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4度目かど番の大関正代が心境吐露「考え過ぎてもしょうがない」気がかりは10キロ近くの体重減

正代(2022年5月9日撮影)

大相撲名古屋場所(7月10日初日・ドルフィンズアリーナ)を4度目のかど番で迎える大関正代が15日、東京都墨田区の時津風部屋での稽古後に取材に応じ「考え過ぎてもしょうがない。なるようになる」と心境を吐露した。

この日は出稽古に来た幕内錦木を7勝1敗と圧倒し、幕下力士も含めて13番取った。

先場所は軒並み不調に陥った大関陣の中で最も振るわず、5勝10敗に終わった。「立ち合いで腰が入っていなかったし、最後の最後までかみ合わなかった」と分析。馬力を生かして前に出る相撲を磨き直している。

気がかりなのが体重減だ。一昨年の秋場所で初優勝した際は170キロほどあったものの、現在は10キロ近く減っているという。相手への圧力の違いを感じているそうで「どうしても戻したい気持ちは出てくる。170キロには乗せたい」と話した。

大関在位10場所で2桁勝利は1度だけ。今年は早くも2場所で負け越した。賜杯レースに絡めない状況が続くが「頑張らないといけない。今は誰が優勝してもおかしくない」と自らを鼓舞した。(共同)

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正代4度目かど番名古屋場所へ「できればもうちょっと体重ほしい」体重増は好物のラーメンで

朝稽古を行う錦木(左)と正代(撮影・平山連)

大関正代(30)が14日、所属する東京・時津風部屋で朝稽古を行った。早朝から肌寒さを感じる天候の影響からコンディションに不安があったという中で、出稽古に来た幕内の錦木らとの計11番の申し合いで6勝5敗。久々の他部屋力士との稽古について「ずっと同じ相手と稽古するより、違うタイプの力士と稽古できる良さを感じました」と喜んだ。

5勝10敗と負け越した5月の夏場所について「ことごとく自分の相撲の形にならなかった。気持ちも全然上がらず15日間過ごしてしまった」と反省。名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)は4度目のかど番で迎える。「立ち合いで当たってからの一気の攻めや、相手の形にさせないように考えている」と、稽古場でもう一度自分の相撲を見つめなおす。

体重アップにも挑戦する。幕内優勝した20年秋場所時点は175キロあったが、現在は162、3キロ。「できればもうちょっと体重もほしい」と述べ、秘策として好物の家系や二郎系ラーメンを食べるという。宅配サービスを利用しながら、効率よく体重アップにつなげたい考えで「ただ(体重を)増やすのではなく、これから番数を増やしていきながら準備したい」と話した。【平山連】

朝稽古に臨む正代(撮影・平山連)

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貴景勝ようやく勝ち越し 大関の不名誉記録回避「自分が弱いだけ」淡々と

貴景勝(左から2人目)は正代(左)を突き落としで破る。右後方は御嶽海(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

大関貴景勝が“最後のとりで”として、不名誉な記録を回避した。

正代との激しい攻防を制して勝ち越しを決めた。すでに御嶽海、正代の負け越しが決定していた中での一番。仮に番付上の大関全員が皆勤して負け越せば、現行のかど番制度となった69年名古屋場所以降では初めてという屈辱を免れたが「結果論なので、一生懸命100%出し切った自分が弱いだけ。あまり考えずに一生懸命やろうと思った」と淡々としていた。

正代を突き落としで破った貴景勝(撮影・鈴木正人)

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【若乃花の目】照ノ富士「心技」が充実 大関陣は猛省して出直せ

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

隆の勝が負けた時点で優勝は決まったかな、と思いましたが、その通り落ち着くところに落ち着きましたね。

照ノ富士は両まわしを取って、あとは引きつけて出るだけでいいのに、左から振り回したりと御嶽海を完全に、もてあそんでいます。相手にならないよ、と言わんばかりで大きな実力差を感じました。中日で3敗もしてからの優勝ですから、なおさら大関以下に大きく水をあけています。不安もある中、先場所の悔しさをぶつけようと思った、とインタビューで答えていたのが全てです。心技体の特に「心技」の充実ぶりは褒めるしかありません。

期待していた隆の勝は、13日目と千秋楽は全く当たれていません。同じことを繰り返すということは、緊張とかではなく悪い癖として今後の課題にした方がいいでしょう。どんな状況でも相手を見てしまわずに当たること。その後の攻めを生かすも殺すも立ち合いの当たり次第です。勝った佐田の海、大栄翔とともに千秋楽まで優勝を争ったことは間違いないので「来場所こそは」の気持ちでチャレンジしてほしいです。

照ノ富士の優勝、4敗力士の健闘に水を差すつもりはありませんが、やはり大関の不振には触れずにはいられません。最後に貴景勝が勝ち越しましたが、正代との気持ちの入った相撲をなぜ、大関陣は最初から取れなかったか残念です。大関の地位が萎縮させているとしたら、それは勘違いで、横綱だけが感じるものです。必死に力を使い果たすべきなのに、あまりにあっけない相撲が多かった。猛省して出直してほしいです。(元横綱若乃花 花田虎上・日刊スポーツ評論家)

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)
佐田の海(右)はすくい投げで隆の勝を破る(撮影・小沢裕)

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大関陣“最後のとりで”貴景勝千秋楽で勝ち越し8勝7敗 大関全員皆勤しての負け越し回避

正代(右)を攻める貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

大関陣で“最後のとりで”だった貴景勝(25=常盤山)が、千秋楽で勝ち越しを決めた。

正代との大関対決を制して8勝7敗とした。

すでに御嶽海、正代の負け越しが決定していた中での一番。仮に番付上の大関全員が皆勤して負け越せば、現行のかど番制度となった1969年(昭44)名古屋場所以降では初めてだったが、回避した。

貴景勝は正代(左)を突き落としで破る。右は御嶽海(撮影・小沢裕)
正代を突き落としで破った貴景勝(撮影・鈴木正人)

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横綱照ノ富士3場所ぶり7度目優勝、12勝3敗 貴景勝勝ち越し3大関全員の負け越し防ぐ

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

横綱照ノ富士が12勝3敗で3場所ぶり7度目の優勝を飾った。

3敗で並んでいた隆の勝が、佐田の海に敗れて後退。照ノ富士は結びで大関御嶽海を圧倒して寄り切った。先場所は右かかと、左膝の負傷で途中休場。復帰した今場所だが初日に黒星、大関陣も不振と荒れた場所となったが、終わってみれば横綱が責任を果たした。

大関貴景勝は大関正代を物言いがつく激しい相撲の末に突き落としで破り、千秋楽に勝ち越しを決めた。負ければ3大関が皆勤で負け越していた。現行のかど番制以降、初の屈辱は何とかまぬがれた。

照ノ富士(右)は御嶽海を寄り切りで破り幕内優勝を決める(撮影・小沢裕)
貴景勝は正代(左)を突き落としで破る。右は御嶽海(撮影・小沢裕)
【イラスト】現役力士の幕内優勝回数

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皆勤3大関負け越しならかど番制以降初の屈辱「1から稽古で見つめ直して」八角理事長

御嶽海(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇14日目◇21日◇東京・両国国技館

この日も「負けた方が負け越しの大関戦」が組まれ、あっけない電車道の相撲で貴景勝(25=常盤山)が勝ち、御嶽海(29=出羽海)の負け越しが決まった。前日の正代(30=時津風)に続き、2人目の大関負け越しが決定した。

続く結びの一番は、優勝を争う横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)と、その正代の一番。番付通りなら優勝争いの大一番と期待され、懸賞も35本がかけられたが、かけられた懸賞105万円(手取り)とはかけ離れた、あっけない相撲で横綱が完勝した。

3大関で14日目まで18勝24敗。貴景勝が千秋楽で敗れ、皆勤3大関負け越しとなれば、かど番制以降初の屈辱となる。結びの一番に日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「正代は、あそこまでだった」と短いコメントで報道陣の電話取材を切り上げた。正面土俵下の粂川審判長(元小結琴稲妻)は「相撲にならなかった」とお手上げの様子。その前の大関戦も「ちょっとガッカリ。御嶽海はどこか悪いのかな。もうちょっと、どうにかならないのかな。今場所(の不振大関)を物語っていましたね」と振り返った。

貴景勝-御嶽海戦が終わった後、八角理事長は「おっつけられたら(御嶽海はあっけない)ね。前にも言ったけど、いい時は力を出せるけど、悪くなると力を出せない」と何とか言葉を探した。2人の来場所かど番が確定。貴景勝も、となれば3人がかど番という失態になる。「1から稽古で(自分を)見つめ直して(気力を)奮い立たせて稽古してほしい」と苦言を呈していた。

正代(中央)と照ノ富士(右)の取り組みに巻き込まれる行事の式守伊之助(撮影・河田真司)

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照ノ富士が3敗を死守「落ち着いてとれたかな」7度目の優勝かけ千秋楽へ

懸賞金の束を手にする照ノ富士(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇14日目◇21日◇東京・両国国技館

綱の重みが前半戦で3敗しながら千秋楽まで優勝の可能性をつないだ。横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が大関正代を寄り切って3敗を死守。隆の勝と並んで千秋楽を迎える。

「落ち着いてとれたかなと思います」と話し、優勝争いには「1日一番集中してやってますから、気にしてもしょうがないんで」と言った。先場所は右かかと、左膝の負傷で途中休場。今場所も初日黒星と不安を抱えてのスタートだったが、横綱の責任を背負う。「(復調の要因は)積み重ねじゃないですか」とさらり。日々、鍛錬の成果を千秋楽までつなげてきた。

今年初、7度目の優勝がかかる。今年の目標に「優勝10回」を掲げた。今場所、賜杯を手にすれば目標達成は可能。荒れた場所も最後は横綱が鎮める。

正代(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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3大関全員が負け越し危機…残すは貴景勝のみ 全員皆勤で負け越せば現行かど番制度以降では初に

御嶽海(後方)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇14日目◇21日◇東京・両国国技館

3大関全員が負け越す危機を迎えている。

貴景勝(25=常盤山)が御嶽海(29=出羽海)との大関対決を制し、貴景勝が7勝7敗、御嶽海が6勝8敗と負け越しが決定した。正代(30=時津風)は13日目に8敗目を喫しており、すでに負け越しが決まっていた。

7勝7敗の貴景勝は、千秋楽で勝ち越しを懸ける。対戦相手は審判部の取組編成会議を経て決定する。

仮に番付上の大関全員が皆勤して負け越せば、現行のかど番制度となった1969年(昭44)名古屋場所以降では初めてとなる。

2人以上の大関が皆勤して負け越すのは、8年前の14年九州場所での琴奨菊(6勝9敗)、豪栄道(5勝10敗)が最後。当時は稀勢の里(11勝4敗)を含めた3大関で、琴奨菊と豪栄道は翌場所でかど番を脱出した。

御嶽海(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)
正代(中央)と照ノ富士(右)の取り組みに巻き込まれる行事の式守伊之助(撮影・河田真司)

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隆の勝が初優勝に“王手”照ノ富士と並び3敗で千秋楽 佐田の海4敗に後退 御嶽海は負け越し

霧馬山(後方)を突き落としで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇14日目◇21日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の隆の勝が初優勝に“王手”をかけた。過去7戦全勝と合口のいい霧馬山と対戦。強引な外掛けにきた相手の右上手を取り、引き落としを決めた。11勝3敗と星を伸ばし、悲願の優勝に前進した。

横綱照ノ富士は大関正代を一気に寄り切り、3敗を守った。2人が並んで千秋楽を迎える。

西前頭12枚目の佐田の海は小結大栄翔にはたき込まれ、4敗に後退した。大栄翔は2桁10勝目をあげた。

大関御嶽海は、同じ7敗の大関貴景勝に押し出されて負け越し。来場所は初めてのかど番で迎える。

9勝をあげていた東前頭6枚目の宇良が14日目から休場。不戦勝により、関脇若隆景が勝ち越しを決めた。

佐田の海(手前)は大栄翔にはたき込みで敗れる(撮影・小沢裕)
貴景勝(左)は御嶽海を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

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35歳佐田の海V争い首位浮上 物言い付く土俵際制し新入幕以来2桁10勝目/13日目写真特集

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

単独トップだった西前頭4枚目の隆の勝が敗れ、2敗が消えた。

先場所優勝の関脇若隆景と対戦。立ち合い負けした隆の勝が引いたところを攻められ、引き落とされた。若隆景は7勝6敗と勝ち越しに王手をかけた。

35歳のベテラン、西前頭12枚目の佐田の海が優勝争いのトップに浮上した。小結豊昇龍と対戦。土俵際、物言いがつく微妙な勝負を寄り倒しで制し、2桁10勝目をあげた。

正代は御嶽海との「大関戦」で寄り切られて5勝8敗と負け越し。来場所はかど番で迎える。

横綱照ノ富士は大関貴景勝を寄り倒して3敗を守った。10勝3敗で3力士がトップに並んだ。

貴景勝は7敗目と後がなくなった。同じく7敗の御嶽海も含め、3大関が皆勤で負け越す可能性が出てきた。

<優勝争い>

▽3敗 照ノ富士、隆の勝、佐田の海

13日目の取組の模様を写真で振り返ります。

三段目優勝 西三段目二十九枚目 神谷

羽出山(6勝1敗)突き落とし神谷(7勝0敗)

羽出山(左)を突き落としで破る神谷(撮影・鈴木正人)

幕下優勝 東幕下八枚目 欧勝馬

欧勝馬(7勝0敗)掛け投げ北はり磨(6勝1敗)

欧勝馬(右)は北播磨を掛け投げで破り幕下優勝を決める(撮影・小沢裕)

幕内土俵入り

大相撲夏場所13日目の横綱照ノ富士土俵入り。太刀持ち照強(左)露払い翠富士(撮影・河田真司)

英乃海(8勝5敗)寄り切り輝(5勝8敗)

輝(右)を寄り切りで破る英乃海(撮影・鈴木正人)


妙義龍(5勝8敗)肩すかし王鵬(6勝7敗)

☆王鵬 勝手に体が反応してくれて良かった。体調も良くて元気。最近相撲が悪いので、内容を大事にしていきたい。

妙義龍(手前)を肩すかしで破る王鵬(撮影・河田真司)


翠富士(7勝6敗)肩すかし錦木(6勝7敗)

翠富士(左)は錦木を肩すかしで破る(撮影・河田真司)


隠岐の海(7勝6敗)押し出し荒篤山(2勝11敗)

隠岐の海(左)は荒篤山を押し出す(撮影・河田真司)


琴勝峰(6勝7敗)寄り切り明生(7勝6敗)

琴勝峰(左)を寄り切りで破る明生(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(6勝7敗)はたき込み照強(4勝9敗)

照強(右)をはたき込みで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(7勝6敗)押し出し碧山(9勝4敗)

★志摩ノ海 ここ3日間、立ち合いからの流れが悪い。ここから修正したい。あと2日あるんで、しっかり頑張りたい。

志摩ノ海(手前)を押し出しで破る碧山(撮影・河田真司)


豊山(6勝7敗)突き落とし琴恵光(5勝8敗)

☆豊山 先場所は引いて負けた相手なんで、絶対引かないと思っていった。勝ててよかったです。(7敗で)後がないというのが土俵に出てよかったと思います。

豊山(左)は琴恵光を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


東龍(5勝8敗)寄り切り若元春(8勝5敗)

☆若元春 相手は上手を引かれたら十分。結果的に二本差せたが、上手を引かせないように取れた。(3場所連続の勝ち越し)あまり考えていなかった。1日1日出せるものを出して、しがみついている。毎日必死。

東龍(右)を寄り切りで破る若元春(撮影・鈴木正人)


千代大龍(7勝6敗)押し出し玉鷲(7勝6敗)

☆玉鷲 (4連敗脱出)体の重さはなかったけど、気持ちが整っていなかった。今日の一番は大きい。

玉鷲(左)は押し出しで千代大龍を破る(撮影・小沢裕)


北勝富士(4勝9敗)押し出し宝富士(2勝11敗)

☆北勝富士 もうちょっと当たりたかったが、下から攻められてよかった。あまりほめられた相撲ではないですけど。物言いついてもおかしくない相撲だったので、もっと土俵際厳しくいかなければと思いました。あと2番勝っても負けても新しい自分を見つけられるようにしたい。もっとしっかり当たる、足の運び。左にずれてしまう立ち合いが癖になっているので、一気に持っていく相撲を心がけたい。

北勝富士(左)は宝富士を押し出しで破る(撮影・河田真司)


翔猿(5勝8敗)押し倒し琴ノ若(7勝6敗)

☆琴ノ若 自分が受け身にならず前に攻めていければと気持ちを作ってきた。土俵際ギリギリであんまり良い位置じゃなかったけど、良い形で動けた。残りも良い相撲を取る。

琴ノ若(右)は翔猿を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)


霧馬山(9勝4敗)寄り切り栃ノ心(8勝5敗)

☆霧馬山 狙った通り、前みつがとれたのでよかったと思います。流れでいい体勢になれた。中に入れたのがよかった。

霧馬山(左)は栃ノ心を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


高安(4勝9敗)上手出し投げ遠藤(6勝7敗)

高安(下)を上手出し投げで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


一山本(8勝5敗)引き落とし大栄翔(9勝4敗)

☆大栄翔 きょうも落ち着いて攻めれたんじゃないかと思います。(勝ち越しを決めた上での一番は)勝ち越してほっとしていたらダメだと思うんで、1日一番で集中してやりました。2桁勝利して終わりたいです。

★一山本 悔しいは悔しいが完璧に相手の相撲。今日は勉強と思って来場所につなげたい。(幕内)後半でとれるようになりたいと思っているので、この雰囲気を味わって来場所に向けて頑張りたい。

一山本(下)を引き落としで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)


豊昇龍(7勝6敗)寄り倒し佐田の海(10勝3敗)

☆佐田の海 あそこは出るところだったんで、出れて良かったです。足の感覚がすごく良い。(2桁勝ち星は新入幕以来)何回かチャンスがあったんですけど、それができなくて。今場所は勝てて良かったです。(残り2日に向けて)自分らしい相撲を取って、勝ち負けも大事ですけど、それと同じくらい自分の相撲を取りたい。(父からは)相撲が良くなったなと言われますね。毎場所連絡くれます。

豊昇龍(左)を寄り倒しで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)

佐田の海(左)は豊昇龍を寄り倒しで破る(撮影・小沢裕)

佐田の海(左奥)と豊昇龍(左手前)の一番は物言いが付き協議する審判団。右端は隆の勝(撮影・小沢裕)


宇良(9勝4敗)押し出し阿炎(7勝6敗)

☆阿炎 宇良関は何をするか分からない力士なので、しっかり見て自分の距離で戦おうと思って土俵に上がりました。初日から調子が悪くないですけど自分らしい相撲が出ていないところもあった。師匠にも「勝ち負けじゃなく思いっきりやりなさい」と言われたので、明日からも自分らしい相撲を取りたい。

★宇良 ちょっと分からないです。(左足を気にしていたが)気にしてないです。(優勝争いは)気にしていないので何もないです。

宇良(右)を激しく攻める阿炎(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)を押し出しで破る阿炎(撮影・河田真司)


若隆景(7勝6敗)引き落とし隆の勝(10勝3敗)

☆若隆景 先に下から攻められたので、そこはよかったと思います。思い切って相撲をとろうと、それだけです。(残り2日へ)1日一番しっかり相撲をとりたいと思います。

★隆の勝 (立ち合いについて)全部あそこで決まりましたね、ダメです。きょうはなんか違う場所で戦っているという感じでした。昨夜は眠れたんですけど、今日場所に来てからめちゃめちゃ緊張して、堅くなっちゃった。「どうしよう、どうしよう」と思っちゃって、自分の相撲が取れなかった。昨日みたいな相撲が取れれば勝てる。(負けたとはいえトップを走ることについて)きょうは思いっきり意識しちゃったんですけど、あんまり意識しないように自分だけの相撲を意識したい。

若隆景(左)は隆の勝を引き落としで破る(撮影・河田真司)

隆の勝(右)は若隆景に引き落としで敗れ悔しそうな表情を見せる(撮影・小沢裕)


御嶽海(6勝7敗)寄り切り正代(5勝8敗)

正代(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


照ノ富士(10勝3敗)寄り倒し貴景勝(6勝7敗)

☆照ノ富士 (立ち合いは)圧力を前にかけて落ち着いてさばいていこうと思いました。最初の方はしっくりこなかった。徐々に感覚は戻ってきてるかなと思う。(優勝争い)落ち着いてしっかりと締めたいと思います。

★貴景勝 (立ち合いで仕留めたかったが)そんな簡単にいかないと思っていましたけど、負けたというだけですね。また明日頑張ります。

貴景勝(右)の攻めを耐える照ノ富士(撮影・鈴木正人)

照ノ富士(左)を猫だましで威嚇する貴景勝(撮影・小沢裕)

貴景勝(左)を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

照ノ富士は貴景勝(右)を寄り倒しで破る(撮影・小沢裕)

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7敗大関対決の行方は…正代、御嶽海に敗れ負け越し 来場所在位11場所目で4度目かど番に

正代(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

大関正代(30=時津風)の負け越しが決定した。

御嶽海との大関対決に敗れて5勝8敗となった。7月の名古屋場所は、在位11場所目で4度目のかど番となる。

もろ差し狙いの御嶽海と右四つに組み合うと、相手の左おっつけで苦しい体勢。土俵際粘ったが残せず、寄り切られた。

後がない御嶽海は6勝目を挙げた。

正代(右)は御嶽海に寄り切りで敗れがっくりした表情を見せる(撮影・小沢裕)

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隆の勝敗れ2敗消える 3敗照ノ富士ら3力士がトップに並ぶ 正代は負け越し来場所はかど番

若隆景(左)は隆の勝を引き落としで破る(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

単独トップだった西前頭4枚目の隆の勝が敗れ、2敗が消えた。

先場所優勝の関脇若隆景と対戦。立ち合い負けした隆の勝が引いたところを攻められ、引き落とされた。若隆景は7勝6敗と勝ち越しに王手をかけた。

35歳のベテラン、西前頭12枚目の佐田の海が優勝争いのトップに浮上した。小結豊昇龍と対戦。土俵際、物言いがつく微妙な勝負を寄り倒しで制し、2桁10勝目をあげた。

正代は御嶽海との「大関戦」で寄り切られて5勝8敗と負け越し。来場所はかど番で迎える。

横綱照ノ富士は大関貴景勝を寄り倒して3敗を守った。10勝3敗で3力士がトップに並んだ。

貴景勝は7敗目と後がなくなった。同じく7敗の御嶽海も含め、3大関が皆勤で負け越す可能性が出てきた。

貴景勝(左)を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)
豊昇龍(左)を寄り倒しで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)
正代(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

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隆の勝「勝たないと!」一山本を先手一蹴2桁10勝目、首位継続もマイペース/12日目写真特集

<大相撲夏場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の隆の勝が一山本を押し出し、2桁10勝目をあげた。立ち合いを制した隆の勝は引いてきた相手を一気に押し出した。ただ1人2敗を守り、単独トップで残り3日。初優勝も現実味を帯びてきた。

東前頭6枚目の宇良が大関貴景勝を破り、1差3敗を守った。貴景勝は6勝6敗の五分となった。

西前頭12枚目の佐田の海も志摩ノ海を押し出し、3敗を守った。

横綱照ノ富士は関脇若隆景をきめ出して3敗を死守。6敗目の若隆景は今場所の2桁勝利がなくなった。

大関御嶽海は関脇阿炎に押し出され、5勝7敗と後がなくなった。

すでに7敗を喫していた大関正代は翔猿と同体取り直しの激戦の末、押し出しで破り踏みとどまった。

<優勝争い>

▽2敗 隆の勝

▽3敗 照ノ富士、宇良、佐田の海

12日目の取組の模様を写真で振り返ります。

幕内

王鵬(5勝7敗)押し出し竜電(8勝4敗)

王鵬(右)を押し出しで破る竜電(撮影・中島郁夫)


千代大龍(7勝5敗)押し倒し輝(5勝7敗)

☆輝 今日は落ち着いて立ち合い当たれた。変に力まずに(相手の変化に)対応できた。

千代大龍(左)を押し倒しで破る輝(撮影・中島郁夫)


碧山(8勝4敗)突き出し東龍(5勝7敗)

☆碧山 落ち着いて自分の相撲がとれてよかった。あまり余計なことを考えず相撲に集中してきた。

東龍(左)を突き出しで破る碧山(撮影・鈴木正人)


明生(6勝6敗)寄り切り千代翔馬(5勝7敗)

☆明生 頭つけて相撲をとれました。明日の相撲にまた集中してやっていきたい。終わるまで気を引き締めて土俵に上がりたい。

千代翔馬(上)を寄り切りで破る明生(撮影・中島郁夫)


隠岐の海(6勝6敗)押し出し豊山(5勝7敗)

豊山(左)を押し出しで破る隠岐の海(撮影・中島郁夫)


琴勝峰(6勝6敗)寄り倒し翠富士(6勝6敗)

☆琴勝峰 立ち合い、右入って。その後もあせることなく攻めることができた。連敗止められたのはよかったが、変わらず1日一番でいきたいと思います。

翠富士(右)を寄り倒しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)


妙義龍(5勝7敗)寄り切り栃ノ心(8勝4敗)

☆栃ノ心 (勝ち越しは)良かった。気持ちいい。あと3日あるので、そこで1つ、2つ勝てればいいと思っている。できればね。

妙義龍(右)を攻める栃ノ心(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(7勝5敗)押し出し佐田の海(9勝3敗)

☆佐田の海 先手を取れて、足も前に出ていた。先手を取って攻め込みたいと思っていた。(師匠の境川親方がNHKの解説で相撲内容を評価)師匠に褒めてもらうのが一番うれしいので勝てて良かった。

志摩ノ海(右)を押し出しで破る佐田の海(撮影・中島郁夫)


荒篤山(2勝10敗)突き倒し照強(4勝8敗)

☆荒篤山 中に入られたら勝てない。中に入られないようにいきました。

荒篤山(左)は突き倒しで照強を破る(撮影・小沢裕)


錦木(6勝6敗)上手投げ琴恵光(5勝7敗)

☆錦木 落ち着いて相撲がとれたと思います。四つになれたので、自分から攻められたのもよかった。とりあえず五分に戻った。最低でも2番勝って勝ち越したいと思います。

錦木(左)は上手投げで琴恵光を破る(撮影・小沢裕)


一山本(8勝4敗)押し出し隆の勝(10勝2敗)

☆隆の勝 突き放していく相手だったので、立ち合いから先手を取って自分からいこうと思いました。(10勝目を挙げたが)先場所負けている分、勝たないといけない。周りの声は気にせず、マイペースにやれています。

一山本(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)

懸賞金を手にする隆の勝(撮影・小沢裕)


北勝富士(3勝9敗)送り出し遠藤(5勝7敗)

北勝富士(左)を送り出しで破る遠藤(撮影・中島郁夫)


霧馬山(8勝4敗)寄り切り若元春(7勝5敗)

霧馬山(左)を寄り切りで破る若元春(撮影・中島郁夫)


高安(4勝8敗)突き落とし宝富士(2勝10敗)

☆高安 我慢できました。内容はあれですけど、勝ちにこだわってやりました。来場所に向けてベストを尽くせたと思う。

宝富士(右)を突き落としで破る高安(撮影・中島郁夫)


豊昇龍(7勝5敗)押し出し琴ノ若(6勝6敗)

☆豊昇龍 自分を信じて頑張っていきました。攻めようという気持ちだけ。1日一番を大事にいきます。(自信は)自信になるが、相撲のことしか考えていないんで。

琴ノ若(左)を押し出しで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)


玉鷲(6勝6敗)引き落とし大栄翔(8勝4敗)

玉鷲(右)を攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)

大栄翔(左)は玉鷲を引き落としで破る(撮影・小沢裕)


翔猿(6勝6敗)押し出し正代(8勝4敗)

☆正代 相手の立ち合いに焦ってしまったのが良くなかった。(取り直しの一番は)2番連続で変化気味の立ち合いはないかなと思って思いっきりいかせてもらった。土俵際でなんとか組みとめることができたけど、足元に余裕を作ったほうが良かった。(3大関の成績にファンは物足りなさを感じると受けることに)今場所はそういう場所なのかなと思っていますが、あまり悩まずにできたらなと思います。

取り直しとなった正代(右)と翔猿の取り組み(撮影・中島郁夫)

正代と翔猿との一番で物言いが付き協議する審判団(撮影・鈴木正人)

翔猿(左)を押し出しで破る正代(撮影・中島郁夫)


御嶽海(5勝7敗)押し出し阿炎(6勝6敗)

☆阿炎 しっかり当たれたし、引きにも対応できた。すごく集中して取れた一番でした。(大関御嶽海に白星は)自信につなげる。勝ち負けよりも挑んで自分が取れたことが良かった。明日からも一番、一番、自分の相撲を集中して出し切ればいいかなと思います。

御嶽海(左)を押し出しで破る阿炎(撮影・中島郁夫)


宇良(9勝3敗)突き落とし貴景勝(6勝6敗)

☆宇良 (大関に)勝ててよかったです。自分は何も考えていないんで。(優勝争いの)現実味はないです。

仕切り線の後方から前に進んで貴景勝に対する宇良(撮影・中島郁夫)

貴景勝(左)ののど輪をこらえる宇良(撮影・中島郁夫)

宇良は貴景勝(左)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

宇良は貴景勝(左)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

貴景勝と宇良の一番で物言が付き協議した結果、軍配どおり宇良の勝ちをアナウンスする佐渡ケ嶽審判長(撮影・小沢裕)


照ノ富士(9勝3敗)きめ出し若隆景(6勝6敗)

☆照ノ富士 (立ち合いは)落ち着いて正面においていこうと思っただけで。落ち着いてとれたかなと思います。体の判断に任せていた感じ。(先場所の優勝力士だが)変わることなく落ち着いていくことだけ。自分のことだけで精いっぱいなので。

★若隆景 (横綱との対戦だったが)いつも変わらず下からという意識でいった。最後つかまってしまったの。まだ3日あるので、しっかり相撲を取りたい。

照ノ富士(右)はきめ出しで若隆景を破る(撮影・小沢裕)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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正代7敗踏みとどまる 3大関振るわずも「今場所はそういう場所、あまり悩まずに」

正代(後方)と翔猿の一番は物言いが付き同体で取り直しとなる(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

大関正代(30=時津風)が踏みとどまった。西前頭5枚目の翔猿との取り直しの一番を制して5勝7敗とした。

最初の一番は“奇襲”に対応できなかった。立ち合いから沈み込んだ翔猿に足を取られて、重心が浮いたまま土俵際に後退。肩越しの右上手、左からすくって逆転を狙った。寄り倒されるような形で軍配は翔猿に上がったが、物言いがついて同体の判断が下った。

取り直しの一番では、相手の立ち合いを警戒しながら小兵を一蹴。引きに乗じて一気に押し出した。

来場所のかど番回避に向けて、残り3日間は全勝が求められる。13日目は7敗同士で同じく後がない大関御嶽海と対戦。自身を含めて3大関の成績が振るわないことについて「今場所はそういう場所なのかなと思って、あまり悩まずにできたらいい」と切り替えに努めた。

正代と翔猿との一番で物言いが付き協議する審判団(撮影・鈴木正人)
取り直しの一番で正代(左)は翔猿を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

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大関陣3人合計20敗 貴景勝6敗、7敗同士の御嶽海と正代13日目に直接対決

宇良(右)は貴景勝を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

大関陣は3人で計20敗と精彩を欠く。

御嶽海は阿炎に一方的に押し出され、貴景勝は宇良を押し出したと思いきや、驚異的な身体能力で残されて一足早く土俵を割った。7敗で後がない正代が、同体取り直しの一番を制して唯一の白星。最初の一番は、立ち合いで翔猿に足を取られて体勢を崩し「焦ってしまった」と冷や汗をかいた。貴景勝が6勝6敗と五分の星。7敗同士の御嶽海と正代が、13日目に直接対決する。

御嶽海(左)を押し出しで破る阿炎(撮影・中島郁夫)
翔猿(左)を押し出しで破る正代(撮影・中島郁夫)

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八角理事長 7敗同士の大関戦実現に落胆「負けた方が負け越し。寂しいよね」

八角理事長(元横綱北勝海)(2020年4月3日撮影)

<大相撲夏場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

よもや13日目に、7敗同士の大関戦が実現してしまうとは…。今場所の大関陣の不振ぶりを象徴する取組が、13日目に組まれた。

この日は正代(30=時津風)が翔猿との取り直しの一番に勝ち、何とか5勝目(7敗)を挙げ、負け越しの崖っぷちに踏みとどまった。だが御嶽海(29=出羽海)が関脇阿炎に元気なく押し出され7敗目。この両大関が13日目に「負けた方が負け越し」の一番に臨むことになった。

日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も、これには落胆のコメント。「御嶽海は、いい時は力を出せるが、こういう時は粘り強くなれない。修行が足りないということ」と御嶽海の一番が終わった後に話した後「明日は正代戦。優勝争いの大関戦なら(ともかく)負けた方が負け越し。寂しいよね」と看板力士の名が泣く不調ぶりに、落胆の色は隠せないようだった。

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隆の勝ただ1人2敗をキープ 単独首位 照ノ富士ら5人が3敗で追う/11日目写真特集

<大相撲夏場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館

優勝争い

【2敗】隆の勝

【3敗】照ノ富士、霧馬山、宇良、佐田の海、一山本

11日目の取組の模様を写真で振り返ります。

幕内

水戸龍(4勝7敗)押し出し豊山(5勝6敗)

水戸龍(右)を押し出しで破る豊山(撮影・中島郁夫)


荒篤山(1勝10敗)寄り切り千代翔馬(5勝6敗)

荒篤山(右)を寄り切りで破る千代翔馬(撮影・中島郁夫)


明生(5勝6敗)寄り倒し錦木(5勝6敗)

明生(右)を寄り倒しで破る錦木(撮影・中島郁夫)


隠岐の海(5勝6敗)きめ出し翠富士(6勝5敗)

翠富士(左)をきめ出しで破る隠岐の海(撮影・中島郁夫)


東龍(5勝6敗)寄り切り栃ノ心(7勝4敗)

★東龍 (幕内100回目出場)ま、頑張ります。まだ4日あるんで。

東龍(左)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)


琴勝峰(5勝6敗)突き出し千代大龍(7勝4敗)

★琴勝峰 立ち合い、右の前みつがほしかったが…。今日は今日で明日からまたしっかりいきたい。

☆千代大龍 迷いなんて一つもない。自分の相撲を取ることだけしか考えていない。

琴勝峰(左)を突き出しで破る千代大龍(撮影・中島郁夫)


妙義龍(5勝6敗)寄り切り照強(4勝7敗)

妙義龍(左)を寄り切りで破る照強(撮影・中島郁夫)


志摩ノ海(7勝4敗)押し倒し一山本(8勝3敗)

☆志摩ノ海 立ち合い浮かされたんで。やばいと思ったが、向こうが勝手に崩れていたんで、不思議な感じでした。(連勝が続いているが)体調も気分も安定してます。

★一山本 せっかく今場所は前に出ていたのに、中途半端に引いてまわしを取りにいったら転びました。相手を見て突っ張れれば良かった。(勝ち越しを決めて)1日一番と思ったが、ちょっと集中力が足りなかった。目の前の一番取れないやつが、優勝とかにならない。1日一番しっかり相撲が取れればいい。

一山本(左)を押し倒しで破る志摩ノ海(撮影・中島郁夫)

一山本(左)は志摩ノ海に押し倒しで敗れる(撮影・小沢裕)


王鵬(5勝6敗)すくい投げ琴恵光(5勝6敗)

★王鵬 最後無理にいってしまった。先に攻められたらまずいかと。相手のことをちゃんと見られていなかった。腰を下ろして、しっかり自分の形でいけばよかったと思います。

王鵬(左)をすくい投げで破る琴恵光(撮影・中島郁夫)


宝富士(2勝9敗)突き落とし輝(4勝7敗)

☆宝富士 気合入れて頑張りました。負け越してからが大事だと思う。あと4日、頑張ってとりたい。

輝(右)を突き落としで破る宝富士(撮影・中島郁夫)


佐田の海(8勝3敗)寄り倒し若元春(6勝5敗)

☆佐田の海 (NHKのインタビュー室は)久々ですね。早く勝ち越すことができてよかった。体の調子はいいです。35歳だからと衰えることなく日々の積み重ね。自分らしい相撲をとっていきたい。

若元春(右)を寄り倒しで破る佐田の海(撮影・中島郁夫)


宇良(8勝3敗)寄り切り碧山(7勝4敗)

☆宇良 自分でもここまで頑張れると思っていなかったのでうれしいです。これからです。(優勝争いだが)頑張ります。

碧山(右)を寄り切りで破る宇良(撮影・中島郁夫)

碧山(左)を寄り切りで破る宇良(撮影・鈴木正人)


霧馬山(8勝3敗)寄り切り翔猿(5勝6敗)

☆霧馬山 いつも負けている相手。勝ててよかったです。(7連勝)よかったと思います。

★翔猿 攻めていけなかった。見ていっちゃいましたね。連敗を止めたい。明日は大関戦なので、本当に頑張ります。

翔猿(右)を寄り切りで破る霧馬山(撮影・中島郁夫)


高安(3勝8敗)はたき込み北勝富士(3勝8敗)

☆高安 (負け越した後に)1つ勝てた。残り4日も勝ちにいきたい。(今場所は)稽古不足ですね。来場所につながるよう、内容のいい相撲をとっていきたい。持てる力を全部出していきたい。

物言いがつくも軍配どおり

北勝富士(下)をはたき込みで破る高安(撮影・中島郁夫)


琴ノ若(6勝5敗)押し出し大栄翔(7勝4敗)

☆大栄翔 きょうは本当に自分でもよく我慢できた。差し身もうまいし、動きもうまいんで、しっかり我慢した。とりあえず勝ち越しまで残り1番なので、気合をいれて頑張ります。

琴ノ若(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・中島郁夫)


豊昇龍(6勝5敗)寄り倒し隆の勝(9勝2敗)

豊昇龍(下)を寄り倒しで破る隆の勝(撮影・中島郁夫)

2敗を死守し懸賞金を手にする隆の勝(撮影・小沢裕)

懸賞金を手に土俵を引き揚げる隆の勝(撮影・鈴木正人)


御嶽海(5勝6敗)寄り切り若隆景(6勝5敗)

根比べの末

御嶽海(右)を寄り切りで破る若隆景(撮影・中島郁夫)

御嶽海(右)を寄り切りで破る若隆景(撮影・中島郁夫)


遠藤(4勝7敗)突き出し貴景勝(6勝5敗)

遠藤(左)を突き出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)

貴景勝(左)は遠藤を突き出しで破る(撮影・小沢裕)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる貴景勝(撮影・鈴木正人)


玉鷲(6勝5敗)突き落とし正代(4勝7敗)

玉鷲(左)を突き落としで破る正代(撮影・中島郁夫)


照ノ富士(8勝3敗)押し出し阿炎(5勝6敗)

☆照ノ富士 久しぶりに何か立ち合い当たった感覚でした。今日みたいな当たりができればと思う。いつもと変わらずにやっている。(勝ち越し)まだ4日あるんでね。しっかり落ち着いて頑張っていきたい。

阿炎(右)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

懸賞金の束を受け取る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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隆の勝が2敗守り単独トップ、照ノ富士、宇良が勝ち越し 御嶽海は黒星先行 夏場所

懸賞金を手に土俵を引き揚げる隆の勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の隆の勝が2敗を守って単独トップに立った。小結豊昇龍と対戦。足技を仕掛けられながら迷いなく前に出て、寄り倒した。

横綱照ノ富士は関脇阿炎を押し出し、3敗を守ってまずは勝ち越しを決めた。

東前頭6枚目の宇良が、重い碧山をもろ差しから一気の寄り切りで勝ち越しを決めた。

東前頭2枚目の霧馬山は翔猿を寄り切り、西前頭12枚目の佐田の海は若元春を寄り倒して、それぞれ勝ち越しを決めた。

大関御嶽海は関脇若隆景に寄り切られて、5勝6敗とまたも黒星が先行した。若隆景は3日連続大関撃破で6勝5敗と、大関どりの足固めとなる2場所連続2桁勝利の可能性をつないだ。

大関貴景勝は相撲巧者の遠藤に圧勝、後がない大関正代は苦手の玉鷲を引き落とし4勝7敗と踏みとどまった。

阿炎(右)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

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夏場所の誤審騒動 なぜ物言いがつかなかったのか、なぜビデオ係は指摘できなかったのかを検証

夏場所8日目正代(右)は豊昇龍を寄り倒しで破る

大相撲夏場所で、2日続けて微妙な勝負判定があった。8日目(15日)の正代-豊昇龍戦、9日目(16日)の若隆景-貴景勝戦はいずれもビデオで確認すると、勝った力士が負けていたように見える。どちらの取組にも、審判から物言いがつかなかった。なぜ確認ができなかったのか、突き詰めていくと意外な内部事情が明らかになった。

   ◇  ◇  ◇

まずは、この2番を振り返ってみる。

▽正代-豊昇龍 寄り倒しで正代の勝ちとなった。しかし、豊昇龍が土俵を割るよりも早く、正代の左足が返って足の甲が土俵についていた。物言いはつかなかった。

▽若隆景-貴景勝 はたき込みで若隆景の勝ち。しかし、取組中に若隆景が右手を土俵についているようにも見えた。物言いはつかなかった。

正代戦について、NHK大相撲中継では解説者の舞の海秀平氏が「物言いはつけるべきだったですね」と指摘。八角理事長(元横綱北勝海)も報道陣の取材に対し「物言いはつけた方がいい。テレビでは分かるけど、館内(のファン)は分からないからね。確認することは必要」とコメントした。

なぜ審判は物言いをつけなかったのか。土俵下で見ている限りでは、物言いをつけるほどきわどくはないと判断したからかもしれない。とはいえ、審判部では定期的に「分からなかったら確認のための物言いをつけた方がいい」と申し合わせている。今回はその意識が薄れていたのかもしれない。

次に、ビデオ室はなぜ、審判長に指摘をしなかったのか。国技館には審判部室の横にビデオ室があり、ビデオ係の親方がイヤホンをつけた審判長と通話できる。これまではビデオ係の指摘により、物言いがついたケースもあった。だが、複数の親方によると、3月の春場所途中からビデオ室が物言いを促しにくくなる出来事があった。審判部全体に影響力のある親方が、3月の春場所中にビデオ係の親方に対して「土俵周りの目がすべてなんだから、ビデオ室から物言いをつける必要はない」と指示。ビデオ係の指摘で、その親方にとって都合の悪い結果になったことが発端だったという。

この指示に対し、言われた親方は激怒し、審判部内では「その指示はおかしい」との声もある。一方で、「どっちが正しいという問題ではない。ビデオはあくまで参考。ビデオ室の見解を5人の審判が覆すこともある」と話す親方もいる。

「ビデオ室は物言いをつけない」との見解は審判部全体への通達でも合意事項でもない。だが、影響力ある親方の一言が審判部内に浸透し、ビデオ室から指摘したくてもできない状況に今もなっている。

前述の2番について、まずは確認のための物言いが必要だった。最終的な結論は審判が出すにせよ、現場の審判が気付かなければ、ビデオ室からの指摘があった方がいいのではないか。「正しい判定でないと力士がかわいそうだし、こういうのが続くとやっている人間はくさっちゃう」と話す親方もいる。相撲ファンも前述の2番については特に疑問を呈する人が多く、「誤審」と断言する声もある。

幸い10日目は幕内だけでも、4番も物言いがついた。審判部の自浄作用が働いたとみられる。力士やファンの気持ちが離れてしまう事態だけは避けたい。【佐々木一郎】

夏場所8日目 豊昇龍(手前)を寄り倒しで破る正代
夏場所9日目 貴景勝(左)のはたきに右手を付きそうになる若隆景

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