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逸ノ城の腰痛原因は増量…でも北海道で食べたいもの

巡業に合流した逸ノ城


 夏巡業初日から腰痛で休場していた関脇逸ノ城が合流した。14日の稽古では土俵下での基礎運動などに終始したが、早速取組も行った。

 「前にも痛めていたところ。部屋でリハビリして、だいぶ戻ってきた」と、痛みも和らいだ。名古屋場所直前に、230キロへ約10キロ増量したことが原因と分析。「220キロに抑えるようにしたい。でも北海道ではジンギスカンも食べたいし…」と悩んでいた。

逸ノ城

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栃ノ心、高安が夏巡業当面休場 3横綱は参加へ

栃ノ心


 日本相撲協会の花籠巡業部副部長(元関脇太寿山)は25日、名古屋場所を右足親指の負傷で途中休場した栃ノ心と高安の両大関が29日から始まる夏巡業を当面は休場することを明らかにした。

 高安について、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は左肘の故障を理由に挙げた。右膝痛などで名古屋場所を途中休場した横綱白鵬について、花籠副部長が「白鵬は(休場届が)出ていない」と話し、鶴竜、稀勢の里を含め3横綱は初日から参加の見通しとなった。左大胸筋痛などで8場所続けて休場した稀勢の里について、田子ノ浦親方は「やれることはやらないとね。体は動くようになった」と説明した。花籠副部長によると、関脇逸ノ城や平幕の琴奨菊、千代の国も巡業の初日から休場する。

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御嶽海男泣き「何とか勝てた」記録ずくめの初優勝

優勝を決めた御嶽海はカメラマンの要望に応えて歓喜のバンザイ(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇21日◇ドルフィンズアリーナ


 関脇御嶽海(25=出羽海)が、涙の初優勝を果たした。勝てば優勝の一番で、平幕の栃煌山を寄り切りで下した。名門出羽海部屋では80年初場所の横綱三重ノ海以来38年ぶりで、節目となる50度目の優勝。長野県出身、平成生まれの日本出身力士では初めてなど、記録ずくめの優勝となった。3横綱1大関不在の異常事態の場所を、期待の若手が引っ張り上げた。

 優勝を決めた御嶽海は、次の取組の逸ノ城に力水をつけて勝ち残りのため土俵下に座った。息を整えて目を閉じる。表情は変わらない。逸ノ城の取組が終わりインタビュールームに呼ばれて、2問目の質問をされた時だった。「いやぁ…」。右手で両目を何度も拭った。話そうにも言葉が出ない。息を整えてようやく「この15日間ですごい緊張したんですけど、周りの声援とか聞いて優勝しなきゃいけないという感じになって…。何とか勝てました」と声を絞り出した。

 場所前に出稽古に来て2日間で1勝9敗と、さんざんだった栃煌山が相手。負ければ優勝は千秋楽に持ち越され、ともえ戦になる可能性もあった。重圧を背負ったが、左四つで1度組み止めると右を巻き返して、盤石の体勢を作って寄り切った。「稽古場で勝つときはもろ差しで勝ってる。そのイメージだった」。重圧を物ともしなかった。

 東洋大時、アマチュア相撲強豪の和歌山県庁への就職が内定していた。父春男さん(69)は「やれやれと思ったんですよ」と、息子の将来の安泰を思って胸をなで下ろした。その直後に、学生タイトル2冠を達成。連日、朝5時から夜11時半ごろまで、大相撲関係者から勧誘の電話が鳴り続いた。プロへの気持ちが芽生える中、父から何度も覚悟を問われた。御嶽海は「行きます。お願いします」と強い気持ちを示した。そして当時、関取がいなかった出羽海部屋の再建に力を貸して欲しいと誘われ入門を決意。関取どころか、入門して約3年半21場所で初優勝まで果たし「この3年は順調だった」と充実した表情を浮かべた。

 今場所はオンとオフの切り替えがうまくいき、連敗しなかった。東洋大時、大会はトーナメント方式が主流。「負けたら終わりだから。1番勝たないと上には上がれない」と下積みが既にあった。

 さらに部屋付きの高崎親方(元前頭金開山)が作る「高崎親方スペシャルちゃんこ」を毎日食べた。高崎親方に用事があり、食べられなかった日に大関高安に負けたが「地方はいつも親方が作る。ありがたい」と、力の源になったことに感謝した。

 秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)での大関とりに、弾みがついた初優勝。だが「来場所は来場所また考えたい。あと1番勝って終わりたい」と25歳は浮かれなかった。上位陣が出場する場所で、真価を発揮する。【佐々木隆史】

出身別優勝回数
初優勝を飾った御嶽海(右)は、出羽海親方に優勝報告(撮影・岡本肇)
初優勝を飾った御嶽海は、お祝いのタイを手に笑顔(撮影・岡本肇)
御嶽海(左)は寄り切りで栃煌山を下し優勝を決める(撮影・小沢裕)

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関脇御嶽海が無傷の11連勝で単独首位、2差キープ

田中マルクス闘莉王(右)と握手を交わす御嶽海(撮影・岡本肇)(2018年7月17日)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇18日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ


 単独トップの関脇御嶽海(25=出羽ノ海)は、前頭4枚目魁聖(31=友綱)を押し出して初日から無傷の11連勝を飾った。12日目は大関高安(28=田子ノ浦)と対戦する。

 2差で追う2人はともに勝って2敗を守った。前頭13枚目栃煌山(31=春日野)は同6枚目千代大龍(29=九重)を押し出した。同13枚目朝乃山(24=高砂)は、同10枚目錦木(27=伊勢ノ海)を寄り切った。

 全休明けのかど番大関高安は、関脇逸ノ城(25=湊)に押し出されて2連敗で7勝4敗となった。

 先場所途中休場の大関豪栄道(32=境川)は、前頭5枚目大翔丸(27=追手風)を寄り倒して勝ち越しを決め、かど番を脱出した。

 人気力士の前頭6枚目遠藤(27=追手風)は、前頭3枚目貴景勝(21=貴乃花)を引き落として勝ち越しを決めた。

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冷房不調に逸ノ城ぐったり、北勝富士「おかしい」

ドルフィンズアリーナの空調問題について説明する芝田山親方(撮影・前岡正明)


 日本相撲協会は名古屋場所7日目の14日、会場のドルフィンズアリーナの空調設備が不具合を起こしていたと発表した。打ち出し後に執行部が会議し、空調が壊れたままだった場合などを協議。同時に代替の扇風機や簡易クーラーなどの確保に当たった。約2時間半後、今日15日以降の運営に問題なく修理されたことを確認し、会議を終了。

 十両の取組あたりから土俵周りの呼び出しらから異変を伝える声があがり、北勝富士は「クーラーがおかしい」と報道陣に漏らしていた。幕内最重量225キロの逸ノ城は取組後「暑い~」と連呼し、ぐったりしていた。

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遠藤53日ぶり白星 動きは「まだ分からない」

<大相撲名古屋場所>◇初日◇8日◇ドルフィンズアリーナ


 遠藤が新三役だった先場所5日目の5月17日に逸ノ城を破って以来、53日ぶりに白星を挙げた。嘉風に土俵際まで押し込まれながらも盛り返して寄り切る、会心の内容だった。

 先場所は左上腕の筋断裂で途中休場。その後、再出場したが中盤、終盤は1勝もできていなかった。内容は「よかったのでは」と自己評価したが、動きは「まだ分からない。日に日に良くなっていけば」と慎重に話した。

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八角理事長「左の上手早い」栃ノ心の速攻相撲を評価

初日のあいさつをする八角理事長(撮影・上田博志)

<大相撲名古屋場所>◇初日◇8日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ


 新大関として上々の滑り出しで快勝した栃ノ心(30=春日野)の一番を、協会トップの八角理事長(55=元横綱北勝海)ら関係者も評価した。

 会場の役員室でテレビ観戦した八角理事長は「万全なんじゃない? 左の上手が早かったね」と速攻相撲を分析。新大関としての緊張感は「今日はなかったみたいだね」とテレビ画面を通じて見る限りは、感じられなかった様子。それでも「誰でも初日は緊張するもの。ホッとすると思う。勝って気楽に行けると思う」と看板力士の大関として、場所を最後まで盛り上げる今後に期待を寄せた。

 また幕内後半戦の審判長を務めた審判部の高田川副部長(元関脇安芸乃島)は、間近で栃ノ心の表情などを察知。「必要以上に汗をかいていた」という。ただ、それは高田川親方からみれば栃ノ心の好調さを示すバロメーターに映った。

 「ここ数場所、栃ノ心は緊張感をいい方向に、気合へと変えていた。いい緊張感があるから、今日みたいないい相撲が取れる」と推察した。白鵬や逸ノ城とのガップリ四つの対戦が今場所も楽しみ。「今、四つ身でガツンと行ける力士は、なかなかいない」と胸を合わせた力勝負に期待。「いい滑り出しでしょう」と上々の白星発進を評価していた。

新大関の栃ノ心(左)は、勢を寄り切り白星スタート(撮影・岡本肇)

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新大関栃ノ心は勢と初日 8日から名古屋場所

朝稽古の合間、集中力を高める栃ノ心(撮影・加藤裕一)


 日本相撲協会は6日、愛知・ドルフィンズアリーナで審判部が取組編成会議を開き、大相撲名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)の初日と2日目の取組を決めた。

 新大関の栃ノ心(30=春日野)は初日に、東前頭2枚目勢(31=伊勢ノ海)と対戦。2日目は、昨年春場所以来に西前頭2枚目千代の国(27=九重)と対戦する。

 3場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は初日に、三役返り咲きの小結松鳳山(34=二所ノ関)と対戦。昨年九州場所以来、41度目の優勝を狙う横綱白鵬(33=宮城野)は初日に、過去11戦無敗の小結玉鷲(33=片男波)と対戦する。

 十両以上の休場者は、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)と東十両10枚目蒼国来(34=荒汐)の2人だった。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

【初日】(左が東)

阿炎-御嶽海

逸ノ城-千代の国

勢-栃ノ心

琴奨菊-高安

豪栄道-正代

玉鷲-白鵬

鶴竜-松鳳山

【2日目】(左が西)

阿炎-逸ノ城

御嶽海-勢

玉鷲-豪栄道

栃ノ心-千代の国

高安-松鳳山

琴奨菊-鶴竜

白鵬-正代

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栃ノ心が新大関に、豪栄道と高安はかど番 新番付

大関昇進伝達式を終えた栃ノ心(中央)はジョージア国旗を掲げ笑顔を見せる(2018年5月30日撮影)


 日本相撲協会は25日、大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。

 上位陣の顔ぶれに、新大関として西の2番目に栃ノ心(30=春日野)が加わった。新大関は、ちょうど1年前の高安(28=田子ノ浦)以来、平成以降では25人目で、春日野部屋からは62年名古屋場所で同時昇進した栃光、栃ノ海以来となる。ジョージア出身の大関は初めてで、外国出身では15年名古屋場所の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)以来、11人目。スロー昇進として、新入幕から所要60場所は史上1位タイ、初土俵から所要73場所は史上10位タイ。また30歳7カ月での新大関は4位の高齢昇進となった。

 横綱は夏場所と同じ序列で、東→西→東の順で3場所連続優勝を目指す鶴竜(32=井筒)、今年初となる41回目の優勝を狙う白鵬(33=宮城野)、新横綱翌場所から7場所連続で休場が続く稀勢の里(31=田子ノ浦)となった。

 東西の両大関は、ともにかど番で迎える。東の豪栄道(32=境川)は5場所ぶり7度目、西の高安は4場所ぶり2度目。ともに負け越せば大関陥落となる。

 三役陣は、関脇が2場所連続(三役は3場所連続)の逸ノ城(25=湊)と2場所ぶり復帰(三役は9場所連続)の御嶽海(25=出羽海)。小結は5場所ぶり(三役は3場所ぶり)復帰の玉鷲(33=片男波)と、26場所ぶりとなる松鳳山(34=二所ノ関)。昭和以降、7位のスロー三役復帰となる。

 平幕上位(5枚目まで)は東が正代、勢、阿炎、魁聖、大翔丸。西は琴奨菊、千代の国、貴景勝、輝、嘉風で、夏場所で新三役の小結ながらケガで途中休場(その後、再出場)の遠藤(27=追手風)は東前頭6枚目に番付を落とした。

 新入幕は2人。東前頭14枚目の琴恵光(26=佐渡ケ嶽)は、現師匠(元関脇琴ノ若)が部屋継承以降では3人目の新入幕。宮崎県出身の新入幕は戦後3人目、幕内在位は85年初場所の栃光以来となる。西前頭16枚目の明生(22=立浪)は現師匠(元小結旭豊)の部屋継承後では3人目の新入幕で、鹿児島県出身では戦後24人目。西前頭11枚目の阿武咲(21=阿武松)は2場所ぶりの幕内復帰となった。

 新十両も2人。西十両12枚目の千代の海(25=九重)は現師匠(元大関千代大海)の部屋継承後としては初めての関取誕生。高知県出身では土佐豊以来、戦後11人目、日体大からは北勝富士(25=八角)以来9人目の新十両だ。西十両14枚目の木崎改め美ノ海(25=木瀬)は、現師匠(元前頭肥後ノ海)が03年12月に部屋を創設してから12人目の関取。沖縄県出身では02年九州場所の琉鵬以来、戦後5人目で、日大からは51人目の新十両昇進となった。また千代の海は日体大、美ノ海は日大出身で、学生相撲出身の関取も128人となった。

 東十両13枚目の希善龍(33=木瀬)は3場所ぶりの十両復帰で、通算9度目の十両昇進は8度で並んでいた須磨ノ富士を抜き史上単独1位の“エレベーター記録”となった。なお、昨年秋場所まで大関だった照ノ富士は、東十両8枚目だった夏場所で負け越し(0勝9敗6休)たため、西幕下6枚目まで陥落。大関経験者、幕内優勝経験者の幕下陥落は初めてとなった。

 また新十両だった3月の春場所中、付け人に暴力をふるい同場所は途中休場(3勝6敗6休)、西幕下9枚目に陥落した夏場所は出場停止処分を受けた貴公俊(21=貴乃花)は、西幕下49枚目の今場所から土俵復帰する。

 名古屋場所は、7月6日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。

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鶴竜、栃ノ心下し単独トップ 初の2場所連続V王手

栃ノ心をすくい投げで下す鶴竜(撮影・野上伸悟)

<大相撲夏場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が関脇栃ノ心(30=春日野)との1敗対決を制して単独トップに立ち、自身初の2場所連続優勝に王手をかけた。

 もろ差しとなると、右外掛けで崩してすくい投げた。千秋楽の白鵬(33=宮城野)との横綱対決に勝てば、5度目の優勝が決まる。2連敗の栃ノ心は千秋楽の逆転優勝に望みをかけ、前頭5枚目勢(31=伊勢ノ海)と対戦する。

 横綱白鵬は関脇逸ノ城(25=湊)に上手投げで敗れて3敗目を喫し、優勝争いから脱落した。逸ノ城は8勝目で勝ち越した。

 再出場している小結遠藤(27=追手風)は前頭4枚目千代大龍(29=九重)に押し出されて3勝9敗2休となった。

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栃ノ心「思い切って」自力V消滅も千秋楽へ気合十分

支度部屋で悔しそうな表情をする栃ノ心(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館


 初日から12連勝していた関脇栃ノ心(30=春日野)が痛恨の2連敗を喫し、自力優勝が消えた。

 左上手で鶴竜のまわしを引いたが、横綱の厳しいおっつけにあって右を差せず、もろ差しを許して、すくい投げを食った。倒れ込むと、悔しさのあまり右手で土俵をたたき、顔を埋めた。取組後の土俵下でも、しばらく目をつむる場面があった。

 前日の正代戦で敗れ、土俵に右手を着いた時に小指、手首などを痛めた。この日朝は稽古場に姿を見せたものの、軽く体を動かしただけで病院に向かった。支度部屋では「(取り口は)あまり覚えてない」「(右手は)大丈夫です」と声を絞り出した。

 白鵬が逸ノ城に敗れ、優勝の可能性が残るのは自分と鶴竜だけになったが、千秋楽で勢に勝っても、鶴竜が白鵬に勝てば次点止まり。鶴竜が白鵬に敗れ、2敗で並んだ上で決定戦で勝つしかない。他人頼みの状況だが「明日が最後なんで、気合入れて思い切っていきます」と気持ちを切り替えていた。

栃ノ心(右)をすくい投げで下した鶴竜(撮影・野上伸悟)

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白鵬V消滅「それが全て」左手が空を切り体勢崩した

逸ノ城(右)に上手投げで敗れる白鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館


 横綱白鵬(33=宮城野)が関脇逸ノ城(25=湊)に負けて3敗となり、優勝の可能性が消滅した。鋭く踏み込んだ立ち合い。右差し、左上手の形を作りたかったが、上手が取れなかった。「サガリか何かに引っかかった」と左手が空を切った瞬間に、土俵際まで押し込まれた。それでも耐えたが、相手に左上手を与えて優位な体勢を作られると、力強い上手投げに体勢を崩を崩した。「ああいう体勢を作りたかった。それが全て」と潔く負けを受け入れた。

 過去10勝1敗と得意にしていたが、場所前の出稽古では逸ノ城に苦戦しており「場所前から良かったからね」と強さを認めていた。この日の朝も「力、体重、身長も(逸ノ城が)上回っていますからね。自分の形を作っていきたい」と警戒していたが及ばなかった。単独トップの鶴竜と2差ついたため、自身初の2場所連続休場明けからの優勝は目前でなくなった。

逸ノ城に上手投げで敗れた白鵬の頭に観客が投げた座布団が直撃(撮影・野上伸悟)

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白鵬、逸ノ城に崩され3敗 亡き父に賜杯捧げられず

逸ノ城に上手投げで敗れた白鵬の頭に観客が投げた座布団が直撃(撮影・野上伸悟)

<大相撲夏場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館


 横綱白鵬が逸ノ城に負けて3敗となり、優勝の可能性が消滅した。鋭く踏み込んだ立ち合いから左上手を狙ったが「サガリか何かに引っかかった」と取れなかった。自分の体勢を作れず、相手の左上手からの投げに滑るように崩され、左手が土俵に着いてしまった。「ああいう体勢を自分が作りたかった。それが全て」と敗因を分析した。

 逸ノ城とは場所前の時津風部屋への出稽古で胸を合わせ、2勝4敗と苦戦していた。「場所前から良かったからね」と相手の強さを認めていた。4月に76歳で死去して天国から見守る父ジジド・ムンフバトさんへ、賜杯を抱く姿を見せることができなくなったが「頑張りますよ」と千秋楽を勝って締める。

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鶴竜反省も225キロ逸ノ城一蹴、連続優勝へ前進

鶴竜(右)は逸ノ城を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇13日目◇25日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)は9連勝で1敗を守った。幕内最重量225キロの逸ノ城にもろ差しになると、肩越しにまわしを取られながらも、胸を合わせて何度も寄り、そのまま寄り切った。「あそこまでいったら、早めに勝負にいかないといけなかった」と、重い相手に体力負けしかねない取り口となり反省を口にした。

 それでも今場所は反省するたびに強くなっている。10日目の琴奨菊戦は立ち合い変化で白星を挙げたが「これだったら負けた方がよかった」とまで言った。だがその後は「絶対に引かない」と自分に言い聞かせて、勝ち方にもこだわってきた。大一番の栃ノ心戦は真っ向勝負で、初の2場所連続優勝へと前進する。

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栃ノ心連勝ストップ、鶴竜と並ぶ1敗、2敗白鵬追う

栃ノ心(右)は正代に引き落としで敗れる。左は白鵬(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館


 初日12連勝で単独トップに立っていた関脇栃ノ心(30=春日野)に土がついた。土俵際で回り込む前頭4枚目正代(26=時津風)に引き落とされた。

 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は関脇逸ノ城(25=湊)をもろ差しから寄り切って1敗を守り、優勝争いのトップに並んだ。

 14日目は栃ノ心と鶴竜の直接対決となる。

 2敗の横綱白鵬(33=宮城野)は前頭5枚目勢(31=伊勢ノ海)を上手出し投げで下し、逆転優勝に望みをつないだ。

 再出場している小結遠藤(27=追手風)は前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)に押し出されて3勝8敗2休となった。

 13日目を終わって1敗の鶴竜、栃ノ心を2敗の白鵬が追っている。

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栃ノ心2桁10勝目で大関決定的、1敗で白鵬、鶴竜

千代大龍(右)を寄り切りで破った栃ノ心(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館


 単独トップの関脇栃ノ心(30=春日野)が前頭4枚目千代大龍(29=九重)をつりながら寄り切って無傷の10連勝を飾った。3場所合計34勝、昇進めどの2ケタ勝利を挙げ大関を決定的にした。

 1敗で追う3人は明暗が分かれた。2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は、この日から再出場の小結遠藤(27=追手風)を送り出して1敗を守った。右上腕を負傷して休場していた遠藤は3勝5敗2休となった。

 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は右に変化して前頭5枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)をはたき込んで1敗を死守した。

 前頭11枚目千代の国(27=九重)は同17枚目錦木(27=伊勢ノ海)に押し出されて2敗目を喫した。

 関脇逸ノ城(25=湊)は前頭4枚目正代(26=時津風)を押し出して6勝目を挙げた。

 10日目を終わって全勝の栃ノ心を1敗で鶴竜、白鵬、2敗で千代の国が追っている。

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栃ノ心9連勝、1敗で白鵬、鶴竜、千代の国 夏場所

白鵬

<大相撲夏場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館


 単独トップの関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭3枚目大栄翔(24=追手風)をつりながら寄り切って初日から9連勝を飾り、大関昇進に王手をかけた。10日目は4勝5敗の前頭4枚目千代大龍(29=九重)と対戦する。

 1敗で追う3人もそろって勝った。2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は前頭5枚目琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)を右からの上手投げで下した。初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は前頭4枚目正代(26=時津風)を押し出した。前頭11枚目千代の国(27=九重)は同14枚目豪風(38=尾車)を突き出した。

 3勝5敗だった大関豪栄道(32=境川)は左足首の負傷で休場した。関脇逸ノ城(25=湊)は不戦勝で5勝目を挙げた。

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栃ノ心、夕食2度の暴食でパワー 逸ノ城も食べた

逸ノ城(手前)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲夏場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館


 大関昇進を目指す関脇栃ノ心(30=春日野)が8戦全勝で勝ち越しを決めた。幕内最重量225キロの逸ノ城を寄り切りで仕留め、怪物対決に3連勝だ。ただ1人全勝を守り、V戦線でもトップを走る。初場所以来2場所ぶり2度目の優勝も視界に入ってきた。白鵬、鶴竜の両横綱と平幕の千代の国が1敗を守った。

 体が真っ赤になるほど全力で、栃ノ心が寄った。絶対的な武器の左上手を捨て、前みつを狙った左手が深く入り、もろ差しへ。1、2…5度と力を込め、逸ノ城の巨体を土俵の外へ持ち出した。対戦成績は3連勝。「前より重かったよ。もろ差しじゃないとダメだったね」。途中でつられて、両足が宙に浮いた。館内大熱狂の力勝負。だが、ガス欠の心配はなかった。

 遠藤休場で不戦勝となった前日夜は“暴食”した。「何でかわかんないけど、腹が減って、減って。それまでは(食欲がいまひとつで)頑張って食べてたのにな」。緊張がほぐれたのか。最初に出前のすしを3人前といくら丼を平らげたが、物足りない。午後10時から2度目のディナー。作り置きのジョージア料理と、納豆3パック+卵5個の卵焼きを作り、パンと一緒に食べた。この日の朝稽古後に「きょうは体が重かった」と苦笑いするほど、力はありあまっていた。

 初の8連勝で、中日の勝ち越しを決めた。絶好調の栃ノ心に、八角理事長は「優勝争いに加わるぐらいの気持ちで、それ(大関とり)は通過点ぐらいでやってほしい」と話した。大関昇進の目安は「直近3場所を三役で計33勝以上」とされ、栃ノ心は初場所14勝、春場所10勝。初場所が平幕のため「最低10勝以上」が必要になりそうだが、ペースはそれを軽く上回る。大関とりへ、2場所ぶり2度目の優勝へ、残り7日。何が大事か聞かれると「白星や、白星」と、関西弁でいたずらっぽく笑って見せた。【加藤裕一】

 ◆大関昇進前3場所での優勝 年6場所制が定着した58年(昭33)以降に昇進した大関59人中、達成者は19人いるが、優勝2度はない。初場所優勝の栃ノ心が今場所優勝で昇進を決めれば“3場所で優勝2度”という初のケースになる。

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栃ノ心が中日勝ち越し「重かった」最重量逸ノ城下す

逸ノ城(手前)を寄り切りで破り、全勝を守った栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲夏場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館


 大関とりの関脇栃ノ心(30=春日野)が関脇逸ノ城とのスーパーヘビー対決を制し、自身初の中日勝ち越しを決めた。

 立ち合いから幕内最重量225キロの相手とがっぷり右四つになり、先に攻められ、1度は両足が宙に浮いた。しかし、左上手から巻き返し、もろ差しの体勢に持ち込むと、こん身の力でじりじり相手を寄り切った。

 過去の合口は10勝5敗。この日の朝稽古後に「やりづらさはないけど、重たい」と苦笑いでこぼしていたが、取組後は「前より重かった。もろ差しじゃないとダメだったよ」と、朝から輪を掛けたような苦笑いを浮かべた。勝ち越しの感想を聞かれると「勝ち越しが目標じゃないからね」ときっぱり答えた。「今はうれしいけど、あと半分。これからが大事だからね」。白鵬、鶴竜の両横綱、大関豪栄道という上位陣との対戦を含む残り7番。大関昇進、そして2場所ぶり2度目の賜杯を目指す。「目標は1日1番です」とすぐに気を引き締め直していた。

逸ノ城を寄り切りで破り、全勝を守った栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

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栃ノ心が無傷8連勝、1敗で白鵬、鶴竜ら 夏場所

栃ノ心

<大相撲夏場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館


 関脇同士の一番は、大関とりのかかる栃ノ心(30=春日野)が、逸ノ城(25=湊)を寄り切って無傷の8連勝と星を伸ばし、勝ち越しを決めた。逸ノ城は4勝4敗。

 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は前頭3枚目豊山(24=時津風)を寄り倒して7勝目を挙げた。

 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭4枚目千代大龍(29=九重)を上手出し投げで下し7勝目。千代大龍は4勝4敗。

 大関豪栄道(32=境川)は、前頭3枚目大栄翔(24=追手風)に押し出され3勝5敗と苦しい星勘定となった。大栄翔は2勝7敗。

 8日目を終わって、勝ちっ放しは栃ノ心。1敗で鶴竜、白鵬、前頭11枚目千代の国(27=九重)の3人が追う展開となった。

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栃ノ心が遠藤戦不戦勝で7連勝、1敗白鵬ら4人追う

千代大龍を寄り切りで破り、式守勘太夫(左)の背中に触れる白鵬(撮影・狩俣裕三)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は前頭4枚目千代大龍(29=九重)を危なげなく寄り切り6勝目を挙げた。

初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)も前頭3枚目豊山(24=時津風)を突き落として6勝1敗とした。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭2枚目阿炎(24=錣山)にはたき込まれて4敗目を喫し、黒星が先行した。阿炎は前日の白鵬戦に続く殊勲の星で3勝目を挙げた。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は右上腕を負傷した小結遠藤(27=追手風)の休場による不戦勝で7連勝とした。

 関脇逸ノ城(25=湊)は前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)に下手投げで敗れ4連勝から3連敗となった。

 7日目を終わって、勝ちっ放しの栃ノ心を1敗で鶴竜、白鵬、前頭9枚目大翔丸(26=追手風)同11枚目千代の国(27=九重)の4人が追っている。

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前頭2枚目阿炎が横綱白鵬から初金星、白鵬は初黒星

阿炎(2018年1月28日撮影)

<大相撲夏場所>◇6日目◇18日◇東京・両国国技館


 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は前頭2枚目阿炎(24=錣山)に押し出され、初黒星を喫し、無傷の6連勝を逃した。阿炎は初の金星で2勝目。

 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は前頭三枚目大栄翔(24=追手風)をはたき込んで5勝1敗とした。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭四枚目千代大龍(29=九重)に敗れ3勝3敗の五分。

 関脇逸ノ城(25=湊)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)に押し出され2敗目。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭三枚目豊山(24=時津風)を突き落として無敗を守った。今場所6連勝とした。

 新三役の小結遠藤(27=追手風)は小結御嶽海(25=出羽海)に上手出し投げで敗れ3敗目。

 6日目終了時点での勝ちっ放しは栃ノ心のみとなった。


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白鵬、栃ノ心、正代の3力士が無傷の5連勝 夏場所

大栄翔を上手投げで下した白鵬(撮影・丹羽敏通)

<大相撲夏場所>◇5日目◇17日◇東京・両国国技館


 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は前頭2枚目阿炎(24=錣山)を下し、4勝目を挙げた。

 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は、前頭三枚目大栄翔(24=追手風)を上手投げ。無傷の5連勝とした。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭三枚目豊山(24=時津風)を押し出し、3勝2敗とした。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭筆頭魁聖(31=友綱)を寄り切って5連勝。

 新三役の小結遠藤(27=追手風)は勝ちっ放しの関脇逸ノ城(25=湊)を寄り切った。3勝2敗とした。

 5日目終了時点での勝ちっぱなしは白鵬、栃ノ心、前頭四枚目正代(26=時津風)の3力士。

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逸ノ城6場所目三役で初4連勝「2ケタ勝ちたい」

豊山を寄り切りで下す逸ノ城(撮影・横山健太)

<大相撲夏場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館


 関脇逸ノ城(25=湊)が、三役で初めて初日から4連勝を飾った。自己最重量225キロの巨体を生かし、初顔合わせの豊山(時津風)を一方的に寄り切り。横綱鶴竜や部屋のおかみさんから土俵内外のアドバイスを受け、身も心も一回り大きくなった成果を発揮し始めた。先場所は小結で9勝。今場所の成績次第では、来場所の大関とりも現実味を帯びてくる。

 関取最重量の逸ノ城が重機のように楽々と、181キロの豊山を土俵外へと追いやった。左で張った立ち合いから左上手をつかむ。胸を合わせて圧力をかけると、相手は何もできなかった。

 今場所前、時津風部屋への出稽古で申し合いを重ねたが、本場所は初顔合わせ。「最近、強くなっているので変に引っ張り込まないよう気を付けた。自分の相撲を取れた」。警戒するからこそ一気に寄り切り、通算6場所目の三役で初めて初日から4連勝を飾った。

 時津風部屋では、同じく出稽古で訪れた鶴竜から金言を受けた。稽古で力を抜く癖を見抜かれ「そういうのが本場所で出る。上に上がっていくためには(本場所で)勝つイメージを稽古場でつけないとダメ」と、しかられた。前日3日目の大栄翔戦は物言いがつく辛勝だけに、鶴竜の言葉を思い出し全力で臨んでいた。

 部屋では湊親方(元前頭湊富士)夫人の三浦真(まこと)さんから、食事に関する助言を受けてきた。真さんは「最近は雰囲気や発する言葉も変わってきました」と話す。4月の春巡業後、何度目かの“コーラ断ち”を宣言。真さんの助言もあって、炭酸水に替えて疲労回復に努めている。

 今場所中は自らさばいた約500グラムの羊肉を、ドカンと丼に入れた自称「ラムチャーハン」を夕飯として食べている。「作っている時は『早く食べたいな』と思っている」と、根っからの食いしん坊だが、塩味の微調整は「人に任せられない」というこだわり派。相撲も体格を生かした豪快さに繊細さも加わり始めた。

 阿武松審判部長(元関脇益荒雄)が「1つ上を目指せる力士になった」と言えば、八角理事長(元横綱北勝海)も「どっしりしてきた」と高評価。大関昇進の目安となる三役3場所合計33勝の足固めへ「2ケタ勝ちたい」と目標は明確だ。【高田文太】

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栃ノ心&逸ノ城4連勝 両関脇に八角理事長も評価

御嶽海を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲夏場所>◇4日目◇16日◇両国国技館


 関脇が強い場所は盛り上がる-。角界に古くから伝わる言葉通り、今場所は両関脇が、初日から白星を並べ場所を引き締めている。協会トップも、その強さを認めている。

 東の栃ノ心(30=春日野)、西の逸ノ城(25=湊)ともに4戦全勝。幕内後半戦の審判長を務めた、審判部の阿武松部長(56=元関脇益荒雄)は、大関とりのかかる栃ノ心を「(大関が)近づいているのではないでしょうか」と話した。今場所初日には、大関とりに関して「毎日の相撲の内容と流れを見て(審判部内の)みんなで声が上がっていくもの」と、昇進に必要な白星のラインなど具体的な数字の明言は避けているが、ここまでは合格点のようだ。

 また逸ノ城についても「強いですね。1つ上を目指せる力士になった」と評価。前頭筆頭、小結で10勝、9勝と好成績を続けているだけに、今場所後の成績次第では、7月の名古屋は大関とりの場所になってもおかしくない。

 協会トップの八角理事長(54=元横綱北勝海)も栃ノ心の一番について「お互い(御嶽海と)立ち合いが合わなかったように見えたが、集中力を切らさなかった」と精神面の充実ぶりも評価。逸ノ城に対しても「どっしりしていた」と安定した相撲っぷりを感じ取っていた。

豊山を寄り切りで下す逸ノ城(撮影・横山健太)

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連覇狙う鶴竜に土!白鵬、栃ノ心ら4連勝 夏場所

魁聖(左)を上手出し投げで下す白鵬(撮影・横山健太)

<大相撲夏場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館


 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)に土がついた。前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)に押し込まれ、引いたところを押し倒された。松鳳山は5個目の金星となった。

 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は、前頭筆頭魁聖(31=友綱)を上手出し投げで下し4連勝を飾った。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)に押し出され、2連勝のあと2連敗となった。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は小結御嶽海(25=出羽海)を危なげなく寄り切って4連勝とした。5日目は初日から4連敗の魁聖と対戦する。

 関脇逸ノ城(25=湊)も前頭3枚目豊山(24=時津風)を寄り切って4連勝をマークした。

 新三役の小結遠藤(27=追手風)は前頭2枚目阿炎(24=錣山)の回転のいい突っ張りに突き出されて2勝2敗となった。

 4日目を終わって勝ちっ放しは白鵬、栃ノ心、逸ノ城、前頭4枚目正代(26=時津風)の4人となった。

松鳳山に押し倒しで敗れ肩を落とし土俵を後にする鶴竜(撮影・横山健太)
御嶽海を破り、多くの懸賞金を得る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

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審判部復帰の貴乃花親方に歓声「ありがたい話」

幕内後半戦で時計係を務めた貴乃花親方(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館


 審判部に復帰した貴乃花親方(元横綱)が、今場所初めて幕内、しかも後半戦の取組を土俵下で見守った。

 入場の際には大歓声で迎えられ「ありがたい話ですね。熱気がすごかった」と感謝。竜電-勢と大栄翔-逸ノ城で、他の審判の親方から物言いがつき、土俵に上がって協議に参加した。どちらの取組も審判長を務めた藤島親方(元大関武双山)が説明し、マイクを手にすることはなかった。

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鶴竜、白鵬、栃ノ心ら3連勝 豪栄道1敗 夏場所

魁聖(左)を寄り切りで下す鶴竜(撮影・横山健太)

<大相撲夏場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館


 2横綱が3連勝を飾った。

 初の2場所連続優勝を目指す鶴竜(32=井筒)は前頭筆頭魁聖(31=友綱)をもろ差しから寄り切った。2場所連続休場から復活を目指す白鵬(33=宮城野)は、前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)を立ち合いから一気に押し出した。

 大関豪栄道(32=境川)は新三役の小結遠藤(27=追手風)に肩透かしで敗れ土がついた。遠藤は2連勝で白星が先行した。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)を右からはたき込んで3連勝を飾った。4日目は2勝1敗の小結御嶽海(25=出羽海)と対戦する。

 関脇逸ノ城(25=湊)は前頭3枚目大栄翔(24=追手風)をはたき込んで3連勝とした。

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連覇目指す鶴竜、復活期す白鵬ともに連勝 夏場所

横綱鶴竜

<大相撲夏場所>◇2日目◇14日◇東京・両国国技館


 横綱、大関は連日の安泰だった。

 初の2場所連続優勝を目指す横綱鶴竜(32=井筒)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)を左からいなして突き落として2連勝とした。

 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は、小結御嶽海(25=出羽海)を左からの上手投げで下した。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)を押し出した。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭二枚目阿炎(24=錣山)をもろ差しに組み止めて寄り切り2連勝とした。

 関脇逸ノ城(25=湊)も前頭筆頭魁聖(31=友綱)を寄り切って2連勝を飾った。

 新三役の小結遠藤(27=追手風)は前頭3枚目豊山(24=時津風)を左から引き落として1勝目を挙げた。

 北海道出身としては20年ぶりの幕内となる前頭15枚目旭大星(28=友綱)は、同16枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)を裾払いで倒して初白星を挙げた。

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逸ノ城、自己最重量225キロパワーで阿炎を圧倒

逸ノ城(奥)は押し出しで阿炎を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館


 逸ノ城が初顔合わせの阿炎を圧倒した。

 回転の速い突きが得意な相手に、1発の重みのある突きで応戦。相手より85キロも重い、自己最重量225キロのパワーで寄せ付けず、最後は押し出した。「怖がらず自分の相撲を取れれば(と思っていた)。相手は動いてくるので」と、体重差を生かし、じっくり攻めを見定める完勝だった。

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