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高安、御嶽海、大栄翔が小結 幕内十両一覧/新番付

高安(2020年11月9日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西> 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

正  代    朝乃山

貴景勝

 【関  脇】   

照ノ富士    隆の勝

 【小  結】

高  安    御嶽海 

        大栄翔

 【前  頭】   

宝富士  <1>  阿武咲 

北勝富士 <2>  若隆景 

明  生 <3>  志摩ノ海

霧馬山  <4>  妙義龍 

遠  藤 <5>  隠岐の海

玉  鷲 <6>  逸ノ城 

栃ノ心  <7>  輝   

琴ノ若  <8>  翔  猿

千代の国 <9>  豊昇龍 

翠富士  <10>  竜  電

千代大龍 <11>  琴勝峰 

明瀬山  <12>  碧  山

照  強 <13>  千代翔馬

琴恵光  <14>  剣  翔

豊  山 <15>  英乃海 

魁  聖 <16>  大奄美 

 【十  両】   

徳勝龍  <1>  天空海 

石  浦 <2>  大翔丸 

千代丸  <3>  千代ノ皇

炎  鵬 <4>  佐田の海

美ノ海  <5>  旭秀鵬 

若元春  <6>  千代鳳 

宇  良 <7>  東  龍

旭大星  <8>  松鳳山 

水戸龍  <9>  白鷹山 

貴源治  <10>  矢  後

東白龍  <11>  貴健斗 

千代の海 <12>  錦富士 

常幸龍  <13>  錦  木

武将山  <14>  一山本 

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宇良「勝てて良かった」持ち味を十分発揮し3連勝

白鷹山(右)を送り出しで破る宇良(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇3日目◇12日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、初日から3連勝とした。

白鷹山を送り出し。押し返されてもいなしを交えて回り込み、低い重心から左を差して寄ると、最後は相手を後ろ向きにさせた。

機敏な動きで持ち味を十分に発揮した。「ちゃんと動けてたのか後で見てみないと分からない。結果としては勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触者が休場しているため、十両の取組はわずか9番。寂しさを埋めるように土俵を盛り上げる28歳は「今場所調子がいいかは、千秋楽にならないと分からない。3連勝して浮かれることはない」と気を引き締めた。

白鷹山(左)を送り出しで破る宇良(撮影・菅敏)
白鷹山を送り出しで破り、勝ち名乗りを受ける宇良(撮影・河田真司)

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炎鵬ら9人休場で注目は業師の宇良/初日十両取組

宇良(2020年11月21日撮影)

日本相撲協会審判部は9日、東京・両国国技館内で大相撲初場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。通常、場所前の取組編成会議は初日2日前に行われるが、協会員約900人を対象に8日、新型コロナウイルスのPCR検査を実施。その結果が判明するのを待ったため、9日に延期して開かれた。

そのPCR検査で、感染者や濃厚接触者が大量に判明し休場となったため、十両以上の取組数は大幅に縮減された。本来なら21番ある幕内は18番に、14番ある十両は9番となった。コロナ関連以外での関取衆の休場は、持病の腰痛など体調万全で臨めず3月の春場所で進退をかけることになった横綱鶴竜(35=陸奥)だけ。東の横綱白鵬(35=宮城野)は新型コロナウイルス感染のため、3場所連続で初日から両横綱が休場する事態となった。

十両では石浦、千代丸、千代ノ皇、炎鵬、旭秀鵬、若元春、千代鳳、旭大星、千代の海の9人が、いずれも新型コロナウイルス感染か濃厚接触者として休場する。本来、14番あるはずの取組が9番と、寂しい割となったが、その中でも注目は東10枚目の宇良(28=木瀬)。16場所ぶり再十両の先場所は9勝を挙げ、居反りや後ろもたれといった珍手で業師ぶりを発揮した。初日は幕内から陥落した琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)と対戦する。昭和の大横綱、大鵬の孫にあたる西11枚目の王鵬(20=大嶽)は新十両。関取として晴れの初陣は、水戸龍(26=錦戸)と対戦する。初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

竜  虎-東白龍 

勢   -矢  後

白鷹山 -貴源治 

王  鵬-水戸龍 

宇  良-琴勇輝 

常幸龍 -大翔丸 

剣  翔-錦  木

東  龍-英乃海 

松鳳山 -美ノ海 

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正代は西大関 幕内十両一覧/新番付

優勝賜杯を手にする正代(2020年9月27日撮影)

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

貴景勝     正  代

朝乃山

 【関  脇】   

照ノ富士    隆の勝

 【小  結】

高  安    御嶽海 

 【前  頭】   

北勝富士 <1>  大栄翔 

宝富士  <2>  若隆景 

琴勝峰  <3>  阿武咲 

栃ノ心  <4>  玉  鷲

遠  藤 <5>  隠岐の海

竜  電 <6>  輝   

明  生 <7>  翔  猿

徳勝龍  <8>  霧馬山 

千代の国 <9>  妙義龍 

志摩ノ海 <10>  碧  山

千代大龍 <11>  琴恵光 

逸ノ城  <12>  照 強 

天空海  <13>  千代翔馬

豊昇龍  <14>  翠富士 

豊  山 <15>  琴ノ若 

魁  聖 <16>  明瀬山 

佐田の海 <17>      

 【十  両】   

石  浦 <1>  大奄美 

千代丸  <2>  千代ノ皇

炎  鵬 <3>  美ノ海 

松鳳山  <4>  旭秀鵬 

若元春  <5>  千代鳳 

東  龍 <6>  英乃海 

旭大星  <7>  錦  木

剣  翔 <8>  大翔丸 

常幸龍  <9>  琴勇輝 

宇  良 <10>  水戸龍 

千代の海 <11>  王  鵬

白鷹山  <12>  貴源治 

勢    <13>  矢  後

竜  虎 <14>  東白龍

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貴景勝、照ノ富士ら6連勝 居反りの宇良は敗れ五分

霧馬山(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

<大相撲11月場所>◇6日目◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝、小結照ノ富士、東前頭14枚目の千代の国が初日から6連勝とした。

貴景勝は東前頭3枚目の輝をはたき込み。照ノ富士は東前頭筆頭の霧馬山との初顔合わせ。両上手を取って、相手に力を出させずに寄り切った。千代の国は西前頭11枚目の炎鵬をはたき込んだ。

炎鵬は元気なく6連敗。5連敗していた東前頭8枚目の碧山は、西前頭10枚目の明生を押し倒して、今場所初勝利を挙げた。

5日目に居反りを繰り出して話題になった東十両13枚目の宇良は、同10枚目の白鷹山に押し倒され、3勝3敗となった。

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珍手宇良は右手直撃 黒星で五分/6日目写真特集

<大相撲11月場所>◇6日目◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝、小結照ノ富士、東前頭14枚目の千代の国が初日から6連勝とした。

27年ぶりの大技「居反り」を決めた東十両13枚目の宇良(28=木瀬)は、白鷹山に押し倒され、3勝3敗の五分に戻った。

6日目の取組模様を写真で振り返ります。


白鷹山(3勝3敗)押し倒し宇良(3勝3敗)

白鷹山(右)に右ストレート?を浴びせられる宇良(撮影・中島郁夫)

白鷹山(左)にあごを押される宇良(撮影・中島郁夫)

白鷹山に押し倒しで破れ、塩かごに顔面が直撃する宇良(撮影・小沢裕)

幕内

千代大龍(4勝2敗)押し出し松鳳山(1勝5敗)

松鳳山(右)をの張り手を堪える千代大龍(撮影・中島郁夫)


志摩ノ海(5勝1敗)寄り切り逸ノ城(2勝4敗)

志摩ノ海(左)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・菅敏)


豊山(2勝4敗)押し出し千代翔馬(3勝3敗)

千代翔馬(右)を押し出しで破る豊山(撮影・菅敏)


琴ノ若(3勝3敗)寄り切り魁聖(3勝3敗)

★琴ノ若「先に攻めたのは良かったが、土俵際で決めきれずに組まれてしまった。自分の流れで攻められるようにしたい。」

琴ノ若(右)ののど輪を堪える魁聖(撮影・中島郁夫)

魁聖に寄り切りで破れる琴ノ若(奥)(撮影・菅敏)


佐田の海(1勝5敗)上手投げ天空海(2勝4敗)

☆天空海「(時間前に立とうとしたが)時間いっぱいかなと思って。(勘違いも)あるけど、いつでも立てる体勢だったんで。(幕内力士相手に初勝利は)あまり気にしていなかった。ここから流れが変わればいいなと。体も動けるようになってきたんで。」

佐田の海(右)を上手投げで破る天空海(撮影・菅敏)

天空海は佐田の海(左)を上手投げで破る(撮影・小沢裕)


千代の国(6勝0敗)叩き込み炎鵬(0勝6敗)

☆千代の国「焦らず見ていこうと思いました。(6連勝について)特に何も。上にも行きたいですし、1日1番しか取れないので、それに集中してやっているだけです。」

土俵際でこらえる炎鵬(撮影・中島郁夫)

千代の国の猛攻をこらえる炎鵬(撮影・小沢裕)

千代の国にはたき込みで破れる炎鵬(撮影・小沢裕)


徳勝龍(4勝2敗)押し倒し豊昇龍(3勝3敗)

★豊昇龍「相手より先に当たろうと思って踏み込んだけど、ちょっと崩れたッスね。相手がうまかった。この相撲を気にせず、次の相撲を頑張りたい。(修正点は)気持ちですね。気持ち入れ替えてやらないと。」

☆徳勝龍「左を差してしっかり前に出られたことは良かったですね。動きのいい相手ですから、自分の相撲が取れて良かったです。」

土俵際で徳勝龍の猛攻をたえる豊昇龍(撮影・小沢裕)

豊昇龍(下)を押し倒しで破る徳勝龍(撮影・菅敏)


碧山(1勝5敗)押し倒し明生(3勝3敗)

明生(右)を押し倒しで破る碧山(撮影・菅敏)


竜電(5勝1敗)叩き込み照強(2勝4敗)

竜電(左)ははたき込みで照強を破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心(3勝3敗)上手投げ琴恵光(4勝2敗)

☆栃ノ心「最後に中に入られちゃったけど、左上手が取れていたから必死になって離さなかったです。上手が取れれば相撲が取れ須。上手を取ることは大事ですね。」

栃ノ心の猛攻を土俵際でこらえる琴恵光(撮影・小沢裕)

琴恵光(左)を上手投げで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)


妙義龍(1勝5敗)押し出し玉鷲(4勝2敗)

★妙義龍「左前みつを狙っていった。(玉鷲の)押す力が強いので、もろに持っていかれた。」

☆玉鷲「よかったです。(立ち合い)1回目合わなかったが、2回目に気持ち戻して集中してよかった。しっかり踏み込んで前に出ている。この波を落とさないよう、しっかり集中していきたい。茨城出身の玉鷲でした(モンゴル出身です)。」

妙義龍(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・中島郁夫)


遠藤(4勝2敗)押し出し琴勝峰(3勝3敗)

遠藤(左)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)

琴勝峰に押し出しで敗れる遠藤(撮影・菅敏)


宝富士(5勝1敗)叩き込み翔猿(1勝5敗)

★翔猿「(蹴返しが空振りも)狙ってはいない。たまたまです。体が少しずつ動いてきてるんで、ここからですね。どんどん攻めていきたい。」

☆宝富士「苦しい体勢だったけど、(翔猿が)足飛ばしてくれて勝手にこけた感じ。(初顔で)どういう力士なのかなと距離取ってやった。攻めながらだったので良かった。」

翔猿(左)をはたき込みで破る宝富士(撮影・中島郁夫)


阿武咲(2勝4敗)送り出し大栄翔(3勝3敗)

☆阿武咲「相手に圧力かけられた。明日も落ち着いて、自分の相撲を取り切ることに集中していきたい。」

大栄翔(右)を攻める阿武咲(撮影・菅敏)


照ノ富士(6勝0敗)寄り切り霧馬山(1勝5敗)

★霧馬山「当たってまわしをとってと思ったが、中に入ってしまった。そこから攻めたかったが、相手の力が強くて攻められなかった。1番1番、最後まで頑張りたい。」

☆照ノ富士「外(四つ)だったけど、まわし取れたのでそのまま出ようと、落ち着いてね。(霧馬山は)一気に出てくる相手でないので、落ち着いてまわし取って出ようと思った。」

霧馬山(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)


若隆景(1勝5敗)叩き込み高安(2勝4敗)

☆高安「体も動いてるんでまた引き締めて取り組みます。集中だけは切らさないよう、自分の相撲を取り続けていきたい。」

高安は若隆景(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


御嶽海(4勝2敗)寄り切り隠岐の海(4勝2敗)

☆御嶽海「まわしだけ取られないように、しっかり膝だけ曲げて相撲を取るようにした。調子は悪くないので、このまま白星をつなげられたらなと思う。」

隠岐の海(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・菅敏)


北勝富士(4勝2敗)叩き込み隆の勝(4勝2敗)

☆隆の勝「ひとときも気が抜けなかった。相手は差させないように、自分はねじ込んでやろうと、そういう攻防があった。最後ははたき込みも、とっさに動いた。この1勝はかなりでかいと思います。」

北勝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・中島郁夫)


貴景勝(6勝0敗)叩き込み輝(2勝4敗)

貴景勝(左)は輝をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

輝を叩き込みで下し、懸賞金を手に引き揚げる貴景勝(撮影・菅敏)

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27年ぶり居反りの宇良は黒星「流れ乗れなかった」

白鷹山(右)に押し倒しで敗れる宇良(撮影・菅敏)

<大相撲11月場所>◇6日目◇13日◇東京・両国国技館

前日5日目に十両以上で27年ぶりの大技「居反り」を決めた東十両13枚目の宇良(28=木瀬)は、白鷹山に押し倒され、3勝3敗の五分に戻った。

突き放してくる相手をうまく攻めた。右からのおっつけで半身にさせて食らいつきかけたが、そこからまた突き放された。「流れに乗れなかった。力が足りなかったですね」。

16場所ぶりに関取に復帰したが、なかなか白星が続かない。居反りの反響は「なかったです」と話し、「何とか白星をつかめるように頑張りたい」。大技よりもまずは勝ち越しへ、必死の思いは変わらない。

白鷹山(右)に右ストレート?を浴びせられる宇良(撮影・中島郁夫)

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16場所ぶり関取復帰の宇良に注目 十両初日取組

宇良(2020年9月27日撮影)

日本相撲協会審判部は6日、東京・両国国技館内で、新型コロナウイルス感染防止のため会場を通常の福岡から東京に変更して開催する大相撲11月場所(8日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。東西の両横綱、白鵬(35=宮城野)と鶴竜(35=陸奥)は2場所連続で初日からの休場が決まった。

十両の注目は、16場所ぶりの関取復帰を果たした宇良(木瀬)だ。幕内経験者が序二段に降下後、十両復帰を果たしたのは、今年初場所の照ノ富士以来、史上2人目の復活劇となった。初日は錦富士(伊勢ケ浜)と対戦する。小結経験者で、やはり再十両の常幸龍(木瀬)は、関取復帰の貴源治(千賀ノ浦)戦に臨む。大関経験者で十両陥落の最年長関取・琴奨菊(36=佐渡ケ嶽)は千代丸(九重)との一番で、目指す幕内復帰への第1歩を踏む。初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

富士東 -千代の海

宇  良-錦富士 

貴源治 -常幸龍 

水戸龍 -旭秀鵬 

白鷹山 -大翔丸 

剣  翔-勢   

旭大星 -東  龍

美ノ海 -千代鳳 

若元春 -英乃海 

大奄美 -錦  木

千代丸 -琴奨菊 

石  浦-松鳳山 

明瀬山 -翠富士 

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新大関正代、翔猿は前頭4 十両以上一覧/新番付

正代(2020年9月27日撮影)

日本相撲協会は26日、開催地を通常の福岡から東京に変更して行う大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、7月場所と9月の秋場所は1日あたりの上限入場者数を約2500人に制限していたが、11月場所から約5000人に引き上げて開催される。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

貴景勝     朝乃山

正  代

 【関  脇】   

御嶽海     隆の勝

 【小  結】

照ノ富士    高  安

 【前  頭】   

霧馬山  <1>  若隆景 

阿武咲  <2>  大栄翔

輝    <3>  隠岐の海

北勝富士 <4>  翔  猿

妙義龍  <5>  琴勝峰 

宝富士  <6>  玉  鷲

栃ノ心  <7>  遠  藤

碧  山 <8>  照  強

徳勝龍  <9>  琴恵光 

竜  電 <10>  明  生

佐田の海 <11>  炎  鵬

豊  山 <12>  魁  聖

豊昇龍  <13>  逸ノ城 

千代の国 <14>  琴ノ若 

千代大龍 <15>  琴勇輝 

千代翔馬 <16>  天空海 

志摩ノ海 <17>      

 【十  両】   

明瀬山  <1>  千代ノ皇

翠富士  <2>  松鳳山 

石  浦 <3>  琴奨菊 

千代丸  <4>  錦  木

大奄美  <5>  英乃海 

美ノ海  <6>  若元春 

千代鳳  <7>  東  龍

旭大星  <8>  勢   

剣  翔 <9>  大翔丸 

白鷹山  <10>  旭秀鵬 

水戸龍  <11>  阿  炎

貴源治  <12>  常幸龍 

宇  良 <13>  錦富士 

富士東  <14>  千代の海

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大栄翔は序列2番目の東関脇 幕内十両一覧/新番付

大栄翔(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

<東>  <西>

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

 【関  脇】   

正  代    御嶽海

大栄翔

 【小  結】

隠岐の海    遠  藤

 【前  頭】   

照ノ富士 <1>  隆の勝

北勝富士 <2>  玉  鷲

妙義龍  <3>  照  強

豊  山 <4>  栃ノ心

霧馬山  <5>  宝富士

高  安 <6>  輝

竜  電 <7>  碧  山

徳勝龍  <8>  若隆景

炎  鵬 <9>  阿武咲

佐田の海 <10>  琴恵光

千代大龍 <11>  琴奨菊

琴勝峰  <12>  魁  聖

明  生 <13>  石  浦

翔  猿 <14>  阿  炎

志摩ノ海 <15>  松鳳山

旭大星  <16>  豊昇龍

逸ノ城  <17> 

 【十  両】   

勢    <1>  錦  木

琴勇輝  <2>  琴ノ若 

若元春  <3>  千代丸 

千代翔馬 <4>  大奄美 

大翔丸  <5>  旭秀鵬 

千代ノ皇 <6>  天空海 

美ノ海  <7>  東  龍

水戸龍  <8>  剣  翔

英乃海  <9>  千代鳳 

明瀬山  <10>  翠富士 

白鷹山  <11>  千代の国

木崎海  <12>  大翔鵬 

王  輝 <13>  錦富士 

富士東  <14>  北■磨

※■は石へんに番

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キャバクラ通い阿炎が引退届 6日理事会で処分決定

阿炎(2020年7月24日撮影)

大相撲の幕内力士、阿炎(26=錣山)が日本相撲協会に引退届を提出していたことが4日、分かった。

阿炎は不要不急の外出自粛を求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の判断で、7日目から休場していた。日本相撲協会は6日の理事会で処分などについて検討するため、阿炎の引退届は現時点で受理されていない。

  ◇  ◇  ◇

阿炎が師匠の錣山親方を通じて、4日までに引退届を提出していた。日本相撲協会は受理していないため、引退が決まったわけではない。6日に理事会が開かれ、処分が決まる見通し。受理されるか否かについても、議論の対象になる可能性がある。

幕内力士として責任を痛感したからこその判断に至ったとみられる。阿炎は7月場所7日目(7月25日)から突然休場した。同日、NHK大相撲中継の解説を務めた師匠の錣山親方が「数人のお客様と会食に行ったため、大事を取り休場することになった」と説明。「自業自得というか、本人がコロナにかかるのは自分の責任。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催するのに最低のこと」と厳しく指摘していた。

その翌日、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う夜の店」とし、回数についても「場所前と場所中と2回」と明かした。阿炎とは別の部屋に所属する幕下以下の力士も同席していた。関係者によると、「夜の店」は、キャバクラであることも判明していた。

日本相撲協会は観客を入れて7月場所を開催するにあたり、独自のガイドラインを作成。「基本的に外出自粛とし、不要不急の外出をしない」などルールを定めて、全協会員に周知していた。新型コロナウイルスの感染防止に向け、一丸となっていただけに、芝田山広報部長は「情状酌量の余地もない」と断言するなど、協会内には怒りの声が上がっていた。

阿炎とキャバクラに同行していた幕下以下の力士はすでに協会に進退伺を提出している。協会の力士ら協会員への処分は軽い順にけん責、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退勧告、解雇の7項目。阿炎は師匠と話し合った末の引退届提出とみられ、処分内容にかかわらず角界を去る可能性が高いという。

◆阿炎政虎(あび・まさとら)本名は堀切洸助。1994年(平6)5月4日、埼玉・越谷市生まれ。小4から3年連続でわんぱく相撲全国大会出場。大相模中3年時に全国中学3位。千葉・流山南高3年時に高校総体16強。卒業後の13年夏場所に錣山部屋から初土俵。15年春場所に新十両、18年初場所で新入幕。19年名古屋場所で新小結に昇進。金星2個、敢闘賞2回。188センチ、150キロ。得意は突き・押し。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▼4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▼同7日 政府が緊急事態宣言発令。

▼同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▼同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▼5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▼同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▼同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▼7月6日 希望者に行った抗体検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▼同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼同25日 阿炎が7月場所7日目から突然休場。錣山親方は「数人のお客様と会食に行ったため。大事を取り休場することになった」と説明。

▼同27日 田子ノ浦親方が夜に外出して泥酔し、鏡山危機管理部長から厳重注意を受ける。

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禁じ手「指折り」か?史上初の「珍」物言い

白鷹山(左)は翔猿の手を取り、禁じ手とされる「指折り」を行ったと物言いが付いた場面。審判団の協議で禁じ手ではないとされた(撮影・小沢裕)

<大相撲7月場所>◇9日目◇27日◇東京・両国国技館

十両の一番で珍しい物言いがついた。

懐に飛び込もうとする翔猿に対して、突き放そうとする白鷹山。途中で互いに伸ばした手で組み合う場面がありながらも、白鷹山が押し出した。しかし物言いがつき、不思議そうな表情を浮かべる白鷹山。伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士)は「白鷹山が(翔猿の)指を持って折ったんじゃないか、と確認があり、折っていませんでした」と説明し軍配通りとなった。一指、または二指を折り返す禁じ手の確認で物言いがつくのは史上初だった。

翔猿(右)の左指を掴む白鷹山(撮影・河田真司)
翔猿(手前)の指をつかむ白鷹山(撮影・河田真司)

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会食休場の阿炎、場所前から複数回キャバクラ通い

24日、幕内土俵入りを行う阿炎

知人らと会食に行くなどして大相撲7月場所7日目の25日から休場している東前頭5枚目阿炎(26=錣山)が、場所前からキャバクラに複数回行っていたことが26日、関係者の話で分かった。また初日から休場していたにも関わらず、幕下以下の力士1人が会食に同席していたことも判明。本場所開催に向けて日本相撲協会が一丸となり、新型コロナウイルス感染防止を徹底してきた中での騒動に、協会内からは怒りの声が上がっている。

   ◇   ◇   ◇

突然の休場から一夜明けたこの日、阿炎の会食事情が明らかとなった。報道陣の電話取材に応じた協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのかは分からない」と説明。回数についても「場所前と場所中と2回」と話した。しかし関係者によると、実際は接待を伴うキャバクラに場所前から複数回行っていたという。しかも、阿炎とは別の部屋に所属する初日から休場していた幕下以下の力士が同席していた。

協会は場所前に「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」などのルールを定めたガイドラインを各部屋に配布。感染防止に向けて一丸となっていた。それだけに会食が発覚した25日に「さんざん何回もやらかして、世の中がどんな状況か考えてほしい。子どもじゃないんだから」と激怒していた芝田山広報部長は収まらない。「幕内の関取が場所中にああいう形で休場することにおいて1つの事案として場所後の理事会で報告されるのは間違いない。情状酌量の余地もない」と断言。場所後の理事会で議題に挙がることとなった。同じ違反でも通常なら関取より軽い処分となる幕下以下の力士についても、協会内では厳罰を求める声が上がっているという。

阿炎は25日に37度6分の熱を出し、同日に行った新型コロナウイルスの抗原検査の結果は陰性。幕下以下の力士も25日に37度以上の熱を出すも、同検査の結果は陰性だった。両力士はこの日も抗原検査を受けて再び陰性だったが、阿炎に対して「自業自得」と「懲罰休場」させた錣山親方(元関脇寺尾)と幕下以下の力士の師匠ともに、弟子の再出場を否定しているという。

同広報部長は「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」と説明。6日目までに対戦した力士や、錣山部屋の力士、幕下以下の力士が所属する部屋の力士らは休場しない。6月に結婚したばかりで、初優勝を目指していたはずだった阿炎らの場所前、場所中のキャバクラ通い。入念に準備をし、場所中も細心の注意を払ってきた協会を裏切る行為となった。

   ◇   ◇   ◇

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆日本協会のコロナ対策ガイドライン 「日常生活における感染予防」の項目の1つに「外出の自粛」がある。「不要不急の外出を自粛する。近隣以外への緊急な外出や必要な外出は、師匠が協会に相談した上で行う」と書かれている。また「協会員の移動」の項目の中にも「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」「人との接触の機会を減らす」とある。なお外出する場合は「マスクを着用し『いつ、だれと、どこに』を明確にし、師匠に報告する」と明記している。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▽3月22日 史上初の無観客開催となった春場所が千秋楽を迎えて15日間の日程を終了。

▽4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▽同7日 政府が緊急事態宣言を発令。

▽同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▽同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▽同27日 相撲協会が夏場所の新番付を発表。

▽同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▽5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▽同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▽同18日 希望する協会員を対象に新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▽同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▽7月6日 検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▽同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▽同19日 7月場所開始。

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亡き勝武士さんと「一緒に」高田川3人衆が白星発進

碧山(左)を押し出しで破る輝(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

新型コロナウイルス感染症の終息が見えないまま、大相撲7月場所が初日を迎えた。コロナの影響で28歳で死去した勝武士さん(本名・末武清孝)が所属した高田川部屋の関取3人はそろって白星スタート。部屋頭の東前頭4枚目輝(26)は「できることはしっかり相撲をとること」と決意を示した。

   ◇   ◇   ◇

雑念を振り払うように土俵に集中した。輝は碧山を押し出し、初日を白星で飾った。「自分らしい相撲がとれた。圧力をかけて前に出ることだけ考えた」。無心で巨漢に立ち向かった。

いまだ終息がみえない新型コロナウイルスの直撃を食らった部屋だ。5月に部屋の勝武士さんが新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で亡くなった。大きな傷を負った。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)も約1カ月後に「だれからも愛される大事な家族を失った悲しみは言葉にできません」とコメント。無念の思いを背負った。

輝は言葉少なく、「変わらず自分の相撲をとるだけです。(自分が)できることはしっかり相撲をとるだけ」。その思いは白星でつながった。西前頭6枚目の竜電、西十両6枚目の白鷹山と部屋の関取3人衆はいずれも白星発進した。

竜電は「一番に懸ける思いは強いと思います。(勝武士さんへの思いは)もちろんそれはあります」。白鷹山も「(勝武士さんと)これからも一緒にやっていきたいと思います。いい相撲を取って喜んでもらえるように頑張りたいです」。それぞれの思いを結果で示した。

感染防止を徹底してきた。稽古に関しても竜電が「やはり密にならないように1人でできることを重点的にやった」と語ったように自ら“規制線”を設けた。いつも通りの調整とはいかなかったはず。それでも思いを強く、土俵に上がった。気持ちの勝利だった。

終わりが見えないコロナ禍の中、まずは無事に初日を終えた。竜電は「いい相撲を取ろうと思って気合を入れてやりました。お客さんも入ってもらって、雰囲気のいいところで相撲を取れたので、すごく気持ちいいですね。また明日から、しっかり頑張っていきたいです」。天国に旅立った勝武士さんへ、土俵の充実が供養となる。【実藤健一】

初日を出し懸賞を手にする竜電(撮影・小沢裕)
白鷹山(左)は押し出しで大翔丸を下す(撮影・小沢裕)

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白鷹山「兄貴のような存在」弟弟子が勝武士さん語る

19年1月、初場所で十両土俵入りに臨む白鷹山

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明し、5月13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で死去した三段目力士・勝武士(しょうぶし、本名・末武清孝=高田川)さんの弟弟子にあたる十両の白鷹山(25=高田川)が1日、勝武士さんの死去後初めて、日本相撲協会を通じてコメントを出した。

白鷹山 入門した頃から優しく、様々なことを教えてくれた。まさに兄貴のような存在でした。普段から助けてもらうことが多く、何かあると真っ先に勝武士さんを頼っていました。

明るく、太陽のような存在の勝武士さんを胸に、これからも精進します。

  白鷹山 亨将

   (原文まま)

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28歳勝武士さんコロナ死、国内20代で初の事例

17年2月、しょっきり相撲で塩かごを手にする勝武士さん

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝=すえたけ・きよたか)が13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

角界に衝撃が走った。日本相撲協会はこの日、新型コロナ感染で入院治療していた勝武士さんの死去を発表。八角理事長(元横綱北勝海)は「協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました」と悼んだ。

協会によると、勝武士さんは4月4日ごろに38度台の高熱を発症。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が受け入れ先を探し続けたが、都内の医療機関が逼迫(ひっぱく)している状況と重なり、なかなか見つからず。血痰(けったん)が見られた同8日夜に、ようやく都内の大学病院に入院した。簡易検査の結果は陰性だったが、容体が悪化して翌9日に転院。10日にPCR検査で陽性と判定されると、さらに容体が悪化した19日から集中治療室で治療を受けていた。

勝武士さんは、14年に糖尿病による低血糖障がいを患った。現在もインスリン注射の投与が必要で、三段目だった16年初場所では取組直前に土俵下の控えで手が震えるなど体調不良を訴え、不戦敗となったこともあった。現役力士の死去は08年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。二十数人の力士を育てる師匠は「他の病気でも糖尿病を持っていると治りが遅い。感染しないように、さらに敏感にならないといけない」と警戒感を強めた。

協会は3月の春場所を史上初の無観客で実施し、新型コロナ感染者を出すことなくやり遂げた。以降、出稽古の禁止や接触を伴うぶつかり稽古の自粛要請を各部屋に通達。感染防止に努めてきたが4月10日に勝武士さんの感染が判明。その後に高田川親方や同部屋の十両白鷹山、幕下以下の力士4人(部屋、力士名は非公表)の感染も確認されたが、勝武士さん以外の6人はすでに退院していた。

葬儀・告別式は未定。高田川部屋の稽古についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今行う状況ではない」と説明するにとどめ、再開時期のめどは立っていない。高田川親方の談話はなく、報道陣には「しばらくはそっとしてあげておいて欲しい」と断るなど角界全体が混乱している。

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

◆力士の地位 番付は幕内、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口に分かれており、幕下以下の力士に給与は支払われない。中止となった夏場所の番付では、三段目は東西それぞれ100枚目まであり、昇進すれば雪駄(せった)を履くことができる。三段目の優勝賞金は30万円。15日間の本場所では2日に1番のペースで、7番相撲を取る。

勝武士さんの発熱からの経過
東京都江東区にある勝武士さんが所属する高田川部屋
19年5月、若野口(右)に突き出しで敗れる勝武士さん

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勝武士さん死去で角界混乱 高田川親方の談話も出ず

「しょっきり」で塩かごを手にする勝武士さん(2017年2月5日撮影)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんが13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。

新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

   ◇   ◇   ◇

角界に衝撃が走った。日本相撲協会はこの日、新型コロナ感染で入院治療していた勝武士さんの死去を発表。八角理事長(元横綱北勝海)は「協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました」と悼んだ。

協会によると、勝武士さんは4月4日ごろに38度台の高熱を発症。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が受け入れ先を探し続けたが、都内の医療機関が逼迫(ひっぱく)している状況と重なり、なかなか見つからず。血痰(けったん)が見られた同8日夜に、ようやく都内の大学病院に入院した。簡易検査の結果は陰性だったが、容体が悪化して翌9日に転院。10日にPCR検査で陽性と判定されると、さらに容体が悪化した19日から集中治療室で治療を受けていた。

勝武士さんは、14年に糖尿病による低血糖障がいを患った。現在もインスリン注射の投与が必要で、三段目だった16年初場所では取組直前に体調不良を訴え、不戦敗となったこともあった。現役力士の死去は08年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。二十数人の力士を育てる師匠は「他の病気でも糖尿病を持っていると治りが遅い。感染しないように、さらに敏感にならないといけない」と警戒感を強めた。

協会は3月の春場所を史上初の無観客で実施し、新型コロナ感染者を出すことなくやり遂げた。以降、出稽古の禁止や接触を伴うぶつかり稽古の自粛要請を各部屋に通達。感染防止に努めてきたが4月10日に勝武士さんの感染が判明。その後に高田川親方や同部屋の十両白鷹山、幕下以下の力士4人(部屋、力士名は非公表)の感染も確認されたが、勝武士さん以外の6人はすでに退院していた。

葬儀・告別式は未定。高田川部屋の稽古についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今行う状況ではない」と説明するにとどめ、再開時期のめどは立っていない。高田川親方の談話はなく、報道陣には「しばらくはそっとしてあげておいて欲しい」と断るなど角界全体が混乱している。

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、山梨・甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

<スポーツ界の主な感染>

◆プロ野球 3月26日に阪神藤浪晋太郎投手がPCR検査を受け、NPB球団所属選手として初の陽性判定。27日には同じく阪神の伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手の感染も判明。4月1日には楽天などで監督を務めた梨田昌孝氏が陽性判定。14日には元阪神ヘッドコーチの片岡篤史氏が感染を公表した。

◆サッカー 日本協会の田嶋幸三会長が3月17日に陽性であることが判明。東京都内の病院に入院したが、順調に回復し、4月2日に退院した。Jリーグでは、ヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳が3月30日に感染していることが判明。4月1日には、神戸のトップチーム関係者1人と、セレッソ大阪GK永石拓海、J2ザスパクサツ群馬DF舩津徹也の罹患(りかん)も明らかになった。

◆バスケットボール Bリーグの大阪エヴェッサでは、4月2日に選手1人の感染が確認されると、3日にはチーム関係者1人の感染を発表。13日までに計13人の感染が確認され、27日に計13人全員が退院もしくは自宅療養解除となったことを発表した。

◆柔道 総本山こと講道館の理事で、全日本柔道連盟(全柔連)副会長などを歴任した松下三郎さんが4月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。東京都文京区の講道館内に事務局を置く全柔連では、4月16日までに役職員19人の集団感染が確認された。

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)
17年2月、「しょっきり」で取組中にVサインを見せる勝武士さん(右)

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高田川親方ら4月末に退院/これまでの角界主な動き

3月22日、大相撲春場所千秋楽で協会挨拶を行う八角理事長

日本相撲協会が新型コロナウイルス感染拡大の影響により、24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)を中止する方向で調整していることが3日、関係者の話で分かった。角界ではこれまでに、高田川親方(元関脇安芸乃島)や十両白鷹山ら計7人の感染者が判明。政府発令の6日期限の緊急事態宣言が、31日まで延長される方向となったこともあり実施は厳しい状況となった。本場所が中止となれば、八百長問題の影響を受けた11年春場所以来、9年ぶり3度目となる。

<これまでの角界の主な動き>

▼3月1日 春場所の史上初の無観客開催を決定。

▼8日 春場所初日。

▼22日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼4月3日 夏場所、名古屋場所開催の2週間延期を決定。

▼10日 幕下以下の力士が「陽性」と判明。角界で陽性反応を示したのは初。

▼23日 高田川親方がPCR検査を受け、都内の病院に入院。

▼24日 高田川親方のPCR検査の結果が「陽性」と判明。弟子の十両白鷹山もPCR検査を受けて「陽性」が確認される。

▼25日 白鷹山が入院。他に幕下以下の力士4人がPCR検査で「陽性」と判明。協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、接触を伴わない稽古の継続を通達。

▼27日 協会が夏場所の新番付を発表。

▼30日 協会が高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▼5月1日 安倍晋三首相が緊急事態宣言延長を4日に決める意向を表明。

土俵が片付けられた両国国技館内の全景
高田川親方(19年6月24日撮影)

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夏場所開催可否は「政府が出す情報の状況見ながら」

芝田山親方(元横綱大乃国)(2020年2月11日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(57=元横綱大乃国)は1日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催可否が決まっていない大相撲夏場所(24日初日、東京・両国国技館)について、引き続き政府の動向を注視していく姿勢を示した。

報道陣の電話取材に応じたもので「政府から出される状況というものを見ながら、私たちも次のことを考えていかないといけない。政府から出される緊急事態宣言の延長、これと世の中の動きを含めて検討材料になると思う」などと述べた。

プロ野球、Jリーグをはじめ、さまざまなスポーツの公式戦が止まっている。3月の春場所は無観客開催で実施したが「相撲界が動くということは、世の中に対して影響を与える部分があるから、いろんな状況を見ながら次の5月場所のことを考えていくということ」と開催の可否は慎重に見極める。また、それを決める理事会などの会議の招集についても「今は(幹部らが)集まることはできないだろう」と話した。

前日4月30日は、新型コロナウイルスに感染した高田川親方(元関脇安芸乃島)、弟子の十両白鷹山、部屋名未公表の幕下以下の力士4人の計6人が、同30日までに退院したことを明らかにしたが、この日は感染者の連絡はなく、引き続き入院している幕下以下の力士1人の状況についても現状の連絡はないという。入院中の力士について同広報部長は「徐々に回復傾向にあるということで、私は早く回復してくれればいいと思っている」と願った。

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コロナ感染の十両白鷹山、高田川親方ら6人が退院

高田川親方(左)と十両白鷹山

大相撲の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が30日、報道陣の電話取材に応じ、25日に新型コロナウイルス感染が発表された高田川親方(元関脇安芸乃島)や十両白鷹山、4人の幕下以下の力士を含めた計6人の協会員が30日までに退院したことを明らかにした。芝田山広報部長は「検査の結果が陰性になったということです。何より長い期間にならなくて良かった」と話した。それぞれの退院日は不明という。

10日に協会員として初めて感染した幕下以下の力士については「回復傾向にあるが、引き続き治療している」と説明した。

また、緊急事態宣言が延長される見通しとなり、夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)開催の判断にも影響を及ぼすことが懸念されるが、芝田山広報部長は「何も決まっていない状況で、何も口にすることはできない。延長がどういうふうに出るか、慎重に考えていきたい。(緊急事態宣言が延長されることで)どういうふうになるか分からないが、我々の社会も世間に大きな影響を与える。しっかり見極めないといけない」と話した。

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