上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

大相撲の中川部屋が閉鎖へ 弟子に不適切指導か

中川親方(2020年3月15日)

大相撲の中川親方(54=元幕内旭里)が弟子に不適切な指導をしたとして、日本相撲協会が処分を検討していることが10日、分かった。

すでに日本相撲協会のコンプライアンス委員会が調査を進めている。13日の理事会で処分が検討されるが、中川部屋は閉鎖される見込み。中川部屋には、幕下吉井ら9人の力士が所属しており、今後は複数の部屋に転籍するほか、引退する力士もいるという。

関連するニュースを読む

7月場所の観客有無13日決定「他競技の状況受け」

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は10日、報道陣のオンライン取材に応じ、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)で観客を入れるか否かについて13日の理事会で協議することを明らかにした。「お客さんを入れるか、入れないかを13日に決定する。今のところは入れた状況、入れない状況に合わせて準備を進めている」などと説明。まずは7月場所開催の可否について13日の理事会で決定する。そして開催決定となった場合は、観客の有無についても協議されることとなった。

協会広報部は現在、13日の理事会に向けて、7月場所中の新型コロナウイルス感染予防策などのガイドラインを作成している。この日からはプロ野球とJリーグが、観客を最大5000人まで入れて試合を開催。芝田山広報部長は「まだ決定はしていないが、他のスポーツの状況を受けながら検討していく」と話した

関連するニュースを読む

八角理事長が明言 7月場所後も抗体検査を実施へ

八角理事長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が報道陣の電話取材に応じ、7月場所の開催可否について、13日に理事会を開いて判断すると明かした。

協会は無観客開催を目指している中「13日に理事会が開催される。そこで正式決定する」と明言。新型コロナの感染予防ガイドラインについても「ある程度固まっていないことには場所に臨めない」と理事会で協議して決めるという。

また、協会員の希望者を対象とした、抗体検査の結果も発表した。複数の感染者が発生した高田川部屋を除く、44部屋に所属する協会員891人中、抗体陽性者は5人(0・56%)。その内、PCR検査を受けた4人全員が陰性で、残り1人も5月以前の感染とみられ、現在は治癒しているとみなされるとの結果が出た。八角理事長(元横綱北勝海)は協会を通じ「7月場所に向けて稽古に専念できる準備が整いました。3月場所後の感染により1人の力士が亡くなったことは痛恨の極みであり、今後、絶対にそのような事態に陥らないよう、7月場所後にも抗体検査を実施し、協会員の健康管理・感染防止を徹底する所存です」とコメントした。

関連するニュースを読む

7月場所の開催可否は13日判断「緊張感を持って」

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は6日、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の開催可否について、今月13日に行われる理事会で判断することを明かした。

電話取材に応じ「13日に理事会が開催される。そこでいろいろ正式決定する」と明言。新型コロナウイルスの感染予防ガイドラインについても「そこではある程度固まっていないことには場所に臨めない。そういったことが伝えてきた中で協議がなされると思います」と説明した。

協会員の希望者を対象とした抗体検査の結果も発表され、複数の感染者が発生した高田川部屋を除いた、44部屋に所属する協会員891人のうち、抗体陽性者は5人で、比率にして0・56%だった。「こういう結果が出ることでそれぞれの協会員がほっと胸をなで下ろせるというか、とはいえ、引き続き緊張感を持っていかないと。世間では毎日(都内で)100人越えの陽性者が出ているわけだから。引き続き当協会としても感染予防策の徹底を心がけて2週間後の場所に向かうということ」と芝田山広報部長。今後、全協会員にPCR検査を受けさせる予定はなく「何か調子が悪かったりしたら、きちっとした対策をとっていく」とした。出稽古については「許可になっていない。まだここで申し上げる状況にない。やっと皆さんがお尻をつついてくる結果が出たわけだから。先、先、先というわけにはいかない」と、解除を見送る方針を示した。

関連するニュースを読む

相撲協会が抗体検査結果を発表「全員の陰性を確認」

八角理事長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会は6日、協会員を対象とした新型コロナウイルスの抗体検査の結果について発表した。

複数の感染者が発生した高田川部屋を除いた、44部屋に所属する協会員891人のうち、抗体陽性者は5人で、比率にして0・56%だった。

5名の抗体検査陽性者のうち承諾を得られた4人はPCR検査を実施したが、全員陰性だった。残りの1名は抗体の力価が高く、5月以前に感染していたものと思われ、協会は書面にて「現時点では治癒しているとみなすことができる」とした。

八角理事長(元横綱北勝海)も書面でコメントを発表し「このたび抗体検査で、協会員が自発的に検査を受け、全員の陰性が確認できたことは意義がありました。7月場所に向けて稽古に専念できる環境が整いました。また、3月場所中には感染がなかったことも確認できました。3月場所後の感染により、1人の力士が亡くなったことは痛恨の極みであり、今後、絶対にそのような事態に陥らないよう、7月場所後にも抗体検査を実施し、協会員の健康管理、感染防止を徹底する所存です」と述べた。

抗体検査は協会員のうち希望者を対象に、5月下旬から6月中旬にかけて行われた。7月場所は19日に初日を迎える。

関連するニュースを読む

コロナ検査結果は来週にも発表、親方衆も通常出勤へ

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が3日、報道陣の電話取材に応じた。6月12日に終了した協会員らの新型コロナウイルス感染歴を調べる抗体検査の結果について「来週あたりどこかで抗体検査の結果という状況をお伝えできるんじゃないかな。はっきりとは協会の方には来ていないけど。検査機関からどういう形で協会に伝えられるか分からないけど、来週あたりに出ると思う」と見通しを語った。

また来週からは、在宅勤務中の協会執行部の親方衆も、通常通りに東京・両国国技館に出勤するという。執行部会議も行う予定だといい、無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて本格的に動きだすこととなる。公共交通機関を使用する行司や呼び出しの移動について「使う時はなるべく空いている時間帯を考えて出勤してもらおうと。今日、行司、床山、呼び出しには伝えた」と細心の注意を払う。

7月場所開催まで3週間を切っているが、都内では2日連続で新型コロナ感染者が100人を超えるなど、緊張状態が続く。芝田山広報部長は「協会は(警戒レベルを)最高に引き上げています。引き続き外出自粛でとは言っている。だからと言って京都ではヤマト便で感染。お中元で荷物も届くだろうし、どこで接触するか。マスクを着けることが第一の感染を防ぐこと。場所中はさらに気をつけないといけない。場所開催にあたっては接触、動線とか、感染を防ぐために環境を整備していくことが大事なところ。どういう形でやるにしても感染対策は国技館内で必要」と話した。

関連するニュースを読む

7月場所へ出稽古解禁めど立たず、場所中予防策精査

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が29日、電話取材に応じ、「今の段階では(力士の)出稽古は難しい」との見解を示した。

29日は執行部による定例会議が行われ、無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けての議論が行われたという。出稽古解禁のめどは立たず「通常の形でやれるのは9月場所だろうね、という話。今の状況では通常の形でできないだろうね」とコメント。「支度部屋で力士はマスクをするなどのガイドラインを精査している。専門家の先生が国技館内をいろいろ見た上でいろいろな提案を出してもらった」と場所中の予防策についても話し合ったという。

また7月場所の新弟子検査が、13日に行われることも明かした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった、夏場所の同検査を受ける予定だった新弟子も一緒に受ける。

関連するニュースを読む

芝田山広報部長、ぶつかり稽古解禁「一段階進んだ」

芝田山親方(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が26日、代表取材に応じ、前日25日にぶつかり稽古などの接触する稽古が解除されたことについて「一段階進んだ」と話した。

すでに各部屋の師匠判断で接触する稽古は可能で、再開させている部屋もあった。芝田山広報部長は「部屋の親方同士が予防、体調管理をしないといけない。ちゃんとできないことには力士は出稽古できない」と、出稽古解禁に向けて、これまで通りの感染予防の徹底を求めた。

無観客開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)まで1カ月を切ったが、都内の新型コロナウイルス感染者数はここ3日連続で50人前後を推移しており、警戒を緩められない状況が続く。「第2波になりつつあると感じる。100人とかになってしまうのかと。協会としてはひとつひとつ段階を踏んでいきたい。力士が出稽古したい気持ちはよく分かるけど考えて部屋で稽古していってほしい」。7月場所に向けて調整する力士らに、理解と協力を求めた。

希望する協会員を対象に5月18日から6月12日まで行われた抗体検査の結果は、6月中に発表する見通し。芝田山広報部長は「(発表日は)まだ聞いていない。7月場所に向かって専門家の意見を取り入れながらやっていく。その中で協会として予防策、ガイドラインのとりまとめになっていく」と話した。

関連するニュースを読む

相撲協会がぶつかり稽古解禁「師匠の判断で再開を」

両国国技館

日本相撲協会は25日、ぶつかり稽古などの接触する稽古の自粛を解除したことを発表した。

協会は書面にて「感染予防を十分に行い、少しでも症状のある者は稽古を休ませることを前提として、師匠の判断で再開をする事になります」と発表した。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)は4月13日、各部屋にぶつかり稽古の自粛を要請したことを報告。同月23日から、各部屋の師匠判断としていた。今月8日には協会員を対象とした新型コロナウイルスの抗体検査が終わり次第、各部屋のぶつかり稽古を解禁するとの見解を示していた。

出稽古については、引き続き禁止とした。

協会は無観客での7月場所(19日初日、東京・両国国技館)開催を目指している。

関連するニュースを読む

御嶽海7月場所へ気合「初心の気持ちで暴れたい」

御嶽海(2019年9月22日撮影)

大相撲の関脇御嶽海(27=出羽海)が24日、報道陣の電話取材に応じ、出稽古の早期解禁を願った。この日の朝稽古は筋トレが中心。1週間前からぶつかり稽古は再開したが、相撲を取る稽古はまだ再開していないという。

本来なら本場所前は、近所の春日野部屋の関取衆を相手に稽古を重ねる。しかし現在、新型コロナウイルスの影響により日本相撲協会は出稽古を禁止にしている。自身が所属する部屋に関取は自分だけ。「1人というのはつらい。7月に入って相撲を取って、早く出稽古を解禁してもらわないと。自分の場合は稽古相手は春日野部屋の3人しかいないから」と平幕の碧山、栃ノ心、十両栃煌山との稽古を切に願った。

3月の春場所以降、稽古内容は基礎運動や筋トレが続いている。「ここまで相撲を取らないのは初めて。相撲を取らないと体は張らない」と調子はまだまだ上がっていない。それでも昨年の九州場所以来に関脇に返り咲いたことで「関脇ですけど引っ張っていくつもり。初心の気持ちで暴れたいし、相撲を取りたい」と、協会が無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて気合は十分だ。【佐々木隆史】

関連するニュースを読む

御嶽海「1人というのはつらい」早期出稽古解禁願う

御嶽海(20年3月撮影)

大相撲の関脇御嶽海(27=出羽海)が24日、報道陣の電話取材に応じ、早期の出稽古解禁を願った。

この日の朝稽古は筋トレがメーン。1週間前からぶつかり稽古を開始したというが、相撲を取る稽古はまだ再開していないという。「ここまで相撲を取らないのは初めて。相撲を取らないと体は張らない」と、日本相撲協会が無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて、まだ調子は上がっていない。

本来なら本場所前は、都内の部屋近くの春日野部屋の関取衆を相手に稽古を重ねる。しかし現在、新型コロナウイルスの影響により出稽古は禁止になっている。自身が所属する部屋には関取が自分だけのため「(関取が)1人というのはつらい。7月入って自分も相撲を取って、早く出稽古を解禁してもらわらないと。自分の場合は稽古相手は春日野部屋の3人(碧山、栃ノ心、栃煌山)しかいないから」と切実だった。

3月の春場所後は、基礎運動に徹してきたという。「下半身は落ちやすい。落とすと(筋肉が)つきにくい」と毎日、四股やすり足などを1時間半行ってきたが、実戦を重ねることは出来ず。自粛生活の中でボクシングのミット打ちや、トランプ遊びなどもしたが、モチベーションの維持は難しい。「7月場所まで何とか、と思ったけど思った以上に難しいかもしれない。僕らの学生(出身)の年代で遠藤関より下は場所がないというのは経験していない。どういう気持ちで持っていればいいのか難しい」とメンタル面の課題も口にした。

長野出身の御嶽海にとって年1回の名古屋場所は、準ご当地場所とだけあって他の場所に比べて応援も多くて力が入る。しかし新型コロナの影響で開催場所が東京・両国国技館に変更。「地元が近くで応援が一番多いので残念。暑い気候が僕には合っていた。名古屋の人にも会えないのは残念。自分の元気な姿を見せたかった」と関脇に返り咲いた姿を見せられずに残念がった。

とは言え、7月場所に向けて気合は十分。「関脇ですけど引っ張っていくつもり。2回も優勝している訳だから。食らいついてというより、今度はしっかり引っ張ってみんなが喜ぶ成績にしたい。久々の土俵の感覚がどうなるのか自分も読めない。初心の気持ちで暴れたいし、相撲を取りたい。向かって行く気持ちを前面に出したい」と意気込みを語った。

関連するニュースを読む

貴景勝、かど番脱出へ調整順調「基礎を徹底的に」

貴景勝(2020年3月17日)

大相撲の大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が23日、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて相撲を取る稽古を再開した。

日本相撲協会を通じて近況を明かし「久しぶりの実戦の稽古をしました。久しぶりなのでけがをしないようにということを意識しました。自分の攻めをもう1度意識して取り組んでいきます」とコメントした。

3月の春場所では、大関として15日間を皆勤して初めての負け越しを経験した。かど番脱出へ「基礎を徹底的にやれたことがプラスになりました」と調整は順調だ。

「3カ月で(新たに)気付いたことはありませんが、伝統文化を引き継がなければと思っています。相撲を楽しんでもらえるように精いっぱい励みます。日常の生活に感謝して頑張っていきたいです」

協会の看板を背負う23歳は、約4カ月ぶりの本場所に向けて黙々と稽古を重ねる。

関連するニュースを読む

朝乃山は調整順調「自分自身とも闘い」大関自覚十分

朝乃山(2020年3月16日撮影)

大相撲春場所後に新大関に昇進した朝乃山(26=高砂)が22日、日刊スポーツの電話取材に応じた。本来ならこの日は、名古屋場所の番付発表日。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で同場所は延期となり、番付は開催中止となった夏場所のまま。そんな中、日本相撲協会が無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)、新大関としての自覚や心境などを語った。

   ◇   ◇   ◇

雨が降りしきる都内の高砂部屋で、朝乃山は電話取材に応じた。本来なら今ごろは、愛知・蟹江町に構える宿舎にいるはずだった。しかし名古屋場所は延期となり、開催場所は両国国技館に変更。「名古屋のいろいろなお客さんから『寂しいね』と連絡をもらった。年1回の名古屋に大関として行けないのは寂しい」と率直な思いを漏らした。

しかし下を向いてばかりではいられない。7月場所初日まで、1カ月を切っている。部屋では6月から、接触を伴うぶつかり稽古や申し合い稽古を再開。部屋の関取は出稽古は禁止だが「部屋で稽古すれば十分。幕下にも関取を目指す若い衆がいる。いい刺激をもらっている」と日々、手応えを得ている。稽古後の筋トレも欠かさず、自粛生活が続いているが体重に変化はない。「しっかり体を維持できているのはいいこと」と調整は順調だ。

春巡業は中止、延期となり、夏場所も中止となったため「大関朝乃山」を世間に披露できていない。しかし「今度は大関という立場だから負けられない戦いが続く。自分自身とも闘わないといけない」と本土俵に立たずとも自覚は十分持っている。最後に本土俵に上がったのは、春場所千秋楽の3月22日。7月場所が開催されれば約4カ月ぶりの本土俵となる。「これだけ空いたのはプロになって初めてだけど、体を休めるというプラスもあった。気持ちも楽になった」。心機一転した新大関が7月場所で大暴れする。【佐々木隆史】

関連するニュースを読む

幕下友風が懸命リハビリ 歩く姿に「先生が泣いた」

友風(2019年9月16日撮影)

日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が22日、東京・両国国技館で報道陣の代表取材に応じ、昨年の九州場所で右膝を負傷した弟子の幕下友風(25=尾車)がリハビリに励んでいることを明かした。

「土曜日は(リハビリが)休みだから土曜日はうち(部屋)に来てうちの上でトレーニングルームでやっている、張り切っている」。

友風は自己最高位の西前頭3枚目だった昨年九州場所、2日目の取組で右膝を負傷。「右膝関節脱臼」の大けがで、師匠も当時「(全治に)最低でも1年はかかる」と話していた。

懸命に復帰を目指す弟子の姿に「あいつの歩く姿を見て(手術した)先生が泣いたって。どういうことが待ち受けるか分からないが、今やっていることに無駄はないと思っているんだろうね。次へ向かっていく意味で」とうなずいた。

また、幕下に陥落した部屋頭の矢後(25=尾車)には両膝の手術を受けるよう勧めたと明かした。「引っかかっている半月板を両脚取った。これだけ時間あるんだから、今しかチャンスがないぞって(矢後に)言って」。

夏場所の中止が発表された直後、すぐに片脚を手術。リハビリを経て、今では稽古場で四股を踏む状態まで回復したという。

「(7月場所には)全然間に合う。あいつにとっては相撲の神様がくれた時間だったんだよ。協会にとっては大変だけど。1場所ないというのはね。けがのある人はみんな、この期間にいろいろケアをしてるんじゃないか。良かったんじゃないか」。

年6回の本場所を戦う大相撲の力士。夏場所は中止となったが、心身の回復に時間をあてつつ、7月場所に向けて調整している。

関連するニュースを読む

尾車親方、プロ野球の観客入れる方針「参考になる」

尾車親方(2020年2月25日撮影)

日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が22日、東京・両国国技館で報道陣の代表取材に応じ、開催まで1カ月を切った7月場所(19日初日、国技館)について「やっと場所が近づいてきたなという気持ちでいます」とコメントした。

協会は無観客での開催を目指している中、プロ野球、Jリーグはともに7月10日から観客を入れる方針を示している。尾車事業部長は「(7月場所初日の)9日先に入れてくれたら参考になる。野球やJリーグも入っているんだから、相撲も入ってもいいのかなと。ただ会場とかいろんなところが違うから。入れるにしてもどういう規約をもって入れたらいいとか。マス(席)の中に一人で次の人まで3つ空けないといけないとか。その辺は分からない」と見解を示した。

今月19日にプロ野球が無観客で開幕した。尾車事業部長も連日、テレビで観戦してることを明かし「スポーツって無観客だろうがなんだろうが、真剣勝負でああいうのがテレビの画面からたくさん伝わってきていいよな。とても気持ちがすかっとする」と、スポーツの魅力を実感。東京ドームではバックネット裏に複数の人物が映ったパネルが掲示されている。「なるほどいろいろ演出を考えているな、と。それがそのまま相撲に当てはまるか分からないけど、少しでも無観客でも盛り上がることができればいい」。他競技が取り入れるさまざまな工夫にも関心を示した。

春場所終了後の約3カ月で悲しい出来事もあった。各部屋が自粛生活を続ける中で、先月13日に高田川部屋の三段目力士、勝武士さんが新型コロナウイルス感染による多臓器不全で死去。尾車事業部長も「それはもう本当に残念としか言いようがない」と胸を痛めた。高田川部屋から尾車部屋は徒歩1分ほどの距離。「(高田川部屋に)救急車が来た時も防犯カメラにずっと写ってっていたので、どうかしたのかと思いながら、聞くわけにもいかず。ずっと長く救急車が止まっていたのでね。どうなってるんだろうというそんな気持ちで見守っていたんだけどね。その後、分かったけど、勝武士くんが病院に運ばれていったのはその後に分かったんだけど、最悪の結果をもたらしてしまった。本当に本人もだけど、部屋の若い衆もだし、師匠やおかみさんもみんなの気持ちを思うと、正直、いたたまれなかったというのが本心」。コロナの恐ろしさを一層感じる出来事となり、弟子にも改めて言葉をかけたという。「やっぱり不要不急の外出を控えろというのは僕も部屋の力士を集めて言った。念押しした。あれは本当にショックです。そのためにも7月場所でいい相撲を、元気な相撲を皆さんに見てもらえるように、いま場所に向かってどこも頑張っていると思う」。協会員が一丸となって、悲しみを乗り越える。

先月18日から今月12日まで行われた抗体検査の結果は、6月中に発表される予定。「抗体検査の結果をもらって、それでご指導いただいている専門家の人にどうすべきかというのを指導いただき決めていく」。指針を定めて、開催に向けて1歩ずつ前進していく。

関連するニュースを読む

鶴竜「元気な姿を」7月場所へ順調な調整アピール

鶴竜(2019年8月26日撮影)

大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)が19日、協会を通じて「基礎をしっかり鍛え直す時間ができた」と、順調な調整ぶりをアピールした。

日本相撲協会が無観客での開催を目指す7月場所初日まで、ちょうど1カ月。都道府県をまたぐ移動の自粛要請が解除されたものの、出稽古解禁などの見通しは立っていない。通常とは違った調整となり、本場所への影響も懸念されるが「みんな同じ条件なので、それぞれが力を出し切っていい相撲が取れればいいと思います」と、淡々としていた。

東京での無観客開催を目指す7月場所に向けて、協会では芝田山広報部長(元横綱大乃国)をリーダーとしたプロジェクトチームが週明けにも始動。力士らの安全を守るため、協会員が一丸となって開催の準備を進める。力士会会長も務める鶴竜は「いろいろな方々の協力があり、自分たちは相撲を取ることができているので、感謝の気持ちを持ってやっていきたい」と話した。

3月の春場所から3カ月弱。本場所再開を心待ちにする大相撲ファンに向けて、鶴竜は「皆さんに元気な姿を見てもらえるように、頑張ります。力士全員、一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

関連するニュースを読む

朝乃山「大相撲は愛されている」7月場所前へ心境

朝乃山(2019年11月24日)

日本相撲協会が無観客での開催を目指す大相撲7月場所(東京・両国国技館)初日の1カ月前となる19日、大関朝乃山(26=高砂)が協会を通して現在の心境を明かした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月の夏場所が中止となり、本場所は3月に大阪で行われた春場所が最後。「2カ月に1度本場所があるので、応援してくれる方々には『相撲が無いと寂しい』と言われ、あらためて大相撲は皆さんに愛されているんだなと実感しました。早く本場所の土俵で相撲を取りたいと思っています」とコメントした。

各師匠判断となっている接触を伴うぶつかり稽古は、すでに部屋で行っており「基礎を見直しながらやっている。感覚を取り戻しながら自分の相撲を磨いていきます」と焦ることなく1カ月後の初日を見据えている。出稽古はいまだ解禁されていないが「部屋で稽古をすれば問題ないと思います。常に場所があると思い、日々過ごしています」と気持ちを切らすことなく、着々と準備している。

昨年5月に行われた夏場所で初優勝を果たし、同6月には地元・富山と母校の近大でパレードを行った。「1年がたつのが早いと実感しています。またパレードが出来るように頑張りたいです」と意気込んだ。常に感謝の言葉を口にする地元に対して「まだまだ大変な思いをされている方々がいらっしゃいますので、皆さんで助け合いながら前に進んでいって欲しいです。自分の相撲を見て少しでも元気を取り戻してもらえるように一生懸命頑張ります」とコメントした。

関連するニュースを読む

各部屋の外出自粛や出稽古禁止 相撲協会が継続方針

芝田山理事(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会広報部の高崎親方(元前頭金開山)は19日、報道陣の電話取材に応じた。各部屋に対する外出自粛や出稽古の禁止を継続する方針を明らかにした。

都道府県をまたぐ移動の自粛要請が解除されたが「協会が外出していいとはなっていない」と説明。6月中に行われる抗体検査の発表、理事会を経て「出稽古などもそれから」と、段階を踏むことを強調した。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)までちょうど1カ月。同親方は、芝田山広報部長(元横綱大乃国)をリーダーにしたプロジェクトチームが週明けから始動することも明言した。「場所の運営に向けたシミュレーションをやっていかないと。安全に場所をやりたい」とした。

関連するニュースを読む

相撲協会、7月場所運営シミュレーション実施も

日本相撲協会広報部の高崎親方(元前頭金開山)が19日、報道陣の電話取材に応じた。12日に終了した協会員らの新型コロナウイルス感染歴を調べる抗体検査について「まだ向こう(研究機関)から何の連絡もない」と検査結果などは不明だという。

一方で「来週からプロジェクトチームが協会に集まって打ち合わせを始めようと思う。場所の運営に向けたシミュレーションをやっていかないと。3月に無観客でやって実績はあるけど、大阪より国技館の方が(動線などの)環境は悪いかもしれない。(本場所を)やる、やらないは別にして開催に向けてやることはやっていく」と説明。芝田山広報部長(元横綱大乃国)がチームリーダーとなり、無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて議論を重ねるという。

今日19日は、7月場所1カ月前にあたる。高崎親方は「安全に場所をやりたいという思いだけ」と本場所開催を切に願った。本場所開催は3月に大阪で行われた春場所が最後。「年6場所でやってきているから、これだけ期間が空くことはなかった。ふわふわした感じはある。自分でもそうなのだから、力士、親方はもっとあるでしょう。本来なら初日から2週間前の番付発表が基準になる。力士は逆算してスケジュールしているものだから」と師匠や現役力士を思いやった。

また、この日はプロ野球が開幕。「楽しみはある。相撲が3月場所で無観客でやって、ぶつかる音などで相撲の再発見があった。音とか休場の雰囲気とか興味ある。屋内と屋外でまた違うだろうし」と興味を示した。県をまたいでの移動が解禁となったことについては「相撲界に関しては協会が外出していいとはなっていない。まだ先は見えない。当たり前のものが当たり前じゃなくなったのをひしひしと感じる」と引き締めた。

関連するニュースを読む

鶴竜ぶつかり稽古再開「ここからじっくり体作って」

鶴竜(2020年3月2日撮影)

大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)が17日、日本相撲協会を通じて、自身の現状を明かした。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各師匠判断となっているぶつかり稽古を13日から再開。「久しぶりでしたが、またここからじっくり体を作っていこうという気持ちです。これから徐々に感覚を戻していきます」とコメントした。

プロ野球やJリーグなど、さまざまなスポーツが開幕、再開へと動きだそうとしている中、日本相撲協会も7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の無観客開催を目指している。鶴竜は「しっかり良い準備をして、皆さんに喜んでもらえるような相撲を取りたい。今まで同様、常に良い準備をしておくこと。それだけです」と意気込んだ。

関連するニュースを読む