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江幡塁、三浦春馬さんに約束「RIZINで輝く姿」

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

RIZIN22大会(8月9日)
19年12月、那須川天心(右)にキックを見舞う江幡塁(撮影・滝沢徹郎)

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江幡塁「生き様見せたい」亡き友三浦さんに勝利誓う

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

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長与、那須川、本田が憤る/「誹謗中傷」反応まとめ

19年10月17日、明治記念館で行われたスターダム新体制会見で集合写真に並ぶ木村花さん

恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演する女子プロレスラー木村花さん(享年22)が23日に亡くなった。

同番組への出演に関し、木村さんのSNSには誹謗(ひぼう)中傷のコメントが多く寄せられていたとされており、ツイッターのトレンドワードにも「誹謗中傷」がランク入り。多くのプロレスラーや著名人がツイッターなどで、「誹謗中傷」への思いをつづった。

以下は主な著名人のコメント(ツイッターなどから。敬称略)

◇プロレス・格闘技

▼中野たむ(32=スターダム) この世は地獄かよ。画面の向こうにいるのは、偶像じゃなくて心を持った人間なんです。心無い言葉で傷ついた事が、あなたにもあるはずです。こんな理不尽な人の憎悪を受けて、自分の中にもまた憎悪が芽生えていく事に腹が立ちます。殺し合うんじゃなくて、生かしあおうよ。おかしいよ。

▼林下詩美(22=スターダム)ちょっとしたコメント、軽い気持ちで言った言葉じゃないんだよ。沢山の心無い言葉を目にする本人の辛さは計り知れないし、真っ直ぐな人だから誰よりも言葉を重く受け止めちゃうんだよ。度が過ぎた言葉を投げつけてた人はこれで満足なの?言葉は自由だけどさ もう少し考えようよ

▼長与千種(55=マーベラス)SNS書き込みは言葉で人を殺める事が出来るツールではないはず。顔隠し言論の自由として狂気のナイフを振り飾した奴って絶対的に人事にするはず。言っておく!! これからの選手、これからのプロレスラーだった。悪役を演じただけ。本当の彼女は礼儀も優しさも兼ね備えた後輩でプロレスラーだったから。

いまいちどだけ。殺め言霊の主人公の方々様へ 消すくらいなら 書くな 知らぬ存ぜぬは するな。これは歴とした事件です。ツイッターが悪いのではない。道徳心無き言霊の綴りで追い込んだ主人公の問題 逃げても 真実に時効無くついて回るはず。皆悲しんで心の憤りしかないんだよ!

▼中邑真輔(40=WWE)狂ってる。

▼WWEのアスカ(38)渡米するまで数年間、毎日沢山の、死ね、女子プロレスを壊すな、この業界から去れとメールが私の元へきました。そして今日は、他の選手がコメントを出してるのに、まだお前はコメントをださないのか、ときました。自分の正義感に前のめり過ぎて、同類だと気がついてないんですきっと。これが怖い。

▼KENTA(39)言葉は時として人を傷付ける武器にもなる。この事は肝に銘じないといけない。そして嫌な事や物から逃げるのは決して恥ずかしい事ではない。自分の人生だ。自分を大事にして欲しい。

▼那須川天心(21=格闘家)そんなに誹謗中傷したいのならみんな俺にしてください。それで心が落ち着くならそれで良いです。だから他の人にはやめてください

▼スペル・デルフィン(52=プロレスラー、大阪・和泉市議。自身が社長を務める沖縄プロレスに冠テレビ番組が誕生した際、当時中学生だった木村さんが、アイドルグループの一員に)やはりSNSの問題は絶対になくさないといけない。今回は有名人だから表面化しただけで、氷山の一角のはず。表現の自由の問題はあるのだろうが、SNSに対してAIの見張り番を強化させ、(中傷する言葉などに対して)自動削除と警告をできるシステムを導入するべき。市議会だけではどうにもならない部分があるので、ぜひ国にも動いてもらいたい

◇スポーツ

▼本田圭佑(33=サッカー元日本代表)弱い人を狙うな。誹謗中傷はやるなって言ってもなくならないし、なのでやってもいいからちゃんと強い人を狙うこと。『結論』俺んところに来い。そして末永く誹謗中傷のプラットフォームとして使用してください

▼ヤンキース田中将大投手(31)街中やSNS上などで、たくさん気持ちが温かくなる言葉をかけてもらえても、たったひとつの酷い言葉の方が尾を引くんだよな

▼マット・ギタウ(37=ラグビーの元オーストラリア代表)人々がインターネット上で与えることができる被害を理解するために、悪いコメントを送る前に考え直し、前向きになること。ポジティブになれないなら、その人をフォローしない方がいい。会ったこともない人そんなことを言うのは間違いだ(ハッシュタグで「RIPHanaKimura」と追悼)

▼藤田慶和(26=ラグビー・パナソニック)言葉って本当に怖い… 匿名でも書いていいことと書いてはいけないことがあると思います… 人は支え合って生きていく生き物だと思うから、人の良いところを見つけれる人が増えてほしいと心から願います!ご冥福をお祈りします

▼高梨沙羅(23=スキージャンプ・クラレ)言葉は人を癒やし、時にナイフのように人を傷つけてしまう。受け取る側によって感じ方も大小変わってしまう。だからこそ言葉を発する前に一瞬でも相手のことや、先のことを考えなくてはならない

▼本田真凜(18=フィギュアスケート・JAL)気にしたらダメだと、スルーしようと心掛けても、沢山の嬉しい言葉より、1つの誹謗(ひぼう)中傷の方が圧倒的に力が強い。そう思います

◇芸能・文化人

▼スマイリーキクチ(48=タレント)ネットの誹謗中傷の書き込みをされて傷ついている人に「たかがその程度で」と考える人もいます。程度のレベルを決めるのは、やった側ではなく、やられた側が決めます。いたずらとか死ぬとは思わなかったでは済まされない。書き込んだ者は言葉の凶器で命を奪った指殺人の犯人です。もうやめてください。

▼クロちゃん(43=安田大サーカス)本当にもうやめて。木村花さんの兄だとか、元彼だとか、ふざけないで。今って、そんなことがまかり通る世の中なの?どれほどのことをやってるのか、わかってるの?言論の自由と故人への冒涜を履き違えないで。本当にやめてください

▼JOY(35=タレント)こうして人が亡くなってもSNSでの誹謗中傷なんてなくならないんだろうな。そもそもそんなの書く人は他にもそういう事書き過ぎてて感覚バグってるし。捨て垢の透明人間だから逃げれるし余裕☆ こんな感じよね。そんなんだったら最初から書くなよ

▼きゃりーぱみゅぱみゅ(27=歌手)誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで

▼藤田ニコル(22=タレント)芸能人も人間だよ 知らない顔も見えない人に心ない事を言われ 知らない顔も見えない人に殺害予告されたり 人間がいっちばん怖い生き物だよ ストレス発散のため? 気にしない見ない。それしか解決策もない。芸能人になるんだったらそれも覚悟してでろって良く言われる。そうゆう考えなるのがもう怖い

▼武井壮(47=タレント)ツイートで汚い言葉を人に投げかけるってこと。。本当に人の心を傷付けるってまだ分かんねえのかなあ。。オレなんか陽気でそんなもんパコーンてできるけどさ。。そうじゃない人もいるんだよ。

▼真野恵里菜(29=女優)こういうときに出てくるな。って言われるけど、私は前々から誹謗中傷に対して意見を言ってきてます。事務所にも相談してました。でも結局、今すぐ何かが変わるわけじゃないってことも身をもって感じてます。だからこそ、こうやって声を出せる人が呼びかけていくしかないんですよ

▼ダレノガレ明美(29=モデル、タレント)え… テレビやネット配信などに出演すると少し強気な女の子などは批判される事が多い。私も昔毒舌だったからわかるけど批判の仕方が本当にすごいの。ネットに書き込んでる人からすると簡単にかいてるけど、受け取った側からしたらすごく精神的にやられてしまう人もいる。強気に見えて本当は心の弱い子はたくさんいるの。悩んじゃう人が多い。死ねとか消えろとか簡単に書く人いるけど自分がもしされたらって1回考えてください。私みたいに1書かれたら100にして返すような強い女の子は本当に一握りだから みんながみんな強いわけじゃないことをちゃんと知ってほしいな

▼太田光(55=爆笑問題)今の状態がその状態になっていて、中傷した人を今度は別の人が探して「お前、なんてことをしたんだ」って言う。実名を明かしてって言うふうになっていく状態になっていく。そこの時点でこの人が傷つくんだって。この人もちろん木村さんに対してひどいことをしたかもしれないけど、この人は被害者になっていくっていうことも意識しなきゃだめ。ほんとに公なんだって。本人が見るんだっていう意識と、何でも言っていい場所ってこの世界にはないですからね。家族との関係でもないわけですから、言霊っていうのがあって、それ最終的に自分に返ってくるわけだから。そういう意識がもうちょっと育つといいなと思う

▼はあちゅう(34=ブロガー、作家)罪の意識があればまだマシで、ほとんどの人が罪の意識なんて無いのかも...「あなたの指で打った言葉が花さんの命を奪ったのだ」と本人に突き付けたい。せめて罪を自覚してほしい。木村花さんを誹謗中傷していたアカウントを追跡して情報開示してほしいです、ツイッタージャパン…

私も言葉の暴力で傷ついてきた。自分のアンチと喋ったこともある。アンチの言い分は「親切で忠告したつもりでいじめてる意識はなかった」「みんなで中傷して弱るのを見るのが楽しい」「社会の害だから活動を停止させたい」「傷つくのにSNSするほうが悪い」「人それぞれだが罪の意識はないことも多い。花さんの命を奪った人たちは、いつも通り夕飯食べてテレビ見て、花さんのことなんて忘れてるかもしれない。人一人の命を奪ったのに、罪の意識もない。意識があってもアカウント消せば終わり。誰も捜査しない。捕まらない。だから犯人は暫く経てばまた違う人をターゲットにする。それが指殺人の怖さ

▼前澤友作(44=実業家)SNSの行き過ぎた誹謗中傷行為には厳罰を。スルースキルとか言ってる場合じゃない。被害受けた人はスルーせずに被害届けを。被害者のアクションが全体の抑止力になる。僕もスルーせずにこれからは遠慮なく被害届けを出す

▼乙武洋匡氏(44=作家)たぶん、そこまで悪意があったわけではなかったのだと思います。ナイフで刺したわけでも、ピストルで撃ったわけでもなく、ただそのへんの小石を投げただけの感覚だったのだと思います。だけど、投げているほうは「たった一粒の小石」でも、投げられている本人には見えない相手から投げられる言葉は鋭いナイフのように感じられるし、たとえ小石に感じられても、それがどこの誰かもわからない相手から無数に飛んでくれば、回復しがたいダメージが蓄積されていきます。あなたの、ほんの軽い言葉は、誰かの命を奪ってしまうかもしれないのです

▼水越愛華さん(22=テラスハウス共演)“テレビに出てるから仕方ない”“傷つくくらいなら出るな”“死ね”“出て行け” 沢山言われました。いわゆる有名な人には何を言ってもいい、そんな風潮を払拭しなければいけません。でも多くの人はあの映像が全てだと思うでしょ? またそこで弁解なんてしたら誹謗中傷される事なんて目に見えてる。言いたいのに怖くてずっと言えなかった

▼金尾玲生氏(27=プロサーファー、テラスハウス共演)これから将来がある大切な仲間を守れなかった…沢山アンチが来てもスルーするとか、いろいろなことを言う人もいますが、アンチを受けた人は一生忘れません。言う方は忘れると思いますけど。それはいじめも一緒ですよね。嫌な思いをした方は忘れないんですよ。言葉の暴力って言いますけど、それは本当なんですよ。うれしいことを言われた時はうれしいですよね? 悲しいことを言われた時は悲しみますよね? それが真実です。この事を無駄にはしない。絶対。ご冥福をお祈りします。ありがとう。花

▼トリンドル玲奈(28)人が人を不用意に傷つけることなく、もっと愛のある優しい世界をつくることはできないものだろうかと、考えております

▼チュートリアル徳井義実(45)未来のある若者の命が失われてしまったこと、彼女の身近にいる方々の悲しみを考えると、番組に関わらせていただいている人間としてやり切れない思いでいっぱいです。僕のように自分自身が引き起こした問題で批判を受けたりお叱りを受けたりするのは当然だと思います。でも彼女は違います。常軌を逸した誹謗(ひぼう)中傷を受けなければならないようなことはしていません。 他人に対して軽い気持ちで酷い言葉を投げつけた方々は、コメントを書いたその後、いつものように仕事をしたり学校に行ったり遊びに行ったりご飯を食べたりなさるのかもしれません。でもそういう言葉を受けた人は平穏な一日にはなりません。そんな日々を彼女が何日も過ごしていたのだとしたら、本当に本当に苦しかっただろうと思います。死ぬことは誰にとっても怖いことです。それでも死ぬことを選んでしまうほど辛かったんだと思うと言葉になりません。彼女の気持ちに寄り添うために何か出来ることはなかったのか自問しています。起こったことをしっかり受け止めて、そして彼女の素晴らしい才能と明るい笑顔をいつまでも忘れないようにしたいと思います

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悪役演じ…本当は優しい/木村花さん訃報反応まとめ

木村花さん(2020年1月13日撮影)

恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演する女子プロレスラー木村花さん(享年22)が23日に亡くなった。

死因など詳細については明かされていない。同番組への出演に関し、木村さんのSNSには誹謗(ひぼう)中傷のコメントが多く寄せられていたとされており、多くのプロレスラーや著名人がツイッターなどで、木村さんへの思いをつづった。

以下は主な著名人のコメント(ツイッターなどから。敬称略)

◇プロレス・格闘技

▼ロッシー小川(スターダムエグゼクティブ・プロデューサー)花は勝ち気そうで実はナイーブな女の子でした。きっともっともっとプロレスをやりたかったのだろう。ジュリアとの対決はまだまだ見せたかった。私の誕生日には「まだまだ自粛が続くので、今度小川さん邸でご飯作らせてください!一緒に食べたいです」というLINEをくれた。合掌!

▼星輝ありさ(24=元スターダム)今までごめんね。ありがとう。生きてね。がほとんど会話しない私に来た最後の言葉だった。謝るならちゃんと直接言ってほしかった。ありがとうも直接言ってもらいたかった。私はあなたこそ生きたほうがいいよと返したけどもう既読付くことはない。でも本当に気持ちは分かるんだ。死ぬという覚悟が決まると怖くなくなるものだよ。やった側の人間は「ちょっと」かもしれないけど、やられた側の感覚は「もの凄く」だからね。生きてる意味も分からなくなる。自分がやったことは大きく自分に返ってくる。この件も含めて本当に相手への言動や行動をまじで改めて欲しい。全部狂ってる。

▼岩谷麻優(27=スターダム)最後の試合になっちゃった。もう1回やろうって言ったのに

▼長与千種(55=マーベラス)SNS書き込みは言葉で人を殺める事が出来るツールではないはず。顔隠し言論の自由として狂気のナイフを振り飾した奴って絶対的に人事にするはず。言っておく!! これからの選手、これからのプロレスラーだった。悪役を演じただけ。本当の彼女は礼儀も優しさも兼ね備えた後輩でプロレスラーだったから。

いまいちどだけ。殺め言霊の主人公の方々様へ 消すくらいなら 書くな 知らぬ存ぜぬは するな。これは歴とした事件です。ツイッターが悪いのではない。道徳心無き言霊の綴りで追い込んだ主人公の問題 逃げても 真実に時効無くついて回るはず。皆悲しんで心の憤りしかないんだよ!

▼紫雷イオ(30=WWE)やりきれない気持ちです。美しく才能あふれていたあの子の、輝かしい未来が消えてしまった。22歳、これからもっと輝くべき人でした。その選択だけはして欲しくなかったと思うけど、そうせざるを得ないほどに辛かったのだと思うと心が痛みます

今となっては、彼女が苦しむ理由も相談も、誰もきいてあげられない。自分を愛してくれてる人のために生きてほしかった。せめて今度こそ、彼女を愛してくれる人の想いが届いてほしい。どうか、どうか安らかに

▼カイリ・セイン(31=WWE)心にぽっかりと穴があき、この現実を受け入れることが今は難しい

▼永田裕志(52=新日本)明るくて礼儀正しい選手でした。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします

▼中西学(53=元新日本)言葉にならない、信じられない。まだ22歳やぞ、ご冥福を心よりお祈り致します

▼天山広吉(49=新日本)本当に残念です。まだこれからという時に……心よりご冥福をお祈り致します

▼スペル・デルフィン(52=プロレスラー、大阪・和泉市議。自身が社長を務める沖縄プロレスに冠テレビ番組が誕生した際、当時中学生だった木村さんが、アイドルグループの一員に)花ちゃんとプロレスしたかった。合掌(ツイッターには、木村さんが「花 ママはプロレスラー」と自己紹介文を記したアイドルグループ時代のCDジャケットを掲載)

◇芸能・文化人

▼クロちゃん(43=安田大サーカス)木村花さんが22歳という若さで亡くなるなんて。ジムで一緒にトレーニングしてた花ちゃんが夢だったプロレスラーになり活躍してるのを良かったな、凄いなーって思ってたのに。早すぎるよ、トップレスラーになるの楽しみにしてたのに。もう会えなくなるなんて。御冥福をお祈りいたします

▼前澤友作(44=実業家)まだ22歳。。悲しすぎる。(合掌の絵文字)

▼乙武洋匡氏(44=作家)知り合いだったらなあ。相談してもらえてたらなあ。心から、そう思う。お会いしたこともないけれど、とてもつらいです。あなたがいないことが、とてもつらいです。あなたのことを大切に想ってきた方々は、どんなにつらい思いをされていることでしょう。そのことを思うだけで、胸が張り裂けそうです

◇テラスハウスのスタジオキャスト

▼山里亮太(43=南海キャンディーズ)謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました。それは木村さんのことを考えると、直ぐに言葉の整理ができませんでした。そのような不安定な状態で、自身の発した言葉がどのように解釈されるのかが分からず、しばらく言葉を発することに躊躇をしてしまいました。今、現実を受け止めて、なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿の裏にある苦悩に気づけなかったのか、何かできることはなかったのかと強く感じています。ご冥福を心よりお祈り申し上げます

▼トリンドル玲奈(28)花ちゃんの訃報に関して、何らかの方法で花ちゃんを守ってあげることができたのではないかと、心を痛めております

▼葉山奨之(24)あまりに突然のことでいまだ信じられず、言葉が見つかりません。花さんの純粋で優しく仲間思いで真っ直ぐな部分と、プロレスに命を懸けて闘ってる姿がとても印象的でした。まだ気持ちの整理がついていませんが、このようなことがあってはいけないという悔しい気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます

◇テラスハウスのキャスト

▼新野俊幸(30=会社経営)ただただ悔しい。俺が袋だたきにされた時、真っ先に心配してくれた花の優しさを絶対に忘れない

▼水越愛華(22=出演時は大学生)あの日の夜中、たまたま遅くまで起きていて 彼女がストーリーを更新していて 何気なくDMを送りました。彼女からの返信はいつもと様子が違くて、途中から返信も来なくなって、気になってTwitterの投稿を見て異変に気づき、すぐに自宅を飛び出し彼女の家に向かいました。病院に着いたら、変わり果てた彼女が居ました。向かっている最中、私はどこかで生きてるだろうと思い込んでいました。そして、何事もなかったとしても抱きしめようと思っていました。“あなたが、こういう状況になったらいつでも駆けつける仲間がいるんだよ”って、“あなたが自分に傷を付けてもいいのはリングの上だけだよ”って伝えようと思っていました。プロレスの試合中のあなたはほんとうにかっこよかった。でも、恋愛をしている姿は本当に可愛かった。もう、あなたに会えないと思うと辛くてたまりません。どうか、どうか安らかに眠ってください。ゆっくり、休んでね。もうあなたを傷付ける人はいないよ。出会ってくれて、ありがとう。助けられなくて、ごめんなさい

▼田渡凌(26=バスケットボール選手)もっと寄り添えれば良かった。お互い意地を張らず仲良くしておけば良かった。自分の思いを伝え彼女の思いも聞いてまた仲良くできれば良かった(深夜に8ツイートを連続投稿)

▼鈴木志遠(23=モデル)花ちゃんはいつも僕が落ち込んでいたらすぐ心配してくれたね。『大丈夫?』とか『元気ないね、どうしたの?』など人の変化にすぐ気づける優しい女性だね。僕は花ちゃんが苦しんでいる状態から救えなかった。本当に悔しい。本当にごめんなさい。正直まだ信じられないよ。東京ドームで見た景色のこともっと話してよ。夜食で餃子食べようよ。みんなでマリカーやろうよ。1週間前にコロナ落ち着いたらタコパするって約束したじゃん。前に進まなければならないことはわかってる。花ちゃんに言われた『一生懸命やらないと恥ずかしい』『自信を持って努力しろ』とかが勇気付けてくれている。もっともっと頑張るから見ててね。これからもずっと友達だよ

▼金尾玲生氏(27=プロサーファー)何も整理がつかないよ。花… 今日は信じたくなくて携帯をあまり見たくなくて放置してました。何も考えることができず、ぼーっとしてました…起きてしまった事実は残念ながら変えることはできないので、花のトレードカラーのピンク色の花束をささげてきました。花は海も好きだったので海にも来てるかなーって思って。この事を無駄にはしない。絶対。ご冥福をお祈りします。ありがとう。花(ピンク色のカーネーションやカスミソウの花束を海に手向ける数枚の写真を添え)

▼ロン・モンロウ(25=タレント)昨日昼までラインをしてたけど、もう返信できないことに気付きました。辛いけど今伝えなければならないから。どうしても信じたくなかったんです、ハナがどうしてあの世界へ行ってしまったのか、ということを。最近、また新しい料理レシピを作ったんです、その料理で6人で一緒に食事したかったから。ハナはどんな激辛でも平気な人だった。本当にびっくりでしたよ。見た目は気が強いハナは、私がかわいいねとほめる時には、シャイな表情が見えて、そんな感じがすてきでしたよ。ハナが教えてくれた日本語、今もこうやって使っているんだから、わたしは一生忘れないから。もっとあなたに早く好きな気持ちをしっかりはっきり伝えたかった。それもできない私、悔しくて泣いていました。あの世界へ行っても、たくさんの人々に愛されていることを、信じてください

▼田辺莉咲子(22=トレーナー、共演なし)誰かが傷つけられた昨日の涙は、今日誰かがまたそれを笑っている。今日笑われた心の傷はまた明日誰かに傷つけられる。優しさで周りがかけてくれる言葉も追い込まれる気持ちになる。そうやって毎日が続いていく。毎秒涙を堪えるのに必死で生きている。苦しい、刺さるほど気持ちが伝わって涙が溢れてくる。でもそれを越えたら、楽しいことがたくさんある。その経験をする前よりもっと楽しくてキラキラしてる大きい世界がたくさんある。それを知って欲しかった。同じ場所にいた同じ歳の女の子にそれを伝えたかった。そんな思いをしている人を守れる人になりたい。そんな思いをさせてしまっている人に幸せを教えてあげたい。誰も傷つけず戦ったかっこいい女性へ。ご冥福をお祈りします

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今も実感沸かぬ大横綱の死/記者が振り返るあの瞬間

元横綱千代の富士の九重親方死去を報じる16年8月1日付の本紙1面

<スポーツ担当記者 マイメモリーズ>(28)

政府の緊急事態宣言が延長され、スポーツ界も「自粛」状態が続いている。日刊スポーツの記者が自らの目で見て、耳で聞き、肌で感じた瞬間を紹介する「マイメモリーズ」。サッカー編に続いてオリンピック(五輪)、相撲、バトルなどを担当した記者がお届けする。

  ◇   ◇   ◇ 

暑く、長い夏の1日だった。16年7月31日。元横綱千代の富士の九重親方が亡くなった。その日は、夏巡業取材で大阪から岐阜市内へ日帰りで出張していた。仕事を終えて夕方の新幹線でのんびり帰阪していると、デスクから携帯電話に一報が入った。

「九重親方が亡くなったようだ。福井に行ってくれるか」

えっ…。しばし、絶句した。親方は都内の病院で亡くなったが、力士や親方衆一行は岐阜からバスで次の巡業先の福井市へ向かっていたため、そこで関係者を取材してほしいということだった。新大阪駅に着いたのは午後6時ごろ。自宅まで着替えを取りに行く時間などない。慌てて特急サンダーバードに乗り換え福井へ向かった。午後8時過ぎに着くと、駅前のホテル周辺で関係者を捜し回った。

取材していて、動悸(どうき)が収まらなかった。昭和49年生まれの記者にとって“大横綱”といえば、千代の富士だった。筋骨隆々の体で豪快につり出し、上手投げで勝ち続ける姿は、ヒーローそのもの。子供のころ、狭い家の中で父親と相撲を取る時は、ベルトを前みつ代わりに引きつけて頭をつけ、千代の富士になりきっていた。記者になってから関係者の紹介で食事をした際は「俺は日刊が嫌いなんだ!」と言われてビビリまくったが、マッコリをたくさん飲むと笑ってくれた。そして、ひとたび相撲の話になると現役時代のような鋭い眼光に戻り、言った。「三役が大関を、大関が横綱を目指すなら、もっともっと稽古をやらないと。『もっと』じゃないよ。もっともっと、だ」。少し前まで熱く語っていた“大横綱”が死ぬなんて、信じられなかった。

その夜は結局、午後11時過ぎまで取材を続け、元大関栃東の玉ノ井親方や、豪栄道らから思い出話を聞いた。翌8月1日は1~3面と芸能面で死を悼む記事が掲載されたが、紙面を見ても亡くなった実感は湧かなかった。4年の歳月が流れた今も同じだ。テレビで見た現役時の勇姿も、一緒に飲んだ時の笑顔も、「もっともっと、だ」と力を込めた険しい顔も、すぐによみがえってくる。心の中で生き続けるとは、こういうことなのか。横綱千代の富士が、教えてくれた気がする。【木村有三】

現役時代の横綱千代の富士

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新日が計7万人超動員 メディア戦略で人気V字回復

新日本プロレス菅林直樹会長(19年撮影)

史上初となる新日本プロレス東京ドーム2連戦は両日で計7万人超を動員し、大成功に終わった。

世界中にファンを持ち、今も成長を続ける団体の秘密について、約30年にわたり裏方で支えてきた菅林直樹取締役会長(55)に話を聞いた。【取材・構成=高場泉穂】

   ◇   ◇   ◇

菅林会長は「06、07年ごろはドーム大会をやめるか、ぐらいまでいったんです」と不振の時代を回想した。当時はアリーナとスタンド1階席だけ。空席だらけでも何とか続けていたが、12年に親会社ブシロードの傘下となって以来、木谷オーナーによるPR戦略が成功。エース棚橋弘至に続き、新たなスター・オカダも誕生し、リング内も充実。観客動員はV字回復した。18年半ば、20年の1月4、5日が土日であることに気付いた菅林会長が「このタイミングを逃すと何年もいい曜日がめぐってこない」とドーム2日間をおさえた。

リスクもあった。「両方客席が埋まらなかったら、赤字プラス、イメージダウンにもなる」。2日間充実したカードを用意できるか検討し、さらに営業、幹部会で話し合うなど根回しに1年がかかり、昨年の大会で発表に至った。2年前の段階で武道館3連戦や大阪、福岡など地方のビッグマッチも満員。だから、「ちょっとは自信があったんです」。今年はドーム2連戦の満員に続き、きょう6日の東京・大田区総合体育館大会の前売りも完売。不安は杞憂(きゆう)に終わった。

世界中で人気を得る理由は1つにとどまらない。菅林会長はきっかけの1つとして、13年にテレビ放送された野毛道場寮のリフォームを追った番組「大改造!劇的ビフォーアフター」を挙げた。地上波で流れたことで、チケットの売り上げ復活の「タイミングと重なる」と明かす。16年からは芸能事務所アミューズと提携し、真壁、棚橋らがバラエティー番組などに出演し、知名度アップにつなげた。14年に開始した動画サービス「新日本ワールド」の存在も大きい。会員数約10万人中、約4割が米国、英国などの外国人。海外から来るファンも「ドームの観客動員にかなりプラスになっている」という。

選手だけでなく、営業、映像、グッズ班などの裏方を含めた約100人の社員が団結して興行を作りあげる。菅林会長は「お客さんが入っている、というのが社員の元気がよくなる理由」。ただ、「落ちるのはあっという間。2回ほど経験しているのでね(笑い)」と今の状況に慢心はしない。現在構想するのは、ブランドの追加。国内外のファン増加とともに興行数も200を数えるが、「これ以上増やすのは選手に無理を強いることになる」。2チームに分かれて国内外それぞれを回り、より多くのファンに生の試合を届ける夢プランを明かした。

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“ツインドラゴン”江幡兄弟が「生島企画室」所属に

生島企画室に所属した江幡睦(右)と塁

フリーアナウンサー生島ヒロシ(68)が会長をつとめる芸能事務所「生島企画室」に1日、キックボクシング界の「ツインドラゴン」として知られる江幡睦(むつき)塁(るい)の双子の兄弟(ともに28歳=伊原道場)が所属した。

生島がTBSから独立、1989年(平元)4月1日に所属タレントは生島1人でスタートした同事務所。現在は女優浅野温子(58)やタレント優木まおみ(39)朝比奈彩(26)フリーアナウンサー小林麻耶(40)ら100人近いタレントが所属するが、格闘家のマネジメントは初めて。

生島は高校、大学で空手を続け、留学した米国では日本人村で空手を教えていた。伊原道場の伊原信一(68)会長と懇意で、次男で俳優の生島翔(34)は16年から伊原道場主催の「新日本キックボクシング協会」のリングアナウンサーを務めている。

睦は「生島企画室に入ることで、キックボクシングの魅力を世の中に広めたいです」。塁は「お世話になった伊原会長に恩返しするためにも、いろいろなメディアに出てPRします」と話している。

2人は8日に後楽園ホールで行われる令和元年最後の大会で、エキシビションマッチながら“兄弟対決”を行う。「15歳の時以来13年ぶりです。やりづらい面もありますが、全力で戦います」と力強く語っていた。

◆江幡兄弟 1991年(平3)年1月10日、茨城県土浦市生まれ。一卵性双生児。伊原道場所属。07年9月、同時にプロデビュー。

◆江幡睦 165センチ、55キロ。45戦37勝(27KO)5敗3分。WKBAバンタム級王者

◆江幡塁 165センチ、56キロ。44戦38勝(19KO)3敗3分。WKBAスーパーバンタム級王者

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「しずちゃんとやりたい」赤井沙希七番勝負への思い

「おきばりやす七番勝負」の初戦藤本つかさ戦に臨む赤井沙希(撮影・高場泉穂)

DDTのプロレスラー赤井沙希(32)が、11月24日後楽園大会から七番勝負「おきばりやす」をスタートさせる。第1戦は昨年女子プロレス大賞の藤本つかさ(36=アイスリボン)。DDTで紅一点として戦う赤井にとって、女子選手とのシングルは貴重な機会。さらに飛躍するための七番勝負に向け、意気込みを語った。【取材・構成=高場泉穂】

-七番勝負が決まった経緯は

赤井 七番勝負というものを知ったのは自分が13年にプロレスを始めてから。やるのは、キャリアの浅い新人さんというイメージ。私はもう6年目なので、言われたときは「いまやるんだ…」とは思いました。新人がやるか、経歴やキャリアがあってくすぶっている人がやると聞いていたので。もっと伸びてほしいという団体からの期待と受けとめました。

-女子選手とのシングルについて

赤井 DDTは女子選手が私1人しかいないので、これまでのシングルは片手におさまるぐらい。だからうれしいです。自分自身が変わらなきゃいけないし、勝ち負けが大事。さらにそれ以外のものもつかみにいかないとと思っています。

-藤本選手とは過去に他団体のタッグ戦で対戦したことがある。印象は

赤井 先輩としての格、オーラがありながら、若い選手に寄り添って試合をされていた。藤本さんの器の中にいる感じがして悔しかったです。

-藤本選手は赤井選手に対し、「男子の中でやっているから、華を添えるポジションに落ち着いているのでは」と挑発

赤井 自分の中で、そういう立場にもやもやしたことは確かにありました。もっと、バチバチやりたいと。でも、その時求められることをやるのがDDTのレスラーとして必要。たとえ華を求められる役だとしても、プロレスラーとしてリングに立っているので、華も添えられて、試合も強くて。それが一番いいじゃないですか。華があってなにが悪いのと言いたいですね。

-さらに藤本選手から「喜怒哀楽」のうち、怒り、哀(かな)しみがみえない、と指摘された

赤井 (怒りも哀しみも)ありましたよ。リング上でゴング鳴った瞬間、泣いちゃったこともあるし、7月の両国大会で世志琥選手に負けたときは、涙が出ましたが見えないようにしました。

怒ったり、悔しい時は必ず向かい側に女子がいることに気付きました。

-2戦目以降の相手は未定。対戦してみたいのは

赤井 まずマッハ文朱さんですね。自分がデビューする前に引退されたんですが。タレントからレスラーになった人で、身長も170ぐらいある。重なる部分が多い大先輩です。あとは、しずちゃんですかね。私もボクシングをしていましたし、グローブ付きのプロレス技ありルールとか。カイヤさんもやってみたい。普通にでかいし、パワーもある。私は声でかいとびびっちゃうので不利ですが…。DDTなら対戦は可能かもしれない。

-七番勝負を通して得たいものは

赤井 DDTの選手として、戦力になりたいし、ベルト戦線に絡んでいきたい。悔しいですが、里村さんら仙女(センダイガールズ)のみなさんが今年KO-D6人タッグベルトを取って、自分もベルトを狙えると気付かされました。女子とか、男子とか関係なく、一戦力となってDDTをもっと盛り上げて、戦いをお客さんに楽しんでもらえるようになりたいです。

◆赤井沙希(あかい・さき)1987年(昭62)1月24日、京都府京都市生まれ。タレント活動を経て、13年8月、DDT両国大会でデビュー。14年プロレス大賞で女子初の新人賞を受賞。芸能活動と並行しながら、DDTリングで活躍する。得意技ケツァル・コアトル。父は元ボクサーで俳優の赤井英和。174センチ、53キロ。

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元プロレスラー天龍源一郎が「小脳梗塞」症状は安定

天龍源一郎

元プロレスラー天龍源一郎(69=本名・嶋田源一郎)が小脳梗塞を起こしたことが9日、分かった。症状は安定しているという。長女・嶋田紋奈さんがホームページで報告した。以下原文まま

いつも天龍源一郎に温かいご声援を頂きまして誠にありがとうございます。

この度、弊社所属・天龍源一郎に関しまして日頃ご声援を頂いておりますファンの皆様とご支援下さいます関係者の皆様にご報告が御座います。

2019年4月中旬から2度にわたり自宅において体調不良を訴えたため検査・入院をいたしましたところ『小脳梗塞』の診断が下されました。

そこから、症状などが出る機会が多く、3度の入院を経て、幸いな事に現在、目立った後遺症などは現れておらず、完治はしないものの、症状としては安定しております。

主治医と相談の上、定期検診、治療を継続しながら体調も考慮しつつでは御座いますが、今後も出来うる限りファンの皆様方とのひと時を少しでも多く過ごして参りたいと考えております。

ファンの皆様、関係者各位にはこのような突然のご報告となり、謹んでお詫び申し上げます。

病気の発覚や症状の経緯に関しましては簡潔では御座いますが先に記した通りとなります。

既に病状は安定しており、現在は皆様方の前で元気に務めを果たしております。

この様なご報告となり、多大なるご心配をおかけすることと存じますがこれもひとえに長年にわたるご声援におきまして、今日(こんにち)まで多岐にわたり活動をさせて頂いて参りました。

大相撲、プロレスと身体を酷使する時間が長かったことや年齢の事もあり、皆様方に一層のご心配をお掛けするだけになってしまうのではないかと悩みましたが、今日(こんにち)まであのような激しい生業を務めながらも救われた命でもありますので、包み隠さずに公表をする事でほんの微かでも同じ病の方々へ勇気を与え、共に闘うことが出来ればという本人の強い想いがありこの度のご報告となりました。

この様なご報告をいたしますと、近年の天龍の滑舌やしゃがれ声に対して皆様方にお気遣いを頂く事になるのではないかと、本人が一番に懸念しております。

しかしながら、こちらに関しましては病状と関係は御座いませんので、今後とも、お茶の間の皆様にはハスキーボイス=天龍源一郎で、遠慮なさらずに大いに笑い、お楽しみいただけましたらそれが何より本人の望みでもあり、その笑顔がまた大きな力となると考えております。

相撲、プロレス、芸能と、五十数年にわたり、広く愛して頂きました折に、改めて命の尊さを鑑み、今後も天龍の選択したこの公表という決断が病と闘う皆様の少しでもの鎹(かすがい)になれましたら幸いで御座います。

この度は突然のご報告となりましたが、今後とも天龍源一郎への変わらぬ温かいご声援の程何卒よろしくお願い申し上げます。

また、昨今のSNS普及により本人も出回る数多の情報を目にする機会が在ります故、心無いご発言などにより他者や本人を傷つけるようなことが無い皆様でありますことを併せて心よりお願い申し上げます。

ルネッサンス株式会社(天龍プロジェクト)

代表取締役 嶋田紋奈

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きっかけは「タイガーマスクW」オカダ、三森結婚

三森すずこ(左)とオカダ・カズチカ

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、人気声優三森すずこと結婚したことを自身のツイッターで発表した。「レインメーカーとして“幸せの雨”を家庭に降らせることができるようお互いに協力し合いながら、プロレス界にも変わらずに“カネの雨”を降らせていきます」と報告した。三森もブログで「私の母のように、明るく楽しく温かく家族を支える女性になれるよう努めていきたい」などと喜びの声をつづった。三森は今後も芸能活動を続ける。

人気レスラーのオカダと、アニメ「ラブライブ!」などで活躍する三森は16年テレビアニメ「タイガーマスクW」で共演。三森がもともとプロレスファンだったこともあり、翌17年夏から交際がスタートした。交際が発覚した18年1月には、オカダが「将来のことを考えて真剣にお付き合いさせてもらってます」と堂々と交際宣言していた。

最近もオカダが三森のレコーディング現場に付き添い、4月6日に行われた新日本の米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会に三森が同行するなど、仲むつまじい姿が目撃されていた。関係者によれば、三森が自身の妹らの幸せな夫婦の姿を見て、結婚への思いを募らせていたという。オカダが大舞台で10カ月ぶり5度目の王座に返り咲いた最高のタイミングで結婚に踏み切った。

オカダは13日、茨城・つくばカピオ大会に出場する。王者としての凱旋(がいせん)試合であると同時に結婚後初の公の場。公私ともに充実した姿をファンにみせる。

◆オカダ・カズチカ 本名・岡田和睦。1987年(昭62)11月8日、愛知県安城市生まれ。中学卒業後に闘竜門に入門し04年8月、16歳でメキシコでデビュー。07年8月に新日本入り。12年2月には棚橋を下し、初めてIWGPヘビー級王座を獲得。同年8月、初出場のG1クライマックスで史上最年少優勝。IWGPヘビー級は第57、59、63、65、69代王者。65代王者時には12度の最多防衛記録を達成。得意技はレインメーカー。191センチ、107キロ。

◆三森(みもり)すずこ 6月28日、東京都生まれ。10年にデビューし、15年には女性声優ユニットμ’s(ミューズ)の一員として、NHK紅白歌合戦出場。16年には武道館2DAYS公演を果たす。代表作は「探偵オペラ・ミルキィホームズ」「ラブライブ!」など。公式プロフィルには趣味「プロレス観戦」と記述。ほかに料理、観劇、歌。特技はダンス。ルーツのミュージカルも含め、幅広いフィールドで活躍中。かに座、血液型AB。

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元貴乃花親方、相撲文化の海外進出意欲「広めたい」

「しこあそび」で子供たちに笑顔を見せる元横綱の貴乃花光司氏(撮影・柴田隆二)

大相撲で元貴乃花親方の花田光司氏(46)が2日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた「ONE ROOF ALLIANCE」主催の相撲イベント「しこあそび」に出席した。

終始、笑顔を絶やさなかった。午前、午後の部で約1500人の園児が参加。花田氏は土俵に立ち「まずは体をあたためよう!」「かかとを上げ下ろししよう!」と優しく四股を指導。準備運動を終え、子どもたちと相撲を取った。その後も、花田氏は子どもと保護者に特製ちゃんこを振る舞い「小さい子たちがたくさん(四股を)踏んでくれてうれしかった」と満足顔だった。

2月上旬に芸能事務所と業務提携を結び、子どもたちを対象に相撲普及を目的とした社団法人の設立を目指す。「準備している。まだしばらくはかかる。海外に向けても相撲の文化、日本の文化を広めていきたい」と、海外進出の可能性も口にした。

11日には福島・郡山市で行われる東日本大震災の復興イベント「福魂祭2019」に出席し、無料でちゃんこを振る舞う予定。関係者によると、講演会やテレビ出演のオファーも殺到しているという。

「しこあそび」で子供たちと相撲を取る元横綱の貴乃花光司氏(撮影・柴田隆二)
「しこあそび」で子供たちと四股をふむ元横綱の貴乃花光司氏(撮影・柴田隆二)

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親方になっても追いかけます 山根千佳/稀勢連載5

山根千佳

<稀勢引退~愛された理由(5)>

私にとって稀勢の里はアイドル。だから、まだまだ“稀勢ロス”です。ファンになったのは8歳の頃。15年間も追いかけてきました。以来、ずっと心の支えで人生に寄り添ってくれる存在。武蔵丸、魁皇に続く、私の殿堂入り力士です。殿堂入りの基準は「私がどれだけ好きか」。四つ相撲ができて、普段はおだやかだけど、カメラの前では厳しい表情を見せる「相撲道」の世界を体現している昔ながらのお相撲さんが多いかな。

白鵬63連勝阻止では心が震えて「私も頑張ろう」と思いましたし、肝心な時に負けて目をパチパチさせている時には、もっと応援したくなる。相撲の神様に見放されてきた感じで、運もタイミングも悪い。そんな中、自分の努力で横綱に上がったのは本当に感動しました。決してイケメンではないけれど、その生きざまや相撲内容で母性本能をくすぐる、守ってあげたいタイプ。そこが魅力なんです。

専門番組で取材しましたが、あまりしゃべらないイメージは予想通り。でも、カメラが回ってないところではめっちゃ笑うしすごく優しいんです。それまでは、1人のファンとして見てましたが、近しい存在になってさらに引き込まれました。“ギャップもえ”ですね(笑い)。

親方になってからは、最後まで「左」にこだわっていたように、こだわりの強い力士を育ててほしい。そして、いつかは理事長になって古き良き相撲道の教えを伝え、相撲界を明るくしてほしい。もちろん、私はいつまでも追いかけ続けます。(終わり)

◆山根千佳(やまね・ちか)1995年(平7)12月12日、鳥取県米子市生まれ。12年、ホリプロスカウトキャラバンファイナリストになって芸能界入り。小学時代から熱烈な相撲ファン。小結御嶽海も推し。

田子ノ浦部屋を訪れた元稀勢の里の荒磯親方

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拳四朗の願い「テレビに出たい。バラエティーも」

正月飾りの前で自撮りをするWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が31日に都内で、5度目の防衛から一夜明けて会見した。同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)をジャッジ1人がフルマークの完勝で判定勝ち。「倒したい気持ちが空回りした。モヤモヤ感がある。勝っているとは思ったが、焦りが出ちゃった。連続KOの意識もあった」と、4連続KO防衛を逃したことを悔しがった。

父でもある寺地会長は「左も右も空振りが目立った。映像よりもスピードがなかった。そのスピードに合わせてしまった。この子の速いスピードでやればよかった」と振り返る。拳四朗も「自分の距離を守って、ダメージを当てていけばよかった。いい経験になった」と話した。

傷ひとつない顔で「ここ2試合は減量もうまくいった。防衛を伸ばしていきたい。年4試合もいける」と、連続防衛記録を狙っていくつもりだ。

今回はテレビの生中継がなかった。「テレビに出たい。バラエティーも」とねだった。一緒に会見した伊藤はイケメン王者で芸能事務所にも所属する。「男前に嫉妬する。頑張って男を磨きます」と笑った。

年始は高校時代の同級生と東京で過ごして休養する。その後はグアム旅行に行き、1月6日の27歳の誕生日を迎えるつもりだ。

正月飾りの前ガッツポーズするWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(左)とWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(撮影・中島郁夫)

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伊藤雅雪「本物証明」20戦全勝の指名挑戦者に完勝

初防衛に成功し両手を広げて喜ぶ伊藤(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が、7回TKOで初防衛に成功した。日本人5人目の米国で奪取から5カ月ぶりの凱旋(がいせん)試合で、同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)と対戦。5回から距離をとって攻勢となり、7回に2度コーナーに追い込むと相手陣営がギブアップ。7回2分11秒TKO勝ちで、初の日本での世界戦でメインを飾った。

伊藤は右ボディーでコーナーに追い込むと、顔面へ連打でラッシュした。相手はマウスピースを吐き出し時間稼ぎも、再びコーナーにくぎ付けにしてラッシュ。相手陣営が試合役員にギブアップを伝え、レフェリーストップ勝ち。ダウンはなかったが7回TKOで、メインとしてトリプル世界戦をきっちり締めた。

前の2試合は判定に終わっていた。「KOで締めたかった。結果は納得。KOは求めていたし、求められていた」と笑顔。7月に日本人として37年ぶりに米国で王座奪取。ダウンを奪う快勝も「相性がよかった」「フロック」という声も聞こえてきた。20戦全勝の指名挑戦者を退けて、本物と証明してみせた。

6回まで1ポイントも奪われていないが、序盤はKO狙いで空回りした。低い姿勢で頭から突っ込まれて抱きつかれた。「接近戦にこだわって付き合ってしまった」。3回にはセコンドから「距離をとってワンツースリー」と指示され、5回からその動きができた。「セコンドに救われた。チームワークの勝利」と感謝した。

王座獲得後に吉岡里帆らが所属の芸能事務所「エー・チーム」と契約した。目立ちたがり屋のイケメン王者だが、たたき上げの頑張り屋でもある。15年に日本王座初挑戦も判定負け。当時は不織布製造販売会社の営業マンで計量後は仕事に戻った。米ロサンゼルスでのスパー合宿の合間に、現地で展示会をこなしたこともあった。

高1で同級生だった夫人との間には2女もできていた。睡眠時間5時間のサラリーマンボクサーに「潮時」も考えたが、歯を食いしばって世界を目指した。ボクサーに専念したのは16年。幾多の苦労が報われ、約1000人の応援にも応える初防衛だった。

駒大高3年でジムに入門した時はライセンス取得が目標だった。デビューすると「ウィキペディアに載る」、東洋太平洋王者になると「世界」と目標を上げて実現してきた。次の目標にはWBC王者ベルチェルトとの対戦を挙げた。「かなわないと思われる相手と質のある試合をしたい」。伊藤の夢は続く。【河合香】

◆伊藤雅雪(いとう・まさゆき)本名伊藤雅之。1991年(平3)1月19日、東京都江東区生まれ。駒大高ではバスケットボール部でダンクができた。高3で伴流ジムに入門し、09年にプロデビュー。交通事故で左手首骨折を乗り越え、12年全日本フェザー級新人王。15年に東洋太平洋スーパーフェザー級、16年にWBOアジア太平洋同級王座を獲得。18年7月にWBO世界同級王座決定戦で、日本人として37年ぶり5人目の米国、10人目となる海外で王座奪取した。174センチの右ボクサーファイター。家族は衣理香夫人と2女。

7回、チュプラコフ(左)に右ストレートを放つ伊藤(撮影・鈴木みどり)

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伊藤雅雪が初防衛、心ない「フロック」の声封じた

1回、チュプラコフにパンチを見舞う伊藤(右)(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が初防衛に成功した。

同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)と、米国での王座獲得から5カ月ぶりで凱旋(がいせん)防衛戦。王座を奪取した攻撃的ファイトを見せた。3回には偶然のバッティングで左目上から流血するアクシデントもあったが、連打でたたみかけた7回、相手陣営がたまらずタオルを投入。初の日本での世界戦でメインを張り、TKO勝利で今年国内最後の世界戦を締めた。

試合後は「素直にうれしい。これだけたくさんの人の前でベルトをまいた姿を見せることができてうれしいです」と笑顔で声を張り上げた。

伊藤は7月に日本人として37年ぶり5人目となる、米国で王座を奪取した。4回にはダウンを奪う快勝も「相性がよかった」「フロック」という声も聞こえてきた。

さらにプロとアマの違いはあるものの、業界では日本ボクシング連盟山根会長の問題が大騒動へ発展していた。伊藤の影は薄く「話を持っていかれて寂しい」とガッカリしていた。「初防衛して王者としての実力を示したい」と臨み、20戦全勝(10KO)の指名挑戦者を退けて見せた。

世界初挑戦は米フロリダで、初めての海外での試合だった。今回は初の国内での世界戦でメイン。連日の行事も終始笑顔でこなし「いろんな意味で日本の方が楽。今までで一番いい状態で、100%が準備ができた」と話していた。前回は家族を含めて約50人だった応援も、20倍の約1000人になっていた。

15年からエルナンデスと岡辺の両トレーナーに指導を受け、米ロサンゼルスでのスパーリング合宿が試恒例になった。今回は1日20回こなす日もあり、300回以上のスパーを積んだ。以前はカウンターパンチャーが、積極的に前へ出る攻撃スタイルへと改造してきた。

挑戦者のチュプラコフには身長7・5センチ、リーチで13センチ上回っていた。このサイズ差も生かして、ジャブを繰り出し、先手先手をとって試合を支配する作戦だった。

世界初挑戦では初回から前に出て、今までになかった連打を何度も打ち込んだ。今回は接近戦で30センチ程度の空間をはさんでのジャブも磨いてきた。「前回つかんだ感覚から完成形が見えて来た」と手応えを得ていた。

14年にはオーディションに合格し、JRAのテレビCMで竹野内豊と共演している。王座獲得後の8月には、女優の吉岡里穂らが所属する芸能事務所「エー・チーム」と契約した。目立ちたがり屋のイケメン王者。今後はテレビ出演も増えそうだ。

V2戦は来春を予定し、統一戦やビッグネームとの対戦を熱望する。駒大高3年でジムに入門した時はライセンス取得が目標だった。デビューすると「ウィキペディアに載る」、東洋太平洋王者になると「世界」と目標を上げて実現してきた。

「僕には一撃必殺のパンチもないですし、井上尚弥君みたいなスペシャルな選手にもまだまだなれないですけど、ハートがある。そういう気持ちをどんどん見せていって、僕にしかなれないチャンピオンになっていきたい。来年はもっと大きな試合をして、強い相手とどんどん戦っていきたい」と伊藤。次なる目標へ飛躍を誓った。

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伊藤雅雪サングラス姿は嫌、ベルトも顔も守り抜く

防衛戦を発表しファイティングポーズを決めるWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(撮影・中島郁夫)

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)の初防衛戦が12月30日に東京・大田区総合体育館で行われることが7日、発表された。

伊藤が凱旋(がいせん)試合で「イケメン顔」を売る。3年前から練習拠点とする米国で、日本人で37年ぶりに王座獲得したのが7月。国内での知名度はまだまだなことを自認した上で、「もっともっと知ってほしい、こんなボクサーがいたんだと。平成最後に印象付けられる試合を見せたい」とメイン抜てきを好機と捉えた。

端正なマスクに、芸能事務所が動いたのは8月。女優の吉岡里帆、タレントのDAIGOらが所属する「エー・チーム」と契約した。既にバラエティー番組でダウンタウンの浜田雅功らとの共演も果たし、「楽しいです。命を取られるわけではないですし」と年明けにもテレビ出演が待つ。

指名挑戦者の同級1位シュプラコフ対策に、11日に渡米して約1カ月間スパーリング漬けの日々を送る。1年前はテレビ越しに見ていた年末興行。「サングラス姿で(テレビに)出たくないですね」。攻め勝ち、ベルトも顔も守り抜く。

3大タイトルマッチを発表した左からWBC世界ライトフライ級王者拳四朗、WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪、WBC世界バンタム級4位井上拓真(撮影・中島郁夫)

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輪島さん最後の“土俵入り”格好良かった遺影勇姿

土俵をかたどった祭壇に置かれた輪島さんの棺と遺影(撮影・中島郁夫)

下咽頭がんと肺がんの影響による衰弱のため、8日に70歳で亡くなった、大相撲の元横綱で、プロレスラーやタレントとしても活躍した輪島大士さんの通夜が14日、東京・青山葬儀所で営まれた。

土俵をイメージした祭壇に飾られた遺影は、喪主の妻留美さんが選んだという横綱時代の土俵入りだった。朱色のひつぎは、昨年まで毎年のように見学に訪れていた、地元石川県七尾市の石崎奉登祭に由来。ひつぎの中では、横綱時代に最も好んで着ていた薄緑色の着物姿で安らかに眠っていた。

輪島さんの付け人を約1年務めた芝田山親方(元横綱大乃国)は「土俵入りのかっこよさを学んだ。付け人をしたのは名誉」と、優勝14度の功績をたたえた。故人とは遠縁で、しこ名に「大士」をもらった同郷の前頭輝は「偉大な方。強くなることでしか恩返しできない」と出世を誓った。芸能界からも関口宏、五木ひろし、とんねるずらが駆けつけるなど、参列した約500人が、誰からも好かれる故人の人柄をしのんだ。

輪島大士さんの通夜に参列した芝田山親方(撮影・中島郁夫)

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輪島さん通夜に花田虎上氏、とんねるずら500人

土俵をかたどった祭壇に置かれた輪島大士氏の棺と遺影(撮影・中島郁夫)

下咽頭がんと肺がんの影響による衰弱のため、8日に70歳で亡くなった、大相撲の元横綱で、プロレスラーやタレントとしても活躍した輪島大士さんの通夜が14日、東京・青山葬儀所で営まれた。現在、相撲協会の広報部長を務める芝田山親方(元横綱大乃国)、元武蔵川理事長で元横綱三重ノ海の石山五郎氏、3代目元横綱若乃花の花田虎上氏ら元力士や、現役力士では前頭輝、幕下豊響、芸能界からは関口宏、五木ひろし、とんねるずの石橋貴明と木梨憲武、勝俣州和らが参列。約500人が集まった。

土俵をイメージした祭壇に飾られた遺影は、喪主の妻留美さんが選んだという横綱時代の土俵入りだった。朱色のひつぎは、昨年まで毎年のように見学に訪れていた、地元石川県七尾市の石崎奉登祭に由来。同祭への、輪島さんの出身地域からの参加者が着用する衣装の色という縁で朱色にした。ひつぎの中で輪島さんは、横綱時代に最も好んでいた薄緑色の着物を着ていた。

参列した野球解説者の田淵幸一氏は、阪神での現役時代から続く、40年以上の付き合いだと明かした。当時、輪島さんは大阪での春場所中とあって、合間を縫って甲子園球場に招き、本人の意向で打撃練習に参加したところ「5、6球打って膝を痛めて休場した」(田淵氏)というエピソードを明かした。互いを「横綱」「監督」と呼び合い、深い交流があったという。田淵氏は「豪放磊落(らいらく)。純粋で、誰かをだまそうというところがまったくなかった。最高の男だった。お通夜で、こんな話ができるのはあいつだけ」と、故人と一緒に現役時代に撮影した写真を何枚も持参し、当時を思い出していた。

他にも五木ひろしは、日本レコード大賞を受賞した際に、お祝いに駆けつけてくれたこと。芝田山親方は約1年務めた付け人時代に、当時、付け人の中でも最も若いぐらいだった自身にも気さくに話しかけてくれた話。元3代目若乃花の花田虎上氏は、父で故人の元二子山親方(元大関貴ノ花)と輪島さんが親友だった関係から「輪島ちゃん」と親しみを込めて呼んでいたエピソードなどを明かした。通夜にもかかわらず、参列者が口々に型破りな輪島さんとの思い出話を語り、笑顔の絶えない、故人の人柄を表すような通夜となった。葬儀は15日に行われる。

土俵をかたどった祭壇に置かれた輪島さんの棺と遺影(撮影・中島郁夫)

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井上尚弥WBSS中継にボクシング通・香川照之出演

香川照之がゲスト出演するフジテレビ系「ボクシング 井上尚弥×JCパヤノ~WBSSバンタム級トーナメント準々決勝~」(C)フジテレビ

俳優香川照之(52)が、7日にフジテレビ系で生中継される「ボクシング 井上尚弥×JCパヤノ~WBSSバンタム級トーナメント準々決勝~」(午後8時)にゲスト出演する。芸能界でも屈指のボクシングマニアとして知られる香川から、どんな話が飛び出すか注目される。

「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」には、今年5月に無敗のまま3階級制覇を達成した、WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)が出場する。ヨーロッパで昨年スタートした新しい大会で、各階級のトップ選手8人が集結して、トーナメントで優勝者を決める“ボクシング版ワールドカップ“。従来のプロボクシングでは、あまり見られなかったトーナメント形式が人気を呼んでいる。

今回の開催のバンタム級には井上のほか、WBAスーパー王者ライアン・バーネット(イギリス)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)の4人の現役世界王者、さらには2人の元世界王者と無敗の新鋭2選手がエントリーしている。井上は「普通の防衛戦だったらここまでモチベーションは上がらなかった」と話している。

井上選手が初戦で対戦するのは、元WBAスーパー王者パヤノ。14年9月にアンセルモ・モレノからタイトルを奪い、初防衛戦に小差判定負けして王座を失ったが、その後は3連勝をマークしている。井上は「強引につぶすことはできない。コツコツ、ジリジリいくことになると思う」と分析している。

解説を浜田剛史、川島郭志、長谷川穂積、山中慎介、ゲスト解説を八重樫東、伊藤雅雪(WBO世界スーパーフェザー級王者)が務める。

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棚橋弘至が語るプロレス愛…映画に出た理由と引き際

初主演映画「パパはわるものチャンピオン」の大ヒットを祈りポーズを取る棚橋弘至(撮影・村上幸将)

<「パパはわるものチャンピオン」で映画初主演・棚橋弘至インタビュー2>

新日本プロレスの棚橋弘至(41)が映画「パパはわるものチャンピオン」(藤村享平監督、公開中)で映画に初主演した。棚橋のニッカンスポーツコム単独インタビュー第2回は、映画に出演した理由から、引き際も含めたレスラーとしての生き方まで語った棚橋の熱いプロレス愛に迫った。【聞き手・構成=村上幸将】

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「パパは-」にはヒール(悪役)のゴキブリマスクとして戦う大村孝志役の棚橋、大山とタッグを組むギンバエマスクこと寄田役の田口隆祐、若きエース・ドラゴンジョージ役のオカダカズチカら新日本のレスラーが出演。中でも田口の演技は出色だと評判が高い。

棚橋 田口と2人のシーンも結構あったので、巡業中とか道場でバッタリ会った時に練習しようと思って急に「なぁ、ギンバエ」みたいな感じで仕掛けるんですよ。瞬発力がないので困っていましたけど…あいつ、木村佳乃さんが、どこかの劇団の方と思ったと絶賛するような演技でした。

棚橋自身、TBS系ドラマ「99.9刑事専門弁護士」などの実写や、16年のアニメ映画「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」での声優など演技経験があるが、出演する目的は1つ…プロレスをメジャーにするためだ。ある出来事が、その思いを強くした。

棚橋 「ドラえもん」は、おかげさまでヒットして、出られて良かったんですが、四国の高松で試合前に街を歩いていたら、お餅つきの行事をやっていて、お母さんが僕に気付いて子どもたちに「ドラえもんの人だ!」って言われ…プロレスラーと言われないという。プロレスの上にドラえもんが来る。自分は、まだまだプロレスはマイノリティーだと思っているので。プロレスを広めるためにプロモーションやってきた中で、映画という機会に恵まれたと思っています。映画から(プロレスの)さらなる広がりを期待しています。目標としているのは野球、サッカーだったり、国民的なスポーツなので。

プロレスもゴールデンタイムで放送された時代があった。今は違うと自覚する一方、プロレスが日本人の精神性に合うと信じている。

棚橋 “金曜8時”の時代がありましたし、もっと前では力道山先生が外国人選手を倒していき、戦後の敗戦国である日本の国民を勇気づけたというダイナミズムがあるわけで。今の時代に、そういうダイナミズムを求めるのは難しいですけども、ずっとプロレスというものがなくならずに続いているのは、プロレスというジャンルが不変のテーマだから。苦しむ中から立ち上がる…良い時もあれば悪い時もあって、勝てる時もあれば負ける時もあって、でも諦めずに頑張っていこうぜという、プロレスが持っている、もともとのエネルギーが日本の文化とすごくマッチングするんじゃないかと思うんですよね。

「マイノリティー」と口にするが、新日本の人気はプロレス界において抜きんでた存在となっている。復活したきっかけは、12年1月にカードゲーム会社ブシロードに買収され経営を立て直したことだと即答する。

棚橋 ブシロードさんが新日本に気付いてくれた。その何年か前の段階で、新日本のリングはいつ世に出してもいい、レディーの状態になっていた。プロモーション活動も、ずっと地方を回りながらやっていたんですけど、なかなかスケール感は出せなかった。いかに世間に届けるかというタイミングで、ブシロードさんが広告費をかけてバーッと派手に宣伝してくれた。そして(16年に業務提携した大手芸能事務所)アミューズさんが、芸能関係をサポートしてくれるようになってプロレスラーが地上波に出られるようになって一気に広がりを見せ始めました。宝くじに当たるような確率で良いご縁があった。選手としてうれしかった。

とにかくプロレスが好き…だから、もっと広げたい。

棚橋 僕はプロレスが好きになって、生活が楽しくなった。見たことがない、もっといろいろな人もプロレスを好きになってもらえれば、僕みたいに楽しんでくれる人が確率的にいるはず。見ていないだけで、見たら好きになる可能性は、いっぱい残っているので。

「パパは-」プロレスの間口を広げる入り口として最適の映画だと胸を張る。

棚橋 家族の物語だったり、人間をしっかり描いた映画が、たまたまプロレスというフィルターを通して伝えられたのが僕らにとって幸運だった。最高だと思いますね。逆に考えると、人間ドラマを伝えるのにプロレスというフィルターが、どうしても必要だったのかも知れないし、主演がプロレスラーだったから良かったのかなと。だからこそ「プロレスを題材にした映画」というくくりでは終わりたくない。

父子の関係性を演じるシーンでは、家庭人としての棚橋の顔も垣間見えるのも印象的だが、役を演じたからこそ出た素だと分析する。

棚橋 ゴキブリマスクというヒールのレスラーの対極として、大村はより優しく家庭的でという方が役作りの上で対比になると思ったんですね。僕はオンとオフがないのが、自分のいいところだと思っているんですけど…オンが、仮にプロレスラー棚橋弘至を演じているとしたら、大村は棚橋弘至というものを脱いだ、素の人間性が出たんじゃないかなという気がします。逆に本当はオンでいかなければいけない劇中が、オフになっている逆転現象があるのかも知れません。スクリーンから出ていましたか? ヤバいな…商売あがったりになるな(苦笑い)

プロレスラーから俳優に転身した例として、ハリウッドスターになったロックことドウェイン・ジョンソンが有名だ。ジョンソンは今や俳優が本業だが、棚橋が俳優に軸を置く可能性はあるのだろうか?

棚橋 ドウェイン・ジョンソン主演の映画「スカイスクレイパー」が、日本でもの公開されるんですけど…初日が、同じ9月21日なんですよ(笑い)これは、棚橋とロックの代理戦争…大丈夫か? 勝ち目あるのか、これ?(笑い)ナンバーワンのハリウッドスターですからね。僕は本業…プロレスというものを広げるチャンスとして映画を捉えていますので、映画をきっかけにプロレスファンが増えればいいなと思っていますし、映画をきっかけに見てもらった、新日本プロレスの中心に僕はいたい。

レスラーとは言え、人間…いつかは衰える。一方でプロレスにはベテランとして晩年に差しかかっても、うまさや味を見せる生き方、あり方もある。今後を、どう考えているのだろうか?

棚橋 僕には、まだチャンピオンベルトが輝いて見えるので、チャンピオンベルトを目指す限りは現役でいたいなと思いますね。引退する時は、チャンピオンを目指さなくなった時じゃないかなと思いますね。

棚橋は8月のG1クライマックスで3年ぶり3度目の優勝を飾り、IWGPヘビー級選手権の挑戦権利証を手にした。その権利証を争い、オカダカズチカと戦うことを宣言。「東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」は、23日の神戸ワールド記念ホール大会で行われる。

棚橋 いきなり、リスクを背負っちゃいました(苦笑い)でも、僕はG1チャンピオンとして、G1後のファンのテンションを下げたくなかった。そうするには、リスクを取らないといけない。ひょっとして初めて挑戦権権利書が動くかも知れないという不安感を棚橋ファンの間に持たせ、テンションを維持するのもG1覇者(の使命)。東京ドームまで、駆け抜ける気持ちでいますので。

最後に、棚橋に映画の魅力を改めて聞いた。

棚橋 万人が経験する境遇を、みんなが体験できる…だからこそ共感することが出来る。タイトルを見れば、何となく映画のイメージはみんな出来ちゃうかもしれないですけど起承転結で終わらないんですよ。1時間50分の中で起承転・転・転・転・転結までいく…監督のうまさですね。

そして、棚橋は最後に「100年に1人の逸材」という、自らのキャッチフレーズを踏まえ、笑顔で言い切った。

「まさに“100年に1本の映画”です」

(C)2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会
(C)2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

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