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冬巡業で花籠親方、栃煌山ら10名インフルエンザに

栃煌山(2016年9月11日撮影)

大相撲冬巡業に参加している関取衆ら協会員の中で、インフルエンザが流行している。大分市で冬巡業が開催された6日までに、十両栃煌山(32=春日野)や巡業部の花籠親方(元関脇太寿山)、関取衆の付け人を務める若い衆ら約10名がインフルエンザに感染して巡業を離脱した。

この日の朝には発熱を訴えた十両蒼国来が市内の病院で検査を受けた結果、インフルエンザと診断されて帰京した。3日には膝の痛みを訴えた前頭琴奨菊が、4日には来場所の新三役が濃厚の前頭大栄翔が「溶連菌感染症」により帰京。巡業各地の大相撲ファンが関取衆の来訪を待っている中で、不運にも相次いで関取衆が離脱している。

関取衆も警戒心を募らせる。この日の支度部屋では、会場内の救護室から提供されたマスクを着用して、予防に努める関取衆の姿が目立った。力士会会長の横綱鶴竜(34=陸奥)は「若干自分も喉が痛くて薬を飲んだので大丈夫です」と話した。その上で「(移動用のバスの中が)ちょっと暑すぎるときがある」と、体調を崩す一因として指摘した。

インフルエンザに感染した栃煌山と4日の宿舎で同部屋だった前頭碧山(33=春日野)は「(栃)煌山関はつらそうだった。寝てるようで寝てない状態だったと思う。熱も40度近く出ていたから」と心配した。碧山自身も熱っぽい症状があるようで、先日病院に足を運んだという。「自分は大丈夫。これもあるし」と、病院で処方された抗生物質を取り出して万全を強調した。

巡業参加者は約2週間後の18日に東京・両国国技館の診療所で予防接種を受ける予定だったが、それを前にしてインフルエンザが襲いかかってきた。冬巡業は全11日のうち5日を消化して、後半戦へと突入する。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)は「個々で対応するしかない」と、体調の自己管理を求めた。

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春日野巡業部長が訓示「SNS十分注意するように」

関取衆に訓示を発する巡業部長の春日野親方(右から3番目)(撮影・佐藤礼征)

巡業部長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が関取衆約60人に訓示を行った。

訓示は非公開で行われたが、巡業部の入間川親方(元関脇栃司)によると「関取衆に対して、体調管理やSNS使用について、十分に注意するように伝えた」。

3日も、幕内琴奨菊が膝の負傷を理由に巡業を離脱。同親方は「膝の裏が痛いらしい。体調が悪くなったり、問題が起きたときは(若者)頭や、同じ一門の親方にすぐに報告してほしい」と求めた。

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業師の炎鵬連敗3で止める、三所攻めは「余裕ない」

琴奨菊を引っかけで破る炎鵬(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇9日目◇18日◇福岡国際センター

人気力士の西前頭6枚目炎鵬(25=宮城野)が連敗を3で止めて、再び白星を先行させた。

地元福岡出身の東前頭9枚目琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)を下して5勝4敗とした。立ち合い左に動いて、相手の腕をたぐりながら回り込んで左差し。下手投げは決まらなかったが、土俵際で「引っ掛け」を決めた。「投げは決まったかなと思った。あれを決めきらないといけない」と、ぎりぎりの勝負を終えて反省しきりだった。

ご当地力士との対戦で、人気者同士の一番。会場からの歓声、拍手を受けた炎鵬は「期待に応えたい気持ちが強い」と燃えていた。

前日8日目には兄弟子の幕内石浦が、約26年ぶりの珍手「三所攻め」を決めた。「業師」と呼ばれる炎鵬はこの日の朝、「いつか三所攻めを決めたいか?」と問われると「そんな余裕はない。何でもいいので勝てるように頑張る」と、苦笑いしていた。

琴奨菊(右)を引っ掛けで破る炎鵬(撮影・栗木一考)

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白鵬単独トップ、朝乃山、輝が2敗/9日目写真特集

<大相撲九州場所>◇9日目◇18日◇福岡国際センター

史上最多43度目の優勝を目指す一人横綱の白鵬(34=宮城野)が、前頭4枚目琴勇輝(28=佐渡ケ嶽)を下した。左大胸筋負傷からの復活を目指す大関貴景勝(23=千賀ノ浦)は、小結北勝富士(27=八角)を突き落としで下した。

優勝争いは1敗で白鵬が単独トップ。2敗で朝乃山、輝が続き、3敗で貴景勝ら6人が追う。

9日目の取組模様を写真で振り返ります。

【観戦に訪れた芸者さんと白鵬】

観戦に訪れた芸者さんも白鵬の入場に目をやる(撮影・今浪浩三)


琴勇輝(4勝5敗)引き落とし白鵬(8勝1敗)

琴勇輝を引き落としで破り勝ち越しを決める白鵬(撮影・今浪浩三)

琴勇輝を引き落としで破り勝ち越しを決める白鵬(撮影・今浪浩三)


貴景勝(6勝3敗)突き落とし北勝富士(4勝5敗)

北勝富士(右)を突き落としで破る貴景勝(撮影・栗木一考)

北勝富士(右)を突き落としで破る貴景勝(撮影・栗木一考)

北勝富士を突き落としで破る貴景勝(撮影・今浪浩三)

北勝富士を突き落としで破った貴景勝(撮影・栗木一考)


御嶽海(5勝4敗)寄り切り玉鷲(4勝5敗)

玉鷲を寄り切る御嶽海(撮影・今浪浩三)

玉鷲(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・栗木一考)


阿炎(5勝4敗)突き出し竜電(3勝6敗)

竜電(左)を突き出しで破る阿炎(撮影・栗木一考)

竜電を突き出しで破る阿炎(左)(撮影・今浪浩三)


隠岐の海(3勝6敗)上手投げ遠藤(4勝5敗)

遠藤を上手投げで破る隠岐の海(撮影・今浪浩三)

遠藤(左)を上手投げで破る隠岐の海(撮影・栗木一考)

遠藤(左)を上手投げで破る隠岐の海(撮影・栗木一考)


大栄翔(5勝4敗)はたき込み朝乃山(7勝2敗)

大栄翔(右)をはたき込みで破る朝乃山(撮影・栗木一考)

大栄翔をはたき込みで破る朝乃山(撮影・今浪浩三)


妙義龍(3勝6敗)突き落とし明生(5勝4敗)

妙義龍(右)を突き落としで破る明生(撮影・栗木一考)

妙義龍を突き落としで破る明生(撮影・今浪浩三)


宝富士(4勝5敗)肩透かし碧山(5勝4敗)

宝富士(右)を肩透かしで破る碧山(撮影・栗木一考)

宝富士を肩透かしで破る碧山(撮影・今浪浩三)


阿武咲(4勝5敗)上手投げ松鳳山(6勝3敗)

阿武咲を上手投げで破る松鳳山(撮影・今浪浩三)

阿武咲(手前)を上手投げで破る松鳳山(撮影・栗木一考)

阿武咲を上手投げで破る松鳳山(撮影・今浪浩三)


琴奨菊(2勝7敗)引っ掛け炎鵬(5勝4敗)

琴奨菊(右)を引っ掛けで破る炎鵬(撮影・栗木一考)

琴奨菊を引っ掛けで破る炎鵬(撮影・今浪浩三)

琴奨菊を引っ掛けで破る炎鵬(撮影・今浪浩三)

琴奨菊を引っ掛けで破る炎鵬(撮影・今浪浩三)

琴奨菊(左)を引っ掛けで破る炎鵬(撮影・栗木一考)


志摩ノ海(3勝6敗)押し出し輝(7勝2敗)

志摩ノ海(右)を押し出しで破る輝(撮影・栗木一考)

志摩の海を押し出しで破る輝(右)(撮影・今浪浩三)

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白鵬7勝目、石浦が珍技で魅了!/8日目写真特集

<大相撲九州場所>◇8日目◇17日◇福岡国際センター

史上最多43度目の優勝を目指す白鵬(34=宮城野)が、前頭4枚目玉鷲(34=片男波)を破り単独トップ。大関復帰の貴景勝(23=千賀ノ浦)は、前頭2枚目明生(24=立浪)を破り5勝3敗とした。

かど番の大関高安(29=田子ノ浦)が取組前に急きょ休場を発表。

8日目の取組模様を写真で振り返ります。


玉鷲(4勝4敗)寄り切り白鵬(7勝1敗)

玉鷲と2回目も取り組みが合わない白鵬(右)(撮影・今浪浩三)

玉鷲を寄り切る白鵬(右)(撮影・今浪浩三)

玉鷲(右)を寄り切りで下す白鵬(撮影・栗木一考)


貴景勝(5勝3敗)押し出し明生(4勝4敗)

明生を押し出す貴景勝(撮影・今浪浩三)

明生(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・栗木一考)

明生を押し出す貴景勝(撮影・今浪浩三)


宝富士(4勝4敗)不戦勝高安(3勝5敗)

高安の休場のため不戦勝となる宝富士(撮影・栗木一考)


御嶽海(4勝4敗)寄り切り碧山(4勝4敗)

碧山を寄り切る御嶽海(撮影・今浪浩三)

碧山(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・栗木一考)


阿炎(4勝4敗)押し出し朝乃山(6勝2敗)

阿炎(左)を押し出しで破る朝乃山(撮影・栗木一考)

阿炎を押し出す朝乃山(撮影・今浪浩三)


北勝富士(4勝4敗)押し出し遠藤(4勝4敗)

北勝富士を押し出す遠藤(撮影・今浪浩三)

北勝富士(左)を押し出しで破る遠藤(撮影・栗木一考)


豊山(5勝3敗)はたき込み炎鵬(4勝4敗)

立ち会い、にらみ合う豊山(右)と炎鵬(撮影・栗木一考)

炎鵬(手前)をはたき込みで破る豊山(撮影・栗木一考)

炎鵬(手前)をはたき込みで破る豊山(撮影・栗木一考)


剣翔(5勝3敗)押し出し佐田の海(5勝3敗)

佐田の海を押し出しで破る剣翔(撮影・今浪浩三)

押し出しで剣翔(左)に敗れる佐田の海(撮影・栗木一考)


琴奨菊(2勝6敗)寄り切り輝(6勝2敗)

琴奨菊(右手前)を寄り切りで破る輝(撮影・栗木一考)

琴奨菊を寄り切りで破る輝(撮影・今浪浩三)


照強(4勝4敗)押し出し正代(5勝3敗)

正代を押し出しで破る照強(撮影・今浪浩三)

正代を押し出しで破る照強(撮影・今浪浩三)


石浦(4勝4敗)三所攻め錦木(2勝6敗)

【出た!技あり!石浦の三所攻め】

錦木(手前)を三所攻めで破る石浦(撮影・栗木一考)

錦木(右手前)を三所攻めで破る石浦(撮影・栗木一考)

錦木を三所攻めで破る石浦(撮影・今浪浩三)

錦木を三所攻めで破る石浦(撮影・今浪浩三)

錦木を三所攻めで破る石浦(撮影・今浪浩三)


千代丸(5勝3敗)寄り切り大翔鵬(2勝6敗)

千代丸(右)を寄り切りで破る大翔鵬(撮影・栗木一考)

千代丸を寄り切る大翔鵬(撮影・今浪浩三)

千代丸を寄り切る大翔鵬(撮影・今浪浩三)

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白鵬6勝、貴景勝、高安は勝利/7日目写真特集

<大相撲九州場所>◇7日目◇16日◇福岡国際センター

白鵬(34=宮城野)が、前頭3枚目目宝富士(32=伊勢ケ浜)を下し6勝目を挙げ単独首位を守った。

7日目の取組模様を写真で振り返ります。


錦木(2勝5敗)寄り切り輝(5勝2敗)

錦木(手前)を寄り切る輝(撮影・清水貴仁)


琴奨菊(2勝5敗)叩き込み千代丸(5勝2敗)

琴奨菊(右)を土俵際に追い込む千代丸(撮影・清水貴仁)

琴奨菊(左)を叩き込む千代丸(撮影・今浪浩三)


松鳳山(4勝3敗)押し出し正代(5勝2敗)

松鳳山(左)を押し出しで破る正代(撮影・清水貴仁)

松鳳山を押し出す正代(撮影・今浪浩三)


剣翔(4勝3敗)突き落とし豊山(4勝3敗)

豊山(右)を突き落としで破る剣翔(撮影・清水貴仁)

豊山(左)をつき落としで下す剣翔(撮影・今浪浩三)


佐田の海(5勝2敗)寄り切り炎鵬(4勝3敗)

炎鵬(左)を寄り切る佐田の海(撮影・今浪浩三)

佐田の海に寄り切りで敗れガックリする炎鵬(撮影・今浪浩三)


阿武咲(4勝3敗)寄り切り明生(4勝3敗)

明生(左)を寄り切りで破る阿武咲(撮影・清水貴仁)


竜電(3勝4敗)突き落とし遠藤(3勝4敗)

竜電(右)を立ち会いからの突き落としで破る遠藤(撮影・清水貴仁)


阿炎(4勝3敗)押し出し碧山(4勝3敗)

碧山(左)を押し出しで破る阿炎(撮影・清水貴仁)

碧山(左)を押し出しで破る阿炎(撮影・清水貴仁)


隠岐の海(2勝5敗)寄り切り朝乃山(5勝2敗)

隠岐の海(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・清水貴仁)

隠岐の海(左)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・清水貴仁)


北勝富士(4勝3敗)押し出し大栄翔(4勝3敗)

北勝富士(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・清水貴仁)

北勝富士(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・清水貴仁)


御嶽海(3勝4敗)押し出し琴勇輝(3勝4敗)

琴勇輝(左)を押し出しで破る御嶽海(撮影・清水貴仁)

琴勇輝(手前)を押し出しで破る御嶽海(撮影・清水貴仁)


玉鷲(4勝3敗)突き倒し高安(3勝4敗)

高安(左)と玉鷲(撮影・今浪浩三)

玉鷲(右)と激しい攻防をみせる高安(撮影・清水貴仁)

玉鷲(手前)を突き倒しで破る高安(撮影・清水貴仁)


貴景勝(4勝3敗)押し出し妙義龍(3勝4敗)

妙義龍(奥)を押し出す貴景勝(撮影・清水貴仁)


宝富士(3勝4敗)叩き込み白鵬(6勝1敗)

宝富士(下)をはたき込みで破る白鵬(撮影・清水貴仁)

宝富士(手前)をはたき込みで破る白鵬(撮影・清水貴仁)

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貴景勝、高安敗れる、明生が技あり/5日目写真特集

<大相撲九州場所>◇5日目◇14日◇福岡国際センター

史上最多43度目の優勝を目指す一人横綱の白鵬(34=宮城野)が、前頭2枚目妙義龍(33=境川)を突き落としで下した。

大関陣は左大胸筋負傷からの復活を目指す貴景勝(23=千賀ノ浦)、かど番の高安(29=田子ノ浦)が敗れた。

関脇栃ノ心と、新入幕の前頭16枚目若隆景が休場を発表。

5日目の取組模様を写真で振り返ります。


妙義龍(2勝3敗)突き落とし白鵬(4勝1敗)

妙義龍(左)を突き落としで下す白鵬(撮影・栗木一考)

妙義龍(右)を突き落としで破る白鵬(撮影・清水貴仁)

妙義龍(右)を突き落としで破る白鵬(撮影・清水貴仁)


貴景勝(3勝2敗)突き落とし宝富士(2勝3敗)

貴景勝(左)を突き落としで破る宝富士(撮影・栗木一考)

貴景勝(左)を突き落としで破る宝富士(撮影・栗木一考)

貴景勝(左)を突き落としで破る宝富士(撮影・栗木一考)


明生(4勝1敗)かいなひねり高安(2勝3敗)

【明生が技あり!かいなひねり】

高安(左)をかいなひねりで破る明生(撮影・栗木一考)

高安(左)をかいなひねりで破る明生(撮影・清水貴仁)

高安(左)をかいなひねりで破る明生(撮影・栗木一考)

高安(左)をかいなひねりで破る明生(撮影・清水貴仁)

高安(左)をかいなひねりで破る明生(撮影・清水貴仁)


御嶽海(2勝3敗)寄り切り隠岐の海(2勝3敗)

御嶽海(左)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・栗木一考)

御嶽海(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・栗木一考)

隠岐の海(左)に対し攻めるも最後は寄り切りで敗れる御嶽海(撮影・清水貴仁)


大栄翔(3勝2敗)不戦勝栃ノ心(2勝3敗)

阿炎(2勝3敗)突き出し遠藤(1勝4敗)

遠藤(右)を突き出しで破る阿炎(撮影・栗木一考)

遠藤(右)を突き出しで破る阿炎(撮影・栗木一考)

遠藤(左)を突き出しで破る阿炎(撮影・清水貴仁)


北勝富士(3勝2敗)寄り切り朝乃山(4勝1敗)

北勝富士(手前)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・栗木一考)

北勝富士(左)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・栗木一考)


玉鷲(3勝2敗)押し出し竜電(2勝3敗)

竜電(右)を押し出しで破る玉鷲(撮影・栗木一考)

竜電(奥)を押し出しで破る玉鷲(撮影・清水貴仁)


碧山(3勝2敗)引き落とし炎鵬(4勝1敗)

碧山(奥)の猛攻を受けるも最後は引き落としで破る炎鵬(撮影・清水貴仁)

碧山(奥)を引き落としで破る炎鵬(撮影・清水貴仁)

碧山(手前)を引き落としで破る炎鵬(撮影・栗木一考)

碧山(奥)を引き落としで破る炎鵬(撮影・清水貴仁)


琴奨菊(1勝4敗)寄り切り正代(4勝1敗)

正代(右)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・栗木一考)

正代(手前)をよりきりで破る琴奨菊(撮影・清水貴仁)

正代(手前)をよりきりで破る琴奨菊(撮影・清水貴仁)

正代(右)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・栗木一考)


若隆景(4勝1敗)不戦勝輝(3勝2敗)

若隆景の休場のため不戦勝となる輝(撮影・栗木一考)

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豊山が目覚めの連勝発進、完全アウェーで琴奨菊撃破

琴奨菊(右)を突き落としで破る豊山(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇11日◇福岡国際センター

西前頭9枚目豊山(26=時津風)がご当地力士の琴奨菊を突き落としで破り、2連勝発進を決めた。

両腕を抱え込まれ、土俵際まで押し込まれたが、左を深く差し込んで押し返した。

「左を使うイメージは(稽古で)やってきてるんで。でも、勝ったから良かったけど」

ホッとしたのには理由がある。仕切り前、会場は琴奨菊への大歓声一色で完全アウェー状態だった。「会場にのまれて“やってやろう”と肩に力が入っちゃった。感情的になりすぎるのはダメですね。自分がああなって(声援を受けて)も肩に力が入る」と苦笑いした。

膝のテーピング、サポーターを、今場所前の稽古から外した。巡業まで使用していたが「もう痛みもないし、予防のためでしたけど、もう予防だ何だと言ってる場合じゃないし。思い切って外しました」。

同学年でライバルの朝乃山との差を埋める戦いが続く。「今までは上体でこらえる感じでしたが、今は下(下半身)で、というイメージ」。4度目の返り入幕から2場所目。結婚もした。大器は目覚めつつある。

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43度目V狙う白鵬、貴景勝に土/2日目写真特集

<大相撲九州場所>◇2日目◇11日◇福岡国際センター

史上最多43度目の優勝を目指す1人横綱の白鵬(34=宮城野)が、前頭筆頭大栄翔(26=追手風)にまさかの黒星。 大関復帰の貴景勝(23=千賀ノ浦)は、小結朝乃山(25=高砂)に上手出し投げで敗れた。

大関豪栄道(33=境川)が休場を発表。

2日目の取組模様を写真で振り返ります。


大栄翔(1勝1敗)押し出し白鵬(1勝1敗)

白鵬(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・栗木一考)

大栄翔(手前)に押し出しで敗れる白鵬(撮影・栗木一考)

大栄翔に敗れ、悔しがる白鵬(撮影・菊川光一)

大栄翔に敗れ引き揚げる白鵬(撮影・栗木一考)

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阿炎(1勝1敗)押し出し高安(1勝1敗)

高安を押し出しで下す阿炎 (撮影・菊川光一)

高安(右)を押し出しで破る阿炎(撮影・栗木一考)

高安(右)を押し出しで破る阿炎(撮影・栗木一考)


貴景勝(1勝1敗)上手出し投げ朝乃山(2勝0敗)

貴景勝(左)を上手出し投げで破る朝乃山(撮影・栗木一考)

朝乃山(手前)に上手出し投げで敗れる貴景勝(撮影・栗木一考)

朝乃山(左)に上手出し投げで敗れる貴景勝(撮影・栗木一考)

朝乃山は上手出し投げで貴景勝を下す (撮影・菊川光一)


豪栄道(0勝2敗)不戦勝隠岐の海(1勝1敗)

豪栄道の負傷のため隠岐の海は不戦勝となる(撮影・栗木一考)


妙義龍(1勝1敗)引き落とし栃ノ心(0勝2敗)

栃ノ心を引き落としで下す妙義龍 (撮影・菊川光一)

栃ノ心(手前)を引き落としで破る妙義龍(撮影・栗木一考)


御嶽海(1勝1敗)突き落とし北勝富士(1勝1敗)

御嶽海(左)を突き落としで破る北勝富士(撮影・栗木一考)

御嶽海(手前)を突き落としで破る北勝富士(撮影・栗木一考)

北勝富士は突き落としで御嶽海を下す (撮影・菊川光一)


明生(2勝0敗)突き落とし遠藤(1勝1敗)

遠藤(右手前)を突き落としで破る明生(撮影・栗木一考)

遠藤を突き落としで下す明生 (撮影・菊川光一)


琴勇輝(1勝1敗)押し出し友風(0勝2敗)

友風(右)を押し出しで破る琴勇輝(撮影・栗木一考)

琴勇輝に敗れ、土俵下で右足を押さえる友風 (撮影・菊川光一)

負傷し引き揚げる友風(撮影・栗木一考)


宝富士(1勝1敗)送り出し玉鷲(2勝0敗)

宝富士(右)を送り出しで破る玉鷲(撮影・栗木一考)

玉鷲は送り出しで宝富士を下す (撮影・菊川光一)


炎鵬(1勝1敗)引き落とし竜電(1勝1敗)

竜電(左)を引き落としで破る炎鵬(撮影・栗木一考)

竜電(左)を引き落としで破る炎鵬(撮影・栗木一考)


琴奨菊(0勝2敗)突き落とし豊山(2勝0敗)

琴奨菊(右)を突き落としで破る豊山(撮影・栗木一考)

琴奨菊(左)を突き落としで破る豊山(撮影・栗木一考)

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白鵬、大関復帰の貴景勝が白星発進/初日写真特集

<大相撲九州場所>◇初日◇10日◇福岡国際センター

東横綱鶴竜(34=陸奥)が、九州場所初日の10日、休場を発表。

一人横綱となった白鵬(34=宮城野)は小結北勝富士(27=八角)を下し白星スタートをきった。大関に返り咲いた貴景勝(23=千賀ノ浦)は前頭筆頭隠岐の海(34=八角)を押し出した。

初日の取組模様を写真で振り返ります。

【初日を迎えた九州場所】

一礼する八角理事長(中央)(撮影・栗木一考)

あいさつする八角理事長(中央)(撮影・栗木一考)

一礼する八角理事長(中央)(撮影・栗木一考)


北勝富士(0勝1敗)はたき込み白鵬(1勝0敗)

北勝富士(左)をはたき込みで下す白鵬(撮影・栗木一考)

北勝富士をはたき込みで下す白鵬 (撮影・菊川光一)

北勝富士(左)をはたき込みで下す白鵬(撮影・栗木一考)


鶴竜(0勝1敗)不戦勝朝乃山(1勝0敗)

鶴竜の休場のため不戦勝となる朝乃山(撮影・栗木一考)


豪栄道(0勝1敗)寄り倒し遠藤(1勝0敗)

豪栄道を寄り倒しで下す遠藤 (撮影・菊川光一)

豪栄道(左)を寄り倒しで破る遠藤(撮影・栗木一考)

豪栄道(左)を寄り倒しで破る遠藤(撮影・栗木一考)


大栄翔(0勝1敗)突き出し高安(1勝0敗)

大栄翔(左)を突き出しで破る高安(撮影・栗木一考)

大栄翔(左)を突き出しで破る高安(撮影・栗木一考)

大栄翔を突き出しで下す高安 (撮影・菊川光一)


貴景勝(1勝0敗)押し出し隠岐の海(0勝1敗)

貴景勝は押し出しで隠岐の海を下す (撮影・菊川光一)

隠岐の海(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・栗木一考)

隠岐の海(手前)を押し出しで破る貴景勝(撮影・栗木一考)

隠岐の海(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・栗木一考)


御嶽海(1勝0敗)引き落とし妙義龍(0勝1敗)

妙義龍(右)を引き落としで破る御嶽海(撮影・栗木一考)

 妙義龍(左手前)を引き落としで破る御嶽海(撮影・栗木一考)


明生(1勝0敗)下手ひねり栃ノ心(0勝1敗)

栃ノ心(右)を下手捻りで破る明生(撮影・栗木一考)

明生は下手ひねりで栃ノ心を下す (撮影・菊川光一)


阿炎(0勝1敗)突き落とし宝富士(1勝0敗)

阿炎を突き落としで下す宝富士(左) (撮影・菊川光一)

阿炎を突き落としで下す宝富士(左) (撮影・菊川光一)


玉鷲(1勝0敗)押し出し友風(0勝1敗)

玉鷲は押し出しで友風を下す (撮影・菊川光一)

友風(右)を押し出しで破る玉鷲(撮影・栗木一考)


剣翔(1勝0敗)上手投げ炎鵬(0勝1敗)

炎鵬(手前)を上手投げで破る剣翔(撮影・栗木一考)

剣翔は上手投げで炎鵬を下す (撮影・菊川光一)

剣翔に上手投げで敗れる炎鵬(手前)(撮影・栗木一考)


琴奨菊(0勝1敗)寄り切り佐田の海(1勝0敗)

琴奨菊(左)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・栗木一考)

寄りきりで琴奨菊を下す佐田の海 (撮影・菊川光一)

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貴景勝が懸賞最多161本、昨年30本から大幅増

秋場所で懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる貴景勝(2019年9月17日撮影)

日本相撲協会は8日、九州場所の力士指定懸賞は、大関貴景勝が最多の161本と発表した。今場所、唯一新規参入したヤクルトからの連日2本など1人だけ3桁の大台到達。昨年30本から大幅増だ。

関脇御嶽海が98本、頭琴奨菊が84本で続く。協会担当者は「大関復帰で期待が集まっている」。総数は昨年の1469本から13本減ったが、平年並みの1456本となった。

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貴景勝は朝乃山と/九州場所 2日目の取組

貴景勝

日本相撲協会審判部は8日、福岡国際センターで取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)の初日と2日目の取組を発表した。

幕内の取組は以下の通り。

【2日目】(左が西)

徳勝龍-若隆景

大翔鵬-照強

錦木-大翔丸

隆の勝-千代丸

千代大龍-輝

正代-志摩ノ海

豊山-石浦

琴奨菊-松鳳山

琴恵光-佐田の海

剣翔-阿武咲

竜電-炎鵬

碧山-玉鷲

友風-琴勇輝

遠藤-宝富士

北勝富士-御嶽海

栃ノ心-妙義龍

明生-豪栄道

朝乃山-貴景勝

高安-阿炎

隠岐の海-鶴竜

白鵬-大栄翔

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貴景勝は隠岐の海と/九州場所 初日の取組

貴景勝

日本相撲協会審判部は8日、福岡国際センターで取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)の初日と2日目の取組を発表した。

幕内の取組は以下の通り。

【初日】(左が東)

東龍-大翔鵬

大翔丸-若隆景

照強-錦木

千代丸-輝

隆の勝-千代大龍

石浦-正代

志摩ノ海-豊山

琴奨菊-佐田の海

松鳳山-琴恵光

剣翔-炎鵬

阿武咲-竜電

碧山-琴勇輝

玉鷲-友風

阿炎-宝富士

明生-栃ノ心

御嶽海-妙義龍

貴景勝-隠岐の海

大栄翔-高安

豪栄道-遠藤

北勝富士-白鵬

鶴竜-朝乃山

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琴奨菊が地元で下戸告白「奈良漬でも酔ってしまう」

トークショーの壇上に招いた付け人の琴真鍋(左)の困惑気味な様子に笑顔を見せる琴奨菊

大相撲の前頭琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)が4日、福岡市の福岡県立美術館でトークショーを行った。地元福岡県出身とあって、約300人のファンが集結。

酒をまったく飲めず「奈良漬でも酔ってしまう」などと話すと、驚きの声があがった。さらに、所属する佐渡ケ嶽部屋には差し入れの米がトータル1トンほどあると明かし「床が抜けないように、お米を移動させないといけない」と、定期的に米の保管場所を動かしていると語った。

途中、美声の持ち主の付け人で、序二段の琴真鍋を壇上に上げて、相撲甚句を披露させると、会場はさらに盛り上がった。「勇気と感動を与えられるよう、精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いします」とあいさつすると、大きな拍手に包まれ、トークショー後も即席のサイン会を行って、ファンと交流していた。

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東横綱は鶴竜、貴景勝は大関復帰 十両以上番付一覧

鶴竜と白鵬(2019年4月27日)

日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

【東】    【西】 

 【横  綱】   

鶴  竜    白  鵬

 【大  関】   

豪栄道     高  安

貴景勝

 【関  脇】   

御嶽海     栃ノ心

 【小  結】

阿  炎    遠  藤

北勝富士    朝乃山

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  隠岐の海

妙義龍  <2>  明  生

宝富士  <3>  友  風

玉  鷲 <4>  琴勇輝

碧  山 <5>  竜  電

阿武咲  <6>  炎  鵬

剣  翔 <7>  琴恵光

松鳳山  <8>  佐田の海

琴奨菊  <9>  豊  山

志摩ノ海 <10>  正  代

石  浦 <11>  千代大龍

逸ノ城  <12>  隆の勝

千代丸  <13>  輝

照  強 <14>  錦  木

大翔丸  <15>  大翔鵬

若隆景  <16>      

 【十  両】   

東  龍 <1>  徳勝龍

栃煌山  <2>  矢  後

勢    <3>  千代翔馬

英乃海  <4>  大奄美

魁  聖 <5>  霧馬山

貴源治  <6>  一山本

旭大星  <7>  琴ノ若

旭秀鵬  <8>  豊ノ島

蒼国来  <9>  水戸龍

翔  猿 <10>  木崎海

魁  勝 <11>  若元春

天空海  <12>  臥牙丸

琴勝峰  <13>  豊昇龍

明瀬山  <14>  彩

貴景勝

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巡業から消えた「ちびっ子相撲」子供ら笑顔の新企画

関取衆への質問コーナーで司会を務める式秀親方(左から2番目)(撮影・佐藤礼征)

日本相撲協会が26日、広島市で行われた秋巡業で、関取衆が観客の質問に答える新企画を行った。

この日は地元広島出身の式秀親方(元前頭北桜)が司会を務める中で約15分間、平幕の隠岐の海(34=八角)、琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)の2人が、4人の小学生男女の疑問を解消。「なんでお相撲さんになったんですか」などの質問に、隠岐の海は「体が大きかったから」、琴奨菊は「親孝行をしたかったから」など返答。子どもたちのほほえましい質問、関取2人のユーモアあふれる返しに、観客からは終始歓声、笑い声などが巻き起こった。

司会者として歯切れのいいトークで企画を展開した式秀親方は「子どもの(ちびっ子)相撲がなくなって、その代わりじゃないけど、お子さんやお客さんと交流するのは巡業ならでは」と満足げに話した。巡業で人気企画だった「ちびっ子相撲」は、子どもたちの安全を理由に昨年から行われていない。その中で、巡業部では代替案などを話し合ってきたという。

今後、12月の冬巡業などで同企画を行うかは未定だが、入間川親方(元関脇栃司)は「ファン層を広げていくためにいろんなことを試したい」と意欲的に話した。

三番稽古を行う高安(右)(撮影・佐藤礼征)
三番稽古で明生をつり上げる栃ノ心(右)(撮影・佐藤礼征)

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元稀勢の里は父はさみで涙、系譜継ぎ横綱育成誓う

父・萩原貞彦氏にはさみを入れられる元横綱稀勢の里の荒磯親方(撮影・鈴木正人)

1月の初場所中に引退した大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(33)が「力士の象徴」という、まげと別れを告げた。

29日、東京・両国国技館で引退、襲名披露大相撲を、1万人を超える観衆が集まる大盛況の中で開催。約300人がはさみを入れた断髪式の終盤には、涙も流した。今後は師匠の隆の里、さらにその師匠の初代若乃花と3代続く横綱の系譜を受け継ぎ、横綱を育てることを誓った。

   ◇   ◇   ◇

断髪式も残り15人となったところで、大粒の涙が、荒磯親方の右目から流れ落ちた。父萩原貞彦さんがはさみを入れ、労をねぎらわれた時だった。幼少から元アマチュアボクサーの父、中学卒業後からは、先代師匠の故鳴戸親方(元横綱隆の里)に厳しく育てられた。この日はちょうど先代の誕生日。土俵を「崖っぷちだと思え」と、命がけの戦場にたとえた先代は、8年前に他界した。怖かった父にも優しくされ、約17年間の土俵人生が終わったことを再認識。感極まった。

その後は次々とライバルがはさみを入れた。04年九州場所で同時に新入幕を果たした元横綱日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏や、白鵬、鶴竜の現役両横綱、史上最多66度も対戦した前頭琴奨菊-。「一緒に戦ってきた仲間。特別な思いがある。いろんな方に来ていただいて幸せです」。国技館の土俵で、そんな面々から「お疲れさま」と声を掛けられた。再び涙腺が緩みかけたが、踏ん張った。

1万人超の観衆からは何度も稀勢の里コールが起きた。「ありがたい。あの歓声が最後と思うとさびしい。あの歓声に何度も助けられたから」。左大胸筋を断裂しながら「損傷」と軽い診断名を発表して土俵に立ち、逆転優勝した一昨年春場所を思い返した。

「力士の象徴」という大銀杏(おおいちょう)を落とし、整髪の間に「力士卒業」と切り替えた。次の目標を問われると「健康でいること」と笑った。真意は「健康でないと力士は育てられない」からだという。元横綱初代若乃花から見て孫弟子にあたり、横綱の系譜を継ぐ珍しい3代目だ。

荒磯親方 横綱(元隆の里)のもとで育ち、横綱とはこういうものと近くで聞いていた。その経験が多少は生かされた部分はある。そういう経験は何人もできるものではない。横綱の気持ち、精神力を教えていくのも務めだと思う。逃げない。一生懸命。正々堂々。それはピンチの時に出る。教えをつなげていきたい。

日本人横綱に託された使命は、後継者の育成に他ならない。【高田文太】

父・萩原貞彦氏にはさみを入れられ涙を拭く元横綱稀勢の里の荒磯親方(撮影・鈴木正人)

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元横綱稀勢の里「ありがとうという気持ちを」断髪式

散髪中の元横綱稀勢の里の荒磯親方(撮影・鈴木正人)

初場所で引退した元横綱稀勢の里の引退、年寄荒磯(33=田子ノ浦)の襲名披露大相撲が29日、東京・両国国技館で開催された。荒磯親方は「長年感謝の気持ちを伝えるために『ありがとう』という気持ちを伝えたかった」と話した。

断髪式には演歌歌手の細川たかし、プロ野球の横浜DeNAベイスターズ元監督の中畑清氏、競泳元日本代表の松田丈志氏ら約300人の関係者がはさみを入れた。細川は「夢を与えてくれた素晴らしい横綱だった」と現役引退を惜しみ、中畑氏は「かっこいい終わり方だった」と右手で親指を立てた。

協会関係者では兄弟子の西岩親方(元関脇若の里)、同じ二所ノ関一門の芝田山広報部長(元横綱大乃国)、親交のある二子山親方(元大関雅山)、稲川親方(元小結普天王)、小野川親方(元前頭北太樹)、現役では白鵬、鶴竜の両横綱、弟弟子の大関高安、平幕の琴奨菊、豊ノ島、歴代横綱では北の富士勝昭氏、石山五郎氏(元三重ノ海)、花田虎上氏(3代目若ノ花)、元横綱日馬富士がはさみを入れた。最後に師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が止めばさみを入れた。大銀杏(おおいちょう)に別れを告げた荒磯親方は「あまり実感が湧かない。(大銀杏は)力士の象徴だと思う。力士を卒業してまた1歩だと思った」と力を込めた。断髪式後は審判部で整髪。新しいヘアスタイルでの生活を「想像もつかない」と苦笑いを浮かべた。

この日は8年前に亡くなった先代鳴戸親方(元横綱隆の里)の誕生日。「横綱の気持ち、精神力を僕が育ったように育ちたい」と、部屋付きの親方として後進の指導にあたる今後を見据えた。

散髪を終え笑顔を見せる元横綱稀勢の里の荒磯親方(撮影・鈴木正人)

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琴手計改め琴勝峰が昇進会見「前に出る相撲磨く」

新十両昇進会見で佐渡ケ嶽親方(右)と握手をかわす琴手計改め琴勝峰

大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付編成会議で新十両昇進を決めた琴手計改め琴勝峰(20)が25日午後、千葉・松戸市にある佐渡ケ嶽部屋で、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)同席の元、晴れの昇進会見に臨んだ。

高校相撲の強豪・埼玉栄3年時の17年九州場所で初土俵。同高同学年で元横綱大鵬の孫にあたり幕下上位の納谷(大嶽)や塚原(春日野)、三段目の土佐栄山(阿武松)とともにライバルの出世争いを演じ、先んじて関取の座を射止めた。所要丸2年の12場所で新十両昇進を決めたが「全然、実感がわきません」と話した。昇進の一報を電話で知らせてくれた師匠からは「まだまだ上は、たくさんあるから進んでいかなければいけない」と言われたという。前述の納谷らはもちろん、やはり新十両昇進を決めた豊昇龍(立浪、日体大柏高卒)も同学年。彼らをライバル視していたかについては「そんな気持ちにはならなかった。自分は自分。ちゃんと稽古していれば番付は上がると思っていたので(ライバル)意識はない。刺激にはなるけど、自分でやることはやろうと思っていた」と話したが、師匠は全く逆で「私は気にしていました。必ず1番で(十両に)上げてやろうと思っていました。(ライバルたちの)相撲も見ていました。絶対に1番で上げてやろうと。それがかなって良かった」と、あまり喜びを表に出さない弟子とは対照的に、満面に笑みを浮かべた。

190センチ、160キロの恵まれた体を武器に、基本的には突き、押し。組んでも右四つから馬力を生かして前に出る相撲が身上だ。本名は手計富士紀。昇進を機に、しこ名を「琴手計富士紀(ことてばかり・としき)」から「琴勝峰吉成(ことしょうほう・よしなり)」に改名した。相撲を始めた幼稚園時代から「誇りに思って見ていてくれた」父方の祖母で、琴勝峰が小学5年時に他界した矣矩子(いくこ)さんの戒名から「勝」の1文字をもらい、「峰」は「てっぺんを目指すように」と加えた。さらに下の「吉成」は師匠の知人から「勝峰」の字画に合った名前として命名されたという。精神面も含め、目指す力士像に大関経験のある琴奨菊を挙げる。「しこ名の通り、てっぺんを目指してほしい。(横綱? の問いに)そこしかない」と期待を寄せる師匠を横に「押しても四つでも、とにかく前に出る相撲に磨きをかけたい」と抱負を語った。

新十両昇進会見で琴手計から改名したしこ名を披露する琴勝峰
新十両昇進を決めガッツポーズする琴手計改め琴勝峰

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貴景勝敗れ3敗、御嶽海らと並ぶ/13日目写真特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

大関復帰を決め優勝争い単独トップに立っていた関脇貴景勝は大関豪栄道に敗れ10勝3敗となった。豪栄道は9勝4敗。関脇御嶽海は前頭6枚目妙義龍を押し出して9勝3敗。2横綱不在の中、優勝争いは3敗に貴景勝、御嶽海ら4人。4敗で豪栄道ら5人が追う。


貴景勝(10勝3敗)上手投げ豪栄道(9勝4敗)

貴景勝(右)は豪栄道に上手投げで敗れる(撮影・小沢裕)

貴景勝(左)は豪栄道に上手投げに敗れる(撮影・柴田隆二)

貴景勝(右)は豪栄道に敗れる(撮影・柴田隆二)

貴景勝は豪栄道に敗れる(撮影・柴田隆二)


栃ノ心(6勝7敗)寄り切り竜電(6勝7敗)

栃ノ心(左)は寄り切りで竜電を下す(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)は竜電を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

御嶽海は妙義龍を押し出しで破る。右は貴景勝(撮影・柴田隆二)


御嶽海(10勝3敗)押し出し妙義龍(6勝5敗2休)

御嶽海(左)は押し出しで妙義龍を下す(撮影・小沢裕)

御嶽海(右)は妙義龍を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

3敗を死守し懸賞を受け取る御嶽海(撮影・小沢裕)


阿炎(8勝5敗)引き落とし志摩ノ海(4勝9敗)

阿炎は志摩ノ海(左)を引き落としで下す(撮影・小沢裕)

阿炎(左)は志摩ノ海を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)


琴奨菊(5勝8敗)上手投げ遠藤(8勝5敗)

遠藤(右)は琴奨菊を上手投げで下す(撮影・小沢裕)

遠藤(手前)は琴奨菊を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)

遠藤は琴奨菊を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)


玉鷲(7勝6敗)突き落とし朝乃山(9勝4敗)

朝乃山は玉鷲(右)を突き落としで下す(撮影・小沢裕)

朝乃山(左)は玉鷲を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)


隠岐の海(10勝3敗)はたき込み輝(5勝8敗)

隠岐の海(左)は輝をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)

隠岐の海は輝(左)をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)


剣翔(10勝3敗)すくい投げ宝富士(9勝4敗)

剣翔(左)は宝富士をすくい投げで破る(撮影・柴田隆二)

剣翔(左)は宝富士をすくい投げで破る(撮影・柴田隆二)


松鳳山(8勝5敗)押し倒し明生(9勝4敗)

明生は松鳳山(左)に押し倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

松鳳山(上)は明生を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)


豊山(9勝4敗)はたき込み炎鵬(7勝6敗)

豊山(右)は炎鵬をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)

豊山(右)は炎鵬をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)

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