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38歳豪風が現役続行「自分の覚悟は決まった」


 大相撲春場所(3月11日初日・エディオンアリーナ大阪)で十両転落が濃厚な38歳の幕内豪風が19日、現役続行を明言した。

 「心が動きだした。また頑張るということはできても、また現役復帰というのはできない」と心境を語った。東前頭13枚目だった1月の初場所で5勝10敗に終わり、今後について熟慮する姿勢を示していた。十両に落ちれば05年春場所以来となるだけに、進退について「考えたし、悩んだ。その中で自分の覚悟は決まった」と打ち明けた。

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白鵬、炎鵬に鬼の増量指令 5月場所まで+20キロ

部屋の関取衆と記念撮影する炎鵬(前列左)。前列右は石浦。後方右から白鵬、宮城野親方、山口


 春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)で新十両昇進が決まっている幕下炎鵬が、都内で開かれた昇進パーティーで、兄弟子の横綱白鵬から増量指令を受けた。

 まずは「2桁勝てるように頑張ります」と集まった約200人の関係者の前であいさつ。その後、白鵬から90キロの炎鵬に対し「5月場所までに110キロ。大阪でたくさん食べさせます」と課題をもらい苦笑いを浮かべた。

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鶴竜、春場所へ「もう動き始めている。でも右手が」

全力士を集めての研修会で青学大陸上競技部の原監督の講義が行われた(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招き、全年寄、力士を対象にした研修会を行った。

 横綱鶴竜は、初場所千秋楽に痛めた右手薬指の回復が遅れていることを明かした。豪栄道との取組の際に脱臼していたが、この日の研修後「まだ握ることができない」と、右手で弱々しくグーをつくって説明した。まわしを引きつける際の生命線だけに「もう動き始めている。でも右手が」と、稽古こそ再開したが春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場には慎重だった。

鶴竜

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白鵬は春場所明言せず 両足親指は「良くも悪くも」

全力士を集めての研修会で青学大陸上競技部の原監督の講義が行われた(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招き、全年寄、力士を対象にした研修会を行った。

 研修会に参加した横綱白鵬は、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場については明言を避けた。両足親指に痛みを訴え、1月の初場所は5日目から休場。前日15日に患部を検査したと明かしたが「良くも悪くもない。今日(16日)も少し運動したけど、また土俵に下りてみて」と、今後の回復ぶり次第で出場を決める方針だ。

横綱白鵬(17年12月27日撮影)

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白鵬「もう1度検査して」春場所出場には慎重姿勢

第8回白鵬杯小学校3年生の部に出場した長男真羽人くんの大会初勝利に笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が12日、東京・両国国技館で行われた自らが主催する少年相撲の「第8回白鵬杯」に参加し、大会の成功を喜んだ。

 今年は日本、アメリカ、タイ、香港、モンゴル、韓国、台湾、中国から過去最多の約1300人の小中学生が集まった。「白鵬杯は相撲をやってみたい、相撲を取ってみたいという全国の子どもたちが誰でもできる大会。海外の子どもたちも、この美しい日本に来ることができるというのは、大人になって社会人として成長していく上で(良い)経験になる」と大会の意義を語り、年々増える参加者に「順調にきているのかなと」と手応えを口にした。

 今年は個人的にうれしい出来事があった。3年連続で出場した長男の真羽人(まはと)くん(9)が、個人戦で“初白星”を挙げた。携帯電話で取組の様子を動画撮影し、勝利の瞬間は満面の笑みを浮かべて息子の勝利を喜んだ。取組前に「去年の8月に学校の3年生の大会で優勝した。そういう自信もある。今回は三度目の正直ということでぜひとも勝ってもらいたい」と期待していただけに喜びもひとしお。「今日負けたら出場停止の約束でしたから、それは逃れたかな」と話した。

 初場所を途中休場の原因となった両足親指負傷の状況については「初日に負ったケガ(右足)はほぼ良くなりましたけど、4日目のケガ(左足)はまだ完全ではない」と説明。春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の出場については「まだ違和感がありますから、大阪行く前にもう1度検査して迎えられればなと思います」と慎重だった。

3回戦で敗退し天を仰ぐ長男真羽人くん(左)。右はねぎらう白鵬(撮影・小沢裕)

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白鵬と花田虎上氏がトーク 日馬富士関事件は触れず

第8回白鵬杯で元横綱若乃花の花田虎上氏(右)とトークショーで盛り上がる白鵬(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が主催する「第8回白鵬杯」が12日、東京・両国国技館で行われ、貴乃花親方(元横綱)の兄で3代目横綱若乃花の花田虎上氏(47)が、白鵬とのトークショーにサプライズゲストとして登場した。

 本土俵の上に白鵬と並んでイスに座りトークを展開。00年春場所で引退して以来に国技館の土俵に上がったといい「良いですね雰囲気が。辞めて分かるものですね」としみじみとした。白鵬とは初対面で「大きいねー。やっぱり大きい」と驚きながらも「みなさん小さくても横綱になれるんですよ。僕みたいに」と子どもたちに呼びかけて笑いを誘った。

 司会の鈴木おさむ氏から相撲を始めたきっかけを聞かれると「10歳からです。始めたきっかけはわんぱく相撲というのあるんですが、小学校の担任の先生に『やってみないか』と言われたのが最初。それまでは父(故二子山親方で元大関貴ノ花)から相撲をやる? どう? という言葉は一切なかった」とエピソードを披露した。約15分間のトークショーだったが、元横綱日馬富士関の傷害事件に関する話題は出なかった。

第8回白鵬杯で行われたトークショーの前に元横綱若乃花の花田虎上氏(右)と抱擁を交わし笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)

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栃ノ心が大相撲トーナメント初優勝「気持ちいい」

幕内トーナメントで優勝を果たした栃ノ心(左)は春日野親方から優勝杯の贈呈を受ける(撮影・小沢裕)


 第42回日本大相撲トーナメントが11日、東京・両国国技館で行われた。1月の初場所で平幕で初優勝したジョージア出身の栃ノ心(30=春日野)が、勢いそのままに初優勝を飾った。

 初戦の2回戦で勢を破ると、続く3回戦は本場所で25度対戦して1度も白星がない横綱白鵬も撃破。その後も北勝富士、隠岐の海と続き、決勝の関脇玉鷲まですべて寄り切りで5連勝し、頂点に立った。

 優勝賞金250万円に、1勝するごとに10万円が加わり、計300万円の賞金や最高級黒毛和牛1頭など豪華賞品も手にした。初場所で優勝した際には抱き合って喜んだ、巡業部長代理で師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)から優勝杯を受け取り「師匠からもらうとまた違うね。うれしかった」と、声を弾ませた。続けて「気持ちいい。経験したことないことを経験したからね」と“連続優勝”の良い流れを実感していた。

 米を食べる量を制限し、今回のトーナメントは初場所よりも7、8キロ軽い、166キロで出場した。「体重が落ちると軽くなる。重みはなくなるけど、そのかわりにスピードが出る」と、持ち前の力強さに軽快な動きを兼ね備えて初優勝につなげた。3月の春場所は大阪での開催で「地方場所は外食も増えるし、おいしいものが多くて食べ過ぎるから。(昨年11月の九州場所が行われた)福岡では182キロぐらいになって(古傷の)ひざが気になったから」と、本場所中に初場所と同様に173キロ程度にすることを目標にしている。

幕内トーナメントの優勝決定戦で玉鷲(左)を下し優勝した栃ノ心(撮影・小沢裕)

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春告げる「御免札」鏡山親方「全員で力を合わせて」

鏡山親方(16年3月30日撮影)


 大相撲春場所(3月11日初日)の開催を知らせる「御免札」が9日、会場のエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)の正面に立てられた。

 初場所では、栃ノ心が12年夏場所の旭天鵬以来となる平幕優勝を果たした。一方で、十両大砂嵐の無免許運転の疑いや、過去の春日野部屋の傷害事件が発覚するなど不祥事に大きく揺れた。春場所担当部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)は「今が正念場。(ファンが)応援してくれているうちにやらないと、見放されてしまう。全員で力を合わせたい」と危機感を口にした。

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白鵬「圧迫する感じ」稽古再開も左足親指の不安吐露


 1月の大相撲初場所を両足親指のけがで途中休場した横綱白鵬が8日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古を再開した。

 四股、すり足など基本運動で汗を流したが、左足親指に不安が残っていることを吐露。「左は腫れが引いていなくて、圧迫する感じがある」と、春場所(3月11日初日)での復帰について明言しなかった。

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宇良、関取復帰へ前向き「鍛え直したら膝戻るかも」

健康診断を終え両国国技館を引き揚げる宇良


 日本相撲協会の健康診断が7日、両国国技館で行われ十両宇良(25=木瀬)が受診した。

 右膝前十字靱帯(じんたい)断裂などで2場所連続全休し春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)では丸2年ぶりの幕下陥落が決定的。そんな苦境にも前向きだった。松葉づえなしで歩けるようになって約2週間たち「まだ負荷はかけられないけど徐々にリハビリをやっています」と説明。さらに「今日うれしかったことは左の握力が70キロあったこと」と話した。新十両時は50~60キロはあったが16年秋場所で骨折し手術。一時は35キロまで落ちた。「ちゃんと鍛え直したら膝も戻るかも。前より強くなって戻りたい」と関取復帰を熱望した。

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宇良が健診 握力自己最高「強くなって戻りたい」

健康診断で採血される宇良


 全力士らを対象に5日から東京・両国国技館で行われていた日本相撲協会の定期健康診断が7日、最終日を迎え、幕内の関脇御嶽海(25=出羽海)、前頭安美錦(39=伊勢ケ浜)、十両の宇良(25=木瀬)らが受診した。

 右膝前十字靱帯(じんたい)断裂などで宇良は、昨年11月の九州場所から2場所連続全休。春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)では丸2年ぶりの幕下陥落が決定的な状況ながら、久々の報道対応はいたって前向き。初場所終盤ぐらいに、松葉づえなしで歩けるようになったそうで「徐々にリハビリをやっています。まだ負荷はかけられないけど、その場で力を入れる、という練習をやってます」と現状を説明した。春場所出場は現状で明言はできないが「気持ちはいつでも出られるようにと思ってます」と話した。

 「今日、うれしかったことは…」と自ら切り出したのが左の握力が、自己最高の70キロをマークしたこと。16年秋場所中の取組で左手甲付近を骨折し、場所後に手術。その影響もあり去年は35キロだったという。「新弟子の頃は50(キロ)ぐらいで、その後は60(キロ)ぐらいまで上がったのが、ケガで落ちた。やった(ケガした)時は(握力は元に)戻らないだろうと思った。だから膝も、ちゃんと鍛え直したら(元の状態を)取り戻せるかも。前より強くなって戻りたいなと思ってます」と、たくましくなって関取に復帰することを熱望していた。

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東洋大・寺沢樹が高砂部屋入門「学んだこと忘れず」

全日本相撲選手権大会予選1回戦、納谷幸之介(左)を押し出しで破る寺沢樹(2017年12月3日撮影)


 東洋大は6日、昨年の全国学生相撲選手権で団体優勝したメンバーの寺沢樹(4年)が高砂部屋に入門すると発表した。

 新潟・佐渡市出身で182センチ、126キロ。春場所で初土俵を踏む予定で「学生時代に学んだことを忘れず、1場所でも早く関取に上がれるように頑張りたいです。地元の佐渡島を活気づけられたらと思う」とコメントした。同大出身の現役力士には関脇御嶽海や、初場所で幕下全勝優勝を果たした若隆景らがいる。

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炎鵬が白まわし姿披露、春場所へ「2桁は勝ちたい」

ケトルベルを使ったトレーニングをする炎鵬


 大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)を新十両で臨む炎鵬(23=宮城野)が6日、都内の所属部屋で、初々しい姿となって稽古始めを行った。

 26日の番付発表まで番付上は幕下だが、一足早く関取の象徴の白まわし姿で稽古場に登場。この日、初めて締めたといい「大学の時も白まわしだったけど、その時とは違いますね」と誇らしげ。初場所は東幕下6枚目で4勝だったが十両からの幕下陥落候補が多く、運を味方に付ける形となったため「1場所で落ちたらたまたまと思われる。2桁は勝ちたい」と高い目標を持った。

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栃ノ心「同じ番号から十何回も電話が…」困惑隠せず

春場所に向けて稽古を再開し、若い衆に胸を出す栃ノ心


 1月の大相撲初場所で初優勝した栃ノ心(30=春日野)が5日、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて稽古を再開した。

 若い衆に胸を出すなどし、約1週間ぶりに汗を流した。その間、各種行事に参加し、節分の3日は「200人ぐらい赤ちゃんを抱っこした」という人気ぶり。母国ジョージアからも取材が殺到し「同じ番号から十何回も電話がかかってくる」と、想像以上の反響に困惑気味だった。

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阿武咲「アスリートとして」の自負165キロに増量

握力を測定する阿武咲


 健康診断が5日、東京・両国国技館内の相撲診療所で行われ、初場所を右膝後十字靱帯(じんたい)損傷で途中休場した小結阿武咲が、春場所での再起を誓った。

 昨年12月は155キロだった体重が、トレーニング効果で165キロにまで増量。「アスリートとして体と向き合おうと思った」と昨年九州場所で新三役昇進したことで意識が変わった。トレーニング内容は秘密にし「これでまた強くなれる」と不敵に笑った。

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阿武咲が春場所での再起誓う 相撲愛を再確認

握力を測定する阿武咲


 大相撲の健康診断が5日、東京・両国国技館内の相撲診療所で行われた。初場所を右膝後十字靱帯(じんたい)損傷で途中休場した小結阿武咲(21=阿武松)が、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)での再起を誓った。

 昨年12月は155キロだった体重が、165キロにまで増量。「いろいろやっています」とトレーニング効果が出てきているという。「2018年はちゃんと考えようと。新しい自分を。アスリートとして体と向き合おうと思った。上位でしっかり勝てるように」と、昨年九州場所で新三役に昇進したことで意識が変わった。

 それだけに初場所の途中休場は「悔しかったです。(他の力士が)うらやましかったです」と、歯がゆい思いがあり「相撲が好きで好きでしょうがないと、あらためて思いましたね」と相撲愛を再確認した。「自分は瞬発力、スピード、体の柔らかさがウリなので、それを生かしていきたい。課題はまだまだある」と、春場所に向けてさらなる進化を遂げる。

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栃ノ心が稽古再開 節分に赤ちゃん200人を抱っこ

春場所に向けて稽古を再開し、若い衆に胸を出す栃ノ心


 1月の大相撲初場所で初優勝を飾った栃ノ心(30=春日野)が5日、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて稽古を再開した。申し合いは行わず、若い衆に胸を出すなどして汗を流した。

 初場所千秋楽から1週間は稽古を行っていなかったが、食事会や各種行事などに参加し、多忙だったという。特に3日の節分では、縁起がよいとされ「200人ぐらい赤ちゃんを抱っこした。いいトレーニングになったよ」と笑顔。初優勝効果で例年以上の人気となり、約1時間も筋力強化に充てている格好となったことを明かした。続けて「稽古が始まった方が、稽古のが終わったら(その日は)休むことができるからいいね」と、この日から通常のペースに戻り、徐々に調子を上げていくつもりだ。

 春場所では三役返り咲きが濃厚だけに「勝ち越したいね。次も頑張らないと、いろいろ言われるから」と話していた。

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連続不祥事影響か?春場所前売り券発売も平日に残席

日本相撲協会の八角理事長(18年1月13日撮影)


 大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の前売り券発売が4日、始まった。午前10時からインターネットや各種プレイガイドなどで始まったが、午後10時現在で平日の一部に残席があった。

 稀勢の里の新横綱場所となった昨年は発売開始から約2時間半で完売したが、今年は平日を中心に売れ行きが伸び悩んだ。元横綱日馬富士関の傷害事件や十両大砂嵐の道交法違反(無免許運転)容疑発覚など、昨年末から続く不祥事の影響は少なからずありそうだ。先発事務所の担当者によると、5日以降に残りがあった場合は、会場の窓口でも取り扱うという。

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鶴竜、綱締め実演も土俵入り回避「綺麗にできない」

断髪式で、鶴竜(右)が朝赤龍にはさみを入れる(撮影・柴田隆二)


 昨年の夏場所前に引退した大相撲の元関脇朝赤龍の錦島親方(36=高砂)の引退相撲が4日、東京・両国国技館で行われた。

 1日に左足首付近の内視鏡手術を受けた鶴竜が、引退相撲で綱締め実演を行った。土俵入りは「きれいにできないと思って」と回避。痛めた昨年の1月から、疲労がたまると痛みが出るといい「間に合わせるために早めにやった」と春場所を視野に入れての手術だったと明かした。4場所連続休場から復帰した初場所は終盤に4連敗。悔しい結果に「まだまだ頑張らないといけない」と意気込んだ。

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貴乃花親方に笑顔、せんだみつおが「親方、頑張れ」

せんだみつお(左)に笑顔をみせる貴乃花親方(撮影・清水貴仁)


 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)が3日、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の同部屋宿舎になる、京都・宇治市内の龍神総宮社で豆まきに参加した。前日2日は日本相撲協会理事候補選挙で落選したが、暗い表情は皆無。弟子の貴景勝らとともに明るい笑顔を振りまいた。

 貴乃花親方は、スーツの上に裃(かみしも)を着て、豆まき用に作られた壇上に姿を見せた。マイクを手に「みなさん、こんにちは。大阪場所(春場所)の宿舎で宇治の皆さんにはお世話になっております。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつ。終始にこやかに笑顔を振りまいていた。

 前日の理事候補選挙は、得票数が立候補者11人中最下位の2票。この日はまるで“貴乃花親方を励ます会”になった。海外旅行など豪華景品が当たる豆まきでもあり、観衆約3000人が集結。司会のタレントせんだみつおが、20台弱並んだテレビカメラを見て「おそらく、日本で一番注目されている豆まきです」と言い、観衆の笑いを誘った。

 ゲストは他に俳優片桐竜次、中野英雄、小沢和義、落語家桂きん枝、新聞詠み河内家菊水丸もいたが、ネタふりは同親方に集中。元横綱日馬富士関の暴行事件被害者、貴ノ岩の姿こそなかったが、小結貴景勝、史上初の双子関取となる貴源治、貴公俊ら弟子も参加した。同親方から理事候補選結果に関するコメントはなかったが、せんだの音頭で観衆が「親方、頑張れ!」と連呼する場面もあった。【加藤裕一】

豆まきを行う、左から貴公俊、貴源治、貴景勝、せんだみつお、貴乃花親方(撮影・清水貴仁)

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貴乃花親方が笑顔で豆まき、理事選落選には触れず

宇治市の龍神総宮社・節分祭で豆まきで司会進行役のせんだみつお(左)に笑顔をみせる貴乃花親方(中央)、右は河内家菊水丸(撮影・清水貴仁)


 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)が3日、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の同部屋宿舎になる、宇治市内の龍神総宮社で豆まきに参加した。

 2日に日本相撲協会の理事候補選挙で落選したが、この日は終始にこやか。「みなさん、こんにちは。大阪場所(春場所)の宿舎で宇治の皆さんにはお世話になっております。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつ。選挙に関するコメントはしなかったが、弟子の小結貴景勝らとともに明るい笑顔を振りまいていた。

宇治市の龍神総宮社・節分祭で豆まきを行う貴乃花親方(撮影・清水貴仁)

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白鵬「今日から新しい年」も左足親指にはまだ硬さ

成田山新勝寺で豆まきをする白鵬(撮影・柴田隆二)


 横綱白鵬(32=宮城野)が節分の日の3日、毎年恒例となっている千葉・成田山新勝寺での節分会で、豆まきを行った。横綱稀勢の里(田子ノ浦)、関脇御嶽海(出羽海)、平幕の隠岐の海(八角)、遠藤(追手風)も参加。昨年から2万3000人減ったが、午前と午後の2回合わせて集まった4万5000人の参拝客に、手にした豆を豪快にまき、五穀豊穣(ほうじょう)、東日本大震災の被災地復興を祈った。

 用意された大豆860キロ、殻付きの落花生400キロを、NHK大河ドラマ「西郷どん」の出演者である瑛太、黒木華、北川景子らとまいた白鵬は「お相撲さんの正月は初場所が終わってから、と言われる。今日から新しい年(が始まる)、明日から春、春には桜も咲き、春場所も近い。いい年にしたい」と柔和な笑みを浮かべながら話した。

 初場所は両足の親指を痛め5日目から休場。「右はだいぶ、良くなったけど、左はまだ思わしくない。寒い日が続いていて、寝起きや動き始めに(まだ)硬さがある。少しずつならしていきたい」と現状を説明。たくさんの参拝客を前に「久しぶりに人前に出てきたなという感じ。1年は早いなと思った」と年中行事を楽しんでいた。

成田山新勝寺で、稀勢の里(左)と白鵬は大勢の観衆に豆まきする(撮影・柴田隆二)

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稀勢の里「焦らずやっていく」白鵬らと決意の豆まき

成田山新勝寺で、稀勢の里(左)と白鵬は大勢の観衆に豆まきする(撮影・柴田隆二)


 5場所連続休場中の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が節分の日の3日、新横綱として参加した昨年に続き、千葉・成田山新勝寺で行われた節分会に参加し、豆まきをした。横綱白鵬(宮城野)、関脇御嶽海(出羽海)、平幕の隠岐の海(八角)、遠藤(追手風)も参加。大フィーバーに沸いた昨年から2万3000人減ったが、午前と午後の2回合わせて集まった4万5000人の参拝客に、手にした豆を豪快にまき、五穀豊穣(ほうじょう)、東日本大震災の被災地復興を祈った。

 用意された大豆860キロ、殻付きの落花生400キロを、NHK大河ドラマ「西郷どん」の出演者である瑛太、黒木華、北川景子らとまいた稀勢の里は「気持ちよく、まかせていただきました。毎年、呼んでいただきありがたい。(出身地の)茨城から来てるよ、とか地元から来ている人もいた。たくさんの声援をいただいて、ありがたいことです」と時折、笑みを浮かべながら話した。

 4場所連続休場明けで迎えた初場所は、昨年3月の春場所で発症した左胸部の痛みを再発させ6日目から休場。昨年の来場は、新横綱として晴れの姿を見せていただけに「このような形で(豆まきに)戻ってくるとは思わなかった」と正直な胸の内を明かし「しっかり(神の)ご加護があるように、日常生活からしっかりとやりたい」と切望した。

 休場した初場所中に稽古を再開した際、次に出る場所は進退をかける覚悟を口にしていた。場所後の横綱審議委員会では、次回出場で途中休場しても進退は問わず“1場所猶予”の見解が示されていた。そのことは報道などで「(情報は)入っている」と言う。その上で「しっかり回復するのが大事。焦らずやっていきたい」とし、出場場所についても慎重な判断で下すようだ。

成田山新勝寺で豆まきをする稀勢の里(左)と白鵬(撮影・柴田隆二)
成田山新勝寺で豆まきに向かう白鵬(手前)と稀勢の里(撮影・柴田隆二)

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高安が豆まき「福が来るよう取り組んでいきたい」

晴れやかな表情で豆をまく高安(撮影・高田文太)


 大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)が節分の3日、東京・港区の霊友会で行われた豆まきに参加した。

 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)、幕内松鳳山(二所ノ関)らとともに、終始穏やかな表情。司会者の「鬼は外、福は内」のかけ声に合わせて、豆をまいていた。

 1月の初場所は12勝3敗で、大関昇進後4場所目で初めて2ケタ白星を挙げた。豆まきを終えた後は「伝統行事なので気持ちが引き締まる。自分にも福が来るよう、これから一生懸命取り組んでいきたい」と、笑顔を交えて話した。近日中にも3月の春場所に向けて稽古を再開する予定という。

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阿武松親方が初当選の痛感「活力ある組織にしたい」

役員候補選挙を終え引き揚げる阿武松親方(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で役員候補選挙の投開票を実施。理事候補選で初当選を果たした阿武松親方(56)は、貴乃花一門のトップに立つことの重みをかみしめるように、言葉を選んだ。「仕事をさせていただく可能性ができたので相撲協会の一員として、ファンの皆さんに愛される、そして活力ある組織にしたい」。いつもの柔和な顔ではない。事実上の所信表明を終始、引き締まった表情で口にした。

 一門としての痛手は負った。総帥の貴乃花親方が理事選で、志を追い合流した無所属の錣山親方は副理事選で完敗した。それは目に見える「票」という数字であり、意義は別のところにある-。無防備で選挙戦に飛び込んだ総帥の志は受け継ぐつもりだ。貴乃花親方の落選を問われて「大切な仲間、友人。今回投票していただく(投票選になる)ことが協会の活力になると思って(立候補を)届けさせていただいた。投票していただくことが大事なんです」と大義を強調した。

 現役時代、横綱千代の富士になぞらえて“白いウルフ”の異名で人気を得た。一時は部屋の不祥事などで昇格見送りなどの憂き目にあったが、心血注ぐ覚悟はできた。再び総帥の落選を受け「私が一生懸命、仕事をさせていただきたい」と力を込めた。

 ◆阿武松広生(おうのまつ・ひろお)本名・手島広生、元関脇益荒雄。1961年(昭36)6月27日、福岡県生まれ。押尾川部屋に入門し、79年春場所初土俵。85年秋場所新入幕。87年名古屋場所新関脇。90年名古屋場所限りで現役引退。年寄「錣山」から92年9月に「阿武松」を襲名し、94年10月に阿武松部屋創設。小結若荒雄(現不知火親方)、小結阿武咲らを育てた。2010年1月に二所ノ関一門を離脱し、貴乃花一門に所属。現在は巡業部、指導普及部。

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落選の貴乃花親方無言で去る、八角理事長の続投確実

役員候補選挙を終えて引き揚げる貴乃花親方(撮影・柴田隆二)


 日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で役員候補選挙を実施した。全親方101人による投票が行われ、苦戦が予想された貴乃花親方(45=元横綱)は2票しか得られずに落選した。

 立候補者への投票数は以下の通り。

 ▽八角(元横綱北勝海) 11票

 ▽尾車(元大関琴風) 10票

 ▽鏡山(元関脇多賀竜) 11票

 ▽春日野(元関脇栃乃和歌) 9票

 ▽阿武松(元関脇益荒雄) 8票

 ▽山響(元前頭巌雄) 8票

 ▽出羽海(元前頭小城乃花) 9票

 ▽高島(元関脇高望山) 12票

 ▽芝田山(元横綱大乃国) 10票

 ▽境川(元小結両国) 11票

 ▽貴乃花(元横綱) 2票

 定数10の理事候補選には11人の親方が立候補し、5期連続の投票に持ち込まれた。選挙前は9票前後が当選ラインとみられ、貴乃花一門は所属する親方8人+無所属の親方3人による基礎票が合計11票。同一門からは阿武松親方(元関脇益荒雄)と貴乃花親方が立候補し、2人の当選は難しいと見込まれていた。開票の結果、阿武松親方が8票を得た一方、貴乃花親方は2票にとどまった。貴乃花親方は無言で国技館を後にした。

 理事候補者10人は、春場所後の3月26日に行われる評議員会で選任決議される。その後、理事10人による互選で理事長が決まる。今回の理事候補選の結果により、八角理事長の続投は確実となった。

 また、副理事候補選も行われた。定数3に対し、4人が立候補し、錣山親方(元関脇寺尾)が落選した。得票数は以下の通り。

 ▽錣山(元関脇寺尾) 14票

 ▽花籠(元関脇大寿山) 26票

 ▽井筒(元関脇逆鉾) 31票

 ▽藤島(元大関武双山) 30票

日本相撲協会が発表した理事候補選の結果

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落選の貴乃花親方は2票、阿武松親方は8票で当選

日本相撲協会が発表した理事候補選の結果


 日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で役員候補選挙を実施した。全親方101人による投票が行われ、苦戦が予想された貴乃花親方(45=元横綱)は落選した。

 立候補者への投票数は以下の通り。

 ▽八角(元横綱北勝海) 11票

 ▽尾車(元大関琴風) 10票

 ▽鏡山(元関脇多賀竜) 11票

 ▽春日野(元関脇栃乃和歌) 9票

 ▽阿武松(元関脇益荒雄) 8票

 ▽山響(元前頭巌雄) 8票

 ▽出羽海(元前頭小城乃花) 9票

 ▽高島(元関脇高望山) 12票

 ▽芝田山(元横綱大乃国) 10票

 ▽境川(元小結両国) 11票

 ▽貴乃花(元横綱) 2票

 定数10の理事候補選には11人の親方が立候補し、5期連続の投票に持ち込まれた。選挙前は9票前後が当選ラインとみられ、貴乃花一門は所属する親方8人+無所属の親方3人による基礎票が合計11票。同一門からは阿武松親方(元関脇益荒雄)と貴乃花親方が立候補し、2人の当選は難しいと見込まれていた。

 理事候補者10人は、春場所後の3月26日に行われる評議員会で選任決議される。

役員候補選挙を終えて引き揚げる貴乃花親方(撮影・柴田隆二)

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暴力根絶へ相撲協会が再発防止検討委メンバーを発表

理事会後の会見に臨む八角理事長(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は1日、両国国技館で理事会を開き暴力根絶を目指す「暴力問題再発防止検討委員会」のメンバーを発表した。元検事総長の但木敬一氏や元ソフトボール女子日本代表監督の宇津木妙子氏ら委員は4人。鏡山理事ら現役、OBの協会協力員らを含め同会は13人で構成される。今月中に1回目の会合を開き5月上旬までに中間報告を、10月に最終報告書をまとめる。聞き取り方法や手順、さかのぼる期間などは委員の意見を参考にする。他の承認・報告事項は以下の通り。

 ◆減額 傷害事件を起こし引退した元横綱日馬富士関への功労金は、満額を支払わず30%カット。金額については公表しない。

 ◆自宅謹慎 道交法違反(無免許運転)容疑で長野県警から聴取されている十両大砂嵐の懲戒処分は、警察の捜査、検察の判断が出るまで自宅謹慎。過去3度の協会聴取では無免許運転を否認も「弁明の内容に疑問点が多く信用しがたい」(鏡山危機管理部長)。

 ◆示談 セクハラ問題を起こした立行司の式守伊之助は当事者間で示談成立。

 ◆付け出し 春場所で木瀬部屋から初土俵を踏む日大・木崎伸之助(21)の三段目付け出しを承認。

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元関脇若の里の西岩部屋がスタート「夢でした」

元関脇若の里(西岩親方)(2015年8月19日撮影)


 元関脇若の里(41)の西岩部屋が1日、大相撲の46番目の部屋としてスタートを切った。

 昨年11月の日本相撲協会の理事会で2月1日付での独立が承認されており、田子ノ浦部屋から内弟子の若佐竹(19)と若野口(17)を引き連れて、西岩親方が東京・浅草に新設した。

 西岩親方は「部屋を持つことは引退後の夢でした。いよいよスタートラインに立ちます。私も弟子も1年生なので、ともに成長していきたいと思います。世界的な観光地でもある浅草に部屋を持てることほどうれしいことはありません」と話した。

 3月の春場所から、西岩部屋所属として力士が土俵に上がる。さらに数人が新弟子検査を受ける予定という。西岩親方は「春場所は自分が入門した原点でもあります。身が引き締まる思いです」と決意を示した。

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貴公俊「うれしさ3割」弟貴源治に5場所遅れ新十両

貴公俊(左)の新十両昇進会見で、笑顔で握手する貴乃花親方(撮影・浅見桂子)


 日本相撲協会は1月31日、大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、貴公俊(たかよしとし、20=貴乃花)の新十両昇進を決めた。同じ部屋には、双子で弟の十両貴源治がおり、史上初の双子関取が誕生した。横綱白鵬の内弟子の炎鵬(えんほう、23=宮城野)も新十両昇進が決まった。再十両は矢後(23=尾車)、照強(23=伊勢ケ浜)、翔猿(25=追手風)、志摩ノ海(28=木瀬)、明瀬山(32=木瀬)の5人。

 東京・両国国技館での記者会見。貴公俊は終始、緊張した表情で、隣にいる貴乃花親方(元横綱)に見守られながら、言葉を選ぶように話した。初土俵から5年で関取になり「うれしいのが3割」と控えめ。むしろ「来場所から(取組が)15日間になるので今までよりも頑張らないと、という気持ちがあります」と気を引き締めた。史上初の双子関取。昨年の夏場所で新十両に昇進した弟の貴源治に先を越されて「うれしさと悔しさがあった」と複雑な心境があり、「毎場所、毎場所思っていた」と常に追いつくことを考えてきた。

 緊張している弟子とは逆に終始、笑顔だった貴乃花親方。貴公俊の受け答えする姿に「しっかり言っているなと、われながら感心してました」と言い、笑いを誘った。そして「相撲未経験で入門して5年でよく上がれたな」と感心。弟子の未来像については「歴代の横綱、大関が関取衆相手に何十番も、1時間、2時間と稽古した。ああいう伝統を今後できるように」と大きな期待をかけた。

 春場所には、元横綱日馬富士関の傷害事件の被害者で、兄弟子の十両貴ノ岩も出場予定。「部屋全体を盛り上げられるよう」と再起を狙う兄弟子、顔のそっくりな弟と共に高みを目指す。【佐々木隆史】


17年4月、初っ切りで握手を交わす兄の貴公俊(右)と弟の貴源治
貴公俊と貴源治の比較

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