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高山勝成”定年”37歳に「人生はそう長くない」

高山勝成(2015年9月10日撮影)

プロボクシングのミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで目指した東京五輪出場はならず、プロに再転向した高山勝成(36=寝屋川石田)が11日、本来なら“定年”となる12日の37歳の誕生日を前に電話取材で心境を語った。

東京五輪の夢はかなわず、プロに再転向した高山は3月17日にプロライセンスを再取得。5月10日に復帰戦も組まれたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。

プロで国内での最後の試合から3年以上が経過しており、元王者らへの定年延長の特例措置には37歳の誕生日までに試合をしなければならなかった。陣営は“定年”延長の嘆願書を提出し、日本ボクシングコミッション(JBC)も状況を鑑みて認める方針とした。

高山は「14歳からボクシングを始めて、いろいろなことがあったが、あっという間の37歳。人生はそう長くないと、あらためて実感しています」。名古屋産業大に通う大学生でもあり、生活の拠点は愛知県にある。本年度で卒業見込みで、授業再開の準備をしながら、まだ具体的に決まっていない試合に向けてトレーニングを続けているという。

「年齢の壁を超えてもやれることを証明したいとか、そういう思いはあまりない。ただ自分が成し遂げたい。あと1、2年と思っているので、たどり着けるところまでやっていきたい」。この日、11日はヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの36歳の誕生日だった。「知らなかった。1個下なんですね」と笑いながらも、「同じ世代なんで、この年まで第一線でやれているすごみを感じる。日々のトレーニング、栄養の取り方が試される年代ですから」。

大きな節目の誕生日も普通に過ごす。ただ「37歳になってもボクシングができること。これが自分にとって最高の誕生日プレゼントです」と言った。【実藤健一】

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大相撲、10月の秋巡業も中止 冬巡業のみ開催予定

閑散とする両国国技館(撮影・鈴木正人)

日本相撲協会は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により夏場所(24日初日、東京・両国国技館)の中止を発表するとともに、10月に開催する予定だった秋巡業の中止も発表した。

八角理事長(元横綱北勝海)は「秋巡業につきましても、開催は10月でございますが、開催できるかどうかめどが立たない中で準備を進めさせていただくことは、主催者である勧進元様に多大なるご迷惑となると判断し、中止を決定いたしました」とコメントした

夏巡業は東京五輪・パラリンピックの日程を考慮して、すでに昨年の8月に中止を発表していた。

年内の巡業は、11月の九州場所後に行われる冬巡業のみ開催が予定されている。12月11日予定の大阪・枚方市などをはじめ、春巡業の一部が冬巡業に組み込まれている。

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NHK退局の刈屋富士雄アナが振り返る思い出/前編

NHK刈屋富士雄アナウンサー

「栄光への架け橋だ」などのオリンピック(五輪)実況や大相撲中継で知られるNHKの刈屋富士雄アナウンサー(60)が30日で定年退職し、5月1日付で立飛ホールディングス執行役員スポーツプロデューサーに転身する。最後の荷物整理をしていた29日、現在の心境や今後の仕事などについて聞いた。「前編」ではNHKでの実況などを振り返ります。【聞き手=佐々木一郎】

-30日で退局されます。現在の心境は

「38年勤めましたから、感慨深いですね。NHKのアナウンサーになるにあたって、オリンピックの日本金メダルのシーンを伝えるという夢を持っていました。その夢がかないましたから」

-刈屋さんが実況した金メダルは

「2004年アテネオリンピックの男子体操団体と、2006年トリノオリンピックのフィギュアスケート荒川静香さんです。どちらも絶対的な金メダル候補ではなく、難しいと思われた中でとれた金メダルです。体操団体は中国が金メダル候補でした。荒川さんの時はスルツカヤやサーシャ・コーエンがいましたから」

-アナウンサー時代の一番の思い出はこの2つの金メダルですか

「そうですね。この2つですね。夢がかないました」

-体操団体で金メダルが決まる瞬間、冨田選手の鉄棒の着地に合わせて「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への懸け橋だ!」と実況されました。この名実況は、刈屋さんにとってどういうものですか

「冨田選手が着地を決めてくれたことで、体操をずっと応援してくえていた人たちの思い、日本の体操の歴史など、縦軸、横軸、斜めの軸などがピタッと集まったんです。その場面に巡り合えたのは幸運でした」

-その後、冨田選手と話す機会はありましたか

「何度かありますが、去年は雑誌の企画で対談しました。彼は日本の得点、(他国との)得点差まで状況を把握して演技していたそうです。自分が9点を取れば金メダル。正確には8・962点なのですが、ほぼ9点。コールマンを取った時点で決まると分かっていました。名場面を振り返る特番では(団体メンバーの)米田さんと話しましたが、彼は得点差を知らなかった。状況を知ると邪念が入るから演技に集中していたそうです」

-刈屋さんは当時44歳でした

「40代は反射神経があり、いろんな言葉が浮かんできたりする。経験と反射神経がちょうど合っていたのが、40代だと思います。選手と同じで、スポーツアナウンサーもピークがあります。そう考えると、自分のピークに合ったともいえますね」

-大相撲中継にも長くかかわりました

「35年くらい現場にかかわっています。こんなにかかわるとは思っていませんでした。千代の富士の時代から始まって、若貴、ハワイ勢、モンゴル勢、欧州からの力士も含め、上位を外国出身力士が占める時代がくるとは想像もつきませんでした。その後は遠藤、稀勢の里らが盛り上げました。ブームとどん底を2回ずつ経験しました。暴力が当たり前の時代もありましたが、35年で随分変わりました。大相撲へのかかわりは深く、愛情もあるので、思うことがあります。今は人気がありますが、底辺が広がらない。競技人口が増えない。なので、日本で毎年、東京でアマチュアの国際大会を開きたいと思っています」

-思い出の一番は

「昭和63年九州場所千秋楽の千代の富士-大乃国戦です。千代の富士の連勝が53で止まった一番です。当時の私はまだ下っ端でした。千代の富士の特番を作っていたので、先輩たちは千代の富士の担当。私は大乃国の談話取りでした。西の花道には人がいなくて、通路の真ん中近くまで行って見ていました。そうしたら、大乃国が勝った。座布団が飛びました。薄暗くなった通路を大乃国が引き揚げてきました。全身、血の気が引いて真っ白でした。くちびるは真っ青で、顔面蒼白(そうはく)でした。緊張して力を出し切った人間はこんなふうになるんだと…。あの光景を見て、これが大相撲なのかと思いました。何年も努力し続けた人間が、全精力を出し切るとこうなる。それを目の当たりにして、相撲の魅力はこれだなと。1500年も興味を持たれ続けるのはこれなんだと思いました。歩いてきた大乃国に『どうでした?』と聞くと、まだ興奮してコメントできません。少し待ってから『弱い横綱と言われてきたので、勝ててよかったです』と言ったのです」

-東京五輪で実況したかったという未練はありませんか

「もう実況は、若い人に譲っていかないといけません」

-現在のNHKでの肩書は

「解説主幹です」

-最後の出演番組は何になりますか

「生放送は先週のシブ5時で終えました。放送で出るのは、ヒーローたちの名勝負という番組で、アテネ五輪の体操をやります。その前振りをやっています」

(後編に続く)

◆刈屋富士雄(かりや・ふじお)1960年(昭35)4月3日、静岡県御殿場市生まれ。早大時代は漕艇部所属。83年にNHKに入局し福井、千葉放送局をへて92年から東京アナウンス室。五輪は92年バルセロナから10年バンクーバーまで8大会で現地から実況した。

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白鵬が五輪に思い「中止ではなく延期。また狙える」

白鵬(2019年7月19日撮影)

日本相撲協会は27日、2週間延期にした大相撲夏場所(5月24日初日・両国国技館)の新番付を発表した。2場所連続45度目の優勝を目指す横綱白鵬(35=宮城野)は電話取材に応じ、現役続行の目安とする東京オリンピック(五輪)の1年延期に初めて言及。計7人の協会員が新型コロナウイルスに感染するなど、夏場所が開催できるか不透明な状況の中でも、感染予防に務めながら稽古場での調整を進めている。

   ◇   ◇   ◇

先行きの見えない状況だけに、3場所連続で東の正位に就いた白鵬は「番付が出たということは、素直にうれしいかな」と心境を語った。本来なら先場所の優勝力士として会見が行われるが、感染予防のため電話での対応となった。

現在は都内の部屋で調整を進めている。稽古場では「上から横から扇風機を回して、ドアや窓を全部開ける」と換気を徹底。免疫力を下げないため、食事もサラダを多めにとり、ビタミンを積極摂取。アルコール消毒スプレーも、常に持ち歩いているという。

感染拡大もあり、東京五輪が1年間延期となった。18年に死去した父ムンフバトさんは、レスリングで64年の東京五輪に出場している。敬愛する父を追うように、数年前から東京五輪を現役続行の目安と公言していただけに、発言が注目されていた。延期に初めて言及し「モチベーションもまた1年延びた」と言い切った。

延期を「残念」としつつ、「自分よりオリンピック選手、特にベテラン選手は最後だという選手もたくさんいたと思う。でも中止ではなく延期。またオリンピックを狙えるという希望がある」。五輪選手と重ねるように、自らを鼓舞した。

夏場所は2週間延期となっており、初日まで約1カ月ある。「あまりやりすぎないように、まだまだ時間はあるので、自分をおさえながらやっている」。場所の開催、そして1年後を見すえ、汗を流している。【佐藤礼征】

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白鵬、五輪延期で「モチベーションまた1年伸びた」

白鵬

日本相撲協会が大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した27日、3場所連続で東の正位に就いた横綱白鵬(35=宮城野)は報道陣の電話取材に応じ「番付が出たということは素直にうれしい」と率直な思いを話した。

2場所連続45度目の優勝を目指す夏場所は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2週間延期となっている中、白鵬は「全体的に東京がどうなるかというのが、ゴールデンウイーク明けに決まると思う。また1週間なのか2週間なのか、それにも左右されると思う」と開催可否について私見を語った。

協会内でも感染者が出る中で、日々の稽古では感染予防に工夫を凝らしいる。部屋の稽古では換気のため「上から横から扇風機を回して、ドアや窓を全部開けて基本動作をやったりしています」と説明。免疫を下げないために、食事でもサラダを多めに食べてビタミンを摂取。アルコール消毒用のスプレーも常日頃からかばんに入れて持ち歩いているという。「やはり目に見えないもの。世界がコロナを抑えるワクチンがまだないので、気持ち的にかからないように持ち歩いている」と話した。

不安に駆られる状況の中で、かねてから現役続行の目安としていた東京オリンピック(五輪)が21年に延期となったことについては「モチベーションがまた1年伸びた」と前向きにとらえている。18年に亡くなった父ムンフバトさんは、レスリング選手として64年の東京五輪に出場。「64年はおやじが出ていた。本当は今年だったらその目標が早めに達成できたと思うんだけどそれができないのは残念。自分自身がオリンピックを早く見たいというのもあった。でも自分よりオリンピック選手の方が、特にベテラン選手はこの東京オリンピックが最後だという選手もたくさんいたと思う。でも中止ではなく延期ということなので、またオリンピックを狙えるという希望があるので頑張っていくことしかない」。五輪選手と自身を重ねるように、気持ちを高めた。

3日前の25日には高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山が新型コロナウイルスに感染したことが判明するなど、協会内でも感染が拡大しつつある。感染者について白鵬は「今は悪化させないように、場所までまだ時間がありますから、早く良くなってほしい」と早期の回復へエールを送った。初日まで1カ月弱。「(史上初の無観客開催となった)3月も、1人感染者が出たら中止。目に見えないものだから、祈りながら1日1日15日間戦っていた。もう1回頑張らなきゃと思う」と、気を引き締めた。

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村田諒太が五輪代表らに精神面などオンライン指導

村田諒太

12年ロンドン・オリンピック(五輪)金メダルでWBA世界ミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)が「金の卵」に金言を授けた。

日本ボクシング連盟が東京五輪代表らを対象に18日に開催したオンライン講座で、講師役を務めた。世界最終予選(日時、場所未定)に挑む選手も含め、質疑などに応じた。東京五輪の1年延期を考慮し、選手のモチベーション維持、知力向上を目的とした講座では、「息子が、滑り台を逆走して上まで行こうとしていましたが、なかなか登りきれず、嫁が『ゴールがもっと上だと思って、走り抜けてみなよ』と言ったら、簡単に登り切りました」などの実例を出し、精神の持ちようなども指南した。男子ウエルター級の岡沢セオンは「技術だけでなく精神面での鍛錬にも力を入れたい」と感謝するなど、大きな刺激となったようだ。

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偉業から2年…村田諒太は唯一無二の経験伝える

18年4月15日、WBA世界ミドル級タイトルマッチの7回にブランダムラ(左)をロープ際に追い詰める村田

日本ボクシング連盟は4月15日、ロンドンオリンピック(五輪)のミドル級金メダリストで、WBA世界同級王者の村田諒太(34=帝拳)が、東京五輪内定者と世界最終予選(時期、場所未定)出場者11人を対象にしたオンライン講義を行うと発表した。

18日に、五輪を見据えた取り組み方や、質疑応答で“金言”を授ける。日本ボクシング史に金字塔を打ち立て続ける希代のボクサーが、アマチュアの「金の卵」たちの成長に一役を買うことになる。

くしくも2年前の4月15日は、村田にとってまた1つ新たな偉業を遂げた日だった。WBA王者として迎えた初の防衛戦、同級6位のイタリア人、エマヌエーレ・ブランダムラを迎えての一戦。かかっていたのは、日本人ミドル級王者として初防衛に成功するかどうか。

過去に同級王者となったのは、竹原慎二のみ。だが「広島の粗大ごみ」と呼ばれ、立身出世の物語も注目されたその先駆者は、96年6月のV1戦でウィリアム・ジョッピー(米国)にTKO負けを喫した。会場は縁の巡り合わせか、その時と同じ横浜アリーナ。1万1000人で埋まった会場の視線は、20年以上の年月を経た“リベンジ”にも注がれていた。

相手は27勝中5KOと、強打者ではないがゆえに、厄介な懸念もあった。勝率の高さは、ポイントを拾う術にたけているということも意味する。パンチがないからこそ、危険な打ち合いを避けながら、巧みに採点を稼ぐ。オーソドックススタイルながら、ワンツーが左から右ではなく、右から左につなげるタイプ。ジャブに合わせる右クロスは見栄えもいい。

村田の攻略法は、あえてジャブを多用することだった。右クロスを警戒して手数を減らすのではなく、むしろ増やした。フェイントを織り交ぜ、相手の逃げ先を狭めていくプレッシャーのかけ方は長所の1つ。イタリア人は、これまでの敵との格の違いを感じたが、ジャブに対して攻撃の起点にする余裕はなかった。「左ジャブが思った以上によく当たった」と振り返ったように、練習から繰り返したジャブで初回からペースを握った。

左から重い右ストレート、返しの左ボディーというシンプルながらも重厚なパターンで追い詰める。印象的だったのは2回からブランダムラの背中が赤く腫れていったこと。後退してロープにする擦過傷が増えていった。翻れば、その赤い線が村田のプレッシャーのすごみを印象づけていた。

「見ていて早う倒せよと思ったかもしれない。自分もそうでした」と仕留めきれずに、客席にもジレンマが満ち始めた8回。左ガードが甘くなったところに右ストレートを打ち込んでぐらつかせると、ロープ際に後退したところをさらに右。ストレートに備えて両グローブで顔の前面をカバーした挑戦者に、伸びる右フックがアゴに捉え、キャンパスにはわせた。レフェリーはすぐに試合を止めてのTKO勝ち。「最後の右は角度を変えてスッと打ち抜けた。たまたま入ったようでもそれが練習の成果なのでしょう」。完勝で日本人初の防衛を果たした。

それから2年。そのベルトを一度は手放したが、再びその手に取り返し、昨年末にはV1戦を5回TKOで飾った。新型コロナウイルスの影響でV2戦が決定するのは少し先になりそうで、その最中でのオンライン講義になる。日本人として五輪で金、プロでも世界王者という唯一無二の経験値は、これから偉業を目指そうとする後輩たちへの最高の後押しになるだろう。【阿部健吾】

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ロンドン五輪金の村田諒太が快諾、金の卵に金言伝授

村田諒太

ボクシングWBA世界ミドル級王者の村田諒太(33=帝拳)が、「金の卵」たちの特別講師を務めることになった。東京五輪代表に内定している男女6人に、今後開催される世界最終予選(日時、場所は未定)に臨む5人を加えた11人に、オンラインで対話を行う。日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長(55)が発案し、快諾を得た。

「五輪が1年延期されたことで心配なのは選手のモチベーションです」。そこで12年ロンドン五輪で、日本人として64年東京五輪の桜井孝雄以来となる金メダルを獲得した「日本の宝」に打診した。日頃から「アマの選手にできることがあれば、なんでも協力したい」と述べていた村田は、二つ返事で講師を引き受けてくれたという。

東京を含む7都府県に7日、緊急事態宣言が発令され、強化拠点の東京・北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)も使用中止となった。各地で自主的に練習をする選手のため、インターネット電話「スカイプ」などのオンライン動画システムを使い、全員同時に話を聞く機会を設ける。村田はボクシングの技術だけでなく、心理学や哲学などの知識も豊富。五輪の経験だけでなく、プロでも世界の層が厚いミドル級でベルトを巻き、日本ボクシング界でも随一のキャリアを持つ。その引き出しから、不安を抱えているかもしれない選手への“金言”も聞かれそうだ。

日本連盟などは直接指導できない強化選手への対策として、他に医科学委員会のドクターによる、栄養学や減量法のオンラインでの指導なども行う計画。「金の拳」を持つ村田からの最高の協力も得て、苦境の中でも成長を期す。【阿部健吾】

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大相撲夏場所2週間延期も、協会は「開催」こだわり

閑散とする両国国技館正面出入り口(撮影・河田真司)

日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、5月10日に初日を迎える予定だった大相撲夏場所(両国国技館)開催の2週間延期を決定した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けての決定で、夏場所の新日程は5月24日が初日で、6月7日が千秋楽。協会は今後も情勢に注視しながら、通常開催、縮小開催、無観客開催、中止などを検討するとした。合わせて7月の名古屋場所開催の2週間延期も発表した。

  ◇    ◇    ◇

新型コロナの感染拡大の影響を受け、角界がまた1つの決断を下した。臨時理事会を終え、記者会見に出席した八角理事長(元横綱北勝海)は「予定されていた5月場所を2週間延期することを決議しました」と発表した。

3月に行った春場所は史上初の無観客開催に踏み切り、協会員からの感染者を出すことなく15日間完走した。各方面で大会やイベントが軒並み中止や延期となる中で1つの結果を示したが、社会情勢は深刻化する一方。同理事長は「日に日によくなっているとは言えない中で開催するにはどうすればいいのかというところで2週間の延期を決めた」と理由を語った。

あくまで、開催を目指した上での延期となる。夏場所の番付発表は通常通り27日に行う。今後、政府からの「緊急事態宣言」が出た場合についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「その時点で理事会を招集しながらどういう方向性にするかを決める。今の時点では中止とは言えない」と慎重に言った。

八角理事長も「通常開催を目指しながら、縮小しての開催、無観客開催、あるいは中止を含め、あらゆる角度から柔軟な姿勢で検討を重ねる」と話した。今後も日程などの変更があり得る可能性は十分にあるとしながらも、協会は「開催」へのこだわりを見せた。

しかし、検討結果の発表時期は未定で、縮小開催の具体的な内容についても同理事長は「何も決まっていない。期間が2週間延期するということだけ」と話すにとどめた。合わせて名古屋場所開催の2週間延期も発表したが、芝田山広報部長は「今の状況で会場が空いているのか空いていないのか分からない。担当者が調整する」と困惑。本来なら4日から販売開始予定だった夏場所の前売り券も販売開始日が未定のままなど懸案事項は多い。

理事会後には師匠会が行われ、各部屋の師匠に同様の説明が行われた。発熱した場合の対処法や各地域の保健所の確認、力士らに春場所同様に朝と夜の検温を義務づけさせるなど、協会は各部屋に徹底した体調管理を求めた。また、これまで代表取材で行われてきた報道陣による朝稽古取材もついに禁止に。前代未聞の状況に、角界も大きく揺れ始めた。

◆主な本場所の日程変更 45年夏場所は無料公開で明治神宮にて興行の予定のところ、5月23日の初日に大空襲があり6月7日へと延期。89年初場所は1月8日初日予定も昭和天皇崩御のため9日に変更。00年秋場所は9月10日初日予定も、同年のシドニー五輪の日程を考慮して前年の98年11月に9月3日に変更と決定。13年夏場所も5月5日に初日予定だったが、前年の12年5月に1週間後の5月12日に変更と決めた。

 ★大相撲の日程★

◆初場所 1月12~26日 両国国技館 19年12月24日番付発表 徳勝龍が史上2度目の幕尻優勝。

◆春場所 3月8~22日 エディオンアリーナ大阪 2月24日番付発表 史上初の無観客開催。白鵬が優勝し、朝乃山が場所後に大関昇進。

◆春巡業 3月29日の三重・伊勢神宮を皮切りに近畿、東海、関東などで4月26日まで開催予定も中止、または21年に延期。

◆夏場所 5月24日~6月7日 両国国技館 4月27日番付発表 5月10日に初日予定も2週間の延期。

◆名古屋場所 7月19日~8月2日 愛知・ドルフィンズアリーナ 番付発表当初は6月22日予定も現時点では未定 7月5日初日予定も2週間の延期。

◆オリパラ場所 8月12、13日に両国国技館で「大相撲東京2020オリンピック・パラリンピック場所」開催予定も、東京五輪の延期により21年の同時期に延期する方針。

◆秋場所 9月13~27日 両国国技館 番付発表8月31日

◆九州場所 11月8~22日 福岡国際センター 番付発表10月26日

閑散とする両国国技館正面出入り口(撮影・河田真司)

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朝乃山「多くの人への励みに」無観客開催の意義語る

大関昇進後、初稽古に臨む朝乃山(代表撮影)

大相撲春場所後に昇進した新大関の朝乃山(26=高砂)が30日、都内の部屋で、夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)に向けて稽古を再開した。

相撲は取らず、四股やストレッチなど軽めの調整。22日の春場所千秋楽以降は新型コロナウイルスの影響で外出を控え、稽古も1週間ぶりとあって「体がなまっている。四股や基本的な運動をやっていこうと思った」と話した。3月下旬から予定していた春巡業はすでに延期が決定。部屋での調整が続くこととなり「最初はしっかりと体を作っていきたい」と話した。

新型コロナの感染拡大防止のため、史上初の無観客開催と春場所中は日本相撲協会員の感染者は0。「多くの人への励みになる。コロナでずっと暗いニュースが続いていたので」と開催の意義を語った。一方で夏場所の開催可否は現状未定。「3月同様に無観客でやるのでは。でも東京五輪も延期になったから中止というのもあるんじゃないですかね」と個人的見解を述べた。先行きは不透明だが「気にしてもしょうがない。力士らは5月場所に向けてやるだけです」と平常心を強調した。【佐々木隆史】

大関昇進後の初稽古を終え、記者の質問に笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)
大関昇進後、初稽古でしこを踏む朝乃山(代表撮影)

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高山勝成、プロ再転向復帰戦は5・10森青葉戦

高山勝成(2019年8月31日撮影)

プロボクシングのミニマム級で世界主要4団体の王座に就き、東京オリンピック(五輪)挑戦のためアマチュアに転向後、プロに再転向した高山勝成(36=寝屋川石田)は29日、代理人を通じ復帰戦が5月10日に決まったと発表した。50・8キロ契約の6回戦で、森青葉(泉北)と対戦する。

高山は17年4月にプロを引退し、東京五輪を目標に18年10月にアマチュアに転向。昨年8月の全日本選手権東海地区選考会で敗れて五輪への道を断たれた。日本ボクシングコミッション(JBC)から今年3月17日付でライセンスの発行を受けた。高山は「新型コロナウイルスに最大限の注意を払ってコンディションを維持し、試合への準備を進めてまいります」とコメントした。

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夏場所開催の判断先送り コロナ感染拡大の情勢注視

両国国技館

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、夏場所(5月10日初日、両国国技館)開催の判断を先送りした。前売り券の販売時期を含めて、今後の新型コロナウイルス感染拡大の情勢を注視した上で見極める。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、理事会での意見の中では、春場所に続く無観客開催のほか、観客を入れた上で客席を間引く意見も挙がったという。

日程の変更についても発表された。夏場所前の5月2日に行われる予定だった横綱審議委員会による一般公開の稽古総見は中止。8月12、13日に国技館で行われる予定だった「大相撲 東京2020オリンピック・パラリンピック場所」も中止となった。

また国技館でボクシング会場となるはずだった東京五輪の開催延期については、5月、9月などの本場所開催時期と重なった場合は本場所を優先したい意向を示した。

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八角理事長新体制の職務決定 夏場所「現実厳しい」

八角理事長(2020年3月22日撮影)

日本相撲協会は25日、エディオンアリーナ大阪で理事会と年寄総会を開き、23日に再任された八角理事長新体制の職務を決めた。

春場所で無観客開催の要因となった新型コロナウイルスの対応のため、理事と副理事の職務は前任とほぼ変わらず。

夏場所に向けて同理事長は「現実は厳しい」と冷静に話した。審判部には新任の花籠理事と藤島副理事を新たに編成担当として置いた。土俵の充実を図るため取組編成や番付編成に携わり、基本的に土俵下で審判長は務めない。昨年1月に現役引退した荒磯親方(元横綱稀勢の里)は記者クラブ担当となった。また東京・両国国技館は、東京五輪でボクシング会場となるはずだったが開催延期が決定となり、同理事長は「東京五輪の対処も話し合わないといけない」と話した。

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高山プロライセンス再取得 アマ転向も五輪逃し復帰

高山勝成(2019年8月31日撮影)

プロボクシングのミニマム級で世界主要4団体の王座に就き、東京五輪挑戦のためアマチュアに転向後、プロ復帰を表明していた高山勝成(36)=寝屋川石田=が24日、日本ボクシングコミッション(JBC)から17日付でライセンスの発行を受けたと発表した。

高山は代理人の弁護士を通じ「試合に向けた準備を進めていく。復帰戦を楽しみにしていてほしい」とコメントした。ライトフライ級で闘う。復帰戦は交渉中で、プロでの試合は2016年8月以来となる。

高山は17年4月にプロを引退し、東京五輪を目標に18年10月にアマチュアに転向。昨年8月の全日本選手権東海地区選考会のフライ級で敗れて五輪への道を断たれた。(共同)

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ボクシング内田会長「五輪延期やむなし」意向示す

日本ボクシング連盟の内田貞信会長(2018年9月8日撮影)

日本ボクシング連盟の内田貞信会長(47)が東京五輪について、「延期やむなし」の意向を示した。

20日、都内で開催国枠での出場者の発表会見で、新型コロナウイルスの感染拡大により大陸予選などが延期していることを聞かれ、「個人的な意見ですが、平等に力のある選手が選ばれるように、開催時期をずらしててでも、いい環境で、選手ファーストで開催してほしい」と述べた。

国際オリンピック委員会(IOC)は16日、五輪予選3大会を中止すると発表していた。欧州予選は途中で打ち切られ、今月下旬の米大陸予選(ブエノスアイレス)と、日本勢が出場枠を目指す5月の世界最終予選(パリ)も中止となっていた。

IOCは競技によっては世界ランクなどでの出場資格もほのめかすが、同会長は「世界ランクは2018年しかない。2年前。現在引退している選手もいる。選手ファーストを一番に掲げるなら、その選考方法はあり得ないと思う」との見解も示した。

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谷津嘉章 義足レスラーで復帰「冒険心が生まれた」

義足プロレスラーとして6月7日DDTビッグマッチで復帰することが決まった谷津嘉章。会見後にプロレス用の義足を持ち、ファイティングポーズ

「義足プロレスラー」の誕生だ。昨年6月に糖尿病の悪化で右足を切断したプロレスラー谷津嘉章(63)が18日都内で会見に臨み、6月7日さいたまスーパーアリーナで行われるDDTビッグマッチ「Wrestle Peter Pan2020」での復帰を発表した。谷津は「足をなくした時はこういう場が来るとは思わなかった」と喜びを語った。

谷津はレスリングで76年モントリオールオリンピック(五輪)8位、80年モスクワ五輪は金メダル候補ながら日本のボイコットにより不参加。その後プロレスラーに転向し、さまざまな団体を渡り歩き、長州力、ジャンボ鶴田のパートナーとして活躍した。10年引退するも、15年に復帰。昨年春からDDTに参戦していた。だが、糖尿病による壊疽(えそ)で昨年6月に右足下を切断。手術後は「目標がなくなった」といったん喪失感に見舞われたが、東京五輪聖火リレー走者の依頼を受け、走るという新たな目標に向かって、リハビリに専念。そのうち、「やればやるほど、鍛えれば鍛えるほど、もっともっととわがままな気持ち、冒険心が生まれた」とプロレスへの思いもよみがえった。

プロフェッショナルが復帰を支える。今年1月、DDT高木三四郎社長の紹介で義肢装具業界のリーディングカンパニーである川村義肢の川村慶社長と面会。日本初のプロレス用義足を開発してもらい、今回の復帰がかなった。特注義足の重さは約2・2キロ。プロレスの動きに合わせ、ひねりやクッション性にこだわり、今も改良が続けられている。既に谷津は義足をつけてリング上で動いており、会見ではロープワークや、監獄固めなど技をかける動画も披露された。驚異的な回復ぶりに、川村社長は「アスリートだと思いました。義足をつけて、すぐぴょんぴょんできるのは天性のもの」と谷津の運動能力の高さと努力をたたえた。

6月のカードは未定。谷津は「障がい者、ハンディがあるから、また年下だから遠慮しがちですが、遠慮すると谷津のためにならないし、お客さんにも伝わる。遠慮するなよ」と真剣勝負を求めた。

20日のDDT後楽園大会では、リングに上がり復帰を報告する。

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白鵬単独首位7連勝「引っ張る」異例場所で綱の威厳

御嶽海(左)のまわしをつかみ力強く攻める白鵬(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇7日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(35=宮城野)が、平幕の御嶽海との全勝対決を制して単独トップに立った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、史上初の無観客開催となった今場所。さらには現役続行の最大のモチベーションになっている東京五輪も通常開催が厳しくなっている中、休場明けながら気を吐いている。土俵内外で異常事態が起こっている今こそ、横綱の責任を果たす。

   ◇   ◇   ◇

綱の重みを見せた。左で張って出た白鵬は右手で御嶽海の前みつを探りつつ、相手の左腕の動きを封じながら前へ。何とかしようともがかれたが、構わずに出続けて完勝。先場所の右かかと負傷による休場明けながら、好調な相手を下して単独トップに立った。「白星は薬と昔から言われている。一番一番です。今日は7日目が終わったということ」。負けても座布団は舞わないが、無観客場所でもきっちりと無敗を守った。

4カ月後に迫った祭典が最大のモチベーションだ。18年に死去した父ムンフバトさんは、レスリング選手として64年の東京五輪に出場。それだけに「父親と同じ景色を見たい」と青写真を描く。さらには「オリンピックが終わったら絶対に目標を失うのが見えている」とまで明言。開会式での横綱土俵入りも夢見るなど、東京五輪に並々ならぬ思いを持ち続けている。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、東京五輪の通常開催が危機的状況に。さらに今場所は無観客とあって、気持ちを奮い立たせるのが難しい。それでも「今はやることをやるだけ。やっていくうちにいい流れになってくると思う。世界が喜ぶ大きな大会。今はこういう時期だけどみんなが待っていますから」と自分に言い聞かせるように言った。

横綱としての責任を、これまでも果たしてきた。野球賭博問題でNHKの大相撲中継がなかった10年名古屋場所や、八百長問題で通常開催できなかった11年技量審査場所、元横綱日馬富士の暴行問題で揺れた17年九州場所など。異例の場所を優勝で締めてきた。だからこそ「こういう場所こそ引っ張っていくんだという気持ち」と自覚を持つ。土俵の上から横綱の威厳を世の中に発信し続ける。【佐々木隆史】

記者の質問に答える白鵬(右)の後ろを通る貴景勝(撮影・河田真司)

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並木月海「夢がかなう」ブルーローズで東京五輪金

代表を決めて帰国し、笑顔の3選手。左から岡沢、並木、入江

花言葉は「夢がかなう」-。ボクシングの東京オリンピック(五輪)アジア・オセアニア予選で代表内定を決めた男女3選手が13日、開催地のヨルダンから帰国した。12年ロンドン大会から採用された女子では、2人が準優勝を飾り、日本勢初の五輪内定を決めた。

小柄ながら踏み込みの速さと強烈なパンチ力で勝ち上がった女子フライ級の並木月海(21=自衛隊)は、成田空港の会見で質問が飛ぶと、「あるかなと思ってみんなで考えました」と少し恥ずかしそうに切り出した。「○○ジャパン」の候補はあるかと聞かれた時だった。

「女子は今まで五輪選手がいませんでした。存在しないものが存在するようになるという意味で青いバラ、『ブルーローズ・ジャパン』がいいなとなりました」と説明した。同フェザー級で内定を決めた入江聖奈(19=日体大)も「花言葉が『夢がかなう』ということで、金メダルを取りたい」と補足した。

感想を求められた男子はウエルター級の岡沢セオン(24=鹿児島県スポーツ協会)は「ブルーローズ、めっちゃいいと思います」と笑顔をみせ、「男子も話し合いました。『阿修羅(あしゅら)ジャパン』です。戦いの神なので」と手を広げてアピールした。

世界では新型コロナウイルスの影響が広がり、五輪の延期論も飛び交っている。岡沢は「受け入れがたい。どうなるかできる立場ではないし、あると思ってやります」と述べた。

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並木月海、入江聖奈は準V ボクシング東京五輪予選

<ボクシング:東京オリンピック(五輪)アジア・オセアニア予選>◇11日◇アンマン

日本女子初の五輪出場を決めたフライ級の並木月海(自衛隊)とフェザー級の入江聖奈(日体大)は、ともに決勝で判定負けし準優勝だった。

21歳の並木は常園(中国)との打ち合いで序盤は優位に進めたが、最終3回に巻き返され2-3で屈した。19歳の入江は昨年の世界選手権銅メダルの林郁■(台湾)の強打に苦しみ、0-5の完敗だった。

今予選での日本勢出場権獲得は男子ウエルター級の岡沢セオン(鹿児島県体協)を含め3人だった。(共同)

※■は女ヘンに亭

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五輪代表のボクシング入江聖奈、並木月海が決勝進出

<ボクシング:東京オリンピック(五輪)アジア・オセアニア予選>◇10日◇アンマン

準決勝が行われ、日本女子初の五輪出場を決めたフェザー級の入江聖奈(日体大)、フライ級の並木月海(自衛隊)がともに11日の決勝に進んだ。

入江は韓国選手に5-0の判定勝ち。台湾選手と対戦した並木は、試合途中の相手の棄権により勝ち上がった。

東京五輪で日本女子の開催国枠は2階級。入江、並木が自力で獲得したため、他の3階級は5月の世界最終予選(パリ)で獲得を目指す見込み。(共同)

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