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田中教仁が初防衛 春口直也と2年ぶり再戦で雪辱

初防衛に成功してインタビューを受ける日本ミニマム級王者田中教仁

<プロボクシング:日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

日本ミニマム級王者田中教仁(34=三迫)が2年ぶりの再戦で雪辱し、初防衛に成功した。17年5月に判定負けした同級7位春口直也(29=橋口)と対戦。初回からペースを握り、5回には右クロスでダウンを奪った。終盤追い上げられたが、3~5ポイント差の3-0で判定勝ちした。

2年前は3度ダウンを奪うも3度目が認められず、敵地で0-2の判定負けだった。「強い相手とやっている。リベンジなんて思いだったらやられる。毎回集中していった」。言葉通りに落ち着いた試合運びで、的確にパンチを打ち込んだ。「パンチは見えていたが、むやみに突っ込まず、焦らずにいった」と振り返る。

1度は引退して5年あまりのブランクを経て、1月に初の王座を獲得した。「昔よりは羽ばたくことができた。今はホッとしたが、目指すところはここでない。もっと上にいきたい」。すでに4団体で世界ランク入りし、頂点を目標に見据えている。

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計量をパスした日本ミニマム級王者田中教仁(左)と挑戦者の春口直也(撮影・河合香)

ボクシング日本ミニマム級タイトルマッチの前日計量が12日に都内で行われた。13日に東京・後楽園ホールで初防衛戦に臨む田中教仁(34=三迫)はリミットの47・6キロ、挑戦者の同級7位春口直也(29=橋口)は47・3キロでクリアした。2人は17年5月に鹿児島で対戦し、春口が僅差の2-0で判定勝ち。2年ぶりの再戦となる。

田中は2年前に2度ダウンを奪いながらの黒星だった。「戦績以上に強く、強い相手ともやっている」。春口の実力を認める一方で「お互い2年前とは違うが、自分の方が成長している。キャリア、対応力が試される。王者の自覚を持ってリングに上がる」と話す。

1月の王座獲得ともに、4団体で世界ランク入りも果たした。前回のファイトマネーで、まずはパスポートを初めて取得した。海外も含めた挑戦での世界王者が目標だ。「判定まではいかない。KOなら誰も文句を言えない。全力でぶっ倒す」と、KO防衛で雪辱を期した。

春口は2年前には白星にも納得はしていなかった。「前回の延長戦でしっかり決着をつけたい」と決意を口にした。前回は地元鹿児島での試合だった。今回は初の後楽園ホールに「聖地だけど、完全に敵地になる。倒さないと勝てない」と意気込む。

5月からは内装業の仕事は休み、熊本、福岡、大分と九州各地に遠征してスパーリングを積んできた。試合には夫人と2人の子供ら、50人以上が応援に駆けつける。「観光気分では」と笑ったが、王者誕生となれば、ジムからも鹿児島からも初となる。「モチベーションはすごく高い」と、再戦に決着をつけてのベルト奪取を狙う。

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