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皇治が自分専用のジムオープン 昨年敗れた天心へ「仕返ししてやりたい」

TEAM ONEジムのお披露目会を行った皇治(撮影・松熊洋介)

RIZINファイターの皇治(31=TEAM ONE)が11日、都内に自身専用のジムをオープンし、マスコミに向けたお披露目会を行った。

世田谷区の同施設は約70平米の3階建てで、1階がジム、2階が筋トレルーム、3階が事務所となっており「これまで慢心的な練習しかできていなかった。マジで気合入ってます」と意欲を見せた。

昨年12月に五味隆典に敗れ「ちょっとてんぐになっていた」と改心。特に五味戦後には「一時代を築いた人なのに本当に勝ちに徹するハングリーな男だった。その気持ちを忘れていた」。引退も考えていたが「男なのでこのままでは終われない」と再スタートを誓った。拠点を関西に移すことも考えたが「東京から逃げたといわれるのが嫌で、ここからもう1回はい上がる」と関東を選択。思い立ったらすぐに行動に移すタイプの皇治は、2月から動き始め、わずか2カ月で練習に集中できる新たな環境を整えた。

格闘家が個人のジムを開くのは異例で「たぶん格闘家で初じゃないですか? ここから一花咲かせたら伝説になる。世の中のほざいているやつらを全員倒してやろうと」と意気込む。現在は朝から晩まで練習漬けの毎日。「今は一切女の子と遊んでいないので、めちゃめちゃ強いですよ」とジョーク交じりに語った。

前日には同じキックボクシングの那須川が来年3月でのボクシング転向を表明。自身も昨年9月に対戦して敗れており「若いのにいろんなことに挑戦して立派」とたたえた上で「相当殴られたから、どこかで仕返ししてやりたいと思っている」と不敵な笑みを見せた。ファンが期待する武尊との一戦にも言及。「みんなが夢見てるカードを実現してくれたらうれしいなと。そこに向けて頑張って欲しい」とエールを送った。

若い頃から「お金を稼ぎたい」一心で格闘技を続けてきた。ジム開設も「格闘家はみんな貧乏で夢を見せたいというのがあった。1人のジムを作れるようになって稼げるんだぞと」と地方で頑張る若い選手たちに向けたメッセージでもある。ビジネスにも興味を持っている皇治。「知名度を上げてナンボ」とビッグマウスで人気を集めた。スーパーや新聞配達で働いた経験もあり、今では1回の興行でチケットを3000枚売るなど“営業”にも力を入れる。現在ジムは一般客の受け入れを行っていないが、将来的に大きく展開することも視野に入れる。「大きな大会を目指して頑張る若い選手たちを推薦できるようになれば」と野望を明かした。

再起をかける次戦は5月30日、地元大阪での大会が有力。榊原CEOには「自分に文句のあるやつはたくさんいるから、みんな集めてトーナメントをやりたい」と提案したこともあるという。「誰でもかかってこい」と強気な姿勢を見せる皇治。口だけではないことをリング上で示す。【松熊洋介】

TEAM ONEジムのお披露目会を行った皇治(撮影・松熊洋介)

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ボクシング転向の那須川天心 「いつでもやる」武尊との対戦はどうなる

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川天心と武尊>

15年11月、K-1会場で試合後の武尊に那須川が対戦要求。武尊も「いつでもやる」と承諾したが、RISEとK-1で所属が違うことなどで、行われなかった。その後、この話は消えかけたが、昨年大みそかのRIZINで武尊が那須川の試合を、3月28日RISEでは那須川が武尊の試合を観戦に訪れ、実現に向け動きだした。7月に30歳を迎える武尊。実現できなければ引退をほのめかすほどの覚悟を見せており、RISE、K-1、RIZINの3団体が年内開催に向けて話し合いを続けている。

21年3月、タイトル防衛に成功した武尊

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那須川天心が来年中にボクシングデビューへ 期待される武尊戦へも意欲

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

弟の龍心とともに、ゲスト出演した那須川は、番組の最後に「やり切った。蹴りを捨てて、拳だけで勝負する」と語った。以前から転向をほのめかしており、今年2月には「キックボクシングをある程度広めることはできた。ボクシングでも貢献したい」と話していた。さらに「次元の違う相手は現代にはいない」。相手ではなく、自分(那須川)を倒すにはどうやって戦うかを考え、試合に臨むようになった。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどで、キックボクシングの世界ではもはや敵無しの状態だった。

14年にプロデビューした那須川は15年5月に史上最年少の16歳9カ月でRISEバンタム級王者に輝いた。18年12月のRIZIN14大会のエキシビションマッチでメイウェザーに敗れた以外は、公式戦では44戦無敗(32KO)で、無類の強さは「神童」と呼ばれている。ここ数年は王者として迎え撃つ立場だったが、常に向上心を持ち「ずっと王者だとつまらない。下から挑戦して、強い相手を倒したい」と転向を決意した。

19年には元世界王者の亀田興毅と対戦。経験が少ない中、左ストレートをヒットさせるなど互角に渡り合い、センスの良さを見せた。同8月には井上尚弥とも対面し「刺激的な1日」と明かしていた。今年からはボクシングジムへ通う回数を増やし、パンチの技術などを身に付けているという。

納得の試合ができるようになったことで、転向がはっきりと見えてきた。2月のRISE横浜大会では志朗に3-0判定勝ち。リベンジを狙い、襲いかかってきた相手に心理戦で勝利。那須川自身もそれまでのテレビ出演を断って作戦を練るなど、この試合に集中していた。KOとはならなかったが「(志朗は)成長させてくれる時間をくれた」と達成感を口にした。さらに「他の選手も育って欲しい。形が変わってきて、試合して終わりじゃなくて、自分を売り出すくらいの気持ちがないといけない」と格闘技界の今後についても提言した。

引退までの1年間で、熱望されているK-1王者、武尊との一戦も期待される。昨年大みそかには武尊が、今年3月28日には那須川が、お互いの試合を観戦。所属の問題などもあり、これまで口を閉ざしてきたが、ようやく自分の言葉で話すようになった。武尊からのラブコールも受け「すべてこれから。長い期間だったけど、1歩前進した。やるなら準備期間をもらってしっかり調整したい」と意欲を見せている。K-1中村プロデューサーは「現段階では日程など調整中」としているが、29歳の武尊は「試合で負けたら引退」と公言していることもあり、世紀の一戦の実現に向け、早い決定が望まれる。

RISE伊藤代表は「苦しい思いもプレッシャーもあった中、それを跳ね返して味方にしてくれた。巣立っていくのは寂しいが、気持ち良く送り出してあげたい」とエールを送る。

この日の番組では、時速100キロのボールを左ストレートで正確に捉え、ホームランにするシーンもあった。本番での強さや能力の高さをあらためて示した。残り1年。カウントダウンが始まった。那須川は「正直もう悔いはない。22年3月で卒業するが、必ずボクシング業界でも革命を起こす」と語った。無敗のままキックボクシングを卒業し、新天地で世界を見据え、挑戦者としてスタートを切る。

◆那須川天心(なすかわ・てんしん) 1998年(平10)8月18日、千葉県生まれ。5歳で極真空手を始める。小5でジュニア世界大会優勝。その後キックボクシングに転向し、14年7月、RISEバンタム級7位の有松に1回58秒KOデビュー。15年にバンタム級王座獲得。16年12月にRIZIN初参戦。18年6月には階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に輝いた。昨年6月から始めたユーチューブの登録者数は65万人。矢沢永吉の大ファンで入場曲は「止まらないHA~HA」。165センチ、56・8キロ。

武尊(左)と話す那須川(2020年12月31日撮影)

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武尊「1人の格闘家のリアル」ドキュメント映像公開

LINE NEWS VISIONのスポーツドキュメント「武尊チャンピオンロード」

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(29)が3月28日のケイズフェスタ4大会Day2で挑戦者レオナ・ペタスに2回KO勝ちするまでの40日間を追ったドキュメンタリー映像「武尊チャンピオンロード」が無料通信アプリ大手のLINEの「LINE NEWS VISION」で公開されている。

武尊の身近な4人(マネジャー、チームメート、先輩、所属ジム代表)の視点をもとに撮影された映像をフル活用。この4人が自らのスマートフォンを用いて撮影した映像をベースに作り上げ、より深く武尊に迫り「1人の格闘家のリアル」を浮き彫りにしているという。全8話(毎週金曜午後6時配信)で、既に3月26日から第1話が配信。4月2日にはレオナ戦直後のスペシャル映像が第2話として解禁されている。

武尊は「いつもは見せない試合までの裏側や僕の本音を見て、また違った角度から格闘技を見てもらうきっかけになれば良いなと思い、試合前の密着を受けさせていただきました。この番組の視点となるのがカメラマンではなく、身近な人たちというところがすごく面白くて、身近な人にしか見せない姿や僕の本質的な部分も見てもらえると思うので、ぜひこれを見て試合までどういう様子でどういう気持ちで過ごしていたかをみなさまに見ていただけたらうれしいなと思います」などとコメントしている。

LINE NEWS VISION「武尊チャンピオンロード」のひとコマ

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那須川、対戦望まれる武尊選手は「スタイルが真逆」

武尊に紹介された那須川天心(2021年3月28日撮影)

RIZINやRISEで活躍するキックボクシングの「神童」那須川天心(22)が、対戦が期待されるK-1スーパーフェザー級王者武尊(29)とのファイトスタイルを「真逆のタイプ」と表現した。

自らの公式ユーチューブに投稿した「K-1に行ってきた」で、28日に東京・日本武道館で開催されたケイズフェスタ4大会Day2を視察したことを報告した。

武尊(29)がレオナ・ペタスの挑戦を受けた防衛戦を試合会場でチェック。試合後には武尊に呼び掛けられると立ち上がって一礼し、拍手を送るシーンも公開した。会場を離れると「いい試合でしたよ。すごい良かったですね。何年かぶりに(武尊の)試合を見ましたね。打ち勝ったという試合」と分析。その上で「僕とは対応の違うファイトスタイル。打たれ強いので、信じて打っている。被弾はあるけど倒すという。僕は被弾なく、自分だけ当てるというスタイルなので。真逆じゃないですか」と素直な感想を口にした。

不利との予想もあったペタス戦をクリアし、防衛に成功した武尊について、那須川は「なんだかんだで持っている男なんですよ、武尊選手は。その差がでた。どんなにピンチと言われても、乗り越えてきた。お互いこれだけ時間が経過して負けていないというのはお互いに(格闘技界を)盛り上げている」と、ファイターとしてのスター性をあらためて認めた。

注目される両者の対決の時期、会場などについても言及した那須川は「まだ何も決まっていない。お互いに会場に来たりという状況はあるが、条件とか進んでいない。武尊選手が前回来てくれたので、そのお返し。敬意を込めてきました」と説明していた。

那須川天心との対戦を希望した武尊(2021年3月28日撮影)

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マリオの京太郎、ヘビー級新設に「全部取りに行く」

ケイズフェスタ4Day2の一夜明け会見にマリオの姿で出席した京太郎(撮影・松熊洋介)

3月28日に行われたケイズフェスタ4Day2(日本武道館)で実方宏介(23)に勝利した京太郎(34)が29日、都内で一夜明け会見に出席し、10年ぶりに復帰したK-1への思いを語った。

27日の前日会見同様、マリオの姿で現れ、おちゃらけた表情で登壇したが、10年前との違いを聞かれるとまじめな表情に一変。「以前は自分のことしか考えていなくて、とんでもないポンコツだった。何度も心配をかけていたが、成長した姿を見せられたかな」。K-1に戻ってきた理由を「経験と情熱を感じてもらいたい」と熱く語った。

プレースタイルの違いも認識した。試合では2回に2度のダウンを奪って完勝も「ジャブから入るボクシングと違い、パンチをすぐに打たないといけない。1回から捨てたら勝てないし、新鮮なことも多く、改めてキックは難しいなと」と振り返った。試合後には「心技体は大事だと思った」と感謝の意を込め、実方に土下座する一面も見られた。

もちろん明るく盛り上げていくスタイルは変えない。「正統派は武尊に任せる」。試合では「蹴らない」と言っていたキックを1回からいきなり連発。「カレーライス食べに行くのにルーだけ食べますか? それと同じです」と独特の表現で笑いを誘った。この日新しくヘビー級の100キロ級が新設されることを知り「日本人としてヘビー級でやってきたので、全部取りに行く」とプライドを見せた。さらに最近はやりのカーフキックについても言及。「致命傷を与えるのに必要なのかな。なくてもいいと思う」と持論を展開。「いずれはタイトルマッチをやることになると思うが、1、2戦はお手軽プランでお願いします」。リングだけでなく得意の“場外戦”でもファンを引きつけ、これからもK-1界を荒らしていく。【松熊洋介】

会見ではまじめな一面も見せた京太郎(撮影・吉池彰)

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K1武尊「やりたい試合がある」那須川戦へ照準

守ったベルトを横に会見する武尊(撮影・吉池彰)

K1スーパー・フェザー級王者・武尊(29)が29日、先日に行われたケイズフェスタ4 Day2(日本武道館)の一夜明け会見に出席し、対戦が待ち望まれる那須川天心との一戦について、胸の内を明かした。

「最高の相手」と語ったレオナ・ペタスとの試合に2回KOで勝利したことで心置きなく大一番に向かえる。「1回負けたら引退すると決めていた。勝たないとやる権利がないと思っていた。負けたら皆さんが期待してくれている試合も実現できなかったのでホッとしている」と語った。2回延期となった試合に加え、那須川との一戦への期待もあり「ずっと感じていた」というプレッシャーからようやく解放された。これまで寝ていても朝まで記憶があるほど張り詰めた状態が続いていたが、前夜は「久しぶりに記憶がないくらい眠れた。目覚ましも聞こえなかった」と笑顔を見せた。

前日の勝利後、観戦に来ていた那須川に向かって「最高の舞台で最高の試合をしたい。よろしくお願いします」とリング上で初めて思いを告げ、那須川も立ち上がって手を挙げ、これに応えた。格闘家として自分より強い選手がいることが悔しかった。「ここ数年、どっちが強いという論争みたいなのがあって。立ち技最強はK-1だと言いたい気持ちがある」。

日時や体重などについてはまだ決まっていないが「これから関係者の方と話し合って決めていく」と明かした。もちろん、最強を決める戦いではあるが、根底には格闘技で日本を元気にしたいという思いがある。「格闘技にパワーをもらって今の自分がある。今度はそれを発信して、他のメジャーなスポーツに負けないくらいの文化にする。そのためにはやりたい試合があるので、それに向けて全力で過ごしていきたい」。言葉を選びながらではあるが、那須川との日本一をかけた戦いに照準を合わせた。【松熊洋介】

ケイズフェスタ4Day2の一夜明け会見に出席した武尊(撮影・松熊洋介)

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武尊「自分が強い時にやりたい」那須川との対戦熱望

スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、あいさつで那須川天心との対戦を希望した武尊(撮影・丹羽敏通)

<K-1:ケイズフェスタ4Day2>◇28日◇日本武道館

スーパーフェザー級王者・武尊(29)が、1年ぶりの公式戦をKOで飾った。

Krush同級王者・レオナ・ペタス(28)に打ち合いの末、左フックで打ち倒した。2回1分10秒でKO勝ちした。試合後には観戦に訪れた那須川天心(22)にリング上で「最高の舞台で最高の試合をしたい」と対戦を呼びかけた。クルーザー級タイトルマッチは、シナ・カリミアン(33)がK-Jee(30)を破り、新王者に輝いた。

  ◇  ◇  ◇

武尊は勝利後、リング下の那須川に「天心選手、よろしくお願いします」と思いを伝えると、那須川も席を立ち、手を挙げて笑顔で応えた。ファンが待ち望む対戦は、所属の違いなどで実現していない。昨年大みそかには武尊が那須川の試合に訪れ、今回は那須川が観戦した。相思相愛は明らか。武尊は「格闘技界にとってパワーを与えられる試合になる。自分が強い時に早くやりたい」と実現を強く望んだ。

19試合中、12試合がKO決着。武尊もその流れに乗った。1回から殴られてスイッチが入ると、作戦を無視。「思いっ切り殴り合える友だち」と時折笑顔を見せながらも激しく殴り合った。フラつくシーンもあったが、引くことなく真っ向から襲いかかった。序盤のカーフキックも効き、3度のダウンで勝利。自身のケガとコロナで延期となった今試合。「過去最高レベル」という重圧から解放され「世界が明るく見える」と満面の笑みを見せた。

スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、トロフィーを掲げる武尊(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 1回、ダウンを奪う武尊(右)(撮影・丹羽敏通)
解説も務めた友人の西川貴教に祝福され、笑顔の武尊(撮影・吉池彰)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス KO防衛してコーナーポストからバック宙して喜ぶ武尊(撮影・丹羽敏通)

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K1王者武尊「気合入りまくっている」KO勝ち誓う

前日計量をパスし、にらみあう王者武尊(左)と挑戦者レオナ・ペタス(撮影・鈴木みどり)

K-1スーパー・フェザー級王者・武尊(29)が27日、タイトル戦前日の計量、会見を行い、状態の良さを見せた。

28日に日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける。リミットの60キロでパスすると、会見ではKO勝ちを誓った。

昨年11月3日に福岡国際センターで予定のタイトル戦が、武尊の練習中左拳骨折で、1月24日の東京・代々木第1体育館に延期。さらにコロナ禍での緊急事態宣言で、1月も見送りとなっていた。

経験したことのない調整を余儀なくされた武尊だったが、「2度の延期でファンをお待たせした。お互い最高に仕上げてきたので、最高の試合をする」と、この猶予期間をプラスに捉えた。そして、「メインは自分じゃないと締められない。レオナ選手が勝つという下馬評もあるので、気合入りまくっている」と続けた。

さらに、この試合後のことについての質問には「目の前のことしか考えていない」としながらも、「その後のことは勝った後に見えてくると思う。これからの格闘技界を変えるのは自分だと思うので、この試合に全神経を集中して勝つ」と改めて気合を入れた。

挑戦するレオナもリミットの60キロでパス。計量後と会見後のツーショットでは前を向かず、175センチの長身で、ずっと横から168センチの武尊を見おろした。AbemaTVの武尊の映像に対してのもので、「上から見くだしていたので」と対抗心をあらわにした。「今は僕の方が強いと思っている」とタイトル奪取に自信満々だった。

前日計量をパスし、ポーズを取る王者武尊(撮影・鈴木みどり)
会見する武尊(撮影・鈴木みどり)

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小畑武尊が新王者、敗れた安達はジム移籍初戦飾れず

1回、安達(右)を攻める小畑(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:日本ユース・ウエルター級王座決定8回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

17年ライト級新人王西軍代表の小畑武尊(22=ダッシュ東保)が日本ユース・ウエルター級王座を獲得した。

日本同級4位安達陸虎(22=大橋)とユース同級王座を争い、1回2分3秒、TKO勝ちを収めて新王者となった。安達の右ボディーストレートを警戒しながら距離を詰めると、ロープを背負った相手に強烈な左ストレートを打ち込み、ダウンを奪取。その一撃で仕留めるレフェリーストップ勝ちとなった。

負けた安達は20年3月、井岡弘樹ジムから大橋ジムに移籍。これがジム移籍初戦だったが、ベルトを手にすることはできなかった。

安達に勝利し日本ユースウェルター級王座となった小畑(右)(撮影・鈴木みどり)
1回、小畑(右)からダウンを奪われ敗れる安達(撮影・鈴木みどり)

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那須川やるの?武尊戦 ボクシング転向前ファン期待

志朗(左)に蹴りを見舞う那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

無敗の神童が連勝記録を延ばした。那須川天心(22=TARGET/Cygames)が志朗(27=Be WELLキックボクシングジム)に3-0判定勝ちし、デビュー戦から無傷の44連勝を飾った。

3R終了後左手を大きく突き上げ、勝利を確信した。クリーンヒットこそなかったものの、各ラウンドともに攻撃力で上回り、終始自分のペースで試合を進めた。ボクシングジムに通う回数を増やしたことが奏功し、打撃戦で志朗を圧倒。さらに心理戦でも優位に立ち「かけひきで勝つことができて、改めて自分が強くなったんだなと思う。志朗君ありがとう」とライバルに感謝した。

3年半ぶりとなる適正体重での試合。54・95キロでパスした前日計量では「久々に55キロでやれるので楽しみ」と意気込んで試合に臨んだ。ここ数年55キロ以上での試合が続いたが、そんな中でもパワーアップし続けていた。「どれだけスピードが出るか。自分でも制御できないくらい動くのでは。明日の自分に任せるというか、期待したい」と自分でも理解できないほどのレベルを実感していた。

昨年の挑戦者決定トーナメントで優勝した志朗とは19年9月に対戦し、3R判定勝利。1年半ぶりの対戦に「実力で上がってきた選手。執念を感じるし、認めている部分もある。自分のスピードに対応してくると思う」。警戒はするが、普段から相手の対策をするタイプではない。「前回以上の屈辱を味合わせてやる」と一蹴。さらに「55キロだからといって、スピードだけで戦うつもりはないし、3分3Rしかないので、志朗君に謎を与えようかな」。余裕の言葉通りの試合展開で志朗を寄せ付けなかった。

将来的にボクシング転向も視野に入れる。ファンが期待する武尊との試合も待ち望まれる。「キックをやる時間は少ないと思う。これからもしっかりとRISEに恩返ししていきたい」と語った。

「次元の違う相手は現代にはいない」と話す。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどになった。負け知らずの神童は、誰も届かない領域でさらに成長を続ける。【松熊洋介】

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

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那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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レオナ・ペタス、K1武尊戦に気合「タイトル獲る」

入間市の杉島市長(中央)を表敬訪問したレオナ・ペタス(右端)と弟加藤虎於奈(C)K-1

3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で武尊戦を控えるKrushスーパーフェザー級王者レオナ・ペタス(28)が19日、出身地の埼玉・入間市を表敬訪問した。

Krushウエルター級王者の弟、加藤虎於奈(24)とともに、同市の杉島理一郎市長にKrushで初の兄弟同時王者となったことを報告。虎於奈が1月にKrush王座を獲得したことを受け、2人は初めてベルトを持って市役所を訪れた。

大舞台のメインイベントで、K-1スーパーフェザー級王者武尊に挑むペタスは「今日は弟が主役で、僕が脇役なので。3月28日にK-1のタイトルを獲って、次は弟を脇役にできるように頑張ります」とK-1ベルトを持参しての表敬訪問を約束。同市マスコットキャラクター「いるティー」とコラボしたTシャツにサインした後に「いるティー」と3ショットの記念撮影に応じた。

弟虎於奈は「やっと1つの形としてベルトを持って来ることができて、少しでも入間市に貢献できたかなと思っています」と安堵(あんど)の笑み。さらに「防衛戦が決まったら兄を追い越す勢いで入間市を盛り上げていきます」と更なる飛躍を誓った。

2人の意気込みを受け、杉島市長は「2人の活躍は市民の誇りです。2人のようなかっこいいK-1選手を目指して頑張ろうと思う子供たちが出てくると思います。2人は体が強くて技が奇麗なだけではない、心も素晴らしい人なんだということを入間市の皆さんに伝えていきたいですし、お2人にも入間市の子供に夢や希望を与えられる活動をしてほしいです」と激励されていた。

入間市のマスコット、いるティー(中央)と記念撮影するレオナ・ペタス(右端)と弟加藤虎於奈(C)K-1

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那須川天心が初MVP、武尊戦前進 日刊バトル大賞

那須川天心(2020年12月31日撮影)

読者が選ぶ第25回日刊バトル大賞(対象は20年1月1日~12月31日)の20年格闘技部門は、那須川天心(22=TARGET/Cygames)が初のMVPを獲得した。

ニッカンスポーツコムの投票では、RIZINに出場した朝倉兄弟らを抑え、約50%の得票率を獲得。昨年は4試合に出場し、全勝(2KO)。デビューから43戦無敗(32KO)の神童が20年も無類の強さを見せつけた。

負けを知らない那須川には常に王者の風格が漂う。普段から闘争心をむきだしにすることもなく冷静。スタイルは変えないと言いつつも、毎試合多彩な技を披露し、観客を魅了した。昨年12月のRIZIN26大会では、10日前のカード決定にもかかわらず「いつも準備をしている。試合があるないは関係ない。いつ何時でも勝つのがファイター」と全く気にせず、3-0の判定勝ちを収めた。

今月28日RISE(横浜アリーナ)での志朗戦で21年のスタートを切る。昨年大みそかの試合では、以前から対戦が待ち望まれるK-1ファイターの武尊が観戦に訪れた。「長い期間だったけど、1歩前進した」。ビッグマッチ実現に向け、異次元の世界をさらに突き進む。【松熊洋介】

20年12月31日、会場を訪れた武尊(左)と話す那須川

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K1武尊3・28勝利し那須川戦の実現希望、婚活も

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が10日、キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)との将来的なファイトを実現するため、次期防衛戦に集中する覚悟を示した。同日に20年の年間表彰式「K-1 AWARD 2020」に参加し、ベストKO賞に輝いた武尊は、3月28日のケイズフェスタ4大会(日刊スポーツ新聞社後援)でKrush同級王者レオナ・ペタス(28)との防衛戦を控える。

昨年大みそかのRIZIN26大会で那須川の試合を観戦し、再び両者の対決に向けた機運が高まっている。武尊は「目の前の3月28日のタイトルマッチに勝たないと次はないと思っている。その試合が終わって、またいろんなことが決まったらみなさまに伝えようと思う」と強調。さらに那須川戦が本当に実現した時を想像し「この試合で格闘技界がもっともっと大きくなる試合になると思うし、過去のK-1や格闘技を超えるような大きなものにしたいなと思っている。その時になったら取り上げてほしい」と胸の内を明かした。

既に那須川も2月28日のRISE横浜アリーナ大会で志朗との対戦が決定済み。武尊は「お互いに目の前の試合があるので、そこに全集中しないと、みんなが見たいと思っている試合は実現できない」とペタス戦だけを見据えている。21年のテーマには「今年1年、完全燃焼して、来年さらに燃焼したい。あとは結婚したい。今年30歳なので良い相手を探したい。相手がいないので、それも1つの『戦い』。婚活を頑張ります」と笑顔。ペタス戦、那須川戦の実現、婚活という3つのファイトに向けて意気込んでいた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はトロフィーを手にポーズ。左はプレゼンターの久松郁実(撮影・浅見桂子)

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武尊ベストKO賞 左右のフックのペッダム戦が評価

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」が都内で行われ、スーパー・フェザー級王者の武尊(29)がベストKO賞を獲得した。

3月22日にさいたまスーパーアリーナで、ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)を2回49秒、左右のフックでマットに沈めた試合が評価された。

武尊は受賞を喜びながらも「ケガもあって1試合しかできず、満足できない1年だった」と振り返った。そして「今年はMVPを取れるように突っ走っていく。最高の試合を見せたい」と気合を入れた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、同級タイトルマッチを行い、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける。武尊は「これからの格闘技人生がそんなに長くない中で、満足のいく試合をしたい。1つ1つ階段を上って行くが、まずは3月28日に最高のKO勝ちを見せる」と誓っていた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はプレゼンターの久松郁実からトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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MVPは木村ミノル/K-1 AWARDS各賞一覧

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

K-1実行委員会は10日、都内で年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」を行い、最優秀選手賞の木村“フィリップ”ミノル(27)など全15部門を発表した。

木村は一昨年3月から昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)での第3代スーパー・ウエルター級王座決定トーナメントの1日3試合で、いずれも1回KO勝ちしてベルトを獲得した。

年間最高試合賞は安保瑠輝也(25)-山崎秀晃(34)戦(9月22日、エディオンアリーナ大阪=スーパー・ライト級タイトル戦で山崎がKO勝ち)、新人賞は菅原美優(22)に決まった。

武尊(29)はベストKO賞を獲得した。3月22日にさいたまスーパーアリーナで、ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)を2回49秒、左右のフックでマットに沈めた試合が評価された。

その他各賞は次の通り。

◆殊勲賞 椿原龍矢、寿美

◆敢闘賞 K-Jee

◆技能賞 ゴンナパー・ウィラサクレック

◆功労賞 水町浩

◆アマチュア最優秀選手賞 黒川瑛斗、長崎紗依茄

◆ベストGYM賞(プロ部門) 月心会チーム侍

◆ベストGYM賞(アマチュア部門) K-1ジム大宮

◆ベストトレーナー賞 矢口哲雄

◆ベストスマイル賞(ファンが選ぶ賞) 朝久泰央

◆ベストガールズ賞 小島みゆ

◆AbemaTV賞 芦沢竜誠

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はプレゼンターの久松郁実からトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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RIZINドーム延期 今後もユーチューバー起用へ

3・14東京ドーム大会の延期と、3月21日のRIZIN27大会を発表するRIZINの榊原CEO

総合格闘技RIZINは4日、今年の第1弾イベントとしていた3月14日、東京ドーム大会の延期を発表した。

同日夜、RIZINの榊原信行CEO(57)がRIZIN公式ユーチューブで会見。大みそかのRIZIN26大会のリング上で、表明していた3・14東京ドームの第1弾イベントを春先か夏前ごろに延期すると表明した。その上で3月21日、愛知・名古屋市の日本ガイシホールで21年第1弾としてRIZIN27大会を開催すると発表した。

榊原CEOは「3月14日は延期します。東京ドームは必ず実現させたい。RIZINのブランドネームで開催したい。上期、前半戦で実施したい」と熱弁。21年に東京ドーム大会を開催する強い意欲を示した。

年間7大会を計画しているという。今秋からフェザー級GPを開催する姿勢を示し「ワールドワイドな大会したい」と強調。大みそかに参戦したシバター(35)の反響の大きさを認め、今後もユーチューバーの起用を考えていることを明かした。

またビッグマッチも1つのキーワードとして挙げた。キックボクシング界の「神童」那須川天心-K-1の3階級制覇王者武尊戦のカードについても「今年はどう具現化していくのか。RIZINの力だけでは無理ですが、動かしていくのはファンの原動力。たくさんの人たちの声となって届くと動かないものも動くと思います。ビッグマッチに向けて動きたい」とも力説した。

新型コロナウイルスで大きな会場での大会が自由にできない状況のため、通常のナンバーシリーズ以外の興行スタイルも模索していることも付け加えた。榊原CEOは「コロナ禍が1つのトリガーとして実験的かもしれないが、スタジオRIZINという無観客のリモートでやるのもいい。また方向性の違う大会や地方都市で開催していくとか」と説明していた。

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K1レオナ・ペタス「延期にはメリットしかない」

公開練習で力のこもったパンチを繰り出すレオナ・ペタス(左)(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・フェザー級のレオナ・ペタス(28)が1日、都内のLARATOKYO江古田で練習を公開した。3月28日、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、王者武尊(29)の持つタイトルに挑む。2度の延期で難しい調整を強いられる中、力強い動きを見せた。

当初は昨年11月3日の「K-1 WGP」(福岡国際センター)で対戦予定だったが、武尊の練習中左拳骨折で、1月24日の「ケイズフェスタ4」(東京・代々木第1体育館)に延期された。ところが、コロナ禍での緊急事態宣言で1月も見送り。3月末まで延期を余儀なくされた。

昨年8月25日の対戦決定発表から、この日まで5カ月余り。精神的にも肉体的にも経験したことのない期間を過ごしてきた。それでもレオナは「延期にはメリットしかない」と前向き。「試合に向けてこんなに準備したことがないので楽しみ。最高のパフォーマンスができるようにする」と自信をのぞかせた。

痩せやすいタイプのレオナは「普段の試合前は62~63キロを行ったり来たりだが、今回は免疫力を上げるため、64~65キロをキープしている」という。何を食べているのかと聞くと「お菓子です」と言って、取材陣の笑いを誘った。

19年9月にKrush同級王座を獲得すると、同12月のKO初防衛のリング上で、武尊への挑戦を宣言した。アマ時代1勝1敗の相手との”決着戦”での勝利に向け、残り2カ月。レオナは緊張感を楽しむ考えだ。

試合当日の3月28日は、レオナの世界一を願いながら、昨春逝去した母・加藤美香さんと最後にLINEを交わした日。レオナは「2試合分の期待以上の戦いをする」と延期で積み上げた練習量で、最愛の母とファンに勝利をささげる。

タイトル戦勝利を誓い、Vサインを見せるレオナ・ペタス(撮影・吉池彰)

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K1フェスタ2週連続で開催 安保瑠輝也は負傷欠場

K-1スーパー・フェザー級タイトル戦を3月28日に行う王者武尊(左)と挑戦者レオナ・ペタス

K-1最大の大会「ケイズフェスタ4」(日刊スポーツ新聞社後援)が、3月21日に東京ガーデンシアターで、同28日には日本武道館を舞台に、2週連続で開催される。主催のK-1実行委員会が28日、オンライン会見で発表した。

同フェスタは24日に東京・代々木第1体育館で予定されていたが、コロナ禍での緊急事態宣言で延期された。調整の末、通常の「K-1WGP」だった3月21日をDay1、同28日をDay2として行う。

中村拓己K-1プロデューサーは「今までの規模での開催はむずかしいため」と2週に分けて大会を行う理由を説明した。

24日に組まれていたK-1スーパー・フェザー級王者武尊(29)がKrush同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受けるタイトルマッチ、プロボクシング日本ヘビー級など前3冠王者京太郎(34)のK-1復帰戦は、Day2に行われる。K-1スーパー・ウエルター級王者木村”フィリップ”ミノル(27)の、同日出場も決まった。

なお、日本VSタイ・5対5は、タイ選手の来日が困難なため実施されない。また、ウエルター級に階級を上げて復帰戦を予定していた安保瑠輝也(25)は、右拳の負傷で欠場する。

3月28日に日本武道館で対戦する京太郎(左)と実方宏介

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