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旭大星が左アキレス腱断裂で休場、6週間の加療見込

旭大星(2020年8月2日撮影)

<大相撲秋場所>◇5日目◇17日◇東京・両国国技館

東前頭16枚目の旭大星(30=友綱)が秋場所5日目の17日、日本相撲協会に「左アキレス腱(けん)断裂。約6週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。4日目の志摩ノ海戦で寄り倒された際、左足を痛めていた。

旭大星の休場は2018年秋場所以来3度目。今場所は4日目を終えて2勝2敗だった。5日目の対戦相手だった明生は不戦勝になる。

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朝乃山3連敗、貴景勝も敗れる波乱/3日目写真特集

<大相撲秋場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館

初日から2連敗の大関朝乃山(26=高砂)は同じく連敗の東前頭筆頭照ノ富士(28=伊勢ケ浜)に上手投げで敗れ3連敗。連勝の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)は前頭2枚目北勝富士(28=八角)に敗れ、今場所初めての黒星となった。

3日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

旭大星寄り倒し豊昇龍

豊昇龍(左)を寄り倒しで破る旭大星(撮影・河田真司)

豊昇龍(中央)を寄り倒しで破った旭大星(撮影・鈴木正人)


琴勝峰引っ掛け翔猿

琴勝峰(左)と攻め合う翔猿(撮影・鈴木正人)

琴勝峰(後方)を引っ掛けで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


千代大龍不戦琴奨菊

琴奨菊の休場で千代大龍の不戦勝(撮影・鈴木正人)

琴奨菊休場のため千代大龍の不戦勝(撮影・河田真司)


阿武咲寄り倒し若隆景

若隆景(右)を寄り倒しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


高安突き落とし

高安(左)と攻め合う輝(撮影・鈴木正人)


豊山押し出し栃ノ心

豊山(右)を押し出しで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


霧馬山肩透かし照強

照強(右)を肩すかしで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)


隆の勝押し出し御嶽海

御嶽海(後方)を押し出しで破った隆の勝(撮影・鈴木正人)


正代押し出し遠藤

遠藤(左)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)


大栄翔押し出し妙義龍

大栄翔(左)を激しく攻める妙義龍(撮影・鈴木正人)


北勝富士押し出し貴景勝

北勝富士(手前)に押し出しで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)


朝乃山上手投げ照ノ富士

朝乃山(左)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

朝乃山(左)は照ノ富士に上手投げで敗れ初日から3連敗を喫した(撮影・小沢裕)

照ノ富士に上手投げで敗れ、表情を曇らせゆっくり立ち上がる朝乃山(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

大相撲秋場所3日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

4日目の取組ご披露

明日の取組を披露する木村晃之助(撮影・鈴木正人)

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元横綱朝青龍のおい豊昇龍が2敗目「読まれていた」

旭大星(左)に寄り倒しで敗れる豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍のおい、西十両16枚目豊昇龍(21=立浪)が、2敗目を喫した。右四つから旭大星に頭をつけられ、上手投げにも強靱(きょうじん)な下半身で堪えたが、最後は寄り倒された。張り差しを狙っていたが「失敗した。相手に読まれていた」と豊昇龍。「相手が強いと思いました」と、幕内の壁を痛感した。

3日目を終えて1勝2敗となった。21歳のホープは「今日の相撲を気にせずに切り替えていきたい」と前を向いた。

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松鳳山1敗 ユーモア対応定評もリモート取材温度差

松鳳山(左)を押し出しで破る旭大星(撮影・河田真司)   

<大相撲秋場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館

ベテランの西前頭15枚目松鳳山(36=二所ノ関)が、コロナ禍のオンライン取材について寂しい胸の内を明かした。

張り手を交えて旭大星を押し込んだが、攻めきれずに押し出されて黒星発進。取組後、先場所に続くリモートでの取材では「攻められたから良かった。先場所みたいにぺたっという(下に落ちる)負けはない。相手のうまさにはまった」と前向きに振り返った。

土俵には慣れたが、一方で新様式の取材にはなじめていない。取組後は勝ち負けにかかわらず、ユーモアを交えた取材対応に定評のある36歳だが、リモートでの取材対応について「どうでしょう。なかなか難しい。真っ正面と画面越しでは若干温度差がある。対面で話したいですね」と“コメント力”を発揮できないもどかしさを明かした。

旭大星(左)は押し出しで松鳳山を破る(撮影・小沢裕)

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朝乃山は隆の勝、貴景勝は隠岐の海と 2日目取組

貴景勝(2019年3月9日)

日本相撲協会審判部は11日、東京・両国国技館内で審判部による大相撲秋場所(13日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

白鵬(35=宮城野)鶴竜(35=陸奥)の両横綱は休場するため、今場所は横綱不在の場所になる。出場する力士の中で番付上、序列最高位となる大関2場所目の朝乃山(高砂)は2日目、平幕の隆の勝の挑戦を受ける。

もう1人の大関貴景勝(千賀ノ浦)は結びの一番で、小結隠岐の海(八角)と対戦。先場所、幕尻優勝を果たした大関経験者の照ノ富士(伊勢ケ浜)は、関脇御嶽海(出羽海)に挑む。2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

逸ノ城 -旭大星 

豊昇龍 -志摩ノ海

松鳳山 -翔  猿

魁  聖-琴勝峰 

琴奨菊 -明  生

千代大龍-佐田の海

阿武咲 -琴恵光 

炎  鵬-徳勝龍 

碧  山-若隆景 

竜  電-高  安

宝富士 -輝   

霧馬山 -豊  山

照  強-栃ノ心 

遠  藤-妙義龍 

玉  鷲-正  代

北勝富士-大栄翔 

御嶽海 -照ノ富士

隆の勝 -朝乃山 

貴景勝 -隠岐の海

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朝乃山は遠藤と、貴景勝は照ノ富士と対決 初日取組

朝乃山(2020年7月30日撮影)

日本相撲協会審判部は11日、東京・両国国技館内で審判部による大相撲秋場所(13日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。白鵬(35=宮城野)鶴竜(35=陸奥)の両横綱は、ともに7月場所を途中休場する原因となった右膝と右肘の負傷が完治には至らず、休場が決まった。

両横綱不在で出場する力士の中で番付上、最高位となる大関2場所目の朝乃山(高砂)は初日、返り三役の遠藤(追手風)の挑戦を受ける。婚約を発表した大関貴景勝(千賀ノ浦)は初日、先場所幕尻優勝を遂げ番付を一気に東前頭筆頭にまで上げた照ノ富士(伊勢ケ浜)との注目対決に臨む。

十両以上の休場者は両横綱の他に、幕内では石浦(宮城野)と出場停止中の阿炎(錣山)。十両は、新型コロナウイルスの陽性反応が出た富士東(33=玉ノ井)と、同部屋で19人の集団感染が発生したため陰性ながら部屋全員の力士が休場する東龍(33)の2人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

逸ノ城 -豊昇龍 

旭大星 -松鳳山 

翔  猿-志摩ノ海

琴勝峰 -明  生

魁  聖-琴奨菊 

千代大龍-琴恵光 

佐田の海-阿武咲 

炎  鵬-若隆景 

竜  電-徳勝龍 

碧  山-輝

高  安-宝富士 

霧馬山 -栃ノ心 

豊  山-照  強

隠岐の海-妙義龍 

大栄翔 -玉  鷲

北勝富士-御嶽海 

正  代-隆の勝 

照ノ富士-貴景勝 

朝乃山 -遠  藤

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照ノ富士は前頭筆頭、阿炎は前頭14枚目/新番付

7月場所で幕尻優勝を果たし賜杯を手にする照ノ富士(2020年8月2日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

先場所、両膝のケガによる手術、糖尿病など内臓疾患を克服し、14場所ぶりに返り入幕を果たし、幕尻で2度目の幕内優勝を果たした照ノ富士(28=伊勢ケ浜)は、東前頭17枚目から番付を一気に16枚上げて、東前頭筆頭にまでアップした。上位総当たりとなる今場所も活躍が期待される。

また、新型コロナウイルスの感染拡大の中、不要不急の外出で出場停止処分を受けた阿炎(26=錣山)は、東前頭5枚目から西前頭14枚目に番付を下げた。

うれしい新入幕は2人。翔猿(とびざる、28=追手風)は、追手風部屋からは現師匠(元前頭大翔山)が部屋創設後としては、剣翔以来、1年ぶり10人目の幕内力士となった。東京都出身でも剣翔以来、戦後31人目で、日大からも剣翔以来38人目。十両英乃海(31=木瀬、最高位は西前頭12枚目)が兄で、14年春場所の千代丸、千代鳳(ともに九重)以来、史上11組目の兄弟幕内誕生となった。

第68代横綱・朝青龍を叔父に持つ豊昇龍(21=立浪)は先場所、東十両6枚目で10勝5敗の成績で新入幕を果たした。立浪部屋からは、現師匠(元小結旭豊)の部屋継承後では、18年名古屋場所の明生以来、4人目の幕内力士輩出。モンゴル出身では今年初場所の霧馬山(24=陸奥)以来27人目、外国出身では50人目の幕内力士誕生となった。

再入幕は明生(25=立浪)が2場所ぶり、旭大星(30=友綱)が11場所ぶり、逸ノ城(27=湊)が4場所ぶりの復帰を果たした。

既に番付編成会議で発表になっていた十両昇進力士は4人で、うれしい初の関取の座を射止めた新十両は2人。王輝(24=錣山)は、錣山部屋からは現師匠(元関脇寺尾)が部屋創設後、昨年夏場所の彩以来、5人目の関取。新潟県出身では16年九州場所の小柳(現豊山)以来、戦後17人目の新十両だ。錦富士(24=伊勢ケ浜)は、伊勢ケ浜部屋からは、今年春場所の翠富士以来の新十両で、青森県出身では17年秋場所の大成道以来、戦後65人目。近大からは翠富士以来、14人目の関取輩出となった。

再十両は先場所、西幕下12枚目で7戦全勝優勝を果たした幕内経験者の千代の国(30=九重)が7場所ぶりの復帰を決めた。北■磨(34=山響)は17年秋場所以来、3年ぶりの十両復帰を果たした。

秋場所は通常通りの日程でいけば、9月11日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。13日の初日を迎える。

※■は石へんに番

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大栄翔は序列2番目の東関脇 幕内十両一覧/新番付

大栄翔(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

<東>  <西>

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

 【関  脇】   

正  代    御嶽海

大栄翔

 【小  結】

隠岐の海    遠  藤

 【前  頭】   

照ノ富士 <1>  隆の勝

北勝富士 <2>  玉  鷲

妙義龍  <3>  照  強

豊  山 <4>  栃ノ心

霧馬山  <5>  宝富士

高  安 <6>  輝

竜  電 <7>  碧  山

徳勝龍  <8>  若隆景

炎  鵬 <9>  阿武咲

佐田の海 <10>  琴恵光

千代大龍 <11>  琴奨菊

琴勝峰  <12>  魁  聖

明  生 <13>  石  浦

翔  猿 <14>  阿  炎

志摩ノ海 <15>  松鳳山

旭大星  <16>  豊昇龍

逸ノ城  <17> 

 【十  両】   

勢    <1>  錦  木

琴勇輝  <2>  琴ノ若 

若元春  <3>  千代丸 

千代翔馬 <4>  大奄美 

大翔丸  <5>  旭秀鵬 

千代ノ皇 <6>  天空海 

美ノ海  <7>  東  龍

水戸龍  <8>  剣  翔

英乃海  <9>  千代鳳 

明瀬山  <10>  翠富士 

白鷹山  <11>  千代の国

木崎海  <12>  大翔鵬 

王  輝 <13>  錦富士 

富士東  <14>  北■磨

※■は石へんに番

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殊勲賞受賞の阿武咲「大きい1歩」白鵬撃破が自信に

御嶽海(右)を攻める阿武咲(撮影・前岡正明)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇22日◇エディオンアリーナ大阪

青森・中泊町出身で西前頭5枚目の阿武咲(23=阿武松)が、初の殊勲賞を受賞した。優勝した横綱白鵬を10日目に破り、自身2つ目の金星。千秋楽は西前頭3枚目の御嶽海を押し出しで圧倒し、9勝6敗で無観客場所を締めた。

三役返り咲きに挑む夏場所(東京・両国国技館)に向けても手応えを得た。また、福島市出身で西十両2枚目の若隆景(25=荒汐)は旭大星を押し倒して10勝目を挙げ、来場所の再入幕を確実にした。

   ◇   ◇   ◇

阿武咲が会心の相撲に笑顔を見せた。御嶽海よりも低く鋭い立ち合い。下から両手で突き上げると、引いた相手を一気に土俵下に押し出した。「思い切っていこうと思った。それだけ。腰の使い方だったり、試してきたことが実になってきた場所だった。いろいろな収穫があった」。相撲の技術だけでなく、食事面なども改善を図って復活を期してきただけに、9勝した内容に満足した。

10日目には白鵬を完璧な内容で押し出し、土をつけた。初日からの連勝を止めたことも評価され、初の殊勲賞を受賞。関脇正代も横綱白鵬を破っていただけに「もらえると思っていなかった。正代関かなと。でも、自分の中でもすごく大きい1歩だと思います」。挑戦3度目での初勝利が自信にもつながった。

18年九州場所の新小結で8勝。さらなる飛躍の期待が集まる中、翌19年初場所で右膝後靱帯(じんたい)損傷の大ケガを負った。十両まで陥落してからの再出発。中学時代からの宿敵で同学年の貴景勝が先に大関に昇進する悔しさを味わいながら、少しずつ歩みを進めることしか出来なかった。前日14日目には貴景勝に敗れたが、来場所はリベンジ出来る前頭上位に上がって、三役復帰にも挑む。「今場所は出し切りましたし、ケガなく終わったことも良かった。今の段階のさらに先があるので、そこに向けてという感じです」。次期大関候補への階段を、1歩1歩上っている。【鎌田直秀】

御嶽海(右)は阿武咲に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

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徳勝龍が西前頭2枚目に躍進 十両以上の番付一覧

横綱白鵬(2020年2月2日撮影)

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】   

貴景勝     

 【関  脇】   

朝乃山     正  代

 【小  結】

北勝富士    遠  藤

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  高  安

隠岐の海 <2>  徳勝龍

豊  山 <3>  御嶽海

炎  鵬 <4>  阿  炎

竜  電 <5>  阿武咲

妙義龍  <6>  輝

宝富士  <7>  玉  鷲

松鳳山  <8>  霧馬山

隆の勝  <9>  栃ノ心

佐田の海 <10>  栃煌山

千代大龍 <11>  照  強

石  浦 <12>  勢

琴奨菊  <13>  碧  山

魁  聖 <14>  錦  木

剣  翔 <15>  千代丸

東  龍 <16>  志摩ノ海

明  生 <17>  大奄美

琴ノ若  <18>

 【十  両】   

琴勇輝  <1>  英乃海

千代翔馬 <2>  若隆景

照ノ富士 <3>  大翔鵬

翔  猿 <4>  大翔丸

琴恵光  <5>  旭秀鵬

琴勝峰  <6>  天空海

水戸龍  <7>  美ノ海

旭大星  <8>  逸ノ城

木崎海  <9>  豊昇龍

矢  後 <10>  貴源治

若元春  <11>  翠富士

白鷹山  <12>  朝玉勢

千代の海 <13>  友  風

千代鳳  <14>  明瀬山

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霧馬山、献血でまさかのO型判明に驚き『えー!』

献血に参加し、日本相撲協会が用意したチョコレートをボランティアの女子高生から手渡される霧馬山

新入幕だった大相撲初場所で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞したホープの前頭霧馬山(23=陸奥)が12日、東京・両国国技館で行われた、力士や行司を対象とした献血に参加した。

2年ぶり2度目の参加だったが、この日初めて自身の血液型がO型と判明。「(出身のモンゴル在住時は)知らなかった。『えー!』ってびっくりした」と目を丸くしていた。

肝機能数値などの基準を満たさないと参加できず、この日も半数以上の関取衆が数値をクリアできずに帰宅する中で「(体に)悪いところはありません」と胸を張った。

部屋での合同の稽古は前日11日に終了。番付のさらなる上昇が見込まれる春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて「大きな目標は言わない。けがしないように一番一番頑張る」と、地に足をつけた。

関取衆は霧馬山の他に前頭玉鷲、十両旭大星、矢後の4人が参加した。初参加の矢後は「1度は参加してみようと思っていた。大学にも献血のバスが止まっていたことを思い出した」と振り返った。

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照ノ富士11連勝「昔から稽古」旭大星を寄り切る

照ノ富士(右)は旭大星を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

西十両13枚目の照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が、東十両8枚目の旭大星(30=友綱)を破って、初日からの連勝を11に伸ばした。

部屋は違えど同じ伊勢ケ浜一門同士、稽古を長年ともにしてきた仲。距離を取られても焦らず、右に動かれても足を運んで対応した。常に相手を正面に置くことを意識して、体を寄せながら右を差して寄り切って無敗を死守した。

「昔から稽古やってますからね。そんなに当たってくる相手ではない。落ち着いていく意識でやりました」と狙い通りの相撲に表情は柔らかかった。この日は弟弟子で東幕下2枚目の翠富士が、勝ち越しを決めて新十両昇進へ前進。「うれしいね。かわいい後輩だから」とほおを緩めた。自身もここまで好調で、そろそろ優勝も視野に入るころだが「1個ずつ重ねていきたい」と短い言葉に力を込めた。

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豊ノ島、通算700勝王手「気持ちを高めてくれる」

旭大星(左)をはたき込みで破った豊ノ島(撮影・中島郁夫)

<大相撲初場所>◇6日目◇17日◇東京・両国国技館

土俵際の踏ん張りで、現役関取最年長で東十両11枚目の豊ノ島(36=時津風)が、連敗を2で止め今場所2勝目(4敗)をマーク。現役4位の通算700勝に王手をかける白星でもあった。

過去1勝1敗の同8枚目旭大星(30=友綱)との一番は、左を入れようとする豊ノ島を懐に入れさせまいと、旭大星が突き押しで応戦。豊ノ島も押し、いなしで応じ、土俵中央での激しい攻防が続いた。しばらくして豊ノ島が左をのぞかせたが、これを防いだ旭大星に攻勢に出られ、正面土俵まで追い込まれた。ここからベテランの意地を見せる。右に体を開きながら、右から肩すかしを引く。無人の正面土俵に前のめりに出された旭大星の左足つま先が土俵を割った。両足を俵に詰まらせた状態で懸命に踏ん張り、体を反らせながら勝った瞬間を見届けた豊ノ島だった。

勝負が決まった場面は「見えた」というが、それ以上に「『出ろ、出ろ!』ってね。念だね。(旭大星が土俵を割らなかったとして)あそこからの展開があったとしても立て直せたと思うけど、念だね、念」と何度も心の中で念を入れたことを笑いながら話した。

今場所初勝利の3日目美ノ海戦も、同じような勝ち方。まさに薄氷を踏む思いの土俵が続く。当然、相撲内容に納得はいかない。「昔は押し切れたけど押し切れない。立ち合いは踏み込めているけど、前に力が伝わらないから不安だね。あんな相撲を取ろうとは思ってないけど、圧力がないのかな。元々、受けの相撲だけど、前に攻める意識を持たないと悔いが残るからね」と、もどかしさを口にした。

ただ、現状では「今できる圧力をかけるだけ」と持てる力は振り絞っている。足のケガなど満身創痍(そうい)ではあるが、それは口にせず「今は今」と、持っている引き出しを全て出しながら連日の土俵を務めている。「とりあえず白星が一番、気持ちを高めてくれる」と白星を何よりもの良薬に、白星を重ねていく。

旭大星(左)をはたき込みで破った豊ノ島(撮影・中島郁夫)

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千代鳳「抜かなかったら折れてる」照ノ富士に脱帽

千代鳳(左)を極め出しで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館

“お久しぶり対決”で東十両13枚目の千代鳳(27=九重)が、同12枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)に押し出しで敗れ、17年秋場所12日目(旭大星戦)以来の関取白星はお預けとなった。

相手は大関経験者で、けがなどから序二段まで陥落後、10場所ぶりに再十両に上がった照ノ富士。自分も小結経験がありながらケガで三段目まで陥落。丸2年間の幕下以下生活を経て13場所ぶりに関取復帰を果たした。

十両序盤の取組とは思えないほどの大歓声を受けての土俵。土俵入りなど、幕下以下とは準備も心構えも違う。「今日は稽古が終わって、大銀杏(おおいちょう)を結って、はかまを着て土俵入りして、塩も巻いたりしていると『(十両に)戻ってきたな』と思った」と特別な感慨があった。

その感慨深さが、相撲では“邪念”となってしまったか。「(相手を)はじくか、中にグッと入りたいなと思ったけど、当たった瞬間、いいところをやられて(抱えられて)しまった」。両腕を抱えられながら照ノ富士の圧力にズルズル後退。最後は右のノド輪で押し込まれ土俵を割った。きめられた両腕を、思わず自分から抜いた場面は「(相手の)力がすごいっす。(腕を)抜かなかったら折れてる」と大関経験者の腕力に脱帽の体だった。

それでも今場所からは15番、相撲が取れる。1場所7番の幕下以下とは、番付の昇降に影響する1番の重みも違ってくる。「今日で時間の使い方(もリズム)も分かってきた。余裕をもってアップも出来る。関取は7回まで負けられると思えば『次に勝てばいい』という気持ちになれる。幕下以下の時は3番負けたら後がないけど、それに比べればリラックスできる」と頭の中は、プラス思考であふれる。ほとんどの力士が場所ごとの目標に「勝ち越し」を掲げるが、千代鳳は「今場所の最初の目標は7番勝つこと。気合で行きます」。ケガの怖さは体に染みこんでいる。無理強いはしない。来場所の十両キープに必要な最低限の星数をターゲットに残り14番の土俵に臨む。

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炎鵬、白鵬とぶつかり稽古「やれることはやった」

友綱部屋への出稽古で申し合いにて相撲を取る炎鵬(左)(撮影・佐藤礼征)

人気小兵の炎鵬は都内の友綱部屋への出稽古で、初場所に向けた本格的な調整を終えた。申し合いで十両旭大星らと12番取り、ぶつかり稽古ではともに出稽古に来た兄弟子の横綱白鵬に約10分間胸を借りた。「やれることはやった」。

年が明けてから、自身が起用されている百貨店のCMがインターネットなどで流れている。初のCM起用に「自分ではない不思議な感じ。(CMが)きっかけになって相撲でみせられるようにしたい」と話した。

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東の横綱は白鵬、大関は貴景勝 十両以上の番付一覧

白鵬

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】   

貴景勝     豪栄道

 【関  脇】   

朝乃山     高  安

 【小  結】

阿  炎    大栄翔

 【前  頭】   

遠  藤 <1>  妙義龍

北勝富士 <2>  御嶽海

玉  鷲 <3>  琴勇輝

隠岐の海 <4>  正  代

明  生 <5>  炎  鵬

宝富士  <6>  栃ノ心

松鳳山  <7>  阿武咲

碧  山 <8>  竜  電

隆の勝  <9>  豊  山

佐田の海 <10>  石  浦

千代大龍 <11>  輝

剣  翔 <12>  千代丸

琴奨菊  <13>  琴恵光

照  強 <14>  志摩ノ海

東  龍 <15>  勢

栃煌山  <16>  魁  聖

霧馬山  <17>徳勝龍

 【十  両】   

友  風 <1>  千代翔馬

琴ノ若  <2>  英乃海

大翔丸  <3>  木崎海

錦  木 <4>  水戸龍

若隆景  <5>  大翔鵬

大奄美  <6>  翔  猿

逸ノ城  <7>  矢  後

旭大星  <8>  琴勝峰

旭秀鵬  <9>  天空海

蒼国来  <10>  貴源治

豊ノ島  <11>  彩

朝玉勢  <12>  美ノ海

千代鳳  <13>  照ノ富士

豊昇龍  <14>  魁

貴景勝(2019年11月13日撮影)

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木崎海が初十両Vへ9勝トップ「まだ5日ある」

旭大星(右)を引き落としで破る木崎海(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇10日目◇19日◇福岡国際センター

西十両10枚目木崎海(24=木瀬)がトップをひた走る。東十両7枚目旭大星(30=友綱)を引き落とし、1敗を守って9勝目。低い姿勢から相手を押し上げ、いなしも効果的に交えた。「立ち合いしっかり当たれている。後は流れ。自分の相撲が取れている」とうなずいた。

日大から18年春場所で三段目100枚目格付け出しでデビュー。最近の最も高い買い物が10万円の電動アシスト自転車という24歳は「まだ5日ある。終わってみないと分からない」と、初の十両優勝を意識せずに突き進む。

旭大星を引き落としで破る木崎海(撮影・今浪浩三)

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勢が1敗対決制す「目標は最後まで取り切ること」

旭大星を押し出しで破る勢(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇8日目◇17日◇福岡国際センター

東十両3枚目の勢(33=伊勢ノ海)が同7枚目・旭大星(30=友綱)との1敗対決を押し出しで制した。

「落ち着いていけた。頭から当たって、相手の動きを見ながら」。鋭い踏み込みから終始、攻め込んでの快勝。前日7日目に初黒星を喫したが「悪い相撲じゃなかった。勢いよすぎて最後にすくわれた」と笑って振り返る余裕がある。

まず勝ち越しに王手だが「自分の目標は常に最後まで取り切ること。15日間終わっての結果で、途中の結果は気にしない。しっかり完走できるようにしたい」と話した。

旭大星(右)を押し出しで破る勢(撮影・栗木一考)

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豪栄道休場 境川親方が「足もつけない状態」

呼び出しの肩を借りて土俵を引き揚げる豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇2日目◇11日◇福岡国際センター

大関豪栄道(33=境川)が「左足関節靱帯(じんたい)損傷(前脛腓靱帯損傷、前距腓靱帯損傷、骨間膜損傷)で、全治約8週間を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。初日の小結遠藤戦で痛め、取組後は足を引きずりながら引き揚げていた。師匠の境川親方(元小結両国)は「松葉づえで足も(地面に)つけない状態」と説明した。前日の取組後に病院に行ってエックス線検査を行い、この日午前に整形外科でMRIを撮ったという。

再出場の可能性については完全否定し「弱々しいイメージをつけたくないけど、ギプスもしている」と付け加えた。入院はしていないが、年内の稽古再開については「分からない。いろいろな治療があるから」と、より早期に復帰できる治療法を模索していく。九州場所担当部長でもある同親方は「ファンの皆さま、協会に申し訳ない」と、残念そうに話した。

また西十両6枚目の一山本(26=二所ノ関)は「左膝関節捻挫で、3日間の安静加療を要す」との診断書を提出し、休場した。初日の旭大星戦で痛めていた。

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東横綱は鶴竜、貴景勝は大関復帰 十両以上番付一覧

鶴竜と白鵬(2019年4月27日)

日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

【東】    【西】 

 【横  綱】   

鶴  竜    白  鵬

 【大  関】   

豪栄道     高  安

貴景勝

 【関  脇】   

御嶽海     栃ノ心

 【小  結】

阿  炎    遠  藤

北勝富士    朝乃山

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  隠岐の海

妙義龍  <2>  明  生

宝富士  <3>  友  風

玉  鷲 <4>  琴勇輝

碧  山 <5>  竜  電

阿武咲  <6>  炎  鵬

剣  翔 <7>  琴恵光

松鳳山  <8>  佐田の海

琴奨菊  <9>  豊  山

志摩ノ海 <10>  正  代

石  浦 <11>  千代大龍

逸ノ城  <12>  隆の勝

千代丸  <13>  輝

照  強 <14>  錦  木

大翔丸  <15>  大翔鵬

若隆景  <16>      

 【十  両】   

東  龍 <1>  徳勝龍

栃煌山  <2>  矢  後

勢    <3>  千代翔馬

英乃海  <4>  大奄美

魁  聖 <5>  霧馬山

貴源治  <6>  一山本

旭大星  <7>  琴ノ若

旭秀鵬  <8>  豊ノ島

蒼国来  <9>  水戸龍

翔  猿 <10>  木崎海

魁  勝 <11>  若元春

天空海  <12>  臥牙丸

琴勝峰  <13>  豊昇龍

明瀬山  <14>  彩

貴景勝

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