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【若乃花の目】今場所の玉鷲とにかく強かった 「また見に来よう」と思ってもらえる土俵に期待

「若乃花の目」

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

とにかく強かった。今場所の玉鷲は、そのひと言に尽きます。優勝決定戦になれば高安にも初優勝のチャンスがあるかと思いましたが、本割の一発で決めたい玉鷲の攻めは完璧でした。

立ち合いは高安も悪くなかったけど、玉鷲は次の攻めが勝負、と思って休まなかった。右手で高安の脇を下から押し上げて相手の攻撃を防ぎながら、左右からの攻撃で押し込みました。土俵際でしぶとく残れるのが高安ですが、玉鷲は反撃されないように今後は直線的にノド輪押しで攻め込みました。左右から攻めて最後は真ん中。決してパワーだけではない、全ては理詰めの攻めが玉鷲の良さです。あの攻めをやられては高安もなすすべもありません。

その高安も精いっぱい戦った15日間だったでしょう。またしても、あと1歩で優勝を逃しましたが、年齢的なことを考えれば諦めたら終わりです。頑張れば、いつか賜杯を抱ける日が来ると思ってほしいです。

ベテランの2人が優勝争いを引っ張り土俵を盛り上げましたが、全体的に見ると今場所は淡泊な相撲が多かったような気がします。本場所は高いお金を払って足を運んでくれるファンがいます。ファンサービスなど協会も企業努力をしているようですが、やはり土俵の充実が一番です。お客さんを大切に「また見に来よう」と思ってもらえるような土俵に期待しています。(日刊スポーツ評論家)

高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
(代表撮影)
(代表撮影)

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“鉄人”玉鷲ファン喜ばせる相撲貫いたV「天才ではないので」稽古で磨き抜き体に覚えた相撲勘

八角理事長から賜杯贈呈を受ける玉鷲(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

現役最年長関取の東前頭3枚目玉鷲(片男波)が、“鉄人V”を果たした。

負ければ優勝決定戦にもつれ込む西前頭4枚目高安との一番を押し出しで制し、19年初場所以来2度目の優勝。37歳10カ月での優勝は、12年夏場所での旭天鵬の37歳8カ月を抜いて昭和以降最年長優勝。9日目には連続出場記録で歴代3位を記録。衰え知らずの鉄人が、混戦場所を制した。

   ◇   ◇   ◇

肩周りに張りがある上、肌つやもいい。15日間を戦い抜いたとは思えないほど、玉鷲の体は元気だった。「皆さまが熱い応援をしてくれるので、それに応えるためにやりました」。10日目からの首位を守り抜き、昭和以降では最年長となる優勝を果たした。

大関経験者を圧倒した。立ち合いで迷いのない鋭い踏み込みから、右のおっつけで高安の体勢を崩す。食い下がられたがうまくいなして、左に動いた相手に即座に反応。左、右、左。リズミカルなのど輪3連発で初優勝の夢を打ち砕いた。「何が何でも、自分の相撲を取ろうと思いました」。会心の一番だった。

秋場所前の東京・墨田区、片男波部屋。「天才ではないので」。玉鷲は朝稽古後に謙遜した。その工夫とは-。稽古相手との番付差を考慮し、師匠の片男波親方(元関脇玉春日)が考案した、1対2で相撲を取る稽古だった。この稽古は正面から2人、正面1人と右側1人、正面と後方に1人ずつ、3パターンの仕切りで行う。序ノ口と序二段相手とはいえ、簡単ではない。初めて行った3月の春場所前ごろには、横から攻めてくる相手に手だけを伸ばして対応し肩を負傷した。

狙いを、片男波親方は「どんな体勢からでも、反撃できるように」と明かす。しかし、玉鷲の捉え方はひと味違う。「相手の体の中心に、自分の体をしっかり合わせないといけない」。負傷して基本に気付いた。基本を守りつつ、変則稽古で鍛えて得たものがもう1つある。「土俵が丸いのは分かっているけど、天才ではない。体に覚えさせるというか、考えずに体が動くというか」。本来ならば加齢とともに衰えるとみられる空間把握能力、状況判断力も磨き抜いた。

体はもちろん、心も元気だ。名古屋場所前に当時最年長関取だった元関脇松鳳山が引退した。電話で話すと、「40歳までやろう!」とエールをもらった。ただ、感謝の思いと少しの違和感が残った。「相撲の内容ではなく、“40歳まで”という方向は違う。僕の中では、お客さんたちが見て良かったなと思える相撲が取りたい」。真摯(しんし)に相撲に向き合う。

1横綱、3大関を総なめするなどし、2度目の殊勲賞。優勝に花を添えた。37歳10カ月と、5番目の高齢での受賞だった。引き際について、「お客さんに面白くないと思われたら」と答える。その日はまだまだ遠そうだ。11月に38歳を迎える鉄人の相撲道は、まだまだ続く。【佐々木隆史】

優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)
優勝インタビューに臨む玉鷲(中央)(撮影・河田真司)
高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
(代表撮影)
(代表撮影)
高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)
【イラスト】昭和以降の年長優勝

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高安、春場所に続き今年2度目の“準V”「何度でも挑戦したい。この気持ち忘れずに鍛えます」

玉鷲(左奥)は押し出しで高安を破り幕内優勝を決める(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の高安(32=田子ノ浦)は勝って優勝決定戦に持ち込みたかった玉鷲との一番で、立ち合い、右からのおっつけに状態が浮き、そのまま攻めこまれて押し出された。

    ◇    ◇    ◇

賜杯はまたも高安の手をすり抜けた。勝って優勝決定戦に持ち込みたい玉鷲との一番。立ち合いで後手に回り、攻め込まれて押し出された。「いつもと変わらず準備して、しっかりいい相撲をとろうといきました。精いっぱい相撲をとった。玉鷲関が強かったです。完敗です」と潔かった。

今年春場所は若隆景との優勝決定戦に敗れた。今年2度目の“準優勝”。「弱いから負けた。まだまだ稽古が足りなかったということです」。心は折れていない。「もう悔いはない。優勝できなかったが、自分の中で(優勝との)距離感は縮まっている。何度でも挑戦したい。この気持ちを忘れず鍛えます」と誓った。

場所前の8月に第2子が生まれた。「励みになる」という家族の存在もあり、以前にあった勝負弱さも克服に近づいている。6度目の敢闘賞を「評価してもらった」と励みに九州場所でこそ賜杯をその手に抱く。

高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)
高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)
支度部屋で握手を交わす玉鷲(左)と高安(代表撮影)

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玉鷲が昭和以降最年長優勝 高安は初優勝ならず/秋場所千秋楽写真特集

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が13勝2敗で19年初場所以来2度目の優勝を飾った。 1差で追う高安との一番。厳しい立ち合いから右おっつけで高安の上体を浮かし、そのまま休まず攻め込み押し出した。37歳10カ月の優勝は昭和以降の最年長記録となる。 玉鷲は殊勲賞も受賞。敗れた高安は11勝と健闘し敢闘賞を受賞した。 東前頭筆頭の翔猿は2桁10勝をあげ、殊勲賞を受賞した。来場所の新三役が確実視される。関脇若隆景は11勝4敗で技能賞。大関とりへの起点となる。 大関陣は貴景勝が2桁10勝。正代、御嶽海はともに4勝11敗に終わった。正代は来場所、5度目のかど番。陥落の御嶽海は関脇で出直し、2桁10勝以上での大関復帰を目指す。

千秋楽の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

表彰式で玉鷲(左)に賜杯を渡す八角理事長(撮影・河田真司)

優勝インタビューに臨む玉鷲(中央)(撮影・河田真司)

幕内

剣翔(5勝10敗)すくい投げ豊山(4勝11敗)

☆剣翔 最後に力を出しただけ。けがをしなかったことが一番。15日間無事に終わったので、来場所に向けて自分のできることをやるだけ。十両に落ちると思いますけど、1場所で戻れるようにしたい。(今場所は)1度も白星が先行しなかったので、苦しい場所だった。とりあえず相撲を忘れて、ゆっくりしたいです。

★豊山 突き放したかったけど、立ち合い押し切れなかった。今場所の相撲がそのまま出てしまった感じですね。(今場所は)立ち合いは悪くなかったが二の矢、三の矢が続かなかった。(肘の状態は)言い訳にならない。もっといい相撲をとりたかった。(来場所は十両)この1カ月、必死で取り組んでいきたい。

剣翔(左)は豊山をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)


一山本(6勝9敗)肩透かし水戸龍(5勝10敗)

☆一山本 肩すかしにいった感覚はないです。突っ張って相手をいなそうとしたら、肩すかしになりました。突ききれば良かったんですけど、相手が重かった。来場所はしっかり前に出て行きたい。

★水戸龍 今場所はダメでしたって感じです。幕内力士は強いです。自分でも5番もよく勝ったと思う。また番付を上げられるよう頑張るだけです。(来場所に向けて)いつもと変わらず頑張りたいです。

一山本(右)は肩透かしで水戸龍を破る(撮影・小沢裕)


照強(6勝9敗)押し出し竜電(11勝4敗)

☆竜電 攻める気持ちがあったのでよかったと思います。(6日目から10連勝)相撲をとれる喜びを味わいながらいきました。幕内でとれる喜びで15日間とりきりました。また来場所に向けて頑張っていきたい。

照強(左)を押し出しで破る竜電(撮影・河田真司)


千代翔馬(9勝6敗)寄り切り琴恵光(6勝9敗)

☆琴恵光 うまく中に入れたことがよかった。(合口のいい相手だが)自分が中に入れることが多いからだと思います。最後に勝つと負けるでは全然違う。(来場所)いい成績で終えられるように頑張りたい。

琴恵光(左)は千代翔馬を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


碧山(6勝9敗)はたき込み平戸海(7勝8敗)

平戸海(左)をはたき込みで破る碧山(撮影・河田真司)


宝富士(5勝10敗)送り出し隠岐の海(6勝9敗)

☆宝富士 右の前みつを取っていたので、うまくできた。(左肘は)大丈夫ですよ、来場所までに治ります。最後まで苦しい場所だった。場所前もけがでいつもより稽古ができなかった。不安の中で場所が始まり、思うように進まなかった。稽古は大事だなと改めて思った。けがをしないような体を作りたい。

隠岐の海(左)を送り出しで破る宝富士(撮影・河田真司)

宝富士(左)は隠岐の海を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


錦木(6勝9敗)押し出し千代大龍(6勝9敗)

☆錦木 最後に勝って終われたので、来場所につなげられたと思う。久々に上位と相撲が取れて、良い経験になった。とりあえず来場所に向けて体を休めて、子どもと遊んだり家族サービスをしたりして、来場所は勝ち越せるように頑張りたい。

錦木(左)は千代大龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


王鵬(7勝8敗)押し出し宇良(8勝7敗)

★王鵬 結構うまくいったと思ったら、全然だめでした。毎日楽しく相撲を取れていたけど、焦りがあったのかな。最後2番は立ち合いすごくよかったし、気持ちの良い相撲が取れた。反省点があるとしたら、相手を意識しなかったことくらい。自分がかっこいいと思う相撲を取りたいです。

☆宇良 (勝ち越しに)うれしいです。(際どい勝負を制し)千秋楽とか関係ないですね、たまたまです。(来場所へ)また頑張りたいです。

王鵬(左)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)

王鵬(奥)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)


琴勝峰(7勝8敗)引っ掛け明生(8勝7敗)

☆明生 (勝ち越しに)よかったです。いろんなことは考えず思い切っていこうと。(終盤は)1日一番と思いながら自分の相撲を信じていった。体が動いて勝つことができてよかったです。

琴勝峰(左)をひっかけで破る明生(撮影・河田真司)


琴ノ若(8勝7敗)送り出し錦富士(10勝5敗)

★琴ノ若 最後きっちり勝ちきれなかったところがあるので、来場所は修正して攻める姿勢を貫きたい。(この地位で勝ち越しについて)自信にはなりますけど、まだまだ足りていない。今まで通りやれることをきっちり、やりたい。

☆錦富士 最後、勝って締められたのでよかったです。(不戦勝で3勝の)先場所は実質7勝しか勝っていないと言われて悔しい思いをした。10勝できてよかった。本来当たることのない大関であったり、番付上の相手と対戦できて来場所に向けていい経験になりました。(来場所に向け)やってきたことの回数、質にこだわってやっていきたい。

錦富士(左)は琴ノ若を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


阿武咲(5勝10敗)押し出し翠富士(7勝8敗)

★阿武咲 毎日一生懸命にやることだけをやり切った結果がこれです。自分が弱かっただけなので、また頑張るしかないです。(錦富士が2桁)負けてられないですね。頑張ります。

☆翠富士 いい経験になった。これを来場所に生かしたいと思う。押し切れないことが多かった。体重を増やして、筋力もつけていきたいと思う。(体重は)130キロが目標だが全然増えなくて。ごはんを食べるようにしています。ある程度の押しは通用すると分かったので、そこをもっと極めていきたい。三役なりたい気持ちはすごくある。来場所は10番勝ちたい。

阿武咲(左)を押し出しで破る翠富士(撮影・河田真司)


翔猿(10勝5敗)押し出し隆の勝(8勝7敗)

☆翔猿 (殊勲賞について)賞を取れたことがうれしいです。(千秋楽に勝てばという条件付きだったことに)すごい嫌でしたね。でも思いっきりいこうという気持ちにもなりましたね。(今場所について)どんどん前に出れたなと思っていました。良い思い出にしたかったので良かったです。新入幕の時は僕の相撲を分からないでたまたま勝ったことが多かったですが、今は力がついて実力で勝つ面が多くなっています。(殊勲賞の賞金の使い道は?)母に賞状ごとプレゼントします。いつも支えてもらっているんで。

隆の勝(左)を押し出しで破る翔猿(撮影・河田真司)


玉鷲(13勝2敗)押し出し高安(11勝4敗)

高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)

高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)

玉鷲(左奥)に押し出しで敗れ引き上げる高安(撮影・小沢裕)


妙義龍(8勝7敗)寄り切り霧馬山(9勝6敗)

☆霧馬山 (9勝に)よかったと思います。いいところも悪いところもあった。立ち合い当たれて、前に出たのがよかった。悪いところをしっかり直して来場所に臨みたい。

霧馬山(左)は妙義龍を寄り切りで破る撮影・小沢裕)


栃ノ心(7勝8敗)寄り切り逸ノ城(6勝9敗)

栃ノ心(左)は逸ノ城を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


大栄翔(7勝8敗)はたき込み北勝富士(10勝5敗)

★北勝富士 悔しいですけどね。10番勝てたんで、次の場所に向けて変わらず稽古したいと思います。(勝てば三賞は頭に)そうですね。そういうプレッシャーを乗り越えて三賞とったり優勝したり。そういう部分ではまだまだ弱い。もっともっと稽古して自信につなげていきたい。いい経験として、またこういう機会がくるように頑張りたい。

大栄翔(左)は北勝富士をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(7勝8敗)押し倒し豊昇龍(8勝7敗)

☆豊昇龍 (立ち合い変化に)新関脇だし絶対に勝ち越したかった。勝ててよかったです。(8勝は)自分の思ったところまでいってないので悔しい。来場所のことを考えていきたい。

遠藤(左)を押し倒しで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


若隆景(11勝4敗)寄り切り佐田の海(9勝6敗)

☆若隆景 最後もしっかり自分の相撲が取れた。(4度目の技能賞について)自分の下からの攻めを評価されたのはうれしいことです。良かった点も悪かった点もあるので、来場所に生かしたい。(三役そろい踏みで若元春関と一緒に上がったことに)びっくりしました。(兄弟で三役の可能性もあるが)自分は自分で一生懸命に相撲を取りたい。自分は下からの攻めが持ち味なので、そこを伸ばしたい。

三役そろい踏みする、前列左から若隆景、若元春、後列は貴景勝(撮影・河田真司)

若隆景(左)は佐田の海を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


若元春(10勝5敗)寄り切り御嶽海(4勝11敗)

☆若元春 (三役そろい踏みは)やったことなかったんで、間違いまくったと思います。(弟に相談は?)特に聞いていないですね。動画とかでは見たりしたんですけど、やってみると、こんがらがっちゃいました。こんな日がくると思っていなかった。そろい踏みで恥ずかしい姿だった分、恥ずかしい相撲はしたくないと思っていけました。今場所は優勝の玉鷲関に良い相撲で勝った。それもある。今場所はなんとか食らいついた場所だった。来場所も胸を借りるつもりで臨みたいです。

若元春(左)は御嶽海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

御嶽海(右)は若元春に寄り切りで敗れ引き上げる(撮影・小沢裕)


貴景勝(19勝5敗)押し出し正代(4勝11敗)

☆貴景勝 勉強するところだらけでした。まだまだ強くならないといけないと思っています。(10勝を挙げたが、責任は果たせた思いは)全く思っていません。(優勝争いに絡めなかった悔しさがある?)もちろんそうですね。大関は毎場所優勝だけなので、また優勝できなかった。(来場所に向けて)一生懸命に稽古する。それだけしかないです。

貴景勝(左)は正代を押し出しで破る(撮影・河田真司)

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【とっておきメモ】「本能的に身の危険感じる」玉鷲ののど輪を体験 首つかまれた直後体が急上昇

高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)

<とっておきメモ>

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

現役最年長関取の東前頭3枚目玉鷲(片男波)が、37歳10カ月で昭和以降最年長優勝を果たした。本割で3敗で追う西前頭4枚目の高安(32=田子ノ浦)との直接対決を制し、13勝2敗。19年初場所以来2度目の賜杯を手にした。

    ◇    ◇    ◇

関取衆の中でも1、2を争う100キロ近い握力で、グッと首元を絞める。玉鷲の代名詞の1つ、のど輪は他の力士とはひと味違う。首を絞めるのが目的ではなく、相手の上体を起こす、持ち上げる中での1つの動きなので反則ではない。ただ、大きな手でギュッと首をつかまれた後、上に持ち上げられた相手は本能的に身の危険を感じる。のど輪を外すことに全ての意識が向くため、その時点で玉鷲が主導権を握ることになる。

「本能的に身の危険を感じる」と断定して書いたのは、実は体験したことがあるからだ。初優勝した直後の19年春場所前、朝稽古の取材に行き、のど輪について聞いたことがあった。すると玉鷲が突然「じゃあ、やってみましょうか」と言い出した。「えっ!?」。稽古場から1歩出た、車通りが少ない大阪市内の住宅街。道路脇で、大男と向き合うことになってしまった。

「軽くだから大丈夫。いきますよ」。笑顔で話していたが、首をギュッとつかまれ呼吸が止まると、直後に遊園地の絶叫系アトラクション? のように急上昇。大食漢だが細身で、70キロ弱の体は軽々と持ち上げられた。正確には一瞬で2度も身の危険を感じる。もちろん「軽く」なので無事だが、ダチョウ倶楽部をまねて「殺す気か!」と言うと、玉鷲はケタケタと大笑いしていた。衰え知らず。まだまだ先の話だろうが、明るく楽しく技術を伝える才能を指導者としても発揮してほしいと感じた。【元相撲担当=高田文太】

高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)
内閣総理大臣杯を受け取る玉鷲(撮影・小沢裕)
幕内優勝を決めた玉鷲(左)は、表彰式で国土交通大臣斉藤氏から内閣総理大臣杯を受け取る(撮影・河田真司)
高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)

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優勝逃した高安、悔しい敢闘賞受賞「精いっぱい相撲をとった。玉鷲関が強かったです」

高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の高安(32=田子ノ浦)が悔しい敢闘賞受賞となった。敢闘賞は今年春場所以来6回目で、三賞は通算11回目となる。

勝って優勝決定戦に持ち込みたかった玉鷲との一番。立ち合い、右からのおっつけに状態が浮き、そのまま攻めこまれて押し出された。「いつもと変わらず準備して、しっかりいい相撲をとろうといきました。精いっぱい相撲をとった。玉鷲関が強かったです。完敗です」と潔かった。

今年春場所は若隆景との優勝決定戦に持ち込みながら敗れた。またもあと1歩届かなかった賜杯。「弱いから負けた。まだまだ稽古が足りないということ。(優勝に)何度でも挑戦します。今日から九州場所を目指します」と“今度こそ”を誓った。

高安(左)を押し出しで破り幕内優勝を決め、土俵上で舌を出す玉鷲(撮影・河田真司)

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玉鷲37歳10カ月Vは昭和以降最年長記録 殊勲賞玉鷲 敢闘賞高安 殊勲賞翔猿 技能賞若隆景

内閣総理大臣杯を受け取る玉鷲(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が13勝2敗で19年初場所以来2度目の優勝を飾った。

1差で追う高安との一番。厳しい立ち合いから右おっつけで高安の上体を浮かし、そのまま休まず攻め込み押し出した。37歳10カ月の優勝は昭和以降の最年長記録となる。

玉鷲は殊勲賞も受賞。敗れた高安は11勝と健闘し敢闘賞を受賞した。

東前頭筆頭の翔猿は2桁10勝をあげ、殊勲賞を受賞した。来場所の新三役が確実視される。関脇若隆景は11勝4敗で技能賞。大関とりへの起点となる。

大関陣は貴景勝が2桁10勝。正代、御嶽海はともに4勝11敗に終わった。正代は来場所、5度目のかど番。陥落の御嶽海は関脇で出直し、2桁10勝以上での大関復帰を目指す。

幕内優勝を決めた玉鷲(左)は、表彰式で国土交通大臣斉藤氏から内閣総理大臣杯を受け取る(撮影・河田真司)
高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)
【イラスト】昭和以降の年長優勝

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翔猿「うれしいです」初の殊勲賞に喜び 隆の勝下し10勝目 賞金は「母に賞状ごとプレゼント」

隆の勝(左)を押し出しで破る翔猿(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の翔猿(30=追手風)が、西前10枚目の隆の勝(27=常盤山)を下して10勝目を挙げた。千秋楽で勝てばという条件付きだった殊勲賞も初めて手にし、実り多い場所となった。白星を2桁に積み上げ、九州場所での新三役の可能性も見えてきた。

殊勲賞を獲得した翔猿は、喜びを抑えきれない様子だった。NHKのインタビューで千秋楽で勝てばという条件付きだったことを問われ「すごい嫌でしたね。でも思いっきりいこうという気持ちにもなりました」

と語り、隆の勝を退けての賞獲得に「賞を取れたことがうれしいです」と笑みを絶やさなかった。

東前頭筆頭として臨んだ今場所。持ち前の前に出る相撲を貫き、2日目には横綱照ノ富士を撃破して初金星。6日目から7連勝で一時は優勝争いにも絡んだ。千秋楽で2連敗中の隆の勝を相手にも自分から前に出て、足蹴(あしげ)を繰り出したり、素早く動き回ったりと多彩な攻めで勝機をつかんだ。

「新入幕の時は僕の相撲を分からないでたまたま勝ったことが多かった」というが、今は違う。「力が付いて実力で勝つ面が多くなっています」と手応えを得ている。

初の殊勲賞。賞金200万円の使い道を問われると「いつも支えてもらっているんで、母に賞状ごとプレゼントします」と孝行息子ぶりを見せた。新三役の期待がかかる来場所に向けて「自分らしくどんどん前に出たいです。小細工ばっかりじゃなく、どんどん怖さを見せたい」と意欲を見せた。

翔猿(左)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

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北勝富士悔し、初の敢闘賞逃す「自分が弱いんでしょうがない」初日から9連勝でV争い盛り上げ

大栄翔(左)は北勝富士をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

西前頭8枚目の北勝富士(30=八角)は初の敢闘賞受賞を逃した。「勝てば」の条件付きだった関脇大栄翔との一番にはたき込まれた。「自分が弱いんでしょうがないです」と悔しさをにじませた。

今場所は自己最高の初日から9連勝で、上位陣が不振の優勝争いを盛り上げた。しかし、10日目以降は1勝5敗と失速した。

「悔しいですけどね。10番勝てたんで、次の場所に向けて変わらず稽古したいと思います」と切り替えを強調。「こういうプレッシャーを乗り越えて三賞とったり優勝したり。そういう部分ではまだまだ弱い。もっともっと稽古して自信につなげていきたい。いい経験として、またこういう機会がくるように頑張りたい」と悔しさをバネにする。

北勝富士(手前)の攻めに耐える大栄翔(撮影・河田真司)

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玉鷲37歳10カ月、昭和以降最年長V 3敗で追う高安との直接対決制し2度目の賜杯

高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

現役最年長関取の東前頭3枚目玉鷲(片男波)が、37歳10カ月で昭和以降最年長優勝を果たした。本割で3敗で追う西前頭4枚目の高安(32=田子ノ浦)との直接対決を制し、13勝2敗。19年初場所以来2度目の賜杯を手にした。

平幕同士の大一番。玉鷲は落ち着いて高安のぶちかましを受けると、力強い左右の突き押しを連発。その勢いのまま押し出した。

また、1横綱3大関を全て破った玉鷲は2度目の殊勲賞に輝いた。37歳10カ月での受賞は鶴ケ嶺を抜いて5番目の高年齢で、初優勝した19年初場所以来の獲得となった。

この最年長優勝は、まさに鉄人による偉業だ。9日目には歴代3位となる初土俵からの連続出場1457回を記録。先場所は部屋で新型コロナ感染者が出たため休場を余儀なくされたが、記録継続の措置が取られた。休場当初は記録が途切れたと思い込んだが「自分の代わりに気にしてくれる人が大勢いたのがうれしかった。しっかりやらないといけないと思った」と奮起した。

師匠の片男波親方(元関脇玉春日)は、玉鷲について「相撲の判断。力を逃がすうまさが出てきた」と技術的な部分での成熟を実感しているという。「40歳近くになっているけど衰える概念がない」と舌を巻く。

相撲経験がないままモンゴルから来日し、19歳だった04年初場所で初土俵を踏んだ。18年間無休で走り続け、ついには「鉄人」と呼ばれる域に達した。片男波親方は「モチベーションは連続出場記録と『鉄人』と言われることだと思いますよ」と話す。11月には38歳を迎える玉鷲。鉄人の相撲道はまだ続く。

なお今場所15日間の懸賞本数は1702本で、新型コロナウイルスが本場所実施に影響し始めた一昨年春場所以降では最多となった。

高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)
高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)
高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
玉鷲(左奥)に押し出しで敗れ引き上げる高安(撮影・小沢裕)
優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)
優勝インタビューに臨む玉鷲(撮影・小沢裕)
八角理事長から賜杯贈呈を受ける玉鷲(撮影・小沢裕)
幕内優勝を決めた玉鷲(左)は、表彰式で国土交通大臣斉藤氏から内閣総理大臣杯を受け取る(撮影・河田真司)
優勝旗を贈呈される玉鷲(撮影・小沢裕)
【イラスト】昭和以降の年長優勝

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殊勲賞に横綱、大関を総なめした玉鷲 翔猿は千秋楽で勝ち初受賞 高安に敢闘賞、若隆景は技能賞

優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は25日、大相撲秋場所が開催されている両国国技館内で同場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士が決まった。

殊勲賞は1横綱、3大関を総なめした東前頭3枚目の玉鷲(37=片男波)が2回目の受賞(三賞は4回目)を果たした。また、2日目に横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)から金星を奪った東前頭筆頭の翔猿(30=追手風)は、千秋楽で隆の勝(27=常盤山)に勝って、白星を2ケタ10勝に乗せた場合という条件付きだったが、押し出しで勝って初受賞(三賞は2回目)した。

敢闘賞は、西前頭4枚目の高安(32=田子ノ浦)が6回目(三賞は11回目)の受賞を決めた。また14日目まで優勝争いに加わった西前頭8枚目の北勝富士(30=八角)は、千秋楽で関脇大栄翔(28=追手風)に勝って11勝目を挙げれば、初の敢闘賞となるところだったが、はたき込みで敗れ受賞を逃した。

技能賞は、14日目まで10勝4敗の関脇若隆景(27=荒汐)が、4回目の受賞(三賞も同じ)を決めた。

高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
翔猿(左)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・小沢裕)
若隆景(左)は佐田の海を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

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【若乃花の目】優勝決定戦になれば消耗していない高安が変に緊張しない限りやや有利

「若乃花の目」

<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館

優勝争いは両ベテランに絞られました。

ともに会心の相撲で千秋楽決戦に臨みます。玉鷲は、中途半端に相手を見て立って当たれなかった13日目の錦富士戦の反省があったのでしょう。立ち合いの変化もある翔猿相手に怖がらず、いつもの頭から当たりました。翔猿は右を差しに行こうとしたのか、玉鷲の当たりを額でなく右のもみ上げあたりで受けてしまったことで、脳振とうを起こしたと思います。作戦が失敗したようですが、玉鷲の精神的な強さが発揮された一番でした。同じように高安も、豊昇龍という厄介な相手にも迷うことなく当たりました。高安の場合、とにかく当たりさえすれば後の流れはどうにかなるんです。緊張すると当たれなくなるのが高安ですが、最終盤に来てもいい精神状態にあります。

さて千秋楽です。押し相撲の玉鷲とすれば本割で優勝を決めたいでしょう。高安は当たって差したいところ。無理にまわしを取りに行くと玉鷲も器用なので小手投げとか、いなしや突き落としを食うリスクがあります。差した後の流れで、まわしに手が届けばいい、ぐらいの感覚がいいでしょう。優勝決定戦になれば今場所はスタミナも消耗しておらず、負けはしましたが春場所の優勝決定戦でも動けた高安が、変に緊張しない限りやや有利かなと思います。(日刊スポーツ評論家)

3敗を死守し懸賞金を手にする高安(撮影・小沢裕)
高安(右)は引き落としで豊昇龍を破る(撮影・小沢裕)
3敗を死守し勝ち名乗りを受ける高安(撮影・小沢裕)
翔猿を押し倒しで破り、懸賞金の束を手にする玉鷲(撮影・河田真司)
翔猿(左)をのど輪で激しく攻める玉鷲(撮影・河田真司)
翔猿(左)を押し倒しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

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玉鷲2敗守り2度目V王手 高安3敗死守し執念で初Vの可能性つなぐ/秋場所14日目写真特集

<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が、19年初場所以来2度目の優勝に王手をかけた。

玉鷲は翔猿と対戦。立ち合いから一気に攻め込み、押し倒した。2敗を守り、千秋楽に勝てば37歳10カ月の昭和以降最年長となる優勝が決まる。

西前頭4枚目の高安が執念で初優勝の可能性をつないだ。関脇豊昇龍と対戦し、立ち合いで引き落としを決めてただ1人、3敗を死守して千秋楽を迎える。

優勝争い

【2敗】玉鷲

【3敗】高安

14日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

幕内

照強(6勝8敗)足取り平戸海(7勝7敗)

照強(左)は足取りで平戸海を破る(撮影・小沢裕)


千代翔馬(9勝5敗)上手投げ豊山(4勝10敗)

★豊山 (今場所は)せっかくいい相撲で勝っても流れを作れなかった。(千秋楽では)しっかり前に圧力をかけて(自分)らしい相撲を取りたい。

千代翔馬(左)は上手投げで豊山を破る(撮影・小沢裕)


一山本(5勝9敗)突き出し千代大龍(6勝8敗)

★一山本 今場所は我慢できていない。立ち合いが悪い意識はない。あと1歩2歩が足りていないのかなと思う。

千代大龍(左)は一山本を突き出しで破る(撮影・小沢裕)


竜電(10勝4敗)押し出し隆の勝(8勝6敗)

竜電(右)は押し出しで隆の勝を破る(撮影・小沢裕)


妙義龍(8勝6敗)突き落とし琴勝峰(7勝7敗)

☆妙義龍 立ち合い負けしないように。相手は馬力あるし。そこだけじゃないですか。いろいろ試しながらやってます。自分なりに。立ち合いとか、二の矢、三の矢を考えて、いい感じできてます。

妙義龍(左)は琴勝峰をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心(6勝8敗)寄り切り剣翔(4勝10敗)

☆栃ノ心 とにかく前に出ました。疲れていないことはないが、土俵に上がっている時は疲れているとは言っていられない。仕事ですから。明日、最後なんでできれば勝って終わりたい。

★剣翔 先に上手を取られて何もできなかった。(今場所は)勝ちたい気持ちが強すぎて自分の相撲、思い切った相撲が取れなかった。迷わないことが大事だと思うので、明日、来場所からは思い切った相撲を取れるように頑張ります。

栃ノ心(左)は剣翔を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


碧山(5勝9敗)押し出し水戸龍(5勝9敗)

碧山(左)は水戸龍を押し出しで破る(撮影・河田真司)


若元春(9勝5敗)上手出し投げ王鵬(7勝7敗)

☆若元春 左がささったので落ち着いてとれました。前に出る相撲ではないのでいい相撲とはいえない。明日、いい相撲をとって終わりたい。(地元からの応援団に)ありがたいです。入幕してから2桁は目標。意識せず思い切りとりたい。

王鵬(手前)を上手出し投げで破る若元春(撮影・河田真司)


琴ノ若(8勝6敗)寄り切り佐田の海(9勝5敗)

佐田の海(左)は琴ノ若を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


隠岐の海(6勝8敗)押し出し明生(7勝7敗)

明生(左)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・河田真司)


翔猿(9勝5敗)押し倒し玉鷲(12勝2敗)

翔猿(左)をのど輪で激しく攻める玉鷲(撮影・河田真司)

翔猿(左)を押し倒しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

玉鷲(左)は押し倒しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)

翔猿を押し倒しで破り、懸賞金の束を手にする玉鷲(撮影・河田真司)


琴恵光(5勝9敗)寄り切り翠富士(6勝8敗)

翠富士(左)は琴恵光を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

翠富士(手前)に寄り切りで敗れる琴恵光(撮影・河田真司)


阿武咲(5勝9敗)寄り切り逸ノ城(6勝8敗)

★阿武咲 攻めきれなかった。それだけです。単純に力がないだけです。最後まで思い切って全力を出すだけです。

逸ノ城(左)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


宇良(7勝7敗)突き落とし霧馬山(8勝6敗)

☆霧馬山 (小結での勝ち越しについて)うれしいです。ホッとしています。場所前の出稽古で胸を合わせて、番数も増やせた。明日も思いっきり勝って締めたいです。

宇良(手前)をはたき込みで破る霧馬山(撮影・河田真司)

霧馬山(右)は宇良をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


若隆景(10勝4敗)寄り切り北勝富士(10勝4敗)

☆若隆景 明日もありますんで。明日の相撲に集中していきたい。自分の相撲を取りきれるようにしたい。

若隆景(左)は北勝富士を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

北勝富士(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


大栄翔(6勝8敗)はたき込み錦木(5勝9敗)

★錦木 相手の攻めのまんま、流れで負けてしまいました。もう一番勝って、来場所につなげられるような相撲を取りたいです。自分の相撲が取れていない。勝ちたい気持ちがあるので、悔しい思いをしている。

大栄翔(左)は錦木をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


高安(11勝3敗)引き落とし豊昇龍(7勝7敗)

☆高安 いつもと変わらず相撲をとりました。立ち合い、いい当たりができた。反応よく攻めることができた。(千秋楽は)特に何も考えずです。(玉鷲とは)何度も戦った力士ですから明日も盛り上げることができたらと思います。

高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)

高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)

3敗を死守し勝ち名乗りを受ける高安(撮影・小沢裕)


貴景勝(9勝5敗)突き落とし錦富士(9勝5敗)

★錦富士 (初の大関戦について)ずっと対戦したいと思っていたので、刺激になりました。動きの中での圧力、切り替えとかはすごかった。良い勉強になりました。(優勝戦線に加わって得たことは)みんなが1日一番、死に物狂いでくるので、気をひきしめていかなきゃいけないと思いました。(大関戦に向けて横綱照ノ富士から)しっかりやることやれば勝機はあるんじゃないかと言われたけど、負けてしまいました。最後の一番しっかり勝って、来場所につなげたい。

貴景勝(右)は錦富士を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(7勝7敗)寄り切り御嶽海(4勝10敗)

御嶽海(左)は遠藤に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


宝富士(4勝10敗)寄り切り正代(4勝10敗)

正代(左)は宝富士を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

宝富士を寄り切りで破り、懸賞金の束を手にする正代(撮影・河田真司)

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2敗玉鷲と3敗高安が千秋楽直接対決へ 高安が本割と優勝決定戦で2連勝すれば初の賜杯

3敗を死守し懸賞金を手にする高安(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館

日本相撲協会審判部は打ち出し後に千秋楽の取組編成会議を開き、12勝2敗の玉鷲(37=片男波)と11勝3敗の高安(32=田子ノ浦)の直接対決が決まった。

玉鷲が本割で勝てば、昭和以降最年長Vとなる37歳10か月での優勝。一方、高安が本割と優勝決定戦で2連勝すれば初の賜杯となり、初土俵から所要104場所での初優勝は優勝制度ができた1909年(明42)以降歴代2位のスロー優勝となる。

平幕同士の優勝決定戦になれば、12年夏場所の旭天鵬-栃煌山以来となる史上2度目となる。

高安(右)は引き落としで豊昇龍を破る(撮影・小沢裕)
翔猿(左)をのど輪で激しく攻める玉鷲(撮影・河田真司)
玉鷲(左)は押し倒しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翔猿を押し倒しで破り、懸賞金の束を手にする玉鷲(撮影・河田真司)

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高安1人3敗守り千秋楽に初優勝の望み「なるようにしかならない。ベストを尽くしたい」

高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の高安(32=田子ノ浦)が、関脇豊昇龍を引き落としてただ1人3敗を守り、千秋楽に初優勝の可能性をつないだ。

単独トップの東前頭3枚目玉鷲が先に勝って2敗を守った。同じ3敗だった北勝富士が敗れ、高安も敗れれば玉鷲の優勝が決まっていた。

高安は「いつもと変わらず相撲をとりました」と表情を変えずに振り返る。玉鷲が勝ったことは「結果だけ聞きました」と言い、その後の土俵には「特に何も考えずです。いつも通り平常心でとりました」。

夢をかけた千秋楽。「今は穏やかな感じだが、明日もリラックスしていきたい。なるようにしかならない。ベストを尽くしたい」と話した。

高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)
幕内土俵入りに臨む高安(撮影・小沢裕)
3敗を死守し勝ち名乗りを受ける高安(撮影・小沢裕)

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37歳10カ月玉鷲2敗を守り2度目V王手 高安3敗死守し初Vの可能性つなぐ

翔猿を押し倒しで破り、懸賞金の束を手にする玉鷲(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が、19年初場所以来2度目の優勝に王手をかけた。

玉鷲は翔猿と対戦。立ち合いから一気に攻め込み、押し倒した。2敗を守り、千秋楽に勝てば37歳10カ月の昭和以降最年長となる優勝が決まる。

西前頭4枚目の高安が執念で初優勝の可能性をつないだ。関脇豊昇龍と対戦し、立ち合いで引き落としを決めてただ1人、3敗を死守して千秋楽を迎える。

玉鷲(左)は押し倒しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翔猿(左)を押し倒しで破る玉鷲(撮影・河田真司)
高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)
高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)
高安(右)は引き落としで豊昇龍を破る(撮影・小沢裕)
3敗を死守し勝ち名乗りを受ける高安(撮影・小沢裕)

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37歳10カ月玉鷲単独首位死守 昭和以降最年長優勝へ「緊張しないように自分の相撲を取りたい」

玉鷲(右)は錦富士を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目玉鷲(37=片男波)が、2度目の優勝をぐっと引き寄せた。

東前頭10枚目錦富士を突き落としで下し、2敗で単独首位を死守。14日目の翔猿戦に勝ち、3敗の高安と北勝富士がともに負ければ優勝が決まる。現役最年長関取が、昭和以降最年長優勝へ突き進む。

   ◇   ◇   ◇

ベテランの玉鷲が、11歳年下の錦富士を寄せ付けなかった。低く突っ込んできた小兵の当たりを受け止めながら、右のおっつけで体勢を崩した。前のめりになりながら、左足を取られてしぶとく残られたが動じない。左手で錦富士の頭を押さえながら、体ごと押し込んだ。「しっかり落ち着いてよかったと思う。(錦富士の)当たりは強かった」と振り返る余裕があった。

自身を含めて、部屋には力士が4人しかいない。幕下、序二段、序ノ口と圧倒的な番付差がある中、ひたむきに部屋での稽古で鍛えてきた。師匠の片男波親方(元関脇玉春日)の発案で、1対2で相撲を取る稽古を出稽古が禁止となったコロナ禍から実施。いくら番付差がある相手でも「なぁなぁでやったらケガする。相手の体の中心にしっかりこちらの体を合わせないと駄目」と、より丁寧な相撲を心がけるようになった。

2敗目を喫した12日目は緊張感があったというが、この日は「もったいない相撲をしないように。前に出る気持ちだった」と切り替えに成功した。引きずることなく、慌てず、がっちりと単独首位を死守。19年初場所以来、2度目の優勝が迫ってきた。

37歳10カ月での優勝なら、12年夏場所での旭天鵬の37歳8カ月を抜き、昭和以降最年長優勝となる。9日目には初土俵からの連続出場記録で歴代3位を記録するなど、まさに鉄人。「緊張しないように自分の相撲を取りたい」と自然体で賜杯を狙う。【佐々木隆史】

▽八角理事長(元横綱北勝海) 玉鷲は錦富士の立ち合いが良くて踏み込まれたが、よく見て突き落とした。高安の良さはかち上げだから、どんどんやればいい。優勝争いは14日目の玉鷲次第。4敗力士も含めて、最後まで諦めては駄目だ。

▽幕内後半戦の佐渡ケ嶽審判長(元関脇琴ノ若) 当たりは互角だったが、玉鷲の相撲勘が良かった。一度優勝も経験しているから動きが良かった。高安は良い相撲の内容。絶対にまわしを取られないよう、攻め切るという気持ちがあった。

玉鷲(右)は錦富士を突き落としで破る(撮影・小沢裕)
玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)
錦富士を突き落としで破り、勝ち名乗りを受ける玉鷲(撮影・河田真司)
玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)
玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)
錦富士(左)を突き落としで破った玉鷲(撮影・河田真司)

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玉鷲が2敗キープで単独トップ 北勝富士と高安が優勝争いにとどまる/秋場所13日目写真特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館

現役関取最年長37歳、東前頭3枚目の玉鷲が錦富士を突き落とし、2敗と単独トップを守った。

頭でぶつかり合う激しい戦い。前に出られなかった玉鷲だが、頭から押しつぶすように突き落としを決めた。 西前頭8枚目の北勝富士は翔猿との「3敗対決」を立ち合い一瞬の突き落としで制して生き残った。 西前頭4枚目の高安も小結霧馬山を突き落として3敗を死守。

<優勝争い>

【2敗】玉鷲

【3敗】高安、北勝富士

13日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

幕内

剣翔(4勝9敗)突き落とし千代大龍(5勝8敗)

千代大龍は剣翔(手前)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


琴勝峰(7勝6敗)押し出し豊山(4勝9敗)

☆豊山 昨日までの立ち合いはいいものを出せていたと思うので。その後がもどかしいものがあった。勝ててよかったです。どれだけふがいない相撲をとっても「頑張れ」と言ってくれる人がたくさんいる。その人たちのためにも土俵に上がったんですけど、勝ててよかったです。

琴勝峰(左)を押し出しで破る豊山(撮影・足立雅史)


平戸海(7勝6敗)突き落とし琴恵光(5勝8敗)

平戸海(右)は突き落としで琴恵光を破る(撮影・足立雅史)

平戸海(右)は突き落としで琴恵光を破る(撮影・足立雅史)

平戸海(右)は突き落としで琴恵光を破る(撮影・足立雅史)


妙義龍(7勝6敗)はたき込み千代翔馬(8勝5敗)

☆千代翔馬 相撲内容悪いけど勝ててよかった。今年まだ勝ち越しなかったんで。(勝ち越し王手から3連敗)早く勝ち越してインタビュールーム行きたかったですね。勝ち越しても気を抜かずにいきたいですね。

妙義龍(左)をはたき込みで破る千代翔馬(撮影・足立雅史)


栃ノ心(5勝8敗)上手投げ隠岐の海(6勝7敗)

栃ノ心(左)は隠岐の海を上手投げで破る(撮影・足立雅史)


水戸龍(5勝8敗)寄り切り阿武咲(5勝8敗)

★阿武咲 しっかり当たって持っていくことを意識したが、出られなかったです。力がなかっただけです。最後まで自分の相撲を取りきって(負け数を)最低限に抑えたい。

水戸龍(右)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・足立雅史)


碧山(4勝9敗)はたき込み照強(5勝8敗)

碧山(右)ははたき込みで照強を破る(撮影・足立雅史)


竜電(9勝4敗)寄り切り遠藤(6勝7敗)

遠藤に初勝利

竜電(右)は遠藤を寄り切りで破る(撮影・足立雅史)


王鵬(7勝6敗)寄り切り佐田の海(8勝5敗)

☆佐田の海 相撲の内容も伴っての勝ち越しなのでうれしいです。右がいいところ取れたので。取れた瞬間に自分から仕掛けられた。前、上位にいた時は何となく勝っていた感じだったが、今はちゃんと地に足をつけて戦えている。

王鵬(左)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・足立雅史)


宝富士(4勝9敗)突き落とし一山本(5勝8敗)

★一山本 差されないように右固めていって、そこまではよかったが最後に足が出なかった。上半身だけで相撲をとって下半身がついてこなかったのが一番の敗因だと思います。そこをしっかり反省して来場所頑張ります。

宝富士(右)は突き落としで一山本を破る(撮影・足立雅史)


玉鷲(11勝2敗)突き落とし錦富士(9勝4敗)

☆玉鷲 しっかり落ち着いて取れて良かった。昨日はすごく緊張して自分の相撲が取れなくてもったいなかったので、今日は自分の相撲で前に出る気持ちがあった。(優勝争いは)緊張しないように自分の相撲を取りたいと思います。

★錦富士 押されないようと上体だけでいきすぎた。力は入りすぎてなかったし、踏み込み自体もいけたし、上体がいきすぎた。胸を借りるつもりで思い切っていきました。(師匠や安治川親方にも)勝ちたいというところで我慢しきれず、はたいてしまったのが敗因だったと言われました。明日もこの番付ですけど、大関戦組んでもらったんで、それに感謝して思いっきりの良い相撲を取りたいです。(疲れは)特にないです。上位で勝っている力士と当たって、日々勉強になっています。

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)


琴ノ若(8勝5敗)上手出し投げ隆の勝(8勝5敗)

琴ノ若(左)は上手出し投げで隆の勝を破る(撮影・足立雅史)


明生(6勝7敗)はたき込み翠富士(5勝8敗)

明生(右)ははたき込みで翠富士を破る(撮影・足立雅史)


翔猿(9勝4敗)突き落とし北勝富士(10勝3敗)

☆北勝富士 中に入らせない、立ち合いしっかり見ていった。昨日の変化もありましたから、落ち着いていった。相手が低くて下がっていたので、あれは狙っていたわけじゃないです。体が動きました。体が動いているからこそ、昨日の反省もそうですけど、思いっきりいくのが自分の心情。うるさい相手なので、突っ込んでいかないようにしていた。(高校同期の翔猿関については)負けたくない気持ちになりますし、(勝てて)良かったですね。残り2日なので自分らしい相撲を取れるようにします。体もしんどいですけど、1日、1日全力でやっていきます。(師匠からは)「肩に力入りすぎだ」と言われたので、平常心でいけるように胸に刻んでやっています。

★翔猿 力みすぎました。とりあえず集中してできたらと思いました。(優勝争いは)意識せずに自分の相撲を取っていきたいです。

翔猿(下)を突き落としで破る北勝富士(撮影・足立雅史)

翔猿を突き落としで破った北勝富士(撮影・足立雅史)


高安(10勝3敗)突き落とし霧馬山(7勝6敗)

☆高安 しっかり当たれました。もう前に出るだけでした。(ここまで)よくない相撲もありましたけど、しっかり切り替えて勝ちに結び付けている。もう迷わないで自分のやるべきことをやります。

高安(上)は霧馬山を突き落としで破る(撮影・足立雅史)

高安(上)は霧馬山を突き落としで破る(撮影・足立雅史)


宇良(7勝6敗)押し倒し逸ノ城(5勝8敗)

★逸ノ城 相手の動きをよく見て、反応できたと思います。(昨日負け越しが決まった)しっかり残り頑張りたいと思った。(先場所と比べ)思い通りの動きができない。(相手にも警戒されている)そうですね。

宇良(右)を押し倒しで破る逸ノ城(撮影・足立雅史)


大栄翔(5勝8敗)はたき込み若元春(8勝5敗)

物言いがつくも軍配どおり

☆若元春 (勝ち越しを決めた)あんまり良い相撲は取れなかったので、反省の方が大きいです。強く当たって、その勢いで前みつを取って左四つにいければと思っていましたけど、立ち合いで相手に強く当たられて後手後手にいってしまった。流れで後ろにいって、苦し紛れに突き落とした感じでしたので、褒められる内容ではなかった。結構もつれたので、(勝ったかどうか)分からなかったです。番付が上がっても、その番付の中で良い相撲が取らないと次につながらない。(残り2番について)良い相撲を取れるように、しっかり当たって、まわしを引きたい。

若元春(左)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


錦木(5勝8敗)下手投げ豊昇龍(7勝6敗)

大相撲秋場所 13日目 錦木(後方)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・足立雅史)

錦木(左)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・足立雅史)


御嶽海(4勝9敗)押し出し正代(3勝10敗)

御嶽海(右)を押し出しで破る正代(撮影・足立雅史)


貴景勝(8勝5敗)はたき込み若隆景(9勝4敗)

☆若隆景 いつも通り下からの意識でしたが、体が反応しました。自分の相撲を取って、1日1番しっかりいきたい。

貴景勝(左)をはたき込みで破る若隆景(撮影・足立雅史)

貴景勝(左)をはたき込みで破る若隆景(撮影・足立雅史)

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最年長37歳玉鷲2敗堅守で単独トップ 北勝富士は翔猿との3敗対決制す 高安も3敗死守

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)

<大相撲秋場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館

現役関取最年長37歳、東前頭3枚目の玉鷲が錦富士を突き落とし、2敗と単独トップを守った。

頭でぶつかり合う激しい戦い。前に出られなかった玉鷲だが、頭から押しつぶすように突き落としを決めた。

14日目は4敗に後退した翔猿との対戦が組まれた。玉鷲が勝ち、3敗勢が敗れると19年初場所以来2度目の優勝が決まる。

西前頭8枚目の北勝富士は翔猿との「3敗対決」を立ち合い一瞬の突き落としで制して生き残った。14日目は関脇若隆景との対戦が組まれた。

西前頭4枚目の高安も小結霧馬山を突き落として3敗を死守。14日目は関脇豊昇龍と対戦する。

宇良(右)を押し倒しで破る逸ノ城(撮影・足立雅史)
御嶽海(右)を押し出しで破る正代(撮影・足立雅史)
貴景勝(左)をはたき込みで破る若隆景(撮影・足立雅史)
若隆景(左)は貴景勝をはたき込みで破る(撮影・河田真司)
貴景勝は若隆景(手前)にはたき込みで敗れる(撮影・小沢裕)

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豊昇龍が豪快首投げ! 正代は土俵上に仰向けになり10敗目喫す/秋場所12日目写真特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇22日◇東京・両国国技館

優勝争いを引っ張っていた玉鷲が若元春に寄り切られて、2敗目となった。単独トップは守った。

西前頭8枚目の北勝富士は大関貴景勝のまさかの立ち合い変化ではたき込まれて3敗目。貴景勝は勝ち越しを決めた。

西前頭4枚目の高安は3敗で並んでいた関脇若隆景を引き落とし、トップに1差で優勝戦線に残った。

東前頭筆頭の翔猿は、2敗だった東10枚目の錦富士を押し出し。6日目から7連勝で3敗を守り、優勝争いもトップに1差で残り3日となった。

12日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

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隠岐の海(6勝6敗)寄り切り豊山(3勝9敗)

★豊山 突いて、いやがってもらいたかったが、うまくこじ入れられましたね。(29歳の誕生日)今日に限ったことじゃない。毎日勝ちたいと思っている。特別な日とは思っていないが、勝ちたかったですね。

豊山(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・中島郁夫)


琴勝峰(7勝5敗)寄り切り水戸龍(4勝8敗)

★水戸龍 今日の相撲は一気に持っていかれないようにした。でも何ともなりませんでした。(負け越しに)やっぱり強いです、みんなが。まだ終わってないんで、残り3日間頑張りますけど来場所、返り入幕できるように頑張ります。

水戸龍(左)を寄り切りで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)


千代翔馬(7勝5敗)つき手隆の勝(8勝4敗)

☆隆の勝 (勝ち越しに)ホッとしてますし、うれしいです。落ち着いて相手を見ながらいこうと。距離をとりながら攻めようと思ったんで、うまくいったのかなと。(先場所休場原因の右肩は)不安はなかった。治った状態で出られたのでよかったと思う。勝ち越したんで、2桁狙ってまた明日から集中していきたい。

隆の勝(左)をとの対戦でつき手をする千代翔馬(撮影・中島郁夫)


妙義龍(7勝5敗)押し出し王鵬(7勝5敗)

妙義龍(右)は押し出しで王鵬を破る(撮影・宮地輝)


竜電(8勝4敗)寄り切り琴恵光(5勝7敗)

☆竜電 攻める相撲が取れて良かったです。(勝ち越しは)うれしいです。まだあるのでしっかり頑張ります。

琴恵光(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・中島郁夫)


栃ノ心(4勝8敗)寄り切り平戸海(6勝6敗)

☆平戸海 少し危ないと思ったけど、その後落ち着いて攻められたのでよかったです。(星五分に)連敗を止めた昨日から自分の相撲がとれるようになってきた。明日からも自分の相撲がとれるよう頑張ります。(残り3日)1日1日集中してとるだけですね。

栃ノ心(左)を寄り切りで破る平戸海(撮影・中島郁夫)


碧山(3勝9敗)突き落とし千代大龍(4勝8敗)

碧山(左)を突き落としで破る千代大龍(撮影・中島郁夫)


照強(5勝7敗)押し出し阿武咲(5勝7敗)

☆阿武咲 何をしてくるか分からない相手だったが、しっかり前に出ようと。そこだけ意識した。星はあまり気にしない。1日1日集中して勝ちにこだわっていくだけです。

照強(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・中島郁夫)


一山本(5勝7敗)押し出し遠藤(6勝6敗)

☆遠藤 落ち着いていけたと思う。明日も頑張ります。

一山本(左)を押し出しで破る遠藤(撮影・中島郁夫)


宝富士(3勝9敗)突き落とし剣翔(4勝8敗)

☆剣翔 右を入れたかったけど、左四つになってしまったので何も考えずに出た感じです。うまく体が反応してくれてよかった。上がってきたまではいかないけど、少し思い切った相撲がとれてきた。あと3番、できるだけ多く勝って来場所につなげたい。

宝富士(左)を突き落としで破る剣翔(撮影・中島郁夫)


玉鷲(10勝2敗)寄り切り若元春(7勝5敗)

☆若元春 後半に入って調子が良いわけではなかったので、のど輪で前に攻めようと思っていた。前まわしにこだわらず、まわしを引ければと思っていました。(勝ち越しに王手)特に考えていない。1日、1日がいっぱい、いっぱいだったので。明日も良い形でいきたい。(対戦した玉鷲には)正直勝てるとは思っていなかったので、良い相撲取れたので明日につなげられたかな。(花道では宮城野親方から拍手)見ていただいて、ありがたいですね。(明日に向けて)正直、家賃高い(番付にふさわしい実力がまだまだ伴っていない意味)ので、思い切っていくだけです。

玉鷲(左)ののど輪を受ける若元春(撮影・中島郁夫)

玉鷲(左)は寄り切りで若元春に敗れる(撮影・宮地輝)

玉鷲(左)は寄り切りで若元春に敗れる(撮影・宮地輝)


翔猿(9勝3敗)押し出し錦富士(9勝3敗)

★錦富士 あーいう相撲を取ってくると分かっていた中で、我慢しきれなかった。途中からは合わせて相撲を取っていた。(優勝争いについては)どうしても頭の隅にはありますし、いろんな方からも発破をかけられるけど、特に気にせず1日1番取っていきたい。

翔猿(右)は押し出しで錦富士を破る(撮影・宮地輝)

錦富士(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・中島郁夫)


宇良(7勝5敗)極め出し翠富士(5勝7敗)

翠富士(左)をきめ出しで破る宇良(撮影・中島郁夫)


明生(5勝7敗)寄り切り逸ノ城(4勝8敗)

明生(右)は寄り切りで逸ノ城を破る(撮影・宮地輝)


琴ノ若(7勝5敗)寄り切り霧馬山(7勝5敗)

霧馬山(右)は寄り切りで琴ノ若を破る(撮影・宮地輝)


若隆景(8勝4敗)引き落とし高安(9勝3敗)

☆高安 後手にならないようにと思って、前に出ました。過去の対戦もありましたから、思い切って対戦出来た。きょうは集中してできました。相撲の内容は昨日悪かったですから、反省して迎えました。千秋楽まで気を引き締めて、盛り上げられたら良いです。落ち着いて相撲を取れるように心がけています。集中するだけですね。

高安(左)ののど輪を食らう若隆景(撮影・中島郁夫)

高安(上)は引き落としで若隆景を破る(撮影・宮地輝)


大栄翔(5勝7敗)突き出し佐田の海(7勝5敗)

大栄翔(左)は突き出しで佐田の海を破る(撮影・宮地輝)


豊昇龍(6勝6敗)首投げ正代(2勝10敗)

豊昇龍(手前)は首投げで正代を破る(撮影・宮地輝)

正代(左)を首投げで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)

ショックで肩を落とし一礼する正代(撮影・中島郁夫)


貴景勝(8勝4敗)はたき込み北勝富士(9勝3敗)

立ち合いで変化し北勝富士(下)をはたき込みで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)


錦木(5勝7敗)突き落とし御嶽海(4勝8敗)

御嶽海(手前)と錦木の体が落ちるのが同時と判断され取り直しとなった取り組み(撮影・中島郁夫)

御嶽海(右)と錦木の体が落ちるのが同時と判断され取り直しとなった取り組み(撮影・中島郁夫)

行司と審判団で行われた協議(撮影・中島郁夫)

御嶽海(左)は突き落としで錦木を破る(撮影・宮地輝)

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