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鶴竜、春場所へ「もう動き始めている。でも右手が」

全力士を集めての研修会で青学大陸上競技部の原監督の講義が行われた(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招き、全年寄、力士を対象にした研修会を行った。

 横綱鶴竜は、初場所千秋楽に痛めた右手薬指の回復が遅れていることを明かした。豪栄道との取組の際に脱臼していたが、この日の研修後「まだ握ることができない」と、右手で弱々しくグーをつくって説明した。まわしを引きつける際の生命線だけに「もう動き始めている。でも右手が」と、稽古こそ再開したが春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場には慎重だった。

鶴竜

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鶴竜、15日間完走よりも悔しさ「優勝したかった」

豪栄道を上手投げで下した鶴竜(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が豪栄道を下して、白星で今場所を終えた。

 後半戦で4連敗を喫しながらも、4場所連続休場明けで15日間完走。「久しぶりの15日間で疲労は痛いところに集まってくる」と、場所途中から左足首痛を再発したという。それでも整体に行くなどしてケアし、途中休場しなかったが「優勝したかった」と悔しがった。

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栃ノ心が初Vに花添える白星、鶴竜も勝った 初場所

遠藤を破り、花束を持ちながら支度部屋に戻る栃ノ心(右)(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館


 初優勝を決め、殊勲賞、技能賞の2つも手にした前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、人気力士の同5枚目遠藤(27=追手風)を押し出して14勝1敗で終えた。

 敢闘賞を手にした新入幕の前頭16枚目竜電(27=高田川)は同9枚目千代丸(26=九重)に引き落とされ10勝5敗。

 横綱鶴竜(32=井筒)は大関豪栄道(31=境川)に攻め込まれながらも土俵際の上手投げで下し、連敗を4でストップ。11勝4敗で終えた。豪栄道は8勝7敗。

 大関高安(27=田子ノ浦)は関脇御嶽海(25=出羽海)を上手投げで下し12勝3敗で終えた。

 春場所は3月11日からエディオンアリーナ大阪で行われる。

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72年初場所の平幕栃東以来/春日野部屋の優勝

初優勝を決め、春日野部屋に戻った栃ノ心は、若い衆らの拍手で迎えられ、笑顔を見せる(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇14日目◇27日◇東京・両国国技館


 西前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が念願の初優勝を飾った。勝てば優勝の一番で東前頭9枚目松鳳山を寄り切り、13勝1敗とした。13年名古屋場所の右膝前十字、内側側副靱帯(じんたい)断裂から4年半。東欧のジョージアからやって来て12年。12年夏場所の旭天鵬以来となる平幕優勝を果たした。

 ▼春日野部屋の優勝 1972年初場所の平幕栃東以来、46年ぶりの制覇。10度優勝の栃錦、3度の栃ノ海を含めて4人目で、計15度目。出羽海一門からは16年秋場所の豪栄道以来。

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栃ノ心が旭天鵬以来の平幕優勝、豪栄道は勝ち越し

松鳳山を寄り切って幕内優勝を決めた栃ノ心(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇14日目◇27日◇両国国技館


 西前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が初優勝を決めた。12勝1敗で迎えた14日目、松鳳山(33=二所ノ関)を寄り切って千秋楽を待たずに優勝を決めた。1場所15日制定着の49年夏場所以降では、12年夏場所の旭天鵬以来20度目の平幕優勝となった。

 横綱鶴竜(32=井筒)は大関高安(27=田子ノ浦)に押し出され4連敗、高安は11勝目。大関豪栄道(31=境川)は関脇御嶽海(25=出羽ノ海)を寄り切って勝ち越しを決めた。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同12枚目輝(23=高田川)を引き落とし9勝目。前頭14枚目豊山(24=時津風)、同15枚目石浦(28=宮城野)、同16枚目朝乃山(23=高砂)はともに勝ち越しを決めた。

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栃ノ心1敗守り14日目勝てば初優勝、鶴竜3連敗

1敗を守り、支度部屋で笑顔を見せる栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館


 単独トップの前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が1敗を守った。前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)と右四つになると、相手の左上手を切って寄り切った。2敗で追走していた横綱鶴竜(32=井筒)が関脇御嶽海(25=出羽海)に一方的に押し出されて3連敗を喫したため、14日目の前頭9枚目松鳳山(33=二所ノ関)戦に勝てば初優勝が決まる。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)を突き出して10勝3敗とした。

 大関豪栄道(31=境川)は前頭5枚目隠岐の海(32=八角)を寄り切って7勝6敗とした。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を寄り切って3場所連続勝ち越しを決めた。

 西前頭10枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)は同6枚目勢(38=伊勢ノ海)を立ち合いの変化からはたき込み、10日目から再出場後初白星を挙げた。物言いのつく一番に勝って2勝8敗3休とした。

 優勝争いは1敗で平幕の栃ノ心、3敗で鶴竜、高安が続く展開となった。

逸ノ城を破って1敗を守った栃ノ心(撮影・丹羽敏通)

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栃ノ心1敗守る、鶴竜は遠藤に敗れて2敗目 初場所

玉鷲(左)を寄り切りで下す栃ノ心(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇12日目◇25日◇東京・両国国技館


 7場所ぶり4度目の優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭5枚目の遠藤(27=追手風)に押し出され2連敗となった。遠藤は7勝5敗で勝ち越しに王手をかけた。

 大関同士の一番は高安(27=田子ノ浦)が、豪栄道(31=境川)を突き出して9勝3敗。豪栄道は6勝6敗となった。

 前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、関脇玉鷲(33=片男波)をもろ差しから寄り切って11勝1敗と星を伸ばした。1敗で並んでいた横綱鶴竜が敗れたため、平幕栃ノ心が優勝争いの単独トップに立った。玉鷲は8敗目で負け越し。

 関脇御嶽海(25-出羽海)は、前頭5枚目隠岐の海(32=八角)に突き出され5敗目を喫した。隠岐の海は4勝8敗。

 11日目から再出場の前頭10枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は、同17枚目大奄美 (25=追手風)に寄り切られ5敗7休となった。

 10日目から再出場の西前頭10枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)は、同13枚目豪風(38=尾車)に突き出され8敗目(1勝3休)を喫した。豪風は4勝8敗。

 優勝争いは1敗で平幕の栃ノ心、2敗で鶴竜、3敗で高安が続く展開となった。

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鶴竜が初黒星、栃ノ心1敗守りトップ並ぶ 初場所

鶴竜は1敗を喫し座布団の舞う中、がっくりした表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇11日目◇24日◇東京・両国国技館


 単独トップに立っていた横綱鶴竜(32=井筒)に土がついた。関脇玉鷲(33=片男波)と突っ張り合いになり、引いたところを押し出された。

 1敗で追っていた前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、前頭6枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に土俵際での逆転の突き落としで勝ってトップに並んだ。物言いがつく微妙な一番だった。

 2敗だった前頭13枚目大栄翔(24=追手風)は、同16枚目竜電(27=高田川)に寄り切られて3敗に後退した。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭5枚目隠岐の海(32=八角)を突き出して勝ち越しを決めた。大関豪栄道(31=境川)は前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)に小手投げで敗れ6勝5敗となった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同9枚目千代丸(26=九重)にはたき込まれて6勝5敗となった。

 糖尿病などで3日目から休場していた前頭10枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が再出場したが、前頭15枚目石浦(26=宮城野)の変化で送り出され4敗7休となった。

 優勝争いは1敗で鶴竜、栃ノ心、2敗はいなくなった。

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鶴竜止まらない10連勝、栃ノ心1敗キープ 初場所

隠岐の海(右)を送り出しで下す鶴竜(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館


 単独トップの横綱鶴竜(32=井筒)が10連勝を飾った。前頭5枚目隠岐の海(32=八角)を右出し投げで崩し、送り出した。

 1敗で追う前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を得意の右四つに組み止めて寄り切った。

 2敗の2人は明暗を分けた。関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)にとったりで敗れ3連敗となった。前頭13枚目大栄翔(24=追手風)は同8枚目栃煌山(30=春日野)を押し出して2敗を守った。

 6勝3敗だった両大関は、高安(27=田子ノ浦)が関脇玉鷲(33=片男波)を押し出して7勝目、豪栄道(31=境川)は前頭4枚目正代(26=時津風)にもろ差しから寄り切られて4敗目を喫した。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同9枚目松鳳山(33=二所ケ関)に押し込まれたが、土俵際で体を入れ替えて寄り切り6勝目を挙げた。

 右ひざ負傷で6日目から休場していた前頭10枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)が再出場したが、前頭7枚目千代翔馬(26=九重)に力なく寄り切られて1勝6敗3休となった。

 優勝争いは全勝で鶴竜、1敗で栃ノ心、2敗で大栄翔が追う展開となった。

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鶴竜が無傷9連勝、1敗対決は栃ノ心が制す 初場所

御嶽海(手前)を吊り出しで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が無傷の9連勝で単独トップを守った。前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)を寄り切った。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭4枚目正代(26=時津風)を突き落として6勝3敗。大関豪栄道(31=境川)は関脇玉鷲(33=片男波)を寄り切って6勝3敗とした。

 鶴竜を追う1敗同士、関脇御嶽海(25=出羽海)と前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)の対戦は、栃ノ心が吊り出して1敗を守った。もう1人の1敗力士、前頭13枚目大栄翔(24=追手風)は同15枚目石浦(27=宮城野)に下手投げで敗れた。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同8枚目魁聖(31=友綱)に寄り切られ5勝4敗となった。

 優勝争いは無敗で鶴竜、1敗で栃ノ心。2敗で御嶽海、大栄翔が追う。

雪が降る中、引き揚げる栃ノ心(撮影・野上伸悟)

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鶴竜が8連勝で単独トップ&中日勝ち越し 初場所

正代を上手出し投げで下した鶴竜(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が8連勝で中日での勝ち越しを決めた。前頭4枚目正代(26=時津風)を上手出し投げで下した。

 同じく7連勝中の関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭筆頭逸ノ城(24=湊)に寄り切られ、今場所初黒星を喫した。

 大関高安(27=田子ノ浦)は小結貴景勝(21=貴乃花)をはたき込み5勝3敗。大関豪栄道(31=境川)は前頭3枚目千代大龍(29=九重)に突き出され5勝3敗となった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は前頭8枚目栃煌山(30=春日野)にはたき込みで敗れ5勝3敗。

 優勝争いは無敗で鶴竜。1敗で御嶽海、前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)、同13枚目大栄翔(24=追手風)の3人が追う。

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豪栄道「気合入った」母校後輩の貴景勝倒し連敗阻止

懸賞金を手に引き上げる豪栄道(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇7日目◇20日◇両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が、トップとの2差を守った。新小結の貴景勝を押し出し、5勝2敗。馬力のある押し相撲が売りの若手に立ち合いで体を起こされかけたが、左前みつに手をかけ、チャンスを逃さず勝負を決めた。「(左手が)いいところにかかったんで。流れの中でいい位置で(まわしを)とれた。あまり深いとダメなんで」。

 母校埼玉栄高の後輩相手で「気合が入りました。まだまだ負けてられないんでね」という。4連勝後の連敗を2で止めた。「(トップと)星2つ離れてるし、意識してもしゃあない。一生懸命やってたら、チャンスが生まれるかもしれないけど」。今後も白星を重ね、優勝争いに踏みとどまるつもりだ。

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横綱鶴竜が無傷7連勝、御嶽海も無敗キープ 初場所

栃ノ心(左)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が7連勝を飾った。前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)を寄り切って、無敗同士の一戦を制した。

 大関豪栄道(31=境川)は小結貴景勝(21=貴乃花)を押し出して5勝2敗。大関高安(27=田子ノ浦)は前頭筆頭逸ノ城(24=湊)に下手投げで敗れ、4勝3敗となった。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は、白鵬と稀勢の里から金星を挙げた前頭2枚目嘉風(35=尾車)を引き落として7連勝。嘉風は3勝4敗。

 6連勝中の前頭16枚目朝乃山(23=高砂)は、同13枚目大栄翔(24=追手風)に押し出され、今場所初黒星を喫した。ともに6勝1敗。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同7枚目千代の国(27=九重)を押し出し5勝2敗とした。

 優勝争いは無敗で鶴竜、御嶽海。1敗で栃ノ心ら4人が追う。

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横綱鶴竜が無傷の6連勝、両大関は敗れる 初場所

琴奨菊(後方左)を寄り切りで破り、ホッとした表情を見せる鶴竜。右は高安(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が貫禄を見せた。琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)を寄り切りで白星。今場所6連勝となった。

 一方横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は左大胸筋損傷疑いで6日目から休場が決定。これで5場所連続の休場となり、白鵬に続き2人の横綱が初場所から姿を消した。

 白鵬と稀勢の里から金星を挙げた前頭2枚目嘉風(35=尾車)は大関豪栄道(31=境川)を叩き込みで3勝目。小結阿武咲(21=阿武松)も大関高安(27=田子ノ浦)を叩き込みで白星。両大関は見せ場なく敗れた。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭筆頭北勝富士(25=八角)押し出しで無傷の6連勝となった。今場所無敗の前頭三枚目栃ノ心(30=春日野)と前頭16枚目朝乃山(23=高砂)の2人も白星を挙げて6勝目を飾った。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、前頭四枚目正代(26=時津風)寄り切りで敗れ、3連勝とはならなかった。

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稀勢の里4敗目、鶴竜、御嶽海ら無傷5連勝 初場所

嘉風(右)の強烈な押しに土俵際で懸命にこらえる稀勢の里(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は前頭2枚目嘉風(35=尾車)に押し倒され早くも4敗目を喫した。嘉風は2勝目。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭3枚目千代大龍(29=九重)を左四つから危なげなく寄り切って5連勝と星を伸ばした。

 横綱白鵬(32=宮城野)は、けがでこの日から休場。対戦相手の前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は不戦勝で2勝目。

 大関豪栄道(31=境川)は、前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)に右四つがっぷりから寄り切られ、今場所初黒星を喫した。栃ノ心は4日目の高安戦に続き2日連続の大関撃破で5連勝とした。

 大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭筆頭の北勝富士(25=八角)を押し出して4勝目。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は関脇玉鷲(33=片男波)を押し出して5連勝とした。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同5枚目隠岐の海(32=八角)を寄り切って4勝1敗とした。

 5日目を終え、勝ちっ放しは横綱鶴竜、関脇御嶽海、平幕の栃ノ心、朝乃山となった。

稀勢の里は押し倒しで嘉風に敗れ土俵下へ転げ落ちる(撮影・小沢裕)

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波乱!稀勢の里3敗、白鵬2敗、鶴竜4連勝 初場所

琴奨菊(手前)に突き落としで敗れる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇4日目◇17日◇東京・両国国技館


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)横綱白鵬(32=宮城野)が2日続けて敗れた。

 稀勢の里は前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に突き落とされて3敗目を喫した。得意の左を差したものの上体を起こされ左から突き落とされた。

 白鵬は、前頭2枚目嘉風(35=尾車)にはたき込まれて2敗目を喫した。この日も張り手、かち上げはなかった。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)をもろ差しから寄り切り4連勝を飾った。

 大関高安(27=田子ノ浦)に土がついた。前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)に押し込まれ、土俵際で渡し込んだが突き落とされた。大関豪栄道(31=境川)は、前頭筆頭の北勝富士(25=八角)を寄り倒して4連勝とした。右を差し、左から押っつけて出た。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同4枚目荒鷲(31=峰崎)を押し出して3勝目を挙げた。

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豪栄道「今んとこはいい」3連勝も教訓胸に引き締め

琴奨菊(手前)をすくい投げで下す豪栄道(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が危なげない3連勝だ。元大関の琴奨菊に対し、立ち合いから前に押し込み、右前まわしを取りにいくと同時に左を深く差し、そのまま鮮やかなすくい投げを決めた。

 「流れが良かったですね。自分から攻める意識? そうですね」。序盤3日間は“引き癖”も顔をのぞかせず、前に出る本来の取り口が続く。「まあまあじゃないですか? まあ今んとこはいいけど、気を引き締めていかんとね」。先場所は5連勝から失速して9勝6敗に終わった。同じ失敗を繰り返さぬよう、1日1日に集中する。

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白鵬に土、稀勢の里も2敗目、鶴竜は3連勝 初場所

支度部屋で悔しい表情をする稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館


 稀勢の里(31=田子ノ浦)白鵬(32=宮城野)の2横綱が相次いで敗れた。

 休場明けの稀勢の里が早くも2敗目を喫した。前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)の左を差せず寄り切られた。逸ノ城は5個目の金星を挙げた。

 初日から2連勝していた白鵬は張り手、かち上げを封印したものの、立ち合いから前頭筆頭北勝富士(25=八角)に押し込まれて押し出された。北勝富士は4個目の金星を挙げた。

 休場明けの横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭2枚目嘉風(35=尾車)を突き落として3連勝を飾った。

 両大関はともに連勝を3にのばした。高安(27=田子ノ浦)は、前頭3枚目千代大龍(29=九重)を右から突き落とした。豪栄道(31=境川)は、もろ差しになると前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を左からすくい投げた。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同7枚目千代翔馬(26=九重)に変化されて上手投げで敗れ、連勝が止まった。

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豪栄道、阿武咲下し通算600勝「これからです」

阿武咲(手前)を上手投げで下す豪栄道(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館


 豪栄道が勢いのある若手の阿武咲を下して、通算600勝を挙げた。

 突き押しで距離を取ろうとする相手に右を差し、体勢が崩れたところで上手投げを決めた。「イメージ通りではないけど流れは良かった」と得意顔。昨年の九州場所に続き、2場所連続で初日から2連勝。通算勝利数も節目の一番になったが「そこは意識してやっていない。これからです」とさらなる上積みを狙う。

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稀勢の里に初日!横綱、大関陣は安泰 初場所

北勝富士(後方)を寄り切り、どうだと言わんばかりの表情を見せる稀勢の里(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館


 横綱、大関は安泰だった。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、前頭筆頭北勝富士(25=八角)を寄り切って1日遅れの初日を出した。前に出ながら左を差した。

 通算41度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)は、2日続けて立ち合いで張り差し、かちあげを封印し2連勝を飾った。左で前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)のまわしを引き、時間をかけて寄り切った。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、立ち合いから小結貴景勝(21=貴乃花)に押し勝って2連勝をマークした。

 大関はともに2連勝を飾った。高安(27=田子ノ浦)は、前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)にもろ差しを許しながらも右上手投げで勝った。豪栄道(31=境川)も、小結阿武咲(21=阿武松)を右上手投げで下した。立ち合いで右を差すとかいなを返して上手を引いた。通算600勝目をなった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同6枚目勢(31=伊勢ノ海)に押し込まれながらも土俵際での逆転の突き落としで2連勝とした。

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稀勢の里は初日に土、白鵬、鶴竜は白星発進 初場所

貴景勝(左)は稀勢の里の右腕をつかみ、とったりに持ち込む(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館


 通算41度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)は、小結阿武咲(21=阿武松)に攻め込まれたが突き落として白星スタートをきった。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、小結貴景勝(21=貴乃花)に土俵際でとったりを食らい、いったん軍配が上がったものの物言いの末、行司軍配差し違えで黒星となった。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭筆頭北勝富士(25=八角)に鋭い立ち合いから突っ張り、押し込んでからの引き落として、昨年の名古屋場所以来の白星を挙げた。大関豪栄道(31=境川)は、前頭筆頭逸ノ城(24=湊)を押し出した。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同6枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)をすくい投げで白星をあげた。

 前頭3枚目貴ノ岩(27=貴乃花)と同9枚目豊響(33=境川)、前頭11枚目宇良(25=木瀬)は休場。

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白鵬-阿武咲、稀勢の里-貴景勝 初日取組決まる 

稀勢の里


 日本相撲協会審判部は12日、東京・両国国技館で大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

 連続優勝で通算41回目の優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)は、初日に小結2場所目の阿武咲(21=阿武松)と結びの一番で対戦する。

 4場所連続休場からの再起をかける横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は初日に新三役の小結貴景勝(21=貴乃花)、2日目は東前頭筆頭の北勝富士(25=八角)と勢いのある若手の挑戦を受ける。

 やはり4場所連続休場中の横綱鶴竜(32=井筒)は初日に北勝富士、2日目は貴景勝と、やはり難敵との対戦が組まれた。

 なお十両以上の初日からの休場者は、いずれも十両で東3枚目の貴ノ岩(貴乃花)、西9枚目の豊響(境川)、東11枚目の宇良(木瀬)の3人。貴ノ岩は昨年10月、元横綱日馬富士関に暴行された際に負った頭部外傷などのため。手術した宇良は、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂で加療中の診断書を提出。豊響は不整脈のため休場を届け出た。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

 【初日】(左が東)

 千代大龍-玉鷲

 御嶽海-琴奨菊

 嘉風-高安

 豪栄道-逸ノ城

 鶴竜-北勝富士

 貴景勝-稀勢の里

 白鵬-阿武咲

 【2日目】(左が西)

 千代大龍-御嶽海

 玉鷲-嘉風

 阿武咲-豪栄道

 高安-琴奨菊

 逸ノ城-白鵬

 貴景勝-鶴竜

 稀勢の里-北勝富士

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大鵬孫・納谷幸之介「挑戦」体同様、心もブレない

新弟子検査の身長測定に臨む納谷。右は玉ノ井親方(撮影・小沢裕) 


 大横綱のDNAを受け継ぐ若武者が、不祥事続きの角界に明るい光をともす。大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の新弟子検査が10日、両国国技館で行われ昭和の大横綱・大鵬の孫にあたる、埼玉栄高3年の納谷幸之介(17=大嶽)が受検。188センチ、166キロで他の受検者8人とともに体格検査をパスした。内臓検査の結果を待ち初日に合格が発表され、前相撲でいよいよデビューを果たす。

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 気負わず惑わず悠然と。報道陣であふれる検査場に納谷は、そんな風情を漂わせながら足を踏み入れた。胸をグッと反らせた関取クラスの体は、全受検者で身長、体重とも最高値をマーク。71年夏場所限りで引退した時、大鵬は187センチ、153キロ。時代が違うとはいえ、入門時で偉大な祖父を上回った。握力は右61キロ、左65キロを計測し背筋力も180キロ。数値でも、素材として一級品の期待を抱かせた。

 折しも不祥事が続くタイミングでの角界入り。その問いには「しっかり自分自身のことをやるだけです」と毅然(きぜん)とした表情で答えた。昨年末に受けた同じ質問にも「自分には関係ありません」と即答。堂々とした体同様、精神面でもブレがない。

 「やっと力士になれたという感じでうれしいです」と検査の感想を話したが、既にプロの世界に飛び込んでいる。昨年12月26日に入門し、年始は4日から稽古を再開。幕下、三段目と相撲を取り「多い時は30~40番は取った」という。史上2位の優勝32回を誇る「大鵬の孫」の代名詞は今後もつきまとうが「ありがたいこと。注目されるに見合った力を、ちょっとずつでもつけたい」と迷わず突き進む。心に留めておく「挑戦」の2文字。正月の書き初めでしたためた。

 理想の相撲は「高校の先輩の豪栄道関のような前に出る相撲」。さらに「力強いどっしりした感じ」と話す祖父の相撲もビデオで目に焼き付けている。「しっかり力をつけて幕内で活躍する力士になりたい」。大風呂敷は広げずとも、いやが応でも期待は高まる。【渡辺佳彦】

納谷の正月の書き初め

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大鵬孫・納谷幸之介が新弟子検査 体格で祖父上回る

新弟子検査の身長測定に臨む納谷。右は玉ノ井親方(撮影・小沢裕)


 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が10日、両国国技館で行われた。元横綱大鵬の孫で、埼玉栄高3年の納谷幸之介(17=大嶽)ら9人が受検。全員が身長167センチ、体重67キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、14日の初日に合格者が発表される。

 納谷は188センチ、166キロで身長、体重とも9人の中で最高値でパスした。71年夏場所途中で引退した時の大鵬は187センチ、153キロ。入門時で既に、偉大な祖父を体格で上回った。握力は右61キロ、左65キロで、背筋力は180キロ。示された数字で、パワーでも素材の良さを示した。

 昨秋の愛媛国体は少年で個人、団体で優勝。同12月の全日本選手権の出場資格を得たため(大会は1勝2敗で予選敗退)、デビューを1場所遅らせ、この日の受検となった。

 昨年12月19日に埼玉栄高で入門会見し、同26日には新弟子として自宅でもある、大嶽部屋に入門。早速、若い衆と同じ大部屋での生活をスタートさせ、新年は4日から稽古始め。既に幕下、三段目の力士との稽古も「多い時で30~40番ぐらい」取っているという。力士として一つの節目の日を迎え「やっと力士になれたという感じで、うれしいです」と実感を口にした。今後も「大横綱の孫」として注目され続けるが「ありがたいこと。注目されるに見合った力を、ちょっとずつでもつけたい」とブレない姿勢も口にしていた。高校の先輩にあたる大関豪栄道(境川)の相撲を理想に、今は天国で眠る祖父の背中を追う。

新弟子検査を終えた納谷は両国国技館を背にガッツポーズ(撮影・小沢裕)

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八角理事長、初場所へ「稀勢の里は番数が足りない」

稽古総見での八角理事長(撮影・鈴木正人)


 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が5日、両国国技館で行われた。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「白鵬の場合、余裕があるような感じがする。鶴竜、稀勢の里には余裕はない。鶴竜は精神的なものだと思うし、稀勢の里は番数が足りないような気がする。豪栄道は良い感じだった。高安も戻ってきているけど、いまひとつ。まあ、両大関は期待できると思う」とコメントした。

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稀勢の里は初場所全休でも進退不問、横審見解は寛大

稽古総見で豪栄道(右)と汗を流す稀勢の里(撮影・鈴木正人)


 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が5日、両国国技館で行われた。

 故障で4場所連続休場中の横綱稀勢の里は、計8番取って2勝6敗と精彩を欠いた。鶴竜に3敗、豪栄道にも2勝3敗。横綱、大関相手とはいえ、力なく土俵を割ったり、前のめりに突き落とされたりするたびに「あーっ」と叫んだ。「また修正してやるだけ。しっかりと稽古をして、調子を上げたい」と、初優勝した昨年初場所の再現へ巻き返しを誓った。横審の北村委員長は「けがが治り切らず、とても15日間は続けられないというのならば、出ない方がいい」と述べた。仮に初場所を全休した場合でも進退を問わないとし、5場所連続休場となっても「過去に例がないこともないから」と寛大な見解を示した。

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東小結貴景勝は貴乃花部屋初の新三役、貴ノ岩は十両

貴景勝(2017年11月15日撮影)


 日本相撲協会は26日、来年1月の大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の新番付を発表。

 元横綱日馬富士関に暴行され、東前頭8枚目だった11月の九州場所を全休した貴ノ岩(27=貴乃花)は、東十両3枚目に番付された。20日の理事会で決定された通り、診断書を提出して初場所を全休した場合、3月の春場所は十両最下位(14枚目)にとどまる。

 2場所ぶりに東の正横綱に就いた白鵬(32=宮城野)は横綱在位63場所となり北の湖と並び史上1位となった(3位は千代の富士の在位59場所)。日馬富士の引退で1年ぶりの3横綱となり、西は稀勢の里(31=田子ノ浦)、東の2枚目に鶴竜(32=井筒)が付けられた。大関は東が豪栄道(31=境川)、西が高安(27=田子ノ浦)で変わらない。

 関脇は、東の御嶽海(25=出羽海)が4場所連続在位(三役は6場所連続)で、西は3場所ぶりに玉鷲(33=片男波)が返り咲いた(三役は2場所ぶりの復帰)。

 東小結の貴景勝(21=貴乃花)は、貴乃花部屋初の新三役。西小結は2場所連続で阿武咲(21=阿武松)とフレッシュな顔ぶれが並んだ。

 新入幕は2人。東前頭14枚目の阿炎(23=錣山)は、錣山部屋からは現師匠(元関脇寺尾)が04年1月27日に部屋を創設以降、3人目の新入幕力士。埼玉県出身では戦後11人目。また東前頭16枚目の竜電(27=高田川)は、現師匠(元関脇安芸乃島)が09年8月5日に部屋を継承してからは、輝(23)に続く2人目の幕内力士となった。竜電は12年九州場所で新十両昇進を果たしながら1場所で陥落。ケガもあり序ノ口まで番付を落とした。関取経験者が序ノ口陥落後に新入幕を果たすのは、92年九州場所の琴別府以来、史上2人目となった。

 再入幕は東前頭12枚目の蒼国来(33)、西前頭14枚目の豊山(24)、東前頭15枚目の石浦(27=宮城野)の3人。

 晴れて関取の座を射止めた新十両は2人。東十両13枚目の水戸龍(23=錦戸)は、02年12月1日に創設された錦戸部屋(師匠=元関脇水戸泉)から初の関取誕生となった。モンゴル出身では33人目、日大からは節目の50人目、学生相撲出身では124人目の新十両昇進だ。

 東十両14枚目の天空海(あくあ、27=立浪)は、現師匠(元小結旭豊)が99年2月22日に部屋を継承してから5人目の関取。茨城県出身では、10年九州場所の高安以来、戦後21人目の新十両昇進を果たした。

 再十両は西12枚目の栃飛龍(30=春日野)、同13枚目の大翔鵬(23=追手風)、同14枚目の希善龍(32=木瀬)の3人となった。2場所ぶりの十両復帰となった希善龍は、8度目の十両昇進。これは須磨ノ富士と並ぶ史上1位の記録となった。

 初場所は、来年1月12日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。14日の初日を迎える。

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豪栄道明かした、理事長講話は暴力問題に一切触れず

八角理事長の講話に参加した、左から横綱の稀勢の里、鶴竜、白鵬ら幕内、十両力士(撮影・菊川光一)


 日本相撲協会の八角理事長(54=元横綱北勝海)が福岡市内で十両以上の力士約60人を集め、暴力問題に関する講話を行い、力士への謝罪を含めて約15分で終了した。

 大関豪栄道が、力士代表として講話の内容を説明した。暴力問題の再発防止や、弟子らへの指導についての話があったが、暴行問題の経緯、内容などの説明はなかったという。「1人1人が責任ある行動をとるようにしてくださいと言われた。帰って部屋の若い衆にも伝えていきたいです」と話した。

豪栄道(2017年11月16日撮影)

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39歳安美錦が涙の勝ち越し、V白鵬は豪栄道下す 

懸賞金を受ける安美錦

<大相撲九州場所>◇千秋楽◇26日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を決めていた横綱白鵬(32=宮城野)は、大関豪栄道(31=境川)を上手投げで下し14勝1敗で終えた。豪栄道は9勝6敗となった。

 39歳で昭和以降最年長の再入幕の前頭13枚目安美錦(伊勢ケ浜)は、同6枚目千代翔馬(26=九重)に右からの上手出し投げを決めて勝ち越した。昨年夏場所の左アキレス腱(けん)断裂の大けがを乗り越えての勝ち越しで、取組後は涙を流した。2度目の敢闘賞も受賞した。

 人気力士の前頭9枚目遠藤(27=追手風)は同12枚の輝(23=高田川)に押し出されて6敗目を喫し、2場所連続2桁白星を逃した。

 来年初場所は1月14日から東京・両国国技館で行われる。

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白鵬優勝インタビューは謝罪に始まり万歳三唱締め

ファンと一緒にバンザイする白鵬(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇千秋楽◇26日◇福岡国際センター


 40度目の優勝を決めていた横綱白鵬(32=宮城野)は、14勝1敗で九州場所を終えた。

 表彰式の優勝インタビューは以下の通り。

 -前人未踏の40度目の優勝、おめでとうございます  

 白鵬 その前に、この場を借りて場所中に水を差すようなことがあり、全国の相撲ファンに対し力士代表としてお詫び申し上げたいと思います。私は15歳で来日し62キロの少年が、ここまで来るとは誰も思わなかったと思います。そして相撲の神様、この国の魂に認められたから、この40回の大台があるのではないかと思います。その土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、膿を出し切って、日馬富士関と貴ノ岩関が再び、この土俵に上げてあげたいなと思います。

 -今場所は、どのように集中していった

 白鵬 心と体で疲れました。一番1番やり遂げました。

 -横綱でも疲れた

 白鵬 年1回の九州場所ですので、本当に温かい応援ありがとうございました。

 -今日の千秋楽はどのような気持ちで

 白鵬 豪栄道関は気合が入っていたので、負けないようにと思ってやりました。

 -終盤に八角部屋の力士が追いかけてきた

 白鵬 途中から同部屋の力士の2人にやられるんじゃないかと思っていましたが、よく頑張ったんじゃないかと思います。

 -今年は2場所の休場があったが年間最多勝

 白鵬 3月秋場所を休場して、けがもあり、今年は自分を追い込みいろいろなことをやりました。その中で断食に励んだりヨガをやったり、自分を追い込んで稽古は嘘をつかないと改めて思いました。東京オリンピックまで頑張るという思いで頑張りました。

 -次の目標は

 白鵬 ぱっと頭に浮かんでいるのは、幕内1000勝を目標に頑張っていきたい

 -あと30回ですね

 白鵬 あ、そうですか。頑張ります

 白鵬 年6回の最後の場所で、この後、後援会のみなさんと万歳三唱すると思うが、この場所でみなさんと万歳三唱したいなと思います。1年みなさんありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします、万歳。万歳。万歳。

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