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棚橋ニヤリ「始まりましたね」前哨戦オカダを攻める

オカダ(下)にテキサスクローバーホールドを決める棚橋(撮影・横山健太)

<新日本:後楽園大会>◇13日◇後楽園ホール


 新日本プロレスは13日に後楽園大会を行い、IWGPヘビー級選手権(5月4日、福岡)の前哨戦がスタートした。

 歴代1位のV12が懸かる王者オカダ・カズチカと挑戦者棚橋弘至が5対5のイリミネーションマッチで対戦。棚橋はテキサスクローバーホールドでオカダを締め上げるなど攻勢に出た。最後は同時に場外転落で失格となったが「始まりましたね」とニヤリ。オカダがV11を達成した1日の両国大会ではリング上で「おめでとう」と祝福したが「オカダの防衛ロード、クソくらえだ!」と罵倒した。

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オカダ、IWGP前哨戦で棚橋挑発「あの客席だよ」

オカダ(下)にテキサスクローバーホールドを決める棚橋(撮影・横山健太)

<新日本:後楽園大会>◇13日◇後楽園ホール


 IWGPヘビー級選手権(5月4日、福岡)の前哨戦が幕を開けた。歴代1位のV12がかかる王者オカダ・カズチカと、挑戦者の棚橋弘至が5対5のスペシャルイリミネーションマッチ(敗れた選手から退場し、最後まで1人でも残ったチームが勝利)で対戦。“V11対決”の注目が集まる中、2人が交錯した。

 中盤、オカダのコブラクラッチホールドを逃れた棚橋はテキサスクローバーホールドで反撃。ジェイ・ホワイトのカットから、今度は逆にオカダがコーナー最上段に座らせた棚橋にドロップキックを見舞った。最後はエプロンでやり合う両者が同時にリングアウトとなり失格したが、博多での決戦へ向けて早くもヒートアップした。

 試合は本隊のデビット・フィンレーが勝ち残った。インタビューエリアでは棚橋は「オカダの防衛ロード、クソ食らえ!」と挑発。オカダは「棚橋さん、あえて言うよ。『棚橋さん』と。皮肉だぞ、これは。客席見た? てめえの挑戦が決まったら、あの客席だよ。横一列がっつり開いていたよ。誰も期待してねえんだよ。棚橋さん! 棚橋弘至だよ、この野郎」とまくしたてた。

リング場外でオカダ(右)を攻める棚橋(撮影・横山健太)
スペシャルイリミネーションマッチに勝利しポーズを決める棚橋(撮影・横山健太)

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中邑真輔「もっとできる」WWE王座挑戦へ心境語る

レッスルマニア34大会でのWWE王座奪取に意欲を示した中邑真輔(撮影・千歳香奈子)


 8日にWWE王座挑戦を控えるスマックダウンの「ロックスター」中邑真輔(38)が6日、米ニューオーリンズで開かれたWWEのインターナショナルメディアデーに登場した。最大の祭典となるレッスルマニア34大会(米ニューオーリンズ・メルセデスベンツ・スーパードーム)で王者AJスタイルズ(40)に挑戦する中邑。日本人初となるWWEヘビー級ベルト奪取のチャンスを前に、自然体で現在の心境を口にした。

-ニューオーリンズはレッスルマニア一色ですね

 中邑 街も人も、WWE全体で盛り上がっているのですが、その中でいかに冷静にいられるかなというところです。うまくメンタルマネジメントができていると思います。興奮はしすぎてません。普段通り。それでやってきたので、いつも通り。

-日米ファンのプロレスに対する反応の違いは

 中邑 相当ありますね。エンターテインメントのとらえ方、日本と比べると違います。米国内でも、北や南や西、東でお客さんの反応、ノリが違う。こんな田舎に人来るのかなというようなところでも5000人クラス(の会場)がいっぱいになる。南米、欧州だったりは目的を持って見に来るお客さんが多い。普段は見られないけれどテレビのネットワークで見ているんでしょう。個々の選手の名前もちゃんと知っています。すごいなと思います。世界中に広がるネットワークのベースが。

-レッスルマニアで王座挑戦。

 中邑 こんなとこまで来ちゃったよ、と言う気はするのですが、個人的な今の心境はやっとスタートラインに立てるのか-みたいな気持ちもある。WWEに来て経験を積み、スマックダウンのスーパースターになったのですけれど、本来の自分というより、もっと自分自身を出し切れているかどうか。出し切れていないと言えばそうなるし。自分の中では「もっとできる、もっとできる」といつも思っているんですけど。それが日曜日にできたら、それがWWEに来て、やっとファーストステップになるのかなと。

-以前は世界のプロレス史に名を残すことをしたいと言っていましたが

 中邑 歴史に残すようなというよりも今は瞬間、瞬間を味わって楽しみたい。リングに立てなくなってから振り返る方が良いですね。

-16年1月4日の東京ドーム以来のAJスタイルズ戦

 中邑 お互いに、すべてアップデートされているわけですから。まったく同じものは出てこないわけですし、戦いのシチュエーションの中で最善の選択をしたいなと思っている。

-今やWWEで人気の入場スタイルについては

 中邑 まだ知らないです。ボクは入場に時間とりたくないから、かけ足で入ろうかなと思ったりして。気持ち良いでしょうね。チケットもほぼ売り切れで、8万人が見ている会場で、入場の瞬間だけはすべての視線がボクに集まるわけですから、それを考えるだけでも気持ちが良いなと思う。

-コスチューム

 中邑 用意して、ワードローブにかけてあります。初めてのレッスルマニアだから、正装という意味を込めたものを作りました。紋付きはかまではないです。

-過去にここまで興奮したことはあった

 中邑 これまでの方があったかもしれないですね。抑えるというのは、気負っているわけではなく、余計な情報を入れないというくらいです。とは言っても、この街はレッスルマニアだらけですけど。ホテルでも普段通りに過ごし、トレーニングも普段通り。日々のルーティーンも普段通り。いつもと同じノリで行こうかなと。会場に入って入場ゲートを歩き始めたらフルスロットルでしょうけど。それまでは、ちょっとすべて温存しているようなところもあります

-新日本プロレスの棚橋弘至らが日本のレスラーたちも観戦に来ますが

 中邑 そうですか、棚橋さんが。日本からボクの知り合いも何人か観戦に来ます。うれしいですね。日本を代表して、というほどの気持ちはないですが、レスリングは世界共通語だと思っているので、日本を誇りに思って、遠いニューオーリンズまで来てもらえるのは心強いですね。

-WWEヘビー級王座を獲得すれば日本人初の快挙。歴史的な意味を意識する

 中邑 していないですね。自分がどうとらえるか、生きるかを大事にしているので、周りの評価とか比べるのは試合に集中するには余計な情報になる。そこまではいらない。1番の目的は自分が試合でどう動くか、どんな試合をするかなので、終わってから考えます

-WWE王座戦のイメージは持っている

 中邑 何かを生み出さないといけないと思っている。これで終わりじゃないですから。

-WWEと勝負するという気持ち

 中邑 それはもちろんありますね。自分にしろ、AJ(スタイルズ)にしろ、見せつけようと思っているものはあると思うので、そこには集中しますね。

-新日本プロレスの旧ロサンゼルス道場時代から親交の深いスマックダウンGMのダニエル・ブライアンがレッスルマニアで選手復帰しますが

 中邑 うれしいです。2年前、ツイッターでブライアンが引退表明することが速報で流れてきた時はショックでした。ブライアンと試合をすることが一つの目的でWWEに来たので。その可能性がゼロではなくなったのはうれしいニュースですね。

(ニューオーリンズ=千歳香奈子通信員)

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鈴木みのる米国で1日2連勝、負傷選手の代役で出場

鈴木みのる


 新日本プロレスIWGPインターコンチネンタル王者鈴木みのる(49)が米国で1日2連勝を飾った。

 5日(日本時間6日)、米ルイジアナ州でのGCW大会のメインに負傷選手の代わりに急きょ出場、元UFC戦士マット・リドル(32)にロープなし、KOか関節技での完全決着戦に裸絞めで勝利。続けてレッスルコン大会は6人タッグで棚橋弘至組と戦い、アームバーで試合を決めた。(デーブ・レイブル通信員)

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棚橋弘至、オカダとのV11対決へ「ドラマチック」

成田空港でポーズを決める棚橋


 新日本プロレスの「エース」棚橋弘至(41)が4日、米ルイジアナ州ニューオーリンズで英団体RPW、米団体ROHに参戦するために渡米した。

 7日のROH大会ではジェイ・リーサルと組んでROHタッグ王者ブリスコ・ブラザーズに挑戦するなど3試合を戦う予定。同地では8日にWWE最大の祭典レッスルマニア34大会が開催される。「観戦したいと思ってます。初めてですね」。かつて新日本でしのぎを削った中邑真輔がWWE王座戦で王者AJスタイルズに挑む舞台。「間違いなく刺激になるでしょう」と語った。

 5月4日に福岡で開催のIWGPヘビー級選手権で、新記録となる12度目の防衛がかかる王者オカダ・カズチカ(30)と戦うことが決まったばかり。自身が保持する最多連続防衛記録11回に並ばれた1日の両国大会では、オカダの試合後にリングに上がり、「世界中探しても、次の挑戦者、俺しかいねぇじゃん。今度は逆だ。お前の防衛記録…俺が止めてやる!」と宣言した。

 海外遠征から帰国した直後の若きオカダにまさかの敗北を喫し、12度目の防衛に失敗したのが12年2月。王者、挑戦者と立場が入れ替わり、「V11対決」で舞台が整った。「ドラマチックですよね。いろいろな部分が同じ。6年ですよ、6年の大河ドラマですね」と運命的なものを感じ、一層のモチベーションとしている。「6年前はオカダに『顔じゃない』とブーイングが飛んでましたね。今回は正反対の立場ですが、あり得ないことが起こる。歴史は繰り返しますよ」と再び新日本の頂点に立つ像を明瞭に結んでいた。

V11を果たした棚橋(左)に挑戦を表明したオカダ(2012年1月4日撮影)

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オカダ「つまらない相手、認めてない」棚橋と防衛戦

12度目の防衛成功に自信たっぷりのIWGPヘビー級王者オカダ


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が5月4日、福岡国際センターで棚橋弘至(41)を挑戦者に迎えた12度目の防衛戦に臨むことが2日、正式発表された。

 都内の新日本プロレス事務所で会見に臨んだオカダは、11度防衛の歴代1位記録で並ぶ棚橋とのV12戦に向け「並ぶというのは気持ち悪いので、さっさと12にいかせてもらいます」と自信たっぷりに宣言した。

 前夜1日の両国大会で挑戦表明してきた棚橋に対し「さん」付けではなく、呼び捨てにしたことに触れ「つまらない相手だと思いますよ。過去にやってきたことは認めてますけど、最近の棚橋弘至はレスラーとして認めていない」とバッサリ。コンディション、実力、強さともにレベルが下がっていると切りまくった。

 現在も棚橋が「エース」と自負していることについて「新日本プロレスのエース(の称号)はどうぞ。ただ自分が言っているだけ。恥ずかしくなくエースだよと名乗りたいのであれば、ご自由に」と上から目線で突き放した。

 棚橋とのIWGP戦は16年1月4日の東京ドーム大会以来。シングル戦も同年8月のG1クライマックス以来となる。オカダは「やっときたな、とかまったくない。もちろん(棚橋に)実力があれば、もっと早く戦っていたと思うし、それが今の棚橋弘至の実力なんじゃないかと。たどりつくまでに2年近くかかってしまう選手なんじゃないかなと思います」とレベルの違いを強調した。

 6年前の12年、棚橋弘至のV12戦で防衛記録を止めたのはオカダ自身。今回は立場が逆転した形での顔合わせとなったが、棚橋に向けて「できるんならやってみろよ」と不敵に笑った。

5・4福岡大会で棚橋を挑戦者に迎え、12度目の防衛戦に臨むIWGPヘビー級王者オカダ

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オカダは5月に防衛戦 新日本が次期主要カード発表

12度目の防衛成功に自信たっぷりのIWGPヘビー級王者オカダ


 新日本プロレスは2日、次期シリーズの主要カードを発表した。

 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカは5月4日、福岡国際センターで挑戦者棚橋弘至との12度目の防衛戦に臨むことが発表された。同王座11度の防衛記録で並ぶ棚橋を下し、新記録のV12を狙うことになった。

 4月23日の後楽園大会で、IWGPジュニアタッグ王者エル・デスペラード、金丸義信組が高橋ヒロム、BUSHI組との2度目の防衛戦に臨む。同24日の後楽園大会では、IWGP・USヘビー級王者ジェイ・ホワイトがデビット・フィンレーとの2度目の防衛戦、同27日の広島グリーンアリーナ大会は、NEVER無差別級王者後藤洋央紀がジュース・ロビンソンとのV3戦、同29日のグランメッセ熊本大会は、IWGPインターコンチネンタル王者鈴木みのるが内藤哲也との2度目の防衛戦に臨むことがそれぞれ決まった。なお同29日にはIWGPタッグ王者デイビーボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー組がSANADA、EVEL組との2度目の防衛戦も行われる。また5月3日の福岡国際センター大会ではNEVER無差別級6人タッグ戦の開催も決定した。

5・4福岡大会で棚橋を挑戦者に迎え、12度目の防衛戦に臨むIWGPヘビー級王者オカダ

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オカダ最多V11「あっという間にV100いくぞ」

ザック・セイバーJr.(左)にレインメーカーを決めるオカダ(撮影・江口和貴)

<新日本:両国大会>◇1日◇両国国技館


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が大記録に並んだ。ニュージャパン杯覇者ザック・セイバーJr(30)を34分58秒、レインメーカーからのエビ固めで仕留めた。関節技マスターの英国人に苦しみながら、11度目の防衛成功。棚橋弘至(41)が持つ最多記録に並び、次は挑戦者に名乗りを上げたその棚橋との直接対決で新記録を作る。

 オカダは関節地獄から生還した。決められ続けた手負いの右腕で、こん身のレインメーカーをぶち込んだ。勝ち名乗りを受けても、右腕を抱えた。「きつかった」。7822個の関節技を持つとする男に、何度も餌食になった。レインメーカーを飛びつき腕十字固めで返される脅威。ただ、心も腕も折れない。「レベルの高い関節技でした。でも、お前と戦ったことで、もっと強くなりました」と誇った。

 「1つの語れる試合をしたい」。信念が生まれた。きっかけは16年6月の王座戴冠後から更新し続ける最長保持期間だった。「超えたよと言われた瞬間に、誰も知らなかった」。前保持者の橋本真也の記録(489日)は認知が少なく、感慨は皆無。記録への興味が消えていった。「そんなことにこだわるより、『あの試合、生で見ていたよ』と言われたい」。

 その思いは海外ファンを眼前にし、さらに際立つ。昨夏に続く先月の米国遠征。4372人満員の会場で、「OKADA!」の絶叫を聞いた。「日本のプロ野球の試合を米国でやっても埋まらないでしょ。でも、プロレスなら埋まる。それがプロレスのパワー」。顔役として、そんな「語れる」試合をしたい。

 8キロもあるベルトを自ら持ち歩き、「飛行機の超過料金、結構払ってます」と片時も離さない。試合後、挑戦者に名乗りを上げた棚橋を呼び捨てにし、「棚橋を軽く倒してV12。気が早いと思っていたら、あっという間にV100いくぞ」と豪語した。ベルトを手放す気は毛頭ない。「記録にこだわりはないけど、素晴らしいプロレスを届けますよ」。信念で戦い続ける。【阿部健吾】

オカダ・カズチカの防衛戦
11度目の防衛を果たし、試合後に棚橋(右)の挑戦を受けるIWGPヘビー級王者オカダ(撮影・江口和貴)
IWGPヘビー級王座連続防衛回数
11度目の防衛を果たしポーズを決めるIWGPヘビー級王者オカダ(撮影・江口和貴)

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棚橋弘至「オレしかいねぇ!」王者オカダに挑戦表明

11度目の防衛を果たし、試合後に棚橋(右)の挑戦を受けるIWGPヘビー級王者オカダ(撮影・江口和貴)

<新日本:両国大会>◇1日◇両国国技館


 オカダ・カズチカと同じIWGPヘビー級王座連続防衛11度の記録を持つ棚橋弘至が、オカダへの挑戦を表明した。

 オカダの防衛後、マネジャーの外道の「誰か挑戦するやつはいないのか?」の言葉に反応。花道から姿を現し「時間がたったけど、やっとお前の前に戻ってきた。もう、世界中捜しても次の挑戦者はオレしかいねぇ!」と言い放った。この日は、第4試合の6人タッグ戦に登場。相手のYOSHI-HASHIを必殺のハイフライフローで破り、好調さをアピールしていた。「あらゆるシチュエーションがオレに味方している。すっごい時間がかかったけど、もう1回IWGPヘビー級戦線に戻る。世界を捜しても、この記録を止める役目はオレしかいない。ここ数年で立場は逆転したけど、追いかける棚橋を見せたい。もう1度、新日本の頂点に立つ。チャンピオンが挑戦を認めてくれるのを待ってます」と話した。史上最多12度連続防衛を目指すオカダを、今度は棚橋が止められるか。新旧エースの対決が注目だ。

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オカダ11度目防衛「次、棚橋を軽く倒してV12」

11度目の防衛を果たしポーズを決めるIWGPヘビー級王者オカダ(撮影・江口和貴)

<新日本:両国大会>◇1日◇両国国技館


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が大記録に並んだ。

 ニュージャパンカップを制した挑戦者ザック・セイバーJr.(30=英国)を34分58秒、レインメーカーからのエビ固めで下し、11度目の防衛に成功。棚橋弘至が保持していた最多記録に並んだ。

 「きつかった」。7822個の関節技を持つと自負する男につかまり、何度もギブアップ危機が訪れた。絡み付くように次々にポジションを変えて、全身を痛めつけられた。

 必殺技レインメーカーを放つ右腕を集中的に攻められ、ドロップキックすら関節技で返された。長い防衛ロードでも未経験のタイプに苦しんだが、そこは絶対王者。最後は手負いの右腕でこん身のレインメーカーで撃沈。

 「もちろん、投げられるのもきついし、大きな男と戦うのもきつい。でもこうやって、関節技に苦しめられるのもきつい。いろんな相手とこのベルトをかけて戦ってきて、また本当に強くさせてもらって、ありがとうと思いますね。きつかった、強かった」と振り返った。

 試合後のリングには、記録に並んだ棚橋が登場した。V11達成者同士の頂上決戦で新記録をかけるが、恒例の「3つ言わせて下さい」の2つ目でこう切り捨てた。「棚橋さん、あなた何やってたんですか。ケガして復帰して、ケガして復帰して。つまんねーな。棚橋さんじゃなくて、お前は棚橋だ」と上から目線で呼び捨てにした。そしていつもは「特にありません」の3つ目で、「特にあるぞ」とニヤリとして続けた。「次、棚橋を軽く倒してV12、13、14…、100までいくぞ。まだ気が早いと思っていたらあっという間に100いくぞ」と大胆に豪語した。

ザック・セイバーJr.(左)にレインメーカーを決めるオカダ(撮影・江口和貴)
IWGPヘビー級選手権でザック・セイバーJr.(左)にドロップキックを決めるオカダ(撮影・江口和貴)
IWGPヘビー級選手権でザック・セイバーJr.(右)に関節技を決められるオカダ(撮影・江口和貴)

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オカダ「達成して黙らせる」V11戦へ王者威厳示す

IWGPヘビー級選手権の調印式で意気込みを語るオカダ・カズチカ(撮影・山崎安昭)


 新日本プロレス両国大会(4月1日、両国国技館)の調印式が30日、都内の後楽園ホールで行われ、IWGPヘビー級王座の最多タイ記録の11度目の防衛戦を迎える王者オカダ・カズチカ(30)と、ニュージャパン杯で初出場初優勝した挑戦者ザック・セイバーJr(30=英国)が登壇した。

 先にマイクを握ったのはセイバー。「ここ6年、新日本ではずっと雨が降り続いているようだな。止めるためには雨以上のものが必要になる。降らないならおれがタップアウトをしてやろう」と宣戦布告した。RPW英国ヘビー級王者にもなった関節技マスターらしく、極めに極めてベルトを奪う。

 その発言中も大きく表情を変えることがなかったオカダ。勝てば棚橋弘至が持つV11の記録に並ぶ状況だが、「今回がV11の試合ということで、ザックは関節技が強いですけど、しっかり倒して、記者の人とかにV11への気持ちを飽きるほど質問されるので、さっさと達成して黙らせてやる」と報道陣までけん制し、王者の威厳を示した。

IWGPヘビー級選手権で意気込みを語るザック・セイバーJr.(撮影・山崎安昭)
IWGPヘビー級選手権の調印式を終えたオカダ・カズチカはザック・セイバーJr.とポーズを決める(撮影・山崎安昭)

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内藤哲也、米国での新日人気に満足も…試合順に不満

新日本本隊との8人タッグを制し、米ファンからの大歓声を浴びて上機嫌のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのボス内藤(撮影・千歳香奈子)

<新日本プロレス:STRONG STYLE EVOLVED>◇25日(日本時間26日)◇米ロングビーチ・ウオルター・ピラミッド


 内藤哲也率いるユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」が、米国人ファンから大声援を浴びた。同ユニットのSANADA、BUSHI、高橋ヒロムと組み、棚橋弘至、KUSHIDA、田口隆祐、ドラゴン・リー組と8人タッグで激突。両軍入り乱れての展開で、内藤がダメージの大きい田口を捕獲すると、デスティーノを決め、12分13秒、エビ固めで快勝した。

 会場を埋め尽くす現地の大観衆からの声援を感じとった内藤は「支持率、人気、確認してくださいましたか? すごい支持されているんですよ。日本のお客様。バレットクラブだけじゃない。新日本プロレスがこれから世界に打って出るなら、いつも通りの新日本を見せるべきじゃないですか? 普段どおりの新日本プロレスで勝負してこそ意味があるんじゃないですか?」と満足そうに笑った。

 また自らの試合順が全9試合中の5試合目だったことに触れ「米国大会だからと言ってメインイベント、セミファイナルで(外国人を)使うのはおかしいんじゃないの? 新日本プロレス、これだけ盛り上がっているんだから、自信を持ってそのままの新日本プロレスを世界の皆様に届けましょうよ」と、皮肉交じりに不満を口にしていた。(千歳香奈子通信員)

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新日本ロサンゼルス道場がオープン 棚橋「きれい」

新日本プロレスのロサンゼルス道場のヘッドコーチに就任した柴田(右)と会見に同席したエース棚橋(撮影・千歳香奈子)


 新日本プロレスの米進出への拠点となるロサンゼルス道場が24日(日本時間25日)、正式オープンした。ロサンゼルス空港から南に車で約30分ほどのカーソン市に新設された。一般公開となった道場開き会見には、300人近いファンが集結。エース棚橋弘至、獣神サンダー・ライガーら新日本本隊メンバー、道場でコーチを務めることになった柴田勝頼、スコーピオ・スカイが出席した。

 棚橋は「きれいだし、とてもビューティフル。これからワークアウトができるマシンも増えていくと思う」とあいさつ。ロス道場の指導陣は柴田とスカイが主体となるものの「次世代の棚橋を探す」と同道場での指導にも意欲をみせた。

 3月19~23日には1回目の春季キャンプが開催された。同26~30日には2回目のキャンプも予定される。コーチを務める柴田は「良い選手を育てていきたい。日本の道場の伝統を受け継いでもらう練習をしたい」と意欲をみせた。

 獣神サンダー・ライガーは「新日本の道場から巣立ち、今、世界で活躍している選手は(WWEの)フィン・ベイラー。古くはディーン・マレンコ、エディ・ゲレロ、クリス・ベノワらが新日本から巣立っている。そういった選手が、このロサンゼルス道場から必ず出ると思っています」と大きな期待を寄せていた。【千歳香奈子通信員】

オープンとなった新日本プロレスのロサンゼルス道場(撮影・千歳香奈子)
新日本プロレスのロサンゼルス道場内に設置されたリング。道場マッチも開催できるスペースがある(撮影・千歳香奈子)

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セイバーJr.がオカダに挑戦「ギブアップ奪う」

ニュージャパン杯優勝一夜明け会見に臨んだザック・セイバー Jr.


 新日本プロレスは22日、都内の事務所でニュージャパン杯(NJC)優勝者ザック・セイバーJr.(30=英国)の一夜明け会見を行った。

 セイバーJr.は21日に新潟・アオーレ長岡で行われたNJC優勝決定戦で、棚橋弘至(41)を破り、初出場で初優勝の快挙を達成。会見に出てきたセイバーJr.は、NJC優勝者トロフィーにキスをして「この横にあるトロフィーは自分の運命だ。14歳のときから自分が新日本で戦うことを知っていた。4年間、日本に暮らしトレーニングしてきた。そして、参戦から1年で初めて優勝した。これが自分のキャリアの本当のスタートだ」と胸を張った。優勝後には、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)への挑戦を表明。4月1日の両国国技館大会で、タイトル挑戦も正式決定した。「オカダにサブミッション(関節技)で勝てると思わない、と答えるのなら実家に帰った方がいい。オカダからギブアップを奪い、英国人初のIWGPヘビー級チャンピオンになる」と王座奪取を宣言した。

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セイバーJr.「オカダとやりたい」棚橋撃破で加速

優勝を決めたザック・セイバーJrは優勝トロフィーにキスをする(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:長岡大会>◇21日◇アオーレ長岡


 関節技マスター、ザック・セイバーJr(30=英国)が、棚橋弘至(41)を破り、春の最強戦士決定戦と呼ばれるニュージャパン杯で初優勝した。相手の繰り出すあらゆる技に得意の関節技で対応し、じわじわと追い詰め、最後は34分2秒、オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス(変形けさ固め)で仕留めた。

 試合後、セコンドのTAKAみちのくに「4・1、両国でお前は誰に挑戦する?」と尋ねられたセイバーJrは「オカダとやりたい」とIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカへの挑戦を表明。初出場ながら、関節地獄で内藤哲也、飯伏幸太、SANADAと新日本が誇る実力者を次々と倒し、最後はエース棚橋まで血祭りに上げた。「最初から終わりまでオレの独走だった。今日、オレは棚橋を終わらせた。今はオカダがここのエースらしいが、英国のヘビー級王者が、そのエースを倒さなきゃいけない」と不敵に笑った。

 ◆IWGPヘビー級王者オカダのコメント さあ、ザック。春の最強戦士決定戦に勝ったが、オレを倒せないと最強とは言えないぞ。レインメーカーになって、オレは1回しかギブアップしたことがない。そんなオレに関節技が決められるかな。

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ザック・セイバーがNJC初制覇でオカダに挑戦表明

棚橋に勝利し優勝を決めたザック・セイバーJr(手前右)は花道で雄たけびを上げる(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:長岡大会>◇21日◇アオーレ長岡


 関節技マスター、ザック・セイバーJr.(30=英国)が、棚橋弘至(41)を破り、ニュージャパン杯(NJC)初優勝を決めた。

 棚橋の繰り出すあらゆる技に得意の関節技で対応し、じわじわと追い詰めていった。終盤、棚橋のハイフライフローをかわし、足を捕まえ締めあげた。最後は32分2秒、オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス(変形けさ固め)で勝利をつかんだ。試合後、セコンドのTAKAみちのくに「4・1、両国でお前は誰に挑戦する?」と尋ねられ「オカダとやりたい」とIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカへの挑戦を表明した。初出場ながら、関節地獄で内藤哲也、飯伏幸太、SANADAと新日本が誇る実力者を次々と倒し、最後は新日本のエース棚橋を血祭りに挙げた。「初めて出たNJCだけど、最初から終わりまでオレの独走だった。今日、オレは棚橋を終わらせた。今はオカダがここのエースらしいが、英国のヘビー級王者が、そのエースを倒さなきゃいけない」と、ザックは不敵に笑った。

ザック・セイバーJr(左)の関節技「オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス」を極められマット叩きギブアップする棚橋(中央)(撮影・滝沢徹郎)

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棚橋弘至「遠いな」3度目Vにあと1歩及ばず

「NEW JAPAN CUP 2018」 決勝戦 ザック・セイバーJrに敗れ優勝を逃した棚橋(中央)はセコンドの肩を借りて引き揚げる(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:長岡大会>◇21日◇アオーレ長岡


 3度目の優勝にあと1歩及ばなかった棚橋弘至(41)は、若手選手に方を抱きかかえられ控室に引き揚げた。

 終盤、ハイフライフローで勝負を決めるかと思われた。しかし、ザック・セイバーJr.(30=英国)に決め技をかわされ、オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス(変形けさ固め)に最後につかまった。

 インタビュールームでは、床に倒れ込みながら「届きそうで届かない。チャンピオンの背中が見えたんだけど、遠いな」と苦しそうに話した。それでも「必ず言ったことは、した約束は守るから」と9日の後楽園大会で観客に宣言した「もう1度新日本の頂点に立つ」という約束の実現を口にした。

ザック・セイバーJr(左)の関節技「オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス」を極められマット叩きギブアップする棚橋(中央)(撮影・滝沢徹郎)

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棚橋弘至が英RPW大会でロビンソンとタッグ再結成

棚橋弘至


 新日本プロレスの棚橋弘至(41)が、4月6日(日本時間同7日)に米ニューオーリンズで開催される英国プロレス団体RPW大会で、タッグ戦に出場することが19日までに分かった。

 棚橋は新日本に参戦のジュース・ロビンソン(28)とタッグを結成。マーク・デイビス、カイル・フレッチャー組と対戦する。棚橋はロビンソンと16年の新日本のワールドタッグリーグを戦い、16日の後楽園大会では、ニュージャパン杯準決勝を戦い勝利。シングル戦で不穏な空気も流れたが、米国で再び合体する。(デーブ・レイブル通信員)

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棚橋弘至ニュージャパン杯Vへ「アイム・レディー」

ニュージャパン杯決勝を先に決めた棚橋弘至(撮影・桝田朗)

<新日本:浜松大会>◇18日◇アクトシティ浜松


 ニュージャパン杯決勝にひと足先に進出を決めた棚橋弘至(41)はセミのタッグ戦で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ組と対戦した。

 先発を買って出ると、いきなりオカダと激しい攻防を演じた。試合は、パートナーのフィンレーが、オカダ組のチャッキーTを破り勝利したが、試合後には棚橋とオカダがリング上でにらみ合い。オカダからベルトを突きつけられ、挑発されたが冷静に対応した。

 16日の後楽園大会でジュース・ロビンソンを破り決勝進出を決めた後、観客席に向かい「もう1度新日本プロレスの頂点に立ちたい。いや、立つ!」と宣言しただけに、ニュージャパン杯優勝者に与えられるベルト挑戦権の照準は、オカダのIWGPヘビー級王座に定めているはずだ。

 棚橋は「このあと、しっかりザックとSANADAの試合を見届けますよ。アイム・レディー(準備はできている)。ニュージャパン杯を意識して、決勝を意識して、そのせいで今は無意識。よし、誰でも来い!」と、自らに気合を入れるように話していた。

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棚橋弘至3度目Vへ「失ったものは試合で取り戻す」

準決勝でジュース・ロビンソンを破り、あと1勝とポーズを決める棚橋(撮影・狩俣裕三)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇後楽園ホール


 新日本プロレスの後楽園大会が16日に行われ、棚橋弘至(41)がニュージャパン杯(NJC)準決勝でジュース・ロビンソンを破り決勝進出を決めた。右ヒザ変形関節症から9日に復帰。ぶっつけ本番のNJCだったが、ロビンソンと29分52秒に及ぶ熱戦を展開。最後は、必殺のハイフライフロー2連発で勝負を決めた。

 棚橋の決勝進出は準優勝に終わった12年大会以来、6年ぶり4度目。試合後は、会場のファンの声援に応え、エアギターのパフォーマンスを3度披露した。「あと1つ。ケガからの復帰、大丈夫といっても試合で失ったものは試合で取り戻すしかない。ちょっくら優勝してきます」と3度目の優勝宣言も飛び出した。決勝は21日の長岡大会で、SANADA-ザック・セイバーJrの勝者と対戦する。

ジュース・ロビンソン(左)と激しく打ち合う棚橋(撮影・狩俣裕三)
ジュース・ロビンソンを破り、エアギターを奏でる棚橋(撮影・狩俣裕三)

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棚橋弘至6年ぶり決勝「頂点に立ちたい…絶対立つ」

準決勝でジュース・ロビンソンを破り、あと1勝とポーズを決める棚橋(撮影・狩俣裕三)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇後楽園ホール


 エース棚橋弘至(41)がニュージャパン杯(NJC)準決勝でジュース・ロビンソンを破り決勝進出を決めた。

 右ヒザ変形関節症から9日に復帰。ぶっつけ本番のNJCだったが、ロビンソンと29分52秒に及ぶ熱戦を展開。場外乱闘や、コーナーポスト、ロープを使ったラフファイトで勝利への執念を見せた。終盤、ロビンソンの“ハイフライフロー”2連発に危ない場面もあったが、最後は、必殺のハイフライフロー2連発で勝負を決めた。

 棚橋の決勝進出は準優勝に終わった12年大会以来、6年ぶり4度目。試合後は、マイクを握り「みんなの前ではっきり言っておきたい。もう1度、新日本プロレスの頂点に立ちたい。いや、絶対立つ! みんなの前で宣言したからには、やるしかないね」と語りかけ、大声援を浴びた。

 その後会場のファンの声援とアンコールに応え、エアギターのパフォーマンスを3度披露した。「あと1つ。ケガからの復帰、大丈夫といっても試合で失ったものは試合で取り戻すしかない。1回戦、2回戦と取り戻しているんじゃなく、新しく棚橋を土台から始めて、基礎をつくって筋肉、柱をつくって今までにないオレは全盛期。あ、間違い。オレは生涯全盛期だった。ちょっくら優勝してきます」と3度目の優勝宣言も飛び出した。決勝は21日の長岡大会で、SANADA-ザック・セイバーJr.の勝者と対戦する。

ジュース・ロビンソン(左)と激しく打ち合う棚橋(撮影・狩俣裕三)
ジュース・ロビンソンを破り、エアギターを奏でる棚橋(撮影・狩俣裕三)

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味方のはずが…棚橋弘至、ロビンソンと険悪ムード

<新日本:後楽園大会>◇15日◇後楽園ホール


 16日の後楽園大会でニュージャパン杯(NJC)準決勝を戦う棚橋弘至(41)とジュース・ロビンソン(28=米国)がタッグを組み味方として戦った。

 第5試合の6人タッグで、マイケル・エルガンを加えた新日本正規軍として、オカダ・カズチカ率いるCHAOSと対戦。先発決めからギクシャクすると、棚橋がロビンソンにラリアットを誤爆。試合こそ、ロビンソンがオカダ組のチャッキーTを破り勝利したが、その後も握手はなし。エルガンがしきりにとりなしたが、最後までピリピリムードだった。棚橋は「タッグを組んでいても、同じユニットであっても試合前に握手はしない。甘いケーキにしょうゆや塩をかけるようなもの」と独特の表現で解説した。一方のロビンソンも「棚橋は自分の扱い方が変わった。明日の試合が終わった後、自分たちの関係性が変わっていくかもしれない」と微妙な表現で、正規軍離脱もにおわせた。

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棚橋弘至1カ月半ぶり復帰も「まだ少し時間かかる」

ひざの故障から復帰してリングに上がる棚橋(撮影・山崎安昭)

<新日本:後楽園大会>◇9日◇東京・後楽園ホール


 右ヒザの負傷で欠場していたエース棚橋弘至(41)が、第4試合の6人タッグで約1カ月半ぶりに復帰した。

 棚橋は1月27日札幌大会のインターコンチネンタル(IC)王座防衛戦で、鈴木みのるに右ヒザを破壊された。翌28日の札幌大会を欠場し、同29日には新日本が右ヒザ変形関節症で2月10日の大阪大会までの欠場を発表していた。

 この日の試合では、IC王者鈴木や、この日から開幕したニュージャパン杯の1回戦(10日、愛知大会)で当たるタイチらと対戦。いきなり鈴木から右ヒザを攻撃されながら、ドロップキックで逆襲するなど軽快な動きも見せた。タイチとは、キック攻撃などを受けたが、スリングブレードで切り返す余裕の対応。試合は、タイチが棚橋のパートナー、ヘナーレから3カウントを奪い敗れたが「今年2回も復帰戦をやった。もう2度と復帰戦はやらない。まだ少しは時間がかかる。単なるジャンプと試合の中の動きがシンクロしていない。リング上での動きもチグハグ。タイチは、大田区体育館でいくらいい試合をやったと言っても、オレの中のイメージはそう変わらない。明日タイチに勝って、その先に行きます。ただ帰ってきただけじゃなく、ちょっくら優勝してきます」と優勝宣言した。

ひざの故障から復帰した棚橋(下)は鈴木に足を狙われる(撮影・山崎安昭)

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オカダ「愛情を感じて愛で返した」かわいい弟に完勝

飛んできたオスプレイ(左)をドロップキックで撃墜するオカダ(撮影・河野匠)

<新日本プロレス:旗揚げ記念日大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が階級を超越した「王者対決」を制した。自ら指名したIWGPジュニア王者ウィル・オスプレイ(24)とシングル激突。25分25秒、レインメーカーからのエビ固めで同じユニットCHAOSの弟分を力でねじ伏せた。

 ヘビー級王者らしい貫禄だった。オカダが、驚異的な身体能力で攻め込むオスプレイの動きを強引に封じた。ラリアット2連発。最後の力を振り絞りオスカッターを仕掛けたジュニア王者を捕まえ、そのまま墓石式脳天くい打ちでマットに突き刺し、レインメーカーでとどめを刺した。力と技の攻防を制し「明日からの47周年目も、オカダに任せなさい」と豪快に締めくくった。

 15年10月、英国遠征したオカダが英団体RPW大会でオスプレイと対戦。実に2年6カ月ぶりの直接対決だった。「こんなにいいレスラーがいるんだ」と自らユニットCHAOSに勧誘した。16年3月の旗揚げ記念日大会から新日本に参戦したオスプレイと兄弟のように活動してきた。「外国人だけど、新日本らしい気持ちのこもった戦いができる」と認める。この2年間でベスト・オブ・ザ・ジュニアで優勝し、IWGPジュニア王座奪取と成長したオスプレイに向け「かわいい弟。オカダへの愛情を感じてオレも愛で返しました」と笑みもこぼした。

 14年の旗揚げ記念日大会のオカダ・カズチカ-飯伏幸太戦以来、4年ぶりのヘビーVSジュニア王者対決を制した。先月10日、歴代2位となるIWGP王座10度目防衛を成し遂げ、棚橋弘至の持つ最多記録V11に王手をかけた。次期挑戦者は今月9日開幕のニュージャパンカップ優勝者になる。「待ちくたびれている。長い間、待っています。オレを倒す人を」。IWGPベルト以上に、オカダ自身が輝きを放った。【藤中栄二】

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オカダ・カズチカ「オスプレイいれば新日本は安泰」

オスプレイ(左)をレインメーカーでマットに沈めるオカダ(撮影・河野匠)

<新日本プロレス:旗揚げ記念日大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が自ら対決を指名した弟分のジュニア王者を下した。

 同じユニットCHAOS所属のIWGPジュニア王者ウィル・オスプレイ(24)と階級を超越した王者対決に臨み、25分25秒、エビ固めで勝利。団体46周年を飾るメイン役をやり遂げ「明日から47周年が始まる。棚橋弘至、いや違う。内藤哲也、いや違う。ケニー・オメガ、いや違う。オカダ・カズチカに任せなさい!」とのマイクアピールで締めた。

 驚異的な身体能力で空中技を繰り出してきたオスプレイに対し、オカダも高い打点のドロップキックで撃墜。原爆固めからラリアット2連発で攻め込み、ロープから戻ってきた相手を捕まえて墓石式脳天くい打ちを成功。そのままレインメーカーで試合を決めたオカダは「(オスプレイは)すごい選手だなと思います。オスプレイがいれば、新日本は当分、安泰じゃないかなと思います」と同じユニットCHAOSで活躍するジュニア王者を高く評価した。

 現在、歴代2位の10度防衛を成功させているオカダの次期挑戦者は9日開幕のニュージャパンカップ優勝者が確実。オカダは「余裕で待っていてやろうかなと。もう待ちくたびれている。誰も、このベルトを取ることができない状態が続いている」と最強挑戦者の登場を待っていた。

試合後、観客に向けて熱い思いを語るオカダ(撮影・河野匠)

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内藤哲也「チラッと」ヘビー級転向タイチの覚悟評価

下したタイチ(手前)につばを吐く内藤(撮影・河野匠)

<新日本プロレス:旗揚げ記念日大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館


 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのボス内藤哲也(35)が、ヘビー級に転向した鈴木軍のタイチ(37)の姿勢を「チラッと」少しだけ評価した。

 1月23日の「タカイチマニア」興行以来のシングル激突。ゴング前にマイクスタンド攻撃で襲われ、場外戦ではパワーボムを浴びた。大きなダメージを受けたものの、スイング式DDTや雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと得意技で応戦。タイチのマイクスタンドを奪うと、そのまま頭部にマイクスタンド攻撃で追撃し、最後はディスティーノ葬。14分7秒、フォール勝ちをおさめた。

 タイチに連勝した内藤は「何か(ヘビー級転向の)覚悟というか変わるチャンスなんだ、という気持ちはチラッと感じましたよ。お客さんもチラッとはね」と独特な表現で評価を下した。3月9日開幕のニュージャパンカップ1回戦でタイチはヒザ故障からリング復帰する棚橋弘至と対戦予定。内藤は「復帰開けの棚橋ですから、相手は。こんな相手にころっと負けるようでは、タイチの注目度は一気に下がるんじゃないですか」と不敵に笑っていた。

タイチを下し、拳を天に突き上げる内藤(撮影・河野匠)

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飯伏幸太、米で3連戦 盟友オメガとのタッグ戦も

2月24日、タッグ再結成後、初勝利を飾って喜ぶオメガ(左)と飯伏のゴールデン☆ラヴァーズ


 米国でも人気の高い新日本プロレス参戦中の飯伏幸太(35)が4月に米ニューオーリンズで3連戦することが5日までに分かった。

 4月5日に開催の人気イベント「レッスルコン」内で、盟友ケニー・オメガ(34)とのゴールデン☆ラヴァーズで、バレッタ、チャッキーT組とタッグで対戦。同6日に英団体RPWの米大会に参戦、同7日には米団体ROH大会にも出場する。なお6日のRPW大会には新日本の棚橋弘至、鈴木みのる、石井智宏、ザック・セイバーJr、ロッキー・ロメロも参戦する。(デーブ・レイブル通信員)

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新日がNJC発表 エルガン-石井智宏戦など


 新日本プロレスは26日、3月9日開幕となる春の祭典ニュージャパンカップの出場選手、組み合わせを発表した。

 1回戦は3月9日の後楽園大会でマイケル・エルガン-石井智宏、ジュース・ロビンソン-高橋裕二郎、同10日の愛知大会で棚橋弘至-タイチ、バッドラック・ファレ-ランス・アーチャー、同11日の尼崎大会でYOSHI-HASHI-飯伏幸太、内藤哲也-ザック・セイバーJr.、同12日の高松大会で矢野通-デイビーボーイ・スミスJr.、チャッキーT-SANADAに決まった。

 なお2回戦は同14日の富士大会、同15日の後楽園大会でそれぞれ2試合を開催。準決勝は同16日の後楽園大会、同18日の浜松大会で1試合ずつ行われ、決勝は同21日の長岡大会で予定される。

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新日の棚橋弘至が復帰へ「攻めのリハビリしてきた」

負傷した右ヒザの完治を強調するようにテーブルに座って復活をアピールした棚橋弘至


 右ヒザ負傷で戦線離脱していた新日本プロレスのエース棚橋弘至(41)が26日に都内で会見し、3月9日開幕のニュージャパンカップから復帰することを発表した。1月27日の北海きたえーる大会でIWGPインターコンチネンタル王者として5度目の防衛戦に臨んだが、挑戦者の鈴木みのる(49)に右ヒザを破壊されてレフェリーストップによる敗退を喫した後、試合欠場していた。

 変形ヒザ関節症と診断されながらも、わずか1カ月強でのカムバックとなる。離脱期間中、両ひざの負担を軽減するため体重も100キロジャストにキープし「攻めのリハビリをしてきた」とキッパリ。「見切り発車ではなくて、いけるという手応えを感じている。その手応えは100%です」と自ら太鼓判を押した。

 ニュージャパンカップの出場選手と組み合わせも同日に発表され、棚橋は3月10日の愛知大会でヘビー級に転向したタイチ(37)との1回戦を迎える。「けっこうバッサリいくかもしれないですね。付き合うつもりはない」と不敵な笑み。優勝者は4月1日の両国大会での王座挑戦権を獲得できる。「出場を決めたからには優勝」と、誰よりもベルトの似合う男が頂点を見据えていた。

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オカダV10 最多防衛記録に王手も「それはついで」

レインメイカーでSANADAをマットに沈めるオカダ(撮影・和賀正仁)

<新日本:大阪大会>◇10日◇エディオンアリーナ大阪


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、同タイトル史上2位タイとなる10度目の防衛に成功した。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)のSANADAをレインメーカーで沈め、32分12秒の死闘を制した。棚橋弘至の持つ最多記録V11に並ぶ舞台に、団体旗揚げ記念日3月6日の東京大会(大田区総合体育館)を挙げ、挑戦者に同ジュニアヘビー王者ウィル・オスプレイを指名した。

 乗りに乗るL・I・Jから、内藤、EVILに続く3人目の刺客も、オカダは退けた。SANADAの変則スリーパーSkull・Endに1分以上耐え、すべてを受け切り、ツームストン・パイルドライバーからレインメーカーという必殺フルコースで締めた。「SANADAさん、なかなか強かったですけど、オレの方が何千倍も強いんだよ、コノヤロー」とほえた。

 L・I・Jの“勢い”は認めつつ「でも、ブームは結局僕のおかげじゃないですか? 僕がいなくなったら、ブームはなくなる」という。87年の初代王者アントニオ猪木以降、初めて2度も年を越した王者には、絶対の自信がある。

 棚橋の持つ11連続防衛記に王手をかけたが、大きな意味を感じない。「それはついで。それより“すげ~プロレス”をどれだけ見せることができるか」。ファンが望むカードを提供するのが、王者の務め。だから、舞台を3月6日の旗揚げ記念日に設定した。「46年前はアントニオ猪木対カール・ゴッチ。今度はそれがオカダ対オスプレイになる」。IWGPのヘビーとジュニアの頂点同士の戦いで、今度はファンに夢を与えるつもりだ。【加藤裕一】

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