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プロボクシング協会がクラファン 新人王開催の経費

日本プロボクシング協会が全日本新人王開催経費を捻出のために、クラウドファンディングを実施する。

東日本ボクシング協会理事会が11日に開かれ、日本協会の承認事項であることが明かされた。7月から興行を再開し、徐々に有観客開催も増え、東日本新人王も9月から有観客開催を予定している。ただし、人数制限などもあるため入場券収入は大きく減少し、新型コロナウイルス対策の経費も必要となる。ファイトマネーを含めて寄付金を集めるもので、現在詳細を煮詰めているという。

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白井・具志堅ジム有終飾れず、敗れた中林「感謝」

白井・具志堅ジム最後の試合に臨んだ中林

<プロボクシング:東日本新人王予選>◇30日◇東京・後楽園ホール

コロナ禍により開催が延期されていた、プロボクシングの東日本新人王予選が30日、東京・後楽園ホールで開幕した。スーパーバンタム級には、31日で閉鎖する白井・具志堅スポーツジム所属の中林稜太郎(25)が出場。デビューから4戦全勝の二瓶竜弥(22=DANGAN郡山)を相手に、三者三様の引き分けとなったが、優勢点で下回り、2回戦進出を逃した。

立ち上がりから攻撃的なスタイルで圧力をかけ続けた。2回にカウンターの強打を浴び、ぐらつく場面もあったが、最後まで手数は落ちずに闘い抜いた。25年続いたジムのラストマッチ。「勝って終わりたかったが、練習してきたことはすべて出せた。(具志堅会長には)『今までありがとうございました』と感謝を伝えたい」と話した。中林は昨年12月にデビューし、戦績は1勝1分け。今後はジムを移籍し、現役を続ける意向だという。

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中林稜太郎と二瓶竜弥が計量パス 東日本新人王予選

前日計量をクリアした中林(左)と二瓶(東日本ボクシング協会提供)

コロナ禍により開催が延期となっていた、プロボクシングの東日本新人王予選が30日、東京・後楽園ホールで開幕する。29日には都内で計量、検診、PCR検査などが行われた。

スーパーバンタム級には、今月末で閉鎖する白井・具志堅スポーツジムの中林稜太郎(25)が出場し、対戦相手の二瓶竜弥(22=DANGAN郡山)とともに1回でパス。所属選手として最後の試合に向け、オンラインで取材対応すると「勝って、会長に『ありがとうございました』と言いたい」と勝利を誓った。例年12月に行われている全日本新人王決勝戦は、来年2月での開催が予定されている。

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ボクシング客入れ興行却下も…安全優先で厳格条件

ボクシングの客入れ興行には、より厳しい条件をつけることになった。日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッションは29日、オンラインで新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催。7月から興行再開を決定したが原則無観客で、客入れにはきめ細かく厳しい条件設定の方針でまとまった。

各自治体の自粛解除が早まり、プロ野球などは7月中旬から客入れの予定だが、協会側からはより慎重論が高まったという。再流行が懸念され、興行やジムから感染者が出れば信用に関わり、社会的責任も大きいとの考えから。協会の新田事務局長は「早く試合したい気持ちは強いが安全優先」と話した。

これまでのガイドラインでは客席は前後左右を空けるとしていた。その程度の間隔でいいのか。動線、エレベーターやトイレの使用法、もぎりの方法、検温などを含めた要員確保…、会議ではさまざまな課題が上がった。屋内の中小規模会場中心の状況もあり、JBC安河内事務局長は「業界上げて、感染者を出さない努力を示していく」とした。

近日中にガイドラインを作成するが、プロモーターが提出する開催案の内容次第では、客入れ却下もありうると厳しい姿勢を打ち出した。新人王開催も正式に決定し、再開第1弾で7月12日に中日本予選開幕となる。会場の使用許可が下りずに名古屋市内の中日ジムで開催に変更となった。これも開催案を見てから判断と、あくまで予定とした。

6月1日から東京などのジム営業も解除となる。こちらもガイドラインを月内に作成して配布する。メディカルチェックシートを設け、一般会員も含めた入館者全員の検温、酸素飽和度計測、味覚障害などの症状をチェックし、安全管理を徹底する。ミット打ち、スパーリングなど実戦の対人練習は、再開前に抗体検査受検を推奨する。

現時点で確定している興行は東京・後楽園ホールでの無観客で、16日と22日の日本王座戦などに7月30日と8月2日の東日本新人王予選。他の予定は19日に沖縄、25日に神戸での西日本新人王予選で客入れを目指している。全日本新人王は来年2月に開催する。プロテストについては9月以降に再開予定とした。

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末吉大が引退表明「ボクシングに出会えてよかった」

末吉大

ボクシング前日本スーパーフェザー級王者末吉大(29=帝拳)が現役を引退した。10日にブログを通じて表明した。

17年10月に初挑戦で日本王座を獲得したが、昨年12月に5度目の防衛に失敗していた。「コロナとかは関係なく、12月の試合が終わってしばらく考えて、このような結論に至りました。100%自分で出した結論です」と記した。

世界挑戦には届かなかったが「ボクシングに出会えてよかったし、ボクシングを通じてできた経験、出会えた人々、すべてが最高でした」とつづった。

末吉は5歳で空手、中1でキックボクシングをへて、千葉経大付でボクシングを始めた。東洋大に進学もプロで世界王者を目指して2年で中退。11年6月に帝拳ジムからプロデビューした。

12年の東日本新人王準々決勝では、のちの世界王者伊藤雅雪(横浜光)に僅差判定で初黒星を喫した。その後はB級トーナメントを制し、13連勝で日本王座を獲得。18年には東洋太平洋同級王者三代大訓(ワタナベ)と2冠統一戦に臨むも引き分けた。通算19勝(11KO)2敗1分け。

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ボクシング興行 6月30日まで中止期間を延長

日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッションによる、新型コロナウイルス対策連絡協議会が22日に都内で開かれた。

興行開催の中止を5月31日までとしていたが、6月30日まで延長した。2月に3月31日まで自粛としてから5度目の延長。これまではほぼ2週間ごとに延期してきた。「選手やプロモーターの準備への負担に、不透明な状況で判断が難しい」と1カ月延長となった。

21日には愛知県内のジム所属の選手2人が新型コロナウイルスに感染が発表された。1人は指定医療機関に入院中、もう1人は自宅療養中だが、他にもスタッフ2人が検査結果待ちで、1人が検査待機していることが報告された。

また、東日本新人王については7月29日に開幕を目指すことになった。この場合でも通常の日程を消化しきれない。仕事や親族の感染で辞退の意向を示す選手もいるため、まずは選手の出場意思を確認することになった。

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プロボクシング4月中止 東日本新人王のみ無観客 

プロボクシングの中止、延期が4月30日まで再度延長された。日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッションによる、新型コロナウイルス対策連絡協議会が13日に都内で開かれて決定した。2月26日に3月いっぱい中止とし、5日には協議会を設置して4月15日まで期間を延長していた。東日本新人王予選に限り、4月5日に東京・後楽園ホールで無観客試合として開催される予定。その後については、19日の政府の専門家会議の見解を受けて23日に協議する。

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東日本新人王予選は無観客開催 ネットで無料生配信

東日本ボクシング協会は11日に都内で理事会を開き、東日本新人王予選の無観客開催を承認した。

4月5日に後楽園ホールで18試合を実施する。4月15日までは中止、延期となっているが、予選を消化することで46年に始まった伝統ある大会を存続させる。今年は12階級に130人がエントリーしている。セコンドは1選手4人、複数選手のジムは最大8人に限定。試合の模様はインターネットで無料生配信され、元世界王者伊藤らが解説役で出演する予定。

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中谷潤人の世界戦延期 国内興行の中止期間を延長

中谷潤人(2020年2月14日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内の興行の中止期間を3月末から4月15日に延長すると発表した。

4月4日に東京・後楽園ホールで予定されていたWBO世界フライ級王座決定戦、中谷潤人(M・T)-ジーメル・マグラモ(フィリピン)は延期される。4月16日以降の開催可否は3月13日に検討し、無観客での試合実施は条件付きで認める。4月5日の東日本新人王予選は無観客で開催する。

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ボクシング東日本新人王Tも無観客か 運営委が提案

東日本ボクシング協会は東日本新人王トーナメントの無観客開催を検討することになった。29日の都内での総会後に協議し、新人王運営委員会から提案された。

3月の興行は中止、延期となり、開幕戦となる4月2日の予選13試合が再開後初の興行として予定されている。46年に始まり、海外にはない大会。石井実行委員長は「伝統の火を消さないようにしたい」と、3月の理事会で提案する。ネット配信のプランなども出た。今年は12階級に130人がエントリーしている。

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亀田3兄弟のいとこ京之介、角海老宝石ジムに移籍

亀田京之介

亀田一族で昨年初の東日本新人王となったフェザー級亀田京之介(21)は角海老宝石ジムに移籍する。

元世界王者亀田3兄弟のいとこで、18年に協栄ジムからプロデビュー。初戦黒星から昨年フェザー級で東日本新人王となり、全日本は花形ジム所属で出場も判定負けした。角海老宝石ジム所属の東洋太平洋スーパーウエルター級王者渡部あきのりは、以前に協栄、亀田ジム所属で亀田家と親交がある。

有望選手も多い練習環境などからも移籍先に選択したとみられる。

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騒動渦中の亀田京之介ら5人移籍、花形ジム受け入れ

移籍する内田洋二トレーナー(左)と受け入れた花形進会長

ボクシングの東日本新人王MVP亀田京之介(21)が花形ジムに緊急移籍する。東日本協会会長の花形ジム花形進会長(72)が11日、都内での理事会後に明かした。22日に東京・後楽園ホールで全日本新人王戦を控え、所属の協栄ジムが9日で休会したため、早急な移籍を迫られていた。

亀田は元世界王者の亀田3兄弟のいとこ。昨年元日にプロデビューは2回TKO負け。2連勝後に、今年はフェザー級予選で引き分けを含めて勝ち上がり、決勝では3回TKO勝ちした。スーパーバンタム級の東日本新人王竹原毅(24)に、セコンドとしてチーフの内田洋二(41)三垣龍次(38)篠原さとし(50)のトレーナー3人と合計5人が移籍する。

理事会では選手救済を第一に話し合い、花形会長が移籍を受け入れる英断となった。「選手は試合ができないのが一番かわいそう。少しでも協力できれば」と手を差し伸べた。今回の試合限定での一時移籍で、その後は未定。来年2月に試合を予定する選手など約10人のプロがいる。内田トレーナーがヒアリングして移籍先を決めるという。

内田トレーナーは「亀田はよく分かっていない。試合できればいいと言っていた。まず試合できるのでよかった」と胸をなで下ろした。金平桂一郎元会長(54)から選手、スタッフには、いまだに何も説明はされていないという。内田トレーナーは「報道される前夜に知った。まさかと思った」と顔をしかめた。新田事務局長は「選手が路頭に迷ってしまう事態。復帰を希望してきても、厳しい条件を付ける方向」と話した。

亀田京之介(18年11月撮影)

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草野慎悟が逆転で4強へ はじめの一歩トーナメント

逆転TKO勝ちした草野慎悟(撮影・河合香)

<プロボクシング:はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント予選6回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール

13年東日本新人王の草野慎悟(26=三迫)が、逆転TKOで準決勝に進出した。WBOグレーターチャイナ同級王者マ・シャン(23=中国)との対戦で、初回に2度ダウンを喫した。5回にダウンを奪い返し、さらに連打を浴びせてレフェリーストップとなり、5回2分42秒TKO勝ちした。

横井トレーナーは「はじめの一歩みたいな試合」と笑った。初回に2度ダウンしたが「そんなに効いてはいなかった」。2回には左ストレートで腰を落とさせた。反撃開始も3回にまた攻め込まれる。横井トレーナーにインターバルで「勝ちたくないのか」と、ビンタでカツを入れられた。

5回にはついに左フックでダウンを奪う。立ち上がってきたがコーナーに追い詰めて、鮮やか逆転勝ちとなった。「足を使って、コンパクトにいくつもりだった。付き合ってしまった。大振りで、すぐにケンカになっちゃう悪い癖が出た」。薄氷とも言える勝利に苦笑いしきりだった。

ヨネクラジムが閉鎖したため、横井トレーナーについて三迫ジムに移籍した。ところが連敗を喫し、1度は引退した。「まだ応援してくれる人がいたので」と復帰したが、再起戦も負けていた。移籍初勝利に「会長やみんなのおかげです」と頭を下げた。

来年2月27日の準決勝では、韓国KMB同級王者イ・ジェウ(26=韓国)との対戦と決まった。日本同級6位溜田剛士(26=大橋)を3回1分19秒TKOで下している。3回に左フックでダウンさせ、連打でストップ勝ち。溜田も元ヨネクラジムで同門だった。草野は「溜田に勝つんだから相当強い。今日のでは通用しない。ポイントで勝つような試合をしたい」と話した。

メインでは日本同級5位渡部大介(28=ワタナベ)が、引き分けも優勢勝ちした。プロ4連勝の日本同級17位竹嶋宏心(24=松田)と対戦し、2回に左フックで右まぶたをカットさせた。4回にはバッティングで左目上もカットし、ドクターストップとなった。4回58秒負傷判定はジャッジは三者三様で引き分け。38-38と採点したジャッジが渡部優勢として勝ち上がった。

道都大出身の渡部は拓大だった竹嶋でアマ時代負けていた。「パンチが当たり始めたところで、試合が止まっちゃって。すいません。首の皮1枚ですね」。準決勝の相手は、シードの元WBOアジア太平洋同級王者リチャード・プミクピック(29=フィリピン)となる。「距離もかみ合うと思う。来週には練習再開して、悪い癖を直したい」と先を見た。

決勝は5月に墨田区総合体育館で予定されている。優勝賞金100万円に加え、副賞として漫画「はじめの一歩」に登場する権利が贈られる。

準決勝で対戦する草野慎悟(左)とイ・ジェウ(撮影・河合香)

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亀田京之介3回TKO勝利MVP「気持ちいいっす」

今成太希(左)からダウンを奪いほえかかる亀田京之介(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:東日本新人王決勝フェザー級5回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

フェザー級で亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21=協栄)が今成太希(22=三迫)に3回1分10秒TKOで勝利し、MVPに輝いた。2回終了時に熱くなりにらみ合ったが、3回で冷静さを取り戻し、軽快な足さばきで距離をキープ。ラッシュから右アッパーで今成を沈めると「どんなもんじゃい!」と亀田家お決まりのフレーズをうれしそうに叫んだ。

昨年1月のデビュー時はキレて我を忘れる欠点があったが、そこから考えてさばくスタイルを習得。MVPの評価を受け「気持ちいいっす」と喜んだ。技能賞はミニマム級森且貴(19=大橋)、敢闘賞はスーパーライト級本多航大(20=川崎新田)が受賞。12人の勝者は12月22日に西日本王者と全日本新人王を争う。

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森且貴が技能賞「いい緊張感」井上兄弟から日々刺激

東日本新人王ミニマム級王者の森且貴(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:東日本新人王決勝ミニマム級4回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

ミニマム級で19歳の森且貴(大橋)が、縄井愁(21=ワタナベ)に3-0の判定で勝利した。巧みな試合運びで終始攻め続け、技能賞も獲得。「最初の試合だったから、忘れられているかと思った。何かは取りたかったので、うれしい」と笑顔をみせた。

所属する大橋ジムでは、元3階級制覇王者の八重樫東に数回スパーリングの相手をしてもらったという。経験豊富な八重樫と拳を交え、「考えなくても(接近戦の攻撃が)自然とできるようになった」。さらに、この1カ月はダブル世界戦を控える井上尚弥、拓真兄弟が1週間に1度報道陣に公開したため、「いい緊張感の中でできた」。井上兄弟から直接アドバイスをもらうなど、先輩から刺激を受ける日々を過ごす。

5戦無敗のまま、12月22日に西の王者と全日本新人王を争う。

縄井愁(右)に左フックを浴びせる森且貴(撮影・中島郁夫)

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越後のトラ・本多航大TKO勝ちで敢闘賞「馬力で」

小林柾貴(左)を下し雄たけびを上げる本多航大(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:東日本新人王決勝スーパーライト級4回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

スーパーライト級を制した本多航大(20=川崎新田)が敢闘賞となった。5連勝(3KO)の小林柾貴(20=イマオカ)と激しい打撃戦。2回に続いて3回に2度目のダウンを奪うと、レフェリーがノーカウントでストップ。3回46秒TKO勝ちした。

初回はワンツーやボディーをもらって押され気味だった。「僕はパワー、馬力でいくしかない」と打撃戦に持ち込んだ。2回に右フックで最初のダウンを奪う。小林も応戦してきたが、3回にまた右で2度目のダウンを奪って勝負を決めた。

新潟・向陽高でボクシングを始めたが、2年になると悪さをして中退した。戦績は4勝2敗止まりも「途中で辞めた悔いがあった」。そんな時に恩師だった佐藤雄高監督と再会した。

監督が金子ジムでプロ時代の先輩が新田会長だった。人間教育にも力を入れることで知られる川崎新田ジムを紹介されて入門。「ばかをやったが、今はいい子にしてます」。上京後に通信制も卒業と改心した。

仕事は倉庫で梱包(こんぽう)などのアルバイトをしている。デビュー戦黒星から4連勝で最初の関門を突破した。「監督、会長、ジム、会社の人のおかげでここまできた。これまで勝った人のためにも、全日本も負けられない」。ジムにとっては8年ぶり5人目の東日本新人王。新田会長は「越後のトラ」と呼んで期待している。

東日本新人王スーパーライト級王者の本多航大(撮影・中島郁夫)

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亀田和毅の元相棒・竹原毅が初のTKO勝ちで新人王

<プロボクシング:東日本新人王決勝スーパーバンタム級4回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

スーパーバンタム級は竹原毅(24=協栄)が、2回TKO勝ちで制した。

ジャブを突いて梅本耕孝(36=新日本木村)に突進させず、2回に左アッパーでダウンを奪った。3回に攻勢を強め、連打を浴びせるとレフェリーストップ。3回2分44秒にプロ5戦目で初のTKO勝ちとなった。

「倒す気はなく、無難に勝てばと思った。やっとKOできたが、アッパーも練習したパンチ。練習通りの試合をできたのがよかった」。新人王は2年連続の挑戦だった。昨年4月のデビュー戦で1回戦出場予定も、左眼窩(がんか)底骨折で棄権していた。

岡山・山陽高でボクシングを始めたが「もらっても当てればいい」とファイターだった。けがしたことで「教科書通りにジャブをコツコツ当ててと、スタイルチェンジした」。それが成長と結果につながった。

法大にも進んだが、アマでは11勝(4KO)10敗にとどまった。元世界王者亀田和毅のスパーリング・パートナーを務めたことがあった。その縁もあって内田トレーナーに誘われ、協栄ジムでプロ転向した。

デビュー5連勝も「全日本に勝って、やっとスタートライン。高校の監督に恩返しのために、まずは形になるものがほしい」。全日本を制して、チャンピオンベルト獲得を目指す。

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亀田京之介、優勝&MVPに「どんなもんじゃい!」

東日本新人王フェザー級王者に輝き雄たけびを上げる亀田京之介(撮影・中島郁夫)

<ボクシング:東日本新人王決勝フェザー級5回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21=協栄)が、今成太希(22=三迫)に3回1分10秒TKOで勝利。亀田一族初の東日本新人王となり、MVPも獲得した。

初回から足を使い、右ストレートやアッパー打ち込む。2回終了時には、今成とにらみ合い熱くなる場面もあったが、3回で再び冷静さを取り戻し、ラッシュから右アッパーで今成を沈めた。勝利が決まると、コーナーによじのぼり、ガッツポーズ。「ほんまは12月22日(の全日本決勝)で言うつもりだったけど」と前置きし、「どんなもんじゃい!」と亀田家お決まりのフレーズをうれしそうに叫んだ。

考えるボクサーに成長した。18年1月のデビュー戦は「目つきが違っていた。人殺すんじゃないかという目だったと思う」。自ら振り返る通り、キレて、我を忘れて空回った。だが、「自分だけではうまくいかない」と周囲の声を聞くように努め、考えながらさばくボクシングを覚えた。「今はセコンドの声もすべて聞こえる。試合もリラックスして臨めるようになった」。金平会長も「これから伸びる部分がいっぱいある。注目に実力が追いついてきた」と努力をたたえた。

今成太希(左)からダウンを奪いほえかかる亀田京之介(撮影・中島郁夫)
今成太希(右)に左ストレートを放つ亀田京之介(撮影・中島郁夫)

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亀田京之介が給食作りパート今成戦へ「いつも通り」

東日本新人王決勝の前日計量をクリアしたフェザー級の今成太希と亀田京之介

プロボクシング東日本新人王決勝(11月3日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2日都内で行われ、フェザー級の亀田京之介(21=協栄)が100グラムアンダーの57キロ、今成太希(22=三迫)はリミットの57・1キロでそろってクリアした。

いとこの亀田3兄弟も成し遂げなかった全日本新人王を狙う亀田にとって、東日本の頂点は通過点。計量を終えると「いつも通りです。本番の決勝は12月なので、こんなところで緊張してたらダメでしょ」とリラックスした表情で話した。相手の今成を「打たれ弱いかな」と分析し、サウスポー対策も「手応えだいぶつかめました」。さらに「MVPを取りたい」と見応えのある勝利を目指す。

一方の今成はこの日の朝まで減量で苦しみ、険しい表情で会場入り。計量を無事クリアしても緊張感をゆるめず、「ぶっ倒せたら、ぶっ倒そうかな」と淡々と打倒亀田を宣言した。現在ジム裏手の小学校で給食作りのパートをしており、その職場の同僚、地元新潟の家族、知人を含め約100人の応援が駆けつける。注目の一戦に向け、「一番負けたくない」と気持ちを高めた。

また、ライト級は、佐々木尽(18=八王子中屋)が棄権したため、斎藤眞之助(24=石川・立川)が東日本新人王に決まった。

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高3佐々木尽「失神させMVP」東日本新人王決勝へ

ボクシング東日本新人王決勝で対戦するライト級の斎藤真之助(左)と佐々木尽

ボクシング東日本新人王戦決勝発表会が、11日に都内で行われた。ライト級では高3の最年少で最高成績を誇る佐々木尽(じん=18=八王子中屋)がMVPを狙う。11月3日に東京・後楽園ホールで、斎藤真之介(24=石川・立川)と対戦する。7戦全勝(6KO)の佐々木は「こんなところで負けていられない。思い切り失神させて、MVPをとる」と意気込んだ。

格闘技好きで中1の時に「世界王者になって有名になる」と決意した。すぐに自宅と同じ八王子市内にあったジムに入門。自転車で50分かけて通い続け、昨年に17歳でデビューから負け知らずだ。

高校進学で八王子拓真高を選んだのも「定時制なのでボクシングに集中できるから」と話す。4人きょうだいの長男だが、両親も「やってみろ」と応援してくれている。

174センチの右ファイターで得意は左フック。ジムからは6人が出場し、3人が決勝に進出した。いずれも20歳以下で、佐々木は「自信は100%。3人とも勝ってジムを盛り上げたい」と気合十分。今年は12月の全日本新人王も制し、来年は日本ユース王座を狙うつもりだ。

東日本新人王でMVPを狙う佐々木尽

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