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辰吉寿以輝は日本&東洋太平洋タイトル奪取に動く

辰吉寿以輝(左)の勝利に笑顔を見せる父辰吉丈一郎(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇4月30日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男、辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が8戦目を3-0判定勝ちで飾り、全勝(5KO)を守った。相手はプロ34戦目の石橋俊(30=仲里)。昨年3月に対戦予定だったが、辰吉が左拳を負傷し、キャンセルしていた。「倒したかったけど、気持ちが前に出すぎました」。苦戦を振り返ったが、多彩な左ジャブ、左右の連打など“辰吉スタイル”を思わせる場面はあった。「得るものはすごく多かった」と手ごたえを強調した。

 父が、当時国内最速で世界王座を奪取したのと同じプロ8戦目。リング上のインタビューで「プロボクサーとしてはあり得ないほどすごい。でも、おやじとしてはちょっとね…」と話し、場内の笑いを誘った。

 その父は観戦後「一本調子。あれじゃ、お金は取れん。(まだ)相手を倒すコンビネーションじゃない」と話すなど手厳しいが、それも期待の裏返しだろう。

 今後は日本&東洋太平洋タイトル奪取へ動く。吉井寛会長は年内に同ランカーと初の試合を組み、ランキング入りを狙う。「会長がOKを出してくれたら、僕はいつでもいい。今年も全勝でいきます」。カリスマのDNAがいよいよ形になり始めた。【加藤裕一】

右ストレートを出す辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)
勝利した辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)

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辰吉丈一郎「お金取れん」全勝守った寿以輝に辛口

3R左ストレートを出す辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇30日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が8戦目を3-0判定勝ちとし、全勝(5KO)を守った。

 対戦相手の石橋俊(30=仲里)はデビュー丸13年。昨年3月に対戦予定だったが、2月に辰吉が左拳を痛め、キャンセルした経緯がある。この日は、プロ33戦(10勝22敗1分け)のベテラン相手に、流れをつかみきれなかった。

 「ベテランの意地ですかね。ボクシングほど戦績があてにならん競技はない。倒したかったけど、気持ちが前に出すぎました」。それでも、リズムに変化を持たせるなど、多彩で速い左ジャブや、左右の連打で相手をロープ際に追い込む場面はあった。「今まで、あんなにジャブは当たらんかった。得るものはすごく多かったです」と手ごたえを得たことを強調した。

 父の丈一郎が、当時国内最速で世界王座を奪ったのが、プロ8戦目だった。リング上の勝利者インタビューで「『辰吉丈一郎』として、プロボクサーとしてはあり得ないほどすごい。でも、おやじとしてはちょっとね…」と話し、場内の笑いを取ったが、その父はこの日、リングサイドで観戦。「一本調子。プロならお客さんを納得させんとね。あれじゃ、お金は取れん。(まだ)相手を倒すコンビネーションじゃない」と手厳しかったが、それも期待の大きさの裏返しだろう。

 辰吉は今後、日本&東洋太平洋タイトル奪取に動きだす。吉井寛会長は年内に同ランカーと初めて試合を組み、ランキング入りを計画する。「会長がOKを出してくれたら、僕はいつでもいい。今年も全勝でいきます」。カリスマのDNAを継ぐ男が、加速する。

辰吉寿以輝の勝利に笑顔を見せる父・辰吉丈一郎(左)と母のるみさん(撮影・奥田泰也)

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辰吉寿以輝、父が世界獲った8戦目は4・30石橋戦

8連勝へ気合十分の辰吉寿以輝

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男、寿以輝(21=大阪帝拳)のプロ8戦目が13日、大阪市内の所属ジムで発表された。

 4月30日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、昨年2月に寿以輝の負傷で中止となった石橋俊(30=仲里)とのスーパーバンタム級8回戦。相手は33戦と豊富な戦績を誇るが、寿以輝は「特に印象は…。ただケガしたんで、すんませんとだけ」。8戦目といえば、父丈一郎が世界のベルトをつかんだキャリア。寿以輝は「すごいとは思いますね。でも自分は気にしてないです」。勝って次戦は日本か東洋太平洋とのランカーを計画している。

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辰吉寿以輝「全勝全KOで」タイトル戦へ道筋つける

プロ8戦目、8連勝へ気合十分の辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男、寿以輝(21=大阪帝拳)のプロ8戦目が13日、大阪市内の所属ジムで発表された。

 4月30日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、昨年2月に寿以輝の負傷で中止となった石橋俊(30=仲里)とのスーパーバンタム級8回戦。相手は33戦10勝(4KO)1分け22敗と豊富な戦績を誇るが、寿以輝は「特に印象は…。ただケガしたんで、すんませんとだけ」とおわびした。

 昨年はケガで2戦続けて、試合を中止にする屈辱を味わった。昨年12月24日の復帰戦を鮮やかな3回KO勝ちで飾り、新しい年を迎えた。その年末年始を寿以輝は「ひたすら食べてましたね」。スーパーバンタム級はリミット55・3キロだが、65キロ近くまで“増量”したという。「そんな食ってるつもりなかったんですけどね。いい意味でパワーにつなげたい」とすべてプラスにとらえる。

 勝てば、次戦は日本か東洋太平洋のランカーとの対戦を計画。順調にいけば、タイトル戦の道筋も見えてくる。「今年も全勝、全KOでいきます」。悲願の世界タイトルまで、無傷の連勝をつなげていく。

プロ8戦目の会見に臨む辰吉寿以輝。右は大阪帝拳・吉井会長(撮影・実藤健一)

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堀池雄大が3年ぶり地元静岡リング「変わった姿を」

駿河男児Desafio6に出場する選手たち。前列左から堀池、青木、市川、後列左から浅原、清、瀧、舟山

 4月2日、静岡・富士市ふじさんめっせで予定されるプロボクシング興行「駿河男児Desafio6」の開催記者会見が10日、富士市内のジムで行われた。

 12年全日本バンタム級新人王となる堀池雄大(32=帝拳)が3年ぶりに地元静岡の興行に出場。バンタム級8回戦で石橋俊(仲里)と対戦する。浜松市出身の堀池にとって、14年4月のロリ・ガスカ戦(アクトシティ浜松)以来の地元マッチ。「上京して以来の地元での試合なので変わった姿をみせたい」と意欲を示した。

 堀池と同門の舟山大樹(25=帝拳)は、地元静岡での初試合が決定した。各務原タカシ(コパン星野)とのスーパーバンタム級4回戦に臨む。静岡・島田市出身の舟山は「ずっと静岡で試合がしたかった」と気合十分だ。

 なお、同興行のセミファイナルは東洋太平洋ライト級4位市川大樹(21=駿河男児)、メーンには日本スーパーライト級青木クリスチャーノ(28=駿河)がノンタイトル戦に臨む。

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辰吉寿以輝「申し訳ないです」左指負傷で試合延期

左手の負傷による試合延期を説明する辰吉寿以輝(撮影・松本航)

 プロボクシングの辰吉寿以輝(20=大阪帝拳)が17日、大阪市内の所属ジムで会見し、2月9日に予定していた石橋俊(29=仲里)との54・5キロ契約8回戦(エディオンアリーナ大阪第2競技場)の延期を発表した。

 辰吉の負傷が理由で「申し訳ないです」とギプスを装着した左手を見ながら、頭を下げた。左手人さし指と中指の付け根部分にある腱(けん)を損傷しており、全治6週間。延期後の日取りは未定で、2月9日は興行そのものを中止とする。

 人生最大の大けがは、回避しようがなかった。13日のスパーリング練習で左フックを繰り出した際に、前傾した相手の頭と拳が激しくぶつかった。「ブチブチという音がした」。痛みのあまり練習を中止し、家に戻ると腫れた拳を見た元WBC世界バンタム級王者の父丈一郎から「なんかなってるわ」。病院でのエックス線検査を行い「左示指中指MP関節損傷」などと診断された。

 現在は日常生活でもギプスがいる状態で、痛みも消えない。吉井寛会長は「周りのみなさんには申し訳ない。今後は体力維持など、スタミナを落とさないための練習だけになる」。昨年12月の試合発表時に辰吉は「ええ1年にしたい」と初の8回戦挑戦を楽しみにしていたが、思わぬ新年のスタートとなった。

左手の負傷を説明する辰吉寿以輝の診断書(撮影・松本航)
左手の負傷による試合延期をわびる辰吉寿以輝(左)と大阪帝拳の吉井寛会長(撮影・松本航)

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辰吉寿以輝「ええ1年にしたい」17年は8回戦挑戦

17年2月9日に石橋俊と戦う初の8回戦に向けて気持ちを高める辰吉寿以輝(撮影・松本航)

 プロボクシング元世界王者辰吉丈一郎の次男寿以輝(20=大阪帝拳)が20日、大阪市内の所属ジムで初の8回戦挑戦を発表した。17年2月9日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で石橋俊(29=仲里)と54・5キロ契約8回戦を行う。寿以輝は6戦6勝(4KO)。石橋は31戦10勝(4KO)20敗1分け。

 初の8回戦決定にも、寿以輝の言動に大きな変化はなかった。前戦は東京・後楽園ホールに初登場し「ヤジが違った」と苦笑いしながらも、モンキー修平(大星)に5回TKO勝ち。試合後には「(父に)ボロクソに言われるでしょう」と覚悟を決めていたが「その日『疲れていたから寝かして』と言ったら、次の日には忘れていた。そんな怒られてないです」とケロリ。隣の吉井会長から「その辺のディフェンスはうまなっとんな」とツッコミが入り、ジム内は笑いに包まれた。

 晴れてA級に昇格し、迎える次戦。寿以輝は「警戒? 特にないですね。僕もパンチは強いんで倒します」と言い切る。「ええ1年にしたい」と語る17年初戦を、充実の戦いで飾る。

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