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辰吉丈一郎の次男・寿以輝がジムワークを本格再開

練習に臨む辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位の辰吉寿以輝(23=大阪帝拳)が9日、本格的なジムワークを再開した。

昨年12月の試合で日本ランカーに勝利し、年内にタイトル戦が計画された。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ボクシングの興行は、のきなみ中止。寿以輝の14戦目、初タイトルマッチも宙に浮いたままとなっている。

寿以輝は「今年に入ってスパーリングもしていないが、モチベーションが下がることはない。(年齢的に)今が一番だとは思うが、それは先になってみないと分からない」と冷静に語った。

父の丈一郎が5月15日に節目の50歳の誕生日を迎えた。ケーキを持って祝ったという寿以輝だが、「見た目は変わらないんで。何も変わらない」。

自身も8月に24歳の誕生日を迎える。ボクサーとしては最も充実期といえるが、「あせりはない。最後に世界王者になれればいい」。いまだ見えない次戦に向けて、トレーニングを積んでいく。【実藤健一】

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辰吉寿以輝TKO勝利も父丈一郎「どんくさいなあ」

息子寿以輝の試合の観戦に訪れた丈一郎氏(撮影・前田充)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇17日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男で、日本スーパーバンタム級14位の寿以輝(23=大阪帝拳)が、初タイトルに王手をかけた。

プロ13戦目で初の日本ランカー、日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)に4回2分30秒TKO勝ち。戦績を13勝(9KO)無敗とし、来年は上位ランク入りが確実。吉井寛会長は日本に限らず、東洋太平洋などあらゆる可能性を見据え「来年早々にもチャンスがあれば、年内には必ず(タイトル戦を行う)」と明言した。

タイトル戦に見合う、進化した姿を披露した。左ジャブで1回から中村の右目上を切り裂き、左フックでダウンを奪った。最後は出血でレフェリーストップ。父の丈一郎は1回で仕留めきれなかった内容に「どんくさいなあ」と辛口。寿以輝は「今日はパンチが乗っていた。早く倒そうと飛ばしすぎた」と反省した。

中村に勝利し、インタビューに答える辰吉(撮影・前田充)
辰吉寿以輝対中村誠康 1回、中村(右)からダウンを奪う辰吉(撮影・前田充)
辰吉寿以輝対中村誠康 息子・寿以輝の試合の観戦に訪れた辰吉丈一郎氏((撮影・前田充)
辰吉寿以輝対中村誠康 父・丈一郎氏(手前右から2人目)を横目に入場する辰吉寿以輝(撮影・前田充)

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辰吉寿以輝「力になる」5位中村に4回TKO勝ち

辰吉寿以輝対中村誠康 1回、中村(右)からダウンを奪う辰吉(撮影・前田充)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇17日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男で、日本スーパーバンタム級14位の寿以輝(23=大阪帝拳)が、プロ13戦目となる日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)戦に臨み、4回TKO勝ちで無傷の連勝を伸ばした。

1回から左ジャブで中村の右目上をカットし、左フックでダウンを奪う。その後も攻め続け4回2分30秒、出血で試合続行不可能となりTKO勝ちした。寿以輝は「倒そうと思ってリングに上がった。今日勝ったことは力になる」と語った。

息子・寿以輝の試合の観戦に訪れた辰吉丈一郎氏(撮影・前田充)

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辰吉寿以輝「KO勝ちで締めくくる」ランカー初対戦

プロ13戦目へ前日軽量をクリアした辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男、寿以輝(23=大阪帝拳)が16日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で前日計量に臨み、54・9キロ(リミット=スーパーバンタム級55・3キロ)でクリアした。

寿以輝はこれまで12戦全勝(8KO)で今回がプロ13戦目。17日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)と8回戦を行う。

初めての日本ランカーとの対戦となるが、寿以輝は「俺の方が強いと思う。あまり早く終わってもあかんから、我慢比べになったら。(今年を)KO勝ちで締めくくる」と力強く宣言した。

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辰吉寿以輝、プロ13戦目は12月「倒して勝つ」

プロ13戦目へファイティングポーズの辰吉寿以輝

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男、寿以輝(23=大阪帝拳)のプロ13戦目が17日、大阪市内の所属ジムで発表された。寿以輝はこれまで12戦全勝(8KO)。

12月17日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT)とスーパーバンタム級(リミット55・3キロ)の契約ウエートで8回戦を行う。勝てば日本、東洋太平洋の上位ランク入りは確実。ジムの吉井寛会長も「来年に向けて節目の試合になる」と明言した。

寿以輝は「決まってうれしい。(相手がランク)上でいいです。気持ちで負けない。自分の方がパンチあると思う。必ず倒して勝ちます」。1階級下、父親の代名詞といえるバンタム級でも戦えるとしながら「階級にこだわりは全然」。チャンスがあるところで、世界へのステップを駆け上がっていく。

プロ13戦目の会見に臨む辰吉寿以輝。右は大阪帝拳の吉井会長

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辰吉寿以輝「ダメダメ」12連勝も4連続KO逃す

3回、藤岡拓弥(左)に左フックを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇26日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が3-0判定で、デビュー12連勝(9KO)とした。試合前に左拳を痛めて、思うようにジャブが使えず中に入られた。

また過去9勝(1KO)9敗1分でKO負けのない藤岡拓弥(26=VADY)のタフさに苦しみ、4連続KOを逃した。

寿以輝は父丈一郎に「(左)痛いか?」と問われ「めちゃめちゃ痛い」と返した。「ダメダメでしたね。(KOを)狙いに行き過ぎました」と振り返った。ただ、極端なインファイトを仕掛ける相手と対戦経験がなく「いい経験にはなりました」と前向きにとらえた。

いつもは辛口の父も「拳痛めてて勝ったんやから、よかったんちゃう?」。拳の負傷については深刻に受け止めているようで「左はボクサーにとって(痛めると)致命的。車のタイヤがなくなるみたいなもんやから。1カ月は動かさず、ギプスとかした方がええかも」と話した。

今後は年内に初の日本ランカー(10位内)との対戦が組まれる予定だが、練習スケジュールには悩まされそうだ。

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辰吉寿以輝「4連続KOで」デビュー12連勝誓う

4連続KOでデビュー12連勝を誓う辰吉寿以輝(撮影・加藤裕一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(49)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が7日、大阪市内の同ジムで会見し、次戦を7月26日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行うと発表した。スーパーバンタム級8回戦で、9勝(1KO)9敗1分けのオーソドックススタイルの藤岡拓弥(26=VADY)と対戦する。

今回はプロ12戦目。1度は初の日本ランカー戦として同10位内選手との対戦が内定したものの、相手が約3週間前に眼窩(がんか)底を骨折、キャンセルとなった。辰吉は「僕もケガでキャンセルしたことあるんで、仕方ないです。今までと変わらず、左(の手数、使い方)と足(フットワーク)を心掛けてやります。今年中に日本ランカーとやりたいけど、まず目の前に集中。4連続KOで勝ちます」。デビュー12連勝を誓った。

吉井寛会長は「ボクサーとしての力量は確実に上がっている。コンビネーションも練習ではできてきた。試合でもいいパフォーマンスができてるしね。(日本)ランカーとやって、胸を張れるんちゃうかな」。今回は経験値を上げるため、初のサウスポー戦というプランもあった。DNAは徐々に覚醒。日本ランカー戦→ランクを上げて、日本タイトル挑戦-。その未来予想図がリアリティーを増してきた。

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辰吉寿以輝が初1回KO「オヤジも最速2回でしょ」

松浦にTKO勝ちし、喜ぶ辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇5日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が5日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で56・5キロ契約の8回戦を行い、松浦大地(29=ワタナベ)を1回2分7秒TKOで破った。

プロ11戦全勝(8KO)。これまでデビュー1、2戦目の2回KOを超える、初の1回KOだ。14KO勝利を挙げた父も最速は5度の2回KOで“父超え”を果たした。

鮮やかなラッシュだった。1分過ぎ、右ボディーが入ると連打から左フックで最初のダウンを奪う。立ち上がった松浦にまたも連打で2度目のダウンを奪い、最後は敵コーナーに追い込み連打を見舞うと、レフェリーが試合を止めた。

左ジャブ、上下の打ち分けによるコンビネーションをテーマに臨んだ。辰吉は過去10戦より「自分の思ったことができたと思います」と喜んだ。リング上のインタビューでは「必ず世界をとるんで、応援よろしくお願いします」と宣言。「まあ“いつか”は言ってないんで。近未来じゃないです。ちょっとテンション上がっててイキッてしまいました」と照れたものの「でも、必ずいつかは、です」と力強く断言した。

リングサイドから見守った父は「本音を言えば、もっと余裕がほしい。倒れそうな相手にバーッでしょ? もうちょっと見て。コンビネーションって言やあコンビネーション。ボディーを打ったと言やあ打ったけど」と相変わらず辛口だったが「アマチュア経験がないから、キャリアを積むしかない。勝つことが自信につながる」と一定の評価はしたようだ。

スーパーバンタム級の日本ランカー(21位)として初の試合だった。次戦はいよいよ初の同ランカー戦となる可能性が高い。「1ラウンドKOは初めて。オヤジも最速は2回でしょ?」。囲み取材を報道陣の後ろで聞いていた父を“挑発”し、最高の1日を締めくくった。

辰吉寿以輝の試合に訪れた丈一郎氏(左)とるみ夫人(撮影・奥田泰也)

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辰吉丈一郎の次男寿以輝「当然KO」4・5に松浦戦

プロ11戦目を発表した辰吉寿以輝、右は大阪帝拳の吉井寛会長(撮影・加藤裕一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が12日、大阪市内のジムで次戦を発表した。4月5日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で松浦大地(29=ワタナベ)と56・5キロ契約の8回戦を行う。

松浦はプロ11戦6勝(2KO)3敗2分けの右オーソドックス。辰吉は10戦全勝(7KO)で最新の日本ランクで同級22位となった。「左を突いて、足を使うスタイルをもっと極めたい。当然KOで勝つつもりです」と話した。

父との関係は良好だ。最近ではロッキーのスピンオフ映画「クリード 炎の宿敵」を公開日の1月11日に2人で見に行ったという。

「嫁さんは子どもの世話してくれてるからダメなんで、僕から誘いました。まあまあ仲いいんですよ」

映画館では、意外にも父の存在が気づかれなかったようで、映画を見た後は「なんか『気持ちわかるわ~』とか、ブツブツ言うてました」と笑った。

ただし、父からのボクシングに関する“小言”には一切耳を貸さず、マイペースを貫く。日本タイトル挑戦には12位以内にいることが必要で、現在はまだ圏外。「タイトル戦はやりたいですけど、早くという気は全然ないです。ちゃんと力をつけてからやないと、イヤですから」。地道にコツコツというスタイルを守って「ボクサー辰吉寿以輝」を完成させていく。

プロ11戦目を発表した辰吉寿以輝(撮影・加藤裕一)

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辰吉寿以輝3回TKO勝ちも父丈一郎「どんくさい」

1回、平島(左)からダウンを奪う辰吉(撮影・渦原淳)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇22日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)がスーパーバンタム級の16年西部日本新人王平島祐樹(35=三松スポーツ)に3回2分39秒、TKO勝ちし、10戦全勝(7KO)で18年を締めくくった。

第1ラウンド(R)にドンピシャの左、右のカウンターで2度のダウンを奪い、第2Rでは左フックでぐらつかせた。第3Rは左右の連打から右ストレートをクリーンヒットさせると、レフェリーが試合を止めた。

2戦連続KO勝利に寿以輝は「相手が倒れたことないって聞いて、変に意識してしまった」と苦笑いしたが、内容はキャリア10戦で屈指。初回から飛ばした。課題だった左の手数、バリエーションも増えた。「ずっと練習していた」というカウンターの右ストレートも流れの中で出せた。「以前より成長はしていると思います」という寿以輝に、吉井寛会長も「最初から手が出てたし、及第点」と満足そうだ。次戦は本来なら今回実現させたかった日本、東洋太平洋ランカーとの対戦を実現させ「最高なんは日本ランカー。1日も早くランキング入りさせたい」と語り、来年中のタイトル挑戦にも「もちろん」と意欲的だった。

ただ、父の辰吉丈一郎は相変わらず、手厳しい。この日もリングサイドで観戦。「成長はしてるけど」とした上で「相手には申し訳ないけど、1ラウンドで仕留めんと。どんくさい。連打とコンビネーションは違うでしょ? 連打やからクリンチで逃げられる。コンビネーションやったら、逃げられへん」。寿以輝に欠けているものとして「まとめること。“このパターンや”いうのを作らんとね。もっと派手に。こぢんまりやったら、おもしろくない。今のままなら(タイトル挑戦の)資格はない」とピシャリ。寿以輝オリジナルの必殺パターンを求めた。

辰吉と父の辰吉丈一郎(右端)(撮影・渦原淳)

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辰吉寿以輝「実力つけば決まる」日本ランカーを切望

10戦目の発表会見に臨んだ辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男で、9戦9勝(6KO)の寿以輝(22=大阪帝拳)の10戦目が30日、大阪市内のジムで発表された。12月22日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、平島祐樹(35=三松スポーツ)とのスーパーバンタム級8回戦に臨む。

大阪帝拳の吉井会長によると、日本ランカーとのマッチメークを目指したがまとまらず。「(ランカーの)誰か胸を貸してほしい。どこでも行きます」とアピール。寿以輝も「自分の実力がつけば自然と実現するはず。来年こそランカーとできるように」と切望した。

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辰吉寿以輝「圧倒的に上回って倒す」10戦目に淡々

10戦目の発表会見に臨んだ辰吉寿以輝(撮影・実藤健一)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男で、9戦9勝(6KO)の寿以輝(22=大阪帝拳)の10戦目が30日、大阪市内のジムで発表された。

12月22日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、平島祐樹(35=三松スポーツ)とのスーパーバンタム級8回戦に臨む。

寿以輝は相手について「印象は特にない。ジャブを突いて、普通のボクシング」と淡々と話す。相手よりも自分。「魅せられるボクシングをします。左を突いて足を使って、パンチをもらわずKOで勝ちます。圧倒的にすべて上回って倒したい」と宣言した。今回、日本、東洋太平洋のランカーとの対戦を目指したが実現せず。寿以輝は「来年こそランカーとできるように」とアピールすべく、圧倒的なパフォーマンスを予告した。

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「辰吉がそういう試合いかん」父が寿以輝KOに苦言

ノルディー・マナカネに左ボディを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でスーパーバンタム級の辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が、インドネシア・フェザー級王者ノルディー・マナカネ(32)に5回2分37秒、KO勝ちした。

 プロ9戦目で初の10回戦。9勝(6KO)となった。相手は12年に亀田興毅のWBA世界バンタム王座に挑戦した男。左ボディーで沈めた、寿以輝は「まだ全然ダメ」。父丈一郎も「さすがプロとお客さんに言わせんと。“辰吉”がそういうボクシングをしたらいかんのよ」と手厳しかった。

辰吉寿以輝の試合を観戦する辰吉丈一郎(撮影・上田博志)

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辰吉寿以輝が5回KO勝ち、タイトル挑戦にも色気

ノルディ・マナカネに5回KO勝ちした辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(じゅいき、21=大阪帝拳)が初の10回戦を5回KO勝ちで飾った。

 インドネシア・フェザー級王者のノルディ・マナカネ(32)を左ボディーで沈め、寿以輝は9戦9勝(6KO)となった。

 序盤から左右のボディーを中心に攻めた。2回以降は接近戦となり、時折相手の大振りなパンチを見せられる展開となったが、冷静に試合を組み立てた。

 5回は相手をロープ際に追い込み、左ボディーで決定打。試合直後のリングでは冷静な表情で「もっと練習して、もっと頑張ります。(試合では)練習したことをしようと思いました。今日のやったら、まだまだ全然ダメ」と語った上で「GOサインが出れば、いけるようにします」とタイトル戦にも色気を出した。

 相手は試合前時点で59戦32勝(18KO)25敗2分けと経験豊富だったが、寿以輝は「全然大丈夫です」と強気な姿勢を見せていた。控室では、頭を付けてきた相手との戦いを「ちょっとやりにくかったです」と振り返り「今のままでは全然ダメ」と再び反省の弁。隣の吉井寛会長は「課題としてはパンチの強弱」と振り返った。

 5月末には所属する大阪帝拳ジムのヘッドコーチ(HC)に、元WBA世界バンタム級王者の六車卓也氏(57)が就任。かねて寿以輝も「世界を取っている人ですから、間違いないですよ」と六車HCの教えを喜んでいた。納得の快勝とはいかなかったが、新しい空気を吸っている寿以輝がまた1歩、前に進んだ。

5回、ノルディ・マナカネに左ボディを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

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辰吉丈一郎「魅せるのがプロ」寿以輝KO勝ちも注文

5回、ノルディ・マナカネにKO勝利し笑顔を見せる辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)が、9戦全勝とした息子の戦いに注文を付けた。

 次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(じゅいき、21=大阪帝拳)が初の10回戦で、インドネシア・フェザー級王者のノルディ・マナカネ(32)に左ボディーで5回KO勝ち。9戦9勝(6KO)とした寿以輝だったが、辰吉は「求めているのは厳しいけれど、『辰吉』はそういうボクシングをしたらいかん。魅(み)せるのがプロボクサーやから」と厳しい言葉を投げかけた。

 序盤からボディーを中心に攻め、最後も左ボディーで仕留めた寿以輝。だが、元世界王者の父は冷静にKOまでの道筋を分析した。

 「単純に試合をして、試合が終わっただけの話。何も得たもんがない。素人が(寿以輝が)ボディーを狙っているのを分かっているんやもん。途中で上を狙って、最終的にボディーやったりな。それがプロボクサーや。ボディーを狙っているにしても、いかにしてボディーで倒すか。(観客が)見て、『ああ』って思わせるのが、プロや」

 今後はタイトル戦も視野に入るが、寿以輝も「今のままじゃ全然ダメ。今のままじゃ失礼になる」と口にした。試合後、辰吉とは少しだけ言葉を交わした。直接、試合内容を指摘されることはなかったが、寿以輝自身にも満足感はなかった。

ノルディ・マナカネに5回KO勝ちした辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

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辰吉寿以輝「あこがれます」本田圭佑の同点弾に刺激

スパーリングを公開した辰吉寿以輝(右)(撮影・実藤健一)

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男、寿以輝(21=大阪帝拳)が、サッカー日本代表MF本田圭佑(32)に刺激を受けた。

 初の10回戦(スーパーバンタム級)となる7月27日のプロ9戦目(エディオンアリーナ大阪第2)に向け25日、大阪市内のジムで元東洋太平洋スーパーバンタム級王者ロリ・ガスカ(29=フィリピン)とのスパーリングを公開。前夜は「たまたま」ワールドカップをテレビ観戦。本田の同点ゴールに興奮し「かっこいい。自分とは格が違うけど、あこがれます」と話した。

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辰吉寿以輝7・27に初10回戦!“援軍”も呼んだ

プロ9戦目で初の日本ランカークラスと対戦する辰吉寿以輝(右)は、大阪帝拳の六車卓也ヘッドコーチとポーズをとる(撮影・加藤裕一)

 ボクシングの元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男、辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が7月27日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でインドネシア・フェザー級王者ノルディ・マナカネ(34)とスーパーバンタム級10回戦を行うことが20日、大阪市内の同ジムで発表された。

 8戦全勝(5KO)の寿以輝にとって初の10回戦で、相手も初の日本、東洋太平洋ランカークラスの“強敵”になるが、快勝なら同ランク入りの可能性があり、年内のタイトル挑戦も現実味を増す。寿以輝は「(相手も、10回戦も)全然大丈夫です。前の試合は力みが出たけど、もっとコンパクトを意識して、しっかりKOで勝ちきりたい」と自信満々に語った。

 強力な援軍が加わった。同ジムOBで元WBA世界バンタム級王者六車卓也氏(57)が5月末にジムのヘッドコーチ(HC)に就任。寿以輝を1カ月弱見てきた同HCは父丈一郎とも旧知の間柄だ。「父親が反面教師じゃないけど…ちょっとおとなしい」と笑いながらも「辰吉と一緒で左足を軸にしたターンをする。『教えてもらったんか?』と聞くと、そんなことないみたいです。父親のビデオを見てきたからか…普通教えてもらわんとできんことなんですがね」とセンスにうなった。

 また「パンチ力がある。相手を倒せる点を伸ばしてあげたい」とポテンシャルを評価した。強化ポイントに「ウエートシフト(体重移動)」と「1発1発の踏み込み」を挙げて「今は強く打って、強いパンチを出す形ですが、軽く打っても強いパンチが打てるようになる」と説明した。

 父とはボクシングの話をしない寿以輝だが、同HCに教えは楽しみのようだ。「世界をとってる人ですから、間違いないですよ」と話していた。

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辰吉寿以輝は日本&東洋太平洋タイトル奪取に動く

辰吉寿以輝(左)の勝利に笑顔を見せる父辰吉丈一郎(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇4月30日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男、辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が8戦目を3-0判定勝ちで飾り、全勝(5KO)を守った。相手はプロ34戦目の石橋俊(30=仲里)。昨年3月に対戦予定だったが、辰吉が左拳を負傷し、キャンセルしていた。「倒したかったけど、気持ちが前に出すぎました」。苦戦を振り返ったが、多彩な左ジャブ、左右の連打など“辰吉スタイル”を思わせる場面はあった。「得るものはすごく多かった」と手ごたえを強調した。

 父が、当時国内最速で世界王座を奪取したのと同じプロ8戦目。リング上のインタビューで「プロボクサーとしてはあり得ないほどすごい。でも、おやじとしてはちょっとね…」と話し、場内の笑いを誘った。

 その父は観戦後「一本調子。あれじゃ、お金は取れん。(まだ)相手を倒すコンビネーションじゃない」と話すなど手厳しいが、それも期待の裏返しだろう。

 今後は日本&東洋太平洋タイトル奪取へ動く。吉井寛会長は年内に同ランカーと初の試合を組み、ランキング入りを狙う。「会長がOKを出してくれたら、僕はいつでもいい。今年も全勝でいきます」。カリスマのDNAがいよいよ形になり始めた。【加藤裕一】

右ストレートを出す辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)
勝利した辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)

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辰吉丈一郎「お金取れん」全勝守った寿以輝に辛口

3R左ストレートを出す辰吉寿以輝(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇30日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が8戦目を3-0判定勝ちとし、全勝(5KO)を守った。

 対戦相手の石橋俊(30=仲里)はデビュー丸13年。昨年3月に対戦予定だったが、2月に辰吉が左拳を痛め、キャンセルした経緯がある。この日は、プロ33戦(10勝22敗1分け)のベテラン相手に、流れをつかみきれなかった。

 「ベテランの意地ですかね。ボクシングほど戦績があてにならん競技はない。倒したかったけど、気持ちが前に出すぎました」。それでも、リズムに変化を持たせるなど、多彩で速い左ジャブや、左右の連打で相手をロープ際に追い込む場面はあった。「今まで、あんなにジャブは当たらんかった。得るものはすごく多かったです」と手ごたえを得たことを強調した。

 父の丈一郎が、当時国内最速で世界王座を奪ったのが、プロ8戦目だった。リング上の勝利者インタビューで「『辰吉丈一郎』として、プロボクサーとしてはあり得ないほどすごい。でも、おやじとしてはちょっとね…」と話し、場内の笑いを取ったが、その父はこの日、リングサイドで観戦。「一本調子。プロならお客さんを納得させんとね。あれじゃ、お金は取れん。(まだ)相手を倒すコンビネーションじゃない」と手厳しかったが、それも期待の大きさの裏返しだろう。

 辰吉は今後、日本&東洋太平洋タイトル奪取に動きだす。吉井寛会長は年内に同ランカーと初めて試合を組み、ランキング入りを計画する。「会長がOKを出してくれたら、僕はいつでもいい。今年も全勝でいきます」。カリスマのDNAを継ぐ男が、加速する。

辰吉寿以輝の勝利に笑顔を見せる父・辰吉丈一郎(左)と母のるみさん(撮影・奥田泰也)

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辰吉寿以輝、父が世界獲った8戦目は4・30石橋戦

8連勝へ気合十分の辰吉寿以輝

 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)の次男、寿以輝(21=大阪帝拳)のプロ8戦目が13日、大阪市内の所属ジムで発表された。

 4月30日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、昨年2月に寿以輝の負傷で中止となった石橋俊(30=仲里)とのスーパーバンタム級8回戦。相手は33戦と豊富な戦績を誇るが、寿以輝は「特に印象は…。ただケガしたんで、すんませんとだけ」。8戦目といえば、父丈一郎が世界のベルトをつかんだキャリア。寿以輝は「すごいとは思いますね。でも自分は気にしてないです」。勝って次戦は日本か東洋太平洋とのランカーを計画している。

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