体験

スクワットのフォームの見本をみせる竹下幸之介

プロレス団体、DDTが選手によるオンラインパーソナルトレーニングサービスを8日からスタートさせた。

テレビ会議システム「Zoom」を使い、受講者のレベルに合ったトレーニングを教える内容で、1コマ1アカウントで60分8000円(税込)。1人でも複数人でも受講可能。同画面での受講なら同額で、別アカウントが一つ増えるごとにプラス3000円となる。体作りのスペシャリストともいえるプロレスラーの指導とはどういうものなのか、自宅テレワークで運動不足になりつつある記者が体験してみた。

教師役はDDTの若きエース竹下幸之介(24)。最初は丁寧なカウンセリングから始まった。

竹下(以下、竹) 普段どんな運動をしているか、教えてください。

記者(以下、記) 家でほぼ毎日筋トレはしていて、たまに外で走るぐらいです。

竹 体で痛いところはありますか。あるいは、改善したい部分はありますか。

記 特に痛いところはありませんが、おなか回りを引き締めたいです。

そんな運動初心者の私に「代謝を上げるため」と竹下が最初に出したメニューはスクワット。なーんだ、このぐらいいつもやってますよ、と心の中で思ったのが間違いだった。

竹 まず、肩幅に足を開いて、つま先をそろえる。そのまま腰を落としていきます。深さは膝の部分が90度よりやや鋭角になるぐらい。手は拝んでいるような形で胸につける。目線は前を向いたまま。

彼の見本を見た後に、1回フォームを確認してもらう。3秒かけて腰を落とし、3秒かけて元に戻す。

記 うっ、痛い…。うぅ。

簡単な動作だが、太ももの裏、お尻、またおなかにも効く。自分が普段いかに適当なスクワットをやっていたかを思い知らされた。そこからカウントしてもらいながら、ゆっくり10回。額が汗ばんだ。この代謝を上げるためのスクワットは、軽いランニング、あるいは38度ぐらいの湯船で入浴した後に行うのも効果的だと教えてくれた。

次に課されたのは、腹筋を引き締めるためのひねり運動。

竹 腹筋で想像するのはこういう運動(あおむけで膝を立てた状態から起き上がる動作をやってみせる)だと思うんですが、これは足の太ももの付け根をつかって引き上げてしまいがちです。前後、横の動きより、回旋、ひねりが腹筋の脂肪を燃焼させるのには手っ取り早いんです。普通の腹筋で起きあがった状態からスタートし、そこから伸ばした腕を左右にねじります。時計でいうと10時から(午後)2時ぐらいまで。

見本を見せてもらった後、画面越しにチェックしてもらいながら、10回行った。

竹 いいですね。どうですか?

記 きついです、これも。

竹 これを2日に1回のペースで続けると慣れて、回数を増やそうと思うはずです。そうすると時間がかかる。それが、やめちゃう原因ナンバーワンなんです。慣れてきた場合は、足を浮かせてみたり、例えば500ミリリットルのペットボトルを持ってみたり、負荷をあげていくことをおすすめします。

今回はお試しなので動いたのは2つの動作合わせ20分ほどだったが、それでも体が熱くなった。竹下は日体大卒。筋トレに特化した部活を作り、授業でもトレーニング学を学んでいただけあって、教え方も非常にうまかった。竹下いわく、通常のパーソナルトレーニングと違うのは、プロレストレーニングであり、「頑丈な体」を目指すところだという。

竹 頑丈な体は健康な体。人は骨盤や背骨がゆがんでいることが多い。ゆがみは健康にも精神状態にも関わってくる。ぼくも首を痛めた時は気持ちが落ちる。こういう時期だからこそ、体を整えて、頑丈な体を作ってほしい。プロレス技も必要とあらば教えます。運動しているけど筋肉がつかない、やせないという人は原因がある。それを探るお手伝いもできたらと思います。運動経験ゼロの方から中、中、上級者の方までその人にあったトレーニングを用意できます。ぼくは筋肉大好きで、トレーニングおたく。この機会に自分の体に向き合う時間を作っていただきたいです。

DDTは6月23日までの興行中止を決定。その代わり、自社配信サービスDDTUNIVERSEなどを通じ、テレビマッチやさまざまなコンテンツを配信し続けている。このオンライン家庭教師サービスも、今できることを探すうちに生まれた企画だ。

竹 コロナの期間、いま1番つらいのは終わりが見えないこと。それに対して不満を持つのではなく、ルールの中で全力を尽くすしかない。ぼくたちは試合を見せるという本来やるべきことができないけど、違った形でみなさんに元気を与えることができればいいなと思っています。このレッスンもその1つ。みなさんを教えながらぼくもトレーニングできてるんですよ。お客さんの前で試合できるようになる時には、たぶんムキムキになってますよ。

正しいトレーニングを学ぶことが、選手の練習にもなるというすてきな口説き文句でレッスンは終わった。

講師は竹下のほか、遠藤哲也、高尾蒼馬、勝俣瞬馬、大石真翔の計5人。専用サイト(https://reserva.be/ddt_lesson)から申し込みできる。【高場泉穂】

腹筋を鍛えるひねり動作の見本をみせる竹下幸之介
記者のスクワット姿勢をチェックする竹下幸之介

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男子「阿修羅」女子「ブルーローズ」ボクシング代表

「阿修羅ジャパン」をイメージしたポーズを取る男子代表。後列左から成松、田中、森脇、前列が岡沢

日本ボクシング連盟は20日に都内で強化委員会を開き、東京オリンピック(五輪)の開催国枠の適用者3人を選出した。

男子フライ級・田中亮明(26=中京学院大中京高教)、ライト級・成松大介(30=自衛隊)、ミドル級・森脇唯人(23=自衛隊)が代表に決まった。 今月3日から11日までヨルダンで行われたアジア・オセアニア予選では、男子はウエルター級の岡沢セオン(24=鹿児島県体育協会)、女子はフライ級の並木月海(21=自衛隊)、フェザー級の入江聖奈(19=日体大)が出場枠を獲得し、内定していた。男子は開催国枠による最低限の枠数「4」のうち、自力で枠を得た岡沢をのぞく、3枠を選考。女子は2人が自力で枠を得たことで、開催国枠「2」は消滅していた。

また日本代表の愛称も決まり、男子は「阿修羅ジャパン」、女子は「ブルーローズジャパン」となった。

青い薔薇を手にする女子日本代表「ブルーローズ・ジャパン」の並木(左)と入江
東京五輪代表選手。左から入江、並木、岡沢、森脇、成松、田中