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飛龍高・武井、永田が大相撲入り 部屋から高い評価

大相撲入りが決まった武井(左)と永田は、昨夏に大桑元揮(現大相撲颯富士)が獲得した高校横綱をはさんでガッツポーズ(飛龍高相撲部提供)

飛龍高(静岡)相撲部の武井朔太郎(3年)が大相撲の伊勢ケ浜部屋に、永田涼真(3年)が出羽海部屋に入門することが27日、発表された。武井は来月2日に新弟子検査を受け、同8日初日の11月場所の前相撲でデビューする予定。永田は来年1月の新弟子検査を経て、同10日初日の初場所前相撲に臨む。十両翠富士ら現役力士を多数輩出する名門校から、新たな後継者が生まれた。

高校3年生の2人が、角界に飛び込む。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本年度の全国大会は中止。武井と永田は実力を披露する舞台を失ったが、継続的に勧誘してきた相撲部屋の高い評価は変わらなかった。

武井 伊勢ケ浜部屋には高校の先輩が2人(翠富士、三段目颯富士)いますし、活躍している力士が多い。トレーニング施設など、サポートも充実しているので、決めました。

永田 小学生の時から声を掛けてもらっていましたし、出羽海部屋入門が夢でした。先輩の関脇御嶽海関のように、堂々とした相撲を取りたいです。

昨年度までの全国高校総体や国体少年などで、武井は下級生ながら、飛龍の団体メンバー入り。3~5位入賞に貢献し、本年度の個人戦で全国優勝の候補に挙がっていた。永田も昨年度の県高校新人大会で団体優勝。相撲部内で群を抜く稽古量で、小柄な体格をカバーし、本年度はレギュラーの座をつかんでいた。

2人は今後の目標について「地元の皆さんに応援してもらえる力士になりたい」と声をそろえた。静岡県民の声援を受けながら、番付を上げていくことになりそうだ。

◆武井朔太郎(たけい・さくたろう)2002年(平14)9月3日、千葉県生まれ。小学2年で熱海市に移り、熱海二小に転校。小学6年で三島市の三島相撲クラブ入り。熱海中に進み、3年生の17年に全国中学校選手権個人5位。飛龍高では1年時からレギュラー。185センチ、170キロ。

◆永田涼真(ながた・りょうま)2002年5月12日、袋井市生まれ。4歳の時に袋井相撲クラブ入り。袋井北小4年時の12年全日本小学生優勝大会4年生以下の部で準優勝。袋井中進学後も全国大会出場。中卒後に相撲をやめようかと悩んだ末、飛龍高に進んだ。170センチ、115キロ。

昨年7月、飛龍高相撲場で稽古する武井朔太郎(右)