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ゴロフキンがアルバレスと再戦 9・15ラスベガス


 プロボクシングの2団体(WBAスーパー、WBC)統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)が9月15日、米ネバダ州ラスベガスで元2階級制覇王者サウル・アルバレス(27=メキシコ)と再戦することが確実となった。

 13日(日本時間14日)に米メディアが報じたもので、試合会場はT-モバイルアリーナになる見通しだという。ゴロフキンはIBF王座を剥奪されたため、2団体統一戦になる予定。アルバレスをプロモートするゴールデンボーイプロモーションのオスカー・デラホーヤ氏も自らのツイッターで「9月15日、カネロ(アルバレス)-GGG(ゴロフキン)2が決まったことを報告できて幸せ」とつづった。

 当初、昨年9月の対戦で引き分けとなったアルバレスとは5月5日に再戦する予定だったが、アルバレスのドーピング違反のため中止に。同日にはバネス・マルチロシャン(米国)に挑戦者が変更となり、同級王座最多タイとなる20度目の防衛に成功していた。

 4月18日に米ネバダ州のコミッションから6カ月間の資格停止処分を受けているアルバレスは8月中旬には試合可能になる。同級のWBA正規王者には村田諒太(帝拳)がいる。

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村田諒太の今後に影響、ゴロフキンがIBF王座剥奪


 ボクシングの世界3団体(WBAスーパー、WBC、IBF)統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)がIBF王座を剥奪された。IBFが6日(日本時間7日)、発表した。5月に米国でマーティロスヤンに2回KO勝ちしたが、同団体から防衛戦として認められず、防衛戦を義務づけられていた。

 15年に当時のIBF同級王者レミューとの団体統一戦に8回TKO勝ちして3団体統一王者となり、4団体統一も視野にしていたが再考必至。ゴロフキンを標的としているWBA同級正規王者村田諒太(帝拳)の今後にも影響がありそうだ。

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ゴロフキン王座剥奪 IBF防衛戦として認められず


 プロボクシングの世界3団体(WBAスーパー、WBC、IBF)統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)がIBF王座を剥奪された。

 IBFが6日(日本時間7日)、発表したもの。ゴロフキンは5月5日、米カリフォルニア州カーソンでバネス・マルチロシャン(32=アルメニア・米国)の挑戦を受け、2回1分53秒、KO勝ち。同級最多タイの20連続防衛(WBAスーパー19回、WBC8回)に成功していたが、この試合はIBF防衛戦として認められず、同団体から期限内の防衛戦を義務づけられていた。またIBF同級1位セルギイ・デレビヤチェンコ(32=ロシア)との指名試合も回避していた。

 ゴロフキンは15年10月、当時のIBF同級王者デビッド・レミュー(カナダ)との団体統一戦に8回TKO勝ちし、3団体統一王者となっていた。なおWBA同級正規王者には村田諒太(帝拳)がいる。

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井上尚弥WBSS参戦へ「レッド軍団」が強力後押し

メインスポンサーのNTTぷらら板東社長(左)と、3本の世界ベルトを肩にかけて記念撮影に応じるWBAバンタム級王者井上尚弥


 プロボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、自らのメインスポンサーとなるNTTぷららの板東浩二社長から全面バックアップを確約された。

 先月25日に国内最速となる世界3階級制覇を成し遂げた井上は今秋からは賞金争奪の最強選手決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に参戦予定。日本人初のWBSS参戦を備え、6日には横浜市内の所属ジムで板東社長の激励を受けた。

 10年間無敗で、4年間王座を守ってきた同王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑む3日前、NTTぷららとのメインスポンサー締結が発表された。井上は「いつも以上に重圧ありました。3階級制覇挑戦という試合で、過去最強の相手。そのタイミングでスポンサー契約させていただいた試合だったので、ものすごい重圧でした」と苦笑いで振り返ったが、板東社長は「プレッシャー対応には2種類のタイプがいる。重圧に感じて本来の実力を発揮できない選手。逆にプレッシャーをかかった方が力を出しやすい選手。井上選手は後者ですよ」と頼もしそうに見つめた。

 今秋、井上は初防衛戦としてWBSS1回戦が控える。勝ちあがれば、自然と他世界王者との団体統一戦になる。同社長からは「WBSSで優勝したらもう、とんでもないすごいこと。グローバルな意味で井上尚弥の知名度が上がっていくから」と大きな期待を寄せられた。同社長によれば、今後の井上の世界戦に備え、社内に応援チームを結成。井上の好きなカラーとなる赤いTシャツでそろえた「レッド軍団」が観客席に陣取り、井上を後押しするプランがある。井上は「出るからにはしっかり優勝したいと思います」とWBSS制覇を約束した。

 異例の直々訪問となった板東社長は「(井上は)礼儀正しいし、ボクシング一筋。集中力もすごい。どこまで行くのか分からないポテンシャルがある。しかもイケメン。ボクシング界を変えたり、日本のボクシング市場を拡大していくには女性ファンが必要。イケメンの井上選手はピッタリだと思う」と日本ボクシング界をけん引する存在としてサポートし続ける意向を示していた。

メインスポンサーのNTTぷらら板東社長(左)から激励を受けたWBA世界バンタム級王者井上尚弥

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京口紘人が転級視野「ミニマムにこだわる必要ない」

シャドーボクシングを行う京口


 ボクシングのIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)が階級変更を見据えた。

 先月20日に2度目の防衛に成功。1日、都内のジムで練習を再開し「無理してミニマムにこだわる必要はない。上げるのがベスト」とライトフライ級への転級に言及した。V2戦では人生初めて足がつった。減量の影響で、調整面から判断したという。ジムの先輩の前WBA・IBF世界同級統一王者田口を破ったブドラーとも「やりたいですね」と臨んだ。次戦が統一戦の場合のみミニマム級で戦う。また渡辺会長は田口の今後に触れ、「続行する場合はフライ級に上げると思う」とした。

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井上尚弥KO記録ずくめの3階級制覇、新たな伝説へ

1回、マクドネルから左ボディでダウンを奪い冷静な表情で見つめる井上尚(撮影・横山健太)

<プロボクシング:WBA世界バンタム級タイトルマッチ>◇25日◇東京・大田区総合体育館


 モンスターが衝撃の112秒殺!! 同級2位の前WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(25=大橋)が1回TKO勝ちで国内最速16戦目の3階級制覇を成し遂げた。王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)を左フックと左ボディーでダウンを奪取。立ち上がった王者に13連打を浴びせ、1回1分52秒、レフェリーストップによるTKO勝利を飾った。今秋に開幕する賞金争奪の最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」参戦を正式表明した。

 わずか112秒で沈めた。最初の左フックで「(王者の)足元がぐらついた」と確信した井上尚がマクドネルをロープに追い詰めた。開始80秒で敵こめかみに左フックを打ちこみ、左ボディーでダウンを奪った。立ち上がった王者に最後は鬼の13連打の猛ラッシュ。日米英で生中継という注目の一戦で衝撃のTKO勝ちに「みなさん、これがボクシングです。早すぎるというクレームはご勘弁ください。自分もビックリしています」と笑いを誘った。

 井岡の18戦目を抜く国内最速16戦目の3階級制覇にふさわしいスピード勝利。日本人で初めて英国人世界王者を撃破し、具志堅が持つ歴代1位の世界戦6試合連続KO勝ち、内山がマークした歴代1位の世界戦通算KO勝利数も10回で並んだ。記録ずくめの白星に「2階級制覇は早すぎて試合をこなしていた感覚。3階級は重みを感じます」と喜びに浸った。「今までで一番重圧があった」。初めてセコンド陣以外の人間を控室から出てもらい「集中する時間をつくってもらったぐらい。人の声が気になったほど集中していた」。

 先月10日に25歳になった。プロデビューから5年7カ月が経過し、胸に芽生えたのは「選手としての焦り」(井上尚)。選手寿命は延び、30歳以上も世界王者として防衛回数を重ねられる時代になったが「もっとやらないといけない。やっていかなきゃいけない。今が一番のピークと感じるから」。言葉通りの圧倒的な強さを証明した。

 辰吉、長谷川、山中ら幼少時代から見ていた歴代王者が君臨したバンタム級王座を獲得し「夢みたい。本当に偉大な王者ばかりなので。まずはスタートラインに立ててよかった」。賞金争奪の最強決定トーナメントWBSS参戦を正式表明。既に世界主要団体の王者3人が出場決定済みだ。

 大橋会長は「6月にプロモーターが来日するのでそこで話します」と、待望の団体統一戦が実現する見通し。以前から「他の日本人王者とは違うステージに行きたいという思いがある」といった井上尚。その願いがかなう舞台をつかんだ。新たな「モンスター」伝説が幕を開ける。【藤中栄二】

 ◆ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ 昨秋からスーパーミドル級とクルーザー級で初開催中の最強選手を決める賞金争奪トーナメント。リチャード・シェイファー氏、カレ・ザワーランド氏という米独の両プロモーターが企画。今年はシーズン2でバンタム級の開催が発表された。WBAスーパー王者バーネット(英国)、WBO王者テテ(南アフリカ)、IBF王者ロドリゲス(プエルトリコ)の出場決定済み。6月に行われるWBC王座決定戦の勝者らも参戦の可能性あり。今秋から1回戦が開幕。今冬に準決勝、来春に決勝が開催予定。同級優勝者はファイトマネーと賞金を合わせ、推定総額250万ドル(約2億7500万円)を獲得する見通し。

WBSSバンタム級トーナメント組み合わせ
1回、左ボディでダウンを奪う井上尚(撮影・横山健太)

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井上尚弥、1回KOでマクドネル破り世界3階級制覇

1回、マクドネル(後方)からダウンを奪い、左拳を突き上げる井上尚(撮影・狩俣裕三)

<WBA世界バンタム級タイトルマッチ>◇25日◇東京・大田区総合体育館◇12回戦◇リミット53・5キロ


 WBA世界バンタム級2位井上尚弥(25=大橋)が同級王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)を1回1分12秒のTKOで破り、フライ、スーパーフライ級に続き3階級制覇を実現した。

 井上はマクドネルに左フックを打ち込んでダウンを奪うと、そこから一気の連打でロープ際に積めてめった打ち。棒立ちになったマクドネルをレフェリーが止めた。

 やまない大歓声。井上は「怪物ぶりがアピールできたと思います。当たれば倒れる感触があった。試合で出てほっとしています」と満面の笑みで振り返った。

 前日24日午後2時すぎの計量からは井上が6キロ増に対し、マクドネルは実に12キロも大幅に体重を戻してきた。

 国内最速16戦目での3階級王者誕生となった。このカード決定を誰よりも喜んだのは、3階級制覇を目指す井上本人だった。ボクシング人気が高騰する英国から来日する王者マクドネルへのチャレンジ。同級2位の挑戦者として臨む井上は「ヒリヒリできる、ワクワクする試合」「やりがいがある試合」と気持ちを高揚させた。

 前哨戦を挟むことなく、転向1試合目での王座挑戦。3年前、亀田和毅(協栄)と2度対戦し、ともに判定勝ちしたマクドネルの身長は175・5センチ。実に11・4センチの身長差があるため、長身対策が不可欠だった。3月には身長175センチのWBA世界フェザー級3位チャン・ウー(中国)、4月には身長178センチで10戦全勝となるフェザー級選手のラザ・ハムザ(英国)を招き、実に2年ぶりとなる8ラウンドのスパーリングも消化。マクドネルと対峙した時のイメージを膨らませた。

 その身長差を考えれば、ボディーが狙いやすい。その反面、顔面が届きにくいことが想定されるが、王者の試合動画をチェックしてきた父の真吾トレーナーは「マクドネル選手は前かがみに構える。試合時には、それほどの身長差を感じないと思います」と分析する。5月にはメキシコ人練習パートナー2人を招き、過去の世界戦で最多となる海外勢6選手とのスパーリングを5月10日に打ち上げた井上は「調整はうまくいっています」との手応えを口にした。

 5月に入り、英国発でバンタム級最強決定トーナメントのニュースが届いた。欧州中心で昨秋から展開されてきたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のシーズン2としてバンタム級が開催されることが発表。WBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が決定した。さらに主催者側からは「イノウエがマクドネルに勝った場合、WBSSに参戦することで合意している」とも明かされた。

 スーパーフライ級では、強すぎるがゆえに他団体王者から対戦を回避され、熱望した統一戦はかなわなかった。WBSSに参戦すれば、自然と団体統一戦が実現可能となる。井上は「まず結果を出したい。トーナメント(WBSS)の話もあるので」と前向きだ。団体統一戦という夢、ファンの期待-。それは、すべてマクドネルからベルトを奪った時から始まるストーリーとなる。

 辰吉丈一郎、長谷川穂積、山中慎介といった同級のレジェンドたちの名を挙げ「小さい頃から見てきたバンタム級。そのステージに立てるのはうれしい」と井上。具志堅用高が保持する日本記録の13度防衛を目指すことも宣言する「モンスター」は、バンタム級で日本ボクシング界の新たな歴史を刻んだ。

1回、マクドネル(左)をコーナーに追い込み、猛攻を仕掛ける井上尚(撮影・狩俣裕三)

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井上尚弥へ大型支援 NTTぷららスポンサー契約

予備検診を終えWBA世界バンタム級王者マクドネル(右)とポーズを決める井上(撮影・中島郁夫)


 25日にプロボクシングWBA世界バンタム級王座に挑戦(東京・大田区総合体育館)する同級2位井上尚弥(25=大橋)が大手スポンサーの支援を受け、国内最速となる16戦目での3階級制覇を目指す。通信関連大手のNTTぷららとメインスポンサー契約(年数など非公開)を結んだことが22日、発表された。また同日、都内で開かれた予備検診に出席し、王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)とも対面した。

 3階級制覇の挑戦を前に大きなバックアップを手にした。バンタム級で日本記録の13度防衛を目指し、4階級制覇も視野に入れる井上のチャレンジ精神が、NTTぷららの理念=挑戦と合致。メインスポンサーとして契約し、トレーナーの父真吾氏の経営する会社名が刻まれてきた試合トランクス最上部にNTTぷららの運営する動画配信サービス「ひかりTV」のロゴが入ることが決まった。

 同社はサーフィン安室丈、ウインドサーフィン新嶋莉奈や、ゴルフ宮里美香と所属契約。平昌パラリンピックのスノーボード金メダリストの成田緑夢ともスポンサー契約を結ぶなど、五輪・パラリンピックを目指すホープや、活躍するアスリートの支援が多かった。プロボクシングは五輪につながらないものの、NTTぷららの板東社長が井上と直接面談した際、競技への情熱や人柄にほれ込み、異例の契約が実現したという。

 井上の師匠、大橋会長は「尚弥のさわやかさも大きかったのでは。大手の契約はありがたい」と歓迎した。バンタム級王者となれば今秋開幕の最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズへの参戦が確実。海外で他団体王者との統一戦も予想されるだけに、ビッグな契約は大きな足掛かりになりそうだ。

 この日、井上は予備検診でマクドネルと初対面し、握手も交わした。王者の肉体を横目に「思ったよりも体がしっかりして仕上げている。身長も予測通り」と納得顔。国内最速の3階級制覇へ、すべての準備が整ってきた。【藤中栄二】

 ◆NTTぷらら 通信関連、動画配信サービスの国内大手。95年にNTT、ソニーなど5社の共同出資でジーアールホームネットとして設立。個人向けインターネット接続をはじめ、法人向けインターネット提供サービスなどを手がける。08年3月、NTTぷららに社名変更。10年にブロードバンド映像配信サービス「ひかりTV」提供を開始。15年3月には会員数が300万人を突破。社員数379人(18年4月現在)。サッカー元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治もサポート。

WBA世界バンタム級王者マクドネル(右上)の前で予備検診を受ける井上(撮影・中島郁夫)

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京口紘人が統一戦を希望「組んでもらいたい」

2度目の防衛成功から一夜明け、ジムで会見に臨んだIBF世界ミニマム級王者京口紘人(中央)左は渡辺会長、右は井上トレーナー


 20日に2度目の防衛に成功したボクシグIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)が一夜明けた21日、都内の所属ジムで会見に臨んだ。3回に人生初のダウンを喫しながらも、挑戦者のIBFライトフライ級10位ビンス・パラス(19=フィリピン)に3-0の判定勝ち。年内は9月、順調に勝てば年末と予定されており「(団体)統一戦をマスコミの方に取り上げてもらっていて、具体的な話があれば組んでもらいたい」と統一王者への意欲を示した。

 今月13日にはフィリピンでIBFミニマム級指名挑戦者決定戦が開催され、同級3位マーク・アンソニー・バリガ(24=フィリピン)が勝利。渡辺均会長(68)は「IBFの指名の状況を確認したい」とバリガとのV3戦になる可能性を示唆。さらにWBO同級王者山中竜也(真正)の名前を挙げ「年末には統一戦をやりたい」と説明した。

 京口は将来的に階級を上げたい意向を持ち「減量のことを考えれば、ライトフライ級にいずれは殴り込みたいです」と含みを残した。また王座陥落したジムの先輩、前WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者田口良一(31)に向け「またベストコンディションでリベンジしてほしい」とエールを送りながら現役続行を期待していた。

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V2京口人生初ダウン「命がつながったような試合」

10回、パラス(左)にパンチを浴びせる京口(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇20日◇東京・大田区総合体育館


 IBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)はダウンするも3-0の判定勝ち。プロ10連勝でV2に成功した。

 V2防衛の味は、ほろ苦かった。3回終盤、京口がこめかみに受けたパラスの左フックで「一瞬、効いた」と倒れた。アマを含めて人生初ダウン。脱水症状で試合途中に両太ももに張り、8回に右足がつりそうになった。ポイントを失ったのはダウンした3回を含めて2ラウンドのみ。主導権を握った判定勝ちにも、反省の弁が続いた。

 「不用意なパンチをもらったらダメですね。年下の挑戦者なので、試合前はボクシングを教えると言ったのに、ダウンを教えてもらってしまった。命がつながったような試合」

 3度目の防衛戦は9月に控える。約8キロもの減量がある京口に向け、渡辺会長は「ウルトラCでブドラーに挑戦させてもいい」と2階級挑戦の計画をぶち上げたが、京口は「転級はいずれ」と慎重な姿勢。ミニマム級で「統一王者になりたい」と、WBO王者山中との団体統一戦を希望した。

 世界王者になっても「つつましい、質素な生活。貯金もしている」(渡辺会長)という京口は、担当の井上トレーナーから「ケチグチ」といじられる。財布のひもが固い京口は「この試合は良いキャリアになった」と気も引き締めた。【藤中栄二】

 ◆京口紘人(きょうぐち・ひろと)1993年(平5)11月27日、大阪・和泉市生まれ。3歳から父寛氏の道場で空手、12歳でボクシングを開始。大商大では主将を務め、14年国体優勝、15年台北市国際カップ準優勝。16年4月、2回KO勝ちでプロデビュー。身長161・8センチの右ボクサーファイター。

タイトルを防衛し笑顔でポーズを決める京口(撮影・横山健太)

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ウルトラC?京口が田口に勝利したブドラーに挑戦も

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 挑戦者ビンス・パラスを判定で下し2度目の防衛を果たした京口(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>


 王者京口紘人(24=ワタナベ)が3回に人生初のダウンを喫しながらも、挑戦者のIBFライトフライ級10位ビンス・パラス(19=フィリピン)に3-0の判定勝ちし、2度目の防衛に成功した。

 師匠の渡辺均会長(68)は、田口良一が失ったWBA世界ライトフライ級王座のオプション(興行権)を保持していることを明かし「ウルトラCなんだけど、京口がブドラーに挑戦してもいい」とのプランをぶち上げた。約8キロの減量がある京口は将来的な転級を口にしているものの、まずはミニマム級での団体王座統一戦を希望。「田口さんのように2団体統一王者になりたい」と口にした。WBO同級王者山中竜也(真正)との2団体王座統一戦について「期待してください」と笑顔をみせていた。

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王者京口紘人が判定V2、ダウン喫すも主導権譲らず

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 挑戦者ビンス・パラスを判定で下し2度目の防衛を果たした京口(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇20日◇東京・大田区総合体育館


 王者京口紘人(24=ワタナベ)が判定勝利で2度目の防衛に成功した。

 挑戦者のIBFライトフライ級10位ビンス・パラス(19=フィリピン)に対し、序盤から左フック、左ボディー、右ストレートで攻め込んだ。3回には左フックを受けてダウンを喫し、まさかの展開となったものの、京口は冷静そのもの。右アッパーも効果的に使いながら的確にパンチをヒットさせて主導権を握った。

 10回には素早い右ストレートでのけぞらせ、接近戦から打ち合いを展開。最終12回にも強烈なワンツー、相手の左フックが空を切った直後の右ストレート、効果的な右アッパーも繰り出してフルラウンドを戦い抜いた。ジャッジ3人全員が117-110という採点の判定勝ちだった。

 パラスとの無敗対決を制した京口は「試合前、自分は相手が若いのでボクシングを教えてあげるといったのに初めてのダウンを教えてもらってしまいました」と苦笑。試合途中から足をつりそうな状況だったと明かした上で「相手はベルトを奪おうとする気迫があったので、ボクの方が勉強することが多かった」と振り返った。V2防衛を成功させ「いずれ統一戦が実現できるように。統一王者になりたい。より精進していきたい」と口にした。

 これで京口の通算戦績は10勝(7KO)無敗となった。

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 11回、パラス(左)にパンチを浴びせる京口(撮影・野上伸悟)

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井上尚弥勝って賞金争奪戦「出ないわけにいかない」

公開練習で汗が飛び散る井上(撮影・鈴木正人)


 ボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(25=大橋)が3階級制覇を“勲章”に、最強8選手による賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に参戦する意思を表明した。25日にWBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)への挑戦を控え、16日に横浜市の所属ジムで練習を公開。WBSS主催者から参戦オファーが届いており「出ないわけにはいかない。(25日に)勝てば出ます」と明言した。

 バンタム級のWBSS開催は今月9日、英ロンドンで発表されたばかり。既にWBAスーパー王者バーネット(英国)、WBO王者テテ(南アフリカ)、IBF王者ロドリゲス(プエルトリコ)の参戦が決定。後日の決定戦で決まるWBC王者も参戦する可能性が高い。団体統一戦が実現するため「他の日本人世界王者とは違うステージに行きたい思いはある。あとは結果次第。25日に集中しています」と油断はない。

 夢の4団体統一王者へ、まずマクドネル撃破が大前提。「3階級制覇の区切りの一戦になるのでスカッとするKOで決めたい。歴史に名を刻むような試合がしたい」と意欲満々だった。【藤中栄二】

 ◆WBSS 昨秋からスーパーミドル級とクルーザー級で初開催されている最強選手を決める賞金争奪トーナメント。リチャード・シェイファー氏、カレ・ザワーランド氏という米独の両プロモーターが企画し、2階級とも8選手が出場。現在は決勝進出選手が決定した段階。今回はファイトマネーが高額な中・重量級のため、賞金総額5000万ドル(約55億円)、優勝賞金1000万ドル(約11億円)だった。

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井上尚弥3階級Vなら「王者だらけトーナメント」へ

公開練習で汗を流す井上(撮影・鈴木正人)


 ボクシング界の「モンスター」井上尚弥(25=大橋)が3階級制覇をした場合、最強選手を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に出場する意思を表明した。

 25日に東京・大田区総合体育館でWBA正規王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)に挑戦する井上は16日、横浜市の大橋ジムで練習を公開。主催者側から参戦オファーが届いているWBSS参戦について「勝てば出る気でいます。オファーがきているので出ないわけにはいかない。出るって書いてください」と明言。加えて「25日だけに集中しているとも書いてください」と付け加えた。

 バンタム級WBSSの開催は今月9日、英ロンドンで発表された。WBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の3王者の出場が決定済み。8選手によるトーナメント形式で行われ、勝ちあがれば自動的に団体統一戦となる。

 井上は「出ることに意味があるし、ボクシング人生のレベルアップの1つと考えている。他の日本人の世界王者とは違うステージに行きたいと思っているので。この階級に上げて正解だと思います」と思いをはせた。

 それも、すべて25日に王者マクドネルを倒すことが大前提となる。「3階級制覇という区切りの一戦になるのでKOで決めたい。歴史に名を刻むような試合がしたいと思います」と表情を引き締めた。

 WBSSは昨秋からスーパーミドル級とライトヘビー級の2階級で初開催されたトーナメント。2階級とも8選手が出場し、現在は決勝進出選手が決まっている。ファイトマネーが高額な中・重量級ということもあり、賞金総額5000万ドル(約55億円)、優勝賞金1000万ドル(約11億円)に設定されていた。

報道陣の質問に笑顔で答える井上(撮影・鈴木正人)

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井上尚弥、3階級制覇で「最強トーナメント」参戦へ

25日のマクドネル戦に向け、英国人ボクサーともスパーリングを行った井上尚弥(左)


 世界3階級制覇を狙うボクシング界の「モンスター」井上尚弥(25=大橋)が3階級制覇した場合、賞金争奪最強トーナメントとなるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に参戦することが濃厚となった。

 9日に英ロンドンでWBSSシーズン2でバンタム級の開催が発表されたことを受け、WBSSの共同プロモーターとなるカレ・ザワーランド氏が10日、英スカイスポーツの取材に応じ「井上尚弥とは2週間後となる25日の(WBA正規王者ジェイミー・)マクドネル戦に勝った場合、WBSSのトーナメントに出場することで合意している」と明かした。井上は25日、東京・大田区総合体育館でマクドネルに挑戦し、3階級制覇を狙うことになっている。

 既にWBAスーパー王者ライアン・バーネット(25=英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(25=プエルトリコ)の出場が発表済み。同プロモーターは「既に3人の王者とサインできた。コンセプトは最強決定戦。マクドネル-井上戦は素晴らしい戦いだ。その勝者がトーナメントに出場するだろう」と強調した。

 今回のWBSS発表前から井上は「まず(3階級制覇の)結果を出したい。トーナメント(WBSS)の話もあるので」と前向き。参戦して勝ちあがれば他団体王者と拳を交えることになるため「スーパーフライ級では統一戦をやれたなかったので、ファンの望むカードをやりたい」と歓迎していた。

 WBSSシーズン1は昨秋からスーパーミドル級とライトヘビー級の2階級で開幕。シーズン1はファイトマネーが高額な中・重量級ということもあり、賞金総額5000万ドル(約55億円)、優勝賞金1000万ドル(約11億円)に設定されていた。

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田口良一は週休2日 20日統一戦へ万全期す

田口良一(2018年4月4日撮影)


 ボクシングWBA&IBF世界ライトフライ級王者田口良一(31=ワタナベ)が9日、都内のジムで8回のスパーリングをこなした。

 20日の大田区総合体育館での日本人初の統一王座防衛へ調整は最終段階。2日には最長10回をこなし「前回の方がよかった。疲労もある」と前日は休み今回スパーは12日で打ち上げる。30歳を過ぎて週休2日制に。「気を抜かず体調を整えていく」とWBA8度目、IBF初の防衛へ万全を期す。

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井上尚弥もWBSS歓迎「ファンの望むカードを」

25日のWBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル挑戦に向け、メキシコ人練習パートナーとスパーリングを続ける井上(右)


 世界3階級制覇を狙うボクシング界の「モンスター」井上尚弥(25=大橋)も参戦へ!? 欧州を中心に展開されるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)シーズン2としてバンタム級WBSSが開催されることが9日、発表された。賞金争奪で最強選手を決めるトーナメントとして開かれ、この日に英ロンドンで行われた記者会見で同級のWBAスーパー王者ライアン・バーネット(25=英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(25=プエルトリコ)の出場が決まったことも合わせて発表された。

 5月25日に東京・大田区総合体育館で開催されるWBA正規王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)-挑戦者井上の勝者も参戦するとされ、既に大橋ジムには王座獲得した場合、主催者側から出場交渉したいとの意向が届いている。井上自らも「まず(3階級制覇の)結果を出したい。トーナメント(WBSS)の話もあるので」と前向き。参戦が決まれば他団体王者と拳を交えることになるため「スーパーフライ級では統一戦をやれたなかったので、ファンの望むカードをやりたい」と歓迎している。

 WBSSシーズン1は昨秋からスーパーミドル級とライトヘビー級の2階級で開幕。2階級とも8選手が出場し、現在は決勝進出選手が決まっている段階だ。シーズン1はファイトマネーが高額な中・重量級ということもあり、賞金総額5000万ドル(約55億円)、優勝賞金1000万ドル(約11億円)に設定されていた。

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藤本京太郎が3連続KO防衛 試合後に世界戦を予告

2冠防衛に成功した藤本京太郎

<ボクシング:東洋太平洋&WBOアジア太平洋ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール


 日本を含め3冠王者藤本京太郎(31=角海老宝石)が、3連続KO防衛に成功した。

 オーストラリア・クルーザー級王者アーロン・ラッセル(29)との対戦で、初回から積極的に攻めた。7回に右を打ち込むと相手陣営がタオルを投入し、7回28秒TKO勝ち。節目の20戦目で東洋太平洋は3度目、WBOは2度目の防衛となった。

 普段はまずは足を使って様子見も、今回は初回から前に出ていった。ジャブを突き、右を打ち込み、ボディーも攻める。何度も何度もロープ際へ追い込んだ。今回は米国で1カ月スパーを積んだ。「米国の選手は日本と違ってみんな打ち合っていく」と、肌で感じたその成果で積極的に攻めた。

 試合前には6回までのKOを宣言していた。「打ち合いにはいけたがまだまだ。中に入ってもう少し打ちたかった。距離があったし、体が思ったように動かなかった。7回までいったのは反省。ボクシングは難しい。コンディションも絶好調で上がらないといけない」と反省しきりだった。

 リングからは「30歳までやると言ってもう31歳。世界やるまで、もう少しボクの人生にお付き合い下さい」と観客にお願いした。WBOでは6位につける。この階級はWBC王者ワイルダー(米国)とWBAスーパー&IBF&WBO王者ジョシュア(英国)の統一戦が期待されている。そこで陣営はWBA正規王者チャー(ドイツ)か、4団体統一後に返上の可能性が高いWBOのどちらかに挑戦するプランを明かした。

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亀田和毅2階級制覇に意欲「4団体王者誰でもいい」

協栄ジムで一夜明け会見を開いた、左から矢吹純、亀田興毅、和毅、京之介、金平桂一郎会長(撮影・村上幸将)


 元WBOバンタム級王者の亀田和毅(26=協栄)が、ダニエル・ノリエガ(32=メキシコ)との世界前哨戦の完勝から一夜明けた6日、都内の協栄ジムで会見を開き「次は世界戦をやりたいという気持ちしかない」と、改めて年内の2階級制覇への挑戦を明言した。

 亀田和は現在、スーパーバンタム級でWBA3位、WBC5位、IBF3位、WBO14位と主要4団体で世界ランク入りを果たしている。WBAはダニエル・ローマン(米国)、WBCはレイ・バルガス(メキシコ)、IBFは岩佐亮佑(セレス)、WBOはノニト・ドネア(フィリピン)に快勝したジェシー・マグダレノ(米国)との統一戦を4月28日に行い、11回1分38秒TKO勝ちしたアイザック・ドグボー(ガーナ)が王座に君臨するが、亀田和は「(ノリエガ戦は)練習通り、リラックスしながら出せたかな、という感じ。4団体のチャンピオン、誰でもいいですよ」と自信満々で言い放った。

 協栄ジムの金平桂一郎会長(52)も「誰とやっても勝ちますよ」と笑みを浮かべた。ノリエガ戦では2、5回にダウンを奪ったが、徹底的に引いて守る相手を倒しきれず10回判定勝ち。ただ、審判のスコアは3者ともに100-88とフルマークで、金平会長は「内容が大事」と強調。「試合後、関係者の間で話し合って、和毅の伸びしろをこれ以上、伸ばすのはモチベーションだから、もう世界しかないね、という意見で一致しました。世界戦に向けての交渉を始めていきたい」と明言した。

 兄の興毅(31)はローマンがかみ合うのではないかという考えを示した。「面白いと思いますよ。技術の戦いになる。ローマンは、頭が良い。でも、スピードが違うから和毅が上回ると思うね。戦いながら和毅も頭を使うから、レベルが上がると思うよ」。ローマンは、17年9月に久保隼(真正)を破って王座を獲得し、翌年2月の初防衛戦では松本亮(大橋)に完勝と、日本人を連破している。【村上幸将】

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亀田興毅10カウント止め引退撤回「プラス1を」

10カウントの途中でゴングを止める亀田興毅(撮影・たえ見朱実)

<亀田興毅引退試合・引退式>◇5日◇東京・後楽園ホール


 ボクシング元3階級制覇王者の亀田興毅(31=協栄)が引退撤回!? 5日に東京・後楽園ホールで一夜限りの現役復帰で引退試合と称し、元WBC世界フライ級王者ポンサクレック(タイ)と非公式の6回戦スパーリング。ワンツーで2回12秒TKO勝ちした。10年の王座統一戦で初黒星と王座陥落の雪辱を果たし、有終のはずが「もう1人戦いたい相手がいる。ラスト、プラス1をやりたい」と宣言。相手に元4階級制覇王者ロマゴンことゴンサレス(ニカラグア)の名を挙げた。

 8年前は試合後に父史郎氏が暴言などで大騒動の因縁があった。入場ではその史郎氏を先頭の「亀田トレイン」も復活。亀田は2年半ぶりのリングで「最後の最後に決着をつけられてうれしい」と涙まで流していた。ところが、引退の10カウントゴングの途中でマイクを握って止めさせ、突然の現役続行宣言となった。「交渉はこれから」とし、実現の可能性は低そうだ。

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亀田興毅「ありがとう」ポンサクに2回KO勝ち

父史郎氏を先頭に、弟の大毅氏、和毅らを従え「亀田トレイン」で入場する亀田興毅(撮影・村上幸将)

<亀田興毅引退試合・引退式>◇5日◇東京・後楽園ホール


 ボクシングの元世界3階級制覇王者の亀田興毅(31=協栄)が、10年3月のWBC世界フライ級王座統一戦で初黒星を喫した元同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)と引退試合を行い、2回12秒に右フックからの左ストレートでTKO勝ちした。この試合は日本ボクシングコミッション(JBC)から公式試合として認められておらず、公開スパーリングとして行われたため、参考記録となる。

 亀田興が強烈な右フックから左ストレートを打ち抜くと、ポンサクレックはもんどり打って倒れ、レフェリーが試合を止めた。亀田興は試合後、「一応、恒例となっている…どんなもんじゃい!」と吠えた。「亀田とKOはセットでやってきた。お互い、引退しているけど決着がついてうれしいし、この試合を引き受けてくれたポンサクレックに感謝しています。ありがとう」と感謝した。

 ポンサクレックは4月8日に約4年7カ月ぶりに復帰戦を行い、タイの首都バンコクで、マノット・コンプット(35=タイ)と同国スーパーバンタム級暫定王座決定戦8回戦を戦い、判定勝ちで王座を獲得していた。それでも「亀田選手のスピードに対応できなかった。ブランクは、やはり大きかった。亀田選手は1回から本気だった。速くてすごいシャープなパンチだった。自分は年だと感じた」と脱帽。「あのパンチは現役でもやれる。世界王者を狙えるレベルだ。前回より精神面が大人になって強くなった」と亀田興をたたえた。

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井上尚弥、3階級制覇して王者統一戦につなげていく

メキシコ人ボクサーのルイス(右端)とカランサ・トーレス(左端)とスパーリングを重ねる井上尚弥


 3階級制覇を狙うプロボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(25=大橋)が5日、横浜市内の所属ジムでメキシコ人パートナーとの4回のスパーリングを消化した。

 25日に控えるWBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)への挑戦(東京・大田区総合体育館)に向け、フェザー級のイサオ・カランサ・トーレス(メキシコ)と拳を交え、強烈な左ボディーや右ストレートをヒットさせ、連打を狙ってきた相手の動きも軽快にさばいた。トーレスとともに15年12月に元3階級制覇王者長谷川穂積氏とノンタル戦で戦ったスーパーフェザー級のカルロス・ルイス(メキシコ)も練習パートナーとして来日している。

 また練習後、パナマから来日したスペイン語のボクシング専門サイト「ノティファイト」の記者によるインタビューに応じた。マクドネル戦が海外からも大きな注目を受けていることを伝えられると「この試合に勝利して米国や欧州での試合につなげていきたい」と口にした。今後の対戦相手として他団体王者との統一戦を希望。最後にはスペイン語で自己紹介するシーンもあった。

スペイン語のボクシング専門サイト「ノティファイト」のインタビューに応じる前WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(右)

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亀田興毅が計量パス、ポンサク「亀田大人になった」

公式計量を終え、固く握手する亀田興毅(左)とポンサクレック・ウォンジョンカム(撮影・村上幸将)


 ボクシングの元世界3階級制覇王者の亀田興毅(31=協栄)が4日、都内で、翌5日に東京・後楽園ホールで1日限りで現役復帰し、元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)と戦う引退試合の公式計量と会見を行った。

 亀田は午後0時8分、サングラスをかけてポンサクレックが待つ会場に入り、計量が行われた。試合は、亀田が引退当時のバンタム級(上限53・5キロ)で行われるが、亀田はリミットいっぱいの53・5キロ、ポンサクレックは53・3キロで計量をパスした。

 亀田は「現役時代にやっていないトレーニングもやって、仕上がった」と自信を見せた。タイのメディアから「この先、続ける可能性はないのか?」と聞かれると「新しいトレーニングをやって、強くなれる実感はあった。でも、今の時点では決断は言えない。明日、ボクサー亀田興毅の幕を引く」と語った。

 ポンサクレックは4月8日に約4年7カ月ぶりに復帰戦を行い、タイの首都バンコクで、マノット・コンプット(35=タイ)と同国スーパーバンタム級暫定王座決定戦8回戦を戦い、判定勝ちで王座を獲得した。「シンガポールで長いこと、トレーナーをやっていたが練習を積んできた。明日は、お互いに世界王者同士。クリーンなファイトをやりたい」と抱負を語った。

 この日、亀田興は、10年3月のWBC世界フライ級王座統一戦で初黒星を喫したことを踏まえ「憧れていたポンサクレックと戦って、負けた。もう1度、拳を交えたかった」などと、紳士的な振る舞い、コメントに終始した。ポンサクレックは、そのことを受けて「亀田は、大人になった」と評価し、余裕の笑みを浮かべた。【村上幸将】

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亀田と対戦ポンサクレック会見「KO決着しないと」

5日の亀田興毅戦に備えた公開練習前に会見に臨んだ元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(中央)


 5日に東京・後楽園ホールで元世界3階級制覇王者亀田興毅(31=協栄)とスパーリング形式で対戦する元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)が2日、都内の協栄ジムで練習を公開した。

 日本ボクシングコミッションから選手ライセンスの交付が受けられなかったポンサクレックは「2カ月前から練習を積んできて調整試合もやって仕上げてきた。自分なりに残念です」と口にした。

 13年8月の試合を最後に引退していたポンサクレックは先月8日にマノット・コンプット(タイ)と同国スーパーバンタム級暫定王座決定戦8回戦に臨んで判定勝ち。チャチャイ・マネジャーも「メディカルチェックもして何の問題もなく仕上げてきたのだが」と残念そうな表情を浮かべた。 試合形式の決着方法など細部のルールは4日の前日計量までには決まる方向。10年3月のWBC世界フライ級王座統一戦で拳を交えて以来の亀田興毅との対戦。ポンサクレックは「勝つためには積極的にいかないといけない。KO決着しないといけないと分かっている。勝利を念頭に置いて戦うつもり。次も勝てると思います」と自信たっぷりだった。

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王座剥奪の比嘉、統一戦など夢プランすべてが霧散

前日計量で900グラムオーバーとなる比嘉(撮影・河野匠)


 ボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅)が、日本人初の世界戦体重超過で王座を剥奪された。15日の横浜アリーナでのダブル世界戦前日計量が14日に都内で行われた。比嘉は51・7キロとリミットを900グラム超過し、2時間の猶予も1時間半後にギブアップ。試合開催は当日計量で55・3キロが設定された。日本新の16連続KOの可能性は残るも、減量失敗頻発の中で大きな汚点を残した。同級2位ロサレス(ニカラグア)が勝った場合は王座獲得、引き分けか負けならば王座は空位になる。

 まさかの900グラムオーバー。計量会場が1度沈黙し、ざわついた。比嘉には再計量へ2時間の猶予を与えられた。涙を流し自室へ戻ったが、1時間半後に具志堅会長がギブアップを発表した。再計量しないまま、比嘉は王座を剥奪された。王座は空位となった。具志堅会長は「あってはならないことがあった。申し訳ありません」と神妙な面持ちで頭を下げた。「一生懸命努力したが、とにかく汗が出ません」。

 リミット(50・8キロ)まで、比嘉は11・2キロの減量が必要だった。2月4日の故郷沖縄での2度目の防衛戦から約1週間で体重は62キロまで増えた。3度目の防衛戦まで試合間隔は70日。今回は自炊をやめ、野木丈司トレーナー夫人によるカロリー計算された弁当を3月9日から毎日2食分を手渡され、食事制限してきた。もっとも重要視してきた減量のミスは痛恨だった。

 昨年5月の世界王座奪取前、比嘉はつらい減量でパニック症候群に陥った。同10月の初防衛戦は計量後の食事でおう吐し、体調を崩した。昨年2月のV2戦は約1カ月前に風邪でダウン。今回も1週間前のロードワークで倒れたという。世界戦前に減量苦が原因と思われるアクシデントが続き、同会長は「選手を信用していた。まさかという…。短期間でもってきて…。最終的に私の最大の責任」と再び頭を下げて謝罪した。

 試合開催について、WBCは管轄する日本ボクシングコミッション(JBC)に従うとした。JBCは両陣営が開催を望んだことから、午前8時に当日計量を設定。リミットの50・8キロから10ポンド上回る55・3キロをオーバーしなければ、コンディションも見て開催を決める。検診した中村ドクターは「脱水症状はあるが試合するには健康上問題はない」と話した。

 日本新記録がかかったV3戦の大一番が、一転して国内で日本人初の世界戦計量失格。比嘉が17年に王座奪取の一戦も王者が体重超過した末と、皮肉な巡り合わせの王座陥落だ。次戦は海外進出、統一戦などのばら色のプランも霧散してしまった。【河合香】

 ◆比嘉大吾(ひが・だいご)1995年(平7)8月9日、沖縄・浦添市生まれ。宮城小-仲西中まで野球部。中学3年時、具志堅用高会長の現役時代のKO動画に触発され、宮古工に進学してボクシング部へ。アマは国体8強が最高成績。具志堅会長に誘われ、プロ転向。14年6月にプロデビューし、1回KO勝ち。15年にタイでWBCユース・フライ級王者、16年に東洋太平洋同級王者に。昨年5月にWBC世界同級王者となり2度防衛。今年2月に沖縄県民栄誉賞を受賞。家族は両親と兄。身長160・8センチの右ファイター。

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ジョシュア3団体統一もヤマ場ない試合にブーイング

世界主要3団体の統一王者となったアンソニー・ジョシュア(AP)

<ボクシング:世界ヘビー級3団体王座統一12回戦>◇3月31日◇英カーディフ


 WBAスーパー&IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(28=英国)が、3団体統一に成功した。WBO王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド)との全勝対決に大差で3-0の判定勝ち。12年ロンドン五輪金からプロデビューして21連勝も、連続KOは20でストップした。次は4団体統一戦へ、WBC王者デオンテイ・ワイルダー(32=米国)に対戦を呼び掛けた。

 身長で5センチ、リーチで15センチ上回るジョシュアが、初回から圧力をかけてペースを握る。パーカーがジャブで応戦も後退する展開になった。手数は少ないが先手でパンチを当て、中盤にパーカーが踏み込んできたが有効打は与えず。KO予告した9回も戦い方は変わらない。勝利優先へ慎重な試合運びに終始し、ダウンもヤマ場もなし。採点は8ポイント差が2人、10ポイントが1人の快勝にも、12回終了ゴングが鳴るとブーイングも出た。

 初めての判定に終わったが、ヘビー級では8人目の3団体統一となった。リング上でのインタビューで「右はブロックしてジャブを有効に使う作戦だった。12回で決まるこういう試合もある。KOチャンスはあったと思うが、パーカーも王者で簡単ではない。ボクシングを貫いた」と話した。ヘビー級初の4団体統一となる頂上決戦へは「ワイルダー、オレとやろうぜ」と叫んだ。

 ヘビー級では31年ぶりの無敗対決に入場券は早々で売り切れ、プリンシパリティ・スタジアムには7万8000人がつめかけた。WBAスーパーは2度目、IBFは5度目の防衛で、戦績は21戦全勝(20KO)。3度目の防衛に失敗したパーカーはプロ初黒星で25戦24勝(18KO)1敗となった。

パンチを繰り出すアンソニー・ジョシュア(右)(AP)

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亀田興毅氏「初めて負けた相手、完全なるKOする」

10年3月、ポンサクレックの強烈なパンチをもらう亀田興毅


 ボクシング元世界3階級制覇王者で、1月に現役復帰の意向を表明した亀田興毅氏(31)が3月31日、インターネットテレビ局AbemaTVの番組で対戦相手が元世界王者ポンサクレック・ウォンジョンカム氏(40=タイ)であることを発表した。10年に世界戦を闘い、亀田興氏が判定でプロ初黒星を喫した因縁がある。5月5日に東京・後楽園ホールで行われる予定で、復帰は1試合限定。亀田興氏の階級はバンタム級(リミット53・5キロ)となる。

 亀田興氏は13年12月に弟大毅氏の世界戦で混乱を招いたとして日本ボクシングコミッション(JBC)から処分を受け、国内で試合が出来なくなり15年10月に米国でWBAスーパーフライ級王者河野公平に判定負けして引退したため、国内でキャリアを終わらせたい意思があった。その上でポンサクレック氏について「自分が初めて負けた相手。負けるってこんな大きいものだったんだ。あそこだけ引退しても残ってる。完全なるKOをする」と語った。

 ポンサクレック氏は01年にWBC世界フライ級王座を獲得し、07年7月に内藤大助に敗れるまで同級史上最多17度の防衛に成功。09年に暫定王者となり正規王者の亀田興氏との統一戦に勝った。14年11月に引退していたが、この日、中継で出演。現役時代同様、引き締まった表情で「一生懸命、練習してきている。もう1回、チャンスを与えるつもり。絶対負ける気はしない」と挑発した。

 ◆亀田対ポンサクレックVTR 10年3月27日にWBC世界フライ級王者の亀田は同級暫定王者のポンサクレックと有明コロシアムで統一戦に臨んだ。左ストレートを序盤から浴び、5回には偶然のバッティングで右まぶたをカット。7回には左ストレートを当てたが0-2の判定で敗れた。試合後、判定に不服の父史郎氏がJBC役員をどう喝。その後、セコンドライセンス返上を申し出てライセンス取り消し処分を受け、日本ボクシング界から事実上の永久追放となった。

亀田興毅氏(2018年3月10日撮影)

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亀田興毅氏「KO」引退試合で再戦ポンサクと舌戦

1試合限定で現役復帰して行う引退試合に気合を入れる亀田興毅氏(2018年3月10日撮影)


 ボクシング元3階級制覇王者の亀田興毅氏(31)が31日、AbemaTVで放送された「ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~」(土曜午後11時)で、引退当時のバンタム級(上限53・5キロ)で1試合限定で現役復帰して行う引退試合が、5月5日に東京・後楽園ホールで開催され、10年3月のWBC世界フライ級王座統一戦で初黒星を喫した元王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)と対戦することが決まったと発表した。

 亀田興毅氏は「とにかく戦いたい相手が2人いてる。その相手じゃないと試合はない。ポンサクレックです」と自らの口でポンサクレック氏の名を挙げた。対戦を熱望した理由について「自分が初めて負けた相手。それまでデビューから駆け足で突っ走ってきて、負けるって、こんな大きいものだったんだと…引退しても、あそこだけ残ってるんやね。ボクサー亀田の歯車が完全に狂った。どこかでやりたいなと戦うことはないのかなと思った」と、プロ初黒星が自らの中でトラウマとして残っていることを明かした。その上で「もう1回、リングでやれるのは何かの運命。自分の中でゆるせない前回、判定で負けた。完全なるKO」と宣言した。

 一方、ポンサクレックも中継で出演した。14年11月に引退したが、現役時代とそれほど変わらない引き締まった顔で、WBCのベルトを持ち「ボクシングにかける経験も勝る。一生懸命練習してきている。私が勝つ自信は100%」と豪語。8年ごしの再戦のオファーがあった時の思いを聞かれると「自分もオファーを受けて、とてもうれしく思った。(亀田興毅氏に)もう1回、チャンスを与えるつもり。絶対、負ける気はしない。最後の機会だと思って挑んできてほしい。対戦するのを楽しみにしている。絶対に負けることはない」と不敵に笑った。

 亀田興毅氏も中継を見て、すかさず“口撃”。「誰も試合する前から負けるとかいうヤツはおらへん。こちらも負ける気ないし100%、KOします」とKO宣言でお返しした。

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亀田興毅氏1日限り復帰戦の相手はポンサクレック

10年3月、ポンサクレックの強烈なパンチをもらう亀田興


 ボクシング元3階級制覇王者の亀田興毅氏(31)が、5月に引退当時のバンタム級(上限53・5キロ)で1試合限定で現役復帰して行う予定の引退試合の対戦相手が、10年3月のWBC世界フライ級王座統一戦で初黒星を喫した元王者ポンサクレック・ウォンジョンカム氏(40=タイ)に決まった。同日、AbemaTVで放送された「ラスト亀田興毅~最後の現役復帰~」(土曜午後11時)で発表された。

 亀田氏は3月上旬、復帰戦でボクシング経験者と戦うこと、日本ボクシングコミッション(JBC)にボクサーライセンスを再申請し、公式試合として行う考えを明かしていた。対戦相手の候補者数名と交渉段階だとした上で「ボクシングをやってきて怖いと思ったことは1回もないですけど、多少の怖さがありますね」と語った。その引退試合は、プロ23戦目で初黒星を喫した因縁の相手との、8年越しの再戦となった。

 ポンサクレック氏は、強打を織り交ぜた激しい連打とスタミナを前面に押し出したファイターで、01年にマルコム・ツニャカオ(フィリピン)に初回TKO勝ちしてWBC王座を獲得。02年には内藤大助氏に、世界フライ級史上最短記録の初回34秒でKO勝ちするなど、同級史上最多17度の防衛に成功。07年7月に内藤氏に判定負けし陥落すると、翌08年に指名挑戦者として挑戦したが引き分けた。

 09年には暫定王者となり、正規王者の亀田氏との統一戦に勝利した。その王座は6度、防衛したが、12年3月2日にソニー・ボーイ・ハロ(フィリピン)に6回KO負けして陥落。12年に1度引退、再起したが、14年11月に引退し、トレーナーをしていたという。現在、ライセンスの申請に向け調整中で、再戦を前にトレーニングを始めたという。

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ヘビー級3団体統一戦 ジョシュアKO記録更新狙う

前日計量でにらみ合うジョシュア(左)とパーカー(AP)


 プロボクシング世界ヘビー級3団体統一戦は31日(日本時間4月1日)、英ウエールズ・カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで開催される。

 30日(同31日)にはカーディフのモーターポイントアリーナで前日計量が開かれ、集まった約4000人のファンの前に、拳を交えるWBAスーパー&IBF王者アンソニー・ジョシュア(28=英国)とWBO同級王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド)が登場。ジョシュアは242ポンド(約110キロ)、パーカーは236ポンド(約107キロ)となった。

 20戦全勝(20KO)のジョシュアは「早く試合を決めたい」とKO記録更新で仕留める構えをみせた。勝てばWBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(32=米国)との4団体統一戦につながる一戦だけに気合も十分だ。一方、24戦全勝(18KO)のパーカーも同じ腹づもり。「ジョシュアを倒すために全精力を向ける」と意気込んだ。

 英国内でのボクシング人気を証明するように、既に7万8000枚のチケットは完売している。

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