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横綱大鵬の孫・納谷幸男86秒勝利も無言で控室へ

雷神矢口(左)にハイキックを見舞う納谷幸男(撮影・小沢裕)

<リアルジャパン:原点回帰プロレス>◇7日◇後楽園ホール◇観衆1465人


 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫、納谷幸男(23)がデビュー2戦目で完勝した。9月のデビュー戦と同様、雷神矢口との再戦に臨み、わずか1分26秒、体固めでフォールする秒殺勝利となった。

 相手の挑発に乗ることなく、強烈な右ハイキック、左ミドルキックでペースをつかむと、パワー比べの組み合いにも競り勝ち、ロープ際まで追い込んだ。ランニングニーリフトで大ダメージを与え、エルボードロップをかわされた後、背後を取って岩石落としに成功。身長201センチの高さを生かした豪快な投げ技を決めた後、3カウントを奪取した。86秒で試合を終わらせながらも納谷は、関係者に抱えられて無言で控室に戻った。

 納谷は9月14日のリアルジャパン後楽園大会でデビュー戦で雷神矢口に勝利した。ところがセコンド介入など、場外戦に多くの時間が割かれたことに、同団体の会長で初代タイガーマスクの生みの親となる新間寿氏が激怒。今興行は同氏による「原点回帰プロレス」と題したプロデュース大会となり、納谷は雷神矢口の再戦指令を受けていた。

雷神矢口(左)にひざ蹴りを浴びせる納谷幸男(撮影・小沢裕)
雷神矢口(右)に岩石落としを浴びせる納谷幸男(撮影・小沢裕)
体固めで雷神矢口(下)から3カウントを奪う納谷幸男(撮影・小沢裕)

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大鵬3世・納谷幸男、プロ第2戦は雷神矢口と再戦

再戦が決まりファイティングポーズをとる、雷神矢口(左)と納谷幸男(撮影・酒井清司)


 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰するリアルジャパンが24日、都内のホテルで会見し、大鵬3世・納谷幸男(23)のプロ第2戦の相手が、雷神矢口との再戦と決まった。

 雷神矢口には、9月14日の後楽園大会で行われたデビュー戦で勝利を収めた。しかし、セコンドの介入など、場外戦に多くの時間が割かれたことに、試合を観戦した同団体の会長で初代タイガーマスクの生みの親、新間寿氏が激怒。今回の大会を新間氏がプロデュースする「原点回帰プロレス」と題し、新間氏が対戦相手を吟味した上で、雷神矢口に決定した。佐山は「前回の試合がプロレス的に悪かったわけではない。問題は場外乱闘のところだけ。12月7日の大会は、この2人を中心に回っていく」と期待を口にした。雷神矢口は「オレは決して昭和の仕掛け人・新間さんや、初代タイガーマスクの軍門に下ったわけではない。プロレスラーとしてアウトローでやってきたが、オレがやってきたスタイルこそストロングスタイル。オレのプロレスは対世間。そういう意味で、大鵬の孫と戦うことは大変おいしい。前回、納谷はオレに勝ったが、相当悔しい思いをしたのは納谷の方。ただ、前回の戦いでオレを本気にさせた納谷君を、今回は本気でたたきつぶすつもりでリングに上がります」と話した。対する納谷は「前回の試合は形的にボクの勝ちだが、内容として良かったかどうか。再戦では、前回のような試合をするわけにはいかない。ボクにとってもリベンジ。前回出せなかった技も出していきたい」と自信を見せた。

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新間寿氏が12・7後楽園大会をプロデュース


 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰するリアルジャパンプロレスが3日、都内で会見し、12月7日の後楽園大会を、新間寿氏(82)プロデュースで開催すると発表した。

 新間氏は、新日本時代にアントニオ猪木対ムハマド・アリの異種格闘技戦を実現させるなど「過激な仕掛け人」としてプロレス界では有名。「昭和の新日本プロレスの道場のような、原点回帰のプロレスをお見せしたい」と新間氏。佐山は「リアルジャパンは12月7日から改革を行います。従来の興行スタイルとはまるで違うものをお見せする」と話した。「大鵬三世」納谷幸男(23)のデビュー第2戦で、新間氏がどんな対戦相手を用意するか楽しみだ。

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納谷幸男「毒霧を浴びたあたりから記憶なくなった」

プロレスデビューから一夜明けた15日、都内の道場で勝利を神棚に報告する納谷幸男


 昭和の名横綱大鵬の孫でプロレスラーの納谷幸男(23)が、デビュー戦から一夜明けた15日、都内のリアルジャパン道場でプロ初戦を終えた心境を語った。

 14日のリアルジャパン後楽園大会で、雷神矢口を相手に開始早々に放った右のキックが、納谷のプロレス人生の扉を開いた。その後は場外乱闘で、有刺鉄線ボードにたたきつけられたり、有刺鉄線バットで殴られたりと流血も経験。矢口の毒霧の洗礼も受けたが、巨体を生かした蹴りに、初代タイガーマスク直伝のフライングクロスチョップも披露するなど、大器の片鱗も見せた。

 納谷は「最初の蹴りでお客さんの『ウォー!』という声が聞こえて、よしという気持ちになった」と振り返った。最後は豪快なランニングニーリフトを決め快勝したが、試合内容については「まだまだ50点。毒霧を浴びたあたりから記憶がなくなった。もっと体を作り直して、次の戦いに臨みたい」と納谷。試合は、両親や兄弟、さらに大鵬夫人で祖母の芳子さん(70)も観戦したという。父で元関脇の貴闘力(49)は、納谷のデビュー戦のため、チケットを約500枚も売って“援護射撃”した。デビュー戦について「一安心。息子たちがだんだんと巣立っていってくれてうれしい。スケールがでかいから、楽しみにしています」と話した。芳子さんは、流血の試合に涙を流した。母親の美絵子さん(43)からは「良かったね」、一番下の弟・幸成君(16)からは「見直した」と声を掛けられたという。「これからはブレーンバスターや、自分の身長を浮かしたワザを覚えていきたい」。2戦目は12月7日の後楽園大会に決定。「もっとお客さんを沸かせられるワザを見せたい」と抱負を語った。

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大鵬孫の納谷幸男「日本のレスラーにない高さ」2m

納谷(左)は雷神矢口にランニングニーリフトを決めデビュー戦を勝利で飾った(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール


 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫、納谷幸男(23)が、豪快な勝利でプロレスデビューを飾った。14日、リアルジャパンプロレスの東京・後楽園大会の第5試合に登場。父で元関脇貴闘力の14年のプロレスデビュー戦の相手も務めた雷神矢口と対戦した。

 開始早々、強烈な右キックを見舞って観客を驚かせたが、場外に連れ込まれ、矢口のセコンドも加わった“集団リンチ”に遭った。有刺鉄線ボードにたたきつけられ、有刺鉄線バットで殴られた。さらに毒霧攻撃も浴び、いきなり流血するピンチ。それでもリングに戻ると、強烈なキックやのど輪、初代タイガーマスク直伝のフライングクロスチョップで反撃。最後はランニングニーリフトから片エビ固めで、5分58秒、勝負を決めた。

 「緊張しすぎて記憶もあいまいだけど、自分の中でいい動きができた。毒霧、バットはきつかったですね」と振り返った。13年3月の入団から4年以上かけてたどりついたデビュー戦。会場では父貴闘力ら家族全員が観戦。祖父の遺影もデビュー戦を見つめていた。「遺影に力をもらいました」と納谷。試合前、200センチ、135キロとサイズが公式発表された。「日本のレスラーにない高さを生かしたレスラーになっていきたい」と上気した顔で言った。【桝田朗】

試合に勝利しポーズを決める納谷(撮影・滝沢徹郎)

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大鵬孫の納谷幸男「1戦1戦経験を積んで」一問一答

雷神矢口に強烈な蹴りを決める納谷(右)(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール


 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)が、プロレスデビュー戦で雷神矢口と対戦し、5分58秒、ニーリフトからの片エビ固めで勝った。

 納谷はデビュー戦後、囲み取材に応じ、公式プロフィルの197センチから「2メートルです」と、さらに背が伸びたことを明かした。13年3月に入門し、196センチ、120キロの巨体を武器に格闘技デビューを目指していたものの、内臓疾患で入院するなどして、デビューに4年もかかった。その思いも語った主な一問一答は以下の通り

 -師匠の佐山サトル総監直伝の技は?

 納谷 先生から教わったのは…フライングクロスチョップを使ったと思うんですけど、しっかりと教えていただいた。自分が使っていける、得意技の1つに出来ればいいなと思います。

 -4年かけてようやくプロデビュー

 納谷 ずっと試合を近くで見ていて、ふがいない思いをしていたので、ようやくスタートラインに立てたのかなと思います。何年かかるか分からないですけど1年、1年、1試合、1試合経験を積んで次のステップにいけるようにしたい。

 -赤と黒のリングコスチュームにしたのは?

 納谷 元々、自分が赤が好きだというのがあって。本当は、もっといろいろ、つけたいなと思っていたんですけど、デビュー戦なので謙虚に。

 -試合の出来は? 

 納谷 緊張もあって50%。もっと磨いて自分のフィニッシュホールドじゃないですけど、試合を作ることが出来るようにしたい。

 -両親、兄弟みんな見に来た中で勝てた

 納谷 良かったですね。いい姿を見せることが出来た。

 -のど輪もすごかった

 納谷 フィニッシュに使えれば。

 -試合前に両親と話した?

 納谷 話していないですね。

 -白星デビュー。これから、どんなプロレスラーになりたい?

 納谷 まだまだ全然、自分の実力も、体ももっと作っていかなくてはいけないので、本当に1戦1戦、まずはリアルジャパンに身を置いてやる。もちろん、他のところにも出ていきたいという気持ちもありますし、そのために1戦、1戦、経験を積んで…佐山先生と話をしながら挑戦していきたい。自分が、どういうレスラーになっていけるか、見えない状態ですけど、自分の体の大きさ…なかなか、これだけ身長を持っている日本人レスラーは、いないと思うので、自分のデカさを生かした戦い方を出来るプロレスラーになっていきたい。

 -目標のレスラーは?

 納谷 今、はっきりしているというのはないですけど、僕の中ではスーパータイガー、佐山先生が師匠なので、やっぱり、ああいうストロングスタイルを追求していくプロレスラーになっていきたい。

 -ストロングスタイルとは対極にある雷神矢口選手とデビュー戦で戦い、場外では魔世軍らに集中攻撃を受けた。この経験は先に生きる?

 納谷 そうですね。自分の中で、1つのスタイルに定着という形じゃなく、いろいろなスタイルに対応できるプロレスラーになっていきたい。その中で、デビュー戦から矢口さんのようなタイプの選手とやらせてもらう機会は、なかなかないことだと思うし、良い意味で捉えていきたい。

 -3人がかりで羽交い締めにされ、有刺鉄線バットで殴られた

 納谷 痛かった…痛かったです。

 -天国のおじいさんも喜んでいると思うが?

 納谷 うちの家族が遺影を持って来てくれたので、それを見た時は力も出ました。祖父と、うちの部屋(大相撲の大鵬部屋)で先日、亡くなられた友鵬さんの遺影を持って来てくれたので、力をもらいました。友鵬さんには、いろいろお世話になりました。

 -リングアナウンサーが「2メートル3センチ」とコールしたように聞こえたが、197センチから背は伸びた?

 納谷 2メートルです。

 -フィニッシュホールドのひざ蹴りに名前はある?

 納谷 いや、まだ…はい。

 納谷は、雷神矢口の有刺鉄線バットの“洗礼”を繰り返し浴びるなど、尋常ではないデビュー戦を終え、右側頭部や体の各所から流血しながらも、記者の質問を冷静に聞き、1つ1つ、丁寧に答えた。新人離れした、堂々たる姿勢は試合での戦いぶりも、試合後の取材も変わらなかった。【村上幸将】

デビュー戦を勝利で飾り意気揚々と引き揚げる納谷(撮影・滝沢徹郎)

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大鵬遺影前で孫の納谷幸男、プロレスデビュー戦飾る

有刺鉄線バットを突きつける雷神矢口をにらみつける納谷幸男(撮影・村上幸将)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール


 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)がプロレスデビュー戦で雷神矢口と対戦。5分54秒、ニーリフトからの片エビ固めで勝った。納谷は開始早々、リングを軽やかなステップで右回りすると、13秒に右ミドルを浴びせ、矢口を沈めた。その後、場外戦に持ちこまれ、有刺鉄線バットで何発も殴られたが、ひるまずにリング上で応戦し、最後はパワーで完勝した。

 この日、会場には父の元関脇貴闘力(49)をはじめ母、弟も駆けつけた。納谷は、家族が大鵬さんの遺影を持っていたと明かし「力になった」と笑みを浮かべた。

 納谷と矢口には、納谷の父の貴闘力をも絡んだ因縁があった。貴闘力が鈴木みのると組み、14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行ったプロレスデビュー戦で、矢口が大仁田厚とタッグを組んで戦い、敗れていた。同戦で、当時リアルジャパンプロレスの練習生でセコンドについていた納谷が大仁田を捕獲し、貴闘力が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちする“アシスト”を矢口が恨んで、デビュー戦での対戦を熱望し実現した。

 この日は大相撲の大嶽親方(元十両大竜)も駆けつけ、北大路欣也、黒柳徹子、吉川晃司からは花が届いた。【村上幸将】

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納谷幸男、祖父大鵬の遺影を力に 全身血まみれ勝利

試合に勝利しポーズを決める納谷(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール


 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)がプロレスデビュー戦で雷神矢口と対戦し、5分58秒、ニーリフトからの片エビ固めで勝った。

 納谷は開始早々、リングを軽やかなステップで右回りすると、開始13秒に右ミドルを浴びせて矢口を沈めた。その後も右ミドル、右前蹴りと、自信のある蹴りで矢口を追い込み、佐山サトル総監直伝の、フライングクロスチョップで矢口をなぎ倒した。

 それが場外戦に持ちこまれると、パイプ椅子などを使った乱戦の第一人者・矢口に試合の流れを持っていかれた。1度はリングに戻ったものの、右エルボーの誤爆から再び場外戦に持ち込まれると、矢口のセコンドの邪道軍に加え、1試合前の第4試合で反則負けした魔世軍2、5号と青柳総裁が乱入。納谷は羽交い締めにされ、パイプ椅子で殴られ、青柳総裁には腹に刀を突きつけられた。揚げ句に、開始3分過ぎに腹に矢口の有刺鉄線バットの“洗礼”を浴びた。さらに背中に2、3度と有刺鉄線バットを浴び、全身は血まみれ状態になった。

 それでも、開始5分でリングに戻ると、5分13秒に右ミドルを浴びせて矢口をもん絶させた。その後、背後から迫った魔世軍が、白い粉を浴びせてひるませようとしたのを読み、かわすと、粉は矢口に直撃し“誤爆”。苦しむ矢口にニーリフトを浴びせて、最後は片エビ固めで完全勝利した。

 この日、会場には父の元関脇貴闘力(49)をはじめ母、弟も駆けつけた。納谷は、家族が大鵬さんの遺影を持っていたと明かし「遺影を見た時は力が出ました」と笑みを浮かべた。

 祖父の遺影の横には、8日に亡くなった祖父の片腕で、日本相撲協会の世話人・友鵬勝尊(ゆうほう・まさたか)さん(本名・長崎勝=ながさき・まさる、享年60)の遺影も並んでいたという。納谷は「力をもらいました。友鵬さんにもお世話になりました」と感謝した。

 納谷と矢口には、納谷の父の貴闘力をも絡んだ因縁があった。貴闘力が鈴木みのると組み、14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行ったプロレスデビュー戦で、矢口が大仁田厚とタッグを組んで戦ったが敗れたこと。同戦で、当時リアルジャパンプロレスの練習生でセコンドについていた納谷が大仁田を捕獲し、貴闘力が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちするのを“アシスト”したことを矢口が恨んで、デビュー戦での対戦を熱望し実現した。

 この日は大相撲の大嶽親方(元十両大竜)も駆けつけ、北大路欣也、黒柳徹子、吉川晃司からは花が届いた。【村上幸将】

納谷幸男対雷神矢口 雷神矢口に強烈な蹴りを決める納谷(右)(撮影・滝沢徹郎)
長男の納谷幸男のデビュー戦を見守る元関脇の貴闘力(撮影・滝沢徹郎)

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大鵬孫納谷幸男デビュー戦のレフェリーは北沢幹之氏

8月23日の会見で、納谷幸男(左)に有刺鉄線バットを手に詰め寄る雷神矢口と仲裁に入る初代タイガーマスク(撮影・村上幸将)

 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)が、14日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園大会で雷神矢口と対戦するプロレスデビュー戦(シングルマッチ30分一本勝負)のレフェリーが、元プロレスラーでUWF、リングスなどでレフェリーを務めた、北沢幹之氏(75)に決まった。リアルジャパンプロレスが、11日までに発表した。

 北沢氏は、1961年(昭36)に日本プロレスに入門。魁勝司のリングネームで活躍し、1972年(昭47)にアントニオ猪木が新日本プロレスを旗揚げした時にも参加した。1981年に現役引退後は、前田日明が設立したリングスなどでレフェリーとして活躍。ロシア出身のサブミッションの名手・ヴォルク・ハンらと、現役を引退しながらも互角のスパーリングをした“伝説”も残している。2009年には、新日本プロレスが多大な功績を残した選手をたたえる「NJPWグレーテストレスラーズ」に選ばれた。

 北沢氏がレフェリーに選任された裏には、納谷と対戦する矢口が凶器を持ち込み、流血戦も辞さない狂乱ファイトに打って出る危険性が高い、という事情がある。矢口は、8月23日に都内のリアルジャパンプロレス本部で行われた会見に有刺鉄線バットを持ち込み、納谷の胸ぐらに突きつけた。それに対して、リアルジャパンプロレス総監の佐山サトル(59)は、凶器なしの通常ルールで試合を行うことを明言した上で「(凶器を)使わせないようなことが、しっかり出来るレフェリーを認定する。ひどい状況になったら止めます」と、試合をコントロールすることが出来るレフェリーを選任する考えを明らかにした。そして白羽の矢が立ったのが北沢氏だ。

 一方、矢口は「バットは俺にとって凶器じゃないから。電流爆破が本当の凶器だから」と、大仁田厚率いる邪道軍の一員として、あくまで有刺鉄線バットの持参を譲らないと断言。「セコンドに誰を連れて行くかはお楽しみだよ」と、リアルジャパンプロレス側のレフェリー選任に対し、大仁田をはじめとした邪道軍として、総力戦を挑むことで対抗する構えを示した。

 納谷は、流血戦について「恐怖は全くない」と平然と答えたが、リアルジャパンプロレスとしては、納谷の安全確保を最優先にするため、実力派レスラーかつレフェリーとしても実績のある北沢氏に、試合を託すことを決めたようだ。

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大仁田が熱望「追い詰めてリングに」佐山と電流爆破

大仁田厚からの電流爆破マッチの要求に否定的な姿勢を貫く初代タイガーマスク(撮影・村上幸将)

 プロレスラー大仁田厚(59)が28日、10月31日に後楽園ホールで行われる引退興行「さよなら大仁田、さよなら電流爆破 大仁田厚ファイナルツアー」で引退する前に、リアルジャパンプロレス主宰の佐山サトル(59)との電流爆破マッチが実現できるよう、佐山に要求を続ける考えを明らかにした。

 大仁田は、6月29日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園ホール大会で、佐山に最後の電流爆破マッチの相手になってほしいと要求した。ただ佐山は、15日にリアルジャパンプロレスで開いた会見で「体調が戻るまではやるつもりはない」と断言。15年5月に狭心症の手術を受け、体調がベストではなく、対戦を受けない方向であることを示唆した。

 23日にリアルジャパンプロレスで行われた会見では、大仁田率いる邪道軍の雷神矢口が、9月14日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園大会で対戦する、横綱大鵬の孫の納谷幸男(23)のプロレスデビュー戦で勝った場合「初代タイガーマスクと大仁田厚最後の電流爆破を何とかね、俺は勝ち取らなきゃいけないわけだから」と訴えた。それにも、佐山は「幸男に勝った時点で、自分が大仁田とやる挑戦権を得るとおっしゃっていましたが、お受けしたことは全くない」と拒否の姿勢を示した。

 現状で、佐山が電流爆破マッチを受ける可能性は極めて低い。それでも、大仁田は「いいじゃないですか。やる、やらないは本人の勝手だし。ただ、毎回そうなんだけど、相手を追い詰めて、追い詰めて絶対、リングに上げる姿勢は変えたくないから」と考えにブレがないことを強調した。

 さらに「こちらはリアルジャパンの会場に足を運び嘆願し、礼は尽くしたと思っている。その場で決めてやると佐山選手は言っていたが、その後曖昧なコメントが続きハッキリとした返答をいただけない。近日中に回答がないならば、それが、礼を持ってお願いに行った大仁田厚への佐山選手の回答だと受けとめる」とも口にした。【村上幸将】

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大鵬孫納谷と初戦の雷神矢口、有刺鉄線バットで威嚇

会見で納谷幸男(左)に有刺鉄線バットを手に詰め寄る雷神矢口と仲裁に入る初代タイガーマスク(撮影・村上幸将)

 横綱大鵬の孫の納谷幸男(23)と、9月14日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園大会でのプロレスデビュー戦でシングルマッチ30分一本勝負で戦う雷神矢口が23日、都内のリアルジャパンプロレス本部で会見を開いた。

 席上で、矢口が有刺鉄線を巻いたバットを納谷の胸ぐらに突きつけるなど、早くも“場外戦”が展開された。

 今回のデビュー戦は、矢口から度重なる対戦要求があったが、リアルジャパンプロレス主宰の佐山サトル(59)が、凶器の使用なども辞さない大仁田厚率いる邪道軍の戦い方が危険すぎると固辞した経緯があった。ただ、納谷が18日から21日まで石川県羽咋市の妙成寺で行った合宿で「自信がついた。自信を持った状態でやれると、自分の方から先生にお願いしました」と、自ら佐山に対戦を希望し、実現したと明らかにした。

 矢口は「巨人、大鵬、卵焼き。一時代を築いたすばらしい偉大な大鵬親方を、俺は尊敬している」と、納谷の祖父大鵬へのリスペクトを口にした。その上で「見た限りは、遺伝子は120%受けていると思うよ。でもね、強さだけは世襲制じゃないんだな。本人がどれだけ努力して、修羅場をくぐってきたか。25年の修羅場をくぐり抜けた俺と対戦するのは100万光年早いんだよ」と挑発した。

 矢口は納谷との対戦を要求し続けた理由として、納谷の父で元関脇の貴闘力(49)が鈴木みのると組み、14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行ったプロレスデビュー戦で、大仁田とタッグを組んで戦ったが敗れたこと。2戦目も戦って敗れたが、その後、貴闘力が焼き肉店の経営に乗り出したため、試合の機会がないまま恨みが残っていると吐露した。

 また貴闘力のデビュー戦で、当時リアルジャパンプロレスの練習生でセコンドについていた納谷が大仁田を捕獲し、貴闘力が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちするのを“アシスト”したことも恨んでいると訴えた。矢口は「試合で絡まないおかげで、あんなうまい焼き肉を俺が食いに行けなくなった。それに、こいつが手を出したおかげで負けたのも、腹が立っているんだよ。だから、こいつと真っ先にやらせろと言ったんだよ」と息巻いた。

 ところが、納谷が当時のことを「覚えていない」と挑発を受け流し、矢口の印象を聞かれても答えないなど相手にしない姿勢を示した。さらに「もちろん、勝つ自信があります」と言ったことに矢口が激怒。「何、この野郎。ふざけんじゃねーよ、お前。何が勝つ自信があるだよ!!」と言い、矢口は納谷の胸ぐらをつかんで有刺鉄線バットを突きつけた。

 佐山が間に入ると、矢口は怒りをにじませながら退場。納谷と矢口の間に、後戻りできない因縁が刻み込まれた。【村上幸将】

会見に出席した左から納谷幸男、初代タイガーマスク、雷神矢口(撮影・村上幸将)

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雷神矢口、佐山に大仁田の対戦相手受けるよう迫る

会見で納谷幸男(左)に有刺鉄線バットを手に詰め寄る雷神矢口と仲裁に入る初代タイガーマスク(撮影・村上幸将)

 横綱大鵬の孫の納谷幸男(23)と、納谷がプロレスデビューする9月14日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園大会で、シングルマッチ30分一本勝負で戦う雷神矢口が23日、都内のリアルジャパンプロレス本部で会見を開いた。

 矢口は会見で、もし自分が納谷に勝った場合、邪道軍率いる大仁田厚(59)がリアルジャパンプロレス主宰の佐山サトル(59)に再三、要求し続けている、最後の電流爆破マッチの相手になってほしいという要求をのむよう、佐山に迫った。矢口は「この試合に勝って、初代タイガーマスクと大仁田厚最後の電流爆破を何とかね、俺は勝ち取らなきゃいけないわけだから」と訴えた。

 佐山は矢口に「幸男に勝った時点で、自分が大仁田とやる挑戦権を得るとおっしゃっていましたが、お受けしたことは全くない」と完全拒否の姿勢を示した。佐山は18日に同所で開いた会見でも「体調が戻るまではやるつもりはない。受ける、受けないかは、タイガーマスクの動きが出来るか、出来ないかで自分で決める。(リングに)ぶざまな格好で上がるわけにはいかない」と断言。15年5月に狭心症の手術を受け、休養中の体調がベストではなく対戦を受けない方向であることを示唆していた。

 その上で佐山は、矢口が有刺鉄線バット持参で会見場に乗り込んできたことに対し「何だか、記者会見上にバットを持ってくるのも何かと思う」と不快感を示した。そして「凶器OKなどというのは、矢口選手のプライドが許さないでしょう。バットも使わないでしょうし、通常ルールで臨みます」と凶器の使用を許さない姿勢を明確に示した。

 さらに「1つ条件があるのは、レフェリーをこちらで決めさせてもらう。(凶器を)使わせないようなことが、しっかり出来るレフェリーを認定する。ひどい状況になったら止めます」と、レフェリーの指名含め、納谷の安全確保を最優先にする考えを強調した。

 それに対し、矢口は「バットは俺にとって凶器じゃないから。電流爆破が本当の凶器だから」と、あくまでバットの持参を譲らない姿勢を強調。一方で「格闘スタイルも出来るし、長州力、天竜源一郎、谷津嘉章と、血へどを吐いてやってきた。大仁田厚との電流爆破も。セコンドに誰、連れて行くかはお楽しみだよ」と断言。リアルジャパンプロレス側のレフェリー指名に対し、大仁田をはじめとした邪道軍として総力戦を挑む可能性を示唆した。

 納谷は記者から「流血戦になった場合は?」と聞かれると「(流血戦への)恐怖は全くない」と答えた。【村上幸将】

会見に出席した左から納谷幸男、初代タイガーマスク、雷神矢口(撮影・村上幸将)

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大鵬の孫納谷幸男、9・14プロレス初戦は雷神矢口

デビュー戦に向けて磨き続ける、得意の蹴りを披露する納谷幸男(撮影・村上幸将)

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力(49)の長男納谷幸男(23)が、9月14日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園大会でのプロレスデビュー戦で戦う対戦相手が、大仁田厚(59)率いる邪道軍の「切り込み隊長」雷神矢口に決まった。22日、リアルジャパンプロレスが発表した。試合はシングルマッチ30分一本勝負となる。

 18日に都内のリアルジャパンプロレス本部で行われた会見の際、主宰の佐山サトル(59)は「大仁田の方から矢口がどうのこうのという話を聞いて、そんな危険なことをさせられるわけはないだろう。納谷選手も、ストロングスタイルを目指していますので、あいつらの戦いは危険。そういう目に最初から遭わせるわけにはいかないし、受けるわけはないだろうと…分からないですけど」と否定的な見解を示していた。

 納谷は、リアルジャパンプロレスの練習生だった14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行われた父貴闘力、鈴木みのる組対大仁田、矢口組戦で、プロレスデビューした父のセコンドについた。そして試合中に大仁田を捕獲し、父が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちするのを“アシスト”し、因縁が生まれていた。

 23日にリアルジャパンプロレスで、納谷と雷神矢口、佐山がそろっての会見が行われる。その席上で、試合がどのように成立したかの経緯が語られるもようだ。

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大鵬の孫納谷幸男、プロレスデビューへ石川合宿

プロレスデビュー戦に向けた合宿を張る、石川県に向かう納谷幸男(撮影・村上幸将)

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力(49)の長男納谷幸男が18日、9月14日のリアルジャパンプロレス東京・後楽園大会でのプロレスデビュー戦に向け、合宿地の石川県へ出発した。

 17日が23歳の誕生日だった納谷はこの日、リアルジャパンプロレス本部で行われた、レジェンド選手権第12代王者のプロレスラー船木誠勝(48)と挑戦者スーパー・タイガーの会見を見学後、師匠の佐山サトル(59)とともに本部を出発した。合宿への意気込みを聞かれると「頑張ります」と、やや緊張の面持ちで口にした。佐山が五重塔をイメージして考案したファイブストーリーズ・ホールドなどの必殺技を習得したか聞かれると「合宿で習うと思います」と答えた。

 納谷の対戦相手について、佐山は報道陣に「まだ決めていない」と説明した。一方で、プロレス人生40年で7回目の引退を発表した大仁田厚(59)から、雷神矢口の名前が挙がったと明かし「大仁田の方から矢口がどうのこうのという話を聞いて…そんな危険なことをさせられるわけはないだろう」と語った。

 納谷は、リアルジャパンプロレスの練習生だった14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行われた、父貴闘力が鈴木みのると組んで大仁田、矢口組と対戦した試合で、プロレスデビューした父のセコンドについた。その試合で納谷は大仁田を捕獲し、父が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちするのを“アシスト”し、因縁が生まれていた。

 佐山は「納谷選手も、ストロングスタイルを目指していますので、あいつらの戦いは危険。そういう目に最初から遭わせるわけにはいかないし、受けるわけはないだろうと…分からないですけど」と否定的な見解を示した。【村上幸将】

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大鵬孫の納谷幸男、必殺技は「五重塔」イメージ

ファイティングポーズを見せる初代タイガーマスクの佐山サトル(左)と納谷幸男(撮影・神戸崇利)

 大横綱大鵬の孫で、9月14日後楽園大会でのプロレスデビューが決まった納谷幸男(22)が、初代タイガーマスクの佐山サトルから将来のリアルジャパンのエースに指名された。4日、都内のリアルジャパン道場・興義館で佐山とともに会見。佐山に素質を絶賛され、プロレスラーとして独り立ちする決意を語った。

 大鵬を祖父に、元関脇貴闘力を父に持つ納谷は「父、祖父があれだけ偉大な人物ですが、自分の実力で認めていただけるような、そんな選手になりたい」と、緊張した面持ちで決意を語った。その横で佐山は「最初、右の蹴りを見てビックリした。強い足腰と柔らかい体は、確かに大鵬の血を引き継いでいると思う。スーパータイガーとともに団体を引っ張る選手に育ってほしい」と期待を寄せた。

 納谷は13年3月に入門。しかし、内臓で手術に至る大病を患い、ヒザの故障などもあって、デビューまで4年もかかった。当初は総合格闘家を目指していたが、団体で日々練習するうちにプロレスへの情熱が芽生えたという。

 そんな納谷のデビュー戦に、レスラー育成の名伯楽・佐山も、あの手この手のアイデアを用意する。「大鵬の孫の相手に恥じない選手を複数考えている。試合前の合宿、公開練習もやる。必殺技はファイブストーリーズ・ホールドというのを考えています」と話した。「ファイブ-」は五重塔のイメージで納谷の196センチの長身を生かしたダイナミックな技だという。

 「入門して4年、大変な思い、悔しい思いもしたが、ここまでやってこられたのは格闘技、プロレスへの思いが強かったから」と納谷。デビューが決まってから連絡を取っていない父貴闘力だが、佐山によると当日のチケットを大量に売りさばき、援護射撃をしているという。納谷は18日から金沢で最終合宿に入り、デビュー戦に備える。【桝田朗】

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大鵬孫の納谷幸男は196センチ、120キロ/メモ

納谷幸男(2013年4月24日撮影)

 大横綱大鵬の孫で、9月14日後楽園大会でのプロレスデビューが決まった納谷幸男(22)が、初代タイガーマスクの佐山サトルから将来のリアルジャパンのエースに指名された。4日、都内のリアルジャパン道場・興義館で佐山とともに会見。佐山に素質を絶賛され、プロレスラーとして独り立ちする決意を語った。

 ◆納谷幸男(なや・ゆきお)1994年(平6)8月17日、元関脇貴闘力(のちの大嶽親方=退職)と大鵬の三女美絵子さんの長男として生まれる。幼少時から相撲はしていたが、鳥取西中に相撲留学した直後に断念。帰京して深川六中では運動部に属さず、埼玉栄高では相撲部に籍があったものの、練習はしていない。13年3月にリアルジャパンプロレスに入団。身長196センチ、体重120キロ。足の大きさは32センチ。

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大鵬孫の納谷幸男、弟幸之介は高校横綱候補

 大横綱大鵬の孫で、9月14日後楽園大会でのプロレスデビューが決まった納谷幸男(22)が、初代タイガーマスクの佐山サトルから将来のリアルジャパンのエースに指名された。4日、都内のリアルジャパン道場・興義館で佐山とともに会見。佐山に素質を絶賛され、プロレスラーとして独り立ちする決意を語った。

 納谷の弟幸之介(埼玉栄3年)はこの日、宮城・大崎市で行われた全国高校総体の相撲個人で不戦勝を含む3連勝。高校横綱候補でもあり「前に出て圧倒する相撲を取りたい」と静かに闘志を燃やした。将来は角界入りを希望しており「自分は強くならないといけない。優勝を目指す」と鋭いまなざしで言った。

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大鵬孫の納谷幸男「身が引き締まる思い」/一問一答

ファイティングポーズを見せる初代タイガーマスクの佐山サトル(左)と納谷幸男(撮影・神戸崇利)

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力(49)の長男納谷幸男(22)が4日、都内のリアルジャパンプロレスで会見を開き、9月14日の東京・後楽園大会でプロレスデビュー戦を行うと発表した。

 納谷は会見後、囲み取材に応じた。その中で、祖父の納谷幸喜さん(享年72)から生前かけられた「謙虚になれ」という言葉を胸に、プロレス界の大海原を真っすぐ進んでいくと宣言した。主な一問一答は、以下の通り

 -これまでの格闘技歴は

 納谷 相撲は中学から高校までやりました。高校1年生で相撲部をやめて、2年から少しだけキックボクシングのジムに行っていました。2013年3月にリアルジャパンプロレスに入門しました。

 -体調を崩したのはいつ

 納谷 2015年…僕が21歳になる少し前です。もの(病気)自体は、悪化すると悪いものだった。僕は早い段階で見つけてもらったので、命に別条はありません。(療養期間は)約1年とちょっとです。

 -格闘技ができない不安はあった?

 納谷 不安は…ありましたね。入院して、2週間くらい全く食べられなかった時や、手術した時もあったので10キロくらい体重が落ちました。

 -デビュー戦は、得意のキックを武器に戦う?

 納谷 自分の持っているものを全部出していきたいですね。

 -佐山サトルさんはファイブストーリーズホールド、アルバトロスという必殺技を教えると語った

 納谷 まだ、何も…。僕も今、初めて聞きました(笑い)

 -弟さん(埼玉栄高主将として、全国高校相撲選手権大会初出場中の幸之介さん)が相撲で頑張っている

 納谷 頑張っていますね。もちろん気になります。母親から情報は教えてもらっています。頑張ってもらいたいです。僕ができなかったこと、やらなかったことを、やってもらっているという気持ちはあるんで、応援して頑張ってもらいたい。

 -母はデビューにあたって何と言っている? 体の心配をしているのでは?

 納谷 自分で選んだ道なんだから…とは言われますね。心配はしていると思います。

 -最大の目標は

 納谷 もちろん…今は大鵬の孫、貴闘力の息子として、自分は名前を出してもらっている状況なので、プロレスラーの納谷幸男メインで言ってもらえる選手になっていきたいですね。親とか関係なく、自分を評価される選手になっていきたい。

 -プロレスは自分にとって、どういうもの?

 納谷 本当に大変な、大変なことだと思います。近くで4年間、見ているからこそ、大変なことだなと。

 -お父さんから激励は?

 納谷 まだまだ、ないですね。自分もまだ知らせていないので。記者会見で発表してもらって連絡しようと思った。(練習の報告は)全く、別の競技、格闘技をやっているので全くしない。

 -祖父に伝えたいことは?

 納谷 いやぁ…ようやくデビューできます、という報告はしますね。お墓に、しに行きたいと思います。多分「ちゃんとやれよ」、「一生懸命、やれ」と言われると思います。

 -それが、祖父の言葉で一番、印象に残っている言葉か?

 納谷 やっぱり、一番、印象に残っている、言われてきたことは「謙虚になれ」ということ。それが今、大人になって一番、言われて、大事な言葉だったんだなと思います。もちろん、自分の中で謙虚にやっていこうというのが気持ちの中にあります。

 -プロレスラーで謙虚にやるというのは難しいのでは?

 納谷 難しいことだと思います。気持ちの中では、ずっと謙虚ということですね。

 -デビューを前にワクワク感がある? 不安は?

 納谷 不安はないですね…ワクワク感も。身が引き締まる思いですね。

 納谷は会見はもちろん、囲んだ記者の質問に1つ1つ丁寧に答えた。プロとしての第1歩を踏み出した場で、早速、祖父の精神を実行した。【村上幸将】

プロレスデビュー会見を行った納谷幸男(右)を見守る佐山サトル(撮影・村上幸将)

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大鵬孫の納谷幸男、プロレスデビュー戦へ意気込み

プロレスデビュー会見を行った納谷幸男(右)と佐山サトル(撮影・村上幸将)

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力(49)の長男納谷幸男(22)が4日、都内のリアルジャパンプロレスで会見を開き、9月14日の東京・後楽園大会でプロレスデビュー戦を行うと発表した。

 納谷は「9月14日、デビュー戦をすることになりました。父、祖父が、あれだけ偉大な人物で、その名前ばかりが先行してしまわない、自分の実力で認めていただける選手になりたい」と意気込みを語った。

 対戦相手について、主宰の佐山サトルは「何人か今、想定しています。最終的にはストロングスタイルに育てたい」と調整中であると説明。また「ファイブストーリーズホールド…あるいはアルバトロスも。この2つの必殺技で展開したい。まだ秘密ですけど」と、納谷には既に必殺技があると明らかにした。

 納谷は、貴闘力と同団体を主宰する佐山サトルとの関係で、13年3月に入門し、196センチ、120キロの巨体を武器に格闘技デビューを目指していたが、病気などで延期となっていた。「入門して4年…悔しい思いもした。一番、苦しかったのは練習です」と、デビュー戦決定までの道のりを振り返った。

 父の貴闘力は、14年4月16日のリアルジャパンプロレス代々木競技場第2体育館大会でプロレスデビューし、デビュー戦で大仁田厚、2014年12月5日には初代タイガーマスク、スーパータイガー、アレクサンダー大塚、タカ・クノウと組み大仁田厚、田中将斗、矢口壹琅、保坂秀樹、リッキー・フジと10人タッグマッチを行い、いずれも勝利した。納谷は、父がプロレスで戦ったことについて聞かれ「頑張っている姿を見て、格好いいと思った」と語った。【村上幸将】

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大鵬孫で貴闘力長男の納谷幸男9・14プロレス参戦

納谷幸男(13年3月18日撮影)

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力の長男納谷幸男(22)が、リアルジャパンプロレスの9月14日の東京・後楽園大会でプロレスデビュー戦を行う。リアルジャパンが3日発表した。今日4日に都内で会見を行い、対戦相手を発表する。

 納谷は、貴闘力と同団体を主宰する佐山サトルとの関係で、13年3月に入門し、196センチ、120キロの巨体を武器に格闘技デビューを目指していたが、病気などで延期となっていた。父の貴闘力も同団体でプロレスデビューしており、親子2代のプロレスラーとなる。

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横綱大鵬の孫、納谷幸男が9・14プロレスデビュー

納谷幸男(写真は2013年4月24日)

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力の長男納谷幸男(22)が、リアルジャパンプロレスの9月14日の東京・後楽園大会でプロレスデビュー戦を行う。

 リアルジャパンが3日発表した。4日に都内で会見を行い、対戦相手を発表する。納谷は、貴闘力と同団体を主宰する佐山サトルとの関係で、13年3月に入門し、196センチ、120キロの巨体を武器に格闘技デビューを目指していたが、病気などで延期となっていた。父の貴闘力も同団体でプロレスデビューしており、親子二代のプロレスラーとなる。

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大鵬さんの孫やる気「体力ついた」

「初代タイガーマスク基金」活動報告会の運営を手伝った納谷幸男

 初代タイガーマスクの佐山サトル(55)は24日、都内で「初代タイガーマスク基金」の活動報告を行った。その佐山に3月から指導を受けている元横綱大鵬の孫納谷幸男(18)も参加した。納谷は「体力がついてきた。いろいろな人に期待してもらっているので、日々の練習を頑張っていきたい」と語った。体も絞れてきており、入門時120キロだった体重は、115キロになったという。

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大鵬孫の成長 初代タイガー認めた

 初代タイガーマスクの佐山サトル(55)が、主宰する掣圏真陰流興義館で指導中の元横綱大鵬の孫納谷幸男(18)について「初心者からスタートして3週間でずいぶん良くなった。パワーはかなり向上している。上半身の柔らかさは、大鵬さんの片りんがあるよね。変な癖がないから教えやすい」と現在の状況を話した。股関節の柔軟性と、体力面を今後の課題とした。

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大鵬さんの孫が買い出しなど初仕事

リアルジャパン後楽園大会で、セコンドなど初仕事をした納谷幸男

 総合格闘家を目指し、佐山サトル(55)に弟子入りした大鵬の孫、納谷幸男(18)が22日、リアルジャパンの後楽園大会で初仕事を行った。納谷は、18日に佐山が主宰する掣圏真陰流興義館に入門。この日は、プロレス興行で、午後1時前に東京・後楽園ホール入り。荷物の運搬や、コンビニへ氷などの買い出し。さらに、選手入場口の警備や、試合でのセコンドとめまぐるしく動き回った。リングサイドでは、父で元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏(45)が熱視線を送っていた。納谷は「わからないことだらけだけど、できない体験をさせてもらった。選手の試合を見て参考になるところは自分の中に1つでも取り込んでいけるようにしたい」と真剣な表情で話した。

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大鵬さん孫ド迫力キック初代タイガー興奮

初代タイガーマスクの佐山(右)に弟子入りし、握手する大鵬の孫、納谷

 初代タイガーマスクの佐山サトル(55)が主宰する掣圏真陰流興義館は18日、都内の道場で大鵬の孫、納谷幸男(18)の入門を発表した。大横綱のDNAを受け継ぐ納谷は、入門会見後に佐山からパンチ、キック、寝技の手ほどきを受けたが、196センチ、120キロの巨体が持つパワーで、いきなり周囲をあぜんとさせた。

 佐山が興奮の声を上げた。納谷の右足のキックが、サンドバッグにめり込むようにさく裂した。「おおっ、速い! 体重あるからね」。キックの角度や体の向き、軸足の送りなど、細かく指導していくと、その威力はさらに増した。「あんなにでかくて、重たくてスピードがあるとは思わなかった。覚えも早い」と、数々の格闘家を育ててきた佐山もうなるしかなかった。

 入門初日にいきなり実戦に近い練習をさせたのは、その素質に注目したからだ。会見で佐山は「まだ、本人が素質に気づいていないから、自信もない。武道の習得から始め、必ず世界王者にしてみせる」と明言した。会見では自信なさげに話していた納谷は、練習を終えると「ここまできたらやるしかない。後には引けない」と厳しい世界に飛び込んだ覚悟を口にした。【桝田朗】

 ◆納谷幸男(なや・ゆきお)1994年(平6)8月17日、大相撲の貴闘力(のちの大嶽親方=退職)と大鵬の三女美絵子さんの長男として生まれる。幼少時から相撲はしていたが、鳥取西中に相撲留学した直後に断念。帰京して深川六中では運動部に属さず、埼玉栄高では相撲部に籍があるものの、練習はしていない。身長196センチ、体重120キロ。足の大きさは32センチ。

 ◆掣圏真陰流興義館 初代タイガーマスクの佐山サトルが総監を務める武道団体。1995年5月創設。武道を根本とした格闘技で、ロープのない八角形のリングで戦い、入場時に日本刀を携えることが義務化されている。リアルジャパンは団体を運営する会社名。

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大鵬さん孫が初代タイガーに弟子入り

初代タイガーマスク佐山(右)に弟子入りし握手する大鵬の孫、納谷(撮影・山崎安昭)

 初代タイガーマスクの佐山サトル(55)が主宰する掣圏真陰流興義館は18日、都内の道場で大鵬さんの孫、納谷幸男(18)の入門を発表した。

 佐山は会見で「まだ、自分では自信を持っていない。金の卵の殻を割らせてあげる。自信をもたせてあげることから始めて、必ず世界チャンピオンにしてみせる」と断言した。会見後には、さっそく実戦練習を行い、自らていねいに指導した。パンチ、キック、寝技と1時間あまり。特にキック練習では、納谷のパワーに「あんなにでかくて、重くてスピードがあるとは思わなかった。覚えも早い」と驚いていた。

 納谷は「最初緊張したけど、やっているうちに楽しい気持ちになった。ここまできたらやるしかない。後には引けない」と悲壮な決意を語った。

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大鵬孫も入門「虎の穴」弟子募集

 リアルジャパンは14日、将来のアルティメット戦士養成を目指す「虎の穴」の新弟子募集を発表した。すでに大鵬の孫・納谷幸男君(18)の入門は決まっているが、さらに4人程度を募集し、全員が興義館道場のある東京・本郷に設ける寮に入って練習を積む。佐山聡(55)は「アルティメット戦士を目指す総合格闘技の入り口。人格のしっかりした人間を育てていきながら、世界に出していきたい。必ず世界チャンピオンにしてみせます」と宣言した。納谷君ら新弟子は、3月11日以降に正式入門。同22日のリアルジャパン後楽園ホール大会では、新弟子として会場の雑用なども行う予定となっている。

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力道山孫が大鵬さん孫にエール

ビルドアップされた体を誇る百田力さん

 日本プロレス界の祖・力道山の孫、百田力(ちから)さん(31)が1日、格闘家を目指している昭和の大横綱、大鵬さんの孫の納谷幸男君(18=埼玉栄高)にエールを送った。ともに偉大な祖父を持ち、周囲から大きな期待をかけられている。年内のプロレスラーデビューを目指している力さんは「周囲の期待に押しつぶされないで。祖父の名を汚さないように頑張りましょう」と話した。

 力さんは「自分なんか、まだデビューしてないんだから、他人について話すことなんかできません」と言葉を選びながら話し始めた。土浦日大高2年のときにプロレスラーを目指して、レスリング部に入部。日大法学部時代はジムで鍛えて、04年にノアの入門テストを受けたが不合格。1度はレスラーをあきらめたが、現在は祖父力道山、父百田光雄(64=天龍プロジェクト)を継ぎ、日本初の親子3代のプロレスラーを目指している。

 力さんは「僕も幸男さんも共通しているのは、祖父の現役時代にはじかに接していないことです。幼い頃から、いかに祖父が偉大だったかを周囲の人に聞かされて育ったから、それが自然とプレッシャーになっていたかもしれませんね」と振り返る。

 力さんの場合、本人以上にプレッシャーを受けていたのは、父の光雄だった。「父も2世レスラーとして苦労したから、全て完璧にこなせるようになるまでは、2度とテストを受けるなと言い渡された。幸男さんもお父さんが元関脇の貴闘力関ですから、大変でしょう。でも、偉大な祖父のことを考えれば、どんなつらいことでも乗り越えられる」と思いやる。

 1度は断念したプロレスラーへの夢が再燃したのは、09年4月。桜庭和志が主宰していたジムLaughter7に通い格闘技を学んだ。スポーツジム勤務の合間に週5日のトレーニング。プロレスラー折原昌夫主宰の群馬・館林のメビウス道場にも通っている。「けがをしないように受け身を教えてもらっています。まだ、攻撃の技は、そんなにできません」。力道山没後50年の今年中のデビューが目標だ。【小谷野俊哉】

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大鵬さん孫を佐山英才教育「UFC王者」

 初代タイガーマスクの佐山聡(55)が、格闘家を目指している昭和の大横綱、大鵬さんの孫の納谷幸男君(18=埼玉栄高)に総合格闘技の英才教育を施す。佐山は1日、納谷君について「目標はアルティメット。UFCの世界王者にすること」と明言。3月に佐山が主宰する東京・本郷の興義館道場近くに寮を設け、そこに住まわせ、日頃の生活から技術指導まで行う計画だ。

 佐山は納谷君が196センチ、120キロと大鵬さん譲りの体格に恵まれていることから「ヘビー級に合った練習を行う。体力的なものから始め、自分の素質に気づかせてやりたい。私の元で、才能を爆発させる」と、大きな期待を寄せている。道場には、ロシアキックボクシングで王者になった日本人や、海外からヘビー級の格闘家も集まり、練習相手には事欠かない。

 また、納谷君を世界へ出すために佐山が重視しているのが人間教育。「格闘家である前に、人間として立派になってほしい」と、こちらも寮生活で厳しく指導していく方針だ。大相撲界で頂点を極めた祖父大鵬さんの遺伝子を持つ納谷君の、UFC世界ヘビー級王者への挑戦が、初代タイガーマスクの元で、いよいよ始まる。【桝田朗】

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大鵬孫は196cm、120キロ/略歴

 ◆納谷幸男(なや・ゆきお)1994年(平6)8月17日、東京都生まれ。幼少時から相撲はしていたが、鳥取西中に相撲留学した直後に断念。帰京して深川六中では運動部に属さず、埼玉栄高では相撲部に籍があるものの、練習はしていない。196センチの身長は、現在も成長中。体重は120キロ弱、足の大きさは32センチ。

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