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芝田山広報部長、抗体検査で感染歴ある力士報告ない

芝田山親方(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は5日、報道陣の電話取材に応じ、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査について、現時点で感染歴などの報告はないと明かした。

検査は希望する力士ら協会員全員を対象に5月18日から行われている。同広報部長は「抗体検査を受けている中で今の所これといった報告はない。かかっていました、といったようなことはない」と説明した。

検査結果については「専門的な先生方が研究材料として使おうとしている。我々もそう。どのような策を取れば仕事が円滑にいくかを考えないといけない」と無観客開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に生かす。

検査は最大で約1000人規模となる予定だ。

また、協会執行部による定例会議が行われたといい、接触を伴うぶつかり稽古の解禁について「していいという通達は協会からは出していない」と、各部屋の師匠判断を継続した。

7月場所については報道陣や力士の動線の確認など、想定すべきことは山積み。9月の秋場所についても「先のことはかじるけど決定したことは何もない。7月場所の開催に向かってはいるが、その前に理事会を開かなきゃいけない。それを待つしかない」と話した。

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コロナ抗体検査進捗「順調だと思う」芝田山広報部長

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が29日、協会員の希望者を対象とした新型コロナウイルスの抗体検査の進捗(しんちょく)状況について「順調だと思う」と話した。

電話取材に応じ「抗体検査は先生方の研究材料。いろんなことが想像できる中で、1つの研究材料になるのではないかと。どこの部屋で何人(に抗体が検出された)ということではなく、それを皆さん方にお伝えする、専門家がどう見るのかということ」と、抗体検査の意義を説明。検査の結果については「どの部屋で何人というようなことは外には一切公表しない、個人情報なので。先生方にお任せというしかない」とした。

無観客開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)まで2カ月弱。政府の指針では、イベントの入場者の上限を7月10日以降では5000人、または収容人数の半数以内に拡大としている。芝田山広報部長は「お客の話は何も出ていない」と話す。「とにかく野球が6月19日からということで、我々は3月にやった。今度は反対に他のスポーツの状況を見据えながらやっていく。政府の方針はいいが、今日も再び感染者が増えているでしょう。今はまだそういうことを言える状況じゃない。お客さんを入れられるに越したことはないけれど、まずは無観客で開催するというのが一つの大きな目標です」と、慎重な姿勢を示した。

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芝田山広報部長「7月の始めには何とか出稽古を」

芝田山広報部長(元横綱大乃国)(2019年8月31日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長が25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が東京を含む5都道県で解除される見通しとなったことを受けて、報道陣の電話取材に応じた。

新規感染者が過去1週間で1桁にとどまるなど、都内の感染状況は徐々に好転しているが「コロナが全面的になくなったわけじゃない、ワクチンができましたよ、ということじゃない。陽性の人が陰性になって、また再陽性になった人もいる。難しい。協会としては引き続き、不要不急の外出は避けて自粛を続けていこうということ」と、慎重な姿勢を崩さなかった。

協会は現在、出稽古を禁止している。7月場所(7月19日初日、東京・両国国技館)まで2カ月を切っており、同広報部長も「7月の始めには何とか出稽古解禁になればいい」と祈るように話す。「今のところは厳しい状況。(出稽古解禁が)7月初めでも(調整の期間は)通常の番付発表と同じくらい。それまでに(ウイルスの)第2波があるのか、結局このまましぼんでいくのか」と、感染状況を注視する構えだ。

感染が終息に向かえば、無観客開催を予定している7月場所で観客を入れる選択も考えられるが「今の状況、段階では話し合いに出ていない。まずはお客さんなしでもすることにこぎつけたいのが目標」と話した。

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朝乃山、ぶつかり稽古「部屋ではボチボチやってる」

記者の質問に笑顔を見せる朝乃山(2020年3月30日代表撮影)

新大関の朝乃山(26=高砂)が24日、NHKに出演し近況などを語った。

NHKは同日午後3時15分から「大相撲特別場所~テレビ桟敷へようこそ~」を放送。中止になった夏場所にかわり、この日から毎週日曜日に、3週にわたり放送するもので、1回目のこの日は「歴史彩る横綱全盛期」と題して、元横綱千代の富士や北勝海(現八角理事長)らを特集した87年放送の「燃える九重 名コンビ」の映像を前半に紹介。後半は朝青龍や白鵬らを特集した04年放送の「激闘 新たな夢へ」の映像などを元に、相撲解説者・北の富士勝昭氏が電話出演するなどして番組が編成された。

その番組冒頭で芝田山広報部長(元横綱大乃国)が、角界の現状や今後の見通しなどについて太田雅英アナウンサーの質問に答える形で説明。その後、朝乃山がリモート出演。同アナウンサーの問い掛けに答えた。

Q新大関として臨むはずだった夏場所が中止になって現在は

朝乃山 次の7月場所に向かって体を作っています。(夏場所中止は)協会が決断したこと。僕らはそれに従い(気持ちは)7月場所に切り替えています。

Q毎日の稽古は

朝乃山 基礎練習に自主練習、それに筋トレをして(あとは)自粛して生活しています。

Q接触する稽古は

朝乃山 部屋ではボチボチやっていて、人とぶつかるようにはしています。自分もぶつかり(稽古)で胸を出したりはしています。

Q感染への不安は

朝乃山 不安ですが、7月場所があると思って稽古していかなくてはいけませんから。

Q夏場所といえば1年前に優勝した

朝乃山 去年の5月場所の優勝で自信に変わったので、ここまで来れたと思う。自分の右四つの相撲ができるようになってから(大関に)結び付いた。

Q大関はどんな地位か

朝乃山 プロに入って大関、横綱を目指してやってきた。(ただ)ここまで来れたことは自分でも驚いている。

Qどんな大関になりたいか

朝乃山 下の子から尊敬、目標とされる大関になりたい。

Q次に横綱がある

朝乃山 そこはまだ気が早いけど(笑い)、ここまで来たら自分を信じて1つ上の番付を目指したい。

Q世代交代の声もある。次の時代は自分が…という気持ちは

朝乃山 それ(気持ち)はあるし、大関から落ちたくないという気持ちもある。上に立って角界を盛り上げたい。

Qあらためて7月場所に向けて

朝乃山 コロナは落ち着いてきたけど、見えない病気で油断はできない。(そんな中でも)自分はどこが弱いのか見直して稽古したい。

Qファンへ

朝乃山 7月場所もテレビの前で自分だけでなく、力士全員への応援をよろしくお願いします。

稽古で若い衆に胸を出す朝乃山(2020年4月1日撮影)

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芝田山親方、7月場所は「保持しながら向かいたい」

芝田山広報部長(元横綱大乃国)(2019年8月31日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が23日、AbemaTV放送の「大相撲ABEMA場所~記憶に残る名勝負100連発~」にリモートで生出演した。自宅の書斎からリモート出演したといい、中止となった5月場所について「我々は最後まで諦めずに予防策を徹底して、何とか開催にこぎつけようとしたが、国からの緊急事態宣言もあり断念した」と話した。

番組進行の清野茂樹アナウンサーから、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)開催の目安を問われると「世の中の感染状況にもよるが、緊急事態宣言が解除されても相撲協会は今の状態を保持しながら向かいたい」と話した。その中で今、最も心配していることは「稽古」だという。協会は接触を伴う稽古は、各師匠の判断に任せ、出稽古は禁止にしている。その方針は今後も変わらないという。

自身の部屋を持つ芝田山広報部長の部屋では、徹底した体調管理の下、3週間前から接触を伴うぶつかり稽古や申し合い稽古を再開したという。「部屋の力士らは全く外に出させていません。コンビニも行かせていないし、体調が悪い子はいません」と自身の部屋の予防策を明かした。

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白鵬ら生出演で近況語る、Abemaで大相撲名勝負

23日から3回にわたって放送される大相撲ABEMA場所(C)AbemaTV,Inc.

AbemaTVは23日午後4時から、「大相撲LIVEチャンネル」で「大相撲ABEMA場所~記憶に残る名勝負100連発~」を放送する。兼子功プロデューサーは22日、23日の放送分に横綱白鵬、大関朝乃山、芝田山広報部長(元横綱大乃国)がリモートで生出演することを明かした。「今(協会員個人の)SNS発信が禁止されている中、個々の動静があまり映像で出ていません。近況をうかがったりする予定です」と話した。

番組進行は清野茂樹アナウンサー、解説は元横綱三代目若乃花の花田虎上さんが務める。2時間の生放送で、第1回は「土俵際の大逆転劇集」、第2回は「豪快な取組」(30日放送)、第3回は「イケメン力士集」(6月6日放送)を予定。兼子プロデューサーは「自社の素材だけでなく、協会の映像部からも借用しました。白黒の映像もあります」と説明。「来週以降も三役以上の力士の出演を調整中で、自分の印象に残っている取組を振り返ってもらう予定もあります」と話した。

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週明け緊急事態解除でも大相撲は「独自の予防線」

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は22日、報道陣の電話取材に応じ、この日に協会執行部による定例会議を行ったことを明かした。

政府発令の緊急事態宣言が週明けにも全面解除となった場合について話し合ったといい「政府の緊急事態宣言が解除されても協会は独自の予防線をひいていく。力士の健康と安全管理、次の場所への大きな予防策ということ。解除されたとしても、コロナが収まったわけではない」と説明した。

稽古内容については、あらためて出稽古は禁止、ぶつかり稽古などの接触を伴う稽古は各部屋の師匠判断に任せるとした。また6月の相撲教習所での授業の中止も決定。再開は未定とした。

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出稽古再開へ慎重、抗体検査は毎日2、3部屋ずつ

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が21日、報道陣の電話取材に応じた。政府発令の緊急事態宣言が都内で継続される見込みであることについて「こちらは引き続き、今の状況を継続していく。それしかない。しっかりと次の場所に向け、次の場所を迎えるために個人プレーではなく、1人1人の気の緩みを引き締めて次の場所に向けていくしかない」と話した。

協会は18日から、希望する力士ら協会員を対象に新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を開始した。以降、毎日2、3部屋ずつ約40人を対象に検査が行われているという。検査方法については「検査する方々が数名で、いろんな機材を運んで来て風通しのいい所で行っている」と説明した。検査終了には1カ月要する見込みとなっている。

協会は現在、出稽古を禁止し、接触を伴うぶつかり稽古は各師匠の判断に任せている。その稽古内容については「状況によってどこまで稽古の内容を変えていけるのか。出稽古ができるのかできないのか、そういうことをこれから私たちも考えていかないと」と、新型コロナの感染拡大の状況を注視する構えを見せた。

また「抗体検査でどういう結果が出るかにもよる。これを待たずして、出稽古再開の形になるのかならないのか。先生方に聞かないと我々も分からない」と慎重な構えを見せた。政府は28日にも緊急事態宣言が解除できるのか、再判断する方針だが「それは国の問題であって、こちらはだからといって手綱を緩める訳ではない」と引き締めた。

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力士、親方らコロナ抗体検査開始 対象約1000人

両国国技館

日本相撲協会は18日、力士ら協会員を対象とした新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を開始した。

電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「抗体検査は本日からスタートし、(今日は)2部屋43人が検査を受けた」と説明。今後は1日に2、3部屋、約50人を対象に実施予定だと明かした。

新型コロナの影響で13日に高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝)が28歳で亡くなった。協会は同日、希望する力士ら協会員全員を対象に抗体検査を実施することを発表。検査は専門機関に依頼し、各部屋で医師らが血液採取するとしていた。実施日などについては人数分の書類を各部屋に送り、希望者の書類が届いた後に調整していた。

力士約700人、親方衆は約100人で、行司や呼び出しら裏方などを合わせ最大で約1000人規模の検査となる見込み。終了まで1カ月程度要するとされるが、感染歴の有無で状況を把握することで、今後の感染対策に活用できる。無観客での実施を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向け、協会が1歩踏み出した。

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28歳勝武士さんコロナ死、国内20代で初の事例

17年2月、しょっきり相撲で塩かごを手にする勝武士さん

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝=すえたけ・きよたか)が13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

角界に衝撃が走った。日本相撲協会はこの日、新型コロナ感染で入院治療していた勝武士さんの死去を発表。八角理事長(元横綱北勝海)は「協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました」と悼んだ。

協会によると、勝武士さんは4月4日ごろに38度台の高熱を発症。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が受け入れ先を探し続けたが、都内の医療機関が逼迫(ひっぱく)している状況と重なり、なかなか見つからず。血痰(けったん)が見られた同8日夜に、ようやく都内の大学病院に入院した。簡易検査の結果は陰性だったが、容体が悪化して翌9日に転院。10日にPCR検査で陽性と判定されると、さらに容体が悪化した19日から集中治療室で治療を受けていた。

勝武士さんは、14年に糖尿病による低血糖障がいを患った。現在もインスリン注射の投与が必要で、三段目だった16年初場所では取組直前に土俵下の控えで手が震えるなど体調不良を訴え、不戦敗となったこともあった。現役力士の死去は08年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。二十数人の力士を育てる師匠は「他の病気でも糖尿病を持っていると治りが遅い。感染しないように、さらに敏感にならないといけない」と警戒感を強めた。

協会は3月の春場所を史上初の無観客で実施し、新型コロナ感染者を出すことなくやり遂げた。以降、出稽古の禁止や接触を伴うぶつかり稽古の自粛要請を各部屋に通達。感染防止に努めてきたが4月10日に勝武士さんの感染が判明。その後に高田川親方や同部屋の十両白鷹山、幕下以下の力士4人(部屋、力士名は非公表)の感染も確認されたが、勝武士さん以外の6人はすでに退院していた。

葬儀・告別式は未定。高田川部屋の稽古についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今行う状況ではない」と説明するにとどめ、再開時期のめどは立っていない。高田川親方の談話はなく、報道陣には「しばらくはそっとしてあげておいて欲しい」と断るなど角界全体が混乱している。

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

◆力士の地位 番付は幕内、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口に分かれており、幕下以下の力士に給与は支払われない。中止となった夏場所の番付では、三段目は東西それぞれ100枚目まであり、昇進すれば雪駄(せった)を履くことができる。三段目の優勝賞金は30万円。15日間の本場所では2日に1番のペースで、7番相撲を取る。

勝武士さんの発熱からの経過
東京都江東区にある勝武士さんが所属する高田川部屋
19年5月、若野口(右)に突き出しで敗れる勝武士さん

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勝武士さん死去で角界混乱 高田川親方の談話も出ず

「しょっきり」で塩かごを手にする勝武士さん(2017年2月5日撮影)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんが13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。

新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

   ◇   ◇   ◇

角界に衝撃が走った。日本相撲協会はこの日、新型コロナ感染で入院治療していた勝武士さんの死去を発表。八角理事長(元横綱北勝海)は「協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました」と悼んだ。

協会によると、勝武士さんは4月4日ごろに38度台の高熱を発症。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が受け入れ先を探し続けたが、都内の医療機関が逼迫(ひっぱく)している状況と重なり、なかなか見つからず。血痰(けったん)が見られた同8日夜に、ようやく都内の大学病院に入院した。簡易検査の結果は陰性だったが、容体が悪化して翌9日に転院。10日にPCR検査で陽性と判定されると、さらに容体が悪化した19日から集中治療室で治療を受けていた。

勝武士さんは、14年に糖尿病による低血糖障がいを患った。現在もインスリン注射の投与が必要で、三段目だった16年初場所では取組直前に体調不良を訴え、不戦敗となったこともあった。現役力士の死去は08年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。二十数人の力士を育てる師匠は「他の病気でも糖尿病を持っていると治りが遅い。感染しないように、さらに敏感にならないといけない」と警戒感を強めた。

協会は3月の春場所を史上初の無観客で実施し、新型コロナ感染者を出すことなくやり遂げた。以降、出稽古の禁止や接触を伴うぶつかり稽古の自粛要請を各部屋に通達。感染防止に努めてきたが4月10日に勝武士さんの感染が判明。その後に高田川親方や同部屋の十両白鷹山、幕下以下の力士4人(部屋、力士名は非公表)の感染も確認されたが、勝武士さん以外の6人はすでに退院していた。

葬儀・告別式は未定。高田川部屋の稽古についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今行う状況ではない」と説明するにとどめ、再開時期のめどは立っていない。高田川親方の談話はなく、報道陣には「しばらくはそっとしてあげておいて欲しい」と断るなど角界全体が混乱している。

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、山梨・甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

<スポーツ界の主な感染>

◆プロ野球 3月26日に阪神藤浪晋太郎投手がPCR検査を受け、NPB球団所属選手として初の陽性判定。27日には同じく阪神の伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手の感染も判明。4月1日には楽天などで監督を務めた梨田昌孝氏が陽性判定。14日には元阪神ヘッドコーチの片岡篤史氏が感染を公表した。

◆サッカー 日本協会の田嶋幸三会長が3月17日に陽性であることが判明。東京都内の病院に入院したが、順調に回復し、4月2日に退院した。Jリーグでは、ヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳が3月30日に感染していることが判明。4月1日には、神戸のトップチーム関係者1人と、セレッソ大阪GK永石拓海、J2ザスパクサツ群馬DF舩津徹也の罹患(りかん)も明らかになった。

◆バスケットボール Bリーグの大阪エヴェッサでは、4月2日に選手1人の感染が確認されると、3日にはチーム関係者1人の感染を発表。13日までに計13人の感染が確認され、27日に計13人全員が退院もしくは自宅療養解除となったことを発表した。

◆柔道 総本山こと講道館の理事で、全日本柔道連盟(全柔連)副会長などを歴任した松下三郎さんが4月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。東京都文京区の講道館内に事務局を置く全柔連では、4月16日までに役職員19人の集団感染が確認された。

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)
17年2月、「しょっきり」で取組中にVサインを見せる勝武士さん(右)

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芝田山広報部長「不安取り除く」力士ら全員抗体検査

芝田山広報部長(2020年3月1日撮影)

現役力士の死を無にはしない-。日本相撲協会は13日、希望する力士ら協会員全員を対象に、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査の実施を発表した。力士約700人、親方衆は約100人で、行司や呼び出しら裏方などを合わせ最大で約1000人規模の集団検査となる。

電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によれば、既に人数分の書類を各部屋に送っており、希望者の書類が返送後に決まる実施時期は週明けをめどに調整中という。検査は専門機関に依頼。各部屋で医師らが血液採取する。

検査終了まで1カ月ほどを要する見込みだが、感染歴の有無で感染状況を把握することで、今後の感染対策に活用できる。無観客開催を目指す7月場所(19日初日、両国国技館)に向けた対策を講じる一助にもなり同広報部長も「判別が出来ることが大きなメリット。団体生活や稽古を行う上での不安を取り除くことができる」と、力士らの精神的負担の軽減に期待する。

検査前には毎日の検温、発熱や倦怠(けんたい)感の有無など体調確認も行う。同部長によれば抗体検査では無感染、感染中、感染後治癒が判明されるというが、検査前の体調確認と照らし合わせた上で、検査結果によっては「状況を踏まえ専門家の先生からご指摘をいただく」とPCR検査実施の可能性にも言及した。これまでの日本相撲協会の感染防止対策について同部長は「対策はずっと立てていて抗体検査もその1つ。主事が中心となって、理事長の意見も聞いて皆さんにお伝えしている」と語った。

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「ちゃんこは個々に盛りつけ」相撲協会が予防策強化

芝田山広報部長(第62代横綱・大乃国)(2011年4月7日撮影)

日本相撲協会は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2週間延期して24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)の中止を発表した。

夏場所中止が決まり、相撲協会はさらに新型コロナ感染拡大の予防策を強める。芝田山広報部長は、専門家から示された感染症予防のための実施事項を各部屋の師匠に郵送で通達すると明らかにした。実施事項は多岐にわたり、稽古時の基礎運動の際にも「可能であればマスクを着用すること」と説明。また幕下以下の力士らの大部屋での集団生活の際にも「終日マスクを装着すること」とした。マスクには名前を記入し、各自で袋に入れて自己管理することも求めた。

ちゃんこはできる限り大皿ではなくて個々に盛りつけ、食事中は極力会話をしないことも要請する。出稽古は引き続き禁止。接触を伴うぶつかり稽古などは自粛を推奨しつつも、各師匠の判断に任せるという。稽古場は扉を開けっ放しにして換気に努めるなど、感染防止に向けてあらゆる策を敷いた。

八角理事長(2020年3月22日撮影)

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八角理事長「両国で無観客開催目指す」名古屋場所へ

八角理事長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会は4日、電話での持ち回り理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2週間延期して24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)の中止を決めた。本場所の中止は八百長問題の影響を受けた11年春場所以来、9年ぶり3度目。7月19日に初日を予定していた名古屋場所の開催会場を、名古屋市のドルフィンズアリーナから両国国技館に変更することも発表した。無観客での開催を目指す。10月の秋巡業も中止するなど、角界が大きな決断を下した。

   ◇   ◇   ◇

開催を視野に入れてきた角界が、ついに決断を下した。相撲協会は夏場所の中止、名古屋場所の会場変更を決定。八角理事長(元横綱北勝海)は「緊急事態宣言の延長が発令されたことを鑑み、ファンの皆様並びに関係者の皆様の健康と安全を確保するため、5月場所の開催中止を決定いたしました」とコメントした。

協会は夏場所の開催可否について、政府の要請に沿って対応する構えを示していた。この日、政府発令の緊急事態宣言が31日まで延長。予定していた日程と重なり実施は厳しくなった。角界では4日までに、高田川親方(元関脇安芸乃島)や十両白鷹山ら計7人の感染者が判明。しかし芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「あくまでも政府の緊急事態宣言が延長されたということを受けて中止に至ったということです」と説明した。

ドルフィンズアリーナで開催されてきた名古屋場所は、今年は両国国技館で開催することも決まった。力士ら約900人の協会員の移動や、1カ月に及ぶ長期滞在による感染リスクを避けるための措置だ。2週間延期した日程はそのまま。八角理事長は「特別開催としまして7月19日から8月2日、東京で行うこととし、両国国技館での無観客開催を目指す所存です」と春場所以来の本場所開催を視野に入れた。

本場所の間隔が空くことで、力士らは調整に苦戦することが予想される。しかし「これでケガをしている力士は万全で出てくる。土俵は面白くなるかもしれない」と期待する親方もいるなど、明るい材料もある。八角理事長も「開催できた暁には、精いっぱいの迫力ある相撲をご覧いただけますよう、これからも取り組んで参ります」とファンへ約束。今は協会が一丸となって、本場所開催の時を辛抱強く待ち続ける。

◆過去の場所の変則開催と中止 終戦直前の1945年夏場所は当初5月に予定されていたが、空襲のため延期。6月に一般に非公開とし、旧両国国技館に傷痍(しょうい)軍人や関係者らを招待して7日間実施した。46年は被災した国技館の修復が遅れ、夏場所を中止。近年では2011年2月に発覚した八百長問題で、実態解明などを優先させるため、同年春場所実施を断念し、65年ぶりに本場所を中止した。同年夏場所も興行ではなく技量審査場所として無料公開で開催した。

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芝田山広報部長「可能ならばマスク着用し基礎訓練」

芝田山広報部長(第62代横綱・大乃国)(2011年4月7日撮影)

日本相撲協会は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2週間延期して24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)の中止を発表した。

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が電話取材に応じた。

-力士の今後の稽古については

芝田山広報部長(以下「芝田山」) 稽古については、今後も引き続き、出稽古は禁止。接触する稽古は、原則として自粛を推奨しますが、力士たちの体調を十分に観察した上で、師匠の判断において接触する稽古を取り入れていただいても結構ですということです。

-理事長からの通達を出す予定があるか

芝田山 各師匠に、この通達を郵送で送る予定になっています。今まで協会が通達している、感染予防策の強化と健康チェックを各部屋の師匠に郵送する。感染予防のための実施事項を確認のために送るということです。

以下、八角理事長から各部屋の師匠への通達文(電話での聞き取りとして)。

「本日、政府から緊急事態宣言を5月末までに延長する旨の発令がなされたことを鑑み、各部屋においては引き続き体温管理、体調管理、感染予防策の徹底をお願い致します。日常の稽古は引き続き出稽古は禁止とし、接触する稽古は原則として自粛を推奨しますが、力士たちの体調を十分に観察した上で、師匠の判断において接触する稽古を取り入れていただいても結構です。なお、別紙の通り、5月場所を中止することと、7月場所を特別開催として国技館での無観客開催を目指すこと、秋巡業を中止することの3点を発表しております。外出の自粛などの措置が長期にわたり、師匠は管理監督が大変かと思いますが、7月場所が開催できますよう引き続きの対応をお願いします」。

芝田山 また、感染症予防の先生から、感染症予防のための実施事項ということでいただいている(読み上げと説明を交えて)。

芝田山 朝晩、体温の測定とともにチェックする。少しでも症状のあるときは稽古をさせず、症状がなくなった翌々日以降に稽古を再開させること。大部屋では終日マスクを装着すること。食事はできる限り、個々に盛り分けた容器で取ること。個別に盛りつけて食べなさいと。食事中は極力会話をしないこと。稽古場は十分に換気をすること。できるだけ開けっ放しにしてやってくださいということですね。基礎訓練の際に、可能であればマスクを着用すること。これは感染症の先生からのお話しですけれども。あくまでも可能であればということだ。各人のマスクは名前を書いて、外すときはジップロックに入れておくということ。要するに自分の使ったマスクは外したときにはジップロックに入れて使ってくださいということ。

チェック項目というのがある。まず味がしない。においがしない。通常にない体のだるさがある。せきが出る。たんが出る。呼吸が苦しい感じがある。鼻水が出る。鼻づまりがある。喉が痛い。頭痛がする。下痢をしている。吐き気がある、または嘔吐(おうと)したとか。その他。上記症状がある場合は稽古を休ませること、2日以上症状が続く場合は、まずは鏡山危機管理部長に報告するということ。各部屋の師匠が健康状態を見極めながら稽古をさせていくということです。

閑散とする両国国技館(2020年4月3日撮影)

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名古屋場所の東京開催、4月から検討か/記者の目

八角理事長(2020年4月3日撮影)

開催に向けて粘ってきた相撲協会も、ついに中止の決断を下さざるを得なかった。2週間延期を決めた4月3日の臨時理事会後、八角理事長は「開催するにはどうすればいいのかというところで2週間の延期を決めた」と話すなど開催に強い意欲を示していた。しかし公益財団法人として、政府の方針に沿う対応は大前提。緊急事態宣言の延長を受け、強行開催するわけにはいかなかった。

また当時の臨時理事会で名古屋場所の2週間延期も決めたが、会場のドルフィンズアリーナの空き状況について芝田山広報部長は「今の状況で私は分からない」と明確にはしなかった。実際に他のイベントが予定されていたため開催は不可能で、当時から東京での開催は協会内で検討されていた可能性は高い。協会は通常開催に向けて感染拡大の防止に努め、さまざまな可能性を模索してきた。しかし現実は厳しく、残された道が今回の決断内容となった。【佐々木隆史】

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芝田山広報部長「感染者が出たから中止、ではない」

芝田山広報部長(2018年12月19日撮影)

日本相撲協会は4日、2週間延期して24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)の中止を発表した。

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が電話取材に応じた。

-夏場所中止の判断に至った理由は

芝田山広報部長(以下「芝田山」) 緊急事態宣言が延長されたということと、世の中が企業も経済もストップしている状況で、開催することは難しいということ。

-中止の決断はどのような形で行われたか

芝田山 執行部で会議をした上で本日、持ち回り理事会ということで決議を確認したということです。

-持ち回り理事会は電話で行ったか

芝田山 そうですね。

-親方衆や力士にはどのように伝えたか

芝田山 一斉メールをした。各部屋の師匠から各部屋に所属している者に必ず伝えてほしいという連絡を送ったところです。

-次の7月場所は東京に変更された。その理由は

芝田山 名古屋場所については、緊急事態宣言が今月いっぱいにしても、東京から大人数で名古屋に700人、800人くらいの大人数が移動することに対して、非常に危険だということ。地域の移動には非常に敏感になっている。長期滞在を避けるということで、理事長が言うように特別開催として名古屋ではなく、2週間遅らせた時期、7月19日から8月2日まで東京で行うことにした。どんな状況になっているか分かりませんので、私たち協会としては、両国国技館での開催は無観客の開催を目指すということですね。

-開催は緊急事態宣言の今後の動向をみていくということか

芝田山 1カ月半くらいある。そういうことで、そのときの状況を見ていくしかないと思う。

-番付については

芝田山 番付は5月場所の番付は、相撲を取っているわけではないので、上がり下がりはないので、そのまま移行する予定です。今場所は開催されないから、番付はそのまま。

-新弟子検査は

芝田山 新弟子検査は予定した日程から延期になります。次の開催される場所の前にということになる。

-(夏場所の新弟子検査は)5月12日の予定だったが、新たな日程を再調整するということか

芝田山 そうですね。延期になります。入門者にとっては残念だが仕方ない。

-広報部長の所感として、大事な本場所がなくなる決断について

芝田山 これはもう、いまだかつてなかったわけですよね。この社会で40年以上やっていて、人生の中でもこんなことが起きるとは思ってもみなかったわけだし、病気がまん延することで何もかもが、むしばまれる状況になる。その中でどうするかというと、皆さんと一緒に予防策の徹底をして、辛抱するしかない。私たちも苦渋の決断で、きょう5月場所の中止を発表させていただいた。この世の中の状況を見ていかないといけない。次の場所に向けてしっかりと、力士も協会も準備を進めていくということですね。特にこれはお伝えしておきたいのは、相撲協会から高田川さん(高田川親方=元関脇安芸乃島)以下、数名の感染者が出たわけですけれども、あくまでも感染者が出たから5月場所が中止になったということではないということです。それは皆さんに強くお伝えしてほしい。あくまでも政府の緊急事態宣言が延長されたということを受けて中止に至ったということです。協会内から感染者が数名、出たから中止したということではない。感染者は、1人は入院して治療しているが他の人たちは退院している。

-高田川親方ら退院者の状況は変わったところはないか

芝田山 何もありません。

-入院している力士の退院報告もないか

芝田山 そうですね。

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大相撲夏場所の可否「方針を何らかの形で」広報部長

芝田山広報部長(第62代横綱・大乃国)(2011年4月7日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は3日、あらためて夏場所(24日初日、東京・両国国技館)の開催可否を早急に出す考えを示した。4日に政府が緊急事態宣言の延長を発表する。

「方針を何らかの形で出していかなければいけない。(理事会は)テレワークなのか、みなしなのか。とにかく明日になってみないと分からない」と、結論を出す具体的な日時は明言しなかった。

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夏場所の開催可否、4日にも判断「動きあると思う」

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は2日、新型コロナウイルス感染拡大で2週間延期が決まっている夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)について、早ければ4日にも開催可否の判断を行う可能性があることを明かした。

政府は同日に緊急事態宣言の延長を正式発表する見通し。電話取材に応じた同広報部長は「(4日)月曜日に協会も何らかの動きがあると思う」と話した。

しかし、実際に集まっての理事会開催は厳しい。各理事と電話などで話し合いが行われるとしても「4日に発表するのかは分からない」と開催可否の正式発表がずれ込む可能性にも触れた。緊急事態宣言の1カ月延期が発表されれば、夏場所開催時期と重なる。「ギリギリまで様子を見ながら、開催に向けてやっていきたいという気持ちはあるが、自粛して下さいということであれば対応を考えなくてはいけない」と話した。

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夏場所開催可否は「政府が出す情報の状況見ながら」

芝田山親方(元横綱大乃国)(2020年2月11日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(57=元横綱大乃国)は1日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催可否が決まっていない大相撲夏場所(24日初日、東京・両国国技館)について、引き続き政府の動向を注視していく姿勢を示した。

報道陣の電話取材に応じたもので「政府から出される状況というものを見ながら、私たちも次のことを考えていかないといけない。政府から出される緊急事態宣言の延長、これと世の中の動きを含めて検討材料になると思う」などと述べた。

プロ野球、Jリーグをはじめ、さまざまなスポーツの公式戦が止まっている。3月の春場所は無観客開催で実施したが「相撲界が動くということは、世の中に対して影響を与える部分があるから、いろんな状況を見ながら次の5月場所のことを考えていくということ」と開催の可否は慎重に見極める。また、それを決める理事会などの会議の招集についても「今は(幹部らが)集まることはできないだろう」と話した。

前日4月30日は、新型コロナウイルスに感染した高田川親方(元関脇安芸乃島)、弟子の十両白鷹山、部屋名未公表の幕下以下の力士4人の計6人が、同30日までに退院したことを明らかにしたが、この日は感染者の連絡はなく、引き続き入院している幕下以下の力士1人の状況についても現状の連絡はないという。入院中の力士について同広報部長は「徐々に回復傾向にあるということで、私は早く回復してくれればいいと思っている」と願った。

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