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ゼロワンが「お助け隊」に 無償で送迎、買い物支援

タッグを組んだゼロワンの大谷晋二郎(左)と「レッツレンタカー」の下瀬駿社長(プロレスリングゼロワン提供)

“プロレスラーお助け隊”の出動だ。決して裕福ではない経営状態でありながら、常にチャリティー活動に力を入れてきたプロレスリング・ゼロワンがコロナ禍の中、再び立ち上がった。大田区のレンタカー会社「レッツレンタカー羽田空港店」とタッグを結成。外出制限で困っている老人、体の不自由な方らを対象に、5月7日から無償の送迎、買い物サービスをスタートさせる。

   ◇   ◇   ◇

“プロレス界で最も熱い男”こと大谷晋二郎(47)率いるゼロワンが、人助けのために立ち上がった。ゼロワンはこれまでも、いじめに悩んでいる人や被災者を助ける活動を続けてきたが、ウイルス感染のリスクがある今回は下手に動けない。そこで考えたのが、車を使った「お助け隊」活動だ。

大谷 テレビで、病院へ行きたいけど『往復のタクシー代がかりすぎて無理』と言っている方や、『宅配のお金がかかりすぎて頼めない』と言っている方の姿を目にして、「コレだ!」と思いました。すぐみんなに、相談して動き始めました。

コロナショックで使用車に余裕が出た「レッツレンタカー羽田空港店」とタッグを結成。選手が体温測定、マスク着用など感染防止に努めた上で運転手となり、高齢者や体の悪い方を対象に無償で送迎、買い物の手伝いサービスを行うこととなった。

依頼を受けた「レッツ-」の下瀬駿社長は「お話をいただき、大谷選手とお会いするまではプロレスラーは怖い、というイメージでした。でもお会いしたら優しい笑顔で礼儀正しくて。『困った人のためになりたいんです!』の言葉に胸打たれました」。大谷の姿に心動かされ、協力を決めた。

ゼロワン自体も興行再開の目処が立たず、苦しい状況にある。それでも大谷らがチャリティー活動に励むのは、それがプロレス、プロレスラーの強さと魅力を伝えることにつながると信じているからだ。大谷は「僕の思うプロレスラー像は、強くて優しい。今は試合ができず、選手も力がみなぎっている。どんな重たいものでもドンと来い!です」と自らを奮い立たせた。

お助けの対象は、病院への足がない、高齢でテイクアウトを取りに行けないなど困っている方。出張範囲は都内の中央、港、品川、目黒、世田谷、大田の6区内と川崎市の川崎、幸、中原、宮前、高津の5区内。利用希望の方は、前日までにプロレスリング・ゼロワン 044-201-9750まで電話を。【高場泉穂】

◆大谷晋二郎(おおたに・しんじろう)1972年(昭47)7月21日、山口県山口市生まれ。92年に新日本プロレスに入団し、同年6月にデビュー。ジュニア戦線で活躍する。01年、橋本真也が創設した団体「ZERO-ONE」に移籍。05年から団体代表。主なタイトルはIWGPジュニアヘビー級王座、ゼロワン世界ヘビー級王座など。得意技は顔面ウォッシュ。181センチ、95キロ。選ばれし者だけが読める「プロレスの教科書」を持っており、時折リング上で教科書の言葉を披露する。

◆プロレスリング・ゼロワン 01年、新日本を退団した故橋本真也さんが「ZERO-ONE」を創設。04年に橋本さんが活動休止を発表し団体を去るが、大谷らが「ZERO1-MAX」として再出発。09年に現団体名に改称。21年3月14日に両国国技館で旗揚げ20周年大会を予定している。

<ゼロワンの主なチャリティー活動>

★いじめ撲滅運動 07年ごろからスタート。小、中学校、高校、商店街、ショッピングモールなどで無料興行を行い、いじめ撲滅を訴える。訪問した学校の生徒宅にホームステイすることも。09年、バラエティー番組「アメトーク」のゴールデン特番でこの活動が取り上げられ、依頼が増えた。

★被災地支援 11年3月の東日本大震災時は、すぐに水、生理用品など4トン分の救援物資を集め、車で直接福島・郡山市内の避難所へと届けた。同5月には宮城・亘理町で震災後初となるプロレス興行を無料で実施。試合と炊き出しを行った。16年4月の熊本地震時は、ちょうど熊本巡業中で市内で被災。翌日から、がれき撤去など力仕事のボランティアを行った。以来毎年熊本でチャリティープロレスを実施している。

レンタカーで試運転し、気合を入れる大谷晋二郎(プロレスリングゼロワン提供)

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正代、熊本巡業で凱旋フィーバー 握手会に長蛇の列

 大相撲の熊本巡業が10日、熊本市で行われ、隣接する宇土市出身の西前頭3枚目正代(25=時津風)が、集まった約4500人のファンを盛り上げた。

 握手会は長蛇の列で、サインや写真撮影に大忙し。朝稽古では横綱鶴竜に胸を借り、何度も土俵に転がされては起き上がり、声援に応えた。九州場所で敢闘賞を受賞し、初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)では新三役昇進が確実なだけに「胸張って帰れました」と誇らしげ。「土俵の上で(観客が)沸く相撲を取ることで、勇気付けられる」と4月14日の熊本地震で傷ついた地元を思いやった。

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石浦、肉体改造進まず…弁当に食事会、ジムも通えず

 大相撲の熊本巡業が10日、熊本・熊本市内で行われた。新入幕の九州場所で10勝し敢闘賞を獲得した東前頭15枚目の石浦(26=宮城野)は頭を抱えていた。

 現在114キロの体重を、10キロ増やすために肉体改造中。脂肪だけでなく、筋肉を付けて体重増を狙うが「地方だとジムが(宿舎近くに)無くて…。昼の食事も弁当ですし、夜は食事会もありますし」と巡業ならではの悩みを告白した。

 巡業先でジムが見つかれば通い、見つからなければ、重りを使わないトレーニングで鍛えている。初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)へ向けて「環境に左右されずに自分のスタイル貫き通したい」と力強かった。

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佐田の海、正代に熊本巡業で4500人から大声援

地元の子供たちと相撲を取る佐田の海(撮影・佐々木隆史)

 大相撲の熊本巡業が10日、熊本市内で行われ、同市出身の前頭8枚目佐田の海(29=境川)が地元ファンから声援を受けた。

 地元の子供らと相撲を取り、熊本・宇土市出身の西前頭3枚目正代(25=時津風)と、集まった約4500人のファンを沸かせた。

 4月14日に発生した熊本地震を心配し、佐田の海は「(巡業を)やるとは思わなかった」と復興の速さに驚いた。現在修復中の熊本城には、地震が起こる1カ月前に同城の敷地内でイベントがあり、「ふと登ってみようと思った」と急な思いつきで初めて登ったことを明かした。

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佐田の海にくまモン化粧まわし

 夏場所(5月11日初日、両国国技館)で新入幕が有力な十両の佐田の海(26=境川)に、地元熊本の後援会から「くまモン」をデザインした化粧まわしが贈られることが18日、分かった。22日に熊本市のホテルで贈呈式が行われる。夏場所の土俵入りで披露される。今日19日の千葉・館山巡業に備えてバス移動した佐田の海は「うれしいですね。応援してくれる地元のためにも、くまモンの活躍に負けないように頑張りたい」と気を引き締めた。熊本県ブランド推進課くまモン担当も「歴史と伝統のある大相撲の化粧まわしに使っていただき大変光栄です」と喜んだ。

 ゆるキャラでも特に有名なくまモンは、昨年12月の熊本巡業で来場するなど、大相撲とも縁があった。くまモンの図案を考案した後援者は「締め込みを贈ったあと、トントン拍子に話が進んだ。佐田の海の出世も、くまモンのようになるように願いがこめられています」と期待した。

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くまモン土俵入りに待った

 ゆるキャラは土俵に上がれる? 大相撲熊本市巡業(12月5日、熊本市総合体育館)で、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が力士と取組を行う企画に“物言い”がついた。同巡業の勧進元らが企画し、ホームページ上では告知済み。だが、関係者によると、このほど日本相撲協会から「ゆるキャラが神聖な土俵に上がるのはいかがなものか」と“待った”がかかったという。

 「くまモン」との対戦候補は熊本県出身の幕内天鎧鵬(29=尾上)。勧進元は「実現できれば会場の大人から子どもまでみんなが楽しめるし、盛り上がることは間違いないと思うのですが…」と困惑気味だった。「くまモン」は先月28日には、熊本県庁を訪問した天皇・皇后両陛下の前で激しい動きの体操を披露。関係者によると、これまで何度か子ども相撲の土俵などに上がって“稽古”を積んでいるという。

 冬巡業最終地での「くまモン」対人気力士の取組は実現するのか。今日4日以降に、熊本巡業担当の尾上親方(元小結浜ノ嶋)が熊本入りして勧進元と話し合いを行い、最終決定する見込みだ。

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「プロ対アマ」熊本巡業でハッケヨイ

 12月5日の熊本巡業でプロアマ団体戦が行われることが19日、分かった。熊本県内の高校の相撲部員を中心としたアマチュアチームと三段目以下の力士を中心としたプロチームが対戦する予定。熊本巡業を担当する尾上親方(元小結浜ノ嶋)は「昔の巡業ではよく行われていた。最近はほとんど行われないけど、せっかくの機会なのでやってみようと。大相撲チームが一方的にならないよう編成したい」とプランを明かした。熊本からの大関以上は1962年に昇進した栃光以来出ていないが、元小結智乃花(現玉垣親方)、同普天王(現稲川親方)ら個性派を送り出している。部屋単位の合宿や、愛媛県西予市の乙亥(おとい)大相撲でプロアマ戦を行うケースはあるが、巡業に組み込まれるのは近年では珍しい。

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朝青静養、冬巡業9日は魁皇の故郷直方市

 大相撲冬巡業は9日、大関魁皇(37=友綱)の故郷の福岡・直方市で行われる。8日は、熊本からの移動日で、各力士はバスで直方市入りした。風邪の悪化で7日の熊本巡業ではけいこを休んだ横綱朝青龍(29)は「1日休んで(直方巡業から)やれれば」と話しており、けいこ再開のために静養したとみられる。対照的に、熊本では2日連続でけいこをこなした横綱白鵬(24)は、さらにペースアップする可能性もある。会場の直方市体育館には「魁皇」ののぼりが立ち並び、地元が生んだ大関を迎える。

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朝青龍けいこ休み、風邪で点滴打つ

 大相撲冬巡業の熊本巡業2日目の7日、横綱朝青龍(29=高砂)は風邪でけいこを休んだ。前夜は38度の発熱があったといい「点滴を打っていた」と話した。巡業部にはけいこ前に連絡済み。「新型インフルエンザではなかったけど、横綱や大関にはワクチン打ってくれないかな」。けいこの再開については明言しなかった。

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白鵬「おじゃんせ霧島大使」に就任

 大相撲冬巡業の熊本巡業2日目の7日、横綱白鵬(24=宮城野)が、鹿児島・霧島市の観光宣伝に一役買う「おじゃんせ(いらっしゃい)霧島大使」に就任したと明かした。鹿児島の後援会長と、前田終止(しゅうじ)霧島市長が友人だった関係で5年前から同市を訪問、1日に委嘱状を受け取ったという。真新しい名刺を取り出して「霧島のよさを全国に宣伝していきたい」。2日連続で土俵に上がって関取衆に胸を出すなど本業も精力的だった。

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熊本巡業で白鵬15番、朝青は風邪で休み

 大相撲冬巡業の熊本巡業2日目が7日、グランメッセ熊本で行われ、横綱朝青龍(29=高砂)が風邪のため、けいこを休んだ。場所中からの鼻風邪が悪化、巡業部にけいこを休む連絡をした上で、宿舎で点滴治療を受けていたという。九州場所で優勝した横綱白鵬(24=宮城野)は、この日も積極的にけいこ土俵に上がった。栃煌山らを相手に15番と、前日よりも番数を増やすなど、初場所に向けて順調にけいこをスタートできた。「熊本はいいところですねえ」とご機嫌な様子で話すなど、余裕がうかがえた。大関陣では琴欧洲が2日連続、琴光喜が初めて関取衆とけいこを行うなど、巡業2日目で各力士のエンジンがかかってきた。

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冬巡業開始も…朝青龍「風邪」けいこ回避

 大相撲冬巡業が6日、熊本巡業(グランメッセ熊本)でスタートした。横綱朝青龍(29=高砂)は関取衆のけいこ中に土俵下に15分ほど顔を出したが、けいこは回避。時折あくびをこらえるしぐさや、水で顔を洗うなど体調不良の様子。右肩の状態を聞かれ「もうちょっと」とつぶやき「風邪ひいているんだから」と説明した。

 「あちこち痛いところがあるからでは」と静観した大島巡業部長(元大関旭国)は、力士会の風紀委員4人(若の里、旭天鵬、雅山、豊ノ島)を呼び「けいこをしっかりするように」と通達した。

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冬巡業スタート、白鵬精力的に12番

 大相撲冬巡業が6日、熊本巡業(グランメッセ熊本)からスタートした。九州場所で優勝した白鵬(24=宮城野)は、巡業初日から関取衆を相手に12番取るなど、精力的に動き、「巡業を盛り上げたい。場所が終わったばかりだし、一生懸命やりましたよ」と笑顔を見せた。

 一方、九州場所で終盤4連敗するなど右肩のけがが不安視される横綱朝青龍(高砂)は、土俵には姿を見せたが、けいこはしなかった。「風邪をひいている」と話し、けいこ再開の時期には触れなかった。巡業でのけいこ不足が課題になっている中、大島巡業部長(元大関旭国)は力士会の風紀委員4人(若の里、旭天鵬、雅山、豊ノ島)を呼び「けいこをしっかりするように」と通達し「やらないようなら注意していく」と話した。

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