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琴奨菊が先代師匠の命日に決意「言葉つないでいく」

元横綱琴桜で先代佐渡ケ嶽親方の命日に黙とうをささげる佐渡ケ嶽部屋の関取衆。左から琴奨菊、琴恵光、琴勇輝(撮影・佐藤礼征)

先代師匠の命日を迎えて、佐渡ケ嶽部屋の関取衆らが黙とうをささげた。

8月14日は元横綱琴桜で先代佐渡ケ嶽親方の十三回忌。先代の墓がある南方を向いて約1分間、目を閉じた。

部屋頭の琴奨菊は「節目節目で先代の言葉を思い出している。これからも部屋のみんなでつないでいきたい」と力を込めた。

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十両若隆景「光栄」地元福島で琴奨菊とぶつかり稽古

ぶつかり稽古で琴奨菊(右)に胸を借りた若隆景

大相撲の夏巡業は9日、福島県郡山市で行われ、同県出身の十両若隆景(24=荒汐)が、ぶつかり稽古で約5分間、前頭琴奨菊に胸を借りた。

出身の福島市で行われる巡業を前に、熱のこもった稽古を行い「長く幕内にいる琴奨菊関に胸を出してもらえて光栄。早く幕内に上がりたい」と、感謝と向上心を口にした。

胸を出した35歳のベテランも「若い子が一生懸命向かってくるのはうれしい。声援もたくさんあって、相撲熱のある地域なんだなと感じた」と、うれしそうに話していた。

激しい稽古を行う若隆景(右)と一山本

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大相撲立川巡業前夜祭 鶴竜、白鵬ら約200人参加

夏巡業・大相撲立川立飛場所の前夜祭に参加した左から鶴竜、1人おいて白鵬の両横綱。中央は立飛ホールディングス村山正道社長

6日開催の大相撲夏巡業・立川立飛場所の前夜祭が5日、立川市内のホテルで行われた。鶴竜、白鵬の両横綱に加え、御嶽海、琴奨菊も参加した。

元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんら約200人が集まった。招致した立飛ホールディングスの村山正道社長は、3年目となる同巡業の成功を誓っていた。

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琴奨菊「夏場こそ外で汗を」炎天下に草の上で山稽古

若い衆を相手に山稽古を行う琴奨菊

大相撲の前頭琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)が2日、長野・松本市で行われた巡業で山稽古を行った。会場前の青々とした草の上で、若い衆を相手に得意の左四つ、さらには右四つなど、さまざまな形を確認。得意とは逆の左上手投げで、若い衆を緑の上に転がして気持ちよさそうに汗をぬぐっていた。

この日の松本市は、今期最高の34・7度を記録。照りつける太陽の下で、今回の巡業初の山稽古となったが「夏場こそ、外で汗をかきたくなるよね。この年齢になると、本土俵で稽古はあまりしないけど、いろいろと確認したいことはあるから」と、土俵は若手に譲りつつ、秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)を見据えていた。

持ち前の探求心は、衰え知らずどころか、むしろ増している。この日の山稽古も「体の使い方とか(体重の)乗せ方」と、いかに相手に力を伝えるかという、追求し続けているテーマの実践が目的だった。稽古後は「右四つもいけるかもね」と、引き出しが増えた手応えをつかんだように、満面の笑みを見せていた。

最近2場所は負け越しているが、先場所は横綱白鵬を破って金星も挙げるなど、ベテラン健在を示している。来場所は「勝ち負けはたしかに大事だけど、勝ち負けだけじゃない。自分らしさを出せるようにしたい」と、納得の取組を1番でも多く取り切ることが目標だ。

最後は、巡業に関取として初参加し、支度部屋で隣に陣取っている弟弟子の21歳琴ノ若を見ながら「(琴ノ若は)絶対に負けられない戦いがあるということを、先場所で分かったんじゃないかな。先場所は5勝7敗から、最後に3連勝して勝ち越し。1番の大切さを分かってきたら、どんどん強くなると思う」と語った。若手の成長を心から願っている様子で、ほほ笑んでいた。

緑の上で若い衆を相手に山稽古を行った琴奨菊(左)

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鶴竜の2本差しは研究の成果/大ちゃん大分析

白鵬(左)を寄りきりで破り優勝を決めた鶴竜(撮影・森本幸一)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇21日◇ドルフィンズアリーナ

今場所の両横綱は、やはり鶴竜の方が内容がよかった。常に右のまわしを取ることで、流れをつかんできた。白鵬との一番も右四つから巻き替えて左四つ、さらに2本差しと、すべて右のまわしをつかんで、相手の動きをけん制している。最後の2本差しも研究の成果だろう。今場所の白鵬は逸ノ城にも琴奨菊にも、立ち合いで失敗して2本差しでやられている。鶴竜はそれが頭にあって、うまく攻められたんじゃないか。

場所前に腰を痛めたということだが、ケガと付き合いながらやらなきゃならん年齢だ。それを熟知した取り方といえる。炎鵬、照強は面白いし、若手が伸びてきた。とはいえ、やはり両横綱との力の差はまだ大きい。やはり全員休場した大関に進歩がない。次の横綱というより、次の大関を早く見つけないといかんね。(日刊スポーツ評論家・高砂浦五郎=元大関朝潮)

21日、6度目の優勝を飾った鶴竜は、会場の大声援に両手を挙げて応える(撮影・前岡正明)

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琴ノ若が勝ち越し、同部屋関取衆の教え「楽しもう」

大相撲名古屋場所千秋楽 琴ノ若(左)に押し倒しで敗れる若元春(右)(撮影・森本幸一)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇21日◇ドルフィンズアリーナ

祖父が元横綱琴桜、父が現師匠で元関脇琴ノ若の佐渡ケ嶽親方の西十両14枚目琴ノ若(21=佐渡ケ嶽)が千秋楽に勝ち越しを決めた。

5勝1敗だった西幕下5枚目若元春を“入れ替え戦”で押し倒し、十両残留を確実にして「素直にうれしいです」。取組前は「勝敗より、しっかり、いつも通りにと考えていました」という。

初めて1場所で相撲を15番とった。「考え方1つで勝ち負けが変わってくることを、部屋の関取衆(琴奨菊、琴恵光、琴勇輝)に教えてもらって、後半戦は『楽しもう』と思ってやりました。僕は恵まれています」と振り返った。

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阿炎が新三役勝ち越し「そんきょで決めた」注文相撲

阿炎(左)は琴奨菊をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇21日◇ドルフィンズアリーナ

東小結阿炎(25=錣山)が、17年九州場所の阿武咲以来となる「新三役の勝ち越し」を決めた。平幕の琴奨菊に、立ち合いで左へ跳び上がって変化し、一瞬ではたき込んだ。

館内がどっと沸いた、大胆な注文相撲。「そんきょで決めました。悩むより、やろうって」。千秋楽のこれより三役直後の“奇策”を「普通の人は、普通やらない。心臓が破れるかと思ったけど」。その分、効果は絶大。「うれしいですよ。よっしゃ! めっちゃうれしい。(2勝5敗の)前半は勝ち越しは絶対無理と思ってたんで」とニコニコだった。

阿炎(左)は琴奨菊をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)

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鶴竜が白鵬下し7場所ぶり6度目V/千秋楽写真特集

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が、1差で追っていた横綱白鵬を退け7場所ぶり6度目の優勝を飾った。

6度目の優勝は歴代21位タイ。歴代10位タイの横綱在位32場所目、幕内出場1000回の節目の日に自身の令和初優勝を決めた。

【7場所ぶり6度目の優勝を決めた鶴竜「ひと味違った優勝でした」】

大相撲名古屋場所千秋楽 優勝賜杯を手にする鶴竜(撮影・森本幸一)

内角総理大臣杯を授与される鶴竜(撮影・前岡正明)

八角理事長(右)から賜杯の贈呈を受ける鶴竜(撮影・小沢裕)

6度目の優勝を飾った鶴竜は、会場の大声援に両手を挙げて応える(撮影・前岡正明)


鶴竜(14勝1敗)寄り切り白鵬(12勝3敗)

鶴竜(左)は白鵬を寄り切りで破り優勝(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所千秋楽 白鵬(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所千秋楽 白鵬(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)

鶴竜に敗れ無念の表情を見せる白鵬(撮影・前岡正明)


御嶽海(9勝6敗)押し出し志摩ノ海(8勝7敗)

大相撲名古屋場所千秋楽 志摩ノ海(左)を押し出しで破る御嶽海(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所千秋楽 志摩ノ海(左)を押し出しで破る御嶽海(右)(撮影・森本幸一)


阿炎(8勝7敗)はたき込み琴奨菊(7勝8敗)

阿炎(左)は琴奨菊をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)

阿炎(左)は琴奨菊をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)


朝乃山(7勝8敗)寄り倒し佐田の海(9勝6敗)

朝乃山(右)は佐田の海を寄り倒しで破る(撮影・前岡正明)

朝乃山(右)は佐田の海を寄り倒しで破る(撮影・前岡正明)


遠藤(10勝5敗)寄り切り北勝富士(9勝6敗)

遠藤(右)は北勝富士を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)

遠藤(右)は北勝富士を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)


碧山(8勝7敗)はたき込み大栄翔(8勝7敗)

碧山(右)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所千秋楽 大栄翔(右)をはたき込みで破る碧山(左)(撮影・森本幸一)


琴恵光(9勝6敗) 押し出し 逸ノ城(9勝6敗)

逸ノ城(奥)は琴恵光を押し出しで破る(撮影・前岡正明)


千代大龍(8勝7敗)突き倒し豊ノ島(7勝8敗)

千代大龍(左)は豊ノ島を突き倒しで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所千秋楽 豊ノ島(手前)を突き倒しで破る千代大龍(奥)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所千秋楽 千代大龍(奥)に突き倒しで敗れ土俵にうずくまる豊ノ島(手前)(撮影・森本幸一)


照強(12勝3敗)押し出し友風(11勝4敗)

照強(左)は友風を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所千秋楽 友風(手前)を押し出しで破る照強(奥)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所千秋楽 懸賞を手に大きく息をする照強(撮影・森本幸一)


輝(7勝8敗)寄り切り隠岐の海(8勝7敗)

隠岐の海(左)は輝を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)


炎鵬(9勝6敗)下手投げ大翔鵬(6勝9敗)

炎鵬(奥)は大翔鵬を下手投げで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所千秋楽 大翔鵬(左)を下手投げで破る炎鵬(右)(撮影・森本幸一)

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友風が殊勲賞、照強が敢闘賞、遠藤と炎鵬が技能賞

大相撲名古屋場所の三賞選考委員会が千秋楽の21日、会場のドルフィンズアリーナ内で行われ、以下のように決まった。

殊勲賞に初受賞の西前頭7枚目友風(24=尾車)が満場一致で決定。

敢闘賞に初受賞の西前頭16枚目照強(24=伊勢ケ浜)がほぼ満票で決定。

技能賞に受賞3度目の西前頭2枚目遠藤(28=追手風)と初受賞の西前頭14枚目炎鵬(24=宮城野)が決定。

なお殊勲賞候補に大関経験者で東前頭5枚目琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)が挙がり<1>千秋楽に勝ち越しを決め<2>通算3個目の金星を奪った白鵬が優勝した場合のみ、4度目の受賞となる。

殊勲賞の友風は入幕2場所目で13場所連続勝ち越しを決めた上、14日目まで11勝3敗。鶴竜からの初金星などが評価された。

敢闘賞の照強は幕尻、小兵ながら14日目まで11勝3敗と終盤まで優勝戦線に絡んだことが評価された。

技能賞の遠藤は四つ身の良さが、炎鵬は体重99キロの小兵としての取り口、奮闘ぶりが評価された。

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琴奨菊「最高にうれしい」白鵬からの初金星に笑顔

琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

琴奨菊が昨年初場所以来、1年半ぶり3個目、白鵬から初の金星を挙げた。左前まわしを取ると、流れるように、もろ差しの体勢に持ち込み寄り切り。

白鵬には不戦勝を除くと10連敗中で、優勝した16年初場所以来、3年半ぶりに勝った。自身と元横綱稀勢の里との史上最多66度に次ぐ、同2位の63度目の対戦で7勝目。「力を出し切った、出来すぎの相撲。最高にうれしい」と笑顔で話した。

琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利、客席から座布団が投げられる(撮影・奥田泰也)

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炎鵬が初の勝ち越し、満身創痍も白鵬愛のムチに発奮

懸賞を手に感極まった表情で引き揚げる炎鵬(撮影・森本幸一)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

10度目の正直で、業師が泣いた。西前頭14枚目炎鵬(24=宮城野)が、平幕の妙義龍を寄り切って幕内で初の勝ち越しを決めた。

新入幕の先場所から続いていた給金相撲の連敗を9で止めると、重圧から解き放たれ涙を流した。優勝争いは横綱白鵬が琴奨菊に金星を献上して、鶴竜が再びトップに立った。千秋楽の直接対決で鶴竜が勝てば6度目の優勝、白鵬が勝てば両者による決定戦にもつれ込む。

   ◇   ◇   ◇   

10秒間、右手でタオルを顔に押しつけた。給金を直して引き揚げた支度部屋。込み上げてくるものがあるかと問われると、炎鵬はおえつを繰り返して「みんなにいい報告ができる。うれしい」と声を振り絞った。先場所から勝ち越しの懸かった「給金相撲」に限って9連敗。真っ赤な両目に、苦悩が凝縮されていた。

「緊張で硬かったけど、何も考えずに思い切ってぶつかった」。呼吸が合わず3度目の立ち合い。狙った左前ミツは取れなかったが、懐に潜り込んでもろ差し。168センチ、99キロの小さな体を、しぶとく寄せた。12日目に右足首を負傷。13日目からテーピングを施し、痛み止めも服用するなど、満身創痍(そうい)の中でつかんだ1勝だった。100キロ未満の小兵が幕内で勝ち越したのは、97年秋場所の舞の海(99キロ)以来、22年ぶりだ。

前日に兄弟子の白鵬から「負けたら帰ってくるなよ」と、愛のこもったムチをもらった。「見捨てずに言葉をかけてもらった」と炎鵬。この日、白鵬に勝ち越しを報告すると「おめでとう」と、握手を交えて祝福された。NHKの大相撲動画サービスで、常に再生回数1位を記録する人気業師。大歓声と大横綱の期待に応え、表情を和らげた。【佐藤礼征】

妙義龍(左)を寄り切りで破る炎鵬(右)(撮影・森本幸一)
幕内で勝ち越しを決めた炎鵬は取組後に感極まったような表情を見せる(撮影・小沢裕)

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白鵬痛恨2敗に言葉少な「低さが失敗…見ての通り」

2敗目を喫した白鵬は館内に座布団が舞うなか花道から土俵へ向かう(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱白鵬(34=宮城野)が痛恨の2敗目を喫した。過去56勝5敗(不戦敗を除く)と合口抜群の琴奨菊に対し、立ち合いから押し込まれ、ほぼ一方的に寄り切られた。

支度部屋では言葉少なで「(立ち合いの)低さが失敗しました。後はもう見ての通りです」。千秋楽は、1敗を守った鶴竜と直接対決。勝てば、優勝決定戦に持ち込める。自力Vは残っているが、大一番前に大きな1歩後退だ。

琴奨菊(手前)に寄りきりで破れる白鵬(奥)(撮影・森本幸一)

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今場所の白鵬の相撲そのものが粗い/大ちゃん大分析

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利、客席から座布団が投げられる(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が再び単独トップに立った。鶴竜は、前日の友風戦での金星配給のショックを引きずらず、関脇御嶽海(26=出羽海)を寄り切って13勝目を挙げた。結びの一番には、横綱白鵬(34=宮城野)が63度目の対戦となった平幕の琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)戦に臨んだが、もろ差しから一気の寄りに屈し2敗目を喫した。

    ◇    ◇    ◇

星が並んだ13日目終了時点では白鵬有利と思っていた。終盤で並ばれた方が精神的に追い込まれる。だから御嶽海戦は鶴竜の精神力が試される一番だった。結果も内容も文句なし。負けを引きずらず切り替えられたのは褒めたい。友風戦は力負けしたわけでなくタイミングで負けただけ、攻める姿勢に間違いはないんだと立て直したんだろう。まわしを取れなくても前に出れば自然とまわしに手がかかる、今場所の良さを象徴する内容だった。一方の白鵬は油断があったか。60回以上の対戦で攻め方、勝ち方は熟知している。琴奨菊が左からうまく攻めたこともあるが、今場所の白鵬の相撲そのものが粗いというか、目いっぱいという印象だ。そんな現状で、本割と優勝決定戦で連勝しての逆転優勝は難しい。鶴竜は結びの一番で自分の相撲を取りきればいい、負けたら次のことはその時に考えればいい。そんな考え方が出来るのも、リードしている側の強みだ。(日刊スポーツ評論家・高砂浦五郎=元大関朝潮)

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)
大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(手前)に寄りきりで破れる白鵬(奥)(撮影・森本幸一)
2敗目を喫した白鵬は館内に座布団が舞うなか花道から土俵へ向かう(撮影・小沢裕)
大相撲名古屋場所14日目 御嶽海(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)

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白鵬は琴奨菊に敗れ2敗 鶴竜が再び単独トップへ

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が再び単独トップに立った。鶴竜は、前日の友風戦での金星配給のショックを引きずらず、関脇御嶽海(26=出羽海)を寄り切って13勝目を挙げた。結びの一番には、横綱白鵬(34=宮城野)が63度目の対戦となった平幕の琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)戦に臨んだが、もろ差しから一気の寄りに屈し2敗目を喫した。先場所同様、千秋楽の取組は14日目の全取組終了後に発表されるが、両横綱の千秋楽結びの一番での対決は確実。そうなれば、鶴竜は勝てば昨年夏場所以来6度目の優勝。白鵬が勝てば優勝決定戦に持ち込まれる。

2敗で追っていた西前頭16枚目で幕尻の照強(24=伊勢ケ浜)は、北勝富士(27=八角)に突き落としで敗れ3敗に後退した。

新小結の阿炎(25=錣山)は、逸ノ城(26=湊)に押し出しで快勝。星を7勝7敗の五分に戻し、新三役勝ち越しを千秋楽にかける。同じく新小結で、既に負け越しが決まっている竜電(28=高田川)は、大栄翔(25=追手風)に押し出しで敗れ10敗目を喫した。西前頭3枚目の大栄翔は勝ち越しを決めた。

先場所優勝で、今場所は前日13日目に負け越しが決まっていた東前頭筆頭の朝乃山(25=高砂)は、正代(27=時津風)を寄り切って6勝目を挙げた。西前頭2枚目で既に勝ち越しを決めている遠藤(28=追手風)は、宝富士(32=伊勢ケ浜)を寄り切って9勝目。今年初場所以来の2ケタ10勝に王手をかけた。前日13日目の結びの一番で、横綱初挑戦で鶴竜から金星を挙げた友風(24=尾車)は琴恵光(27=佐渡ケ嶽)を、はたき込みで下し11勝目を挙げた。

新入幕で負け越しが決まっている西前頭10枚目の貴源治(22=千賀ノ浦)は、矢後(25=尾車)に寄り切られ9連敗で10敗目(4勝)を喫した。人気力士で同14枚目の炎鵬(24=宮城野)は妙義龍(32=境川)と対戦。勝ち越しをかけた相撲は、先場所から9連敗中だったが、懐にもぐっての攻めで妙義龍を寄り切り、新入幕から2場所目で自身初の幕内勝ち越しを決めた。

十両は2敗で単独トップだった剣翔(27=追手風)が隆の勝に、はたき込みで勝って12勝目。後続に2差をつけたため千秋楽を待たずして、連続在位22場所目の十両では初の優勝を決めた。

鶴竜(左)が寄り切りで御嶽海に勝利する(撮影・奥田泰也)
大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利、客席から座布団が投げられる(撮影・奥田泰也)
御嶽海(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)

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白鵬2敗!鶴竜再び単独トップ/14日目写真特集

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が再び単独トップに立った。鶴竜は、前日の友風戦での金星配給のショックを引きずらず、関脇御嶽海(26=出羽海)を寄り切って13勝目を挙げた。結びの一番には、横綱白鵬(34=宮城野)が63度目の対戦となった平幕の琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)戦に臨んだが、もろ差しから一気の寄りに屈し2敗目を喫した。


琴奨菊(7勝7敗)寄り切り白鵬(12勝2敗)

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(手前)に寄りきりで破れる白鵬(奥)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊が寄り切りで白鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(手前)に寄りきりで破れた白鵬(奥)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利、客席から座布団が投げられる(撮影・奥田泰也)


鶴竜(13勝1敗)寄り切り御嶽海(8勝6敗)

大相撲名古屋場所14日目 鶴竜(左)が寄り切りで御嶽海に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所14日目 御嶽海(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所14日目 御嶽海(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)


阿炎(7勝7敗)押し出し逸ノ城(8勝6敗)

大相撲名古屋場所14日目 阿炎(左)が押し出しで逸ノ城に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所14日目 逸ノ城(左)を押し出しで破る阿炎(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所14日目 逸ノ城(左)を押し出しで破る阿炎(右)(撮影・森本幸一)


照強(11勝3敗)突き落とし北勝富士(9勝5敗)

大相撲名古屋場所14日目 北勝富士(右)が突き落としで照強に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所14日目 北勝富士(左)に突き落としで敗れる照強(右)(撮影・森本幸一)


朝乃山(6勝8敗)寄り切り正代(6勝8敗)

大相撲名古屋場所14日目 朝乃山(右)が寄り切りで正代に勝利する(撮影・奥田泰也)


宝富士(5勝9敗)寄り切り遠藤(9勝5敗)

大相撲名古屋場所14日目 遠藤(左)寄り切りで宝富士に勝利する(撮影・奥田泰也)


琴恵光(9勝5敗)はたき込み友風(11勝3敗)

大相撲名古屋場所14日目 友風(左)がはたき込みで琴恵光に勝利する(撮影・奥田泰也)


妙義龍(8勝6敗)寄り切り炎鵬(8勝6敗)

大相撲名古屋場所14日目 妙義龍(左)を寄りきりで破る炎鵬(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所14日目 妙義龍(左)を寄りきりで破る炎鵬(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所14日目 炎鵬が寄り切りで妙義龍に勝利する(撮影・奥田泰也)

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鶴竜に土、連勝12でストップ 1敗の白鵬と並ぶ

大相撲名古屋場所13日目 友風に鶴竜がはたき込みで負ける、右は白鵬(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ

全勝の横綱鶴竜(33=井筒)が平幕に敗れる波乱があり、2横綱が1敗で並んだ。結びの一番で、横綱初挑戦で3敗の西前頭7枚目友風(24=尾車)と対戦。一気の電車道で出たが土俵際、逆転のはたきこみで敗れ、初日からの連勝は12で止まった。友風は幕下付け出しを除くと史上最速タイの金星を挙げた。

1差で追う横綱白鵬(34=宮城野)は平幕の妙義龍(32=境川)を、強引な相撲から最後は小手投げで仕留め、1敗を守った。これで優勝争いは千秋楽までもつれ込むことになった。

2敗で追っていた西前頭16枚目で幕尻の照強(24=伊勢ケ浜)も、阿武咲(23=阿武松)を押し出して11勝目を挙げた。両横綱を1差で追う。

関脇御嶽海(26=出羽海)を一気の攻めで琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)を寄り切り、勝ち越しを決めた。新三役の小結阿炎(25=錣山)は、大栄翔(25=追手風)を押し出して、6勝7敗と踏みとどまった。同じく新小結で、既に負け越しが決まっている竜電(28=高田川)は、正代(27=時津風)を押し出して6日ぶりの白星。4勝目(9敗)を挙げた。

先場所優勝で新三役を目指していた東前頭筆頭の朝乃山(25=高砂)は、碧山(33=春日野)に、はたきこみで敗れ負け越しが決まった。西前頭筆頭の北勝富士(27=八角)は逸ノ城(26=湊)を寄り切って連敗は3でストップ。勝ち越しを決め、返り三役を有望にした。西前頭2枚目の遠藤(28=追手風)も志摩ノ海(30=木瀬)を寄り切って8勝目。勝ち越しを決め返り三役の可能性が出てきた。

新入幕で負け越しが決まっている西前頭10枚目の貴源治(22=千賀ノ浦)は、佐田の海(32=境川)に寄り切られ、8連敗で9敗目(4勝)を喫した。人気力士で同14枚目の炎鵬(24=宮城野)も琴恵光(27=佐渡ケ嶽)に、かけ投げで敗れ3連敗。自身幕内初の勝ち越しは、またもお預けとなった。

十両は2敗で単独トップだった剣翔(27=追手風)が勝って11勝目。後続とは2差がつき、14日目にも優勝が決まる。

13日目を終え幕内優勝争いは、鶴竜と白鵬が12勝1敗でトップに並んだ。1差の2敗で照強が追う。

大相撲名古屋場所13日目 友風負けた鶴竜(左)を見る白鵬(撮影・奥田泰也)

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鶴竜に土!友風が最速タイ金星/13日目写真特集

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ

全勝の横綱鶴竜(33=井筒)が平幕に敗れる波乱があり、2横綱が1敗で並んだ。結びの一番で、横綱初挑戦で3敗の西前頭7枚目友風(24=尾車)と対戦。一気の電車道で出たが土俵際、逆転のはたきこみで敗れ、初日からの連勝は12で止まった。友風は幕下付け出しを除くと史上最速タイの金星を挙げた。 1差で追う横綱白鵬(34=宮城野)は平幕の妙義龍(32=境川)を、強引な相撲から最後は小手投げで仕留め、1敗を守った。これで優勝争いは千秋楽までもつれ込むことになった。


鶴竜(12勝1敗)叩き込み友風(10勝3敗)

大相撲名古屋場所13日目 友風に鶴竜がはたき込みで負ける、右は白鵬(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 友風に鶴竜がはたき込みで負ける、右は白鵬(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 友風に負けた鶴竜(左)を見る白鵬(撮影・奥田泰也)

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妙義龍(8勝5敗)小手投げ白鵬(12勝1敗)

大相撲名古屋場所13日目 白鵬(手前)が小手投げで妙義龍に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 妙義龍(下)を小手投げで破る白鵬(上)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所13日目 妙義龍(左)を小手投げで破る白鵬(右)(撮影・森本幸一)


御嶽海(8勝5敗)寄り切り琴奨菊(6勝7敗)

大相撲名古屋場所13日目 御嶽海(左)が寄り切りで琴奨菊に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 御嶽海(左)が寄り切りで琴奨菊に勝利する(撮影・奥田泰也)


阿炎(6勝7敗)押し出し大栄翔(7勝6敗)

大相撲名古屋場所13日目 阿炎(左)が押し出しで大栄翔に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 大栄翔(左)を強烈な突き押しで攻め込む阿炎(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所13日目 大栄翔(左)を強烈な突き押しで攻め込む阿炎(右)(撮影・森本幸一)


正代(6勝7敗)押し出し竜電(4勝9敗)

大相撲名古屋場所13日目 竜電(右)が押し出して正代に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 正代(手前)を押し出しで破る竜電(奥)(撮影・森本幸一)


朝乃山(5勝8敗)叩き込み碧山(7勝6敗)

大相撲名古屋場所13日目 碧山がはたき込みで朝乃山に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 碧山(右)にはたき込みで破れる朝乃山(左)(撮影・森本幸一)


逸ノ城(8勝5敗)寄り切り北勝富士(8勝5敗)

大相撲名古屋場所13日目 北勝富士(手前)が寄り切りで逸ノ城に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 逸ノ城(右)を寄りきりで破る北勝富士(左)(撮影・森本幸一)


志摩ノ海(7勝6敗)寄り切り遠藤(8勝5敗)

大相撲名古屋場所13日目 遠藤(右)は寄り切りで志摩ノ海に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 志摩ノ海(右)を寄りきりで破る遠藤(左)(撮影・森本幸一)


阿武咲(6勝7敗)押し出し照強(11勝2敗)

大相撲名古屋場所13日目 照強(左)が押し出しで阿武咲に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 阿武咲(左)を押しだしで破る照強(右)(撮影・森本幸一)

大相撲名古屋場所13日目 阿武咲(左)を押しだしで破る照強(右)(撮影・森本幸一)


琴恵光(9勝4敗)掛け投げ炎鵬(7勝6敗)

大相撲名古屋場所13日目 琴恵光(左)に小手投げで負けた炎鵬は悔しい表情を見せる(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所13日目 琴恵光(左)に小手投げで負けた炎鵬は悔しい表情を見せる(撮影・奥田泰也)

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鶴竜、右取れず苦戦も最後は力の差/大ちゃん大分析

鶴竜(右)は琴奨菊を突き倒しで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇17日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が、全勝で単独トップを守った。東前頭5枚目の琴奨菊を突き倒した。初日からの11連勝は、優勝した昨年3月の春場所以来、2度目で自己最長に並んだ。

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白星を積み重ねている今場所の、鶴竜の勝因は「右の早さ」にあると思う。上手にせよ下手にせよ、早く取って優位に立ってきた。それが今日は、左四つに組み止めたにせよ、右が取れずに苦戦を招いた。ただ、焦ってはいなかったはず。余裕とまではいかなくても組み止めれば何とかなる、という気持ちは、50回以上の対戦で体が覚えていただろう。がぶりたかった琴奨菊を、がぶらせなかったも同じ。逆に、新顔なら細心の注意を払うところを、50回以上も戦ってきた“慣れ”のようなものが、ちょっとした油断につながることもあるが、左でも取れる器用さ、相撲勘の良さで元大関との力量差を見せつけた。白鵬に1差をつけて、さあ大関戦…と通常の場所ならそうなるところが、両関脇と平幕中位が相手。微妙にリズムを狂わされそうなところだが、攻めの姿勢を貫けばおのずと結果はついてくると思う。(日刊スポーツ評論家・高砂浦五郎=元大関朝潮)

鶴竜(左)は琴奨菊を突き倒しで下し全勝を守った。右は1敗の白鵬(撮影・小沢裕)

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全勝の鶴竜語る八村塁、角界随一のNBA知識で展望

鶴竜(右)は琴奨菊を突き倒しで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇17日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が、全勝で単独トップを守った。東前頭5枚目の琴奨菊を突き倒した。

初日からの11連勝は、優勝した昨年3月の春場所以来、2度目で自己最長に並んだ。今場所前は、バスケットボールの最高峰NBAのドラフトで、八村塁がウィザーズから日本人で初めて1巡目指名されたことに興奮。相撲界随一のNBAファンだけに自然と調子も上向きで、初の無傷の12連勝に挑む。

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オールラウンダー鶴竜の本領発揮だった。圧力のある琴奨菊の寄りを受け止めてはね返す力強さ。反撃に転じてからの攻めの速さ。土俵際で一発逆転の隙を許さないうまさ。万能型らしく、すべてがかみ合った11秒5の逆転勝ちだった。白鵬が不戦勝で、この日唯一の横綱戦。一身に背負った観衆の期待に応えた。「慌てなかった。立ち合いはあまり良くなかったけど踏ん張り、そこからの動きは良かった」と冷静に話した。

取組後とは対照的に、今場所前は八村のウィザーズからのドラフト1巡目指名に心を躍らせた。自身も幼少期はバスケットボールをプレーし「いつかファイナル(決勝)を見に行くのが夢」という大のNBAファン。だからこそ八村の指名に「本当にすごい」と力説した。「今のNBAはオールラウンダーが求められ、八村選手は3ポイントシュートを打ててリバウンドも強い。中も外もできて今のNBAに合っている。1年目でレギュラーになれば、2年目はスーパースターになっている」と予言した。

NBAの知識も角界随一だ。「主力のビールとウォールにトレードのうわさが出たけど、その2人に八村選手が加われば、来季のウィザーズは、けっこういい線いくと思う」。プレーオフ進出、さらにはその先に進む可能性にも言及した。

新たな道を切り開く八村に刺激を受け、自己最長タイとなる無傷の11連勝を飾り、さらに初の12連勝を挑む。今場所で歴代10位タイの横綱在位32場所だが、その間、12日目以降は39勝41敗。そんな苦手意識も「そういうことを気にしないよう、今は自分の相撲に集中したい」と消えている。最上級の刺激が6度目の賜杯へと導き始めた。【高田文太】

鶴竜(左)は琴奨菊を突き倒しで下し全勝を守った。右は不戦勝で2敗の白鵬(撮影・小沢裕)
全勝を守り引き揚げる鶴竜(撮影・前岡正明)

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鶴竜が全勝単独トップ、高安休場/11日目写真特集

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇17日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)は前頭5枚目の琴奨菊(26=湊)を突き倒しで下し11連勝で単独首位守る。

1差で追う横綱白鵬(34=宮城野)は、対戦予定だった大関高安(29=田子ノ浦)の休場で不戦勝。11日目を終え幕内優勝争いは、鶴竜が全勝。1差で白鵬、2敗で友風、照強が追う展開となった。


鶴竜(11勝0敗)突き倒し琴奨菊(5勝6敗)

大相撲名古屋場所11日目 鶴竜(左)が突き倒しで琴奨菊に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所11日目 鶴竜(左)が突き倒しで琴奨菊に勝利する(撮影・奥田泰也)

鶴竜(右)は琴奨菊を突き倒しで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所11日目 白鵬(右から2人目)が見る中、鶴竜(左)は琴奨菊に勝利する(撮影・奥田泰也)


高安(8勝3敗)不戦勝白鵬(9勝1敗)

大相撲名古屋場所11日目 白鵬と対戦する高安は不戦勝となる(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所11日目 高安が休場のため不戦勝となる白鵬(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所11日目 高安が休場のため不戦勝となる白鵬(撮影・奥田泰也)


御嶽海(7勝4敗)寄り切り明生(2勝9敗)

大相撲名古屋場所11日目 御嶽海(右)は寄り切りで明生に勝利する(撮影・奥田泰也)


逸ノ城(7勝4敗)はたき込み玉鷲(1勝10敗)

逸ノ城(奥)は玉鷲をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)


阿炎(5勝6敗)押し出し碧山(5勝6敗)

大相撲名古屋場所11日目 碧山(手前)は押し出しで阿炎に勝利する(撮影・奥田泰也)

碧山(左)は阿炎を押し出しで破る(撮影・前岡正明)


遠藤(6勝5敗)寄り切り竜電(3勝8敗)

大相撲名古屋場所11日目 遠藤(左)が寄り切りで竜電に勝利する(撮影・奥田泰也)

遠藤(左)は竜電を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)


朝乃山(5勝6敗)寄り切り北勝富士(7勝4敗)

大相撲名古屋場所11日目 朝乃山(左)が寄り切りで北勝富士に勝利する(撮影・奥田泰也)


妙義龍(8勝3敗)寄り切り隠岐の海(5勝6敗)

隠岐の海(左)は妙義龍を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所11日目 隠岐の海(右)が寄り切りで妙義龍に勝利する(撮影・奥田泰也)


琴勇輝(7勝4敗)はたき込み友風(9勝2敗)

大相撲名古屋場所11日目 友風(左)がはたき込みで琴勇輝に勝利する(撮影・奥田泰也)

友風(右)は琴勇輝をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)


照強(9勝2敗)押し出し錦木(3勝8敗)

照強(奥)は錦木を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

大相撲名古屋場所11日目 照強(中央)が押し出しで錦木(右)に勝利する(撮影・奥田泰也)


炎鵬(7勝4敗)小手投げ佐田の海(7勝4敗)

大相撲名古屋場所11日目 佐田の海(左)が小手投げで炎鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)

大相撲名古屋場所11日目 佐田の海に負け渋い表情を見せる炎鵬(撮影・奥田泰也)

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