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女子ボクシング世界王者の花形冴美が結婚後初防衛戦

16年に東洋太平洋王者となった花形冴美(左)とレフェリーだった岡庭健さん(花形ジム提供)

ボクシングIBF女子世界アトム級王者花形冴美(36=花形)が結婚後初の防衛戦に臨む。花形ジムは28日、来年2月26日に東京・後楽園ホールで同級7位松田恵里(26=TEAM10COUNT)とのV2戦を発表した。花形は昨年9月に初防衛に成功し、11月には日本ボクシングコミッション審判員の岡庭健さんと結婚していた。

花形は18年9月に元世界王者黒木優子(YuKO)に判定勝ちし、花形会長と同じ5度目の挑戦で世界王座を獲得した。昨年には過去2度引き分けた池山直(フュチュール)に判定勝ちで決着をつけた。そのリング上で宣言した通りに、2カ月後に結婚した。

花形は16年3月に東洋太平洋王座を獲得した。その時にレフェリーとして裁いたのが岡庭さんでもあった。ジャッジを含めて担当したのはこの1試合だけ。昨年5月に知人を通じて出会い、交際を始めたという。現役王者と審判員の結婚は、日本では初めてとなる。

松田は国体5位のアマ経験者で、プロ2戦目で東洋太平洋王座、3戦目には日本王座との王座統一に成功。プロ5戦目での世界初挑戦で、ジム初の世界王座獲得を目指す。

V2戦に臨む花形冴美(花形ジム提供)

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花形冴美リングで絶叫結婚宣言「女としての人生を」

初防衛に成功した王者花形冴美(左)と花形進会長

<ボクシング女子IBF世界アトム級タイトル10回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

IBFアトム級王者花形冴美(34=花形)が三度目の正直で決着をつけ、結婚に花を添えた。

過去2度引き分けた前WBO王者の挑戦者池山直(49=フュチュール)と2年ぶりに対戦。前半は優勢から反撃を浴び、またも接戦となったが、2-1で判定勝ちした。試合後のリング上では、年内に年上男性と結婚を宣言した。

試合はまたもや甲乙つけがたい接戦となった。「明確な勝利のつもりがこんな悪い試合で情けない」と悔やんだが、2度世界挑戦で王座を阻まれた相手にようやく借りを返した。「1つの壁を乗り越えた。結果として勝てた」と安堵(あんど)した。

勝利を後押ししたのは愛の力だった。リング上では「女としての人生を歩みます」と叫んだ。今年になって交際を始めた男性と年内に結婚する。「この力で頑張れた。後輩に希望と勇気も与えたと思う」と胸を張った。「子供のこともあるので、あと2年はやりたい。納得した試合をしたい」とまだまだやる気満々だ。

池山は「当ててるより、当てられている感触の方があった。結果は素直に受け止める」と冷静に話した。「気持ちで負けないようにと。1から10まで弱気にならず満足はしている」とも話した。

18日には50歳となる。「体力的にはやれる。年齢制限ある中でわがままを言ってきた。みんなと相談して」と、進退については明言しなかった。

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ボクシング花形冴美ら4選手が計量クリアし意気込み

計量をクリアした正規王者モンセラット・アラルコン(左)と暫定王者宮尾綾香

ボクシング女子ダブル世界戦の前日計量が11日に都内であり、4選手ともクリアした。

IBFアトム級は過去2度引き分けた決着戦。王者花形冴美(花形)は「とにかく明確な勝利で因縁に決着をつける」と言えば、前WBO王者池山直(フュチュール)は「立場が変わって引き分けは負け。勝ちにこだわる」と譲らなかった。

WBA同級は暫定王者宮尾綾香(ワタナベ)と正規王者アラルコン(メキシコ)の王座統一戦。宮尾は「4団体のベルトを統一する1本目のベルト」と意気込みを見せた。

計量をクリアした王者花形冴美(左)と挑戦者池山直

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花形冴美と池山直、世界王座懸けた決着戦へ意気込み

計量をクリアした王者花形冴美(左)と挑戦者池山直

ボクシング女子ダブル世界戦の前日計量が11日に都内で行われた。

IBFアトム級王者花形冴美(34=花形)はリミットの46・2キロ、前WBO王者の挑戦者池山直(49=フュチュール)は45・8キロ、WBA同級は暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が46キロ、正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)が45・5キロでクリアした。試合は12日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。

花形と池山は過去2度引き分け、2年ぶり3度目の決着戦となる。花形は「とにかく明確な勝利で、因縁に決着をつける。苦しめてくれた思いに、考えさせられたことに感謝の気持ちをぶつけ、借りを返したい」と意気込んだ。

昨年9月の王座獲得は、5度目の挑戦での悲願だった。初防衛戦となるが「王者になって気持ちが変わった。いい意味で余裕ができ、楽しんでいこうと思うようになった」と話す。一皮むけた王者として、三度目の正直を狙う。

池山は前王者時代に6度防衛している中で、花形と2度引き分けた。今度は挑戦者としての対戦となる。「花形選手の熱い思いを受け止めて、はね返したい。立場が変わり、引き分けは負け。勝ちにこだわる」と必勝を期した。

18日には50歳となる大ベテランだが、最近は2敗2分けと勝ちがない。「最初から前に出て、自分のボクシングを貫く。2本目のベルトをとる」と気合を込めた。

WBA王座統一戦は当初昨年11月の予定も、王者アラルコンのヒザのケガで中止となった。宮尾は代わりに設定された暫定王座決定戦で、池山との再戦を制して王者に返り咲いた。「この1年はアラルコンのことを考え、生きてきた。ベルトは置いていってもらいます」。

16年の池山戦では右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、1年半のブランクを作った。苦難も乗り越えたプロ生活は15年を越えた。「太く短くが長くなったが、もっと太くしたい。4団体のベルトを統一する。その1本目のベルト。夢でなく目標」と同級制圧を宣言した。

計量をクリアした正規王者モンセラット・アラルコン(左)と暫定王者宮尾綾香

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暫定王者宮尾綾香、正規王者アラルコンと統一戦へ

WBA女子世界アトム級暫定王座決定戦10回戦 暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシングWBA女子世界アトム級暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が、9月12日に東京・後楽園ホールで王座統一戦に臨む。ワタナベジムが5日に発表し、正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)と対戦する。

宮尾は12年にWBA同級王座を獲得して5度防衛し、15年にWBC王者小関桃との王座統一戦に敗れて陥落した。16年にはWBO王者池山直(49=フュチュール)に挑戦も右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂。昨年に池山と再戦に判定勝ちでWBA暫定王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。

メインはIBF同級王者花形冴美(34=花形)が、池山を迎えての初防衛戦となる。花形は昨年に5度目の世界挑戦で王座を獲得した。2人は過去2戦でいずれも引き分け、2年ぶりの対戦で3度目の決着戦となる。

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井上尚弥、拳四朗ら4人が最優秀選手候補 年間表彰

井上尚弥(2018年8月21日撮影)

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が、10日に都内で18年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補は3階級制覇を達成して連続初回KOの井上尚弥(大橋)、史上最速タイ12戦目で3階級制覇の田中恒成(畑中)、3度防衛した拳四朗(BMB)、海外奪取にKO防衛した伊藤雅雪(伴流)の4人。受賞者は2月8日に都内のホテルで発表、表彰される。

技能賞は井上、ホルヘ・リナレス(帝拳)、拳四朗、田中、亀田和毅(協栄)、殊勲賞は伊藤、田中、KO賞は井上、清水聡(大橋)、竹迫司登(ワールド)、新鋭賞は小浦翼(E&Jカシアス)、勅使河原弘晶(輪島功一)、竹迫、吉野修一郎(三迫)、矢田良太(グリーンツダ)、努力敢闘賞は中谷正義(井岡)、細川バレンタイン(角海老宝石)、黒田雅之(川崎新田)、久田哲也(ハラダ)が候補となった。

年間最高試合候補はWBAライト級ワシル・ロマチャンコ(ウクライナ)-リナレス、WBOフライ級田中-木村翔(青木)、WBAバンタム級井上-ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の3試合。世界戦以外の最高試合は日本スーパーバンタム級和気慎吾(FLARE山上)-久我勇作(ワタナベ)、日本スーパーライト級細川-デスティノ・ジャパン(ピューマ渡嘉敷)、日本&東洋太平洋スーパーフェザー級末吉大-三代大訓(ワタナベ)、日本ミドル級竹迫-西田光(川崎新田)の4試合。

女子最優秀選手賞候補は天海ツナミ(アルファ)、藤岡奈穂子(竹原畑山)、多田悦子(真正)の3人。最高試合はWBOライトフライ級天海-チャオス箕輪(ワタナベ)、WBOアトム級岩川美花(高砂)-池山直(フュチュール)、WBCフライ級藤岡-イルマ・サンチャス(メキシコ)、WBOミニマム級多田悦子(真正)-江畑佳代子(ワタナベ)が候補となった。

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宮尾綾香が王者返り咲く 次の目標は「正規王者に」

暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾(撮影・足立雅史)

<ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定10回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定戦が20日に東京・後楽園ホールであり、元WBA王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が王者に返り咲いた。

前WBO王者池山直(49=フュチュール)と2年ぶり3度目の対戦。初回に右ストレートでダウンを奪い、その後もクリーンヒットの差で、3-0の判定勝ち。前回は宮尾が挑戦も右膝に大けがを負ってブランクを作った。「ベルトも初めて勝てたこともうれしい」と笑みがこぼれた。正規王者アラルコン(メキシコ)がけがで設定された一戦。「まずは正規王者になりたい」と王座統一を次の目標に挙げた。

6回、宮尾(左)は池山に強烈なパンチを見舞う(撮影・足立雅史)

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宮尾綾香が判定で王座返り咲き「新しい宮尾見せた」

1回、宮尾(右)は池山からダウンを奪う(撮影・足立雅史)

<ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定10回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

元WBA王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が王者に返り咲いた。前WBO王者池山直(49=フュチュール)と2年ぶり3度目の対戦。初回に右ストレートでダウンを奪い、その後もクリーンヒットの差で3-0の判定勝ち。15年にWBC王者小関桃(青木)との2団体統一戦で敗れて陥落以来、3年ぶりで王座を奪回した。

開始のゴングから20秒後、右ストレートが池山の左顔面をきれいにとらえた。池山はたまらず両手をキャンバスについた。「びっくりしたけど、練習通りに自然に出た。しっかり当てようとやってきた」と、練習の成果だった。その後は「ポイントの差を守ろう。毎回できることをやっていこうと思った」と、右アッパーや左フックを的確に当ててリードした。

前回の池山戦は10年ぶりでの対戦で挑戦したが、スリップダウンで右ひざの靱帯(じんたい)を断裂して7回TKO負けした。1年半のブランクを作ったが「もう1回王者になりたい」という一心で再起した。「ベルトもうれしいし、初めて勝てたこともうれしい。負けっ放しはいやだから」と笑みがこぼれた。

当初は正規王者アラルコン(メキシコ)に挑戦予定も、王者がケガで設定された暫定王座戦だった。「新しい宮尾も見せられた。まずは早く正規王者になりたい」と王座統一を次の目標に挙げた。

暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾(撮影・足立雅史)
8回、池山(左)は宮尾を連打で攻める(撮影・足立雅史)

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宮尾綾香「リベンジを」過去2度敗れた池山と王座戦

計量をクリアした池山直(左)と宮尾綾香

ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定戦の前日計量が、19日に都内で行われた。元WBA王者の同級3位宮尾綾香(35=ワタナベ)は46・0キロ、元WBO王者の同級8位池山直(49=フュチュール)は45・3キロと、いずれもリミット46・2キロを下回ってパスした。2人は2年ぶり3度目の対戦で、試合は20日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。

当初は宮尾が挑戦予定だったが、王者のケガで暫定王座が設定された。池山とは過去06年以来2戦2敗。16年には池山のV5戦で対戦も、スリップダウンの際に右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、6回TKO負けした。6月に再起するまで1年半のブランクを作った。「手術をして、つらいリハビリにも耐えたのは、もう1回王者になるため」と返り咲きを期す。

国内で女子が公認後に3敗しているが、2人はすでに引退している。残るのは池山だけで「3人分をリベンジしたい。過去を清算して新たな1歩にしたい」。元気を売り物に、多彩な攻撃で三度目の正直で雪辱を期した。

池山は7月のV7戦で防衛に失敗すると、試合直後には引退宣言していた。翌日には「練習から納得できなかった。自分の中ではやり残したことがあり、このままでは悔しい」と現役続行に変心し、2日後にはジムへ意思を伝えた。オファーがあったのは1カ月前で、復帰戦がいきなり世界戦になった。

連勝している相手だが「前回はケガもあった。より強い気持ちを増してくるはず。しつこさで常に全力で前に出ていくだけ」と、王座奪回で自身が持つ最年長世界王者記録を更新へ気持ちを込めた。

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宮尾綾香「王者に返り咲く」池山直と世界戦で再戦

世界王者江畑佳代子(左)と元世界王者宮尾綾香

ボクシングのワタナベジムが26日、女子世界戦2試合を発表した。

11月20日に東京・後楽園ホールでのWBAアトム級暫定王座決定戦で、元WBA王者宮尾綾香(35)が元WBO王者池山直(49=フュチュール)と再戦する。挑戦予定だった王者がケガで設定された。宮尾は2年前に右ひざのケガで池山に負けた雪辱へ「前回は途中で終わった。王者に返り咲く」。WBOミニフライ級王者江畑佳代子(42)は12月1日にエディオンアリーナ大阪でV2戦となる。挑戦者は元王者多田悦子(37=真正)に「楽しみ。技術戦になる。敵地もベルトを持ち帰る」と誓った。

池山直(16年6月13日撮影)

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国内最速王者狙う松田恵里、宮尾ら世界戦へ意気込み

左から松田恵里、世界王者江畑佳代子、元世界王者宮尾綾香

ボクシング女子世界戦2試合が26日に都内で発表された。

元WBAアトム級王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が11月20日に東京・後楽園ホールで、元WBO王者池山直(49=フュチュール)との再戦でWBA暫定王座決定戦に出場する。WBOミニフライ級王者江畑佳代子(42=ワタナベ)は12月1日にエディオンアリーナ大阪で、元WBA、IBF王者多田悦子(37=真正)の挑戦を受ける。

宮尾は16年に池山のV5戦で対戦も、スリップダウンの際に右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、6回TKO負けした。今年6月の再起まで1年半のブランクを作ったが「まだ恐怖もあるが、今月に完治したと言われた。ここまで帰ってこれたが、しっかりベルトをとりたい」と話した。当初は挑戦予定だった王者のケガで暫定王座が設定された。池山は昨年7月のV6後に引退宣言から復帰戦となる。「前回は途中で終わってしまった。帰ってきてくれてうれしい」と雪辱のチャンスを歓迎した。

江畑は昨年5月に6度目の挑戦で悲願の王座を獲得し、今回は2度目の防衛戦となる。多田とは女子が未公認前からの仲だが、アマ時代は2階級の差があった。「私が年上も、経験では向こうが上。階級も違い、対戦するとは思ってもいなかった。楽しみ。技術戦になる。敵地だけど必ずベルトを持ち帰る」と誓った。

また、大阪のセミでは東洋太平洋アトム級王座決定戦があり、松田恵里(24=テンカウント)と慶美奈代(26=真正)が対戦。アマ経験者の松田は国内最速の2戦目で王座を狙う。「2戦目で挑戦はびっくりも、ありがたい。このチャンスをつかみたい」と目を輝かせた。

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池山直が花形冴美と再戦またドローも最年長防衛更新

WBO女子世界アトム級王者の池山直(2016年6月13日撮影)

<プロボクシング:WBO女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

 同級王者池山直(47=フュチュール)が、またも引き分けで6度目の防衛となった。昨年6月のV4戦で引き分けた花形冴美(33=花形)との再戦。序盤から激しい打撃戦もほぼ互角で判定となると、ジャッジの採点は三者三様の1-1だった。

 池山には手応えもある防衛となった。「前回は負けたと思った。今回は勝ったという確かな手応えまではなかった」と話した。引き分けには「前回よりは打ち合えた。花形さんもレベルアップしていたので」と分析。最年長防衛記録を更新中だが、年齢を感じさせずに中盤からポイントを奪い、最後まで前に出た。「スロースターターで前半消耗してないからでは」と笑った。平山会長も「前回より力強かった。進歩している。年だがボクシング年齢は若いからまだ伸びる」と評した。

 花形は序盤ポイントを奪い、終盤も打ち合いで譲ることはなかった。それでも4度目の世界挑戦も失敗にがっくり。「評価は自分がするものではない。採点が事実。前回より力は出したが、これが自分の力だから仕方ない」とうなだれた。花形会長は「この前と同じ展開。いけると持ったが難しい試合。王者のスタミナはすごい」と脱帽していた。

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WBO世界女子アトム級王者池山直に花形冴美が挑戦

 WBO世界女子アトム級王者で47歳の池山直(フュチュール)と挑戦者の花形冴美(花形)によるタイトルマッチが7月11日に東京・後楽園ホールで行われると30日、花形ジムが発表した。

 池山は6度目の防衛戦。両者は昨年6月に対戦し、引き分けで池山が王座防衛を果たした。

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アトム級47歳池山直、花形冴美と6度目防衛戦

 世界ボクシング機構(WBO)女子アトム級王者で47歳の池山直(フュチュール)と挑戦者の花形冴美(花形)によるタイトルマッチが7月11日に東京・後楽園ホールで行われると30日、花形ジムが発表した。池山は6度目の防衛戦。

 両者は昨年6月に対戦し、引き分けで池山が王座防衛を果たした。

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47歳池山直V5、国内最年長王座更新も不完全燃焼

 WBO世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦は突然の幕切れを迎えた。

 王者池山直が徐々に攻勢を強めた6回に、挑戦者で元WBA世界女子ライトミニマム級王者の宮尾がスリップ。その際に右脚を痛め、1度は続行したが、池山のパンチで倒れ込み、TKO判定となった。国内最年長王座記録を自ら更新した47歳2カ月の公務員ファイターは「パンチが当たりだしたところで…」と不完全燃焼に終わった。

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47歳池山直がV5、国内最年長防衛記録更新

<プロボクシング:WBOアトム級10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

 王者の47歳、池山直(フュチュール)が挑戦者の宮尾綾香(ワタナベ)に6回36秒TKO勝ちした。5度目の防衛に成功し、自身が持つ国内最年長防衛記録を更新した。

 戦績は池山が13戦10勝(2KO)2敗1分け、宮尾は20戦17勝(5KO)3敗。

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ワタナベ3人娘「光栄、感謝」世界戦&東洋太平洋だ

ワタナベジムの3人娘。左からチャオズ箕輪、古川夢乃歌、宮尾綾香(撮影・阿部健吾)

 ボクシングのワタナベジムは12日、都内の同ジムで会見を開き、12月13日に東京・後楽園ホールで「ワタナベ3人娘」が世界戦、東洋太平洋戦を行うと発表した。

 元WBA女子世界ライトミニマム級王者で、9月に大橋ジムから移籍してきた宮尾綾香(33)はWBO女子世界アトム級王者池山直(47)に挑戦。

 WBA女子世界ライトミニマム級王者の古川夢乃歌(22)は、東洋太平洋女子ライトフライ級王者岩川美花(33)を相手に初防衛戦と、ダブル世界戦を組む。

 宮尾は「移籍して1発目に世界戦を組んでいただき、光栄だし、感謝しています」、8月に王座に就いた古川は「自覚を持つことが大事」と述べた。

 元アマチュア全日本女子選手権7連覇のチャオズ箕輪(29)はプロ3戦目でカーリング・リヴァス(27=フィリピン)と東洋太平洋フライ級王座決定戦を行う。

 プロ2戦目でKO勝ちした10月の韓国の試合では、リング上に芝、血だらけという過酷な環境も経験したとし、「アマではやったことがない環境を経験できた」とタフさも獲得して、プロ初タイトル奪取に自信をみせた。

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小野心12・14タイで世界戦「チャンスをものに」

小野心

 世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級14位の小野心(ワタナベ)が12月14日にタイで同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑戦すると12日、所属ジムが発表した。

 2014年以来2度目の世界戦。東京都内で記者会見し「チャンスをものにしたい。倒す気持ちを強く持つ」と述べた。

 戦績は33歳の小野が29戦19勝(3KO)7敗3分け、26歳の王者が13戦全勝(6KO)。

 同ジムは女子のダブル世界戦(12月13日・後楽園ホール)も発表し、世界ボクシング機構(WBO)女子アトム級王者の池山直(フュチュール)が宮尾綾香(ワタナベ)と、WBA女子ライトミニマム級王者の古川夢乃歌(ワタナベ)は岩川美花(高砂)と防衛戦に臨む。

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新座市職員の新座宏、有休使い新人王決勝の会見

東日本新人王決勝のフェザー級に出場する新座宏(撮影・河合香)

 公務員プロボクサーが東日本新人王決勝に出場する。埼玉・新座市役所勤務のフェザー級新座宏(35=フラッシュ赤羽)で、28日の都内での出場選手が顔合わせした会見には、有休を使って出席した。決勝は11月13日に東京・後楽園ホールで行われる。

 公務員は副業が禁止されているが、新座は須田前市長、並木現市長の特例許可で二足のわらじを履く。報酬は得られないため、ファイトマネーは市に寄付している。女子の世界王者池山直は岡山市職員、他にも郵便局員や警察官などの公務員プロボクサーはいる。

 新座は本名渡辺宏も「市の役にも立ちたい」と市名のリングネームに変え、昨年7月再デビューした。空手好きの家系も「同じものはやりたくなかった」とバスケットや体操をやった。芝浦工大でボクシングを始め、アマでは3勝(3KO)1敗だった。

 大学院時代の05年にプロデビューで2回KO勝ちも、機械メーカーに就職するとライセンスを返上した。大学コーチなどはしていたが「もう1度リングに」の思いがあった。09年に公務員へ転職して須田前市長に直訴も「仕事に慣れていないから」と却下された。14年に人事異動で面談した際に「まだ続けているならやってみろ」と許可が出た。15年にプロテストを再受験で合格した。

 仕事は夜8時ごろまであり、ジムへ行くのは週4回程度という。試合前も通常勤務で計量や試合日は有休で調整と特別待遇はない。現在は市民安全課で防災関連が仕事で防御は得意のはず? も「結構パンチをもらっちゃう」と笑う。トランクスの前には市のゆるキャラのキリンゾウを貼る。尻には新座市のワッペンに「ダウンは絶対にできない」。

 対戦する木村吉光(白井・具志堅)は20歳のホープだ。ボクシング経験はないが世界王者を目指して香川・善通寺から上京。昨年5月のプロデビューから5戦全勝(4KO)している。新座は4勝(2KO)1敗。「強い相手でどこまで行けるか。行けるとこまでいくだけ。37歳の定年までは続けたい」という。試合には新旧市長ら約50人が応援に駆けつける。新人王となれば、願ってもない新座市アピールになる。

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長谷川穂積9回TKOで35歳9カ月最年長王座奪取

8回、ルイス(左)に左ストレートを浴びせる長谷川(撮影・田崎高広)

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇16日◇エディオンアリーナ大阪

 奇跡の復活だ。挑戦者の長谷川穂積(35=真正)が、鮮やかによみがえった。王者ウーゴ・ルイス(29=メキシコ)を9回終了TKOで破った。35歳9カ月の世界奪取は日本人最年長。国内で2番目に長いブランクとなる5年5カ月ぶりの王座返り咲きで、国内ジム所属選手5人目の3階級制覇も果たした。引退を勧める周囲を振り切り臨んだ2年ぶりの世界戦。45日前に左手親指を脱臼骨折するアクシデントも乗り越え、感動の勝利をつかんだ。長谷川の戦績は41戦36勝(16KO)5敗となった。

 超満員の観客が総立ちになった。ルイスが赤コーナーから立ち上がれない。レフェリーが、長谷川の右腕を上げる。勝った。苦悩の5年5カ月の時を越えて、よみがえった。「ここまで長かった」。言葉に詰まる。「負けたらスッパリ引退と決めていた。でも、勝とうと思っていた。勝てて良かった」。涙はない。喜びの笑顔が輝いた。

 9回だ。強烈な左アッパーを受けてぐらついた。ロープを背負って連打された。会場の悲鳴を背に、歯を食いしばった。体をくねらせ、左右の連打で猛然と逆襲。たまらず後退するルイスに左ストレートを打ち込んだ。絶体絶命のピンチから一気に形勢逆転。王者の右目は腫れ上がり、戦闘意欲を失わせた。

 世界戦に連敗した2年前に引退するはずだった。だが「死ぬ時に後悔する」と翻意。「心配してくれる人は皆、反対した」。元プロボクサーの父大二郎さん(60)には「ろれつが回ってない」「早くやめて安定した生活を」と何度も引退勧告された。

 WBCバンタム王者として10度防衛し、うち7度がKOとファンを魅了した。そんな男がノンタイトル戦で攻め込まれ、クリンチで逃れると拍手が起こる。左肘を痛め、右足首靱帯(じんたい)も断裂した。だが、やめなかった。「ボクシングが好きだし、僕のボクシング人生を全うしたいだけ」。2度と心が揺れないよう“鬼”にもなった。昨年末「もうやめてほしい」と強く訴える大二郎さんに、怒りをぶちまけた。6年前に母裕美子さんが亡くなってからも、強い絆で結ばれてきた。体を心配する父の思いは分かるが、耐え切れなかった。自分の人生を歩みたかった。

 「もう1度チャンピオンになる」。長谷川の強い意志は、アクシデントにもくじけなかった。8月初めの練習中に左手親指を脱臼骨折。すぐ手術した。「その時期が一番つらかった」。試合開催の危機にも「親指以外は元気。やります」。座薬を入れ、手術翌日から右手だけで練習。その右でリズムをつかみ、親指付け根にくぎとプレートが残る「魂の左」を導きだした。

 感動的な王座奪回に、会場のファンも心を奪われた。「穂積コール」が響く中、念願通り長男大翔(ひろと)君(13)と長女穂乃(ほの)ちゃん(10)をリングに上げた。世界戦に勝った時だけ許される儀式。自分より大きくなった大翔君には、抱きかかえられた。夢がかない「本当に幸せです」。苦しんだ歳月を乗り越えた長谷川の目に、極上の景色が広がった。【木村有三】

 ◆最年長世界王座奪取 長谷川の35歳9カ月は日本人最年長。06年に35歳0カ月でWBCフェザー級王座を獲得した越本隆志の記録を更新。女子は44歳7カ月でWBOアトム級王者になった池山直。世界記録は48歳2カ月でIBFライトヘビー級王座に就いたバーナード・ホプキンス(米国)。

<長谷川穂積アラカルト>

 ◆誕生 1980年(昭55)12月16日、兵庫・西脇市生まれ。

 ◆きっかけ 元プロボクサーの父大二郎氏(60)の影響で、小学2年でボクシングを始める。

 ◆プロデビュー 99年11月、4回判定勝ち。03年5月には14戦目で東洋太平洋バンタム級王座獲得。

 ◆日本のエース 05年4月に世界初挑戦でウィラポンを破ってWBC世界バンタム級王座獲得。1秒間に10発といわれる高速連打と、絶妙の間合いからのカウンターを武器に同王座を10度防衛。05、06、08、09年と4度年間MVPに輝く。

 ◆絶対王者の陥落 10年4月、11度目の防衛戦に敗れる。WBO世界同級王者モンティエルに、4回終了間際に強烈な左フックから連打を浴びTKO負け。悔し涙を流した。

 ◆最愛の母の死 10年10月24日に母裕美子さん(享年55)が、約4年間の闘病生活の末に死去。悲しみに暮れながらも同年11月、WBC世界フェザー級王座を獲得し2階級制覇。

 ◆サイズ 身長168センチの左ボクサーファイター。

 ◆家族 泰子夫人と長男大翔(ひろと)くん(13)、長女穂乃ちゃん(10)。

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