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ライガーがプロデュース、スーパーJカップ米で開催

8月に米国で開催するスーパーJカップを発表したプロデューサーの獣神サンダー・ライガー(撮影・藤中栄二)

新日本プロレスは10日、ジュニア戦士による伝統のトーナメント、スーパーJカップを8月に米西海岸で初開催すると発表した。出場16人で、新日本プロレス、米ROH、メキシコCMLLから参戦選手が選ばれる予定。1回戦8試合は8月22日にシアトル、2回戦4試合は同24日にサンフランシスコ、準決勝、決勝は同25日にロサンゼルスのロングビーチで開催される。

プロデューサーに就任した第1回大会の提唱者となる獣神サンダー・ライガーが同日、団体事務所で記者会見し「ここ数年、(ニューヨークの)マディソンスクエアガーデンをはじめ、米国での開催を重ねてまいりましたが、今回は満を持してジュニアヘビー級のみです。新日本プロレスジュニアの生の戦いで、米国の西海岸をジュニア一色に染めたいと思います」と力強く宣言していた。

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ゼロワンにライガー初参戦 大谷が再戦を熱望

獣神サンダーライガー

プロレスリングゼロワンは18日、7月28日の後楽園大会に新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが初参戦すると発表した。30分1本のタッグマッチで、ザ・グレート・サスケと組み、新日本での後輩にあたるゼロワンの大谷晋二郎、高岩竜一組と対戦する。

獣神サンダー・ライガーは3月に、来年1月東京ドーム大会での引退を発表。その発表を受け、元新日ジュニアで現在ゼロワンを率いる大谷は、「ライガーさんとまた戦いたい」と再戦を熱望していた。

また、シングルの祭典「火祭り」に、デスマッチ界のエース竹田誠志、女子レスラーの朱崇花が参戦することも発表され、出場14選手がそろった。

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ライガーがドラディション参戦!藤波、越中組で勝利

再結成したドラゴンボンバーズ。左から獣神サンダー・ライガー、藤波辰爾、越中詩郎(撮影・中島郁夫)

<ドラディション:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

藤波辰爾(65)が主宰するドラディションの後楽園大会に新日本の獣神サンダー・ライガーが初参戦した。6人タッグ戦で藤波、越中詩郎と新日本時代のチーム「ドラゴンボンバーズ」を再結成し、藤原喜明、ヒロ斎藤、ブラック・タイガー組と対戦。ブラック・タイガーに垂直落下式ブレーンバスターで勝利した。

試合後、ライガーは念願の参戦がかない「本当にありがとうございます」と周囲に感謝した。「今日、新日本は僕の故郷広島で大会があったんですけど、あえてこちらに出場させていただいた。それは広島を軽んじるんじゃなくて、ぼくのケツが決まっているので、これでドラディションに上がれなかったらずっと後悔するだろうと思い、断腸の思いで上がらせてもらいました」と説明。「あのころの懐かしさもあって、いつもより気合が入った感じですね」と来年1月の引退を前に藤波、越中と同じリングに立てた喜びを語った。

ドラディションに新日本の選手が参戦するのはこれが初めてだった。ライガーは「ヤングライオンと(藤波の長男)玲於南をぶつけてもいいと思う。俺ができるのはそういう道筋を立ててやることぐらい」と、新日本とドラディションの若手交流戦のアイデアを口にした。

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猪木氏がドラディション参戦!藤波にビンタ闘魂注入

藤波辰爾(右)に闘魂注入するアントニオ猪木(撮影・中島郁夫)

<ドラディション:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

平成終わりの後楽園に、プロレス界のレジェンドが集結した。

藤波辰爾(65)が主宰するドラディションの後楽園大会が26日に行われ、師匠のアントニオ猪木参院議員(76)が参戦。リングに上がり藤波とトークバトルした。猪木氏はリングに上がるなり、ビンタで藤波に闘魂注入。2人の88年8月8日の伝説の対決がテーマだったが、猪木氏は「忘れた」と脱線トークで盛り上げた。

終盤には新日本の坂口征二相談役(77)もサプライズ登場。猪木氏が「1、2、3、ダー」で夢の興行を締めた。来年1月に引退する新日本の獣神サンダー・ライガーも初参戦し、6人タッグ戦で藤波、越中詩郎と「ドラゴンボンバーズ」を再結成。垂直落下式ブレーンバスターで勝利し「出場させてもらい、幸せ」と感激した。

藤波辰爾(右)に闘魂注入したアントニオ猪木(撮影・中島郁夫)
入場するアントニオ猪木(撮影・中島郁夫)
恒例の「ダーッ!」を決める左から越中詩郎、坂口征二氏、アントニオ猪木、長井満也、北沢幹之氏、獣神サンダー・ライガー、藤波辰爾(撮影・中島郁夫)

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引退控えるライガー、鈴木みのる試合汚されて激オコ

試合後のインタビューでも鈴木への怒りが収まらない獣神サンダーライガー

<新日本:後楽園大会>◇24日◇後楽園ホール

獣神サンダーライガーが、デビュー30周年記念試合を鈴木みのるに汚され激怒した。来年1月の新日本東京ドーム大会で引退するライガーは、鈴木みのる率いる鈴木軍と6人タッグで対戦。

試合前に鈴木から「前に言ってたよな。2年ぐらい時間をよこせって。いつまで待たせるんだよ。それとも何か、体力が衰えて怖いから、あなたとできませんってか。どうするんだ」と02年の因縁を持ち出し、挑発された。さらに「30周年のプレゼントを持ってきた」と総合格闘技で使うオープンフィンガーグローブを渡されると、いきなり乱闘が始まった。

場外戦が多く、決着がついたあとも、リング上でパイプイスを持って殴り合った。ライガーは「ここはプロレスの聖地。ケンカをやりたかったらプロレスのリングに上がるな」と、鈴木への怒りが収まらなかった。引退を控えて、因縁の相手との対戦の機運も高まり、この日ライガーと組んだ田口隆祐は「ライガーさんが鈴木と一騎打ちするのに、トレーニングパートナーがいないのであれば、田口ジャパンが総力を挙げてサポートします」と援護射撃を買って出た。

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ムタ見参に会場騒然、ライガーとレジェンド対決実現

第0試合のリング上で対峙する獣神サンダー・ライガー(左)とグレート・ムタ(新日本プロレス提供)

<新日本・ROH共催:マディソンスクエアガーデン大会>◇6日◇米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン

第0試合の1分時間差バトルロイヤルで、最後の30人目に、グレート・ムタがサプライズ登場。会場が騒然となった。

次々と選手が脱落し、最後は獣神サンダー・ライガーとのレジェンド対決に。ライガーが掌底、ムタがドラゴンスクリューを決めるなど真剣勝負を繰り広げる中、隠れていたケニー・キングが現れ、2人をリング下に突き落として勝利。怒ったムタがキングに毒霧で仕返しし、観客を沸かせた。

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第0試合に引退の獣神サンダーライガー 新日MSG

ニュージャパン杯を制し、一夜明け会見に臨んだオカダ・カズチカ

新日本プロレスは25日、都内の本社でニュージャパン杯一夜明け会見を開き、4月6日米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン(MSG)大会の全カードを発表した。

ダブルメインは、IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトと挑戦者オカダ・カズチカのタイトル戦、ROH世界王者ジェイ・リーサル対マット・テイヴェン対マーティ・スカルの3WAYラダーによるタイトル戦に決まった。第7試合のブリティッシュヘビー級選手権では、王者ザック・セイバーJr.に棚橋弘至が挑戦。第8試合のIWGPインターコンチネンタル選手権では、王者内藤哲也に飯伏幸太が挑む。

第0試合の1分時間差バトルロイヤルには先日20年東京ドーム大会での引退を発表した獣神サンダーライガーが参戦。第3試合では女子プロレス団体スターダムのトップ選手でWOH世界王者岩谷麻優が、ケリー・クレイン相手に防衛戦を行う。

また、4月7日午前8時30分から、全国13カ所でライブビューイングも開催する。

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越中詩郎、馬場さんに桑田佳祐が…エピソード披露

トークショーを行った天龍源一郎(左)と越中詩郎

天龍源一郎(69)と越中詩郎(60)のプロレス界のレジェンド2人が21日、都内でトークイベントを行った。

全日本プロレス時代の苦労話、後に天龍が加わった平成維新軍での海外合宿など2人のプロレス人生の思い出話だけでなく、縁深いレスラーの話題にも及んだ。故ジャイアント馬場さんについて、天龍は「おれに言わせると馬場さんは悪い人じゃないですよ。いい人じゃないけど」と笑わせた。馬場さんの付け人だった越中は、富山の巡業中にホテルで偶然会ったサザンオールスターズの桑田佳祐があいさつに訪れたエピソードを披露。「向こうは直立不動で『馬場さん、お疲れさまです!』と言って、馬場さんは座って葉巻をくわえながら『あぁ、そう』って。で、桑田さんが帰った後に、『あれ、ゴダイゴか』と。僕はゴダイゴ知ってるのかと思った」と笑いながら、懐かしんだ。

現役引退を発表した獣神サンダー・ライガーについては、かつて新日本で「ドラゴンボンバーズ」を結成していた越中は「海外遠征に行く直前も、道場で2、3時間練習していたことがあって、これはすごいな、と。自分のそれに負けちゃいけないと思っていました」とジュニアの後輩をたたえた。

ファンからの質問にも応じ、つらい時に気持ちを奮い立たせるためのアドバイスを、との問いに2人はそれぞれ熱い答えを返した。天龍は「こんなところでへこたれてたまるか、と思えば足が1歩前に出ます。もういいと思えば、立ち止まる。立ち止まるというのは、後退すること。なにくそこのやろーと思えば、足が1ミリでも前に出る」と熱弁。越中は「僕は何回も(プロレスを)やめようと思ったし、地方にたくさん行く中で、鉄道を見る度に『これに乗って東京に帰ったら楽だなぁ』って、何十回、何百回も思った。でもその度に、好きな道で生きているんだから幸せなんだ、と自分に言い聞かせた。自分を信じること。いいことばかりじゃないからね。辛抱する、というのが大事」と万事を受け入れる大切さを語った。

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妻暴行逮捕の金本浩二が復帰、藤沢「不倫してた?」

試合後、観客にあいさつする金本浩二(撮影・上山淳一)

1日に妻への暴行の疑いで逮捕された元新日本プロレスの金本浩二(52)が17日、インディー団体「武骨」の大阪・大正区民ホール大会で再スタートを切った。

金本は藤沢忠伸と組み、吹本賢児&冨宅飛駈組とタッグマッチに登場。試合後、リング上で客席に向かって深々と頭を下げて、マイク越しに「このたびはご迷惑、ご心配をおかけして、誠に申し訳ありませんでした」と騒動に関して謝罪した。

「とんでもないことを起こしてしまい、自分でやったことは間違いありません。1から、1からやり直します。僕は大好きなプロレスでしか自分を見せることはできません。頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」と訴えると、ファンから拍手が起こった。

試合ではローキック、膝蹴りからのローリングソバットなどに加え、アキレス腱(けん)&裏アキレス腱固め、ヒールホールドなどを決めながらの逆片エビ固めと、多彩な技を披露。3代目タイガーマスクとしても活躍した実力を発揮した。

試合後、マイクのやりとりでは、タッグを組んだ藤沢から「みんなが聞きたいと思っていることをひとつだけ聞きます。パイセン、不倫してたんですか?」と振られた。金本の暴行容疑は、妻が浮気を疑ったことに怒ったことが発端とされており、それをイジられたことで「あ~? 俺はいちずじゃ!」と返し、場内をわかせた。

金本によると、今年の11月7日からデビュー30周年に突入する。試合後、取材に応じて「試合前は足が震えていました。今回の件で、これまでの29年分を数カ月で取り戻していかんとダメですから。でも、やっぱりプロレスファンはあったかい。もっとブーイングとか、ヤジが来ると思ってました」としみじみ話した。

また、新日本プロレスの獣神サンダーライガーが、来年1月に引退すると表明したことに触れ「ビックリした。まさかこのタイミングで…。あの人がいなかったら、俺はここまでなれなかった。だから、自分が変なことをして、本当に申し訳ないと思いました。僕に言う資格はないけど、引退までに“ライガー、やろうぜ”と声を出していきたい」と言い、複雑な胸中を吐露した。

今回の出場は事件前から決まっていた。「武骨」は、かつて栗栖正信が主宰した栗栖ジムの生徒たちが集まり、始まった。金本もデビュー前に同ジムでトレーニングしており、新日本離脱後、約5年前から不定期に出場を続け、今回は武骨のまとめ役である藤沢が金本に「何があっても出場してください」と声を掛け続けたという。

金本は「栗栖ジムの後輩がね、もう感謝しかないです。武骨には引退するまで出続けるつもりです」と話していた。

インディー団体「無骨」第6試合45分1本勝負 吹本賢児、冨宅飛駈組対金本浩二、藤澤忠伸組 金本浩二(右)は技を繰り出す(撮影・上山淳一)
インディー団体「武骨」第6試合45分1本勝負 吹本賢児、冨宅飛駈組対金本浩二、藤澤忠伸組 鋭い表情で試合に挑む金本浩二(撮影・上山淳一)

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金本浩二がツイッターで謝罪「すみません…」

14年9月、リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会で、初代タイガーマスク(左)にローリングソバットを見舞う金本浩二容疑者

3月1日に妻(25)への暴行の疑いで逮捕されていた元新日本プロレスの金本浩二(52)が13日、自らのツイッターを更新し、謝罪した。後日、あらためて自ら開設しているユーチューブチャンネルで逮捕について説明することを明かし「事案について。詳細を話すには早過ぎるので、後日私のチャンネルで語りたいと思います。法的に先にしないといけない事があり、勿論、心配してくれたファンの方々へは、きちんと生の声で説明します。それを聞いた上で、これからも応援を宜しくお願いいたします。すみません…」(原文のまま)とつづった。

金本は1日午後0時半ごろ、自宅マンションで妻(25)の頭部を殴った疑いで、兵庫県警生田署に現行犯逮捕された。同署によると、暴行容疑を認めていた。新日本プロレス時代は3代目タイガーマスクとしても活躍し、素顔に戻ってからも「ジュニアのカリスマ」と呼ばれ、IWGPジュニアヘビー級王座を獲得。ヘビー級の強豪が集結するG1クライマックスにも出場するなど、獣神サンダー・ライガーと並ぶ人気レスラーだった。

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ライガー「MSG出して」最後まで明るい引退会見

来年1月の東京ドーム大会を最後に引退することを発表した獣神サンダーライガー(撮影・桝田朗)

新日本プロレスのジュニアの象徴、獣神サンダーライガーが7日、20年1月4、5日の東京ドーム大会を最後に現役引退することを発表した。89年4月に覆面レスラーとしてデビュー。100キロ以下のジュニアヘビー級の地位を高め、数々の名勝負を残した。世界的な人気を誇る名レスラーは、平成の30年を華麗に駆け抜けた。 

  ◇   ◇   ◇

涙はなかった。「リングに上がる以上、チャンピオンを目指さなきゃレスラーじゃない」。プロレス人生を支えてきた熱い思いを最後まで燃やした6日のIWGPジュニアヘビー級選手権。史上最多12度目の戴冠を逃したが、自分の戦いを見詰め、ライガーは自分で区切りをつけた。

「あの試合を通して、自分はもう伸びしろがないことが分かった。今まで培ってきたテクニックはいくらでも生かせるけど、伸びしろがないと、試合をやってて感じた。タイトルを取っていても辞めていた」

すがすがしい表情で話した。新日本にとどまらず、他団体、海外と世界中にファンをつくり一時代を築いた。そんな男が今年に入り、限界を感じて会社と引退について話し合ってきた。その中で、新日本から来年1月の東京ドーム大会での引退を提案された。新日本所属のレスラーで、東京ドーム大会で引退試合を行うのは、創始者のアントニオ猪木、長州力(後に復帰)に続き3人目。「東京ドームでデビューして、平成が終わるとともに東京ドームで引退なんて、カッコよくね?」と、笑顔で自慢した。

引退には、自分なりの美学があった。以前、65歳で引退した天龍源一郎に「腹いっぱいやれ」とアドバイスされた。その言葉を胸に刻んできたが、最近考えが変わったという。「まだできるじゃん、ライガーまだできるのにもったいない。天龍さんの腹いっぱいより、そういう風に言われたらかっこいい。ファンに失笑を買ってしまうようなシーン、それだけは絶対嫌なんだ」。「プロレスラーは強くあれ」と言われたアントニオ猪木や、山本小鉄の教えを最後は貫いた。

ライガーは引退後も、寮にとどまるという。今後の役割については言葉を濁したが、寮にいて、若手レスラーの育成を担う可能性が高い。「やり残したことは何もない。こんな幸せなプロレス人生はない」と断言したが、1つだけ希望を口にした。新日本が4月6日に開催する米ニューヨークのマジソン・スクエアガーデン(MSG)大会だ。「MSG出してほしい。引退するんだから、出してよ」。最後まで明るく、引退会見を締めくくった。【桝田朗、高場泉穂】

◆獣神サンダーライガー

▽正体 不明とされているが、本名は山田恵一。1964年(昭39)11月30日、広島市生まれ。藤波辰爾にあこがれ、高校卒業後単身メキシコで修業。そこで出会った山本小鉄に新日本入団を認められる。

▽変身 平成元年の89年4月24日、東京ドーム大会でテレビ朝日系列で放送されたアニメ「獣神ライガー」のタイアップ企画として獣神ライガーに変身。小林邦明戦でデビュー。

▽ジュニアの象徴 IWGPジュニアヘビー級王座を史上最多11回戴冠。ノアのGHCジュニア王座や、米国WCW世界ライトヘビー級王座など、多数のタイトルを獲得。100キロ以下のジュニアの盛り上げに貢献。他団体と新日本の橋渡しをし、94年にはジュニアのオールスター戦「スーパーJカップ」開催を実現した。

▽技の先駆者 シューティングスタープレスや垂直落下式ブレーンバスターなど、現在多くのレスラーが使う技を開発、流行技の発信源となっている。

◆名勝負 数ある名勝負の中で、94年2月24日、日本武道館での橋本真也戦は話題を呼んだ。ライガーがIWGPジュニアヘビー級王者、橋本がIWGPヘビー級王者で、階級を超えたノンタイトル戦。ライガーは敗れたが、ジュニアを超えたパワーを見せつけた。

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ライガー生みの親永井豪氏「偉大なレスラーに感謝」

田口隆祐(左)に掌ていを見舞う獣神サンダーライガー

新日本プロレスの獣神サンダーライガーの引退発表を受けて、アニメ「獣神ライガー」の原作者で漫画家の永井豪氏(73)が7日、ツイッターでコメントを寄せた。

7月から開催する「画業50年“突破”記念 永井豪展」のアカウントで「30年間お疲れさまでした。こんなに長く戦ってくれて光栄です。寂しくなりますが、最後まで応援しています。偉大なレスラーに出会えたことに感謝!!(永井豪)」とつぶやき、ライガーとの2ショット写真を掲載した。

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ライガー思い出の一戦は「同期の佐野直喜さんです」

佐野直喜(後の佐野巧真=上)に吊り天井を見舞う獣神サンダーライガー(1990年2月10日撮影)

新日本プロレスのジュニアの象徴、獣神サンダーライガーが7日、都内の事務所で会見を行い、来年1月の東京ドーム大会(4、5日)をもって現役引退することを発表した。主な一問一答は、以下の通り。

-いつごろ引退を考えた

若いころはリングに向かうときに相手をぶっつぶしてやろうと思ったが、ここ最近はあっち痛い、こっち痛いとそんなことを考えて上がるようになった。僕の中ではレスラーは強くなきゃいけない。それが小鉄さんや猪木さんの教え。自分の中でズレが出てきて、そろそろかなと思った。

-思い出の一戦は

同期の佐野直喜さんですよ。あの人がいなかったら、今の獣神サンダーライガーはない。藤原(喜明)さんにコーチしていただき、猪木さんには精神論を教えていただき、山本小鉄さんに社会人としてのいろいろ教えていただき、前田(日明)さんと高田(延彦)さんにプロレスラーの遊び方を教わった。ことプロレスに関しては佐野さん1人。

-引退まで10カ月あるが

30年間、ライガーとして全国のみなさんに応援していただいた。ある意味、引退ツアーのように回れる限り回って、最後の姿をみなさんに見ていただきたい。

-引退までに戦いたい相手は

ないですね。相手が誰であっても楽しみたい。ライガーとやりたい選手がいたら、手を挙げてほしい。

田口隆祐を攻める獣神サンダー・ライガー(撮影・中島郁夫)

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親しみやすく礼儀正しい/サンダーライガーこんな人

来年1月の東京ドーム大会を最後に引退することを発表した獣神サンダーライガー(撮影・桝田朗)

新日本プロレスのジュニアの象徴、獣神サンダーライガーが7日、20年1月4、5日の東京ドーム大会を最後に現役引退することを発表した。89年4月に覆面レスラーとしてデビュー。100キロ以下のジュニアヘビー級の地位を高め、数々の名勝負を残した。世界的な人気を誇る名レスラーは、平成の30年を華麗に駆け抜けた。   ◇   ◇   ◇

ライガーは昭和の香りを持ったレスラーだ。最近ではリング上だけでなく、ビッグマッチではテレビ中継の解説席に座ることも多い。プロレスのことを熱く語り、アナウンサーが年齢のことを持ち出すと烈火のごとく怒ったりする。その芯にあるのはプロレスへの愛情だ。

家族を福岡に置いて、新日本の寮に一室を借りて生活している。練習の虫で、料理が大好き。自分で朝ご飯をつくり、後輩やお客さんに振る舞うちゃんこ鍋の味は絶品。必ず隠し味で一手間かけるという。

また、粘土細工での怪獣のフィギュア作りは、趣味の域を超えるほどの腕前。プロレス実況の清野茂樹アナウンサーが昨年「コブラツイストに愛をこめて」(立東舎)という本を出した時には、清野アナをモデルにした粘土細工が表紙を飾った。

数多くの怪獣はつくってきたが、人間の粘土細工は初めて。ライガーは、若手の成田にスーツを着せ、写真撮影してから粘土細工を仕上げたという。引退会見の司会を務めた清野アナは「会見に出る前に『しんみりはいやだから、明るくいこう』と声を掛けていただきました。親しみやすくて礼儀正しい。まさに昭和のレスラーでした」としみじみと話していた。【桝田朗】

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獣神サンダーライガー、来年1月東京ドームで引退

来年1月の東京ドーム大会を最後に引退することを発表した獣神サンダー・ライガー

新日本プロレスのジュニアの象徴、獣神サンダーライガーが7日、都内の事務所で会見を行い、来年1月の東京ドーム大会(4、5日)をもって現役引退することを発表した。

ライガーは、6日の大田区大会で、石森太二のIWGPジュニアヘビー級王座に挑み敗れていた。ライガーは「昨日の試合を通して、自分にはもう伸びしろがないなと感じた。今まで培ってきたテクニックなどはいくらでも生かせるが、伸びしろはないと感じた。ベルトを取ってもやめるつもりだった。東京ドームという場所を用意してくれた新日本には感謝しています」と話した。

また「仮に(昨日の試合で)ベルトを取っても引退を発表しようと考えていました。勝ち逃げです。レスラーに対する美学ですが、まだできるのに何でやめるの? っていうのがボクの中にあったので、引退を決断しました」と言い、「平成が終わるとともに引退ってカッコよくね?」と笑いを誘った。

ライガーは、変身前の山田恵一として高校卒業後にメキシコ修業中に、山本小鉄に認められ新日本に入団。84年3月3日にデビューした。その後、89年4月の東京ドーム大会で、アニメ「獣神ライガー」とのタイアップ企画で、獣神ライガーとして覆面デビュー。その後、獣神サンダーライガーと名前を変え、現在に至っている。

170センチと小柄ながら無類の練習熱心さと努力で、覆面に負けない華麗なプロレススタイルを作り上げ、海外でも絶大な人気を誇る。国内の他団体とも積極的に交流し、94年にはジュニアのオールスター戦とも言える第1回スーパーJカップ開催を実現。自身も95年と00年に優勝している。

IWGPジュニアヘビー級王座は11回戴冠。04年にはノアのGHCジュニアヘビー級王座も獲得した。15年7月にはWWE傘下のNXT大会に新日本所属選手として史上初めて参加。タイラー・ブリーズに勝利するなど、日本のジュニアの第一人者として、世界にその名をとどろかせた。

最近は、17年に新日本のジュニアの祭典、ベスト・オブ・スーパージュニアからの卒業を発表。覆面デビュー30年となる年に、区切りをつけた。

◆獣神サンダーライガー 1989年(平元)4月24日、永井豪宅生まれ。同日、東京ドーム大会での小林邦明戦で、獣神ライガーとしてデビュー。同5月、馳浩を破り、IWGPジュニアヘビー級王座初戴冠。以来、99年までの11度の戴冠は史上最多記録。95年、00年にはスーパーJカップに優勝。04年にはノアのGHCジュニアヘビー級王座も獲得。海外ではWCW世界ライトヘビー級王座、CMLL世界ミドル級王座なども獲得した。170センチ、95キロ。得意技は垂直落下式ブレーンバスター、掌底、ロメロ・スペシャル。

石森太二(右)に技を決める獣神サンダー・ライガー(2019年3月6日撮影)

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石森が防衛成功 ライガー下しジュニアをリ・ボーン

石森太二(上)に「Yes Lock」を決められた獣神サンダー・ライガーはこらえ切れずタップしてしまい敗れる(撮影・垰建太)

<新日本:旗揚げ記念日大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館

IWGPジュニアヘビー級王者石森太二(36)が、18年8カ月ぶりのベルト戴冠を狙ったレジェンドの獣神サンダー・ライガーを破り2度目の防衛を果たした。

「俺はどうしても、平成を象徴するレジェンドを超えたかった」と価値ある勝利をかみしめた。

序盤はライガーの攻撃に苦戦。ロメロスペシャル、風車式バックブリーカー、雪崩式フランケンシュタイナーなど多彩な技をしのぎ続けた。最後は消耗したライガーの顔面を絞め上げ、15分51秒でギブアップを奪った。

合言葉は「リ・ボーン(再生)」。過去最多11度も戴冠したジュニアの高い壁、ライガーを倒した。「このベルトを、もっと高いステージにあげて、リ・ボーンしてやるよ」。試合直後には新日本ジュニアの顔として、4月の米マディソンスクエア・ガーデン大会での防衛戦開催を要求。筋肉の鎧(よろい)につつまれた身長163センチの体で、ジュニアの歴史を塗り替えていく。

◆新日本プロレス旗揚げ 1972年(昭47)1月、前年末に日本プロレスから追放されたアントニオ猪木が山本小鉄らとともに、新日本プロレス株式会社を設立。同3月6日に大田区体育館(現大田区総合体育館)で旗揚げ大会が行われた。メインでは、カール・ゴッチがアントニオ猪木に勝利した。

石森太二(右奥)に敗れうなだれる獣神サンダー・ライガー(撮影・垰建太)
敗れた獣神サンダー・ライガーは引き揚げる直前、客席に一礼する(撮影・垰建太)

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ライガー18年ぶり戴冠は夢に…別の場で今後を示唆

敗れた獣神サンダー・ライガーは引き揚げる直前、客席に一礼する(撮影・垰建太)

<新日本:旗揚げ記念日大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館

新日本ジュニアのレジェンド、獣神サンダー・ライガーの18年8カ月ぶりのベルト戴冠は夢に終わった。

約3年ぶりにIWGPジュニアヘビー級に挑戦。ロメロスペシャル、風車式バックブリーカーなど多彩な技で王者石森太二(36)を攻め立てたが、最後は顔面を絞め上げられ、15分51秒でギブアップした。

試合後、ライガーは「石森が強くて、俺が弱かった」と完敗を認めた。その上で「俺なりに考えるところもあって、近いうち、いろいろ語らせてもらいます」と別の場で自身の今後について語ることを示唆した。

石森太二(左)にスライディングで蹴りを見舞う獣神サンダー・ライガー(撮影・垰建太)
石森太二(右)に技を決める獣神サンダー・ライガー(撮影・垰建太)

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ライガーは今も若手が刺激、強さの秘訣は道場住まい

自然体で自分の思いを語った獣神サンダー・ライガー(撮影・たえ見朱実)

新日本のレジェンド獣神サンダー・ライガーが6日、大田区総合体育館での旗揚げ記念大会でIWGPジュニアヘビー級王者石森太二(36)に挑戦する。同タイトル戦は16年5月にKUSHIDAに挑戦して以来約3年ぶり。20年ぶり最多12度目の王者返り咲きへ、道場の自室で思いを語った。【取材・構成=高場泉穂】

   ◇   ◇   ◇

畳の上で足を崩すライガーは「自然体で臨みますよ」と悠然と語り出した。約3年ぶりに巡ってきたタイトル戦。ベルトを巻く「最後のチャンス」と位置づけるが、驚くほど力みはない。「今までのライガーすべてを見せるつもりでいく。手練手管いろんなことをしないと(石森に)勝てない。泥棒入ったんじゃないか、と思うぐらい引き出しを全部空けていく。楽しみですねぇ」とワクワクする気持ちを隠さなかった。

30年前の平成元年にライガーは誕生した。だが「中の人は元年生まれじゃない(笑い)」。推定50歳超で新日マットでは最古参。それでも変わらず年齢を感じさせないキレのある動きで観客を魅了する。強さを維持してきた1番の理由は、1年の半分以上を過ごす道場にあるという。2階に自室があり、階下で若手が練習する音や声に突き動かされる。自室の床がドスン、ドスンと揺れることもあり、たまらず1階に下りて練習に励む。

「なんか理由つけて休みたいのよ。しんどいなぁ、って。でもこの部屋にいると道場から音が聞こえる。それに先輩の意地として、『ライガーさん、練習やってんなぁ』と思われたい。だから僕にとってこの環境がベスト。練習できて、洗濯できて、いつでもちゃんこがあるし。これで強くならなきゃうそだよ」。

若い選手に刺激を受けながらも「やりすぎるとけがする。そこのラインが大事」と適度を重視する。こだわるのは食事。朝、昼は炭水化物をしっかり取り、夜は魚、肉などタンパク質だけ。道場の冷蔵庫にある食材でほぼ毎食自炊し、バランスのいい食事をこころがける。練習が終われば、自室に「ひきこもりです」。怪獣フィギュア制作やシーモンキーの飼育など趣味の世界に没頭。そんなオンオフの切り替えも心身の健康に役立っている。

強くなければ意味がない。アントニオ猪木、山本小鉄ら大先輩から受け継ぐプライドがある。「プロレスを楽しみたい。僕もそういうところはあるんですけど、うちのリングで楽しみたいはだめだよ。やっぱり、プロレスラーである以上トップ目指さないと。ベルトをとって、ライガーここにあり、というのを示したい。予想以上にファンのみなさまが『頑張って』と言ってくれるので、はいはい、頑張るよ、というのはありますね」。自信を胸に12度目の王座を狙う。

◆獣神サンダー・ライガー 1989年(平元)4月24日、永井豪宅生まれ。同日、東京ドームでの小林邦明戦で獣神ライガーとしてデビュー。同5月、馳浩を破り、IWGPジュニアヘビー級初戴冠。以来99年までの11度の戴冠は史上最多。90年1月、獣神サンダー・ライガーに改名。17年にベストオブスーパージュニアを卒業。170センチ、95キロ。AB型。

獣神サンダー・ライガーが趣味で作った怪獣フィギュア(撮影・たえ見朱実)
IWGPジュニアヘビー級王座戦で石森と戦う挑戦者の獣神サンダー・ライガーは「必ずベルトとります!」とポーズ(撮影・たえ見朱実)
獣神サンダー・ライガーが趣味で収集した「食虫植物」(撮影・たえ見朱実)
獣神サンダー・ライガーの趣味「おばけえび」の飼育(撮影・たえ見朱実)

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元新日本金本浩二「鬱憤たまった」25歳妻に暴力逮捕

14年9月、リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会で、初代タイガーマスク(左)にローリングソバットを見舞う金本浩二容疑者

新日本プロレスの元IWGPジュニアヘビー級王者で3代目タイガーマスクとしても活躍した金本浩二(本名・金日宇)容疑者(52)が1日、暴行の疑いで兵庫県警生田署に現行犯逮捕された。同日午後0時半ごろ、自宅マンションで妻(25)の頭部を殴った疑い。同署によると、金本は暴行の容疑を認めているという。新日本時代は「ジュニアのカリスマ」と呼ばれ、獣神サンダー・ライガーと並ぶ人気レスラーだった。

生田署によると、1日昼ごろに金本容疑者の妻から「夫とけんかをして暴言を吐かれた」との110番通報が入った。署員が駆けつけた際、自宅マンションには金本容疑者、妻、そして生後数カ月の息子が滞在。妻らにけがはなかったものの、同日午後0時半ごろに現行犯逮捕され、同署に連行された。

金本容疑者は「妻が勝手に自分の携帯電話を見て浮気を疑い、しつこくただしてきた。鬱憤(うっぷん)がたまっていた」などと供述。取り調べに対して暴力をふるった事実を「間違いない」と認めているという。なお同署には過去に金本容疑者の妻からのDV相談はなかった。

90年に新日本プロレスに入門した金本容疑者は91年のメキシコ修行を経て、帰国後に3代目タイガーマスクに抜てきされた。初代、2代目とは違い、ラフファイトも取り入れた新たなタイガー像を打ち出したが、1年弱でマスクを脱ぎ、素顔の金本浩二として活躍。米遠征後の95年にはIWGPジュニアヘビー級王者にも輝いた。他団体との対戦では非情な打撃技、投げ技などで攻め込み「喧嘩(けんか)番長」とも呼ばれていた。

IWGPジュニアヘビー級王座5回、IWGPジュニアタッグ王座4回、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア制覇に3度輝いており「ジュニアのカリスマ」と呼ばれた。その人気ぶりは高く、04、06年にはヘビー級の実力者がそろって参戦するG1クライマックスにもエントリーしたほど。07年にはジュニアヘビー級選手として初めてIWGPヘビー級王座(王者は棚橋弘至)にも挑戦した。

13年には新日本プロレスを退団し、フリーの立場で全日本プロレス、WRESTLE-1、ゼロワンなどに参戦。拠点を関西に移して以降、レスラーとしての活動以外に舞台役者や食品プロデュースなども手がけていた。

◆金本浩二(かねもと・こうじ)1966年(昭41)10月31日、神戸市生まれ。90年に新日本プロレス入団、同年11月7日の小原道由戦でデビュー。93年に3代目タイガーマスクに抜てき。1年弱で素顔に戻り、獣神サンダー・ライガーらと新日本ジュニア戦線で活躍。IWGPジュニアヘビー級王座、IWGPジュニアタッグ王座、全日本プロレスのアジアタッグ王座、ノアGHCジュニアタッグ王座も獲得。09年に元全日本女子プロレスのHikaruと結婚も後に離婚。得意技は足首固め。180センチ、80キロ。

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金本の直情的性格 取材でも「危険」と思わせる迫力

14年3月、W-1両国国技館大会に出場した金本浩二容疑者

新日本プロレスの元IWGPジュニアヘビー級王者で3代目タイガーマスクとしても活躍した金本浩二(本名・金日宇)容疑者(52)が1日、暴行の疑いで兵庫県警生田署に現行犯逮捕された。同日午後0時半ごろ、自宅マンションで妻(25)の頭部を殴った疑い。同署によると、金本は暴行の容疑を認めているという。

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真っすぐな男。新日本プロレス時代の金本容疑者の印象だ。自分の信念を曲げず、違うと思えば歯に衣(きぬ)着せぬ発言で、先輩や団体幹部でも批判した。

07年2月にジュニアヘビー級(100キロ未満)選手として初めてIWGPヘビー級王座に挑戦した際も、自分の階級と調整法にこだわり、増量するどころか78キロまで体重を落とした。直前の巡業では、前年にパートナーとしてG1タッグリーグに参戦した王者・棚橋への情を断つため、同じバスには乗らず、会場設営スタッフのトラックに乗って移動する徹底ぶりだった。

自分の美学に反することには、周囲を切りつけるような怒気をはらんだ関西弁でまくし立てた。囲み取材中でも離れないと危険なのではと思わせるほどの迫力だった。直情的な性格はプロレスラーとしての魅力になる半面、日常生活ではマイナスに出ることもあったのかもしれない。【04~07年プロレス担当・来田岳彦】

◆金本浩二(かねもと・こうじ)1966年(昭41)10月31日、神戸市生まれ。90年に新日本プロレス入団、同年11月7日の小原道由戦でデビュー。93年に3代目タイガーマスクに抜てき。1年弱で素顔に戻り、獣神サンダー・ライガーらと新日本ジュニア戦線で活躍。IWGPジュニアヘビー級王座、IWGPジュニアタッグ王座、全日本プロレスのアジアタッグ王座、ノアGHCジュニアタッグ王座も獲得。09年に元全日本女子プロレスのHikaruと結婚も後に離婚。得意技は足首固め。180センチ、80キロ。

04年10月、ウルティモ・ドラゴン自主興行に登場した3代目タイガーマスク

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