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序二段聡ノ富士、珍手「居反り」実は1人で16度目

都島(右)を居反りで破る聡ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲7月場所>◇2日目◇20日◇東京・両国国技館

序二段の取組で、聡ノ富士(さとのふじ)が都島に居反りを決めた。相手に上から覆いかぶせられて苦しい体勢になったが、背中に乗せて反り倒した。

居反りは幕内では64年夏場所の岩風、十両では93年初場所の智ノ花以降、出ていない珍手。だが聡ノ富士にとっては得意技の1つで、18年秋場所以来16度目となった。

聡ノ富士の居反り連続写真(撮影・河田真司)

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嘉風「完全燃焼目標」平成最後の九州場所に気合い

九州場所のPRイベントを終え、記念撮影に臨んだ右から玉垣親方、浅香山親方、正代、嘉風、琴奨菊、佐田の海

大相撲九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)に向けたPRイベントが30日、福岡市内で行われた。九州出身の正代、嘉風、琴奨菊、佐田の海という幕内4人に加え、福岡県出身の浅香山親方(元大関魁皇)と九州場所担当の玉垣親方(元小結智ノ花)が参加。約200人と握手を交わすなど、ファンと交流を深めつつ、PRに努めていた。

嘉風は「平成最後の九州場所。完全燃焼で終わることが目標」と、連日の熱戦を約束。琴奨菊は、31日の日本シリーズの観戦に訪れることを明かした。「以前までは上の方で見ていたのですが、今回はもっと近い位置で観戦する予定です。日本シリーズのような短期決戦は、相撲の15日間と似ている。いかに自分の雰囲気でできるかが大事。近くで見ることで、いろんなことを感じて相撲に生かしていきたい」と話した。

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嘉風ら天神で九州場所PR 特製カレンダーも配布

 九州出身力士らが、福岡市の繁華街・天神で10月31日、九州場所開催をPRした。

 関脇嘉風、小結琴奨菊ら力士5人と玉垣親方(元小結智ノ花)、浅香山親方(元大関魁皇)がファン200人にポスター形式の特製カレンダーを配布した。玉垣親方によると15日間満員御礼は確実だが、2日目の13日から3日間はチケットが若干売れ残っている。今年初場所からすべて札止めが続いており「(4横綱ら)みんな出てきて盛り上がりますよ」と話していた。

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琴奨菊に檄?地元PR活動で横綱稀勢に間違えられた

九州場所15日間札止めを目指し、福岡市の繁華街・天神で場所開催をPRする(右から)玉垣親方、浅香山親方と九州出身力士(撮影・加藤裕一)

 大相撲の九州出身力士らが31日、福岡市の繁華街・天神で九州場所(12日初日、福岡国際センター)開催のPR活動を行った。

 福岡出身で三役に復帰、小結として出場する琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)も参加。ファンにポスター形式の特製カレンダーを配り、握手で笑顔を振りまいたが…。「稀勢の里関に間違えられちゃって。もっと頑張らないといけませんね」。大関から陥落後、苦闘を続けて再び上昇気流に乗ってきたが、まだまだと感じて苦笑いした。

 同じく活動に参加した玉垣親方(元小結智ノ花)によると、九州場所での15日間満員御礼は確実な状況だが、チケットは序盤の3日間などは完売していない。

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豪栄道「力に」福岡・天神で「横綱なれ~」と声援

九州場所をPRするイベントに出席した右から浅香山親方、豪栄道、松鳳山、佐田の海、正代(撮影・木村有三)

 大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)を前に、場所をPRするイベントが福岡市の繁華街、天神で行われた。

 綱とりを狙う大関豪栄道のほか、熊本出身の正代と佐田の海、福岡出身の松鳳山が参加。親方衆も浅香山親方(元大関魁皇)、玉垣親方(元小結智ノ花)らが集まり、大相撲カレンダーの配布と握手会を行った。

 年配女性から「豪栄道、横綱なれ~」と声を掛けられるなど、ファンから最も多くの声援を受けた豪栄道は「うれしいこと。ありがたい」と熱烈応援に感謝。「応援する声を力に変えたい」と話した。

 熊本出身で九州場所担当の玉垣親方は、前売り券の販売状況について土日以外の平日にまだ空きがある状況を説明。「土日は完売してるんだけど、初日の日曜はまだ完売していない。初日からバシっと満員札止めといきたいところです」と話し、集まったファンにチケット購入をお願いしていた。

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宇良劇場、居反りの前に下手投げ→アクロバット2勝

天空海を豪快な下手投げで破る宇良(撮影・岡本肇)

<大相撲夏場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館

 新十両の宇良(23=木瀬)が、得意のアクロバチックな相撲で国技館を沸かせた。東幕下2枚目の天空海(25)に対し、一瞬反るような形になり大技への期待を抱かせた。勝負の瀬戸際で、前転宙返りするように執念の下手投げを決め、2勝目を奪取。史上4位の所要7場所で関取になった新星が、ファンを楽しませた。

 十両の土俵で、宇良が躍動した。23年ぶりの大技居反りや、9年ぶりの伝え反りへの期待を抱かせ、執念で2勝目をつかんだ。軍配が自身に上がったことを確認した小さなヒーローは「よしっ」とうなずいた。

 まさに「宇良劇場」だった。立ち合いで天空海(あくあ)の右足を取りに動く。新十両4日目で最も低く立ち、手を伸ばすがつかめない。右に回り込みながら突っ張ってきた相手の攻めを、今度は低い姿勢でかいくぐる。続けて、懐に潜り込み左下手をつかんだ。

 その直後だ。天空海が左からすくい投げを仕掛けた時に、一瞬反るような形になった。「下から上に、押し上げたかった」と宇良。居反りか、いや伝え反りか! 館内にどよめきが巻き起こる。だが、相手の小手投げでまたも潜る形に逆戻り。それでもその投げをしのぎ、左から渾身(こんしん)の下手投げ。「腰を割って(相手の上に)乗らないように、足の位置に気をつけた」。しっかり右足で踏ん張り、土俵につきそうになった頭も亀のように引っ込めた。最後は前転宙返りのようになりながら、投げ勝った。ちょんまげではなく、背中と尻についた砂こそ、粘りに粘った勝利の証しだった。

 173センチ、127キロと小柄でも、抜群の身体能力がある。それは相撲より先に始めた体操で培った。当時4歳の宇良は泣き虫だった。幼稚園から1人でバスで帰る際は、いつも大泣き。見かねた母信子さん(49)は仕事後に迎えに行けるように、園内の体操教室に毎日1時間通わせた。マット運動や跳び箱を続け、小学校に入るころには側転や変則気味のバック転もマスター。相撲、レスリングとともに小6まで続けた体操も、今に生きている。

 相手より先に手をつかない執念も、幼少時から磨かれた。「昔から手をついて負けたら、すごく怒られたんで」と宇良は振り返る。「自分で勝負を決めたらあかん」「負けても印象に残る相撲を取りや」が母信子さんの口癖だった。ファンを魅了したアクロバチックな相撲で、星を五分に戻した宇良は「もっと勝ちたいです」。自分らしさ全開で、貪欲に勝利を追い求めていく。【木村有三】

<過去に宇良が出した珍手>

 ◆撞木(しゅもく)反り 低く構えて相手の懐に飛び込み、頭を相手の脇の下に入れて肩の上に担ぎ上げ、体を反らせて後ろに落とす大技。たすき反りにも似ているが、撞木反りは相手と自分が丁字形になる。日本相撲協会の公式記録では、史上1度も記録されていない。宇良は大学1年の11年、第89回全国学生相撲選手権大会団体戦で記録。

 ◆伝え反り 相手の差した手の手首あたりをつかみ、脇の下をくぐりながら体を反らせて、その圧力で倒す技。十両以上では07年九州場所10日目に、十両里山が栃乃花に決めた。宇良は大学3年の13年、第51回全国選抜大学・実業団対抗和歌山大会で記録。

 ◆居反り 立ち合いに低く飛び込んで相手の懐に入ったり、相手に上からのしかかられた時に、しゃがみ込むように腰を低く落として両手で相手の膝のあたりを抱えて体を反らせ、後方に投げ落とす大技。十両以上では93年初場所12日目、十両智ノ花が花ノ国に決めたのが最後。宇良は大学3年の13年、第89回全国学生相撲選手権大会個人戦などで決めた。

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宇良の居反り注意報発令中、佐藤戦「出るかも」親方

学生時代に居反りを決める宇良

<大相撲夏場所>◇2日目◇9日◇東京・両国国技館

 史上4位の所要7場所で新十両に昇進した宇良(23=木瀬)が、うれしい初白星を挙げた。元幕内で西十両12枚目の鏡桜(28)を一方的に押し出した。学生時代に得意とした奇手・居反りが注目されるが、4歳から始めた相撲で磨いてきた原点の「押し」で記念星を奪取。超個性派の新星が、関取としての1歩を踏み出した。

 居反りはいつ出るのだろうか。十両昇進が決まった春場所後、宇良は「封印したわけじゃない。たまたま出なかっただけ。十両の方が出しやすい」と言った。十両以上で3度しか出ていない珍技を、直近の93年初場所で決めた玉垣親方(元小結智ノ花)は「居反りは、相手に攻められた時に出る。体にも負担がかかる。それを宇良も分かっている」。けがを避け、押しにこだわっていると見ている。

 出る確率が高くなるのは、相手が長身で覆いかぶさってきた時。十両では192センチの東龍が候補と言える。今日3日目は同じ新十両で173センチ、157キロの佐藤と対戦。玉垣親方は「攻防があって、宇良が佐藤の脇に首を突っ込めば出るかもしれない」と予想した。

 ◆居反り(いぞり) 相手が上からのしかかるように攻めて来た時、しゃがみ込むように腰を落とし、両手で相手の膝を抱えて担ぎ上げ、後ろに反って倒す技。

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玉垣親方、宇良の居反り確率予想「10%くらい」

ピンクの勝負まわしで新十両の初日に臨んだ宇良だったが、黒星スタートとなった(撮影・岡本肇)

<大相撲夏場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

 新十両の宇良(23=木瀬)は、元幕内で東十両14枚目の天鎧鵬(31=尾上)に敗れて黒星発進となった。

 学生時代の“必殺技”で、プロ入り後はまだ出ていない奇手の居反りを仕掛けるチャンスもなかったが、今場所初披露する可能性は十分ある。

 決まり手が発表された55年夏場所以降、居反りは十両以上で3回しか出ていないが、直近の93年初場所花ノ国戦で決めた元小結智ノ花の玉垣親方(51)は「十両の方が、可能性はある」と期待する。宇良の2日目の対戦相手は、元幕内で西十両12枚目の鏡桜(28=鏡山)。182センチ、143キロで四つに組むのが得意なタイプだ。玉垣親方は「天鎧鵬より、かけづらい。四つ身がうまいからね。肘を引きつけて、締めてくるタイプだから。でも、宇良が懐に入れたら。頭を突っ込んで潜る体勢になればあるかも。10回やって1回あるかないか。10%くらいかな」と、“居反り確率”を予想した。

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安美錦「俺も見たい」宇良居反り、映像は確認済み

 関取最年長の37歳、幕内安美錦(伊勢ケ浜)が、奇手・居反りを武器とする新十両宇良(23)への強い関心を示した。4月30日に都内での稽古後、前日の稽古総見で宇良に対し、背後から「はよ行け!」とどやしつけた。その理由について「俺が居反りを見たかったから」と明かした。

 もともと宇良には興味津々で学生時代に居反りを決めた映像も確認済み。「(93年初場所で決めた)智ノ花とかは苦し紛れな感じ。居反りの質が違う」。それだけに「みんな見たい。俺も見たい」と繰り返した。

 総見後には直接、稽古場で技を見せるよう言った。「どんどん見せておけば1つ警戒するから、押し相撲も効いてくる」と、同じ業師らしく真意を説明。そして入門から7場所で体重を20キロも増やした宇良を「ちゃんと稽古しながら大きくしている証拠。一生懸命やってるし、いいよね」と評価した。

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居反りの宇良が昇進「十両の方が出しやすい」

新十両昇進が決まった宇良(左)と師匠の木瀬親方(撮影・木村有三)

 いよいよ、居反りが出るぞ! 日本相撲協会は30日、エディオンアリーナ大阪で夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を行い、宇良(23=木瀬)の新十両昇進が決まった。所要7場所での昇進は史上4位のスピード記録になる。宇良は、プロで1度も出していない得意技・居反りの“解禁”を示唆。母校関学大、京都・鳥羽高から化粧まわしを贈呈されることも内定した。

 楽しみな大技を目の当たりにする時が、近づいてきた。宇良は、居反りについて「十両の方が出しやすい」とはっきり言った。師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)も「十両は相手の体がでかくなる。宇良は中に入るから、やりやすくなる。その体勢になったら、やると思う」と予想した。

 居反りは、相手の懐に入って両手で膝を抱えて、上体を反らして後方に投げ飛ばす大技。十両以上では決まり手が発表された55年夏場所以降の約60年間で、わずか3度しか出てない。だが、中学までレスリング経験のある宇良は、アマ時代から居反りが得意。昨年春場所の初土俵後は1度も出していないが、それは基本の「押し」にこだわっていたから。「封印したわけじゃない。たまたま出なかっただけ」。稽古場では1年間で3度成功させており、いつ出てもおかしくない。

 体は小柄でも人一倍の根性がある。高校入学時は152センチ、52キロ。「周りの高校生と稽古することすらできなかった」。4歳から始めた相撲人生の大半で負け続けてきたが、くじけなかった。「相撲しかなかった。ずっと負けてる時から、あきらめずにやってきた。だから今がある」。所要7場所の十両昇進は幕下付け出しを除けば史上4位のスピード出世。パートで働き育ててくれた母岩崎信子さん(42)も見守った会見で「(十両は)給料が出る。それが一番」と笑った。

 母校の関学大と京都・鳥羽高では、早くも夏場所前に化粧まわしを贈呈することも内定。15日間の戦いになり、さらに注目度は増す。「十両で生き残れるように。常に挑戦者の気持ちを持って、思い切って自分の相撲を取っていきたい」。居反り、足取り…。173センチ、120キロの体を躍動させて、十両の土俵を沸かせるつもりだ。【木村有三】

 ◆宇良和輝(うら・かずき)1992年(平4)6月22日、大阪府寝屋川市生まれ。4歳でわんぱく相撲に参加。京都・鳥羽高から関学大に進学。13年にロシアで開催された武術と格闘技の世界大会の相撲(85キロ未満の部)で優勝。14年全国学生個人体重別選手権無差別級3位。15年春場所初土俵。同夏場所序ノ口優勝。173センチ、120キロ。

 ◆居反り(いぞり) 相手が上からのしかかるように攻めて来た時、しゃがみ込むように腰を落とし、両手で相手の膝を抱えて担ぎ上げ、後ろに反って倒す技。十両以上では過去3度決まっている。幕内では56年春場所14日目に前ノ山が楯甲に、64年夏場所2日目に岩風が若天龍に決めた。十両では93年初場所12日目に智ノ花が花ノ国に決めた。

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業師の宇良が新十両「常に挑戦者の気持ちで」

新十両昇進が決まった宇良(左)と師匠の木瀬親方(撮影・木村有三)

 夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)での新十両昇進が決まった宇良(23=木瀬)が30日、大阪・吹田市内の木瀬部屋で会見し「常に挑戦者の気持ちを持って、思い切って自分の相撲を取っていきたい」と抱負を話した。

 初土俵の昨年春場所から所要7場所での昇進(幕下付け出しを除く)は、史上4位のスピード記録。しこ名は「宇良」のままで「入門時から注目していただいて、宇良で応援してくれる方が多かった。そのまま応援していただければ」と話した。関学大時代に繰り出して注目を浴びた得意技の居反りは、まだプロでは出ていないが、十両は大型力士も多いため「十両の方が出しやすい」と発言。十両以上では93年初場所の花ノ国戦で智ノ花が出して以来出ていない珍技が、来場所から出る可能性が高まりそうだ。

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石浦「行けそうかなと」奇手居反り不発も白星ゲット

出羽疾風(右)を居反りで攻める石浦(撮影・神戸崇利)

<大相撲初場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館

 東十両10枚目の石浦(26=宮城野)が、奇手居反りに挑んだ。

 西十両14枚目の出羽疾風(26=出羽海)の懐に潜ると、右手で相手の左肘を抱え、左手で前まわしをつかんだ。その瞬間、グッと膝を曲げて沈み込む。背中を反らせて奇手に挑んだ。館内がワッと沸いた。

 そこは惜しくもこらえられて決まらなかったが、その流れで左下手を深く奪うと、投げを打つ。勢い余って体が1回転したが、相手に先に手をつかせた。

 居反りは、鳥取城北高時代に決めたことがあるという。「相手の足の形を見て、行けそうかなと行ったんですが…。立ち合いだけ集中して、後は体の自然な反応にまかせて相撲を取っていきました」。十両では93年初場所で智ノ花が花ノ国に見せて以来の珍手は、惜しくも次回以降に持ち越しとなった。

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バック宙できる107キロ宇良が入門会見

木瀬部屋に入門が決まり、相撲部員らに担がれ笑顔を見せる宇良和輝(撮影・益田一弘)

 アマチュア相撲の全国学生個人体重別選手権で昨年、無差別級3位に入った宇良和輝(22=関学大4年)が12日、兵庫・西宮市内の同大学で木瀬部屋への入門会見を行った。同大学初のプロ入りとなる172センチ、107キロの小兵は「2年で関取に昇進することが目標です」と決意を表明した。

 奇手の居反り、足取りが得意で「相手の予測できない動き」がモットー。107キロでバック宙ができる運動神経を持つ。居反りは中学までやっていたレスリングの「飛行機投げ」が原型。立ち合いでいきなりバックステップを踏むなど、取り口はフリースタイル。木瀬親方(元幕内肥後ノ海)は「最初は、これ、相撲かな? と思った。スタイルを変えず多くの相撲ファンに見てもらいたい」。宇良のキャッチフレーズには「アクロバット」と即答した。

 大学2年の8月、65キロ未満の階級で相撲歴4カ月の京大1年生に押し倒された。「非常に悔しかった。体重別にこだわるのはやめよう」と無差別級に挑戦。小学校と幼稚園の教員免許を取得見込みだが、プロ入りを決断。「大相撲の観客の前で大技を決めたい」。しこ名は本名を希望。“アクロバット宇良”が春場所(3月8日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)でデビューする。【益田一弘】

 ◆宇良和輝(うら・かずき)1992年(平4)6月22日、大阪府寝屋川市生まれ。4歳でわんぱく相撲に参加。相撲と並行して小学3年から中学3年までレスリングにも取り組む。京都・鳥羽高から関学大に進学。172センチ、107キロ。

 ◆居反り(いぞり) 相手の差し手をかかえ相手の脇の下に頭をつっ込み、差し手でまわしを取り、腰をかがめて後ろへ反る。幕内では56年春場所14日目の前ノ山-楯甲戦で前ノ山が、64年夏場所2日目の岩風-若天龍戦で岩風が決めた2度だけ。十両では93年初場所12日目に智ノ花が、花ノ国に決めた1度しかない。

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