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初優勝を決めた御嶽海が2敗も来場所は大関とりへ

御嶽海(左)は寄り切りで栃煌山を下し優勝を決める(撮影・小沢裕)(2018年7月21日)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇22日◇ドルフィンズアリーナ


 14日目に13勝1敗で初優勝を決めた関脇御嶽海(25=出羽海)が千秋楽で前頭9枚目の豊山(24=時津風)に逆転の掛け投げで敗れ、13勝2敗で場所を終えた。

 初優勝決定後、うれし涙をこぼしたが、すぐに千秋楽に集中した。来場所が大関とりになる可能性を問われると「来場所は来場所また考えたい。あと1番勝って終わりたい」。その言葉どおり、気迫のこもった相撲を披露。逆転の投げで敗れたものの、会場をわかせた。

 日本相撲協会は秋場所(9月9日初日、両国国技館)が大関獲りとなるとの考えを示している。優勝決定後の千秋楽も敗れたものの、攻防ある相撲で好印象を与えたことは間違いない。

 3横綱、1大関が休場した今場所、初日から連勝街道を走り、主役を張り続けた。14日目には、前頭13枚目の栃煌山を寄り切りで下して平成生まれでは照ノ富士以来2人目で、日本出身力士としては初めて賜杯を抱いた。

 名門出羽海部屋の力士としては80年初場所の三重ノ海以来38年半ぶりで、長野県出身力士としては、優勝制度が制定された1909年(明42)以降は初めて。古くは最強の異名を取った江戸時代の雷電の1810年(文化7)以来の優勝だった。

 

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初優勝の御嶽海が男泣き「優勝に導いてもらった」

御嶽海(右)は寄り切りで栃煌山を下し優勝を決める(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇21日◇ドルフィンズアリーナ


 関脇御嶽海(25=出羽海)が東前頭13枚目の栃煌山(31=春日野)を下して、13勝1敗で初優勝を決めた。平成生まれでは照ノ富士以来2人目で、日本出身力士としては初。

 解き放たれたように涙があふれてきた。優勝を決めた直後のインタビュー。声にならない。「この15日間…すごい緊張したんですけど…周りの声援とか聞いて、優勝しなきゃいけないという感じになって。何とか…勝てました」。ようやく絞り出した。

 15年春場所に、幕下10枚目格付け出しでデビューした。そこから21場所目で初優勝。「もう部屋の皆さんにお世話になりっぱなしで。まだ4年という短い期間で優勝に導いてくれて…」と感謝した。

 名門出羽海部屋の力士としては80年初場所の三重ノ海以来38年半ぶりの優勝。「何とか久々に部屋を盛り上げていきたかった。うれしいです」と安堵の表情を浮かべた。

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高安、意地の突き落とし 全勝御嶽海止めた

御嶽海(右)を突き落としで下す高安(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇12日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ


 大関高安(28=田子ノ浦)が、全勝の関脇御嶽海を止めた。ほぼ同時に土俵を割る微妙な取組で、1度は軍配が相手に上がったが行司差し違え。突き落としでかど番脱出となる勝ち越しを決めた。すでに4敗の高安は、優勝の可能性は低いものの、大関の貫禄を見せた。1敗の御嶽海を3敗の大関豪栄道、平幕豊山、栃煌山、朝乃山の4人が追う展開となった。

 物言いの末、軍配差し違えで勝ちを告げられた高安は、うなずき、大きく息を吐いた。結びの一番は、行司の式守勘太夫が1度は高安に上げかけた軍配を、直後に御嶽海に上げ直すほど迷った微妙な取組だった。高安は左下手を取れず、相手の出し投げにクルリと1回転。土俵際の突き落としで同時に飛び出し、わずかに相手の右足が先に土俵を割った。「気持ちです。持っている力を全力でいきました」。まさに意地だった。

 前日11日目に4敗目を喫し、優勝の可能性はほぼ消滅していた。それでもこの日の朝稽古は通常より約1時間半早く始動。午前7時ごろから約2時間、本場所中では珍しく若い衆と相撲を取るなど追い込んだ。優勝争いに絡めず、今場所最大の見せ場と覚悟をもって臨んでいた。

 これまで優勝争いのトップに立ったこともあった。それだけに「先頭を走る難しさは分かる。その中で勝つ難しさも」と、御嶽海独走の展開について話したことがあった。自身は平成生まれ初の関取、幕内、三役-。世代のトップを走り続けてきた。モンゴル出身の照ノ富士を除き、日本出身では平成生まれ初の幕内優勝は誕生寸前。意地を見せないわけにはいかなかった。【高田文太】


全勝の御嶽海を破った高安は、懸賞金を大切に受け取る(撮影・岡本肇)

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栃煌山、珍し巻き落としで北勝富士との2敗対決制す

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇15日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ


 東前頭13枚目栃煌山(31=春日野)が北勝富士との2敗対決を制した。立ち合いは五分だったが、体をずらされて押し込まれ、粘った末に巻き落としを決めた。

 16年秋場所8日目の照ノ富士戦以来、自身2度目の珍しい決まり手を「たまたまです」。むしろ「初めは腰が決まっていたのに、浮いてきて(体勢が)高くなった。やっぱり押し出し、寄り切りで勝たないと」と反省した。

 2敗で中日を終えたが、関脇経験のある実力者は喜んでいられない。「昨日から前に攻める相撲が取れてきた。明日からも踏み込んで、前に攻めていきたい」と話した。

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照ノ富士が両膝の手術受けた 名古屋場所出場難しい

照ノ富士(2018年5月14日撮影)


 大相撲の元大関照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が6月25日に都内の病院で両膝の手術を受けたことが30日、分かった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明らかにした。

 名古屋場所出場については明言しなかったが、極めて難しい見通しだ。照ノ富士は左膝のけがのため、昨年11月の九州場所で大関から関脇に落ち、糖尿病も患って春場所から十両に転落した。夏場所では左膝負傷で4日目に休場し、11日目から再出場したものの9敗6休に終わった。幕内優勝経験者としては初の幕下転落となり、名古屋場所では東幕下6枚目まで番付を落とした。

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新大関栃ノ心1位タイ遅咲き/名古屋番付アラカルト

名古屋場所の番付表を手に、ご機嫌の新大関栃ノ心(撮影・加藤裕一)


 大相撲名古屋場所(7月8日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の番付が25日、発表された。

<名古屋場所番付アラカルト>

 ◆遅咲き 新大関の栃ノ心は所要場所数で新入幕から史上1位タイ、初土俵から10位タイ、高齢では史上4位の昇進。平成以降25人目の大関で外国出身では照ノ富士以来11人目。

 ◆新入幕 琴恵光は宮崎県出身では戦後3人目、幕内在位は85年初場所の栃光以来。明生は鹿児島県出身では戦後24人目。

 ◆新十両 千代の海は高知県出身では戦後11人目、日体大出身は9人目。木崎改め美ノ海(ちゅらのうみ)は沖縄県出身では戦後5人目、日大からは51人目の新十両昇進。学生相撲出身の関取は2人が加わり128人となった。

 ◆珍記録 再十両の希善龍は史上単独1位となる9度目の十両昇進。照ノ富士は幕下陥落で大関経験者、幕内優勝経験者では初。

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栃ノ心が新大関に、豪栄道と高安はかど番 新番付

大関昇進伝達式を終えた栃ノ心(中央)はジョージア国旗を掲げ笑顔を見せる(2018年5月30日撮影)


 日本相撲協会は25日、大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。

 上位陣の顔ぶれに、新大関として西の2番目に栃ノ心(30=春日野)が加わった。新大関は、ちょうど1年前の高安(28=田子ノ浦)以来、平成以降では25人目で、春日野部屋からは62年名古屋場所で同時昇進した栃光、栃ノ海以来となる。ジョージア出身の大関は初めてで、外国出身では15年名古屋場所の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)以来、11人目。スロー昇進として、新入幕から所要60場所は史上1位タイ、初土俵から所要73場所は史上10位タイ。また30歳7カ月での新大関は4位の高齢昇進となった。

 横綱は夏場所と同じ序列で、東→西→東の順で3場所連続優勝を目指す鶴竜(32=井筒)、今年初となる41回目の優勝を狙う白鵬(33=宮城野)、新横綱翌場所から7場所連続で休場が続く稀勢の里(31=田子ノ浦)となった。

 東西の両大関は、ともにかど番で迎える。東の豪栄道(32=境川)は5場所ぶり7度目、西の高安は4場所ぶり2度目。ともに負け越せば大関陥落となる。

 三役陣は、関脇が2場所連続(三役は3場所連続)の逸ノ城(25=湊)と2場所ぶり復帰(三役は9場所連続)の御嶽海(25=出羽海)。小結は5場所ぶり(三役は3場所ぶり)復帰の玉鷲(33=片男波)と、26場所ぶりとなる松鳳山(34=二所ノ関)。昭和以降、7位のスロー三役復帰となる。

 平幕上位(5枚目まで)は東が正代、勢、阿炎、魁聖、大翔丸。西は琴奨菊、千代の国、貴景勝、輝、嘉風で、夏場所で新三役の小結ながらケガで途中休場(その後、再出場)の遠藤(27=追手風)は東前頭6枚目に番付を落とした。

 新入幕は2人。東前頭14枚目の琴恵光(26=佐渡ケ嶽)は、現師匠(元関脇琴ノ若)が部屋継承以降では3人目の新入幕。宮崎県出身の新入幕は戦後3人目、幕内在位は85年初場所の栃光以来となる。西前頭16枚目の明生(22=立浪)は現師匠(元小結旭豊)の部屋継承後では3人目の新入幕で、鹿児島県出身では戦後24人目。西前頭11枚目の阿武咲(21=阿武松)は2場所ぶりの幕内復帰となった。

 新十両も2人。西十両12枚目の千代の海(25=九重)は現師匠(元大関千代大海)の部屋継承後としては初めての関取誕生。高知県出身では土佐豊以来、戦後11人目、日体大からは北勝富士(25=八角)以来9人目の新十両だ。西十両14枚目の木崎改め美ノ海(25=木瀬)は、現師匠(元前頭肥後ノ海)が03年12月に部屋を創設してから12人目の関取。沖縄県出身では02年九州場所の琉鵬以来、戦後5人目で、日大からは51人目の新十両昇進となった。また千代の海は日体大、美ノ海は日大出身で、学生相撲出身の関取も128人となった。

 東十両13枚目の希善龍(33=木瀬)は3場所ぶりの十両復帰で、通算9度目の十両昇進は8度で並んでいた須磨ノ富士を抜き史上単独1位の“エレベーター記録”となった。なお、昨年秋場所まで大関だった照ノ富士は、東十両8枚目だった夏場所で負け越し(0勝9敗6休)たため、西幕下6枚目まで陥落。大関経験者、幕内優勝経験者の幕下陥落は初めてとなった。

 また新十両だった3月の春場所中、付け人に暴力をふるい同場所は途中休場(3勝6敗6休)、西幕下9枚目に陥落した夏場所は出場停止処分を受けた貴公俊(21=貴乃花)は、西幕下49枚目の今場所から土俵復帰する。

 名古屋場所は、7月6日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。

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新入幕から所要60場所/栃ノ心昇進アラカルト

大関昇進伝達式を終えた栃ノ心(奥)はジョージア国旗を掲げて、笑顔を見せる(撮影・小沢裕)


 新大関栃ノ心(30=春日野)が誕生した。日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、栃ノ心の大関昇進を満場一致で承認した。

   ◇   ◇   ◇

 ▽スロー昇進 新入幕から所要60場所での昇進は2代目増位山と並び史上最も遅い。初土俵から73場所は高安と並んで史上9番目の遅さ。最も遅いのは霧島の91場所。

 ▽年長昇進 30歳7カ月は年6場所制となった1958年以降初土俵で4番目の年長。31歳3カ月の琴光喜が最年長。

 ▽欧州出身 琴欧洲(ブルガリア)把瑠都(エストニア)に続く3人目。ジョージア出身は初。

 ▽外国出身 欧州勢2人と、小錦、曙、武蔵丸の米国勢、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士のモンゴル勢を含め11人目。

 ▽春日野部屋 元横綱栃木山が25年に引退して部屋の礎を築いてから、栃錦、栃ノ海、栃光に次いで56年ぶり、4人目。

 ▽出羽海一門 同一門の大関は2014年名古屋場所後の豪栄道以来。

 ▽カムバック 三役経験者が幕下転落後、大関に昇進するのは昭和以降では琴風以来2人目。

 ▽3場所前は平幕 3場所前に平幕だった力士の昇進は年6場所制となって以降、栃光、豊山、朝潮、北尾、照ノ富士に続いて6人目。

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照ノ富士は現役続行 大関→幕下でも気持ち冷めず

天風(左)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇27日◇東京・両国国技館


 昭和以降初となる元大関の幕下陥落が確実の東十両8枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)の現役続行を、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が千秋楽の27日、明言した。

 この日の取組後に「幕下に落ちたから辞めますとかにはならない。辞めさせるとかでもない」と話した。照ノ富士は左膝半月板損傷により4日目から休場、11日目から再出場。しかし、白星を1つも挙げることができないまま今場所を終えた。帰り際にファンから現役続行を熱望する声を掛けられて「誰も辞めるって言ってないよ」と、本人の気持ちも冷めていない様子だった。

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朝弁慶が右膝故障で休場 13日目大翔鵬戦で悪化

<大相撲夏場所>◇14日目◇26日◇両国国技館


 西十両12枚目の朝弁慶(29=高砂)が、日本相撲協会に「右膝離断性骨軟骨炎、半月板損傷で約4週間の加療を要する見込み」の診断書を提出して休場した。

 場所前から痛めていた状態で取り続けていたが、13日目の大翔鵬戦で悪化させた。朝弁慶の休場は、幕下時代の11年5月の技量審査場所以来、2度目。再十両の土俵だったが、13日目まで3勝10敗と負けがこんでおり、来場所は1場所での幕下転落が確実な状況だ。

 14日目の対戦相手の千代ノ皇(26=九重)は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は、初日から休場している横綱稀勢の里、大関高安に、途中休場した大関豪栄道、小結遠藤(10日目から再出場)、平幕の北勝富士、十両の蒼国来、照ノ富士(11日目から再出場)と合わせ8人となった。

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元大関照ノ富士、昭和以降初の幕下陥落確実も前向き

翔猿(右)に押し出しで敗れる照ノ富士(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館


 左膝外側半月板損傷で4日目から休場して11日目から再出場した、元大関の十両照ノ富士が翔猿に負けて、昭和以降では初となる元大関の幕下陥落が確実となった。

 立ち合いで右に動かれるも反応してまわしを取ったが、土俵際で踏ん張れずに押し出された。厳しい相撲内容が続いているが「今日はちょっとやれた。明日も出る」と前向きな姿勢を見せた。

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満身創痍の元大関照ノ富士、敗れて幕下陥落確実に

翔猿(右)に押し出しで敗れる照ノ富士(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館


 東十両8枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が、西十両13枚目翔猿(26=追手風)に負けて、幕下陥落が確実になった。4日目に左膝外側半月板損傷で休場して11日目から再出場したが、今場所はいまだ白星がない。元大関の幕下陥落は昭和以降初となる。

 立ち合いで翔猿に右に動かれたが、すかざす反応。中に入ろうとする相手を押し返そうと抵抗するも、押し返せずに入られて押し出された。大関時代の力強い相撲とは程遠い相撲内容が続くが「今日はちょっとはやれた」と振り返った。

 一瞬、明るい表情が見えかけたが「ケガだけではない。ケガだけなら乗り越えられる」とポツリ。膝の負傷だけではなく、糖尿病や腎臓結石なども患っており「神様が治してくれればね。治すのは自分だけど」と悲愴(ひそう)感がにじみ出ていた。それでも最後は「(自分は)気持ちで変わる人だからね。気持ちでやってる人だからね」と、自らを奮い立たせるように言って帰りの車に乗り込んだ。

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栃ノ心は無傷11連勝、1敗で白鵬、鶴竜 夏場所

琴奨菊(右)を上手投げで下す栃ノ心(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館


 優勝争いの先頭を走る関脇栃ノ心(30=春日野)は、前頭5枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)を上手投げで下し11連勝と星を伸ばした。

 横綱白鵬(33=宮城野)は、前頭4枚目正代(26=時津風)を寄り切って2桁10勝目。12日目は全勝の栃ノ心と直接対決に臨む。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、小結御嶽海(25=出羽海部)を土俵際の逆転ではたき込んで10勝1敗。

 前頭11枚目千代の国(27=九重)は前頭16枚目妙義龍(31=境川)に寄り切られ3敗目となった。

 人気力士の小結遠藤(27=追手風)は、前頭筆頭玉鷲(33=片男波)に突き出されて6敗目。

 元大関で十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は同12枚目朝弁慶(29=高砂)に押し出され0勝5敗6休となり十両残留が厳しい状況となった。

 11日目を終え、勝ちっ放しは栃ノ心。1敗で鶴竜、白鵬が追う展開となっている。

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照ノ富士の幕下陥落が決定的、昭和以降の元大関で初

照ノ富士

<大相撲夏場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館


 元大関で十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)の幕下陥落が決定的となった。十両12枚目朝弁慶(29=高砂)に押し出され0勝5敗6休。今場所は3連敗の後、左膝外側半月板損傷で4日目から休場し、この日から再出場したが白星はならなかった。

 関取の座を死守するのは5連勝が必須だった。これで十両残留は限りなく厳しい状況に。昭和以降では初となる大関経験者の幕下陥落が決定的となった。

 照ノ富士は昨年秋場所限りで14場所務めた大関から陥落。その後も左膝のけがや糖尿病で休場するなどし、先場所は大受、雅山、把瑠都に続き、元大関として4人目の十両落ちとなっていた。

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照ノ富士が11日目再出場へ「できるだけのことを」

照ノ富士(2018年5月14日撮影)

<大相撲夏場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館


 左膝外側半月板損傷で4日目から休場していた、元大関で東十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が、11日目から再出場することが決まった。

 照ノ富士は初日から3連敗を喫し、今場所はここまで未勝利。十両残留には少なくとも4勝は必要とみられており、元大関が幕下に陥落すれば昭和以降初となる。この日、都内の部屋で稽古を行った照ノ富士は「昨日(21日)親方と話して(決めた)。(十両残留の)可能性があるならと」と、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)との相談の上、再出場を決めたと説明した。

 現在は両膝、左ひじ、糖尿病など、数々の故障や病気を抱えている。「親方と話して出るので、できるだけのことをやりたい」。5勝すれば十両残留の可能性は高まるだけに、残り5番は全勝を目指す。

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遠藤が右腕負傷で休場 師匠「手術するなら早めに」

御嶽海の上手出し投げで敗れた遠藤(2018年5月18日撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 西小結の遠藤(27=追手風)が、夏場所7日目から休場することが決まった。「右上腕二頭筋遠位部断裂」で約3週間の加療を要する見込みとの診断書を提出した。小結御嶽海に敗れた前日6日目に受傷した。診断書には、治療方針決定後に治療期間が変更になる可能性もあると、併せて記されている。

 師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「肘に近いところの断裂。1日、2日で痛みがどうなるか。現状では本人と話していないので、何とも言えない。痛みを我慢できるのか。つなげるものはつなげないと。手術するなら早めにしないと」と話した。痛めたのは御嶽海戦といい、師匠は「本人もどこで痛めたのか分からない。昨日、差してはたかれた時なのか」と続けた。

 三役の今場所は6日目まで3勝3敗だった。遠藤の休場は、昨年7月の名古屋場所以来5度目。今場所の十両以上の休場者は横綱稀勢の里、大関高安、十両照ノ富士に続いて4人目。

 7日目に遠藤と対戦する予定だった関脇栃ノ心は不戦勝となる。大関昇進を目指す栃ノ心は6日目まで6連勝で単独トップに立っており、思わぬかたちで勝ち星を重ねることになった。

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遠藤が右上腕二頭筋遠位部断裂で休場 3週間の加療

遠藤(18年5月撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 西小結の遠藤(27=追手風)が、夏場所7日目から休場することが決まった。

 「右上腕二頭筋遠位部断裂」で約3週間の加療を要する見込みとの診断書を提出した。小結御嶽海に敗れた前日6日目に受傷した。診断書には、治療方針決定後に治療期間が変更になる可能性もあると、併せて記されている。

 新三役の今場所は6日目まで3勝3敗だった。遠藤の休場は、昨年7月の名古屋場所以来5度目。今場所の十両以上の休場者は横綱稀勢の里、大関高安、十両照ノ富士に続いて4人目。

 7日目に遠藤と対戦する予定だった関脇栃ノ心は不戦勝となる。大関昇進を目指す栃ノ心は6日目まで6連勝で単独トップに立っており、思わぬかたちで勝ち星を重ねることになった。

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休場の照ノ富士に迫る昭和以降初の幕下陥落危機

照ノ富士

<大相撲夏場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館


 元大関で東十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が16日、左膝外側半月板損傷で4日目から休場した。今場所は初日から3連敗。十両残留には4勝は必要とみられており、このまま再出場しなければ、7月の名古屋場所での幕下陥落は確実。元大関が幕下に陥落すれば昭和以降初。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「今は痛み止めをしても痛い状態だが、痛み止めが効いてくれば」と話し、再出場については経過を見て判断するという。

 相次ぐ故障と糖尿病などで、昨年5月の夏場所で12勝3敗の優勝次点となって以降、先場所まで5場所連続で負け越している。うち1月の初場所までは、4場所連続途中休場。昭和以降では大受、雅山、把瑠都に次いで4人目となる元大関の十両陥落に続き、初の幕下陥落の危機が迫る。伊勢ケ浜親方は「その時に考えること。今は早く痛みを取って出てほしい」と、弟子の早期復帰を願っていた。

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幕下陥落危機!照ノ富士が左膝半月板損傷で休場

照ノ富士


 大相撲の元大関で東十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が16日、左膝外側半月板損傷で、夏場所4日目のこの日から休場することが発表された。照ノ富士は、昨年5月の夏場所で12勝3敗の優勝次点となって以降、4場所連続途中休場。今年3月の春場所で十両に陥落した。同場所は皆勤したが6勝9敗。1年間も勝ち越しから遠ざかり、今場所も初日から3連敗していた。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「早くから調子が悪いと話していた。悪化したというか、先場所からずっと。痛み止めをしても、痛みが勝っている」と、状態を説明した。前日15日に師弟で話して決めたという。

 このまま再出場しなければ、7月の名古屋場所で幕下に陥落することは確実。元大関が幕下まで陥落すれば昭和以降初めて。再出場の可能性について伊勢ケ浜親方は「今は痛み止めをしても痛いけど、痛み止めが効いてくれば」と話し、経過を見て判断する。手術については「それはない」と否定していた。

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栃ノ心「勝つ気持ちだけ」夢の優勝額の下で大関獲り

優勝額贈呈式に臨む鶴竜(左)と栃ノ心(撮影・小沢裕)


 大相撲夏場所(東京・両国国技館)は今日13日、初日を迎える。大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は12日、同所で土俵祭り、初優勝を飾った初場所の優勝額贈呈式に出席した。優勝額は国技館の天井四方に飾られる。13年初場所以降の優勝力士による32枚の中の1枚だけに「夢でした」と大感激。もう1人の自分の前で大関とりの条件になりそうな10勝以上、そして2度目の優勝を狙う。

 192センチの大男が自分の写真を見上げた。「思ってたより、でかいね」と言い、栃ノ心が笑う。縦3メートル超、横2メートル超。初の賜杯を抱いた初場所の優勝額は国技館内、天井の東側に飾られる。13年初場所から春場所まで32場所の優勝力士だけの名誉で、白鵬、引退した日馬富士、鶴竜、稀勢の里、豪栄道、琴奨菊、照ノ富士、そして自分だけだ。「夢でした。みんな、夢なんじゃないかな」と感激を隠せなかった。

 大関昇進の目安は「直近3場所を三役で計33勝以上」とされる。栃ノ心は初場所14勝、春場所10勝。数字上の条件は9勝以上で満たせるが、初場所が西前頭3枚目の平幕だった点を思えば、何としても10勝以上は欲しい。春場所13日目の正代戦で痛めた右肩の影響で完璧な仕上がりではないが「大丈夫です。下半身はいい感じだし」と言い、戦闘態勢は整った。

 初日は東前頭2枚目松鳳山戦。初場所14日目に優勝を決めた相手だ。「やってみないとわからないけど、勝つ気持ちしかないです。写真を見ると気合が入る。1月場所を思い出して、思い切りぶつかりたい」。ハリウッド俳優ニコラス・ケイジ似の男は、額の写りも「いいんじゃない?」とご満悦。もう1人の自分に見守られ、勝負の土俵に上がる。【加藤裕一】

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昨年3月新横綱の場所で左大胸筋/稀勢の里のケガ

二所ノ関一門の連合稽古で横綱稀勢の里(左)は琴奨菊に押し出される(2018年5月8日撮影)


 ◆稀勢の里のケガ 新横綱で迎えた昨年3月の春場所13日目、日馬富士戦で初黒星を喫した際に左大胸筋や左上腕を負傷した。左手を三角巾でつりながら、そのまま救急車で病院直行。その後、強行出場して千秋楽に照ノ富士との優勝決定戦の末に2場所連続優勝した。だが続く同年5月の夏場所以降はその後遺症のほか、左足首や腰も痛めた。

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栃ノ心 来場所大関とり八角理事長が楽しみな対戦は

逸ノ城を破り10勝目を挙げた栃ノ心(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇25日◇エディオンアリーナ大阪


 関脇栃ノ心(30=春日野)が小結逸ノ城を下し、10勝5敗で場所を終えた。自慢の右四つで215キロの巨体を寄り切った。初優勝した先場所は西前頭3枚目で14勝。2場所連続2ケタ勝利の24勝となり、大関昇進の目安「3場所連続三役で33勝以上」に大きく前進した。先場所は平幕だったためハードルは上がる見込みだが、八角理事長(元横綱北勝海)は来場所が大関とりになることを認めた。

 大関を狙う男の勝ちっぷりだった。栃ノ心は、幕内最重量215キロの逸ノ城につられ、1度両足が浮いた。だが、右四つでまわしを引きつけ、相手の上手を切って寄った。「うわ~、負けた~と思った」と笑った後「先に攻めると疲れる。攻めさせて、疲れさせてからいこうと思った」。比類なき“怪力殺法”で2場所連続2ケタ白星を決めた。

 さあ大関とりだ。八角理事長は「当然そういう場所になってくるでしょう」と話した。初優勝の先場所は14勝1敗。今場所は、優勝の鶴竜を破って10勝。大関昇進の目安は「3場所連続三役で33勝以上」で、勝数だけなら残り9勝でいい。しかし、先場所は平幕。同理事長が「白鵬との対戦が楽しみ」と言うように25戦全敗の白鵬撃破や、優勝争いの12、13勝など上積みが必要になる。

 故郷ジョージアの柔道代表でジュニア五輪に出た男は、五輪が好きだ。「東京で見たいな」。20年東京五輪に現役力士で関わる夢を持つ。夢のためにも、上を目指したい。「今場所は惜しい相撲もあった。もう少し星を伸ばせたと思う」。大関という言葉は口にしないが、夏場所を「大事な場所」と表現。秘めた目標へ、突き進む。【加藤裕一】

 ◆起点が平幕 大関昇進は「3場所連続三役で合計33勝」が一応の目安とされている。例外的に起点の場所が平幕だったのは、24人の大関が誕生した平成では照ノ富士ただ1人。15年初場所は東前頭2枚目で8勝7敗、翌春場所で13勝2敗、翌夏場所で12勝3敗の優勝が決め手となった。それ以前となると、それから約30年前の85年九州場所後に昇進した北尾(のち横綱双羽黒)までさかのぼる。

 ◆幕内後半戦の境川審判長(元小結両国)のコメント 栃ノ心の相撲は下から見てても迫力があった。逸ノ城とは四つ身の違いが出た。軽はずみに言えないが9番と10番では(印象が)違う。先場所の14勝が平幕という声も出てくるだろうが、力はあるし安定感もある。

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照ノ富士「相撲界に入って一番嫌な…」貴ノ岩と対戦

照ノ富士(左)を押し出しで破る貴ノ岩(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇14日目◇24日◇エディオンアリーナ大阪


 他人には分からない思いを胸に、2人は土俵に上がった。元横綱日馬富士関に暴行された貴ノ岩が、元大関を破って十両残留を確実にした。昨年10月25日夜、巡業先の鳥取市内で発生した傷害事件の現場となった酒席に同席した照ノ富士が相手だった。いつもなら激しくぶつかる照ノ富士に肩をつかまれ、距離を取ってけん制。普段とは違う空気が流れた。最後は貴ノ岩が相手の左腕をたぐり、体勢を崩して押し出した。

 複雑な胸中を吐露したのは、照ノ富士だった。支度部屋で自ら切り出した。「いろいろなことを考えすぎた。相撲界に入って一番、嫌な相撲だった。土俵に上がるまでは、そうでもなかったけど、土俵に上がった瞬間から」。同じモンゴル出身で先輩の貴ノ岩、責任を取って引退した部屋の兄弟子の横綱日馬富士(当時)、事件当時の記憶。「相撲のことを考えているどころじゃなかった」。その通りの相撲内容だった。

 貴ノ岩は負傷の影響で2場所連続全休、照ノ富士も左膝の負傷などで途中休場が続き、2人そろって今場所は十両に陥落。直近の対戦は1年前の春場所で当時大関だった照ノ富士が平幕の貴ノ岩を下したが、今回は貴ノ岩に軍配が上がった。土俵上での気持ちを問われた貴ノ岩は、何かを言いたそうにしたが「そうですね」とだけつぶやいた。「最後、思い切りやって終わりたい」。それだけを口にして帰りの車に乗り込んだ。

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貴ノ岩、傷害事件同席の照ノ富士破り十両残留確実に

<大相撲春場所>◇14日目◇24日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱日馬富士関の傷害事件の被害者の西十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)が、西十両5枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)を破って、夏場所での十両残留を確実にした。

 互いに様子を見るように、ふわっと立ち上がった。照ノ富士に左腕を伸ばして右肩をつかまれたが、その腕をたぐってバランスを崩して押し出した。「よく見えていた」と冷静だった。

 昨年10月25日夜、巡業先の鳥取市内で発生した傷害事件の現場となった酒席に、照ノ富士も同席していた。事件当時は互いに幕内だったが、貴ノ岩は傷害事件の影響で2場所連続全休、照ノ富士は古傷の左膝の負傷や糖尿病を患い途中休場が続き、2人そろって今場所で十両に陥落した。対戦はちょうど1年前の春場所で、大関だった照ノ富士が平幕の貴ノ岩を寄り切りで下したが、舞台を十両の土俵に移した今場所は貴ノ岩に軍配が上がった。久しぶりの対戦の感想を問われるも「そうですね」と、小さい声でつぶやくにとどめた。

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照ノ富士「一番嫌な相撲」貴ノ岩事件脳裏よぎり8敗

<大相撲春場所>◇14日目◇24日◇エディオンアリーナ大阪


 戦いの舞台を十両に移しての“因縁対決”で元大関が敗れた。西十両5枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が、同12枚目の貴ノ岩(28=貴乃花)と対戦。力なく押し出されて6勝8敗と負け越しが決まった。

 昨年10月25日夜、巡業先の鳥取市内で、貴ノ岩が横綱日馬富士(当時)から暴行を受けた傷害事件。現場には照ノ富士もいた。事件当時は番付で照ノ富士は大関、貴ノ岩は東前頭9枚目だった。照ノ富士はケガや糖尿病で、貴ノ岩は負傷がいえず2場所連続全休。そして迎えた今場所、事件やケガがなければ幕内後半戦で当たってもおかしくない両者が、十両の土俵で対戦した。

 照ノ富士の相撲は、明らかに力が入っていなかった。四つに組み止めるのか、突き押しで攻めるのか、中途半端なまま左腕をはね上げられると、あっけなく体を崩され土俵を割った。

 事件のことは触れにくい。だが、そんなデリケートな部分を照ノ富士は自ら切り出した。「いろいろなことを考えすぎた。相撲界に入って一番、嫌な相撲だった。土俵に上がるまでは、そうでもなかったけど、土俵に上がった瞬間からね。いろいろ入ってきた、頭にね」。モンゴル出身力士の先輩でもある被害者の貴ノ岩、思い出したくもないあの事件現場、加害者として責任をとった部屋の元横綱日馬富士関、事件発覚後に世間をにぎわせた騒動…。脳裏をよぎった、それらの人たち、事象に戦う力をそがれてしまったようだ。半年前までは大関だった力士とは別人のような相撲で、照ノ富士は敗れた。

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鶴竜と魁聖が無傷7連勝、栃ノ心5勝目 春場所

貴景勝(左)を押し出しで破る鶴竜。左足の親指が微妙で物言いがつく(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇7日目◇17日◇エディオンアリーナ大阪


 1人横綱で臨んでいる鶴竜(32=井筒)が、前頭3枚目貴景勝(21=貴乃花)を押し出して、無傷の7連勝を飾った。押し出した際に鶴竜の左足つま先が先に出たのではと物言いがつき、およそ3分間の長い協議が行われたが、軍配は変わらなかった。

 連敗発進だった大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭4枚目松鳳山(34=二所ノ関)をはたき込んで5連勝を飾った。

 地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)も、前頭2枚目宝富士(31=伊勢ケ浜)を下手投げで下し5勝2敗とした。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)も、前頭2枚目荒鷲(31=峰崎)を上手投げで下し5勝2敗。

 人気力士の前頭筆頭遠藤(27=追手風)は、前頭3枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)に寄り切られ3勝4敗となった。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、同9枚目青狼(29=錣山)に突き落とされ3勝4敗となった。大関経験者としては4人目の十両陥落力士となった十両5枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は、同7枚目剣翔(26=追手風)を寄り切り4勝3敗とした。

 7日目を終わって勝ちっ放しは鶴竜、前頭6枚目魁聖(31=友綱)の2人。

貴景勝対鶴竜戦で審判協議(撮影・岡本肇)

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鶴竜と魁聖が無傷6連勝、十両貴ノ岩3敗目 春場所

<大相撲春場所>◇6日目◇16日◇エディオンアリーナ大阪


 1人横綱で臨んでいる鶴竜(32=井筒)が、前頭3枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)を右から突き落として6連勝を飾った。

 連敗発進だった大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭2枚目宝富士(32=伊勢ケ浜)を右からの上手投げで下して4連勝と安定してきた。

 地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)も、初日から5連勝していた前頭4枚目松鳳山(34=二所ノ関)を引き落としで下し4勝目を挙げた。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)は、人気力士の前頭筆頭遠藤(27=追手風)を右からの小手投げで下し4勝2敗とした。遠藤は3勝3敗の五分となった。

 関脇御嶽海(=25=出羽海)は前頭3貴景勝(21=貴乃花)に押し出され2敗目を喫した。

 逸ノ城(24=湊)は千代大龍(29=九重)との小結対決を寄り切りで制し5勝目を挙げた。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、幕下3枚目栃飛龍(30=春日野)に突き落とされて3勝3敗となった。大関経験者としては4人目の十両陥落力士となった十両5枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)も、同8枚目琴恵光(26=佐渡ケ嶽)に寄り切られて3敗目を喫した。

 6日目を終わって勝ちっ放しは鶴竜、前頭6枚目魁聖(31=友綱)の2人となった。

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鶴竜が無傷5連勝 両大関、栃ノ心も勝利 春場所

宝富士(左)を押し出し全勝を守った鶴竜(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇5日目◇15日◇エディオンアリーナ大阪


 1人横綱で臨んでいる鶴竜(32=井筒)が、前頭2枚目宝富士(31=伊勢ケ浜)を取り直しの末に下し、無傷の5連勝を飾った。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭3枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)をすくい投げで下し3勝2敗。地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)も前頭3枚目貴景勝(21=貴乃花)を押し出して3勝2敗とした。

 2大関を撃破するなど好調の前頭筆頭遠藤(27=追手風)は2分近い長い相撲の末、小結逸ノ城(24=湊)に寄り切られ3勝2敗となった。逸ノ城は4勝1敗。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)は小結千代大龍(29=九重)を送り出して3勝2敗とした。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は同14枚目炎鵬(23=宮城野)を寄り切り3勝2敗。大関経験者としては4人目の十両陥落力士となった十両5枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は同6枚目隆の勝(23=千賀ノ浦)に押し出され3勝2敗となった。

宝富士との一番で同体となった鶴竜(撮影・岡本肇)

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横綱鶴竜4連勝、ご当地大関豪栄道は早くも2敗目

<大相撲春場所>◇4日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪


 1人横綱で臨んでいる鶴竜(32=井筒)が、前頭2枚目荒鷲(31=峰崎)を立ち合いから一気に押し出して4連勝を飾った。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)をはたき込んで2勝目を挙げた。

 地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)は、前頭筆頭の遠藤(27=追手風)に左から突き落とされ2敗目を喫した。遠藤は3勝1敗となった。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)は、前頭3貴景勝(21=貴乃花)との激しい突き押し合戦の末にはたき込まれ、早くも2敗目を喫した。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、同13枚目明瀬山(32=木瀬)に突き落とされて連敗を喫し2勝2敗となった。大関経験者としては4人目の十両陥落力士となった十両5枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は、同6枚目千代ノ皇(26=九重)に上手投げで勝ち3連勝とした。

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鶴竜3連勝、高安初日、豪栄道、栃ノ心2勝 春場所

<大相撲春場所>◇3日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪


 右手指に負傷を抱えながら1人横綱で臨む鶴竜(32=井筒)が3連勝を飾った。前頭筆頭玉鷲(33=片男波)をはたき込んだ。

 連敗スタートの大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭2枚目荒鷲(31=峰崎)を押し出して初日を出した。

 地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)は、小結千代大龍(29=九重)を左から突き落として2連勝とした。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)は、前頭3枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)を右四つに組み止めて寄り切り、連敗を免れて2勝1敗とした。

 人気力士の前頭筆頭遠藤(27=追手風)は、関脇御嶽海(25=出羽海)をはたき込んで2勝1敗とした。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、同12枚目照強(21=伊勢ケ浜)に寄り切られて1敗目を喫した。大関経験者としては4人目の十両陥落力士となった十両5枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は、同7枚目天風(26=尾車)を寄り倒して2連勝とし、白星を先行させた。

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