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熱海富士が序二段V 照ノ富士期待の声に応えた

熱海富士(右)は押し倒しで千代大和を破り序二段優勝を決める(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

西序二段48枚目熱海富士(18=伊勢ケ浜)が、西序二段79枚目千代大和(20=九重)を破って、7戦全勝で序二段優勝を果たした。

立ち合いのぶちかましから、右に逃れる相手を追いかけて一方的に押し倒した。

高校相撲の強豪校、静岡・飛龍高から昨年11月場所で初土俵を踏んだ。1月の初場所も6勝1敗で序ノ口優勝しており、2場所連続の各段優勝。「先場所の(優勝後の)インタビューのときに、今場所も優勝すると言ったのが実現できて良かった」と笑顔を見せた。

あこがれの力士は兄弟子の関脇照ノ富士。照ノ富士も幕内優勝を争っており「一緒に優勝しような」と声をかけてもらったという。

来場所は三段目で相撲を取る。18歳のホープは「成人になる前に関取に上がりたい」と力強く目標を掲げた。

熱海富士(右)は押し倒しで千代大和を破り序二段優勝を決める(撮影・小沢裕)

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幕下阿炎が6戦全勝 幕下以下各段優勝の行方

阿炎(20年3月撮影)

<大相撲春場所>◇12日目◇25日◇東京・両国国技館

大相撲春場所は、26日に13日目を迎える。幕下と序二段は6戦全勝同士の直接対決があり、勝った方が優勝。三段目と序ノ口は、勝敗次第で優勝者が決まる可能性がある。

▽幕下 西56枚目の阿炎(26=錣山)と、東15枚目の時栄(24=時津風)が6戦全勝で並んでおり、直接対決で全勝、優勝を争う。阿炎は最高位小結で、昨年7月場所中のコンプライアンス違反で3場所連続出場停止などの処分を受け、今場所から復帰。時栄は勝てば7戦全勝となり、新十両昇進が確実になる。

▽三段目 中大相撲部出身で今場所三段目100枚目格付け出しデビューの西川(22=境川)が6戦全勝で、勝てば千秋楽の優勝決定戦に進出する。他に全勝は西45枚目の高麗の国(30=芝田山)と西68枚目の欧鈴木(23=鳴戸)で、両者は直接対決する。

▽序二段 西48枚目の熱海富士(18=伊勢ケ浜)と西79枚目の千代大和(20=九重)が6戦全勝で直接対決する。

▽序ノ口 西21枚目の村山(18=鳴戸)がただ1人6戦全勝で、13日目に秋山に勝てば優勝が決まる。1敗は秋山ら5人。

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大けが復帰の友風「相手の得意な形に」今場所初黒星

熱海富士(手前)を攻める友風(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館

幕内経験者で右膝の大けがから1年4カ月ぶりに復帰した西序二段55枚目友風(26=尾車)が、4番相撲で西序二段48枚目熱海富士(18=伊勢ケ浜)に敗れ、今場所初黒星を喫した。

立ち合いで右四つ、左上手に組まれると、腰の重い相手を寄り立てることができない。相手十分の体勢から、寄り倒されて3勝1敗となった。

相手の熱海富士は高校相撲の強豪校、静岡・飛龍高出身で活躍したホープ。昨年11月場所で初土俵を踏み、1月の初場所では序ノ口優勝を果たしていた。

取組を振り返り「相手の得意な形になった。良くない。(熱海富士は)強いですね」と敗戦を受け止めた。右膝の不安もあり、残すことができず「残れないので。もともと」と言葉は少なかった。

友風は自己最高位だった西前頭3枚目の19年九州場所2日目の取組で、土俵下に落ちた際に右膝を負傷。歩くことも困難とみられた大けがだったが、4度の手術を乗り越えて復帰した。

復帰場所も残り3番。「気持ちを切り替えていきたい」と前を向いた。

熱海富士(右)に寄り倒しで敗れる友風(撮影・河田真司)
熱海富士に敗れ、土俵から引き揚げる友風(撮影・河田真司)

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序ノ口V熱海富士が卒業式「人間的にも成長できた」

卒業証書と花束を手に、笑顔を見せる熱海富士

静岡・飛龍高3年の熱海富士(伊勢ケ浜部屋、本名・武井朔太郎=18)が28日、沼津市内の母校の卒業式に出席した。式典後はクラスメートらと記念撮影。終始和やかなムードで高校生としての最後の1日を過ごし、「少し寂しい気持ちはあるけれど、みんなと会えてうれしかった」と笑顔を見せた。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が相次いで中止。「自分たちの代で試合ができなかったのは心残り」と振り返ったが、充実した高校生活だった。普段の授業も「楽しかった」と振り返り、1番の思い出は「(沖縄への)修学旅行」だったという。高校3年間では「人間的にも成長できたと思う」。心身共に一回り大きくなった。

昨年11月には、場所の新弟子らによる前相撲で3戦全勝。今年1月の初場所では序ノ口優勝を飾った。幸先のいいスタートにも浮かれず、「もっと強くなって地元を盛り上げる力士になりたい」と志は高い。

3月1日には、3月場所の番付が発表される。「2場所連続での優勝が目標。今年中には幕下に上がって、1日でも早く関取になりたい」と力強く話した。【神谷亮磨】

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熱海富士デビュー2場所で序ノ口V 決定戦を制す

優勝決定戦を制し序ノ口優勝した熱海富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

熱海富士(18=伊勢ケ浜)は、序ノ口6勝1敗の3人による決定戦を制して優勝。昨年11月の前相撲デビューからわずか2場所目で1冠目を得た。

東序ノ口25枚目の熱海富士は、本割で敗れた荒馬(24=伊勢ノ海)を押し出し、東照錦(22=錦戸)を寄り倒して初優勝。「1勝目で緊張がほぐれて、2番目は自分の相撲を取れた」。兄弟子の照ノ富士から「緊張しないでいけば大丈夫」と言われ、「それで気合が入った」と振り返った。今春に卒業式を控える高校3年生は「来場所も、その次も優勝して、関取になりたい」と力を込めた。

序ノ口優勝の熱海富士(代表撮影)

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熱海富士が序ノ口V、兄弟子らと取組見直し実を結ぶ

優勝決定戦を制し序ノ口優勝した熱海富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

熱海富士(あたみふじ、18=伊勢ケ浜)が6勝1敗で序ノ口優勝を果たした。

優勝決定ともえ戦で、荒馬と東照錦を連破して初の各段優勝。「荒馬には本割で負けたけど、決定戦で勝てて良かった」と笑顔。部屋の兄弟子らと一緒に、本割で負けた取組を何度も見直して臨んだという。静岡・飛龍高出身の有望株は、兄弟子の関脇照ノ富士を目標にしている。「将来の目標は横綱」と意気込んだ。

◆東25枚目 本名・武井朔太郎。静岡県熱海市出身。20年11月場所初土俵。185センチ、166キロ。右四つ、寄り。

序ノ口優勝決定戦のともえ戦で2勝し、優勝を決めた熱海富士(撮影・河田真司)
序ノ口優勝の熱海富士(代表撮影)

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十両V翠富士が母校で決意「勝ち越しと三賞目指す」

飛龍高の杉山理事長(右)から花束を贈られる翠富士

大相撲11月場所で自身初、県勢9年ぶりの十両優勝を飾った翠富士(24=伊勢ケ浜、焼津市出身)が27日、母校の飛龍高を訪れ、杉山盛雄理事長(62)らに優勝報告を行った。

10勝5敗で迎えた優勝決定戦。千秋楽の本割で敗れた旭秀鵬を下した。過去の決定戦は2戦2敗だったが、大一番で底力を発揮した。「親方から『胸から行け』と言われた。たくさんの思い出がつまった高校へ、良い報告ができました」と白い歯を見せた。171センチ、114キロと小兵ながらも奮闘する姿に、杉山理事長は「小さくても正面からぶつかる姿も魅力。1つでも上の番付を目指し、ケガに注意して頑張ってください」とエールを送った。

来年1月の初場所新入幕は、確実な状況。翠富士は「今まで通り、しっかり当たってから技を出す。勝ち越しと三賞を目指します」と決意を新たにした。【古地真隆】

○…飛龍高3年の熱海富士(伊勢ケ浜、本名・武井朔太郎)も、同部屋の先輩の躍進に続いてみせる。11月場所の新弟子らによる前相撲では3戦全勝。好スタートを切った。「久々の取り組みで緊張もあったが、結果を出せて良かったです」。翠富士について「心強い存在。自分も強くなって、早く出世したい」と意気込んだ。年末には部屋の稽古に合流。来年の初場所では序ノ口で相撲を取る。

飛龍高相撲部の後輩たちと記念写真に納まる翠富士(前列中央)。2列目左端が熱海富士

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