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鷹木信悟が初防衛「終わりじゃない」天敵コブに雪辱

コブ(左下)に勝利し、NEVER無差別級王座の防衛に成功した鷹木は、ベルトを手にガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOMB2で沈めた。4日にスーパーJカップ王者エル・ファンタズモ(34)を撃破したばかりの連戦。体力的にも不利な状況ながら、25分超えの激戦を制した。NEVER無差別級選手権試合は王者鷹木信悟(38)が挑戦者ジェフ・コブ(38)を下し、初防衛に成功した。

   ◇   ◇   ◇

NEVER無差別級王者の鷹木がコブの挑戦を退け、初防衛に成功した。体重差20キロの天敵に真っ向勝負を挑み、18年の新日本加入後、初勝利を挙げた。

119キロの巨漢を何度も投げ飛ばし、何度も投げ飛ばされた。力と力のぶつかり合いは20分を超え、最後はパンピングボンバーでコブを1回転させ、よろけるコブにラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。バックステージでは立つことができないほど疲労困憊(こんぱい)。「ダメージで気分は最悪だけど、最高のスタート」と振り返った。

コブとは19、20年G1クライマックスのシングルマッチで敗れ、昨年12月のワールドタッグリーグでも勝てなかった。「10対0ぐらいで分が悪い」と言いながらも「正面から受け止める」と挑み、恥をかかされ続けてきた相手にようやくリベンジ。それでも「1つ返したにすぎない。終わりじゃない」とさらなる対戦を示唆した。

18年に14年間所属したドラゴンゲートを去り、新日本に加入した。ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を立ち上げた内藤からの誘いを受けた。「リスクがなければ大きな成功はない。1歩踏み出す勇気をもらった」と35歳で新たな環境に飛び込んだ。昨年2月に初の同タイトルを獲得。8月の神宮大会で鈴木みのるに奪われたが、11月大阪大会で再奪取し、衰えを感じさせない。「アドレナリンも、モチべーションも最高潮だった」。

同世代を意識する。今大会「57年組」の飯伏、内藤にはメインを奪われた。「あのシチュエーション最高じゃねぇか。いい刺激をもらったよ。だから今日は何が何でもやるしかないと」。悔しさを同い年のコブにぶつけ、存在感を見せた。アニマル浜口道場出身。デビュー16年となるが「気合」だけは誰にも負けず、今年もリング上で暴れる。【松熊洋介】

◆鷹木信悟(たかぎ・しんご)1982年(昭57)11月21日、山梨県生まれ。高校卒業後、アニマル浜口道場に通い、21歳で闘龍門(後のドラゴンゲート)に入門。04年10月にプロレスデビュー。06年に単身で米国修業に行き、07年に日本復帰。08年ドリームゲート王座を初戴冠。18年に新日本に移籍。19年1月にIWGPジュニアタッグ王座を奪取。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。178センチ、100キロ。

コブ(左)をラスト・オブ・ザ・ドラゴンでマットにたたきつけ、防衛に成功する鷹木(撮影・菅敏)

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石森太二が初防衛逃す「ヒロムに取られたんなら…」

石森(右)をTIME BOMB2でマットにたたきつける高橋(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOME2で沈めた。

   ◇   ◇   ◇

初防衛に失敗した石森は「スーパージュニアに優勝して、スーパーJカップ優勝者にも勝ったヒロムに取られたんならベルトの価値が上がったんじゃねえ?」と潔く勝者の力を認めた。

YesLockで追い込む場面もあったが、とどめを刺せなかった。前日のファンタズモとの激闘の影響すら見せなかった新王者について「圧倒的にオレが有利な状況なのに。オレの何倍もあいつはここがすげえんだな」と、石森は自分の胸を指さした。

石森を破り新王者になった高橋は、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンベルトを上げる(撮影・菅敏)

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連戦の高橋ヒロム激勝「この俺と戦え」SHOを指名

石森太二を破り新王者になった高橋ヒロムは、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンベルトを上げる(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOMB2で沈めた。4日にスーパーJカップ王者エル・ファンタズモ(34)を撃破したばかりの連戦だった。体力的にも不利な状況ながら2連戦を勝利で終え。同王座に返り咲いた。

最後の力を振り絞った。高橋が石森のブラディークロスを切り返し、旋回式ビクトリー・ロイヤルでマットにたたきつけた。必殺のTIME BOMB2で3カウントを奪った。昨年8月の神宮大会で奪われたベルトを奪い返した。ドーム2連戦でヒール集団バレットクラブのメンバーに連勝。高橋は「昨日、今日とバレットクラブ。でも、戦い方はまるで違うな。昨日はお客さんとレフェリーをだまして、俺にしか分からない反則。好きじゃないなと思ったよ。でもさ、今日、真っ向勝負からやってくるバレットクラブの石森太二。IWGPジュニア王者にふさわしい。そんなレスラー2人とやれたのは最高のことだったんじゃないかな」と歓喜に浸った。

スーパーJカップ覇者、IWGPジュニア王者を倒し「俺は最強の完全究極体ヒロムちゃんになった」としつつ、高橋の頭にはある選手が浮かんだ。昨年のベスト・オブ・スーパージュニアで負けたSHOだった。「この俺と戦え。お前の答えはわかっている。イエスだろ?」と挑戦者に指名した。

階級を超越し、ヘビー級にも果敢に挑戦する。夢も大きい。高橋は「近い将来、IWGPジュニアヘビー級選手権試合を、この東京ドームのメインイベントで必ずやってみせる。夢はIWGPジュニア王者として、IWGPヘビー級王座を手に入れ、ゴールデンタイムで試合することだ」とさらなる頂上を見据えていた。

石森太二(右)を攻める高橋ヒロム(撮影・菅敏)
石森太二(右)をTIME BOMB2でマットにたたきつける高橋ヒロム(撮影・菅敏)

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高橋ヒロムが王者石森に挑戦「キレイさっぱり発散」

トップロープからエル・ファンタズモ(下)を攻める高橋ヒロム(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

昨年12月の日本武道館大会でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)を制した高橋ヒロム(31)が、スーパー・J・カップ(SJC)2020覇者のエル・ファンタズモ(34)に勝利し、5日のIWGPジュニアヘビー級選手権試合で王者石森太二(37)への挑戦が決まった。

特別プロモーターで今大会のテーマソングを歌う、タレント木梨憲武が音頭を取り、長州力の開会宣言で始まった。

一発逆転のウラカン・ラナの切り返しでファンタズモを沈めた。終始劣勢の中での戦いに納得いかず、帰り道では「つまんねぇ試合してしまった」と嘆きながら引き揚げた。バックステージでは「全くフェアじゃなかった」。苦しい発言がストレスのたまる試合であったことを物語っていた。

「新の覇者を決める戦い」と意気込んで挑んだが、開始早々、ファンタズモが高橋の持ってきたトロフィーを投げ捨てるなど、場外戦からスタート。序盤に執拗(しつよう)に痛めつけられた右手首のダメージが大きく、強烈な張り手は見せなかった。両足、股間までも踏み付けられ、得意のTIME BOMB2も決まらない。自身の技も披露されるなど、やりたい放題の相手に、持ち前のフットワークでかわすのがやっと。「分からないが、あいつは何か反則をしている。調べてくれ」と語った。

BOSJでは10人での約1カ月に及ぶ戦いを制し、東京ドームに乗り込んだ。「長かったし、痛くてつらくて何度もくじけそうになったけど、何よりもプロレスが楽しかった」と正直な気持ちを吐露した。リーグ戦では9試合中6試合でメインを張った。ベルトを持っていない中で批判もあったが、持ち前の明るさでかわした。試合前には相手攻略本を持って毎回登場。12月23日の会見でも、お面をかぶりファンタズモに扮(ふん)するなど、会場を笑いの渦に包んだ。

ファンを大事にし、新日本ジュニア界を背負っていく。「今のこの状況の中で多くの人が会場に来てくれる。来られない人も見てくれていると思うと力がみなぎってくる。思いっ切りプロレスをして元気を与え、みんなからの拍手で、元気をもらう。そういうつながりが新日本プロレスでやってきたこと」と明かす。

5日、いよいよジュニアヘビー級のベルトをかけ、石森に挑戦する。試合後バックステージで遭遇し「ギリギリで勝ったな。まあ、俺がトドメを刺す」と挑発されたが「俺とバチバチの試合をやりたかったんでしょ? どちらが強いかハッキリさせましょう」と切り返した。8月29日の神宮大会で敗れ、持っていたベルトを奪われたが、BOSJ開幕戦となった11月の対戦でリベンジ。「見てるお客さんもストレスがたまったと思うのでキレイさっぱり発散する」。5日、納得の勝利で真の王者となる。

◆高橋ヒロム(たかはし・ひろむ)1989年(平元)12月4日、東京都生まれ。10年8月にプロレスデビュー。13年6月から英国に武者修行、14年1月からはメキシコCMLLにマスクマンのカマイタチとして参戦。17年、18年にIWGPジュニアヘビー級王者となる。得意技はTIME BOMBなど。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。171センチ、88キロ。

トップロープから場外のエル・ファンタズモ(下)に襲い掛かる高橋ヒロム(撮影・菅敏)

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高橋ヒロム「ファンタズモはいない?」東京D会見

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15」記者会見で喜びを爆発させる高橋ヒロム(撮影・垰建太)

新日本プロレスは23日、都内で会見を開き、来年1月4、5日に行われる東京ドーム大会の対戦カードを発表した。4日第1試合では、11日の日本武道館大会で「ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア(BOSJ)」を制した高橋ヒロム(31)が登場する。勝てば、翌5日、IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二に挑戦となる。トロフィーを掲げ、登壇した高橋は「言いたいことは1つ。4日ファンタズモを倒し、5日石森を倒し、ベルトをいただきます」と叫んだ。

対戦相手となる「スーパーJ-CUP2020」優勝のエル・ファンタズモが、来日後の待機期間で出席しなかったことに納得がいかない高橋。「ファンタズモはいないんですか? どっからでも来い!。来ませんよね…。帰ります」と会見場から“いったん”姿を消した。

しばらくすると、お面を被った高橋扮(ふん)する? 偽ファンタズモが登場。「ヒロムは最高だ。勝つ自信はない。ヒロム、大好きだよ」と謎の発言を残し、去っていった。その後再び高橋が登場し「来ないと見せ掛けて来たんですか。1月4日は楽しみで仕方ない。やった~」と普段から派手なパフォーマンスを披露する高橋らしく“自作自演”をやり切り、元気に会場を後にした。

BOSJのリーグ戦では9試合中6試合でメインを張り、試合前には相手攻略本を持って登場するなど、会場を盛り上げた。今大会は第1試合で登場となるが「東京ドームの第1試合、最高じゃねぇか。この意味を教えてやるよ」と意気込んだ。1月4日は高橋の熱い戦いからスタートする。

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マッスルチワワ石森太二5連勝「負ける気しない」

新日本後楽園大会 ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのリーグ戦で5勝目を挙げた石森太二(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール◇ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア公式戦

IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二(37)がBUSHI(37)に勝利し、5勝1敗として高橋ヒロムとともに首位を守った。

大一番と位置付け挑んできたBUSHIを無尽蔵のスタミナで跳ね飛ばした。「正直負ける気はしなかった」とマスクを外す前に仕掛けてきた相手に対し、全く動じず、序盤から主導権を握った。中盤以降流れを渡すシーンも見られたが、連続技をさせず、両肩を徹底的に痛めつけていたことで、終盤の反撃を抑えた。大技を何度も返し、最後はBone LockでBUSHIを捕まえ、そのまま締め上げた。「俺からベルトを取るとか、そういう意地とか執念が全然感じない」。試合後も余裕の表情を見せ会場を後にした。

ともに5勝で並ぶ高橋との頂上決戦が見えてきた。18年の同大会決勝で敗れたリベンジをと、初戦に挑んだが、相手の必殺技TIME BOMBを食らい、敗れた。悔しさをあらわにするも「まだ一戦」と切り替え、5連勝。大きなダメージもなく、順調に勝ち星を延ばしている。残り3戦。「マッスルチワワの大逆襲」はまだまだ終わらない。

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上村優也、王者石森に惜敗も「優勝、全然狙います」

新日本群馬大会 ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア公式戦で石森太二に敗れ4連敗となった上村優也(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア公式戦群馬大会>◇23日◇G・メッセ群馬

上村優也(26)はIWGPジュニアヘビー級タッグ王者の石森太二(37)に敗れ、4連敗となった。

あと1歩でまた勝利を逃した。「タイトルマッチだと思って戦う」と挑んだが、王者の洗礼を浴びた。バックボーンであるレスリングを生かし、組み立てていくスタイルを、逆に石森にやられた。左肩を集中的に攻められ、得意のかんぬきスープレックスホールドに持ち込むことができない。

1勝したい。雄たけびを上げ、気合を入れ直すと終盤、腕ひしぎ逆十字固めで逆転。勝利をつかみかけたが、かわされるとBone Lockで締め上げられてギブアップした。今年の石森とのシングルマッチもこれで4連敗。試合後には石森からIWGPのベルトを目の前に置かれ「チャンピオンは俺だ」と言われた上村は悔しそうな表情を見せた。「こんなこと言いたくないけど、みんな強い。でもこの強くない俺が強い人に勝ったらおもしろい。優勝、これから全然狙います」と宣言した。次戦は25日高橋ヒロム戦。試練は続くが、リングの上で結果を出して証明する。

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田口隆祐「反則だと思って油断した」“半ケツ”敗戦

新日本後楽園大会 試合に敗れ、納得のいかない田口隆祐(右)は海野レフェリーに詰め寄る(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール

15年連続17回目出場の田口隆祐(41)が“半ケツ”で石森太二(37)に敗れ、1勝1敗となった。

終盤、お互いの丸め込み合戦となったが、最後は石森が田口のタイツをつかみ、押さえ込んだ。半分尻出し状態になった田口は「これは反則だと思って油断した」とぼうぜん。半ケツのまま海野レフェリーにも「(俺の)ケツ出てますよ。反則でしょ」と詰め寄ったが判定は覆らず。最後はレフェリーに尻をアイシングしてもらい、会場を後にした。

その後、インタビュールームで「そっか、出ちゃったからこっちの反則負けか。ちょっとルールを勘違いしてました」と、実際にはエビ固めでの3カウントだが、素直? に負けを認めた。もちろん納得はしていないが「敗因はそれだから。大丈夫」と切り替えた。

序盤からパフォーマンス全開だった。石森がアイドルレスラー時代に歌っていた「キープオンジャーニー」の振り付けを披露するなど、場内の拍手も味方に付けて挑発。途中、場外に逃げようとするところを止められるなど、防戦一方の時間帯もあったが、素早い身のかわしで何とかしのぎ切った。最後は勝利が見えたところで、まさかの逆転負け。連勝スタートとはならなかった。それでも初戦は優勝候補のデスペラードを破るなど、まだまだ元気な最年長は「やればベルトも遠くないはず。プロレスはできた。収穫のある試合で次につながる」と20日の次戦(マスター・ワト戦)に向け前を向いた。

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高橋ヒロム開幕戦勝利 記者の質問「ないんか~い」

新日本愛知大会 石森太二に勝利した高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27愛知大会>◇15日◇ドルフィンズアリーナ

開幕日のメインとなった試合は、2年ぶりのスーパージュニア参戦となった高橋ヒロム(31)がIWGPジュニアヘビー級王者の石森太二(37)に勝利した。

「新しい時代を作る」と挑んだ今大会。8月29日の神宮大会で石森に敗れ、IWGPジュニアヘビー級のベルトを奪われた。高橋は「あくまで公式戦の1つ」と位置付けて冷静に挑んだが、序盤から闘志むき出しに石森に攻撃を仕掛けていった。序盤に首を集中的に攻められ、終始痛みを伴いながらの戦いとなったが、最後は大きく雄たけびをあげ、デスバレーボムの連続攻撃からTIME BOMBで粘る石森を沈めた。

神宮大会の雪辱を果たした高橋は10試合の熱戦を観戦したファンに「開幕戦、いいスタートを切れた。まだまだ疲れてもらうぞ。覚悟しておけ」と叫び、会場を後にした。試合後のインタビューでは疲労困憊(こんぱい)の様子を見せながらも「これが勝ち点2の試合だぞ。俺的には…12はあると思う」。発言後には質問を待っていたが、なぜか記者から声がかからず「ないんか~い」と最後は肩透かしを食らう一幕も。それでも初戦の勝利に納得の表情で会場を後にした。

今大会は史上初、ワールド・タッグリーグとベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの同時開催。ともに10選手(チーム)が30分一本勝負で総当たりのリーグ戦を行い、勝ち点は勝利2、引き分け1、負け、無効試合は0となる。12月6日(福岡)の全公式戦終了後、上位2位までの選手(チーム)が12月11日(東京・日本武道館)で優勝決定戦を行う。

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新日本8・29神宮で内藤哲也が王者EVILに挑戦

8・29神宮で対戦する2冠王者EVIL(左)と内藤哲也

新日本プロレスは28日、8月29日神宮球場大会の一部カードを発表した。IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル2冠王者EVILに内藤哲也が、IWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムに石森太二がそれぞれ挑戦する。

また、オカダ・カズチカが自ら提案したタイトル「KOPW2020」の概要を説明。選手が対戦形式を考え、ファン投票で決める。年末に保持していた選手にトロフィーが授与され、翌年また一からスタートするなど「新日本らしくないタイトル」。まずは8月26日に8人で1回戦を行い、勝者4人が神宮大会で4WAYを行う。

IWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロム(左)と石森太二

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高橋ヒロム「すぐに組め」石森太二の挑戦要求を快諾

高橋ヒロム(2020年2月19日撮影)

<新日本:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

EVILとの2冠戦に敗れたばかりのIWGPジュニアヘビー王者高橋ヒロム(30)に新たな挑戦者が現れた。

メインの6人タッグ戦でヒロムは内藤哲也、BUSHIと組み、EVIL、ディック東郷、石森太二組と対戦。BUSHIが石森にブラディークロスを食らい、敗れた。だが、試合後にヒロム自身も石森にブラディークロスを決められ、KO状態となった。

倒れたヒロムを見下ろしながらマイクを持った石森は、「だいぶ弱ってるけど、燃え尽きたか?さて、俺は何が言いたいんでしょうか」と謎かけ。「うぅ…」とうめき声で返すヒロムに対し、「答えは、てめえのベルトに挑戦させろ」。ジュニアのベルトをかけたタイトル戦を要求した。石森は19年1月4日の東京ドーム大会でKUSHIDAからベルトを奪い、IWGPジュニアヘビー初戴冠。その後、田口隆祐、獣神サンダー・ライガー相手に2度防衛し、同4月のマディソン・スクエア・ガーデン大会3WAYタイトル戦でドラゴン・リーに敗れて陥落した。

苦しそうにインタビュー場に現れたヒロムは「俺の好きじゃない挑戦表明の仕方だったけど、おもしれえ、やってやるよ。すぐに組め」と石森の挑戦を快諾した。

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SANADA勝利、新日本ニュージャパン杯4強決定

SANADA対タイチ タイチ(下)からオコーナーブリッジで3カウントを奪うSANADA(撮影・滝沢徹郎)

<新日本プロレス:「NEW JAPAN CUP 2020」準々決勝4試合>◇2日◇会場非公開

シングルトーナメント「ニュージャパン杯」の準々決勝4試合が行われ、4強が出そろった。メインでは昨年準優勝のSANADA(32)がタイチ(40)との元全日本対決を制した。

解説席にいた金丸の介入や金的攻撃などタイチの反則に苦戦も、巧みにオコーナーブリッジに持ち込み3カウントを奪った。勝利後のマイクで「●●が一番好きです」とその時々の地名、会場名を言うのがSANADAのお決まりだが、約3カ月半試合中止から明けて初のマイクを任されたこの日はいつもと違った。「今年のニュージャパン杯で、あらためて確認できたことがありました。何よりも一番、このリング上で戦えるのが好きです」とあらためて試合ができる喜びをかみしめ、「テレビの前のみなさん、シーユートゥモロー」と締めた。

初出場のIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムは強敵石井智宏にTIME BOMB2で勝利。EVILは前日の試合で右膝を痛めたYOSHI-HASHIの患部をパイプイスで攻撃し、わずか2分ちょうどでレフェリーストップ勝ち。昨年覇者のオカダ・カズチカはジュニアヘビー級の実力者石森太二との元登龍門対決を変形コブラクラッチで制した。

きょう3日の準決勝カードはSANADA対EVIL、オカダ・カズチカ対高橋ヒロムに決定。この模様は午後8時からのBS朝日「ワールドプロレスリングリターンズ」で34年ぶりに生中継される。

SANADA対タイチ タイチ(上)にフランケンシュタイナーを見舞うSANADA(撮影・滝沢徹郎)
SANADA対タイチ タイチ(奥)をエルボーでかち上げるSANADA(撮影・滝沢徹郎)
SANADA対タイチ SANADA(上)にバックドロップを見舞うタイチ(撮影・滝沢徹郎)

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EVIL8強入りV宣言!金的→EVILで後藤下す

後藤(左)に急所攻撃するEVIL(撮影・江口和貴)

<新日本プロレス:「NEW JAPAN CUP 2020」>◇2回戦4試合◇1日◇会場非公開

32人が出場するシングルトーナメント「ニュージャパン杯」の2回戦4試合が行われ、EVILが後藤洋央紀(41)を下し、8強入りした。

互角の力勝負の後、巧みに勝利をもぎとった。後藤の必殺技GTRをよけたEVILは、後藤を海野レフェリーに当たるように突き飛ばす。そこから相手の振り向きざまに合わせラリアットをさく裂。さらにマットに倒れた後藤の両脚を持ち上げ、股間に足を押しつける異例の金的攻撃。痛みでふらつきながら立ち上がる後藤にEVILを決め、勝利を決めた。

「このトーナメントは俺がナンバーワンだということを証明するためのものだ。新しい新日本の頂点に君臨するのはこの俺だ。よく、おぼえとけ」と6月23日の1回戦に続き、力強く優勝宣言した。

2日の準々決勝のカードは、オカダ・カズチカ対石森太二、石井智宏対高橋ヒロム、SANADA対タイチ、YOSHI-HASHI-EVILに決定。7月11日の大阪城ホール大会で決勝が行われ、優勝者は翌12日にIWGPヘビー、同インターコンチネンタル王者内藤哲也(38)とタイトルをかけて戦う。

後藤(左)に急所攻撃したEVIL(撮影・江口和貴)
後藤(左)にEVILを決めるEVIL(撮影・江口和貴)
後藤を破ったEVIL(撮影・江口和貴)

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内藤哲也、KENTAとの前哨戦勝利も最後まで舌戦

9日大阪大会前最後の前哨戦で勝利した内藤哲也

<新日本:後楽園大会>◇6日◇東京・後楽園ホール

IWGPヘビー、同インターコンチネンタルの2冠王者内藤哲也(37)が、9日に行われる大阪大会でのKENTA(38)との防衛戦前最後となる試合で勝利をおさめた。SANADA、高橋ヒロムと組み、KENTA、ジェイ・ホワイト、石森太二組と対戦。奇襲で3人にリングで蹴られ、さらに場外でもKENTAに鉄柵にたたきつけられたが、石森への連係攻撃で流れを引き寄せ、石森にグロリア、ディスティーノと技をたたみかけ、3カウントを奪った。

KENTAとの前哨戦は、リングだけでなくバックステージやSNSでのコメントで注目を集めている。「話題のふりまき方すごいよ」とKENTAをたたえつつ、「散々あおるだけあおっておいて、試合ではすんなり負けてしまう。そう、この前の東京ドームみたいにならないことを祈りますよ」と1月5日に後藤洋央紀に敗れ、NEVER無差別級王座から陥落したことを持ち出し、皮肉った。

前日、KENTAは自分の意見が通らないと会社を批判する内藤に対し、「むしろ会社にありがたいと思えよ。思うようにすべてものが進んでたら、誰がお前のことなんか応援するんだよ」とコメントしていた。その言葉を受け、内藤は「自分のこと言ってるんじゃないの?」と逆襲。

「大ブーイングという名の大歓声を全国各地で浴びて応援されているんだよ。経験者がいうとさ、説得力抜群だよね。思うようにいけなかったんだろ?(WWEから)帰ってきてから思うようにいけず、悩んだあげく、今こうして声援を受けて喜んでいるんだろ? いいことじゃん」と、新日本参戦後ヒールとして開花したKENTAを皮肉たっぷりに持ち上げた。

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JRタッグはSHO、YOH組が急所攻撃封じ王者に

IWGPジュニアタッグ新王者に輝いたロッポンギ3K。SHO(左)とYOH(撮影・中島郁夫)

〈新日本:東京ドーム大会〉◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級タッグ王座戦で、挑戦者のSHO(30)YOH(31)組が、王者のエル・ファンタズモ(33)石森太二(36)組を破って、第61代王者についた。

SHO、YOH組は、相手の攻勢に苦しんだが、13分過ぎに勝負の分かれ目が訪れた。ファンタズモがSHOの急所に向かって、痛烈な右のパンチを見舞った。だがその直後に驚いたように右拳をみつめて、悲鳴を上げた。YOHはゆっくりとパンツに手を入れて、股間を防御する黄金のファウルカップを取り出した。クレバーな準備で相手の急所攻撃を封じて反撃。最後はYOHとの合体技でファンタズモから3カウントを奪った。

SHOと同様に、股間にファウルカップを入れていたYOHは「最高のスタートが切れました。ファウルカップをしてよかった。4度目の戴冠、ここに歴史を新たに詰め込んでいきます」と決意。SHOも「こんな立派なベルトを持てるのは奇跡かもしれない。この奇跡を無駄にしたくない。ネクスト、ネクストとつなげていきたい」と話した。

2度目の防衛に失敗したファンタズモは「この会社には陰謀が渦巻いている。レッスルキングダムはクソな試合ばかりだ」とイライラ爆発。石森も「ある意味、さすがだよ。空回りしているあの2人が東京ドームとか大舞台だけ、頑張る。ゆとり世代は恐ろしいね。あんな薄っぺらい王者のメッキ、すぐにはがしてやる」と吐き捨てるように言った。

ファンタズモ(中央下)を攻めるYOH(上)とSHO(撮影・河田真司)

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新日本ドーム追加カード発表、1・5の2冠戦決定

内藤哲也(19年8月撮影)

新日本プロレスは5日、都内で会見を行い、来年1・4、5日に東京ドームで開催する「WRESTLE KINGDOM14」の第2弾カードを発表した。

1月4日に、IWGPインターコンチネンタル選手権で王者ジェイ・ホワイトに内藤哲也が挑戦。IWGPジュニアヘビー級選手権で王者ウィル・オスプレイに首の負傷から復帰した高橋ヒロムが挑む。

さらに1月5日のIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタルのダブル選手権試合も決定。既に決定している1・4のIWGPヘビー級選手権王者オカダ・カズチカ対飯伏幸太の勝者、IWGPインターコンチネンタル選手権王者ジェイ・ホワイト対内藤哲也の勝者が2冠をかけて対戦する。また、両タイトル戦の敗者がスペシャルシングルマッチを行うことも決まった。

また、棚橋弘至がスペシャルマッチでクリス・ジェリコと激突。IWGPジュニアタッグ選手権で王者石森太二、エル・ファンタズモ組とSHO、YOH組みが対戦する。

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G1覇者飯伏がIWGP挑戦権かけKENTAと対戦

G1クライマックス覇者の飯伏幸太(左)とKENTA 

新日本プロレスは2日、「DESTRUCTION」シリーズ一部大会と10月14日両国国技館大会のカードを発表した。

9月15日大分・別府大会(別府ビーコンプラザ)では、8月31日ロンドン大会でブリティッシュヘビー級王者となった棚橋弘至が、前王者ザック・セイバー・Jr.とリターンマッチを行う。翌16日の鹿児島大会(鹿児島アリーナ)では来年1月の東京ドーム大会IWGPヘビー級王座挑戦権をかけて、G1覇者で同挑戦権保持者の飯伏幸太とKENTAが対戦。また、IWGPジュニアタッグ選手権で王者石森太二、エル・ファンタズモ組にウィル・オスプレイ、ロビー・イーグルス組が挑む。

同22日の神戸大会(神戸ワールド記念ホール)では、IWGPインターコンチネンタル王座戦で王者内藤哲也とジェイ・ホワイトが対戦。また、スペシャルシングルマッチとして、後藤洋央紀と鷹木信悟が激突する。

10月14日の両国大会でも3つのタイトル戦が決定。IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカがSANADAを迎え、4度目の防衛戦を行う。また、IWGPUSヘビー級王者ジョン・モクスリーが、前王者ジュース・ロビンソンと反則裁定なしのノーDQマッチで対戦。IWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイは、スーパージュニアカップを制したエル・ファンタズモと初防衛戦を行う。

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棚橋、金丸義信ら、青木篤志さんへ追悼10カウント

青木篤志さんへ追悼の10カウントと黙とうをささげる新日本プロレス菅林直樹会長と選手たち(撮影・中島郁夫)

新日本プロレスは16日、後楽園ホール大会試合前に、3日に交通事故により41歳で亡くなった全日本プロレス青木篤志さんの追悼セレモニーを行った。

菅林会長が遺影を持ってリングに立ち、棚橋弘至ら本隊の選手がリングを囲んで10カウントゴングとともに黙とうをささげた。ノア、全日本でともに活動していた金丸義信、ノアに所属していた石森太二らも花道に立ち、追悼した。

青木さんは09年に新日本のジュニアリーグ戦、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに参戦し、ベスト4に進出。10年にはIWGPジュニアヘビー級王座にも挑戦し、敗れたものの当時の王者プリンス・デヴィットと好勝負を繰り広げた。

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G1クライマックス、16日後楽園で出場選手発表

昨年のクライマックス28を制した棚橋弘至(2018年8月12日撮影)

新日本プロレスは10日、次期シリーズの主要カードを発表した。

6月14日の静岡・キラメッセぬまづ大会から開幕。同16日の後楽園大会ではG1クライマックス(7月6日開幕、米ダラス)の出場選手、A、Bブロック分けの発表と、IWGPジュニアタッグ王者SHO、YOH組がエル・ファンタズモ、石森太二組を迎えて2度目の防衛戦に臨む。同17日の後楽園大会では膝を痛めて戦線離脱していた天山広吉の復帰戦、G1クライマックスの各大会カードが発表される。またNEVER無差別級6人タッグ王者田口隆祐、矢野通、真壁刀義組がエル・ファンタズモ、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎組との3度目の防衛戦に臨む。

シリーズ最終戦となる同25日の仙台サンプラザホール大会ではRPW英国クルーザー級王者エル・ファンタズモ-挑戦者田口隆祐、RPW英国ヘビー級王者ザック・セイバーJr.-挑戦者YOSHI-HASHIの両王座戦が組まれた。

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棚橋弘至「精度あげていく」新技で復帰後初勝利

試合後、クリス・ジェリコに攻撃され倒れ込んだオカダ・カズチカ(手前)の元へ駆け寄る棚橋弘至(撮影・前田充)

<新日本:大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

エース棚橋弘至(42)が新技で復帰後初勝利を飾った。

左肘負傷で4月から欠場していた棚橋は5日の両国大会で2カ月ぶりに復帰。ジェイ・ホワイトとのシングルマッチで敗れ、悔し涙を流した。

復帰2戦目のこの日は6人タッグ戦で田口隆祐、ジュース・ロビンソンと組み、石森太二、チェーズ。オーエンズ、ジェイ・ホワイト組と対戦。宿敵ホワイトにブレードランナーを決められそうになるが、かわして逆にスリングブレイドをさく裂。最後はオーエンズに新技の変形スリングブレイドを決めて、勝負を決めた。

棚橋は「復帰2試合目だけど、徐々に復調していくのは普通の人だから。そんな気長なことはしてられない。ギアMAXで駆け上がっていきます」と来月控えるG1連覇を見据えた。

新技はホワイトとの戦いでヘッドロックをかわすために思いついたもの。「精度をあげていくか、また空を飛べるようになるか…」。新技を磨きながら、ハイフライフローの封印を解く日を待つ。

試合後、暴れ出したクリス・ジェリコ(中央右)を追いかける棚橋弘至(同左)(撮影・前田充)

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