上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

内藤は飯伏に連敗「IWGPの名を残したかった」

バックステージで立ち上がれないまま悔しそうな表情をうかべた内藤(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

メインイベントのIWGPインターコンチネンタル選手権試合で、挑戦者内藤哲也(38)がIWGPヘビー級王座も同時保持する王者飯伏幸太(38)に敗れた。

1・4東京ドーム大会に続き、飯伏に2連敗となった。最後は王者必殺のカミゴェでフォール負けを喫した内藤は「東京ドームで、敗れた直後の挑戦。俺自身も早いと思うよ。俺が観客席にいたら『また内藤かよ。何で内藤なんだよ?』って思ってるよ、間違いなく」と自虐的に早期再戦での黒星を悔しがった。

飯伏がIWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座の統一を掲げていることに危機感を抱いてインターコンチネンタル王座のみの挑戦で、統一阻止を狙う意図があった。内藤は「2本のベルトを統一って話を聞いたらさ、じっとしていられなかったよ。黙っていられなかった。もしかしたら、このあとすぐにでも統一されてしまう可能性があるんだよ。ノンビリしている暇はないだろ?」と持論を展開。「IWGPヘビー級王座っていう名前を残したかった。きっと統一されて、名前もすべて変わってしまうんでしょ? 負けてしまったから、もう言い訳はできない。でも俺はIWGPヘビー級王座っていう名前を残したかったぜ、カブロン」と悔しそうに振り返っていた。

カミゴェを内藤(左)に蹴りこむ飯伏(新日本プロレス提供)

関連するニュースを読む

飯伏カミゴェで防衛「しょっぱかった」デスペ戦へ

カミゴェを内藤(左)に蹴りこむ飯伏(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

メインイベントのIWGPインターコンチネンタル選手権試合は、IWGPヘビー級王座も同時保持する王者飯伏幸太(38)が3度目の防衛に成功した。

挑戦者内藤哲也(38)の意向で、IWGPヘビー級王座は懸けられなかった1・4東京ドーム大会以来となる同カードは、飯伏が27分50秒、カミゴェで3カウントを奪った。

内藤の旋回式DDT、雪崩式エスペランサからのグロリアと大技を浴びながらも耐え抜いた王者はスワンダイブ式ジャーマン、シットダウン式ラストライドで応戦。得意のカミゴェを切り替えされ、バレンティアでマットにたたきつけられた。しかし強烈なラリアットで局面打開し、デスティーノを浴びてもリバース式カミゴェで突き返し、最後はカミゴェの連打で膝を内藤に突き出し、フォール勝ちした。

飯伏は「ボクはいつでも誰でも、どこでも、挑戦を受けると言ってきている。いつでも、絶対に逃げない、負けない、あきらめない。そして必ず、約束は守りますよ。今日はこんなにたくさん集まってくれて本当にありがとうございました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

試合後にはIWGPジュニア王座、IWGPジュニアタッグ王座を保持するエル・デスペラードがリングに登場。「防衛おめでとうございます、チャンピオン。こんな試合後にリングに入るのは勇気がいりますよ。今日、僕も初めてベルトを取ったのですよ、シングルで。ボクが初めてシングル挑戦したのは、誰か知っているヤツいる? 大阪でIWGPジュニア王者飯伏幸太にこてんぱんにのばされたのは何年前でしょうか? 今日やっと(ジュニアベルトを)取ったんだけど。ここ何年か、旗揚げ記念日はジュニアとヘビーの王者がシングルマッチするじゃないですか。それで、だいぶ時間かかっちゃったけど初戴冠のご祝儀を頂きに参りました。ついでにその2つのベルトが欲しいなあ。だいぶ経ったからあの時の俺じゃねえところをみせてやるかさ」と挑戦表明を受けた。

すると飯伏は「8年前だよ。いつでもいいよっていつも言っている。いつでもどこでも誰とでも、挑戦を受けますよ。久しぶりにシングルできるのは。俺は覚えているよ。しょっぱかったお前を」と王者の風格をみせた。デスペラードから8年前とは違う姿をみせつける姿勢を示されると「それをみせてもらいましょう。あと4日」と3月4日の日本武道館大会を見据えながら、IWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタルの両ベルトを掲げた。

IWGPインターコンチネンタル王者飯伏(右)に旋回式DDTを繰り出す内藤(提供:新日本プロレス)
バックステージで立ち上がれないまま悔しそうな表情をうかべた内藤(新日本プロレス提供)
IWGPインターコンチネンタル王座の3度目防衛を成功させ、IWGPヘビー級王座のベルトとともに掲げた王者飯伏(提供:新日本プロレス)
IWGPジュニアヘビー級王座ベルトを掲げるエル・デスペラード。両肩には25日に獲得したIWGPジュニアタッグ王座ベルト(新日本プロレス提供)

関連するニュースを読む

KENTA王座奪還失敗 モクスリーのパワーに屈す

KENTA(21年1月撮影)

<NEW BEGINNING USA 2021>◇26日(日本時間27日)◇米国

新日本プロレスワールドで配信された「NJPWストロング」のメインマッチで、IWGP・USヘビー級王座の挑戦権利証を持つKENTA(39)が、王者・ジョン・モクスリー(35)に敗れ、王座奪還とはならなかった。モクスリーは昨年2月以来となる3度目の防衛となった。

「これ以上時間を無駄にしたくない。いつでもどこでも戦う準備はできている」。半年間、権利証を守り続け、募った怒りを王者にぶつけていったが、必殺技のgo 2 sleepをさく裂させることはできず、逆にデスライダーを食らい、リングに沈んだ。

強烈なエルボー合戦で勝るなど、188センチ、102キロの巨体をものともせず、立ち向かった。中盤には場外のテーブルの上にモクスリーを寝かせ、コーナーから豪快にエルボードロップを決めた。優勢な場面もあったが、最後は王者のパワーに屈した。

KENTAは昨年8月、米国での「ニュージャパンカップ」で優勝し、モクスリーへの挑戦権を獲得。その後モクスリーは一向に姿を現さず、タイトル挑戦を待ち望むKENTAは、今年1月4日の新日本東京ドーム大会で、小島を破って権利証5度目の防衛に成功。モクスリーからは映像が届き「ついにオマエたちの前に帰って来るぞ」とメッセージ」が紹介された。

1月30日配信の「NJPWストロング」では、モクスリーに襲撃されたが、今月3日には、逆にAEWの試合に乱入し、KOするなどやりあった。前哨戦となった11日の試合ではケニー・オメガと組み、パイプ椅子やごみ箱、はしごなどが散乱した大荒れの試合を制し、士気を高めたが、半年に及ぶベルトへの熱い思いは届かなかった。

試合後、配信で解説を行っていた棚橋が「次は俺が行く(挑戦する)かなあ」と意味深な発言。さらに「僕が言えば、受けてくれると思う。どこかで発信しておかないと。棚橋対モクスリーを自分が見てみたい」と語った。

関連するニュースを読む

高橋ヒロムが手術決断でベルト返上 三つ巴戦が勃発

試合前、IWGPジュニアヘビー級王者のベルトを新日本プロレス菅林直樹会長(右)に返上する高橋ヒロム(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス後楽園大会>◇25日◇後楽園ホール◇観衆503人

19日の岩手大会で左大胸筋完全断裂のけがを負い、全治6カ月と診断された高橋ヒロム(31)が、IWGPジュニアヘビー級のベルトを返上することを明かした。

高橋は包帯を体に巻いた状態でベルトを肩にかけてリングに登場。「自分の夢はジュニアヘビー級のベルトを巻いたままゴールデンタイムで試合をすること、そして東京ドームのメインでジュニアヘビー級王座選手権をやること」と語り、夢実現のために手術を決断したことを報告した。

高橋は28日に大阪大会で行われる予定だったファンタズモとのタイトルマッチは欠場。「BUSHIさんに代わりに出て欲しい」と同ユニットの仲間に託した。これにはこの日ジュニアタッグ新王者に輝いたデスペラードが反論。高橋が返上したベルトを持ってこさせ「お前らのシングルマッチは認めない。どう考えたって次は俺だ。100万歩譲って3WAYならやってやるよ」と発言。3人でのベルト争いが勃発した。

高橋の提案に割り込んだ形のデスペラードだが、昨年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは王者高橋に惜敗し、準優勝。実績を伴っての発言に自信を持つ。「返上して歴史が途切れたのに、ケガしたチャンピオンの推薦でいいのか。能力のある人間が戦って奪い合うからこそのベルトだろう」と会社に提言した。

現時点で唯一タイトルへの挑戦権を持つを持つファンタズモはデスペラードの言葉にうなずき、3WAYを受けて立つ意向を見せた。BUSHIも「3WAYでも俺は別に構わない。2人に借りはあるからな。ヒロムのためにも俺がチャンピオンベルトを巻く」と仲間の分まで背負ってリングに立つ意志を見せた。

高橋の欠場によって勃発した3人のベルト争いはどのような展開になるのか。新日本の決定が待たれる。【松熊洋介】

試合前、IWGPジュニアヘビー級王者のベルトを返上する高橋ヒロム(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

デルフィン、ユーチューブ専門のプロレス団体設立へ

ユーチューブ専門のプロレス団体を設立するスペル・デルフィン(右)と花園桃花

覆面レスラーのスペル・デルフィン(53)がプロデューサーとなり、4月からYouTube専門のプロレス団体を設立することが17日、分かった。YouTubeによる試合の配信は最近の流行だが、専門の団体発足は画期的な試みになる。

ZOZO創業者・前澤友作氏(45=スタートトゥデイ社長)が公募したふるさと納税の寄付先に、大阪・和泉市議のデルフィンが今回の企画で応募し、採用された。前澤氏から同市に寄付された500万円の一部を使い、デルフィンが地域振興の一環で始める。団体名は近く発表される。

旗振り役のデルフィンは「今はテレビじゃなく、YouTubeを見る時代になり、子どもたちにプロレスを見て夢を持ってほしい。YouTubeだからこその、新しいジャンルのプロレスをつくっていきたい。団体の意義として、もっとおもしろいプロレスにしていきます」と説明する。

映像には効果音や文字入れなどをし、演出面に工夫を凝らすという。コロナ禍だけに興行に依存するのではなく、世界中から視聴できるYouTubeの利点を生かす。

既に設立準備に取りかかっており、大阪を拠点に活動するアイドル女子レスラーの花園桃花(21)が、選手第1号兼総監督への就任が内定。今後は入団オーディションを行い、最大5、6人の選手を受け入れる。9人組ガールズグループ「NiziU(ニジュー)」が誕生する際のオーディション番組のように、その過程も配信する。

配信する番組内では、プロレス以外にも女子サッカー、女性芸人にもスポットを当てる。和泉市に拠点を置く女子サッカークラブ「和泉テクノFC」がなでしこリーグ昇格に挑戦する過程や、松竹芸能の協力で女芸人NO・1決定戦「THE W」(テレビ番組)出場を目指す女性芸人の奮闘も配信する。プロレスを含めて3本柱のコンテンツを用意。時にプロレスラーが漫才に挑戦するなど、異業種交流の企画も行うという。

「プロレスラーは、プロレスだけしていればいいのではない。最近はメジャー団体の選手でさえ、個性がなくなり、みんな同じ選手に見えてしまう。個性を持つには、いろんな感受性を身につけ、時にはお笑いに挑戦して総合力をつけるのもいい」

デルフィン自身も6万人の大観衆が入った東京ドームでプロレスをしただけではなく、映画やテレビに出演したり、「M-1グランプリ」で漫才に挑戦し、3回戦に進出した経験もある。

デルフィンからスター選手の期待をかけられ、リーダー役の総監督に指名された花園は「私はデビューして3年目。まだ何もできないが、いただいたチャンスに全力で挑戦したい。その頑張りがいろんな人に伝わり、プロレス界が盛り上がれば」と意気込む。

大阪府南西部に位置する和泉市は関西空港から約20キロにあり、人口は約18万5000人。「すてきな街なのに全国的に知名度は低い。これを機に全国に和泉市をアピールしたい」というデルフィンが、故郷和泉市を拠点にYouTubeでエンターテインメントの頂点を目指す。【横田和幸】

◆スペル・デルフィン(本名・脇田洋人=わきた・ひろと)1967年(昭42)9月22日、大阪・和泉市生まれ。21歳の時、オランダでプロレスデビュー。FMW、ユニバーサル、みちのく、大阪を経て現在は沖縄プロレス社長、海鮮プロレスのプロデューサー。和泉市議は20年9月に3選を果たす。172センチ、80キロ。家族は夫人のタレント早坂好恵と1女。

◆前澤友作氏の寄付 前澤氏が20年11月19日、ツイッターでふるさと納税約8億円の寄付先を公募。お金を有効活用できる各自治体からの企画やアイデアを求めた。その1カ月後に提案・応募した156すべての自治体に500万円ずつ、総額7億8000万円をふるさと納税で寄付することを公表した。返礼品はすべて辞退している。

関連するニュースを読む

内藤哲也「簡単な方法は取らない」あえていばらの道

飯伏幸太(左)にドロップキックを浴びせる内藤哲也(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇14日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレス後楽園大会が14日に行われ、内藤哲也(38)が28日の大阪大会でIWGPインターコンチネンタル(IC)王座をかけて挑戦する、2冠王者・飯伏幸太(38)との前哨戦に勝利した。

11日の挑戦表明後、初対決とあって、手の内を探り合う程度で終えた。ヘビー級との2冠統一を掲げる飯伏に反対し、今回はICのみの挑戦を表明。今年1月東京ドーム大会で飯伏に敗れ、2冠を失った内藤は、来年同じ舞台に戻ってくることが最終目標。「ヘビー級を取る方が、来年の東京ドームに近いことは分かっている。でもそんな簡単な方法は取らない」とあえていばらの道を進む。

内藤哲也(左)にドロップキックを浴びせる飯伏幸太(撮影・中島郁夫)
内藤哲也(左)にハイキックを浴びせる飯伏幸太(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

ひめかが舞華とタッグでスターダム加入後初タイトル

ゴッデス・オブ・スターダム選手権 タイトルを奪取して喜ぶ舞華(左)とひめか(撮影・丹羽敏通)

<スターダム後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール

ひめか(23)が舞華とのタッグでゴッデス・オブ・スターダム選手権を制し、団体加入後、初のタイトルを手にした。

「デカいやつの倒し方はデカい私が一番知っている」。172センチのひめかは終盤、意識もうろうの中、170センチのプレストリーのカミゴェをかわし、丸め込んで逆転の3カウント。「とっさに出た判断が当たった。自分の弱点が丸め込みなので、本当に危ない時には出そうと思っていた」と体が自然と反応した。勝利の瞬間、雄たけびを上げながら大きなガッツポーズ。3度目の挑戦でようやく手にした悲願のベルトに涙があふれた。「やっと取れた。ファンからもそろそろ取ってよ、と言われていた」とホッとした表情を見せた。

多くの人に勇気や喜びを届けたベルトとなった。岩手出身のひめか。13日夜に東北地方を中心に発生した地震に心を痛めた。現在家族は住んでいないが、高校時代の友人たちから無事の報告を受け、一安心。「初めてのベルトを届けることができて良かった」と目を細めた。

さらにこの日は「バレンタインスペシャルデー」と題して行われた。コロナ禍でチョコを配ることはできない分、試合前から「(ファンに)この甘いベルトをプレゼントしたい」と発信していた。メインの試合で勝利し、締めのマイクパフォーマンスを任されたが、まさかのスルー。「興奮しすぎて忘れちゃいましたね」とおどけた。

昨年6月の移籍後、周りのプロ意識の高さに驚いた。「責任感を持たないと」とジュリアに付き添ってもらうなどして体重を10キロ以上落とし肉体改造。今年1月には新日本の前座として、東京ドームのリングにも立った。それでもベルトは遠く、後から入ってきた白川・ウナギに先に奪われる屈辱を味わった。

ようやく目標だったベルトに届いたが、3月の日本武道館大会での挑戦を表明した刀羅と鹿島から「(肉体改造が)中途半端」と挑発され激高。「豚とモヤシには言われたくねえよ。あと2週間でやってやる」と言い返し、苦手な筋力トレーニングに取り組むことを誓った。2週間で強靱(きょうじん)な肉体を作り上げ、王者として日本武道館で迎え撃つ。【松熊洋介】

ゴッデス・オブ・スターダム選手権 チャンピオンチームのビー・プレストリー(上)をバックブリーカーで攻める挑戦者チームのひめか(撮影・丹羽敏通)

関連するニュースを読む

飯伏幸太、内藤哲也のIC挑戦に「思いを聞きたい」

内藤(左)から奪った2本のIWGPチャンピオンベルトを手に指を突き上げる飯伏(2021年1月4日撮影)

新日本プロレスは12日会見を開き、次期シリーズ「CASTLE ATTACK」の全カードを発表した。

今月末に行われる大阪大会(27、28日、大阪城ホール)では、11日にIWGPヘビー級と同インターコンチネンタルの2冠防衛を果たした飯伏幸太(38)と、内藤哲也(38)がインターコンチネンタルのみのベルトをかけて戦うことが正式決定した。

一夜明け会見に臨んだ飯伏は「2つをかけて戦う方がいいと思うけど、インターコンチだけをかけて戦いたいと言ってきた思いを聞きたい」と胸の内を明かした。

以前から「2つのベルトを統一したい」と言い続けてきた。前日の大会後、これに反対する内藤から片方だけのベルトへ挑戦表明を受けた。「内藤はIWGPヘビー級を狙ってくると思った。僕には僕のが考えがある。統一したときに本当の夢がかなうと思う」と芯を貫いた。15日から始まる2人の前哨戦は9試合行われる予定。1月東京ドームでベルトをかけて戦った同い年の2人が、再び激闘を繰り広げる。

初防衛に成功し、2本のチャンピオンベルトを掲げる飯伏(2021年1月5日撮影)

関連するニュースを読む

高橋ヒロム絶好調!ファンタズモを挑発、石森を罵倒

新日本広島大会 試合後、リング下のファンタズモに話し掛ける高橋ヒロム。左はBUSHI(新日本プロレス提供)

<新日本:広島大会>◇11日◇広島サンプラザホール

新たなライバルを迎えた王者は元気いっぱいだった。前日10日にIWGPジュニアヘビー級初防衛を果たした高橋ヒロム(31)が、6人タッグに出場。BUSHI、内藤と組み、ファンタズモ、石森、高橋裕二郎組と対戦し、疲れも見せず、軽快なパフォーマンスで勝利した。

前日の試合後にファンタズモから次の対戦の挑戦表明を受けた。これに対し高橋ヒロムは「いいだろう。お前と戦ってやるよ」と受けた上で、BUSHIと組み、ファンタズモ、石森の持つIWGPタッグのベルトに挑戦することを交換条件に挙げた。これを受け、この日のカードが急きょ変更。いきなりの前哨戦となった。

10日のSHOとの35分の激闘後も「俺は元気だ~」と叫んでいた言葉通り、エンジン全開でファンタズモと石森に襲いかかった。2人相手でも動じず、コーナーにぶつけるなど攻め続けた。終盤には仲間2人の手を借り「ヒロムちゃんロケット」と叫びながら高橋裕にドロップキックを見舞った。勝利後も、まだまだ暴れ足りないと言わんばかりに、内藤にちょっかいを出してはしゃぐなどテンションが高かった。

試合後、高橋はファンタズモに対し「俺にチャンスが来るのは、新日本に好かれていて、お前より強いから。ゴマすりでもやってみたら」と挑発。石森にも「こそこそして、良さが全く出ていないし、全く見えてこない」と罵倒した。ジュニアでもヘビー級でも頂点を目指し、東京ドームのメインを夢見る「ヒロムちゃん」はパフォーマンスもトークも絶好調だ。

関連するニュースを読む

KENTAが抗争激化モクスリーとの大荒れ試合制す

AEWダイナマイト ジョン・モクスリーを抱え上げるKENTA(c)All Elite Wrestling/Lee South

<オール・エリート・レスリング(AEW):ダイナマイト>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州

新日本プロレスのIWGP・USヘビー級王座次期挑戦者のKENTA(39)が大荒れの試合を制した。

ケニー・オメガと組み、同王者ジョン・モクスリー(35)、ランス・アーチャー組に勝利。ゴング直後に持っていた権利証の入ったケースでアーチャーの背中を叩き付けた。パイプ椅子やごみ箱、はしごなどがリングに散乱。KENTAはさまざまな“アイテム”を駆使しながらモクスリーにダメージを与えた。

場外でのフォールも有効のルールで行われており、舞台はキッチンに移行。じゃがいもの入った箱で殴り合い、中身が散乱するなど異様な光景となった。モクスリーから冷蔵庫にたたきつけられたKENTAは、逆上し、ステンレス製のテーブルの上でDDTを決めて仕返した。最後はリングに戻り、オメガがアーチャーを沈めて勝利を収めた。

KENTAとモクスリーは、日本時間の今月27日に配信される新日本プロレスワールドでの「NJPWストロング」にて対戦が決定している。3日(日本時間4日)のモクスリーの試合後にKENTAが乱入し、必殺技のgo 2 sleepでKOしたことで、抗争がさらに激化した。

コロナ禍でモクスリーの来日が困難となり、タイトル挑戦を待ち望んでいるKENTA。今年1月4日の新日本東京ドーム大会では、権利証5度目の防衛に成功。「俺はこれを永久に守る。挑戦したかったらお前がして来いよ」と話していたが、米国に自ら乗り込み、ついに目の前で怒りをぶつけることができた。月末の決戦まで2人の争いから目が離せない。

関連するニュースを読む

高橋ヒロム「俺は元気だ」SHOを力勝負で破る

新日本広島大会 SHO(左)に強烈なラリアットを浴びせる高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本:広島大会>◇10日◇広島サンプラザホール

IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(31)が初挑戦のSHO(31)の夢を打ち砕いた。「意地のぶつかり合いを見せる」と話していた言葉通り、開始からエルボーやラリアットの撃ち合いが10分以上も続いた。お互いの技を避けずに受け止め、力勝負が続き、35分に及ぶ戦いを制した。「俺は元気だ。これがジュニアの戦い」。バックステージで大好きなお酒を手にし、酔いしれた。

「最高の相手だった」という同い年のSHOとは相思相愛だった。昨年12月のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのリーグ戦で敗れ「負けたけどなぜかうれしかった」と意識するようになった。同大会を制し、今年1月5日東京ドーム大会でIWGPジュニアに戴冠すると、翌6日に次戦の相手に指名。実はSHOも指名を待ち望んでいた。その後の前哨戦で肌を合わせながら「(SHOとの)戦いが楽しくて仕方ない。気持ちも伝わってきた」とタイトルマッチを心待ちにしていた。

試合後には石森とジュニアタッグのベルトを持つファンタズモが登場し、挑戦表明。「俺もタッグに挑戦させろ。それが交換条件だ」とジュニアの2冠獲得を視野に入れた。

達成できていない夢は、まだまだある。ゴールデンタイムで試合をする、ヘビー級のベルトを取る、東京ドームのメインでジュニアの試合をする。「俺は夢を宣言してかなえる男だ」。大きな目標にまた1歩近づいた。

新日本広島大会 花道でIWGPジュニアのベルトを掲げる高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

関連するニュースを読む

正気を失ったタイチ、雄たけび上げ暴れ出し反則負け

新日本広島大会 アイアンフィンガーを装着したタイチ(左)はレフェリーに止められながらも襲いかかる(新日本プロレス提供)

<新日本:広島大会>◇10日◇広島サンプラザホール

大事な“相棒”は取り戻したが、ベルトは取り戻すことができなかった。IWGPタッグ選手権試合は、タイチ(40)がザックセイバーJr.と組み、タマ・トンガ、タンガ・ロア組に再挑戦。先月奪われていたアイアンフィンガーを手にしたタイチが急に暴れ出し、反則負けを喫した。

タイトルマッチのことなど忘れていた。終盤、邪道がアイアンフィンガーを持ってリングに現れ、それを強奪したタイチは「ウォー」と大きな雄たけびを上げ、右手に装着。止めにかかるレフェリーをはねのけ、まずはロアを一撃。その後、邪道とトンガにもアイアンフィンガーフロムヘルを浴びせると、反則負けを知らせるゴングが鳴った。正気を失ったタイチはレフェリーにも一発を見舞い、さらに止めに入ったパートナーのセイバーJr.や金丸にも殴りかかろうとするなど大荒れ。ようやく自分の手に戻った形見だったが、凶器と化してしまった。

1月4日の東京ドーム大会でタッグのベルトを失い、同6日にはトンガにアイアンフィンガーを強奪された。2年前に引退した飯塚から継承した大切なアイテム。「毎晩夢に出てくる。うなされて眠れない」と言うほど情緒不安定に陥っていた。前哨戦では、トンガが毎回縫いぐるみなどの偽者を持ち込み「アイアンフィンガー、ドコデスカ?」と挑発。この日も持ってきた6つの袋にはすべて入っておらず、タイチの怒りは開始から最高潮に達していた。

セイバーJr.は「(タイチを)責めるつもりはない」と理解を示した上で「タイチとのタッグは結婚生活のようでアップダウンが激しい。お互いのためにも少し休んだ方がいいと思う。ちょっと整理する時間をくれ」と心中を明かした。怒りを爆発させ、形見を振り回してしまったことで、大事なパートナーを傷つけてしまったタイチ。手に入れた相棒と向き合いながら、失った信頼を取り戻しにいく。

関連するニュースを読む

ブッチ・リードさん死去、91年に新日本ドーム参戦

新日本プロレス参戦経験もある米国人プロレスラー、ブッチ・リードさんが5日(日本時間6日)に死去した。米プロレスWWEなどが発表した。66歳だった。

ここ数週間で何度も心臓発作に見舞われていたという。同日に米フロリダ州で開催されたWWEスマックダウン大会でもリードさんの死を悼んだ。80年代初期から中期にかけて世界のトップレスラーとなった1人。リック・フレアーとは何度もNWA世界ヘビー級王座を争った。ロン・シモンズとのユニット「ドゥーム」を結成し、91年3月の新日本プロレスの東京ドーム大会で初来日。ビッグバン・ベイダー、バンバン・ビガロ組と対戦していた。

関連するニュースを読む

メイウェザーMEGA延期発表 来日できずコメント

メイウェザー(2019年6月13日撮影)

ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー参戦が話題の格闘技イベント「MEGA2021」(28日、東京ドーム)の延期が5日、発表された。MEGA2021製作委員会が発表したもので、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言の延長で、メイウェザーが来日することが不可能になったことを延期の理由に挙げた。同製作委員会を通じ、メイウェザーは「日本では今、コロナの感染者が増大して、外国人の入国を禁止していると聞いた。そのため、本当に残念だが、2月28日に私はどうやっても日本で試合をすることができない。日本に入国できるようになり、MEGAが新たな日程と会場、対戦相手を決めてくれれば、いつでも闘う準備はできている。年内に必ず日本で闘いたい。コロナに打ち勝ち、スポーツで熱狂できる世界が、再び戻ることを心より願う!」とコメントした。

入場者数の制限もダメージになることを延期理由に挙げた同製作委員会は「楽しみにされていた方々には大変申し訳ございません。MEGA製作委員会としましては緊急事態宣言の解除および、外国人の入国制限が緩和され、メイウェザーが日本で試合できるタイミングをよく見極めて、改めて日時、会場、対戦相手等の詳細を発表したいと考えております」などと説明。年内にはメイウェザーの試合を実現する方針も示していた。

関連するニュースを読む

RIZINドーム延期 今後もユーチューバー起用へ

3・14東京ドーム大会の延期と、3月21日のRIZIN27大会を発表するRIZINの榊原CEO

総合格闘技RIZINは4日、今年の第1弾イベントとしていた3月14日、東京ドーム大会の延期を発表した。

同日夜、RIZINの榊原信行CEO(57)がRIZIN公式ユーチューブで会見。大みそかのRIZIN26大会のリング上で、表明していた3・14東京ドームの第1弾イベントを春先か夏前ごろに延期すると表明した。その上で3月21日、愛知・名古屋市の日本ガイシホールで21年第1弾としてRIZIN27大会を開催すると発表した。

榊原CEOは「3月14日は延期します。東京ドームは必ず実現させたい。RIZINのブランドネームで開催したい。上期、前半戦で実施したい」と熱弁。21年に東京ドーム大会を開催する強い意欲を示した。

年間7大会を計画しているという。今秋からフェザー級GPを開催する姿勢を示し「ワールドワイドな大会したい」と強調。大みそかに参戦したシバター(35)の反響の大きさを認め、今後もユーチューバーの起用を考えていることを明かした。

またビッグマッチも1つのキーワードとして挙げた。キックボクシング界の「神童」那須川天心-K-1の3階級制覇王者武尊戦のカードについても「今年はどう具現化していくのか。RIZINの力だけでは無理ですが、動かしていくのはファンの原動力。たくさんの人たちの声となって届くと動かないものも動くと思います。ビッグマッチに向けて動きたい」とも力説した。

新型コロナウイルスで大きな会場での大会が自由にできない状況のため、通常のナンバーシリーズ以外の興行スタイルも模索していることも付け加えた。榊原CEOは「コロナ禍が1つのトリガーとして実験的かもしれないが、スタジオRIZINという無観客のリモートでやるのもいい。また方向性の違う大会や地方都市で開催していくとか」と説明していた。

関連するニュースを読む

メイウェザー対ユーチューバー戦の延期が正式決定

メイウェザー(2019年6月13日撮影)

2月20日に対戦すると発表されていたボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)-人気ユーチューバー、ローガン・ポール(25)戦が延期されることが決まった。ポールが3日(日本時間4日)、正式に延期されたことを認めた。異色の同カードは2月20日という日付以外は会場、ルール、アンダーカード(前座)は主催者によって明らかにされていなかった。

延期の理由について「ビジネスの複雑さ」を挙げたポールは、あらためて対戦日程が組まれると主張。「メイウェザーとの戦いは仕切り直されたが、大丈夫。戦いはまだ続いている。アリーナの確保、ビジネスの複雑さを解決しなければならない。彼(メイウェザー)のチームにはたくさんの人がいる。彼のアドバイザー(で有力プロモーターの)アル・ヘイモン氏が関わっている」とも説明。同イベントをサポートする「ファンミオ」も「新しい日付をすぐにでも発表することを望んでいる」などと声明を発表した。

一方、メイウェザーは自身のインスタグラムを更新し「今年はいくつかのエキシビション戦に焦点を当てている。また東京でエキシビション戦を開催する」などと投稿。昨年11月、メイウェザーはオンライン会見で2月28日、東京ドームで開催される「MEGA2021」に参戦することを表明したが、以降は対戦相手、ルール、アンダーカードなどは明らかにされていない。

関連するニュースを読む

タイチ屈辱!またも“形見”で沈み激怒「ぶっ殺す」

タイチ(下)をフォールしイリミネーションマッチを制した邪道(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇1日◇東京・後楽園ホール

タイチ(40)が勝利目前でリングに沈んだ。10選手によるイリミネーションマッチに出場。

最後、邪道と残り2人となり、勝利を確信したタイチは「来いよ、ザコ」と余裕を見せ、竹刀で殴りかかる相手をかわし、天翔十字鳳をさく裂させた。あとは押さえ込むだけだったが、すでに失格したタマ・トンガがリングに上がり、アイアンフィンガーでタイチに地獄突き。その後、トンガがあおむけのタイチに邪道を覆いかぶせ、そのまま3カウントとなった。

失った“形見”でまたも敗れた。鉄爪のアイアンフィンガーは、飯塚高史の引退時に受け継いだもの。4日東京ドーム大会でのIWGPタッグ選手権では、トンガ、タンガ・ロア組(GOD)に強奪され、タイトルと一緒に失った。この日の開始前もトンガに詰め寄ったが「ドコデスカ?」と持っていないフリをされ、最後に持ち出されて仕留められる始末。試合後、怒りが収まらないタイチは「ぶっ殺してやる」とだけ言い残して去った。タッグパートナーのザック・セイバーJr.も「あいつらは偽者だ。GODを倒してアイアンフィンガーとベルトを返してもらう」とタイチの気持ちを代弁した。

元盟友の忘れ形見を取り返すために、4日の敗戦後、恥を忍んでリマッチを要求した。10日(広島)にカードが組まれたが、前哨戦の初戦でいきなり屈辱を味わった。残り3戦で巻き返し、両方とも取り戻す。

関連するニュースを読む

Jホワイト突然登場「明日変更しろ」石井智宏戦要求

試合後乱入し石井智宏(下)を襲うジェイ・ホワイト(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇1日◇東京・後楽園ホール

6日の東京ドームシティ大会後、姿を消していたジェイ・ホワイト(28)が、突然現れ、参戦要求した。

第3試合の6人タッグマッチ終了後、私服姿でリングに上がり、勝利した石井智宏(45)に襲いかかると、馬乗りで殴打し、ブレードランナーでKO。「イシイ、俺の狙いはお前だ。(昨年の)G1クライマックスでつぶしておけば良かった。今度こそ息の根を止めてやる」と新たなターゲットに指名した。

1月5日東京ドーム大会のIWGPヘビー級・インターコンチネンタル2冠戦で飯伏に敗れて自信喪失。試合後は「なぜ俺はここにいるんだ」と話すなど情緒不安定になっていた。翌6日石井に3カウントを奪われ、リングから姿を消した。「本音を言うと、これ以上ないチャンスをものにできず、もう終わったと思っていた」。新日本の公式ウェブサイトからも名前が消え、行方が心配されていたが、約1カ月ぶりに姿を見せ「俺は目覚めた。何も間違っていなかった」と前に進み始めた。

充電期間を経て、すぐにでも戦う準備はできている。「至急、明日(2日)の試合カードを変更しろ」と会社に要求した。「俺は戻ってきたぞ。まだ俺の時代は終わっていない。神にだってなれる」。完全復活を遂げたホワイトが、再びリングで暴れ始める。

試合後乱入し石井智宏(左)を襲うジェイ・ホワイト(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

新日本KENTAがUS王者に挑戦、米番組で発表

KENTA(2021年1月4日撮影)

新日本プロレスは31日、IWGP・USヘビー級王座挑戦権利証を保持するKENTA(39)が2月27日、新日本プロレスワールドで配信される米国発の番組「NJPWストロング」で王者ジョン・モクスリー(35)に挑戦することを発表した。

KENTAは昨年9月に同権利証を獲得し、今年1月4日の東京ドーム大会では小島聡を下して死守。日本時間30日に配信されたNJPWストロングのメインで6人タッグに出場したKENTAが敗戦後に相手チームに暴行していたところ、会場が暗転。目の前にベルトを持ったモクスリーが登場した。そのままエルボー合戦を展開した後、デスライダー葬されていた。王者から「お前のUSヘビー級王者になるという夢は悪夢になる」と宣告されていた。

モクスリーは昨年2月の大阪城ホール大会で鈴木みのるを下して防衛後、新型コロナウイルスの影響で来日できず、主に米団体オール・エリート・レスリング(AEW)のAEWヘビー級王者として活動。昨年11月、ケニー・オメガに敗れ、AEW王座からは陥落していた。

関連するニュースを読む

岩谷麻優「丈夫なヤツ持ってこい」手錠引きちぎる

鹿島(下)に勝利した岩谷(撮影・鈴木みどり)

<スターダム:日本武道館大前夜祭>◇30日◇ベルサール高田馬場

岩谷麻優(27)が、相手の持ち込んだ新兵器を打ち砕いた。

10周年スペシャルマッチとして鹿島沙希(27)と対戦。途中コーナーに上った際に、鹿島のセコンドに付いていた刀羅ナツコから手錠をかけられ、ロープに固定されるまさかの展開。「最悪~」と叫んだ次の瞬間、気合で引きちぎった。その後の鹿島の起死回生を、掟破りの逆・起死回生で返し、3カウントを奪った。試合後「もっと丈夫なヤツを持ってこないと」と忠告した。

動揺を狙った挑発には乗らなかった。いつもは黒い衣装を身にまとう鹿島が、岩谷と同ユニットSTARS時代の明るいコスチュームで登場。岩谷は「あれっと思った。STARSに戻ってくるのかなと」と疑問に思ったが、刀羅が暴れ始め、場外戦が勃発。岩谷もすぐに切り替え、鹿島を沈めた。

今月10周年を迎えたスターダムを立ち上げから支えてきた岩谷。3月3日には記念大会を初の日本武道館で行う。同大会では、かつて所属していた世志琥(SEAdLINNG)との対戦が濃厚。昨年12月の試合後に乱入してきた世志琥から挑戦状をたたきつけられ、今月22日、敵地に乗り込み「日本武道館の最高の舞台を用意する」と受けて立つ意志を見せた。現在ベルトは保持していないが、今月5日には2年連続で東京ドーム大会に出場するなど、輝きを放ち続けている。「ここから自分がどう巻き返すのか、ベルトがなくても岩谷麻優の存在感を出していきたい」と話すスターダムのアイコンが、3月3日、日本武道館の主役になるため、まい進していく。【松熊洋介】

鹿島(左)に蹴りを見舞う岩谷(撮影・鈴木みどり)
鹿島(左)に手錠をかけられる岩谷(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む