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オカダV10 最多防衛記録に王手も「それはついで」

レインメイカーでSANADAをマットに沈めるオカダ(撮影・和賀正仁)

<新日本:大阪大会>◇10日◇エディオンアリーナ大阪


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、同タイトル史上2位タイとなる10度目の防衛に成功した。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)のSANADAをレインメーカーで沈め、32分12秒の死闘を制した。棚橋弘至の持つ最多記録V11に並ぶ舞台に、団体旗揚げ記念日3月6日の東京大会(大田区総合体育館)を挙げ、挑戦者に同ジュニアヘビー王者ウィル・オスプレイを指名した。

 乗りに乗るL・I・Jから、内藤、EVILに続く3人目の刺客も、オカダは退けた。SANADAの変則スリーパーSkull・Endに1分以上耐え、すべてを受け切り、ツームストン・パイルドライバーからレインメーカーという必殺フルコースで締めた。「SANADAさん、なかなか強かったですけど、オレの方が何千倍も強いんだよ、コノヤロー」とほえた。

 L・I・Jの“勢い”は認めつつ「でも、ブームは結局僕のおかげじゃないですか? 僕がいなくなったら、ブームはなくなる」という。87年の初代王者アントニオ猪木以降、初めて2度も年を越した王者には、絶対の自信がある。

 棚橋の持つ11連続防衛記に王手をかけたが、大きな意味を感じない。「それはついで。それより“すげ~プロレス”をどれだけ見せることができるか」。ファンが望むカードを提供するのが、王者の務め。だから、舞台を3月6日の旗揚げ記念日に設定した。「46年前はアントニオ猪木対カール・ゴッチ。今度はそれがオカダ対オスプレイになる」。IWGPのヘビーとジュニアの頂点同士の戦いで、今度はファンに夢を与えるつもりだ。【加藤裕一】

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オカダ歴代2位V10、次期挑戦者にオスプレイ指名

10度目の防衛を果たし金色のテープが舞う中、両手を広げるオカダ(撮影・和賀正仁)

<新日本:THE NEW BEGINNING in OSAKA>◇10日◇エディオンアリーナ大阪


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、歴代2位の10連続防衛に成功した。

 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)のSANADAをツームストン・パイルドライバーからレインメーカーという必殺フルコースで仕留め、32分12秒の死闘に終止符を打った。

 オカダは「正直、ここまで紙一重の戦いになるとは思わなかった。でも、これがSANADAの実力。やればできるじゃん」。笑顔には疲労の色も浮かんだが「やっかいな相手がまた1人増えたかな」と好敵手の出現を歓迎した。

 棚橋弘至の持つ最多記録V11に王手をかけた。その節目の防衛戦には「久々にIWGPジュニアヘビー級のチャンピオンとやりたい」として、同王者ウィル・オスプレイを指名した。「彼とは15年10月かな、1度シングルでやってる。“こんなにいいレスラーがいるんだ”と思った。外国人だけど、新日本らしい気持ちのこもった戦いができる。僕は彼を認めてます」。舞台は旗揚げ記念日の3月6日、東京・大田区総合体育館大会。「46年前(の旗揚げ興行)はアントニオ猪木対カール・ゴッチですか。今度はそれがオカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイになります」と提案したドリームマッチに思いをはせた。

苦しみながらもSANADA(手前)を破りベルトを死守したオカダ・カズチカ(撮影・和賀正仁)
レインメイカーでSANADAをマットに沈めるオカダ(撮影・和賀正仁)

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真壁刀義怒りの突入劇、残忍試合の鈴木みのる許せず

タッグマッチで勝利した鈴木みのるは、ベルトを左手に悠々と引き上げる(撮影・中島洋尚)

<新日本:札幌大会>◇28日◇札幌・北海きたえーる


 27日に棚橋弘至(41)からIWGPインターコンチネンタル選手権の白いベルトを初奪取した鈴木みのる(49)は、地元・北海道出身の飯塚高史(51)と組んでタッグマッチに出場。連日の勝利をつかんだ。

 開始のゴングからマイケル・エルガン(31)と棚橋の代役、トーア・ヘナーレのタッグを圧倒。ラストは棚橋を病院送りにしたのと同じヒールホールドでヘナーレからギブアップを奪った。

 鈴木は「鈴木軍、いちばーん」とおどろおどろしい声で一言。あまりの残忍な試合を許せず、試合後リングに突入した真壁刀義(45)は「調子に乗んじゃねえ。首を洗って待ってろ」とほえた。

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鈴木みのるインターコンチ初戴冠「何かが起こる」

棚橋を踏みつけベルトを掲げる鈴木(撮影・黒川智章)

<新日本:札幌大会>◇27日◇札幌・北海きたえーる


 6月に50歳を迎える鈴木みのるが、4度防衛中だった棚橋弘至(41)を破り、17代目のIWGPインターコンチネンタルの王座に就いた。試合中盤から右足を執拗(しつよう)に攻撃。最後はゴッチ式のパイルドライバーを決めた後に再び右足を締め上げ、レフェリーストップで初戴冠を果たした。

 痛めている右足を攻め続けた理由を「あいつの口から『参りました』と言わせること」「あいつを徹底的に壊すこと」と豪語。リングから立ち上がれず、うめき声を上げながら担架で運ばれた棚橋をあざ笑うように「ボキボキと気持ちいい音がしたぜえ」と舌なめずりした。棚橋は札幌市内の病院に直行、今日28日の試合の出場は微妙だ。

 鈴木は「このベルトが何番目のベルトか、俺は知ってるぜ」と薄ら笑いを浮かべながら、新日本のタイトルの総なめを宣言。「何かが起こる」札幌で作った新たな伝説に、満足そうだった。

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飯伏幸太が米ROH参戦へ、新日本と10年ぶり提携

飯伏幸太(2017年10月30日撮影)


 新日本プロレスに参戦の飯伏幸太(35)が、4月に約10年ぶりに新日本と提携する米国ROHに参戦することが25日までに分かった。

 飯伏は4月7日に米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催のROH大会に出場する。対戦相手は、後日発表予定だ。この大会には、新日本の棚橋弘至やケニー・オメガの参戦が決定。同日、同所でWWEのNXTテイクオーバー大会も開催され、翌日にはWWEレッスルマニア34大会も行われるため、世界中からファンが集結。世界のプロレスファンの前で、飯伏や棚橋、オメガの活躍が期待される。(デーブ・レイブル通信員)

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オカダ、SANADAの挑戦名乗りに条件付きOK

東京ドーム大会を終えての会見を行ったIWGPヘビー級王者オカダ(右)と、CHAOS加入が決まったジェイ・ホワイト


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が6日、都内の事務所で、9度目の防衛を終えての会見を行った。

 「ボクが経験した東京ドーム大会の中でも、最高の東京ドーム大会だった。2019年も、もっとお客さんが入って、いい試合をして盛り上げていきたい」と3万4995人の観衆の中で、内藤哲也を破り防衛した東京ドーム大会を振り返った。

 また、9度目の防衛で、現IWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至の持つ、11度の最多連続防衛記録も見えてきたことに「それに向かってやっているわけじゃないが、ついでにV11を超えてやろうかな。それ以上に、素晴らしい試合をして、プロレスを盛り上げていくことが大事」と話した。

 5日の後楽園大会で、SANADAが次期挑戦者に名乗りを上げたことには「そんな簡単に挑戦できるものじゃない。このベルトはそんなに甘くない。その件についてはずっと考えてきて、オレだけがベルトをかけるのではなく、そっちがIWGPタッグ王座のベルトをかけるというのなら、会社に何と言われようと、やりますよ」と、条件付きのOKを出した。

 会見の後、オカダは所属するユニットCHAOSの新たな仲間として、4日の東京ドーム大会で、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋に挑戦したジェイ・ホワイト(25=ニュージーランド)を紹介した。ホワイトは、5日の後楽園大会で、IWGP USヘビー級王者ケニー・オメガ(34=カナダ)から、バレットクラブに加入するよう誘われていた。しかし、ホワイトが次の目標をオメガが持つIWGP USヘビー級王座に定めたことで、オカダが勧誘し、加入が決まった。

 ホワイトは「ケニーが誘ってくれたが、あのクラブはみんなケニーのいいなり。これから自分は、ケニーのベルトを取るために戦っていく。そんな自分にとってCHAOSは理想のユニット。ただ、オカダには安心してほしくない。いずれオレが、オカダのベルトをねらうかもしれないから」と不敵な笑みを浮かべた。これに対しオカダは「ボクは全然ありだと思う。ジェイがCHAOSに入って、ボクの大きさに気づいて、まだまだ挑戦できるレベルじゃないと気づくと思う」と、余裕の表情で受け流した。

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鈴木みのるが王者棚橋に要求「次の標的はキサマだ」

4日のドーム大会で髪切りマッチに敗れた鈴木みのるは丸刈り姿でリングに登場(撮影・藤中栄二)

<新日本:後楽園大会>◇5日◇東京・後楽園ホール


 前NEVER無差別級王者鈴木みのる(49)が、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(41)に挑戦を要求した。。4日の東京ドーム大会で、後藤洋央紀に敗れてNEVER無差別級王座から陥落。敗者髪切りマッチルール通り、バリカンで髪を刈った鈴木は一夜明け、さらにキレイな丸刈り姿でリングイン。棚橋軍との8人タッグ戦を制し、鈴木軍のボスとして勝利を飾った。

 試合後も棚橋を執拗(しつよう)に痛めつけ「次の標的はキサマだ、棚橋。その白いインターコンチネンタル。あのベルトをかけろよ」とニヤリ。試合後も鈴木に痛めつけられた棚橋は「次はオレか。気づくのが遅れたよ」とだけ口にした。

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ホワイト「いつか新日本を自分のものに」再起誓う

ホワイト(右)から痛めている右ヒザを攻撃される棚橋(撮影・狩俣裕三)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 海外修行を終えて再来日したジェイ・ホワイト(25)が、IWGPインターコンチネンタル選手権で棚橋弘至(41)の意地に敗れた。

 エプロンでの垂直落下式ブレーンバスター、キウイ・クラッシャーと右ひざに不安を残す王者を追い詰めたが、左ひざ攻撃を浴びて動きが鈍り、相手必殺技2連発で沈んだ。丸刈り姿で練習生として新日本道場に入門。「青い目のヤングライオン」と言われたホワイトが危険な空気を漂わせて“里帰り”したものの、王座奪取はならず。「いつか新日本を自分のものにする」と再起を誓っていた。

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棚橋弘至捨て身の場外ハイフライフローに込めた思い

リング下のホワイト(下)にハイフライフローを見舞う棚橋(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 棚橋弘至(41)がIWGPインターコンチネンタル選手権V4で、再び頂点へ復活のノロシを上げた。昨年11月に右ひざを痛めて以来の再起戦で、反逆の次世代外国人へ変貌したジェイ・ホワイト(25)を迎え撃った。右ひざを徹底して攻撃されたが、最後はハイフライフローの連発で仕留めた。セミからも格下げされての若手との防衛戦で格の違いを見せ、再びメインで輝くことを誓った。

      ◇       ◇

 白いベルト守ること4度目にも、棚橋は満足していなかった。「もっと簡単に勝たないといけない。ジェイはまだ粗いし、若い。彼の輝かしい未来は今じゃない」。世代交代を阻んでの再起は、新たな出発だった。

 昨年11月に右ひざ故障で戦線を離脱した。本格練習を始めたのは10日前。医師から「再発の可能性もある」と言われた。そのひざを徹底して攻撃された。ねじられ、蹴られ、のしかかられた。技の途中で倒れ込み、苦痛に顔をゆがませ、うめき声を上げた。

 捨て身とも言える場外へのハイフライフローで、形勢を変えて反撃に出た。ホワイトの必殺技ブレードランナーをスープレックスで返す。最後はハイフライフローを背中に、正面にと連発で決着をつけた。

 12年1・4ではIWGPヘビー級王座防衛も、2月には凱旋(がいせん)のオカダに王座を奪われた。ホワイトも昨年11月の大阪で防衛直後にリングに現れた。青い目のヤングライオンは反逆の次世代外国人に変貌。瞬く間にKOされ、12月にも襲撃KOされた。またも踏み台にされるわけにはいかなかった。

 1・4では16年メイン、17年セミで、今年はさらに前になった。8年ぶりのこと。「プロレスラーに試合順はものすごく大事。1つでも上げたい。話題の中心でいたい」。さらに「チヤホヤされたい」とニヤリ。大観衆に「久しぶりのドームでうれしい気持ち。でも悔しい。おれがメインで4万人を集めたい」。100年に1人の逸材が再び輝きを求めていく。【河合香】

ホワイトに勝利し防衛に成功した棚橋(左)はベルトを肩にかけて勝ち名乗りを受ける(撮影・滝沢徹郎)

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オカダ・カズチカ矜持の34分26秒「王者とは?」

オカダ(右)は内藤にレインメーカーを決めマットにたたきつける(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が自己新記録となる9度目の防衛に成功した。17年G1クライマックス覇者の挑戦者内藤哲也(35)に対し、3回目のレインメーカーでマットに沈め、34分26秒、片エビ固めで白星を挙げた。4年連続となる1・4東京ドームのメインを飾り、王者の矜持(きょうじ)を示した。またエース棚橋弘至(41)がマークした11度の防衛最多記録を更新する意欲を示した。

      ◇       ◇

 最後にオカダが立っていた。地鳴りのように響く3万4995人の大歓声に包まれ、マットに倒れた内藤を堂々と見つめた。4年連続で東京ドームのメインを務め、自己新の9度目防衛に成功。「オレは、オレのプロレスで全員を満足させてやる。感動の雨、幸せの雨を降らせてやりますよ。そして新日本プロレスに金の雨を降らせる」。IWGPベルトを満足げに見つめた。

 内藤のミサイルキック、フランケンシュタイナーなどを後頭部に食らい続けた。何とか窮地を乗り越え、レインメーカーを成功させたが、2カウントで返された。2回目は疲労でフォールできずじまい。30分過ぎ、挑戦者の必殺技デスティーノを切り返し、ドリル式ツームストンパイルドライバー。相手の脳天をマットに突き刺し、3回目のレインメーカーで仕留めた。粘りをみせたG1覇者を退けた。

 4年前。14年の東京ドーム大会は、自ら保持するIWGP王座戦がメインから外された。13年G1覇者の内藤と組まれた防衛戦はファン投票でセミファイナルに“降格”。中邑-棚橋のインターコンチネンタル王座戦にメインを譲った。勝利後、オカダはシャワーを浴びながら周囲の音を遮った。「歓声はあえて聞かなかった。口には出さなかったが悔しかった」。考えるようになった。「王者の仕事とは何か」と。

 昨年7月、ロサンゼルス郊外で新日本興行が行われ、この米遠征で意識させられたのは見られ方。「試合だけではない。会場入りする時に短パン、サンダルというのは王者として新日の価値を下げる」。日本語圏でないからこそ、芽生えた王者の自覚だった。「簡単になれないからこそスーパースター」。愛車フェラーリ488GTBを乗り回し、毎回違う服で会場入りするようになった。

 この日も「新たな刺激が欲しい」とセミショートパンツからパンタロンにコスチュームを変更。存在感、醸し出すムード…すべてにこだわった。「まだまだ、この戦いをやっていかなきゃいけない。それがオカダ・カズチカの使命なのかなと」。

 V9防衛は歴代3位の記録となる。「目指していたわけではないですが、V11もみえてきた。それはそれで楽しい」。棚橋の持つ最多防衛の記録更新を見据えた。王者の誇りを具現化するオカダに18年も死角はない。【藤中栄二】

オカダ(右)は内藤に強烈なキックを食らわせる(撮影・足立雅史)

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棚橋弘至V4も満足せず「メインで4万人集めたい」

棚橋はホワイトに勝利し、ベルトを掲げる(撮影・足立雅史)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 棚橋弘至(41)が再起戦でIWGPインターコンチネンタル王座の4度目の防衛に成功した。

 昨年11月に右ひざを痛めて以来の試合で、反逆の次世代外国人へ変貌したジェイ・ホワイト(25)を迎え撃った。右ひざを徹底して攻撃されたが、最後はハイフライフローの連発から片エビ固めで仕留めた。

 医師からは「再発の可能性がある」と言われ、本格練習を始めたのは10日前だった。その爆弾を執拗(しつよう)に攻められた。何度もねじられ、何度も蹴りを入れられ、何度ものしかかられた。踏ん張りが利かず、痛みも増して、技をかける途中で倒れ込んだほどだった。

 それでも目には目をとばかりに、ドラゴンスクリューでホワイトのヒザをひねり返す。捨て身とも言える場外へのハイフライフローを浴びせる。これで形勢が変わり、棚橋の反撃の口火になった。1度はハイフライフローをかわされたが、ホワイトの必殺技ブレードランナーをスープレックスで返す。さらにハイフライフローの連発で決着をつけた。

 勝利インタビューでは開口一番「もっと簡単に勝たないといけない。ジェイには輝かしい未来が待っているが今じゃない。まだ粗いし、若い。今日の勝ち方では大きいことは言えないけど」と、V4にも満足していなかった。

 12年のオカダに続いて、若手の踏み台になることは阻んで見せた。ただし、今回はメインでもなくセミでもなく、1・4では8年ぶりのことだった。「プロレスラーに試合順はものすごく大事。話題の中心で、チヤホヤされたい」と再起は新たな出発点。大観衆に「久しぶりのドームでうれしい気持ちも悔しい。オレがメインで4万人を集めたい」と、再び頂点への意欲を口にした。

ジェイ・ホワイト(下)をハイフライフローでとどめを刺す棚橋(撮影・狩俣裕三)
棚橋(右)は必死の形相でホワイトを攻める(撮影・足立雅史)
棚橋(上)はホワイトをフォールする(撮影・足立雅史)

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棚橋弘至挑発「ケツひっぱたく」復帰戦V3防衛自信

新日本プロレス1・4東京ドーム大会


 IWGPインターコンチネンタル王者棚橋が復帰戦(新日本プロレス1・4東京ドーム大会)でのV3防衛に自信を示した。

 今日4日が、11月に右ひざ故障で離脱して以来のリング復帰。公開会見では挑戦者ホワイトとリング上でにらみ合い「太陽はまたのぼります。明日は必ず勝ちます」と宣言。「オマエの青いケツをひっぱたいてやる」と英語で挑発し、余裕の表情を浮かべた。

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棚橋弘至「必ず勝つ」右ヒザ故障から1・4復帰戦


 1月4日、東京ドームで予定される新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル選手権試合の公開会見が3日、都内で開催された。

 王者棚橋弘至(41)、挑戦者ジェイ・ホワイト(25)が登場。3度目の防衛戦となる棚橋は、11月の右ヒザ故障からの復帰戦。「太陽はまたのぼります。明日は必ず勝ちます。(ホワイトには)輝かしい未来が待っていると思うが、それは今じゃない。なぜならオレがいるから。オレがチャンピオンだから」とV3防衛の自信を示した。

 一方のホワイトは「オマエの整えた髪も体もリングに引きずり回してやる。オマエの王国をオレが手中にする。そのいい人ぶりには飽き飽きしている」と自信満々に対峙。すると棚橋は「オマエの青いケツをひっぱたいてやる」と上から目線で予告していた。

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オカダ・カズチカが秘める可能性/新日の王位たち

16年6月、IWGPヘビー級のベルトを奪取し腰に巻くオカダ・カズチカ

<新日の王位たち(上):IWGPヘビー級 ジュニアヘビー級>


 日本プロレス界最大のイベント、新日本プロレスの1月4日の東京ドーム大会「レッスル・キングダム」まであと9日となった。全10カードが組まれる中、シングルで懸けられるベルトは27回目で過去最大の5つ。正月の風物詩を前に、「新日の王位たち」で伝統、因縁、戦略が絡むベルトを紹介する。第1回はIWGPヘビー級とジュニアヘビー級について。

 新日本プロレスの「顔」、ヘビー級を巻いた選手こそ看板だ。現在8度防衛中のオカダ・カズチカが65代目。30年前、87年6月12日に初めてベルトを巻いた初代は団体創始者のアントニオ猪木だった。世界に乱立するベルトを1つに統一して真の世界王者を作るべく自ら設立したIWGP=International Wrestling Grand Prix。81年から始まったリーグ戦の第5回大会が行われた87年に、ヘビー級がタイトル化された。

 団体認定の選手権試合は、体重で2階級を設けており、ヘビー級100キロ以上、ジュニアヘビー級が100キロ未満。後者のベルトはヘビー級に先駆けて86年に設けられ、初代は越中詩郎、現在は79代目としてマーティー・スカルが保持する。

 記録ではヘビー級の最多防衛は棚橋弘至の11回で、通算回数も28回で最多。デビュー最短での獲得は中邑真輔の1年4カ月で、23歳7カ月の最年少記録も持つ。来年1月4日のメインに登場する現王者オカダは、保持期間の最長記録を更新中で(試合日に564日)、12年の初戴冠時は中邑に次ぐ歴代2位の24歳3カ月の若さだった。まだ30歳にして、偉大な先輩らに比肩し、追い抜く可能性を秘めている。【阿部健吾】


IWGPヘビー級王座通算防衛回数
IWGPヘビー級王座連続防衛回数

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棚橋弘至1・4復帰宣言もホワイト奇襲に古傷悪化か

欠場の棚橋(左)はあいさつの途中でジェイ・ホワイトの襲撃を受け、痛めている右ひざを攻められてもん絶する(撮影・松本俊)

<新日本:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール


 右ヒザ負傷で欠場中のIWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(41)が来年1月4日東京ドーム大会でのカムバックを宣言した。セミファイナル終了後、リングに立ち「おかげでヒザもだいぶ良くなりました。1・4東京ドームは必ず万全の状態で……出ます!」と会場を埋め尽くしたファンに約束した。

 すると突然、会場に姿をみせた挑戦者ジェイ・ホワイト(25)とリングで対峙。挑発し合った後、エルボー合戦を繰り広げると、右ヒザ攻撃を受けた。さらに必殺技のブレードランナーも浴び、リング上で大の字になった。安静にしたかったはずの右ヒザが悪化した可能性も高く、タイトル戦に向けて不安を残す形となった。一方のホワイトも「オレが東京ドームで全てを覆してやる」と自信満々だった。

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棚橋弘至、来年4月7日に英団体のRPWに特別参戦

棚橋弘至(2015年4月23日撮影)


 新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(41)が18年4月6日(日本時間7日)に米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催される英国プロレス団体RPWの大会に特別参戦すると17日(同18日)、同団体が発表した。

 対戦相手は後日発表となる。(デーブ・レイブル通信員)

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鈴木みのる「雑魚集めたな」タッグリーグ新制度批判

開会式での集合撮影でパイプイスを手にする鈴木(右)(撮影・阿部健吾)


 新日本プロレスのNEVER無差別級王者鈴木みのる(49)が、伝統のワールドタッグリーグの新制度にかみついた。

 開幕を翌日に控えた17日に後楽園ホールで前日会見が行われたが、タッグを組む飯塚高史が欠場するなかで1人で登場した鈴木は、ポケットに手を突っ込み、明らかに気にくわない事がある態度。大会に向けた意気込みを聞かれる順番が回ってくると、Aブロックに出場する他7組の選手をにらむ。そしてマイクを手にすると、ドスのきいた声でぶちまけた。

 「オカダ・カズチカ、ケニー・オメガ、棚橋弘至、内藤哲也。なぜお前らはこの場にいない? お前らの首を取って、決定してる東京ドームのカードひっくり返してやろうと思ったのにな」

 今年から来年1月4日の東京ドーム大会でカードが決定している選手が参加しないことになったが、これが気にくわなかった。

 「まぁ、雑魚をよくここまで集めたな、新日本プロレス。いてもいなくてもわからねぇやつばっかじゃねぇか。みんな、飯塚に食われちまえ、ハハハ!」

 集合写真撮影でも座っていたパイプイスを蹴飛ばし、ひきずって、威圧感を放った鈴木。この怒りがリングでの大暴れにつながりそうだ。

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棚橋弘至1・4東京ドームでホワイトと4度目防衛戦

ジェイ・ホワイトとの対戦会見でポーズを決めるIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(撮影・中島郁夫)


 新日本プロレスは6日、都内の事務所で来年1月4日の東京ドーム大会で、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(40)が挑戦者ジェイ・ホワイト(25)と4度目の防衛戦を行うと発表した。

 5日の大阪大会で、飯伏幸太を29分26秒の激闘の末に退けた後に急襲され、大の字にされたばかり。「微妙な空気で大会を終えてしまった。そこですね」と煮えたぎるものがある。インターコンチネンタル王者を魅力的なものにしようと、挑戦者の指名なども考えていた矢先の対戦カード決定。「はえーな。驚きはあった」と本音は隠さないが、「でも、ここでそれは違うだろと文句を言うのもなんなので、やります!」と語尾を強めて撃破を誓った。

 ヤングライオンだったホワイトは昨夏から無期限の海外遠征に出て、凱旋(がいせん)試合となる。棚橋にとっては、苦い記憶もよみがえる。12年2月、同じように海外から帰国したばかりのオカダ・カズチカに敗れ、IWGPヘビー級王座を失った過去がある。「負けている経験はありますが、学習能力はあるので、二匹目のどじょう、二匹目の棚橋はいない」とうなずきながら言い切った。

 同時に、国内育ちとしては、納得できないこともある。「凱旋(がいせん)帰国する選手に甘い傾向がある。僕が海外遠征を経験していないので、うらやましいというのありますが、1回この流れは止めても良いなと思います」。既定路線化には黙っておけない。リングで立ちはだかり、“純国産”の意地をみせつける。

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棚橋弘至、飯伏退けるもホワイト急襲、息つく暇なし

棚橋弘至(2015年4月23日撮影)

<新日本:大阪大会>◇5日◇エディオンアリーナ大阪


 新日本プロレス大阪大会が5日、エディオンアリーナ大阪で行われ、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(40)が挑戦者飯伏幸太(35)を29分26秒の激闘の末に退け、3度目の防衛に成功した。

 自分を「神」とあがめる飯伏に8月G1クライマックスでシングル初白星を許したが、この日は厳しい攻めに終始。右膝狙いでドラゴン・スクリューを連発。最後は壮絶な打撃戦のスキを突き、ドラゴン・スープレックスからハイフライフロー2連発で仕留めた。

 オカダ、内藤という“2トップ”以上に潜在能力を認めながら、結果を出し切れない後輩に試合後、リングで「覚悟はあるのか?」と発奮を迫った。その後は海外遠征から凱旋(がいせん)したジェイ・ホワイト(25)に急襲、リングで大の字にされる一幕も…。狙われる立場の“エース”には一息つくひまもない。【加藤裕一】

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王者棚橋弘至の挑発に飯伏幸太が激高ハイキック連発

11月5日の大阪大会で棚橋が持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する飯伏


 新日本プロレスの後楽園大会が30日、行われ、IWGPインターコンチネンタル選手権(11月5日、大阪)で対戦する王者棚橋弘至と挑戦者飯伏幸太が、激しい戦いと舌戦を繰り広げた。

 公開調印式で棚橋が「飯伏、もっとしっかりしなさい」と挑発。これに反応した飯伏は10人タッグの試合中、ハイキックを棚橋の胸板に何度もたたきつけた。飯伏は「自分はしっかりしている。これ以上、何をすればいいんですか。早く試合がしたい。早く、大阪になってほしい」と王座戦へ気力を高めた。

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棚橋弘至vs飯伏幸太ベルトかけ次期シリーズ対戦へ

<新日本:両国大会>◇9日◇両国国技館◇観衆9234人(満員)


 IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至と、飯伏幸太のベルトをかけた戦いが、次期シリーズで実現する可能性が高くなった。

 2人は第6試合のタッグマッチで対戦。8月のG1クライマックス鹿児島大会で、飯伏が棚橋にシングル初勝利し、そのときの決め技を「カミゴエ」と命名したことで、新たな因縁が生まれていた。2人は、スタートでいきなりリング上で火花を散らした。飯伏がキック3連発をお見舞いすれば、棚橋はハイキックを受け止めてからのドラゴンスクリューで応戦。一歩も引かない戦いで会場を沸かせた。試合は、飯伏組のジュース・ロビンソンが棚橋の相棒、真壁刀義から3カウントを奪い勝利した。

 試合後、棚橋は「オレとしては、早く棚橋-飯伏を組んでほしい。やるからには、しっかり前哨戦を戦い抜いて、棚橋がなぜ棚橋であるかをたたき込んで、その上で飯伏の覚悟を見ます」と話した。一方の飯伏は「まだまだたくさん絡みたいと思います。次期シリーズは全部出て、最後に勝ってやりたいと思います。棚橋さんが持っているベルトは、昔中邑(真輔)さんが持っていたベルトでもあるので、是非ベルトを取りたいと思います」と、ベルト奪取への意欲を見せた。

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内藤と石井が10・9激突、新日が主要カード発表

 新日本プロレスは22日、9月以降のシリーズの主要カードを発表した。

 9月10日の福島大会(県営あづま総合体育館)では、NEVER無差別級選手権で王者鈴木みのるにマイケル・エルガンが挑戦。同16日の広島大会(広島サンプラザホール)では、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至が、ザック・セイバーJrの挑戦を受ける。同24日の神戸大会(神戸ワールド記念ホール)では、IWGP USヘビー級王者ケニー・オメガが、ジュース・ロビンソンと初防衛戦。10月9日の両国国技館大会では、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦として内藤哲也-石井智宏戦が決定。IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが、EVILと8度目の防衛戦を行う。

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内藤哲也「予想通りの結果」棚橋破り優勝決定戦進出

内藤(上)は棚橋にコーナーポストからデスティーノを決める(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:G1クライマックス27両国大会>◇11日◇両国国技館◇観衆7495人(札止め)

 Aブロックの予選リーグ最終戦で、内藤哲也(35)が、勝ち点12点で並ぶIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至を破り、13日の優勝決定戦進出を決めた。

 大阪城ホール大会でベルトを奪われた棚橋に、徹底して右膝を攻撃された。内藤も棚橋の痛めている右腕を攻めてお返し。互いに勝利への執念を見せ合い、ビンタやエルボーの応酬もあった。最後は、棚橋のツイスト&シャウト3連発を脅威の粘りで返した内藤が、デスティーノ2連発を放って勝利をもぎ取った。内藤は「みなさまの予想通りの結果でしょう。会場のお客様がオレの優勝を望んでいる。優勝決定戦で勝って、ロスインゴ創設以来の大合唱が起こるかも」と不敵な笑みを浮かべた。

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棚橋が真壁下し首位守る G1クライマックス27

棚橋弘至

<新日本:G1クライマックス27愛媛大会>◇4日◇アイテムえひめ

 新日本プロレスのG1クライマックス27愛媛大会が4日、アイテムえひめで行われ、Aブロック第7戦でIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(40)が、メインで真壁刀義を下し5勝2敗の勝ち点10で首位を守った。

 棚橋は真壁の猛攻をしのぎ、最後はハイフライフローで試合を決めた。内藤もセイバーJrとの激闘をデスティーノで制し、5勝目で勝ち点10と棚橋と首位を併走。飯伏は、永田を破り4勝3敗と勝ちが先行。今大会でG1卒業を宣言している永田は、大激戦の健闘むなしく7戦全敗となった。

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飯伏が新必殺技「カミゴエ」で棚橋にシングル初勝利

神とあがめる棚橋に初勝利に疲れた表情で喜びを語る飯伏幸太

<新日本:G1クライマックス27鹿児島大会>◇1日◇鹿児島アリーナ◇観衆3418人(満員)

 Aブロック第6戦が行われ、飯伏幸太(34)が、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至に、シングル戦初勝利を挙げ、3勝3敗と五分に戻した。棚橋とは、15年のG1開幕戦札幌大会で敗れて以来、2度目対戦だった。

 昨年2月に、一度は新日本を退団したとあって、故郷・鹿児島のファンの反応も試合開始時には、棚橋の声援の方が多かった。しかし、飯伏の全力投球のプロレスに、徐々にファンの声援は飯伏に向けられていった。序盤は、棚橋の右足への攻撃に劣勢に立つが、得意のケリや飛びワザでリズムをつくった。場外の棚橋に三角飛びから体を浴びせ、トップコーナーからなだれ式のフランケンシュタイナー。過激なワザで棚橋を追い詰めると、最後はシットダウン式ラストライドから、両腕をつかみ引き寄せながらヒザ蹴りを顔面にたたき込んだ。

 棚橋戦のためにとっておいた必殺技について飯伏は「神を超えたので『カミゴエ』にしてください」と、悲願の勝利に興奮しながら、新ワザを命名した。

 飯伏は「これだけで棚橋さんに勝ったと思っていない。まだまだ、棚橋さんのプロレスは奥が深い。これから深いところまで、味わいたいと思います。ただ。地元で棚橋さんとメインをできたことは最高。まだ、G1はあきらめていない。ここから盛り返して優勝するぞ!」と、うれしそうに話していた。

 一方、敗れた棚橋は「飯伏に神って言われて、いい気になっていた。神は返上だ。ただの逸材に戻るから」と淡々と話していた。

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棚橋弘至勝ち点8で単独首位に 内藤哲也は一歩後退

<新日本:G1クライマックス27愛知県大会>◇29日◇愛知県体育館

 新日本プロレスのG1クライマックス27愛知県大会は29日、愛知県体育館で行われ、Aブロック第5戦でIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(40)が、勝ち点8で単独首位に立った。棚橋は、地元出身のYOSHI-HASHIの奮闘をしのぎ、ハイフライフローで仕留め4勝1敗。

 3勝で並んでいた内藤哲也は、メインで石井智宏に敗れ2敗で1歩後退した。今大会でG1卒業を宣言した永田裕志は、真壁刀義の前に奮闘むなしく敗戦。いまだ勝ち星なしの5連敗と苦しい戦いが続く。4勝の棚橋を内藤、真壁、ファレ、セイバーJr、石井、後藤の6人が追う大混戦模様。

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壮絶ビンタ応酬、棚橋が永田に「1割だけの感傷も」

<新日本G1クライマックス27:町田大会>◇23日◇町田市総合体育館◇観衆4598人(札止め)

 Aブロックの第3戦が行われ、棚橋弘至(40)が、永田裕志を下し、天山広吉と並ぶG1通算最多勝利66勝を記録。今大会でG1を卒業する永田との新旧エース対決は大熱戦。去りゆく先輩をハイフライフロー2発で沈め、2勝1敗とした。内藤がファレに敗れ、開幕からの連勝が2で止まった。

 リング中央で、新日本を背負ってきた両雄が足を止めて殴り合った。ビンタの応酬で、棚橋は永田をはり倒した。最後はこん身のハイフライフロー2発。勝利後、コーナーに登り右手を突き上げた。「永田さんの最後のG1でオレの中に1割だけ感傷もあったが、そんなものは全く必要なかった。ほかの選手にとっての永田とオレにとっての永田はやっぱり違う」。ベルト戦線、G1と永田を超えてきた歴史をかみしめた。

 これでG1通算最多タイの66勝。IWGPヘビー級王座の連続防衛記録で上回った永田と同じ世代の天山を乗り越えようとしている。「記録という記録は全部塗り替えるつもり。次は(記録を)取る」。力強く宣言した。

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棚橋弘至が永田撃破!G1最多66勝、天山に並んだ

棚橋(右)は永田に強烈な張り手を決める(撮影・滝沢徹郎)

<新日本G1クライマックス27:町田大会>◇23日◇町田市総合体育館◇観衆4598人(札止め)

 Aブロックの第3戦が行われ、棚橋弘至(40)が、永田裕志を下し、2勝目を挙げた。また、G1通算勝利数を66勝とし、天山広吉が持つG1通算最多勝利記録に並んだ。

 今大会でG1を卒業する永田との新旧エース対決。観客の永田コールを受け奮闘する相手の粘りに苦しんだ。試合中はリング中央で張り手の応酬。永田が継承してきたストロングスタイルにストロングスタイルで応える戦いで、観客を大いに沸かせた。最後は、コーナーで最後の執念を見せた永田を、頭突きでマットにたたき落とし、ハイフライフロー2連発で仕留めた。棚橋は「永田さんが最後のG1ということで、オレの中に1割だけ感傷があったが、そんなもの全く必要なかった。ほかの選手の中にもその選手にとっての永田がいるが、オレにとっての永田はやっぱり違う。永田が上位でオレがチャレンジャーという構図をひっくり返そうとやってきたが、今もそのまま」と去りゆく先輩を惜しんだ。

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棚橋弘至リングアウト勝ち 頭脳戦でファレを下す

「G1CLIMAX27」Aブロック 棚橋弘至対バッドラック・ファレ。棚橋弘至(上)はバッドラック・ファレを攻めリングアウト勝ち

<新日本:後楽園大会>◇21日◇1728人(札止め)

 G1クライマックス27Aブロック第2戦が行われ、初戦で黒星を喫したIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至が、バッドラック・ファレを下した。

 棚橋は、ファレの巨体とパワーを巧みにすかしながら、ダメージを与える戦略。最後は、コーナートップから場外のファレにハイフライフローを見舞い、ファレのリングアウトで勝利した。

 棚橋は「今のオレで、どうやってファレを倒すか、そればかり考えた。勝ちへのアプローチは1つじゃないから」と頭脳戦での勝利に満足そうだった。

「G1CLIMAX27」Aブロック・棚橋弘至対バッドラック・ファレ。棚橋弘至が入場

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棚橋弘至「こういうこともある」まさかG1初戦黒星

痛めている右腕を絞められて敗れた棚橋は険しい表情を見せる(撮影・河野匠)

<新日本:札幌大会>◇17日◇北海きたえーる◇観衆6189人

 G1クライマックスAブロック初戦が行われ、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至が、初出場のザック・セイバーJr.にまさかの黒星を喫した。

 棚橋は、痛めている右腕に黒いサポーターをして登場。そこを何度も攻撃された。途中、ドラゴンスクリューや、スイングブレイドなど得意技で反撃も、最後は腕を極められ万事休す。ジム・ブレイクス・アームバーでギブアップした。

 棚橋は「大丈夫。オレはG1で16年もやってきているから、こういうこともある」と自分に言い聞かせるように話していた。

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