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白鵬が双葉山に思い馳せる、5年ぶりの大分・宇佐市

巡業中の稽古で土俵下で体を動かす白鵬


 横綱白鵬が、史上最長69連勝の記録を持つ元横綱双葉山に思いをはせた。5年ぶりに巡業を行った宇佐市は双葉山の出身地。敷地内に銅像が立つ会場で、子どもと相撲を取るなど地元市民と交流した。

 10年九州場所2日目に、現在は横綱の稀勢の里に63連勝で止められた当時を思い出し「大記録に挑んで7年たつ。子どもと稽古もでき、良い思い出に残る巡業になった」としみじみ話した。

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白鵬「懐かしい感じ」双葉山の出身地、宇佐市で巡業

巡業中の稽古で土俵下で体を動かす白鵬


 大相撲の冬巡業は7日、大分・宇佐市で行われた。同市は史上最長69連勝の記録を持つ、元横綱双葉山の出身地。会場の敷地内には銅像も建っており、巡業に参加した力士はこぞって銅像を撮影していた。

 10年九州場所で69連勝超えを期待されたものの、2日目に稀勢の里に敗れて歴代2位の63連勝で止まった横綱白鵬も「戦後は大鵬、戦前は双葉山といいますからね」と、大横綱に敬意を表し、特別な場所ととらえている様子だった。

 途中、子どもと相撲を取るなど、積極的に地元市民とも交流した。宇佐市を約5年ぶりに訪れた白鵬は「久しぶりだし、懐かしい感じですね。大記録に挑んでもう7年経つ。子どもと稽古もでき、良い思い出に残る巡業になった」と、満足そうに振り返っていた。

大分・宇佐市にある元横綱双葉山の銅像

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春日野親方「聞いていない」貴ノ岩の冬巡業休場理由

貴ノ岩(17年9月20日撮影)


 大相撲の冬巡業が、今日3日から始まる。参加する力士らは2日、福岡市から巡業地の長崎・大村市へバス移動した。元日馬富士関に暴行された平幕貴ノ岩の師匠、貴乃花親方(元横綱)に代わり、巡業部長代理を務める春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は、休場者13人を発表。貴ノ岩の休場理由について同部長は「まだ何も聞いていない」と困惑した表情を浮かべた。

 さらに、力士らに節度ある私生活を要求した。具体的に行動の制限は設けなかったが「襟を正してやらないといけない。私生活面も厳しくする」と宣言。酒席については「深夜はいただけない。度が過ぎたことはさせないように言っていく。常識のある範囲でね」と話した。

 暴行問題の現場にいた横綱白鵬、鶴竜、関脇照ノ富士らも姿を現した。しかし報道陣の質問には無言を貫き、バスの中でも表情は険しいままで、ピリピリムードが漂った。人気力士の休場や暴行問題など、不安が多い中で始まる巡業。春日野広報部長は「特別なことはやらなくていい。真剣にやってくれればお客さんにも伝わるから」と力士らの気持ちの入った稽古に期待した。

 ◆冬巡業休場者 稀勢の里、千代の国、千代翔馬、貴ノ岩、碧山、朝乃山、妙義龍、宇良、旭秀鵬、千代ノ皇、千代鳳、青狼、大成道。

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元横綱日馬富士のパネル撤去、4横綱時代消えた…

午前中は4体あった横綱のパネルが、午後には元日馬富士関のものが外され「3横綱」に


 4横綱時代が名実ともに消えた?

 両国国技館の敷地内に設置されていた4横綱の土俵入りや仁王立ちしている写真パネルが2日、暴行問題で引退した元横綱日馬富士関のものが撤去され「3横綱」のみとなった。

 この日午前中は、4横綱で変わりなかった(写真)が、午後になって撤去された(写真)。日本相撲協会関係者の話によれば、尾車事業部長(元大関琴風)ら協会執行部らの判断で外されたという。通常、力士の身分や待遇は、新番付が発表されるまでは直前の場所のままになる。たとえば、仮に九州場所でかど番だった大関が負け越し、初場所は大関陥落が決定的だったとしても、九州巡業などは「大関」の待遇のまま。ただ今回は既に元日馬富士関が引退届を提出し、受理されていることから、妥当な判断といえそう。稀勢の里の横綱昇進で3月の春場所から4横綱時代になったが、文字通り協会の「看板」が外された格好だ。

両国国技館内の敷地に設置された元横綱日馬富士関(左から2人目)ら4横綱のパネル

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初場所の前売り券を販売 暴行問題で人気影響懸念

来年初場所の前売り状況を示す両国国技館前のボードは赤色の「売切」でほぼ埋められた


 元横綱日馬富士関の暴行問題に揺れる中、大相撲初場所(来年1月14日初日、両国国技館)の前売り券発売が2日午前10時から始まった。

 同じ東京開催だった今年5月の夏場所の前売り販売は、午前10時の販売開始から1時間半で、15日間全日程の前売りチケットが完売。窓口販売を廃止し、インターネットや電話、コンビニエンスストア、各種プレイガイドでの扱いになった9月の秋場所は、さらに早まり約50分間で完売していた。この日も、人気の升席などは開始からほどなくして完売となったが、正午の時点で販売状況を表示した両国国技館前のボードには、平日のイス席Cなどに「残りわずか」の表示がともっていた。

 結局、午後2時半には完売となった。午後に完売がズレ込んだが、前回2回は、稀勢の里が横綱として臨む初の東京場所(夏場所)だったことや、復活をかける場所(秋場所)だったことで人気が定着したという側面も考えられ、一概に今回の暴行問題と絡めるには抵抗がある、という関係者の声もあった。

 今年は21年ぶりに、年間6場所の全90日間で満員御礼となる盛況の一年となった。入場券完売を意味する「札止め」も、九州場所3日目を除く89日間で記録。そんな折の暴行事件とあり、人気面への影響が懸念される。

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北勝富士は初の技能賞、隠岐の海4年半ぶり敢闘賞

北勝富士


 大相撲九州場所千秋楽の26日、福岡国際センターで三賞選考委員会が開かれ、各賞の受賞者が決まった。

 殊勲賞は、日馬富士と稀勢の里の2横綱と、高安の1大関を倒した西前頭筆頭の貴景勝(21=貴乃花)が2場所連続2度目の受賞となった。

 敢闘賞は、終盤まで優勝争いを演じた東前頭12枚目の隠岐の海(32=八角)が13年春場所以来4年半ぶり3度目の受賞が決まった。

 また、昭和以降で最年長での再入幕となった西前頭13枚目の安美錦(39=伊勢ケ浜)は、千秋楽で千代翔馬(26=九重)に勝って勝ち越せば、新入幕だった00年名古屋場所以来、2度目の受賞となる。

 技能賞には、同部屋の隠岐の海と並走して優勝争いに加わった西前頭3枚目の北勝富士(25=八角)が初めて獲得した。

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北勝富士、胸張る10勝目「今回は上位とやっている」

高安(左)に引き落としで勝利する北勝富士(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇12日目◇23日◇福岡国際センター


 北勝富士は高安に対して「ひと押しで結構(相手が)下がって『いける』と思った」と攻め込んでおいて引き落とした。

 夏場所に並ぶ自己最多10勝目だが「前の2桁勝利は(関脇以上の相手がおらず)下の方。今回は上位とやってるんで」。稀勢の里、豪栄道を加え1横綱2大関を破った喜びは大きい。明日14日目に来場予定の父と後援会会長に誕生日プレゼントを用意している孝行息子が、1差の2敗を守りV戦線に踏みとどまった。

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宝富士「殊勲賞もらえますか?」白鵬戦へ目キラッ

稀勢の里を下手投げで破り金星ゲットの宝富士(17年11月20日撮影)

<大相撲九州場所>◇12日目◇23日◇福岡国際センター


 平幕の宝富士(30=伊勢ケ浜)が3場所連続の勝ち越しを懸け、13日目に横綱白鵬と対戦する。9日目に横綱稀勢の里を破って金星を挙げており「明日勝ったら、殊勲賞もらえますかね?」とソワソワするようにつぶやいた。昨年名古屋場所では白鵬からの金星を含む10勝をマークしながら、敢闘賞だけに終わった。それだけに「明日勝てば、勝ち越し、懸賞もいっぱいある。最高ですよね」と目を輝かせた。

 この日は大栄翔を破り、稀勢の里戦から4連勝を飾った。決まり手は珍しい、相手が勝手に倒れたような形の「腰砕け」だった。「あれが自分の相撲なんですかね。何かいつも突き押しに我慢して、あんな風に決まっているような…」。照れくさそうに笑うが、白鵬戦は最近4番で2勝2敗。今場所2個目の金星は夢じゃない。

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北勝富士「勝ちにこだわった」分析ズバリで10勝目

豪栄道(左)に引き落としで勝利する北勝富士(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇12日目◇23日◇福岡国際センター


 平幕の北勝富士(25=八角)が大関高安を破り、今年夏場所以来自身2度目の10勝目を挙げた。立ち合いで強烈なかち上げを受けたが踏ん張り、タイミングよく引き落としを決めた。「ひと押しで(高安が)結構下がって『いける』と思った。足がそろっているのが見えたし、そのまま押したかったけど、勝ちにこだわったっすね」。対戦成績は先場所の不戦勝を除き、2戦2勝。この日の朝稽古後に「イメージですが、高安関は前の方が爆発力があったと思う」と話していたが、分析が正しかったことを証明した。

 2敗を守って、白鵬との1差をキープし、優勝戦線に踏みとどまった。同じ2敗に同部屋の東前頭12枚目隠岐の海がいる。番付は自分が西前頭3枚目で上だが、関脇経験者の兄弟子だ。「隠岐の海関はもともとが強いっすから。みんな『今場所はすごい』って言うけど、当たり前。(番付が)下位の人じゃないもん」。それでも、刺激になっていることは間違いない。「やっぱり負けたくないです。最後まで2人が(優勝争いに)残ってやれたら」。稀勢の里、豪栄道、高安と1横綱2大関を破って突入する残り3日間。兄弟子との平幕優勝争いも加わり、モチベーションは上がる一方だ。

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貴景勝「良かった」勝ち越し 2金星で上位の壁突破

玉鷲(右)に押し出しで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇12日目◇23日◇福岡国際センター


 西前頭筆頭の貴景勝(21=貴乃花)が、東前頭筆頭の玉鷲(33=片男波)を破って勝ち越した。互いに得意とする、押し相撲対決を制した。

 立ち合いで左に動いて意表を突いた。「覚えていない」と話すほど、がむしゃらに突いたり押したりした。玉鷲の強烈な突き押しを顔面にもらっても、ひるむことなく攻め続けて押し出した。10日目の松鳳山戦で切った上唇は大きく腫れていて、少ししゃべりにくそうに「良かったです」と一言で喜びを表現した。

 同じ番付だった名古屋場所では、5勝10敗と上位陣の壁にはね返された。しかし今場所は、日馬富士、稀勢の里を破る2金星などで、上位陣の壁を突破した。「名古屋の時は横綱、大関と当たるだけでうれしかった。今もうれしいけど、一生懸命やってきてよかったです」と素直に喜んだ。

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稀勢の里は休場で背水の陣…来年初場所に進退かける

下手投げで宝富士(後方)に敗れる稀勢の里(17年11月20日撮影)

<大相撲九州場所>◇10日目◇21日◇福岡国際センター


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が21日、日本相撲協会に「腰部挫傷、左足前距腓靱帯(じんたい)損傷で約1カ月間の安静加療を要す」との診断書を提出して休場した。4場所連続5度目の休場。

 9日目に平幕の宝富士に敗れ、ワースト記録に並ぶ1場所5個の金星を与え、4勝5敗と不振だった。横綱では鶴竜、日馬富士に続く休場で、昭和以降初の2場所連続3横綱不在となった。

 10日目の朝、福岡・大野城市の宿舎で師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が、稀勢の里の休場を明かした。「(前日20日夜に)『明日から休場してもいいですか』と話してきた。今朝も様子を見て相談した結果、休場せざるを得ないと判断した。足首も腰も、いろいろな所をかばって、痛みが引かずに力が入らない」と休場理由を説明した。

 春場所で負傷した左上腕付近はほぼ回復していたが、名古屋場所で痛めた左足首を場所前に悪化させていた。番付発表翌日の10月31日から2日続けて、大関高安相手に三番稽古を行った。3場所連続休場からの復活を印象づける激しい相撲で、仕上がりは順調そうに見えた。しかし、2日に落とし穴にはまった。突然、高安との三番稽古を中断して左足首にテーピングを施した。土俵に上がる前に外したが、11番取った後すぐに稽古場の裏に姿を消した。5分後には戻ってきたが、裏には大量の氷水が入ったバケツと椅子が用意されていた。アイシングをした後なのか、バケツの周囲はぬれていた。

 7日の二所ノ関一門の連合稽古も途中で切り上げ、翌8日は休んだ。「もともと休むつもりだった」と強がったが、実際は安静をとったとみられる。場所中も朝稽古や支度部屋で、左足首をしきりに自分の手でもんでいた。腰の負傷については左足首をかばううちに悪化した。

 同親方は来年初場所の出場について「それを目指して頑張る」と話したが、全休を含む4場所連続休場で、周囲から厳しい目で見られるのは必至。進退については「今はそんな余裕はない」と多くは語らなかった。ただ、4場所連続休場中の鶴竜、暴行問題で揺れる日馬富士も厳しい立場に立たされており、3横綱そろって進退問題浮上の可能性もある。春場所からの豪華4横綱時代が、早くも終わりの危機を迎えている。【佐々木隆史】

 ◆横綱の連続休場場所 年6場所制となった58年以降、最長は貴乃花が01年名古屋~02年名古屋まで全休した7場所連続休場。続いて6場所連続で柏戸、北の湖、武蔵丸の3人、5場所連続で大鵬がおり、稀勢の里の4場所連続休場は、今場所の鶴竜と並んで8例目(北勝海が2度)。4場所連続以上の休場明けで優勝したのは大鵬、柏戸、北勝海の3例だけで、4人が引退している。昭和以降に区切れば、3代目西ノ海が8場所連続で休場している。

横綱稀勢の里(2017年10月4日撮影)

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白鵬10連勝 稀勢には「前半良かったんじゃない」

上手投げで逸ノ城(右)を下す白鵬(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇10日目◇21日◇福岡国際センター


 白鵬は巨漢逸ノ城を落ち着いて料理し10連勝。左から張って右四つに組み止め、体を開きながらの上手投げで仕留めた。「いいタイミングだった」と勝負どころに納得顔。

 慣れっこの“1人横綱”も「残り5日間、結びで締めるだけです」と貫禄を漂わせた。平幕2人に2差をつけ40度目Vに視界良好。稀勢の里の休場には「前半は良かったんじゃないかな」と話した。

全勝を守り笑顔の白鵬(撮影・岡本肇)

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白鵬10連勝「結びで締めるだけ」1人横綱動揺なし

全勝を守り笑顔の白鵬(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇10日目◇21日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)が、西前頭4枚目逸ノ城(24=湊)を下して、唯一無傷の10連勝した。

 立ち合いで右四つに組むも巨漢の逸ノ城を、簡単には攻め落とすことはできなかった。組み合ったまま土俵中央で静止したが、流れるように差し手を抜いて体を開きながら左上手投げで転がした。「いいタイミングだった」と自画自賛した。

 この日、横綱稀勢の里の休場が決まり、今場所は1人横綱となった。「残り5日間、結びで締めるだけ。初めてやる訳ではない。責任は同じですから」と、いまさら動揺はなかった。

上手投げで逸ノ城を下した白鵬(撮影・菊川光一)

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白鵬が無傷10連勝、稀勢の里は休場 九州場所

白鵬

<大相撲九州場所>◇10日目◇21日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)は、前頭4枚目逸ノ城(24=湊)を下し、無傷の10連勝とした。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、4勝5敗で迎えたこの日から休場となった。

 大関豪栄道(31=境川)は、関脇御嶽海(24=出羽海)に突き落とされ7勝3敗となった。

 かど番の大関高安(27=田子ノ浦)は、小結琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)をはたき込み7勝3敗とした。

 39歳で再入幕の前頭13枚目安美錦(伊勢ケ浜)は、同11枚目碧山(31=春日野)を押し出し7勝3敗。人気力士の前頭9枚目遠藤(27=追手風)は同5枚目荒鷲(31=峰崎)を寄り切り7勝3敗とした。

 10日目を終え勝ちっ放しは白鵬ただ1人、2敗で前頭3枚目北勝富士(25=八角)、同12枚目隠岐の海(32=八角)が続いている。

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稀勢の里休場「腰部挫傷、左足前距腓靱帯損傷」

横綱稀勢の里の休場について報道陣に話す田子ノ浦親方(撮影・菊川光一)


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が21日、九州場所10日目のこの日から休場することを決めた。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が明かしたもので「腰部挫傷、左足前距腓靱帯(じんたい)損傷」により、約1カ月間の安静加療を要するという診断書を提出した。

 稀勢の里は前日の9日目に、東前頭5枚目の宝富士(伊勢ケ浜)に敗れて今場所5つ目、3日連続で金星を献上し、4勝5敗と黒星を先行させていた。これで4場所連続休場となる。

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宝富士が稀勢の里の異変指摘「仕切りがいつもより」

稀勢の里を下手投げで破り金星ゲットの宝富士(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇9日目◇20日◇福岡国際センター


 宝富士が14連敗中だった稀勢の里から金星を奪った。左下手を引かれたが耐え、土俵際で捨て身の投げを決めた。

 「上手をとられなかったのが大きかった」と言い、不調の横綱を「仕切りがいつもより早かったような…」と振り返る。多くの懸賞に「24本でしょ? 数えました」と“自己申告”。3個目金星は鶴竜、白鵬に続くもので「当たれる横綱全員から取れたのがうれしい」。

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稀勢の里が休場「力入らない」進退問題浮上可能性も

下手投げで宝富士(後方)に敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が九州場所10日目の21日から休場することになった。

 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が「左足首と腰を痛め、ほかにもいろいろなところをかばって、痛みが引かずに力が入らない。申し訳ないが休場します」と明かした。稀勢の里の休場は4場所連続5度目となり、次の出場場所で進退問題が浮上する可能性も出てきた。

 稀勢の里は7月の名古屋場所で左足首を負傷して途中休場。9月の秋場所を全休し、今場所で再起を懸けていた。しかし、史上最多タイとなる1場所5個の金星を配給。前日に宝富士に敗れた後、稀勢の里は自ら師匠に「すみません。明日から休場してもいいですか」と申し出たという。

 田子ノ浦親方は「(これまで)3場所休場しているけれども、結果を出したり、努力をしてきたが、思うように回復できていなかった。本人の考えと違う結果が出ている。結果を真摯(しんし)に受け止めて、次の場所につなげたい」とした。九州にとどまって治療を行う方針。

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稀勢の里ワーストタイ、無念の1場所5個の金星配給

下手投げで宝富士(後方)に敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇9日目◇20日◇福岡国際センター


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、東前頭5枚目宝富士に負けて、今場所5個目の金星を配給した。1場所で5個の金星配給は、01年秋場所の武蔵丸に並ぶワースト。秋場所の日馬富士以来となる3日連続の配給で、自身9個目となった。3場所連続休場からの復活どころか、4場所連続休場の可能性も出てきた。横綱白鵬は、平幕の千代の国を下して唯一の全勝キープで、40度目の優勝に前進した。

 前のめりに倒れて両手と両膝を土俵上につけた稀勢の里は、すぐには立ち上がれなかった。3日連続、今場所5個目の金星配給。4勝5敗と黒星が先行した現実を、受け止めるには時間を要した。

 立ち合いで左四つになり、盤石の体勢をつくった。あとは寄り切るだけ。誰もがそう思ったが、ここから寄り切れない。土俵際に追い込もうにも、あと1歩足りない。四つに組んだまま静止すること15秒。先に仕掛けた。土俵際に追い込んだ。しかし、宝富士のまわしをつかんだ左手が、離れた瞬間だった。体を開いた相手の、捨て身の下手投げにもろくも崩れた。

 何をやっても、うまくいかない。宝富士とは過去17番取って、1度しか負けたことがなく、合口は良かった。16勝中14勝は寄り切りで、勝利のイメージは頭の中にあったはずだが、土俵を先に割ったのは自分のほうだった。支度部屋で髪を結ってもらう間、報道陣の質問には「うーん」と答えるのが精いっぱい。表情は険しいままだった。

 稀勢の里と同じ3場所連続休場から、明けた89年初場所で優勝した八角理事長(元横綱北勝海)は「やっぱり焦る。負けるだけに焦る。焦ることは1つもないのに」と横綱の気持ちをくんだ。続けて「明日頑張れる気力を出すのがどれだけ大変か。横綱の責任。苦しいけど頑張るしかない」とエールを送った。

 今日平幕の千代の国に負けて4日連続金星配給となれば、31年春場所の宮城山以来86年半ぶりの不名誉となってしまう。日馬富士の暴行問題で周囲は騒がしい中、相撲に集中できるか。負の連鎖を止められるのは、自分自身しかいない。【佐々木隆史】

 ◆1場所5個の金星配給 優勝制度確立以降、01年秋場所の武蔵丸以来2人目で最多タイ。武蔵丸は4日目に琴光喜、6日目に朝青龍、7日目に海鵬、9日目に玉春日、11日目に栃乃洋に敗れた。ただ貴乃花の全休による1人横綱で、4大関のうち3大関の途中休場もあり皆勤出場。結果、残る大関は同部屋の武双山だったこともあり、横綱、大関戦がないまま9勝6敗で終えた。

1場所4個以上の金星配給

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稀勢の里がワーストタイ1場所5個目の金星配給

下手投げで宝富士に敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、東前頭5枚目宝富士に負けて、今場所5個目の金星を配給した。1場所で5個の金星配給は、01年秋場所の武蔵丸に並ぶワーストタイ。秋場所の日馬富士以来となる3日連続の配給で、自身9個目となった。3場所連続休場からの復活どころか、4場所連続休場の可能性も出てきた。

 ◆1場所5個の金星配給 優勝制度確立以降、01年秋場所の武蔵丸以来2人目で最多タイ。武蔵丸は4日目に琴光喜、6日目に朝青龍、7日目に海鵬、9日目に玉春日、11日目に栃乃洋に敗れた。ただ、貴乃花の全休による1人横綱で、4大関のうち3大関の途中休場もあって皆勤出場。結果、残る大関は同部屋の武双山だったこともあり、横綱、大関戦がないまま9勝6敗で終えた。

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白鵬無傷9連勝、稀勢の里3連敗で5敗目 九州場所

全勝を守った白鵬

<大相撲九州場所>◇9日目◇20日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)は、前頭4枚目千代の国(27=九重)を上手出し投げで下し無傷の9連勝とした。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、前頭5枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に土俵際で下手投げを食らって4勝5敗と負けが1つ先行した。

 大関豪栄道(31=境川)は、関脇嘉風(35=尾車)を土俵際、逆転で送り出して7勝目、嘉風は4勝5敗。

 かど番の大関高安(27=田子ノ浦)は、関脇御嶽海(24=出羽海)をはたき込んで6勝目、御嶽海は5勝4敗となった。

 再入幕の前頭13枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)は、同9枚目大栄翔(24=追手風)に押し出され6勝3敗となった。

 1敗の前頭4枚目逸ノ城(24=湊)は同7枚目大翔丸に押し出しで敗れ、同12枚目隠岐の海(32=八角)も同14枚目琴勇輝(26=佐渡ヶ嶽)に引き落とされ2敗目を喫した。同5枚目荒鷲(31=峰崎)も、同2枚目栃煌山(30=春日野)に肩透かしを食らい、1敗の3力士が全て敗れた。

 9日目を終え勝ちっ放しは白鵬ただ1人、2敗で豪栄道、前頭3枚目北勝富士(25=八角)、前頭筆頭玉鷲(33=片男波)、荒鷲、逸ノ城、隠岐の海が続いている。

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稀勢の里、金星4個献上に上の空「あ~そうですね」

逸ノ城(右)に敗れ4敗目、うつむく稀勢の里(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇8日目◇19日◇福岡国際センター


 稀勢の里が逸ノ城に寄り切られ、今場所4個目の金星を許した。立ち合いから本来の力強さが感じられず、圧力負けするようにずるずる力なく後退。そのまま土俵を割った。横綱らしからぬ惨敗に支度部屋でも元気なし。「立ち合いで受けてしまった?」との質問に「あ~、そうですね…」と消え入るような声で答えただけで、後は無言だった。

 この日の朝稽古後は上機嫌だった。大野城市にある宿舎で「まあここからです。初日と思ってやるだけ。本当に今日からという気持ちしかない」と笑顔を絶やさなかったが…。

 横綱が1場所で金星を4個許したのは、先場所の日馬富士に続く17度目の不名誉。朝のご機嫌ぶりがウソのように、取材の輪が解けた後は、何か考え込むようにうつむいたまま座り込んでいた。

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逸ノ城「モンゴルの怪物」が復活、減量や~めたワケ

稀勢の里(手前)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇8日目◇19日◇福岡国際センター


 モンゴルの怪物が戻ってきた。西前頭4枚目の逸ノ城(24=湊)が横綱稀勢の里を寄り切り、昨年夏場所以来4個目の金星を獲得した。中日8日目を1敗で折り返すのは新入幕で優勝争いを演じた14年秋以来の快進撃だ。稀勢の里は今場所4個目の金星配給となる4敗目。横綱白鵬は自身の最多記録を更新する44度目のストレート勝ち越しを果たした。全勝はただ1人で、1敗で逸ノ城ら平幕3人が追う。

 けんか四つ。横綱の左を封じて差し手争いで勝ったのは逸ノ城だった。先に突き放し、もろ差しになったのも逸ノ城だった。体重205キロの体で前に出る。稀勢の里に力なく土俵を割らせた。だから、第一声は「びっくりした。いつもの横綱じゃなかった」。では、金星にも複雑な心境か-。その問いに「勝ちは勝ちなんで」と無邪気に笑った。

 1敗で折り返すのは13勝した新入幕以来。「モンゴルの怪物」と呼ばれた当時は、試みるダイエットになぜか反比例して、体重が214キロまで増えた。その重さが昨年夏、腰に激痛を走らせた。左半身がしびれ、真っすぐに歩けない。痛みで食事どころでなく、体重も本格的に減らした。「昼は茶わん半分。夜は食べない」。大好きな菓子もなし。186キロにまで減った。

 軽ければ動ける-。それは勘違いだった。「やせればいいもんだと思っていた。やせたけど筋肉もなくなった。力が出ない」。思うように勝てず、ストレスもたまる。だから、減量はや~めた。「肉はたくさん食べた。ステーキなら1キロほど。もうちょいいけるけど、これくらいがいい。甘い物も食べたいときは普通に食べる」。ただ、間食はしない。メリハリ重視。だから、体重は変動しない。筋肉のよろいを戻した「この体重がベスト」と言った。

 稀勢の里とは、初優勝を決められた初場所以来の対戦。あれから「自分が一番若いと思っていたら、自分より若手が上で活躍している」。その悔しさを原動力に、年始めの借りを年納めで返した。逸ノ城には、やっぱり200キロ超の体が似合う。【今村健人】

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稀勢の里が4個目金星配給 支度部屋で無言…動けず

逸ノ城(右)に為す術なく敗れ、腰に手を当てうつむく稀勢の里(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇8日目◇19日◇福岡国際センター


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が今場所4個目の金星を許した。6勝1敗と好調な逸ノ城に立ち合い負けすると、そのまま後退し、力なく土俵を割った。

 横綱の金星配給1場所4個は、先場所の日馬富士以来17度目のケース。不名誉な記録と、最悪の負け方ということもあってか、支度部屋ではほぼ無言。取材陣の輪がとけると、力なくうつむき、しばらく動こうとしなかった。

逸ノ城に寄り切りで敗れた稀勢の里(撮影・栗木一考)

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北勝富士「力負け」白鵬に敗れ2日連続金星ならず

北勝富士(右)を寄り切りで破り8連勝の白鵬(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇8日目◇19日◇福岡国際センター


 西前頭3枚目北勝富士(25=八角)が、横綱白鵬の牙城に跳ね返された。前日18日の稀勢の里戦から2日連続の金星奪取を狙ったが、寄り切りで敗れた。

 立ち合いで左手を前に出しながら、左に動いた横綱についていけず、まわしを許した。「体をズラしてくる当たりは頭にあったけど、本当に…」。今年の名古屋場所に続いて2戦2敗。「自分の当たりを嫌がってくれてのことなら、収穫と考えることもできますが…。力負けですね。これから何十回と対戦できるわけじゃない。何とか勝ちたいですね」と“三度目の正直”目指して切り替えていた。

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白鵬ストレート給金、1敗で逸ノ城ら、稀勢4敗目

4敗目を喫し、首をひねりながら引き揚げる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇8日目◇19日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)が無傷の8連勝で中日を折り返した。1敗の前頭3枚目北勝富士(25=八角)を危なげなく寄り切った。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、前頭4枚目逸ノ城(24=湊)に寄り切られ4勝4敗。逸ノ城は7勝1敗。

 大関豪栄道(31=境川)は、前頭4枚目千代の国(27=九重)を押し出し6勝2敗。かど番の大関高安(27=田子ノ浦)は、関脇嘉風(35=尾車)に突き落とされ5勝3敗となった。

 前頭13枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)は、人気力士の同9枚目遠藤(27=追手風)に押し出され、6勝2敗となった。遠藤は5勝3敗。

 優勝争いは8日目を終え、勝ちっ放しで白鵬、1敗で逸ノ城、前頭5枚目荒鷲(31=峰崎)同12枚目隠岐の海(32=八角)が続いている。

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稀勢の里「またここから」朝稽古後笑顔で取材応対

前日18日、北勝富士に完敗しぼう然とする稀勢の里


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が19日、福岡・大野城市の部屋で稽古を行った。

 現在、福岡国際センターで行われている九州場所では、4勝3敗と波に乗り切れていない。前日7日目も、西前頭3枚目の北勝富士に寄り切られて敗れたが、稽古後、後援者に調子はどうですかと問われると「まあ、まあ、まあ」と、笑顔で返す場面もあった。

 その後、報道陣の取材にも応対。日馬富士の暴行が発覚以来、朝稽古後は取材に応じていなかったが、この日は笑顔を振りまきながら「またここから、初日と思ってやりたい」などと話した。浴衣を羽織っただけの姿で、屋外で取材対応していただけに、最後は「長くなると風邪ひくから」と自ら切り上げ、最後まで笑顔を見せていた。

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稀勢の里踏ん張れない…7日目の3敗に大きなため息

北勝富士に寄り切られる稀勢の里(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇7日目◇18日◇福岡国際センター


 稀勢の里は初顔合わせの北勝富士に寄り切られ今場所3個目の金星配給で3敗目を喫した。

 7日目まででの3敗は6日目から途中休場した7月の名古屋場所以来。波に乗れない今場所は上体が起きて腰が高く、踏ん張れない。問いかけに口を開くことはなく、まげを結い直した後に、大きなため息をついただけだった。

北勝富士に完敗しぼう然とする稀勢の里(撮影・岡本肇)

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北勝富士、稀勢に続き白鵬から金星ならV戦線トップ

稀勢の里(右)を寄り切りで破る北勝富士(撮影・岡本肇)

<大相撲九州場所>◇7日目◇18日◇福岡国際センター


 西前頭3枚目北勝富士(25=八角)が、初顔合わせの横綱稀勢の里から金星を奪った。頭をつけ、横綱得意の左からの攻めを封じ、こん身の寄り切り。名古屋場所の鶴竜、秋場所の日馬富士に続く3場所連続3個目の金星だ。幼少時から憧れた「強い人」を破って1敗キープ。今日19日の中日は、ただ1人全勝キープの横綱白鵬が相手。全横綱からの金星を狙う。

 北勝富士が稀勢の里の胸に頭をつけ、離れない。横綱の左差しを懸命に封じ、下から全力で押し続けた。「重かったッス。何回もダメだと思って心が折れそうになって、苦しくて。でも最後に横綱が慌ててくれて…」。寄り切りで手にした金星を、支度部屋で振り返る時も息は上がったままだった。

 「僕は昔から弱かったから、研究を大事にしてきた」。幼少時は親が撮ったビデオを見た。テレビの大相撲中継もいろんな力士を見て、学んだ。「強い人。連勝中の白鵬関に勝ったり、立ちはだかって、肝心なところで場所を面白くしてくれる人」が稀勢の里だった。「どっしり構える、横綱相撲。後の先です」と、映像で教えてもらった。

 前夜は横綱の今場所6番を全部見てイメージを高めた。ただし時間は10分ほど。「あとは切り替えて」。大好きなお笑いコンビ、07年M-1王者サンドウィッチマンのネタをスマホ動画で見て、リフレッシュした。

 名古屋場所で鶴竜を押し出し、秋場所で日馬富士を寄り切り、3場所連続でしかも違う横綱から金星を手にした。「前の2番と違って(力を)出し切ったし、内容も覚えてる。3回目だし(うれし)涙はいいです」。もう偶然じゃない。必然だ。その証拠に7日目を終えての1敗キープは自己最高ペース。今日の中日は白鵬戦。初対戦の名古屋場所では送り出しで屈した。4横綱総なめの4個目金星になれば、北勝富士はV戦線でもトップに並ぶ。【加藤裕一】

 ◆北勝富士大輝(ほくとふじ・だいき)1992年(平4)7月15日生まれ、埼玉・所沢市出身。本名は中村大輝。小4から相撲を始め埼玉栄高3年で高校横綱、日体大2年で学生横綱。八角部屋から15年春場所で初土俵。16年九州場所の新入幕を機にしこ名を大輝から改名。師匠の八角親方(元横綱北勝海)が現役時代の師匠、北の富士勝昭氏(元横綱)にちなむ。家族は両親と兄、姉。185センチ、160キロ。

稀勢の里を破った北勝富士は記者の質問に笑顔を見せる(撮影・今浪浩三)

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北勝富士「慌ててくれて」稀勢の里撃破を振り返る

稀勢の里を破った北勝富士は記者の質問に笑顔を見せる(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇7日目◇18日◇福岡国際センター


 西前頭3枚目北勝富士(25=八角)が横綱稀勢の里を初顔合わせで破り、1敗を守った。

 「重かったっす。何回もダメだと思って、心が折れそうになって、苦しくて。でも、横綱が最後に慌ててくれて」。横綱得意の左差しを必死で封じながら、頭をつけ続け、寄り切った。

 名古屋場所の鶴竜、秋場所の日馬富士に続き、3場所連続3個目の金星を手にした。「前の2個より(力を)出し切ったし、取り口を覚えています。うれし涙は3個目だから、いいですよ」とニッコリ。19日の中日は白鵬との対戦。勝てば4個目の金星だけでなく、自力で優勝争いのトップに並ぶ。

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白鵬7連勝、稀勢の里は好調北勝富士に敗れ3敗目

白鵬

<大相撲九州場所>◇7日目◇18日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を目指し、単独首位に立つ横綱白鵬(32=宮城野)が7連勝を飾った。立ち合いで小結阿武咲(21=阿武松)を張って、最後は突き落とした。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、前頭3枚目北勝富士(25=八角)に敗れ4勝3敗となった。北勝富士は6勝1敗。

 大関豪栄道(31=境川)は、前頭3枚目松鳳山(33=二所ノ関)に押し出され連敗、5勝2敗となった。かど番大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭4枚目千代の国(27=九重)を押し出し5勝2敗とした。

 39歳で再入幕の前頭13枚目安美錦(伊勢ケ浜)は、38歳の同13枚目豪風(尾車)とのベテラン対決にはたき込みで勝利し、6勝1敗とした。人気力士の前頭9枚目遠藤(27=追手風)は、6枚目千代翔馬(26=九重)を肩透かしで下し、4勝3敗とした。

 7日目を終え勝ちっ放しは白鵬、1敗で北勝富士、前頭4枚目逸ノ城(24=湊)同5枚目荒鷲(31=峰崎)同12枚目隠岐の海(32=八角)、安美錦が続いている。

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