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徳勝龍が西前頭2枚目に躍進 十両以上の番付一覧

横綱白鵬(2020年2月2日撮影)

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】   

貴景勝     

 【関  脇】   

朝乃山     正  代

 【小  結】

北勝富士    遠  藤

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  高  安

隠岐の海 <2>  徳勝龍

豊  山 <3>  御嶽海

炎  鵬 <4>  阿  炎

竜  電 <5>  阿武咲

妙義龍  <6>  輝

宝富士  <7>  玉  鷲

松鳳山  <8>  霧馬山

隆の勝  <9>  栃ノ心

佐田の海 <10>  栃煌山

千代大龍 <11>  照  強

石  浦 <12>  勢

琴奨菊  <13>  碧  山

魁  聖 <14>  錦  木

剣  翔 <15>  千代丸

東  龍 <16>  志摩ノ海

明  生 <17>  大奄美

琴ノ若  <18>

 【十  両】   

琴勇輝  <1>  英乃海

千代翔馬 <2>  若隆景

照ノ富士 <3>  大翔鵬

翔  猿 <4>  大翔丸

琴恵光  <5>  旭秀鵬

琴勝峰  <6>  天空海

水戸龍  <7>  美ノ海

旭大星  <8>  逸ノ城

木崎海  <9>  豊昇龍

矢  後 <10>  貴源治

若元春  <11>  翠富士

白鷹山  <12>  朝玉勢

千代の海 <13>  友  風

千代鳳  <14>  明瀬山

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幕下北の若が白星デビュー「自分らしい相撲取れた」

<大相撲初場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館

元高校横綱の東幕下57枚目北の若(19=八角)が、幕下デビューを白星で飾った。1番相撲で西幕下57枚目鳴滝(21=伊勢ノ海)を上手投げ。小柄で動きのいい相手に対し「バタバタせずに取れた。自分らしい相撲が取れた」と納得の表情を見せた。

昨年夏場所の序ノ口デビューから4場所連続の勝ち越しで、今場所が新幕下。「強い相手の方がワクワクする。楽しいと言うと語弊があるけど、思い切って相撲が取れている」と何度もうなずいた。

埼玉栄高3年だった18年に全国高校総体の個人で優勝した実績を持つ。場所前には部屋からほど近い錦戸部屋の十両水戸龍、関取経験者の幕下極芯道と肌を合わせたという。「いろんな人と相撲を取ることが増えてきた。貴重な経験だった」。焦らず出世街道を歩む。「日々の積み重ねが大事。早いとか遅いとかはない」と、地に足をつけていた。

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東の横綱は白鵬、大関は貴景勝 十両以上の番付一覧

白鵬

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】   

貴景勝     豪栄道

 【関  脇】   

朝乃山     高  安

 【小  結】

阿  炎    大栄翔

 【前  頭】   

遠  藤 <1>  妙義龍

北勝富士 <2>  御嶽海

玉  鷲 <3>  琴勇輝

隠岐の海 <4>  正  代

明  生 <5>  炎  鵬

宝富士  <6>  栃ノ心

松鳳山  <7>  阿武咲

碧  山 <8>  竜  電

隆の勝  <9>  豊  山

佐田の海 <10>  石  浦

千代大龍 <11>  輝

剣  翔 <12>  千代丸

琴奨菊  <13>  琴恵光

照  強 <14>  志摩ノ海

東  龍 <15>  勢

栃煌山  <16>  魁  聖

霧馬山  <17>徳勝龍

 【十  両】   

友  風 <1>  千代翔馬

琴ノ若  <2>  英乃海

大翔丸  <3>  木崎海

錦  木 <4>  水戸龍

若隆景  <5>  大翔鵬

大奄美  <6>  翔  猿

逸ノ城  <7>  矢  後

旭大星  <8>  琴勝峰

旭秀鵬  <9>  天空海

蒼国来  <10>  貴源治

豊ノ島  <11>  彩

朝玉勢  <12>  美ノ海

千代鳳  <13>  照ノ富士

豊昇龍  <14>  魁

貴景勝(2019年11月13日撮影)

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東龍が十両V 4人トーナメントで勢、魁聖に勝利

十両優勝の東龍(撮影・小沢裕)

<大相撲九州場所>◇千秋楽◇24日◇福岡国際センター

十両優勝は東龍(あずまりゅう、32=玉ノ井)11勝4敗。3番連続の戦いを制した。

本割で水戸龍、11勝で並んだ4人によるトーナメントでは勢、魁聖に勝利。魁聖には10日目に敗れていたが「まわしを取れば何とかなるやろ」と、自信を持って臨んだ。九州情報大出身で“準ご当所”の場所。

「大学から応援してくれた人もいる。絶対勝ってやろうと気合が入っていた。良かった」と、初めての各段優勝に笑みを浮かべた。

◆東筆頭 本名・サンドゥイジャブ・トドビレグ。モンゴル・ゴビアルタイ出身。08年九州場所初土俵。191センチ、160キロ。右四つ、寄り。

魁聖を上手投げで破り十両優勝を決めた東龍(撮影・今浪浩三)

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現役最年長の豊ノ島がヌケヌケ2勝2敗「仕方ない」

豊ノ島(2018年9月14日撮影)

<大相撲九州場所>◇4日目◇13日◇福岡国際センター

現役最年長関取で西十両8枚目の豊ノ島(36=時津風)が、一進一退の星並びで2勝2敗の五分に戻された。

モンゴル出身で腕力には定評のある同9枚目の水戸龍(25=錦戸)と対戦。立ち合いは圧力負けして後退したが、右からうまくいなして185キロと腰の重い相手を、横向きに泳がせた。西土俵へ追い込み、さあここから押して出よう…というところで足がそろってしまう。体を右に開かれると、左膝から崩れ最後は両手からバッタリ。初日から○●○と続いた星並びは、規則正しく? ●と、いわゆるヌケヌケとなってしまった。

約2年ぶりの関取復帰を果たした、昨年のこの九州場所でも水戸龍と十両で対戦。得意のもろ差しから寄り切りで勝ったが、その再現とはならなかった。ただ場所前、痛めた右足の不安から稽古も満足に出来なかった状態を考えれば、この日も足の運びには問題なさそう。「まあ仕方ない。これを引きずらないこと。押し込まれても(いなした)体の反応は良かったと思えばいい。場所前のことを考えたら、よく動いているし全然、相撲を取れている。これはこれで、また明日からね」と切り替えの速さも経験を積んだベテランならではだ。3日目まで3人しかいない幕内の全勝力士のうち豊山、正代と時津風部屋の弟弟子が2人もいる。「2人に置いて行かれないように頑張ります」と5日目からの巻き返しを誓っていた。

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東横綱は鶴竜、貴景勝は大関復帰 十両以上番付一覧

鶴竜と白鵬(2019年4月27日)

日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

【東】    【西】 

 【横  綱】   

鶴  竜    白  鵬

 【大  関】   

豪栄道     高  安

貴景勝

 【関  脇】   

御嶽海     栃ノ心

 【小  結】

阿  炎    遠  藤

北勝富士    朝乃山

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  隠岐の海

妙義龍  <2>  明  生

宝富士  <3>  友  風

玉  鷲 <4>  琴勇輝

碧  山 <5>  竜  電

阿武咲  <6>  炎  鵬

剣  翔 <7>  琴恵光

松鳳山  <8>  佐田の海

琴奨菊  <9>  豊  山

志摩ノ海 <10>  正  代

石  浦 <11>  千代大龍

逸ノ城  <12>  隆の勝

千代丸  <13>  輝

照  強 <14>  錦  木

大翔丸  <15>  大翔鵬

若隆景  <16>      

 【十  両】   

東  龍 <1>  徳勝龍

栃煌山  <2>  矢  後

勢    <3>  千代翔馬

英乃海  <4>  大奄美

魁  聖 <5>  霧馬山

貴源治  <6>  一山本

旭大星  <7>  琴ノ若

旭秀鵬  <8>  豊ノ島

蒼国来  <9>  水戸龍

翔  猿 <10>  木崎海

魁  勝 <11>  若元春

天空海  <12>  臥牙丸

琴勝峰  <13>  豊昇龍

明瀬山  <14>  彩

貴景勝

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貴景勝ら名古屋場所休場の4大関、夏巡業も休場へ

貴景勝(2019年5月15日撮影)

日本相撲協会は25日、夏巡業の休場者を発表した。21日まで行われた名古屋場所を休場した豪栄道、高安、貴景勝、栃ノ心の4大関、前頭嘉風、魁聖の6人に、前頭貴源治、十両水戸龍も加わり、計8人にのぼる。

夏巡業は28日の岐阜市を皮切りに、8月25日まで22日間開催される。休場者は、途中から合流する可能性もある。

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貴ノ富士が初の十両勝ち越し 兄弟子の支えに感謝

大相撲名古屋場所11日目 貴ノ富士(左)が寄り切りで水戸龍に勝利する(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇17日◇ドルフィンズアリーナ

東十両12枚目貴ノ富士(22=千賀ノ浦)が、十両3場所目で初の勝ち越しを決めた。

東十両9枚目水戸龍との1分を超える一番を制して8勝3敗。差し手争いに敗れたが、巻き替えて左四つとし、盤石の形で寄り切った。「体力では負けるのでスタミナで勝負した。長い相撲になっても諦めなかった」と、タフさで上回った。

付け人を務める兄弟子の協力もあり、ベストな締め込みのフィット感を見いだした。勝ちと負けを繰り返す「ヌケヌケ」だった序盤戦、締め込みの感覚に違和感を覚えていた。

「動きやすさとか、股関節の感覚。自分の場合は性格的なところもあるかもしれないけど、1ミリが10センチくらいの差に感じる」と、繊細な一面もあり、集中しきれない部分があった。

そこで付け人の兄弟子、舛東欧(33)と相談。問題を1人で抱え込まず「兄弟子としゃべって相談しているうちに改善できた」と、最も締め込みが“決まる”感覚を分かってきたという。

中盤戦に入った5日目以降は6勝1敗。「兄弟子のおかげで、自分の相撲を取ることだけに集中できている」と感謝した。

「(十両の)下の方だから最初は星勘定を意識していたけど、途中から優勝したいと思えてきた」。十両は2敗が剣翔1人、3敗が貴ノ富士ら3人。優勝争いが混沌とする中で、意欲を見せた。

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友風、照強、大翔鵬が新入幕 豊ノ島と石浦が再入幕

友風(2019年2月15日撮影)

日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

新入幕は3人が名を連ねた。3人以上の新入幕が出たのは13年夏場所(この時は4人)以来となる。友風(24=尾車)は、尾車部屋としては現師匠(元大関琴風)の部屋創設後で先場所の矢後以来、7人目の幕内力士となった。神奈川県からは朝乃翔以来、戦後9人目。学生相撲出身では、矢後以来94人目、日体大からは16年九州場所の北勝富士以来7人目。初土俵から所要11場所はスピード4位タイ(58年以降初土俵で幕下付け出しは除く。1位は常幸龍=木瀬=の9場所)の記録となった。

照強(24=伊勢ケ浜)も幕内力士の座を射止めた。伊勢ケ浜部屋からは14年春場所の照ノ富士以来で、兵庫県からは17年初場所の貴景勝以来、戦後25人目の新入幕を果たした。モンゴル出身の大翔鵬(24=追手風)は現師匠(元前頭大翔山)の部屋創設後では、大奄美(西十両3枚目)以来8人目で、外国出身では16年秋場所の千代翔馬以来48人目の幕内力士で、モンゴル出身では25人目となる。

再入幕は2人。豊ノ島(35=時津風)は、ケガをして全休した16年名古屋場所以来、16場所ぶりの幕内復帰。関脇経験者が幕下に陥落した後、幕内に復帰するのは80年初場所の琴風(元大関=現尾車親方)、88年九州場所の鳳凰に続き、昭和以降3人目の復活劇となった。石浦(29=宮城野)は昨年秋場所以来、3場所ぶりに幕内に戻った。

十両昇進は4人で、晴れて関取の座を射止めた新十両は、若元春(25=荒汐)と霧馬山(22=陸奥)の2人だ。若元春は、現師匠(元小結大豊)の部屋創設後では蒼国来、若隆景以来3人目の関取。福島県からは若隆景以来、戦後12人目。その若隆景は弟で、昨年春場所の貴公俊(現貴ノ富士)・貴源治以来、史上20組目の兄弟関取となった。モンゴル出身の霧馬山は、陸奥部屋からは08年初場所の霧の若以来の関取誕生。昨年初場所の水戸龍(錦戸)以来、外国出身では67人目、モンゴル出身では34人目の新十両となった。再十両は、1年ぶり十両復帰の貴ノ富士(21=千賀ノ浦)と8場所ぶり復帰の大成道(26=木瀬)の2人。

春場所は、3月8日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

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豊ノ島9勝目、沙帆夫人「給料が」に関取復帰を実感

照強(右)を押し倒しで破る豊ノ島(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇13日目◇23日◇福岡国際センター

ケガから復帰し関取としては16年夏場所以来、15場所ぶりとなる本場所の土俵に上がっている東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風)が、2ケタ勝利に王手をかけた。

既に勝ち越しを決めている豊ノ島は、3敗で十両優勝争いでトップに並ぶ西十両5枚目の照強(23=伊勢ケ浜)と対戦。前日の石浦同様、169センチ、115キロで豊ノ島が「苦手」という小兵の照強に、立ち合いから左をのぞかせると一気の出足で圧倒。押し倒しで破り9勝目(4敗)を挙げた。これで十両の優勝争いは、3敗でトップの琴勇輝(佐渡ケ嶽)と友風(尾車)を豊ノ島、照強、水戸龍の3人が1差で追う展開になった。

前日、あれほど「苦手」と話していた小兵を一夜で克服。そのことを問われると「1日で攻略です」と胸を張った。「形を意識しすぎて圧力をかけに行こうとした」という前日の反省を踏まえ、この日は「自分の形どうこうでなく一気に圧力をかけようと。それだけを考えて行った」という無欲さが功を奏した。さらに勝ち越しを決めた2日前に「十両優勝を狙う」と腹蔵なく口にしていたことも反省。「優勝どうこうは意識から外した。1日1番、いい相撲を取っていけば後からボーナスとして優勝はついてくる」という考えにあらためた。

関取復帰をあらためて実感させられたことが前日、あった。沙帆夫人との電話での会話の中で伝えられた「給料が入ってました。ありがとう」の言葉。16年10月を最後に、月給などとは無縁の幕下生活が2年間も続いていた。力士として関取に復帰したことは、待遇面など番付発表後から実感できたが、あらためて「男として1つ仕事が出来た」と身に染みる言葉も発奮材料となった。残り2日。悔いなく、今場所も相撲を取りきる。

照強(手前)を押し倒しで下す豊ノ島(撮影・栗木一考)

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豊ノ島「女の子声聞こえた」観戦長女?の力得て連勝

水戸龍(左)に寄り切りで勝利する豊ノ島(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

13場所ぶりの関取復帰場所で白星スタートを切った東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風)が、この日も寄り切りで白星を挙げ連勝と好発進した。

同12枚目のモンゴル出身で、腕力には定評がある水戸龍(24=錦戸)と対戦。立ち合いから踏み込みも十分に当たると、左をさっと差した。さらに右も巻き替えようとしたが、これは失敗。すぐに肩すかしで体勢を崩し、再び距離を置いてからの突き押しから、一瞬のスキを見逃さずにサッと得意の2本を差した。豊ノ島の代名詞ともいえる、得意のもろ差し。逆に両腕もきめられる形になったが、192キロと腰の重い水戸龍を、腰をうまく使いながら上体を徐々に浮かせ、反撃の体勢を作らせないまま盤石の寄りで攻めきった。

体重の重い相手に、どう崩すか-。幕下の2年間で対戦相手にほとんどいなかっただけに、そんな相撲はなかなか取れなかった。ただ長年、関取として相撲を取っていただけに、それは体が覚えていた。「まわしを取って腰をグッと下に入れたら、体重差ある程度はカバーできるというか、重さも感じなくなるもんです。そのへんは長年やってると、コツというのは何となくあるんですよね」。

スキを逃さず2本を差し込んだシーンも「狙ってズラして入れる。自分らしい相撲だった」と言う。プライドはもう一つ。その代名詞とも言えるもろ差しで負けられない。「2本入ったんでね。いくらケガで(幕下まで)下がったとはいえ、2本入ったら、そう簡単に負けられないから」。この日も家族が館内で応援。「女の子の声で『トヨノシマ』の声が聞こえてね。勝手に娘の声だと思い込んでいた」と、目には入らなかった長女希歩ちゃんの存在も力に変えての白星だった。

水戸龍を寄り切りで破る豊ノ島(撮影・今浪浩三)

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白鵬が東の正位、転属初陣の貴景勝は東小結 新番付

土俵入りを行う横綱白鵬

日本相撲協会は29日、大相撲九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。

横綱は、秋場所で41回目の優勝を全勝で飾った白鵬(33=宮城野)が今年初場所以来となる東の正位に就いた。西に鶴竜(33=井筒)、東の2枚目に秋場所で10勝を挙げ復活を遂げた稀勢の里(32=田子ノ浦)が就いた。

今年まだ優勝がない大関陣は、東に豪栄道(32=境川)、西に高安(28=田子ノ浦)と栃ノ心(31=春日野、今年初場所は平幕で優勝)の陣容で変わらない。

関脇は東に3場所連続の御嶽海(25=出羽海)で、三役は昭和以降7位タイの11場所連続となる(1位は若の里=現西岩親方=の19場所連続)。西は今年全5場所で勝ち越している4場所連続在位となる逸ノ城(25=湊)で、三役は5場所連続。

小結は、東に2場所連続となる貴景勝(22=千賀ノ浦)で、消滅した貴乃花部屋から転属しての“初陣”となる。西は、13場所ぶり復帰の魁聖(31=友綱)が就いた。

新入幕は不在で、再入幕は3人。大奄美(25=追手風)は3場所ぶり、明生(23=立浪)と荒鷲(32=峰崎)は2場所ぶりの幕内復帰となった。

十両昇進は3人で新十両は2人。幕下で7戦全勝優勝した極芯道(22=錦戸)は、錦戸部屋からは現師匠(元関脇水戸泉)が02年12月に創設してからは水戸龍(24、九州場所は東十両12枚目)に続き2人目の関取誕生。兵庫県からは照強(23=伊勢ケ浜、九州場所は西十両5枚目)以来、戦後34人目の新十両となった。また友風は、現師匠(元大関琴風)が87年3月に創設以降、矢後(24、九州場所は東十両筆頭)に続き10人目の関取誕生。神奈川県からは朝弁慶(29=高砂、九州場所は西三段目25枚目)以来、戦後18人目の新十両。なお日体大からは、千代の海(25=九重、九州場所は東十両11枚目)以来10人目、学生相撲出身としては129人目の関取となった。

再十両の豊ノ島(35=時津風)は16年秋場所以来、13場所ぶりの十両復帰。35歳4カ月での再十両は、戦後6位の高齢昇進となった(1位は大潮の39歳5カ月)。

九州場所は、11月9日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。11日の初日を迎える。

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高安、琴勇輝ら秋巡業初日から休場する19人発表

高安(2018年9月20日撮影)

日本相撲協会は2日、秋巡業を最初から休場する力士を発表した。

秋巡業は3日に東京・大田区で始まり、28日の山口・周南市まで24日間を予定している。1日時点で判明した休場者は以下の通り。

【幕内】高安、栃煌山、碧山、旭大星、貴ノ岩、千代丸、琴勇輝、石浦

【十両】荒鷲、貴源治、英乃海、千代ノ皇、志摩ノ海、青狼、水戸龍、徳勝龍、白鷹山、炎鵬、天空海

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極芯道、初の各段Vで新十両昇進「攻める相撲を」

幕下優勝の極芯道(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇両国国技館

6戦全勝同士による、勝った方が幕下優勝という一番は、東5枚目の極芯道(22=錦戸)が西43枚目の対馬洋(25=境川)を突き倒しで破り、初の各段優勝を飾るとともに、11月の九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)での、待望の新十両昇進を決めた。

元々、相撲が遅くジックリと相手の出方を見極めて、勝機とみるや一気に攻める相撲が持ち味。この日も立ち合いからの攻防の後、土俵中央で頭を付け合う手四つの体勢で1分半近い長い相撲に。対馬洋が、いなしや手繰っても無理して出ず、相手が根負けしたかのように手繰って離れたスキを見逃さず、前に出て突き倒した。

待ちに待った関取の座を確実にし「うれしいです」と話した後、すぐに「慎重すぎたかな」と、長い相撲になった一番を振り返った。前夜は、さすがに寝付けず「眠れなかった」という。勝負が遅いことには「(今場所は)攻めどころは、しっかり攻められた。しっかり出る時は出ようと思って、今日も“ここしかない”と思って出た」と納得ずくだった。

もっとも十両力士として臨む来場所は、これまでの1場所7番から15番に増える。当然、スタミナ消耗も考えなければならない。そんなことも考え「自分より大きい人との対戦が増えてくる。今の相撲を15日間となると、大変なことになるので、もっと攻める相撲を。腰が重いという自分のいいところを生かしながら攻めようと思います」と来場所を見据えた。

相撲そのものというより、人間性も含め目標とする力士は横綱鶴竜(33=井筒)。2年前の11月から鶴竜の付け人を務め、健康管理や集中力など、力士としてあるべき姿を学んだという。「相撲に対する、向き合う姿勢」を学び、また付け人についたことで巡業も参加し、力のある他部屋の力士との稽古も積んで、力をつけてきた。元関脇水戸泉が率いる現在の錦戸部屋からは、十両水戸龍(24)に続く2人目の関取誕生となった。

幕下優勝を決め笑顔を見せる極芯道(撮影・小沢裕)
對馬洋(左)を突き倒しで下す極芯道(撮影・河田真司)

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「3本の矢」だ 史上初3兄弟同時関取へ三男が先陣

「大波3兄弟」そろい踏み。長男若隆元(左)、次男若元春(右)に囲まれて笑顔の若隆景(撮影・鎌田直秀)

 大相撲夏場所(来月13日初日、東京・両国国技館)の新十両昇進が決まった福島市出身の若隆景(わかたかかげ、23=荒汐)が、史上初となる「3兄弟同時関取」の夢実現へ飛躍を誓った。東洋大4年時の全日本学生選手権で個人準優勝となり、昨年春場所に三段目最下位格付け出しデビュー。幕下上位で活躍する長男若隆元(26)、次男若元春(24=ともに荒汐)を追い越し、所要7場所で先陣を切る。東日本大震災から復興途上の故郷にも、活気あふれる相撲を届けるつもりだ。

 バチーン! 若隆景が激しくぶつかる肌音が、稽古場に鳴り響く。荒汐部屋名物の外国人見学客が窓の外から、「ワオ」と思わず声を発してしまうほど。兄2人とは、さらに激しさが増す。「兄はもちろんですが、幕下上位の先輩たちと切磋琢磨(せっさたくま)して少しずつ力が付いてきていると思う。正直、こんな早く上がれるとは思っていなかった」。入門時に目標に掲げた兄弟3人での関取。30日の番付発表をもって卒業する黒まわし姿で、「最初に上がるつもりではいました」と笑った。

 しこ名は「すでに3人セットですね。3本の矢です」。戦国大名の毛利元就の三男小早川隆景から命名された。「毛利3兄弟」の毛利隆元、吉川元春にちなみ兄たちも改名した。「井筒3兄弟」と呼ばれた元十両鶴嶺山、元関脇逆鉾(現井筒親方)、元関脇寺尾(現錣山親方)は唯一の関取3兄弟として有名だが、3人同時関取はまだいない。

 高卒で角界入りした兄たちとは違い、東洋大で頭角を現した。4年間で体重は約30キロ増。昨年春場所の新弟子検査で115キロ。さらに122キロまで到達した。今年に入り、初場所で幕下優勝し、春は西幕下筆頭で4勝3敗。「とにかく立ち合いの鋭さを意識してきた。まわしを取れれば一発ではもっていかれなくなった」。大学時代の宿敵、十両の矢後(尾車)や水戸龍(錦戸)との対戦が濃厚だが「同学年には負けたくない。15日間は初めてで勉強になる場所だが、勝ち越しを最初の目標にしたい」と闘志を燃やした。

 高1での被災時は、長男が入門していた荒汐部屋に次男と約1カ月間避難し、稽古をさせてもらった思いもある。福島県力士の新十両は09年秋の双大竜以来、約9年ぶり。「自分たちが、福島を盛り上げる中心的存在になれればいい」。締め込みは青に決定。本名の「大波3兄弟」1本目の矢が放たれる。【鎌田直秀】

 ◆若隆景渥(わかたかかげ・あつし)本名・大波渥。1994年(平6)12月6日生まれ、福島市出身。吉井田小1年から福島県北相撲協会で相撲を始め、柔道や陸上も並行。信夫中時代は全国上位進出はなかったが、学法福島3年時に全日本ジュニア体重別選手権で100キロ未満級優勝。世界ジュニア選手権団体V、個人軽量級準V。東洋大では4年時に全日本学生選手権団体を制覇し、個人も準優勝。得意は右四つ、寄り。181センチ、122キロ。家族は両親と兄2人。父は元幕下若信夫。祖父は元小結若葉山。

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稀勢の里、貴ノ岩ら12人が春巡業を初日から休場

横綱稀勢の里(2018年2月4日撮影)

 日本相撲協会は30日時点で、6場所連続休場中の横綱稀勢の里、元横綱日馬富士関による暴行事件の被害者となった十両貴ノ岩ら関取衆12人が、巡業を最初から休場すると明かした。

 貴乃花部屋の関取衆は4人中3人が休場。春場所で、貴ノ岩は2場所連続全休からの復帰で検査等を控え、幕内貴景勝は負傷、十両貴公俊は付け人への暴力で夏場所まで出場停止。十両貴源治1人だけ同行する。ほか休場の関取は次の通り。

 【幕内】荒鷲、阿武咲、琴勇輝、蒼国来、英乃海

 【十両】旭秀鵬、天風、水戸龍

大相撲の春巡業全日程

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鶴竜、魁聖が全勝守る 豪栄道は3敗目 春場所

正代(右)をはたき込みで破る鶴竜(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇9日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪

 1人横綱で臨んでいる鶴竜(32=井筒)と前頭6枚目魁聖(31=友綱)が9連勝を飾った。鶴竜は前頭4枚目正代(26=時津風)に押し込まれる場面もあったが、はたき込んだ。魁聖は前頭9枚目竜電(27=高田川)を危なげなく寄り切った。

 連敗発進だった大関高安(28=田子ノ浦)は、小結千代大龍(29=九重)を右からの上手投げで下し7連勝とした。

 地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)は物言いのつく一番となり、前頭5枚目千代丸(26=高砂)に押し出されて3敗目を喫した。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)は、前頭4枚目松鳳山(34=二所ノ関)を左からかち上げて寄り切り7勝目を挙げた。

 人気力士の遠藤(27=追手風)は、玉鷲(33=片男波)との前頭筆頭対決で敗れた。立ち合いから突き起こされて押し出されて4勝5敗となり、再び黒星が先行した。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、同10枚目水戸龍(23=錦戸)を寄り切って5勝4敗とし、白星を先行させた。

 9日目を終わって勝ちっ放しは鶴竜、魁聖の2人、2敗で高安、栃ノ心、小結逸ノ城(24=湊)前頭13枚目大翔丸(26=追手風)同14枚目勢(31=伊勢ノ海)同16枚目大奄美(25=追手風)同17枚目碧山(31=春日野)の7人が追っている。

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若隆景が幕下V 7戦全勝「同級生に負けないよう」

栃清龍(手前)をはたき込みで破り、幕下優勝を決めた若隆景(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

 6戦全勝が2人に絞られていた幕下は、両者が直接対決。東17枚目の若隆景(23=荒汐)が西47枚目の栃清龍(22=春日野)をはたき込みで破り、7戦全勝で優勝を決めた。昨年夏場所の三段目に続く、2度目の各段優勝となった。

 左おっつけ、左のど輪押しで攻める栃清龍に、冷静に対応。適度な間合いを取り、機を見て絶妙のタイミングではたき込んだ。「おとといぐらいから緊張していました」と優勝を決め、安堵(あんど)の表情。東洋大での実績から昨年春場所、三段目最下位格(100枚目)付け出しでデビュー。4場所連続で勝ち越したが、番付を東幕下12枚目の自己最高位まで上げた先場所、初めて3勝4敗で負け越した。その先場所は、115キロの軽量をつかれ、立ち合いから一気に持って行かれる相撲が多かったという。その反省から「今場所は(相手より)先に踏み込むことを意識した」という。その集中力が優勝に結びついた。

 荒汐部屋の、いずれも幕下に在位する「大波3兄弟」として出世を争う。今場所の番付では次男の若元春(24)が西6枚目で3勝3敗、長男の若隆元(26)が東34枚目で5勝1敗と、関取第1号争いは熾烈(しれつ)を極めそう。来場所は幕下1桁の上位で新十両を狙える位置につく。出世のスピードに追いつけなかった髪も「(千秋楽の)表彰式ではマゲを結えるかもしれない」という。東洋大の同期で、自分は副主将として支えた主将の村田(高砂)は3勝4敗と負け越したため、来場所は番付で抜く。大学のライバルとの出世争いも刺激になる。「矢後(中大→尾車、来場所の再十両は確実)、水戸龍関(日大→錦戸、今場所新十両)の同級生に負けないように頑張ります」と話した。

幕下優勝を飾った若隆景(撮影・小沢裕)

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新十両の水戸龍が白星発進「緊張で覚えていない」

初日を白星で飾った水戸龍(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

 新十両で東十両13枚目の水戸龍(23=錦戸)が、関取デビューをうれしい白星で飾った。

 再十両で西十両12枚目の栃飛龍(30=春日野)と対戦。立ち合い、左で張って右をのぞかせようとしたが入らず、今度は突きで攻撃。相手を突き放し、適度な距離を置いて押し込み、最後は突き出した。

 日大時代にアマ横綱と学生横綱に輝き昨年夏場所、幕下15枚目格付け出しで初土俵。所要4場所で新十両昇進を果たした。地力は十分で、この日は「相手の突きが強いので、突かれても下がらないようにと考えてました。あと(の取り口)は緊張で覚えてないです」とモンゴル出身33人目の関取は、初々しく答えた。

 関取の象徴ともいえる締め込みは、鮮やかなオレンジ色。思い入れでもあるのかと思いきや「本当は赤を頼んだんですが、向こう(発注した業者)のミスで(オレンジになった)。高校でも大学でも『勝ちの色は赤』と教えられ、大学の時のタオルも赤だったんです」と予期せぬハプニングに見舞われていた。

 そんな土俵外での想定外の出来事も何のその、189キロの恵まれた体を、関取デビュー戦で存分に発揮した。「その日の相撲に負けないようにしようと、それだけを考えて『あと何番』とか考えずに取りたい」。怖いものなしの勢いで、残りの土俵に臨む。

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東小結貴景勝は貴乃花部屋初の新三役、貴ノ岩は十両

貴景勝(2017年11月15日撮影)

 日本相撲協会は26日、来年1月の大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の新番付を発表。

 元横綱日馬富士関に暴行され、東前頭8枚目だった11月の九州場所を全休した貴ノ岩(27=貴乃花)は、東十両3枚目に番付された。20日の理事会で決定された通り、診断書を提出して初場所を全休した場合、3月の春場所は十両最下位(14枚目)にとどまる。

 2場所ぶりに東の正横綱に就いた白鵬(32=宮城野)は横綱在位63場所となり北の湖と並び史上1位となった(3位は千代の富士の在位59場所)。日馬富士の引退で1年ぶりの3横綱となり、西は稀勢の里(31=田子ノ浦)、東の2枚目に鶴竜(32=井筒)が付けられた。大関は東が豪栄道(31=境川)、西が高安(27=田子ノ浦)で変わらない。

 関脇は、東の御嶽海(25=出羽海)が4場所連続在位(三役は6場所連続)で、西は3場所ぶりに玉鷲(33=片男波)が返り咲いた(三役は2場所ぶりの復帰)。

 東小結の貴景勝(21=貴乃花)は、貴乃花部屋初の新三役。西小結は2場所連続で阿武咲(21=阿武松)とフレッシュな顔ぶれが並んだ。

 新入幕は2人。東前頭14枚目の阿炎(23=錣山)は、錣山部屋からは現師匠(元関脇寺尾)が04年1月27日に部屋を創設以降、3人目の新入幕力士。埼玉県出身では戦後11人目。また東前頭16枚目の竜電(27=高田川)は、現師匠(元関脇安芸乃島)が09年8月5日に部屋を継承してからは、輝(23)に続く2人目の幕内力士となった。竜電は12年九州場所で新十両昇進を果たしながら1場所で陥落。ケガもあり序ノ口まで番付を落とした。関取経験者が序ノ口陥落後に新入幕を果たすのは、92年九州場所の琴別府以来、史上2人目となった。

 再入幕は東前頭12枚目の蒼国来(33)、西前頭14枚目の豊山(24)、東前頭15枚目の石浦(27=宮城野)の3人。

 晴れて関取の座を射止めた新十両は2人。東十両13枚目の水戸龍(23=錦戸)は、02年12月1日に創設された錦戸部屋(師匠=元関脇水戸泉)から初の関取誕生となった。モンゴル出身では33人目、日大からは節目の50人目、学生相撲出身では124人目の新十両昇進だ。

 東十両14枚目の天空海(あくあ、27=立浪)は、現師匠(元小結旭豊)が99年2月22日に部屋を継承してから5人目の関取。茨城県出身では、10年九州場所の高安以来、戦後21人目の新十両昇進を果たした。

 再十両は西12枚目の栃飛龍(30=春日野)、同13枚目の大翔鵬(23=追手風)、同14枚目の希善龍(32=木瀬)の3人となった。2場所ぶりの十両復帰となった希善龍は、8度目の十両昇進。これは須磨ノ富士と並ぶ史上1位の記録となった。

 初場所は、来年1月12日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。14日の初日を迎える。

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