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炎鵬が勝ち越し王手「少し自信に」白鵬ら見て勉強

支度部屋を引き揚げる炎鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

炎鵬は大関経験者の高安を破り、勝ち越しに王手をかけた。肩越しに上手を取られたが、耐えながら左下手を取って転がした。

99キロで関取最軽量の小兵が1大関、2関脇撃破と躍進。「横綱(白鵬)や石浦関の動きを見て、盗める所は盗んで自分のものにしてきた。少し自信になった」と手応えを口にした。

高安(右)を下手投げで破る炎鵬(撮影・丹羽敏通)
報道陣の質問に答える炎鵬(撮影・鈴木正人)

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100キロ未満炎鵬の大関撃破は千代、舞の海以来

支度部屋で笑顔を見せる炎鵬(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

小よく大を制した。体重99キロの西前頭5枚目の炎鵬(25=宮城野)が、160キロの大関豪栄道を押し出しで破った。

1975年(昭50)以降で100キロ未満の力士が大関を撃破したのは、千代の富士、舞の海以来3人目。初大関戦で頭をフル回転して白星をもぎ取った。大関貴景勝を破った平幕の正代と徳勝龍が1敗を守った。

   ◇   ◇   ◇

自身初の結びから2番前の取り組み。168センチの小柄な体に、独特な雰囲気がのしかかってきた。余裕のある相手に対して、どこかぎこちない仕切りの炎鵬。「死ぬほど緊張してました」。一瞬で勝負が決まると、大歓声を一身に浴びた。

手の内がばれたが修正した。緊張から思わずつっかけ、つい左に飛び出てしまった1度目の立ち合い。「頭の中が真っ白になりました」。2度目の立ち合い。突進してきた相手を右にかわす。左腕を手繰って回り込むと、目の前には土俵際でつんのめる大関。その好機を逃すまいと、振り向かれる前に力いっぱい押し込んだ。「体が反応した。信じられないです。今もフワフワしています」。支度部屋では喜びよりも、不思議そうな表情を浮かべた。

17年春場所で角界入りした時、体重は95キロだった。苦手な食べ物は白米。温かい白米から出る湯気のにおいが受け付けなかった。しかし同部屋の横綱白鵬から、上位で勝つために100キロを目指すように言われて決意。焼き肉のタレやふりかけをかけてにおいをごまかし、白米をかきこんだ。加えてウエートトレーニングやプロテインなども駆使し、今も現役関取最軽量だが99キロにまで増量した。

一方で、体重を重要視し過ぎない考え方も持っている。「体重を気にし過ぎて、取り組み以外に神経を使いたくない」と、新入幕を果たした昨年夏場所以降は場所中の体重計測をやめた。「それよりも取り組みに集中したい。体が小さい分、考えることも多い」と持論を展開。初大関戦となったこの日も、183センチの豪栄道の体に圧倒されながらも「次どうするかを必死に考えた」と頭をフル回転。2度目の仕切りまでに作戦を練り、65年以降で60人目となる大関初挑戦初白星を獲得した。

8日目の遠藤戦では聞こえなかった大歓声も「体の芯から震え上がるものがあった」と味方につけた。10日目の相手は、2日連続の大関戦となる貴景勝。「頭を使いながら必死にやるだけ」。小兵の背中が、一段と大きく見えた。【佐々木隆史】

◆体重100キロ未満の大関戦勝利

75年以降のデータで100キロ未満の関取は炎鵬で14人目。大関戦勝利は炎鵬が3人目になる。

▽千代の富士 78年夏場所13日目に大関貴乃花を寄り切る。新三役で小結昇進の翌名古屋場所も5勝10敗で負け越したが2日目に貴ノ花をつり出しで、5日目には旭国を寄り切る。体重はともに96キロ。

▽舞の海 94年名古屋場所(97キロ)2日目に貴ノ花を、95年同場所(98キロ)14日目に貴ノ浪を、それぞれ切り返しで破る。

◆炎鵬晃(えんほう・あきら)本名・中村友哉。1994年(平6)10月18日、金沢市生まれ。兄文哉さんの影響で5歳から相撲を始める。金沢学院東高で3年時に高校総体8強。金沢学院大では2、3年時に世界選手権軽量級で優勝。初土俵は17年春場所。横綱白鵬に憧れ、白鵬の内弟子として入門。白鵬から「ひねり王子」の愛称をつけられる。序ノ口、序二段、三段目と3場所連続で各段優勝を果たし、18年春場所新十両、19年夏場所新入幕。家族は両親、兄。168センチ、99キロ。血液型AB。得意は左四つ、下手投げ。通算117勝76敗。

インタビューを終え支度部屋に引き揚げる炎鵬(撮影・河田真司)
豪栄道(左)を押し出しで破る炎鵬(撮影・狩俣裕三)

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震災1・17生まれの照強が5連勝「特別な日です」

照強は初日から5連勝を飾り笑顔で引き揚げる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇16日◇東京・両国国技館

阪神・淡路大震災が起きた95年1月17日に生まれた東前頭14枚目・照強(25=伊勢ヶ浜)が、無傷の5連勝を飾った。

千代丸(九重)をもろ差しから鮮やかな下手投げ。白鵬に続き、鶴竜も休場と昨年秋場所に続く横綱不在となった混戦場所で、幕内で2番目に低い身長169センチの小兵が主役候補に浮上。初場所は過去4年連続初優勝力士が誕生しており、照強もひょっとしたらひょっとするか。

   ◇   ◇   ◇

身長169センチが武器だった。「小さくてイヤだなんて思ったことはない。小さいと、相手がイヤでしょう。190センチあったら逆に相撲取れないッスよ」と照強。千代丸のもろ手突きをかわすように懐に飛び込み、揺さぶって前に出ながらの下手投げが決まった。

「ああなったら(千代丸は)腹出してくるんだろうな、と。その腹に乗っからないように。結構、前に圧力かけたんで思い切りやるしかない。小さいんで思い切ってやらないと」

25年前、阪神・淡路大震災が発生して、約15時間に生を受けた。誕生日=震災の日。もちろん、本人に被災した記憶はないが「うれしいことだけじゃないのが誕生日」と話す。「母親は大変だったと思う」。当時のことは家族、周囲から聞いてきた。力士になり、必然的に初場所中にこの日を迎える。「やはり意識する。特別な日です」。

ひとつの目標が幕内で迎えることだった。「幕内で初めてはひとつの目標。まずはそこを目指していたんで」。25年たっても、震災の痛みを風化させてはいけない思いを強く持つ。「幕内だとテレビ(地上波)で必ず映るでしょ。淡路の人だけじゃなく、全国の人に見てもらいたい」。体は小さくても、気力と根性で大きな相手をなぎ倒す姿が、勇気になると信じている。

12勝した昨年名古屋場所に並ぶ、自己最多の初日から5連勝。当時と比べ「今回の方が調子いい。前は気づいたら勝てた感じだが、今は意識して勝っている。前より気持ちに余裕を持って相撲がとれている」。精神面から体も変わった。以前は「飯の時間なんてこなけりゃいいのに」と思うほど食べられず、場所中は自然に体重が落ちた。今はしっかり食べて維持できる。「淡路島のたまねぎ、最高です」と郷土の名産にも支えられる。

初場所は過去4年連続で初優勝力士が誕生している。まだ序盤5日間を終えただけに、照強も「まだ10日もあるし、勝ち越しもしていない。気持ちを入れ直して頑張りたい」。今日17日、25歳の誕生日も静かに黙とうして迎える。【実藤健一】

○…照強の師匠、伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士) 必死にやっている。(震災の日に生まれ)しこ名もそういう願いがこめられている。みんなの励みになれば。

照強翔輝(てるつよし・しょうき)

◆本名 福岡翔輝。しこ名は「周囲を強く、明るく照らすように」との願いがこめられている。

◆出身 1995年(平7)1月17日、兵庫県南あわじ市。

◆経歴 小学1年から柔道。4年時に飛び入り参加したわんぱく相撲をきっかけに相撲を始める。中学卒業後、伊勢ケ浜部屋に入門。身長167センチで当時の第2新弟子検査に合格し、10年春場所初土俵。16年九州場所、西幕下9枚目で優勝し、17年初場所で新十両昇進。19年春場所新入幕。同年名古屋場所、12勝3敗で敢闘賞を受賞し、翌秋場所の東前頭9枚目が最高位。

◆サッカー好き 中学に相撲部がなくサッカー部に所属しGK。実家で飼い始めた愛犬のゴールデンレトリバーに(クリスティアノ)ロナウドと命名。

◆サイズ 169センチ、120キロ。

照強(左)は千代丸を下手投げで破る(撮影・柴田隆二)
豪快に塩をまく照強(撮影・小沢裕)

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鶴竜休場…左足関節炎と風邪で体重10キロ減と親方

妙義龍に敗れ、支度部屋で表情を曇らせる鶴竜(撮影・河田真司)

大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)が初場所(東京・両国国技館)5日目の16日、日本相撲協会に「左足関節炎により2週間の患部安静を要する」との診断書を提出して休場した。

15日の4日目は妙義龍に押し出され、今場所だけで金星3個を配給しており「パワーが伝わっていない。全然(自分の)相撲が取れていない」と話していた。

この日午前、東京・墨田区の部屋で取材対応した師匠の陸奥親方(元大関霧島)によると「踏ん張りがきかなかったみたい」と弟子の思いを代弁した。さらに初日の2日前にも風邪をこじらせていたという。陸奥親方は「風邪の影響か(体重は)10キロ近く落ちていた。本人的にも体が軽いと言っていた」と説明した。

昨年の秋場所から3場所連続の休場となった。前日4日目から横綱白鵬も休場しており「より責任感を持ってやろうとしていた。それは本人が一番感じていた」と同親方は強調したが、5日目にして早くも横綱が不在となる場所となった。

妙義龍に押し出しで敗れる鶴竜(撮影・河田真司)

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金星乱発の鶴竜休場…白鵬続き初場所から横綱不在に

妙義龍に敗れ、支度部屋で表情を曇らせる鶴竜(撮影・河田真司)

横綱鶴竜(34=陸奥)が16日の初場所5日目から休場する。白鵬が休場した前日15日の4日目も惨敗で3敗目を喫した。

妙義龍に押し出され、今場所だけで金星3個を配給しており「パワーが伝わっていない。全然(自分の)相撲が取れていない」と話していた。

妙義龍に押し出しで敗れる鶴竜(撮影・河田真司)

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豪栄道が首投げで初日、遠藤に土/4日目写真特集

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

前頭筆頭妙義龍(33=境川)が2日続けて金星を挙げた。横綱鶴竜(34=陸奥)を押し出して2勝2敗。2横綱1大関を破る3連勝で迎えた前頭筆頭遠藤(29=追手風)は、2度目の優勝を目指す大関貴景勝(23=千賀ノ浦)に突き落とされ3勝1敗。


妙義龍(2勝2敗)押し出し鶴竜(1勝3敗)

妙義龍(左)は押し出しで鶴竜を破る(撮影・小沢裕)

妙義龍(左)は押し出しで鶴竜を破る(撮影・小沢裕)

妙義龍に敗れて引き揚げる鶴竜(撮影・山崎安昭)


白鵬(1勝3敗)不戦勝北勝富士(4勝0敗)

白鵬の休場による不戦勝で勝ち名乗りを受けるため土俵へ向かう北勝富士(撮影・小沢裕)

白鵬の休場で北勝富士の不戦勝が告げられる(撮影・山崎安昭)


大栄翔(1勝3敗)首投げ豪栄道(1勝3敗)

豪栄道(右)は大栄翔を首投げで破る(撮影・山崎安昭)

豪栄道(左)は大栄翔を首投げで下す(撮影・小沢裕)


貴景勝(3勝1敗)突き落とし遠藤(3勝1敗)

貴景勝(右)は突き落としで遠藤を破る(撮影・山崎安昭)

貴景勝(右)は突き落としで遠藤を破る(撮影・山崎安昭)

遠藤(左)は貴景勝に突き落としで敗れる(撮影・小沢裕)

貴景勝に突き落としで敗れた遠藤(撮影・山崎安昭)


正代(4勝0敗)寄り切り高安(2勝2敗)

高安(右)は正代に寄り切りで敗れる(撮影・山崎安昭)

正代(上)は寄り切りで高安を破る(撮影・小沢裕)


朝乃山(3勝1敗)押し倒し阿炎(1勝3敗)

朝乃山(右)は阿炎に一気に押し出される(撮影・山崎安昭)

阿炎(右)は押し倒しで朝乃山を下す(撮影・小沢裕)

阿炎(上)は押し倒しで朝乃山を下す(撮影・小沢裕)


栃ノ心(2勝2敗)吊り出し炎鵬(2勝2敗)

立ち合いに備える炎鵬(左)と栃ノ心(撮影・山崎安昭)

炎鵬(上)は栃ノ心に吊り出しで敗れる(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)に持ち上げられる炎鵬(撮影・河田真司)

吊り出される炎鵬(左)は最後まで暴れて栃ノ心を苦しめる(撮影・山崎安昭)

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貴景勝が意地「危なかった」白星も危険な内容を反省

遠藤(右)を突き落としで下す貴景勝(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が上位陣が不振を極める中、意地を見せた。2横綱、1大関を破っている東前頭筆頭遠藤にまわしを取られながら、土俵際で逆転の突き落としを決めて辛勝。遠藤の横綱、大関総なめを防いだ。

白鵬が休場、鶴竜が3つの金星配給と両横綱が精彩を欠く状況で、次代の横綱候補が1敗を死守。全勝は北勝富士ら4人全員が平幕で、混戦場所となっている。

  ◇    ◇    ◇

まわしを奪われた絶体絶命の貴景勝が、白星をもぎ取った。2横綱、1大関撃破と絶好調の遠藤を押し込めず、前みつを取られて食い下がられた。いなし、引きでも離れない。組まれる寸前の苦しい土俵際。不意に右足が崩れた相手を1発突くと、遠藤はバランスを崩したようにたちまち横転。辛くも1敗を守り、支度部屋では思わず付け人に「危なかった」と吐露した。

薄氷の1勝には、看板力士としての意地があった。遠藤に敗れれば、平幕力士に横綱、大関が総なめされる屈辱的な展開。「横綱と大関が4タテを食らうのは非常にまずい」。強い責任感が働いた。

勝利の中にも反省を忘れなかった。この日は土俵際の逆転劇。組まれれば、俵で無理に残ってしまう危険性もはらんでいた。支度部屋では開口一番「(無理に残ると)またけがしますよ」とポツリ。新大関だった昨年夏場所では慣れないもろ差しで寄り切り、右膝は悲鳴を上げた。「勝たないといけないけど…。(内容は)いいところも悪いところもあった」。けがのリスクとは常に隣り合わせ。昨年経験した負傷が、危機管理の意識を高めている。

白鵬が休場して、鶴竜と豪栄道はすでに3敗となった。大関以上の白星先行は貴景勝のみも「まだ4日目。いろんな人のことを考えている余裕はない。人は人、自分は自分」。昨年末はインフルエンザで寝込んだが、今場所は現時点でその心配を感じておらず「少し楽です」。19年の主役が、20年最初の土俵を締める。【佐藤礼征】

遠藤(右)を突き落とした勢いで土俵隅まで走る貴景勝(撮影・河田真司)
遠藤(左)の攻めに耐える貴景勝(撮影・河田真司)

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3敗鶴竜も休場危機「この相撲じゃ…」親方と相談へ

妙義龍に敗れ、支度部屋で表情を曇らせる鶴竜(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

横綱白鵬が休場した4日目、鶴竜も惨敗で3敗目を喫した。妙義龍に押し出され、今場所だけで金星3個を配給。「パワーが伝わっていない。全然(自分の)相撲が取れていない」と話し、5日目以降について師匠の陸奥親方(元大関霧島)と相談するか問われ、「そうですね」と認めた。

先場所は「腰椎すべり症」の再発で初日から休場した。腰痛再発防止へ減量に取り組むも「2~3キロのつもりが5キロ(減)。思ったより体重が落ちた」。この日の朝稽古後も「体ができていなかった。場所前の稽古から弱いなと感じていた」と明かしていた。

一場所で3個の金星配給は昨年秋場所以来3度目。過去2度はともに途中休場している。「この相撲じゃ取り切れない」と話し、「しっかり体を作り直さないといけない」と出直す意向も示した。昨年秋場所に続く、横綱不在の危機となった。

妙義龍に押し出しで敗れる鶴竜(撮影・河田真司)

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妙義龍が鶴竜破り連日の金星「こんなことは初めて」

妙義龍(左)は押し出しで鶴竜を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

前頭筆頭妙義龍(33=境川)が2日続けて金星を挙げた。横綱鶴竜(34=陸奥)を押し出して2勝2敗。3日目の横綱白鵬(34=宮城野)に続く結びでの金星となった。鶴竜は1勝3敗。

白鵬は1勝2敗で迎えたこの日、休場を発表。対戦相手の前頭2枚目北勝富士(27=八角)は不戦勝で4連勝となった。

2横綱1大関を破る3連勝で迎えた前頭筆頭遠藤(29=追手風)は、2度目の優勝を目指す大関貴景勝(23=千賀ノ浦)に突き落とされ3勝1敗。横綱。貴景勝も3勝1敗。

3連敗中のかど番大関豪栄道(33=境川)は、小結大栄翔(26=追手風)を首投げで下し今場所初白星。大栄翔は1勝3敗。

2度目の優勝を狙う新関脇朝乃山(25=高砂)は小結阿炎(25=錣山)に押し倒され3勝1敗。阿炎は1勝3敗。

12場所ぶりの平幕で迎えた元大関の前頭6枚目栃ノ心(32=春日野)は、人気の小兵・前頭5枚目炎鵬(25=宮城野)を吊り出して2勝2敗。炎鵬も2勝2敗となった。

▽妙義龍の話 (立ち合いは)押し込まれたけど2本入ったので前に出た。足もよく出たのでよかったです。こんなことは初めての経験なのでうれしいです。ひとつひとつ集中して欲を出さずに頑張ります。

妙義龍に敗れて引き揚げる鶴竜(撮影・山崎安昭)

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白鵬休場に横審委員「確実に迫る新旧交代の予兆」

白鵬休場を知らせる電光掲示(撮影・河田真司)

横綱白鵬(34=宮城野)が4日目の15日、日本相撲協会に「腰部挫傷、右踵部裂傷蜂窩(ほうか)織炎により約2週間の加療を要する」との診断書を提出して休場した。国技館内で取材に応じた師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)によると、腰は2日目の遠藤戦で土俵上へあおむけに倒れた際に負傷。右かかとは場所前から「割れていた。菌が入り昨日の夜に熱が出た」と説明した。白鵬は場所前の稽古や取組で、不安箇所の右足に白い足袋を履いていたが、場所直前の稽古でかかとに負担がかかった際に再度不安を覚えたという。

白鵬の休場は2日目から休場した昨年秋場所以来、2場所ぶり14度目。20年最初の場所で15日間を務めることができず、宮城野親方は「本人も頑張りたい気持ちがあった。歳も歳で古傷もある。腰も高くて出足もなかった」と沈痛な面持ちだった。

この日、観戦に訪れた横綱審議委員会(横審)の山内昌之委員は「新旧交代が確実に迫ってきている。その予兆じゃないか。(白鵬には)盛り返す姿を見せてほしかった。逆境に立ったときにどういう相撲を見せるかファンは見ている」と話した。

白鵬(左)を切り返しで破る遠藤(2020年1月13日)

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休場白鵬に宮城野親方「腰も高くて出足もなかった」

白鵬休場を知らせる電光掲示(撮影・河田真司)

大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が初場所(東京・両国国技館)4日目の15日、日本相撲協会に「腰部挫傷、右踵部裂傷蜂窩(ほうか)織炎により、今後2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

白鵬は初日白星発進も、2日目に遠藤、3日目は妙義龍に敗れて2日連続で金星を配給。白鵬にとって2日連続の金星配給は、18年初場所以来2年ぶり2回目だった。

師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)はこの日午前、都内の部屋で報道陣に対応。「番付発表前にかかとが割れていた。菌が入り昨日の夜に熱が出た」と説明。加えて遠藤戦で、腰を土俵上に強く打ちつけたという。宮城野親方は「本人も頑張りたい気持ちがあった。歳も歳で古傷もある。腰も高くて出足もなかった」と弟子の思いを代弁した。

白鵬の休場は2日目から休場した昨年秋場所以来、2場所ぶり14度目。4日目の対戦相手、東前頭2枚目北勝富士(27=八角)は不戦勝となる。

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白鵬休場に親方「菌が入り昨日の夜に熱が出た」

妙義龍に突き落としで敗れた白鵬(撮影・鈴木正人)

日本相撲協会は初場所(東京・両国国技館)4日目の15日、横綱白鵬(34=宮城野)の休場を発表した。

2場所連続となる44度目の優勝を目指していた白鵬は、初日こそ白星発進したものの、2日目に遠藤、3日目には妙義龍に敗れ、2日連続で金星を配給。白鵬にとって2日連続の金星配給は、18年初場所以来2年ぶり2回目だった。

師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)はこの日午前、都内の部屋で報道陣に対応。「番付発表前にかかとが割れていた。菌が入り昨日の夜に熱が出た」と蜂窩(ほうか)織炎を発症したと説明。加えて負けた遠藤戦で、土俵上に強く打ちつけた腰が炎症を起こしているという。宮城野親方は「本人も頑張りたい気持ちがあった。歳も歳で古傷もある。腰も高くて出足もなかった」と弟子の思いを代弁した。

白鵬の休場は2日目から休場した昨年秋場所以来、2場所ぶり14度目。4日目の対戦相手、東前頭2枚目北勝富士(27=八角)は不戦勝となる。

白鵬休場を知らせる電光掲示(撮影・河田真司)

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白鵬休場 親方「かかと割れ」蜂窩織炎と理由説明

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2場所連続となる44度目の優勝を目指していた白鵬は、初日こそ白星発進したものの、2日目に遠藤、3日目には妙義龍に敗れ、2日連続で金星を配給。白鵬にとって2日連続の金星配給は、18年初場所以来2年ぶり2回目だった。

師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)はこの日午前、都内の部屋で報道陣に対応。「番付発表前にかかとが割れていた。菌が入り昨日の夜に熱が出た」と蜂窩(ほうか)織炎を発症したと説明。加えて負けた遠藤戦で、土俵上に強く打ちつけた腰が炎症を起こしているという。宮城野親方は「本人も頑張りたい気持ちがあった。年も年で古傷もある。腰も高くて出足もなかった」と弟子の思いを代弁した。

白鵬の休場は2日目から休場した昨年秋場所以来、2場所ぶり14度目。4日目の対戦相手、東前頭2枚目北勝富士(27=八角)は不戦勝となる。

白鵬休場を知らせる電光掲示(撮影・河田真司)

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横綱金星乱発…新旧交代の波始まる/大ちゃん大分析

白鵬は2敗目を喫し支度部屋で悔しそうな表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

新元号も2年に入った途端、いきなり新旧交代の大きな動きが始まった。

ここ数年、その兆しは感じられたが「始まった」とは言い切れなかった。それを感じさせる、両横綱が3日間で4個も乱発している金星配給だ。特に白鵬は2日目の遠藤戦で、先手を取れず自分の形に持ち込めずに後手に回った。これまでなら、それでも対応力で何とかしのいできた。それが現状では、ままならない。衰えをカバーするために多用してきた立ち合いのかち上げ、張り差しも、相手だって研究してくる。遠藤はそこを読んだ。この日の妙義龍戦は左の前まわし狙いの立ち合いだったが、取れずに足がそろった。遠藤戦の黒星が尾を引いていると思う。もう目いっぱいの相撲でないと簡単には勝たせてくれなくなっている。ここ2年で初優勝力士が5人。遠藤や北勝富士らが元気な今場所も、誰が優勝してもおかしくない。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

白鵬(右)を突き落としで破る妙義龍(撮影・河田真司)
鶴竜(左)を攻める北勝富士(撮影・河田真司)

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荒れる初場所、横綱の同日金星配給22年6カ月ぶり

白鵬は2敗目を喫し支度部屋で悔しそうな表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

東前頭2枚目北勝富士(27=八角)が横綱、大関総なめに王手をかけた。横綱鶴竜から17年名古屋場所以来の白星。初日、2日目の大関連破に続いて3連勝とした。白鵬も敗れて両横綱がともに2敗目を喫した。

   ◇   ◇   ◇

両横綱がそろって金星配給した。白鵬は立ち合いで妙義龍を押し込めず、引かれてあっさりと両手を土俵上に着けた。「足が流れてるね」と反省。2日連続の金星配給は18年初場所以来2年ぶり2度目。その時は途中休場したが、今回は「明日は明日にならないとね」と出場について明言はしなかった。

2場所連続休場明けの鶴竜も、北勝富士の圧力に屈して早くも2敗目。「やれることをやるだけ。負けても自分のいい感覚を思い出していく」と声を振り絞った。場所前には皆勤を強く意識していただけに、手痛い黒星となった。2横綱時代で同日にそろって金星を配給したのは、貴乃花、曙時代の97年名古屋場所以来、約22年6カ月ぶりと、荒れる初場所となった。

支度部屋で舌を出す白鵬(撮影・鈴木正人)
白鵬(右)は突き落としで妙義龍に敗れ2敗目を喫した。手前はこの日2敗とし引き揚げる鶴竜(撮影・小沢裕)
北勝富士に敗れ、支度部屋で記者の質問に答える鶴竜(撮影・河田真司)

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北勝富士が鶴竜破り3連勝「三役で挙式」目標が力に

鶴竜(左)を攻める北勝富士(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

東前頭2枚目北勝富士(27=八角)が横綱、大関総なめに王手をかけた。横綱鶴竜から17年名古屋場所以来の白星。初日、2日目の大関連破に続いて3連勝とした。現役最多の十両逸ノ城の8個に次ぐ7個目の金星を獲得した。6日に婚姻届を提出して心機一転。4年連続で初優勝力士が誕生している初場所で波乱を巻き起こす。白鵬も敗れて両横綱がともに2敗目を喫した。

   ◇   ◇   ◇

北勝富士がのど輪を見舞うと、上体が伸びきった鶴竜は逃げるように引いた。「自分の圧力が横綱を引かせた。嫌がってくれたと思う」。下から起こし続け、最後は両はず押しで決めた。場所前には時津風部屋への出稽古で2日連続、鶴竜の胸を借り「その成果が出たんじゃないですか」と自画自賛。6場所ぶりの3連勝発進に、支度部屋での鼻息は荒かった。

10月に一般女性の真美さん(31)との婚約を発表し、今場所前には交際記念日かつ大安の6日に婚姻届を提出した。場所後は新居に引っ越し“愛の巣”で新婚生活が始まる。6月には挙式、披露宴を予定。「三役で式を挙げたい」という明確な目標が、背中を後押ししている。

初優勝の可能性を信じて疑わない。三役経験は2場所だが、幕内上位は1年以上維持。「(上位陣で自分が)1回も勝ったことのない人はいない。当たり前かもしれないけど、全部合わせれば優勝できる」。昨年は自身より角界入りが遅い、同じ高砂一門の朝乃山が初優勝。刺激を受け、昨年12月の冬巡業中には「自分もできるはず」と力を込めた。

現役では単独2位となる7個目の金星を獲得したが「うれしいけど、いつまでも金星取ってる場合じゃない」と笑顔は少なかった。4日目は白鵬戦。「気持ちは高まっている。それを切らさないように集中してやるだけ」。今年の目標は三役定着。横綱、大関を総なめして、金星獲得はこれで最後にする。【佐藤礼征】

金星を挙げ支度部屋で髪を整える北勝富士(撮影・小沢裕)
金星を挙げた北勝富士はインタビューを終え支度部屋へ引き揚げる(撮影・小沢裕)
子供のファンにサインしながら国技館を引き揚げる北勝富士(撮影・鈴木正人)

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妙義龍7年ぶり白鵬から白星「ちょっと驚いたッス」

白鵬(右)を突き落としで破る妙義龍(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

妙義龍が過去1勝20敗だった横綱白鵬から7年ぶりに白星を奪った。その7年前も初場所、2連敗で迎えた3日目と同じ状況。左からの突き落としが決まり「ちょっと驚いたッスね。たまたまですよ。体が動いた」。

7年を経過して33歳のベテランになった。「勝っても負けても全然変わらない。若いころは勝って余韻に浸っていたけど、喜んでいられない。うれしいけどね」と冷静にかみしめた。

妙義龍に敗れ、座布団が投げ込まれる中土俵から引き揚げる白鵬(撮影・河田真司)

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遠藤3連勝!白鵬、鶴竜は敗れる/3日目写真特集

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

前頭筆頭遠藤(29=追手風)は2横綱に続きかど番の大関豪栄道(33=境川)を突き落として3連勝を飾った。2場所連続44度目の優勝を目指す横綱白鵬(34=宮城野)と2場所連続休場明けの横綱鶴竜(34=陸奥)はともに敗れた。

軽快な動きで遠藤3連勝

遠藤(3勝0敗)突き落とし豪栄道(0勝3敗)

豪栄道(左)を突き落としで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

豪栄道(右)を突き落としで破る遠藤(撮影・河田真司)

豪栄道(左)を突き落としで破った遠藤(撮影・鈴木正人)

豪栄道を破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる遠藤(撮影・河田真司)


白鵬(1勝2敗)突き落とし妙義龍(1勝2敗)

白鵬(右)を突き落としで破る妙義龍(撮影・河田真司)

白鵬(左)を突き落としで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)

妙義龍に突き落としで敗れた白鵬(撮影・鈴木正人)


北勝富士(3勝0敗)押し出し鶴竜(1勝2敗)

北勝富士(手前)に押し出しで敗れる鶴竜(撮影・鈴木正人)

鶴竜(左)を押し出しで破る北勝富士(撮影・河田真司)

鶴竜を破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる北勝富士(撮影・河田真司)


貴景勝(2勝1敗)押し出し大栄翔(1勝2敗)

大栄翔(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

大栄翔(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)

大栄翔(手前)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)


朝乃山(3勝0敗)寄り切り隠岐の海(1勝2敗)

隠岐の海(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・鈴木正人)

隠岐の海(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・河田真司)

隠岐の海(左)を寄り切りで破った朝乃山(撮影・河田真司)


御嶽海(1勝2敗)はたき込み高安(2勝1敗)

御嶽海(左)をはたき込みで破る高安(撮影・鈴木正人)

御嶽海(左)をはたき込みで破る高安(撮影・河田真司)

御嶽海(左)をはたき込みで破った高安(撮影・鈴木正人)


明生(0勝3敗)下手出し投げ炎鵬(2勝1敗)

明生(左)を下手出し投げで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)

明生(左)を下手出し投げで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)

明生(右)を下手出し投げで破る炎鵬(撮影・河田真司)

明生(左)を下手出し投げで破った炎鵬(撮影・河田真司)


竜電(2勝1敗)寄り切り栃ノ心(1勝2敗)

栃ノ心(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(左)を寄り切りで破る竜電(撮影・河田真司)

栃ノ心(左)を寄り切りで破る竜電(撮影・河田真司)

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両横綱敗れる波乱、遠藤は連続金星に続き大関も撃破

豪栄道(左)を突き落としで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

2日連続金星と最高の滑り出しを見せていた人気力士の前頭筆頭遠藤(29=追手風)が2横綱に続き大関も撃破した。かど番の豪栄道(33=境川)を突き落として3連勝を飾った。豪栄道は3連敗。

2場所連続となる44度目の優勝を目指す横綱白鵬(34=宮城野)は前頭筆頭妙義龍(33=境川)に敗れ1勝2敗となった。妙義龍はは1勝2敗。2場所連続休場明けの横綱鶴竜(34=陸奥)は前頭2枚目北勝富士(27=八角)に押し出され1勝2敗。北勝富士は3連勝。

2度目の優勝を目指す大関貴景勝(23=千賀ノ浦)は小結大栄翔(26=追手風)を押し出して2勝1敗。大栄翔は1勝2敗。

2度目の優勝を狙う新関脇朝乃山(25=高砂)は前頭4枚目隠岐の海(34=八角)を寄り切って3連勝。隠岐の海は1勝2敗。

人気の小兵・前頭5枚目炎鵬(25=宮城野)は同5枚目明生(24=立浪)を下手出し投げで下し2勝1敗。明生は3連敗。

12場所ぶりの平幕で迎えた元大関の前頭6枚目栃ノ心(32=春日野)は同8枚目竜電(29=高田川)に寄り切られ1勝2敗。竜電は2勝1敗。

北勝富士(手前)に押し出しで敗れる鶴竜(撮影・鈴木正人)
白鵬(左)を突き落としで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)
豪栄道を破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる遠藤(撮影・河田真司)
白鵬(右)を突き落としで破る妙義龍(撮影・河田真司)

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白鵬横転に八角理事長「なかなか見たことがないね」

白鵬(下)を切り返しで破る遠藤(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇2日目◇13日◇東京・両国国技館

結び前の一番に、両国国技館は地鳴りのような大歓声と、その後の時ならぬ遠藤コールに包まれた。異様な熱気の中、前人未到の優勝回数43回の大横綱が、転がされていた。

横綱白鵬(34=宮城野)に挑んだ東前頭筆頭の遠藤(29=追手風)の一番。ケンカ四つ同士の一番は、遠藤が自分有利の左四つに持ち込み、白鵬の連続の上手投げを強靱(きょうじん)な足腰で残し、最後は左足をかけるように、ひねりながらの切り返しで白鵬をひっくり返した。

白鵬が横転する姿に、八角理事長(元横綱北勝海)も「なかなか白鵬の、こういう負け方は見たことがないね」と少々、驚きの様子。熱戦の相撲には「白鵬も足腰がいい。最初の(遠藤の)外掛けで食ったと思ったけど、よく残った」と負けた白鵬を評価しつつ、一方の遠藤も「連続の(白鵬の)上手投げをよく残した」と熱戦をほめた。その要因として「強い白鵬がいるからこそ、こうして盛り上げる。遠藤も今日の相撲は立派。ここで浮かれるような力士ではないと思うから、明日からもやってくれるだろう」と場所の主役候補であることに期待した。

土俵下で審判長を務めた藤島審判副部長(元大関武双山)も「あれだけ白鵬が背中から落ちることは、あまりないでしょう」と話した。勝因については「遠藤が左を差せたこと。先場所と同じ立ち合いで、白鵬は左を張って右はかち上げ。それを読んで遠藤は、食わないように左はズラしながら当たった」と分析した。白鵬の最近の傾向として「左でも取れるが本来は右四つ。ここ一番で負けるのは左四つが多い」とした。2日連続金星の遠藤には「(序盤に)上位とやって燃え尽きる人もいる。(また連続金星で)変なプレッシャーになることもある。ここからです」と話しつつ「ここ最近、力をつけている。いかに平常心でいけるか」と期待した。

(撮影・小沢裕)

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