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阿武咲飛んだ…押し出され升席まで/7日目写真特集

<大相撲初場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、初日から7連勝とした。

関脇隆の勝に何もさせず、一直線に押し出し。出場している役力士、3大関2関脇2小結を総なめにした。6日目まで負けなしだった西前頭16枚目の明瀬山は、東前頭12枚目の逸ノ城に引き落とされ、今場所初黒星を喫した。大関正代は西前頭3枚目の阿武咲を押し出して1敗をキープ。6日目まで1敗だった明生は遠藤、琴ノ若は翠富士にそれぞれ敗れ、2敗に後退した。優勝争いは、勝ちっ放しの大栄翔を、1敗の正代、明瀬山、2敗の明生、霧馬山、逸ノ城、翠富士、琴ノ若が追う展開となった。

7日目の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

貴景勝(2勝5敗)押し出し栃ノ心(2勝5敗)

☆貴景勝「調子がいい、調子が悪いとはあまり決めないようにしている。あまり考えずに、できることは準備。そこを怠ったらダメなんで、しっかり準備していきたいです」

貴景勝(右)は栃ノ心を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

土俵に一礼する貴景勝(撮影・中島郁夫)


阿武咲(4勝3敗)押し出し正 代(6勝1敗)

★阿武咲「下からグイグイこられて、(体が)浮いちゃいましたね。体の状態は悪くないんで、明日から一番一番集中して頑張りたいです」

正代(上)は阿武咲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

正代(上)は阿武咲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

正代に押し出しで敗れ、升席まで飛んでいった阿武咲(撮影・中島郁夫)


朝乃山(4勝3敗)寄り倒し琴勝峰(0勝7敗)

☆朝乃山「期待の若手と聞いていますし、自分は受けるつもりで土俵に立ちました。相撲を取れば、先に自分が攻めていけてよかった」

琴勝峰(右)を寄り倒しで破る朝乃山(撮影・中島郁夫)

朝乃山(右)は琴勝峰を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


照ノ富士(4勝3敗)寄り切り御嶽海(2勝5敗)

☆照ノ富士「立ち合いに勝って(まわしを)取れたんでよかったです。大関になるには、内容も大事なんで、(まわしを)取ったら安心というか…。今日は良かったです」

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)


大栄翔(7勝0敗)押し出し隆の勝(4勝3敗)

取り組み前に気合が入る大栄翔(撮影・柴田隆二)

大栄翔(右)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

隆の勝(右)を攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)


高 安(4勝3敗)突き落とし北勝富士(2勝5敗)

☆高安「しっかり腰を落として相撲を取ることができてよかったです。立ち合いもよかった。そのあとの流れも」

★北勝富士「肩に力が入りすぎている。上半身と下半身のバランス。修正できることをして、集中していきたい」

高安(左)は北勝富士を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)


宝富士(4勝3敗)上手投げ玉 鷲(4勝3敗)

☆宝富士「自分から攻めて攻めていったんで、内容もよかったんじゃないですか」

玉鷲(右)を上手投げで破る宝富士(撮影・中島郁夫)


遠 藤(4勝3敗)寄り切り明 生(5勝2敗)

遠藤(右)に寄り切りで敗れる明生(撮影・鈴木正人)


翔 猿(2勝5敗)押し出し隠岐の海(4勝3敗)

☆翔猿「前に出られてよかったです。久々に元気出ました」

翔猿(右)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


竜 電(2勝5敗)上手出し投げ徳勝龍(2勝5敗)

竜電(右)は徳勝龍を上手出し投げで破る(撮影・柴田隆二)


妙義龍(4勝3敗)寄り切り輝(3勝4敗)

☆妙義龍(輝は)「あんまり得意なタイプではない。今日は強引に出た感があるけど、ああいう流れになった」

輝(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・中島郁夫)


碧 山(4勝3敗)突き落とし霧馬山(5勝2敗)

☆霧馬山「最後まで我慢できてよかった。体はよく動いている」

碧山(左)を突き落としで破る霧馬山(撮影・中島郁夫)


志摩ノ海(4勝3敗)突き落とし天空海(1勝6敗)

★天空海「ちょっとバタバタしてしまっている。地に足をつけるよう、明日から頑張りたい」

天空海(左)を突き落としで破る志摩ノ海(撮影・中島郁夫)


豊昇龍(2勝5敗)上手投げ琴恵光(2勝5敗)

☆豊昇龍「相撲は思った通り完璧じゃなかった。相手も強い。(おじの朝青龍がSNSでゲキを飛ばす)ツイッターを見て「やっぱりそう(朝青龍の言う通り)だな」と思って。気持ちを入れ替えて頑張りました」

琴恵光(下)を上手投げで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)


逸ノ城(5勝2敗)引き落とし明瀬山(6勝1敗)

★明瀬山(初黒星は)「特には気にしていない。うれしいですよ。いい成績だと思います」

逸ノ城(後方)に引き落としで敗れる明瀬山(撮影・鈴木正人)

逸ノ城(左)に引き落としで敗れた明瀬山(撮影・鈴木正人)


豊 山(4勝3敗)とったり照 強(3勝4敗)

豊山(右)をとったりで破る照強(撮影・中島郁夫)


琴ノ若(5勝2敗)肩透かし翠富士(5勝2敗)

★琴ノ若「つかまえたかったけど先に動かれて、相手のペースになってしまった。しっかり引きずらないように切り替えていきたい」

琴ノ若(手前)を肩すかしで破る翠富士(撮影・鈴木正人)

翠富士に肩すかしで敗れた琴ノ若(撮影・鈴木正人)


佐田の海(3勝4敗)押し出し美ノ海(4勝3敗)

佐田の海(左)を押し出しで破る美ノ海(撮影・中島郁夫)

十両

宇良(5勝2敗)とったり矢後(3勝4敗)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

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宇良連敗止めた、無我夢中「とったり」で白星つかむ

宇良(右)は矢後をとったりで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が連敗を止めた。5勝2敗で中日を迎える。

西十両13枚目矢後との初顔合わせ。立ち合いで足取りを狙うもかなわず、左を差して頭をつけた。左四つになると、相手の差し手を抱えながら体を開いてひねり倒した。決まり手は「とったり」。「途中はどうなったか自分では分からなかった」と、無我夢中で白星をつかんだ。

4連勝から2連敗を喫していたが、気持ちは崩れなかった。「むしろ星が先行していることが、なかなかできることじゃない。基本的にはずっと負けていることを想定しているので」という。残り8日間に向けて「一番一番全力で取り組めるように残りの番数をやっていきたい。まだ折り返してもないので、半分も残っている。1日一番頑張りたい」と意気込んだ。

宇良(左)は矢後をとったりで破る(撮影・柴田隆二)
矢後(右)をとったりで破る宇良(撮影・中島郁夫)

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翠富士が新入幕、明瀬山28場所ぶり再入幕/新番付

翠富士

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

新入幕として翠富士(みどりふじ、24=伊勢ケ浜)が西前頭14枚目に名を連ねた。東十両2枚目だった先場所、10勝5敗で十両優勝の成績を収めた。伊勢ケ浜部屋からは昨年春場所の照強以来の新入幕で、静岡県出身では10年春場所の磋牙司以来、戦後5人目の幕内力士誕生。近大からは昨年夏場所の志摩ノ海以来、11人目の新入幕を果たした。再入幕は、史上4位のスロー復帰となる明瀬山(35=木瀬)が28場所ぶりに返り入幕を果たした。

既に発表されている十両昇進は、ともに新十両の納谷改め王鵬(20=大嶽)が西11枚目、白石改め東白龍(24=玉ノ井)が西14枚目の番付に名を連ねた。

昭和の大横綱大鵬の孫にあたる王鵬は、現師匠が部屋を継承後としては13年名古屋場所の大砂嵐以来、2人目の関取誕生。父は元関脇貴闘力で、新たな親子関取は昨年名古屋場所の琴ノ若親子以来、史上11組目となった。

東白龍は、玉ノ井部屋からは、現師匠が部屋を継承後としては富士東、東龍に続く3人目の関取誕生。東洋大からは18年夏場所の若隆景以来11人目の新十両で、三段目付け出しからの新十両は小柳(現豊山)、朝乃山、若隆景、木崎海に続き5人目となった。なお王鵬、東白龍ともに東京都出身で、東京都からは17年名古屋場所の翔猿以来、戦後49、50人目の関取輩出となった。

また再十両は、矢後(26=尾車)が4場所ぶり、竜虎(22=尾上)が8場所ぶりの関取復帰を決めた。竜虎は先場所、西幕下15枚目で7戦全勝。幕下力士の十両昇進の対象者が15枚目以内となった77年名古屋場所以降、西幕下15枚目で7戦全勝し翌場所、十両昇進を決めたのは90年秋場所の時津洋以来、史上2人目となった。

来年1月の初場所は、8日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

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元幕内の矢後、1月の初場所で4場所ぶり十両復帰

11月14日、寺沢(右)を寄り切りで破る矢後

日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で大相撲初場所(来年1月10日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、元幕内の矢後(26=尾車、芽室町出身)の十両復帰が決まった。

11月場所は東幕下2枚目で4勝3敗と勝ち越し、4場所ぶりの再十両となる。

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「大鵬の孫」王鵬へ改名「名前に見合った人間に」

新十両昇進にあたり新しいしこ名を掲げる納谷改め王鵬

昭和の大横綱の孫が、ついに関取昇進を果たした。日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で初場所(来年1月10日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、納谷改め王鵬(おうほう、20=大嶽)の新十両昇進を決めた。祖父は第48代横綱大鵬で、父は元関脇貴闘力。2000年代生まれでは初めての関取誕生となった。新十両は他に白石改め東白龍、再十両は矢後、竜虎が決まった。

   ◇   ◇   ◇

「大鵬の孫」として注目を浴び続ける20歳が、新十両昇進を機に壮大なしこ名に改名した。リモートでの会見に出席した王鵬は「祖父の『鵬』の字をいただけるということでうれしい。名前に見合った人間になりたい」と表情を崩した。

命名した師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「(祖父の)『大』に代わるものとして『王』とつけた。昔から温めていた」と説明。わんぱく相撲に出ていた時、小学生ながら堂々とした振る舞いに「風貌が王鵬という感じ。わが道を行く、どっしりしたところがある」と感じ取ったという。

祖父譲りの191センチ、175キロの恵まれた体格は、幕内力士と比較しても遜色ない。得意の突き押し相撲で、今場所は西幕下筆頭で十両を2人破って6勝1敗。「気持ちが相撲に出ていた」と手応えを口にする。

初土俵からちょうど3年での昇進だが、自身が入門時から掲げた目標よりは1年遅い。99年度生まれの力士は有望株がそろい、琴勝峰や豊昇龍はすでに幕内で活躍。ライバルに先を越されて「何で自分だけ弱いんだろう」と悩む時期もあったが、「自分の中では誰よりもやったつもりだった」。自負する稽古量で、1年半も停滞した幕下上位の壁を打ち破った。

「やるからには一番上を目指す」と祖父と同じ番付を目指す。その大鵬の故郷である北海道・弟子屈町から化粧まわしが贈られる予定。同町の象徴である屈斜路湖と摩周湖が描かれているという。母校の埼玉栄高からも贈呈されるなど周囲も祝福ムードだ。

新年最初の場所で見据えるのは、まずは新入幕。「注目されることはうれしい。見劣りしないように頑張るだけ」。大きな期待を感じながら、令和の大横綱を目指す。【佐藤礼征】

◆王鵬幸之介(おうほう・こうのすけ)本名・納谷幸之介。2000年(平12)2月14日、東京都江東区生まれ。埼玉栄高では17年愛媛国体少年で、団体と個人の2冠。高校卒業を待たずに18年初場所で初土俵。19年夏場所から今年の11月場所まで大関貴景勝の付け人を務めた。21年初場所新十両。父は幕尻優勝を果たした元関脇貴闘力、長男幸男はプロレスラーで、次男の三段目鵬山、四男の幕下夢道鵬は同じ大嶽部屋所属。191センチ、175キロ。得意は突き、押し。

新十両昇進が決まり部屋の前でガッツポーズをする納谷改め王鵬

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大鵬の孫納谷が十両昇進、王鵬へ改名 番付編成会議

リモートでの新十両会見に臨む納谷改め王鵬

昭和の大横綱の孫が、関取の座をつかんだ。日本相撲協会は25日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士4人を発表。祖父が第48代横綱大鵬で、幕尻優勝も果たした元関脇貴闘力の3男の納谷(20=大嶽、本名・納谷幸之介)が新十両昇進を果たした。王鵬(おうほう)への改名も発表された。

納谷改め王鵬は埼玉栄高3年冬の18年初場所で初土俵。初めて番付にしこ名が載った翌春場所で序ノ口優勝を果たし、順調に出世。幕下上位で足踏みが続いたが、11月場所は西幕下1枚目で6勝1敗の成績を収め、新十両昇進を果たした。

白石改め東白龍(とうはくりゅう、24=玉ノ井、本名・白石雅仁)も新十両昇進を決めた。東洋大を卒業し19年夏場所、三段目最下位格付け出しで初土俵。11月場所は西幕下2枚目で4勝3敗と、番付運も手伝っての新昇進となった。

残る2人は再十両。11月場所は東幕下2枚目で4勝3敗の矢後(やご、26=尾車)は、今年の春場所以来、4場所ぶりの十両復帰。西幕下15枚目で7戦全勝を果たした竜虎(りゅうこう、22=尾上)は新十両昇進を果たした昨年名古屋場所以来、8場所ぶりの十両復帰を決めた。

リモートでの新十両会見に臨み、笑顔を見せる納谷改め王鵬(日本相撲協会提供)
リモートでの新十両会見に臨む納谷改め王鵬(右)と師匠の大嶽親方(日本相撲協会提供)

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大鵬の孫・納谷が2連勝「勝負できれば負けない」

納谷は矢後(左)を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲11月場所>◇3日目◇10日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫、西幕下筆頭納谷(20=大嶽)が、東幕下2枚目矢後(26=尾車)を押し倒しで下して、初日から2連勝した。

まわしを取りにくる相手に対して、しつこく腕を伸ばして距離を取った。たまらず相手が引いたタイミングで、腕を出しながら前に出て押し倒した。「捕まったら絶対に勝てないと思っていた。引いてくるのを待っていて、引いた時に前に出られたのでよかった」と振り返った。

一番相撲の大翔鵬に続き、二番連続で幕内経験者を破った。新十両を目指す納谷にとっては、大きく波に乗るチャンス。「2人とも相撲を取りに来てくれる相手。当たりやすいし、勝負できれば負けないという感じ」と手応えをつかんでいる。今場所から1日あたりの観客数が、これまでの倍の5000人になったこともあり「初日の時に多いなと思った。人がいた方が燃える」と、観客の声援も味方に関取の座へ突き進む。

矢後(右)の攻めに耐える納谷(撮影・河田真司)
納谷は矢後(左)を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)

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合同稽古監督の花籠親方「良かった 久々にやれた」

合同稽古後に記念撮影を行う力士ら。上段左から4人目が花籠親方(元関脇太寿山)

大相撲の合同稽古が16日、東京・両国国技館内の相撲教習所で開始した。

新型コロナウイルスの影響により3月の春場所以降、出稽古禁止が続いてきた中、他の部屋に行く出稽古とは異なる形ながらも集まった関取衆らが稽古した。

横綱白鵬、大関貴景勝、大関正代、関脇御嶽海、平幕の霧馬山、碧山、逸ノ城、十両の勢、錦木の他、関取復帰を目指す矢後ら幕下力士10人が参加した。参加者は合同稽古開始前と期間中の2度、PCR検査を受けるなどの対策をして、22日まで行われる予定となっている。

合同稽古を監督する相撲教習所所長の花籠親方(元関脇太寿山)は「良かった。内容はともかく、始まったばかりだし久々にやれた。最初から100%じゃない。1週間しかないけど番付発表まで持っていける」と振り返った。また日本相撲協会としても「前進してよかった。他の部屋同士で、半年以上もできなかったからよかった。部屋の違う相撲取り同士、雰囲気があるから。味わえるだけで体が引き締まっていく」と手応えを口にした。

合同稽古では新大関正代と大関貴景勝による三番稽古が行われる他、秋場所を右膝負傷により全休した横綱白鵬が精力的に稽古するなどした。26日に行われる11月場所(8日初日、東京・両国国技館)の番付発表後は、再び出稽古は禁止となる見通し。花籠親方は「稽古の方法は変わった。番付発表が終わったら部屋で親方のいる中できつく体をつくっていく。新しい形。本当はもとの形がいいんだろうけど」と話した。

合同稽古で横綱白鵬(左)の胸を借りる新大関の正代

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幕下友風が懸命リハビリ 歩く姿に「先生が泣いた」

友風(2019年9月16日撮影)

日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が22日、東京・両国国技館で報道陣の代表取材に応じ、昨年の九州場所で右膝を負傷した弟子の幕下友風(25=尾車)がリハビリに励んでいることを明かした。

「土曜日は(リハビリが)休みだから土曜日はうち(部屋)に来てうちの上でトレーニングルームでやっている、張り切っている」。

友風は自己最高位の西前頭3枚目だった昨年九州場所、2日目の取組で右膝を負傷。「右膝関節脱臼」の大けがで、師匠も当時「(全治に)最低でも1年はかかる」と話していた。

懸命に復帰を目指す弟子の姿に「あいつの歩く姿を見て(手術した)先生が泣いたって。どういうことが待ち受けるか分からないが、今やっていることに無駄はないと思っているんだろうね。次へ向かっていく意味で」とうなずいた。

また、幕下に陥落した部屋頭の矢後(25=尾車)には両膝の手術を受けるよう勧めたと明かした。「引っかかっている半月板を両脚取った。これだけ時間あるんだから、今しかチャンスがないぞって(矢後に)言って」。

夏場所の中止が発表された直後、すぐに片脚を手術。リハビリを経て、今では稽古場で四股を踏む状態まで回復したという。

「(7月場所には)全然間に合う。あいつにとっては相撲の神様がくれた時間だったんだよ。協会にとっては大変だけど。1場所ないというのはね。けがのある人はみんな、この期間にいろいろケアをしてるんじゃないか。良かったんじゃないか」。

年6回の本場所を戦う大相撲の力士。夏場所は中止となったが、心身の回復に時間をあてつつ、7月場所に向けて調整している。

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小結から平幕降下の遠藤は東の前頭筆頭に/新番付

春場所5日目で土俵入りする遠藤(2020年3月12日)

日本相撲協会は27日、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、夏場所開催の可否は決まっていない。

【降下】

〈三役から平幕〉

遠藤(29=追手風)西小結→東前頭筆頭

北勝富士(27=八角)東小結→西前頭5枚目

〈幕内から十両〉

明生(24=立浪)東前頭17枚目→東十両筆頭

栃煌山(33=春日野)西前頭10枚目→西十両2枚目

東龍(32=玉ノ井)東前頭16枚目→東十両3枚目

大奄美(27=追手風)西前頭17枚目→東十両4枚目

剣翔(28=追手風)東前頭15枚目→西十両7枚目

〈十両から幕下〉

矢後(25=尾車)東十両10枚目→西幕下筆頭

朝玉勢(26=高砂)西十両12枚目→東幕下2枚目

友風(25=尾車)西十両13枚目→西幕下11枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

西大司→西太司(さいだいじ=入間川)

〈序二段〉

阿蘇錦→阿蘇ノ山(あそのやま=境川)

三森→毅ノ司(きのつかさ=入間川)

大村→筑零扇(ちくれいせん=陸奥)

大國旭→吉澤(よしざわ=中川)

〈序ノ口〉

深沢→欧深沢(おうふかさわ=鳴戸)

掛野→須崎(すざき=大嶽)

小嶺→千代大聖(ちよたいせい=九重)

池田→玉の星(たまのほし=片男波)

高須→■須(たかす=田子ノ浦)(■は高の上の口の縦棒を上下に延ばす)

八木→家島(いえしま=山響)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

大成道喜悌→大成道勝(だいせいどう・まさる=木瀬)

宮乃富司峻氏→宮乃富司峻史(みやのふじ・たかし=入間川)

西大司幸平→西太司康平(さいだいじ・こうへい=入間川)

大村玄之輔→筑零扇源造(ちくれいせん・げんぞう=陸奥)

【退職(年寄)】

荒汐崇司(元大豊)

【引退】

若一郎、春日岫、照樹、琴乃島、刃力、錣炎奨、福ノ富士

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白鷹山が勝ち越し、強靱な下半身生んだ徹底した基本

矢後(右)を寄り切りで破る白鷹山(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇18日◇エディオンアリーナ大阪

山形県置賜郡白鷹町出身で東十両12枚目の白鷹山(24=高田川)が、6人いる東北出身関取の勝ち越し一番乗りを決めた。

同10枚目の矢後を寄り切って8勝3敗とし、関取では初の6連勝と7場所ぶりの勝ち越し。昨年春場所で左足を骨折して番付を下げたが、体重を含めたパワーアップでつかんだ再十両場所で、優勝争いでも1差につける。

   ◇   ◇   ◇

白鷹山が左はず押し、右おっつけで、矢後を土俵下まで力強く寄り切った。立ち合いで強く当たった頭を、相手のあごの下で何度も突き上げる。差されても構わず前へ。「押せたのは良かったけれど、まだまだ課題も多い。右の脇が甘いし、頭もへそとみぞおちの間くらい低くいかないと。勝ち越せたことはうれしいですけれど、その気持ちを明日に引きずってはいけない」。残り4日間に気を引き締め直した。

昨年初場所で、十両3場所連続勝ち越し。だが、新入幕目前だった同春場所に左足首を骨折して途中休場すると、翌夏場所も全休し、幕下に陥落した。復帰後の成長には「かなり体重が増えました」。当時155キロあった体は、約20キロ増加。糖尿病の影響もあって太りにくかったが、飲食物を工夫しながら結実した。「それを支えるにはどうしたらいいのか。はたき、いなしにも対応していかないと」。四股、てっぽう、すり足の基本も再度見直し、強靱(きょうじん)な下半身を作り上げてきた。

器用な技があるわけでなく、体を生かした前に出る突進力が最大の武器だと理解している。「やれることは少ないし、限られているので、1つ1つ極めたい。より良い形に進化させて圧倒していければ良い」。18年秋場所以来の2ケタ勝利も見えてきたが、まずは福島市出身の若隆景(25=荒汐)と対戦する12日目の一番に集中する。【鎌田直秀】

矢後(奥)を寄り切りで破る白鷹山(撮影・河田真司)

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霧馬山、献血でまさかのO型判明に驚き『えー!』

献血に参加し、日本相撲協会が用意したチョコレートをボランティアの女子高生から手渡される霧馬山

新入幕だった大相撲初場所で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞したホープの前頭霧馬山(23=陸奥)が12日、東京・両国国技館で行われた、力士や行司を対象とした献血に参加した。

2年ぶり2度目の参加だったが、この日初めて自身の血液型がO型と判明。「(出身のモンゴル在住時は)知らなかった。『えー!』ってびっくりした」と目を丸くしていた。

肝機能数値などの基準を満たさないと参加できず、この日も半数以上の関取衆が数値をクリアできずに帰宅する中で「(体に)悪いところはありません」と胸を張った。

部屋での合同の稽古は前日11日に終了。番付のさらなる上昇が見込まれる春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて「大きな目標は言わない。けがしないように一番一番頑張る」と、地に足をつけた。

関取衆は霧馬山の他に前頭玉鷲、十両旭大星、矢後の4人が参加した。初参加の矢後は「1度は参加してみようと思っていた。大学にも献血のバスが止まっていたことを思い出した」と振り返った。

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最年長豊ノ島が負け越し「4コマ漫画のような感じ」

矢後に敗れた豊ノ島(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

現役関取最年長で奮闘の土俵が続く東十両11枚目の豊ノ島(36=時津風)が、8敗目(4勝)を喫し4場所連続の負け越しが決まった。

3勝8敗と既に負け越しが決まっている西7枚目の矢後(25=尾車)と対戦。互角の当たりで左が入ったが、右はおっつけられて体を起こされかけた。そこをしのぎ何とか頭をつけて前に出ようとしたところで、体を右に開かれ、はたかれた。その場面を「スロービデオを見ているようだった。足が出ないから、転がる自分を『そりゃ、そうだろうな』と。はたかれたのは分かったけど、足が出なかった」と振り返った。

「左を差して、上手を切って、出ようとしてはたかれて、転がって。4コマ漫画のような感じだったかな」。負け越しという結果は出てしまったが、何度か取り口を語る口調に、重苦しさはない。前向きに受け止めようとしているのだろう。「とりあえず自分自身は必死に一生懸命やっているからね。自分の取れる相撲を、今できることをフルに出せるように頑張りますよ」。

十両残留を確実にするには、残り3日で2勝が求められる。決して高いハードルではない。冬将軍の寒さに加え、古傷にはこたえる真冬の雨にも「それは、みんな同じだから。みんなケガを抱えているからね」と気丈に話して引き揚げた。

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新成人の琴勝峰が2連勝「躍進する年にしたい」

琴勝峰(2019年9月25日撮影)

<大相撲初場所>◇2日日◇13日◇東京・両国国技館

20歳の西十両8枚目・琴勝峰(佐渡ケ嶽)が、成人の日を白星で飾った。

矢後(尾車)を寄り切り、初日から2連勝だが「組んだのは予想外。当たって突いていくつもりだったが、流れで前に出て上手がいい位置でとれた」と振り返る。

成人の日は「土俵に行ったら何も考えない」と話し、「部屋でお祝いしてくれると思います」。成人の誓いに「昨年以上に躍進する年にしたい。まず勝ち越すこと。星勘定はしないようにしたい」と語った。

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矢後3連敗も「リセットして頑張る」友風の分も気合

矢後(左)をすくい投げで破る東龍(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇3日目◇12日◇福岡国際センター

西十両2枚目矢後(25=尾車)が、同期の思いを背負って場所に臨んだ。17年夏場所でともに初土俵を踏んだ、部屋頭の西前頭3枚目友風(24=尾車)が前日2日目の取組で右膝を脱臼。全治は未定で、師匠の尾車親方(元大関琴風)が「最低でも1年はかかる」と話すほどの重傷を負った。この日の取組前、矢後も電話で友風と会話。「(会話の内容は)具体的には言えないけど、昨日の今日で元気はなかった」。友風が離脱する中、矢後も部屋の看板として「しっかりしなくては」と気合を入れた。

自身はこの日の取組で初日から3連敗となったが「悪い流れになっているけど終わったことは関係ない。リセットして頑張る」と前を向いた。

矢後(右)をすくい投げで破る東龍(撮影・栗木一考)

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玉鷲と竜電が平幕降格 千代丸、矢後ら十両 新番付

玉鷲(2019年1月28日)

日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。降下、改名、引退などの力士、年寄は以下の通り。

【降下】

<大関から三役>

貴景勝(23=千賀ノ浦)東大関から西関脇

<三役から平幕>

玉鷲(34=片男波)西関脇→東前頭4枚目

竜電(28=高田川)西小結→西前頭5枚目

<幕内から十両>

千代丸(28=九重)東前頭13枚目→東十両筆頭

矢後(25=尾車)東前頭15枚目→東十両4枚目

嘉風(37=尾車)東前頭11枚目→西十両7枚目

魁聖(32=友綱)西前頭15枚目→東十両8枚目

<十両から幕下>

荒鷲(33=峰崎)西十両10枚目→西幕下筆頭

竜虎(21=尾上)西十両12枚目→西幕下3枚目

明瀬山(34=木瀬)東十両14枚目→西幕下5枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

<十両>

玉木→朝玉勢(あさぎょくせい=高砂)

<幕下>

藤田→大和嵐(やまとあらし=錣山)

<三段目>

徳田→■(■は徳の旧字体)之武藏(とくのむさし=武蔵川)

石田→浜栄光(はまえいこう=尾上)

若野口→若龍星(わかりゅうせい=西岩)

山口→大喜鵬(だいきほう=宮城野)

<序ノ口>

廣中→安芸錦(あきにしき=朝日山)

久末→千代剣(ちよつるぎ=九重)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

石田哲也→浜栄光道也(はまえいこう・みちなり)

若野口龍星→若龍星和雄(わかりゅうせい・かずお)

【年寄襲名】安美錦→安治川

【停年退職(床山)】

床蜂、床松

【引退】

覇王、隠岐の岩、琴浦崎、伝法谷、須藤

竜電(2019年7月6日)

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道産子関取3力士、相撲王国北海道復活へ切磋琢磨

道産子関取3力士の比較表

道産子関取3力士が「相撲王国北海道」の復活を誓った。大相撲の夏巡業は18日、札幌市内で行われ、前頭の矢後(25)と十両の旭大星(29)一山本(25)が参加。3人そろって報道陣の取材に応じた。16日の函館から始まった地元での巡業に、矢後は「どこに行ってもたくさんの方に応援してもらった。気が引き締まる」とパワーをもらった様子だった。

切磋琢磨(せっさたくま)が将来につながる。北海道は大鵬、北の湖、千代の富士ら都道府県最多の8横綱を輩出したが、優勝は91年春場所の北勝海から遠ざかり、十両以上の関取が不在の時期もあった。14年に旭大星が新十両になると矢後、一山本が続いた。矢後が「(旭大星が)1人で引っ張ってくれた」と言えば、旭大星は「土俵に上がったら負けたくない気持ちはある」と対抗心を燃やす。

札幌市出身の呼び出し最高位「立呼び出し」の拓郎(63=春日野)は約45年間、裏方として角界を支えてきた。同郷力士へは思いは特別で「北の湖、千代の富士が2年続けて亡くなった時は言葉が出なかった」。21年1月に定年を迎えるが「何とか頑張ってもらって道産子を結びの一番で呼び上げたいね」と力が入る。

秋場所は3人そろっての勝ち越しを目指す。十両2場所目となる一山本は「追い越すように頑張っていきたい」。バチバチと火花を散らして上を目指す。【西塚祐司】

稽古で汗を流す矢後(左)(撮影・西塚祐司)
貴源治を押し出す旭大星(右)(撮影・西塚祐司)
稽古で汗を流す一山本(左)(撮影・西塚祐司)

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矢後「1場所で戻れるように」函館で幕内復帰へ闘志

赤ちゃんを抱っこしてファンの写真撮影に笑顔で対応する矢後(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が16日、北海道・函館市で行われ、北海道芽室町出身の前頭矢後(24=尾車)が地元ファンから大歓声を浴びた。

会場内では握手や写真撮影を求める観客が列をなし、矢後も笑顔で対応。函館と芽室は約400キロ離れているが「北海道出身の力士としてどこに行っても応援してもらえる。本当にありがたい」と感謝した。

「今回の巡業は1日、2日しか休んでいない。土俵に上がれる日は、毎日上がるようにしている」。この日の申し合い稽古では10番取り、今巡業では最多の番数。ぶつかり稽古では横綱鶴竜の胸を借りた。原動力は名古屋場所で味わった悔しさで「その気持ちが表れていると思う」と話す。東前頭15枚目の地位で4勝11敗と大きく負け越し、秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)では十両に陥落する見通しだが「やるしかない。1場所で戻れるようにしたい」と、幕内復帰へ闘志を燃やしていた。

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白鵬は琴奨菊に敗れ2敗 鶴竜が再び単独トップへ

大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利する(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱鶴竜(33=井筒)が再び単独トップに立った。鶴竜は、前日の友風戦での金星配給のショックを引きずらず、関脇御嶽海(26=出羽海)を寄り切って13勝目を挙げた。結びの一番には、横綱白鵬(34=宮城野)が63度目の対戦となった平幕の琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)戦に臨んだが、もろ差しから一気の寄りに屈し2敗目を喫した。先場所同様、千秋楽の取組は14日目の全取組終了後に発表されるが、両横綱の千秋楽結びの一番での対決は確実。そうなれば、鶴竜は勝てば昨年夏場所以来6度目の優勝。白鵬が勝てば優勝決定戦に持ち込まれる。

2敗で追っていた西前頭16枚目で幕尻の照強(24=伊勢ケ浜)は、北勝富士(27=八角)に突き落としで敗れ3敗に後退した。

新小結の阿炎(25=錣山)は、逸ノ城(26=湊)に押し出しで快勝。星を7勝7敗の五分に戻し、新三役勝ち越しを千秋楽にかける。同じく新小結で、既に負け越しが決まっている竜電(28=高田川)は、大栄翔(25=追手風)に押し出しで敗れ10敗目を喫した。西前頭3枚目の大栄翔は勝ち越しを決めた。

先場所優勝で、今場所は前日13日目に負け越しが決まっていた東前頭筆頭の朝乃山(25=高砂)は、正代(27=時津風)を寄り切って6勝目を挙げた。西前頭2枚目で既に勝ち越しを決めている遠藤(28=追手風)は、宝富士(32=伊勢ケ浜)を寄り切って9勝目。今年初場所以来の2ケタ10勝に王手をかけた。前日13日目の結びの一番で、横綱初挑戦で鶴竜から金星を挙げた友風(24=尾車)は琴恵光(27=佐渡ケ嶽)を、はたき込みで下し11勝目を挙げた。

新入幕で負け越しが決まっている西前頭10枚目の貴源治(22=千賀ノ浦)は、矢後(25=尾車)に寄り切られ9連敗で10敗目(4勝)を喫した。人気力士で同14枚目の炎鵬(24=宮城野)は妙義龍(32=境川)と対戦。勝ち越しをかけた相撲は、先場所から9連敗中だったが、懐にもぐっての攻めで妙義龍を寄り切り、新入幕から2場所目で自身初の幕内勝ち越しを決めた。

十両は2敗で単独トップだった剣翔(27=追手風)が隆の勝に、はたき込みで勝って12勝目。後続に2差をつけたため千秋楽を待たずして、連続在位22場所目の十両では初の優勝を決めた。

鶴竜(左)が寄り切りで御嶽海に勝利する(撮影・奥田泰也)
大相撲名古屋場所14日目 琴奨菊(右)が寄り切りで白鵬に勝利、客席から座布団が投げられる(撮影・奥田泰也)
御嶽海(左)を寄りきりで破る鶴竜(右)(撮影・森本幸一)

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佐田の海、右四つでも左四つでも万能型相撲で5勝目

佐田の海(左)は矢後を寄り倒しで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ

西前頭13枚目の佐田の海(32=境川)が、東前頭15枚目の矢後(25=尾車)を寄り倒し、5勝目を挙げた。

相手が得意とする左四つで、互いに両まわしを引きつけ合う展開となったが、前に出たのは佐田の海。「(まわしの)いいところを取れれば出られると思っているので。動いている間なら出られる。自分が動こうとしておけば勝機がある」と勝因を振り返った。

得意は右四つだが、左四つでも「いいとこを取れば80~90(%)は力が出る」。万能型の相撲で、白星を2つ先行させた。

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