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寺地拳四朗のV8戦は今週中発表、2月末で処分解除

謝罪会見で話す寺地拳四朗(2020年12月15日=代表撮影)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)の次戦が、今週中にも発表される。

寺地は昨年7月、都内マンションに侵入し他人の車を傷つける騒動を起こし、日本ボクシングコミッション(JBC)より12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けていた。処分は2月末で解除となっていた。

寺地は都内で練習を続けており、電話取材に応じ「(自粛期間は)いろいろと自分を見つめ直す時間になった。試合ができるようになったので、全力を尽くしたい。コンディションはいいです」。

父の寺地永会長(56)は「近々、発表できると思う」。8度目の防衛戦が、近日中に発表の見込みとなった。

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元アベジムの阿部徹会長が死去 昨年5月にジム休会

阿部徹氏(09年1月5日撮影)

元アベボクシングジムの阿部徹会長が脊髄硬膜外膿瘍(のうよう)のため、2月25日に死去した。62歳だった。日本プロボクシング協会が26日に発表した。故人及び遺族の意向により、葬儀などは執り行わない。

アベジムは日本ボクシングコミッション審判員だった父幸四郎氏が、62年に調布市内に創設した。元日本バンタム級、スーパーバンタム級王者高橋直人らを育てた。92年に幸四郎会長が死去し、息子の徹氏が後を引き継いでいた。阿部会長は協会理事なども務めた。昨年5月にはジムを休会し、11月に権利を譲渡して、現在では平塚市内で湘南龍拳ジムと改称されている。

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亀田興毅氏がジム開設「3150ファイトクラブ」

亀田興毅氏(2019年6月21日撮影)

「浪速の闘拳」が大阪に帰ってくる。ボクシングの日本選手で初めて世界3階級制覇を果たした亀田興毅氏(34)が会長として、大阪市内にジムを開設することが22日、関係者の話で分かった。すでに手続きを終えており、ジム開きは3月1日を予定。ジムは父史郎氏(55)がアマチュアジムとして指導していた大阪市西成区の施設を使用。ジム名は史郎氏の決め言葉「3150(サイコー)」を用いた「3150ファイトクラブ」となる。

興毅氏は03年11月に17歳でグリーンツダジムからプロデビュー。破天荒なボクシングで「浪速の闘拳」として人気を博したが、所属ジムのファイトマネー未払い問題により05年4月に協栄ジムに移籍して東京へ。大阪に拠点を戻すのは16年ぶりとなる。昨年9月ごろからジム開設に向けた具体的な動きを開始。各所へのあいさつ回りなどすべて1人で行ったという。

大阪での再出発を決めたのは元WBO世界バンタム級王者、元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の弟・和毅(29)の存在が大きい。19年12月に協栄ジムを離れて以降、所属ジムはなく日本ボクシングコミッション(JBC)の規定により、国内で試合ができない状況にあった。その受け皿となり、再び世界を狙わせる夢へと突き動かされたのは間違いない。

「父子タッグ」はあっても兄が会長で弟と世界を狙うのは異例の挑戦。亀田家の原点となる大阪から、「兄弟タッグ」で新たな夢へと踏み出す。

◆亀田家の紆余(うよ)曲折 亀田興毅が03年に17歳でデビュー。破天荒なスタイルで「浪速の闘拳」として人気を博すが、所属ジムのファイトマネー不払いによるトラブルから3000万円の“競売”にかけられ、協栄ジムに移籍。07年10月、亀田大毅の内藤戦での反則に絡む行為で、父史郎氏がセコンドライセンス無期限停止。08年に亀田ジムを設立も10年3月にトラブルから事実上の活動停止。14年に東京都世田谷区でアマチュアに向けたジムを開設も約2年後に休止。

◆亀田興毅(かめだ・こうき) 1986年(昭61)11月17日、大阪市生まれ。03年12月、17歳でプロデビュー。06年8月、WBA世界ライトフライ級王座獲得。09年11月、WBC世界フライ級王座、10年12月にWBA世界バンタム級王座を獲得し、日本人初の3階級制覇。15年10月に1階級下のWBA世界スーパーフライ級タイトル戦で4階級制覇に挑むも失敗し、のちに現役を引退した。戦績は33勝(18KO)2敗。12年に中学時代からの幼なじみと結婚し、4児の父。

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プロボクシング3月11日興行、スポーツ庁が視察へ

日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は22日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、陽性者が出た場合への事前準備をよりしっかりするよう確認した。

21日の全日本新人王決勝で2選手が陽性で試合中止となった。1人は遠征となる沖縄のジム所属だったため、隔離場所確保に手間と時間を要した。東日本地区は都内の牧田総合病院で一括してPCR検査となったが、保健所ともより連携を図るようにしていく。

また、3月11日の興行をスポーツ庁が視察することが報告された。JBCが17日に感染防止策や状況の事情聴取を受け、特に声出しなどの状況を注視している。3次補正予算から財政支援の可能性も示唆され、JBCと協会が連携して新たな取り組みを協議していく。

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新人王決定戦出場2人がコロナ陽性で2階級試合中止

日本ボクシングコミッション(JBC)は20日、全日本新人王決勝戦(21日、東京・後楽園ホール)に出場する2選手が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたと発表した。フェザー級の西軍代表福永輝(31=沖縄ワールドリング)、スーパーライト級の東日本新人王児玉麗司(21=三迫)の2人。福永は発熱、倦怠(けんたい)感の症状があり、児玉は無症状だが、2人ともに隔離中で保健所の指示を待っている。

この2階級の決勝戦は中止となり、フェザー級は東日本新人王の平野和憲(31=KG大和)、スーパーライト級は西軍代表の高畠愛大(20=タキザワ)がそれぞれ全日本新人王となる。

JBCでは試合2日前にPCR検査を実施し、今回は3人が陽性判定に。20日となり、福永は朝から発熱、倦怠(けんたい)感があり、再検査を行わず、児玉を含めた2人が再検査を行い、児玉のみが再び陽性判定となった。

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王者佐川遼、挑戦者丸田陽七太とも前日計量クリア

佐川遼(2019年12月11日撮影)

ボクシング日本フェザー級タイトル戦の前日計量が、10日に都内で行われた。V3戦となる同級王者佐川遼(26=三迫)は56・8キロ、同級1位丸田陽七太(23=森岡)は56・9キロと、ともに57・1キロのリミット以下でクリアした。

当初は昨年のチャンピオンカーニバルの好カードとして、4月に開催予定だった。それが6月も中止となり、仕切り直しとなった。佐川は「前評判の高い選手。インパクトがある勝ち方、倒して勝ちたい」と連続KO防衛を狙う。

身長が7センチ高く、4試合ぶりの右との対戦となる。「ここまで差がある相手はあまりいなかったが、右相手の方がダウンを奪っている。プレッシャーをかけ、後半に右ストレートを当てて」と話した。昨年8月の6回KO以来コロナ禍で2試合目に「丸田君は間隔があり、そこは有利」とも付け加えた。

残り2キロでホテル入りして問題なく計量も終えた。「アマ時代にも経験しているので」と落ち着いたものだった。世界ランクではWBCで9位まで浮上。勤務先コロンバンの社長や取引先も応援に駆けつける。応援に応えて、世界へのステップを期す。

丸田は17年に東洋太平洋スーパーバンタム級以来、4年ぶりの王座挑戦となる。指名挑戦となるが2度の延期時点で、21年に先延ばしを申し入れた。「世界へはタイトルをとるしかない。じっくり調整したかった。応援にきてくれる人にも迷惑もかけられない」との判断だった。

1年4カ月ぶりの試合となるが、逆にじっくり体をつくり、さまざまな技術を磨いてきた。「体も大きく強くなった。技術もレベルアップした。減量もめちゃくちゃうまくいった」と終始笑顔だった。

4試合連続後楽園ホールの遠征となり、初めての自主隔離にもなった。大好きなクレヨンしんちゃんの枕カバーとクッションを持参。ホテルでは「いつもの自分の雰囲気」を演出してリラックス。「全力で楽しんで勝ちたい」と試合を待ちかねていた。

今回の計量から前日のPCR検査とともに、蒲田にある牧田総合病院内で実施された。これまでは日本ボクシングコミッションで実施していたが、陽性時の素早い対応のため。ホテルも徒歩圏内にあり、佐川は「スムーズでストレスない」と好評だった。

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ボクシングのチーフセコンドも隔離に 違反行動受け

日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は5日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、東日本地区の試合時のPCR検査は前日に戻すことを決めた。東京・大田区内の牧田総合病院での検査が可能となったため。

これまではJBC事務局内で職員が実施していた。陽性選手が出た場合に、保健所や興行への対応に手間取るため、2日前に繰り上げていた。検査後はホテル隔離のため、宿泊費1泊分の負担軽減にもなる。

また、検査後のチーフセコンドも選手と同様にホテル隔離することも決めた。自主隔離としていたが、違反や認識不足の行動が見られたため。

平日興行の試合開始時間の繰り上げは、原則午後5時半を限度とすることとした。緊急事態宣言中の興行は午後8時終了をメドとし、開始を早めて対応していた。早い時間帯は医師、試合役員の手配がつかないため。試合数やラウンド数が限られることになる。

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JBC関係者ら検査や計量会場の提供受ける病院視察

PCR検査、前日計量の会場となる牧田総合病院のスペースをチェックする日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会関係者

日本ボクシングコミッション(JBC)が管轄する東日本開催の興行の前日計量と新型コロナウイルスのPCR検査が2月から東京・大田区の牧田総合病院で実施される。

29日にはJBCと日本プロボクシング協会の関係者が同病院を視察。2月9日から開業するという完成間近のA、B棟に分かれる大型の新施設で、選手たちが検査と計量に臨むA棟1階の多目的スペースを確認した。最大で200人まで収容を広げられる会場となる。

昨年7月からJBC事務所で前日計量とともにPCR検査が行われていた。しかし陽性と判定されても医療機関ではないために、保健所への連絡や陽性判定後の対応などに手間取っていった。

前日計量と合わせ、同事務所で対応を継続することに限界に達していたこともあり、医療機関に依頼することで迅速な対応が可能となる。JBC安河内剛事務局長は「コロナ禍で医療機関に負担をかけたくないが、手を差し伸べていただけた。我々も安心してお任せできる」と信頼を寄せた。

2月11日に東京・後楽園ホールで開催される日本フェザー級タイトルマッチのPCR検査と前日計量から牧田総合病院で行われる。

2月からプロボクシングのPCR検査、前日計量の会場となる東京・大田区の牧田総合病院
日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会がPCR検査の委託と計量会場の提供を受ける牧田総合病院

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東日本地区でのPCR検査受け入れ病院メド JBC

日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は22日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、東日本地区ではPCR検査を受け入れる都内の病院のメドがついたと報告された。

これまではJBCが検査していたが、陽性と判定されても医療機関ではないために、保健所への連絡、その後の対応などに手間取っていった。医療機関に依頼することで迅速に対応が可能となる。

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タトゥー露出井岡一翔に厳重注意 ルール改正は否定

20年12月31日、田中恒成をTKОで破り、チャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡一翔

日本ボクシングコミッション(JBC)が22日、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)をタトゥー違反で厳重注意処分とした。大みそかにV2成功も、試合中は左腕などへのタトゥーが露出。JBCルールに抵触するとして、21日の倫理委員会で決定した。監督責任から木谷卓也会長(47)も同処分とした。

井岡は同級1位田中恒成(畑中)に8回TKO勝ちした。3度ダウンを奪った左腕は肩からタトゥーで覆われ、左脇腹にも長男磨永翔(まなと)君の名前も加えていた。JBCルール第95条2号には「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者は試合に出場できない」とある。

他選手同様に井岡も塗布物で入れ墨を隠す措置をした。それが剥がれ落ち、露出したまま試合を続行となった。試合後にはSNSや週刊誌報道などで拡散し、物議を醸していた。

JBC安河内事務局長は「JBCにおいても管理を徹底すべきであった。それを踏まえ、今後はJBC指定の塗布剤を使用させるか、指定業者による塗布施術を受けてもらうなどの手当てを考えていきたい」とコメントした。処分を受けた井岡が契約する事務所はコメントを差し控えたいとした。

規定は国内限定だが、国内ジム所属でも外国人選手のタトゥーは容認している。海外では宗教上の理由などに加え、他スポーツを含めてファッション感覚から増加している。時代の流れで古くさいルールという意見も多い。

井岡は外国人との違いに不満を持ち、ルール改正を望んでいるという。安河内事務局長は「今回さまざまなご意見をいただいたが、現時点でJBCルールを変更することは考えていない」と改正は否定した。国内では反社会勢力との結び付きを連想させ、ルール維持の声も根強いものがある。

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井上尚弥、井岡一翔、中谷潤人が年間表彰候補者に

左から井岡一翔、井上尚弥、中谷潤人

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会は19日までに20年の年間表彰ノミネートを選考した。

最優秀選手賞には、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(Ambition)、同フライ級王者中谷潤人(M・T)の3人を候補に選んだ。技能賞にも井上、井岡、中谷潤が候補に。殊勲賞には中谷潤、中谷正義(帝拳)、三代大訓(ワタナベ)を候補に選んだ。

また女子の最優秀選手賞は、岩川美花(高砂)、奥田朋子(ミツキ)、多田悦子(真正)の3人を候補とした。

各賞は東京、関西運動記者クラブのボクシング分科会、ボクシング専門誌の各メディアによる投票で決定する。受賞者は1月28日に発表される予定。

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ボクシング1都3県は自粛推奨 開催なら8時終了へ

ボクシングの興行は条件付きで開催続行となった。日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は8日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催。緊急事態宣言の1都3県について、興行自粛を推奨するものの、開催には医療体制確保を前提に午後8時終了をメドとすると決めた。

会議では中止の意見が多かったが、前回宣言時と違ってイベント中止要請はなかった。JBC安河内事務局長は「経験と知見を積み上げ、会場での感染、クラスターの発生はなかった」。日本協会新田事務局長も「自負と実績がある」と開催続行を判断した。

今後は救急時などの医療体制が確保できない可能性もある。安河内事務局長は「当日確保できずに中止もありえる。プロモーターの負担が大きいことから、自粛を推奨とした」と説明した。

他競技に比べると厳しい姿勢と言える。安河内事務局長は「コンタクトスポーツで感染の可能性は高い。屋内競技という特性もある。ボクシング界の医療機関の負担を考える意識も高い」と付け加えた。

移動が感染要因の一つから、1都3県外から出場選手の試合キャンセル希望には即時対応する。実際に鹿児島の選手から申し出があったという。入場券の販売も制限する方向となった。

宣言期間内に東京・後楽園ホールでは、タイトル戦4試合を含めて7興行が予定されている。今年は14日の東洋太平洋バンタム級王座戦が最初の興行となる。王者栗原慶太(27=一力)に元世界王者井上拓真(25=大橋)が挑戦する注目カード。興行の開始時間を早めて開催する。前回宣言時はジム運営も自粛したが、指針として午後8時で営業終了を示した。

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20歳代のプロボクサーが感染 神奈川県内のジム

日本ボクシングコミッションは8日、神奈川県内のジムで男性で20歳代のプロ選手1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。昨年発熱して12月31日にPCR検査で陽性と判定され、自宅待機している。直近のジムでの練習はなく、保健所の指示でジムでの営業は再開している。

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井岡一翔「改正を」海外メディアにタトゥー問題心境

2回、田中(左)の顔面に右フックを入れる井岡(2020年12月31日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)が、タトゥー禁止ルールの改正を希望した。

海外メディアに言及したことが7日に報じられた。大みそかのV2戦で左腕のタトゥーが露出。日本ボクシングコミッション(JBC)のルールに違反すると物議を醸し、処分問題に発展している。

井岡は「ボクシングと関係ないことで、ルールの改正を望む。観客はリングでの試合を見に来ている」としている。「日本に住む外国人は、隠すことなく試合をしている。禁止するのであれば、すべて禁止すべきだと思う」とも異を唱えている。

JBCでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定めている。ファンデーションなどを塗って隠すことで出場はできる。井岡も試合前にJBCスタッフ立ち会いで措置したが、時間の経過、汗により薄れてしまったとみられる。

JBC安河内事務局長は「ルールがある以上は処分を議論する対象になる。現状は反社会的勢力と結びつきやすいイメージがつきまとう」と説明する。週明けにも倫理委員会で処分の有無を諮る。井岡は「日本で戦えないなら、日本を背負って海外で戦う。海外で戦う日本人が増え、いい方向に向かってくれればいい」と話している。

8回、田中をTKOで破り、チャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡(2020年12月31日撮影)

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井岡タトゥー問題 JBCには肯定、否定両方の声

田中恒成(手前)をTKОで破り、喜ぶ井岡一翔(20年12月撮影)

昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでTKO勝ちした王者の井岡一翔(31=Ambition)が、左腕のタトゥー(入れ墨)が露出した状態で闘ったことが物議を醸している。日本ボクシングコミッション(JBC)のルールには「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定められている。井岡は試合前、JBCスタッフ立ち会いのもと、ファンデーションを塗って隠す措置を施したが、時間の経過、汗により薄れてしまったとみられる。

JBCには肯定、否定両方の声がメールで寄せられ、関係者は「ここまでの反響は初めて」と語った。安河内剛事務局長は「ルールがある以上は処分を議論する対象になる。現状は反社会的勢力と結びつきやすいイメージがつきまとう」と説明。倫理委員会で処分の有無を諮ることになった。タトゥーは海外では問題にならない。ルールについて安河内事務局長は「社会的認識を考慮して見直すことも考えていく可能性がある」と話した。

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井上尚弥「ルールを守らなければ」井岡タトゥー問題

井上尚弥(2020年11月19日撮影)

WBO世界スーパーフライ級王者、井岡一翔(31)の左腕のタトゥーが試合で露出していたことが問題化していることに、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が6日、自身のツイッターで私見をつぶやいた。

「タトゥー、刺青が「良い悪い」ではなくJBCのルールに従って試合をするのが今の日本で試合をする上での決まり事。このルールがある以上守らなければね。タトゥー、刺青を入れて試合がしたいのならルール改正に声をあげていくべき。まずはそこから。。」(原文まま)

昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成に勝利し2度目の王座防衛に成功した井岡は、左腕のタトゥーが見えた状態で戦ったことが問題化。日本ボクシングコミッション(JBC)の規定ではタトゥーのある国内選手はリングに上がれないことになっている。

20年12月31日、6回、田中(左)の顔面にアッパーを入れる井岡

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注目日本人対決PCR検査義務づけ細心の対策で開催

8回、田中(中央)をTKОで破る井岡(撮影・菅敏)

<プロボクシング:WB0世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

新型コロナウイルスが感染拡大する中、注目の日本人対決は徹底した感染対策で実現にこぎつけた。日本ボクシングコミッション(JBC)は、両選手に試合1カ月前、2週間前、2日前と3度のPCR検査を義務づけて、試合2日前からホテルの部屋に隔離。トレーナーら関係者との接触を遮断した。

11月のWBA世界ライトフライ級戦を教訓にした。試合前日に王者の京口紘人(ワタナベ)とトレーナーの感染が判明して中止になった。「あの試合は検査はお願いでしたが、今回は義務づけました。1日前の検査では対応が難しいので、最終検査を試合2日前にしました」とJBCの安河内剛事務局長。選手が濃厚接触者になることにも神経をとがらせ、トレーナーとは別移動にした。

レフェリーは試合前日から隔離。試合を中継するTBSのスタッフもPCR検査を受け、観客は収容人数の半分以下の2057人に制限。「テレビ中継もある注目の日本人対決。絶対に実現させるという覚悟で、両陣営もすべて協力してくれた」と安河内事務局長。コロナ禍の世界戦を関係者一丸となって実現させた。【首藤正徳】

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京口の世界戦中止教訓に対策 注目の日本人対決実現

1回、田中(右)の顔面に左フックをヒットさせる井岡(撮影・菅敏)

<プロボクシング:WB0世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

都内で新型コロナウイルスが感染拡大する中、注目の日本人対決は徹底した感染対策で実現にこぎつけた。日本ボクシングコミッション(JBC)は、両選手とトレーナーに試合1カ月前、2週間前、2日前と3度のPCR検査を義務づけた。試合の2日前からは選手をホテルの部屋に隔離して、チーフセコンドらスタッフとの接触も遮断した。

11月のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが大きな教訓になった。試合前日にスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)とチーフトレーナーの感染が判明して、試合前日に中止になった。「あの試合では検査はお願いでしたが、今回は3段階で義務づけました。また何か起きたときに1日前の検査では対応が難しいので、最終検査を試合2日前にしました」とJBCの安河内剛事務局長。

選手が濃厚接触者になることにも神経をとがらせた。選手とトレーナーはバラバラで移動するように要請した。ホテルも1人1室。レフェリーは試合前日から隔離。JBC関係者をはじめ試合を中継するTBSのスタッフもPCR検査を受けて、この一戦に備えた。

観客は収容人数の半分以下の2000人に制限した。会場も動線を区切って、至るところに消毒液を設置した。「京口の世界戦中止が大きな教訓になった。今回は特にテレビ中継もある注目の日本人対決。絶対に実現させるんだという覚悟で、両陣営ともJBCのリクエストはすべて実行してくれた」と安河内事務局長。コロナ禍の世界戦を関係者一丸となって実現させた。

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井岡&田中とチーフセコンドは陰性 大みそか世界戦

予備検診後に会見する井岡一翔(Ambitionジム提供)

日本ボクシングコミッションは29日、大みそかの世界戦に出場する井岡一翔(30=Ambition)、田中恒成(25=畑中)両選手とチーフセコンドにPCR検査を実施し、全員が陰性だったと発表した。

井岡陣営のサラス・トレーナーは11月の英ロンドンでの世界戦で、検査で陽性反応となってセコンドには入れなかった。今回は陰性のために、予定通りセコンド入りできる。

予備検診後に会見する田中恒成(Ambitionジム提供)

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女子ボクシング世界王者の花形冴美が結婚後初防衛戦

16年に東洋太平洋王者となった花形冴美(左)とレフェリーだった岡庭健さん(花形ジム提供)

ボクシングIBF女子世界アトム級王者花形冴美(36=花形)が結婚後初の防衛戦に臨む。花形ジムは28日、来年2月26日に東京・後楽園ホールで同級7位松田恵里(26=TEAM10COUNT)とのV2戦を発表した。花形は昨年9月に初防衛に成功し、11月には日本ボクシングコミッション審判員の岡庭健さんと結婚していた。

花形は18年9月に元世界王者黒木優子(YuKO)に判定勝ちし、花形会長と同じ5度目の挑戦で世界王座を獲得した。昨年には過去2度引き分けた池山直(フュチュール)に判定勝ちで決着をつけた。そのリング上で宣言した通りに、2カ月後に結婚した。

花形は16年3月に東洋太平洋王座を獲得した。その時にレフェリーとして裁いたのが岡庭さんでもあった。ジャッジを含めて担当したのはこの1試合だけ。昨年5月に知人を通じて出会い、交際を始めたという。現役王者と審判員の結婚は、日本では初めてとなる。

松田は国体5位のアマ経験者で、プロ2戦目で東洋太平洋王座、3戦目には日本王座との王座統一に成功。プロ5戦目での世界初挑戦で、ジム初の世界王座獲得を目指す。

V2戦に臨む花形冴美(花形ジム提供)

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