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納谷「しっかり前に出られた」初黒星反省し6勝1敗

<大相撲夏場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館


 元横綱大鵬の孫で、東序二段11枚目の納谷(18=大嶽)は、6勝1敗で序ノ口デビューから2場所目を終えた。

 西序二段4枚目の天一(山響)を立ち合いから突き、押しで圧倒。押し出して、11日目にプロ初黒星を喫した悪い流れを断ち切った。取組後は「しっかり前に出られたのでよかった。脇が甘くなることなく、形としてはよかったと思う」と、脇の甘さから体勢を入れ替えられ、寄り倒された初黒星の反省を生かした白星を振り返った。

 7月の名古屋場所に向けては「1番でも多く勝てるようにしたい。(9月の秋場所で)幕下に上がれるような位置にいたら、しっかりと上がれるようにしたい」と力説した。また先場所は勝った元横綱朝青龍のおいの豊昇龍(立浪)が、序二段優勝を決めたことには「おめでとうという感じです」と話すにとどめた。

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豊昇龍が序二段V おじの元朝青龍に「電話します」

序二段優勝を決めガッツポーズ豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇13日目◇25日◇両国国技館


 元横綱朝青龍のおいで、西序二段42枚目の豊昇龍(ほうしょうりゅう、19=立浪)が、生涯初? の優勝を喜んだ。

 6戦全勝同士で、勝てば序二段優勝が決まる佐々木山(26=木瀬)との一番は、おじ譲りの足腰の良さを生かした。幕下経験者を相手に右四つに組み「これで決めようと思っていた」(豊昇龍)右からの内掛け。これでは決まらなかったが、相手の体勢が崩れたのを見逃さず、右から強烈な下手投げを打ち豪快に勝負を決めた。

 千葉・日体大柏高を卒業し、今年初場所で初土俵。初めて番付にしこ名が載った3月の春場所では3番相撲で元横綱大鵬の孫・納谷と対戦し初黒星。これが、ここまで唯一のプロでの黒星で、今場所はリベンジを期していた。

 だが、納谷が先に敗れ対戦は実現せず。「納谷に(今場所)勝ちたかったけど(来場所は)三段目に上がるから、そこでやる」と、早くも来場所のリベンジをにらんだ。

 優勝は、もちろんうれしい。「アマ時代は全国では2位とか3位があったけど優勝はなかった。口から(言葉が)出ないほど、うれしいっす」。3日前に19歳の誕生日を迎えたこともあり「いいプレゼントを自分で(自分に)あげたかな」「あとで、親に電話で報告します」「おじさんにも帰ったら電話します」「あっ、高校の監督にも電話します」…と「口から(言葉が)出ない」のコメントとは裏腹に、速射砲のように言葉をスラスラ並べていた。

佐々木山(右)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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元朝青龍のおい豊昇龍が6連勝 納谷との再戦は消滅

豊昇龍(左)は力斗を押し出しで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館


 元横綱朝青龍のおいで、西序二段42枚目の豊昇龍(18=立浪)が、無傷の6連勝を飾った。東序二段17枚目の力斗(時津風)に低く当たると、頭をつけたまま鋭い出足でそのまま押し。自身も「よかったですね」と振り返る完勝だった。

 「相手は(元)幕下で、自分よりも長く相撲を取っている。あれやっちゃダメ、これやっちゃダメというのではなく、自分の相撲に集中した」と、前に出ることを心がけたと説明した。加えて「相手は小さいから低く、強く当たって、あとは中に入らせないようにした」と、事前準備もしっかりとしていたことを明かした。

 この日、自身よりも後に取組のあった、元横綱大鵬の孫の納谷には、初土俵の1月初場所、番付デビューの3月春場所と連敗しており「待ってます」と、全勝対決での雪辱を期していた。だがこの日、納谷が敗れ、豊昇龍は次も全勝の相手との対戦が組まれる見込みのため、今場所の再戦消滅が確実となった。

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大鵬孫の納谷が初黒星「ちょっとよく分からない」

納谷(左)は寄り倒しで佐藤山に敗れ、デビューから続いていた連勝が止まり初黒星を喫した(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館


 元横綱大鵬の孫で、東序二段11枚目の納谷(18=大嶽)が初黒星を喫した。東三段目85枚目の佐藤山(八角)を立ち合いから押し込んだが、脇が甘くなったところで体勢を入れ替えられて寄られ、最後は土俵下までそろって倒れ込んだ。寄り倒しで敗れて5勝1敗。3月春場所の序ノ口デビューから続いていた連勝は「12」で止まった。

 取組後、初黒星についての感想を問われると「ちょっとよく分からない。負けたのは分かるけど…。悔しいような負けじゃない。悔しいような、いい相撲を取れていない」と、ため息交じりに話した。敗因については「脇が甘いのが1番の…。(立ち合いは)分からないけど、いいとは思ったけど…」と、静かに話した。

 勝ち越しを決めた中日、5勝目を挙げた9日目と、白星を挙げても反省しきりで、内容には不満を漏らし続けていた。気持ちも乗っていないことを明かしていた。この日は「だいぶ調子も戻っていた。気持ちとかは変わらないけど(4、5勝目のころは)力が出きらないのがずっとあった」と、心身ともに復調気配を感じていただけに、ショックは大きい様子だった。

 1月初場所の前相撲、3月春場所の序ノ口と、連勝していた、元横綱朝青龍のおいの豊昇龍(立浪)は、先に6連勝を決めていた。序二段優勝とともに、ライバルとの3度目の対決もなくなったが「まだこれから先もある。今回は縁がなかったということで」と、淡々と話した。連勝が止まったが「別に深くは考えていないけど、あと1番あるので、しっかりと立て直したい」と、今場所の残り1番へと切り替えていた。

納谷(下)は寄り倒しで佐藤山に敗れる。デビューから続いていた連勝が止まり、初黒星を喫した(撮影・小沢裕)
デビューから続いていた連勝が止まり初黒星を喫した納谷はぼうぜんとした表情で記者からの取材に臨む(撮影・小沢裕)

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納谷5連勝も「全然ダメ」これじゃ豊昇龍に勝てない

飛■野(右)をきめ出しで破る納谷(撮影・鈴木正人)※■は〓馬ヘンに単の上の点3つが口2つ

<大相撲夏場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館


 元横綱大鵬の孫で、東序二段11枚目の納谷(18=大嶽)が5連勝を飾った。西三段目99枚目の飛騨野(荒汐)にもろ差しを許しながらも、両脇を締めてきめ出し。序ノ口デビューからの連勝を「12」に伸ばした。それでも「全然ダメでした。突いて出ようと思ったけど、脇が甘くて差されてしまった」と、勝ち越しを決めた前日の中日に続き、内容には不満を漏らした。

 1月初場所では前相撲で、3月春場所では序ノ口で対戦し、連勝した元横綱朝青龍のおいの豊昇龍が先に快勝した、この日の取組は見ていた。「体が動いているし、動きも速い。こんな相撲じゃ、豊昇龍と当たっても勝てない」と、豊昇龍を褒めつつ反省を繰り返した。ライバル心も隠さず「(豊昇龍とは)相撲を取るのが楽しみ。しっかり絶好調の時にやりたい」と、復調を誓った。

支度部屋に引き揚げる納谷(撮影・鈴木正人)

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元朝青龍のおい豊昇龍が5連勝「思った通りの相撲」

光宗(下)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館


 元横綱朝青龍のおいで、西序二段42枚目の豊昇龍(18=立浪)が5連勝を飾った。

 東序二段30枚目の光宗(阿武松)に、立ち合いで頭からぶつかると、右を差して下手投げ。「とりあえず当たろうと思っていた。思った通りの相撲を取れた。うれしいです」と笑顔を見せた。終始前に出る内容についても「だいぶいいんじゃないですか」と、納得の様子だった。

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朝青龍のおい豊昇龍が勝ち越し、納谷に「勝ちたい」

豊昇龍(右)は押し出しで泉川を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館


 元横綱朝青龍のおいで、西序二段42枚目の豊昇龍(18=立浪)が、4戦全勝とし、序ノ口デビューから2場所連続勝ち越しを決めた。

 立ち合いでもろ手突きの泉川を下から攻め、一方的に押し出した。「勝ち越してうれしいけど、一番一番、いい相撲を取っていきたい」と、冷静に話した。

 相手のもろ手突きは予想していたといい「思った通りの相撲ができたんじゃないかなと思う」と、内容にも納得顔だった。

 初土俵の前相撲と先場所で連敗を喫した元横綱大鵬の孫の納谷には、今場所は東序二段11枚目と、30枚以上の差をつけられたが「先場所も負けてるし、勝ちたいですよ、それは」と、ライバル心を隠さず、無敗を続けて再戦することを願っていた。

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元朝青龍のおい豊昇龍が白星発進「少し緊張あった」

夏場所初日の取組に臨む豊昇龍。右は9年ぶりに審判員となった貴乃花親方(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇初日◇13日◇両国国技館


 元横綱朝青龍のおい、西序二段42枚目豊昇龍(18=立浪)が白星発進した。

 東同42枚目冨蘭志寿を立ち合いから押し込んだが、粘られ、右四つから強引な下手投げを決めた。一気に押し出したかったところだが「そうですね、それが1番。でも、初日で少し緊張もあったので」と少し残念そうに振り返った。土俵下に審判の貴乃花親方(元横綱)がおり「すごい。(オーラが)ありました」という。

 初めて番付に名前が載った先場所は元横綱大鵬(故人)の孫、納谷に敗れ序ノ口優勝を逃した。今場所の目標は全勝優勝。「場所前にいい稽古ができた」といい、今まで以上に「攻める」形がとれるようになった。

 前相撲の時は107キロだった体重も115キロになった。「次からもっといい相撲をとっていきます」と話していた。

冨蘭志壽(右)を下手投げで下し初日を飾った豊昇龍(撮影・小沢裕)
夏場所初日の取組を白星で飾った豊昇龍。右は9年ぶりに審判員となった貴乃花親方(撮影・小沢裕)

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西武線沿線に所沢に初、14年ぶり復活の二子山部屋

土俵開きを終え写真に納まる二子山親方(前列中央)、侑加夫人(同右から2人目)、長男雅功くん(同左から2人目)と力士ら


 大相撲の二子山部屋が、14年ぶりに復活した。今月1日付で藤島部屋から独立し、埼玉・所沢市にできた部屋で21日、土俵開きが行われた。出席者は二子山親方(40=元大関雅山)と家族、研修生を含む力士7人と関係者数人。倉庫を整備した広い稽古場は、農地に囲まれた自然豊かな場所というアットホームな雰囲気の中、土俵の安全が祈願された。二子山部屋といえば若乃花、貴乃花の2横綱を輩出して若貴ブームを起こすなど名門で知られる。二子山親方は「二子山部屋の名前を復活できたことはうれしい」と笑顔で話した。

 二子山部屋は、一代年寄となった貴乃花親方(元横綱)が、04年に父の11代二子山親方(元大関貴ノ花)から部屋を継承して以降、存在していなかった。当時は二所ノ関一門で、現在の14代二子山親方は出羽海一門。何よりも若貴ブームのころ、横綱武蔵丸、大関出島、武双山らとともに対抗していた武蔵川部屋の一員だった。二子山親方は「まさかライバルの部屋の名前を継いで独立することになるとは思わなかった。一世を風靡(ふうび)した二子山部屋の名前は記憶に残りやすい。新しい二子山も覚えてもらいたい」と、当時を思い出しながら話した。

 現在はすでに三段目まで番付を上げた弟子もいる。さらに昨年の全国高校総体個人戦決勝で、朝青龍のおいの豊昇龍を破って高校横綱となったモンゴル出身のアマルトゥブシン・アマルサナー(鳥取城北高卒)も、後に部屋所属となる予定で研修生として籍を置く。今日22日からは完成したばかりの土俵で稽古を開始。「二子山部屋の力士はちゃんとしていると思ってもらえるよう人間性も教育したい」。所沢市としても西武線沿線としても初の相撲部屋が始動した。【高田文太】

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朝青龍のおい豊昇龍6勝も納谷に敗れた1敗に悔しさ

豊昇龍

<大相撲春場所>◇13日目◇23日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱朝青龍のおい、西序ノ口19枚目豊昇龍(18=立浪)が大隅富士にすそ払いで勝って、6勝1敗。初めて番付に載った場所の取組を終えた。

 6勝の結果に「良かったと思います」と話したが、唯一の敗戦を元横綱大鵬の孫、納谷に喫した印象が強いようで「そうですよ」とひときわ大きな声で答えた。

 「いい勉強になったと思いますね」と言い、序二段で対戦するはずの夏場所でのリベンジを誓っていた。

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敗れた豊昇龍「くそっ!」叔父・元朝青龍譲りの闘志

勝ち名乗りを受ける納谷(右)の前で土俵を引き揚げる豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇5日目◇15日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱大鵬の孫、東序ノ口18枚目納谷(18=大嶽)が元横綱朝青龍のおい、西同19枚目豊昇龍(18=立浪)を寄り倒しで破った。同学年のライバル対決で、高校、前相撲に続き3戦全勝。立ち合いから左を差し、前に出ながら、左四つで両まわしをつかみ、最後は170キロの体を預けた。泰然自若の取り口で、豊昇龍の激しさをのみ込んだ。

 敗れた豊昇龍はざんばら髪のまま、花道を戻り一目散に支度部屋へ消えた。「くそっ!」と叫び、下がりを投げ捨て、立ちすくみ、座り込んで約5分。怒気を必死で静めた。立ち合いから主導権を握られ、最後は捨て身の下手投げを試みたが、実らなかった。「納谷に勝てば、序ノ口優勝できると…」。叔父の逃した“タイトル”は2勝1敗で厳しくなった。「次は絶対勝つから」と宣言。叔父譲りの闘志で、納谷に、横綱への夢に挑んでいく。

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大鵬孫の納谷が朝青龍おい豊昇龍に勝利、笑顔見せる

豊昇龍(左)と激しい取組をする納谷(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇5日目◇15日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱大鵬(故人)の孫、東序ノ口18枚目納谷(18=大嶽)と元横綱朝青龍のおい、西同19枚目豊昇龍(18=立浪)との番付上の初顔合わせは、納谷が寄り倒しで勝利した。

 3戦全勝とした納谷は豊昇龍へのライバル意識を「はい」とはっきり認めた上で「しっかり前に出られてよかった」と笑顔を見せた。2人の対戦は高校時代、前相撲に続き、3度目で納谷の3戦全勝。敗れた豊昇龍は「絶対に負けないと思っていたので。次は絶対勝つから」と悔しさをむき出しにした。

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大鵬孫の納谷と朝青龍のおい豊昇龍が5日目対戦へ 

納谷(2018年3月13日撮影)

<大相撲春場所>◇4日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱大鵬(故人)の孫、東序ノ口18枚目納谷(18=大嶽)と元横綱朝青龍のおい、西同19枚目豊昇龍(18=立浪)が、15日の5日目に対戦することになった。

 アマチュア時代と先場所の前相撲で1度ずつ対戦し、納谷が2勝。今場所はこれまでともに2戦2勝、注目の一番になる。

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朝青龍のおい豊昇龍2連勝150キロは「重かった」

<大相撲春場所>◇4日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱朝青龍のおい、西序ノ口19枚目豊昇龍(18=立浪)が2連勝を飾った。

 自身が107キロとあって、150キロ超の雲仙岳との対戦を「重かったです。本当は当たって前に出たかったけど」。それでも、右四つから土俵際の投げの打ち合いで下半身の粘りを見せて、下手投げを決めた。「点数で言えば…50点ぐらい」。13日には元横綱大鵬(故人)の孫、納谷も2連勝を決めた。全勝対決、優勝決定戦へ、周囲の期待も高まっていく。

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朝青龍おい豊昇龍1勝、同学年ライバル中西倒した

中西(左)と激しい取組をする豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇2日目◇12日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱朝青龍のおい、西19枚目豊昇龍(18=立浪)が白星スタートを切った。

 豊昇龍の序ノ口初戦は、この日屈指の好取組。西18枚目の中西に鮮やかな右下手投げを決めた。中西は、自身の母校、千葉・日体大柏高と同様に高校相撲界の強豪、熊本・文徳高出身で同学年。「仲いいけど、やったことなくて。重かった。強かった」。体重は前相撲と同じ107キロ。「急に太りたくない。ケガする。おじさんにもそう言われてます」。目指すは全勝優勝。最後は高校で1度、前相撲で1度負けた納谷とやりたい。「今回は負けないようにしたい」と闘志を燃やした。

 ◆第68代横綱朝青龍は99年春場所2日目に東序ノ口34枚目で白星。同場所は6勝1敗だった。

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大鵬孫の納谷と元横綱朝青龍のおい豊昇龍が白星

宇瑠寅(左)を押し倒しで破る納谷(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇2日目◇12日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱大鵬(故人)の孫、東18枚目納谷(本名納谷幸之介、18=大嶽)と元横綱朝青龍のおい、西19枚目豊昇龍(18=立浪)がそろって序ノ口で白星デビューを果たした。

 納谷は西16枚目の宇瑠寅(うるとら)を突き2発で押し倒し、豊昇龍は西18枚目中西に下手投げを決めた。ともに「緊張しました」とホッとした様子だった。

中西(左)と激しい取組をする豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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納谷「背筋が伸びる」大鵬現役時の化粧まわし披露

祖父で元横綱大鵬の化粧まわしを付けて新序出世に臨む納谷(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館


 元横綱大鵬(故人)の孫、納谷(17=大嶽)が、祖父が現役時代に着けた化粧まわしを着けて、新序出世披露に参加した。

 前相撲で新序出世一番乗りを決めたため、参加した9人の中で最初にしこ名が読み上げられると、館内には「納谷~」「大鵬~」と多くのファンの掛け声が響き渡った。すでに注目を浴びていて「ありがたいことなので、自分の相撲を見てもらえるように頑張りたいです」と話した。

 大鵬の化粧まわしは去年に、以前イベントで貸していた北海道の知人から返してもらっていた。元々は新序出世披露で使用するためではなかったが、師匠の大嶽親方(元十両大竜)の「お孫さんだから」という計らいで実現。化粧まわしを締めて「背筋が伸びますね。すごいうれしいです。自分も(自分の化粧まわしを)着けられるようになりたいです」と目を輝かせた。

 大鵬の命日だった19日は、大鵬夫人の納谷芳子さん宅に行き、遺影の前で手を合わせたという。そこで「しっかり前相撲に勝って番付に載りました」と天国にいる祖父に報告。だが「プロになってる姿を見せたかったと思いました」と寂しそうな表情を見せた。

 3月の春場所で、元横綱朝青龍のおいで同期の、豊昇龍(18=立浪)らと序ノ口デビューの予定。「しっかり前に出れば負けないと思う。まずは十両に上がることが目標です」と意気込んだ。

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豊昇龍、元横綱朝青龍へ報告は「番付に載ってから」

坂林を激しい相撲で攻め3勝目を挙げた豊昇龍(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館


 元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(18=立浪)が19日、前相撲4日目で3勝目を挙げた。

 坂林(18=尾上)を押し出し、3勝1敗。前日18日に元横綱大鵬(故人)の孫、納谷に敗れ「悔しい思いをしたから、今日は強く当たりました」。前相撲は終了。8日目の新序出世披露は兄弟子の十両天空海の化粧まわしを借りて臨む予定で、番付の序ノ口にしこ名が載る春場所へ気持ちを高めていく。「叔父には、番付に載ってから報告します。どんどん番付を上って、一番上に行きたい」と、気持ちを新たにしていた。

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朝青龍の甥・豊昇龍 3勝1敗で前相撲終了 

前相撲で坂林(手前)を破る豊昇龍(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館


 新弟子検査合格者らによる前相撲の4日目が行われ、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(18=立浪)が坂林(18=尾上)を押し出し、3勝1敗とした。

 前日に元横綱大鵬(故人)の孫、納谷に敗れた。「昨日悔しい思いをしたから、今日は強く当たりました」。前相撲はこれで終了。納谷らとともに8日目の新序出世披露を経て、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付には序ノ口力士としてしこ名が載る。

 「叔父への報告は、番付に載ってから。どんどん番付を上って、1番上に行きたい」と話していた。

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豊昇龍、ライバル納谷に敗戦 朝青龍思わせる闘争心

前相撲で納屋に敗れ、記者の質問に答える豊昇龍(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 前相撲で、納谷(17=大嶽)が豊昇龍(18=立浪)と2戦2勝同士で対戦し、すくい投げで勝ち、3勝で新序出世一番乗りを決めた。

 納谷に敗れた豊昇龍は「立ち合いが失敗。突っ張ってくると思ったら、胸から来た」という。納谷を「ライバルと言われますから」と特別な存在と認めているだけに、なおさら悔しい。「来場所、序ノ口で当たるかもしれない。その時は絶対に勝ちます」と断言した。能弁な一方、この日は倒れた直後、一瞬右手で土俵をたたきそうになった。おじの朝青龍の現役時を思わせる闘争心が垣間見えた。

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納谷が新序出世一番、祖父大鵬の命日に「いい報告」

納谷(左)は豊昇龍をすくい投げで下し新序出世一番乗り(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 元横綱大鵬(故人)の孫が、元横綱朝青龍のおいとの“DNA対決”を制した。前相撲で、納谷(17=大嶽)が豊昇龍(18=立浪)と2戦2勝同士で対戦し、すくい投げで勝ち、3勝で新序出世一番乗りを決めた。同期で永遠のライバルになりうる相手に先勝。祖父の命日を今日19日に控え「いい報告ができます」と喜んだ。

 小細工なし。相手を気にせず、先に仕切った。納谷が両手をしっかり土俵につけた。立ち合い、低く当たってきた豊昇龍に対し、胸から当たり、受け止めた。流れの中でもろ差しになった。166キロの巨体で押し込み、最後は相手の首投げを食わずに、すくい投げを決めた。「突き相撲じゃなかったけど、前に出られた。相手もしっかり見えていたし、良かったと思います」。冷静に振り返る17歳に、大物感が漂った。

 うれしい先勝だ。豊昇龍とはアマチュア時代、埼玉栄高2年の16年10月に関東選抜大会決勝戦で勝っているが、115キロと細身でもバネがある相手を「力強くて、柔らかい。投げもかけてくる」と認めている。角界入門こそ豊昇龍が1場所早かったが、同学年で同じ初土俵を踏んだ。そして自分が“大鵬の後継者”なら相手は“朝青龍の後継者”だ。仲が良く、前日17日までは取組前後によく話をしたが、対戦が予想されたこの日は一転。取組前は「おはよう」とあいさつを交わしただけ。「結構気合入ってました。(豊昇龍と)やってみたかった」。戦闘モードに入っていた。

 2戦2勝同士のライバル対決を制し、3戦全勝。新序出世一番乗りを決めた。春場所からは序ノ口力士。「豊昇龍とは今後もライバルで?」と問われ「番付に載って、やっとお相撲さんです。しっかり番付を上げていけるよう、頑張りたい」。出世レースでしのぎを削っていくことを歓迎した。

 今日19日は13年に他界した祖父の命日。「お墓参りで報告します」とおっとりした笑みを浮かべた。「まだ足が出なかったりするので、練習の時のようにもっと前に出られるようにしたい」。祖父と同じ横綱を目指す戦いが始まった。【加藤裕一】

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納谷が朝青龍おい豊昇龍を破る「気合入ってました」

納谷(左)は豊昇龍をすくい投げで下し新序出世一番乗りを決めた(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇4日目◇17日◇両国国技館


 新弟子検査合格者らによる前相撲の3日目が行われ、元横綱大鵬(故人)の孫、納谷(17=大嶽)と元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(18=立浪)が2勝同士で対戦。納谷がすくい投げで勝って、3勝として新序出世1番乗りを決めた。

 納谷は豊昇龍と高校時代に1度対戦して勝っている。「今日は結構気合入ってました。突き相撲じゃなかったけど、前に出て、相手もしっかり見えて良かったです」と話した。敗れた豊昇龍は「悔しい。負けるのは嫌いです。来場所、序ノ口で当たるかもしれないので、その時は絶対に勝ちます」と話した。

 前相撲を行った力士は8日目の新序出世披露を経て、来場所から序ノ口力士として番付に載る。

納谷(右)は豊昇龍をすくい投げで下し新序出世一番乗りを決めた(撮影・小沢裕)

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納谷、大鵬現役時の化粧まわしを新序出世披露で着用

新弟子の納谷が新序出世披露で着ける予定の、祖父で元横綱大鵬の現役時代の化粧まわし

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館


 大横綱のDNAが、再び角界に流れ込む。新弟子ら14人による前相撲が始まり、元横綱大鵬(故人)の孫、納谷(17=大嶽)が初土俵を踏んだ。同じく新弟子の朝東(18=高砂)に勝ち白星デビュー。8日目に行われる新序出世披露で着ける化粧まわしに、祖父の大鵬が現役時代に着けていた物が準備されているなど、大物感をたっぷりに漂わせた。

 納谷の後ろ姿からは、既に“大横綱”の貫禄があった。昨年12月の全日本相撲選手権でも立った、両国国技館の本土俵。先に仕切り線の前に腰を落とした朝東に合わせることなく、自分の仕切り線を右足で一払い。どっしりと腰を落とし、立ち合い3度の突きで突き出した。師匠の大嶽親方(元十両大竜)が「前に出る相撲は大鵬さんと同じ」と評価する内容で圧倒。188センチ、166キロ。単純比較できないが、全盛期の大鵬を上回る体に力がみなぎった。

 白星デビューにも「最初なので勝てて良かったです」と控えめ。それよりも「少しやりづらさがあった。まだ前相撲なので分からないけど、すごく引き締まる感じ」と、本場所ならではの独特の雰囲気を感じ取っていた。大嶽親方は「今日は良い相撲でした。きっちり手を使って足も出ていた」と頬を緩めた。

 新序出世披露で着ける化粧まわしに、史上2位の優勝32度を誇る大鵬の現役時代に着けた物が準備されている。大嶽親方によれば「大関か三役時代の物。大鵬さんの孫ですから」。貸していた北海道の知人に連絡し、返してもらったという。納谷が着ける姿を想像し「また化粧まわしがよみがえるよ」とつぶやいた。元大鵬夫人の納谷芳子さんが「だんだん雰囲気が似てきました」という風ぼうに似合わないはずがない。

 強心臓ぶりも横綱譲りだ。前日15日の夕食時、大嶽親方は納谷に「下手したら結びの一番よりすごいことになるぞ」と重圧をかけた。その言葉通り、前相撲では異例の約30人の報道陣が納谷の一番に注目。しかし「緊張はなかった。昨日もぐっすり寝ました。気が付いたら」とあっけらかん。土俵下では豊昇龍と会話をする場面もあった。

 1956年の祖父と同じように初土俵を踏み、角界の第1歩を踏み出した。「しっかり自分ができることをやるだけ」。ビッグマウスはない。ただ、視線の先には“横綱”の2文字しか見えていない。【佐々木隆史】

朝東(左)と激しい取組をする納谷(撮影・鈴木正人)
納谷家家系図

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元朝青龍のおい豊昇龍「青」でなく「昇」とした理由

白星をあげ握手する納谷(左)と豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館


 元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(本名スガラグチャー・ビャンバスレン、18=立浪)が初土俵を踏んだ。

 豊昇龍は初土俵で元三段目の雲仙岳を寄り切った。「緊張しました。高校の大会と違って、お相撲さんだから。国技館の土俵も初めてで…」。叔父のふてぶてしさ? を感じさせない初々しいデビューだ。

 しこ名の「豊」は師匠の立浪親方(元小結旭豊)の現役時のしこ名からだが「龍」は「叔父さんから」。読み方は「~しょうりゅう」と一緒。「『青龍』かと思ったけど、親方に『同じ“しょう”で、違う字もある』と言われて」。その漢字が「昇」で「のぼる。すごい字」と飛びついた。

 自分と同じで、偉大なDNAを継ぐ納谷と同期になった。「うれしい。仲いいんですよ。一緒に上がっていきたい」。高校は違うが、同学年。2年の関東新人戦で1度対戦して負けたが、励みになる存在。「一番強くなりたい。横綱までいかないとダメです」と声を弾ませた。【加藤裕一】

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元朝青龍のおい豊昇龍が白星デビュー「継ぎたい」

前相撲で雲仙岳(左)との対戦に臨む豊昇龍。右は納谷(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇両国国技館


 新弟子検査合格者ら14人による前相撲が始まり、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(本名スガラグチャー・ビャンバスレン、18=立浪)が初土俵を踏んだ。昨年九州場所の検査に合格していたが、興行ビザの関係でデビューが1場所遅れた。この日は、元三段目で番付外の雲仙岳(20=境川)を寄り切り、白星でスタートを切った。

 「緊張しました。高校の大会じゃなく、お相撲さんとしてなんで。ここ(両国国技館)で相撲を取るのも初めてでしたから」。まわしを取らず、突き押しのみで押し出しを狙ったが「重かったから」と、151キロの相手の重みを感じてまわしをとったという。イメージと違う内容に「50、60点ですかね」と苦笑いした。

 叔父にちなんだしこ名。師匠の立浪親方(元小結旭豊)の現役時のしこ名から「豊」をもらい、叔父から「龍」をもらった。「“しょうりゅう”だし、青龍かな」と思ったが、同親方の「“しょう”で別の字もある」との勧めで「のぼるでしょ? すごい字」と「青」でなく「昇」を選んだ。

 強力なDNAを継ぐ。「叔父さんはここで何度も優勝した。僕もそれを継ぎたい。横綱までいかないとダメ。優勝したい」と、力強い抱負を口にした。

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大鵬孫、納谷が前相撲 白星で角界人生のスタート

前相撲で朝東(左)と対戦する納谷(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇両国国技館


 新弟子検査合格者ら14人による前相撲が始まり、元横綱大鵬(故人)の孫、納谷(本名納谷幸之介、17=大嶽)や元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(本名スガラグチャー・ビャンバスレン、18=立浪)らが初土俵を踏んだ。

 納谷は同じく新弟子の朝東(18=高砂)に、豊昇龍は元三段目で番付外の雲仙岳(20=境川)にいずれも勝って、角界人生のスタートを切った。

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