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諏訪魔&石川組が世界タッグV2 無観客TVマッチ

世界タッグ選手権で防衛した王者の諏訪魔(左)と石川修司(右)(全日本プロレス提供)

<全日本プロレス:テレビマッチ>◇5日◇会場非公開

全日本プロレスが無観客テレビマッチを行い、世界タッグ選手権で“暴走大巨人”こと王者諏訪魔(43)、石川修司(44)組が宮原健斗(31)、ヨシタツ(42)組の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

このタイトル戦は3月18日名古屋大会で行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大会中止。だが、4月30日にヨシタツが再度挑戦を要求し、仕切り直しの一戦が実現した。

3年連続で最優秀タッグチーム賞を受賞している王者組の2人が優位に試合を運ぶが、ヨシタツ、前3冠王者宮原も負けじと逆襲。宮原の強烈な蹴り、ヨシタツのDDTなど諏訪魔を追い詰めるも、逆に諏訪魔が覚醒。ローリングラリアット、ロケットブロッサムと得意の連係技を決め、最後は諏訪魔がヨシタツから岩石落とし固めで3カウントを奪った。

現3冠王者でもある諏訪魔は試合後、「面白かったよ。おれはじっと見てくれるプロレスが大好き。こうしたらお客さんの反応がくるかと、イメージできる」と無観客だからこその楽しさを熱弁。「若手とかにはいい場所なんじゃないかと思うよ。だって観客の声援に左右されてたらいかんでしょ。そういう面では初心を取り戻せた。じっくりプロレスを体現するべきと思った」と自らのプロレス観を再確認した。石川も「新しいことにチャレンジしていかないと」と前向きな姿勢を示した。

3日にアジアタッグ、5日に世界タッグ、16日には世界ジュニアヘビー級と、テレビマッチでのタイトル戦が続く。諏訪魔は「3冠だってある。どんどんやりたい」と3冠ヘビー級王座の防衛戦にも意欲をみせた。

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プロレスに休業補償を 異例集結で統一組織創設!?

プロレス7団体の選手、関係者(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で元文部科学相の馳浩衆院議員(58)に要望書を提出した。プロレスは選手間の接触が多く、観客席との距離も近いため、興行再開の見通しが立たない。苦しい自粛期間を耐えるため簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点を訴えた。

永田町の衆院議員会館に、スーツのプロレスラーの姿があった。新型コロナウイルス感染拡大の中、密集、密閉、密接の「3密」が当てはまるプロレス興行は、ほとんどが中止や延期。どの団体も興行が収入の大部分を占めるため、長期化すれば団体存続の危機にもつながる。そんな中、新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロード木谷高明取締役(59)を発起人とし、簡易検査キット早期普及、選手の休業補償について、プロレスラーでもある馳議員に要望書を提出した。

他のスポーツ、エンターテインメント界も止まっている状況。苦しいのはプロレス界だけではないと理解しながら動いたのは、補償という安心を得て長期の自粛後に無事興行を再開するためだ。木谷氏は現在、国内で開発が進む簡易検査キットの普及を求めたことについて「無観客試合をする上でも、選手の安心につながる」と説明。同時に、興行再開時に観客への安全、安心にもつながるとした。

休業補償を求めたのは、プロレスラーの多くが年俸制など団体と特殊な契約を結んでおり、社員でもフリーランスでもないため。国からの補償の対象となるかをスポーツ庁、経済産業省の担当者に確認。前年同月比で収入が半減した個人事業主に最大100万円を給付する「持続化給付金」で補償可能と説明を受けた。他にも団体、選手が利用できる補償があり、馳議員からも「つなぎ役になる」と協力を約束された。

各団体を代表して新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が出席。全員が現状を報告した。棚橋は「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいい。プロレスができるようになる時に、エンタメ、スポーツ業界が復活という形になる」と覚悟を示した。

団体の垣根を越えた異例の集結だが、集まったのは木谷氏が声をかけた一部にすぎない。馳議員は「苦言を呈するようですが…」と木谷氏に統一組織創設を要望。木谷氏も「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにも、あったほうがいい。音頭をとりますよ」と前向き。苦難の時だからこそ、それを乗り越えるための“プロレス協会”設立が実現するかもしれない。【高場泉穂】

東京女子プロレスの坂崎ユカ

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新日本など7団体が馳浩議員に休業補償など要望書

馳浩衆議院議員(右)に要望書を提出するブシロード木谷高明取締役(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で馳浩衆議院議員(58)に要望書を提出した。

発起人は新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロードの木谷高明取締役(59)。無観客試合実施や興行再開時に必要となる簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点について要望した。

各団体を代表して、新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が、それぞれ現状に言及した。

新日本プロレスは3月1日から約1カ月半、興行を中止している。棚橋は「選手は試合再開の時を待ちながら、道場で時間を分けて選手が集中しないようにして練習に励んでいます」と現状を説明した。

棚橋はその上で、「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいいんじゃないかと思っている。プロレスができるようになる時にエンタメ、スポーツ業界が復活という形になるかと思います」と覚悟を示した。

約30分の会合を終え、馳議員は簡易検査キットの導入に関しては「医療機関を受診した後に活用されるもの」と慎重な姿勢を示しつつ、補償支援については「企業、選手、興行に対してそれぞれのメニューがある。つなぎ役をさせていただく」と協力を約束した。

また「苦言を呈するようですが…」と、プロレス界の統一組織の創設を要望。「まとめ役の木谷さんに宿題としてお伝えしたい」と団結を求めた。

木谷氏は「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにもあったほうがいい。音頭をとりますよ」と“プロレス協会”実現へ前向きだった。

要望書を受け取り話をする馳浩衆議院議員(撮影・中島郁夫)
新日本プロレス棚橋弘至(撮影・中島郁夫)
東京女子プロレス坂崎ユカ(撮影・中島郁夫)

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5冠諏訪魔の野望「どーんとハマスタでやりたい」

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たした諏訪魔(2020年3月23日撮影)

全日本プロレスの23日の後楽園大会で3冠ヘビー級王者に2年5カ月ぶり7度目の返り咲きを果たした諏訪魔(43)が24日、横浜市内の全日本プロレス道場で一夜明け会見を行った。

前日に前王者宮原健斗(31)と30分超戦った諏訪魔は「夜も全然眠れなかったし、少し寝て起きても体が痛かった。大仕事をしたという感じ」と勝利の価値を実感。「これから全日本の象徴としてやっていかなきゃいけない。責任感が出てきた」と気を引き締めた。

3冠王者として「どんどんスキャンダラスにいく」。まず掲げたのが横浜スタジアムでの興行だ。「このご時世だから、これからどんどん屋外でプロレスやるのもいい。横浜スタジアムでやりてぇなんて思うよね」。諏訪魔は過去に自ら企画して寺や自動車教習所など、さまざまな場所で野外プロレスを行ってきたが、スタジアム級規模での経験は無し。今年から副社長となった五十嵐聡氏は元プロ野球DeNAの企画、演出の担当者。太いパイプがあるため、実現も夢ではない。

「(3月29日に)小田原城でやる予定だったが、それもコロナの影響で中止になってしまった。だからこそ、どーんとハマスタでやりたいよね」。188センチ、120キロの巨体、世界タッグと合わせた5冠保持者にふさわしいビッグな興行を目指す。

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諏訪魔が宮原健斗下し5冠「マスク越しの声援貴重」

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たした諏訪魔(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの後楽園大会で3冠ヘビー級選手権が行われ、挑戦者諏訪魔(43)が王者宮原健斗(30)の史上最多11度目の防衛を阻止し、新王者となった。

体力を削り合う30分超の戦いの末、ドロップキックから岩石落とし固めに持ち込み勝利。自身が持つ最多戴冠記録を7に伸ばし、会場に集まった1213人を熱狂させた。これで既に保持している世界タッグのベルトと合わせ5冠を達成。マスク姿の観客とともに「全盛期だ、オイ!」の大合唱で締めた。

新型コロナウイルスの影響により、約1カ月ぶりの興行再開。観客にマスク着用や手指消毒を求めるほか、非常口を開けた換気をし、紙テープを投げる応援を禁じるなど通常とは違う雰囲気の中で行われた。諏訪魔は「(客は)マスクで声は出にくくなる。それでもプロレスを見たいと思うファンの期待に応えるしかない」。さらに「マスク越しの声援で貴重なこと。でも気持ちは今日が1番最高だったんじゃないかな」と特殊な状況で強敵宮原に勝った喜びをかみしめた。

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たし、「全盛期だ、オイ!」のかけ声で締めた諏訪魔(撮影・高場泉穂)

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宮原健斗がV10達成「まぎれもなく歴史上最高」

最多タイとなる10度目の防衛に成功した3冠ヘビー級王者宮原健斗

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)が青柳優馬(24)を下し、川田利明が持つ10度の最多防衛記録に並んだ。

青柳に3連続ジャーマンをくらうなど苦戦も、以前の必殺技ブレーブハートを決め、シャットダウンスープレックスホールドでとどめ。自身のデビュー12周年記念日を勝利で飾った。

これで故三沢光晴が持つ21の通算防衛記録まであと1つ。宮原がマイクで「まぎれもなく全日本の歴史上最高の王者は俺だ。文句があるやつは出てこい」と叫ぶと、諏訪魔(43)が登場。「おれが記録をストップしてやる」と挑戦表明を受けると、宮原は満員の客席に「宮原と諏訪魔どちらを求めるんだ」と質問。両者の名を呼ぶ声が入り混じる中、「おもしれえじゃねえか。勝負だ」と挑戦を受け入れた。

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飯伏幸太「20年はMVP」プロレス大賞受賞者の声

前列左から青木篤志さんご遺族、ストロングマシーン・J、岩谷麻優、川井梨紗子、文田健一郎、太田忍、後列左から飯伏幸太、清宮海斗、SANADA、MVPのオカダ・カズチカ、宮原健斗、諏訪魔、石川修司

「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)が16日、都内のホテルで行われ、各受賞者が壇上で喜びの声を語った。

4年ぶり4度目となるMVPに輝き、6年連続ベストバウトも授賞したオカダ・カズチカ(32)は「19年は結婚もしましたし、公私ともに充実した1年になりました」とあいさつ。さらに、東京五輪開催に言及し、「選手のみなさんは金メダルの雨をふらしていただき、その五輪の熱をまた僕たちが受け取って、プロレス界を盛り上げて、レスリングイヤーにしたい」と五輪に負けないプロレス界の盛り上がりを約束した。

以下、授賞者らの声

▽ベストバウト 2019・10・14両国国技館IWGPヘビー級選手権オカダ・カズチカ対SANADA SANADA(32=新日本)「あらためてプ技ロレス大賞の中でベストバウトが1番好きです。数え切れない試合がある中で、SANADAの試合がベストバウトを授賞したことは今まで大切にしてきた信念が間違いではなかったという自信になった。さらに進化を続けていきたい」

▽殊勲賞 宮原健斗(30=全日本)「20年は(3冠ヘビー級の)最多防衛記録を更新する。全日本の歴史は僕によって塗り替えられる」

▽敢闘賞 清宮海斗(23=ノア)「2年連続で受賞し、やっと光が見えてきました。自分は今年年男。がんがん攻めていって、プロレスノアとして日本武道館、個人として東京ドーム目指して新しい歴史を見せていきたいです」

▽技能賞 飯伏幸太(37=新日本)「2回目の授賞で非常にうれしいんですけど、去年僕は技能的な部分披露した記憶があまりない。技能賞とはなんなのか…。20年はMVPを取ろうかな、と思います。取らせてください」

▽新人賞 ストロングマシーン・J(ドラゴンゲート)「これからドラゴンゲートを外に発信していくために、まずは私が団体の先頭に立って引っ張っていけるように精進して参ります」

▽女子プロレス大賞 岩谷麻優(26=スターダム)「今年はこの賞に負けないぐらい活躍をしていきたい。自分はイオさんと最優秀タッグにノミネートされたことがあるので、今年からはベストバウトとか女子からも選んでもらえたら」

▽最優秀タッグチーム賞 諏訪魔(43)、石川修司(44=ともに全日本)

諏訪魔「3年連続で授賞し、感無量。今年はスキャンダラスにいきたい。犯罪に手を染めないように(笑い)がんばっていきたい」

石川

「(東スポの4コマ漫画)みこすり半劇場に登場して、1面と裏面同時に出たい」

▽特別賞 青木篤志さん(全日本、19年6月に41歳で死去)

代わりにあいさした秋山準(50)「若手選手の指導、全日本の底上げ、全日本にとって最大の功労者です」

2019年度プロレス大賞技能賞の飯伏幸太(撮影・中島郁夫)
2019年度プロレス大賞女子プロレス大賞受賞のあいさつをする岩谷麻優(撮影・中島郁夫)
2019年度プロレス大賞新人賞のストロングマシーン・J(撮影・中島郁夫)

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石川&諏訪魔組が世界最強タッグリーグ2年ぶり制覇

最強タッグ決定戦で2年ぶり2度目の優勝を果たした石川修司(左)、諏訪魔組。中央は和田京平レフェリー(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇9日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの世界最強タッグリーグ優勝決定戦で“暴走大巨人”こと石川修司(44)、諏訪魔(42)組が、ジェイク・リー(30)、野村直矢(26)組を下し、17年以来2年ぶり2度目の優勝を果たした。

若く勢いのあるジェイク、野村組に一時はおされたものの、最後は野村にロックオン。今リーグのために開発した同時に蹴りを入れる「ロケット・ブロッサム」をさく裂。石川が技をたたみかけ、粘り強く起き上がる野村を最後はジャイアントスラムで仕留めた。石川は「ぎりぎりだった。本当に、意地ですね。この意地が全盛期を伸ばしてきたので、もっともっと意地をはっていきたい」とベテランのプライドを語った。諏訪魔は「公私ともに最高のパートナー」と石川を称賛。さらに、「世界タッグのベルトは俺らのもん。ぜひ取り返したい」と、過去3度戴冠した世界タッグベルトを王者ゼウス、崔組からの奪還を宣言した。

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石川&諏訪魔組がラグビー代表から閃いた新技披露

世界最強タッグ決定リーグ戦で白星発進した石川修司、諏訪魔組(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの世界最強タッグリーグが11日開幕し、昨年覇者の“暴走大巨人”こと石川修司(44)、諏訪魔(42)組が3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)、青柳優馬(24)組を下し、2年ぶりの優勝へ白星発進した。

ラグビー日本代表からインスピレーションを受けた新技をさく裂させた。その名も「ロケット・ブロッサム」。若手青柳に狙いを定め、左右から同時にドロップキック。188キロ120キロの諏訪魔、195センチ130キロの石川がダブルタックルのように力を合わせ、青柳をふっとばした。最後は、何度も起き上がる青柳に諏訪魔がラストライドを決めて勝利。17、18年とプロレス大賞で年間タッグをとった名タッグの力を見せつけた。

石川は「青柳しつこかったな。成長を感じた」と相手のしぶとさを認めつつ、「この世界タッグに向けて新しい技を開発したチームはあるか? 俺たちが優勝するの当たり前だろ」。諏訪魔は「ラグビー日本代表にぶちこむしかない」と新技の威力に自信ありの様子だった。今年は3月に世界タッグに返り咲き、3度防衛したが、9月に崔領二、ゼウス組に敗れ、陥落。歴史あるこのリーグ戦を制し、19年を締めくくる。

その他はKAI、TAJIRI組は現世界タッグ王者の崔領二、ゼウス組と戦い、KAIが毒霧からの首固めで勝利。ギアニー・ヴァレッタ、吉田隆司がボディー・ガー、関本大介組に勝利。それぞれ勝ち点2を手にした。

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崔、ゼウス組が世界タッグ新王者「目指すは5冠」

石川、諏訪魔組を下し、世界タッグ新王者となったゼウス(左)と崔組

<全日本:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

世界タッグ選手権で崔領二(39)、ゼウス(37)組が、“暴走大巨人”こと王者石川修司(43)、諏訪魔(42)組を破り、新王者となった。

開始早々奇襲を受け、さらに巨人2人の尋常ではないパワーに圧倒されたが、最後はゼウスが石川と1対1となり、自分よりひと回り大きい相手をジャックハマーで沈め、勝負を決めた。4度目の防衛を狙ったタッグ絶対王者を破ったゼウスは「全日本の、世界タッグの歴史を塗り替えたと思う」と胸をはった。

タッグの頂点だけでは満足できない。ゼウスは「俺も領二も宮原の持つ3冠(ヘビー級)王座を取りに行く。目指すは5冠。先にどっちが5冠とるか勝負しようや」と、シングルの頂点である3冠ヘビー級との同時戴冠を目標に掲げた。

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黒潮“イケメン”二郎が全日王道トーナメント初参戦

黒潮“イケメン”二郎

全日本プロレスは17日、9月14日に開幕する秋のシングルトーナメント戦「第7回王道トーナメント」の出場選手16人を発表した。

前年覇者で現3冠ヘビー級王者の宮原健斗、現世界タッグ王者諏訪魔、石川修司ら全日本トップ選手に加え、フリーの黒潮“イケメン”二郎も初参戦。イケメンは16日の初戦でヨシタツと対戦する。

試合形式は時間無制限1本勝負。23日の名古屋大会で準決勝、優勝決定戦が行われる。

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石川修司、諏訪魔組がV2 試合後若手挑戦状を承諾

世界タッグV2を達成した石川修司、諏訪魔組に対し、試合後、野村直矢とジェイク・リーが挑戦表明した

<全日本:後楽園大会>◇30日◇東京・後楽園ホール

世界タッグ王者の「暴走大巨人」こと石川修司(43)、諏訪魔(42)組が、超大型外国人タッグオディンソン(29)、パロウ(36)組を破り、2度目の防衛を果たした。

規格外のパワーを持つ相手に苦戦し決め手がない中、石川はオディンソンを攻める諏訪魔ごとパワーボムで投げ飛ばす新技「アルティメット・デストロイ」を敢行。流れを引き寄せ、最後は石川がオディンソンにジャイアントスラムを決めて勝利した。

勝利とひきかえに首にダメージを負った諏訪魔は「こんなうれしい痛みはないよ」と苦笑い。リスクを理解しながら、諏訪魔にアイコンタクトし、大技をしかけた石川は「これでまた日本一のタッグチームに」と満足そうに振り返った。

試合後のバックステージでは野村直矢とジェイク・リーの若手2人が現れ、挑戦をふっかけてきた。諏訪魔は「やってやるよ」とその場で承諾した。石川は「ジェイクや野村はおいしくなってきたと思うけど、2人を食って俺たちの栄養分にする」と余裕の表情。いまが「全盛期」と語る暴走大巨人の2人にとって、ジェイク、野村組はいきのいい“エサ”でしかないようだ。【高場泉穂】

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事故死の青木篤志さん追悼大会開催 全日本が8月に

青木篤志さんについて会見を開いた全日本プロレス秋山準社長(撮影・高場泉穂)

全日本プロレスは11日、3日に交通事故によって41歳で亡くなった世界ジュニアヘビー級王者の青木篤志さんの葬儀がこの日、家族、近親者のみで行われたと発表した。

15日の名古屋大会から各会場で献花台を設置し、18日の後楽園大会では全試合終了後に追悼セレモニーを行う。また、8月11日の後楽園大会を青木篤志追悼大会とすることも決定した。

この日の告別式に参列した秋山準社長は会見を開き、式が滞りなく行われ、選手は諏訪魔と佐藤光留2人のみが参列したことを報告した。また、ジュニアのベルトに関しては、11月20日までの半年間、保持した状態のままにするとした。「青木がベルトを持ったまま旅立ったので半年間は持たせてあげたいという気持ちがある。ジュニアの選手はベルトがなくて盛り上げるのが大変だと思うけど、青木篤志からのジュニア選手に対する課題だと思う。ベルトがない中でどうやって盛り上げるか。青木も楽しみにしているだろうし、ぼくも楽しみにしています」と話した。

また、8月の追悼試合についても言及し「青木にゆかりのある選手、他団体含めお話をしようと思います」と、団体の垣根を越えた試合にする意向を示した。

青木篤志さん(2018年6月13日撮影)

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ジェイク「俺が3冠」決勝で宮原と対戦 全日本CC

チャンピオンカーニバルBブロック1位で決勝進出を決めたジェイク・リー

<全日本:後楽園大会>◇28日◇東京・後楽園ホール◇観客1386人

春のシングル最強を決めるチャンピオンカーニバル(CC)Bブロック最終戦が行われ、ジェイク・リー(30)が優勝決定戦進出を決めた。

今日29日の後楽園大会でAブロック首位の3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)と対戦する。

1日2戦の過酷な戦いを制した。ジェイクは、まず巨人ジョー・ドーリングと対戦。ジョーのパワー十分の攻撃でふらふらになりながらも隙を狙ったバックドロップで勝利した。その後、諏訪魔を破った野村直矢と点数が10点で並び、代表決定戦へ突入。直前の試合で死闘を演じながら、なおタフに動き続ける野村に苦戦したが、最後はジャイアントキリング(膝蹴り)で勝負を決めた。

リング上でマイクを持ったジェイクは「宮原、あなたを倒してチャンピオンカーニバルの覇者になり、そして俺が3冠に挑戦する」と宣言。宮原に勝ってCCを初制覇すれば、その先の3冠ベルト初戴冠のチャンスもぐっと近づく。

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暴走大巨人・石川&諏訪魔組、肉弾戦制しベルト奪取

死力を尽くし、世界タッグベルトを奪取した石川修司(左)、諏訪魔組(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

暴走大巨人こと石川修司(43)、諏訪魔(42)組が、世界タッグ王者の関本大介(38)、岡林裕二(36=ともに大日本)組との超肉弾戦を制し、至宝タッグを全日本に取り戻した。

バチッ、ダンッ、と肉がぶつかる音、マットに体をたたきつける音がする度、後楽園ホールが沸いた。身長は170センチ台ながら厚い筋肉をまとった関本、岡林組と、ともに巨体の暴走大巨人がその体をぶつけ合った。20分超の激戦となり、最後は石川と岡林の一騎打ち。石川はランニングニーで弱らせ、ジャイアントスラムを畳みかけて26分48秒で勝負を決めた。

1月13日にアウェーの大日本後楽園大会に王者として乗り込み、関本、岡林組二取られたベルトを、2カ月ぶりに取り戻した。石川は「いやあ、強かった。諦めかけたけど、このベルトがないと諏訪魔さんと面白いことができる発言権がないと思うので勝ててよかった」とほっとした表情。諏訪魔は「石川選手にすげえ頑張ってもらっちゃった。今日は『俺にいかせてくれ』っていうものがあった」と相棒の頑張りをたたえた。

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全日本チャンピオンカーニバル出場者と組分け発表

宮原健斗(右)と諏訪魔(2019年1月29日)

全日本プロレスは25日、春のシングルリーグ戦チャンピオンカーニバルのメンバーと組分けを発表した。

Aブロックは宮原健斗、ゼウス、石川修司、青柳優馬、崔領二、真霜拳號、ディラン・ジェームス、ギアニー・バレッタ、岡林裕二(大日本)。

Bブロックは諏訪魔、野村直矢、ジェイク・リー、ジョー・ドーリング、ヨシタツ、橋本大地(大日本)、サム・アドニス、ジョエル・レッドマン、吉田隆司(ドラゴンゲート)。

初出場は青柳、バレッタ、アドニス、レッドマン、吉田の5人。4月4日に後楽園ホールで開幕し、同29日に同所で優勝決定戦を行う。

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宮原3冠ヘビーV2、全日最初の相手・諏訪魔に感謝

諏訪魔(上)にシャットダウン式ジャーマンスープレックスホールドを決める宮原(撮影・中島郁夫)

<全日本:横浜大会>◇24日◇横浜文化体育館

3冠ヘビー級王者宮原健斗(29)が諏訪魔(42)を退け、2度目の防衛を果たした。

30分超の激闘で足がふらつく中、得意のシャットダウン式スープレックスホールドで決めにかかったが2度返される。それでも最後の力を振り絞って抱え、三度目の正直で3カウントを奪った。試合後、宮原はリング上で諏訪魔に深々と礼。約6年前の全日マット最初の相手に「あなたの存在があったから、強くなれた」と感謝した。

新たな野望も口にした。「俺が全日本の、最も最高の時代をつくる」。明るさと強さを武器にここ数年の人気復活をけん引。19日のジャイアント馬場さん追善興行でも、初対戦した新日本の棚橋からプロレス界の「宝」とたたえられたが、満足はない。「まだ俺のことを知らない人は、もっと早く気付いたほうがいいよ。俺は貪欲だ」とさらなる活躍を約束した。

タイトル防衛に成功した宮原は、満身創痍(そうい)でロープにもたれかかった(撮影・中島郁夫)

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諏訪魔「このままじゃだめだと」3冠戦へ秘策完成

3冠ヘビー級選手権の前哨戦に快勝し、場外に倒れた王者宮原へ向かい、勝利を誇示する挑戦者の諏訪魔

<全日本:新木場大会>◇20日◇新木場1st RING

諏訪魔(42)が、3冠ヘビー級王座どりに秘策を完成させた。

全日本の新木場大会が20日行われ、諏訪魔へメインで24日の横浜大会でタイトル挑戦する3冠ヘビー級王者宮原健斗と6人タッグで対戦。

諏訪魔は戦いの中で、宮原にブリッジを効かせた滞空時間の長いジャーマンスープレックスを2度決めた。試合は宮原組のヨシタツをラストライドに沈め快勝。「博多で宮原にKOされてこのままじゃだめだと考えた」と、ひそかにブリッジの強化に取り組み「ブリッヂを効かせた速いジャーマン」(諏訪魔)を完成させた。「3冠戦はジャーマンがオレにとっての武器になる。回数をこなせた、今日で手応えは十分。オレの良いところを出して3冠を取る」と宣言した。

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諏訪魔が王者を失神KO「宮原時代を終わらせる」

24日横浜大会での3冠ヘビー級選手権前哨戦で王者宮原を失神KOした挑戦者諏訪魔

<全日本プロレス:後楽園大会>◇7日◇後楽園ホール

3冠ヘビー級選手権前哨戦で、挑戦者諏訪魔が王者宮原健斗に失神KO勝ちした。

24日の横浜文化体育館でのタイトル戦が決定してから初めて8人タッグで対戦。開始早々から火花を散らし、リング上では意地と意地がぶつかりあう激闘を展開。攻守が目まぐるしく入れ替わる中、最後は諏訪魔が16分43秒に裸絞めによるレフェリーストップで試合を決めた。試合後はリング上に伸びた宮原を見下ろし、ベルトを巻くポーズで王座奪取をアピール。

「横浜文体でこのベルトをオレが巻く。次の全日本をオレがベルトを取ってつくっていく。プロレスは一強じゃ面白くない。1回宮原の時代を終わらせる」と諏訪魔は力強く語った。

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宮原健斗「ここ15年で一番」諏訪魔との3冠戦見て

会見を行った3冠ヘビー級王者の宮原健斗(右)と挑戦者の諏訪魔

全日本プロレスの3冠ヘビー級王者宮原健斗(29)と諏訪魔(42)が2月24日のタイトル戦に向け29日、横浜市内の事務所で会見を開いた。

宮原は13年、初めての全日本での試合で敗れた相手との再戦を「運命。プロレス界の神様が決めたドラマ」と表現。「ここ15年で一番の極上カード。たくさんの人に見てもらいたい」と20代最後のV2戦をアピールした。一方、17年以来の返り咲きを狙う諏訪魔は「宮原が築いたものを崩し、再構築する」とベルト奪還で全日本に変化をもたらす狙いを語った。

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