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元5階級王者ドネアが日本王者赤穂亮に「熱血指導」

赤穂(左)のパンチをミットで受けるドネア(撮影・阿部健吾)

 元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(34=フィリピン)が26日、横浜市内の横浜光ジムで「熱血指導」を行った。

 プライベートな来日に合わせ、親交のある日本バンタム級王者赤穂亮(30)の所属ジムを訪問。4回のスパーリングに加え、ミット打ちでは受け手となった。

 14年冬にフィリピン・セブ島での合宿で1カ月間を共にしたという2人。久しぶりにリング内で拳を交えた。ドネアは初回にいきなり鋭い左フックを見せると、最終4回には激しい打ち合いも披露。本格的な実戦練習は「数カ月前に4ラウンドを2回やっただけ」というブランクがあったが、「体が温まってきた」という3回以降にはアジア人初の5階級制覇を成し遂げた実力の片りんを見せつけた。

 すり上げるようなアッパーをくらった赤穂は、「鼻がもげるかと思った」と振り返りながらも充実の表情。「僕のアイドルはドネア選手だけ。日本で一番試合を見ていると思う。打ち終わりにリターンが返ってくるので、隙を見せたらやられる。セブ島での感覚がよみがえりました」と大いに刺激になった様子。日本タイトルの初防衛戦は8月5日(後楽園ホール)に控えるが、「次の試合うんぬんではなく、三度目の正直に向けていくだけ」と過去2回の世界挑戦失敗の雪辱を果たす、3度目の世界タイトル戦を目指す。

 昨年11月にWBO世界スーパーバンタム級王者から陥落したドネアは、夏ころに再起戦を計画する。敗れたマクダレノ(米国)との再戦の可能性を聞かれ、「負けた相手とやりたい気持ちはあるが、無理に追ったりはしない。良いチャンスがあれば」と、フェザー級に階級を上げることも示唆した。

ドネア(左)は赤穂に特別指導を行った(撮影・阿部健吾)

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赤穂亮、KO負けは「想定外」当面は休養

 タイで7日に行われた世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王座決定戦で2回KO負けした赤穂亮(横浜光)が9日、成田空港に帰国し「倒されて負けるのは想定外。いい経験にはなったが、負けは負け」と振り返った。

 2012年の大みそか以来、2度目の世界挑戦も実らなかった。進退には「僕1人で決められる問題じゃない。体のダメージは全くないのでできる。あとは気持ちだけ」と、当面は休養する意向を示した。

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KO負けの赤穂亮が帰国「全くの想定外だった」

 タイで7日に行われた世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王座決定戦で2回KO負けした赤穂亮(横浜光)が9日、成田空港に帰国し「倒されて負けるのは全くの想定外だった。いい経験にはなったが、負けは負け」と振り返った。

 2012年の大みそか以来、2度目の世界挑戦も実らなかった。進退については「僕一人で決められる問題じゃない。体のダメージは全くないのでできる。あとは気持ちだけ」と述べ、当面は休養する意向を示した。

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赤穂、前日計量パス「パンチ力負けない」相手を研究

 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王座決定戦の前日計量が6日、タイのラチャブリで行われ、同級1位の赤穂亮(横浜光)が2位のプンルアン・ソーシンユー(タイ)とともに53・5キロで、1回でパスした。

 赤穂は「気持ちが落ち着いている」と余裕の表情。対戦相手については試合などの映像で研究を重ねたそうで「強いというより、うまいという印象だ。でもパンチ力では負けない」と強気に言った。元王者のプンルアンは「100パーセント勝つ自信がある。タイ人の観客をがっかりさせないよ」と地元での一戦に自信をのぞかせた。

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赤穂亮、試合は屋内 あすWBO王座決定戦

 7日のWBO世界バンタム級王座決定戦のためタイ・バンコク入りしている同級1位赤穂亮(29=横浜光)が5日、同地で行われたメディア向けの公開練習に参加した。軽いシャドーを数分間披露しただけで切り上げ、王座を争う同級2位プンルアン・ソーシンユー(タイ)とも対面しなかった。

 2日の出国時まで連絡がなかった、試合会場が屋内か屋外かについては、石井一太郎会長が現地関係者に確認したところ、バンコク近郊のラチャブリ体育館の屋内だということが分かったという。懸念された暑さについても、同会長は「日本の方が全然暑い。ジムでも暖房をつけたり対策を立ててきたので問題ない」と強調した。赤穂は現地入り後、2日続けて近隣の公園で練習し、減量を中心とした最後の調整を続けているという。今日6日には公式計量が行われる。

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赤穂亮、WBOバンタム級王座決定戦「KOで勝つ」

 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級1位の29歳、赤穂亮(横浜光)が5日、バンコクで同級王座決定戦(7日・ラチャブリ=タイ)に向けて練習を公開し「100%自信がある。KOで勝つ」と抱負を述べた。

 対戦する同級2位で元王者のプンルアン・ソーシンユー(タイ)に「強いと思う」と警戒感をにじませながらも「ベルトは持って帰る」と宣言。2012年大みそかに世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級王者の佐藤洋太に敗れて以来、2度目の世界戦は初の海外だが「日本の方が暑い。体調はいつも通り」と自信を見せた。


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赤穂亮、鬼門タイで日本人初の世界王座奪取を目指す

元世界5階級制覇王者ドネアとのツーショット写真を披露する赤穂(撮影・江口和貴)

 WBO世界バンタム級1位赤穂亮(29=横浜光)が鬼門タイで、日本人初の世界王座奪取を目指す。8月7日の同級2位プンルアン・ソーシンユー(27=タイ)との王座決定戦(タイ・バンコク)に向け、13日に横浜市内のジムで練習を公開。過去、日本選手が世界戦で18敗1分けと勝利のない地での一戦に「誰もやっていないことに挑むだけでは意味がない。必ず勝って帰ってくる。将来的には一番強いと言われている(WBC王者)山中さんとやりたい」と闘志を燃やした。

 同地で行われる世界戦は、試合前の「セレモニー」が長いとされ、リング上で長時間待たされることも多い。気温も高く、コンディション調整が難しいが「試合が始まれば敵地とかは関係ない。同じタイプでかみ合うと思うし、打ち合いを制した方が勝つ。いつも通り戦うだけ」と自然体で臨むことを強調した。国内で調整を続け、8月2日に現地入りする予定だという。

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赤穂亮、8・7王座決定戦へ練習公開

8月に世界戦を控え練習を公開した赤穂(右)(撮影・江口和貴)

 8月7日にWBO世界バンタム級王座決定戦(タイ・バンコク)に臨む同級1位の赤穂亮(29=横浜光)が13日、横浜市内のジムで練習を公開した。

 対戦相手の同級2位プンルアン・ソーシンユー(27=タイ)を想定したパートナーと、4回のスパーリングを消化。得意の左フックや、右の強打を何度も打ち込むなど、順調な調整ぶりを見せた。プンルアンについては5試合程度を映像で確認済み。「自分とかみ合うと思う。最終的には打ち合いになる。それを制した方が勝つ」と話した。

 同じバンタム級では、5月に亀田和毅がWBA王者に挑戦も、失敗。6月にはIBF王座獲得を狙った岩佐亮佑も敗れた。12年12月以来、2度目の世界挑戦となる赤穂は「日本人が4団体で王者になるかもと言われたが、そう甘くはなかった。ただ、自分はそこに残りたい。ゆくゆくは一番強いと言われている(WBC王者の)山中さんとやれるように、ベルトを取ってきたい」と意気込んだ。国内で調整を続け、8月2日に現地入りする予定だという。

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赤穂亮がバンコクで8・7世界王座決定戦へ

 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級1位の赤穂亮(横浜光)が8月7日にバンコクで同級王座決定戦に臨むことが22日、所属ジムより発表された。

 同級2位のプンルアン・ソーシンユー(タイ)と対戦する。

 同王座は亀田和毅が世界ボクシング協会(WBA)タイトルに挑戦するため4月に返上し、空位となっている。

 7月で29歳になる栃木県出身の赤穂は、2012年12月に世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級王者の佐藤洋太に判定負けして以来、2度目の世界戦となる。戦績は29戦26勝(18KO)1敗2分け。

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WBO1位赤穂亮、8・7タイで王座決定戦

2度目の世界挑戦が決定したWBO世界バンタム級1位の赤穂

 ボクシングのWBO世界バンタム級1位赤穂亮(28=横浜光)が、8月7日にタイ・バンコクで同級2位プンルアン・ソーシンユー(27=タイ)と同級王座決定戦を行うことが正式決定した。19日に所属ジムの石井一太郎会長(33)が明らかにしたもので「会場など詳細は未定だが、バンコク開催で合意した」と説明。今月末には赤穂とともにタイに渡り、現地の雰囲気を確認する予定だという。

 赤穂は、12年に当時のWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太に挑戦も、判定負け。その後、7連勝で2度目の世界挑戦にこぎつけた。この日は、横浜市内の所属先でジムワークを消化。「しっかり準備すれば必ず勝てる相手。日本人は海外で勝てないというイメージを払拭(ふっしょく)する。ベルトを取ってからが自分のスタートラインだと思っている」と闘志を燃やした。

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和毅がWBO王座返上 WBAとの統一戦認められず

 亀田プロモーションは24日、WBO世界バンタム級王者亀田和毅(23)が王座を返上し、5月9日(日本時間10日)に米テキサスでWBA同級王者ジェイミー・マクドネルと対戦すると発表した。当初、両陣営は「統一戦」として準備を進めていたが、WBOがWBAのバンタム級はスーパー王者パヤノがマクドネルより上位の王者と見なしており、統一戦と認めないと発表。強行した場合は王座剥奪を示唆していた。

 WBA王座を狙う亀田は「WBOの王座を返上することになったが、これはより強い選手と戦うため。俺はバンタム級でNO・1だと思っている。ベルトは後から付いてくるもの」とコメントした。23日付の米スポーツ専門局ESPN(電子版)によると、和毅が返上した王座は同級1位赤穂亮とプンルアン(タイ)との決定戦になるとしている。

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和毅が王座返上「ベルトは後からついてくる」

亀田和毅

 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の亀田和毅(亀田)が、同級王座を返上したことを24日、マネジメント業務を行う亀田プロモーションが発表した。

 亀田和は「より強い選手と闘うため。ベルトは後からついてくるものだと思っている」とコメントした。

 WBOは亀田和が5月9日にテキサス州で世界ボクシング協会(WBA)同級王者ジェイミー・マクドネル(英国)と対戦する試合を統一戦として承認しないことを既に発表しており、試合を強行する場合は王座剥奪もあるとしていた。

 23日付米スポーツ専門局ESPN(電子版)は、亀田和が返上した王座は同級1位の赤穂亮(横浜光)とプンルアン・ソーシンユー(タイ)との決定戦となるとしている。

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赤穂亮4回KO勝利、亀田和毅戦に意欲

<プロボクシング:バンタム級10回戦>◇22日◇横浜国際プール

 バンタム級で世界王者を目指すの赤穂亮(28=横浜光)が、メキシコ人のアントニオ・ガルシア(メキシコ)に4回2分32秒KO勝ちした。

 2回に左ボディー、右フックの連打で最初のダウンを奪った。一気に勝負をかけず、4回に左ボディー、右フック、右ストレートで3度倒して勝負を決め、「世界レベルの強打を見せられた」と満足そう。12年12月以来の世界挑戦の話になると、WBO同級王者亀田和毅の名前を挙げ「やりにくいタイプだから(あえて)やってみたい」と話した。

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赤穂亮が再び世界へ今日再起戦

計量をパスし、ガッツポーズする赤穂(撮影・神戸崇利)

 元東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂亮(28=横浜光)がバンタム級10回戦で世界への扉を開く。アントニオ・ガルシア(メキシコ)戦を控えた21日の前日計量では、バンタム級のリミットより100グラム軽い53・4キロで楽々パスした。

 12年12月に当時のWBC世界同級王者佐藤洋太に挑戦も、佐藤のテクニックにほんろうされ、持ち前の強打を披露できずに敗退。階級をバンタムに上げ再出発した。7年間組んだトレーナーを代え、高層ビルの窓ふきなど清掃の仕事も辞めてボクシング一本に絞り、この試合に備えてきた。新トレーナーとともに栄養学やサプリも取り入れた。

 「バンタムは『黄金のバンタム』というし、かっこいい。今回は、最近の中でも1番の仕上がりで、この試合に勝って世界へのきっかけをつかみたい」と意欲的に話した。日本の軽量級屈指の強打者が、メキシコの中堅を派手なKO劇で倒すことができるか。

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赤穂再起2戦目TKO勝利/ボクシング

<ボクシング:53キロ契約体重10回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール

 WBC世界スーパーフライ級6位の赤穂亮(27=横浜光)が再起2戦目を飾った。フィリピン・バンタム級14位ジェッカー・ブハウェ(23)と対戦。6回に右ストレートでダウンを奪い、立ち上がった相手に連打を浴びせてレフェリーストップ。同回1分30秒、TKO勝ちした。昨年大みそかに当時のWBC同級王者・佐藤洋太に敗れ、今年6月の再起戦でKO勝利。2戦連続KO勝ちの赤穂は「(佐藤を倒した)WBC王者シーサケットに思い入れがある」と挑戦を熱望した。

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佐藤洋太が引退発表「満足している」

佐藤(中央)は、泣きまねする金平会長(右)に苦笑い。左は新井トレーナー

 WBC世界スーパーフライ級前王者佐藤洋太(29=協栄)が13日、都内のジムで現役引退を発表した。5月3日にタイで行われた3度目の防衛戦で、シーサケット・ソールンビサイ(26=タイ)に敗れ、王座から陥落。「ずっとスーパーフライ級にこだわって戦ってきたが、減量が厳しくなった。強い相手から逃げようなんて思ったこともないし、自分がやってきたボクシングにすごく満足している」と話した。今後は、来春に故郷の岩手・盛岡市に帰り第2の人生をスタートさせる。金平会長は「何人か世界王者を育てたが、こんなに一緒にいて楽しかった選手はいない」と振り返った。引退興行を行う予定で、佐藤はエキシビションマッチの相手に、2度目の防衛で対戦した赤穂亮(26=横浜光)を熱望した。

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赤穂再起!佐藤との再戦熱望/ボクシング

約5カ月ぶりの再起戦を4回KO勝ちの元東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂

<プロボクシング:53キロ契約ウエート10回戦>◇1日◇東京・後楽園ホール◇1260人

 昨年大みそかの世界初挑戦で敗れた元東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂亮(26=横浜光)が、約5カ月ぶりの再起戦を飾った。フィリピンのバンタム級ランカー、エルマー・フランシスコ(27)と53キロ級契約10回戦に臨み、4回にコーナーに追い詰めて左ボディーでダウンを奪取。同回44秒、KO勝ちした。大みそかはWBC世界同級王者・佐藤洋太(協栄)に判定負けで初黒星。その佐藤は先月3日、タイで王座陥落して去就が微妙となっているが「再戦したい。そして、世界にも再挑戦したい」と目標を掲げた。

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佐藤洋太、練習開始「暴飲暴食で」体重増

スパーリング相手と一緒に笑顔をみせる佐藤洋太(中央)左端は前川龍斗、右端は佐藤鋼太

 WBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28=協栄)が15日、都内の所属ジムで練習を開始した。

 昨年大みそかに開催された2度目の防衛戦で東洋太平洋同級王者だった赤穂亮(26=横浜光)に判定勝利。今月3日からは実家のある岩手・盛岡などで静養していた。この日はジムの後輩となる16歳の前川龍斗、佐藤鋼太と計6回のスパーリングを公開した佐藤は「スケボーをやったり、いつでも戦える状態というか、体は動かしていました」と笑顔をみせた。また今月中は「暴飲暴食で」(佐藤)と話し、現在の体重は62キロまでアップしているという。

 協栄ジムの金平桂一郎(47)は「年間4試合ぐらいは試合を組みたい」と今月19日にはタイに出発し、今春のV3戦実現に向けてマッチメークを進める方針。佐藤自身も「あまり先のことは考えていない。あくまでも1戦1戦。ボクサーは試合しないといけないし、たくさん試合がしたい。会長、まずは次戦を決めてほしい」と要望していた。

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佐藤「まず赤穂君にお礼」/ボクシング

2度目の防衛に成功し、両腕を上げられる佐藤洋太(共同)

<ボクシング:WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ>◇31日◇東京・大田区総合体育館

 王者佐藤洋太(28=協栄)が、挑戦者で同級5位の赤穂亮(26=横浜光)を12回判定3-0で破り、2度目の防衛に成功した。

 初回から左ジャブを効果的に使って赤穂の出はなをくじき、4回までフルマークと実力の差を見せつけた。中盤、終盤も赤穂の顔が腫れ上がるなど、まったくスキを見せず大差の判定で勝利した。「まず赤穂君にお礼をいいたい。2人で日本のスーパーフライ級を一緒に引っ張ってきた。ボクのボクシングはこういうスタイルなので、みなさんいリアルを届けられたか不安ですけど、これからどんどん勝って協栄ジムを盛り上げていきたい」と話した。

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佐藤が判定防衛!3-0圧勝/ボクシング

4回、赤穂(右)とクリンチしながら舌をペロリと出す佐藤(撮影・江口和貴)

<プロボクシング:WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ>◇31日◇東京・大田区総合体育館

 王者の佐藤洋太(28=協栄)が挑戦者の赤穂亮(26=横浜光)を3-0の大差判定勝ちで下し、2度目の防衛に成功した。

 序盤から左ジャブを的確に赤穂の顔面にヒットさせ、間合いを詰めさせない。ロープ際に体ごと押し込まれる場面もあったが、大ぶりのパンチを巧みにかわし、クリーンヒットを回避し続けた。手数でも大幅に上回る完勝だった。

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畑山に刺激された赤穂「自分をほめたい」

 今日31日、大田区総合体育館で開催される3大世界戦(日刊スポーツ後援)の調印式と計量が30日、都内で行われた。

 WBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28=協栄)に挑戦する同5位の赤穂亮(26=横浜光)は、尊敬する元WBA世界スーパーフェザー級&ライト級王者畑山隆則を目指す。ジムの先輩にあこがれ、17歳で横浜光ジムに入門。デビュー以来21戦負けなしという輝かしい戦歴をひっさげ、世界王座に挑戦する。「ここまで来た自分をほめたい」と佐藤とのタイトル戦を翌日に控え、淡々と話した。

 中学、高校とケンカに明け暮れていたときに、テレビで畑山の試合を見た。「自分は井の中の蛙(かわず)。世の中にはもっと強いやつがいる」と同じ体格の中で、世界一を決められるボクシングを志した。

 「畑山-坂本戦のような、中高生がああなりたい、というような試合をしたい」というのが赤穂の願いだ。坂本の強打に、足を止めて打ち合った畑山のように、真っ向勝負を赤穂は佐藤に挑んでいく。そのために、赤穂は自分の拳を信じて、最後までKOを狙う。

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王者佐藤KO決着宣言「1回倒さないと」

公開スパーリングを行うWBCスーパーフライ級王者の佐藤(撮影・江口和貴)

 WBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(28=協栄)は大みそかの東京・大田区総合体育館での防衛戦を前に14日、東京都内で会見した。

 王者佐藤は、決戦モードに入った。挑戦者で同級5位の赤穂亮(横浜光)との舌戦もヒートアップ。「不真面目なボクサーで勝っているボクサーはオレだけで十分。赤穂は1回倒さないといけない」とKO決着を宣言した。会見後のスパーリングでは16歳の新鋭、前川龍斗と対戦。1回に右のパンチをもらい、ぐらつく場面もあった。「心強いパートナー。あと1年もしたらオレはかなわなくなるよ」と充実した練習に笑顔交じりに話していた。

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佐藤V2戦へ余裕「赤穂対策特にない」

公開スパーリングで右ストレートを放つ佐藤(右)(撮影・江口和貴)

 WBCスーパーフライ級タイトルマッチ(31日・大田区総合体育館)で2度目の防衛を狙うチャンピオンの佐藤洋太(協栄)が14日、東京都内で練習を公開し、挑戦者で同級5位の赤穂亮(横浜光)との一戦に「毎日スパーリングをしているけど、赤穂選手の対策は特にない」と余裕を漂わせた。

 WBC同級タイトルマッチで国内ジム所属選手が対戦するのは、2005年7月の川嶋勝重-徳山昌守以来となる。両者は世界戦で3度対戦し、04年6月に川嶋が1回TKOで王座を奪取し、通算は徳山の2勝1敗だった。高校時代から徳山に憧れた佐藤は「あのKO負けはショックだった。ああいうのをもらってはいけない。僕はKOで勝ちたい」と気を引き締めた。

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佐藤ノーガード戦法 V2戦へ公開スパー

公開練習でスパーリングを行うWBC世界スーパーフライ級王者佐藤(撮影・中島郁夫)

 次のタイトル戦はノーガードで勝つ。12月31日に東京・大田区総合体育館で2度目の防衛戦を行うWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(28=協栄)が15日、東京・新宿区の協栄ジムで公開練習を行った。スパーリングパートナーのウォーズ勝又(勝又)を相手に4ラウンド。だらりと両腕を下げ、首と上体の動きでパンチをかわし、次々と強打を打ち込んだ。

 これまでに200回を超えるスパーリングをこなし、そのほとんどでノーガード戦法を試している。それも対戦相手で東洋太平洋スーパーライト級5位の赤穂亮(横浜光)対策の一環だ。「赤穂君は技術はないが、パンチ力がある。怖いから、あえてガードを下げる」と佐藤。両手で顔を覆ってガードする戦い方は、一見安全策に見えるが、相手にとっては的が大きく、こちらの出すパンチもわかりやすいという逆転の発想だ。

 試合中にこぶしを振り回したり、ガードを下げて相手を挑発しているように見えるため、周囲からの批判も多い。母親の千葉りょうさん(61)からも「振り回すな。まじめにやれ」としかられたというが「これをやったら勝利に近づく。わが道をいく」と佐藤は全く意に介さない。【桝田朗】

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大みそか3+1=4世界戦!内山、佐藤ら

 トリプル世界戦(日刊スポーツ後援)が12月31日、東京・大田区総合体育館で開催されることが19日、発表された。WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(32=ワタナベ)は暫定王者で同級1位ブライアン・バスケス(25=コスタリカ)と統一戦、WBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28=協栄)は東洋太平洋王者で同級5位の赤穂亮(26=横浜光)と日本人対決による2度目の防衛戦、WBA世界スーパーフライ級14位の河野公平(31=ワタナベ)は同級王者テーパリット・ゴーキャットジム(23=タイ)に挑戦する。

 TBS系列もWBA世界ミニマム級2位宮崎亮(24=井岡)の世界挑戦を発表しており、大みそかに史上初となる1日4試合の世界戦が行われる。内山は「他の日本人選手に負けない試合をしたい。とにかく圧勝しないといけない」と気持ちを高めた。内山の所属するワタナベジムの渡辺会長は「紅白に負けないように盛り上げたい」と話した。

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ヤンキーマジック佐藤V1/ボクシング

7回 不敵な笑みを浮かべロペス(手前)を挑発する佐藤(撮影・浅見桂子)

<プロボクシング:WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇横浜文化体育館

 マジカル・ボックスの真骨頂だ! WBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28=協栄)が、持ち前のトリッキーなボクシングで最強挑戦者に圧勝した。リング内を変幻自在に動き回って、同級1位シルベスター・ロペス(24=フィリピン)を終始ほんろう。拳を回しながら打つ「ぐるぐるパンチ」を披露するなど、要所で有効打を決めて、ジャッジ1人が10ポイント差をつける大差判定勝ち。ファンからの公募で決まった「マジカル・ボックス」の愛称通りのスタイルで、初防衛に成功した。

 緊迫のゴング前だった。佐藤はリングサイドにいたWBC世界バンタム級4位の亀田和毅と父史郎氏の姿を確認した。最強挑戦者ロペスを前にしながら「試合後(亀田に)リングに上がられて、メンチ切りとかされちゃうのかな。どうしよう」と考えるゆとりがあった。試合後は「今思えば、勝つ絵が見えていた。落ち着いていた」と心理状況を分析した。

 精神的な余裕が「マジカル・ボックス」の愛称通りのスタイルを導き出す。フェイントを駆使し、前後左右に動き回って、ロペスの攻撃をかわす。ノーガードで首振りの挑発で、正統派スタイルの相手心理を揺さぶった。心身ともにほんろうさせ、右拳をぐるぐる回しながらの右ストレートなど、有効打を的確にたたき込んだ。1人のジャッジが10ポイント差の完勝。「ロペスはいい人だから基本通りのボクシング。僕はひねくれて、ねじ曲がってますから」と無傷の顔を緩ませた。

 変幻自在なボクシングの裏には、トリッキーな練習法とスケボーがある。普段からサンドバッグ打ちなどはほとんどせず、実戦的なスパーリングのみ。試合前の約2カ月で、普通の選手の約3倍となる約300ラウンドをこなす。さらに中学1年から続けるスケボーはプロ並みの技術を持つ。簡単にジャンプして板を回転させるなど反射神経の良さが防御に生きている。

 世界王座奪取後も、警察官から2度も職務質問された。午前中は時給1000円のガソリンスタンドのアルバイトをこなす。生活のリズムは変えなかった。練習時のヘッドギア、グローブも4回戦ボクサーからのお下がりのままで、シューズも800円の格安を使う。世界王者になっても何も変わらなかったが、精神面だけは違った。

 茶髪とピアスの不良だった高校時代は先生から目の敵にされた。世間を見返すための、唯一の場がボクシングだった。プロに入っても、反骨精神をリングにぶつけてきたが、世界王者になると変化が生まれた。「責任感が増した。ジムの色は王者が決める。負けるに負けられないし、新しい世界王者像をつくりたい」。王者の自覚が、リスクを冒したトリッキーなスタイルを支えていた。

 初防衛戦で指名挑戦者をクリア。次戦は10月、地元岩手を含む東北での防衛戦が有力だ。相手はWBA同級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)、WBC同級6位の赤穂亮(横浜光)、観戦に訪れた亀田和らも候補。「誰でもいい。(金平)会長から言われた相手と戦うだけ。まあ夏は遊びますよ」。元ヤンキーが長期防衛を予感させる世界王者に成長した。【田口潤】

 ◆佐藤洋太(さとう・ようた)1984年(昭59)4月1日、岩手県盛岡市出身。マイク・タイソンに憧れて中学3年でボクシングを始める。盛岡南高3年時の国体3位、インターハイ5位。04年2月のプロデビュー戦は黒星。10年5月日本スーパーフライ級暫定王座獲得。同9月に正規王座に。昨年11月は同級3位大庭健司を4回KOで下し5度目の防衛に成功。今年3月、WBC世界同級王座を獲得。プロ戦績は25勝(12KO)2敗1分け。171センチの右ボクサーファイター。

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佐藤岩手凱旋試合なら相手は大毅?

初防衛戦に挑む佐藤洋太

 WBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28=協栄)が7月8日の同級1位シルベスター・ロペス(24=フィリピン)との初防衛戦(横浜文化体育館)に勝てば、10月にも故郷岩手で2度目の防衛戦を行うことが28日、分かった。東北での世界戦となれば、12年ぶり18回目。岩手県での開催なら史上初となる。

 佐藤は5月に母校の盛岡南高に凱旋(がいせん)した。同行した協栄ジムの金平桂一郎会長(46)は地元の歓迎と佐藤の人気に感激。「恩返しのためにも、必ず東北での世界戦を実現する」と心に誓った。第1候補はもちろん盛岡で、仙台、福島も候補になる。

 対戦相手はWBA同級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)、金平会長が初防衛戦後にオファーを出すと明言したWBC同級5位の亀田大毅(亀田)、さらに同6位の赤穂亮(横浜光)らが有力。金平会長は「井岡対八重樫戦のような盛り上がる試合、そしてファンの望むカードを実現したい」と話した。

 佐藤も「盛岡で試合ができればうれしい」。続けて「まずは初防衛戦に勝たないといけないですね」と気を引き締めた。

 ◆東北での世界戦 過去17回あるが、00年4月に青森・八戸体育館で行われたWBA世界ミニマム級王者ガンボア-佐井敦史戦が最後。岩手県では開催がない。協栄ジムは東北との相性は良く、81年12月、渡嘉敷勝男が宮城県スポーツセンターでWBA世界ライトフライ級王座を奪取。95年11月にはWBA世界ライトフライ級王者だったナザロフがいわき市総合体育館で4度目の防衛に成功した。

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赤穂TKO 東洋太平洋V1/ボクシング

初防衛に成功した赤穂亮は、9回TKO勝利にも内容に不満の表

<プロボクシング:東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール◇1800人

 同級王者の赤穂亮(27=横浜光)が、初防衛に成功した。同級1位の白石豊土(25=協栄)の挑戦を受け、序盤から激しい打ち合いを展開。3回にはパンチで敵の額をカットに追い込み、激しい流血となった9回途中にレフェリーストップ。同回1分24秒、TKO勝ちを飾った。赤穂は「プレッシャーはなかったけど、リングで体が動かなかった。白石選手はタフでした」と振り返った。

 赤穂は6月に右手薬指脱臼骨折で8月に予定されていた日本同級王者佐藤洋太(協栄)との統一戦が中止に。仕切り直しの初防衛戦だった。

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赤穂新王者 亡き会長に捧ぐ/ボクシング

東洋太平洋スーパーフライ級王座を奪取した赤穂亮

<プロボクシング:東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール◇1200人

 同級1位の赤穂亮(24=横浜光)が同級2位フレッド・マンドラビー(23=オーストラリア)を下し、王座を奪取した。1回、3回に1度ずつ、5回には2度のダウンを奪い、同回終了TKO勝利を飾った。7日未明に心筋梗塞で所属ジム会長の宮川和則さん(享年62)が死去。「オレがジムを盛り上げ、ジム唯一のベルトを取りたかった」と勝利をささげた。また同ジムは石井一太郎会長代行が運営し、存続する方向という。

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亡き会長に捧げる王者奪取/ボクシング

<プロボクシング:東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール◇1200人

 スーパーフライ級1位の赤穂亮(24=横浜光)が新王者となった。同級2位フレッド・マンドラビー(23=オーストラリア)と王座をかけて対戦し、1回、3回とダウンを奪って主導権を握った。5回には右フックで、さらに2度のダウンを奪った。同回終了後に相手陣営の棄権の申し出があり、5回終了TKO勝ちとなった。

 今月7日未明に心筋梗塞で、横浜光ジム会長の宮川和則さん(享年62)が死去。赤穂は「ジムを引っ張るじゃないですが、ジムを盛り上げられるようベルトを取りたかった」と話した。

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