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日向野知恵と成田佑美の王座決定戦は三者三様ドロー

引き分けに終わった成田佑美(左)と日向野知恵

<ボクシング:女子日本ミニマム級王座決定6回戦>◇31日◇東京・後楽園ホール

同級1位日向野知恵(34=スパイダー根本)と同級2位の成田佑美(29=姫路木下)の王座決定戦は、引き分けでともに王座獲得はならなかった。

矢吹純(協栄)がケガで返上しての王座決定戦。前半は日向野がプレスをかけ、成田が足を使ってかわす展開。成田が右ストレートをクリーンヒットさせて優位だった。後半は成田の足が止まり、接近戦での打ち合いになり、日向野が右を再三当てた。

ジャッジの採点は三者三様で引き分けで、王座は空位のままとなった。日向野は15戦目で、世界を含めて4度目のタイトル戦だった。経験から優位と思われたがベルトはまたお預けになった。

成田は8戦目のタイトル初挑戦で、初の後楽園ホールだった。ボクササイズを始めて4年目で悲願はならなかった。

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小関桃V17「次は階級を上げるかどうか…」

17度目のタイトル防衛に成功したWBC世界女子アトム級王者小関(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:WBC世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール◇観衆826人

 WBC世界女子アトム級王者小関桃(34=青木)が、17度目の防衛に成功した。同級11位日向野知恵(32=スパイダー根本)を迎え、4回36秒でTKO勝ちを収めた。

 初回から単発の左ストレートが的確に顔面を捉え続けると、回を重ねるごとにコンビネーションを増やして、終始攻勢に。「あわてずにやった」と、鼻から血が止まらなくなっても向かってくる日向野に落ち着いてパンチを当て、4回に出血がひどくなったところでレフェリーが試合を止めた。

 「1年間は長くて長くて」。昨年10月のWBA同級王者宮原との統一選後、試合が決まらなかった。強すぎて、名乗りを上げる選手がいない。階級を上げることも視野に入れていた6月に日向野戦が決定したが、「燃えるようなすごい試合をしたかったんですが…。まだキャリアーが浅い選手ということで、正直最初聞いたときは…」と本心を打ち明けた。そこからしっかりと気持ちを立て直して勝利。「負けは論外だった。苦戦してもこの先は何も言えないと思っていた」とホッとした表情を見せた。

 国内最多防衛回数を更新したが、今後については不透明。同級に相手がいない状況は変わらず、「次は階級を上げるかどうか。WBCへの愛着もあるので、2つの思いで揺れています」と述べた。

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グラドルボクサー郷司利也子3回TKO負け

<プロボクシング:女子48・7キロ契約4回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール

 グラドルボクサー郷司利也子(33=川崎新田)が、初の世界ランカー相手で3回TKO負けした。WBC世界女子アトム級15位日向野知恵(31=スパイダー根本)と対戦。初回から手数に有効打で圧倒されて劣勢の展開になった。2回には鼻から出血した。3回に右ストレートを浴びてクリンチで逃げるが、ホールディングで減点された。さらに右ストレートを浴びるとレフェリーがストップし、3回1分21秒TKO負けとなった。

 試合後はダメージにフラフラして、手を借りて医務室に向かった。防戦一方でストップにも「普段はもっと重い相手とやっている。4回に巻き返せると思った。もう少しやらせてもらいたかった」と強気に話した。「相手の手数に圧倒された。向こうが上手だったが、ファイター相手は楽しかった。あと1試合で6回戦にも上がるので」。完敗で3勝4敗と負け越しにも先を見ていた。

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