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金丸、デスペラード組V2「田口はしゃいでるだけ」

ワト(右)にレフリーを投げつけ、防御する金丸(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

タッグ選手権は金丸義信(44)、エル・デスペラードの王者組が2度目の防衛に成功した。

昨年9月に苦杯をなめさせられた田口隆祐(41)、マスター・ワト(23)組と対戦。試合開始直後は若いワトが勢いに乗って攻め立て、ベテランの田口が得意の「ケツ殺法」を繰り出し、主導権を握った。攻め立てる対象はデスペラードだったが、要所で邪魔をしたのが“ヒールマスター”金丸だった。

田口とワトがデスペラードに合体技を仕掛けて追い込むが、金丸がカット。それでも田口がスライディングケツで追い込むが、ウイスキーの角瓶を持ち出した金丸に気をとられた隙にデスペラードが顔面パンチを食らわせ、さらにピンチェ・ロコで撃沈させた。

試合後、デスペラードは「何だ、あのくそバカ野郎ども。ふさげやがって。ああ、頭いてー。あー、気持ち悪い」と言いながらインタビュールームへ。「この試合、もう1回ビデオでも何でも見てみろ。印象に残っているのは何だ? 俺たちがずーっといじめてる画と田口がしりではしゃいでるだけだろ」。

金丸は「見ての通り俺らのチーム、確立してるからよぉ。ええ!? どこのチームにも負けねえよ。仮に負けたってよ、痛くもかゆくもねえよ」と自信たっぷりに語り、角瓶を手に「今日もいい酒を飲めるか、おい」と高笑いした。

※挑戦者組

▽ワト「金丸、デスペラード、こんな反則してよお、勝ったと思うなよ! 俺はまだ終わってねえ! 俺の青い炎はまだ消えてねえからな!」

▽セコンドの天山広吉「ワトはこれからの人間やと思ってるし、だから俺はこうして後押ししている。近い将来ね、彼にジュニアをけん引する人間になってもらいたい」

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田口隆祐4戦連続の半ケツ、次戦は「出されません」

新日本新潟大会 BUSHIに敗れ、悔しがる田口隆祐(新日本プロレス提供)

<新日本:プロレス新潟大会>◇25日◇新潟・朱鷺メッセ◇ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア公式戦

田口隆祐(41)が、BUSHI(37)に敗れ、3敗目を喫した。

またも半ケツ状態となったが、今季最長のアンダータイツレスリングは通用しなかった。仕掛けたのはBUSHIの方だった。中盤、技を掛けながらタイツに手をかけ、半分脱がせた。

思い通りの展開に田口は「このままいってやる」とエンジン全開に。ヒップアタックを続け、流れをつかんだかに見えたが、最後はBUSHIのMXに、3カウントを奪われた。試合後田口は「お尻は出さないって言ってたでしょ。なのに出して負けたんじゃ、あたしのスーパジュニアは今日で終わりでしょ」とバックステージで崩れ落ちた。

4試合連続の半ケツ状態となった田口はこれで3敗目。序盤は股間を攻められ続けるなど「下半身」への攻撃に苦しみ、作戦は裏目に出た。

次戦は29日の上村戦。「(上村)優也さんとの試合はお尻は出さないし、出されません。3敗はちょっと厳しいけど残り全勝目指して頑張ります」。今度こそ真っ向勝負で勝利する。

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田口隆祐「勝負に負けた」半ケツ状態で勝利も怒り

新日本後楽園大会 勝利したにもかかわらず、納得のいかない様子で取材に応じる田口隆祐(新日本プロレス提供)

<新日本ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア公式戦後楽園大会>◇20日◇後楽園ホール

18日の石森戦で敗れた上に「尻出し」という屈辱を味わった田口隆祐(41)が、今度は半ケツ状態でマスター・ワト(23)に勝利した。

前の試合、「尻出し」状態で押さえ込まれ、3カウントを奪われた。「18年間やっていてルールを勘違いしていた」と反則負けを認識。ワト戦でも同じ状況になったが、レフェリーの死角になったのか、エビ固めで切り返し、顔面を尻で押さえ付けて勝利した。

勝利後も「2試合続けてこんなことありますか?」とタイツをめくられたことに納得いかない様子だった。

この日は序盤、尻攻撃を封印し、勝負どころで仕掛ける作戦だった。「せっかく真面目に本気モードでいくって言ってたのに、これじゃ、ふざけてると思われても仕方ない。ワトの作戦だと言うなら、試合に勝って、勝負に負けたようなもの」とと怒りをあらわにした。

ワトの方も「こんなの負けのうちに入らない。せっかく押さえ込んだのに」と悔しがった。

リング上では辱めを受けたからか、顔を覆って涙を見せるなど情緒不安定な田口。「優勝して1月4、5日、シングルとダブルで狙っていきますよ。別に深い意味はありません」と意味不明なコメントを残し、控室に消えていった。

この日の尻攻撃はかわされ、ミスにつながってしまったが、次戦(23日、SHO戦)は作戦通りに試合を進め、納得のケツ末を迎えたい。【松熊洋介】

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田口隆祐「反則だと思って油断した」“半ケツ”敗戦

新日本後楽園大会 試合に敗れ、納得のいかない田口隆祐(右)は海野レフェリーに詰め寄る(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール

15年連続17回目出場の田口隆祐(41)が“半ケツ”で石森太二(37)に敗れ、1勝1敗となった。

終盤、お互いの丸め込み合戦となったが、最後は石森が田口のタイツをつかみ、押さえ込んだ。半分尻出し状態になった田口は「これは反則だと思って油断した」とぼうぜん。半ケツのまま海野レフェリーにも「(俺の)ケツ出てますよ。反則でしょ」と詰め寄ったが判定は覆らず。最後はレフェリーに尻をアイシングしてもらい、会場を後にした。

その後、インタビュールームで「そっか、出ちゃったからこっちの反則負けか。ちょっとルールを勘違いしてました」と、実際にはエビ固めでの3カウントだが、素直? に負けを認めた。もちろん納得はしていないが「敗因はそれだから。大丈夫」と切り替えた。

序盤からパフォーマンス全開だった。石森がアイドルレスラー時代に歌っていた「キープオンジャーニー」の振り付けを披露するなど、場内の拍手も味方に付けて挑発。途中、場外に逃げようとするところを止められるなど、防戦一方の時間帯もあったが、素早い身のかわしで何とかしのぎ切った。最後は勝利が見えたところで、まさかの逆転負け。連勝スタートとはならなかった。それでも初戦は優勝候補のデスペラードを破るなど、まだまだ元気な最年長は「やればベルトも遠くないはず。プロレスはできた。収穫のある試合で次につながる」と20日の次戦(マスター・ワト戦)に向け前を向いた。

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高橋ヒロム「すぐに組め」石森太二の挑戦要求を快諾

高橋ヒロム(2020年2月19日撮影)

<新日本:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

EVILとの2冠戦に敗れたばかりのIWGPジュニアヘビー王者高橋ヒロム(30)に新たな挑戦者が現れた。

メインの6人タッグ戦でヒロムは内藤哲也、BUSHIと組み、EVIL、ディック東郷、石森太二組と対戦。BUSHIが石森にブラディークロスを食らい、敗れた。だが、試合後にヒロム自身も石森にブラディークロスを決められ、KO状態となった。

倒れたヒロムを見下ろしながらマイクを持った石森は、「だいぶ弱ってるけど、燃え尽きたか?さて、俺は何が言いたいんでしょうか」と謎かけ。「うぅ…」とうめき声で返すヒロムに対し、「答えは、てめえのベルトに挑戦させろ」。ジュニアのベルトをかけたタイトル戦を要求した。石森は19年1月4日の東京ドーム大会でKUSHIDAからベルトを奪い、IWGPジュニアヘビー初戴冠。その後、田口隆祐、獣神サンダー・ライガー相手に2度防衛し、同4月のマディソン・スクエア・ガーデン大会3WAYタイトル戦でドラゴン・リーに敗れて陥落した。

苦しそうにインタビュー場に現れたヒロムは「俺の好きじゃない挑戦表明の仕方だったけど、おもしれえ、やってやるよ。すぐに組め」と石森の挑戦を快諾した。

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内藤「息もあがって…」試合再開に新日本選手の声

SHO、YOH、オカダ組対高橋、鷹木、内藤組 試合に勝利し叫ぶ内藤(撮影・滝沢徹郎)

新日本プロレスが15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で止まっていた試合を、無観客で110日ぶりに行った。3カ月半も試合が空いたのは団体史上初めて。全6試合34選手が、久々のリングの上で躍動した。以下、出場選手の主なコメント。

第2試合タッグ戦出場の金丸義信「いい汗かいたし。これで今夜もいい酒飲めるだろう」

第4試合6人タッグ戦で勝利した田口隆祐「やっぱり今までお客様にすごい力をいただいてたんだなと、無観客試合をしてあらためて感じました」

第4試合6人タッグ戦出場の天山広吉「やっとこの日が、待ちに待ったこの日がやって来てね。俺的には、コロナ、ふざけんな、タコ! 3カ月半、ほんまイライラして、ストレスがたまりまくって、どこにぶつけたらいいって。とにかく試合やって、リングに上がって、暴れて、全部をぶつけるって、その気持ちですよ」。

第4試合6人タッグ戦出場の小島聡「プロレスラー生活29年にして、初めての無観客での試合。このキャリアにしてこの初めての経験っていうのは本当に大きいから。これを経験した俺とか天山とかはっきり言って絶対に誰もかなわないぞ。自信もってやってやるよ。(16日から始まるニュージャパン杯で)ぶっちぎりで優勝してやる」

第5試合8人タッグ戦出場の永田裕志「キャリア28年で初の無観客試合。いろんな雑音、試合前あったけど何のことはなかったですね。客を意識するんじゃなく、客の目を向けさせろ。それを思い出して、なかなか今日はいい気持ちで試合ができた」

第5試合8人タッグマッチ出場の飯伏幸太「ちょっと興奮しすぎましたね。またこうやってみんなの前でプロレスができて、ほんと最高です」

第5試合8人タッグ戦出場の棚橋弘至「(無観客は)選手にとってすっごい経験になる! どう伝えるか、どう魅せるか、どう戦うかっていう経験値が。だからこそ会場でみんなに見てもらった時に今の経験が生きてくると思うし、応援してくれるファンのみなさんの存在がどれだけうれしくて、ありがたくて、プロレスラーにとって尊いものかっていうことを、今選手は感じていると思います」

第6試合6人タッグ戦出場の高橋ヒロム「ああ! ああ! ああああ! ああなんて面白すぎるんだ。なんて面白いんだプロレスって! こんなに面白くて、こんなに快感なんだ!」

第6試合6人タッグ戦で勝利した内藤哲也「久々のリング、久々の試合。息もあがって、非常に苦しい試合でしたよ。なんかこんなにプロレスってしんどかったかな、って。でも楽しかったな、楽しかったよ」

第6試合6人タッグ戦出場のオカダ・カズチカ「お客さんがいようがいなかろうが、リング上の戦いは変わらないんでね。こうやって110日ぶりに試合ができたということは、小さな一歩なのか、大きな1歩なのか。それを決めるのはまだ誰も分からない。でも、これから僕たちがしっかりやっていくことによって、今日の1歩が大きな1歩だったね、と言えるようになるんじゃないかなと思います。まだまだ大変な状態ですけど、新日本プロレスさすがだね、スポーツ界やエンターテインメント界みんなから、さすが新日本プロレス、今日の1日は良かったよって言ってもらえるように、これからもしっかりやっていきたいと思います」

オープニングで記念撮影する棚橋(前列右から2人目)ら(撮影・滝沢徹郎)
SHO、YOH、オカダ組対高橋、鷹木、内藤組 YOH(左)にデスティーノを決める内藤(撮影・滝沢徹郎)
真壁、永田、飯伏、棚橋組対DOUKI、鈴木、ザック・セイバーJr、タイチ組 入場しポーズを決める棚橋(撮影・滝沢徹郎)

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中西学、2・22ラストマッチは8人タッグに決定

中西学(2020年1月7日撮影)

新日本プロレスは10日、19~22日の後楽園4連戦と3月3日の旗揚げ記念日大会(大田区総合体育館)のカードを発表した。

19日のタイガー服部レフェリー引退記念大会のメインは後藤洋央紀、石井智宏、オカダ・カズチカ組対SANADA、鷹木信悟、内藤哲也組の6人タッグ戦に決まった。

20日は、NEVER無差別級王者鷹木信悟が、石井智宏相手に初防衛戦を行う。また、IWGPジュニアタッグ選手権で王者SHO、YOH組にロッキー・ロメロ、田口隆祐組が挑戦する。

21日は、IWGPタッグ選手権で棚橋弘至、飯伏幸太の新タッグが王者タンガ・ロア、タマ・トンガ組に挑む。

22日の中西学引退試合のカードも決定。中西と永田裕志、小島聡、天山広吉が組み、後藤洋央紀、飯伏幸太、棚橋弘至、オカダ・カズチカ組と対戦。試合後に引退セレモニーが行われる。

3月3日の旗揚げ記念日大会では、IWGPヘビー、同インターコンチネンタルの2冠王者内藤哲也とIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムがスペシャルシングルマッチを行う。

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SHO、YOH組初防衛「バチバチやってやります」

SHO、YOH組対金丸義信、エル・デスペラード組 金丸をコーナーに追い詰めるYOH(撮影・清水貴仁)

<新日本:大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

IWGPジュニアタッグ王者SHO(30)YOH(31)組が、鈴木軍の金丸義信(43)エル・デスペラード組を下し、初防衛に成功した。「何も響くものがない」と見下されてきた相手から、SHOが痛めた左膝を徹底的に狙われた。しかし、SHOが金丸にクロスアーム式パイルドライバーを見舞った後、YOHとの合体技ストロングXで16分11秒、フォールを奪った。

試合後“タグチジャパン監督”田口隆祐がなぜかバスケットボールを持ち、リングに出現。SHO&YOHと「ロッポンギ3K」でセコンドのロッキー・ロメロを「ユー・アー・ノット・マネジャー、ユー・アー・グレート・レスラー」と勧誘。口説き落とし、チームを結成、次期挑戦者に名乗りを上げた。

YOHは「鈴木軍とはタイトルに絡んだ試合で初勝利。あいつらはずるくて、うまくて、強い。すっげー嫌いだけど、またバチバチやってやります」と初防衛を振り返った。田口&ロメロの挑戦も「俺たちはまだ、あの人達を越えていないから」と歓迎した。SHOは「2020年は攻めて攻めて攻めまくる。今日のメインは(内藤VSKENTAの)2冠戦だろ? 何冠だって狙っていいんだ。今のチャンピオンたち、俺はお前たちの首を全部狙ってるからな」とジュニアタッグの枠に収まらない思いをぶち上げた。

SHO(手前左)が金丸(手前右)を決めるなかトップロープから技を決めるYOH(撮影・清水貴仁)

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引退ライガー、いつも通りの姿でいつも通りの激闘

声援に応える左からザ・グレート・サスケ、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー、佐野直喜、高岩竜一(撮影・中島郁夫)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

5日に引退するレジェンド、獣神サンダー・ライガーが引退記念8人タッグ戦に臨んだ。90年代新日ジュニア戦線を彩った縁深いメンバーとともに激闘を繰り広げたが、後輩の田口隆祐(40)に敗れた。

   ◇   ◇   ◇

ライガーが花道に現れると満員のドームが沸いた。大スクリーンにテーマ曲「怒りの獣神」の歌詞が映され、大合唱が巻き起こった。昨年3月に引退宣言してからは、バトル、鬼神、黒など過去を振り返るようにさまざまなパターンのライガーを見せてきたが、この日は特別なことは何もしなかった。最後のドームに向けて、特別なマスクを制作することも考えたが、「いつも通り練習して、いつも通りリングにあがって、試合して。みんないつものライガー、見たいんじゃない?」。いつも通りの姿で試合に臨んだ。

8人タッグマッチで組んだのは小学校の時にプロレスラーになるきっかけとなった、憧れの藤波辰爾(65)、盟友ザ・グレート・サスケ、そして現在の女房役タイガーマスク。対するのは、ライガーとなる前に一緒に同日デビューした佐野直喜(54)、90年代新日本ジュニア戦線をともに盛り上げた大谷晋二郎(47)と高岩竜一(47)。そして後輩で現在の新日ジュニアを支える田口。

ベテランメンバーがそろったが、ライガーが「ただ単に懐かしい、という試合にはならない」と予告していた通り、全員が死力を尽くした。2カ月前から体を絞ったという佐野は場外に落ちたライガーに向かってトペ・スイシーダをさく裂。大谷はライガーに顔面ウォッシュを決め、会場を盛り上げる。ライガーも負けじと田口に掌底、雪崩式フランケンシュタイナーをお見舞いするが、最後は田口にどどんを決められ、敗れた。ライガーは「リングに上がれば、レスラーに年は関係ないよ」と参戦した選手を称えた。

5日のラストマッチは佐野と組み、この日ジュニア新王者となった高橋、リュウ・リーの現在のジュニアトップ2人と対戦する。ライガーは記者に向かって「きょうの試合見ててさ、しょうがねえな、引退もな、って思った?」と逆質問。「ないでしょ? これでいいんだよ。これがおれの目指した引退試合。もっとすげー試合を明日する」と宣言した。89年4月24日、新日本初の東京ドーム大会でデビューし平成の世とともに生きたライガーが、令和初の東京ドームで最後の試合を迎える。【高場泉穂】

▽藤波辰爾 まだ十分に戦えるし複雑な気持ちだが、久しぶりに1・4のリングに立たせてもらって感謝している。

▽タイガーマスク 新日本に誘っていただき、仲人もやってもらった。今日偉大さがあらためて分かった。魂を引き継いで、新日本プロレスを守っていきたい。

▽ザ・グレート・サスケ スーパーJカップ第1回でチャンスを頂いて26年。ライガーさんには「TDK」、ただただ感謝です。

▽大谷晋二郎 あんなに怖くて厳しくて温かい人はいない。若手にライガープロレスを伝えていきたい。同じ時代にできて本当に幸せだった。

▽佐野直喜 まだまだできそうな体だが、引退は本人が決めたこと。若い時から同期で切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲。ジーンと来た。

▽高岩竜一 最近、涙腺が弱くてすみません。こんなクソみたいなオレをレスラーにしてくれて、本当にありがとうございます。

▽田口隆祐 引退は非常にもったいないと思うが、自分があっさり勝ってしまったので引退は仕方ないかな。私はまだまだ現役を続けていく。

佐野(左)を指名する獣神サンダー・ライガー(撮影・河田真司)
田口に雪崩式フランケンシュタイナーをかける獣神サンダー・ライガー(撮影・河田真司)

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大谷晋二郎「闘いを教えてもらった」ライガーに感謝

タイガーマスク、ザ・グレート・サスケ、藤波、獣神サンダー・ライガー、withエル・サムライ組対田口、高岩、大谷、佐野、with小林組 大谷(右)に顔面を蹴られる獣神サンダー・ライガー(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

引退する獣神サンダー・ライガーと第1試合の8人タッグで対戦したのは、かつてのライバルたちだった。

同期の佐野直喜(54)、激しい闘いを繰り広げた大谷晋二郎(47)、高岩竜一(47)、田口隆祐(40)。試合は8分52秒、田口がどどんからのエビ固めでライガーに完勝した。

ゼロワンから参戦した大谷は新日本時代、カナダ・カルガリー遠征から凱旋(がいせん)帰国した01年、1・4東京ドーム大会のタッグでライガーと対戦し、コブラホールドで倒した。数々の名勝負を重ねてきただけに、感慨深いメッセージを送った。

「今日の1・4で試合を組ませていただいたが、このカードに入りたかった選手がたくさんいる。そんな思いを背負ってリングに入った。僕から見て、あんなに怖くて、厳しい人、温かい人はなかなかいない。ライガーさんにプロレス、闘いを教えてもらった。若い選手にライガープロレスを伝えていきたい。本当に同じ時代、プロレスができて幸せでした。ありがとうございました」と熱い言葉で締めくくった。

田口は「引退するのは非常にもったいないが(自分がライガーに)あっさり勝ってしまったので、仕方ないかな」と独特の表現で別れを惜しんだ。高岩は「すみません、最近涙腺が弱いので…。オレをレスラーにしてくれて本当にありがとう」と短い言葉を口にした。佐野は「若い時から切磋琢磨し、最後と思うとジーンときた。まだまだできそうな体だったが、本人が決めたこと」としんみりと話していた。

タイガーマスク(右下)とザ・グレート・サスケ(左下)に担がれファンの声援に手を振り応える獣神サンダー・ライガー。左端は藤波辰爾(撮影・中島郁夫)

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ライガー、引退記念試合は敗北「これでいいんだよ」

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<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

1月5日に引退するレジェンド、獣神サンダー・ライガーが引退記念試合のタッグ戦に臨んだ。大声援を浴び、なじみのあるメンバーに囲まれながら、掌底や雪崩式フランケンシュタイナーなどを繰り出し、激闘。最後は田口隆祐(40)に8分52秒どどんで敗れた。

ライガーと縁が深いレスラーが大集結した。8人タッグマッチで組むのは憧れの藤波辰爾(65)、盟友ザ・グレート・サスケ、そして現在の女房役タイガーマスク。セコンドには90年代のライバルで、ともにジュニアタッグベルトも巻いたエル・サムライが駆けつけた。

対するのは、ライガーとなる前に一緒に同日デビューした佐野直喜(54)、90年代新日本ジュニア戦線をともに盛り上げた大谷晋二郎(47)と高岩竜一(47)。そして現在新日本のジュニアの魂を受け継ぐ田口隆祐(40)。セコンドには89年ドーム大会でのデビュー戦の相手小林邦昭(63)が付き、特別レフェリーをかつてライバルだった保永昇男(64)が務めた。

ライガーはリング上で出場した選手らと握手、抱擁。四方の観客席に頭を下げ、感謝の思いを表現したが、「まだ感謝の言葉を述べるのは1日早い」。記者に向かって、「きょうの試合見ててさ、ライガーしょうがねえな引退もな、って思った?」と逆質問。「ないでしょ? これでいいんだよ。これがおれの目指した引退試合。もっとすげー試合を明日する」と勢いよく宣言した。

5日のラストマッチでは佐野と組み、現在ジュニアのトップを走る高橋ヒロム、リュウ・リーと対戦。6日の大田区大会で引退セレモニーを行う。

リングサイドから高岩(上)攻める獣神サンダー・ライガー(撮影・河田真司)
タイガーマスク(右下)とザ・グレート・サスケ(左下)に担がれファンの声援に手を振り応える獣神サンダー・ライガー。左端は藤波辰爾(撮影・中島郁夫)

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ライガー引退試合で会場沸かせる、憧れ藤波ら大集結

東京ドームの花道に登場する獣神サンダー・ライガー(撮影・中島郁夫)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

1月5日に引退するレジェンド、獣神サンダー・ライガーが引退記念試合に臨んだ。「おれを狙ってこい。ただ単に懐かしい、という試合にはならないよ。勝負かかってるからね」と宣言した通り、ライガーはバチバチの激闘をみせ、ドームを沸かせた。

東京ドームにライガーと縁深いレスラーが大集結した。8人タッグマッチで組むのは憧れの藤波辰爾(65)、盟友ザ・グレート・サスケ、そして現在の女房役タイガーマスク。セコンドには90年代のライバルで、ともにジュニアタッグベルトも巻いたエル・サムライが駆けつけた。

対するのは、ライガーとなる前に一緒に同日デビューした佐野直喜(54)、90年代新日本ジュニア戦線をともに盛り上げた大谷晋二郎(47)と高岩竜一(47)。そして現在新日本のジュニアの魂を受け継ぐ田口隆祐(40)。セコンドには89年ドーム大会でのデビュー戦の相手小林邦昭(63)が付き、特別レフェリーをかつてライバルだった保永昇男(64)が務めた。

5日のラストマッチでは佐野と組み、現在ジュニアのトップを走る高橋ヒロム、リュウ・リーと対戦。6日の大田区大会で引退セレモニーを行う。

白コーナーに上りポーズを決める獣神サンダー・ライガー(撮影・中島郁夫)

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引退ライガー「バチバチで」怒りの炎燃やし尽くす

石森太二に敗れた獣神サンダー・ライガーは引き揚げる直前、客席に一礼する(2019年3月6日撮影)

<夢のドーム2連戦>

新日本プロレス恒例の東京ドーム大会が来年は史上初めて1月4、5日の2日連続で開催される。日刊スポーツでは「夢のドーム2連戦」と題し、大会の見どころを連載する。

第1回は今大会で引退するレジェンド獣神サンダー・ライガー。引退への思いや両日の試合に込められたストーリーなどを語った。【取材・構成=高場泉穂】

世界の獣神が31年のプロレス人生を終える。引退を決めたのは3月のIWGPジュニアヘビー級タイトル戦のまさに最中だった。王者石森に敗れ「試合の中でもう…。おれは手持ちの駒だけを並べ替えて勝負している感じ。だけど、石森くんはまだまだ駒を集められる。やっぱ強い」。

激闘を繰り広げたが、20年ぶりの返り咲きに失敗した。常にトップを目指すという美学をこれ以上貫けないと判断し、翌日引退会見を行った。「会社の人もびっくりしてたし(相談役の)坂口征二さんも『おれに相談なしに決めやがって』と」。そして、デビューした東京ドームを引退の舞台に決めた。

ドーム最後の2戦にはライガーの歴史とプロレスへの思いが詰まっている。4日の8人タッグマッチでは新日ジュニア戦線を彩ってきた歴代の選手が集結する。組むのは藤波辰爾(66)、ザ・グレート・サスケ、4代目タイガーマスク。プロレスラーになるきっかけは藤波だった。小学校の時、書店で藤波がベルトを持つ表紙のプロレス雑誌を見かけて、「うわー、かっこいい。こういう風になりたい」と一目ぼれ。それがすべての始まりだった。

みちのくプロレス創設者のサスケは、ライガーが94年に起案したジュニアの大会「スーパーJカップ」に賛同し、協力してくれた恩人。「彼の助けがなかったら成功できなかった」。選手としても認めるライバルだった。「いまは気功をとばすからよくわかんないけど(笑い)。ひと昔前は飛んでよし、ああ見えてグラウンドもうまいし、本当に万能選手でした」。

4代目虎は仲人も務めた、かわいい後輩。「虎ちゃんの子どもに『福岡のじいじ』って言われてるぐらい公私にわたる付き合い。彼は佐山さんの愛弟子。だから、新日本気質が根底に流れている。真面目で、よく練習する。ちょっと強情すぎない? って思うぐらい。まだまだ老け込む年じゃないので、がんばってほしい」、最後に新日ジュニア最年長のバトンを渡す。

対するのは佐野直喜(54)大谷晋二郎(47)高岩竜一(47)田口隆祐(40)。佐野がいたからこそ今のライガーがある。ライガー誕生直後、頭にちらついていたのは初代タイガーマスク佐山聡の姿。「あんな超人的な動きはできない。どうすればいいか」と悩んだ。試行錯誤する中で、ヒントをくれたのが同期の佐野だった。「自分をぶつけるしかないやん。難しく考える必要ない、と。それを言葉じゃなく、試合を通して教えてくれた」。

現在ゼロワンに所属する大谷、高岩は90年代に新日ジュニア戦線をともに盛り上げたライバル。「金本(浩二)、(ケンドー)カシン、(エル)サムライとか、みんなそう。一癖も二癖もある人間がぶつかりあってるんだからね。毎日発見があったし、毎日とんがってたし、充実してた。ほんとにガチガチ。当時、あいつらも若いからがんがんくんのさ。あいつらはあの時も、今でもずっとトンがってる」。田口は天才と認める後輩。常におどけた動きでリングを盛り上げるが「(ベルトへの)貪欲も見せてほしい。できるんだから」と最後の試合で叱咤(しった)激励するつもりだ。

ラストマッチでは佐野と組み、メキシコのリュウ・リー、高橋ヒロム(30)のジュニアトップ2人と戦う。12月に首のけがから1年5カ月ぶりに復帰した高橋は4日にIGWPジュニアヘビー級王者オスプレイに挑戦。王者として5日のリングにあがる可能性がある。「引退する選手が王者とするってないよ? だから本当にうれしい。逆にぼくが彼らにプレッシャーをかけている。俺が勝ったらお前らどうすんの? 引退撤回するよ? と(笑い)。それぐらいの覚悟で来い。バチバチだよ」。平成元年に生まれたライガーが令和最初のドームで、炎を燃やし尽くす。

◆獣神サンダー・ライガー 1989年(平元)4月24日、漫画家の永井豪宅で誕生。同日、東京ドームでの小林邦昭戦で獣神ライガーとしてデビュー。同5月、IWGPジュニアヘビー級初戴冠。以来99年まで11度の戴冠は史上最多。得意技はライガーボム、ロメロ・スペシャル、掌底など。趣味は食虫植物栽培、怪獣フィギュア制作。170センチ、95キロ。血液型はAB。

石森太二(上)に「Yes Lock」を決められ、ギブアップする獣神サンダー・ライガー(2019年3月6日撮影)

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マスクマン冥利…ライガーが鈴木ふみ奈の胸元ガン見

DVD発売イベントを行った獣神サンダー・ライガー。右はスペシャル応援団のグラビアアイドル鈴木ふみ奈

新日本プロレスのレジェンドで、来年1月4、5日の東京ドーム大会で引退する獣神サンダー・ライガーが25日、都内でDVD「獣神伝説~30年間の激選名勝負集~」発売記念トークショーを行った。

この日は、グラビアアイドル鈴木ふみ奈が胸の谷間が見える大胆なサンタコスプレで登場。ライガーは目元のメッシュ越しに鈴木の胸元を見つめ、「マスクマンやってきて良かった…」とメロメロ。思わぬクリスマスプレゼントに大喜びだった。

発売されたDVDボックスには、89年4月東京ドームのデビュー戦から19年までの中から、ライガー自身が厳選した84試合がおさめられている。ライガーは一番のライバルだった佐野直喜とのタイトル戦を全部入れる希望を出したと明かし、「(佐野との)全部の試合があったからこそ、今の僕がある」と話した。

さらに、話題はプロレスラーとしての美学にも及んだ。「すごくうれしいことにDVDを編集された方に『ライガーさんの試合を編集していて、飽きないんですよ』と言われた。お世辞だとは思うんですけども、プロレスラーはこの選手とはいい試合できるけど、この選手とはできない、じゃだめだと思うんです。それを言っていただいて、すごく感動しました。ですから、とにかく、最初から最後まで見てほしい。飽きない、って言ってもらった言葉。それをみなさんがどう感じてくれるか楽しみです」。

1月4日は、8人タッグマッチで藤波辰爾、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスクと組み、佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐組と対戦。5日は佐野と組み、高橋ヒロム、リュウ・リー組と最後の試合を行う。多種多様な戦いを刻んできたプロレス人生に胸をはり、残る2戦に臨む。

DVD発売イベントを行った獣神サンダー・ライガー。右はスペシャル応援団のグラビアアイドル鈴木ふみ奈

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ベイラーがNXT復帰戦白星 緊張感のある攻防制す

リドル(左手前)とのシングル戦を制したベイラー(中央)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:NXTテイクオーバー・ウォーゲームズ>◇23日(日本時間24日)◇米イリノイ州シカゴ・オールステートアリーナ

XTに復帰したフィン・ベイラーがカムバック戦を飾った。

マット・リドルとのシングル戦に臨み、ドロップキックで攻め込んだ。リドルの腕ひしぎ逆十字固めやセントーンを食らった後、原爆固めの応酬を展開。リドルのファイナルフラッシュに対し、負けじとベイラーもダブル・ストンプからスリングブレイドを放つ緊張感ある攻防を続けた。リドルにスピアーからのジャック・ハマー、BTSまで食らって追い詰められるシーンもあったが、ベイラーが1916でリドルを脳天からマットに突き刺し、3カウントを奪取。NXT復帰戦を白星で飾った。

フィン・ベイラーは新日本プロレス時代、プリンス・デヴィットのリングネームで活躍。IWGPジュニアヘビー級王座、田口隆祐と組んでIWGPジュニアタッグ王座も獲得した。またバレットクラブを立ち上げ、リーダーとしてチームをけん引。WWE移籍後はNXTを経てロウ、スマックダウンで活躍し、初代ユニバーサル王者になった。

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引退ライガー「レスラー冥利につきる」藤波とタッグ

獣神サンダーライガー引退試合

新日本プロレスは15日、都内で会見を行い、来年1・4、5日に東京ドームで開催する「WRESTLE KINGDOM14」の第1弾カードを発表し、東京ドーム大会を最後に引退する獣神サンダー・ライガーの4日の「引退試合1」は8人タッグマッチに決まった。

ライガーは藤波辰爾(65)、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスクと組み、佐野直喜(54)、大谷晋二郎(47)、高岩竜一(47)、田口隆祐(40)組と対戦。セコンドとしてライガー組にエル・サムライ、相手組に小林邦昭(63)が付き、特別レフェリーを保永昇男(64)が務める。

佐野の現リングネームは佐野拓真だが、ライガーが慣れ親しむ昔のリングネーム「直喜」で参戦する。また、5日は引退試合2、6日の大田区大会で引退セレモニーを行う。

縁があり、しかも血気盛んな選手に囲まれてのタッグ戦が決まったライガーは「引退試合だから湿っぽくなるのもいやだ。引退式となるとしゅんとなりがち。うおー、すげーという試合で終われればと思います」と意気込みを語った。

また、この日はライガーがレスラーになるきっかけとなった憧れの先輩藤波も登場した。新日本東京ドーム大会に06年以来の参戦となる藤波は「まずおつかれさまでした」とライガーに声をかけ、「今回こういう形で1・4あがることになりました。きっかけを作ってくれたライガー選手に感謝します」と話し、「足手まといにならないよう、コンディションを整えて臨みたい」と気を引き締めた。

それに対し、ライガーは「恐れ多い、恐縮です」と笑い、少年時代の思い出を語り出した。「ぼくが小学生のとき、ちょうど藤波さんが凱旋(がいせん)帰国して、雑誌の表紙になってて。(ポスターを)部屋にはって、Y少年はプロレスラーを目指した。その藤波さんと最後にタッグを組んでいただける。レスラー冥利(みょうり)につきる。幸せもの」とあらためて感動した。

翌5日の引退試合は未定。誰と対戦したいかとの問いにライガーは「絶対この人と、というのはない。湿っぽいのはしたくない。最後までライガーはライガーっぽかったねと言われたい」と熱い相手との最終戦を望んだ。

引退試合について会見する獣神サンダー・ライガー(撮影・滝沢徹郎)
引退試合でタッグを組む藤波(左)と握手を交わす獣神サンダー・ライガー(撮影・滝沢徹郎)
引退試合でタッグを組む藤波(左)と獣神サンダー・ライガーはポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

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新日本1・4第1弾カード、引退ライガー8人タッグ

引退試合でタッグを組む藤波(左)と握手を交わす獣神サンダー・ライガー(撮影・滝沢徹郎)

新日本プロレスは15日、都内で会見を行い、来年1月4、5日に東京ドームで開催する「WRESTLE KINGDOM14」の第1弾カードを発表した。

この東京ドームを最後に引退する獣神サンダー・ライガーの4日の「引退試合1」は8人タッグマッチ。ライガーは藤波辰爾、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスクと組み、佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐組と対戦する。セコンドとしてライガー組にエル・サムライ、相手組に小林邦昭が付き、特別レフェリーを保永昇男が務める。

また、4日にIWGPヘビー級選手権で王者オカダ・カズチカと挑戦者飯伏幸太が対戦することも決定した。前日14日にオカダはSANADAを下し、V4を達成。G1覇者で東京ドーム大会でのIWGPヘビー級挑戦権を持つ飯伏は、同挑戦権をかけてEVILと対戦し、勝利した。

引退試合でタッグを組む藤波(奥)への思いを語る獣神サンダー・ライガー(撮影・滝沢徹郎)
獣神サンダーライガー引退試合

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鈴木みのる「火は消えたのか」怒りの獣神呼び起こす

獣神サンダー・ライガーに奇襲をしかけた鈴木みのる

<新日本;後楽園大会>◇6日◇東京・後楽園ホール

鈴木みのる(51)と獣神サンダー・ライガーの因縁が勃発した。

メインのタッグ戦でザック・セイバーJr.と組み、田口隆祐、棚橋弘至組と対戦。ゴング前にいきなり解説席に座っていたライガーを襲ってリングに引きずりこむと、裸絞めからゴッチ式パイルドライバーにつなげ、マットに沈めた。

鈴木は来年1月東京ドーム大会での引退が決まっているライガーに対し、「お前の火は消えたのか。燃やすものないか?燃え残ったものはないか? 何勝手に楽しく余生を過ごそうとしてんだよ」と挑発。「てめえが生きる場所はリングなんだ。その中ですべて燃やしちまえ。それとも今の全部燃え尽くしたか? 終わりなら終わりでもいい。さっさとやめちまえ」と獣神の激しい怒りを求めた。

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棚橋弘至「引き出し全部開ける」早くも挑戦者刺激

先月31日に英ロンドンで奪取したRPW英国ヘビー級ベルトを手にセイバーJr.戦に向けて意気込む棚橋

<新日本:後楽園大会>◇4日◇東京・後楽園ホール大会

8月31日、英ロンドンでRPW英国ヘビー級王座を獲得した王者棚橋弘至が早くも挑戦者を刺激しまくった。15日の大分大会(別府ビーコンプラザ)で前王者ザック・セイバーJr.との初防衛戦が決定。SHO、YOH、田口隆祐と組み、DOUKI、金丸義信、鈴木みのる、セイバーJr.組と8人タッグで対戦した。

セイバーJr.との直接対決のシーンは少なかったものの、ドラゴンスクリューやツイスト・アンド・シャウトで刺激し、コブラツイストなど相手得意の関節技を受けて出方をうかがった。試合は田口が10分48秒、変形横入り式エビ固めでDOUKIからフォールを奪取。

試合後には場外にいるセイバーJr.にベルトを誇示して挑発した棚橋は「前哨戦が今シリーズにたっぷりある。引き出しが多いザックだけど、前哨戦で引き出しを全部開けてやるよ。そしてオレの引き出しは開けない」と余裕の笑みを浮かべていた。

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田口隆祐「大和魂」2夜連続半ケツでベルト奪取覚悟

2夜連続で半ケツを出した田口隆祐

<新日本:町田大会>◇15日◇町田市立総合体育館

田口隆祐(40)が前日沼津大会に続く2夜連続の半ケツで、ベルト獲りへの覚悟をみせた。

田口は、17日の後楽園大会でNEVER無差別級6人タッグ3度目の防衛戦、25日の仙台大会でブリティッシュクルーザー級王者エル・ファンタズモに挑戦と2つのタイトル戦を控えている。この日は6人タッグマッチで、棚橋弘至、真壁刀義と組み、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎、ジェイ・ホワイト組と対戦。真壁がオーエンズに勝利した。田口は、途中で集中攻撃にあい、オーエンズに尻をむき出しにされるも、尻を出したままオーエンズにヒップアタックを決め、ピンチを切り抜けた。

試合後には「ケツの1つや2つ屁でもない」と、半ケツでも全くダメージはないとアピール。「ケツの1つや2つ、タマの1つや2つ、さおの1つや2つくれてやる。それぐらいの気持ち。それこそが大和魂。必ずブリティッシュクルーザー級をとって、イギリスに見せつけてくる」と大事な部分と引きかえにでも、ベルトを奪取すると約束した。

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