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朝乃山、地元の思い背に7月場所へ「ポジティブに」

朝乃山(2020年3月20日撮影)

大相撲春場所後に大関昇進を果たした朝乃山(26=高砂)が9日、報道陣の電話取材に応じた。

10日後に迫った開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて「気持ち、心の面でもポジティブに考えを持って、あまりネガティブにならないように、出来るだけプラスのことを考えて初日まで稽古をし、しっかりと体をケアしてケガしないように初日までいきたい」と意気込んだ。

この日も都内の部屋で、幕下相手に相撲を10番ほど取ったという。最近は場所前に出稽古で調整するが、現在は新型コロナウイルスの影響により禁止となっている。しかし、「十両の時とか幕内に上がった最初の方はやってなかった」と場所前に出稽古しないのは初めての経験ではない。「(部屋の)幕下にも今後のホープがいる。いい稽古が出来ていると思う」と手応えは十分にある。

厚いサポートを受けて本場所に臨む。この日までに、全国の関係者から部屋に食材などが届いたという。「名古屋のお客さんだったら食材とか肉、野菜とか飲み物、カップラーメンなど送って頂きました。名古屋の方以外からも、いろんな地方から送って頂きました」と有り難がった。

また同じ富山出身の柴田理恵(タレント)、室井滋(女優)ら、著名人からも支援を受けたことを明かした。「柴田理恵さんからは結構いいお肉。室井滋さんからもお肉とかウインナーを。今は僕らは何もできないので、電話をして『ありがとうございます』って。お礼の電話はさせて頂きました」と感謝した。

4月には富山市の住民らが作成した、自分のしこ名が入った反物を使用したマスクが部屋に届いた。7月場所で会場入りの際に着用するかを問われると「自分の反物なのでね。自分好きすぎ感が、何かちょっと…」と恥ずかしそうにしたが「若い衆がしてくれるのはうれしいですね。作った方もそれを見たらうれしいでしょうし」と地元ファンを思いやった。

ここまでリラックスした状態で、取材に応じている新大関。開催したとしても無観客が濃厚な7月場所へ「(春場所で)1回経験していますから」とどっしりと構えた。

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霧馬山「夢みたい」白鵬や朝乃山との相撲に胸躍る

横綱鶴竜(右)と三番稽古する霧馬山

新入幕から3場所目で番付を西前頭3枚目まで上げた霧馬山(24=陸奥)が8日、報道陣の電話取材に対応し、近況や開催を目指す7月場所(19日初日、両国国技館)への思いなどを語った。

これまで稽古は横綱鶴竜(34)との、ぶつかり稽古などを行っていたが、この日初めて、連続して相撲を取る三番稽古を、10番ほど取ったという。全敗だったといい「さすが、すごい横綱だなと思いました。立ち合いで前みつを取る自分の相撲が、さすがに取れなかった」と脱帽した。横綱からの指名だったそうで「横綱が(陸奥)部屋に来て良かった」。昨秋、鶴竜から井筒部屋から陸奥部屋へ転籍以降、ぶつかり稽古を除けば、初めて胸を合わせたという。

これまでは「自分の弱い筋肉とかを鍛えてきた。もっと強くしたいなと思って毎日やっています」と振り返り、四股は1日200~300回、踏んだという。体重は現在、140キロ。食事については鶴竜から、かねて「ちゃんと食べるように」と指導されており、今も「いつも横綱の隣で2杯、3杯とか」食べているという。おかげで135キロまで落ちた体重も戻った。理想は150キロだという。

モンゴルの家族とは、頻繁に連絡を取り合っているようで「東京、日本どうなっている? 気をつけてって言われている」。モンゴルでは現在、新型コロナウイルスの感染者は出ていないという。

感染防止には、当然のように外出の際は「ちゃんとマスクして、帰ってきても手洗いうがい、それもちゃんとやって、あんまり外に出られないですね。出ると怖いので、部屋でもゲームとか映画見たりとかして」気分転換を図っている。普段より自分の時間ができることで「日本語を覚えるチャンスですから」とプラスにとらえる。

平幕上位で、横綱や大関と上位総当たりが予想される。「ちょっと緊張していますね。やっぱり横綱、大関と当たるので、自分の中で緊張しているんですけど、すごい楽しみにしています」とし「誰とやるのが一番楽しみか」という問い掛けには「やっぱり白鵬関とか、大関朝乃山関とか。夢みたい」と楽しみにしている。

その7月場所は「とりあえず勝ち越しですね」と目標を設定。金星も熱望する。鶴竜の転籍で本割での対戦はないが「同じ部屋になって今、胸を合わすのは、場所よりも稽古する方がすごいうれしい」と精進の糧にする。一方で、解禁されないまま本場所を迎える可能性がある出稽古については「できれば行きたかった。時津風部屋に行くと、いろんな人いるので」と「しょうがないですね、協会で決まっているので」と割り切りつつ残念そう。その分は、部屋での鶴竜との稽古を「出来ることが最高。今は1番(でも)勝ちたいです。1番勝てれば自分で自信になります」とモチベーションにする。

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昇進で昇給の朝乃山 3万円「ヨギボー」にダイブ

リモート会見で取材に応じる朝乃山(2020年7月6日撮影)

大相撲の大関朝乃山(26=高砂)が七夕の7日、願い事に2度目の優勝と“打倒コロナ”を挙げた。

通常ならこの時期は、ファンサービスの一環として協会などが用意した短冊に願い事を書く。稽古後、電話取材に応じ「今日七夕なんですね。全然知らなかった。(今年書く機会があれば)優勝と書いていましたね。あとは体調管理をしっかりしてコロナに負けないと」と話した。

大関として初めて臨む7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて、準備を整えている。大関用に化粧まわしを2本新調。1本は昨年12月に発足した朝乃山東京後援会から贈られた。「(色は)白ですね。龍の絵が描いてある。すごくいいデザインかなと思っている」。稽古も順調で、6月から毎日10番以上取っており「(7月は)6月の稽古よりも一段階気合が入ります」。相撲を取る相手は部屋の幕下。「幕下のホープが何人かいる。そういう人を関取にあげるのも自分の役目」と、大関としての責任感も強まっている。

地位も上がって4月から月給も上がり「やったーという感じですね。子どもみたいな反応でしたね」とおどけてみせた。給料が増えたこともあり人気ソファ「ヨギボー」のダブルを3万円で購入。「人を駄目にするソファ。人を駄目にするクッションですね。買ったときは布団にダイビングするんじゃなくてヨギボーにダイビングしてました」と、納得のいく買い物だったようだ。

昨年12月に冬巡業で訪れた熊本県人吉市が豪雨に見舞われている。「巡業開催したところがこういう被害があったのは心配ですね。自分らが何かできればやりたいですね」と憂慮した。【佐藤礼征】

19年夏場所で優勝し、笑顔でパレードに出発する朝乃山(右)(19年5月26日撮影)

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朝乃山「大関は常に優勝争い」7月場所への自覚十分

リモート会見で取材に応じる朝乃山

4カ月ぶりの本土俵でも焦りはない。新大関朝乃山(26=高砂)が6日、リモート会見に臨んだ。本来ならこの日は、無観客開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の番付発表日。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月の夏場所が中止となり、番付は据え置きとなったため、番付発表は見送られた。そんな中、2週間後に迫った7月場所に向け、新大関が抱負や心境を語った。

   ◇   ◇   ◇

画面を通して報道陣の前に姿を現した朝乃山は、慣れない取材対応でも丁寧に自分の思いを口にした。3月の春場所以降、新型コロナの影響で自粛生活が続き、夏場所は中止に。6月に入り、ようやくぶつかり稽古や申し合い稽古を再開した。新大関として迎える場所が待ち遠しいはずだが「焦らずに本場所の土俵に立てればいい。とにかく焦らずにいこうという気持ちを持っています」とどっしりと構えた。

長く続く自粛生活の中で、ストレスをためないことは重要だ。アクション映画好きの朝乃山は、最近見た映画を問われ「『ジョン・ウィック』です」と即答。キアヌ・リーブス主演の殺し屋の復讐(ふくしゅう)劇が描かれた作品などを観賞し「気持ちを切らさずに高めている」という。

また大鵬や千代の富士、師匠(高砂親方)の朝潮ら歴代横綱、大関の現役時代の動画もチェックしている。「どうやったら右四つになれるか、右四つになれなかったらどうやって対処するのか」と、満足に稽古ができない状況下でも工夫を凝らしている。

大関に昇進して3カ月がたったが、土俵に立つ姿をまだお披露目できていない。満員の観客からの大関コールが待ち遠しいはずが「それはお客さんが一番望んでいる。僕は土俵の上から白星を届けるのが恩返しだと思う」と自覚は十分だ。さらに「大関という地位は常に優勝争いをしないといけない地位」。自分に言い聞かせるように決意を語った。【佐々木隆史】

角界初のリモート会見を行う新大関朝乃山

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新大関朝乃山7月場所へ「体を作るだけ、気合を」

角界初のリモート会見を行う新大関朝乃山

新大関の朝乃山(26=高砂)が6日、オンライン会議システム「Zoom」による、報道陣とのリモート取材に応じた。

本来なら、この日は開催を目指す大相撲7月場所(19日初日、両国国技館)の番付発表日。だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け5月の夏場所が中止されたため、番付は据え置きのまま。7月場所の新番付は作られず、番付発表は見送られた。

無観客開催だった3月の春場所で大関昇進を決め、お披露目するはずだった5月の夏場所は中止。仕切り直しとなる7月場所に向けての抱負や近況などを語った。

約2週間後に控えた初日に向けては「あとは初日に向け体を作るだけ。あと2週間、気合を入れます」と語った。6月に入り申し合いや、ぶつかり稽古を再開。当初は「立ち合いの動作とか鈍かったけど、修正してだいぶ戻りました」と回復。部屋の関取は朝乃山以外に再十両の朝弁慶しかいないが、幕下に力のある力士がおり、稽古には不自由していないようだ。出稽古で他の部屋の関取衆と申し合いなどで力を付けるのが、最近の調整法だった。それも出来ないが「不安はありません。大丈夫」と頼もしく語った。

自粛生活が続くが「ストレスをためるのは体によくない」と、映画観賞などでストレスを発散。キアヌ・リーヴス主演のアクション映画「ジョン・ウィック」などを鑑賞し「気持ちを切らさず高めている」という。また大鵬、北の湖、北天佑、師匠の朝潮ら歴代横綱、大関のビデオも見て「どうやったら右四つになれるか、右四つになれなかったらどうやって対処するか」と研究にも余念がなかったという。そんな中でも最も「すごいな」と印象に残っているのは「千代の富士さん」という。

Zoomによる会見形式の取材対応は「ひじょうにやりにくいです」と苦笑いしながらも、約30分にわたり1つ1つの質問に丁寧に対応。本場所で「大関朝乃山」とコールされることを熱望しているのでは…という問い掛けに「それを一番、望んでいるのはお客さん。土俵の上から白星を届けるのが恩返しだと思っています」とファンへのメッセージも忘れなかった。

朝乃山(2020年3月16日撮影)

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朝乃山、無心で挑め大関場所/大ちゃん大分析

大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影=2020年3月25日)

<特別編>

日刊スポーツ大相撲評論家の高砂親方(元大関朝潮)に、部屋の近況や開催を目指す7月場所(19日初日、両国国技館)への思いなどを語ってもらう不定期連載「大ちゃん大分析~特別編~」。5回目は、弟子の朝乃山が昇進して迎える「大関」について語ります。

  ◇   ◇   ◇  

朝乃山が大関として初めて臨む晴れの本場所が、1場所延びた。まあ焦ることはない。稽古の方も、部屋の関取衆や幕下と1日10番から15番、取っている。ケガもなく体の張りも、今のところ問題ない。初日まで3週間以上ある。じっくり腰を据えてやればいい。

自分が新大関になった時のことを思い出すな。37年前の夏場所か。今も大関以上は国技館の地下駐車場に入れるように、自分専用の車で場所入りできて、うれしかった。同時に身が引き締まる思いもした。公式行事も「三役以上」が出席できるものもあるけど、やっぱり「横綱、大関だけ」となると格が違う。そんな時は背負う「看板」の2文字の重さを感じた。大関とりに挑戦する時は、マスコミも勝って騒いでくれるけど大関は勝って当然。「負けて騒がれるのか…」と地位の違いを思い知らされた。

もちろん大関になって初めて感じることばかりだ。だから今の朝乃山に、アレやコレや言っても始まらない。最近の大関は、かど番が多いから、それは困るけど、あとは自分が経験して初めて分かること。無心になって臨めば道はおのずと開ける。(日刊スポーツ評論家)

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正代が大関昇進意欲「悔いない相撲」部屋けん引覚悟

7月場所に向けて稽古を行う正代(右)

大相撲の関脇正代(28=時津風)が、大関昇進への意欲を語った。25日、代表取材に応じた。春場所後に年下の朝乃山が大関に昇進し「自分も上がりたいという気持ちは今まで以上に強くなった」と刺激を受けているという。「(大関は)全力士が目指す場所。力士としては特別な地位。がむしゃらに狙ってもなれるものでもないと思うし、自分のペースとか自分のやり方を乱さないように、そして悔いのない相撲を取って、それで(結果が)ついてきたらいいと思う」と意気込んだ。

昨年九州場所から2場所連続で2桁白星を挙げ、春場所では関脇として初めて勝ち越した。覚醒しつつある大器は、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて「2週間くらい前から」相撲を取る稽古を再開させ、この日は前頭豊山と約10番取ったことを明かした。「相撲を取り始めて最初の方は、体がどうしてもついてきてないというか、息が上がるのも早いなという感じがしたんですけど、ちょっとずつ対応してきているのかなという感じです」と、徐々に状態を上げている。

4月に引退した井筒親方(元関脇豊ノ島)に代わって、部屋を引っ張る覚悟だ。「自分とか豊山が部屋を引っ張っていかないといけない。(若い衆への)指導もそうですし、胸を出したりしなくちゃなと思う。気持ちはだいぶ強くなりましたね」。一線を退いた兄弟子は現在、部屋付き親方として指導に当たっている。現役時代と変わらず「すごい面倒見がいい方。すごい教え方も的確」と感謝。稽古場でまわしを締めているそうで「今ダイエットにいそしんでいらっしゃいます」と、軽快にいじった。

一方で自身は、この外出自粛期間で若い衆にテレビを奪われた? ことを告白した。「若い衆が自粛期間を見越してアマゾンのファイアスティックTVってあるじゃないですか。あれを予約して、でもテレビがないと。僕がずっと(部屋の個室の)テレビを見てなかったので『見ないならください』と取られまして」。正代からテレビを譲り受けた若い衆は「すごく喜んでます」とのことだ。「小さいテレビだったので前から買い替えようと思ってたんですけど、テレビ見ないからいいやと後回しにしてたんですけどね。まあいい機会でしょうか」と前向き。自室にはテレビがなくなり、通販で新しいテレビと周辺機器を注文。自身も映画やアニメを視聴して気分転換をしている。

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朝乃山は調整順調「自分自身とも闘い」大関自覚十分

朝乃山(2020年3月16日撮影)

大相撲春場所後に新大関に昇進した朝乃山(26=高砂)が22日、日刊スポーツの電話取材に応じた。本来ならこの日は、名古屋場所の番付発表日。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で同場所は延期となり、番付は開催中止となった夏場所のまま。そんな中、日本相撲協会が無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)、新大関としての自覚や心境などを語った。

   ◇   ◇   ◇

雨が降りしきる都内の高砂部屋で、朝乃山は電話取材に応じた。本来なら今ごろは、愛知・蟹江町に構える宿舎にいるはずだった。しかし名古屋場所は延期となり、開催場所は両国国技館に変更。「名古屋のいろいろなお客さんから『寂しいね』と連絡をもらった。年1回の名古屋に大関として行けないのは寂しい」と率直な思いを漏らした。

しかし下を向いてばかりではいられない。7月場所初日まで、1カ月を切っている。部屋では6月から、接触を伴うぶつかり稽古や申し合い稽古を再開。部屋の関取は出稽古は禁止だが「部屋で稽古すれば十分。幕下にも関取を目指す若い衆がいる。いい刺激をもらっている」と日々、手応えを得ている。稽古後の筋トレも欠かさず、自粛生活が続いているが体重に変化はない。「しっかり体を維持できているのはいいこと」と調整は順調だ。

春巡業は中止、延期となり、夏場所も中止となったため「大関朝乃山」を世間に披露できていない。しかし「今度は大関という立場だから負けられない戦いが続く。自分自身とも闘わないといけない」と本土俵に立たずとも自覚は十分持っている。最後に本土俵に上がったのは、春場所千秋楽の3月22日。7月場所が開催されれば約4カ月ぶりの本土俵となる。「これだけ空いたのはプロになって初めてだけど、体を休めるというプラスもあった。気持ちも楽になった」。心機一転した新大関が7月場所で大暴れする。【佐々木隆史】

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朝乃山「大相撲は愛されている」7月場所前へ心境

朝乃山(2019年11月24日)

日本相撲協会が無観客での開催を目指す大相撲7月場所(東京・両国国技館)初日の1カ月前となる19日、大関朝乃山(26=高砂)が協会を通して現在の心境を明かした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月の夏場所が中止となり、本場所は3月に大阪で行われた春場所が最後。「2カ月に1度本場所があるので、応援してくれる方々には『相撲が無いと寂しい』と言われ、あらためて大相撲は皆さんに愛されているんだなと実感しました。早く本場所の土俵で相撲を取りたいと思っています」とコメントした。

各師匠判断となっている接触を伴うぶつかり稽古は、すでに部屋で行っており「基礎を見直しながらやっている。感覚を取り戻しながら自分の相撲を磨いていきます」と焦ることなく1カ月後の初日を見据えている。出稽古はいまだ解禁されていないが「部屋で稽古をすれば問題ないと思います。常に場所があると思い、日々過ごしています」と気持ちを切らすことなく、着々と準備している。

昨年5月に行われた夏場所で初優勝を果たし、同6月には地元・富山と母校の近大でパレードを行った。「1年がたつのが早いと実感しています。またパレードが出来るように頑張りたいです」と意気込んだ。常に感謝の言葉を口にする地元に対して「まだまだ大変な思いをされている方々がいらっしゃいますので、皆さんで助け合いながら前に進んでいって欲しいです。自分の相撲を見て少しでも元気を取り戻してもらえるように一生懸命頑張ります」とコメントした。

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「アサノマスク」浴衣から作製/大ちゃん大分析

後援者から送られた浴衣地で作られたお手製のマスク(高砂部屋提供)

<特別編>

日刊スポーツ大相撲評論家の高砂親方(元大関朝潮)に、部屋の近況や開催を目指す7月場所(19日初日、両国国技館)への思いなどを語ってもらう不定期連載「大ちゃん大分析~特別編~」の第3弾は、アベノマスクならぬ…。

  ◇    ◇    ◇

コロナの影響で悲しい思いをしている飲食店関係の人も大勢いるだろう。実は銀座で、高知の同級生が開いていた土佐料理の店も閉じてしまった。体がしんどく後継者がいないことも理由にあるけど、自粛で店を開けず家賃の高さも大きかったようだ。仕方ないけど切ないな。

高砂部屋は変わりなく、みんな元気でやっている。6月に入って関取衆をはじめ、通常の相撲を取る稽古も再開している。ただ7月場所まで、まだ40日ぐらいある。普通なら前の場所の千秋楽が今ぐらいだから、まだまだ初日は先だ。メリハリをつけながらエンジンをかけるのは、7月に入ってからだな。

おととい(9日)かな、朝乃山がBSの番組にリモート出演していた。何か不思議な感覚だな。通常の対人の取材ができなくて、記者の人たちも相撲を取るわけじゃないのに、稽古場が恋しくなったんじゃない? 

この時期、相撲部屋では浴衣を作る季節だ。ありがたいことに、地方の後援者の人たちが何かできないかと、浴衣地でマスクを作って送ってくれた。部屋の浴衣地は熊本から、朝乃山の浴衣地は地元・富山の方が手作りしてくれた。まさにアサノマスクだ(笑い)。角界に入って40年以上たつが、よもや浴衣地からマスクが作れるなんて想像もできなかった。日本人の器用さとか発想力とか、このコロナ禍でいろいろ感じさせられることはあるな。(日刊スポーツ評論家)

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20位琴勝峰へ激励「ほしいもの全て持っている」

 

第9回大相撲総選挙にご投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

20位 琴勝峰 920票

★琴勝峰関が中学生の頃初めて知り、お相撲さんになると分かりずっと応援しています。みんなに応援してほしいような、まだみんなには知られたくないような複雑な気持ちですが、今後も応援したいと思っています。(40代女性)

★柔らかさとしなやかさと力強さと素早さ、おすもうさんがほしいもの全て持っているような逸材だと思って応援しています。(50代女性)

★まさに将来有望! フレッシュで、気持ちの良い取組を見せてくれる。一気に駆け上がって行くのではないでしょうか!? 期待しています。(30代女性)

★琴勝峰は大ケガがなければ、横綱まで行けると思います。(40代男性)

★「次期横綱」次の次くらいかもしれませんが、それくらい期待してます。伸び代もまだある感じがします。(50代女性)

★琴ノ若と切磋琢磨(せっさたくま)して上を目指して欲しい。(30代男性)

★朝乃山のようにデカくしなやか。絶対大成します。これから自分の型をものにしたら横綱になると期待しています。(40代男性)

★思いっきりの良い相撲が目立ち将来大関以上は間違いないのと若手ということもあり期待しています。(20代男性)

★初場所で絶好調だった照ノ富士関に食らいついていったあの相撲見て、平成3年夏場所初日、貴花田が千代の富士に食らいついて離れなかったあの一番を思い出しました。負けはしたけど良い内容でした。幕内でもどんどん食らいついていってほしいです。楽しみです。(40代女性)

★琴勝峰がスマホで一括変換されるようになってほしいから。(40代男性)

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2位朝乃山へエール「高砂親方定年退職にぜひ花を」

第9回大相撲総選挙にご投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

2位 朝乃山 3562票

★目指せ横綱! 高砂親方の定年退職にぜひ花を添えて頂きたいですし、それが可能な力士だと思います。(40代女性)

★人間性がしっかりしている。うそがない等身大のインタビューに好感が持てる。相撲内容が力強い。応援したくなる。また屈託のない笑顔が好き。(40代男性)

★強いかっこいい優しい! 今まで何度も対応していただきました! 富山の人間山脈、将来横綱!(20代女性)

★去年、近大でやった優勝パレードに祖父と一緒に見物に行きました。とてもきれいで美しいおすもうさんだと思いました。右四つになれば朝乃山! という型を持っているし、優勝したからといっててんぐにならず、さらに精進しているように見えます。ぜひぜひ横綱になってほしい。みんなのお手本になってくれると思います。祖父も「朝乃山は横綱になる」とパレードの時に予言していました。

(30代女性)

★朝乃山関は入門した時からその体つきと相撲っぷりに大関、横綱を期待させる存在でした。またその期待通り大関に昇進。けがや体調不良も少なく大関から陥落する姿は想像できません。優勝がまだ一度だけなのが不思議なくらいです。今後は国技館の優勝額を朝乃山で埋め尽くすほどになって欲しいと期待しています。(30代女性)

★けれん味のない本格派の四つ相撲。右四つをさらに磨いて、横綱になって欲しい。美しい横綱土俵入りを見たいです。(60代以上女性)

★相撲に対する姿勢、取り組み、日頃の態度すべて自分も見習わなければいけないと思える。地元の先輩であり、とても誇らしいと思う。(10代以下女性)

★朝乃山は正攻法の取り口が正々堂々としていて好きです。富山弁で話すところも素朴で好きです。(40代女性)

★相撲が強いし、かっこいい。優しい話し方とかわいい笑顔。真面目そうで穏やかそう。将来は横綱になって欲しい(10代以下女性)

★朝乃山関はこれから貴景勝関と良きライバルとして鍛錬互いに鍛えていってほしい。(20代女性)

★富山のスーパースターになって欲しい。毎場所、欠かさず取組を見て応援しています!(40代男性)

★白鵬関に勝ち、引導を渡す人になってほしい。押し相撲も迫力があってよいのだが、横綱になるにはやはり四つ相撲ではないかなぁと思う。今度は文句無しで横綱になって、角界を引っ張っていっていただきたいです。(50代女性)

★大切な人を失った人だからこその強さがある。恩師に天国から見守ってもらいさらに上を目指してほしい。(30代女性)

★自分の型がしっかりあり、強い! 相撲にまっすぐなところも、好感が持てる! 身体のバランス、筋肉が良い! かっこいい! すてき! 大好き!(20代女性)

★必ず、横綱になると思う。何故なら人間的にも素晴らしいから。(50代男性)

★朝乃山関は努力の人、巡業で見かけたときの集中力と迫力に感動してから大好きになったので。未来の横綱ととても期待しています。けがをしませんように…。(20代女性)

★真摯(しんし)な相撲の取り口と実直とした雰囲気が「おすもうさん」という感じがする。大関になったときの口上も良かった。(30代女性)

★新大関になってくれてうれしい! 荒磯親方(元横綱稀勢の里)のような強い横綱になって欲しい! 令和初の横綱を目指してくれたらいいな!(20代女性)

★相撲も人間性もすばらしく品格があり横綱になれる力士だから。(60代以上女性)

★朝乃山関と同じ出身地ということもあり1番応援しているからです。大関に昇進したときの口上を述べた場面が感動しましたしうれしかったです。これまで稽古を頑張ってきた成果が出たように感じました。また笑顔がかわいくて地元の人を大切にしてくれる優しいところが特に好きです。(10代以下女性)

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新大関朝乃山は10位から一気2位/大相撲総選挙

第9回大相撲総選挙の結果

<第9回 大相撲総選挙>

日刊スポーツが行った人気力士アンケート「第9回大相撲総選挙」は、大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が初の1位に輝いた。2位に新大関朝乃山(26=高砂)が入った。

新大関は勢いが違う。前回の10位から一気に頂点に近づいた。1位の貴景勝とはわずか97票差だ。「朝乃山関はいずれ横綱として角界を牽引する力士になると思います」(50代男性)「正攻法の相撲で強く横綱になる力士だと確信してます。巡業先で笑顔が可愛かった」(60代以上女性)「朝乃山は応援したくなるかわいらしさと人間性を備えている。ケガせず横綱まで駆け上がってもらいたいです!」と今後に期待する声が多く寄せられた。

◆投票方法 投票対象は夏場所番付の幕内力士。5月27日午後9時から6月6日まで日刊スポーツのウェブサイトで投票を受け付けた。ウェブは端末1つにつき1日1回、1回3人まで投票可能とした。前回までははがきでの投票も受け付けていたが、今回はなし。

19年夏場所で優勝し、笑顔でパレードに出発する朝乃山(右)(19年5月26日撮影)

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御嶽海「素早さつくかと」自粛中ミット打ち稽古開始

御嶽海(2019年9月22日撮影)

大相撲の関脇御嶽海(27=出羽海)が6日、AbemaTV放送の「大相撲ABEMA場所~記憶に残る名勝負100連発~ 三日目」にリモートで生出演した。都内の部屋から出演したといい、自粛生活が続く近況について「やることがなさすぎて稽古しかない」と明かした。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて、まだ対人の稽古は始めていないが「基礎運動はしっかりやれている」と御嶽海。体をじっくりつくっている。

ステイホームが続き、新たな取り組みも始めた。「体を動かすのが好きなので、たまにミット打ちをする」。ストレス発散も兼ねて、グローブを購入して汗を流しているという。「俊敏性というか、体を動かすので素早さがつくかなと思ってやっている」と狙いを語った。

4月の番付発表で、昨年九州場所以来3場所ぶりとなる三役復帰を果たした。3月の春場所後、同じ学生相撲出身で年下の朝乃山が大関昇進。自身も長年大関候補と呼ばれているだけに、7月場所を大関とりの足がかりとしたいところ。「(ファンを)何回もがっかりさせている。後輩の朝乃山関にも先を越されてしまったので、のんびりはできない」と危機感を募らせた。

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女房、マネまで部屋全体で抗体検査/大ちゃん大分析

高砂親方(2019年12月24日撮影)

<特別編>

日刊スポーツ大相撲評論家の高砂親方(元大関朝潮)に、部屋の近況や開催を目指す7月場所に向けての思いなどを語ってもらう不定期連載「大ちゃん大分析~特別編~」の第2弾は、抗体検査を通じての医療への思いです。

  ◇    ◇    ◇

巨人ファンだから余計に驚いた。あの坂本にも陽性反応が出たという。誰がどこで、この新型コロナウイルスに感染するか分からないということだ。高砂部屋も部屋全体が、まるで消毒液に入っている感覚で日々過ごしている。

日本相撲協会では既に希望者への抗体検査を進めているが、高砂部屋も3日に受けた。力士や私や裏方はもちろん、協会員ではないが女房やマネジャーも受けさせた。自宅待機中だった行司や呼び出しとも久々に再会。元気そうでホッとした。問診票を書いて検査の意味をビデオで説明され、採血して脈拍も測った。

受検したのは約30人。医療関係者が7人ぐらいで対応してくれたけど、クーラーがないから防護服姿の医療関係者は汗だくだった。テレビなどで見聞きしていたけど、あの姿を見て医療従事者の方には、あらためて頭が下がる思いだ。朝乃山に早くクーラーを付けてもらわないと(笑い)。いや、余計なことを言うと叱られるからやめよう。

この感染症はインフルエンザと同じ感覚で、うまく付き合っていくしかないだろう。同時にワクチンの開発が待たれる。3月の春場所中、奈良にいる製薬関係者の知人から聞いた話によるとウイルスに効く、効かないの判別をAIが出来るそうだ。ただ臨床実験をしないと販売までには至らないようだ。蓮舫さんには申し訳ないけど、ここはナンバー2ではなく世界でいち早く、ワクチンが開発されればと願っている。(日刊スポーツ評論家)

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大相撲総選挙の投票受付中 選挙風ポスター公開

<第9回 大相撲総選挙>

大相撲の人気NO・1力士は誰か? 日刊スポーツ新聞社は第9回大相撲総選挙を実施しました。対象は夏場所番付の幕内力士42人。今回はインターネットのみで6日まで投票を受け付けました。結果は6月上旬の紙面でも発表します。

白鵬

優勝44回など、いくつも最多記録を持つ。中でも51場所連続2桁勝利はまず破られないとみられている。前人未到の世界を生きる

鶴竜

付け人を始め、若い衆からの信頼が厚い横綱。めったなことでは怒ったりしない温厚な人柄は、相撲ファンにも支持されている

貴景勝

雑念を捨てて集中すれば、火も涼しく感じる。相撲にすべてをささげ、気持ちの強さが持ち味の貴景勝にぴったりの四字熟語

朝乃山

新大関として迎えるはずだった夏場所は中止になった。だが、朝乃山にとっては大関も通過点のはず。横綱も狙える実力者だ

正代

心にくもりがない。時に発言が慎重になるが、これは正直に気持ちを打ち明けているからこそ。相撲の取り口も正々堂々が信条だ

御嶽海

「乾坤一擲(けんこんいってき)」は運命をかけて大勝負することを言う。御嶽海は優勝経験もあり勝負強いタイプ。大関候補の1人

大栄翔

骨身を惜しまず、全力を尽くすことが「粉骨砕身」。体全体を大きく使って相手に立ち向かう大栄翔の相撲は、まさにこれだ

隠岐の海

空を行く雲、流れる水のように、隠岐の海は気負うことなく自然体。ベテランらしくあたふたせず、よどみなく土俵に立ち続けている

遠藤

相撲に流れがあり動きに無駄がなく、理詰めで相手を追い詰める。支度部屋では多くを語らず、落ち着き払っているさまは明鏡止水

豊山

今回が自己最高位の西前頭筆頭。本来の実力は出し切っておらず、三役以上を虎視眈々(たんたん)と狙っている。朝乃山のライバル

隆の勝

春場所で12勝を挙げ、初の三賞となる敢闘賞を受賞。一気に番付を上げてきた25歳はまさに新進気鋭。愛称の「おにぎり」も定着

阿武咲

「土俵で花が咲くように」との願いを込めてしこ名が付いた。運動能力が高く、歌もうまい。まさに「華がある」力士の1人だ

宝富士

左四つになれば上位にも負けない。がっぷりの体勢から稀勢の里に勝ったことも。かつて魁聖に「左四つのモンスター」と言わしめた

霧馬山

陸奥部屋のホープ。鶴竜が転籍してきて、稽古場で胸を借りながら学んでいる。まだまだ伸びしろも多く、土俵の内外で奮闘中だ

覚悟を決めて角界入りしてから、横綱を目指す意志は今も変わらない。不器用で真面目。いつでも妥協せず、一生懸命に稽古している

碧山

太い腕を生かした強力な突き押しが武器。立ち合いから迷いなく、一刀両断のごとく相手に立ち向かう

阿炎

言動に自分らしさがあふれ出る。周囲がハラハラすることもあるが、これもまた阿炎の魅力。相撲っぷりも個性があふれ出ている

北勝富士

鋭い立ち合いは、まるで狩りに向かうライオンのような迫力。埼玉・所沢市出身。西武ライオンズ戦の始球式を務めたこともある

炎鵬

今、最も観客を沸かせることができる力士の1人。小兵ながら素早い動きと多彩な技で巨漢を倒す。まさに「銭の取れる」人気者だ

竜電

山梨県出身。甲斐の戦国大名・武田信玄の軍旗には「風林火山」と書かれていたとされる。疾(はや)きこと風のごとく-を体現する

 

照強

性格は明るく前向き、強気で意気軒昂。取組前の大量の塩まきはすっかり定着した。小兵ながらも、強いメンタルで幕内に定着した

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朝乃山7月場所へ「感覚を戻しながら」近況明かす

朝稽古で四股を踏む新大関の朝乃山

大相撲の新大関の朝乃山(26=高砂)が2日、日本相撲協会を通して、近況を明かした。各師匠の判断となっている接触を伴うぶつかり稽古などはここまで行ってきており、相撲を取る稽古については「昨日から少しずつ取り入れています。ここからまたじっくり体を作っていきたいと思います」と6月に入り、再開したという。

協会が無観客での開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けては「立ち合い、踏み込み、左上手。感覚を戻しながら磨いていきたい」と3月の春場所後に課題に挙げた立ち合いと踏み込みの鋭さ、力強い左上手を養う。

全国的に緊急事態宣言が解除され、他のスポーツも開幕、再開への道が見えてきている。その中で、あらためて大相撲の役割について「1人1人の役割がありますし、お客様に喜んでもらえるように頑張ります。(地元の)富山県でも大変な思いをされている方々がいるので、皆さんで助け合いながら元気を取り戻して欲しいです」とコメントした。

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7月開催へ、感染予防徹底し前向く/大ちゃん大分析

高砂親方(2019年12月24日撮影)

2カ月に1度、奇数月に当たり前のようにあった大相撲の本場所がなくなりました。好角家のみなさんも寂しい日々が続いていることでしょう。そこで日刊スポーツでは本誌評論家の高砂親方(元大関朝潮)に、部屋の近況や開催を目指す7月場所に向けての思いなどを「大ちゃん大分析~特別編~」として語ってもらいました。不定期掲載となるのはご容赦を…。

   ◇   ◇   ◇

前回は、夏場所中止が決まった翌日にこのコラムを書かせてもらった。あれから3週間がたち、いろいろなことが起こった。角界で三段目の尊い命が奪われてしまったのは本当に悲しいことだった。あらためて新型コロナウイルスの恐ろしさを感じさせられた。だから緊急事態宣言が全国で解除されても、これまで通り気を緩めることなく粛々と送る生活の中で、感染予防は徹底している。

同時に7月場所に向けて徐々に、稽古の強度は上げていこうと思う。うちの部屋は2週間ほど前から、ぶつかり稽古など接触を伴う稽古も始めている。ただ春場所から7月場所まで約4カ月も空くから、ペース配分も大事だ。そこは師匠のさじ加減で抑え気味にしている。稽古時間も2時間、土曜日は四股だけで日曜日は休養日にしている。

最近は稽古時間以外で、弟子たちが縄跳びをよくやっている。昔から取り入れていたトレーニングの一環で、昔は曙(元横綱)に勧めたこともあった。相撲協会の公式ツイッターで朝乃山が、部屋の屋上で跳んでいるシーンを見た人もいるでしょう。ストレス発散も力士たちはよく考えていると思う。我々も7月開催を信じて、前向きな姿勢で進みたい。(日刊スポーツ評論家)

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新大関の朝乃山「まだ慣れていません」一問一答

朝乃山(右)(2020年4月1日撮影)

新型コロナウイルス感染拡大のため、予定されていながら中止となった大相撲夏場所の、本来なら初日を迎えるはずだった24日、新大関の朝乃山(26=高砂)が日本相撲協会を通じてコメントを出した。

夏場所の中止は、既に約3週間前の今月4日に決まっていた。同時に7月19日初日の7月場所は「特別開催」として、会場を愛知県体育館から両国国技館に変更し無観客での開催を目指すことも決まった。そんな状況下、朝乃山は質問に答えた。

Q本来なら延期して開催を目指した夏場所の初日だった。この日を迎えた心境は

朝乃山 寂しい気持ちはありますが、この世の中の状況ですので、仕方のないことだと思っています。

Qぶつかり稽古や申し合いも部屋によっては師匠の判断で再開されている。今の稽古状況は

朝乃山 基礎運動、筋トレを中心に、ぶつかり稽古も少し取り入れています。

Q昨年の夏場所で初優勝を飾ってから1年。振り返ってどう感じるか

朝乃山 初優勝することが出来たので、ここまで頑張ってこれました。

Qこの1年は長かったか短かったか。理由も合わせてお願いします

朝乃山 長かったです。優勝したり、三役に上がったりと、色々な経験をさせてもらいました。

Q1年前から成長を感じている部分は

朝乃山 自分の相撲が取れているところです。

Qこれまで休場がなかった。1場所空くことで心配していることはないか

朝乃山 本場所で自分の相撲を取りきれるかどうかが重要になってくると思います。

Q大関に上がったことで部屋の雰囲気が変わった実感を感じる場面は

朝乃山 呼ばれ方が変わりましたので、そこが一番実感するところです。

Q本場所まで時間ができたことで、重点的に強化しているところは

朝乃山 下半身と体幹を中心に強化しています。

Qステイホームの中で、どんなことをして息抜きしているか

朝乃山 ゲームをしたり、睡眠を取ることが息抜きに繋がっています。

Q大関という立場に慣れてきたか

朝乃山 まだ慣れていません。

Q7月場所への思いを

朝乃山 2桁以上を目指して頑張ります。

Qここから2カ月弱の調整で大事になるものは

朝乃山 引き続き、体調管理をしっかりと行っていきます。

Q2カ月に1度のペースが狂うが難しい部分は

朝乃山 初めての経験なので、まだ分かりません。

Q世界中に相撲を見たいファンがいる。その方たちにメッセージを

朝乃山 自分だけじゃなく、力士全員が一生懸命、頑張りますので、応援よろしくお願いします。

Q本場所が再開したら、力士としてどんな姿を見せたいか

朝乃山 自分らしい相撲を見てもらいたいです。

Qトランプ大統領に1年たち伝えたいことは

朝乃山 大関に昇進したことを伝えたいです。

Q新大関としてなかなか土俵に立てない。率直な思いは

朝乃山 早く土俵に立ちたい気持ちはありますが焦らずに、しっかりと良い準備をしていきたいです。

Q浦山先生、伊東勝人監督、天国の2人の恩師にいま、どんな思いがあるか

朝乃山 2人の夢をかなえたいです。

Q(7月場所は)また無観客での場所となる心境は

朝乃山 テレビの前で応援してくださる皆さんに、良い相撲を見てもらいたいです。

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新大関朝乃山「優勝で自信に」昨年の夏場所振り返る

朝乃山(右)(2020年4月1日撮影)

大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)と新大関の朝乃山(26=高砂)が24日、NHKで放送の「大相撲特別場所~テレビ桟敷へようこそ~」にリモート出演して近況などを語った。

本来ならこの日は延期となった夏場所の初日予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。日本相撲協会が無観客での実施を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて、朝乃山は「コロナは落ち着いてきたけど、見えない病気で油断はできない。(それでも)自分はどこが弱いのか見直して稽古したい」と意気込んだ。夏場所といえば、昨年に初優勝した場所。「去年の5月場所の優勝で自信に変わったので、ここまで来れたと思う。自分の右四つの相撲が取れるようになってから(大関に)結び付いた」と振り返った。

鶴竜は、恐縮した様子で「こんな大変な時期ですけど、先月に3人目の子どもが生まれました」と4月に次女が誕生したことを明かした。自粛生活が続く中、貴重な家族との時間を大切にしているといい「またこの子のために、という気持ちです」と気合を入れた。また力士会会長として「『ステイホーム』を守って乗り切って、大相撲を見に来てもらいたい」とファンに呼び掛けた。

鶴竜(2019年8月26日撮影)

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