上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

昭和以降初の50歳力士誕生、3元号またぎ土俵に

塵手水(ちりちょうず)を切る華吹(2017年9月23日撮影)

大相撲に50歳の現役力士が誕生した。現役最年長の華吹(はなかぜ、立浪)が28日、50歳の誕生日を迎えた。現役で50歳を迎えるのは、昭和以降初めて。

華吹は1986年(昭和61年)春場所が初土俵。同期には元幕内巌雄の山響親方らがいる。現役唯一の昭和入門で、昭和→平成→令和と3つの元号をまたいで土俵に立ち続けてきた。

師匠の立浪親方(51=元小結旭豊)は「50まで続けるのはなかなかできることではない。気力、体力とも立派。部屋としては、いなくてはならない存在ですから」と話した。華吹は立浪部屋でちゃんこ長を務める。ちゃんこ場でほかの若い衆を取り仕切り、栄養などを考えつつ、力士らの肉体を下支えしている。立浪親方は「誰が作るよりもおいしい。それを食べて、みんなが頑張っている。若い衆に言わせると、鍋の味付けは気合が入った時とそうでない時がある。気合が入った時はものすごくおいしいと言っています」とちゃんこ事情を明かした。

華吹は3月の春場所で4勝3敗と勝ち越し。中止になった夏場所は西序二段68枚目だった。現役の最後に近づいていることは間違いないが、立浪親方は「トレーニングもマメにやっているし、土俵に立てば若手のカベになっている」と話している。【佐々木一郎】

松ケ島(手前)を上手投げで破る華吹(2019年5月13日撮影)

関連するニュースを読む

「82歳」対決!40歳が42歳破る/秋場所

2人合わせて82歳の高齢対決となった嵐望(左)と華吹(撮影・岡本肇)

<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館

 序二段で2人合わせて「82歳」の超高齢対決があった。40歳の嵐望(らんぼー)が、現役最年長42歳の華吹(はなかぜ)を寄り切った。角界25年目の嵐望は、同27年目の相手を「先輩なのでやりにくいです」と苦笑い。6度の改名歴がある苦労人は「ちゃんこ長だからケガしないように。まだまだ相撲をやりたい」と話した。2人の初対戦は89年初場所。足かけ24年にわたって対戦し、3戦全敗の華吹は「何もないです」と悔しげだった。

関連するニュースを読む