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船井龍一が新王者 8回2分55秒KO勝ち

両目周囲をカットしながらも、WBOアジア・パシフィックスーパーフライ級王座を獲得した船井龍一

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィックスーパーフライ級王座決定戦12回戦>◇14日◇東京・後楽園ホール


 同級1位の船井龍一(32=ワタナベ)が新王者となった。世界挑戦経験もあるフィリピン人の同級3位ワルリト・パレナス(34=森岡)と同王座を争い、8回2分55秒、KO勝ちをおさめた。

 両目周辺のカットで流血するアクシデントも強打ではね返した。6回に相手パンチで右目上、バッティングで左目上をカット。流れる血で視界が狭まりながらも、序盤からコツコツ当ててきたボディーブローでスタミナを失ったパレナスを攻め込み、8回、左右のボディーブローからの右ストレートでダウンを奪取。「カットした瞬間はヤバイと思いました。これは本当に良い経験」と安堵(あんど)の笑み。日本同級王座に続く、2本目のベルトを手にした。

 今年1月に日本王座を返上し「試合が決まらなくてモチベーションを保つのが大変でした」と振り返る。区切りの30勝目を挙げた32歳が掲げる目標=世界王座の奪取だけを頭に浮かべ、パレナス戦に集中したという。渡辺均会長は「大みそかに世界戦を組むことができれば」と期待を寄せていた。

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王者勅使河原弘晶、船井龍一とも無事前日計量をパス

計量パスしたWBOアジア・パシフィックバンタム級王者勅使河原(左)と挑戦者の同級7位帝里


 ボクシングWBOアジア・パシフックバンタム級王者勅使河原弘晶(28=輪島功一スポーツ)が2度目の防衛戦を前に、鮮やかなシルバーヘアで前日計量をパスした。13日、都内の日本ボクシングコミッションで、挑戦者の同級4位帝里木下(32=千里馬神戸)とともに計量に臨み、王者は53・5キロ、帝里は53・4キロで一発パスした。

 計量当日朝、染めてきたばかりという銀髪で登場した勅使河原は「明日になればもっといい色になっていますよ」と照れ笑い。減量と調整も順調にやってきた手応えがあり「絶好調ですね。相手は世界戦を2度も経験してきた良い選手なのに、ボクがチャンピオンだったのが運が悪かったですね」と自信に満ちた表情だった。

 また同日にはWBOアジア・パシフィックスーパーフライ級王座決定戦も組まれ、同日の計量には同級1位船井龍一(32=ワタナベ)、同級3位ワルリト・パレナス(34=森岡)も出席。51・8キロでパスしたパレナスを横目に51・1キロでクリアした船井は「身長、体格ともに想像通り。自分のリズムでボクシングがしたい」と日本同級王座に続くタイトル奪取に燃えていた。

WBOアジア・パシフィックスーパーフライ級王座決定戦に臨む同級1位船井(左端)と2位パレナス(右端)

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船井龍一がTKOでV2「すごくいい年になった」

2回TKOで防衛に成功した船井龍一

<プロボクシング:日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


 ボクシングの日本スーパーフライ級王者船井龍一(32=ワタナベ)が、2回TKOでV2に成功した。

 11日に東京・後楽園ホールで同級15位川口(堺東ミツキ)と対戦。2回に右ストレートでヒザを折らせ、さらに2発打ち込んでの勝利。「左ガードが下がるので入ると思っていた。倒したかったので理想の勝ち方」と笑みは広がった。今年は3度目の挑戦で奪取し、王者で年越しに「すごくいい年になった」。すでに世界ランク入りしているが、来年は久高(仲里)とのV3戦後はランクアップで世界挑戦を狙う。

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船井龍一が2度目防衛「理想の勝ち方」2回で決めた

<プロボクシング:日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


 王者船井龍一(32=ワタナベ)が2回TKOで、2度目の防衛に成功した。同級15位で元WBOアジアパシフィック同級暫定王者川口勝太(33=堺東ミツキ)と対戦。2回に右ストレートを打ち込んでヒザを折らせ、ロープに追い込んで連打。再び右ストレート2発を打ち込んで、1度は立ち上がりかけるも倒れてレフェリーストップ。2回3分9秒TKO勝ちとなった。

 初回から左ジャブを突き、右ストレートもヒットさせ、いい立ち上がりだった。バッティングで川口が左まぶたをカット。「傷が深くて、止められそう。早い回に終わらせようと思った」。初防衛戦は負傷判定だったこともあった。言葉通りに2回で仕留めた。「映像を見て、左ガードが下がっていた。右ストレートが入ると思った。倒して勝ちたかった。理想の勝ち方」と笑みが広がった。

 今年は3月に3度目のタイトル挑戦で悲願の王座を獲得した。さらに2度防衛して、王者として年越しに「今年はすごくいい年になった」と振り返った。来年のV3戦の相手は、セミの挑戦者決定戦で負傷引き分けも優勢勝ちした久高寛之(32=仲里)と決まった。「これに満足せずに年内には練習を始めたい」。

 すでにIBFで11位、WBAとWBOで13位にランクされている。ジムには田口と京口という2人の世界王者がいる。「年下だけど刺激になる。尻をたたかれている感じ。先輩らしいところを見せたい」と話す。目指すは世界。渡辺会長も「世界ランクをアップさせたい」と、上位に入れるWBOアジアパシフィック王座を狙わせる考えも示した。

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京口紘人「必ずKOで倒して王者に」ダブル世界戦

京口紘人(2016年12月31日撮影)

 ボクシングのワタナベジムは14日、都内で7月23日に東京・大田区総合体育館でダブル世界戦を開催すると発表した。

 メインにはIBF世界ミニマム級9位京口紘人(23)が抜てきされ、同級王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)に初挑戦する。もう1試合はWBA世界ライトフライ級王者田口良一(30)の6度目の防衛戦で、同級1位ロベルト・バレラ(24=コロンビア)との指名試合。元世界王者河野公平の再起戦、日本スパーフライ級王者船井龍一の初防衛戦なども行われる。

 京口は大商大時代に国体を制して、昨年4月デビューから6戦目で東洋太平洋王座についた。7戦全勝(6KO)と最軽量級ながらパンチがある。兄竜人(26)も一時は辰吉2世と呼ばれたプロボクサー。王者は2年前に高山から王座獲得でV4戦になるが、京口は「必ずKOで倒して王者になる。プロ入りの頃は想像もしなかったが、夢をかなえて人生を変えたい」と自信を口にした。

 田口はジムただ1人の王者として、昨年の大みそか以来7カ月ぶりの試合となる。これに勝てば、次戦ではWBO王者田中との統一戦が見込まれている。「久しぶりの試合でうれしい。ここをクリアして田中君とやりたい」と先を見据える。2人は10日に宮崎・日南でのキャンプを終え、今後はスパーリングでの実戦練習に突入する。

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船井龍一、親友中川KO でもラーメンは割り勘!?

試合後の控室で船井(右)をねぎらう中川

<ボクシング:日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦は、同級1位船井龍一(31=ワタナベ)が、高校の同級生だった王者中川健太(31=レイスポーツ)を7回2分59秒KO勝ちで下し、3度目の挑戦で王座に就いた。

 「最高の思い出。一生大切にしたい」と勝利のリングで涙ぐんだのは、2人が東京・港工(現六郷工科)高の同級生で、ボクシング部を設立した仲だから。6回から激しい接近戦を仕掛け、最後は右ストレートでダウンを奪い、タオルが投げられた。決着後には「ありがとう」と互いに伝え、熱く抱擁。敗者がラーメンをおごる約束をしていたが、中川が「やっぱ割り勘でいい?」と冗談めかし、最後には笑いあった。

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王者中川健太、船井龍一への「面白い顔」発言の背景

計量後の記念撮影で向き合うも、笑ってしまう中川(左)と船井

 ボクシングの日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦(22日、東京・後楽園ホール)の前日計量が行われた21日の午後、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)にはいつもと違う空気が流れていた。初防衛戦に臨む王者中川健太(31=レイスポーツ)と挑戦者で同級1位船井龍一(31=ワタナベ)が顔を合わせたのだが…。

 「こんな顔してたんだなあ。こいつの顔、面白いので」。

 会場に響く、苦笑まじりの中川の声。計量をパスした対戦相手同士が向き合うフェースオフは、気持ち的、性格的にどうあれ、相手に「見せつける」ために背伸びして、互いににらみを効かせるのが常なのだが、この日はどうしてもそんな雰囲気にならず、2人とも思わず笑ってしまい、すぐに目をそらしてしまった。

 それもしょうがないと感じるのは、王座を争うのが都立港工高の同級生で、ともにボクシング部を設立した仲だから。友達ゆえの丁々発止が自然にでてしまうのも致し方ない。船井は中川の「面白い顔」発言に、「先制ジャブをもらってしまいましたね」と苦笑していた。

 ただ、もちろんこの空気は試合とは別物。中川は「会ったらほのぼのしちゃいましたけど、(試合では)30分間だけ思いきり殴ります」、船井も「感慨深いですが、この舞台で戦えるからこそ倒したい」と表情を引き締めた。3戦のみで05年に1度引退した中川が復帰したのは、09年に船井の試合を見たのがきっかけだった。互いに「漫画みたい」というタイトルマッチだからこそ、モチベーションは高くなる。

 1月の発表会見以来連絡を取らなかった2人だが、唯一、試合後に決めていることがある。勝っても負けても、2人でラーメンを食べに行くことだ。行き先は試合が決まってから1度だけ、昨年末に2人で食べに行った目黒の「ラーメン二郎」になりそう。中川は「負けた方がおごるですよね。あいつが好きなんで、自分は付き合ってるんです。おごる気はないですよ」とピシャリ。負けた方がおごるのルールを聞いた船井は、「分かりました」の短い言葉に気合を込めながらも、うれしそうにうなずいていた。

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35歳荒川仁人「チャンスつかみに」世界再挑戦意欲

前列左から谷口、京口、後列左から渡辺会長、荒川、船井、久我

 ボクシングのワタナベジムは25日、国内外のタイトルマッチが控える所属5選手の公開練習を都内のジムで行った。

 元東洋太平洋ライト級王者で、昨年11月に日本ライト級王者を返上した荒川仁人(35)は、1月31日に東京・後楽園ホールでWBOアジア太平洋ライト級王座決定戦に挑む。「去年できたばかりのタイトルですが、獲得するとWBOの世界ランクに入る。35歳なのでチャンスをつかみに行きます」と世界への再挑戦に意欲。相手の同級13位アンソニー・サバルデ(フィリピン)の映像をチェックし、「戦績以上に強い選手だと思う。前半をどう戦うかですね」と試合の要点を説いた。

 2月4日から約3カ月間にわたり、13階級で日本王座戦が実施されるチャンピオンカーニバルにはミニマム級2位谷口将隆、スーパーフライ級1位船井龍一、日本スーパーバンタム級1位久我勇作が挑戦者として出場する。東洋太平洋ミニマム級1位京口紘人は、東洋太平洋タイトルマッチに向けて交渉が大詰めに入っている。

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チャンピオンカーニバルの日程発表 2・4開幕

ポーズを取るチャンピオンカーニバルの出場選手(撮影・阿部健吾)

 プロボクシングのチャンピオンカーニバル日程が13日、都内で発表された。2月4日から5月1日まで13階級で日本王座戦が実施される。

 各階級の王者、ランク上位者と対戦者のコメントは以下のとおり。

 【ミニマム級】

 同級1位小西伶弥(23=真正) (対戦する)谷口選手は地元(兵庫県神戸市)も年齢も一緒で共通点が多いですが、どんなボクシングをしても勝ちます。

 同級2位谷口将隆(22=ワタナベ) プロ2年目の4月にタイトルに挑めるのはめったにないチャンス。ステップアップしていく。

 【ライトフライ級】

 王者拳四朗(25=BMB) こんなところでは負けられない。世界戦も待っていると思うので、KOで勝ってつなげたい。

 同級1位久田哲也(32=ハラダ) 相手が誰であろうと僕が勝つ。自分のボクシングを貫く。

 【フライ級】

 同級1位ユータ松尾(27=ワールド) 初の日本タイトル挑戦。いつも通りにしっかり集中して良い試合をしたい。

 同級2位黒田雅之(30=川崎新田) 歴史も長い大会。これに勝って上のランクにいきたい。

 【スーパーフライ級】

 王者中川健太(31=レイスポーツ) 初防衛戦が高校の同級生になりましたが、さらに上に行きます。

 同級1位船井龍一(31=ワタナベ) こんな舞台で戦えるのは光栄。しっかり体つくって勝ちます。

 【バンタム級】

 同級1位赤穂亮(30=横浜光) 世界戦からここまで落ちたかという気持ちがある。勝って当たり前。

 同級2位田中裕士(25=畑中) ベストな状態ですべてぶつけてベルトを取りたい。

 【スーパーバンタム級】

 王者石本康隆(35=帝拳) 相手有利の声もチラホラありますが、良いモチベーションです。1発目(2月4日開催)なので熱い試合をして盛り上げたい。

 同級1位久我勇作(26=ワタナベ) 1年前に負けているが、石本選手を倒すためにやってきた。世界ランクもベルトも僕がもらいます。

 【フェザー級】

 王者林翔太(29=畑中) 2度目の防衛戦。相手は勢いとパワーがありますがベルトは大事なもの。必ず防衛する。

 同級1位坂晃典(24=仲里) とても楽しみにしてきました。大切なベルトというのは僕も同じ。

 【スーパーフェザー級】

 王者尾川堅一(28=帝拳) 欠席のためコメントなし

 同級1位杉田聖(27=奈良) 尾川選手とは2度目ですが、良い試合をしようとは思わない。ただ勝つことしか考えていない。

 【ライト級】

 王者土屋修平(30=角海老宝石) 初めての防衛戦です。3月4日、倒します。以上です。

 同級1位西谷和宏(29=VADY) 強いチャンピオンとやれて光栄。勝ったら自分の価値を見いだせる。必ず勝ちます。

 【スーパーライト級】

 同級1位麻生興一(30=三迫) 3度目の挑戦ですので、チャンスに感謝して試合頑張ります。

 同級2位松山和樹(30=FUREA山上) 初のタイトル挑戦なので、このチャンスをものにしたい。

 【ウエルター級】

 王者有川稔男(32=川島) 去年より強くなった姿をみせて勝ちます。

 同級1位坂本大輔(35=角海老宝石) 習志野高でボクシングを始めて20年、プロになって10年目の節目。必ずチャンピオンになります。

 【スーパーウエルター級】

 王者野中悠樹(39=井岡弘樹) (相手の斉藤も37歳で)ボクサー定年を越えた2人の戦いは数年前には考えられなかった奇跡的。まだまだ満足せずに上のステージを見据えて、世界にいける勝ち方をしたい。

 同級1位斉藤幸伸丸(37=輪島) 欠席のためコメントなし。

 【ミドル級】

 王者西田光(29=川崎新田) チャンピオンになってからろくに働いてないので、良い試合をしたい。

 暫定王者胡朋宏(28=横浜光) 暫定なので自分のベルトは2月に返さないといけない。もう1度、5月(の試合で)勝って手にしたい。

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石田匠5度目防衛「次のステージ行きたい」世界視野

5度目の防衛に成功した日本スーパーフライ級王者の石田匠(撮影・木村有三)

<プロボクシング:日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇17日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 王者石田匠(24=井岡)が、10回2-0の判定で、同級1位船井龍一(30=ワタナベ)を下し、5度目の防衛に成功した。石田の戦績は22戦22勝(11KO)となった。

 “プリンス”と呼ばれる石田の顔は傷だらけだった。3回に右まぶたを切り出血。攻勢に出る挑戦者に何度もロープに詰められたが、必死に耐えた。足を使いながら、高速ジャブに左右のボディー、右ストレートを繰り出して踏ん張った。ジャッジ1人は96-96のイーブンも、残り2人は2点差をつけ、貴重な勝利をつかんだ。

 積極的に攻めてきた相手について「いろんな意味で強かった」と素直に実力を認めた。それでも、負けないのが王者の強さだ。「今日の相手に勝ったことは、自信になりました」と話して傷ついた顔を和らげると「僕の中では次のステージに行きたい気持ちがある」と、念願の世界初挑戦に目を向けた。

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王者石田匠「圧倒したい」次戦勝利で世界初挑戦だ

井岡一法会長を相手にイメージトレーニングする石田匠(撮影・木村有三)

 日本スーパーフライ級王者の石田匠(24=井岡)が、今年中の世界初挑戦を視野に入れた。4月17日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で同級1位の船井龍一(30=ワタナベ)と5度目の防衛戦を行う石田について、井岡ジムの井岡一法会長は「勝ったら、次は世界戦です。年内にさせたい」と明言した。

 これまで21戦全勝の石田は「KOできたらいいけど、判定でも世界に通用するように圧倒したい」ときっぱり。昨年大みそかの4度目防衛戦では、挑戦者の大塚隆太を4回1分13秒TKOで下した。「自分のボクシングができたので自信になった」と手応えは十分だ。

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9月の月間最優秀選手に中嶋孝文

 東日本ボクシング協会は11日、9月の月間最優秀選手に日本スーパーバンタム級6位中嶋孝文(ドリーム)を選出したことを発表した。9月2日のオープン8回戦で、日本バンタム級2位の臼井欽士郎(横浜光)を判定で下していた。また敢闘賞には日本バンタム級12位船井龍一(ワタナベ)、新鋭賞に石川昇吾(新日本木村)を選んだ。

 なお表彰式は11月15日、東京・後楽園ホールで開催される興行で行われる。

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