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遠藤痛っ筋断裂で右腕手術も 全休なら三役陥落確実

遠藤(2018年3月25日撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 新小結遠藤(27=追手風)が7日目の19日、「右上腕二頭筋遠位部断裂にて約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。6日目の御嶽海戦で負傷した。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「肘に近いところの断裂。どこで(どの場面で)切れたかは分からない」と説明した。

 7日目を終えて3勝4敗で、このまま休場が続けば三役陥落が確実。しかし同親方は「2、3日は様子を見るつもり。週明けの月曜日あたりが出るか出ないかの判断のめど。痛みを我慢できるか」と再出場の可能性を示唆した。一方で「手術するなら早めにしないといけない。完全に断裂している」とも話した。手術となれば数場所連続休場の可能性も出てくるだけに、慎重な判断が必要となる。今場所の十両以上の休場者は横綱稀勢の里、大関高安に続き3人目となった。

御嶽海の上手出し投げで敗れた遠藤(2018年5月18日撮影)

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遠藤が右腕負傷で休場 師匠「手術するなら早めに」

御嶽海の上手出し投げで敗れた遠藤(2018年5月18日撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 西小結の遠藤(27=追手風)が、夏場所7日目から休場することが決まった。「右上腕二頭筋遠位部断裂」で約3週間の加療を要する見込みとの診断書を提出した。小結御嶽海に敗れた前日6日目に受傷した。診断書には、治療方針決定後に治療期間が変更になる可能性もあると、併せて記されている。

 師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「肘に近いところの断裂。1日、2日で痛みがどうなるか。現状では本人と話していないので、何とも言えない。痛みを我慢できるのか。つなげるものはつなげないと。手術するなら早めにしないと」と話した。痛めたのは御嶽海戦といい、師匠は「本人もどこで痛めたのか分からない。昨日、差してはたかれた時なのか」と続けた。

 三役の今場所は6日目まで3勝3敗だった。遠藤の休場は、昨年7月の名古屋場所以来5度目。今場所の十両以上の休場者は横綱稀勢の里、大関高安、十両照ノ富士に続いて4人目。

 7日目に遠藤と対戦する予定だった関脇栃ノ心は不戦勝となる。大関昇進を目指す栃ノ心は6日目まで6連勝で単独トップに立っており、思わぬかたちで勝ち星を重ねることになった。

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遠藤が右上腕二頭筋遠位部断裂で休場 3週間の加療

遠藤(18年5月撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 西小結の遠藤(27=追手風)が、夏場所7日目から休場することが決まった。

 「右上腕二頭筋遠位部断裂」で約3週間の加療を要する見込みとの診断書を提出した。小結御嶽海に敗れた前日6日目に受傷した。診断書には、治療方針決定後に治療期間が変更になる可能性もあると、併せて記されている。

 新三役の今場所は6日目まで3勝3敗だった。遠藤の休場は、昨年7月の名古屋場所以来5度目。今場所の十両以上の休場者は横綱稀勢の里、大関高安、十両照ノ富士に続いて4人目。

 7日目に遠藤と対戦する予定だった関脇栃ノ心は不戦勝となる。大関昇進を目指す栃ノ心は6日目まで6連勝で単独トップに立っており、思わぬかたちで勝ち星を重ねることになった。

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休場稀勢の里へ「自信持って」次場所で進退問わぬ?

観戦する横綱審議委員会の北村委員長(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇5日目◇17日◇東京・両国国技館


 北村委員長を含む横綱審議委員会(横審)の委員6人がこの日、本場所総見として観戦した。

 横綱稀勢の里が今場所休場を発表した11日に、同委員長は「覚悟を持って次場所に備えてほしい」とのコメントを発表。7月の名古屋場所で進退を問うと受け取ることができる内容だったが、この日「次に出てくる時には、しっかり自分を整えて自信を持って出てほしい。次どうなら(横審として)どうするではない」と話した。「次場所」は名古屋場所に限らず、しかも進退を問うとは限らないと説明した。

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連覇目指す鶴竜が白星発進、白鵬も白星 夏場所

遠藤を下した鶴竜は多くの懸賞金を両手で受け取り息を吐く(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館


 初の2場所連続優勝を目指す横綱鶴竜(32=井筒)は新三役の小結遠藤(27=追手風)を下し、白星発進した。2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)を押し出した。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭筆頭魁聖(31=友綱)を寄り切った。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭二枚目松鳳山(34=二所ノ関)を寄り切った。関脇逸ノ城(25=湊)は前頭二枚目阿炎(24=錣山)を押し出した。

 十両以上の休場は、7場所連続となった横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)と大関高安(28=田子ノ浦)の2人。

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遠藤「気が引き締まります」初土俵祭りに神妙

土俵祭りに臨む遠藤は開始より早めに到着し席に座る(撮影・小沢裕)


 大相撲夏場所(東京・両国国技館)は今日13日、初日を迎える。

 新三役の小結遠藤が12日、三役以上の力士だけが出席する土俵祭りに初めて参加した。休場の稀勢の里、高安を除く7人の末席に加わり、神妙な面持ちで、土俵を清める神事を見守った。「気が引き締まります。いいもんですね」。初日は鶴竜を相手にいきなり結びの一番で相撲をとる。「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。

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白鵬3場所ぶり優勝へ「千秋楽までやり切るだけ」

土俵祭りに臨む、左から栃ノ心、白鵬、鶴竜。手前左から八角理事長、藤島親方(撮影・小沢裕)


 大相撲夏場所(東京・両国国技館)は今日13日、初日を迎える。

 2場所連続休場から復活を目指す白鵬が、7場所連続休場の稀勢の里の分まで横綱の責任を背負い土俵に上がる。12日の土俵祭り後、稀勢の里休場について「その分、頑張りたいなと思う。託されたというのかな」としみじみ。「ケガというのは目に見えないもの。横綱というのは休める地位。完全に治してからね」とエールを送り、3場所ぶりの優勝へ「千秋楽までやり切るだけ」と気合を入れた。

土俵祭りに臨む、手前左から栃ノ心、白鵬、鶴竜(撮影・小沢裕)

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栃ノ心「勝つ気持ちだけ」夢の優勝額の下で大関獲り

優勝額贈呈式に臨む鶴竜(左)と栃ノ心(撮影・小沢裕)


 大相撲夏場所(東京・両国国技館)は今日13日、初日を迎える。大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は12日、同所で土俵祭り、初優勝を飾った初場所の優勝額贈呈式に出席した。優勝額は国技館の天井四方に飾られる。13年初場所以降の優勝力士による32枚の中の1枚だけに「夢でした」と大感激。もう1人の自分の前で大関とりの条件になりそうな10勝以上、そして2度目の優勝を狙う。

 192センチの大男が自分の写真を見上げた。「思ってたより、でかいね」と言い、栃ノ心が笑う。縦3メートル超、横2メートル超。初の賜杯を抱いた初場所の優勝額は国技館内、天井の東側に飾られる。13年初場所から春場所まで32場所の優勝力士だけの名誉で、白鵬、引退した日馬富士、鶴竜、稀勢の里、豪栄道、琴奨菊、照ノ富士、そして自分だけだ。「夢でした。みんな、夢なんじゃないかな」と感激を隠せなかった。

 大関昇進の目安は「直近3場所を三役で計33勝以上」とされる。栃ノ心は初場所14勝、春場所10勝。数字上の条件は9勝以上で満たせるが、初場所が西前頭3枚目の平幕だった点を思えば、何としても10勝以上は欲しい。春場所13日目の正代戦で痛めた右肩の影響で完璧な仕上がりではないが「大丈夫です。下半身はいい感じだし」と言い、戦闘態勢は整った。

 初日は東前頭2枚目松鳳山戦。初場所14日目に優勝を決めた相手だ。「やってみないとわからないけど、勝つ気持ちしかないです。写真を見ると気合が入る。1月場所を思い出して、思い切りぶつかりたい」。ハリウッド俳優ニコラス・ケイジ似の男は、額の写りも「いいんじゃない?」とご満悦。もう1人の自分に見守られ、勝負の土俵に上がる。【加藤裕一】

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白鵬「託されたというのがある」稀勢の里の分まで

土俵祭りに臨む、左から栃ノ心、白鵬、鶴竜。手前左から八角理事長、藤島親方(撮影・小沢裕)


 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)が12日、東京・両国国技館で行われた土俵祭りに参加し、翌日13日に初日を迎える大相撲夏場所(両国国技館)へ意気込んだ。「いよいよですね。稽古を十分にやったつもりですから。出し切って千秋楽までやるだけです。後で結果はついてくる」と自信をのぞかせた。

 7場所連続休場となった横綱稀勢の里については「ケガというのは目には見えないものだからね。横綱というのは休める地位でもある。完全に治してというのがあると思う」と、同じ地位の先輩としてアドバイスを贈った。その上で「託されたというのがある。その分、頑張りたいなと思う」と、稀勢の里の分まで横綱の責任を背負って土俵に上がる。

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休場稀勢の里に「次は大事」“柏鵬”のように復活を

8日の二所ノ関一門の連合稽古で険しい表情を見せる横綱稀勢の里


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の休場を決めた。11日、両国国技館で行われた取組編成会議に、左大胸筋痛で「約1カ月激しい運動を制限する」との診断書とともに休場を届け出た。年6場所制となった1958年(昭33)以降の横綱では、貴乃花と並ぶ最長タイの7場所連続休場。横綱審議委員会(横審)の北村正任委員長が「覚悟を持って」と再起を促すなど、唯一の日本出身横綱に逆風が吹き始めた。

 7場所連続休場のワースト記録に並び、稀勢の里の周辺が騒がしくなってきた。横審の北村委員長は「体調不十分であればやむをえない。覚悟を持って次場所に備えてほしい」と、従来よりも強いトーンで再起を促すコメントを発表。先場所までは“次の次”の出場場所まで進退を問わず、治療を優先してほしい趣旨の話をしていた。それがこの日は一転して「次」と前倒しして「覚悟を持って」と厳しい論調に変化した。

 3日の横審稽古総見で、稀勢の里は三役以上の申し合いで3勝5敗と振るわなかった。稽古後、岡本委員は「弱いな」と一刀両断。山内委員は「不安を感じる」と話し、宮田委員も「(他の横綱と)互角にやってもらいたい」と、現状では白鵬や鶴竜よりも1段階、力が劣るとの認識を示していた。その後の稽古で上積みもなく、この日の北村委員長のコメントと合わせ、夏場所後の横審定例会では進退の話題となる可能性もある。

 これまでは取組編成会議前日に、出場の可否を明言していた。それが同会議当日早朝に、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)に促される形で休場を受け入れた。師匠は涙を流しながら「責任感の強い男ですから場所に出るつもりでやってきましたが、思うような相撲が取れなかった。本人も休場せざるを得ないと分かっていた。最後は『はい休場します』と言っていた」と明かした。

 暗い話題が続くが、復活の可能性がないわけではない。大鵬は5場所連続休場後に6度、柏戸は6場所連続休場後に3度優勝している。いずれも名横綱。稀勢の里が後世に名を残す先人のようによみがえるのか、失速したままなのか。「次は大事な場所になる」。この日語った田子ノ浦親方の言葉が、日に日に重みを増していく。【高田文太】

<横審委員のコメント>

 ◆矢野弘典 しっかりと治した方がいい。中途半端に出るのは良くない。何場所連続(休場)とか数字にはこだわらなくていい。次に出場した場所は責任が重い。鶴竜も何場所も続けて休み、優勝して立ち直った。稀勢の里にもそれを期待したい。

 ◆都倉俊一 久しぶりの日本人横綱の期待が大きいだけに7場所(連続)休場は残念。体を治さなければ横綱らしい土俵を務められないだろうし、世間の見る目はもっと厳しくなるだろう。治すためであれば数場所の休場もやむを得ないと思う。

5場所以上連続休場した横綱

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貴乃花親方、心機一転の審判部「またあらためて」

取組編成会議を終え稀勢の里の休場について私見を述べる貴乃花親方


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の休場を決めた。11日、両国国技館で行われた取組編成会議に、左大胸筋痛で「約1カ月激しい運動を制限する」との診断書とともに休場を届け出た。

 稀勢の里と同じ長期休場を経験した身として貴乃花親方(元横綱)は当事者しか知り得ない心情を察した。この日午前、両国国技館で復帰した審判部の取組編成会議に出席後「焦らず治した方がいい。万全にして」と話し、休場中は「体を動かした方がいい」と精神面の安定を求めた。復帰した職場には「以前もやっている。またあらためて」と心機一転の心境を口にした。

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高安も休場、唇かみ左腕が「思ったより長引いてる」

休場が決まり、報道陣の質問に答える高安(撮影・高田文太)


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の休場を決めた。11日、両国国技館で行われた取組編成会議に、左大胸筋痛で「約1カ月激しい運動を制限する」との診断書とともに休場を届け出た。

 稀勢の里の弟弟子の大関高安も「左上腕三角筋部分断裂で約3週間の安静と加療を要する」との診断書とともに、休場を届け出た。7日の二所ノ関一門連合稽古で痛めた箇所でこの日、部屋を訪れた高安は「100%の相撲が取れないので大事を取って。本当は出たい気持ちがあった。思ったより長引いている」と唇をかんだ。夏場所は「回復具合による」と、わずかな途中出場の可能性にかける。

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北村委員長、稀勢の里休場に「覚悟持って次場所に」

北村正任委員長


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の休場を決めたことを受けて、横綱審議委員会(横審)の北村正任委員長が11日、コメントを発表した。

 6場所連続休場中だったこれまでよりも厳しめのトーンで「体調不十分であればやむをえない。覚悟を持って次場所に備えてほしい」とのコメント。夏場所千秋楽翌日の今月28日には、横審の定例会合が行われる予定で、そこでも稀勢の里について話し合われるものとみられる。

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八角理事長、稀勢の里休場に「体調を万全に整えて」

八角理事長(18年2月撮影)


 大相撲夏場所(13日初日、東京・両国国技館)を横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が休場することについて、八角理事長(元横綱北勝海)が11日、「休場は残念。体調が思わしくなさそうなので、場所に出る以上は体調を万全に整えてから出場してほしい」とコメントした。

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7場所連続休場の貴乃花親方「焦らない方がいい」

取組編成会議を終え稀勢の里の休場について私見を述べる貴乃花親方


 大相撲夏場所(13日初日、東京・両国国技館)を7場所連続で休場することになった横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)について、自身も年6場所制になった58年(昭33)以降の横綱としては最長の7場所連続休場を経験した貴乃花親方(元横綱)が私見を述べた。

 この日午前、両国国技館で行われた審判部の取組編成会議に出席。終了後、報道対応し「治した方がいい。焦らない方がいい。年齢もあるでしょうが、出来るだけ万全にして(出た方がいい)」とおもんぱかった。貴乃花親方は7場所が全て全休。稀勢の里は途中休場もあり、自信を回復しては挫折の繰り返し。中途半端が一番悪いのでは? という問いに「本人しか分からないでしょう。難しいところ」と当事者しか知り得ない心情を察した。

 場所前の稀勢の里の稽古風景など、映像などで見る限りは「そんなに悪くは感じなかった」という。自身の経験になぞらえて、休場中の気持ちの維持について「体を動かすしかないでしょう」と、動ける範囲で体を動かすことをすすめた。

 貴乃花親方は、この日が審判部として“再デビュー”の日となった。新鮮味は「ある」と言うが「以前にもしているの(これまでの)つながりというか。またあらためて」と、再スタートの心境を口にした。

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夏場所初日は鶴竜-遠藤、白鵬-玉鷲 取組編成会議

白鵬


 日本相撲協会は11日、東京・両国国技館で審判部が取組編成会議を開き、大相撲夏場所(13日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

 連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は初日に、新三役で注目される小結遠藤(27=追手風)と対戦。41度目の優勝を狙う横綱白鵬(33=宮城野)は、東前頭筆頭の玉鷲(33=片男波)で滑り出す。

 大関とりの関脇栃ノ心(30=春日野)は初日が松鳳山(34=二所ノ関)、2日目が阿炎(24=錣山)の平幕勢と対戦する。

 十両以上の休場者は、横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)と大関高安(28=同)の2人だった。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

 【初日】(左が東)

 御嶽海-大栄翔

 阿炎-逸ノ城

 栃ノ心-松鳳山

 魁聖-豪栄道

 玉鷲-白鵬

 鶴竜-遠藤

 【2日目】(左が西)

 遠藤-豊山

 阿炎-栃ノ心

 逸ノ城-魁聖

 豪栄道-松鳳山

 玉鷲-鶴竜

 白鵬-御嶽海

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稀勢の里が休場 田子ノ浦親方が涙で明かす、高安も

報道陣の質問に答える田子ノ浦親方


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)を休場することが決まった。

 11日、都内の部屋で師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が取材に応じ、左大胸筋の負傷で1カ月程度の加療を要することを明かした。これで7場所連続休場となり、年6場所制となった1958年(昭33)以降の横綱では、貴乃花と並ぶ最長記録となった。また、同部屋の大関高安(28)も左上腕の負傷のため休場することも、併せて明かした。

 報道陣の前に現れた田子ノ浦親方は途中、目に涙を浮かべながら、横綱、大関がそろって休場する無念さを語った。稀勢の里とは前日10日から話し合い、休場を勧めていたという。「責任感の強い男ですから、場所に出るつもりでやってきましたが思うような相撲が取れなかった。本人も(休場)せざるを得ないと分かっていた。最後は『はい、休場します』と言っていた」と、この日早朝の電話で説得した格好になったという。続けて「何とかもう1度、皆さんの前に強い横綱として出てこられるようになってもらいたい」と、復活を期待した。

 高安については「部分断裂している」と明かした。高安本人は前日に出場の意欲を示していたが、7日の二所ノ関一門の連合稽古で痛めた左上腕の負傷は軽くはなかった。

二所ノ関一門の連合稽古で横綱稀勢の里(左)は琴奨菊に押し出される(2018年5月8日撮影)

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昨年3月新横綱の場所で左大胸筋/稀勢の里のケガ

二所ノ関一門の連合稽古で横綱稀勢の里(左)は琴奨菊に押し出される(2018年5月8日撮影)


 ◆稀勢の里のケガ 新横綱で迎えた昨年3月の春場所13日目、日馬富士戦で初黒星を喫した際に左大胸筋や左上腕を負傷した。左手を三角巾でつりながら、そのまま救急車で病院直行。その後、強行出場して千秋楽に照ノ富士との優勝決定戦の末に2場所連続優勝した。だが続く同年5月の夏場所以降はその後遺症のほか、左足首や腰も痛めた。

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稀勢の里、貴乃花と並ぶ横綱最長7場所連続休場へ

二所ノ関一門の連合稽古で横綱稀勢の里(左)は琴奨菊に押し出される(2018年5月8日撮影)


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、年6場所制となった1958年(昭33)以降の横綱では、貴乃花と並ぶ最長の7場所連続休場となる可能性が高まった。

 10日は朝稽古を休み、病院で左胸などの診察を受けたという。その後、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)と話し合ったが、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)出場可否の結論は出なかった。今日11日朝に決めるが、稀勢の里は次に出場する場所に進退を懸ける覚悟を示している。

 番付上位がこぞって精力的に稽古を重ねた前日9日からの2日間、稀勢の里は相撲を取らなかった。前日は四股など基礎運動主体。この日は稽古場に姿を見せず、病院に行った。ライバルとの差は開く一方。病院から戻った後、電話で夏場所出場の可否について約30分話したという田子ノ浦親方は「結論は出ませんでした。もちろん本人は出たい気持ちは強いと思いますが明日(11日)の朝もう一度話して決めます」と説明した。だが不調に加え、稽古の上積みもなく、出場は厳しい状況となった。

 先場所まで左大胸筋負傷などで6場所連続で休場した。初日からの休場には、その2日前の午前中開始の取組編成会議に届け出る必要がある。この日の早朝が決断までのタイムリミット。休場なら年6場所制以降の横綱では、貴乃花と並ぶ不名誉な最長の7場所連続休場となる。先場所までの6場所のうち4場所は途中休場だった。復調を予感して出場しても成績が伴わなかったが、今場所の仕上がりは前日も「どうだろう。まだ分からない」と、把握さえできていない状況だ。

 周囲も出場に否定的だ。3日の稽古総見は三役以上の申し合いで3勝5敗、4日は関脇栃ノ心に2勝9敗、8日は平幕琴奨菊に6勝10敗-。この日、田子ノ浦親方は「出ることになれば、横綱だから結果を出さないといけない」と話したが、今は稽古で勝ち越すことさえできていない。北の富士氏(元横綱)が「間に合わない」と言えば、舞の海氏も「厳しい。やめた方がいい」と、解説者から“休場勧告”が出た。芝田山親方(元横綱大乃国)は「原点にもう1回戻らないとダメ」と力不足を指摘した。

 稀勢の里は次に出場する場所に進退を懸ける覚悟を示している。師匠は「どんな場所でも覚悟を持って出ている。稽古を見れば厳しいところもある。迷っているようでは出られない。出るからには結果を残さないといけない」と語った。ギリギリまで決断できない現状は、精神的にも出場のタイミングではないと感じているようだ。自他ともに認める調整遅れの中、休場は避けられない。【高田文太】

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解説者たちも“休場勧告”/最近の稀勢の里を巡る声

二所ノ関一門の連合稽古で激しく組み合う横綱稀勢の里(左)と嘉風(2018年5月7日撮影)


 大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、年6場所制となった1958年(昭33)以降の横綱では、貴乃花と並ぶ最長の7場所連続休場となる可能性が高まった。

 10日は朝稽古を休み、病院で左胸などの診察を受けたという。その後、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)と話し合ったが、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)出場可否の結論は出なかった。今日11日朝に決めるが、稀勢の里は次に出場する場所に進退を懸ける覚悟を示している。

<最近の稀勢の里を巡る声>

 ◆進退明言 今年1月の初場所を途中休場後、同場所中に部屋での稽古を再開した際に「次は覚悟を決めてと思っている」と述べ、次に出場する場所に進退を懸けることを明言した。

 ◆横審は温情 初場所後の横綱審議委員会で、北村委員長は途中休場の多さに「同じことがまた繰り返されるようだったら、考えないといけない」と、進退が問われるのは最短で〝次の次〟の出場場所との見解。

 ◆解説者が休場勧告 今月3日の稽古総見後、北の富士氏は「出るなら、あんな稽古では間に合わない。全然良くなっていない」とばっさり。翌4日は栃ノ心に完敗し、舞の海氏も「やめた方がいい。本人のためにも、お客さんのためにも、歴代の横綱のためにも」と、休場を勧めていた。

 ◆身内からダメ出し 今場所前の二所ノ関一門の連合稽古は、琴奨菊に負け越すなど低調な内容。芝田山親方は「何をしたいのか分からない。どうしようもない」と話し、尾車親方(元大関琴風)は「目いっぱいであれだと困る」と、余力があることを願っていた。

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両肩負傷の高安、夏場所出場へ意欲「出る気持ちで」

稽古で若い衆に胸を出した高安(中央右)


 大相撲の大関高安(28=田子ノ浦)が10日、都内の部屋で稽古後、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)について「出場は考えています。もちろん、出る気持ちでやります」と出場を明言した。同場所に向けて稽古が本格的に再開された今月1日、横綱稀勢の里との三番稽古の最中に右肩を痛めた。右肩は3日の稽古総見でも稽古を打ち切らざるを得ないなど再発し、さらに7日の二所ノ関一門の連合稽古では左上腕部を痛め、再び稽古を早めに切り上げていた。8日以降は軽めの調整が続き、この日も四股やすり足を繰り返したり、若い衆に胸を出したりと、相撲は取らなかった。

 それぞれの負傷についても「大丈夫です。あとは病院に行って検査したり、治療したり、いい方向にいくようにやっています」と、快方に向かっていることを強調していた。

若い衆の稽古を見守る高安(左)。右は田子ノ浦親方

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稀勢の里稽古に姿なし、夏場所出場11日までに判断

稀勢の里


 6場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は10日、都内の部屋で行われた稽古に姿を見せなかった。

 夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の出場については現在も検討中で、早ければ10日中、遅くても取組編成会議が行われる11日朝までに決める。この日の朝稽古後、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「病院に行って検査をしている。昨日も話したが、もう1回、病院に行って考えさせてほしいと言っていた。出ることになったら、横綱だから結果を出さないといけない。迷っているようでは場所に出られない。本人の考えもあるので、ちゃんと話さないといけない」と、神妙な表情で話していた。

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稀勢の里今日にも夏場所決断 13日初日へ精彩欠く

全体の稽古終了後、幕が下ろされてからも稽古を続けた稀勢の里


 6場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が9日、都内の部屋で四股やすり足、立ち合いの確認などで約2時間、汗を流した。

 夏場所(13日初日、東京・両国国技館)を4日後に控えるが、仕上がりについては「どうだろう。まだ分からない」と、トーンは上がらなかった。三役以上の申し合いで3勝5敗だった3日の稽古総見以降、精彩を欠く稽古が続き、親方衆らから調整遅れを指摘されていた。夏場所出場可否はこの日も本人は明言しなかったが、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「もう少し話して体調を見て」と話し、今日10日にも決断する見通しだ。

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稀勢の里、出場明言せず「明日もう少し話して」親方

すり足を繰り返す稀勢の里


 6場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は9日、都内の部屋で相撲を取らず、軽めの稽古を行った。四股やすり足、土俵外での立ち合いの確認などを繰り返した。部屋の全体の稽古が終わった後も、土俵に場所を移して若い衆を相手に立ち合いを確認。食事の準備で砂ぼこりを避けるため、幕が下ろされた後も稽古を続け、さながら非公開稽古の格好となり、約2時間汗を流した。

 13日に初日を迎える夏場所(東京・両国国技館)を4日後に控えるが、この日も同場所への出場の可否は明言しなかった。帰り際に「今日は動きの確認か」の問いに「まあ、そんな感じです」と答え、軽めの調整について「疲労回復のためか」との問いには「まあ、それもあるね」と返答するにとどめた。

 前日8日の二所ノ関一門の連合稽古では、前頭琴奨菊に6勝10敗と負け越した上に、一方的に敗れることが多く、内容も乏しかった。それまでにも3日の稽古総見で三役以上の申し合いで3勝5敗、4日の出稽古で関脇栃ノ心に2勝9敗と、動きに精彩を欠く日が多く、親方衆や評論家らから調整遅れが指摘されていた。この日、仕上がりについて稀勢の里は「どうだろう。まだ分からない」と話した。

 全体の稽古終了後、稀勢の里と短い時間ながら言葉を交わした師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は、夏場所の出場について「明日(10日)もう少し話して体調を見て」と話し、10日にも出場か休場か決めるとの見通しを語った。

出稽古に訪れた若い衆にアドバイスを送った稀勢の里(手前)

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稀勢の里に芝田山親方「原点にもう1回戻らないと」

二所ノ関一門の連合稽古で横綱稀勢の里(左)は琴奨菊に押し出される(撮影・足立雅史)


 6場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が8日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、前頭琴奨菊に6勝10敗だった。

 前日に続く連合稽古への参加となったが、圧力のある相手に立ち合いから一気に寄り切られる場面が目立った。勝った6番も、土俵際で逆転の突き落としなどが続き「快勝」と呼べる内容は、まわしにこだわらず、突き放して圧倒した3番しかなかった。

 稽古後は「またしっかりとやるだけです」などと、言葉少なに引き揚げた。前頭嘉風に9番で全勝だった前日7日は「だいぶ良くなっている」などと話していたが、三役以上の申し合いで3勝5敗だった3日の稽古総見、関脇栃ノ心に2勝9敗だった4日の出稽古と同様に、内容も成績も伴わなかった。

 見守った芝田山親方(元横綱大乃国)は「何をしたいのか分からない。差すのか、上手を取るのか、押すのかバラバラ。気持ちと体がかみ合っていない。原点にもう1回戻らないとダメ。横綱、大関に上がったころのように、自分を見つめ直してほしい。仕切りでも尻が後ろに出ているから(バランスが悪く)押されると弱い。どうしようもない。今の状況だと、いいことは言えない」と、厳しく指摘していた。【高田文太】

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稀勢の里9戦全勝も不安残す、芝田山親方ら内容注文

連合稽古で激しく組み合う稀勢の里(左)と嘉風(撮影・足立雅史)


 6場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が稽古場での相撲では周囲の不安を一掃できなかった。7日、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)に向け、尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加。6日は風邪で稽古を休んだが、この日は前頭嘉風を左腕だけで吹っ飛ばす場面もあるなど、9番取って全勝した。「(前日)しっかり休めてよかった。だいぶよくなってきている」と好感触を口にした。

 3日の稽古総見は三役以上の申し合いで3勝5敗、出稽古した4日は関脇栃ノ心に2勝9敗と精彩を欠いた。数字上は劇的に盛り返したが、見守った芝田山親方(元横綱大乃国)は「今の状況では厳しい。もっと番数をこなさないと。勝ち負けじゃない」と指摘。北の富士氏(元横綱)も「何とも言えない。もう少し番数を増やしてほしい」と話し、舞の海氏は「体力で圧倒した。こういう立ち合いで、こういう風に攻めたから勝てたというのは少ない」と内容に注文を付けるなど、出場に否定的な両解説者を納得させられなかった。

 今日8日の連合稽古は「玉鷲とか松鳳山とやりたい」と意欲を示した。【高田文太】

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高安、左上腕部痛め連合稽古の終了待たず引き上げ

稽古の最中、左上腕付近を痛め苦痛の表情を見せる大関高安(撮影・足立雅史)


 大相撲の二所ノ関一門は7日、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて、都内の尾車部屋で連合稽古を行った。

 大関高安(28=田子ノ浦)は前頭豪風を指名し、最初の一番は押し出して勝った。だが次の一番は土俵際に押し込まれたところで左上腕部をおさえて痛がり、そのまま土俵を割った。結局、2番しか取ることができず1勝1敗。連合稽古終了を待たず、一足先に稽古場を後にした。

 引き揚げる際、これから病院に行くのかたずねられると「帰って寝ます」と話し、苦笑いを浮かべた。今月1日に部屋での横綱稀勢の里との稽古で右肩を痛め、3日の稽古総見でも同様に痛がり、申し合いに参加できなくなっていたが、今回は別の箇所。「頑張ります」と話し、車に乗り込んで引き揚げた。

 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「まだ分からない。様子を見ないと」と、2日連続で8日も実施される二所ノ関一門の連合稽古への参加は未定と説明した。一方、高安がはぐらかした「病院に行くか」という質問には「はい」と明言した。

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稀勢の里 嘉風に9番全勝も舞の海氏は慎重な見方

二所ノ関一門の連合稽古で激しく組み合う横綱稀勢の里(左)と嘉風(撮影・足立雅史)


 大相撲の二所ノ関一門は7日、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて、都内の尾車部屋で連合稽古を行った。風邪で前日6日の稽古を休んだ横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)も参加し、前頭嘉風と9番取って全勝。3日の稽古総見は三役以上の申し合いで3勝5敗、4日は出稽古で関脇栃ノ心に2勝9敗と振るわなかったが、この日は左手1本で相手を吹き飛ばす場面もあった。稽古後は「(前日)しっかり休めてよかった。まあまあじゃないの。立ち合いもよかったし、だいぶよくなってきている。あと少しの修正。腕の使い方もそうだし。だいぶ下(下半身)も(使えてきている)ね」と、一時よりは持ち直している感触を得た様子だった。

 それでも稽古を見守った解説者の舞の海氏は「こういう立ち合いで、こういう風に攻めたから勝てたというのは少ない」と、左を差す得意の形に持ち込めず、もろ差しを許しながらも強引に押し込んで勝った取り口などの多さを気にしていた。稀勢の里は現在、6場所連続休場中で、次に出る場所では結果も求められる状況。舞の海氏は4日の栃ノ心との三番稽古後、夏場所に出場すべきではないとの見解を示していた。この日は成績こそ劇的に良くなったが、同氏は「本場所をやってみないと。思った以上にいいかもしれないですし、勝てないかもしれない。分からないですね」と、依然として夏場所出場に太鼓判とは言い切れない見立てを明かしていた。

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高安、出稽古で苦戦「まだ出来上がっていない」

時津風部屋で出稽古した高安は力なく豊山(左)に寄り切られる


 大相撲で6場所連続休場中の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が6日、都内で行われた稽古を休み、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の出場に暗雲が垂れこめた。

 弟弟子の大関も視界が開けない。時津風部屋で出稽古した高安は幕下豊ノ島や豊山ら幕内3人と25番。痛みを抱える右肩を気にしてか途中、2度の小休止を挟む“3部制”だったが13勝12敗と苦戦。痛みで顔をしかめたりバランスを崩し転がる場面もあった。「攻め込まれる場面が多く、まだまだ出来上がってない」と現状を説明。今日からの連合稽古は「集中して全力でやる」と気力で臨む。

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稀勢の里「風邪ひいて体調悪い」夏場所出場に暗雲

稀勢の里


 大相撲で6場所連続休場中の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が6日、都内で行われた稽古を休み、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の出場に暗雲が垂れこめた。師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「風邪です。『ちょっと風邪をひいて体調が悪いので病院に行っていいですか』と連絡があった」と説明。今日7日に行われる二所ノ関一門の連合稽古への参加について「今日の夜話して行けるなら行きます」と体調を優先させるとした。

 関係者によるとこの日は大関とりの関脇栃ノ心が所属する春日野部屋に、出稽古に行く予定だった。この関係者によれば「昨日(5日)の夜は来ると言っていたんだけど」と当日の朝に中止となったという。

 3日の稽古総見では三役以上の申し合い稽古で3勝5敗、4日の春日野部屋での出稽古では栃ノ心との三番稽古で2勝9敗と精彩を欠いた。負傷している左上腕付近や下半身の動きも悪く、解説者の北の富士氏や舞の海氏からは夏場所出場に否定的な意見が出されていた。さらに本場所1週間前の大事な時期に体調不良となり、復活への道のりはますます険しくなった。【佐々木隆史】

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