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辰吉寿以輝は負傷で12針 次戦は「時間おく」会長

11月6日、左目付近の流血でドクターチェックを受ける辰吉寿以輝(代表撮影)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位・寿以輝(24=大阪帝拳)の初タイトル戦が大幅にずれ込む。

6日に後楽園ホールで行われた今村和寛(22)とのスーパーバンタム級8回戦で左目上を負傷し、2回終了引き分けに終わった。7日に帰阪して治療を行い、12針縫ったという。大阪帝拳の吉井会長は次戦について「まずけがを治してから。今まで以上に時間をおくことになるでしょう」。勝ってタイトル戦への筋道をつけたかったプランが崩れ、屈辱から出直しを図る。

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辰吉寿以輝バッティングで出血 負傷判定痛いドロー

Sバンタム級8回戦、2回、激しく打ち合う辰吉(左)と今村(代表撮影)

<ボクシング・スーパーバンタム級8回戦>◇6日◇後楽園ホール

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位・寿以輝(24=大阪帝拳)の14戦目は負傷引き分けに終わった。

寿以輝の戦績は13勝(9KO)1分け。2戦2勝の今村和寛(22=本田フィットネス)と対戦。辰吉は2回に偶然のバッティングで左目上付近から出血。2回終了後ドクターストップとなった。寿以輝は「こんな結果でふがいない。いろいろ練習してきたのに。今からエンジンがかかるところだった」と悔しさをあらわにした。

新型コロナウイルス感染症の影響で試合予定が流れ、今年最初で最後の試合になる。目指す初タイトルへ痛いドローだが、「まず決まった試合をクリアしてチャンスがあれば…。でも、今日の試合では何も言えないです」と語った。

引き分けに終わり、健闘をたたえ合う辰吉(左)と今村(代表撮影)
観戦に訪れた辰吉寿以輝の父・辰吉丈一郎(左)ら(代表撮影)
左目付近の流血でドクターチェックを受ける辰吉寿以輝(代表撮影)

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辰吉寿以輝が前日計量クリア 4年ぶり聖地後楽園へ

辰吉寿以輝(2019年12月17日撮影)

4年ぶりで東京・後楽園ホールのリングに上がる日本スーパーバンタム級8位辰吉寿以輝(24=大阪帝拳)が5日、都内で前日計量をクリアした。

元世界王者辰吉丈一郎の次男で、スーパーバンタム級8回戦で14戦目に臨む。辰吉はリミット55・3キロを下回る54・9キロ、対戦相手で日大出身の今村和寛(28=本田)は55・2キロだった。6日に、WBO世界フライ級3位中谷潤人(22=M・T)の世界初挑戦のセミファイルに出場する。

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辰吉寿以輝「久しぶり東京で暴れる」次戦決定初の左

プロ14戦目が決まった辰吉寿以輝(提供:大阪帝拳)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎の次男、寿以輝(24=大阪帝拳)の14戦目となる次戦が28日、発表された。

11月6日、後楽園ホールで今村和寛(28=本田フィットネス)とスーパーバンタム級8回戦。寿以輝にとって初めて、サウスポーとの対戦になる。

寿以輝は「このコロナ騒動の中、試合ができることに感謝します。世界戦の前座という舞台でもやらせてもらえるので、盛り上がるので応援よろしくお願いします。久しぶりの東京で思いっきり暴れますので、ぜひ楽しみにしてください」とコメント。

大阪帝拳の吉井寛会長は「コロナ禍の中、試合ができることに感謝いたしております。辰吉には初のサウスポー選手との試合ですので、しっかりクリアしてもらい来年につなげていってもらいたい」と先につなげる一戦として期待した。

プロ14戦目が決まり練習に励む辰吉寿以輝(提供:大阪帝拳)

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中谷潤人11・6世界戦 セミファイナル辰吉寿以輝

中谷潤人(2020年6月10日撮影)

ボクシングWBO世界フライ級3位中谷潤人(22=M・T)の世界初挑戦が、11月6日に決定した。主催の帝拳ジムとM・Tジムが23日に発表した。

東京・後楽園ホールで、同級1位ジーメル・マグラモ(26=フィリピン)との王座決定戦。新型コロナウイルスで来日のめどが立たず、4月と8月に2度延期となっていた。

マグラモはPCR検査、手続きを完了し、22日に来日してホテルに自主隔離している。一行はジャニー・エロルデ・プロモーター、元東洋太平洋王者で来日経験ある父メルビンさん、世界挑戦経験があるエロルデ氏の息子のファン・ミゲル氏、来日経験ある元東洋太平洋王者ペドリト・ローレンテ。こちらも初の世界挑戦へ向けて、ホテルで調整していく。

また、セミファイナルには元世界王者辰吉の長男で、日本バンタム級8位の寿以輝(24=大阪帝拳)が8回戦に臨む。対戦相手はアマ経験ある2戦2勝(IKO)の今村和寛(28=本田)。他に3試合が予定され、日テレ・ジータスとBS日テレで生放送される。入場券の一般販売はしない。

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辰吉丈一郎の次男・寿以輝がジムワークを本格再開

練習に臨む辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位の辰吉寿以輝(23=大阪帝拳)が9日、本格的なジムワークを再開した。

昨年12月の試合で日本ランカーに勝利し、年内にタイトル戦が計画された。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ボクシングの興行は、のきなみ中止。寿以輝の14戦目、初タイトルマッチも宙に浮いたままとなっている。

寿以輝は「今年に入ってスパーリングもしていないが、モチベーションが下がることはない。(年齢的に)今が一番だとは思うが、それは先になってみないと分からない」と冷静に語った。

父の丈一郎が5月15日に節目の50歳の誕生日を迎えた。ケーキを持って祝ったという寿以輝だが、「見た目は変わらないんで。何も変わらない」。

自身も8月に24歳の誕生日を迎える。ボクサーとしては最も充実期といえるが、「あせりはない。最後に世界王者になれればいい」。いまだ見えない次戦に向けて、トレーニングを積んでいく。【実藤健一】

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辰吉寿以輝TKO勝利も父丈一郎「どんくさいなあ」

息子寿以輝の試合の観戦に訪れた丈一郎氏(撮影・前田充)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇17日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男で、日本スーパーバンタム級14位の寿以輝(23=大阪帝拳)が、初タイトルに王手をかけた。

プロ13戦目で初の日本ランカー、日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)に4回2分30秒TKO勝ち。戦績を13勝(9KO)無敗とし、来年は上位ランク入りが確実。吉井寛会長は日本に限らず、東洋太平洋などあらゆる可能性を見据え「来年早々にもチャンスがあれば、年内には必ず(タイトル戦を行う)」と明言した。

タイトル戦に見合う、進化した姿を披露した。左ジャブで1回から中村の右目上を切り裂き、左フックでダウンを奪った。最後は出血でレフェリーストップ。父の丈一郎は1回で仕留めきれなかった内容に「どんくさいなあ」と辛口。寿以輝は「今日はパンチが乗っていた。早く倒そうと飛ばしすぎた」と反省した。

中村に勝利し、インタビューに答える辰吉(撮影・前田充)
辰吉寿以輝対中村誠康 1回、中村(右)からダウンを奪う辰吉(撮影・前田充)
辰吉寿以輝対中村誠康 息子・寿以輝の試合の観戦に訪れた辰吉丈一郎氏((撮影・前田充)
辰吉寿以輝対中村誠康 父・丈一郎氏(手前右から2人目)を横目に入場する辰吉寿以輝(撮影・前田充)

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辰吉寿以輝「力になる」5位中村に4回TKO勝ち

辰吉寿以輝対中村誠康 1回、中村(右)からダウンを奪う辰吉(撮影・前田充)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇17日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男で、日本スーパーバンタム級14位の寿以輝(23=大阪帝拳)が、プロ13戦目となる日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)戦に臨み、4回TKO勝ちで無傷の連勝を伸ばした。

1回から左ジャブで中村の右目上をカットし、左フックでダウンを奪う。その後も攻め続け4回2分30秒、出血で試合続行不可能となりTKO勝ちした。寿以輝は「倒そうと思ってリングに上がった。今日勝ったことは力になる」と語った。

息子・寿以輝の試合の観戦に訪れた辰吉丈一郎氏(撮影・前田充)

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辰吉寿以輝「KO勝ちで締めくくる」ランカー初対戦

プロ13戦目へ前日軽量をクリアした辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男、寿以輝(23=大阪帝拳)が16日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で前日計量に臨み、54・9キロ(リミット=スーパーバンタム級55・3キロ)でクリアした。

寿以輝はこれまで12戦全勝(8KO)で今回がプロ13戦目。17日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)と8回戦を行う。

初めての日本ランカーとの対戦となるが、寿以輝は「俺の方が強いと思う。あまり早く終わってもあかんから、我慢比べになったら。(今年を)KO勝ちで締めくくる」と力強く宣言した。

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辰吉寿以輝、プロ13戦目は12月「倒して勝つ」

プロ13戦目へファイティングポーズの辰吉寿以輝

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男、寿以輝(23=大阪帝拳)のプロ13戦目が17日、大阪市内の所属ジムで発表された。寿以輝はこれまで12戦全勝(8KO)。

12月17日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)とスーパーバンタム級(リミット55・3キロ)の契約ウエートで8回戦を行う。勝てば日本、東洋太平洋の上位ランク入りは確実。ジムの吉井寛会長も「来年に向けて節目の試合になる」と明言した。

寿以輝は「決まってうれしい。(相手がランク)上でいいです。気持ちで負けない。自分の方がパンチあると思う。必ず倒して勝ちます」。1階級下、父親の代名詞といえるバンタム級でも戦えるとしながら「階級にこだわりは全然」。チャンスがあるところで、世界へのステップを駆け上がっていく。

プロ13戦目の会見に臨む辰吉寿以輝。右は大阪帝拳の吉井会長

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辰吉寿以輝「ダメダメ」12連勝も4連続KO逃す

3回、藤岡拓弥(左)に左フックを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇26日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が3-0判定で、デビュー12連勝(9KO)とした。試合前に左拳を痛めて、思うようにジャブが使えず中に入られた。

また過去9勝(1KO)9敗1分でKO負けのない藤岡拓弥(26=VADY)のタフさに苦しみ、4連続KOを逃した。

寿以輝は父丈一郎に「(左)痛いか?」と問われ「めちゃめちゃ痛い」と返した。「ダメダメでしたね。(KOを)狙いに行き過ぎました」と振り返った。ただ、極端なインファイトを仕掛ける相手と対戦経験がなく「いい経験にはなりました」と前向きにとらえた。

いつもは辛口の父も「拳痛めてて勝ったんやから、よかったんちゃう?」。拳の負傷については深刻に受け止めているようで「左はボクサーにとって(痛めると)致命的。車のタイヤがなくなるみたいなもんやから。1カ月は動かさず、ギプスとかした方がええかも」と話した。

今後は年内に初の日本ランカー(10位内)との対戦が組まれる予定だが、練習スケジュールには悩まされそうだ。

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辰吉寿以輝「4連続KOで」デビュー12連勝誓う

4連続KOでデビュー12連勝を誓う辰吉寿以輝(撮影・加藤裕一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が7日、大阪市内の同ジムで会見し、次戦を7月26日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行うと発表した。スーパーバンタム級8回戦で、9勝(1KO)9敗1分けのオーソドックススタイルの藤岡拓弥(26=VADY)と対戦する。

今回はプロ12戦目。1度は初の日本ランカー戦として同10位内選手との対戦が内定したものの、相手が約3週間前に眼窩(がんか)底を骨折、キャンセルとなった。辰吉は「僕もケガでキャンセルしたことあるんで、仕方ないです。今までと変わらず、左(の手数、使い方)と足(フットワーク)を心掛けてやります。今年中に日本ランカーとやりたいけど、まず目の前に集中。4連続KOで勝ちます」。デビュー12連勝を誓った。

吉井寛会長は「ボクサーとしての力量は確実に上がっている。コンビネーションも練習ではできてきた。試合でもいいパフォーマンスができてるしね。(日本)ランカーとやって、胸を張れるんちゃうかな」。今回は経験値を上げるため、初のサウスポー戦というプランもあった。DNAは徐々に覚醒。日本ランカー戦→ランクを上げて、日本タイトル挑戦-。その未来予想図がリアリティーを増してきた。

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辰吉寿以輝が初1回KO「オヤジも最速2回でしょ」

松浦にTKO勝ちし、喜ぶ辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇5日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が5日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で56・5キロ契約の8回戦を行い、松浦大地(29=ワタナベ)を1回2分7秒TKOで破った。

プロ11戦全勝(8KO)。これまでデビュー1、2戦目の2回KOを超える、初の1回KOだ。14KO勝利を挙げた父も最速は5度の2回KOで“父超え”を果たした。

鮮やかなラッシュだった。1分過ぎ、右ボディーが入ると連打から左フックで最初のダウンを奪う。立ち上がった松浦にまたも連打で2度目のダウンを奪い、最後は敵コーナーに追い込み連打を見舞うと、レフェリーが試合を止めた。

左ジャブ、上下の打ち分けによるコンビネーションをテーマに臨んだ。辰吉は過去10戦より「自分の思ったことができたと思います」と喜んだ。リング上のインタビューでは「必ず世界をとるんで、応援よろしくお願いします」と宣言。「まあ“いつか”は言ってないんで。近未来じゃないです。ちょっとテンション上がっててイキッてしまいました」と照れたものの「でも、必ずいつかは、です」と力強く断言した。

リングサイドから見守った父は「本音を言えば、もっと余裕がほしい。倒れそうな相手にバーッでしょ? もうちょっと見て。コンビネーションって言やあコンビネーション。ボディーを打ったと言やあ打ったけど」と相変わらず辛口だったが「アマチュア経験がないから、キャリアを積むしかない。勝つことが自信につながる」と一定の評価はしたようだ。

スーパーバンタム級の日本ランカー(21位)として初の試合だった。次戦はいよいよ初の同ランカー戦となる可能性が高い。「1ラウンドKOは初めて。オヤジも最速は2回でしょ?」。囲み取材を報道陣の後ろで聞いていた父を“挑発”し、最高の1日を締めくくった。

辰吉寿以輝の試合に訪れた丈一郎氏(左)とるみ夫人(撮影・奥田泰也)

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辰吉丈一郎の次男寿以輝「当然KO」4・5に松浦戦

プロ11戦目を発表した辰吉寿以輝、右は大阪帝拳の吉井寛会長(撮影・加藤裕一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が12日、大阪市内のジムで次戦を発表した。4月5日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で松浦大地(29=ワタナベ)と56・5キロ契約の8回戦を行う。

松浦はプロ11戦6勝(2KO)3敗2分けの右オーソドックス。辰吉は10戦全勝(7KO)で最新の日本ランクで同級22位となった。「左を突いて、足を使うスタイルをもっと極めたい。当然KOで勝つつもりです」と話した。

父との関係は良好だ。最近ではロッキーのスピンオフ映画「クリード 炎の宿敵」を公開日の1月11日に2人で見に行ったという。

「嫁さんは子どもの世話してくれてるからダメなんで、僕から誘いました。まあまあ仲いいんですよ」

映画館では、意外にも父の存在が気づかれなかったようで、映画を見た後は「なんか『気持ちわかるわ~』とか、ブツブツ言うてました」と笑った。

ただし、父からのボクシングに関する“小言”には一切耳を貸さず、マイペースを貫く。日本タイトル挑戦には12位以内にいることが必要で、現在はまだ圏外。「タイトル戦はやりたいですけど、早くという気は全然ないです。ちゃんと力をつけてからやないと、イヤですから」。地道にコツコツというスタイルを守って「ボクサー辰吉寿以輝」を完成させていく。

プロ11戦目を発表した辰吉寿以輝(撮影・加藤裕一)

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辰吉寿以輝3回TKO勝ちも父丈一郎「どんくさい」

1回、平島(左)からダウンを奪う辰吉(撮影・渦原淳)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇22日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)がスーパーバンタム級の16年西部日本新人王平島祐樹(35=三松スポーツ)に3回2分39秒、TKO勝ちし、10戦全勝(7KO)で18年を締めくくった。

第1ラウンド(R)にドンピシャの左、右のカウンターで2度のダウンを奪い、第2Rでは左フックでぐらつかせた。第3Rは左右の連打から右ストレートをクリーンヒットさせると、レフェリーが試合を止めた。

2戦連続KO勝利に寿以輝は「相手が倒れたことないって聞いて、変に意識してしまった」と苦笑いしたが、内容はキャリア10戦で屈指。初回から飛ばした。課題だった左の手数、バリエーションも増えた。「ずっと練習していた」というカウンターの右ストレートも流れの中で出せた。「以前より成長はしていると思います」という寿以輝に、吉井寛会長も「最初から手が出てたし、及第点」と満足そうだ。次戦は本来なら今回実現させたかった日本、東洋太平洋ランカーとの対戦を実現させ「最高なんは日本ランカー。1日も早くランキング入りさせたい」と語り、来年中のタイトル挑戦にも「もちろん」と意欲的だった。

ただ、父の辰吉丈一郎は相変わらず、手厳しい。この日もリングサイドで観戦。「成長はしてるけど」とした上で「相手には申し訳ないけど、1ラウンドで仕留めんと。どんくさい。連打とコンビネーションは違うでしょ? 連打やからクリンチで逃げられる。コンビネーションやったら、逃げられへん」。寿以輝に欠けているものとして「まとめること。“このパターンや”いうのを作らんとね。もっと派手に。こぢんまりやったら、おもしろくない。今のままなら(タイトル挑戦の)資格はない」とピシャリ。寿以輝オリジナルの必殺パターンを求めた。

辰吉と父の辰吉丈一郎(右端)(撮影・渦原淳)

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辰吉寿以輝「実力つけば決まる」日本ランカーを切望

10戦目の発表会見に臨んだ辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男で、9戦9勝(6KO)の寿以輝(22=大阪帝拳)の10戦目が30日、大阪市内のジムで発表された。12月22日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、平島祐樹(35=三松スポーツ)とのスーパーバンタム級8回戦に臨む。

大阪帝拳の吉井会長によると、日本ランカーとのマッチメークを目指したがまとまらず。「(ランカーの)誰か胸を貸してほしい。どこでも行きます」とアピール。寿以輝も「自分の実力がつけば自然と実現するはず。来年こそランカーとできるように」と切望した。

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辰吉寿以輝「圧倒的に上回って倒す」10戦目に淡々

10戦目の発表会見に臨んだ辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男で、9戦9勝(6KO)の寿以輝(22=大阪帝拳)の10戦目が30日、大阪市内のジムで発表された。

12月22日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、平島祐樹(35=三松スポーツ)とのスーパーバンタム級8回戦に臨む。

寿以輝は相手について「印象は特にない。ジャブを突いて、普通のボクシング」と淡々と話す。相手よりも自分。「魅せられるボクシングをします。左を突いて足を使って、パンチをもらわずKOで勝ちます。圧倒的にすべて上回って倒したい」と宣言した。今回、日本、東洋太平洋のランカーとの対戦を目指したが実現せず。寿以輝は「来年こそランカーとできるように」とアピールすべく、圧倒的なパフォーマンスを予告した。

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「辰吉がそういう試合いかん」父が寿以輝KOに苦言

ノルディー・マナカネに左ボディを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が、インドネシア・フェザー級王者ノルディー・マナカネ(32)に5回2分37秒、KO勝ちした。

 プロ9戦目で初の10回戦。9勝(6KO)となった。相手は12年に亀田興毅のWBA世界バンタム王座に挑戦した男。左ボディーで沈めた、寿以輝は「まだ全然ダメ」。父丈一郎も「さすがプロとお客さんに言わせんと。“辰吉”がそういうボクシングをしたらいかんのよ」と手厳しかった。

辰吉寿以輝の試合を観戦する辰吉丈一郎(撮影・上田博志)

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辰吉寿以輝が5回KO勝ち、タイトル挑戦にも色気

ノルディ・マナカネに5回KO勝ちした辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(じゅいき、21=大阪帝拳)が初の10回戦を5回KO勝ちで飾った。

 インドネシア・フェザー級王者のノルディ・マナカネ(32)を左ボディーで沈め、寿以輝は9戦9勝(6KO)となった。

 序盤から左右のボディーを中心に攻めた。2回以降は接近戦となり、時折相手の大振りなパンチを見せられる展開となったが、冷静に試合を組み立てた。

 5回は相手をロープ際に追い込み、左ボディーで決定打。試合直後のリングでは冷静な表情で「もっと練習して、もっと頑張ります。(試合では)練習したことをしようと思いました。今日のやったら、まだまだ全然ダメ」と語った上で「GOサインが出れば、いけるようにします」とタイトル戦にも色気を出した。

 相手は試合前時点で59戦32勝(18KO)25敗2分けと経験豊富だったが、寿以輝は「全然大丈夫です」と強気な姿勢を見せていた。控室では、頭を付けてきた相手との戦いを「ちょっとやりにくかったです」と振り返り「今のままでは全然ダメ」と再び反省の弁。隣の吉井寛会長は「課題としてはパンチの強弱」と振り返った。

 5月末には所属する大阪帝拳ジムのヘッドコーチ(HC)に、元WBA世界バンタム級王者の六車卓也氏(57)が就任。かねて寿以輝も「世界を取っている人ですから、間違いないですよ」と六車HCの教えを喜んでいた。納得の快勝とはいかなかったが、新しい空気を吸っている寿以輝がまた1歩、前に進んだ。

5回、ノルディ・マナカネに左ボディを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

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辰吉丈一郎「魅せるのがプロ」寿以輝KO勝ちも注文

5回、ノルディ・マナカネにKO勝利し笑顔を見せる辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)が、9戦全勝とした息子の戦いに注文を付けた。

 次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(じゅいき、21=大阪帝拳)が初の10回戦で、インドネシア・フェザー級王者のノルディ・マナカネ(32)に左ボディーで5回KO勝ち。9戦9勝(6KO)とした寿以輝だったが、辰吉は「求めているのは厳しいけれど、『辰吉』はそういうボクシングをしたらいかん。魅(み)せるのがプロボクサーやから」と厳しい言葉を投げかけた。

 序盤からボディーを中心に攻め、最後も左ボディーで仕留めた寿以輝。だが、元世界王者の父は冷静にKOまでの道筋を分析した。

 「単純に試合をして、試合が終わっただけの話。何も得たもんがない。素人が(寿以輝が)ボディーを狙っているのを分かっているんやもん。途中で上を狙って、最終的にボディーやったりな。それがプロボクサーや。ボディーを狙っているにしても、いかにしてボディーで倒すか。(観客が)見て、『ああ』って思わせるのが、プロや」

 今後はタイトル戦も視野に入るが、寿以輝も「今のままじゃ全然ダメ。今のままじゃ失礼になる」と口にした。試合後、辰吉とは少しだけ言葉を交わした。直接、試合内容を指摘されることはなかったが、寿以輝自身にも満足感はなかった。

ノルディ・マナカネに5回KO勝ちした辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

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