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大鵬の孫・王鵬が4敗目「左右に動かれてしまった」

王鵬(右)は東白龍に押し出しで敗れる(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇6日日◇15日◇東京・両国国技館

大横綱大鵬の孫で新十両の西十両11枚目・王鵬(20=大嶽)は、東白龍に押し出され、4敗目(2勝)を喫した。

「当たってしっかり前でとらえていこうと思ったが、左右に動かれてしまった」。相手の動きに翻弄(ほんろう)され、最後は体が起きてしまった。

同じ新十両の相手だっただけに「今日は負けちゃいけないと思っていたんですけど」という思いが空回りした。試練、勉強の土俵が続くが「切り替えるとかじゃなく、ちゃんと自分の相撲がとれるよう頑張ります」と気持ちを入れ直した。

王鵬は東白龍に押し出しで敗れる(撮影・柴田隆二)

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貴景勝苦しく…今日も勝てず4連敗/4日目写真特集

<大相撲初場所>◇4日目◇13日◇東京・両国国技館

綱とりに挑む大関貴景勝が、まさかの4連敗を喫した。宝富士を何とか突き放そうとするが、思うように突き放せず。右に動かながら右腕を手繰られると、左上手を許して万事休す。土俵際での上手投げに、力なく倒された。自己ワーストタイとなる初日から4連敗で、綱とりはさらに絶望的となった。

三役復帰を目指す大栄翔が、小結御嶽海を破って4連勝。立ち合いから回転の効いた、強烈な突き押しで攻め立てて圧倒した。初日からの3日連続大関撃破に続いて、三役力士を破って存在感を示した。

かど番の大関朝乃山は、得意の型を作って阿武咲を下した。立ち合いしっかりと踏み込むと、すかさず右を差して一気に前へ。ここまで3連勝中と勢いに乗る阿武咲に、何もさせずに寄り切った。星を五分に戻し、かど番脱出へ1歩進んだ。

同じくかど番の大関正代も、期待の若手の琴勝峰を圧倒。出足の鋭い立ち合いから、一気に寄り切って3勝目。連敗は許さなかった。

宝富士(右)に上手投げで破れた貴景勝(撮影・野上伸悟)

4日目の取組模様を写真で振り返ります。

十両

宇 良押し出し東白龍

東白龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・野上伸悟)

幕内

大相撲初場所4日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

豊 山外掛け東 龍

東龍(右)を外掛けで破る豊山(撮影・河田真司)

豊山「切り替えは勝った日にだけビールを飲んでいます。今日も飲みます」

豊昇龍寄り切り佐田の海

豊昇龍(手前)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・河田真司)

明瀬山寄り切り翠富士

翠富士(右)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・野上伸悟)

翠富士「(新入幕で初黒星)まわしを取らせない意識でいったが、これで(十両から)4連敗。苦手意識があったかもしれない。(相手が)うまかったですね」

天空海寄り倒し琴ノ若

天空海(右)を寄り倒しで破る琴ノ若(撮影・河田真司)

琴ノ若「しっかり攻めることを意識した。あわてないでいくことができた」

逸ノ城押し出し琴恵光

逸ノ城(左)は琴恵光を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

逸ノ城「相手の動きについていって足が前に出たのがよかった。今日は絶対に前に出ようと思っていたのでそれがよかったです」

照 強押し出し碧 山

碧山(右)を押し出しで破る照強(撮影・河田真司)

明 生押し出し志摩ノ海

志摩ノ海を押し出しで破る明生(撮影・野上伸悟)

志摩ノ海「(立ち合い)お互いの頭が浮いたというか、そこから向こうの攻めが速かった。自分の脇が空いたのもあるんで。自分の相撲を取りきれるよう頑張りたい」

妙義龍押し出し翔 猿

翔猿(右)を押し出しで破る妙義龍(撮影・河田真司)

竜 電寄り切り霧馬山

霧馬山(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・河田真司)

霧馬山「先にまわしを取ろうと思っていったが、立ち合い遅かった。ちょっと遅れた」

幕内取組前半を終え、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける懸賞旗スタイルの告知旗が土俵を回る(撮影・河田真司)

徳勝龍はたき込み

徳勝龍は輝(手前)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

栃ノ心寄り切り遠 藤

寄り切りで遠藤(右)を破る栃ノ心(撮影・野上伸悟)

隠岐の海突き落とし玉 鷲

玉鷲(右)は隠岐の海を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

玉鷲(上)に突き落としで敗れる隠岐の海(撮影・河田真司)

大栄翔突き出し御嶽海

突き出しで御嶽海(右)を破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

突き出しで御嶽海(右)を破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

大栄翔「(4連勝)迷いなく攻められたので良かった。自分は自分の相撲を取りきるだけ。それができたと思う。気持ちの面ではすごくいい気持ちで臨めている。それもプラスで、思い切っていきます」

照ノ富士はたき込み高 安

高安は照ノ富士(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

高安「(照ノ富士との大関経験者対決に快勝)最後引いちゃったんで。そこは反省して、相撲の組み立てはよかった。いい緊張感でしっかり、自分のやりたいことができた」

北勝富士はたき込み隆の勝

北勝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・野上伸悟)

隆の勝「昨日(3日目)負けたんで、上体でいきすぎず、下半身をしっかりきめていこうと思っていった」

北勝富士「左おっつけがすっぽぬけた。内容は悪くない。体も動いている。切り替えて明日からも頑張る」

朝乃山寄り切り阿武咲

阿武咲(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・野上伸悟)

阿武咲を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・河田真司)

朝乃山「相手が3連勝で好調だったけど、今日も自分の相撲を取りきるだけ。がむしゃらに前に出ようと思い、相撲を取った。これが自分の相撲だと思う」

阿武咲「しっかり当たっていく意識だったが、右差されて抱え込まれてしまった。ああなったら不利ですね。自分の圧力が足りなかっただけです」

琴勝峰押し出し正 代

琴勝峰(右)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)

押し出しで琴勝峰(奥)を破る正代(撮影・野上伸悟)

正代「連敗しなかったのと落ち着いてとれたのがよかった。初顔なんで緊張したが、自分の形に持ち込めた」

貴景勝上手投げ宝富士

宝富士(左)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)

宝富士(左)に腕をとられる貴景勝。上手投げで破れた(撮影・野上伸悟)

貴景勝(手前)を上手投げで破る宝富士(撮影・野上伸悟)

貴景勝(右)は宝富士に上手投げで敗れる(撮影・小沢裕)

宝富士に敗れ4連敗を喫し、力なく土俵から引き揚げる貴景勝(撮影・河田真司)

宝富士「攻められたが必死に残しました。(うまく腕をたぐったのは)手が伸びたところにあったので。よく体が動いたと思う」

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宇良跳んで押し出し無傷4連勝「この調子で伸ばす」

東白龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇4日目◇13日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、初日からの連勝を4に伸ばした。

新十両の西十両14枚目東白龍を押し出し。途中、相手と見合う場面があったが、隙を見て一気に前へ出た。4連勝に「この調子で伸ばしていきたい」と話した。

幕内では返り入幕の兄弟子、明瀬山が初日から3連勝と好調。宇良は「自分は自分でやっていく」と気持ちを高めた。

宇良は東白龍(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)
東白龍を押し出しで破り、土俵下で息を整える宇良(撮影・河田真司)

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新十両明暗分かれる 東白龍が初白星、王鵬は2連敗

矢後(右)を攻める東白龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇2日目◇11日◇東京・両国国技館

新十両2人の明暗が分かれた。西十両14枚目東白龍(24=玉ノ井)は、西十両13枚目矢後を押し出しで破って初白星。「昨日は立ち合いで立ち遅れて後ろに引いて墓穴を掘った。今日は前に出る意識だった」と、鋭い出足で攻めた。

元横綱大鵬の孫、西十両11枚目王鵬(20=大嶽)は、業師の東十両10枚目宇良に負けて関取初白星はお預けとなった。立ち合いから突き放しにいくも重心の低い宇良に力が伝わらす、左腕を手繰られて押し出された。「自分が思ったよりも低かった。何もさせてもらえなかった」と完敗だった。

宇良(手前)に押し出しで敗れる王鵬(撮影・鈴木正人)

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新十両の東白龍は黒星スタート「緊張しました」

竜虎(左)の攻めに耐える東白龍(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

新十両の西十両14枚目・東白龍(24=玉ノ井)は、竜虎に押し出されて黒星スタートとなった。

「立ち遅れてびっくりというか、立ち遅れた時の癖で引いてしまった」。立ち合い負けで、苦し紛れに引いたところを一気に攻められた。自身でも敗因を十分すぎるほど分かっているだけにサバサバした表情。「(土俵入りは)緊張しました。所作とかあまり分からなかったんで」と言った。

黒星で逆に緊張はほぐれるか。「目標は優勝です。いつも目標は優勝と言っていても、初日に負けてしまう」と苦笑い。その上で今年の目標に「新入幕できるよう頑張ります」。仕切り直して再発進する。

竜虎(手前)に押し出しで敗れる東白龍(撮影・鈴木正人)

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炎鵬ら9人休場で注目は業師の宇良/初日十両取組

宇良(2020年11月21日撮影)

日本相撲協会審判部は9日、東京・両国国技館内で大相撲初場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。通常、場所前の取組編成会議は初日2日前に行われるが、協会員約900人を対象に8日、新型コロナウイルスのPCR検査を実施。その結果が判明するのを待ったため、9日に延期して開かれた。

そのPCR検査で、感染者や濃厚接触者が大量に判明し休場となったため、十両以上の取組数は大幅に縮減された。本来なら21番ある幕内は18番に、14番ある十両は9番となった。コロナ関連以外での関取衆の休場は、持病の腰痛など体調万全で臨めず3月の春場所で進退をかけることになった横綱鶴竜(35=陸奥)だけ。東の横綱白鵬(35=宮城野)は新型コロナウイルス感染のため、3場所連続で初日から両横綱が休場する事態となった。

十両では石浦、千代丸、千代ノ皇、炎鵬、旭秀鵬、若元春、千代鳳、旭大星、千代の海の9人が、いずれも新型コロナウイルス感染か濃厚接触者として休場する。本来、14番あるはずの取組が9番と、寂しい割となったが、その中でも注目は東10枚目の宇良(28=木瀬)。16場所ぶり再十両の先場所は9勝を挙げ、居反りや後ろもたれといった珍手で業師ぶりを発揮した。初日は幕内から陥落した琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)と対戦する。昭和の大横綱、大鵬の孫にあたる西11枚目の王鵬(20=大嶽)は新十両。関取として晴れの初陣は、水戸龍(26=錦戸)と対戦する。初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

竜  虎-東白龍 

勢   -矢  後

白鷹山 -貴源治 

王  鵬-水戸龍 

宇  良-琴勇輝 

常幸龍 -大翔丸 

剣  翔-錦  木

東  龍-英乃海 

松鳳山 -美ノ海 

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正代は西大関 幕内十両一覧/新番付

優勝賜杯を手にする正代(2020年9月27日撮影)

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

貴景勝     正  代

朝乃山

 【関  脇】   

照ノ富士    隆の勝

 【小  結】

高  安    御嶽海 

 【前  頭】   

北勝富士 <1>  大栄翔 

宝富士  <2>  若隆景 

琴勝峰  <3>  阿武咲 

栃ノ心  <4>  玉  鷲

遠  藤 <5>  隠岐の海

竜  電 <6>  輝   

明  生 <7>  翔  猿

徳勝龍  <8>  霧馬山 

千代の国 <9>  妙義龍 

志摩ノ海 <10>  碧  山

千代大龍 <11>  琴恵光 

逸ノ城  <12>  照 強 

天空海  <13>  千代翔馬

豊昇龍  <14>  翠富士 

豊  山 <15>  琴ノ若 

魁  聖 <16>  明瀬山 

佐田の海 <17>      

 【十  両】   

石  浦 <1>  大奄美 

千代丸  <2>  千代ノ皇

炎  鵬 <3>  美ノ海 

松鳳山  <4>  旭秀鵬 

若元春  <5>  千代鳳 

東  龍 <6>  英乃海 

旭大星  <7>  錦  木

剣  翔 <8>  大翔丸 

常幸龍  <9>  琴勇輝 

宇  良 <10>  水戸龍 

千代の海 <11>  王  鵬

白鷹山  <12>  貴源治 

勢    <13>  矢  後

竜  虎 <14>  東白龍

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翠富士が新入幕、明瀬山28場所ぶり再入幕/新番付

翠富士

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

新入幕として翠富士(みどりふじ、24=伊勢ケ浜)が西前頭14枚目に名を連ねた。東十両2枚目だった先場所、10勝5敗で十両優勝の成績を収めた。伊勢ケ浜部屋からは昨年春場所の照強以来の新入幕で、静岡県出身では10年春場所の磋牙司以来、戦後5人目の幕内力士誕生。近大からは昨年夏場所の志摩ノ海以来、11人目の新入幕を果たした。再入幕は、史上4位のスロー復帰となる明瀬山(35=木瀬)が28場所ぶりに返り入幕を果たした。

既に発表されている十両昇進は、ともに新十両の納谷改め王鵬(20=大嶽)が西11枚目、白石改め東白龍(24=玉ノ井)が西14枚目の番付に名を連ねた。

昭和の大横綱大鵬の孫にあたる王鵬は、現師匠が部屋を継承後としては13年名古屋場所の大砂嵐以来、2人目の関取誕生。父は元関脇貴闘力で、新たな親子関取は昨年名古屋場所の琴ノ若親子以来、史上11組目となった。

東白龍は、玉ノ井部屋からは、現師匠が部屋を継承後としては富士東、東龍に続く3人目の関取誕生。東洋大からは18年夏場所の若隆景以来11人目の新十両で、三段目付け出しからの新十両は小柳(現豊山)、朝乃山、若隆景、木崎海に続き5人目となった。なお王鵬、東白龍ともに東京都出身で、東京都からは17年名古屋場所の翔猿以来、戦後49、50人目の関取輩出となった。

また再十両は、矢後(26=尾車)が4場所ぶり、竜虎(22=尾上)が8場所ぶりの関取復帰を決めた。竜虎は先場所、西幕下15枚目で7戦全勝。幕下力士の十両昇進の対象者が15枚目以内となった77年名古屋場所以降、西幕下15枚目で7戦全勝し翌場所、十両昇進を決めたのは90年秋場所の時津洋以来、史上2人目となった。

来年1月の初場所は、8日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

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石浦が下の名前を改名 将勝から鹿介に/新番付

石浦=2019年9月13日、両国国技館

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

〈三役内〉

御嶽海(27=出羽海)東関脇→西小結

〈幕内から十両〉

炎鵬(26=宮城野)西前頭11枚目→東十両3枚目

琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)西前頭15枚目→西十両9枚目

〈十両から幕下〉

錦富士(24=伊勢ケ浜)西十両13枚目→西幕下5枚目

富士東(33=玉ノ井)東十両14枚目→東幕下13枚目

阿炎(26=錣山)西十両11枚目→東幕下16枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈十両〉

納谷→王鵬(おうほう、大嶽)

白石→東白龍(とうはくりゅう、玉ノ井)

〈三段目〉

小島→魁郷(かいごう、浅香山)

〈序二段〉

矢田部→錦国(にしきくに、芝田山)

橋本→若東(わかあずま、玉ノ井)

樋口→寅武蔵(とらむさし、武蔵川)

琴真鍋→琴太成(ことたいせい、佐渡ケ嶽)

〈序ノ口〉

長原→錦星龍(きんせいりゅう、芝田山)

岩本→玉乃若(たまのわか、玉ノ井)

原田→大陸山(たいりくやま、大嶽)

服部桜→勝南桜(しょうなんざくら、式秀)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

石浦将勝→石浦鹿介(いしうら・しかのすけ、宮城野)

琴真鍋平翔→琴太成直輝(ことたいせい・なおき、佐渡ケ嶽)

樋口虎之心→寅武蔵輝之進(とらむさし・てるのしん、武蔵川)

服部桜太志→勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた、式秀)

橋本航→若東航矢(わかあずま・こうや、玉ノ井)

岩本舞斗→玉乃若未来斗(たまのわか・みくと、玉ノ井)

大成道勝→大成道大志(だいせいどう・だいし、木瀬)

白石雅仁→東白龍雅士(とうはくりゅう・まさひと、玉ノ井)

【襲名】

琴奨菊(元大関)引退秀ノ山襲名

【停年退職(年寄)】

錦島末弘(元朝潮=先代高砂)

【引退】

琴誠剛、希帆ノ海、飛天龍、朝日城、臥牙丸、笹崎、若龍星、宇美錦、春空、大雅、欧樹

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「大鵬の孫」王鵬へ改名「名前に見合った人間に」

新十両昇進にあたり新しいしこ名を掲げる納谷改め王鵬

昭和の大横綱の孫が、ついに関取昇進を果たした。日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で初場所(来年1月10日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、納谷改め王鵬(おうほう、20=大嶽)の新十両昇進を決めた。祖父は第48代横綱大鵬で、父は元関脇貴闘力。2000年代生まれでは初めての関取誕生となった。新十両は他に白石改め東白龍、再十両は矢後、竜虎が決まった。

   ◇   ◇   ◇

「大鵬の孫」として注目を浴び続ける20歳が、新十両昇進を機に壮大なしこ名に改名した。リモートでの会見に出席した王鵬は「祖父の『鵬』の字をいただけるということでうれしい。名前に見合った人間になりたい」と表情を崩した。

命名した師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「(祖父の)『大』に代わるものとして『王』とつけた。昔から温めていた」と説明。わんぱく相撲に出ていた時、小学生ながら堂々とした振る舞いに「風貌が王鵬という感じ。わが道を行く、どっしりしたところがある」と感じ取ったという。

祖父譲りの191センチ、175キロの恵まれた体格は、幕内力士と比較しても遜色ない。得意の突き押し相撲で、今場所は西幕下筆頭で十両を2人破って6勝1敗。「気持ちが相撲に出ていた」と手応えを口にする。

初土俵からちょうど3年での昇進だが、自身が入門時から掲げた目標よりは1年遅い。99年度生まれの力士は有望株がそろい、琴勝峰や豊昇龍はすでに幕内で活躍。ライバルに先を越されて「何で自分だけ弱いんだろう」と悩む時期もあったが、「自分の中では誰よりもやったつもりだった」。自負する稽古量で、1年半も停滞した幕下上位の壁を打ち破った。

「やるからには一番上を目指す」と祖父と同じ番付を目指す。その大鵬の故郷である北海道・弟子屈町から化粧まわしが贈られる予定。同町の象徴である屈斜路湖と摩周湖が描かれているという。母校の埼玉栄高からも贈呈されるなど周囲も祝福ムードだ。

新年最初の場所で見据えるのは、まずは新入幕。「注目されることはうれしい。見劣りしないように頑張るだけ」。大きな期待を感じながら、令和の大横綱を目指す。【佐藤礼征】

◆王鵬幸之介(おうほう・こうのすけ)本名・納谷幸之介。2000年(平12)2月14日、東京都江東区生まれ。埼玉栄高では17年愛媛国体少年で、団体と個人の2冠。高校卒業を待たずに18年初場所で初土俵。19年夏場所から今年の11月場所まで大関貴景勝の付け人を務めた。21年初場所新十両。父は幕尻優勝を果たした元関脇貴闘力、長男幸男はプロレスラーで、次男の三段目鵬山、四男の幕下夢道鵬は同じ大嶽部屋所属。191センチ、175キロ。得意は突き、押し。

新十両昇進が決まり部屋の前でガッツポーズをする納谷改め王鵬

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白石改め東白龍が新十両「まだ実感ない。うれしい」

新十両昇進を決めて新しいしこ名を手にガッツポーズをする白石改め東白龍

日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、白石改め東白龍(24=玉ノ井)の新十両昇進を決めた。リモートでの会見に出席した東白龍は「まだ実感がない。うれしい」と笑顔を見せた。

東洋大を卒業して19年夏場所に三段目最下位格付け出しでデビューし、所要9場所で関取の座をつかんだ。秋場所前に部屋で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、東白龍を含めて玉ノ井部屋に所属する力士全員が秋場所を全休。コロナ禍の“救済措置”として番付は据え置かれ、2場所ぶりに出場した今場所は西幕下2枚目で4勝3敗と勝ち越した。「特例措置で据え置きにしていただいて、それを聞いてこれは絶対に上がらなきゃだめだなと思った」と、覚悟を持って臨んだ。

勝ち越しをかけた7番相撲は土俵際の攻防の末、行司軍配差し違えで白星を拾った。大学時代は団体戦で大将を務めることが多かったが、2対2で迎えた大将戦で負けた記憶はほとんどないという。「自分でも勝負強いと思う。(7番相撲は)やってやろうという気持ちの方が強かった」と、強心臓をアピールした。

突っ張り相撲を得意としているが、引き技で相手を呼び込む場面も多い。会見に同席した師匠の玉ノ井親方(元大関栃東)は「スピードが速い分、相手がよく見えているが、今後はもっと大きい相手とぶつかっていく。もっと体を大きくして全体的な力をつけないといけない。似たようなタイプだと千代大海関が突き押しでどんどん前に出ていた。ああいう突き押しをしながら、うまく回り込むセンスが(東白龍には)ある」と、自身が現役時代に対戦した突き押しの大関を引き合いに出して、さらなる成長を期待した。

平成8年度生まれで11月場所を制した大関貴景勝や平幕の阿武咲らは同学年にあたる。アマチュア時代に対戦した経験もあるだけに「自分は進学という道を選んで大学で(貴景勝と阿武咲を)すごいなと思っていた。追いつけるように頑張りたい。対戦してみたい」と意欲を示す。まずは関取デビューとなる新年最初の場所に向けて「とりあえずは勝ち越しで、欲を言うなら(十両)優勝したい」と力強く宣言した。

新十両昇進を決めた白石改め東白龍(右)と師匠の玉ノ井親方
リモートでの新十両会見に臨む白石改め東白龍

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大鵬の孫納谷が十両昇進、王鵬へ改名 番付編成会議

リモートでの新十両会見に臨む納谷改め王鵬

昭和の大横綱の孫が、関取の座をつかんだ。日本相撲協会は25日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士4人を発表。祖父が第48代横綱大鵬で、幕尻優勝も果たした元関脇貴闘力の3男の納谷(20=大嶽、本名・納谷幸之介)が新十両昇進を果たした。王鵬(おうほう)への改名も発表された。

納谷改め王鵬は埼玉栄高3年冬の18年初場所で初土俵。初めて番付にしこ名が載った翌春場所で序ノ口優勝を果たし、順調に出世。幕下上位で足踏みが続いたが、11月場所は西幕下1枚目で6勝1敗の成績を収め、新十両昇進を果たした。

白石改め東白龍(とうはくりゅう、24=玉ノ井、本名・白石雅仁)も新十両昇進を決めた。東洋大を卒業し19年夏場所、三段目最下位格付け出しで初土俵。11月場所は西幕下2枚目で4勝3敗と、番付運も手伝っての新昇進となった。

残る2人は再十両。11月場所は東幕下2枚目で4勝3敗の矢後(やご、26=尾車)は、今年の春場所以来、4場所ぶりの十両復帰。西幕下15枚目で7戦全勝を果たした竜虎(りゅうこう、22=尾上)は新十両昇進を果たした昨年名古屋場所以来、8場所ぶりの十両復帰を決めた。

リモートでの新十両会見に臨み、笑顔を見せる納谷改め王鵬(日本相撲協会提供)
リモートでの新十両会見に臨む納谷改め王鵬(右)と師匠の大嶽親方(日本相撲協会提供)

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