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RISE鈴木真彦が江幡塁下し5年負けなし20連勝

DEAD OR ALIVE 2020~那須川天心挑戦者決定トーナメント~準決勝 鈴木真彦対江幡塁 1回、激しく打ち合う鈴木真彦と江幡塁(撮影・前田充)

<RISE>◇1日◇エディオンアリーナ大阪

那須川天心への挑戦者を決めるトーナメントの準決勝で、鈴木真彦(23)が江幡塁(29)に3-0で判定勝ちした。

初回、パンチの連打で追い立てるも、江幡が打ち終わりを狙う。鈴木がワンツーをクリーンヒットさせて、コーナーに追い込んだが、江幡が左右のフックでダメージを与え脱出。スリリングな展開は試合終盤にもつれ込んだ。

だが、3回、江幡のワンツーからのフックをかわし、お返しのワンツーでロープ際に追い込むなど優位に進めた。

お互い過去に那須川に敗れた経験を持つ者同士で、鈴木は15年に敗北以来、5年間負けなしの20連勝とした。

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悲報乗り越え復活勝利、江幡塁が口にした最澄の言葉

植山に勝利した江幡塁は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

キックボクサー江幡塁(29)が、7月18日に亡くなった親友三浦春馬さんに白星をささげた。RIZINキックルールで植山征紀(24)と対戦し、激しい打ち合いの末、3-0で判定勝ち。三浦さんを思いながら臨んだ昨年大みそか以来約7カ月ぶりの試合で、復活勝利を果たした。

   ◇   ◇   ◇

親友三浦春馬さんがこの世を去ってから3週間。悲しみを乗り越えた江幡が勝利を手にした。勝負は最終3回。序盤に右ストレートでダウンを奪い、直後に激しいパンチの攻防で流血した。両者流血のためいったん試合は中断したが、再開後も最後まで激しく打ち合い、判定勝利を引き寄せた。

リングでマイクを持つと、三浦さんについて自ら語った。「僕が茨城で小さい頃から夢を語ってきた親友がなくなりました。本当につらくて、つらくて、目の前が見えないぐらい、つらくて…。でも僕の生き様はリングで見せるしかない。どんなにつらいことがあってもリングで、メッセージを送りつづけます。僕はこのリングに立てたことを感謝します」。三浦さん、兄睦と誓った「格闘技で輝く」という夢のため、力強く歩き出した。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合って以来の親友。昨年大みそかのRIZIN那須川天心戦では一緒に花道を歩き、セコンドにもついてくれた。那須川に敗れて以来の復帰戦となる8月の試合に向け調整していた時に届いたまさかの訃報。ショックで「パニック状態だった」。数日練習ができない状態が続いたが「僕は格闘家なので戦わないとと思った」。兄睦、ジムの仲間の励ましに支えられ、再び練習を再開。この日を迎えた。

“一燈照隅万燈遍照(いっとうしょうぐうまんとうへんしょう)”という天台宗の開祖、最澄が説いたとされる言葉をリングで口にした。「1人で頑張っていても隅っこしか照らせないけど、おのおのが隅っこでもいいから輝いて、それが集まったら国をも照らす大きな光になる」。親友の死と向き合った自分だけではなく、コロナ禍と戦う人々を思い、前を向こうと呼びかけた。【高場泉穂】

◆江幡塁(えばた・るい)1991年(平3)1月10日、茨城県土浦市生まれ。小4で空手を始め、中1でキックボクシングに転向。07年9月、新日本キックボクシング協会の試合で双子の兄睦とともにプロデビュー。これまで日本バンタム級王者、KING OF KNOCK OUT初代王者に輝き、現在はWKBA世界スーパーバンタム級ベルトを保持する。165センチ、56キロ。

江幡塁対植山征紀 2回、植山(左)に強烈なキックを見舞う江幡塁(撮影・河田真司)  
リングに向かう江幡塁(撮影・河田真司)

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江幡塁が流血勝利「親友」三浦春馬さんへの言葉も

植山に勝利した江幡塁は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇ぴあアリーナMM◇キック3分3回56キロ契約

キックボクサー江幡塁(29)、亡き親友三浦春馬さんに白星をささげた。RIZINキックルールで植山征紀(24)と対戦し、3-0で判定勝ちした。3回序盤に右ストレートでダウンを奪い、直後に激しいパンチの攻防で流血。両者流血のため、いったん試合は中断したが、再開後も最後まで激しい打ち合いを繰り広げた。

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、1回TKO負け。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、親友三浦春馬さんと歩いた。その親友三浦さんが7月18日に突然この世を去った。江幡は悲しみの中、参戦を決意。「ぼくが輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかりぼくの生き様をRIZINで見せたい」と宣言していた。

勝利した江幡はリング上で「ご存じの方もいると思いますが18日、試合間近でした。僕が茨城で小さい頃から夢を語ってきた親友が亡くなりました。本当につらくて、つらくて、前を見えないぐらい。でも僕の生き様はリングで見せるしかない。どんなにつらいことがあってもリングで、メッセージを贈りつづけます。僕はこのリングに立てたことを感謝します」と思いを語った。

江幡塁(右)は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る。左は兄の江幡睦(撮影・河田真司)

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RIZIN22矢地祐介ら全18選手が計量クリア

格闘技イベントRIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)の前日計量が8日行われ、9試合18選手全員が契約体重をクリアした。

メインのスペシャルマッチで戦う矢地祐介は71キロの契約体重より0・25軽い70・75キロ、ホベルト・サトシ・ソウザは70・95キロだった。

昨年大みそかの那須川天心戦で敗れて以来7カ月ぶりの再起戦に臨む江幡塁はリミットの56キロでクリア。対する横山征紀は55・80キロだった。

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江幡塁、三浦春馬さんに約束「RIZINで輝く姿」

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

RIZIN22大会(8月9日)
19年12月、那須川天心(右)にキックを見舞う江幡塁(撮影・滝沢徹郎)

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江幡塁「生き様見せたい」亡き友三浦さんに勝利誓う

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

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三浦春馬さん親友の江幡塁、8・9RIZIN参戦

「RIZIN20」で那須川天心と対戦する江幡塁(中央)と、入場する三浦春馬さん(左)。右は江幡睦(19年12月31日)

格闘技イベントRIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見がYouTubeで配信され、キックボクサー江幡塁(29)の参戦が発表された。シュートボクサーの植山征紀と対戦する。

新日本キックボクシング協会のエース江幡は昨年大みそかのRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心と56キロ契約の特別キックボクシングルールで対戦。1回1分24秒でTKO負けした。それ以来2度目のRIZIN参戦で、初勝利を狙う。

7月18日に亡くなった俳優三浦春馬さんとは中学からの幼なじみ。昨年大みそかのRIZINでは兄の睦(むつき)と3人で入場し、。三浦さんはセコンドにもついた。スーツ姿で会見に出席した江幡は「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、僕には格闘技で輝いていくという、3人の夢が残っている。試合で語ろうと思っている。RIZINの8月9日の試合をみていただいて、輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」と熱く語った。さらに三浦さんについて質問されると、「やっぱり、僕が輝くことが一番。ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと。ぼくの生き様をRIZINさんで見せたい」と話した。

昨年大みそかの試合前には「春馬とは中学の頃から夢を語り合って、兄の睦(むつき)と3人で頑張ってきた。試合の時は毎回サポートしてくれている。近くにいてくれると安心する。僕より相手を研究している」などと語っていた。三浦さんは試合時によく車で送迎をしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。試合前に三浦さんと握手する写真とともに「今日最後の別れをしてきました。毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか。今はただ悲しみと寂しさとでいっぱいです。ですが僕達には小さい頃3人で誓った夢がある。これからもそれは一緒。この握手は約束の握手。心の中で手を繋いで一緒にまた笑おう」と追悼のメッセージを投稿していた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定していた試合は中止となり、江幡にとっては昨年大みそか以来、20年最初の試合となる。惨敗した那須川との戦いで「たくさんのことを感じました。成長させてくれる一戦だった」。敗戦を糧にこの7カ月間磨いてきたものを、リングにぶつける。

江幡塁(2019年12月30日撮影)

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那須川、ガキ使にも出演「業界の掟分からなかった」

那須川対江幡 TKO勝ちし雄たけびを上げる那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キックボクシング界の神童、那須川天心(21)が、最強挑戦者と言われる江幡塁(28)を1回TKOで下し、実力の違いを見せつけた。

試合後に取材に応じた那須川は、フジテレビRIZINの裏番組、日テレの「ガキ使」に出演したことにも言及。「非常に話しづらい」と語り、笑いを誘った。以下、主な一問一答

-試合を振り返って

1回KOしてうれしかったというのもありますし、久々に適正階級に近い体重で試合ができて、非常に調子がよくて、いい結果になってよかったな、って今すごいほっとしてます。

-今年1番の強い天心を見せたのでは

まわりから、負けるんじゃないか、と言われたけど、すべてひっくり返そうと思って臨んだ。テーマはリラックスして、力を抜いて。悪魔的な強さをみせるの2つ。両方達成できた。調整の仕方も変えて、リラックスして戦える練習をしてきた。

-リング上で発言した「五輪よりおもしろいことをする」とは

どうやってやればいいのか分からない。自分が勝ち続けること、輝き続けること。もう誰も勝てないだろ、と思われるぐらいの位置に立ちたい。

-いつになくスピード、キレがあった

試合前から、めちゃめちゃ調子いいなと感じた。(56で)やりたいな。今年一番の動きだった。江幡選手だからこそ、こういう試合ができた。日本でも最強といわれる選手と戦えてうれしいし、そういった選手を1ラウンドで倒せたのもうれしい。

-新技について

フィギュアスケートにちなんで「アクセルキック」。トリプルアクセルみたいなイメージ。今回はあれを狙っていたので、倒せなかったのは残念だった。しっかり当たったので、すごい衝撃だったと思う。

-大みそかにRIZIN、ガキの使い両方出るのは快挙。達成したことについて

いや、達成したというか…。メインはRIZIN、フジテレビを盛り上げる方。なんすかね、非常に話しづらい、というか(苦笑)。自分はテレビ業界の掟、あまり分からなかったので。いろいろ問題はあったかもしれないですけど、フジテレビで結果を残せたのはうれしいですし。大会の中で、1番目立った試合ができたと思う。いい経験になりました。

那須川対江幡 江幡(右)に蹴りを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)
那須川対江幡 ダウンを奪い拳を突き上げる那須川(右)(撮影・滝沢徹郎)

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那須川誓う打倒五輪「面白いことしようじゃねえか」

那須川対江幡 勝ち名乗りを受ける那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

ライバルは東京五輪だ。那須川天心(21)が新日本キックボクシング協会のエース江幡塁(28)と56キロ契約で戦い、1回2分46秒TKO勝利した。

1年前の大みそかにボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦い、1回TKO負け。大みそかに借りを返すとともに、20年は五輪を超える活躍をすると宣言した。

   ◇   ◇   ◇

那須川が日本人最強の刺客ともいえる江幡を一蹴した。試合開始早々、前へ突進し、左ハイキック、ワンツーをさく裂。強烈な連打でダウンを2度奪っても手を緩めない。この日のために用意してきた回転回し蹴りを見事に決め、粘り強く立ち上がる相手に再びパンチを連打。予告通りのKO勝利を果たし、「めちゃくちゃ気持ちよかった」と笑顔で叫んだ。

本物の戦いを求めている。1カ月半前の昨年11月7日。さいたまスーパーアリーナでワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の井上尚弥-ノニト・ドネア戦を生観戦。世界最高峰の攻防に胸を熱くし、嫉妬した。「誰も文句言えない。比べるのは失礼かもしれないけど、格闘技をやっている者として負けたくない」。

キックボクシングは現在日本ではメジャーな競技とはいえない。だからこそ、那須川自身が知名度アップへ先頭に立つ。昨年5月にはAbemaTVの企画「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」に参加。同6月は再びAbemaTV企画で亀田興毅氏と特別ボクシングルールで対戦。この日も、試合直前に裏番組「ガキ使」に出演した。「試合を見たことなくても僕を見たことがある人に『すごい』と思ってほしい」。狙い通り、格闘家としてもすごみを示した。

「2020年は東京五輪がある。五輪より面白いことしようじゃねえか。自分でもどういう風に成長するかわからない。もっと強くなりたい」。現在世界中の格闘技団体からオファーを受けており、20年は世界進出が濃厚。天心の野望は続く。【高場泉穂】

那須川対江幡 江幡(右)に蹴りを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)

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那須川「めちゃめちゃ気持ち良かった」日本最強KO

那須川対江幡 勝ち名乗りを受ける那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キックボクシング界の神童、那須川天心(21)が、最強挑戦者と言われる江幡塁(28)を1回TKOで下し、実力の違いを見せつけた。

那須川は1回の開始から前に出て、強烈なパンチを江幡に浴びせた。まず、左ストレートでダウンを奪うと、立ち上がったところに畳み掛けて2度目のダウンを奪う。さらに立ち上がったところに、体を横回転させながら回し蹴り。さらに連打でコーナーに追い込み、最後は右フックで3度目のダウンを奪い、1回2分46秒、TKO勝ち。

昨年の大みそか、フロイド・メイウェザーに挑戦して敗れた雪辱を果たした。那須川は「めちゃめちゃ気持ち良かった。絶対KOすると決めて、無事にKOできて良かった。江幡さんは日本人最強と言われていたので、レベルの差を見せられた」と喜びを語った。来年に向けて「RISEの55キロトーナメントに出るんで、江幡さんもそこに出てもらえば、もう1度やれる」と話していた。

那須川対江幡 江幡(右)に蹴りを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)
那須川対江幡 江幡(左)にパンチを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心1回TKO 攻めまくり2度のダウン奪う

那須川対江幡 TKO勝ちし雄たけびを上げる那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

那須川天心が大みそかの借りを大みそかに返した。新日本キックボクシング協会のエース江幡塁と56キロ契約で戦い、1回TKOで勝利した。

序盤からパンチ連打で圧倒。2度ダウンを奪った後も回し蹴りをさく裂するなど攻め続けた。1年前の大みそかはメイウェザーとボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦い、1回TKO負け。

2年ぶりのキックでの戦いであらためて世界に強さを示した。

那須川対江幡 ダウンを奪い拳を突き上げる那須川(右)(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心誓う「大みそかの借りは大みそかに返す」

公開計量をクリアしポーズを決める那須川(左)と江幡(右)。中央は高田氏(撮影・滝沢徹郎)

大みそかの格闘技イベントRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が30日、都内で行われ28選手全員がクリアした。

セミファイナルの56キロ契約キックボクシングルールで対戦する那須川天心(21)は55・9キロ、江幡塁(28)は55・70キロでクリアし、がっちりと握手した。那須川は昨年大みそかのRIZINでボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦い、1回TKO負け。「1年はあっという間」としみじみ振り返り、「大みそかの借りは大みそかに返す」と意気込んだ。

メインのRIZINバンタム級タイトル戦の朝倉海(26)は60・9キロ、マネル・ケイプ(26)は60・45キロでクリア。今年8月にRIZIN、ベラトール2団体バンタム級王者堀口恭司に勝利し、大ブレークした朝倉は「必ずベルトを巻くので楽しみにしていてください」と宣言。“アンゴラ番長”ケイプも「つらい練習を毎日続けてきた。世界チャンピオンになることがずっと夢だったんだ。明日はおれがチャンピオンになる」と語り、さらに日本語で「1、2、3、ナンダヨー」。お気に入りのフレーズ「ナンダヨー」で気合を入れた。

公開計量をクリアし向かい合う那須川(左)と江幡(右)。中央は高田氏(撮影・滝沢徹郎)
公開計量をクリアしポーズを決める那須川(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心「機会があれば」ヨーロッパ進出に意欲

RIZIN20大会で江端塁と対戦する那須川天心

キックボクシング界の神童那須川天心(21)がヨーロッパ進出に意欲をみせた。

28日、都内で行われたRIZIN20大会(31日、さいたまスーパーアリーナ)の取材会に出席。前日に米格闘技団体ベラトールのスコット・コーカー代表が20年に那須川をキックがさかんなヨーロッパ大会に出したいと発言したことについて、那須川は「非常にうれしいです」とラブコールに顔をほころばせた。

29日に日本初大会を控える米格闘技団体ベラトールのスコット・コーカー代表が前日27日に那須川について発言。20年に予定しているフランス、オランダ、イタリアなどをまわる欧州ツアーに「那須川を連れていきたい」と明かしていた。

既に那須川のもとには世界のさまざまな格闘技団体からオファーが殺到している。その中でもベラトールは145の国と地域に中継網を持つ大きな団体。総合格闘技がベースだが、キックボクシング人気の高い欧州では、那須川の試合に注目が集まる可能性がある。那須川は「僕の名前を出してくれたことはうれしい。タイミングがあったり、機会があればチャレンジしたい。タイミングがあって、機会があればチャレンジしたい」と前向きな姿勢を示した。20年の世界デビューは時間の問題だ。

今年の大みそかは本領である、キックボクサーとしての力を世間に示す場となる。相手は、新日本キックボクシング協会のエース江幡塁。団体が違い、これまでなかなか交わることのなかった強敵と初対戦する。「隙がない」と警戒しつつも、「大みそからしくド派手にKOするのが理想」と自信たっぷりに勝利宣言。「まだ見せていないものがあります」と新必殺技も携え、大舞台に立つ。

髪は、いつもの明るい色から黒へチェンジ。不吉な色だが、あくまで新しい黒のコスチュームに合わせただけ。ボクシング元5階級世界王者メイウェザーに敗れてから1年。まず日本中に最強キックボクサーであると証明し、世界へ羽ばたく。【高場泉穂】

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那須川に挑む江幡塁、三浦春馬セコンドプラン明かす

都内の所属ジムで公開練習を行った江幡塁

大みそかの格闘技イベントRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心(21)と特別キックボクシングルールで対戦する江幡塁(28)が24日、都内の所属ジムで練習を公開した。

試合当日は親友の俳優三浦春馬(29)が来場する予定で「毎回サポートしてくれている。近くにいてくれると安心する」。さらに「僕より相手を研究している」とセコンドにつく可能性もあると明かした。この日はミットで力強い打撃を披露。「KOで狙ってくるんだったら、KO決着になると思う」と打倒天心に自信をみせた。

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那須川天心は呼吸術で倒す 漫画「鬼滅の刃」ヒント

大みそかのRIZIN20に向けて練習を公開した那須川天心

呼吸で大みそかの戦いを制す。格闘技イベントRIZIN20大会(31日、さいたまスーパーアリーナ)に参戦する那須川天心(21)が23日、松戸市内の所属ジムで練習を公開。新日本キックボクシング協会のエースでWBKA世界スーパーバンタム級王者江幡塁(28)戦に向け、新たに習得した“呼吸術”で勝利を引き寄せると明かした。

江幡は鋭いストレートのパンチとローキックが武器だが、「よけるのではなく合わせる。(相手の)呼吸を読んだり」。現在「ハマっている」というマンガ「鬼滅の刃」の話中では剣士らが独特の呼吸法を使って戦う。それに影響を受け、自分と相手の息を読みながら戦いを優位に進めるとした。昨年末のボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーとの異色カードとは違い、今回はキック実力者同士の戦い。接戦も予想されるが、「させるつもりはない。大みそかはお祭り。リスクをおかしてもいくべき」と劇的勝利を狙う。

大みそかのRIZIN20に向けて練習を公開した那須川天心

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那須川天心驚いた、裏番組紅白のNHKにはCMなし

練習を公開した那須川天心

格闘技イベントRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)に参戦するキックボクサー那須川天心(21)が23日、松戸市内の所属ジムで練習を公開。大みそかに視聴率を争う“強敵”「NHK紅白歌合戦」にCMがないというストロングポイントを初認識した。

那須川は、大みそかに新日本キックボクシング協会のエースでWBKA世界スーパーバンタム級王者江幡塁(28)と対戦。その模様はフジテレビで生中継される予定だ。さまざまな裏番組がある中で最も手ごわいのが紅白。「紅白はすごい…」と強さを認めた上で「紅白の歌が終わって、CMになるタイミングでなんか面白いかなと(チャンネルを)まわしてRIZIN見てもらえれば…」。視聴者を獲得する理想の形を描いたが、NHKにはそもそもCMが無い。それを指摘されると、「CMがないんですか?」と驚きの表情。「やばい。知らなかった…。そうなんだ」と笑いながら、しばらくその事実をかみしめた。

それでも、紅白には負けられない。お目当ての歌手以外の時に、チャンネルを変えて自分の試合を偶然目にしてくれることを望んだ。「おっ、なんだコイツ、と。だれが見てもこいつすごいじゃないかと思われる試合をしたい」と、一目で心をつかむつもりだ。

今年はフジテレビ「逃走中」など多くのバラエティー番組に出演。格闘技のPRに努めた。「試合をみたことなくても僕を見たことある人たくさんいると思う。そういう人たちに年末、『那須川天心出てる。すごい』と思ってほしい。それが狙い。ちゃんと爆発させたい。テレビでハンターから逃げている人と思われているかもしれないですが、試合で証明したい。僕は格闘家。戦うのが1番」と語った。

昨年末に注目を集めた異色カード、フロイド・メイウェザーとの特別ボクシングマッチとは違い、今回はキックの実力者同士の玄人好みの戦い。その中でも、見ている人を喜ばせたいという気持ちは変わらない。「KOが必要。慎重に戦おうとも思うんですけど、やっぱり、大みそか。盛り上げる試合をしないといけないかなと思います」。約2カ月半ぶりの試合で、大みそかの話題をかっさらう。

練習を公開した那須川天心

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那須川天心、武尊と「もう交わる確率ない」一問一答

大みそかのRIZIN20で特別キックルールで対戦する那須川天心(左)と江幡塁

RIZIN20(31日、さいたまスーパーアリーナ)に向けた会見が5日都内で行われ、キックボクシングRISEフェザー級王者那須川天心(21)と新日本キックボクシング協会のエースでWBKA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(28)の対戦が発表された。56キロ契約、3分3回、1回延長ありのキック特別ルールで行われる。

以下、主な一問一答

-あいさつ

江幡 ぼくは打倒ムエタイを目指して、新日本で夢を追いかけて、キックボクシングの伝統の強さを突き詰め、強さを磨いてきました。那須川選手はスピード、パワーも、そして戦いに対する思いも一流。そのなかで僕が培ってきたキックボクシング、伝統のスタイルがぶつかってドラマを生むような、そんな激しい試合をみせて、盛り上がる興行にしたいと思います。

那須川 どうもお久しぶりです。RIZINに出るのが久々で、6月から出ていない。あとは。試合が決まるのが遅すぎ(苦笑い)。でも、こうやって日本の格闘技界、ぼくしか盛り上げられないかなと自分で感じている。江幡選手はずっと強い選手だと思うが、やってきたことが違う。大みそからしく、お祭りらしくぶっ倒しにいきたい。

-このタイミングでの対戦について

江幡 大みそか、大きな舞台で天心選手とできるのは、日本中のみなさんにキックの魅力を伝えるいい機会。

-那須川にどういう武器で対抗するか

江幡 具体的なことはいえないが、スピード、パワー、テクニックも一流の選手。でも格闘技は戦い。自分が自信を持っているのは戦いに強いこと。

-今まで交わらなかったが

那須川 いずれやるんじゃないかと思っていたが、最近は団体は違うし意識してみていなかった。こういったタイミングでやるのもなにかの縁。だからこそ、しっかり倒しにいきたい。江幡選手に負けているところは正直ない。くぐってきた修羅場が違う。

-左拳の回復具合について

那須川 だいぶ打てない時期はありましたが、ばっちりです。

-K-1の武尊との試合について

那須川 もう交わる確率はないと思う。今はそこまでやりたいと思っていない。

-3回3分に加え、延長1回がある“完全決着ルール”について

那須川 延長があると今ききました(苦笑い)。延長まで持ち込まないように戦う。延長までいらない。

江幡 白黒はっきりつけられる。僕的にうれしい。

-実戦から離れ、気付いたこと、得たものは

那須川 試合の映像をみて、自分の動きがかたいな、と。いろいろ考えすぎていたなというのがあった。考えることなく、本来の、自然体で戦いたいなと感じた。特に変わっていることはないですけど、ベストとしては自分が変わらずに変わっていくのがベスト。そこを目指してやっていく。今回、大みそかでキックが2試合組まれたのは非常に期待されている部分もあると思う。チームとしてではないですけど、4人でしっかり盛り上げたい。RIZINはMMAの団体ではありますけど、そうではないところを見せられたら。キックボクシングの期待値って高くないと思うんですよ。そこが悔しいので見返してやろうかなというのはみんな思っていると思うので。対MMAじゃないですけど、そういう気持ちで戦いたい。

-大みそかにキックボクシングで試合するのは2年ぶり

那須川 最近、テレビとかも出させてもらっているので、本来の自分をやっと見せられるというか。しっかり勝って、視聴率も取れるように頑張ります。

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那須川天心の大みそか相手は江幡塁、2年ぶりキック

大みそかのRIZIN20で特別キックルールで対戦する那須川天心(左)と江幡塁

キックボクシングRISEフェザー級王者那須川天心(21)の今年の大みそかの相手は、同じ軽量級のキックボクサーでWBKA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(28)に決まった。

56キロ契約、3分3回のキック特別ルールで行われる。5日、都内で行われたRIZIN20(31日、さいたまスーパーアリーナ)の会見に出席した那須川は「日本の格闘技界はぼくしか盛り上げられないと思っている。大みそからしく、ぶっ倒しにいきたい」と意気込みを語った。一方の江幡は「日本中のみなさんにキックの魅力を伝えるいい機会」と話し、「那須川選手はスピード、パワー、技術があるが、自分は戦いに強い」と自信をのぞかせた。

那須川は9月16日のRISEワールドトーナメントで志朗に判定勝ちし、優勝。その後、左拳の疲労骨折で休養し、2カ月半ぶりの試合となる。「だいぶ(パンチを)打てない時期はありましたが、今はばっちりです」と万全であることを強調した。

昨年はボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザーと特別ボクシングルールで対戦し、KO負け。大みそかにキックボクシングの試合に臨むのは17年以来2年ぶりで、那須川は「本来の自分をやっと見せられる」。天才キックボクサーとしての力を、あらためて世間にアピールする。

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“ツインドラゴン”江幡兄弟が「生島企画室」所属に

生島企画室に所属した江幡睦(右)と塁

フリーアナウンサー生島ヒロシ(68)が会長をつとめる芸能事務所「生島企画室」に1日、キックボクシング界の「ツインドラゴン」として知られる江幡睦(むつき)塁(るい)の双子の兄弟(ともに28歳=伊原道場)が所属した。

生島がTBSから独立、1989年(平元)4月1日に所属タレントは生島1人でスタートした同事務所。現在は女優浅野温子(58)やタレント優木まおみ(39)朝比奈彩(26)フリーアナウンサー小林麻耶(40)ら100人近いタレントが所属するが、格闘家のマネジメントは初めて。

生島は高校、大学で空手を続け、留学した米国では日本人村で空手を教えていた。伊原道場の伊原信一(68)会長と懇意で、次男で俳優の生島翔(34)は16年から伊原道場主催の「新日本キックボクシング協会」のリングアナウンサーを務めている。

睦は「生島企画室に入ることで、キックボクシングの魅力を世の中に広めたいです」。塁は「お世話になった伊原会長に恩返しするためにも、いろいろなメディアに出てPRします」と話している。

2人は8日に後楽園ホールで行われる令和元年最後の大会で、エキシビションマッチながら“兄弟対決”を行う。「15歳の時以来13年ぶりです。やりづらい面もありますが、全力で戦います」と力強く語っていた。

◆江幡兄弟 1991年(平3)年1月10日、茨城県土浦市生まれ。一卵性双生児。伊原道場所属。07年9月、同時にプロデビュー。

◆江幡睦 165センチ、55キロ。45戦37勝(27KO)5敗3分。WKBAバンタム級王者

◆江幡塁 165センチ、56キロ。44戦38勝(19KO)3敗3分。WKBAスーパーバンタム級王者

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江幡鮮やかKOで王者/キックボクシング

<新日本キックボクシング:MAGNUM25>◇26日◇後楽園ホール

 日本バンタム級暫定王者の江幡塁(20=伊原道場)が、鮮やかなKO勝利を収めた。リング上での暫定王者認定式を終えた直後に、エッガラート・KBA(20=タイ)と55キロ契約で対戦。ローキックで優勢に試合を運ぶと、2回2分31秒、連打からこの回3度目のダウンを奪ってKO勝ち。東日本大震災の被災地、茨城県土浦市出身で、地元から応援に駆けつけたファンを喜ばせた。江幡は「電気や水道が使えず、友達とも連絡が取れない状況が続いた。みんな見に来てくれたし、KO勝ちしたかった」と笑顔。7月には防衛戦を予定している。

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