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高橋ヒロムが王者石森に挑戦「キレイさっぱり発散」

トップロープからエル・ファンタズモ(下)を攻める高橋ヒロム(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

昨年12月の日本武道館大会でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)を制した高橋ヒロム(31)が、スーパー・J・カップ(SJC)2020覇者のエル・ファンタズモ(34)に勝利し、5日のIWGPジュニアヘビー級選手権試合で王者石森太二(37)への挑戦が決まった。

特別プロモーターで今大会のテーマソングを歌う、タレント木梨憲武が音頭を取り、長州力の開会宣言で始まった。

一発逆転のウラカン・ラナの切り返しでファンタズモを沈めた。終始劣勢の中での戦いに納得いかず、帰り道では「つまんねぇ試合してしまった」と嘆きながら引き揚げた。バックステージでは「全くフェアじゃなかった」。苦しい発言がストレスのたまる試合であったことを物語っていた。

「新の覇者を決める戦い」と意気込んで挑んだが、開始早々、ファンタズモが高橋の持ってきたトロフィーを投げ捨てるなど、場外戦からスタート。序盤に執拗(しつよう)に痛めつけられた右手首のダメージが大きく、強烈な張り手は見せなかった。両足、股間までも踏み付けられ、得意のTIME BOMB2も決まらない。自身の技も披露されるなど、やりたい放題の相手に、持ち前のフットワークでかわすのがやっと。「分からないが、あいつは何か反則をしている。調べてくれ」と語った。

BOSJでは10人での約1カ月に及ぶ戦いを制し、東京ドームに乗り込んだ。「長かったし、痛くてつらくて何度もくじけそうになったけど、何よりもプロレスが楽しかった」と正直な気持ちを吐露した。リーグ戦では9試合中6試合でメインを張った。ベルトを持っていない中で批判もあったが、持ち前の明るさでかわした。試合前には相手攻略本を持って毎回登場。12月23日の会見でも、お面をかぶりファンタズモに扮(ふん)するなど、会場を笑いの渦に包んだ。

ファンを大事にし、新日本ジュニア界を背負っていく。「今のこの状況の中で多くの人が会場に来てくれる。来られない人も見てくれていると思うと力がみなぎってくる。思いっ切りプロレスをして元気を与え、みんなからの拍手で、元気をもらう。そういうつながりが新日本プロレスでやってきたこと」と明かす。

5日、いよいよジュニアヘビー級のベルトをかけ、石森に挑戦する。試合後バックステージで遭遇し「ギリギリで勝ったな。まあ、俺がトドメを刺す」と挑発されたが「俺とバチバチの試合をやりたかったんでしょ? どちらが強いかハッキリさせましょう」と切り返した。8月29日の神宮大会で敗れ、持っていたベルトを奪われたが、BOSJ開幕戦となった11月の対戦でリベンジ。「見てるお客さんもストレスがたまったと思うのでキレイさっぱり発散する」。5日、納得の勝利で真の王者となる。

◆高橋ヒロム(たかはし・ひろむ)1989年(平元)12月4日、東京都生まれ。10年8月にプロレスデビュー。13年6月から英国に武者修行、14年1月からはメキシコCMLLにマスクマンのカマイタチとして参戦。17年、18年にIWGPジュニアヘビー級王者となる。得意技はTIME BOMBなど。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。171センチ、88キロ。

トップロープから場外のエル・ファンタズモ(下)に襲い掛かる高橋ヒロム(撮影・菅敏)

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長州力さん&ドン・キナシが東京ドーム大会開会宣言

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM」のオープニングセレモニーに登場した長州力さん(左)とドン・キナシこと木梨憲武(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

新日本プロレスの東京ドーム大会は元プロレスラーの長州力さん(69)の開会宣言で華々しく幕を開けた。

孫の由真くん(1)を抱いてタキシード姿でリングに登場すると「新年明けましておめでとうございます。選手もこの日を待ちわびていたので、熱い声援で背中を押してやって下さい」とあいさつ。その後、“ドン・キナシ”こと木梨憲武と一緒に開会を宣言した。

のオープニングセレモニーに登場した長州力さん(左)はドン・キナシこと木梨憲武に手を上げられる(撮影・菅敏)

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木梨憲武が新日本参戦 東京ドーム大会テーマ曲歌う

来年1月の新日本東京ドーム大会のミュージックビデオで共演したドン・キナシこととんねるず木梨憲武(右)とオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)

とんねるず木梨憲武(58)が、来年1月4、5日に行われる新日本プロレス東京ドーム大会のテーマソングを歌うことが決定した。曲は宇崎竜童の名曲「生きてるうちが花なんだぜ」をロックテイストにアレンジしてカバー。ミュージックビデオ(MV)ではオカダ・カズチカ(33)と初共演する。

木梨は「選手が戦う映像を流しながら、試しにこの歌をかけてみたら『もうこれしかない』と思うぐらいピッタリだった。すべてのタイミングが1つになった瞬間を感じられて本当に光栄」と喜びを語った。MVでは大会の特別プロモーター「ドン・キナシ」としてファンキーなスタイルで登場。オカダにローキックを浴びせるシーンもあるという。一方オカダは気持ちを奮い立たせ、腕立て、スクワットなど体を鍛えるシーンを撮影した。

木梨の熱唱を目の当たりにしたオカダは「子どものころからテレビで見てきた。初めてだったが、やさしく接してくださった」とコメント。さらに「ドン・キナシさんにすべて持っていかれないように、しっかり戦って、皆さんに21年も頑張ろうと思ってもらえるようにしたい」と新年最初の大会に向け、意気込んだ。

MVは後日配信される予定。木梨は「ワクワクしている。いいお正月を迎えられそうで、うれしくて仕方ない」と話す。大会当日、来場するかは未定だが、ドン・キナシの“参戦”で21年の新日がさらに盛り上がる。

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輪島さん通夜に花田虎上氏、とんねるずら500人

土俵をかたどった祭壇に置かれた輪島大士氏の棺と遺影(撮影・中島郁夫)

下咽頭がんと肺がんの影響による衰弱のため、8日に70歳で亡くなった、大相撲の元横綱で、プロレスラーやタレントとしても活躍した輪島大士さんの通夜が14日、東京・青山葬儀所で営まれた。現在、相撲協会の広報部長を務める芝田山親方(元横綱大乃国)、元武蔵川理事長で元横綱三重ノ海の石山五郎氏、3代目元横綱若乃花の花田虎上氏ら元力士や、現役力士では前頭輝、幕下豊響、芸能界からは関口宏、五木ひろし、とんねるずの石橋貴明と木梨憲武、勝俣州和らが参列。約500人が集まった。

土俵をイメージした祭壇に飾られた遺影は、喪主の妻留美さんが選んだという横綱時代の土俵入りだった。朱色のひつぎは、昨年まで毎年のように見学に訪れていた、地元石川県七尾市の石崎奉登祭に由来。同祭への、輪島さんの出身地域からの参加者が着用する衣装の色という縁で朱色にした。ひつぎの中で輪島さんは、横綱時代に最も好んでいた薄緑色の着物を着ていた。

参列した野球解説者の田淵幸一氏は、阪神での現役時代から続く、40年以上の付き合いだと明かした。当時、輪島さんは大阪での春場所中とあって、合間を縫って甲子園球場に招き、本人の意向で打撃練習に参加したところ「5、6球打って膝を痛めて休場した」(田淵氏)というエピソードを明かした。互いを「横綱」「監督」と呼び合い、深い交流があったという。田淵氏は「豪放磊落(らいらく)。純粋で、誰かをだまそうというところがまったくなかった。最高の男だった。お通夜で、こんな話ができるのはあいつだけ」と、故人と一緒に現役時代に撮影した写真を何枚も持参し、当時を思い出していた。

他にも五木ひろしは、日本レコード大賞を受賞した際に、お祝いに駆けつけてくれたこと。芝田山親方は約1年務めた付け人時代に、当時、付け人の中でも最も若いぐらいだった自身にも気さくに話しかけてくれた話。元3代目若乃花の花田虎上氏は、父で故人の元二子山親方(元大関貴ノ花)と輪島さんが親友だった関係から「輪島ちゃん」と親しみを込めて呼んでいたエピソードなどを明かした。通夜にもかかわらず、参列者が口々に型破りな輪島さんとの思い出話を語り、笑顔の絶えない、故人の人柄を表すような通夜となった。葬儀は15日に行われる。

土俵をかたどった祭壇に置かれた輪島さんの棺と遺影(撮影・中島郁夫)

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元土佐ノ海断髪式、木梨憲武がはさみ

断髪式で立川親方(下)にハサミを入れる木梨憲武(撮影・高田文太)

 元関脇土佐ノ海の立川親方(39=伊勢ノ海)の断髪式が4日、東京・両国国技館で行われ、とんねるずの木梨憲武(49)がはさみを入れた。現役時代、化粧まわしをデザインしたことがある木梨は「現役時代、取組を見せてもらった時は感動した。土佐ノ海のように、横綱を破るような力士を育ててほしい」とエールを送った。

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