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白鵬、炎鵬に鬼の増量指令 5月場所まで+20キロ

部屋の関取衆と記念撮影する炎鵬(前列左)。前列右は石浦。後方右から白鵬、宮城野親方、山口


 春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)で新十両昇進が決まっている幕下炎鵬が、都内で開かれた昇進パーティーで、兄弟子の横綱白鵬から増量指令を受けた。

 まずは「2桁勝てるように頑張ります」と集まった約200人の関係者の前であいさつ。その後、白鵬から90キロの炎鵬に対し「5月場所までに110キロ。大阪でたくさん食べさせます」と課題をもらい苦笑いを浮かべた。

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白鵬は春場所明言せず 両足親指は「良くも悪くも」

全力士を集めての研修会で青学大陸上競技部の原監督の講義が行われた(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招き、全年寄、力士を対象にした研修会を行った。

 研修会に参加した横綱白鵬は、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場については明言を避けた。両足親指に痛みを訴え、1月の初場所は5日目から休場。前日15日に患部を検査したと明かしたが「良くも悪くもない。今日(16日)も少し運動したけど、また土俵に下りてみて」と、今後の回復ぶり次第で出場を決める方針だ。

横綱白鵬(17年12月27日撮影)

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不祥事続く角界へ青学大・原晋監督が「理不尽」ダメ

講義を終え会見する青学大陸上競技部の原監督(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招き、全年寄、力士を対象にした研修会を行った。年寄と力士の2部構成で各1時間ずつ行われ、角界の暴力問題や未来などについて、原監督の独自の目線から指摘を受けた。貴乃花親方(元横綱)と弟子の十両貴ノ岩は欠席した。

 研修会冒頭で全力士は、原監督から強い口調で訴えられた。「魅力のあるスポーツ団体にしないと、若者が相撲界に入らない。イコール相撲団体が駄目になる」。昨年11月の元横綱日馬富士関の傷害事件発覚以来、角界で続く不祥事。原監督は研修会後、「本当の厳しさだったらトライする強い精神を持った若者は多い。理不尽な厳しさを若者は求めていません。そこに理屈があるかが問題だと思う」と、指導法についても言及した。

 そんな率直な意見を、力士らはしっかりと受け止めた。横綱白鵬は「鉄人の哲学。自分の考えていることと似ていることがあった」と言えば、大関高安は「勝負するのは自分1人と思っていた。組織作りの勉強になった」。八角理事長(元横綱北勝海)は「若い親方衆にも勉強になったと思う」と振り返り、「再発防止に全力で取り組んで参ります」とあらためて引き締めた。

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白鵬、「若」花田氏と四つ組み合い トークショー

第8回白鵬杯で元横綱若乃花の花田虎上氏(右)とトークショーで盛り上がる白鵬(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が12日、東京・両国国技館で行われた、自らが主催する少年相撲「第8回白鵬杯」に参加して大会の成功を喜んだ。

 昼休憩中に行われたトークショーで白鵬と、貴乃花親方(元横綱)の兄で3代目横綱若乃花の花田虎上氏が初対面した。会った時に四つに組み合ったといい「組めばこっちのものだと思いました」と白鵬。花田氏は「下に食いつくしかない。これだけ体が大きいですから」と分析した。土俵上にイスに並んで座り約15分間トークを展開したが、元横綱日馬富士関による傷害事件に関する話題は出なかった。

第8回白鵬杯で行われたトークショーの前に元横綱若乃花の花田虎上氏(右)と笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)

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白鵬杯に1300人 長男“初白星”飾り一日中笑顔

第8回白鵬杯小学校3年生の部に出場した長男真羽人くんの大会初勝利に笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が12日、東京・両国国技館で行われた、自らが主催する少年相撲「第8回白鵬杯」に参加して大会の成功を喜んだ。

 モンゴル、台湾、香港など8カ国・地域から過去最多の約1300人の小中学生が集結。過去の大会を振り返り「思い出深いものがあった。順調にきているのかな」と手応えを口にした。第1回大会の団体戦で優勝した青森県代表には、昨年の九州場所で初対戦した小結阿武咲がおり「入門して関取に上がり、私と対戦した。それが1つのこの大会の成功」とうなずいた。3年連続出場の長男真羽人(まはと)くん(9)が“初白星”を飾るなど、一日中笑顔だった。

3回戦で敗退し天を仰ぐ長男真羽人くん(左)。右はねぎらう白鵬(撮影・小沢裕)

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白鵬「もう1度検査して」春場所出場には慎重姿勢

第8回白鵬杯小学校3年生の部に出場した長男真羽人くんの大会初勝利に笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が12日、東京・両国国技館で行われた自らが主催する少年相撲の「第8回白鵬杯」に参加し、大会の成功を喜んだ。

 今年は日本、アメリカ、タイ、香港、モンゴル、韓国、台湾、中国から過去最多の約1300人の小中学生が集まった。「白鵬杯は相撲をやってみたい、相撲を取ってみたいという全国の子どもたちが誰でもできる大会。海外の子どもたちも、この美しい日本に来ることができるというのは、大人になって社会人として成長していく上で(良い)経験になる」と大会の意義を語り、年々増える参加者に「順調にきているのかなと」と手応えを口にした。

 今年は個人的にうれしい出来事があった。3年連続で出場した長男の真羽人(まはと)くん(9)が、個人戦で“初白星”を挙げた。携帯電話で取組の様子を動画撮影し、勝利の瞬間は満面の笑みを浮かべて息子の勝利を喜んだ。取組前に「去年の8月に学校の3年生の大会で優勝した。そういう自信もある。今回は三度目の正直ということでぜひとも勝ってもらいたい」と期待していただけに喜びもひとしお。「今日負けたら出場停止の約束でしたから、それは逃れたかな」と話した。

 初場所を途中休場の原因となった両足親指負傷の状況については「初日に負ったケガ(右足)はほぼ良くなりましたけど、4日目のケガ(左足)はまだ完全ではない」と説明。春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の出場については「まだ違和感がありますから、大阪行く前にもう1度検査して迎えられればなと思います」と慎重だった。

3回戦で敗退し天を仰ぐ長男真羽人くん(左)。右はねぎらう白鵬(撮影・小沢裕)

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白鵬と花田虎上氏がトーク 日馬富士関事件は触れず

第8回白鵬杯で元横綱若乃花の花田虎上氏(右)とトークショーで盛り上がる白鵬(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が主催する「第8回白鵬杯」が12日、東京・両国国技館で行われ、貴乃花親方(元横綱)の兄で3代目横綱若乃花の花田虎上氏(47)が、白鵬とのトークショーにサプライズゲストとして登場した。

 本土俵の上に白鵬と並んでイスに座りトークを展開。00年春場所で引退して以来に国技館の土俵に上がったといい「良いですね雰囲気が。辞めて分かるものですね」としみじみとした。白鵬とは初対面で「大きいねー。やっぱり大きい」と驚きながらも「みなさん小さくても横綱になれるんですよ。僕みたいに」と子どもたちに呼びかけて笑いを誘った。

 司会の鈴木おさむ氏から相撲を始めたきっかけを聞かれると「10歳からです。始めたきっかけはわんぱく相撲というのあるんですが、小学校の担任の先生に『やってみないか』と言われたのが最初。それまでは父(故二子山親方で元大関貴ノ花)から相撲をやる? どう? という言葉は一切なかった」とエピソードを披露した。約15分間のトークショーだったが、元横綱日馬富士関の傷害事件に関する話題は出なかった。

第8回白鵬杯で行われたトークショーの前に元横綱若乃花の花田虎上氏(右)と抱擁を交わし笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)

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栃ノ心トーナメント初V 白鵬も「力ついた」と脱帽

日本大相撲トーナメントの優勝決定戦で玉鷲(左)を下し優勝した栃ノ心(撮影・小沢裕)


 日本大相撲トーナメントが11日、東京・両国国技館で行われ、栃ノ心(30=春日野)が初優勝を飾った。

 初優勝した初場所の勢いそのままに3回戦では本場所で25戦全敗の横綱白鵬を、決勝でも関脇玉鷲をいずれも寄り切った。巡業部長代理の春日野親方(元関脇栃乃和歌)から優勝杯を受け取り「師匠からもらうとまた違うね」と笑顔。白鵬も「また力がついた」と脱帽だった。

3回戦で白鵬(右)を寄り切りで破った栃ノ心(撮影・小沢裕)
日本大相撲トーナメントで優勝を果たした栃ノ心(左)は春日野親方から優勝杯の贈呈を受ける(撮影・小沢裕)

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栃ノ心が大相撲トーナメント初優勝「気持ちいい」

幕内トーナメントで優勝を果たした栃ノ心(左)は春日野親方から優勝杯の贈呈を受ける(撮影・小沢裕)


 第42回日本大相撲トーナメントが11日、東京・両国国技館で行われた。1月の初場所で平幕で初優勝したジョージア出身の栃ノ心(30=春日野)が、勢いそのままに初優勝を飾った。

 初戦の2回戦で勢を破ると、続く3回戦は本場所で25度対戦して1度も白星がない横綱白鵬も撃破。その後も北勝富士、隠岐の海と続き、決勝の関脇玉鷲まですべて寄り切りで5連勝し、頂点に立った。

 優勝賞金250万円に、1勝するごとに10万円が加わり、計300万円の賞金や最高級黒毛和牛1頭など豪華賞品も手にした。初場所で優勝した際には抱き合って喜んだ、巡業部長代理で師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)から優勝杯を受け取り「師匠からもらうとまた違うね。うれしかった」と、声を弾ませた。続けて「気持ちいい。経験したことないことを経験したからね」と“連続優勝”の良い流れを実感していた。

 米を食べる量を制限し、今回のトーナメントは初場所よりも7、8キロ軽い、166キロで出場した。「体重が落ちると軽くなる。重みはなくなるけど、そのかわりにスピードが出る」と、持ち前の力強さに軽快な動きを兼ね備えて初優勝につなげた。3月の春場所は大阪での開催で「地方場所は外食も増えるし、おいしいものが多くて食べ過ぎるから。(昨年11月の九州場所が行われた)福岡では182キロぐらいになって(古傷の)ひざが気になったから」と、本場所中に初場所と同様に173キロ程度にすることを目標にしている。

幕内トーナメントの優勝決定戦で玉鷲(左)を下し優勝した栃ノ心(撮影・小沢裕)

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白鵬「圧迫する感じ」稽古再開も左足親指の不安吐露


 1月の大相撲初場所を両足親指のけがで途中休場した横綱白鵬が8日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古を再開した。

 四股、すり足など基本運動で汗を流したが、左足親指に不安が残っていることを吐露。「左は腫れが引いていなくて、圧迫する感じがある」と、春場所(3月11日初日)での復帰について明言しなかった。

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貴乃花親方が心中告白 沈黙の理由、理事解任の真相

テレビ「独占緊急特報 !! 貴乃花親方すべてを語る」で真相を語った貴乃花親方(テレビ朝日から)


 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)が、これまで語らなかった心中を告白した。7日、テレビ朝日系列で放送した「独占緊急特報!! 貴乃花親方すべてを語る」と題した2時間番組でインタビューに応じた。

 昨年10月に発生した弟子の貴ノ岩への元横綱日馬富士関による暴行事件については、九州場所中に八角理事長(元横綱北勝海)らから被害届の取り下げを打診されたことを認めた。また、日本相撲協会の危機管理委員会の発表を否定。貴ノ岩の証言と異なるため、これまでに20通を超える反論文書を提出していたことを明かした。貴乃花親方は「当初から協会が発表することと、私が思っている真実と報告してきたこと、回答してきたことはあまりにも違いがある」と話した。貴ノ岩を軽傷とする協会発表と、重傷とする同親方の認識は違っていた。さらに「同席した力士が土俵に上がるのは神事に反する」と暗に白鵬、鶴竜らを批判した。

 この事件が起きた秋巡業中、当時巡業部長でありながら協会への報告を怠ったなどの理由で理事を解任された件も反論した。解任決定後の会見で、貴乃花親方から「分かりました」と了承したとの回答があったと発表された。だが「事実ではないです。『はい』としか言っていません」と否定。さらに「到底、その降格処分というのも、個人的に認めるべきではない」と主張した。

 関係者によると、協会には放送に際して必要な書類が申請されておらず、テレビ局側と連絡が取れていないという。番組内容について、テレビ朝日広報は「適正な取材をしたと考えております」とコメントした。

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朝赤龍、断髪式ハプニングも長女のサプライズに笑顔

「朝赤龍引退、錦島襲名披露大相撲」の断髪式で、白鵬(右)が朝赤龍にはさみを入れる(撮影・柴田隆二)


 昨年の夏場所前に引退した大相撲の元関脇朝赤龍の錦島親方(36=高砂)の引退相撲が4日、東京・両国国技館で行われた。

 断髪式では、高砂一門の八角理事長(元横綱北勝海)や鶴竜、白鵬の両横綱ら約250人が参加。最後は師匠の高砂親方(元大関朝潮)が止めばさみを入れた。錦島親方は鏡でまげのない頭を見て「変な感じがする。軽いです」と照れ笑いした。

 4歳になる長男と一緒に行う予定だった断髪式前の土俵入りは、泣いて嫌がったため断念。まさかのハプニングも、家族からの花束贈呈の際に長女のノムーンちゃん(9)がサプライズで手紙を読み上げ「上手に読んでくれました」と笑顔で話した。今後も部屋付き親方として「ケガが少ない力士を。自分が学んだことを教えていきたい」と抱負を話した。

断髪式を終えた朝赤龍はデレゲレツェツェゲ夫人からネクタイを直される(撮影・柴田隆二)

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元関脇朝赤龍が断髪式、息子泣いて想定外ハプニング

「朝赤龍引退、錦島襲名披露大相撲」で最後の土俵入りをした朝赤龍は観客に手を振る。右は呼び出し邦夫(撮影・柴田隆二)


 昨年5月の夏場所前に引退した元関脇朝赤龍の錦島親方(36=高砂)の引退相撲が4日、東京・両国国技館で行われ、断髪式では約250人の関係者がはさみを入れた。

 断髪式の終盤には、鶴竜(32=井筒)、白鵬(32=宮城野)の両横綱に、部屋の前頭朝乃山(23)、さらには高砂一門の八角理事長(54=元横綱北勝海)がはさみを入れ、最後に師匠の高砂親方(62=元大関朝潮)が止めばさみを入れ、約18年間、苦楽をともにしたマゲに別れを告げた。

 断髪式前に行われた余興の「朝赤龍最後の土俵入り」では、4歳になる長男と一緒に行う予定だった。しかし直前になり泣いて嫌がったため、1人で行う想定外の事態が発生。そんなハプニングも錦島親方自身、知らされていなかったサプライズ演出で、会場は温かな空気に包まれた。断髪が終わり家族からの花束贈呈の際、長女のノムーンちゃん(9)が感謝の手紙を読み上げ。これには「ビックリした。何が始まるんだろうって。でも上手に読んでくれました」と3人の父親としての笑みを浮かべた。

 断髪後、整髪を終えると「(来日から)21年間、切ってなかったので軽くなりました」と話した。今後も部屋付き親方として後進の指導にあたる。どんな力士を育てたいかという問いには「ケガが少ない力士を。自分が学んだことを教えたい」と語っていた。

「朝赤龍引退、錦島襲名披露大相撲」で記念撮影に納まる朝赤龍とデルゲレツェツェゲ夫人、長女ノムーンちゃん(撮影・柴田隆二)
「朝赤龍引退、錦島襲名披露大相撲」で記念撮影に納まる朝赤龍と父バタルチさん(撮影・柴田隆二)

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白鵬「明日から春、春には桜も咲く」豆まき心機一転

成田山新勝寺で豆まきをする白鵬(撮影・柴田隆二)


 初場所を途中休場した横綱白鵬が3日、毎年恒例の千葉・成田山新勝寺で豆まき。「今日から新しい年(が始まる)。明日から春、春には桜も咲く。いい年にしたい」と、心機一転を図る。

 休場原因となった両足親指痛は「右はだいぶ良くなったけど、左はまだ思わしくない」と説明した。初場所優勝の栃ノ心には「幕下に落ちての復活優勝。彼にしか、その喜びは分からないでしょう」と賛辞を贈った。

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白鵬「今日から新しい年」も左足親指にはまだ硬さ

成田山新勝寺で豆まきをする白鵬(撮影・柴田隆二)


 横綱白鵬(32=宮城野)が節分の日の3日、毎年恒例となっている千葉・成田山新勝寺での節分会で、豆まきを行った。横綱稀勢の里(田子ノ浦)、関脇御嶽海(出羽海)、平幕の隠岐の海(八角)、遠藤(追手風)も参加。昨年から2万3000人減ったが、午前と午後の2回合わせて集まった4万5000人の参拝客に、手にした豆を豪快にまき、五穀豊穣(ほうじょう)、東日本大震災の被災地復興を祈った。

 用意された大豆860キロ、殻付きの落花生400キロを、NHK大河ドラマ「西郷どん」の出演者である瑛太、黒木華、北川景子らとまいた白鵬は「お相撲さんの正月は初場所が終わってから、と言われる。今日から新しい年(が始まる)、明日から春、春には桜も咲き、春場所も近い。いい年にしたい」と柔和な笑みを浮かべながら話した。

 初場所は両足の親指を痛め5日目から休場。「右はだいぶ、良くなったけど、左はまだ思わしくない。寒い日が続いていて、寝起きや動き始めに(まだ)硬さがある。少しずつならしていきたい」と現状を説明。たくさんの参拝客を前に「久しぶりに人前に出てきたなという感じ。1年は早いなと思った」と年中行事を楽しんでいた。

成田山新勝寺で、稀勢の里(左)と白鵬は大勢の観衆に豆まきする(撮影・柴田隆二)

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稀勢の里「焦らずやっていく」白鵬らと決意の豆まき

成田山新勝寺で、稀勢の里(左)と白鵬は大勢の観衆に豆まきする(撮影・柴田隆二)


 5場所連続休場中の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が節分の日の3日、新横綱として参加した昨年に続き、千葉・成田山新勝寺で行われた節分会に参加し、豆まきをした。横綱白鵬(宮城野)、関脇御嶽海(出羽海)、平幕の隠岐の海(八角)、遠藤(追手風)も参加。大フィーバーに沸いた昨年から2万3000人減ったが、午前と午後の2回合わせて集まった4万5000人の参拝客に、手にした豆を豪快にまき、五穀豊穣(ほうじょう)、東日本大震災の被災地復興を祈った。

 用意された大豆860キロ、殻付きの落花生400キロを、NHK大河ドラマ「西郷どん」の出演者である瑛太、黒木華、北川景子らとまいた稀勢の里は「気持ちよく、まかせていただきました。毎年、呼んでいただきありがたい。(出身地の)茨城から来てるよ、とか地元から来ている人もいた。たくさんの声援をいただいて、ありがたいことです」と時折、笑みを浮かべながら話した。

 4場所連続休場明けで迎えた初場所は、昨年3月の春場所で発症した左胸部の痛みを再発させ6日目から休場。昨年の来場は、新横綱として晴れの姿を見せていただけに「このような形で(豆まきに)戻ってくるとは思わなかった」と正直な胸の内を明かし「しっかり(神の)ご加護があるように、日常生活からしっかりとやりたい」と切望した。

 休場した初場所中に稽古を再開した際、次に出る場所は進退をかける覚悟を口にしていた。場所後の横綱審議委員会では、次回出場で途中休場しても進退は問わず“1場所猶予”の見解が示されていた。そのことは報道などで「(情報は)入っている」と言う。その上で「しっかり回復するのが大事。焦らずやっていきたい」とし、出場場所についても慎重な判断で下すようだ。

成田山新勝寺で豆まきをする稀勢の里(左)と白鵬(撮影・柴田隆二)
成田山新勝寺で豆まきに向かう白鵬(手前)と稀勢の里(撮影・柴田隆二)

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貴公俊「うれしさ3割」弟貴源治に5場所遅れ新十両

貴公俊(左)の新十両昇進会見で、笑顔で握手する貴乃花親方(撮影・浅見桂子)


 日本相撲協会は1月31日、大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、貴公俊(たかよしとし、20=貴乃花)の新十両昇進を決めた。同じ部屋には、双子で弟の十両貴源治がおり、史上初の双子関取が誕生した。横綱白鵬の内弟子の炎鵬(えんほう、23=宮城野)も新十両昇進が決まった。再十両は矢後(23=尾車)、照強(23=伊勢ケ浜)、翔猿(25=追手風)、志摩ノ海(28=木瀬)、明瀬山(32=木瀬)の5人。

 東京・両国国技館での記者会見。貴公俊は終始、緊張した表情で、隣にいる貴乃花親方(元横綱)に見守られながら、言葉を選ぶように話した。初土俵から5年で関取になり「うれしいのが3割」と控えめ。むしろ「来場所から(取組が)15日間になるので今までよりも頑張らないと、という気持ちがあります」と気を引き締めた。史上初の双子関取。昨年の夏場所で新十両に昇進した弟の貴源治に先を越されて「うれしさと悔しさがあった」と複雑な心境があり、「毎場所、毎場所思っていた」と常に追いつくことを考えてきた。

 緊張している弟子とは逆に終始、笑顔だった貴乃花親方。貴公俊の受け答えする姿に「しっかり言っているなと、われながら感心してました」と言い、笑いを誘った。そして「相撲未経験で入門して5年でよく上がれたな」と感心。弟子の未来像については「歴代の横綱、大関が関取衆相手に何十番も、1時間、2時間と稽古した。ああいう伝統を今後できるように」と大きな期待をかけた。

 春場所には、元横綱日馬富士関の傷害事件の被害者で、兄弟子の十両貴ノ岩も出場予定。「部屋全体を盛り上げられるよう」と再起を狙う兄弟子、顔のそっくりな弟と共に高みを目指す。【佐々木隆史】


17年4月、初っ切りで握手を交わす兄の貴公俊(右)と弟の貴源治
貴公俊と貴源治の比較

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スピード出世の炎鵬、お風呂上がりの吉報に勘違い

新十両昇進の炎鵬(右)は手形押ししていた石浦(左)から写メを撮られ笑顔(撮影・浅見桂子)


 日本相撲協会は1月31日、大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、横綱白鵬の内弟子の炎鵬(えんほう、23=宮城野)の新十両昇進が決まった。

 昨年春場所で初土俵を踏んだ炎鵬は、所要6場所で新十両昇進を果たし、昭和以降1位タイのスピード出世(幕下付け出しを除く)となった。初場所千秋楽パーティーから“解禁”したまげ姿で、都内の部屋で会見を開き「まさかこんなに早く上がるとは思わなかった」と驚きながらも喜んだ。一報をどのようにして知ったかを聞かれると「風呂上がったらちょうど『上がったよ』って言われて、風呂上がったのかなと思ったら、『十両上がったよ』という感じでした」と天然エピソードを披露。167センチ、92キロの小兵は「まずは勝ち越して、十両にまぐれで上がったと思われないように頑張りたい」と、序ノ口デビューからの6場所連続勝ち越しを狙う。

新十両昇進の炎鵬(右)は笑顔で宮城野親方と握手(撮影・浅見桂子)

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貴乃花部屋から初の双子関取誕生、貴公俊が新十両

貴公俊(左)の新十両昇進会見で、笑顔で握手する貴乃花親方(撮影・浅見桂子)


 日本相撲協会は1月31日、大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、十両昇進力士を決めた。新十両は、炎鵬(えんほう、23=宮城野)と貴公俊(たかよしとし、20=貴乃花)の2人。

 炎鵬は、日本国籍未取得の横綱白鵬が将来、部屋を興した際の内弟子として入門。約100キロの小兵ながら、昨年春場所の初土俵から、わずか1年のスピード出世で関取の座を射止めた。

 また貴公俊は、貴乃花親方が部屋を興してから貴ノ岩、貴景勝、貴源治に続く4人目の関取。貴源治は一卵性双生児の弟で、史上初めての双子関取誕生となった。

 大相撲初場所で、炎鵬は東幕下6枚目で4勝3敗、貴公俊は同7枚目で5勝2敗。通常、この番付のこの成績では昇進はないが、初場所の成績で十両から幕下陥落力士が大量7人も出ると思われ、異例づくしの昇進となる。

 なお再十両は矢後(尾車)、照強(伊勢ケ浜)、志摩ノ海(木瀬)、翔猿(追手風)、明瀬山(木瀬)の5人となった。

貴公俊(左)の新十両昇進会見で、うれしそうに笑う貴乃花親方(撮影・浅見桂子)
貴源治(左)と貴公俊(17年4月30日撮影)

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横審、白鵬の立ち合いに評価 4連敗鶴竜には苦言

大相撲初場所4日目、嘉風に敗れた後、付け人の肩を借り、左足をかばいながら引き揚げる白鵬(中央)


 大相撲初場所の千秋楽から一夜明けた29日、東京・両国国技館で横綱審議委員会(横審)の定例会が行われた。

 立ち合いに目を光らせていた白鵬は5日目から休場。土俵に上がったのは4日間だけだったが北村委員長は「(九州場所で)ほとんどの立ち合いで見せていた張り手、かち上げはなかった。横綱としてあるべき姿、形を考えていた」と評価した上で継続を要望。10連勝後に4連敗の鶴竜には「最後は息切れ。(進退場所は)乗り越えたが来場所以降、しっかりした相撲を見せてほしい」と望んだ。

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横審、5場所連続休場の稀勢の里の進退問題に言及

横綱審議委員会の後の会見で、記者の質問に答える北村委員長(右)。左は春日野親方(撮影・狩俣裕三)


 大相撲の横綱審議委員会(横審)の定例会が29日、東京・両国国技館で開かれ、北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が、5場所連続休場となった横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)の進退問題について言及した。北村委員長は「同じことが繰り返されるようなら、そこで考えないといけない」と、次に出場した場所で初場所と同じように途中休場した場合、さらにその次に出場する場所で進退が懸かる可能性を示唆した。

 さらに「15日間きちっと努めあげる自信、体力的、精神的にも『いける』という確信がなければ出てこなければいい。ここ数場所言っている」と指摘。「ファンが期待している力士だから、なんとかこの困難を克服して欲しい」と復活を期待した。

 4場所連続休場明けから、15日間土俵に上がった横綱鶴竜(32=井筒)には、叱咤(しった)激励した。「ここで駄目なら進退を懸ける場所だったけど、そこは乗り越えたんじゃないか」と評価。だが、後半戦で4連敗したことについては「最後は息切れで非常に心配していた。来場所以降はしっかりとした相撲を見せて欲しい」と、話した。

 途中休場した横綱白鵬(32=宮城野)については「休んだのはケガ。これはしょうがない。ぜひ治して、また戻ってきてもらいたい」と話した。昨年の横審で注意を受けた、張り手やかち上げを行わなかったことについては「横綱としてあるべき相撲の形、姿を考えていた。引き続きやってほしい」と、今後の継続に期待した。

国技館で開かれた横綱審議委員会で、委員会メンバー(左側)を前に厳しい表情を見せる、後方左から藤島副理事、春日野理事、尾車理事、八角理事長、鏡山理事、芝田山副理事(撮影・狩俣裕三)

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逸ノ城の“自信”一時減量も自己最重量で充実5連勝

懸賞金を手に持ち土俵を引き揚げる逸ノ城(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館


 西前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)が、新三役の東小結貴景勝を破り、5連勝を飾った。自己最高で現在の幕内最重量でもある215キロの巨体で、相手の突き、押しに動じず、最後は押し倒した。貴景勝とは4度目の対戦で初白星。前日9日目には阿武咲から2度目の対戦で初白星を挙げており、ともに21歳の小結コンビのカベとなった。6勝4敗で、三役復帰の可能性が出る勝ち越しまであと2勝とした。

 幕内最重量215キロの巨体は、だてじゃない。貴景勝から攻められても構わず前に出た。じりじりと相手を土俵際に追い詰め、最後は押し倒して5連勝だ。「相手の引きを怖がらずに取れた。落ち着いて取れていることが一番」と、積極性と冷静さを併せ持つ精神面の充実を勝因に挙げた。

 自己最重量となった大きな体が、心に余裕を生んでいる。14年初場所の初土俵から1年足らずで新三役となり、15年名古屋場所まで1年半の間に関脇、小結は4場所も務めた。その間、200キロを超える体重を維持。200キロ超えの大関誕生かと期待も人気も集めたが、その後、2年半は三役返り咲きを果たせず。ダイエットに活路を見いだそうと186キロまで落とした。だがストレスをかかえるなど心身のバランスを崩し、自然体に戻した昨年11月の九州場所で10勝。この日は「好調という感覚は」と報道陣に問われると、即座に「あります」と返答し、自信をみなぎらせていた。

 八角理事長(元横綱北勝海)は、敗れたが横綱白鵬に善戦した2日目に「逸ノ城は今場所、活躍できそうだ」と予言していた。この日も「自信が戻ってきた。ドシッと構えられたら(相手は)押し切るのは大変」と、体重が戻ったことで復調したと分析。藤島審判長(元大関武双山)も「明らかに体重を落としたのは失敗だった。あの時は(体が)しぼんで圧力がなかった」と話していた。

 貴景勝、阿武咲の21歳小結コンビには先場所まで白星がなかった。それが今場所は連破。かつての「怪物」がカベとなり。母国モンゴルではゲルと呼ばれる移動式住居で、氷点下30度の中で遊牧生活を送るなど冬は大歓迎。前日9日目に雪が降ったが「寒いのは好き。この体重も慣れてきて動きもいい」と、余裕の表情を見せた。2年半ぶりの三役返り咲きまで、連勝を止めるつもりはない。【高田文太】

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横綱鶴竜が無傷7連勝、御嶽海も無敗キープ 初場所

栃ノ心(左)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が7連勝を飾った。前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)を寄り切って、無敗同士の一戦を制した。

 大関豪栄道(31=境川)は小結貴景勝(21=貴乃花)を押し出して5勝2敗。大関高安(27=田子ノ浦)は前頭筆頭逸ノ城(24=湊)に下手投げで敗れ、4勝3敗となった。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は、白鵬と稀勢の里から金星を挙げた前頭2枚目嘉風(35=尾車)を引き落として7連勝。嘉風は3勝4敗。

 6連勝中の前頭16枚目朝乃山(23=高砂)は、同13枚目大栄翔(24=追手風)に押し出され、今場所初黒星を喫した。ともに6勝1敗。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同7枚目千代の国(27=九重)を押し出し5勝2敗とした。

 優勝争いは無敗で鶴竜、御嶽海。1敗で栃ノ心ら4人が追う。

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鶴竜6連勝“無給場所”でも「人生かけてやってる」

鶴竜は琴奨菊(右)を寄り切りで下し初日から6連勝を飾る(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館


 白鵬に続き、稀勢の里も消えたが、横綱鶴竜(32=井筒)は6連勝だ。元大関の琴奨菊の強烈な押し込みを巧みにしのぎ、寄り切った。4場所連続休場明けの“進退場所”で、元横綱日馬富士関の暴行事件に関連し、無給となった場所で大奮闘。2度目の優勝を飾った15年秋場所以来の1人横綱で、16年九州場所以来4度目の賜杯に突き進む。関脇御嶽海、平幕の栃ノ心と朝乃山も全勝を守った。

      ◇       ◇

 琴奨菊のがぶりを、突進を、鶴竜が3度しのいだ。立ち合いすぐつかんだ右上手の1枚まわし。伸びてたわみ、ぐらぐらしても、自分より23キロ重い巨体を操った。最後は左下手でまわしをつかみ、勝負どころで体をくっつけ、寄り切った。時間のかかった6勝目。早い勝負が理想だが「悪い中でも自分の相撲を取るのが大事だから」。激しい1番を平然と振り返った。

 元横綱日馬富士関の貴ノ岩への暴行現場に居合わせながら、騒ぎを止められなかったため、1場所無給の処分を受けた。しかし、気にするはずもない。「自分の人生をかけてやっていることだから」。お金はプロの値打ちであって、生きがいではない。

 昨年は全6場所中、春以外の5場所を休んだ。自分以外の3横綱が優勝を独占した。蚊帳の外だった悔しさ。「それはもちろんある。それを今年にぶつけたいと思う」。両足首負傷から復活の手応えを得た、昨年九州場所の直前に腰痛を発症。「また休まなきゃダメなのか?」。まともに動けぬ10日間で気持ちを切り替え、体を絞った。今は食後で155キロ。3キロ減で腰に優しい体になった。

 前日の白鵬に次いで、この日は稀勢の里が休場を決めた。「そういうのは気にしないようにね」。1人横綱になるのは、15年秋場所以来。日馬富士(当時)が全休、白鵬が3日目から抜けて、12勝3敗で照ノ富士との決定戦を制し、優勝した。場所前“最も危ない”と目された男の6連勝。風は鶴竜に吹き始めた。【加藤裕一】

懸賞の束を手に引き揚げる鶴竜(撮影・狩俣裕三)

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横綱鶴竜が無傷の6連勝、両大関は敗れる 初場所

琴奨菊(後方左)を寄り切りで破り、ホッとした表情を見せる鶴竜。右は高安(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が貫禄を見せた。琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)を寄り切りで白星。今場所6連勝となった。

 一方横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は左大胸筋損傷疑いで6日目から休場が決定。これで5場所連続の休場となり、白鵬に続き2人の横綱が初場所から姿を消した。

 白鵬と稀勢の里から金星を挙げた前頭2枚目嘉風(35=尾車)は大関豪栄道(31=境川)を叩き込みで3勝目。小結阿武咲(21=阿武松)も大関高安(27=田子ノ浦)を叩き込みで白星。両大関は見せ場なく敗れた。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭筆頭北勝富士(25=八角)押し出しで無傷の6連勝となった。今場所無敗の前頭三枚目栃ノ心(30=春日野)と前頭16枚目朝乃山(23=高砂)の2人も白星を挙げて6勝目を飾った。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、前頭四枚目正代(26=時津風)寄り切りで敗れ、3連勝とはならなかった。

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5連勝鶴竜「まだ10日ある」気負わず横綱威信守る

千代大龍を寄り切りで下す鶴竜(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 鶴竜が5連勝し、横綱の威信を守った。過去6戦全勝の千代大龍を3年4カ月ぶりの顔合わせで危なげなく寄り切った。スムーズに右四つとなり「(まわしが)パッととれちゃった」という。

 白鵬休場で、東の支度部屋で最奥に陣取ることになった。「ま~そうですけど、そこは気にせずに」。勝ちっ放しが4人となったことも「まだ10日ありますから」。気負わず、口調は穏やかなままだ。

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休場白鵬に親方「みじめな相撲は横綱として恥かく」

都内の病院で診察を受け、部屋に戻る白鵬(撮影・佐々木隆史)


 4日目に自身初の2日連続金星配給した横綱白鵬が、5日目の18日から休場した。この日朝、都内の病院で診察を受け、「左母趾(ぼし)MP関節靱帯(じんたい)損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫により全治2週間を要する」との診断書を提出。昨年秋場所以来、7度目の休場となった。

 4日目の嘉風戦で左足親指を負傷した。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「昨日より腫れは引いたけど、今日も腫れていた。みじめな相撲を取るのは横綱として恥をかく」と説明。白鵬は病院での診察後、宮城野親方に報告するために都内の所属部屋に来たが、報道陣には無言を貫いた。同親方が「『本当は出たかった。両足に力が入らなくて、人に迷惑をかける。休場します』と言っていた」と代弁。手術の予定はなく、3月の春場所出場に照準を合わせるという。

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稀勢の里4敗目、鶴竜、御嶽海ら無傷5連勝 初場所

嘉風(右)の強烈な押しに土俵際で懸命にこらえる稀勢の里(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は前頭2枚目嘉風(35=尾車)に押し倒され早くも4敗目を喫した。嘉風は2勝目。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭3枚目千代大龍(29=九重)を左四つから危なげなく寄り切って5連勝と星を伸ばした。

 横綱白鵬(32=宮城野)は、けがでこの日から休場。対戦相手の前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は不戦勝で2勝目。

 大関豪栄道(31=境川)は、前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)に右四つがっぷりから寄り切られ、今場所初黒星を喫した。栃ノ心は4日目の高安戦に続き2日連続の大関撃破で5連勝とした。

 大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭筆頭の北勝富士(25=八角)を押し出して4勝目。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は関脇玉鷲(33=片男波)を押し出して5連勝とした。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同5枚目隠岐の海(32=八角)を寄り切って4勝1敗とした。

 5日目を終え、勝ちっ放しは横綱鶴竜、関脇御嶽海、平幕の栃ノ心、朝乃山となった。

稀勢の里は押し倒しで嘉風に敗れ土俵下へ転げ落ちる(撮影・小沢裕)

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嘉風、稀勢の里撃破し2日連続金星「全部良かった」

稀勢の里を破り懸賞金の束を手にする嘉風(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 前頭2枚目嘉風(35=尾車)が横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)を押し倒し、2日連続の金星を挙げた。

 立ち合い当たった後、すぐに引いて相手の体をおよがせた。土俵際に追い込まれた形となったが、落ち着いてもろ差しに組んで、体を入れ替えると稀勢の里を土俵下に転がした。

 前日4日目の白鵬戦に続く2日連続の横綱撃破で2勝目。嘉風は「全部良かった。(引きもあったが)やれることは全部やろうと思った。自分に制限かけずにいいところが全部出たと思う。(明日以降も)お客さんが喜ぶ相撲を取りたい」と声をはずませていた。

4敗目を喫した稀勢の里(左)は嘉風に手を差し伸べられる(撮影・小沢裕)

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白鵬休場 左足親指など負傷し「全治2週間」

都内の病院で診察を受け、部屋に戻る白鵬


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が、東京・両国国技館で行われている初場所を、5日目の18日から休場することが決まった。

 都内の病院で診察を受け、前日17日に行われた平幕嘉風との取組中に受傷し、左母趾(ぼし)MP関節靱帯(じんたい)損傷したことに加え、初場所初日の14日の朝稽古で受傷し、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫という診断書を提出した。診断書には併せて「全治2週間を要します」と記載された。

 白鵬は昨年11月の九州場所で、史上最多となる通算40度目の優勝を飾っており、初場所では2場所連続優勝がかかっていた。白鵬の休場は2場所ぶり7度目。師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「昨日(17日)の段階で、左足の方が相当腫れていた。本人が『今日(18日)も取りたかったけど』と話していた」と明かした。続けて「みじめな相撲を取るのは横綱として恥をかくことになるし、ちゃんと治してやればいいと思う。本人も大阪(3月の春場所)でまたという気持ちだと思う。(2月は)巡業もないし、その間に治せると思う」と話した。

休場が決まった白鵬の状態について報道陣に説明する宮城野親方(撮影・小沢裕)

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