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稀勢の里、仙台市で復興土俵入り「温かい気持ちに」

太刀持ち輝(左)、露払い竜電(右)を従え復興横綱土俵入りする稀勢の里(撮影・渡辺佳彦)


 日本相撲協会の春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)、鶴竜(33=井筒)稀勢の里(32=田子ノ浦)の両横綱らが、大相撲夏巡業の移動日となった13日、東日本大震災の被災地となった仙台市若林区を訪れ、復興横綱土俵入りなどを行った。

 一行はこの日午前、海岸近くにある「荒浜祈りの塔」を訪れ慰霊碑に献花。続いて、津波で被災し震災遺構になっている旧仙台市立荒浜小学校も訪れた。

 正午すぎには、同区内にある復興公営住宅の荒井東市営住宅を訪問。津波などで自宅を失った被災者を中心に、約300世帯が入居する住宅で、一行は黙とうした後、相撲甚句の披露や呼び出しによる、やぐら太鼓の打ちわけ実演を披露。その後、鶴竜と稀勢の里が、東日本大震災からの復興を祈願しての横綱土俵入りを披露した。

 その後も、土俵入りで両横綱の太刀持ち、露払いを務めた関取衆による握手会で被災地の市民らと交流。集まった約550人のファンも感激の様子だった。東日本大震災の復興土俵入りは、大震災があった2011年から8年連続の実施となった。

 新横綱だった4年前に、福島県いわき市で復興土俵入りした鶴竜は「(旧荒浜)小学校を見て、あらためて地震、津波の怖さを感じた。2度と、この地域に地震が来ないようにという思いで土俵入りをした。ここにいる皆さんが、少しでも元気になれば」と話した。稀勢の里も「少しでも元気になってもらえれば、と思ったけど逆に応援されて、頑張らなければいけないと温かい気持ちになれた。大歓迎されて、本当にありがたかった」と、しみじみとした口調で話した。

仙台市若林区荒浜の被災地で献花した日本相撲協会の一行(撮影・渡辺佳彦)

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栃ノ心、高安が夏巡業当面休場 3横綱は参加へ

栃ノ心


 日本相撲協会の花籠巡業部副部長(元関脇太寿山)は25日、名古屋場所を右足親指の負傷で途中休場した栃ノ心と高安の両大関が29日から始まる夏巡業を当面は休場することを明らかにした。

 高安について、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は左肘の故障を理由に挙げた。右膝痛などで名古屋場所を途中休場した横綱白鵬について、花籠副部長が「白鵬は(休場届が)出ていない」と話し、鶴竜、稀勢の里を含め3横綱は初日から参加の見通しとなった。左大胸筋痛などで8場所続けて休場した稀勢の里について、田子ノ浦親方は「やれることはやらないとね。体は動くようになった」と説明した。花籠副部長によると、関脇逸ノ城や平幕の琴奨菊、千代の国も巡業の初日から休場する。

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常幸龍 三役→三段目→十両 明治以降初めて

常幸龍(2015年1月17日撮影)


 日本相撲協会は25日、名古屋市のドルフィンズアリーナで大相撲秋場所(9月9日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、元小結の常幸龍(29=木瀬)ら4人の十両復帰を決めた。

 元小結常幸龍の14場所ぶりの十両復帰が決まった。三役経験者が三段目転落後に十両へカムバックするのは明治以降初めて。けがに悩まされた苦労人は「迷惑をかけた人たちに恩返ししたい。ここからがスタートです」。14年1月に誕生した長男の心絆ちゃんと、巡業で一緒に土俵入りをするために子供用の化粧まわしを用意したが、実現できないままだった。「早く土俵入りがしたい。次は幕内を目指す」。今年2月には第2子の次男も誕生、父親の強さを見せたい。

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常幸龍、炎鵬らが再十両昇進

炎鵬


 日本相撲協会は25日、愛知・ドルフィンズアリーナで秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、4人の再十両昇進を決めた。白鷹山(高田川)、炎鵬(宮城野)、常幸龍(木瀬)、天空海(立浪)が秋場所から十両に再昇進する。新十両はなし。

 また、力斗(時津風)、善富士、昇富士(伊勢ケ浜)、貴西龍(貴乃花)、板東(井筒)、馬場(東関)の引退も発表した。

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初優勝を決めた御嶽海が2敗も来場所は大関とりへ

御嶽海(左)は寄り切りで栃煌山を下し優勝を決める(撮影・小沢裕)(2018年7月21日)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇22日◇ドルフィンズアリーナ


 14日目に13勝1敗で初優勝を決めた関脇御嶽海(25=出羽海)が千秋楽で前頭9枚目の豊山(24=時津風)に逆転の掛け投げで敗れ、13勝2敗で場所を終えた。

 初優勝決定後、うれし涙をこぼしたが、すぐに千秋楽に集中した。来場所が大関とりになる可能性を問われると「来場所は来場所また考えたい。あと1番勝って終わりたい」。その言葉どおり、気迫のこもった相撲を披露。逆転の投げで敗れたものの、会場をわかせた。

 日本相撲協会は秋場所(9月9日初日、両国国技館)が大関獲りとなるとの考えを示している。優勝決定後の千秋楽も敗れたものの、攻防ある相撲で好印象を与えたことは間違いない。

 3横綱、1大関が休場した今場所、初日から連勝街道を走り、主役を張り続けた。14日目には、前頭13枚目の栃煌山を寄り切りで下して平成生まれでは照ノ富士以来2人目で、日本出身力士としては初めて賜杯を抱いた。

 名門出羽海部屋の力士としては80年初場所の三重ノ海以来38年半ぶりで、長野県出身力士としては、優勝制度が制定された1909年(明42)以降は初めて。古くは最強の異名を取った江戸時代の雷電の1810年(文化7)以来の優勝だった。

 

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御嶽海が殊勲賞&技能賞 豊山&朝乃山が敢闘賞

御嶽海(18年7月撮影)


 日本相撲協会は、大相撲名古屋場所千秋楽の22日、ドルフィンズアリーナで三賞選考委員会を開き、14日目に13勝1敗で初優勝を決めた関脇御嶽海(25=出羽海)が殊勲賞、技能賞のダブル受賞を果たした。殊勲賞は3回目、技能賞は2回目の受賞(三賞通算は6個目)となった。

 敢闘賞は、ともに13日目終了時点で優勝の可能性を残していた11勝3敗(14日目終了時点)の西前頭9枚目の豊山(24=時津風)と、同13枚目の朝乃山(24=高砂)が受賞した。豊山は初の三賞受賞で、朝乃山は2回目の敢闘賞(三賞通算も同じ)受賞となった。

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平幕千代の国が休場 12日目に左肘付近負傷

千代の国

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ


 西前頭2枚目千代の国(28=九重)が20日、日本相撲協会に「左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷で19日より約4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出した。

 千代の国は小手投げで6敗目を喫した玉鷲戦で、左肘を痛める仕草を見せていた。13日目の対戦相手、東前頭2枚目勢(31=伊勢ノ海)は不戦勝となり勝ち越しが決まった。千代の国は12日目まで6勝6敗だった。

 千代の国の休場は、前頭9枚目だった16年名古屋場所以来。これで今場所の幕内の休場者は3横綱ら7人目となった。

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夏巡業から未成年不参加 昨年酒席トラブル続発で

夏巡業の全日程


 29日に始まる夏巡業から、力士をはじめ行司ら裏方を含めてすべての未成年の相撲協会員が、巡業に同行しないことが19日、分かった。

 巡業では昨年、秋に元横綱日馬富士関が暴行、冬に元立行司の30代式守伊之助が若い行司にセクハラと、酒席の不祥事が相次いだ。関係者は「未成年者は未熟で飲酒や喫煙に手を出しかねない。でも巡業では親方衆の目が行き届かないことも多いので、部屋で責任を持って指導するのが好ましいということ」と説明した。

 4月の春巡業までは参加者の年齢に制限はなかったが、今場所前に日本相撲協会執行部が話し合って決めた。芸能界などで未成年者による飲酒、喫煙がたびたび取りざたされたことも影響したという。別の関係者は「不測の事態に巻き込まれないための予防策」と、真偽不明なSNSの情報などが独り歩きすることも懸念した措置だと明かした。

 一方で相撲協会員の中には「10代の手も借りないと付け人が足りない部屋はどうなるの?」「将来、10代の大関や横綱が誕生した時はどうするの?」という声も少なくない。未成年者抜きでの巡業は、当面続ける予定だという。

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琴奨菊が2年ぶり6度目休場 幕内では5人目

琴奨菊(18年1月撮影)


 大相撲の西前頭筆頭の琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)が、名古屋場所11日目の18日、日本相撲協会に左上腕二頭筋と三頭筋の損傷で「18日より約3週間の安静、休務、通院加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。診断書によると、小結玉鷲に敗れた前日10日目に受傷している。

 琴奨菊は、小手投げで7敗目を喫した玉鷲戦で、取組後に左肘付近を押さえて痛そうな表情を見せていた。11日目に対戦を予定していた正代は不戦勝となり、琴奨菊は8敗目で負け越すことになった。

 琴奨菊の休場は、大関時代の16年名古屋場所以来、2年ぶり6度目となった。これで今場所の幕内の休場者は3横綱と新大関栃ノ心に次いで5人目。現在も幕内で出場している力士では、幕内優勝経験者は大関豪栄道のみとなった。

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場内に氷柱4本&扇風機22台 前日空調の不具合で

館内では客席の下に氷柱と扇風機を置いて冷房を強化した(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇15日◇ドルフィンズアリーナ


 前日に会場のドルフィンズアリーナの空調設備が不具合を起こしたことを受け、日本相撲協会は場内に氷柱4本と扇風機22台を設置した。

 東西南北4カ所にバランス良く配置し、やぐらを組んだます席の下から冷気を送った。また、空調管理の業者が緊急時に備えて在駐したが異常はなかった。

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八角理事長「お客さんに申し訳ない」休場相次ぎ

引き揚げる八角理事長(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇7日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ


 新大関栃ノ心が7日目から休場した。前日の玉鷲戦で右足親指付け根を痛め、日本相撲協会に「右母趾(ぼし)MP関節側副靱帯(じんたい)損傷で約1カ月の加療を要する見込み」との診断書を提出した。

 八角理事長(元横綱北勝海)のコメント (栃ノ心も休場し)残念だしお客さんに対して本当に申し訳ない。ケガは一生懸命にやっての結果。ただ、上(横綱、大関陣)は言い訳できない。(3敗は優勝圏外かの問いに)いやいや、今場所に限ってはまだまだ。(どの力士も)粘り強くやってほしい。

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冷房不調に逸ノ城ぐったり、北勝富士「おかしい」

ドルフィンズアリーナの空調問題について説明する芝田山親方(撮影・前岡正明)


 日本相撲協会は名古屋場所7日目の14日、会場のドルフィンズアリーナの空調設備が不具合を起こしていたと発表した。打ち出し後に執行部が会議し、空調が壊れたままだった場合などを協議。同時に代替の扇風機や簡易クーラーなどの確保に当たった。約2時間半後、今日15日以降の運営に問題なく修理されたことを確認し、会議を終了。

 十両の取組あたりから土俵周りの呼び出しらから異変を伝える声があがり、北勝富士は「クーラーがおかしい」と報道陣に漏らしていた。幕内最重量225キロの逸ノ城は取組後「暑い~」と連呼し、ぐったりしていた。

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栃ノ心、苦渋の休場 再出場に含みも状況は厳しく

朝稽古の途中、師匠の春日野親方(右)と話す栃ノ心(撮影・加藤裕一)

<大相撲名古屋場所>◇7日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ


 新大関栃ノ心が7日目から休場した。前日の玉鷲戦で右足親指付け根を痛め、日本相撲協会に「右母趾(ぼし)MP関節側副靱帯(じんたい)損傷で約1カ月の加療を要する見込み」との診断書を提出した。

 栃ノ心は朝稽古で四股を約70回踏み、最後まで出場の可能性を探った。苦渋の決断に「痛い。(足が)踏めない。靱帯が全部じゃないけど、ちょっと切れてる。名古屋のみなさんに申し訳ないです」。5勝のまま今場所を終えれば、来場所はかど番。栃ノ心は「出られるなら、やりたい」と言い、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)も「症状が激変すれば」と再出場に含みを持たせたが、状況は厳しそうだ。

 ◆新大関の休場 現行のかど番制度となった69年名古屋以降、00年夏場所の武双山以来18年ぶり7人目。翌場所も負け越して大関陥落したのは、過去に武双山だけ。11年春場所で千代大海が休場、翌場所全休したが、公傷制度(当時)により陥落しなかった。

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名古屋場所で空調問題発生、今後の運営には支障なし

ドルフィンズアリーナの空調問題について説明する芝田山親方(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇7日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ


 日本相撲協会は名古屋場所7日目の14日、会場のドルフィンズアリーナの空調設備が不具合を起こしていたと発表した。

 打ち出し後に執行部が約2時間30分にわたって会議し、空調が壊れたままだった場合の対策などを協議。同時に業者らに修理を依頼しつつ、代替の扇風機や簡易クーラーなどの確保に当たった。その後、修理が無事に終わり、8日目の15日以降の運営に問題なく修理されたことを確認し、会議は終了した。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「(故障箇所と交換する)新しい部品は3連休のため、週明けにならないと届かないが、猛暑なので、万が一に備えてメンテナンスの人も常駐してもらえるよう手配できた」と、今後の運営に支障はないことを強調した。

 この日の十両の取組あたりから、土俵回りにいる呼び出しらから異変を伝える声があがっていたという。

空調問題で理事室に入るドルフィンズアリーナの関係者(撮影・岡本肇)

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臥牙丸驚き「今日電話します」同郷栃ノ心の休場心配

朝稽古の途中、師匠の春日野親方と話す栃ノ心(撮影・加藤裕一)

<大相撲名古屋場所>◇7日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ


 ジョージア出身の西十両9枚目臥牙丸(31=木瀬)が、この日から休場した同郷の大関栃ノ心(春日野=30)を心配した。

 臥牙丸は東十両14枚目誉富士(伊勢ケ浜=33)を押し出し3勝4敗としたが、支度部屋で親友の悲報に仰天した。栃ノ心が日本相撲協会に「右母趾MP関節側副靱帯(じんたい)損傷で約1カ月間の休業、加療を要する見込み」との診断書を提出したことを初めて知り「え! 本当に!? 知らなかった…」と驚きを隠せなかった。

 場所前は毎日のように連絡を取っていたが、新大関で多忙の栃ノ心を気遣い、場所中は支度部屋で顔を合わせる程度だった。「今日電話します。心配ですね…。栃ノ心の親指はこのくらいあるんだけどね」と、自らの右手親指と人さし指で8センチ弱の幅をつくってみせ、休場を残念がった。

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関取衆が裏口から場所入り、入場待ち客の熱中症懸念

ドルフィンズアリーナ(2018年7月11日撮影)

<大相撲名古屋場所>◇7日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ


 日本相撲協会はこの日から、関取衆が場所入りする入り口を、観客と同じだった正面側から、関係者しか立ち入ることができない裏口にあたる関係者駐車場側に変更した。

 ごひいきの力士の入場を、炎天下の屋外で待つ来場者が体調不良を訴え、会場内を含め熱中症で病院に搬送されるケースが発生しているための緊急措置となった。

 この告知を周知させるため、正面入り口付近では「ご来場の皆さまにご案内致します。熱中症にかかる危険度が高い中、力士の入場待ちをされるお客様の体調を考慮し、正面からの力士の入場を中止することに致しました。ご理解くださいますよう、お願いいたします」というアナウンスが終日、流された。気象庁の発表によると、名古屋ではこの日、午前9時には30・9度を観測。午後2時24分には、この日の最高気温37・5度に達する猛暑日となっている。

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栃ノ心が右足親指付け根痛め休場「痛い。踏めない」

朝稽古の途中、師匠の春日野親方と話す栃ノ心(撮影・加藤裕一)


 新大関栃ノ心(30=春日野)が名古屋場所7日目の14日、休場を決めた。前日の玉鷲戦で敗れた際、右足親指付け根を痛め、この日の朝稽古で四股を踏むなど状態を確認の上、決断。日本相撲協会に「右母趾MP関節側副靱帯(じんたい)損傷で約1カ月間の休業、加療を要する見込み」との診断書を提出した。この日の正代戦は不戦敗となる。

 栃ノ心は「残念だけど、痛い。(足が)踏めない。変な相撲は取れない。みなさんに申し訳ない。悔しいね」と無念そうに話した。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「(朝稽古の途中に)どうだ、と聞くと『痛い』と。痛みをあまり口にしない人間が痛いと言うのは相当のこと。横綱3人が休んで“オレが-”という気持ちもあったと思うけど、名古屋のファンに申し訳ないです。本人もその気持ちが強いのではないか」と話した。

 栃ノ心によると前日の取組後、病院でMRIなどを撮り、右足親指付け根の裏側の「靱帯(じんたい)が全部じゃないけど、ちょっと切れてる」という。今後は患部を冷やし、腫れを引かせる措置をとる一方、東京に戻ってかかりつけの医師にも診察してもらう予定。新大関場所で6日目を終えて5勝1敗。このまま千秋楽まで休めば、いきなりかど番となる。栃ノ心は「それは考えたくない。まだ出られるかもしれないし」と再出場への意欲も見せるが、状況は厳しそうだ。

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相撲協会、西日本豪雨被災地支援の募金箱を設置


 日本相撲協会は13日、名古屋場所が開催中のドルフィンズアリーナに募金箱を数カ所設置し、西日本豪雨の被災地支援活動を開始した。

 被害の大きい高知県出身の新十両千代の海は、帰り際に募金。この日から地元企業贈呈による故郷の名物カツオが描かれた化粧まわしを着用した。本来は初日から着ける予定だったが、豪雨の影響で名古屋市内の宿舎へ到着が遅れたという。「本当に大変な中でも皆さんが応援してくれている。地元のためにも、何とか勝ち越したい」と話した。

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名古屋場所は高温対策、関取衆の入場を裏口に変更

熱中症対策のために出された日本相撲協会のリリース


 日本相撲協会は熱中症対策として、名古屋場所での関取衆の入場を7日目の今日14日から、これまでの正面でなく一般ファンが立ち入れない裏側の関係者入り口に変更する。

 初日から真夏日が続き、14日は最高気温38度が予想される名古屋地方。関取衆の入場を間近で見ようと炎天下で待つ間に倒れ、担架で運ばれるファンが続出していた。これを避けるための措置で八角理事長(元横綱北勝海)は「ファンサービスの一環だったのに残念だが、来ていただいたのに救急車で運ばれるようなことがあってはいけない」と説明した。

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3横綱不在、八角理事長「お客さんには申し訳ない」

鶴竜の休場で19年ぶりに3横綱が休場に(撮影・岡本肇)


 19年ぶりに3横綱全員が不在という異常事態に陥った。3場所連続優勝を目指していた横綱鶴竜(32=井筒)が、名古屋場所6日目の13日、日本相撲協会に「右肘関節炎で13日より2週間の安静休務を要する見込み」との診断書を提出して休場。初日からの稀勢の里、4日目からの白鵬に続き、3横綱が全員不在。1999年春場所で曙、若乃花、貴乃花が相次いで休場して以来、昭和以降5度目の事態となった。

 ファンにとっては、さびしい場所となった。午前7時30分ごろ、愛知・東浦町の部屋宿舎を出発した鶴竜は、名古屋市の病院経由で帰京した。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「靱帯(じんたい)とか筋肉の炎症。だいぶ状態が悪く、力が入らないということだった。場所前から悪かった」と取組ではなく、6月下旬の名古屋入り後の負傷と明かした。今後は都内の病院で再検査を予定している。

 今年に入って稀勢の里は4場所すべて、白鵬は3場所休場。鶴竜は皆勤してきたが、今場所は4、5日目と平幕に連敗。3連覇が遠のいたタイミングで決断した。井筒親方は「先場所は晴天だったのに今回は嵐になってしまった。天国から地獄。つらいですな」と、無念の思いを代弁した。

 突如、結びの一番となって臨んだ新大関栃ノ心は初黒星を喫した上に、休場危機に陥った。阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は「(横綱が)いなくなって初めて分かる」と、横綱不在が影響した可能性を指摘した。

 ファンからは厳しい声も上がった。静岡・浜松市から訪れた鈴木智久さん(59)は冗談半分ながら「ちょっとお金を返してほしいよね」と漏らした。「お金を払う以上、厳しい目で見ていきたい」(20代女性)という意見も多数あった。八角理事長(元横綱北勝海)は「お客さんには申し訳ない」と話し、力士の奮闘に期待した。

 若貴、曙以来19年ぶりの3横綱不在。横綱の本場所不在も、1人横綱の朝青龍が3日目から休んだ2006年夏場所以来になる。複数の横綱が全員不在となるのは、朝青龍と武蔵丸がともに途中休場した03年名古屋場所以来15年ぶりだ。昨年からの不祥事に続いて「本丸」の土俵が充実しなければ、再び相撲界は不遇の時代を迎えかねない。

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日本相撲協会、熱中症対策で名古屋場所の入り変更

熱中症対策のために出された日本相撲協会のリリース

<大相撲名古屋場所>◇6日目◇13日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ


 入り待ちはなさらないでください-。日本相撲協会は13日、大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)での一般ファンの熱中症対策として、関取衆の入場を7日目の14日から、これまでの正面でなく一般ファンが立ち入ることができない、関係者駐車場がある裏口(裏木戸)に変更することを発表した。

 東京場所では三役以下、地方場所では全関取が、一般客が間近で見られる会場入り口(両国国技館は南門、その他は正面入り口が基本)から入場する。力士を至近距離から写真撮影できるなどファンサービスの一環として行っている。

 ところが名古屋場所は初日から連日の真夏日で、13日は34度を超え、14日には最高気温38度が予想される。力士を間近で見ようとするファンは、日よけがないため炎天下での待機となり、ここまで担架や救急車で運ばれる人が館内での観戦者も含め続出している。

 同協会では、名古屋場所の出羽海担当部長(元前頭小城ノ花)の名前で「名古屋場所における力士場所入りの変更について」というリリースを発表。力士の入場待ちするファンが体調不良を訴えたり、熱中症で運ばれる事例が多数、起きているため、力士は駐車場から直接、場所入りする説明があり、ファンには「大変申し訳ありませんが、入り待ちはなさらないようにお願いいたします」としている。

 協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は「正面(入り口)から力士がファンの目の前を通る。ファンサービスの一環だったし残念だけど、せっかく来ていただいたのに救急車で運ばれるようなことがあってはいけない」と説明した。

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鶴竜が右肘関節炎で休場、19年ぶりに全3横綱不在

12日、阿炎に敗れ座布団が舞う中、引き揚げる鶴竜


 大相撲の横綱鶴竜(32=井筒)が名古屋場所6日目の12日、日本相撲協会に「右肘関節炎で2週間の安静急務を要する見込み」との診断書を提出して休場した。前夜は応急処置をせず、この日朝に名古屋市内の病院で検査した。今後帰京して都内の病院で再検査をする。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)によると、昨日の一番によるけがではなく、場所前から慢性的な痛みを抱えていたという。井筒親方は「力士なので本人は大丈夫と言っていますが、だいぶ状態は悪い。突っ張れない、力が入らないみたいです」と説明。3連覇がかかる今場所だっただけに「先場所は晴天だったのに、今回は嵐になっちゃいましたね。天国から地獄といいますか」と残念がった。

 最大の懸念材料は、肘に遊離軟骨(通称ねずみ)が見つかり、除去手術にまで発展しないかという点。ただ、井筒親方は長期の離脱は心配しておらず「夏巡業は本人も出たいと言っているし私も出られると思っている」と語った。

 鶴竜のほかに、初日から稀勢の里、4日目から白鵬が休場。19年ぶりに全3横綱不在の事態に井筒親方は「お客さんに申し訳ない」と一言。「寂しいし、興行なので協会員として責任を感じる部分がある」と語った。

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休場の白鵬「早く提出して」審判部長に注意受けた

白鵬の休場で、不戦勝の垂れ幕が出された(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇4日目◇11日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ


 横綱白鵬(33=宮城野)が4日目の11日、日本相撲協会に「右膝蓋腱(しつがいけん)損傷、右脛骨(けいこつ)結節剥離骨折の疑いで2週間の安静を要する」との診断書を提出して休場した。

 阿武松審判部長(元関脇益荒雄)が、今日5日目の取組を、1度編成した後に休場を表明した白鵬サイドを注意した。休場届は本来、午前11時をメドに提出が求められている。だがこの日、宮城野親方(元前頭竹葉山)が診断書とともに提出したのは午後2時。阿武松親方は「ギリギリまで出場を模索したと思うので仕方ない部分もあるが、もっと早く提出してほしいと(宮城野親方に)伝えた」と、注意内容を明かした。

 八角理事長(元横綱北勝海) 昨日までの相撲を見る限り白鵬のケガは全然、分からなかったが我慢して取っていたのではないか。とにかく治すことだ。鶴竜が(1人横綱の)責任感で頑張るだろうが、鶴竜だけでなく(全員が)いい相撲を見せてほしい。

 幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇水戸泉) (白鵬休場による)割り返し(=取組の作り直し)は時間的に何とか間に合ったがバタバタだった。基本的には11時が(休場届を出す)めどなので急きょの判断。横綱の2日連続の不戦敗だけは避けなければならなかった。

2日目の引き揚げ時の白鵬(撮影・岡本肇)
阿武松親方(18年2月2日撮影)

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名古屋場所懸賞数1800本前後 高安、豪栄道人気

懸賞金の束を手にする白鵬


 日本相撲協会が6日、名古屋場所の懸賞数が1800本前後になることを発表した。

 力士を指定する懸賞数は大関高安、大関豪栄道、大関栃ノ心、関脇御嶽海、横綱白鵬の順。新規は「柿安本店」など6社となった。

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新大関栃ノ心は勢と初日 8日から名古屋場所

朝稽古の合間、集中力を高める栃ノ心(撮影・加藤裕一)


 日本相撲協会は6日、愛知・ドルフィンズアリーナで審判部が取組編成会議を開き、大相撲名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)の初日と2日目の取組を決めた。

 新大関の栃ノ心(30=春日野)は初日に、東前頭2枚目勢(31=伊勢ノ海)と対戦。2日目は、昨年春場所以来に西前頭2枚目千代の国(27=九重)と対戦する。

 3場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は初日に、三役返り咲きの小結松鳳山(34=二所ノ関)と対戦。昨年九州場所以来、41度目の優勝を狙う横綱白鵬(33=宮城野)は初日に、過去11戦無敗の小結玉鷲(33=片男波)と対戦する。

 十両以上の休場者は、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)と東十両10枚目蒼国来(34=荒汐)の2人だった。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

【初日】(左が東)

阿炎-御嶽海

逸ノ城-千代の国

勢-栃ノ心

琴奨菊-高安

豪栄道-正代

玉鷲-白鵬

鶴竜-松鳳山

【2日目】(左が西)

阿炎-逸ノ城

御嶽海-勢

玉鷲-豪栄道

栃ノ心-千代の国

高安-松鳳山

琴奨菊-鶴竜

白鵬-正代

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三段目格行司の木村昌稔が辞職


 日本相撲協会は3日、三段目格行司の木村昌稔(本名・宇戸昌平、23=千賀ノ浦)が辞職願を提出し、6月30日付で受理されたと発表した。

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谷川親方の所属は九重部屋 八角部屋から変更


 日本相撲協会は28日、谷川親方(元関脇北勝力)の所属が八角部屋から九重部屋に変更になったと発表した。

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新弟子検査を中止 受検者0人は11年ぶり2度目


 日本相撲協会は27日、名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の新弟子検査の受検者が0人で、7月2日に行う予定だった新弟子検査を中止にすると発表した。受検者が1人もいないのは、入門規定が制定された1936年(昭11)以降では、07年名古屋場所以来11年ぶり2度目。名古屋場所担当部長の出羽海親方(元前頭小城ノ花)は「もともと名古屋場所は少ないイメージ。僕もスカウトしているけど大変です」と肩を落とした。

 3月の大阪場所や11月の九州場所は卒業シーズンが近いことからある程度の受検者数が見込めるが、名古屋場所は例年少なく、年6場所制となった1958年以降、最多は63年の49人。受検者2桁は86年が最後と低迷が続いている。角界の不祥事の影響も今後懸念される。同親方は「タイミングもあるが残念」と話した。

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名古屋場所、新弟子検査の受検者が0人 2度目

2018年1月、新弟子検査の身長測定に臨む横綱・大鵬の孫にあたる納谷。右は玉ノ井親方


 日本相撲協会は27日、名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の新弟子検査の受検者が0人となったことを発表した。受検者が0人となったのは、入門規定が制定された1936年(昭11)以降、07年名古屋場所以来11年ぶり2度目。そのため7月2日に行う予定だった新弟子検査は取りやめとなった。新弟子検査の申し込み締め切りは、26日の午後3時までだった。

 名古屋場所担当部長の出羽海親方(元前頭小城ノ花)はこの日、同場所会場のドルフィンズアリーナの先発事務所で「もともと名古屋は(新弟子が)少ないイメージ。僕もスカウトしているけどなかなか大変です」と肩を落とした。

 新弟子検査は、年6回の本場所前に行われる。東京場所ではもちろんだが、3月の大阪と11月の九州場所は、学校の卒業シーズンが近いことからある程度の受検者数が見込めるという。だが7月の名古屋場所は卒業などの節目がなく、出羽海親方は「タイミングですね」と話した。

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琴恵光が新入幕昇進「十両に上がった時からの目標」

新入幕昇進会見で師匠の佐渡ケ嶽親方(左)と握手を交わす琴恵光


 日本相撲協会は25日、大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、琴恵光(26=佐渡ケ嶽)が宮崎県出身では戦後3人目となる新入幕昇進を果たした。琴恵光は愛知・一宮市の宿舎で、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)同席のもと新入幕昇進会見を行った。

 14年九州場所で新十両に昇進してから、幕下陥落を何度も経験しながらようやくつかんだ幕内のイス。「うれしいの一言です。本当に良かった。十両に上がった時からの目標でもあったので」と、かみしめるように喜んだ。ただ佐渡ケ嶽親方は「ちょっと遅かったかな」とチクリ。それでも本人は「コツコツ少しずつやっていれば絶対に上がれると思っていた」と、焦る気持ちを抑えて自分を信じて土俵に上がり続けた。

 元十両松恵山の祖父を超えることを目標に掲げた。しかし、これで番付上は超えたことになる。報道陣からどこを超えたいかと問われると「全てにおいてです」と多くは語らなかったが、小学4年の時に亡くなった祖父の背中は、いまだに超えることが出来ない大きな背中に映っている。

 出身の宮崎県にとっては待望の新入幕で、同県の幕内在位力士は85年初場所の栃光以来となる。すでに地元の延岡市をはじめ、多くの知り合いから祝福の連絡を受け取ったといい「自分の持ち味の前に出る相撲で沸かせられるようにしたい」と、土俵の上での恩返しを誓った。

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