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琴ノ若が黒星、幕内残留へ千秋楽は負けられない一戦

輝に寄り切りで敗れた琴ノ若(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇14日目◇1日◇東京・両国国技館

再出場した西前頭13枚目琴ノ若(22=佐渡ケ嶽)は、東前頭4枚目輝に敗れた。押し相撲の相手を右四つで組み止めて前に出たが、仕留めきれなかった。土俵際で体を入れ替えられ、テーピングを施した左膝でこらえる体勢になると、あっけなく土俵を割った。

8日目に「左膝(しつ)内障により7月場所の休場を要する」との診断書を日本相撲協会に提出して休場していた。休場中は再出場を目指し「治療をしてしっかり治そうとやってきた」と振り返る。元横綱琴桜の孫で、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男というサラブレッド。師匠には「前に出るしかない。とりあえず思い切りいけ」と言われていた。

左膝の状態については「力は入っている」と強調した。千秋楽を残して4勝止まり。幕内残留に向けて、千秋楽の竜電戦は負けられない一番になる。

琴ノ若(左)と攻め合う輝(撮影・鈴木正人)

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朝乃山、まさかの足取りにぼう然/14日目写真特集

<大相撲7月場所>◇14日目◇1日◇東京・両国国技館

優勝争いは千秋楽にもつれ込まれた。返り入幕場所で単独トップに立つ照ノ富士が、関脇正代に負けて2敗に後退した。2敗の新大関の朝乃山と平幕の照強による結びの一番を待たずして、照ノ富士の優勝はお預けとなった。

結びの一番で新大関の朝乃山は、平幕の照強に足取りで敗れて3敗に後退した。関脇御嶽海は、平幕の琴恵光を下して3敗をキープ。これにより優勝争いは2敗の照ノ富士を、3敗の朝乃山、正代、御嶽海が追う展開となった。照ノ富士は千秋楽に勝てば優勝が決まる。

優勝争い

【2敗】照ノ富士

【3敗】朝乃山、御嶽海、正代

休場を知らせる電光板に白鵬の名が加わる(撮影・河田真司)

送り出しで破れ、土俵下に吹っ飛ばされる千代の海(撮影・鈴木正人)

豊昇龍(手前)を小手投げで破る大翔鵬(撮影・鈴木正人)

幕内

塩を手に大きく口を開ける千代丸(撮影・河田真司)

勢を破り、口をすぼめながら土俵から引き揚げる阿武咲(撮影・河田真司)   

高安寄り切り錦木

高安に敗れ、土俵下に滑り落ちる錦木(撮影・小沢裕)


佐田の海寄り切り琴奨菊

琴奨菊(右)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)


琴勇輝不戦松鳳山

琴勝峰叩き込み妙義龍

琴勝峰(左)をはたき込みで破る妙義龍(撮影・河田真司)


玉鷲押し出し若隆景

若隆景(左)は押し出しで玉鷲を破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心上手出し投げ北勝富士

北勝富士(手前)を上手出し投げで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


隆の勝押し出し徳勝龍

徳勝龍(左)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)


遠藤上手投げ竜電

遠藤(左)は竜電を上手投げで破る(撮影・小沢裕)

上手投げで破り、充足した表情を見せる遠藤(撮影・鈴木正人)


大栄翔突き倒し炎鵬

土俵際で踏ん張る炎鵬(撮影・小沢裕)

炎鵬は大栄翔の突き倒しに敗れる(撮影・河田真司)

大栄翔に突き倒しで敗れ、悄然とする炎鵬(撮影・鈴木正人)


碧山突き落とし隠岐の海

碧山(左)を突き落としで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


正代寄り切り照ノ富士

土俵際の攻防 正代(手前)が照ノ富士を攻める(撮影・鈴木正人)

照ノ富士(右)を寄り切りで破る正代(撮影・河田真司)

座り込む照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代に敗れ土俵から引き揚げる照ノ富士(撮影・河田真司)


琴恵光掬い投げ御嶽海

琴恵光(左)をすくい投げで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


照強足取り朝乃山

照強(手前)に足を取られる朝乃山(撮影・鈴木正人)

朝乃山(左)の左足をつかむ照強(撮影・小沢裕)

朝乃山(左)は足取りで照強に敗れる(撮影・小沢裕)

朝乃山(後方)を足取りで破り、気色ばむ照強(撮影・鈴木正人)

意表を突いた技で敗れ、土俵上でうなだれる朝乃山(撮影・鈴木正人)

照強の変化についていけず敗れた朝乃山、土俵上でしばしぼう然とする(撮影・小沢裕)

照強に足取りで敗れ、うつむき土俵から引き揚げる朝乃山(撮影・河田真司)  

千秋楽へと続く(撮影・河田真司)  

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照ノ富士、朝乃山を破り単独首位/13日目写真特集

<大相撲7月場所>◇13日目◇31日◇東京・両国国技館

返り入幕で大関経験者の照ノ富士が、新大関の朝乃山を寄り切りで破って単独トップに立った。

優勝争い

【1敗】照ノ富士

【2敗】朝乃山

【3敗】御嶽海、正代

12日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

照ノ富士寄り切り朝乃山

朝乃山(手前)を激しく攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

朝乃山(右)は照ノ富士に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)

朝乃山(右)の投げを土俵際でこらえる照ノ富士(撮影・小沢裕)

照ノ富士(手前)に寄り切りで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

照ノ富士(手前)に寄り切りで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

照ノ富士(左)は朝乃山を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)


引き落とし御嶽海

御嶽海(右)の攻めに耐える輝(撮影・河田真司)

御嶽海(右)は引き落としで輝を破る(撮影・小沢裕)

輝(右)を引き落としで破る御嶽海(撮影・河田真司)


大栄翔突き落とし碧山

碧山(左)ののど輪に耐える大栄翔(撮影・河田真司)

碧山(手前)を突き落としで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)

大栄翔(右)は突き落としで碧山を破る(撮影・小沢裕)


白鵬不戦正代

白鵬の休場で正代の不戦勝(撮影・鈴木正人)


炎鵬押し倒し隠岐の海

隠岐の海、三役になって初めての勝ち越し

隠岐の海(右)は炎鵬を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)

炎鵬(左)を押し倒しで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)

炎鵬(左)を押し倒しで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)


遠藤はたき込み北勝富士

遠藤(左)を攻める北勝富士(撮影・河田真司)

遠藤(下)をはたき込みで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)

遠藤(右)をはたき込みで破った北勝富士(撮影・鈴木正人)


隆の勝はたき込み宝富士

隆の勝(右)は宝富士をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

宝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)

宝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)

軍配に物言いがつくが…

物言いが付き、協議結果を待つ隆の勝(左)(撮影・河田真司)

宝富士と隆の勝の取組で物言いが付き結果を説明する伊勢ケ濱親方(撮影・鈴木正人)


琴奨菊寄り切り竜電

琴奨菊(左)を寄り切りで破る竜電(撮影・鈴木正人)


玉鷲突き出し琴恵光

玉鷲(左)は突き出しで琴恵光を破る(撮影・小沢裕)


若隆景はたき込み妙義龍

若隆景(右)をはたき込みで破る妙義龍(撮影・河田真司)


千代丸寄り切り栃ノ心

栃ノ心(右)は千代丸を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

開催中の大相撲7月場所で東京都が出した懸賞旗風の新型コロナウイルス感染対策を呼び掛けるステッカー旗がこの日から掲げられ土俵を回った(撮影・小沢裕)

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朝乃山、取り直しの一番制し9連勝/9日目写真特集

<大相撲7月場所>◇9日目◇27日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が、小結隠岐の海との取り直しの一番を制して、初日から9連勝とした。

最初の取組は、土俵際で体勢を崩しながらも左上手投げを決めたかと思われたが、物言い。協議の結果、同体と見なされて取り直しに。取り直しの一番でも立ち合いすぐに左上手を取ると、粘る隠岐の海を力ずくで再び上手投げで転がした。新大関の初日から9連勝は、11年九州場所の琴奨菊と並ぶ昭和以降5位タイとなった。

横綱白鵬も碧山を下して、全勝をキープ。3月の春場所に続く、2場所連続45度目の優勝へ突き進む。朝乃山と白鵬が全勝を守り、優勝争いを引っ張る形となった。

序二段から史上初の再入幕を果たした照ノ富士は、佐田の海を破って勝ち越しを決めた。幕内での勝ち越しは、大関だった17年夏場所以来。1敗も守り、優勝争いに加わっている。

関脇正代は輝を下して1敗を死守。関脇御嶽海は初顔合わせとなった霧馬山に負けて、今場所初の連敗を喫して2敗に後退した。かど番の大関貴景勝は炎鵬を下して6勝目。かど番脱出まで、あと2勝に迫った。

横綱白鵬の土俵入り

大相撲7月場所9日目の横綱土俵入りに臨む白鵬(右)。露払い石浦、太刀持ち炎鵬(撮影・河田真司)

幕内

佐田の海寄り切り照ノ富士

照ノ富士(右)は佐田の海を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

懸賞金を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)


琴勝峰突き落とし

勢(手前)を突き落としで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)


玉鷲寄り切り琴奨菊

玉鷲(手前)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・鈴木正人)

玉鷲(下)を寄り切りで破った琴奨菊(撮影・鈴木正人)

玉鷲(右)を寄り切りで破り、勢いで土俵下に落ちる琴奨菊(撮影・河田真司)  


照強押し出し魁聖

豪快に塩をまく照強(撮影・河田真司)

照強(左)は魁聖を押し出しで下す(撮影・小沢裕)


千代大龍突き出し竜電

千代大龍(右)は突き出しで竜電を下す(撮影・小沢裕)

大きく伸びをする千代大龍(撮影・河田真司) 


宝富士突き落とし徳勝龍

宝富士(左)を引き落としで破る徳勝龍(撮影・河田真司)


阿武咲押し出し豊山

阿武咲(右)を攻める豊山(撮影・河田真司) 

大きく伸びをする阿武咲(撮影・河田真司)


遠藤押し出し隆の勝

隆の勝(右)の攻めに耐える遠藤(撮影・河田真司)


大栄翔突き落とし北勝富士

北勝富士(左)は突き落としで大栄翔を下す(撮影・小沢裕)

大栄翔(手前)を突き落としで破る北勝富士(撮影・河田真司)

大栄翔(左)を突き落としで破る北勝富士(奥)(撮影・河田真司)


霧馬山寄り切り御嶽海

御嶽海(左)は霧馬山に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


正代押し出し

輝(左)の攻めに耐える正代(撮影・河田真司)  


隠岐の海上手投げ朝乃山

朝乃山(左)と隠岐の海の取組は隠岐の海の体が先に土俵に落ちたようにも見え、1度は朝乃山に軍配が上がったが審判団から物言いが付く(撮影・小沢裕)

隠岐の海と朝乃山の取組は同体で取り直し(撮影・河田真司)

隠岐の海(左)を上手投げで破り勢い余って土俵を飛び出す朝乃山(撮影・鈴木正人)


貴景勝突き倒し炎鵬

炎鵬(右)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)  


白鵬叩き込み碧山

碧山(右)ののど輪に耐える白鵬。中央は行司の木村玉治郎(撮影・河田真司)   

碧山(右)をはたき込みで破り土俵を飛び出る白鵬(撮影・鈴木正人)

十両土俵入り

大相撲7月場所9日目の十両土俵入り(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

大相撲7月場所9日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

幕内土俵入りに臨む、左から豊山、御嶽海、朝乃山、琴勇輝、照ノ富士(撮影・小沢裕)

鶴竜、阿炎、琴ノ若が休場

休場を知らせる電光板に琴ノ若の名が加わる(撮影・河田真司)

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朝乃山が巨体の碧山を破り勝ち越し/8日目写真特集

<大相撲7月場所>◇8日目◇26日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が、自身初の中日での勝ち越しを決めた。200キロ近い巨体の碧山に対して立ち合いは互角も、終始前に攻め続けて最後は右四つで寄り切った。新大関の初日から8連勝は、昭和以降では元横綱朝青龍らに並んで6位タイ。最高の形で後半戦に突入する。

一人横綱の白鵬は若手の輝の挑戦をはたき込みで退け、節目となる50度目のストレート給金を決めた。

2度の優勝経験を持つ御嶽海と正代の関脇対決は、正代が制した。左おっつけで御嶽海の動きを止め、最後は突き落とした。正代は1敗を堅守。御嶽海は今場所初黒星となった。

全勝は白鵬、朝乃山の2人。1敗は御嶽海、正代、序二段から幕内復帰を果たした大関経験者の照ノ富士となった。

横綱土俵入りに臨む白鵬

阿炎の休場を知らせる電光板(撮影・河田真司)   

魁(手前)に上手投げで敗れる納谷(撮影・鈴木正人)

錦木寄り切り照ノ富士

錦木(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)


高安上手投げ琴恵光

琴恵光に上手投げで破れ、土俵に座り込む高安(撮影・小沢裕)


千代丸突き落とし妙義龍

妙義龍(右)を突き落としで破る千代丸(撮影・河田真司)


琴奨菊寄り切り千代大龍

千代大龍(左)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・河田真司)


照強寄り切り

塩を豪快にまく照強(撮影・鈴木正人)

照強(右)は勢を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)


玉鷲叩き込み徳勝龍

徳勝龍(右)を激しく攻める玉鷲(撮影・鈴木正人)

玉鷲(右)の攻めに耐える徳勝龍(撮影・河田真司)

玉鷲(左)ははたき込みで徳勝龍を下す(撮影・小沢裕)


宝富士突き落とし竜電

宝富士(左)は突き落としで竜電を下す(撮影・小沢裕)


炎鵬上手投げ霧馬山

体を反らし、霧馬山の攻めに耐える炎鵬(撮影・河田真司)

霧馬山の猛攻を必死に耐える炎鵬(撮影・鈴木正人)

霧馬山は炎鵬(下)を上手投げで下す(撮影・小沢裕)

破った炎鵬を持ち上げる霧馬山(撮影・鈴木正人)


隆の勝寄り切り豊山

豊山(右)の突き押しをこらえる隆の勝(撮影・小沢裕)

隆の勝に寄り切りで敗れ悔しそうな表情を見せる豊山(撮影・鈴木正人)


大栄翔送り出し阿武咲

阿武咲(左)を攻める大栄翔(撮影・河田真司)

阿武咲(右)を激しく攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)

阿武咲(左)を送り出しで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)


遠藤寄り切り隠岐の海

隠岐の海(右)は遠藤を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)


正代突き落とし御嶽海

正代は御嶽海(手前)を突き落としで下す(撮影・小沢裕)


貴景勝叩き込み北勝富士

貴景勝(右)をはたき込みで破る北勝富士(撮影・河田真司)

北勝富士に敗れ土俵から引き揚げる貴景勝(撮影・河田真司)


碧山寄り切り朝乃山

碧山(左)を寄り切りで下す朝乃山(撮影・河田真司)

碧山を下し、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる朝乃山(撮影・河田真司)   


白鵬叩き込み

白鵬(左)は輝をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)

輝を下し、懸賞金の束を手に意気揚々と土俵から引き揚げる白鵬(撮影・河田真司)   

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白鵬、朝乃山、御嶽海は全勝守る/6日目写真特集

<大相撲7月場所>◇6日目◇24日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が、初日から無傷の6連勝を飾った。三役復帰を目指す阿武咲を相手に、立ち合いのど輪で起こされたが、左上手を取って右四つに。盤石の形で寄り切った。

一人横綱の白鵬も結びで宝富士を一方的に寄り切り、全勝を守った。 2度の優勝経験を持つ御嶽海も、小結隠岐の海を突き落として初日から6連勝とした。

全勝は白鵬、朝乃山、御嶽海の3人となった。 かど番の大関貴景勝は霧馬山に寄り切りで敗れ、2敗目を喫した。

序二段から幕内復帰を果たした大関経験者の照ノ富士は、初日から5連勝の新入幕の琴勝峰に土をつけた。実力者の妙義龍も今場所初黒星を喫した。

人気小兵の炎鵬は千代大龍を下手出し投げで下し、3勝3敗と星を五分に戻した。


白鵬押し出し宝富士

宝富士(右)を押し出しで下す白鵬(撮影・河田真司)

白鵬(右)は宝富士を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


阿武咲寄り切り朝乃山

阿武咲(左)を寄り切りで下す朝乃山(撮影・河田真司)

朝乃山(奥)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

阿武咲(中央)を攻める朝乃山(右)を見つめる霧馬山(左)(撮影・河田真司) 


貴景勝寄り切り霧馬山

霧馬山に寄り切りで敗れた貴景勝(奥)(撮影・丹羽敏通)

貴景勝は霧馬山の寄り切りに敗れる。左は阿武咲(撮影・柴田隆二)


隠岐の海突き落とし御嶽海

御嶽海(手前)は隠岐の海を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

隠岐の海(右)を突き落としで破る御嶽海(撮影・河田真司)


正代押し出し遠藤

正代(右)は遠藤を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

土俵際で体を入れ替えて残した正代(左)(撮影・丹羽敏通)

互いの背中が向かい合う遠藤(左)と正代(撮影・河田真司)


大栄翔押し倒し隆の勝

隆の勝(右)は大栄翔を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)


押し出し豊山

輝(右)は豊山を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


照強突き出し碧山

豪快に塩をまく照強(撮影・丹羽敏通)

碧山(左)は照強を突き出しで破る(撮影・柴田隆二)


徳勝龍突き落とし北勝富士

北勝富士(左)を突き落としで破る徳勝龍(撮影・河田真司)


阿炎突き落とし竜電

竜電(右)は阿炎を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)


琴奨菊上手投げ栃ノ心

琴奨菊を上手投げで破る栃ノ心(撮影・河田真司)

栃ノ心に上手投げで敗れた琴奨菊(奥)(撮影・丹羽敏通)


琴勝峰寄り切り照ノ富士

照ノ富士(左)は琴勝峰を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

琴勝峰を破り勝ち名乗りを受ける照ノ富士(撮影・河田真司)

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白鵬、朝乃山が4連勝で全勝守る!/4日目写真特集

<大相撲7月場所>◇4日目◇22日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山は、土俵際の逆転で前頭大栄翔を破り、4連勝を飾った。左のど輪で押し込まれるなど、立ち合いから相手得意の突き、押しの応酬。一瞬引いたところで呼び込み、土俵際で弓なりになったが、最後まで落ち着いて対応した。一時は7連敗していた相手に、これで4連勝とした。

横綱白鵬は、初顔合わせの前頭隆の勝を突き落として全勝を守った。3日目に初黒星を喫した、かど番の大関貴景勝は、東前頭筆頭の遠藤を押し出して3勝目を挙げた。左からのいなしで突いて出ると、体を投げ出して押し込み、遠藤の足が出るのと貴景勝の体が落ちるのが、ほぼ同時で物言い。だが行司軍配通り、白星を手にした。関脇御嶽海は、豊山を突き落として4連勝とした。

新入幕の琴勝峰は、大関経験者の高安を破って4連勝を飾った。頭から当たると、回り込みながら突いて応酬。最後はタイミングの良いいなしから、はたき込んだ。平幕では他に、大関経験者の照ノ富士、三役経験者の妙義龍が無敗を守った。

関取最軽量96キロの炎鵬は、体重差100キロの巨漢碧山の圧力を、土俵際でかわして突き落とし、2勝目を挙げた。

横綱白鵬の土俵入り

横綱白鵬の土俵入り。露払い石浦、太刀持ち炎鵬(撮影・丹羽敏通)

横綱土俵入りを終えた白鵬は露払いに石浦(手前右)、太刀持ちに炎鵬を従えて花道を引き揚げる(撮影・小沢裕)

幕内

照ノ富士極め出し千代翔馬

千代翔馬を極めだしで破った照ノ富士(撮影・丹羽敏通)

照ノ富士(右)は千代翔馬をきめ出しで下す(撮影・小沢裕)


琴勇輝突き出し千代丸

琴勇輝(左)は突き出しで千代丸を下す(撮影・小沢裕)


高安叩き込み琴勝峰

高安をはたき込みで破った琴勝峰(撮影・丹羽敏通)

懸賞を手にする琴勝峰(撮影・小沢裕)


琴奨菊叩き込み松鳳山

琴奨菊は松鳳山(手前)をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)


錦木叩き込み栃ノ心

錦木をはたき込みで破って栃ノ心(右)(撮影・丹羽敏通)


石浦押し出し徳勝龍

石浦を押し出しで破った徳勝龍(左)(撮影・丹羽敏通)


阿炎押し出し照強

照強(左)をのど輪で攻め込む阿炎(撮影・小沢裕)


竜電押し出し北勝富士

北勝富士(左)は竜電を押し出しで下す(撮影・小沢裕)


炎鵬突き落とし碧山

碧山を突き落としで破った炎鵬(右)(撮影・丹羽敏通)


阿武咲押し出し隠岐の海

隠岐の海(右)は押し出しで阿武咲を下す(撮影・小沢裕)


正代寄り切り霧馬山

霧馬山を寄り切りで破った正代(右)(撮影・丹羽敏通)


豊山突き落とし御嶽海

御嶽海(左)は豊山を突き落としで下す(撮影・小沢裕)

豊山を突き落としで破って胸を張る御嶽海(撮影・丹羽敏通)


貴景勝押し出し遠藤

遠藤を押し出しで破った貴景勝(左)(撮影・丹羽敏通)

貴景勝は遠藤(手前)を押し出しで下す(撮影・小沢裕)

貴景勝は遠藤(手前)を押し出しで下すも審判の二子山親方(左)が物言いを付け、審議となる(撮影・小沢裕)

遠藤と貴景勝(奥)の一番には物言いがついた(撮影・丹羽敏通)


大栄翔送り出し朝乃山

大栄翔(右)を激しい突き押しで攻める朝乃山(撮影・小沢裕)

大栄翔(右)の激しい突き押しで土俵際へ追い込まれる朝乃山(撮影・小沢裕)

大栄翔を送り出しで破った朝乃山(右)(撮影・丹羽敏通)


白鵬突き落とし隆の勝

白鵬(右)は突き落としで隆の勝を下す(撮影・小沢裕)

隆の勝をを突き落としで下した白鵬(右)(撮影・丹羽敏通)

白鵬(左)は隆の勝の健闘をたたえるように隆の勝の体に触れる(撮影・小沢裕)

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宇良が珍手の首ひねり!連続写真で/3日目写真特集

<大相撲7月場所>◇3日目◇21日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が同期の豊山を寄り切りで下し、3連勝した。立ち合いは豊山におっつけられて右を差せなかったが、我慢し続けて強引にねじ込んだ。後は体を寄せて丁寧に土俵外へ。春場所で負けた相手に、大関の力強さを見せた。

鶴竜の休場により一人横綱となった白鵬は、遠藤を寄せ付けずに無傷を守った。春場所に続く、2場所連続45度目の優勝へ突き進む。

序二段から史上初の再入幕となった照ノ富士も、豪快な上手投げで千代丸を転がして3連勝。負傷した両膝の影響を感じさせない、好取組が続いている。

関脇御嶽海も、実力通りの力を発揮して3連勝。新入幕の琴勝峰、幕内2場所目の琴ノ若らも3連勝するなど、番付下位の力士らも気を吐いている。

かど番の大関貴景勝は、隠岐の海の強烈なのど輪を受けて押し倒され、今場所初黒星を喫した。

幕下

北の若(右)の首を抱える宇良(撮影・河田真司)

北の若(右)を攻める宇良(撮影・河田真司)

北の若(奥)を首ひねりで破る宇良(撮影・河田真司)

北の若(下)を首ひねりで破る宇良(撮影・河田真司)

北の若(下)を首ひねりで破る宇良(撮影・河田真司)

北の若(下)を首ひねりで破る宇良(撮影・河田真司)

幕内

白鵬押し出し遠藤

遠藤(右)を押し出しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

遠藤を押し出した勢いで土俵から飛ぶ白鵬(撮影・河田真司)

遠藤を押し出した勢いで土俵から飛び花道を駆け抜ける白鵬(撮影・河田真司)


貴景勝押し倒し隠岐の海

貴景勝(右)を押し倒しで破る隠岐の海(撮影・河田真司)

貴景勝(左)は隠岐の海に押し倒しで敗れる(撮影・小沢裕)


豊山寄り切り朝乃山

豊山(左)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・河田真司)

豊山(左)の攻めに耐える朝乃山(撮影・河田真司)


正代送り出し隆の勝

隆の勝(右)は正代を送り出しで下す(撮影・小沢裕)


阿武咲首投げ御嶽海

阿武咲(左)を首投げで破る御嶽海(撮影・河田真司)


阿炎押し倒し炎鵬

阿炎は炎鵬(右)を押し倒しで下す(撮影・小沢裕)

阿炎(右)に押し倒しで敗れる炎鵬(撮影・河田真司)


徳勝龍引き落とし竜電

徳勝龍(左)は竜電を引き落としで下す(撮影・小沢裕)


突き出し千代大龍

勢(左)を突き出しで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)


栃ノ心寄り切り妙義龍

栃ノ心(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(左)を寄り切りで破った妙義龍(右)は千代大龍にもたれかかる(撮影・河田真司)


琴勝峰押し出し錦木

錦木(手前)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)

琴勝峰(右)は押し出しで錦木を下す(撮影・小沢裕)


照ノ富士上手投げ千代丸

千代丸(左)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

千代丸を破り土俵から引き揚げる照ノ富士(撮影・河田真司)

前相撲もソーシャルディスタンス

来場所で序ノ口デビューを飾る力士たちの序列を決める前相撲がこの日からはじまった。計14力士たちは東西に分かれ、控えでは互いに距離を保ち新型コロナウイルス感染対策をとった(撮影・小沢裕)

十両土俵入り

大相撲7月場所3日目の十両土俵入り(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

幕内土俵入りに臨む、左から隠岐の海、御嶽海、朝乃山、琴勇輝、錦木(撮影・小沢裕)

4日目の取組ご披露

4日目の取組ご披露をする行司の木村晃之助(撮影・鈴木正人)

鶴竜は休場

鶴竜の休場を知らせる電光板(撮影・河田真司)

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鶴竜休場 白鵬、朝乃山ら連勝発進/2日目写真特集

<大相撲7月場所>◇2日目◇20日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が遠藤を寄り切り、連勝発進した。過去3勝6敗と合い口の良くない相手。立ち合いから前まわしを狙い、前さばきのうまい相手に圧力をかけ続けた。初日には鶴竜から金星を挙げるなど勢いに乗る人気力士を退け、大関の貫禄を見せつけた。

鶴竜の休場によって早くも一人横綱となった白鵬は、新三役を目指す豊山を上手投げで退けた。2場所連続45度目の優勝に向けて、好発進となった。

かど番の大関貴景勝も同学年の阿武咲をはたき込んで連勝となった。

大関経験者で序二段から幕内復帰を果たした照ノ富士や、新入幕の琴勝峰も初日から連勝となった。人気小兵の炎鵬は、初場所で史上2度目の幕尻優勝を果たした徳勝龍を寄り切り、今場所の初日を出した。

横綱土俵入りに臨む白鵬

大相撲7月場所2日目の横綱土俵入りに臨む白鵬(中央)。太刀持ち炎鵬(左)露払い石浦(右)(撮影・河田真司)


照ノ富士寄り切り琴恵光

琴恵光(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)


炎鵬寄り切り徳勝龍

徳勝龍(左)を寄り切りで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)


照強寄り切り竜電

大量の塩を土俵にまく照強(撮影・河田真司)

照強(手前)に寄り切りで敗れる竜電(撮影・河田真司)


はたき込み北勝富士

輝(左)にはたき込みで敗れる北勝富士(撮影・河田真司)

輝(左)にはたき込みで敗れた北勝富士(中央)にぶつかり、倒れる行司の木村寿之介(撮影・河田真司)

輝きに敗れ行司にぶつかり、左上まぶたから流血させ苦笑いの北勝富士(撮影・河田真司)  


霧馬山寄り切り隠岐の海

隠岐の海(右)は寄り切りで霧馬山を下す(撮影・小沢裕)


正代寄り切り宝富士

宝富士(左)を寄り切りで破る正代(撮影・鈴木正人)


隆の勝はたき込み御嶽海

隆の勝(左)をはたき込みで破る御嶽海(撮影・河田真司)


貴景勝はたき込み阿武咲

阿武咲(右)を攻める貴景勝(撮影・河田真司) 


遠藤寄り切り朝乃山

遠藤(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・鈴木正人)


白鵬上手投げ豊山

豊山(左)を上手投げで下す白鵬(撮影・河田真司)

白鵬(左)は上手投げで豊山を下す(撮影・小沢裕)


大栄翔不戦鶴竜

鶴竜の休場で大栄翔の不戦勝(撮影・鈴木正人)

鶴竜休場のため大栄翔(左)の不戦勝(撮影・河田真司)  

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亡き勝武士さんと「一緒に」高田川3人衆が白星発進

碧山(左)を押し出しで破る輝(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

新型コロナウイルス感染症の終息が見えないまま、大相撲7月場所が初日を迎えた。コロナの影響で28歳で死去した勝武士さん(本名・末武清孝)が所属した高田川部屋の関取3人はそろって白星スタート。部屋頭の東前頭4枚目輝(26)は「できることはしっかり相撲をとること」と決意を示した。

   ◇   ◇   ◇

雑念を振り払うように土俵に集中した。輝は碧山を押し出し、初日を白星で飾った。「自分らしい相撲がとれた。圧力をかけて前に出ることだけ考えた」。無心で巨漢に立ち向かった。

いまだ終息がみえない新型コロナウイルスの直撃を食らった部屋だ。5月に部屋の勝武士さんが新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で亡くなった。大きな傷を負った。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)も約1カ月後に「だれからも愛される大事な家族を失った悲しみは言葉にできません」とコメント。無念の思いを背負った。

輝は言葉少なく、「変わらず自分の相撲をとるだけです。(自分が)できることはしっかり相撲をとるだけ」。その思いは白星でつながった。西前頭6枚目の竜電、西十両6枚目の白鷹山と部屋の関取3人衆はいずれも白星発進した。

竜電は「一番に懸ける思いは強いと思います。(勝武士さんへの思いは)もちろんそれはあります」。白鷹山も「(勝武士さんと)これからも一緒にやっていきたいと思います。いい相撲を取って喜んでもらえるように頑張りたいです」。それぞれの思いを結果で示した。

感染防止を徹底してきた。稽古に関しても竜電が「やはり密にならないように1人でできることを重点的にやった」と語ったように自ら“規制線”を設けた。いつも通りの調整とはいかなかったはず。それでも思いを強く、土俵に上がった。気持ちの勝利だった。

終わりが見えないコロナ禍の中、まずは無事に初日を終えた。竜電は「いい相撲を取ろうと思って気合を入れてやりました。お客さんも入ってもらって、雰囲気のいいところで相撲を取れたので、すごく気持ちいいですね。また明日から、しっかり頑張っていきたいです」。天国に旅立った勝武士さんへ、土俵の充実が供養となる。【実藤健一】

初日を出し懸賞を手にする竜電(撮影・小沢裕)
白鷹山(左)は押し出しで大翔丸を下す(撮影・小沢裕)

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新大関朝乃山、白鵬ら白星発進 遠藤が鶴竜破り金星

大相撲7月場所初日 鶴竜(左)を腰砕けで破る遠藤(撮影・河田真司)  

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が白星発進した。前頭隆の勝の突き、押しを受け止めつつ、下からあてがって反撃。相手が体勢を崩したところを、すかさず送り出す完勝だった。かど番の大関貴景勝は、同じ押し相撲の豊山を立ち合いから圧倒して押し出した。

両横綱は明暗が分かれた。白鵬は小結隠岐の海に攻め込まれたが、肩すかしで破った。鶴竜は、横綱としては珍しい腰砕けで東前頭筆頭の遠藤に敗れた。右足で裾払いを仕掛けたが空振りし、そのまま倒れて苦笑いを浮かべた。横綱が腰砕けで敗れるのは初めてという珍事だった。遠藤は7個目の金星となった。

新入幕の琴勝峰は、寄り切りで千代丸を破って幕内初白星を挙げた。5月に部屋の三段目勝武士さんが、新型コロナウイルスに感染して亡くなった、高田川部屋勢は、前頭の輝と竜電、十両白鷹山の関取衆がそろって白星を挙げた。

大相撲7月場所初日 鶴竜(左)を腰砕けで破る遠藤(撮影・河田真司)  

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新大関朝乃山、白鵬ら白星発進 鶴竜横綱初の腰砕け

鶴竜(右)の腰砕けで遠藤が白星を挙げる(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が白星発進した。前頭隆の勝の突き、押しを受け止めつつ、下からあてがって反撃。相手が体勢を崩したところを、すかさず送り出す完勝だった。かど番の大関貴景勝は、同じ押し相撲の豊山を立ち合いから圧倒して押し出した。

両横綱は明暗が分かれた。白鵬は小結隠岐の海に攻め込まれたが、肩すかしで破った。

鶴竜は、横綱では初めて「腰砕け」で敗れた。東前頭筆頭の遠藤に対し、右足で裾払いを仕掛けたが、これが空振り。バランスを崩して、自ら転倒した。「決まり手」ではなく勝負結果として「腰砕け」と判定された。

日本相撲協会広報部の資料によれば、1955年(昭和30年)に決まり手を制定して以来、横綱が腰砕けで敗れるのは初めて。幕内では、昨年初場所2日目に隠岐の海が嘉風に勝って以来となる勝負結果となった。

金星を配給した鶴竜は「独り相撲を取ってしまった」と反省。4カ月ぶりの本場所は、横綱であっても相撲勘が鈍りかねない難しさがあるのかもしれない。遠藤は7個目の金星となった。

新入幕の琴勝峰は、寄り切りで千代丸を破って幕内初白星を挙げた。5月に部屋の三段目勝武士さんが、新型コロナウイルスに感染して亡くなった、高田川部屋勢は、前頭の輝と竜電、十両白鷹山の関取衆がそろって白星を挙げた。

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竜電「一緒に」コロナ死勝武士さんへ捧げる白星発進

大相撲7月場所初日 炎鵬(左)を切り返しで破る竜電(撮影・河田真司)  

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

西前頭6枚目の竜電(29=高田川)が切り返しで炎鵬を破り、白星発進した。

5月には自身の付け人も務めていた、同部屋で同じ山梨県出身の元三段目勝武士さんが、新型コロナウイルスに感染し、28歳の若さで亡くなった。

この日は「これからも一緒にやっていきたい」という思いで、土俵に立ったという。白星発進したが「いい相撲を取って、喜んでもらえるように頑張りたい」と、故人を忘れずに土俵に立ち続けることを誓っていた。

竜電は炎鵬(手前)を切り返しで下す(撮影・小沢裕)
初日を出し懸賞を手にする竜電(撮影・小沢裕)

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注目の新大関朝乃山は遠藤と 7月場所2日目取組

朝乃山

日本相撲協会審判部は17日、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

2日目に注目の新大関朝乃山(26=高砂)は、三役復帰を目指す東前頭筆頭の遠藤(29=追手風)との一番に臨む。3月の春場所では小手投げで勝ったが、過去の対戦成績は3勝6敗と分は悪い。

両横綱は白鵬(35=宮城野)が、自己最高位の西前頭筆頭に番付を上げた豊山(26=時津風)の挑戦を受ける。過去の対戦成績は、白鵬の3戦全勝。鶴竜(34=陸奥)は、2場所ぶり三役復帰の小結大栄翔(26=追手風)と対戦する。

2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

琴勇輝 -錦  木

琴恵光 -照ノ富士

千代丸 -琴奨菊 

若隆景 -琴勝峰 

琴ノ若 -佐田の海

松鳳山 -高  安

栃ノ心 -魁  聖

妙義龍 -志摩ノ海

勢   -石  浦

千代大龍-玉  鷲

徳勝龍 -炎  鵬

竜  電-照  強

北勝富士-輝   

碧  山-阿  炎

隠岐の海-霧馬山 

宝富士 -正  代

御嶽海 -隆の勝 

阿武咲 -貴景勝 

朝乃山 -遠  藤

豊  山-白  鵬

鶴  竜-大栄翔 

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注目の新大関朝乃山は隆の勝と 7月場所初日取組

朝乃山

日本相撲協会審判部は17日、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

初日に注目の新大関朝乃山(26=高砂)は、自己最高位の東前頭2枚目に番付を上げた隆の勝(25=千賀ノ浦)の挑戦を受ける。初顔合わせだった3月の春場所は、朝乃山が押し倒しで勝っている。

両横綱は、横綱白鵬(35=宮城野)が16年九州場所以来の返り三役となった小結隠岐の海(34=八角)と対戦。鶴竜(34=陸奥)は、三役復帰を目指す東前頭筆頭の遠藤(29=追手風)との一番に臨む。18年初場所以来の返り入幕を果たした東前頭17枚目の照ノ富士(28=伊勢ケ浜)は、幕内最初の一番で、再入幕の琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)と対戦する。

十両以上の休場者はなし。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

照ノ富士-琴勇輝 

錦  木-琴恵光 

琴勝峰 -千代丸 

琴奨菊 -若隆景 

高  安-琴ノ若 

佐田の海-松鳳山 

志摩ノ海-栃ノ心 

魁  聖-妙義龍 

玉  鷲-勢   

石  浦-千代大龍

照  強-徳勝龍 

炎  鵬-竜  電

阿  炎-北勝富士

輝   -碧  山

大栄翔 -霧馬山 

宝富士 -御嶽海 

正  代-阿武咲 

隆の勝 -朝乃山 

貴景勝 -豊  山

遠  藤-鶴  竜

白  鵬-隠岐の海

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高田川部屋ブログ更新「勝武士が旅立って四十九日」

高田川部屋の外観

大相撲の高田川部屋のブログが30日、2カ月ぶりに更新された。前頭竜電(29=高田川)が投稿し、冒頭で「本日からブログを再開します。今日は勝武士が旅立って四十九日です」と報告した。高田川部屋の三段目力士、勝武士さんは新型コロナウイルスによる多臓器不全で5月13日に死去。高田川部屋のブログは4月24日を最後に更新が途絶えており、67日ぶりの更新となった。

竜電にとって勝武士さんは山梨県甲府市の同郷で幼なじみ。付け人も務めてくれていた。竜電はブログで「幼い頃からあたりまえのように近くに居た勝武士は今も変わらず見守ってくれてると思います。これからも勝武士とともに戦い、まい進していきます」と誓った。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)まで3週間を切り「現在、7月場所に向けて部屋一丸となって稽古、トレーニングしております。応援よろしくお願いします」と記した。

17年2月、しょっきり相撲で塩かごを手にする勝武士さん

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12位竜電へ激励「奥様からはおでんくんと呼ばれ」

 

第9回大相撲総選挙にご投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

12位 竜電 1687票

★序ノ口まで陥落する大けがから復帰し、幕内に定着している不屈の精神力は見習うものがあり、長年応援しているから。(40代男性)

★頭をつけて粘る相撲がとてもかっこいいです! 見ていて応援したくなります。(20代女性)

★山梨愛の強い竜電関。奥様からはおでんくんと呼ばれるほどかわいい雰囲気ですが、土俵に上がった際の気迫はギャップがすごいです。その気迫あふれる相撲で三役復帰期待してます。(20代男性)

★真面目な相撲が印象的。正攻法の取組は好感が持てる。(50代男性)

★スラッとした体格に大銀杏(おおいちょう)が似合って古風な力士像を思い起こさせます。(10代以下男性)

★苦労人。江戸の歌舞伎役者みたいでかっこいい。(40代女性)

★地元山梨県の力士で応援しています。粘り強く戦う姿がとてもかっこよくて大好きです! けがで再起不能と言われてもずっと稽古してまた関取として戦っているのですごいなといつも思っているからです。(10代以下女性)

★スジの通った立ち合い! 応援したくなる気迫! 十両時代からとなりますが、テレビに映るたびに声をあげて応援しています。三役復帰、期待しております。(30代男性)

★竜電関は土俵に立つだけで美しい。所作がきれいで古風な正統派力士のイメージを私は持っている。(40代女性)

★絵になる。浮世絵にしたい。流し目でチラ見された。上位定着でうれしいです。(40代女性)

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大相撲総選挙の投票受付中 選挙風ポスター公開

<第9回 大相撲総選挙>

大相撲の人気NO・1力士は誰か? 日刊スポーツ新聞社は第9回大相撲総選挙を実施しました。対象は夏場所番付の幕内力士42人。今回はインターネットのみで6日まで投票を受け付けました。結果は6月上旬の紙面でも発表します。

白鵬

優勝44回など、いくつも最多記録を持つ。中でも51場所連続2桁勝利はまず破られないとみられている。前人未到の世界を生きる

鶴竜

付け人を始め、若い衆からの信頼が厚い横綱。めったなことでは怒ったりしない温厚な人柄は、相撲ファンにも支持されている

貴景勝

雑念を捨てて集中すれば、火も涼しく感じる。相撲にすべてをささげ、気持ちの強さが持ち味の貴景勝にぴったりの四字熟語

朝乃山

新大関として迎えるはずだった夏場所は中止になった。だが、朝乃山にとっては大関も通過点のはず。横綱も狙える実力者だ

正代

心にくもりがない。時に発言が慎重になるが、これは正直に気持ちを打ち明けているからこそ。相撲の取り口も正々堂々が信条だ

御嶽海

「乾坤一擲(けんこんいってき)」は運命をかけて大勝負することを言う。御嶽海は優勝経験もあり勝負強いタイプ。大関候補の1人

大栄翔

骨身を惜しまず、全力を尽くすことが「粉骨砕身」。体全体を大きく使って相手に立ち向かう大栄翔の相撲は、まさにこれだ

隠岐の海

空を行く雲、流れる水のように、隠岐の海は気負うことなく自然体。ベテランらしくあたふたせず、よどみなく土俵に立ち続けている

遠藤

相撲に流れがあり動きに無駄がなく、理詰めで相手を追い詰める。支度部屋では多くを語らず、落ち着き払っているさまは明鏡止水

豊山

今回が自己最高位の西前頭筆頭。本来の実力は出し切っておらず、三役以上を虎視眈々(たんたん)と狙っている。朝乃山のライバル

隆の勝

春場所で12勝を挙げ、初の三賞となる敢闘賞を受賞。一気に番付を上げてきた25歳はまさに新進気鋭。愛称の「おにぎり」も定着

阿武咲

「土俵で花が咲くように」との願いを込めてしこ名が付いた。運動能力が高く、歌もうまい。まさに「華がある」力士の1人だ

宝富士

左四つになれば上位にも負けない。がっぷりの体勢から稀勢の里に勝ったことも。かつて魁聖に「左四つのモンスター」と言わしめた

霧馬山

陸奥部屋のホープ。鶴竜が転籍してきて、稽古場で胸を借りながら学んでいる。まだまだ伸びしろも多く、土俵の内外で奮闘中だ

覚悟を決めて角界入りしてから、横綱を目指す意志は今も変わらない。不器用で真面目。いつでも妥協せず、一生懸命に稽古している

碧山

太い腕を生かした強力な突き押しが武器。立ち合いから迷いなく、一刀両断のごとく相手に立ち向かう

阿炎

言動に自分らしさがあふれ出る。周囲がハラハラすることもあるが、これもまた阿炎の魅力。相撲っぷりも個性があふれ出ている

北勝富士

鋭い立ち合いは、まるで狩りに向かうライオンのような迫力。埼玉・所沢市出身。西武ライオンズ戦の始球式を務めたこともある

炎鵬

今、最も観客を沸かせることができる力士の1人。小兵ながら素早い動きと多彩な技で巨漢を倒す。まさに「銭の取れる」人気者だ

竜電

山梨県出身。甲斐の戦国大名・武田信玄の軍旗には「風林火山」と書かれていたとされる。疾(はや)きこと風のごとく-を体現する

 

照強

性格は明るく前向き、強気で意気軒昂。取組前の大量の塩まきはすっかり定着した。小兵ながらも、強いメンタルで幕内に定着した

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勝武士さん兄弟子の竜電「22年間ずっと一緒で…」

竜電(2019年7月19日撮影)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明し、5月13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で死去した三段目力士・勝武士(しょうぶし、本名・末武清孝=高田川)さんの兄弟子にあたる幕内力士の竜電(29=高田川)が1日、勝武士さんの死去後初めて、日本相撲協会を通じてコメントを出した。

竜電 勝武士は小学校1年から通っていた柔道スポーツ少年団から、22年間ずっと一緒で誰よりも自分のことをよく知る弟の様な存在でした。入院後、心配で送ったメールに「大丈夫です!!また連絡します」ときた返信が最後となってしまいました。明るく、優しく、いつもそばにいるのがあたりまえの存在を失い、心にポッカリと穴が空きました。しかし前を向き、これからも見守ってくれている勝武士と共に、今まで以上に相撲道に精進します。

竜電 剛至

(原文まま)

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巡業人気者の勝武士さん、土俵下で糖尿発症不戦敗も

17年2月、「しょっきり」で取組中にVサインを見せる勝武士さん(右)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんが13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。

新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

   ◇   ◇   ◇

最高位は三段目11枚目、勝武士さんは持病と付き合いながらの力士人生だった。糖尿病のため、インスリン注射は欠かすことができなかった。16年には取組直前に土俵下の控えで全身が赤らんで手が震え、異例の不戦敗を経験している。糖尿病による低血糖障がいだった。

巡業や花相撲では知られた人気者だった。元気で明るい性格。相撲の所作や禁じ手などを力士2人が面白おかしく実演する「しょっきり」を担当することが多く、ファンを楽しませた。兄弟子で1学年上の前頭竜電とは幼なじみで、山梨・竜王中ではともに柔道部に所属。気心の知れた仲で、付け人を長く務め兄弟子を支えた。

あまりにも早い別れに、周囲も胸を痛めた。竜王中柔道部の恩師、佐々木秀人さん(65)は「ワシより早くいっちゃダメだよ」と、声を震わせながら悲しんだ。中学時代の勝武士さんは稽古熱心で「何事にも一生懸命。体が小さいぶん、人の倍は稽古をしていた」と、170センチに満たない体で奮闘していた教え子を誇る。最後に会ったのは今年の2月だった。山梨県内で行われた竜電の後援会による激励会後に、佐々木さん、竜電、勝武士さんの3人だけで酒を酌み交わした。「そのときも元気だった。そんなにひどい糖尿病ではなかったと聞いていた。本当に残念」と肩を落とした。

09年に現師匠に部屋を譲った先代高田川親方の清水和一さん(75)は、勝武士さんの入門時を知っているだけに「びっくりした。まだ若いのに、考えられない」と驚きを隠せない様子。高田川親方の誘いを受けて入門したため、自身がスカウトした弟子ではなかったが「真面目な子。たまにふざける姿も見せていたけど、仕事に関しては無口で黙々とこなしていた」。丁寧な仕事ぶりを知っていただけに、沈痛な思いを吐露した。【佐藤礼征】

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、山梨・甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)
「しょっきり」で塩かごを手にする勝武士さん(2017年2月5日撮影)

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