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骨折から復帰佐々木vs滝沢リベンジ燃える/連載5

RIZIN26で対戦する佐々木(左)と滝沢はポーズを決める(2020年12月2日撮影)

総合格闘技(MMA)のRIZIN26が31日、さいたまスーパーアリーナで行われる。第5試合では、1年2カ月ぶりの復帰戦となる佐々木憂流迦(31=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が、連戦となる滝沢謙太(26=フリー)と対戦する。

佐々木は昨年10月の朝倉海戦で1Rわずか54秒でTKO負け、顎2カ所を骨折した。2回の手術を行い、ようやくリングに復帰する。プレートが入った状態での試合だが「思っていたよりも落ち着いている。スパーリングをしてきて、こんなに強かったっけという感じ」と自信に満ちあふれる。

今大会にも出場する五味にあこがれ、MMAファイターを目指した。大会前に一緒にトレーニングをしたといい「メニューを何も聞かされていなかったのできつかった」とフィジカル面をみっちり強化した。

佐々木は10年に修斗のライト級新人王に輝き、13年には環太平洋フェザー級チャンピオンを獲得。14年からはUFCに参戦し、ローランド・デロームから1R一本勝ちをおさめるという、衝撃デビューを飾った。RIZINには18年から参戦。4戦目となる今大会で勝利して「堀口とずっとやりたいと思っている。そこを目指していきたい」とバンタム級戦線に名乗りを上げたい。

対戦相手の滝沢は11月の同大会で扇久保に0-3の判定負け。ゴングと同時に顔面にハイキックを受けるなど完敗だった。「いい経験になった。いろいろ考えすぎたので本能で戦いたい」と話した。9月、11月と試合を行い、短期間で3連戦となるが「いったん落とす必要がないのですぐにMAXの状態に持って行ける」とプラスに捉える。さらにダメージも少なく「体力と感覚は上がっている」と手応えを口にした。

ともに高校時代レスリング部に所属。相手の分析もしっかり行った。

佐々木 組んだとき強いイメージはない。

滝沢 寝技の得意な選手だけど、付き合わずに打撃で打ち勝っていきたい。

悔しい思いを胸に、リベンジ燃える2人の激しいぶつかり合いが見ものだ。【松熊洋介】

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浜崎朱加-山本美憂ほかRIZIN追加カード発表

RIZIN26大会カード

大みそかに行われる総合格闘技RIZIN26(31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が2日、都内で行われ、開催概要と追加カードが発表された。

登壇した榊原信行CEO(57)は「5年間やってきた中で今年コロナ禍で最大のピンチだったが、多くの方に支えていただいて大みそかまで進むことができた。日本の格闘技界の歴史を変えていくつもりで皆さんと作り上げていきたい。5年間で最高のマッチメークがお届けできる」と意気込んだ。

新たに発表された対戦カードは以下の通り。

暴力問題などで昨年10月に引退した、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛はミノワマンと対戦する。

萩原京平(24=SMOKER GYM)-平本蓮(22=K-RIVER・AXジム)

佐々木憂流迦(31=Serra Longo Fight Team)-滝沢謙太(26=フリー)

浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)-あい(31=フリー)

ミノワマン(44=フリー)-スダリオ剛(23=フリー)

元谷友貴(31=フリー)-井上直樹(23=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)

浜崎朱加(38=AACC)-山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)

残りのカードは来週以降発表する。

すでにメインカードは発表されており、バンタム級王者朝倉海(27)が、元2冠王者堀口恭司(30)と初防衛戦を行う。

またレスリング男子で16年リオ五輪グレコローマンスタイル59キロ級銀メダルの太田忍(26)と、所英男(43)の対戦も決定している。

チケットは4日12時からファンクラブ向けの先行発売が行われ、一般発売は13日午前10時からとなる。

RIZIN26の記者会見で記念撮影する選手ら。前列左から浅倉、太田、井上、RIZIN CEOの榊原伸行氏、浜崎、元谷、所、あい、後列左から平本、佐々木、スダリオ剛、ミノワマン、滝沢、萩原(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26で対戦する太田(左)と所はポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26で対戦する平本(左)と萩原は向かい合いスタッフが止めに入る(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26 記者会見であいさつする太田(前列中央)(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26 記者会見であいさつする太田忍(前列左から2人目)(撮影・滝沢徹郎)
山本美憂(2019年12月30日撮影)

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滝沢謙太「本能で」佐々木憂流迦「100%出す」

RIZIN26で対戦する佐々木(左)と滝沢はポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

大みそかに行われる総合格闘技RIZIN26(31日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カード6試合が2日、発表された。

11月21日のRIZIN25大会でバンタム級四天王の扇久保に敗れた滝沢謙太(26=フリー)は、佐々木憂流迦(31=Serra Longo Fight Team)と対戦する。

前の試合では第3R、一瞬のスキを突かれ、顔面にハイキックを浴びるなど、0-3の判定負け。「いろいろ考えすぎた部分があったので、本能で戦いたい」と意気込んだ。

連戦となるが「体力と感覚は上がっている。体のダメージもないのですごいプラスに捉えている。(佐々木は)寝技の得意な選手だけど、付き合わずに打撃で打ち勝っていきたい」と得意な打撃戦で勝負する。

一方、昨年10月のRIZIN19で朝倉海に敗れ、顎を骨折し、今大会が復帰戦となる佐々木は「1年間悔しい思いをしてきた。最近練習していて過去一番強いと思っている。今の自分を100%出したい」と決意を語った。

RIZIN26大会カード

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扇久保博正が判定勝利 朝倉海へのリベンジ機会熱望

RIZIN.25 第9試合、扇久保博正対滝沢謙太 3R、滝沢謙太(左)にパンチを浴びせる扇久保博正(撮影・白石智彦)

<RIZIN25>◇21日◇大阪城ホール

MMAルールで行われた第9試合は扇久保博正(33)が滝沢謙太(26)を判定3-0で破った。

序盤はローキックで様子を見ながら、タックルの機会をうかがっていた。第3R、ゴングと同時に滝沢の顔面にハイキックをヒットさせた。一瞬のスキを付かれた滝沢は体勢を崩したが、すぐにタックルに飛び込み、マウントを取った。得意の形に持ち込み、終始試合をリードした扇久保は「いつも通り打撃をやりながらテイクダウンして、1本狙っていく作戦だった。向かい合った時の距離が僕の距離だと思っていたので、いけると思った。負けたらやめようと思っていたので勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

復活の勝利だった。バンタム級王座決定戦で朝倉海に敗れて自信を失いかけたが、周囲の支えもあり、順調な調整を続けることができた。扇久保は「支えてくれる道場のみんな、ありがとう」とリング上で感謝の気持ちを伝えた。さらに「来年バンタム級グランプリ開いて下さい」とリベンジの機会を熱望した。

RIZIN.25 第9試合、扇久保博正対滝沢謙太 3R、滝沢謙太(左)にキックを浴びせて攻める扇久保博正(撮影・白石智彦)

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RIZIN滝沢謙太が練習公開「一番上食いたい」

練習を公開した滝沢(右)(撮影・松熊洋介)

総合格闘技のRIZIN25(21日、大阪城ホール)に出場する滝沢謙太(25=フリー)が5日、都内で打ち込み、寝技などの練習を公開した。

前日に対戦相手の扇久保が「一本取る」と発言したことに対し「かなり調子いいので倒せる。僕が一本取る」と言い返した。これまで8回のKOのうち7回がパンチでの勝利。今回は組み技が得意の相手だが、高校時代レスリング部の滝沢は「対策はしている。組み合いになったら思いっ切りぶん投げる」と不安はない。9月のRIZINデビュー戦は宣言通りのKOとはならずも、金太郎に判定勝ち。連戦となる今回はバンタム級四天王に挑戦する。「いい相手と対戦させてもらっている。(扇久保は)今一番上にいると思うので、そこを食いたい」とKO勝ちを狙う。

21日のRIZIN.25に向けた練習公開後、取材に応じた扇久保博正(撮影:松熊洋介)

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扇久保博正「最後は僕が1本」RIZINへ練習公開

21日のRIZIN.25に向けた練習公開後、取材に応じた扇久保博正(撮影:松熊洋介)

総合格闘技のRIZIN.25(21日、大阪城ホール)に出場する扇久保博正(33=パラエストラ松戸)が4日、千葉県内でシャドー、打ち込みなどの練習を公開した。スペシャルワンマッチで滝沢謙太(25)と対戦する。

過去に滝沢と戦った同僚選手のセコンドに付き、その戦いぶりは見ている。「最後まで諦めない気持ちの強い選手」と評価する一方で、「組めば自分の方が強い。全力で最初は逃げると思うが、徐々に削られて最後は僕が1本取ることになる」と言い切った。

8月にバンタム級王座決定戦で朝倉海と対戦し敗れて以来の試合。「(前回は)癖を突かれてしまったのでしっかり修正した。相手のパンチ力の強さや距離感なども増してきた」と順調な調整をアピールした。

3月にYouTube「おぎちゃんねる。」を開設。トレーニングだけでなく、料理や、大食い、ギター演奏などさまざまなジャンルの動画をアップした。再生回数は徐々に増え、登録者数は8カ月で目標の1万人を超えた。ファンからの直接のメッセージも目にし「みんな優しくて温かい言葉をいただいて本当にうれしい」と感謝した。

コロナ禍で環境が一変。緊急事態宣言により、ジムは閉鎖となり、収入もなくなり、トレーナーも付けることができなくなった。「本当にきつかったし、不安だった」と当時の心境を吐露した。それでも「今できる練習を続けることが強さにつながる」と毎日トレーニングを続けた。

「試合がなくなった中でも追い込んできたので調子はずっといい。年末につなげられるようにしたい。楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。

大みそかへの通過点となる大会を、扇久保自身が1番楽しみにしている。【松熊洋介】

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