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K1「ケイズフェスタ4」が緊急事態宣言に伴い延期

24日にK-1スーパー・フェザー級タイトル戦を予定していた王者武尊(左)と挑戦者レオナ・ペタス(2020年11月17日撮影)

24日に東京・代々木第1体育館で予定されていたK-1最大の大会「ケイズフェスタ4」(日刊スポーツ新聞社後援)が、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言に伴い、延期される。

主催のK-1実行委員会が9日、発表した。同委員会は会場側とも相談、協議の末、安全対策に配慮した。代替日程と会場は調整中。発売済みの入場券の扱いについては後日、K-1公式サイトで発表する。

同大会では、スーパー・フェザー級王者武尊(29)が、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受けるタイトルマッチ、プロボクシング日本ヘビー級など前3冠王者京太郎(34)のK-1復帰戦などを予定していたが、仕切り直しとなる。

ケイズフェスタ4で対戦予定の京太郎(左)と実方宏介(2020年12月9日撮影)

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京太郎迫る10年ぶりK1復帰「何かを伝えたい」

約10年ぶりのK-1復帰戦に向けて意気込む京太郎(C)K-1

ボクシングのヘビー級で日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王座を獲得した京太郎(34)が24日に東京・代々木第1体育館で控える年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会(日刊スポーツ新聞社後援)で約10年ぶりにK-1復帰する。

第2代ビッグバン同級王者実方宏介(23)との同級3分3回と対戦する。このほどインタビューに応じ、10年12月以来のカムバックを果たす心境などを口にした。

-久びさのK-1ルールに向け、練習内容は

京太郎 ボクシング半分・K-1半分、どちらも忘れないように両方やっていて面白いです。僕は2年くらいちゃんと練習をしていなくて、ヘビー級は1回体が落ちちゃうとかなり大変なんですよ。試合用の体を作るのは本当に大変なんですけど、今は毎日が楽しいです。

-あらためてK-1復帰を決めた理由は

京太郎 やっぱり人間って、刺激があると人生が面白いんですよ。何かに挑戦するということはすごく刺激的で、ここ(K-1)はそういう場所かなと思っています。それと僕はもともと何もない人間だったので、人に必要とされることが幸せで、ありがたいことなんです。僕は誰かに何かを伝えていきたい、子どもや青年の人生や成長を手助けしたいと思っているので、僕がここでもう1回、K-1に挑戦することは、これからの僕の人生においてもすごく大事なことだと思います。

-自分の試合を通して何を伝えたいか

京太郎 今はゆとり教育とか、ゲームばかりやって家を出ない、外で遊ばない子が多いと思いますけど、そういう人に何かを伝えていきたいというのがあります。自分も母親しかいなくていろいろ苦労をして、シングルマザーの問題やいじめや虐待もいっぱいあると思うので、そういう人たちに何かを伝える架け橋になるような手伝いができればいいなと。そういう思いもあって復活しました。

-復帰戦の相手、実方の印象は

京太郎 正直、誰か知らないですし、基本的に僕は相手の試合は見ないんです。でも所属ジムや体形を見れば大体何をしてくるか分かるので。おそらくパンチを振ってくるんじゃないですかね。まあ大丈夫だと思います。若い人が上の世代を倒すというのは絶対に必要なことなんですけど、僕には僕でさっき話したような勝つ理由があります。彼も僕を倒さなきゃいけないし、僕も彼を倒さなきゃいけない。そのぶつかり合いが面白いと思いますね。

-これからK-1リングで目指すものは

京太郎 目指すものなんて一切ないですけど、あるとすれば「毎日楽しく生きること」と「人に何かを感じてもらうこと」ですかね。別にベルトが欲しいとか強くなりたいというのはなくて、それが結果的についてきたら面白いかなとは思います。K-1を盛り上げるのは武尊選手や卜部兄弟、安保瑠輝也選手たちに任せます。僕はそこまで考える余裕もないので、やりたいようにやる。僕は楽しく生きるし、それでうまくいけばベルトも取れるでしょうし、盛り上がると思います。

-自分が楽しむために再びK-1へ来たのか

京太郎 そうです、本当に今は毎日が楽しいんで。いまコロナで本当にみんな大変だと思うんですけど、それでも僕が試合をすることで1人でも何かを感じてくれる人がいればすごくありがたいです。でも大変な時だからこそ「来てよかった」という試合をします。

-ファンへメッセージ

京太郎 僕はみなさんに笑顔を届けたくて、100人すべっても1人がウケてくれたらいいなって。それがすべてです。僕は関西人なので、笑いが全て。ただ面白ければそれでいいです。

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那須川勝ちも苦笑い「今まで1番蹴りが硬くて苦戦」

クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(左)に判定勝ちした那須川天心(撮影・滝沢徹郎)

那須川天心(22)が、デビューからの連勝を43に伸ばした。5年連続となる大みそかの舞台で、タイのムエタイの強豪を多彩な攻めで圧倒し、3-0の判定で退けた。危なげなく見えた試合だったが「(動きが)硬くなった」と試合内容には不満が残った様子。「今まで1番蹴りが硬くて苦戦しましたが、判定で無事に勝てた」と苦笑いを交えながら振り返った。

リングサイドには、「頂上対決」が期待されているK-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊が座っていた。試合後にマイクを持つと「今日、会場に武尊選手、来てくれてありがとうございます。何も決まっていないですが、一緒に格闘技を盛り上げましょう」と声をかけ、対戦実現をアピールした。

コロナ禍での大みそかの興行に「今年は1番目立ったのはコロナ。迫力のある試合で、格闘技の素晴らしさを教えたい」と気合十分で臨んでいた。「蹴りが使える那須川天心は残り数試合」と、今後のボクシング転向を示唆するキックボクシング界の「神童」は、今後に向けて「未熟で怒られてばかりですが、いろいろ経験して強くなりたい」と意気込んだ。

3回、那須川天心(右)のトリケラトプス拳の構えに苦笑いするクマンドーイ・ペットジャルーンウィット(撮影・滝沢徹郎)
試合後、会場を訪れた武尊(左)と抱き合う那須川(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心「盛り上げましょう」武尊と対戦アピール

3回、クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(左)にパンチを見舞う那須川天心(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN26>◇第14試合◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)が、頂上対決を期待されていたK-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(29)に対戦エールを送った。

キックボクシングルール3分3回(57キロ)で、ムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)を3-0で判定勝利。デビューから43連勝を飾った後、マイクを持ち「今日、会場に武尊選手、来てくれてありがとうございます。何も決まっていないですが、一緒に格闘技を盛り上げましょう」と対戦実現をアピールした。

試合では、1回から右ロー、右ミドルを蹴り込むなど荒々しいクマンドーイに対し、サウスポーの那須川は左ストレート、左ミドルなどで応戦。2回には左ストレート、ワンツー、左膝で真っ向勝負を展開した。最終3回にはパワーを発揮し、トリケラトプス拳のポーズからロープ際に追い込んで右ボディー、左拳からのフック、ストレートをヒットさせ、3-0の判定で下した。

那須川は「(動きが)硬くなった。今まで1番蹴りが硬くて苦戦しましたが、判定で無事に勝てた。素晴らしいファイターでした。未熟で怒られてばかりですが、いろいろ経験して強くなりたい」と振り返っていた。

クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(左)に判定勝ちした那須川天心(撮影・滝沢徹郎)
試合後、会場を訪れた武尊(左)と話す那須川(撮影・滝沢徹郎)

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K1武尊が練習公開、ボクシング練習導入で防衛自信

藤原トレーナー(左)とミット打ちする武尊

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が25日、東京・祐天寺のジムALONZAで練習を公開した。来年1月24日に控えるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会(東京・代々木大1体育館)でKrush同級王者レオナ・ペタス(28)との2度目の防衛戦を控える。11月からボクシングの元WBA世界スーパーフライ級王者名城信男を育成した藤原俊志トレーナー(46)を招聘(しょうへい)。本格的なボクシングのパンチ技術を吸収していると明かした。

これまで培ってきた武尊流打撃に、ボクシング技術をプラスアルファした新たなパンチスタイルを構築しているという。公開練習では、藤原トレーナーの持ったミットに向け、軽快なパンチを打ち込み、負傷していた左拳からも強烈なフックを披露。「(左拳も)試合までには120%ぐらいに持っていけると思う」と手応えを口にした上で、ボクシング技術について「(攻撃の)パターンが増えたと思う。レオナ選手は気持ちで殴り合える相手。1月には最高の試合をする」と集中力を高めた。

現役時代にアマボクサーの経験も長く、プロボクシングの名指導者に贈られる06年エディ・タウンゼント賞も受賞している藤原トレーナーは「武尊選手は起用。ポジショニングということだけでも、より幅が広がっていると思う」と太鼓判を押していた。

練習を公開した武尊

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激闘期待!「ケイズフェスタ4」で日本とタイ対抗戦

日本VSタイ 5対5の大将としてKOを誓う野杁正明(撮影・吉池彰)

来年1月24日に東京・代々木第1体育館で開催の「ケイズフェスタ4」(日刊スポーツ新聞社後援)で、日本VSタイ5対5が行われる。日本の大将は野杁正明(27)が務める。K-1実行委員会が16日、都内で発表した。

野杁の大将戦の相手はTOPKING WORLDSERIES 2018の70キロ王者ヨードクンポン・シットモンチャイ(26)。会見に臨んだ野杁は「武尊君がムエタイ相手に発揮してくれたK-1の強さを、5選手で証明したい」と気を引き締めた。そして「最大の目標はウエルター級のベルトを取ることしかない。そのためにスーパー・ライト級のベルトを返上した。2階級制覇する」と来年のビジョンも明かした。

先鋒戦はフェザー級の玖村修平(24)とジャオスアヤイ・ソー・デッチャパン(19)、次鋒戦は女子ミニマム級の高梨knuckle美穂(27)とペッシーニン・ソー・プアントーン(17)、中堅戦は71キロ契約の藤村大輔(31)とガムライペット・パーンイーシップホック(29)、副将戦は56キロ契約の玖村将史(21)とデンサヤーム・アユタヤファイトジム(18)。実力者が顔をそろえ、対抗戦ならではの緊張感のある激闘が期待される。

ケイズフェスタ4大会で組まれた日本-タイ対抗戦5対5に出場する日本人選手たち。中央が野杁

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K1武居由樹がボクシング転向、井上尚弥と同門に

ボクシング転向を表明した武居(左)は武尊から花束を受け取り記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)

9日にK-1スーパーバンタム級王座を返上したばかりの武居由樹(24)が13日、プロボクシング転向を明らかにした。

13日、東京・両国国技館で開催されたK-1 WORLD GP両国大会(日刊スポーツ新聞社後援)のリングに立ち、正式表明した。WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27)が所属する大橋ジムに入門する。武尊と“2トップ”でK-1軽量級をけん引してきたハードパンチャーが、ボクシングで世界王者を目指す。

リング上で武居は「1年前からケガや(新型)コロナ(ウイルス)のことで自分と向き合い時間があり。新しい夢、新しい目標が見つかりました。ボクシングでも世界王者になることです」と表明。さらに11月から通っている大橋ジムでプロデビューすることを明かし「世界3階級制覇王者の八重樫(東)さんの指導を受ける最高の環境でトレーニングしています」と報告した。

昨秋、武居が所属するPOWER OF DREAMジム古川誠一会長の指導方針に興味を持った大橋秀行会長が同ジムを訪問。武居は大橋会長との交流を続けていた。新たにボクシング転向の夢を目指した本人が古川会長を通じ、大橋ジム加入を願い出たという。プロテストを経て、来春にはデビューする予定。階級は井上尚弥、拓真兄弟と同じバンタム級になる見通しだ。

武居は17年4月、第2代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメントで優勝して同級王者に就いた。18年にはK-1アウォーズ(年間表彰)で最優秀選手を受賞。19年にはスーパーバンタム級世界最強決定トーナメントでも優勝を果たし、K-1同級の最強を証明してきた。また東京・足立区で問題児だった武居が古川会長のもとで鍛えられ、更生していく姿がフジテレビ系列で放送される「ザ・ノンフィクション」で取り上げられていた。

◆武居由樹(たけい・よしき)1996年(平8)7月12日、東京・足立区生まれ。10歳の時、同区のPOWER OF DREAMの古川誠一会長の自宅に住み込み、キックボクシングの練習を積む。都立足立東高時代はボクシング部に所属。14年11月、K-1傘下のKrush47大会でプロデビュー。16年6月、初代Krush-53キロ(53キロ以下)級王座を獲得。17年には第2代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメントを制覇し、同級王座を獲得。17年のK-1年間表彰で最優秀選手に選出された。19年のK-1スーパーバンタム級世界最強決定トーナメントも全3戦KO勝ちで優勝した。170センチ、55キロ。キック通算戦績は23勝(16KO)2敗。

大橋会長(左端)、八重樫トレーナー(右端)のもと世界王者を狙う武居
世界3階級制覇王者の八重樫トレーナー(左)のもとで、ジムワークに励む武居

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K1武尊がレオナ戦に向け沖縄合宿「絶対勝ちます」

盟友の大岩龍矢(右)と砂浜でトレーニングを積む武尊(C)K-1

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が来年1月24日のケイズフェスタ4大会(東京・代々木大1体育館)での2度目の防衛戦に向け、沖縄合宿に入っている。

ジムの盟友となる大岩龍矢(28)とともに砂浜での走り込みや自重トレーニング、K-1ジム琉球の協力を得て、ジムワークも消化。通常の試合前は米合宿に臨むが、今回はコロナ禍のために沖縄を選択したという。

年間最大の祭典で、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)とのV2戦を控えたキャンプとなる。「体づくりとメンタルの調整、心と体を良い状態に持って行く、格闘技以外のことを全部シャットアウトして、格闘技と向き合う時間をいつもつくることができる。そのための合宿」と目的を明かした。合宿は約1週間を予定しており、ジムに戻った後の2カ月間で本格的な追い込みに入る予定だ。

今年3月のケイズフェスタ3大会以来、約10カ月ぶりのリングでもある武尊は「20年はコロナのことがあって、僕自身も(左拳の)ケガがあって、これだけファンの方に待たせたことはなかったのです。それでもずっと『試合を楽しみに待ってます!』と言ってくれる人たちばかりだったので、最高の試合を見せて絶対に勝ちます」と意気込んでいた。

盟友の大岩龍矢(右)と砂浜をランニングする武尊(C)K-1

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K1武尊「KOしかない」来年1・24防衛戦へ気合

K-1スーパー・フェザー級タイトル戦の仕切り直しが決まった王者武尊(左)と挑戦者レオナ・ペタス(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・フェザー級王者武尊(29)が来年1月24日、東京・代々木第1体育館で開催の「ケイズフェスタ4」でタイトルマッチを行う。Krushの同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受けるもので、K-1実行委員会が17日、都内で大会開催発表と同時に会見した。

当初は11月3日の「K-1 WORLD GP 2020」(福岡国際センター)で対戦予定だったが、武尊が練習中に左拳骨折のけがを負い、延期されていた。

武尊は、18年12月に皇治(31)に判定勝ちした初防衛戦以来のタイトル戦となる。アマチュア時代に1勝1敗の相手と“決着”をつける。「KOしかないと思っている。新しいK-1は代々木第2体育館で始まり、いつかは第1に戻したいという気持ちだった。さいたまスーパーアリーナ以上に盛り上げて、開催できなかった福岡にまたK-1を持っていきたい」と看板選手らしく気を引き締めた。

対するペタスは昨年9月に王座を獲得すると、同12月のKO初防衛のリング上で、武尊への挑戦を宣言した。8月の対戦決定会見で「自分が勝っているのは身長だけだが、真っ向勝負して勝つ」と話していた。今回は「1月24日に勝つ器を作った。覚悟が違う」とタイトル奪取に自信をのぞかせていた。

K-1スーパー・フェザー級王者武尊(中央左)と挑戦者レオナ・ペタス(同右)。左端はK-1復帰の京太郎。右端は中村K-1プロデューサー(撮影・吉池彰)

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K-Jee「夢が実現できた」KO勝ちでK1新王者

K-1クルーザー級新王者となったK-Jee(C)K-1

<K-1:WGP 2020>◇3日◇福岡国際センター

K-Jee(29)が3日、K-1クルーザー級新王者の座に就いた。福岡国際センターで行われた「K-1 WORLD GP 2020」でのタイトル戦で王者シナ・カリミアン(32=イラン)に1回1分54秒、KO勝ちした。カリミアンの3度目の防衛はならなかった。

熊本出身のK-Jeeが地元の九州で、武尊の欠場で巡ってきた大チャンスを見事にモノにした。今回の1戦は当初スーパーファイトの予定だったが、武尊のケガでレオナ・ペタスとのK-1スーパー・フェザー級タイトルマッチが中止となり、カリミアンがタイトルマッチへの変更を承諾、実現した。

K-Jeeは立ち上がりから左右のパンチをスピーディーに繰り出すと、開始1分半で最初のダウンを奪った。カリミアンがもうろうとする中、攻撃の手を緩めないK-Jee。ロープに詰めて連打が入ると、タオルが投げ込まれ、新王者の誕生が決まった。

リング上でマイクを持ったK-Jeeは、まずは興奮を抑えるかのように「来年から文化の日は、九州の格闘技祭りとして定着したらいいと思う」とファン、関係者にアピール。そして、タイトル奪取に触れ「今回チャンピオンになってひとつの夢が実現できた。クルーザー級では1番になったが、まだまだ人気がないので、俺が引っ張って、どの階級よりもおもしろくする」と、武尊ばりのコメントで拍手を浴びた。

カリミアンは18年9月24日の初代クルーザー級王座決定トーナメントで優勝。K-Jeeとは準決勝で対戦し、カリミアンが判定勝利していた。

K-1クルーザー級王座の3度目の防衛に失敗したシナ・カリミアン(C)K-1

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K1王者カリミアン「必ず勝つ」K-Jee戦に自信

K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン(左)と挑戦者K-Jee(C)K-1

K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン(32=イラン)が2日、タイトル戦を前に挑戦者K-Jee(29)と火花を散らした。「K-1 WORLD GP 2020」(3日、福岡国際センター)の前日会見が福岡市内で行われ、冒頭の調印式後、それぞれ自信を見せた。

両者は18年9月24日、「さいたま大会」の初代クルーザー級王座決定トーナメント準決勝で対戦、カリミアンが判定勝利した。カリミアンはその勢いに乗って優勝。一方のK-Jeeは19年1月から開幕した初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントを制し、同王座を獲得している。

今回の1戦は当初スーパーファイトの予定だったが、武尊の欠場でレオナ・ペタスとのK-1スーパー・フェザー級タイトルマッチが中止となり、カリミアンがタイトルマッチへの変更を承諾し、実現した。

悲願のK-1王座獲得のチャンスを得たK-Jeeが「明日はいよいよ(K-1の)ベルトを巻く日になりました。一つの夢を実現できます」と意気込むと、カリミアンは「K-Jee選手がこのベルトを巻けるのは、夢の中だけ」とバッサリ切り捨てた。

18年の対戦について話が及ぶと、K-Jeeは「前回は本当に準備不足。明日はおそらくワンサイドゲームになって、俺がボコボコにして終わると思う。穴はいっぱい見えてるんで、しっかりついていきたい」と必勝を誓った。対するカリミアンは「自分が2年前と何も変わってないとでも思ってるのか。明日はチャンピオンとしてやるべきことをやって、必ず勝つ」と、防衛を宣言した。

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京谷が鷹介に判定勝ち 武尊に唯一黒星つけた実力者

<RISE>◇1日◇エディオンアリーナ大阪

“伝説の壊し屋”の異名を持つ京谷祐希(32)が、バンタム級(55キロ)で、鷹介(ようすけ、21)に3-0で判定勝ちした。京谷は12年6月に現K-1スーパー・フェザー級王者の武尊(29)から唯一の黒星をつけた実力者。

初回、サウスポースタイルで、右に回り込みながら要所で、右のボディー。左ストレートで的確に顔面を捉えた。優位に進めていた3回、もらっても前に出てくる相手のプレッシャーに、後退。右のカウンターをもらったが、追撃を許さず、勝利をものにした。

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K1王者武尊、練習中に左拳骨折 福岡大会を欠場

7月、K-1スーパー・フェザー級タイトル戦発表に臨んだ王者武尊(左)と挑戦者レオナ・ペタス(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・フェザー級王者武尊(29)が練習中に左拳骨折のけがを負い、「K-1 WORLD GP 2020」(11月3日、福岡国際センター)を欠場する。

K-1実行委員会が9日、発表した。同大会のタイトル戦でKrushの同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける予定だったが、実施不可能となった。

武尊の話「練習中に左拳を骨折し、なんとか試合に出場できるよう試みたのですが、今のままでは十分な準備ができない、最高のパフォーマンスを見せられないと判断し、欠場させていただくことになりました。初めての福岡大会で気合も入っていて、久しぶりにお客さんの前で試合ができるということで、僕も試合を楽しみにしていました。ファンのみなさま、応援してくださるみなさまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、対戦相手のレオナ・ペタス選手にも申し訳ない気持ちです。早くけがを治して、お互い最高の状態に仕上げてレオナ選手と戦いたいと思います。少しでも早く最高の状態の武尊を見てもらえるようにリハビリを頑張ります。応援よろしくお願いいたします」

レオナ・ペタスの話「まず、この試合を楽しみにしていたファンのみなさま、申し訳ありません。選手にとってけがはつきものなので、武尊選手の欠場は仕方ないことだと思います。僕自身、万全の状態で武尊選手と戦いたいので、武尊選手にはしっかりけがを治してほしいです。僕はその時が来るまで待っています。武尊選手、お互い最高の状態で最高の試合をしましょう」

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皇治、那須川に敗れるも「効いた攻撃はなかった」

皇治(左)に飛び膝蹴りを決める那須川(撮影・中島郁夫)

<RIZIN24>◇27日◇さいたまスーパーアリーナ

7月にRIZINに電撃移籍した皇治(31=TEAM ONE)が、キックボクシング界の「神童」那須川天心(22=TARGET/Cygames)に、0-3の判定で敗れた。

立ち上がりから、那須川がスピードを生かした攻撃で圧力をかけると、膝蹴り、パンチで一気にペースをつかんだ。2回に入ると皇治も積極的に距離を詰めたが、那須川はローキック、ノーモーションの左ストレートなどを冷静に返した。

有効打を奪えずに敗れた皇治は「ダウンを奪われない競技ではない。結果を出せずに素直に情けないし、自分にがっかりしているが、効いた攻撃はなかった。(那須川は)スピードはあるが、パンチとか蹴りは全然強くなかった。ただ、全部出し切れなかったのも天心君のうまさ。距離を取るのもうまかった。もっと殴り合いたかった」と振り返った。

試合後の公式会見では、ファンが待望する那須川天心とK-1のエース武尊戦についても言及。両者と対戦したことで、2人の印象を問われると「俺が言えることではないが、唯一(2人と)やった俺が喋れるとしたら、武尊の方が強い」ときっぱり。「やったら面白いし、いつかやってくれればいいですよね。リング上でも(那須川に)『分かってるやろ』っていう話はした。格闘技界を盛り上げるためにも、そういうカードが実現しないといけない」と夢対決の実現を願った。

皇治(下)に飛び膝蹴りを決める那須川(撮影・中島郁夫)
皇治(左)にパンチを浴びせる那須川(撮影・中島郁夫)

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武尊が豪快な技披露!才賀紀左衛門のK1復帰を歓迎

K-1 WORLD GP2020 スペシャルエキシビションマッチ 武尊対才賀紀左衛門 特別試合で激しい攻防をみせる武尊(左)と才賀(撮影・清水貴仁)

<K-1:WORLD GP 2020 JAPAN>◇22日◇エディオンアリーナ大阪

スーパーフェザー級王者の武尊(29)が、総合格闘技で知られる才賀紀左衛門(31)とスペシャルエキシビジョンマッチで対戦した。

エキシビジョンマッチらしく武尊は胴回し回転蹴りを披露するなど、豪快な技を見せた。パンチで才賀を追い込む場面も見られ、実力を証明した。

武尊は久しぶりにK-1のリングに立った才賀に「紀左衛門君が帰ってきてくれて、その気持ちに応えようと今日の試合に出ました」と話した。才賀は「みんなの前でやれて自分の実力がわかった。ここから盛り上げていく」と語った。

武尊は11月3日に福岡国際センターでKrush同級王者のレオナ・ペタスの挑戦を受ける。

K-1 WORLD GP2020 スペシャルエキシビションマッチ 武尊対才賀紀左衛門 特別試合で激しい攻防をみせる武尊(右)と才賀(撮影・清水貴仁)

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武尊vs才賀エキシビション戦発表 K1 WGP

22日にエキシビションマッチで対戦する武尊(左)と才賀紀左衛門(C)K-1

K-1スーパー・フェザー級王者武尊(29)と才賀紀左衛門(31)が22日、エディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WGP 2020」で、スペシャルエキシビションマッチを行う。K-1実行委員会が4日、発表した。

武尊は11月3日、福岡国際センターでKrushの同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける。

一方、総合格闘家として知られる才賀は先日、K-1参戦を発表したばかり。那須川天心との対戦歴もある才賀に、エキシビションとはいえ武尊が2度目の防衛戦を前にどう対応するかが注目される。

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才賀紀左衛門がK1参戦「今はベルトが一番ほしい」

K-1参戦会見に臨む才賀紀左衛門(撮影・吉池彰)

総合格闘家として知られる才賀紀左衛門(31)が、年内にK-1のリングに立つ。このほどK-1参戦が決まり、K-1実行委員会が25日、都内で発表した。

才賀は那須川天心や朝倉海らとの対戦歴があり、タレントあびる優(34)の前夫としても知られる。

この日、会見した才賀は「コロナで自分と見つめ合った。K-1でプロになり、たくさんの格闘技に挑戦してきたが、練習でも立ち技が楽しい。今はK-1のベルトが一番ほしい」と参戦の理由を明かした。そして、「K-1は武尊選手がスーパースターだが、背負ってるストレスがすごいので、僕が和らげたい」と、K-1への目を自分に向けるようアピールしていた。

K-1参戦に燃える才賀紀左衛門(撮影・吉池彰)

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K1武尊「ある意味決着戦」アマ戦績五分のペタス戦

K-1スーパーフェザー級タイトル戦が決まった王者武尊(左)と挑戦者レオナ・ペタス(撮影・吉池彰)

K-1スーパーフェザー級王者武尊(29)が、11月3日に福岡国際センターでタイトルマッチを行う。「K-1 WORLD GP 2020」でKrushの同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受けるもので、K-1実行委員会が25日、都内で発表した。

武尊は昨年3月、現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(29=タイ)に59キロ契約でKO勝ちしたものの、右拳を痛めた。その後、同年11月の村越優汰(24)とのノンタイトル戦に判定勝ちして復活。今年3月にはムエタイの強豪ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)に2回KO勝ちした。

18年12月に皇治(31)に判定勝ちした初防衛戦以来のタイトル戦となる武尊は「アマで1勝1敗の相手なので、ある意味で決着戦となる。どんな強い相手にも気持ちで勝ってきた。K-1とKrushチャンピオンのどっちが強いか決めたい」と気を引き締めた。

対するペタスは昨年9月に王座を獲得すると、同12月のKO初防衛のリング上で武尊へ挑戦状をたたきつけた。そして、今年3月には村越にKO勝ち。7月には武尊の盟友・大岩龍矢(28)を退けた。今回、待望の挑戦にペタスは「自分が勝っているのは身長だけだが、本気で対策し、真っ向勝負して勝つ」とタイトル奪取を誓った。

福岡大会は当初、7月26日に開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で3カ月余り遅れての開催となる。

K-1スーパーフェザー級タイトル戦発表を前に王者武尊(左)を見下ろす挑戦者レオナ・ペタス(右)(撮影・吉池彰)

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K1武尊「NowVoice」参画 子どもへエール

6月30日から「NowVoice」に参画した武尊(右)(C)M-1 Sports Media

K-1スーパー・フェザー級王者・武尊が30日から、プレミアム音声サービス「NowVoice」に参画した。

同サービスはサッカーの本田圭佑が中心となって展開しているもので、各界のトップランナーが本音で声を届ける。

武尊は「日本の子供たちへ」と題し、エールをおくる。

同音声は「NowVoice」ウェブサイト=https://voice.nowdo.netから聞くことができる。

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K1谷川聖哉「運命」名トレーナーとの出会いに感謝

K-1での飛躍に向けてトレーニングに励む谷川聖哉(本人提供)

空手の実力派が、新たな1歩を踏み出した。3月にK-1デビューを果たした谷川聖哉(23)が、重量級での王座獲得を目標に掲げた。15日までに電話で取材に応じ「小さい頃からK-1を見てきて、大きな外国人に向かっていく選手に憧れた。『日本人でも重量級で戦える』と言われたい」と瞳を輝かせた。

デビュー戦では、この道で生きていく覚悟を再確認した。3月22日、さいたまスーパーアリーナ。クルーザー級で植村真弥(31)と戦い、判定で引き分けた。得意のキックで攻め立て、後ろ回し蹴りなど大技を織り交ぜたが、倒すまでには至らず。逆に最終3回、左フックでダウンを奪われた。

「正直、しっかり倒して勝ちたかった。でもこれが自分の現実。変に勝つよりも気が引き締まりました」

学びは控室での出来事にもあった。年明けにK-1ジム相模大野KRESTに移籍。同じジムから出場した武尊(28)や野杁正明(27)らスター選手は、試合30分前まで普段通りに振る舞っていた。そこからの切り替えがすさまじかった。

「普段の練習から『練習の練習』をしていない。常に本番を想定し、スイッチを瞬時に切り替える。本当に人生を懸けているんです。自分の熱の入り具合が甘かったと感じる毎日です」

埼玉・所沢中央高を卒業後、単身大阪に乗り込んだ。空手に打ち込む毎日を過ごした。15年には極真会館全世界空手道選手権の日本代表にも選出された。

週3回、午前5時から青果市場でアルバイトに励んだ。昨夏、ある飲食店を訪れると、偶然、隣からトレーニングに関する会話が聞こえてきた。初対面ながら無我夢中で声をかけた。

「すみません。トレーニングジムで働かれているんですか?」

相手の男性はサッカー元ドイツ代表FWポドルスキや、ラグビー元ニュージーランド代表SOカーターら、世界的な選手を担当していたトレーナーの文元(ふみもと)明宏氏(35)だった。K-1王者を目指す熱意を伝えると「うちでアルバイトしながら、体を鍛える?」と誘われた。

文元氏が経営に携わる大阪市内のジム「エーベース」に通い詰めた。トレーニング指導や、施術を無償で受けられた。谷川は感謝を忘れない。

「アキさん(文元氏)と出会えたのは運命で、本当に感謝です。体の使い方を学び、調子悪い部分はケアをして、元に戻していただきました」

K-1参戦に向け、20年に入ると関東へ引っ越した。デビュー戦では、大阪で受けた恩に少しでも報いようと、トランクスに「エーベース」のロゴを貼り付けた。この春、新型コロナウイルスでスポーツジムは大打撃を受け、文元氏らが15日からウェブサイト「CAMPFIRE」で、クラウドファンディングを開始すると知った。

谷川は支援者に対するリターンで、トレーニング指導を買って出た。

「わずか数カ月でしたが、大阪でお世話になった方がコロナで苦しんでいる。僕にできることは多くないですが、少しでも力になりたい。何より一番の恩返しはK-1王者になることです。これから自分に大切なのは『覚悟』。チャンピオンになるために、全てを背負う覚悟で進みます」

空手仕込みの蹴り、スピードが新しい世界でも鍵を握ると自覚する。コロナ禍でも地道な練習を怠らず、K-1の2戦目へ力を蓄える日々。偉大な先輩の背中を追い、周囲への感謝を胸に、重量級の猛者たちへに立ち向かう。【松本航】

3月22日、K-1のデビュー戦に臨んだ谷川聖哉(左)(本人提供)

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